Cisco UCS C シリーズ サーバ Linux インストール ガイド
Linux のインストール
Linux のインストール
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/03/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Linux のインストール

内蔵ドライブへのインストール

SAN ブート インストール

PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール

Linux のインストール

この章では、次の 2 つの手順について説明します。

「内蔵ドライブへのインストール」

「SAN ブート インストール」

「PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール」

内蔵ドライブへのインストール

ここでは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)または SUSE Linux Enterprise Server(SLES)を、内蔵ドライブにインストールする方法について説明します。


) このサーバでサポートされる RHEL および SLES のバージョンについては、Cisco.com で C シリーズ サーバのハードウェアおよびソフトウェア相互運用性マトリックス(http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.html)を参照してください。



) ISO イメージを使用するより比較的速いため、C シリーズ サーバの DVD ドライブにインストール ディスクを挿入し、Linux をインストールすることを推奨します。ISO イメージを仮想ディスクとしてマッピングする手順についても示します。


前提条件

この手順を始める前に、次の項目または操作が必要です。

サーバの管理ポート用の設定済みの IP アドレス。このポートと IP アドレスを使用して Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ユーティリティにアクセスします。

DVD または ISO イメージの Linux インストール メディア。

手順

次の手順に従ってソフトウェアをインストールします。


ステップ 1 CIMC の IP アドレスを使用してブラウザから CIMC Manager に接続します。

ステップ 2 管理者ユーザの ID とパスワードを使用して、CIMC Manager にログインします。

デフォルトのユーザ ID は admin 、デフォルトのパスワードは password です。

 

 

ステップ 3 [Remote Presence] ペインで、[Virtual KVM] タブ、[Launch KVM Console] の順にクリックします。

[Virtual KVM Console] ウィンドウが開きます。

 

 

ステップ 4 次のいずれかの操作を行い、インストール元として物理 DVD または ISO イメージを指定します。

物理ディスクからインストールする場合は、ステップ 9にスキップします。

ISO イメージからインストールする場合は、ステップ 5に進みます。

ステップ 5 Virtual Media 機能をイネーブルにして、サーバが仮想ドライブをマウントできるようにします。

a. CIMC Manager の [Server] タブで [Remote Presence] をクリックします。

b. [Remote Presence] ペインで [Virtual Media] タブをクリックし、チェックボックスをオンにして Virtual Media をイネーブルにします。

c. [Save Changes] をクリックします。

 

 

ステップ 6 [Virtual KVM Console] ウィンドウのメニュー バーで、[Tools] > [Launch Virtual Media] を選択します。

 

 

ステップ 7 [Virtual Media Session] ウィンドウで、インストール ISO イメージのパスを指定します。

[Add Image] をクリックし、ダイアログを使用して ISO イメージに移動し選択します。ISO イメージが [Client View] ペインに表示されます。

ステップ 8 ISO ファイルの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにして、マッピングが完了するまで待ちます。[Details] ペインで経過表示を確認します。


ヒント [Details] をクリックして、[Details] ペインを表示し、読み書きの経過表示を確認します。


 

 

ステップ 9 物理ディスクからインストールする場合は、C シリーズ サーバの DVD ドライブにインストール ディスクを挿入します。ディスクがサーバに読み込まれるまで待ちます。

ステップ 10 サーバの電源を再投入します。


ヒント サーバの電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[Cisco KVM Console] ウィンドウのメニュー バーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、または CIMC の GUI で [Server Summary] タブの [Power Cycle Server] をクリックします。


ステップ 11 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F2 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、 F2 キーを押して BIOS セットアップに切り替えます。セットアップ ユーティリティ画面が表示されるのを待ちます。


F2 キーを押しても、サーバによってデバイスの初期化が継続され、完了した後でないとユーティリティが表示されないため、BIOS セットアップ ユーティリティが表示されるまで少し時間がかかります。


ステップ 12 BIOS セットアップ ユーティリティ画面で、[Boot Options] タブを選択します。

 

 

ステップ 13 インストール対象のディスクがハードディスクの起動順序の先頭になるように設定します。

a. [Boot Options] 画面で [Hard Disk Order] を選択します。

b. [Hard Disk Order] 画面で、インストール対象のディスクを 1 つ目の起動オプションに設定します。

[Boot Option#1] を選択し、 Enter キーを押します。次に、ポップアップ ダイアログでハード ドライブを選択して、 Enter キーを押します。

c. Esc キーを押して、[Boot Options] 画面に戻ります。

 

 

ステップ 14 インストール対象のハード ドライブを、サーバの 1 つ目の起動オプションに設定します。


) 起動オプションの順序は、CIMC Configuration Utility の [Server Summary] 画面で変更することもできます。CIMC Configuration Utility の使用手順については、『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide』を参照してください。ドキュメント ロードマップ(http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-doc)を参照してください。


a. [Boot Option#1] を選択し、 Enter キーを押します。次に、ポップアップ ダイアログでハード ドライブを選択して、 Enter キーを押します。

b. Esc キーを押して、[Boot Options] 画面に戻ります。

 

 

ステップ 15 F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。

ステップ 16 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F6 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、 F6 キーを押して [Boot Menu] に切り替えます。

ステップ 17 [Boot Menu] 画面で、ステップ 7でマウントした DVD ドライブの物理インストール ディスクまたは任意の仮想ディスクを選択して、 Enter キーを押します。

 

 

ディスクまたはイメージが起動され、インストールが開始されます。RHEL インストールの画面の例を次に示します。

 

 

ステップ 18 会社の要件や規定に従ってインストールを完了します。インストールの経過表示を監視し、必要に応じてプロンプトに応答します。

ステップ 19 インストールが完了すると、インストーラ ソフトウェアによってすべての物理ディスクがイジェクトされ、サーバが再度リブートされます。ステップ 14 で起動順序が先頭になるように選択したインストール対象のハード ドライブが OS で起動されます。

ステップ 20 サーバの起動後、セットアップ ウィザードで使用状況に合わせて OS をカスタマイズし、インストールを完了します。RHEL のウィザード画面の例を次に示します。

 


 

SAN ブート インストール

ここでは、ブート可能 SAN LUN(論理ディスクまたは RAID ボリューム)に Red Hat Enterprise Linux(RHEL)または SUSE Linux Enterprise Server(SLES)をインストールする方法について説明します。


) このサーバでサポートされる RHEL および SLES のバージョンについては、Cisco.com で C シリーズ サーバのハードウェアおよびソフトウェア相互運用性マトリックス(http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.html)を参照してください。



) ISO イメージを使用するより比較的速いため、C シリーズ サーバの DVD ドライブにインストール ディスクを挿入し、Linux をインストールすることを推奨します。ISO イメージを仮想ディスクとしてマッピングする手順についても示します。


前提条件

この手順を始める前に、次の項目または操作が必要です。

サーバの管理ポート用の設定済みの IP アドレス。このポートと IP アドレスを使用して Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ユーティリティにアクセスします。

DVD または ISO イメージの Linux インストール メディア。

SAN で LUN を設定後にその SAN に接続し、SAN HBA から LUN へのパスが 1 つだけ存在することを確認します。

LSI RAID コントローラを使用する場合は、LSI のマニュアルおよびコントローラのユーティリティに付属するヘルプ ドキュメンテーションを参照してください。「RAID コントローラに関する考慮事項」 を参照してください。


) コントローラのオプション ROM ベース ユーティリティを起動するには、起動時に表示されるプロンプトのキーの組み合わせを押します。サーバに搭載されたコントローラを確認する方法およびプロンプトを表示するため [Quiet Boot] をディセーブルにする方法については、「RAID コントローラに関する考慮事項」を参照してください。


UCS C200 および C210 サーバのみ:オンボード Intel ICH10R コントローラを使用している場合に、コントローラをイネーブルにする手順については、「RAID コントローラに関する考慮事項」を参照してください。追加情報については、コントローラのユーティリティに付属するヘルプ ドキュメンテーションを参照してください。

手順

次の手順に従ってソフトウェアをインストールします。


ステップ 1 CIMC の IP アドレスを使用してブラウザから CIMC Manager に接続します。

ステップ 2 管理者ユーザの ID とパスワードを使用して、CIMC Manager にログインします。

デフォルトのユーザ ID は admin 、デフォルトのパスワードは password です。

 

 

ステップ 3 [Remote Presence] ペインで、[Virtual KVM] タブ、[Launch KVM Console] の順にクリックします。

[Virtual KVM Console] ウィンドウが開きます。

 

 

ステップ 4 次のいずれかの操作を行い、インストール元として物理 DVD または ISO イメージを指定します。

物理ディスクからインストールする場合は、ステップ 9にスキップします。

ISO イメージからインストールする場合は、ステップ 5に進みます。

ステップ 5 Virtual Media 機能をイネーブルにして、サーバが仮想ドライブをマウントできるようにします。

a. CIMC Manager の [Server] タブで [Remote Presence] をクリックします。

b. [Remote Presence] ペインで [Virtual Media] タブをクリックし、チェックボックスをオンにして Virtual Media をイネーブルにします。

c. [Save Changes] をクリックします。

 

 

ステップ 6 [Virtual KVM Console] ウィンドウのメニュー バーで、[Tools] > [Launch Virtual Media] を選択します。

 

 

ステップ 7 [Virtual Media Session] ウィンドウで、インストール ISO イメージのパスを指定します。

[Add Image] をクリックし、ダイアログを使用して ISO イメージに移動し選択します。ISO イメージが [Client View] ペインに表示されます。

ステップ 8 ISO ファイルの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにして、マッピングが完了するまで待ちます。[Details] ペインで経過表示を確認します。


ヒント [Details] をクリックして、[Details] ペインを表示し、読み書きの経過表示を確認します。


 

 

ステップ 9 物理ディスクからインストールする場合は、C シリーズ サーバの DVD ドライブにインストール ディスクを挿入します。ディスクがサーバに読み込まれるまで待ちます。

ステップ 10 サーバの電源を再投入します。


ヒント サーバの電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[Cisco KVM Console] ウィンドウのメニュー バーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、または Cisco Integrated Management Controller の GUI で [Server Summary] タブの [Power Cycle Server] をクリックします。


ステップ 11 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F2 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、 F2 キーを押して BIOS セットアップに切り替えます。セットアップ ユーティリティ画面が表示されるのを待ちます。


F2 キーを押しても、サーバによってデバイスの初期化が継続され、完了した後でないとユーティリティが表示されないため、BIOS セットアップ ユーティリティが表示されるまで少し時間がかかります。


ステップ 12 BIOS セットアップ ユーティリティ画面で、[Boot Options] タブを選択します。

 

 

ステップ 13 SAN LUN の起動順序を設定します。

a. [Boot Options] 画面で [Hard Disk Order] を選択します。

b. [Hard Disk Order] 画面で、ターゲット SAN LUN がデバイス リストの先頭になるように設定します。[Boot Option#1] を選択し、 Enter キーを押します。次に、ポップアップ ダイアログで LUN を選択して、 Enter キーを押します。

 

 

ステップ 14 インストール対象の LUN を、サーバの 1 つ目の起動オプションに設定します。

a. [Boot Option#1] を選択し、 Enter キーを押します。次に、ポップアップ ダイアログで LUN を選択して、 Enter キーを押します。

b. Esc キーを押して、[Boot Options] 画面に戻ります。

 

 

ステップ 15 F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。

ステップ 16 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F6 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、 F6 キーを押して [Boot Menu] に切り替えます。

ステップ 17 [Boot Menu] 画面で、ステップ 7でマウントした DVD ドライブの物理ディスクまたは任意の仮想ディスクを選択して、 Enter キーを押します。

 

 

ディスクまたはイメージが起動され、インストールが開始されます。RHEL インストールの画面の例を次に示します。

 

 

ステップ 18 会社の要件や規定に従ってインストールを完了します。インストーラ アプリケーション ウィンドウに示されるインストールの経過表示を監視し、必要に応じてプロンプトに応答します。

ステップ 19 インストールが完了すると、インストーラ アプリケーションによってすべての物理ディスクがイジェクトされ、サーバが再度リブートされます。ステップ 14 で起動順序が先頭になるように選択したインストール対象の LUN が OS で起動されます。

ステップ 20 サーバの起動後、セットアップ ウィザードで使用状況に合わせて Linux をカスタマイズし、インストールを完了します。RHEL のウィザード画面の例を次に示します。

 


 

PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール

ここでは、PXE ネットワーク環境から RHEL または SLES を起動する方法について説明します。次のいずれかからインストール メディアを起動していることを前提としています。

RHEL KickStart ファイルまたは SLES AutoYaST ファイルなどのプリブート イメージ


) KickStart は Red Hat の自動インストール ツールです。AutoYaST は SUSE Linux の自動インストール ツールです。これらのツールを使用して、システム管理者は、標準インストールの際に通常指定するインストールおよび設定パラメータの一部またはすべての設定を含む単一のイメージを作成できます。プリブート イメージは通常、1 台のネットワーク サーバに配置され、インストールの際に複数のシステムに読み込まれます。


前提条件

PXE インストールを実行する前に、次の前提条件を満たしている必要があります。

PXE を使用してネットワーク経由でインストール メディアを起動するには、まず次の操作を行う必要があります。

ネットワーク サーバ(NFS、FTP、または HTTP)を設定してインストール ツリーをエクスポートします。

PXE ブーティングに必要なファイルを TFTP サーバに設定します。

MAC ネットワーク ポート アドレスを設定し、PXE 設定から起動します。

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を DHCP サーバに 設定します。

OS のアドミニストレーション ガイドに記載された、次の PXE ネットワーク インストール手順に従います。

Red Hat:http://www.redhat.com/docs/

SUSE Linux: http://www.novell.com/documentation/

KickStart または AutoYaST イメージを使用してインストールを実行する場合は、次の点に注意してください。

KickStart ファイルまたは AutoYaST ファイルを作成する。

KickStart または AutoYaST ファイルを使用してブート メディアを作成するか、ネットワーク上でファイルを利用できるようにする。

OS のアドミニストレーション ガイドに記載された、次の KickStart インストール手順に従います。

Red Hat:http://www.redhat.com/docs/

SUSE Linux: http://www.novell.com/documentation/

手順

次の手順に従ってソフトウェアをインストールします。


ステップ 1 PXE ネットワーク環境が正しく設定されていることを確認します(OS の前提条件と参考資料を参照してください)。

ステップ 2 CIMC の IP アドレスを使用してブラウザから CIMC Manager に接続します。

ステップ 3 管理者ユーザの ID とパスワードを使用して、CIMC Manager にログインします。

デフォルトのユーザ ID は admin 、デフォルトのパスワードは password です。

 

 

ステップ 4 [Remote Presence] ペインで、[Virtual KVM] タブ、[Launch KVM Console] の順にクリックします。

[Virtual KVM Console] ウィンドウが開きます。

 

 

ステップ 5 サーバの電源を再投入します。


ヒント サーバの電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[Cisco KVM Console] ウィンドウのメニュー バーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、または Cisco Integrated Management Controller の GUI で [Server Summary] タブの [Power Cycle Server] をクリックします。


ステップ 6 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F6 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、 F6 キーを押して [Boot Menu] に切り替えます。

ステップ 7 [Boot Menu] 画面で、PXE ネットワーク インストール サーバとの通信用に設定されているネットワーク アダプタを選択して、 Enter キーを押します。

 

 

ディスクまたはイメージが起動され、インストールが開始されます。RHEL インストールの画面の例を次に示します。

 

 

ステップ 8 会社の要件や規定に従ってインストールを完了します。インストーラ アプリケーション ウィンドウに示されるインストールの経過表示を監視し、必要に応じてプロンプトに応答します。

ステップ 9 インストールが完了すると、インストーラ アプリケーションによってすべての物理ディスクがイジェクトされ、サーバが再度リブートされます。

ステップ 10 サーバの起動後、セットアップ ウィザードで使用状況に合わせて Linux をカスタマイズし、インストールを完了します。RHEL のウィザード画面の例を次に示します。