Cisco UCS C250 M1 サーバ インストレーショ ンおよびサービス ガイド
サーバの設置
サーバの設置
発行日;2012/02/26 | 英語版ドキュメント(2012/01/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

サーバの設置

設置の準備

設置に関するガイドライン

ラックに関する要件

必要な工具

サーバの開梱と点検

ラックへのサーバの取り付け

サーバの接続と電源投入

ローカルでの初期セットアップの実行

ネットワーク経由での初期セットアップの実行

NIC モードおよび冗長化の設定

スクリプト ファイルを使ったスタティック ネットワーク設定の指定

BIOS 設定の指定と BIOS ファームウェアの更新

BIOS メニュー項目の設定の変更

BIOS セットアップ ページの概要

BIOS ファームウェアの更新

現在の BIOS バージョンの確認

EFI インターフェイスを使った BIOS ファームウェアの更新

Windows オペレーティング システムからの BIOS ファームウェアの更新

Linux オペレーティング システムからの BIOS ファームウェアの更新

iFlash32 ユーティリティ コマンド オプション

破損した BIOS のリカバリ

ヘッダー P35 での BIOS リカバリ ジャンパの使用

BIOS 設定クリア用のマザーボード ジャンパ

ヘッダー P35 での BIOS 管理者パスワード クリア ジャンパの使用

ヘッダー P35 での CMOS クリア ジャンパの使用

CIMC ファームウェアの更新

ハード ドライブの RAID 構成の変更

サーバの設置

この章では、サーバの設置方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。

「設置の準備」

「ラックへのサーバの取り付け」

「サーバの接続と電源投入」

「BIOS 設定の指定と BIOS ファームウェアの更新」

「CIMC ファームウェアの更新」

「ハード ドライブの RAID 構成の変更」


) システムの設置、操作、または保守を行う前に、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco USC』を参照して重要な安全情報を確認してください。



警告 安全上の重要事項

この警告マークは「危険」を意味します。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。警告の各国語版は、各警告の末尾に記載された番号を基に、装置に付属の「Translated Safety Warnings」を参照してください。
(ステートメント 1071)


これらの注意事項を保存しておいてください。


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用することで入室できる場所を意味します。
(ステートメント 1017)



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
(ステートメント 1030)



警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。装置への電力供給を切断するには、すべての接続を取り外す必要があります。
(ステートメント 1028)


設置の準備

この項の内容は次のとおりです。

「設置に関するガイドライン」

「ラックに関する要件」

「必要な工具」

「サーバの開梱と点検」

設置に関するガイドライン

サーバを設置するときは、次のガイドラインに従います。

サーバを設置する前に、設置場所の構成を計画し、設置環境を整えます。設置場所を計画する際に推奨される作業については、『 Cisco UCS Site Preparation Guide 』を参照してください。

サーバの周囲に、保守作業および適切な通気のための十分なスペースがあることを確認します。サーバ内では前面から背面へ空気が流れます。

空調が、付録「 技術仕様 」 に記載された温度要件に適合していることを確認します。

キャビネットまたはラックが、「ラックに関する要件」に記載された要件に適合していることを確認します。

設置場所の電源が、付録「 技術仕様 」 に記載された電源要件に適合していることを確認します。使用可能な場合は、電源障害に備えて Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を使用してください。

回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。北米では、電源装置には 15 A の回路が必要です。


警告 プラグソケットは電源の切断に使用する主な装置のため、常に手が届くようにしておいてください。
(ステートメント 1019)



注意 鉄共振型の UPS は使用しないでください。このタイプの UPS は、Cisco UCS などのシステムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になるおそれがあります。


注意 入力電力の損失を防ぐため、サーバに電力を供給する回路上の最大負荷の合計が、配線およびブレーカーの定格電流の範囲内に収まるようにしてください。

ラックに関する要件

ここでは、標準的なオープン ラックに関する要件を示します。この要件は、周囲温度が 0 ~ 35ºC(32 ~ 95ºF)の範囲にあることを前提とします。

次のタイプのラックを使用する必要があります。

標準 19 インチ(48.3 cm)幅 4 支柱ラック、ANSI/EIA-310-D-1992 のセクション 1 に準拠した英国ユニバーサル ピッチに適合するマウント支柱付き。

付属の取り付け具を使用する場合、ラックの支柱の穴は正方形である必要があります。

サーバあたりの縦方向の最小ラック スペースが 2 Rack Unit(RU; ラック ユニット)(= 8.89 cm(3.50 インチ))である必要があります。

必要な工具

シスコシステムズが供給しているスライド レールの設置では特に必要な工具はありませんが、メジャーと水準器を使用すると取り付け中スライド レールを水平に保つのに便利です。

サーバの開梱と点検


注意 サーバのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、常にモジュールのフレームの端を持つようにしてください。


ヒント サーバの輸送が必要となる場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。


) シャーシは厳密に検査したうえで出荷されています。輸送中に破損していたり、内容品が不足していた場合には、ただちにカスタマー サービス担当者に連絡してください。


梱包品の内容を検査するには、次の手順に従います。


ステップ 1 段ボール箱からサーバを取り出します。梱包材はすべて保管しておいてください。

ステップ 2 カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと梱包品の内容を照合し、次の品目がすべて揃っていることを確認します。

ステップ 3 破損の有無を調べ、内容品の不一致や破損があった場合は、カスタマー サービス担当者に連絡します。連絡する際は次の情報を用意してください。

発送元の請求書番号(梱包明細を参照)

破損している装置のモデル番号とシリアル番号

破損の状態

破損による設置への影響


 

ラックへのサーバの取り付け

このサーバでサポートされているシスコ コンポーネントと部品番号は次のとおりです。

サポートされているコンポーネント
部品番号

スライド レール キット

R250-SLDRAIL

ケーブル マネジメント アーム

R250-CBLARM

ここでは、ラックにサーバを取り付ける方法について説明します。


注意 ラックにキャスターが付いている場合は、キャスターをロックするか、その他の方法でラックを固定してください。

スライド レールとサーバをラックに取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 スライド レールを次のようにラックに取り付けます。


ヒント スライド レールとサーバを水平に保てるよう、取り付け作業は 2 人で行ってください。スライド レールおよびサーバが水平かどうかはメジャーと水準器を使って確かめるか、ラックの支柱の穴の数を数えて確認できます。

a. ラックの支柱内側のスライド レール部品がラック後方までの長さに合うよう、調整ブラケットを使って調節します(図 2-1 を参照)。


) ケーブル マネジメント アーム(CMA)の取り付けを予定している場合は、ラックの左側の支柱に「Push」と書かれたプラスチック製の固定クリップが付いたスライド レール部品を取り付けてください。


b. スライド レール部品の取り付けペグと固定クリップがラックの前後の支柱の目的の穴にはまるまで、長さ調整ブラケットを押し込みます(図 2-1 を参照)。スライド レールの前後が水平になっていることを確かめます。

図 2-1 スライド レール部品の取り付け

 

1

左前側ラック支柱

2

左後側ラック支柱

3

スライド レール部品

4

長さ調整ブラケット

5

固定クリップ(部品両端に 1 つずつ)

6

取り付けペグ(部品両端に 2 つずつ)

c. 2 つ目のスライド レール部品を、ラックの反対側に取り付けます。

d. 2 つのスライド レール部品が水平で同じ高さになっていることを確かめます。

e. 所定の位置に収まって留まるまで、各部品の内側のスライド レールをラック前方へ引き出します。

 

ステップ 2 取り付けブラケットを次のようにサーバに取り付けます。

a. サーバの側面に取り付けブラケットをセットし、鍵状の穴とサーバのペグの位置を合わせます。ブラケットのプラスチック製の取り付けリリース クリップが、サーバ前方へ向くようにします(図 2-2 を参照)。


) CMA のフランジがある取り付けブラケットは、サーバ前方から見て左側面に取り付けてください。CMA のフランジの位置は、サーバ後方へ向くようにします。


b. 固定クリップがサーバ ペグにカチッとはまるまで、取り付けブラケットをサーバ後方へ押します。

c. 残りの取り付けブラケットをサーバの反対側に取り付けます。

図 2-2 取り付けブラケットのサーバへの取り付け

 

1

サーバ背面

2

取り付けペグ(4 つ)

3

取り付けブラケット

4

取り出しリリース クリップ

5

取り付けリリース クリップ

 

 

ステップ 3 サーバを次のようにスライド レールに装着します。

a. サーバ側面にある取り付けブラケットを、空のスライド レールの前側に合わせます。

b. 内部の停止位置に収まるまで、サーバをスライド レールに押し込みます。

c. 各取り付けブラケットのプラスチック製の取り付けリリース クリップをサーバ後方へ押し(図 2-2 を参照)、前方のフランジがラックの支柱に当たるまで、サーバをラック内へ押し続けます。

ステップ 4 CMA を次のようにスライド レール後方に取り付けます。


) 次の手順に書かれている方向は、サーバ前方から見た向きです。


a. CMA の長さ調整スライダ右端のプラスチック クリップを、スライド レール内側のプラスチック固定フランジに留まるまで、右側のスライド レール後方へスライドさせます(図 2-3 を参照)。

b. CMA の長さ調整スライダの左端が左側のスライド レール部品の後方に揃うまで伸ばします。

c. 一番内側の CMA 取り付けクリップを左側のスライド レール後方へスライドさせ、サーバに取り付けられている取り付けブラケットにある CMA フランジに留めます(図 2-3 を参照)。

d. CMA 長さ調節スライダの左端にある 2 つ穴のブラケットを、左側のスライド レールに取り付けます。2 つ穴のブラケットが、スライド レールの内側の 2 つのペグに合うようにします(図 2-3 を参照)。

e. 一番外側の CMA 取り付けクリップを、左側のスライド レールにある CMA フランジに留めます(図 2-3 を参照)。

図 2-3 ケーブル マネジメント アームの取り付け

 

1

右側スライド レール後方(プラスチック固定フランジがこのレールの内側にあります)

2

CMA 長さ調節スライダ

3

左側スライド レール部品後方

4

一番内側の CMA 取り付けクリップ

5

CMA 長さ調整スライダの端にある 2 つ穴のブラケット

6

一番外側の CMA 取り付けクリップ

ステップ 5 「サーバの接続と電源投入」に進みます。


 

サーバの接続と電源投入

ここでは、サーバ コネクタと、サーバの電源をオンにして IP アドレスを割り当てる方法について説明します。


) このサーバにはあらかじめ、shipping というデフォルトの NIC モードが設定されています。shipping モードは、初期セットアップのためにサーバを接続する目的で提供されています。ただし、このモードの機能は限定的で、すべての Cisco Integrated Management Controller(CIMC)機能がサポートされるわけではありません。従って、初期セットアップ中に、このデフォルト モードから、選択した NIC モードに変更する必要があります。


サーバへの接続には、デフォルトの shipping NIC モードを変更して IP アドレスを指定する別の方法があります。下記のフローチャートには、このセクションで説明されている方法がまとめられています。

図 2-4 初期セットアップ方法の概要

 

ローカルでの初期セットアップの実行

サーバの初期セットアップをローカルで実行する手順は、以下のとおりです。管理ポートを使用してネットワーク経由でセットアップを行う場合は、「ネットワーク経由での初期セットアップの実行」を参照してください。


ステップ 1 付属の電源コードをサーバの各電源装置に接続し、次に、接地された AC 電源出力に接続します。電源仕様については、「電源仕様」を参照してください。

最初のブート中、サーバがスタンバイ電源でブートするまでに約 2 分かかります。電源ステータスは、電源ステータス LED で確認できます(図 2-6 を参照)。

オレンジ:サーバはスタンバイ電源モードです。サービス プロセッサと一部のマザーボード機能にだけ電力が供給されています。

消灯:サーバに電力は供給されていません。電源コードの接続と電源を確認してください。


) ブート中のメモリ検証処理のため、サーバに搭載されているメモリのサイズによっては、ブートに 2 分以上かかる場合があります。


ステップ 2 付属の KVM ケーブルを前面パネルのサーバ コンソール コネクタにつなぎ、キーボードとモニタを接続します。図 2-6を参照してください。

ステップ 3 電源 ボタンを押して放し、サーバをブートします(図 2-6 を参照)。このボタンは電源ステータス LED も兼ねており、サーバが主電源モードになっているときは緑色に点灯します。

ステップ 4 ブート処理を見て、メッセージが表示されたら F8 キーを押します。BIOS CIMC 構成ユーティリティが起動します。


) このサーバにはあらかじめ、shipping というデフォルトの NIC モードが設定されています。ただし、このモードの機能は限定的で、すべての CIMC 機能がサポートされるわけではありません。従って、初期セットアップ中に、このデフォルト モードから、選択した NIC モードおよび NIC 冗長化に変更する必要があります。


ステップ 5 CIMC ユーティリティを使用して、選択した NIC モードおよび NIC 冗長化設定に変更します。設定の詳細については、「NIC モードおよび冗長化の設定」を参照してください。

ステップ 6 CIMC ユーティリティを使用して、次のフィールドに値を入力することでスタティック ネットワーク設定を指定します。

DHCP Enabled:このチェックボックスをオフにすると、スタティック設定を使用できます。

CIMC IP:このフィールドにサーバの IP アドレスを入力します。

Subnet Mask:このフィールドにサーバのサブネット マスクを入力します。

Gateway:このフィールドにサーバのゲートウェイを入力します。

またこの画面で、サーバの VLAN の有効化、およびデフォルトのユーザ パスワードの変更を行うことができます。


ヒント スタティック設定の指定は、スクリプトを使って自動で行う方法もあります。「スクリプト ファイルを使ったスタティック ネットワーク設定の指定」を参照してください。


ステップ 7 F10 キーを押して、変更内容を保存します。


) IP アドレスの変更は約 45 秒後に有効になります。この間、F9 キーを押してもユーティリティの設定の表示は更新されません。


ステップ 8 選択した NIC モードおよび冗長化に従い、10/100/1000 ギガビット イーサネット RJ-45 ポートを使ってネットワークに接続します(図 2-7 を参照)。


) IP アドレスの変更は約 45 秒後に有効になります。次の手順のサーバの再起動は、F9 キーを押して更新し、新しい設定が表示されてから行います。


ステップ 9 電源 ボタンを押して放し、サーバを再起動します。再起動後、新しい IP アドレスと MAC アドレスがユーティリティ画面に表示されます。

ステップ 10 サーバに IP アドレスを割り当てた後、そのアドレスを使用して CIMC の GUI または CLI 管理システムにアクセスできます。詳細については、『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide 』を参照してください。


サーバのデフォルトのユーザ名は admin、パスワードは password です。



 

ネットワーク経由での初期セットアップの実行

サーバの初期セットアップをネットワーク経由で実行する手順は、次のとおりです。KVM コンソール コネクタを使用してローカルでセットアップを行うには、「ローカルでの初期セットアップの実行」を参照してください。


ステップ 1 付属の電源コードをサーバの各電源装置に接続し、次に、接地された AC 電源出力に接続します。電源仕様については、「電源仕様」を参照してください。

最初のブート中、サーバがスタンバイ電源でブートするまでに約 2 分かかります。電源ステータスは、電源ステータス LED で確認できます(図 2-6 を参照)。

オレンジ:サーバはスタンバイ電源モードです。サービス プロセッサと一部のマザーボード機能にだけ電力が供給されています。

消灯:サーバに電力は供給されていません。電源コードの接続と電源を確認してください。


) ブート中のメモリ検証処理のため、サーバに搭載されているメモリのサイズによっては、ブートに 2 分以上かかる場合があります。


ステップ 2 選択した背面パネルの 10/100 イーサネット管理ポートを使用して、リモート管理に接続します。デフォルトの shipping モードでは、M1 および M2 管理ポートは次のように設定されています。

M1 ポートは、デフォルトで DHCP サーバから IP アドレスを取得するようになっています(図 2-5 および 図 2-7 を参照)。この IP アドレスを使って、サーバ管理に接続します。


) DHCP サーバで固定の既知のアドレスを割り当てることができるよう、このサーバ用の MAC アドレス範囲を使って DHCP サーバを事前に構成してからこのオプションを使用する必要があります。MAC アドレスはサーバ背面のラベルに印字されています。このサーバでは、CIMC に 6 つの MAC アドレスが割り当てられています。ラベルに印字されている MAC アドレスは、6 つの MAC アドレスのうち最初のものです。たとえば、ラベルに記載されている MAC アドレスが 0:a:b:c:d:1 の場合、0:a:b:c:d:1、0:a:b:c:d:2、0:a:b:c:d:3、0:a:b:c:d:4、0:a:b:c:d:5、0:a:b:c:d:6 の MAC アドレスがすべて CIMC に割り当てられています。


M2 ポートにはあらかじめ、デフォルトのスタティック IP アドレス 10.1.1.7 とネットマスク 255.255.0.0 が設定されています。このスタティック IP アドレスを使って、サーバ管理に接続します。

図 2-5 背面パネルの管理ポート M1 および M2

 


) このサーバにはあらかじめ、shipping というデフォルトの NIC モードが設定されています。ただし、このモードの機能は限定的で、すべての CIMC 機能がサポートされるわけではありません。従って、初期セットアップ中に、このデフォルト モードから、選択した NIC モードに変更する必要があります。


ステップ 3 CIMC ユーティリティを使用して、選択した NIC モードおよび NIC 冗長化設定に変更します。

設定の詳細については、「NIC モードおよび冗長化の設定」を参照してください。

これらのインターフェイスの使用手順については、『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide 』を参照してください。


) 設定の変更は約 45 秒後に有効になります。


ステップ 4 選択した NIC モードおよび NIC 冗長化に従って、10/100/1000 ギガビット イーサネット RJ-45 のポートを使ってネットワークに接続します(図 2-7 を参照)。

ステップ 5 サーバに IP アドレスを割り当てた後、そのアドレスを使用して CIMC の GUI または CLI 管理システムにアクセスできます。詳細については、『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide 』を参照してください。


サーバのデフォルトのユーザ名は admin、パスワードは password です。



 

図 2-6 前面パネルの機能

 

1

ロケータ ボタン/LED

2

ネットワーク アクティビティ LED

3

システム障害 LED

4

電源ボタン/電源ステータス LED

5

CPU 障害 LED

6

メモリ障害 LED

7

電源装置障害 LED

8

コンソール コネクタ(付属の KVM ケーブルには、DB15 ビデオ コネクタ、DB9 シリアル コネクタ、および 2 ポート USB 2.0 コネクタを装備)

9

DVD-RW ドライブ(オプション)

10

ハード ドライブ(最大 8 個)

11

ファン モジュール(5 個)

 

 

図 2-7 背面パネルの機能

 

1

ロープロファイル PCIe カード スロット(3 個)

2

ロケータ ボタン/LED

3

標準プロファイル PCIe カード スロット(2 個)

4

シリアル コネクタ(DB9)

5

ビデオ コネクタ(DB15 VGA)

6

USB 2.0 コネクタ(2 個)

7

10/100/1000 ギガビット イーサネット ポート(4 個)

8

10/100 イーサネット管理ポート M1

9

10/100 イーサネット管理ポート M2

10

電源装置(最大 2 個)

NIC モードおよび冗長化の設定

このサーバでは、NIC モードおよび NIC 冗長化の設定を行うことができます。

NIC モード

このサーバでは、次の 3 つの NIC モードを使用できます。

shipping:出荷時のデフォルトのモードです。管理ポート M1 は、デフォルトで DHCP 探索を実行するように設定されています。管理ポート M2 には、デフォルトのスタティック IP アドレス 10.1.1.7 およびネットマスク 255.255.0.0 が設定されています。図 1-1を参照してください。


) shipping モードは、初期セットアップのためにサーバを接続する目的で提供されています。ただし、このモードの機能は限定的で、すべての CIMC 機能がサポートされるわけではありません。従って、初期セットアップ中に、このデフォルト モードから、選択した NIC モードに変更する必要があります。


dedicated:CIMC へのアクセスに管理ポート M1 および M2 を使用します。

shared_lom:CIMC へのアクセスに 4 つのギガビット イーサネット ポートを使用します。


) shared_lom モードを使用する場合、セキュリティ上の危険性にさらされるのを避けるために、サーバの CIMC が使用するものと同一の NIC 冗長化設定をホスト OS でエミュレートする必要があります (4 つのギガビット イーサネット ポートすべてを同じサブネットに接続する必要があります)。


NIC 冗長化

このサーバでは、次の 3 つの NIC 冗長化設定を行うことができます。

none:イーサネット ポートは個別に動作し、問題が発生した場合にフェールオーバーを行いません。

active-active:すべてのイーサネット ポートが同時に使用されます。

active-standby:アクティブなイーサネット ポートに障害が発生した場合、スタンバイ ポートにトラフィックがフェールオーバーします。

サポートされる組み合わせ

サポートされる NIC モードおよび NIC 冗長化の組み合わせは、表 2-1 のとおりです。

 

表 2-1 NIC モードおよび NIC 冗長化の組み合わせ

NIC 冗長化
NIC モード

 

dedicated

shared_lom

shipping

none

 

 

X

active-active

X

X

 

active-standby

X

X

 

 

スクリプト ファイルを使ったスタティック ネットワーク設定の指定

ここでは、スクリプト ファイルを使った自動構成処理により、複数サーバのスタティック ネットワーク設定の指定を行う方法について説明します。


ステップ 1 テキスト エディタを使って、 network.cfg という名前のファイルを作成します。

ステップ 2 network.cfg の内容を次の形式で記述します。設定するタグだけを使用します。

dhcp-enabled:
v4-addr:
v4-netmask:
v4-gateway:
vlan-enabled:
vlan-id:
vlan-priority:
password:
NIC-mode:
NIC-redundancy:
 

たとえば、DHCP を無効にし、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、およびユーザ パスワードを設定する値は、次の例のようになります。

dhcp-enabled: 0
v4-addr: 10.193.70.102
v4-netmask: 255.255.255.0
v4-gateway: 10.193.70.1
password: nonpasswd
 

) NIC モードに使用できる値は、dedicated、shared_lom、shipping です。NIC 冗長化に使用できる値は、none、active-active、active-standby です。表 2-1 は、サポートされる NIC モードおよび NIC 冗長化の組み合わせの値です。


ステップ 3 テキスト エディタを使って、 startup.nsh という名前のファイルを作成します。内容は次のとおりです。

fs0:
cimcconfig
 

ステップ 4 network.cfg ファイルと startup.nsh ファイルを USB メモリにコピーします。

ステップ 5 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 6 電源 ボタンを押して放し、サーバをブートします。

ステップ 7 ブート処理を見て、BIOS ブート マネージャへの切り替えメッセージが表示されたら F6 キーを押します。

ステップ 8 EFI をブート デバイスに選択し、Enter キーを押します。

サーバの電源が一度オフになった後にもう一度オンになり、構成ユーティリティが起動して startup.nsh ファイルが実行されます。エラーが発生した場合は画面に表示され、 errors.txt ファイルに記録されます。

ステップ 9 USB メモリを取り外し、 network.cfg ファイルを次の IP アドレスに変更して、USB メモリを次に設定するサーバにセットします。

ステップ 10 サーバに IP アドレスを割り当てた後、そのアドレスを使用してサービス プロセッサの GUI または CLI 管理システムにアクセスできます。詳細については、『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide 』を参照してください。


 

BIOS 設定の指定と BIOS ファームウェアの更新

ここには、システム BIOS に関する情報と以下の内容が記載されています。

「BIOS メニュー項目の設定の変更」

「BIOS セットアップ ページの概要」

「BIOS ファームウェアの更新」

「破損した BIOS のリカバリ」

「BIOS 設定クリア用のマザーボード ジャンパ」

BIOS メニュー項目の設定の変更

サーバの BIOS 設定を変更する手順は次のとおりです。詳しい手順は、BIOS 画面にも表示されます。


ステップ 1 ブート中にメッセージが表示されたら、 F2 キーを押して BIOS Setup ユーティリティに切り替えます。


) このユーティリティの Main ページに、現在の BIOS のバージョンとビルドが表示されます。


ステップ 2 矢印キーを使って、BIOS メニュー ページを選択します。

ステップ 3 矢印キーを使って、変更するフィールドを反転表示にします。

ステップ 4 Enter キーを押して変更するフィールドを選択し、そのフィールドの値を変更します。

ステップ 5 Exit メニュー画面が表示されるまで右矢印キーを押します。

ステップ 6 Exit メニュー画面の指示に従って変更内容を保存し、セットアップ ユーティリティを終了します(または、 F10 キーを押します)。 Esc キーを押すと、変更内容を保存せずにユーティリティを終了できます。


 

BIOS セットアップ ページの概要

表 2-2 には、BIOS セットアップ ページの説明がまとめられています。それぞれのページの各フィールドの詳しい説明は、各 BIOS 画面に表示されます。

 

表 2-2 BIOS Setup ユーティリティ ページの概要

画面
内容

Main

BIOS のバージョン、および搭載されているシステム メモリに関する全般情報

Quiet Boot および POST エラー パスの有効または無効の設定

システム日付の指定に関する設定

Advanced

以下の設定の指定に使用するサブメニューの構成

プロセッサ

メモリ

大容量記憶域コントローラ

シリアル ポート

USB

PCIe

Security

BIOS の管理者パスワードおよびユーザ パスワードの設定および変更に使用する設定

Server Management

次の目的に使用できる設定

マスク不可能割り込み(NMI)の管理

システム イベント ログのクリア

ブート タイムアウトの指定

プラグ アンド プレイの設定

オペレーティング システムの Advanced Configuration and Power Interface (ACPI)の設定

シリアル ポートのコンソール リダイレクトの設定

シリアル番号や BMC リビジョンなどのシステム情報の表示

Boot Options

次の目的に使用できる設定

ネットワーク ブートの指定

F2 プロンプトのブート タイムアウトの指定

デバイスのブート順、ブート リトライ、および USB デバイスのブート順の指定

CD-ROM デバイス、ハード ディスク ドライブ、およびフロッピー ドライブのブート順の指定

Boot Manager

この画面から選択して直接ブートできる、使用可能なブート デバイスの一覧

Error Management

システム エラーとその説明および重要度の一覧

Exit

終了する際に変更内容を保存または破棄するオプション

現在の値をユーザ デフォルトとして保存するか、デフォルトの値をロードするかのオプション

BIOS ファームウェアの更新

BIOS ファームウェアの更新は、ブート時に EFI インターフェイスを使用して行うか、実行中の Windows または Linux オペレーティング システム(OS)から行います。

「現在の BIOS バージョンの確認」

「EFI インターフェイスを使った BIOS ファームウェアの更新」

「Windows オペレーティング システムからの BIOS ファームウェアの更新」

「Linux オペレーティング システムからの BIOS ファームウェアの更新」

「iFlash32 ユーティリティ コマンド オプション」

現在の BIOS バージョンの確認

BIOS の現在のバージョンおよびビルド番号を確認するには、次の 2 つの方法があります。

サーバ ブート時に F2 キーを押して BIOS Setup ユーティリティを開き、Main ページの一覧を見ます。

実行中の Windows または Linux OS 内から、iFlash32 コマンドに -i オプションを付けて使用します。「iFlash32 ユーティリティ コマンド オプション」を参照してください。

EFI インターフェイスを使った BIOS ファームウェアの更新

EFI インターフェイスを使って BIOS ファームウェアを更新する手順は次のとおりです。


ステップ 1 C250 M1 サーバの BIOS 更新パッケージを Cisco.com からダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。次の URL のページの「Unified Computing」のリンクをクリックし、ダウンロード ページまで移動します。

http://www.cisco.com/cisco/web/download/index.html

ステップ 2 展開した UEFI フォルダ内のファイルを、USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。

ステップ 3 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 4 Boot Option 画面を開くためのメッセージが表示されたら、 F6 キーを押します。

ステップ 5 Boot Option 画面で、[EFI Shell] を選択します。

ステップ 6 更新が終わってサーバを再起動するように求めるメッセージが画面上に表示されるのを待ちます。通常、更新には約 3 分間かかります。

ステップ 7 サーバを再起動して更新を完了します。


 

Windows オペレーティング システムからの BIOS ファームウェアの更新

実行中の Windows ホスト OS から BIOS ファームウェアを更新する手順は次のとおりです。

この手順がサポートされるのは、Windows Server 2003 および Windows Server 2008 を実行中のサーバ上です。


ステップ 1 Windows ホスト OS がインストールされているハード ドライブを使ってサーバをブートします。

ステップ 2 C250 M1 サーバの BIOS 更新パッケージを Cisco.com からダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。次の URL のページの「Unified Computing」のリンクをクリックし、ダウンロード ページまで移動します。

http://www.cisco.com/cisco/web/download/index.html

ステップ 3 展開した UEFI フォルダ内のファイルを、USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。

ステップ 4 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 5 BIOS 更新ドライバ( flashud.sys )を OS 環境にインストールします。

a. Windows OS 内のコマンド プロンプトで、USB メモリに割り当てられているドライブ文字を使ってディレクトリを変更します。

b. 次のコマンドを入力して、BIOS 更新ドライバを OS 環境にインストールします。

install.cmd <iFlash32 ユーティリティへのパス>

ステップ 6 OS 内のコマンド プロンプトで次のコマンドとオプションを入力し、iFlash32 ユーティリティを使って非インタラクティブ モードでシステム BIOS を更新します。

iflash32 -u [BIOS ファイル名] -ni

使用できるオプションの詳細については、「iFlash32 ユーティリティ コマンド オプション」を参照してください。

ステップ 7 サーバを再起動して更新を完了します。


 

Linux オペレーティング システムからの BIOS ファームウェアの更新

実行中のホスト OS から BIOS ファームウェアを更新する手順は次のとおりです。

この手順がサポートされるのは、Red Hat Enterprise Linux 5、SUSE Linux Enterprise Server 10 および 11 を実行中のサーバ上です。


ステップ 1 Linux ホスト OS がインストールされているハード ドライブを使ってサーバをブートします。

ステップ 2 C250 M1 サーバの BIOS 更新パッケージを Cisco.com からダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。次の URL のページの「Unified Computing」のリンクをクリックし、ダウンロード ページまで移動します。

http://www.cisco.com/cisco/web/download/index.html

ステップ 3 展開した UEFI フォルダ内のファイルを、USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。

ステップ 4 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 5 Linux のプロンプトで次のコマンドを入力して、USB メモリが検出されていることを確かめます。

fdisk -l

USB メモリが検出されている場合、USB メモリが /dev/sdb1 として検出済み SCSI デバイスの一覧の中に表示されます。

ステップ 6 USB メモリを Linux ファイル システムのディレクトリとして、次のようにマウントします。

mount /dev/sdb1 /mnt/usb

ステップ 7 ディレクトリを BIOS 更新パッケージが格納されている USB メモリ上のフォルダに変更します。次のその例を示します。

cd /mnt/usb/c250

ステップ 8 次のコマンドとオプションを入力し、iFlash32 ユーティリティを実行してシステム BIOS を非インタラクティブ モードで更新します。

iflash32 - ./iflash32 -u [BIOS ファイル名] .cap

使用できるオプションの詳細については、「iFlash32 ユーティリティ コマンド オプション」を参照してください。

ステップ 9 サーバを再起動して更新を完了します。


 

iFlash32 ユーティリティ コマンド オプション

iFlash32 コマンドでは、次のオプションを使用できます。

コマンドラインのヘルプ ページの表示:

iflash32 -h

システム BIOS の更新:

iflash32 -u [BIOS ファイル名]

システム BIOS の非インタラクティブ モードでの更新:

iflash32 -u [BIOS ファイル名] -ni

BIOS ファイル情報の表示:

iflash32 -i [BIOS ファイル名]

現在のシステム BIOS バージョンの表示:

iflash32 -i

BIOS 設定の出荷時デフォルトへの復元:

iflash32 -rd

破損した BIOS のリカバリ

破損した BIOS のリカバリには、次の 2 つの方法があります。

GUI または CLI のいずれかの CIMC 管理インターフェイスを使用できます。詳細については、『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide 』を参照してください。

マザーボードのヘッダー P35 の BIOS リカバリ機能を使用できます。手順については、「ヘッダー P35 での BIOS リカバリ ジャンパの使用」を参照してください。

ヘッダー P35 での BIOS リカバリ ジャンパの使用

P35 ヘッダーは、マザーボードのフロント エッジにある 20 ピンのヘッダーです。このヘッダーでジャンパを使用して、システムがハングアップしたときに、サーバを強制的に新しい BIOS にフラッシュすることができます。たとえば、BIOS 更新後にシステムがハングアップした場合、強制的にサーバで新しいファームウェアを検索する手順は、以下のとおりです。


ステップ 1 C250 M1 サーバの BIOS 更新パッケージを Cisco.com からダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。次の URL のページの「Unified Computing」のリンクをクリックし、ダウンロード ページまで移動します。

http://www.cisco.com/cisco/web/download/index.html

ステップ 2 展開した UEFI フォルダ内のファイルを、USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。

ステップ 3 サーバをシャットダウンして電源をオフにし、ラックから取り出して AC 電源コードを抜いた後、「コンポーネント取り付けの準備」の説明に従って上部カバーを外します。

ステップ 4 P35 ヘッダーのピン 3 および 4 に、ショート ジャンパを取り付けます。

ステップ 5 上部カバーと AC 電源コードをもう一度サーバに取り付けます。サーバの電源がスタンバイ電源モードになり、前面パネルの電源 LED がオレンジ色に点灯します。

ステップ 6 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 7 前面パネルの 電源 ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。電源 LED が緑色になれば、サーバは主電源モードです。


) リカバリを完了するには、サーバ全体が再起動して主電源モードになるようにする必要があります。これは、ホスト CPU が実行されていないと P35 ジャンパの状態を判別できないからです。サーバは自動的に UEFI シェルへブートし、USB メモリから BIOS を更新します。


ステップ 8 サーバの BIOS 更新が完了するのを待ってから、USB メモリをサーバから取り外します。

ステップ 9 電源 ボタンを押し、サーバをシャットダウンしてスタンバイ電源モードにし、電流が流れないようにするために AC 電源コードを抜きます。

ステップ 10 サーバの上部カバーを外します。

ステップ 11 ヘッダー ピンからショート ジャンパを取り外します。


) ジャンパを外さないと、サーバの電源を入れ直すたびに新しい BIOS のリカバリが強制的に行われます。


ステップ 12 サーバをラックに元どおりに配置し、電源コードおよびその他のケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源をオンにします。


 

BIOS 設定クリア用のマザーボード ジャンパ

P35 ヘッダーは、マザーボードのフロント エッジにある 20 ピンのヘッダーです。このヘッダーでジャンパを使用して、CMOS 設定および BIOS 管理者パスワードをクリアできます。

「ヘッダー P35 での BIOS 管理者パスワード クリア ジャンパの使用」

「ヘッダー P35 での CMOS クリア ジャンパの使用」

ヘッダー P35 での BIOS 管理者パスワード クリア ジャンパの使用

ここでは、ユーザが設定したパスワードを忘れてわからなくなったときに、BIOS の管理者パスワードをクリアしてデフォルトに戻す方法を説明します。


ステップ 1 サーバをシャットダウンして電源をオフにし、ラックから取り出して AC 電源コードを抜いた後、「コンポーネント取り付けの準備」の説明に従って上部カバーを外します。

ステップ 2 P35 ヘッダーのピン 9 および 10 に、ショート ジャンパを取り付けます。

ステップ 3 上部カバーと AC 電源コードをもう一度サーバに取り付けます。サーバの電源がスタンバイ電源モードになり、前面パネルの電源 LED がオレンジ色に点灯します。

ステップ 4 前面パネルの 電源 ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。電源 LED が緑色になれば、サーバは主電源モードです。


) パスワードのリセットを完了するには、サーバ全体が再起動して主電源モードになるようにする必要があります。これは、ホスト CPU が実行されていないとジャンパの状態を判別できないからです。これでパスワードはクリアされます。


ステップ 5 電源 ボタンを押し、サーバをシャットダウンしてスタンバイ電源モードにし、電流が流れないようにするために AC 電源コードを抜きます。

ステップ 6 サーバの上部カバーを外します。

ステップ 7 ヘッダー ピンからショート ジャンパを取り外します。


) ジャンパを取り外さないと、サーバの電源を入れ直すたびにパスワードがクリアされます。


ステップ 8 サーバをラックに元どおりに配置し、電源コードおよびその他のケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源をオンにします。


 

ヘッダー P35 での CMOS クリア ジャンパの使用

システムがハング アップしたときにサーバの CMOS 設定をクリアする手順は、以下のとおりです。たとえば、設定が正しくないためにサーバがハング アップしてブートしなくなった場合に、このジャンパを使って設定を無効化し、デフォルト設定を使って再起動できます。


ステップ 1 サーバをシャットダウンして電源をオフにし、ラックから取り出して AC 電源コードを抜いた後、「コンポーネント取り付けの準備」の説明に従って上部カバーを外します。

ステップ 2 P35 ヘッダーのショート ジャンパ ピン 5 および 6 を取り付けます。この J78 ジャンパ機能は、システム再起動時に現在の CMOS 設定をクリアするよう、システムに指示するためのものです。

ステップ 3 上部カバーと AC 電源コードをもう一度サーバに取り付けます。サーバの電源がスタンバイ電源モードになり、前面パネルの電源 LED がオレンジ色に点灯します。

ステップ 4 前面パネルの 電源 ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。電源 LED が緑色になれば、サーバは主電源モードです。


) リセットを完了するには、サーバ全体が再起動して主電源モードになるようにする必要があります。これは、ホスト CPU が実行されていないとジャンパの状態を判別できないからです。


ステップ 5 電源 ボタンを押し、サーバをシャットダウンしてスタンバイ電源モードにし、電流が流れないようにするために AC 電源コードを抜きます。

ステップ 6 サーバの上部カバーを外します。

ステップ 7 ヘッダー ピンからショート ジャンパを取り外します。


) ジャンパを取り外さないと、サーバの電源を入れ直すたびに CMOS 設定がデフォルト状態にリセットされます。


ステップ 8 サーバをラックに元どおりに配置し、電源コードおよびその他のケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源をオンにします。


 

CIMC ファームウェアの更新

このサーバの基盤管理コントローラ ファームウェアは、Cisco Integrated Management Controller (CIMC)という名称です。サーバは、シスコから取得した正規の CIMC ファームウェアを使用します。シスコのサイトから CIMC ファームウェア イメージをダウンロードした後、これを使ってサーバのファームウェアを更新することができます。シスコは、各イメージと共にリリース ノートも提供しています。

CIMC ファームウェアの更新手順については、『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide 』を参照してください。

ハード ドライブの RAID 構成の変更

ハード ドライブの RAID 構成を変更するには、ホスト OS 上にインストールしたホストベースのユーティリティを使用するか、サーバにインストールされている LSI オプションの ROM ベース ユーティリティを使用します。

このようなオプションの ROM ベース ユーティリティは、ブートアップ時に表示されるキーの組み合わせ(Ctrl+H キーなど)を押すことで使用できます。ただし、システム BIOS で Quiet Boot がイネーブルにされていると、ブートアップ時にこのようなユーティリティのプロンプトは表示されません。

Quiet Boot をディセーブルにして、ブートアップ時にオプションの ROM ベースの LSI ユーティリティのプロンプトが表示されるようにするには、次の手順に従います。


ステップ 1 サーバをブートし、ブートアップ時に F2 キーの押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら F2 キーを押し、BIOS Setup ユーティリティを起動します。

ステップ 3 BIOS Setup ユーティリティの Main ページで、Quiet Boot を Disabled に設定します。これにより、ブートアップ時にシスコのロゴ画面ではなく、デフォルトではないプロンプトと POST メッセージが表示されるようになります。

ステップ 4 F10 キーを押して変更内容を保存し、ユーティリティを終了します。

サーバの次回ブート時には、インストールされている LSI ユーティリティのプロンプトが表示されます。これらのユーティリティの使用方法の詳細については、LSI ユーティリティのヘルプ ドキュメントを参照してください。