Cisco UCS C460 サーバ インストレーションおよびサービ スガイド
サーバの保守
サーバの保守
発行日;2015/04/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 14MB) | フィードバック

目次

サーバの保守

サーバ モニタリングと管理ツール

Cisco Integrated Management Interface(CIMC)

Server Configuration Utility

ステータス LED およびボタン

前面パネル LED

操作パネルの LED およびボタン

背面パネルの LED およびボタン

サーバ コンポーネントの取り付け準備

必要な工具

サーバのシャットダウンおよび電源オフ

サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け

交換可能なコンポーネントの位置

サーバ コンポーネントの取り付けまたは交換

電源装置の交換

交換手順

電源装置のコールド冗長性

I/O ライザーの交換

内部 eUSB フラッシュ ドライブの交換

交換手順

内部 USB ポートをイネーブルまたはディセーブルにします

SAS ライザー(RAID コントローラ)の交換

SAS ライザー バッテリ バックアップ ユニットの交換

マザーボード CMOS バッテリの交換

CPU およびヒートシンクの交換

RMA 交換のマザーボードの注文に追加する CPU 関連パーツ

CPU の交換手順

メモリ ライザーの交換

DIMM の交換

メモリ パフォーマンスに関するガイドラインおよび装着規則

DIMM の取り付け手順

ファン モジュールの交換

ハード ドライブまたはソリッド ステート ドライブの交換

DVD ドライブの交換

PCIe カードの交換

PCIe スロット

ホットスワップ非対応スロットの PCIe カードの交換

ホットスワップ可能スロットの PCIe カードの交換

Cisco UCS 仮想インターフェイス カードの特記事項

Cisco UCS Fusion ioDrive2 ストレージ アクセラレータ カードの特別な考慮事項

複数の PCIe カードの取り付けおよび限られたリソースの解決

NVIDIA Tesla C2050 GPU カードの取り付け

トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)の交換

TPM に対する Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能のイネーブル化

サーバの保守

この章では、LED を使用して、サーバ システムの問題を診断する方法について説明します。また、ハードウェア コンポーネントの取り付けまたは交換方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。

「サーバ モニタリングと管理ツール」

「ステータス LED およびボタン」

「サーバ コンポーネントの取り付け準備」

「サーバ コンポーネントの取り付けまたは交換」

サーバ モニタリングと管理ツール

Cisco Integrated Management Interface(CIMC)

組み込みの Cisco Integrated Management Controller(CIMC)GUI または CLI インターフェイスを使用して、サーバ インベントリ、状態、およびシステム イベント ログをモニタできます。次の URL で、使用しているファームウェア リリースのユーザ マニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10739/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Server Configuration Utility

シスコは、C シリーズ サーバ用の Cisco Server Configuration Utility も開発しています。このユーティリティを利用することにより、次のタスクを簡素化できます。

サーバ インベントリと状態のモニタリング

診断ツールとログによるサーバの一般的な問題の診断

BIOS ブート順序の設定

複数の RAID 構成の設定

オペレーティング システムのインストール

このユーティリティは、新しいサーバとともに CD で出荷されます。Cisco.com から ISO をダウンロードすることもできます。次の URL で、このユーティリティのユーザ マニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/sw/ucsscu/user/guide/20/SCUUG20.html

ステータス LED およびボタン

ここでは、LED とボタンの位置と意味について説明します。この項の内容は次のとおりです。

「前面パネル LED」

「操作パネルの LED およびボタン」

「背面パネルの LED およびボタン」

前面パネル LED

図 3-1 は前面パネルの LED を示しています。

図 3-1 前面パネル LED

 

1

ハード ドライブ アクティビティ LED

2

DVD ドライブ アクティビティ LED

3

ハード ドライブ障害 LED

4

電源装置障害 LED

5

メモリ障害 LED

6

CPU 障害 LED

7

ネットワーク アクティビティ LED

8

操作パネル(「操作パネルの LED およびボタン」 を参照)

 

表 3-1 前面パネル LED

LED 名
状態

ハード ドライブ アクティビティ

消灯:ハード ドライブ スレッドにハード ドライブが存在しません(アクセスなし、障害なし)。

緑:ハード ドライブの準備が完了しています。

緑の点滅:ハード ドライブはデータの読み取り中または書き込み中です。

SATA ハード ドライブと SAS ハード ドライブでは、アクティビティ LED に違いがあります。SATA ドライブの場合、読み取りまたは書き込みアクティビティの間は LED がオフのままになります。

オレンジの点灯:ハード ドライブに障害が発生しています。

ハード ドライブの検出機能を使用しているときも、LED はオレンジ色に点灯します。

オレンジの点滅:ハード ドライブに予測障害が発生しています。

DVD ドライブ アクティビティ

消灯:ドライブがアイドル状態です。

緑の点灯:ドライブはディスクにスピンアップ中です。

緑の点滅:ドライブはデータに アクセス中です。

ハード ドライブ障害

消灯:ハード ドライブは正常に動作中です。

オレンジ:このハード ドライブに障害が発生しています。

オレンジの点滅:デバイスの再構成中です。

電源装置障害

緑:すべての電源装置が正常に動作中です。

オフ:1 つまたは複数の電源装置が正常に動作していません。

メモリ障害

緑:すべての DIMM が正常に動作中です。

オフ:1 つまたは複数の DIMM が正常に動作していません。

CPU 障害

緑:すべての CPU が正常に動作中です。

オフ:1 つまたは複数の CPU が正常に動作していません。

ネットワーク アクティビティ

消灯:イーサネット リンクがアイドル状態です。

緑の点滅:イーサネット リンクはアクティブです。

緑の点灯:イーサネット リンクが検出されましたがアクティブではありません。

点滅速度はネットワーク アクティビティが増大するほど速くなります。

操作パネルの LED

「操作パネルの LED およびボタン」を参照してください。

操作パネルの LED およびボタン

図 3-2 に、操作パネルの LED とボタンを示します。

図 3-2 操作パネルの LED およびボタン

 

 

1

ID LED

2

ID ボタン

3

ハード ドライブ ステイタス LED

4

システム ヘルス LED

5

ファン障害 LED

6

電源ステータス LED

7

電源ボタン

8

リセット ボタン

9

NMI ボタン

 

表 3-2 操作パネルの LED

LED 名
状態

ID

オフ:ID LED は使用されていません。

青の点滅:システム ID はリモート ID ボタンを介してアクティブになっています。

青の点灯:システム ID はローカル ID ボタンを介してアクティブになっています。

ハード ド ライブ ステータス

緑の点滅:ハード ドライブにアクセスがあるか、スピンアップ中またはスピンダウン中です。

オフ:ドライブへのアクセスがありません。障害ではありません。

システム ヘルス

緑:システムに障害はありません。

オレンジの点灯:システムに中程度の障害が発生しています。

オレンジの点滅:システムに重大な障害が発生しています。

ファン障害

オフ:すべてのファン モジュールが正常に動作中です。

オレンジ:1 つ以上のファン モジュールに中程度の障害が発生しています。

オレンジの点滅:1 つ以上のファン モジュールに重大な障害が発生しています。

電源ステータス

オフ:サーバがスタンバイ電源モードになっているか、または電力が供給されていません。

緑:サーバは主電源モードです。

背面パネルの LED およびボタン

図 3-3 に、背面パネルの LED とボタンを示します。

図 3-3 背面パネルの LED およびボタン

 

 

1

システム ヘルス LED

2

ID LED

3

ID ボタン

4

電源装置ステータス LED

5

電源装置障害 LED

6

電源装置 AC 入力 LED

 

表 3-3 操作パネルの LED

LED 名
状態

システム ヘルス

緑:システムに障害はありません。

オレンジの点灯:システムに中程度の障害が発生しています。

オレンジの点滅:システムに重大な障害が発生しています。

ID

オフ:ID LED は使用されていません。

青の点滅:システム ID はリモート ID ボタンを介してアクティブになっています。

青の点灯:システム ID はローカル ID ボタンを介してアクティブになっています。

電源装置ステータス LED

緑の点灯:サーバは主電源モードです。

緑の点滅:電源装置はオフであり、コールド冗長性モードです。

電源装置障害 LED

オフ:電源装置は正常に動作中です。

オレンジの点滅:電源装置はイベントを警告していますが、動作は続行されます。

オレンジの点灯:電源装置に重大な障害が発生し、シャットダウンしています。

電源装置 AC 入力 LED

緑の点灯:AC 電源コードがプラグインされており、電力が供給されています。

緑の点滅:AC 電源コードはプラグインされていません。

サーバ コンポーネントの取り付け準備

ここでは、コンポーネントの取り付け準備について説明します。この項の内容は次のとおりです。

「必要な工具」

「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」

「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」

「交換可能なコンポーネントの位置」

必要な工具

この章の手順を実行するには、次の工具を使用します。

No.2 プラス ドライバ

No.1 プラス ドライバ

ニードルノーズ プライヤ

静電気防止用(ESD)ストラップまたは接地マットなどの接地用器具

サーバのシャットダウンおよび電源オフ

ブレード サーバは次の 2 つの電源モードで動作します。

主電源モード:サーバのすべてのコンポーネントに電力が供給され、ハード ドライブ内のオペレーティング システムが稼働できます。

スタンバイ電源モード:電力はサービス プロセッサと冷却ファンにだけに供給され、このモードでサーバを安全に電源オフできます。

次の方法のいずれかを使用して、グレースフル シャットダウンまたは緊急シャットダウン(ハード シャットダウン)を実行できます。

CIMC 管理インターフェイスを使用します。

サーバの前面パネルにある 電源 ボタンを使用します。 電源 ボタンを使用するには、次の手順に従います。


ステップ 1 電源ステータス LED(「操作パネルの LED およびボタン」を参照)の色を確認します。

グリーンは、サーバが主電源モードであり、安全に電源オフするにはシャットダウンする必要があることを示します。ステップ 2 に進みます。

消灯している場合は、サーバの電源がすでにオフになっています。または、サーバがスタンバイ モードになっているので、安全に電源をオフにすることができます。ステップ 3 に進みます。

ステップ 2 次の手順でグレースフル シャットダウンまたはハード シャットダウンを実行します。


注意 データの損失やオペレーティング システムへの損傷が発生しないようにするために、必ずオペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを実行するようにしてください。

グレースフル シャットダウン: 電源 ボタンを押して放します。オペレーティング システムによりグレースフル シャットダウンが実行され、サーバはスタンバイ モード(電源ステータス LED がオフ)に移行します。

緊急時シャットダウン:4 秒間 電源 ボタンを押したままにして主電源モードを強制終了し、スタンバイ モードを開始します。

ステップ 3 サーバの電源装置から電源コードを取り外し、サーバの電源を完全にオフにします。


 

サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け

サーバの上部カバーの取り外しまたは取り付けを行う手順は、次のとおりです。


ヒント ハード ドライブまたは電源装置の交換時は、カバーを取り外す必要はありません。


ステップ 1 次のようにして、上部カバーを取り外します。

a. 緑色の解除ボタンを 2 つ同時に押します。図 3-4を参照してください。

b. カバーが停止するまで約 3 インチ、カバーをサーバの後方に押します。

c. カバーをサーバからまっすぐ持ち上げ、横に置きます。

ステップ 2 次のようにして、上部カバーを取り付けます。

a. シャーシ前面から約 3 インチ後ろの位置に、サーバの上部カバーを置きます。カバーのフランジがシャーシの溝にはまると、カバーは水平になります。

b. カバーが前面パネルで停止し、緑色のボタンがロックされるまで、サーバの前方にカバーをスライドさせます。

図 3-4 上部カバーの取り外し

 

1

緑色の解除ボタン

2

サーバの背面


 

交換可能なコンポーネントの位置

ここでは、この章で扱うコンポーネントの位置を示します。図 3-5 は、上から見下ろした図です。上部カバーと内部の CPU ケージは取り外してあります。

図 3-5 交換可能なコンポーネントの位置

 

1

電源装置(最大 4 台、背面パネルから交換)

8

メモリ ライザー、ライザーごとに最大 8 つの DIMM 用スロットを装備

2

I/O ライザー モジュール

9

RAID バッテリ バックアップ ユニット(LSI 9260 コントローラを使用している場合のオプション)

3

eUSB コネクタ(マザーボード上に 2 個)

10

ファン モジュール(最大 8 個)

4

SAS ライザー(RAID コントローラ カード専用スロット)

11

ハード ドライブ(最大 12 個、前面パネルから交換)

5

トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)ヘッダー

12

DVD ドライブ(前面パネルから交換)

6

CMOS バッテリ

13

PCIe コネクタ 10 個(10/10)
すべてのスロットの位置および詳細については、図 3-27 も参照してください。

7

CPU およびヒートシンク(最大 4 個、CPU ケージを取り外した図)

サーバ コンポーネントの取り付けまたは交換


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。
ステートメント 1029


警告 クラス 1 レーザー製品です。
ステートメント 1008


注意 サーバ コンポーネントを扱う際は、損傷を防ぐために、ESD ストラップを装着してください。


ヒント 前面パネルまたは背面パネルにある ID ボタンを押すと、サーバの前面パネルと背面パネル上の ID LED が点滅します。これによって、ラックの反対側に移動しても対象のサーバを特定できます。LED の位置については、「ステータス LED およびボタン」を参照してください。

ここでは、サーバ コンポーネントの取り付けおよび交換方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

「電源装置の交換」

「I/O ライザーの交換」

「内部 eUSB フラッシュ ドライブの交換」

「SAS ライザー(RAID コントローラ)の交換」

「SAS ライザー バッテリ バックアップ ユニットの交換」

「マザーボード CMOS バッテリの交換」

「CPU およびヒートシンクの交換」

「メモリ ライザーの交換」

「DIMM の交換」

「ファン モジュールの交換」

「ハード ドライブまたはソリッド ステート ドライブの交換」

「DVD ドライブの交換」

「PCIe カードの交換」

「トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)の交換」

電源装置の交換

サーバには、2 台または 4 台の電源装置を搭載することができます。4 CPU 構成には、4 台の電源装置が必要です。

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

ここでは、次の内容について説明します。

「交換手順」

「電源装置のコールド冗長性」

交換手順

電源装置の交換または取り付けを行うには、次の手順に従います。


) サーバに電源装置の冗長性(4 台以上の電源装置)を指定している場合は、電源装置の交換時にサーバの電源をオフにする必要はありません。1+1 冗長性に関する下記の(注)も参照してください。



ステップ 1 交換する電源装置を取り外すか、空のベイからブランク パネルを取り外します。図 3-6 を参照してください。

a. 次のいずれか 1 つの処理を実行します。

サーバに電源装置が 2 台しかない場合は、「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバをシャットダウンし、電源をオフにします。次の(注)を参照してください。


) 2 CPU 構成では 2 台の電源装置を使用できます。その場合、1+1 冗長性は、障害時やホットスワップ中に 1 台の 850 W 電源装置でサーバ全体の電力消費に対応できる場合にのみサポートされます。サーバの電力消費の詳細については、シスコのセールス担当者にお問い合わせいただくか、Power Calculator をご使用ください。Power Calculator は、次の URL の Unified Computing System Partner Resource Center からアクセスできます。


http://www.ciscoprc.com/resourcelib.asp?id=937

サーバに電源装置が 4 台ある場合は、サーバをシャットダウンする必要はありません。

b. 交換する電源装置から、電源コードを取り外します。

a. 電源装置のハンドルをつかみながら、リリース レバーをハンドルのほうに押します。

b. 電源装置をスロットから引き出します。

ステップ 2 次のようにして、新しい電源装置を取り付けます。

a. 電源装置のハンドルをつかみ、電源装置ベイに電源装置を挿入します。

b. リリース レバーがロックされるまで、電源装置をベイに押し込みます。

c. 電源コードを電源装置に再度取り付けます。

d. 電源 ボタンを押し、サーバを主電源モードに戻します。

図 3-6 電源装置の取り外しおよび取り付け

 

1

電源装置ハンドル

2

電源装置リリース レバー


 

電源装置のコールド冗長性

サーバが消費している電力に応じて 1 台または複数の電源装置がシステムに全電力を供給し、残りの電源装置はスタンバイ状態になる場合があります。これは、コールド冗長性と呼ばれます。

サーバの CIMC インターフェイスは、AC 電源が投入されている電源装置の数に基づいて電源装置の冗長性をレポートします。次に例を示します。

2 PSU:冗長性の損失

3 PSU:冗長性の低下

4 PSU:完全な冗長性

コールド冗長性では、サーバが消費している電力に応じて 1 台または複数の電源装置がシステムに全電力を供給し、残りの電源装置はスタンバイ状態になる場合があります。たとえば、AC 電源に接続している 2 台の電源装置があり、電源装置 1 だけで電力消費に対応できる場合、電源装置 2 はスタンバイ状態になります。

I/O ライザーの交換

I/O ライザーはマザーボードに接続するモジュールであり、背面パネルの接続用ポートが装備されています。I/O ライザーの取り付けまたは交換を行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 交換する I/O ライザーを取り外します。図 3-7 を参照してください。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. I/O ライザーのポートからすべてのケーブルを外します。


ヒント 交換時に識別しやすいように、ケーブルを外すときにラベルを付けておきます。


c. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

d. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

e. I/O ライザーをシャーシの背面パネルに固定している緑色の固定クリップをつまみ、持ち上げます。

f. ライザーをマザーボードのコネクタからまっすぐ持ち上げ、シャーシから取り外します。

ステップ 2 次のようにして、新しい I/O ライザーを取り付けます。

a. I/O ライザーと、マザーボード上の空の I/O ライザー コネクタの位置を合わせます。

b. I/O ライザーがマザーボードのコネクタにしっかり装着されるまで、両端が均等になるようにして I/O ライザーを押し込みます。

c. I/O ライザーの背面パネルが、シャーシの背面パネルの開口部に対して水平になっていることを確認します。

d. I/O ライザーの上部でロックされるまで、緑色の固定クリップを押し下げます。

e. 上部カバーを取り付けます。

f. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

図 3-7 I/O ライザーの取り外しおよび取り付け

 

1

固定クリップ

2

I/O ライザーの背面パネル

3

I/O ライザー


 

内部 eUSB フラッシュ ドライブの交換

eUSB ドライブは小型のソリッドステート フラッシュ ドライブ カードであり、2 つの eUSB ドライブ コネクタのいずれかでマザーボードに接続します。

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

ここでは、次の内容について説明します。

「交換手順」

「内部 USB ポートをイネーブルまたはディセーブルにします」

交換手順

eUSB ドライブの取り付けまたは交換を行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 交換する eUSB ドライブを取り外します。図 3-8 を参照してください。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

d. I/O ライザーを取り外して隙間を空けます。「I/O ライザーの交換」を参照してください。

e. eUSB ドライブを探し、マザーボードの絶縁ポストにドライブを固定している 1 本のネジを取り外します。

f. eUSB ドライブの両端を持ってまっすぐ引き上げ、マザーボードのコネクタから外します。

ステップ 2 新しい eUSB ドライブを取り付けます。

a. eUSB ドライブの下側にあるコネクタと、マザーボード上の空のドライブ コネクタの位置を合わせて、両端が均等になるようにドライブを押し、コネクタに装着します。

b. 1 本の取り付けネジを再度取り付け、eUSB ドライブをマザーボードの絶縁ポストに固定します。

c. I/O ライザーを再度取り付けます。「I/O ライザーの交換」を参照してください。

d. 上部カバーを取り付けます。

e. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

図 3-8 eUSB ドライブの取り外しおよび取り付け

 

1

マザーボード上の eUSB コネクタ(2 個)

2

eUSB ドライブ(ネジを固定する穴の向きを図示)


 

内部 USB ポートをイネーブルまたはディセーブルにします

工場出荷時のデフォルトは、イネーブルにするサーバのすべての USB ポート用です。ただし、内部 USB ポートは、サーバ BIOS でイネーブルまたはディセーブルにできます。内蔵 USB ポートをイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順に従ってください:


ステップ 1 ブート中にメッセージが表示されたら、F2 キーを押して BIOS Setup ユーティリティに切り替えます。

ステップ 2 [Advanced] タブまで移動します。

ステップ 3 [Advanced] タブの [USB Configuration] を選択します。

ステップ 4 [USB Configuration] ページの [USB Ports Configuration] を選択します。

ステップ 5 [USB Port: Internal] までスクロールし、Enter キーを押してから、ポップアップ メニューから [Enabled] または [Disabled] を選択します。

ステップ 6 F10 を押して保存し、ユーティリティを終了します。


 

SAS ライザー(RAID コントローラ)の交換

SAS ライザーは、サーバの指定の位置に、指定のマザーボード コネクタで接続する RAID コントローラ カードです。SAS ライザーの取り付けまたは交換を行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 交換する SAS ライザーを取り外します。図 3-9 を参照してください。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

d. SAS ライザーをシャーシの背面パネルに固定している緑色の固定クリップをつまみ、持ち上げます。

e. SAS ライザーをマザーボード コネクタからまっすぐ持ち上げます。


) コネクタが損傷しないよう、両端が均等になるようにカードを持ち上げます。


f. SAS ライザーから SAS ケーブルとすべてのバッテリ バックアップ ユニット(BBU)を外します。図 3-10を参照してください。


ヒント 新しい SAS ライザーに正しく接続できるよう、ケーブルを外すときにラベルを付けておきます。


ステップ 2 次のようにして、新しい SAS ライザーを取り付けます。

a. 新しい SAS ライザーに SAS ケーブルと BBU ケーブルを接続します。図 3-10を参照してください。

b. SAS ライザーと、マザーボード上の空の SAS ライザー コネクタの位置を合わせます。

c. SAS ライザーがマザーボード コネクタにしっかり装着されるまで、両端が均等になるように I/O ライザーを押し込みます。

d. SAS ライザーの背面パネルが、サーバの背面パネルの開口部に対して水平になっていることを確認します。

e. SAS ライザーの上部でロックされるまで、緑色の固定クリップを押し下げます。

f. 上部カバーを取り付けます。

g. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

ステップ 3 新しいマス ストレージ コントローラにドライブの RAID 構成を復元します。

「RAID コントローラ交換後の RAID 設定の復元」を参照してください。

図 3-9 SAS ライザーの取り外しおよび取り付け

 

1

固定クリップ

2

SAS ライザー

図 3-10 SAS ライザー カード コネクタ

 

1

SAS ケーブル コネクタ
JT6 = ポート 0 ~ 3
JT7 = ポート 4 ~ 7

2

LSI BBU コネクタ JT3
(LSI 9260-8i のみ)


 

SAS ライザー バッテリ バックアップ ユニットの交換


) このオプションのバッテリ バックアップ ユニット(BBU)は、オプションの LSI 9260-8i SAS RAID コントローラ カードを SAS ライザーとして使用している場合に限り、使用できます。この BBU では、急な電源損失の場合にディスク ライトバック キャッシュ DRAM に対する約 72 時間のバッテリ バックアップが可能です。



) LSI では、年に一度か、再充電を 1,000 回行った後のいずれか早いタイミングで LSI BBU を交換することを推奨しています。CIMC をチェックして、BBU の交換が必要かどうかを確認します。サーバの CIMC にログインし、[Server] > [Inventory] > [Storage] > [Battery Backup Unit] を選択します。[Battery Replacement Required] フィールドに「True」と表示されている場合は、交換用の BBU を購入して交換する必要があります。



警告 バッテリを正しく交換しないと、爆発するおそれがあります。交換用バッテリは元のバッテリと同じものか、製造元が推奨する同等のタイプのものを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元が指示する方法に従って処分してください。
ステートメント 1015

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

SAS ライザー BBU を交換するには、次の手順に従います。


ステップ 1 交換する BBU を取り外します。図 3-11を参照してください。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」 に示すように、上部カバーを取り外します。

d. BBU に最も近い位置にあるメモリ ライザーを取り外します。「メモリ ライザーの交換」を参照してください。

e. バッテリ アセンブリをシャーシの前方に向けてスライドさせ、シャーシの壁側のスロットから固定クリップを外します。

f. BBU に接続されているケーブルを外します。

ステップ 2 次のようにして、新しい BBU を取り付けます。


) LSIBBU06、LSIBBU07、LSIBBU08 BBU(容量が相違)から LSI 9260-8i RAID コントローラにケーブルを取り付ける際は、正しい極性を確保するために、ケーブルの赤いドットをカードのコネクタの赤いドットに合わせてください。


a. SAS ライザーから交換用の BBU にケーブルを接続します。

b. BBU の背面にある 2 つの固定クリップをシャーシの壁側にあるスロットに挿入し、BBU が所定の場所にロックされるまでシャーシの後方に向けてスライドさせます。

c. 隙間を空けるために取り外したメモリ ライザーを再度取り付けます。「メモリ ライザーの交換」を参照してください。

d. 上部カバーを取り付けます。

e. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

図 3-11 RAID バッテリ アセンブリの取り外しおよび取り付け

 

1

シャーシの内側の壁にある BBU の位置

2

BBU 固定クリップ

マザーボード CMOS バッテリの交換


警告 バッテリを正しく交換しないと、爆発するおそれがあります。交換用バッテリは元のバッテリと同じものか、製造元が推奨する同等のタイプのものを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元が指示する方法に従って処分してください。
ステートメント 1015

サーバが電源との接続を解除された場合、CMOS バッテリによってシステム設定が保持されます。

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

マザーボード CMOS バッテリの交換または取り付けを行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 CMOS バッテリを取り外します。図 3-12 を参照してください。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

d. I/O ライザーを取り外して隙間を空けます。「I/O ライザーの交換」を参照してください。

e. CMOS バッテリの位置を確認します。

f. バッテリ固定クリップを曲げてシャーシの壁から離し、ソケットからバッテリを引き出します。

ステップ 2 次のようにして、CMOS バッテリを取り付けます。

a. 固定クリップを曲げてシャーシの壁から離し、ソケットにバッテリを挿入します。


) 「+」のマークが付いたバッテリのプラス側をシャーシの壁に向けます。


b. バッテリがしっかり装着されるまでソケットに押し込みます。


) バッテリの上部で固定クリップがカチッと鳴ることを確認してください。


c. I/O ライザーを再度取り付けます。「I/O ライザーの交換」を参照してください。

d. 上部カバーを取り付けます。

e. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

図 3-12 マザーボード CMOS バッテリの取り外しおよび取り付け

 

1

CMOS バッテリ ソケット

2

固定クリップ


 

CPU およびヒートシンクの交換

このサーバは、2、3、または 4 CPU 構成で動作します。各 CPU では、シリアル メモリ インターフェイス(SMI)によって接続されている 2 つのメモリ ライザー(4 つのメモリ バッファ)をサポートしています。各メモリ バッファには、2 つの DDR3 メモリ バス インターフェイスが搭載されています。

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html


) 最小の CPU 構成として、CPU1 と CPU3 が設置されている必要があります。図 3-13 を参照してください(サーバの前面から見た図です)。CPU1 と CPU3 だけが内部 PCIe ハブに接続されます。CPU1 と CPU3 が設置されていれば、その他はどのような組み合わせでも動作します。


図 3-13 CPU およびメモリ ライザー

 

CPU 4
CPU 3
CPU 2
CPU 1

MEM 8

MEM 7

MEM 6

MEM 5

MEM 4

MEM 3

MEM 2

MEM 1

ここでは、次の内容について説明します。

「RMA 交換のマザーボードの注文に追加する CPU 関連パーツ」

「CPU の交換手順」

RMA 交換のマザーボードの注文に追加する CPU 関連パーツ

マザーボードまたは CPU の Return Material Authorization(RMA)が Cisco UCS C シリーズ サーバで行われると、CPU またはマザーボード予備部品表(BOM)に含まれていない可能性のある追加部品があります。TAC エンジニアが正常に交換を行うためには、RMA に追加部品を追加する必要がある場合があります。

シナリオ 1:既存のヒートシンクを再利用しています。

ヒート シンクのクリーニング キット(UCSX-HSCK=)

C460 用サーマル インターフェイス パッド(RC-460-TIM=)

シナリオ 2:既存のヒートシンクを交換しています。

ヒート シンク(RC460-BHTS1=)

ヒート シンクのクリーニング キット(UCSX-HSCK=)

CPU ヒートシンク クリーニング キットは最大 4 CPU およびヒート シンクのクリーニングに最適です。クリーニング キットには、古いサーマル インターフェイス マテリアルの CPU およびヒートシンクのクリーニング用と、ヒートシンクの表面調整用の 2 本のボトルの溶液が入っています。

新しいヒートシンクのスペアには小型プラスチック シートでカバーされたサーマル インターフェイス マテリアルが事前に取り付けられています。ヒートシンクを取り付ける前に CPU の古いサーマル インターフェイス マテリアルを洗浄することが重要です。このため、新しいヒート シンクを注文する場合には、ヒート シンク クリーニング キットを注文する必要があります。

CPU の交換手順

CPU ヒートシンクおよび CPU の取り付けまたは交換を行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 交換する CPU およびヒートシンクを取り外します。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

d. すべてのメモリ ライザーを取り外して、CPU ケージのネジを外します。「メモリ ライザーの交換」を参照してください。

e. すべてのメモリ ライザー ディバイダをまっすぐ持ち上げて、CPU ケージから抜き出します。図 3-14を参照してください。

f. ケージをマザーボードに固定している 6 本の非脱落型ネジを緩めて、CPU ケージを取り外します。ネジの位置については、図 3-14 を参照してください。

g. ヒートシンクを固定している 2 本の非脱落型ネジを緩め、ヒートシンクを持ち上げて CPU から取り外します。図 3-14および図 3-15を参照してください。


) 各ネジを緩めるときは、順に均等に行い、ヒートシンクまたは CPU が損傷しないようにします。


h. CPU 固定レバーを外し、CPU 固定カバーを持ち上げます。図 3-15を参照してください。

i. CPU を持ち上げてソケットから取り出し、静電気防止用マットに置くか静電気防止用袋に入れます。

ステップ 2 次のようにして、新しい CPU を取り付けます。

a. CPU の矢印がソケットの矢印を指すように、交換用 CPU をソケットに挿入します。

b. CPU 固定カバーを閉じ、CPU 固定レバーを下ろして留めます。

ステップ 3 次のように、ヒートシンクを取り付けます。


注意 適切に冷却されるように、ヒートシンクの CPU 側の表面に損傷のない新しい熱パッドが必要です。以前に取り付けたヒートシンクを交換する場合は、古い熱パッドを取り外す必要があります。新しいヒートシンクを取り付ける場合は、後述の手順 d. に進んでください。

a. 古い熱パッドを提供された洗浄液に 15 秒以上浸します。

b. ヒートシンクの表面を傷つけない柔らかい布を使って、ヒートシンクから古い熱パッドをすべてふき取ります。


注意 ヒートシンクの表面を傷つけると、ヒートシンクの伝熱特性が損なわれるおそれがあります。

c. 新しい熱パッドを付けるヒートシンクの下部中央に、付属の調整溶液を塗ります。

d. ヒートシンクの下部中央に新しい熱パッドを付けます。

e. ヒートシンクの非脱落型ネジと、マザーボードの絶縁ポストの位置を合わせて、ネジが拘束バネで止まるまで非脱落型ネジを均等に締めます。


) 各ネジを締めるときは、順に均等に行い、ヒートシンクまたは CPU が損傷しないようにします。


f. CPU ケージを再度取り付けます。6 本の非脱落型ネジをマザーボードの穴に合わせ、各ネジを均等に締めます。

g. メモリ ライザー ディバイダを再度取り付けます。CPU ケージおよびシャーシのスロットにディバイダを 1 つずつ挿入します。

h. すべてのメモリ ライザーを再度取り付けます。「メモリ ライザーの交換」を参照してください。

i. 上部カバーを取り付けます。

j. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

図 3-14 CPU ケージのネジの位置

 

1

マザーボード上の CPU ケージのネジの位置(6 本)(ケージは非表示)

2

メモリ ライザー(8 個)

3

メモリ ライザー ディバイダ(8)

4

CPU ヒートシンク

5

CPU ヒートシンクの非脱落型ネジ(各ヒートシンクに 2 本)

図 3-15 CPU およびヒートシンクの取り外し

 

1

CPU 固定レバー

2

CPU 固定カバー

3

CPU

4

ヒートシンク

5

ヒートシンクの非脱落型ネジ(2 本)


 

メモリ ライザーの交換

メモリ ライザーはマザーボードに接続します。各ライザーには 8 つの DIMM スロットが搭載されています。次の手順で説明するように、注意ボタンを使用すると、メモリ ライザーがホットスワップ可能になります。

図 3-16 メモリ ライザーの LED(上から見た図)

 

1

注意ボタン(ホットスワップおよびホットアッドに使用)

2

注意 LED(ホットスワップが安全であるときを示す)

3

電源 LED(ライザーに電力が供給されているかどうかを示す)

4

ミラー アクティビティ LED(メモリのミラーリングがイネーブルであるかどうかを示す)

5

DIMM 障害 LED 1 ~ 8
(障害が発生している DIMM を示す)

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

ホットスワップ可能メモリ ライザーの交換または取り付けを行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 次のようにして、交換するメモリ ライザーを取り外します(図 3-17 を参照)。

a. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。

b. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

c. メモリ ライザーの上部にある注意ボタン(ATTN BUTTON)を押します(図 3-16 を参照)。

d. 注意 LED(ATTN)と電源 LED がオフになるまで待ちます。

e. メモリ ライザーの上部にある緑色の解除ボタンを両方同時に押して、ライザー固定ラッチを外します。ラッチは外れると、最大 45 度の角度まで開きます。

f. 開いた固定ラッチをつかみ、メモリ ライザーをまっすぐ持ち上げて、マザーボード コネクタから外します。

g. メモリ ライザーへの DIMM の取り付けや交換を行う場合は、「DIMM の交換」の手順を使用してください。

ステップ 2 次のように、新しいメモリ ライザーを取り付けます(ホットアッド)。

a. ライザーのリリース ラッチが開いた位置にあることを確認します。

a. ライザーと空のマザーボード コネクタの位置を合わせます。

b. ライザーが装着され、開いたリリース レバーが閉じるまで、ライザーをコネクタに押し込みます。

c. 各リリース レバーをロックの位置まで同時に押し下げます。これによって、ライザーがマザーボードのコネクタにしっかり装着されます。

d. 注意ボタンを押し、注意 LED がオフになるまで待ちます。

e. 上部カバーを取り付けます。

f. サーバをラックに元どおりに配置し、すべてのケーブルを再度接続します。

図 3-17 メモリ ライザーの取り外しおよび取り付け

 

1

メモリ ライザーの解除ボタン

2

メモリ ライザーのリリース ラッチ


 

DIMM の交換

ここでは、次の内容について説明します。

「メモリ パフォーマンスに関するガイドラインおよび装着規則」

「DIMM の取り付け手順」


) サーバ パフォーマンスを最大限に引き出すには、メモリ モジュールの取り付けと交換を行う前に、メモリ パフォーマンスに関するガイドラインと装着規則を熟知している必要があります。


メモリ パフォーマンスに関するガイドラインおよび装着規則

ここでは、サーバに必要なメモリのタイプと、パフォーマンスに対するその影響について説明します。内容は、次のとおりです。

「サポートされている DIMM」

「メモリ チャネル」

「DIMM の装着規則」

「DIMM およびランクの予備設定」

サポートされている DIMM

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

メモリ チャネル

各 CPU では、2 つのメモリ ライザーをサポートしています。図 3-18 に、CPU とそれに対応するメモリ ライザーの配置を示します。サーバを前面から見た図になっています。この番号は、CPU ケージの上部にも記されています。

図 3-18 CPU およびメモリ ライザー

 

CPU 4
CPU 3
CPU 2
CPU 1

MEM 8

MEM 7

MEM 6

MEM 5

MEM 4

MEM 3

MEM 2

MEM 1

 

各メモリ ライザーには、シリアル メモリ インターフェイス(SMI)チャネルによって CPU に接続されている 2 つのメモリ バッファが搭載されています。各メモリ バッファには 2 つのチャネルがあり、それぞれ DDR3 DRAM スロットがペアで搭載されています。

図 3-19 のバッファとチャネルは次のとおりです。

バッファ 1、チャネル 1:スロット 1B および 1D

バッファ 1、チャネル 2:スロット 1A および 1C

バッファ 2、チャネル 1:スロット 2B および 2D

バッファ 2、チャネル 2:スロット 2A および 2C

図 3-19 DIMM スロットおよびメモリ バッファ

 

1

メモリ バッファ 1

2

メモリ バッファ 2

DIMM の装着規則

次に、DIMM の装着規則を示します。

サーバの最小構成では、CPU1 または CPU2 のメモリ ライザーに、一致する DIMM ペアが 1 つ以上取り付けられています(図 3-18 を参照)。4 つの CPU はすべて 1 つの DIMM ペアから実行できます。

DIMM は、ペアで装着する必要があります。このサーバの DIMM は 2 つの DIMM のキットとして販売されています。

所定のペアの DIMM は同一である必要があります。

空の CPU スロットに対応するメモリ ライザーに取り付けられた DIMM はアクセス不可能になります。

最適なパフォーマンスを得るため、取り付けられているすべての CPU およびメモリ バッファに均等に DIMM を分散させます。

チャネル内の DIMM は、最遠端から埋める手法により、メモリ バッファから最も遠い DIMM から装着していきます。

たとえば、メモリ ライザーに 4 つのチャネルを装着する順序は、次のとおりです(図 3-19 も参照)。

1. スロット 1B および 1D

2. スロット 1A および 1C

3. スロット 2B および 2D

4. スロット 2A および 2C

DIMM およびランクの予備設定

DIMM およびランクの予備設定は、BIOS 構成ユーティリティでイネーブルにすることができます。

予備設定では、各メモリ ライザー内の DIMM ペアまたはランク ペアのいずれかを予備ユニットとして利用します。同じメモリ ライザー内の他の DIMM ペアに、事前定義されたしきい値を超えるエラーが発生した場合、予備の DIMM ペアにフェールオーバーされます。予備設定された DIMM およびランクはユーザおよび OS からは隠されており、BIOS で DIMM の劣化が検出された場合に予備ユニットに移行できます。

予備設定をイネーブルにすると、使用可能なシステム メモリは、取り付けられている合計メモリよりも少なくなります。

DIMM の予備設定を使用する場合、使用可能なメモリは、取り付けられている合計メモリから予備 DIMM のサイズを引いた値になります。

ランクの予備設定を使用する場合、使用可能なメモリは、取り付けられている合計メモリから予備ランクのサイズを引いた値になります。ランク サイズは、DIMM サイズをランクの数で割った値です。

DIMM の取り付け手順

ここでは、次の内容について説明します。

「障害のある DIMM の識別」

「DIMM の交換手順」

障害のある DIMM の識別

メモリ ライザーの上面には、障害のある DIMM の特定に役立つ LED があります。DIMM に障害が発生している場合は、DIMM 障害 LED がオレンジ色に点灯して、どの DIMM に障害があるかを示します。図 3-20を参照してください。

図 3-20 メモリ ライザーの LED(上から見た図)

 

1

注意ボタン(ホットスワップに使用)

2

注意 LED(ホットスワップが安全であるときを示す)

3

電源 LED(ライザーに電力が供給されているかどうかを示す)

4

ミラー アクティビティ LED(メモリのミラーリングがイネーブルであるかどうかを示す)

5

DIMM 障害 LED 1 ~ 8
(障害が発生している DIMM を示す)

DIMM の交換手順

DIMM ペアを取り付けるには、次の手順に従います。


) 注意ボタンを使用すると DIMM ライザーがホットスワップ可能になるので、サーバの電源をオフにしたり、電源コードを抜いたりする必要はありません。次の手順を使用してください。



ステップ 1 次のようにして、交換する DIMM を取り外します(図 3-21 を参照)。

a. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

b. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

c. 障害のある DIMM が存在するメモリ ライザーの上部の注意ボタン(ATTN ボタン)を押します(図 3-20 を参照)。

d. 注意 LED(ATTN)と電源 LED がオフになるまで待ちます。

e. メモリ ライザーの上部にある緑色の解除ボタンを両方同時に押して、ライザー固定ラッチを外します。ラッチは外れると、最大 45 度の角度まで開きます。

f. メモリ ライザーをまっすぐ持ち上げ、マザーボード コネクタから取り外します。

g. 障害のある DIMM を特定し、メモリ ライザーのコネクタから取り外します。

ステップ 2 次のようにして、新しい DIMM を取り付けます。

a. ライザーのコネクタに DIMM アセンブリを挿入します。

b. DIMM がしっかり装着され、コネクタの両側にある白いクリップが適切にロックされるまで、DIMM をコネクタに押し込みます。

c. メモリ ライザーが装着され、開いているリリース レバーがシャーシおよび CPU ケージに掛かるまで、ホットアッド可能メモリ ライザーをマザーボード コネクタに押し込みます。

d. 各リリース レバーを、閉じる位置まで同時に押し下げます。これによって、ライザーがマザーボードのコネクタにしっかり装着されます。

e. メモリ ライザーの上部の注意ボタンを押し、注意 LED がオフになるまで待ちます(図 3-20 を参照)。

f. 上部カバーを取り付けます。

g. サーバをラックに元どおりに配置し、すべてのケーブルを再度接続します。

図 3-21 DIMM の取り外しおよび取り付け

 

1

DIMM スロット

2

メモリ ライザー


 

ファン モジュールの交換

サーバ内の 8 つのファン モジュールには、サーバの前面から見た場合に次のように番号が割り当てられています。各ファン モジュールには、ファン モジュールに障害が発生するとオレンジ色に点灯する障害 LED があります。

図 3-22 ファン モジュールの番号付け

 

FAN 8

FAN 7

FAN 6

FAN 5

FAN 4

FAN 3

FAN 2

FAN 1

 

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

ホットプラグ可能なファン モジュールの交換または取り付けを行うには、次の手順に従います。


注意 ファン モジュールはホットプラグ可能なため、ファン モジュールの交換時にサーバのシャットダウンまたは電源オフを行う必要はありません。ただし、適切な冷却を保てるよう、ファン モジュールを取り外した状態でのサーバの稼働は、1 分以内にしてください。


ステップ 1 次のようにして、交換するファン モジュールを取り外します(図 3-23 を参照)。

a. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

b. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

c. ファン モジュールの上部にある緑色の 2 つのリリース ラッチに親指と人差し指を入れます。

d. リリース ラッチを一緒に押して、ファン モジュールを取り外します。

ステップ 2 次のようにして、新しいファン モジュールを取り付けます。

a. ファン モジュールのリリース ラッチをつかみ、空のファン ベイとマザーボードのコネクタの位置にファン モジュールを合わせます。


) サーバの前面から見たときに、ファン モジュールの下側のコネクタがファン モジュールの右下側に向くようにします。図 3-23を参照してください。


b. コネクタがしっかり装着され、リリース ラッチが所定の位置にロックされるまで、ファン モジュールの上部の角を押し下げます。

c. 上部カバーを取り付けます。

d. サーバをラックに再度取り付けます。

図 3-23 ファン モジュールの取り外しおよび交換

 

1

ファン モジュールのリリース ラッチ

2

モジュールの下側のコネクタを示すファン モジュールの正面図


 

ハード ドライブまたはソリッド ステート ドライブの交換


ヒント ハード ドライブまたは SSD はホットプラグ可能なため、ハード ドライブまたは SSD の交換時にサーバのシャットダウンや電源オフを行う必要はありません。


) 同一サーバにハード ドライブとソリッド ステート ドライブ(SSD)を混在させることができます。ただし、ハード ドライブと SSD が混在する論理ボリューム(仮想ドライブ)を構成することはできません。つまり、論理ボリュームを作成するときは、すべてハード ドライブまたはすべて SSD にする必要があります。



) RAID ボリュームを構成する際は、業界標準の方法に従って容量が同じドライブを使用することを推奨します。容量が異なるドライブを使用すると、RAID ボリュームの全ドライブにおいて、最も容量の小さなドライブで使用可能な容量が使用されることになります。



) UCS C460 M2 サーバと共に販売される 500 GB SATA ドライブ(A03-D500GC3)および 1 TB SATA ドライブ(A03-D1TBSATA)は、最高速度 6 G でサポートされます。


このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

ホットプラグ可能なハード ドライブの交換または取り付けを行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 次のようにして、交換するドライブを取り外すか、空のベイからブランク パネルを取り外します(図 3-25 を参照)。

a. ハード ドライブの表面にある解除ボタンを押します。

b. イジェクト レバーをつかみ、ハード ドライブ トレイをスロットから引き出します。

c. 既存のドライブを交換する場合は、ドライブをトレイに固定している 4 本のドライブ トレイ ネジを外し、トレイからドライブを取り外します。

ステップ 2 次のようにして、新しいドライブを取り付けます。

a. 空のドライブ トレイに新しいハード ドライブを置き、4 本のドライブ トレイ ネジを取り付けます。

b. ドライブ トレイを空のドライブ ベイに挿入します。

c. ドライブ コネクタがバックプレーンにしっかり装着されるまで、トレイをスロットに押し込みます。

d. イジェクト レバーを水平に押して、ドライブとトレイを所定の位置にロックします。

図 3-24 ドライブの番号と実際の位置(サーバの前面から見た場合)

 

HDD_01

HDD_02

HDD_03

HDD_04

HDD_05

HDD_06

HDD_07

HDD_08

HDD_09

HDD_10

HDD_11

HDD_12

図 3-25 ハード ドライブの取り外しおよび取り付け

 

1

イジェクト レバー

2

解除ボタン

3

ドライブ トレイ固定ネジ


 

DVD ドライブの交換


警告 クラス 1 レーザー製品です。
ステートメント 1008

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

DVD ドライブの交換または取り付けを行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 交換する DVD ドライブを取り外します。図 3-26 を参照してください。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

d. すべてのメモリ ライザーを取り外します。「メモリ ライザーの交換」を参照してください。

e. すべてのメモリ ライザー ディバイダを取り外します。

f. 固定している 4 本のネジを外して、シャーシの床から黒いプラスチック製のカバーを取り外します。このストリップは、ファン モジュールの後ろにあるシャーシの床の幅をカバーします。

g. DVD ドライブの背面にある解除ボタンを押し、DVD ドライブを前面パネルから押し出します。

ステップ 2 次のようにして、新しい DVD ドライブを取り付けます。

a. 前面パネルの空の DVD ドライブ ベイに、新しい DVD ドライブの後部を挿入します。

b. ドライブがコネクタに装着され、解除ボタンが所定の位置にロックされるまで、ドライブを押し込みます。

c. 4 本のネジを締めて、黒いストリップをシャーシの床に再度取り付けます。

d. すべてのメモリ ライザー ディバイダを再度取り付けます。

e. すべてのメモリ ライザーを再度取り付けます。

f. 上部カバーを取り付けます。

g. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。

図 3-26 DVD ドライブの取り外しおよび取り付け

 

1

DVD ドライブ ベイ

2

DVD ドライブの後部


 

PCIe カードの交換


) Cisco UCS 仮想インターフェイス カードを取り付ける場合、前提条件に関する考慮事項があります。「Cisco UCS 仮想インターフェイス カードの特記事項」を参照してください。


このサーバには、10 個の PCIe 拡張スロットが装備されています。スロットの情報と、ホットスワップ可能なスロットについては、図 3-27表 3-4 を参照してください。交換手順は、PCIe スロットがホットスワップ可能かどうかによって異なります。ここでは、次の内容について説明します。

「PCIe スロット」

「ホットスワップ非対応スロットの PCIe カードの交換」

「ホットスワップ可能スロットの PCIe カードの交換」

「Cisco UCS 仮想インターフェイス カードの特記事項」

「Cisco UCS Fusion ioDrive2 ストレージ アクセラレータ カードの特別な考慮事項」

「複数の PCIe カードの取り付けおよび限られたリソースの解決」

PCIe スロット

図 3-27 PCIe スロット

 

 

表 3-4 PCIe スロット

スロット番号
電気
レーン幅
コネクタの長さ
カードの長さ1
カードの高さ 2
NCSI3 のサポート
ホットプラグ可能

1

Gen-2 x8

x24 コネクタ

3/4 レングス

フルハイト

Yes4

Yes

2

Gen-2 x8

x24 コネクタ

3/4 レングス

フルハイト

Yes

Yes

3

Gen-2 x4

x8 コネクタ

1/2 レングス

フルハイト

No

No

4

Gen-2 x4

x8 コネクタ

1/2 レングス

フルハイト

No

No

5

Gen-2 x16

x16 コネクタ

3/4 レングス

フルハイト

No

No

6

Gen-2 x8

x8 コネクタ

3/4 レングス

フルハイト

No

Yes

7

Gen-2 x8

x8 コネクタ

3/4 レングス

フルハイト

No

Yes

8

Gen-1 x4

x8 コネクタ

3/4 レングス

フルハイト

No

No

9

Gen-1 x4

x8 コネクタ

1/2 レングス

フルハイト

No

No

10

Gen-2 x4

x8 コネクタ

1/2 レングス

フルハイト

No

No

nullnullnullnull

) PCIe スロット 5、6、7、9、および 10 をサポートするには、CPU3 を設置する必要があります。



) ビデオ カードのようなレガシー I/O デバイスは、スロット 1、2、3、4、および 8 でのみサポートされます。


ホットスワップ非対応スロットの PCIe カードの交換

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

スロット 3、4、5、8、9、10 で PCIe カードの取り付けまたは交換を行う場合は、次の手順に従ってください。


ステップ 1 次のようにして、PCIe カードを取り外します。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバをシャットダウンし、電源をオフにします。

b. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

c. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」 に示すように、上部カバーを取り外します。

d. 交換する PCIe カードのポートから、すべてのケーブルを外します。


ヒント 新しいカードを正しく接続できるように、ケーブルを外すときにラベルを付けておきます。


e. カードをシャーシの背面パネルに固定している緑色の固定クリップをつまみ、持ち上げます。

f. カードをマザーボード コネクタからまっすぐ持ち上げます。


) コネクタが損傷しないよう、両端が均等になるようにカードを持ち上げます。


ステップ 2 次のようにして、PCIe カードを取り付けます。

a. マザーボード上の空の PCIe コネクタと PCIe カードの位置を合わせます。

b. カードがマザーボード コネクタにしっかり装着されるまで、カードの両端を均等に押し下げます。

c. カードの背面パネルが、サーバの背面パネルの開口部に対して水平であることを確認します。

d. カードの上部でロックされるまで、緑色の固定クリップを押し下げます。

e. 上部カバーを取り付けます。

f. サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。


 

ホットスワップ可能スロットの PCIe カードの交換

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

スロット 1、2、6、7 で PCIe カードの取り付けまたは交換を行う場合は、次の手順に従ってください。


ステップ 1 次のようにして、ホットスワップ可能 PCIe カードを取り外します。

a. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。


) 場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。



注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

b. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」 に示すように、上部カバーを取り外します。

c. 交換する PCIe カードのポートから、すべてのケーブルを外します。


ヒント 新しいカードを正しく接続できるように、ケーブルを外すときにラベルを付けておきます。


d. ホットスワップ可能 PCIe スロットのプラスチック製ディバイダ上部にあるライトパイプ スイッチを押します。


) ライトパイプ スイッチの LED がオフになってから、次の手順に進んでカードを取り外してください。


e. カードをシャーシの背面パネルに固定している緑色の固定クリップをつまみ、持ち上げます。

f. カードをマザーボード コネクタからまっすぐ持ち上げます。


) コネクタが損傷しないよう、両端が均等になるようにカードを持ち上げます。


ステップ 2 次のようにして、ホットスワップ可能 PCIe カードを取り付けます。

a. マザーボード上の空の PCIe コネクタと PCIe カードの位置を合わせます。

b. カードがマザーボード コネクタにしっかり装着されるまで、カードの両端を均等に押し下げます。

c. カードの背面パネルが、サーバの背面パネルの開口部に対して水平であることを確認します。

d. カードの上部でロックされるまで、緑色の固定クリップを押し下げます。

e. ホットスワップ可能 PCIe スロットのプラスチック製ディバイダ上部にあるライトパイプ スイッチを押します。PCIe スロットに電力が供給されていることを確認するために、LED がオンになるまで待ちます。

f. 上部カバーを取り付けます。

g. サーバをラックに元どおりに配置し、ケーブルを再度接続します。


 

Cisco UCS 仮想インターフェイス カードの特記事項

表 3-5 に、サポートされている Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)の要件を示します。

 

表 3-5 仮想インターフェイス カード用 Cisco UCS C460 の要件

仮想インターフェイス カード(VIC)
サーバでサポートされている VIC の数
VIC をサポートするスロット 5
UCS 統合または Cisco Card NIC モード用のプライマリ スロット
最小 CIMC ファームウェア
UCS 統合で使用する場合の最小 VIC ファームウェア
アップストリームの Nexus ファブリック インターコネクトでの最小 Nexus OS
Cisco UCS VIC P81E

N2XX-ACPCI01

2

PCIE 1

PCIE 2

PCIE 1

1.4(3)

2.0(2)

5.0

Cisco UCS VIC 1225

UCSC-PCIE-CSC-02

2

PCIE 1

PCIE 2

PCIE 1

1.4(6)

2.1(0)

5.0

Cisco UCS VIC1225T

UCSC-PCIE-C10T-02

2

PCIE 1

PCIE 2

PCIE 16

1.5(1)

2.1(1)

5.0

nullnull

Cisco UCS Fusion ioDrive2 ストレージ アクセラレータ カードの特別な考慮事項

表 3-6 では、サポートされる Cisco UCS Fusion ioDrive2 カードの要件について説明します。

 

表 3-6 Fusion ioDrive2 カード用 Cisco UCS C460 の要件

カード
サポートされているカードの最大数
カードをサポートするスロット 7
最小 CIMC ファームウェア
カードの高さ
(背面パネル タブ)
Cisco UCS 3.0 TB MLC Fusion ioDrive2

UCSC-F-FIO-3000M

10

すべて(All)8

1.5(2)

フルハイト

Cisco UCS 1205 GB MLC Fusion ioDrive2

UCSC-F-FIO-1205M

10

すべて(All)

1.5(2)

ハーフハイト9

Cisco UCS 785 GB MLC Fusion ioDrive2

UCSC-F-FIO-785M

10

すべて(All)

1.5(2)

ハーフハイト

Cisco UCS 365 GB MLC Fusion ioDrive2

UCSC-F-FIO-365M

10

すべて(All)

1.5(2)

ハーフハイト

nullnullnull

) PCIe スロット 8 および 9 の電気レーン幅は Gen1 x4 であるため、これらのカードで使用する場合は帯域幅が制限されます。


複数の PCIe カードの取り付けおよび限られたリソースの解決

多数の PCIe アドオン カードがサーバに取り付けられている場合、PCIe デバイスに必要な次のリソースがシステムに不足する可能性があります。

オプション ROM メモリ領域

16 ビット I/O 領域

この項のトピックでは、これらのリソース不足に関連する問題を解決するためのガイドラインを示します。

「オプション ROM を実行するためのメモリ領域の不足の解決」

「不足している 16 ビット I/O 領域の解決」

オプション ROM を実行するためのメモリ領域の不足の解決

PCIe レガシー オプション ROM を実行するためのメモリは非常に限られているため、多数の PCIe アドオン カードがサーバに取り付けられていると、システム BIOS は一部のオプション ROM を実行できない場合があります。システム BIOS は、PCIe カードが列挙されている順番(スロット 1、スロット 2、スロット 3 など)でオプション ROM をロードし、実行します。

システム BIOS は、任意の PCIe オプション ROM をロードするためのメモリ領域が十分にない場合、そのオプション ROM のロードをスキップし、システム イベント ログ(SEL)イベントを CIMC コントローラにレポートし、BIOS セットアップ ユーティリティの [Error Manager] ページで次のエラーをレポートします。

ERROR CODE SEVERITY INSTANCE DESCRIPTION
146 Major N/A PCI out of resources error.
Major severity requires user
intervention but does not
prevent system boot.

 

この問題を解決するには、システムの起動に不要なオプション ROM をディセーブルにします。BIOS セットアップ ユーティリティにはセットアップ オプションがあり、PCIe 拡張スロットの PCIe スロット レベルおよびオンボード NIC のポート レベルでオプション ROM をイネーブルまたはディセーブルにします。これらのオプションは、BIOS セットアップ ユーティリティの [Advanced] ® [PCI Configuration] ページにあります(図 3-28 を参照)。

図 3-28 BIOS セットアップ ユーティリティの [Advanced] > [PCI Configuration] ページ

 

RAID コントローラのブートに関するガイドライン

RAID コントローラのスロットのオプション ROM がイネーブルになっているにもかかわらず、RAID コントローラがシステム ブート順に表示されない場合は、RAID コントローラ オプション ROM の実行に必要なメモリ領域が不足している可能性があります。この場合は、システム設定に不要な他のオプション ROM をディセーブルにして、メモリ領域を RAID コントローラ オプション ROM 用に空けます。

オンボード NIC PXE のブートに関するガイドライン

オンボード NIC から PXE ブートを最初に実行するようにシステムが設定されている場合、ブート元のオンボード NIC のオプション ROM が BIOS セットアップ ユーティリティでイネーブルになっていることを確認してください。不要な他のオプション ROM をディセーブルにして、オンボード NIC に十分なメモリ領域を確保します。

不足している 16 ビット I/O 領域の解決

システムでは、64 KB のレガシー 16 ビット I/O リソースのみを使用できます。この 64 KB の I/O スペースは、システム内の 2 つの I/O ハブ(IOH0 と IOH1)間で分割されます。

デフォルトの BIOS 設定では、IOH0 に 40 KB、IOH1 に 24 KB が割り当てられます。IOH0 に接続している PCIe デバイスは 40 KB の I/O を共有することになります。IOH1 に接続している PCIe デバイスは 24 KB の I/O を共有しなければなりません。

多数の PCIe カードがシステムに取り付けられている場合は、システム BIOS の I/O 領域が一部の PCIe デバイスで不足する可能性があります。システム BIOS で、任意の PCIe デバイスに必要な I/O リソースを割り当てることができない場合、次の現象が確認されます。

PCIe デバイスの初期化時に、BIOS がハングしたように見える。

PCIe オプション ROM の完了に時間がかかり、システムをロックしているように見える。

PCIe ブート デバイスに BIOS からアクセスできない。

PCIe オプション ROM が初期化エラーをレポートする。これらのエラーは、BIOS からオペレーティング システムに制御が渡される前に表示されます。

キーボードが機能しない。

この問題を回避するには、次の方法で各 IOH の負荷を再調整します。

1. IOH の I/O リソース割り当て率を調整します。このオプションは、BIOS セットアップ ユーティリティの [Advanced] ® [PCI Configuration] ページにあります(図 3-28 を参照)。

2. 未使用のすべての PCIe カードを物理的に取り外します。

3. PCIe カードを物理的に再配置し、IOH0 と IOH1 のバランスを整えます。

このサーバでは、PCIe スロットは IOH0 と IOH1 に次のように接続しています。

スロット 1:IOH 0

スロット 2:IOH 0

スロット 3:IOH 0

スロット 4:IOH 0

スロット 5:IOH 1

スロット 6:IOH 1

スロット 7:IOH 1

スロット 8:IOH 0

スロット 9:IOH 1

スロット 10:IOH 1

NVIDIA Tesla C2050 GPU カードの取り付け


) NVIDIA Tesla C2050 GPU カードは M2 世代のサーバでのみサポートされます。このカードは、サーバの PCIe スロット 5 でのみサポートされます(図 3-27 を参照)。PCIe スロット 5 に取り付けた場合、このダブル幅のカードは物理的に 2 つのスロット(スロット 5 とスロット 6)をカバーします。



) GPU カードの背面パネルの DVI コネクタはディセーブルになります。サーバの VGA コネクタのいずれかにモニタを接続します。


シスコから出荷されるアクセサリ キット(UCSC-GPU_N01-C460)には 2 つのアダプタが付属しています。カードを Cisco C460 M2 サーバに取り付ける際には、これらのアダプタを使用してカードをカスタマイズする必要があります。各キットには次のコンポーネントが含まれています(図 3-29 を参照)。

背面パネル前面プレート x 1

前面ブラケット x 1

電源ケーブル アダプタ x 1

図 3-29 NVIDIA Tesla C2050 GPU カード用 Cisco アダプタ

1

背面パネル前面プレート

3

前面ブラケット

2

GPU カード(キットには含まれていません)

4

電源ケーブル アダプタ

NVIDIA Tesla C2050 GPU カードの取り付けまたは交換を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 カードを取り付けるためにサーバの準備をします。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 電源装置からすべての電源コードを外します。

c. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。

注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

d. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」 に示すように、上部カバーを取り外します。

e. PCIe スロット 5 と 6 にある 2 つの緑色の PCIe 固定ラッチを開きます(図 3-30 を参照)。

f. PCIe スロット 5 と 6 から PCIe カードまたはブランク パネルを取り外します。

g. PCIe スロット 6 と 7 を覆っているプラスチック製のディバイダ アセンブリを取り外し、カード用の隙間を開けます。

ディバイダ アセンブリをマザーボードに固定しているピンを引き上げ、アセンブリを持ち上げてサーバから取り外します。このピンはディバイダ アセンブリの前部(マザーボードに接触している部分)にあります(図 3-30 を参照)。

図 3-30 Cisco C2050 GPU カードのスロット

1

PCIe スロット 5

3

ディバイダ アセンブリ前部のリリース ピン

2

PCIe スロット 6

ステップ 2 GPU カードにアダプタを取り付け、取り付けの準備をします。

a. 新しいカードの後部から既存の背面パネル前面プレートを取り外します。2 本の止めネジを外し、保管しておきます。

b. カードの後部に新しい背面パネル前面プレートを取り付けます(図 3-31 を参照)。前の手順で外した 2 本の止めネジを取り付けます。

c. カードの前部に前面ブラケットを取り付けます(図 3-31 を参照)。ブラケットのピンをカードの対応する穴に差し込み、1 本の取り付けネジで締めます。

d. カードに電源ケーブル アダプタを接続します。カードの前部にある 6 ピン コネクタにケーブルの 6 ピン コネクタを差し込みます。

図 3-31 Cisco C2050 GPU カード コンポーネントの組み立て

1

2 本の止めネジ付き背面パネル前面プレート

3

前面ブラケット

2

GPU カード(側面から見た図)

4

GPU カード(上から見た図)

ステップ 3 新しい GPU カードをサーバに取り付けます。

a. カードの位置を合わせ、下端のコネクタが PCIe スロット 5 に重なるようにします。

b. シャーシにカードを収めるときはカードの前部を下方に傾け、接続している電源ケーブルが CPU ケージの下側(CPU3 の後ろ)になるようにします。取り付けた前面ブラケットの 2 本の取り付けネジを、CPU ケージの 2 つのネジ穴に合わせます(図 3-32 を参照)。

c. 以下の 2 種類の操作を同時に実行します。

シャーシ背面パネルにあるスロット 5 と 6 用の 2 つの開口部に、カードの背面パネル前面プレートの 2 つのタブを差し込みます。

カードの両端をゆっくりと押し下げ、カードのコネクタを PCIe スロット 5 のマザーボード コネクタに装着します。

d. スロット 5 と 6 用の 2 つの緑色の PCIe 固定ラッチを背面パネル前面プレートの上部で閉じます。

e. カードの前面ブラケットにある 2 本の取り付けネジを締め、CPU ケージに固定します。

ステップ 4 電源ケーブル アダプタを取り付けます。

a. マザーボードから PCIe 電源ケーブルを外します。これは 10 ピンのコネクタ J166 です(図 3-32 を参照)。

b. 電源ケーブル アダプタのオス型 10 ピン コネクタをマザーボードのコネクタ J166 に接続します。

c. ステップ 2 でカードに接続した、電源ケーブル アダプタのメス型 10 ピン コネクタに PCIe 電源ケーブルを接続します。

ステップ 5 上部カバーを取り付けます。

ステップ 6 サーバをラックに元どおりに配置し、電源コードおよびその他のケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源をオンにします。

図 3-32 GPU カードの取り付けと配線

1

GPU カード用の 6 ピン コネクタ

3

PCIe 電源ケーブル用の 10 ピン メス型コネクタ

2

マザーボードのソケット J166 用の 10 ピン オス型コネクタ


 

トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)の交換

このコンポーネントに関して認定されているサポート対象の部品番号は、時間の経過とともに変更されることがあります。交換可能なコンポーネントの最新リストについては、次の URL を参照し、『 Technical Specifications 』までスクロールしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)の取り付けまたは交換を行うには、次の手順に従います。


ステップ 1 TPM を取り外します(図 3-33 を参照)。

a. 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

b. 電源装置からすべての電源コードを外します。

c. 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。

注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

d. 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」 に示すように、上部カバーを取り外します。

e. TPM をマザーボードに固定している止めネジを外します。TPM ヘッダーは、マザーボードの CMOS バッテリの真後ろにあります(図 3-33 を参照)。

f. TPM の両端を持ち上げ、マザーボードの TPM ヘッダー ピンから取り外します。

ステップ 2 次のようにして、TPM を取り付けます。

a. 新しい TPM の裏側にあるコネクタをマザーボードの TPM ヘッダー ピンに合わせ、TPM の両端をしっかりと押し下げて装着します。

b. 止めネジを再度取り付け、TPM をマザーボードに固定します。

c. 上部カバーを取り付けます。

d. サーバをラックに元どおりに配置し、電源コードおよびその他のケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源をオンにします。

ステップ 3 次のようにして、TPM をイネーブルにします。

a. ブートアップ中に F2 プロンプトが表示されたら、F2 を押して BIOS セットアップに入ります。

b. BIOS 管理者パスワードを使用して、BIOS Setup ユーティリティにログインします。

c. BIOS Setup ユーティリティ画面で、[Advanced] タブを選択します。

d. [Trusted Computing] を選択し、[TPM Security Device Configuration] 画面を開きます。

e. [TPM SUPPORT] を [Enabled] に変更します。

f. F10 を押して設定を保存し、サーバを再起動します。

ステップ 4 TPM がイネーブルになっていることを確認します。

a. ブートアップ中に F2 プロンプトが表示されたら、F2 を押して BIOS セットアップに入ります。

b. BIOS 管理者パスワードを使用して、BIOS Setup ユーティリティにログインします。

c. [Advanced] タブを選択します。

d. [Trusted Computing] を選択し、[TPM Security Device Configuration] 画面を開きます。

e. [TPM SUPPORT] が [Enabled] になっていることを確認します。


) Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能を使用する場合は、「TPM に対する Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能のイネーブル化」の説明に従ってその機能をイネーブルにする必要があります。


図 3-33 TPM カードの取り外しおよび取り付け

1

止めネジ

3

マザーボードの TPM ヘッダー

2

TPM

TPM に対する Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能のイネーブル化

Intel TXT を使用すると、ビジネス サーバ上で使用および保管される情報の保護機能が強化されます。この保護の主要な特徴は、隔離された実行環境および付随メモリ領域の提供にあり、機密データに対する操作をシステムの他の部分から見えない状態で実行することが可能になります。さらに、Intel TXT は、暗号キーなどの機密データを保管できる封印されたストレージ領域も提供し、悪意のあるコードからの攻撃時に機密データが漏洩するのを防ぐために利用できます。

TXT 機能をイネーブルにするには、次の手順に従います。


ステップ 1 次のようにして、TPM がサーバに取り付け済みで、イネーブルになっていることを確認します。

a. VGA モニタと USB キーボードをサーバに接続するか、または、サーバの CIMC インターフェイスにリモート ログインして仮想 KVM コンソール ウィンドウを開きます。

b. サーバをリブートします。

c. ブートアップ中に F2 プロンプトが表示されたら、F2 を押して BIOS セットアップに入ります。

d. BIOS 管理者パスワードを使用して、BIOS Setup ユーティリティにログインします。


) この手順を実行するには、BIOS 管理者としてログインする必要があります。まだ行っていない場合は、BIOS Setup ユーティリティの [Security] タブで BIOS 管理者のパスワードを設定してください。


e. [Advanced] タブを選択します。

f. [Advanced] タブで [Trusted Computing] を選択し、[TPM Security Device Configuration] を開きます。

g. [TPM SUPPORT] が [Enabled] になっていることを確認します。そうでない場合は、[TPM SUPPORT] を [Enabled] に設定します。

h. Escape キーを押して、BIOS セットアップ ユーティリティの [Advanced] タブに戻ります。

ステップ 2 Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能を有効にする。

a. [Advanced] タブから、[Intel TXT(LT-SX) Configuration] を選択し、[Intel TXT(LT-SX) Hardware Support] 画面を開きます。


) Intel Trusted Execution Technology(TXT)機能はサーバの TPM ヘッダーに TPM がインストールされている場合のみ有効にできます。


b. [TXT Support] を [Enabled] に設定します。

ステップ 3 同じ画面で、[Intel Virtualization Technology (VT)] と [Directed I/O (VT-d)] 機能が有効になっていることを確認します(出荷時デフォルト)。

a. [Intel TXT(LT-SX) Hardware Support] の画面で、[VT-d Support] および [VT Support] の両方が [Enabled] としてリストされていることを確認します。

必要なオブジェクトがすでに有効になっている場合、省略してステップ 4に移動してください。

[VT-d Support] および [VT Support] の両方が [Enabled] でない場合、次のステップに進み、有効にします。

b. Escape キーを押して、BIOS セットアップ ユーティリティの [Advanced] タブに戻ります。

c. [Advanced] タブで、[Processor Configuration] を選択し、[Processor Configuration] 画面を開きます。

d. [Intel (R) VT] および [Intel (R) VT-d] を [Enabled] に設定します。

ステップ 4 F10 を押して変更内容を保存し、BIOS セットアップ ユーティリティを終了します。

ステップ 5 次のようにして、Intel TXT、VT、および VT-d 機能がイネーブルになっていることを確認します。

a. サーバをリブートします。

b. ブートアップ中に F2 プロンプトが表示されたら、F2 を押して BIOS セットアップに入ります。

c. [Advanced] タブを選択します。

d. [Intel TXT(LT-SX) Configuration] を選択して、[TXT Support]、[VT-d Support]、[VT Support]が [Enabled] になっていることを確認します。


 


1.

 
これは、内部の空間によってサポートされる長さです。

2.

 
これは、背面パネルの開口部のサイズです。

3.

 
Network Communications Services Interface プロトコル

4.

 
サーバがスタンバイ電源モードになっている場合にのみ、スロット 1 は動作できます。

5.

 
「PCIe スロット」を参照してください。

6.

 
この時点では Cisco UCS VIC1225T は UCS との統合はサポートされていません

7.

 
「PCIe スロット」を参照してください。

8.

 
スロット 8 および 9 については、下記の(注)を参照してください。

9.

 
フルハイト スロットにハーフハイトのカードを合わせるために背面パネル タブ アダプタが必要です。