Cisco UCS C シリーズ サーバと Cisco UCS Manager 1.4 および 2.0(1) との統合
Cisco UCS C シリーズと Cisco UCS Manager との統合
Cisco UCS C シリーズと Cisco UCS Manager との統合
発行日;2012/11/18   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco UCS C シリーズと Cisco UCS Manager との統合

この章の内容は、次のとおりです。

概要

このマニュアルでは、Cisco UCS Manager リリース 1.4 または 2.0.1 と統合する Cisco UCS C200、C210、および C250 サーバのインストールに関する情報とその手順について説明します。

Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ は、組み込みのスタンドアロン ソフトウェアである Cisco Integrated Management Controller(CIMC)によって管理します。 C シリーズ ラックマウント サーバCisco UCS Manager を統合すると、CIMC ではサーバを管理しないようになります。 その代わりとして Cisco UCS Manager ソフトウェアを使用してサーバを管理します。 サーバは Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI を使用して管理します。

Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバCisco UCS Manager は次のいずれかの設定で統合できます

  • クラスタ セットアップ:ファブリック エクステンダ(FEX)を 2 台使用して、C シリーズ ラックマウント サーバをファブリック インターコネクト 2 台と接続します。
  • 非クラスタ セットアップC シリーズ ラックマウント サーバを FEX 1 台および FI 1 台と接続します。

リリース 1.2(2) サーバと Cisco UCS Manager 1.4 または 2.0(1) との統合

リリース 1.2(2) のサーバでは、これに組み込まれている Cisco UCS Manager の前提条件となるファームウェアと設定が準備されています。 したがって、Cisco UCS Manager 1.4 または 2.0(1) に簡単に接続できます。


(注)  


サーバ リリース 1.3 では、Cisco UCS Manager との統合はサポートされていません。 Cisco UCS Manager でサーバを管理する場合は、1.2(2) リリース バージョンより新しいものにサーバをアップグレードしないでください。


この構成における装置の詳細については、次の URL を参照してください。

この構成における Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト(FI)の詳細については、次のリンク先にあるマニュアルを参照してください。

この構成における Cisco Nexus 2248 ファブリック エクステンダ(FEX)の詳細については、次のリンク先にあるマニュアルを参照してください。

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダ マニュアル

UCS Manager 1.4 または 2.0(1) との統合に必要な項目

C シリーズ ラックマウント サーバCisco UCS Manager を統合するには、次の項目が必要です。

(注)  


ハードウェア構成には、管理トラフィックとデータ トラフィックの両方のための冗長ネットワーク ファブリックとパスが含まれます。


  • Cisco UCS Manager リリース 1.4(1) または 2.0(1) を実行している Cisco UCS システム。
  • 10 Gb アダプタ カードが装着された C シリーズ ラックマウント サーバ C200、C210、または C250 サーバ。

    (注)  


    Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード(N2XX-ACPCI01)をインストールし、このカードを UCS 統合のために使用する場合、カードのファームウェアのレベルの要件は 1.4(1i) 以上です。 『Install and Upgrade Guides』の「Special Considerations for the Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード (N2XX-ACPCI01)」の項を参照してください。


  • Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 シリーズ FI × 2。 FEX を接続するスイッチ ポートはサーバ ポートとしてマークする必要があります。
  • Cisco Nexus 2248 FEX × 2。

    (注)  


    FEX の 2 つの電源装置それぞれに電源コードを接続する必要があります。 電源が接続されていて、ハードウェアに問題がある場合は、電源投入時自己診断テスト(POST)の途中で「重大な」障害が報告されることがあります。 たとえば、「Power supply 1 in fex 6 power: error」というエラーが表示されることがあります。 不足している電源コードを FEX 電源装置に接続すると、これらのエラーをクリアできます。


  • RJ-45 イーサネット ケーブル × 2。
  • 10 Gb SFP ケーブル × 4。

サーバと Cisco UCS ドメインとの接続

サーバと Cisco UCS ドメインを接続する前に、カードのファームウェアが統合に適した推奨レベルであることを確認します。 各 C シリーズ ラックマウント サーバの接続の図については、物理的な接続の図を参照してください。

重要:

Cisco UCS Manager と統合するには、サーバの CIMC が工場出荷時の設定に設定されていることを確認してください。


    ステップ 1   ラックにサーバを設置します。 使用しているサーバの『Install and Upgrade Guide』を参照してください。 インストール ガイドは、次の URL から入手できます。Install and Upgrade Guides
    ステップ 2   管理トラフィックのパスを接続するには、次の手順を実行します。
    1. サーバの背面パネルにある 1 Gb のポートの Eth1 と、ファブリック A に接続されている FEX のポートとの間を、RJ-45 イーサネット ケーブルで接続します。 FEX の任意のポートを使用できます。
    2. サーバの背面パネルにある 1 Gb のポートの Eth2 と、ファブリック B に接続されている FEX のポートとの間を、RJ-45 イーサネット ケーブルで接続します。 FEX の任意のポートを使用できます。
    3. FEX A と FI A のポートの間を 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FI A の任意のポートを使用できますが、サーバ トラフィックに対応可能なポートでなければなりません。
    4. FEX B と FI B のポートの間を 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FI B の任意のポートを使用できますが、サーバ トラフィックに対応可能なポートでなければなりません
    ステップ 3   データ トラフィックのパスを接続するには、次の手順を実行します。
    1. サーバの 10 Gb アダプタ カードと FI A のポートとの間を 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FI A の任意のポートを使用できますが、サーバ トラフィックに対応可能なポートでなければなりません。
    2. サーバの 10 Gb アダプタ カードと FI B のポートとの間を 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FI B の任意のポートを使用できますが、サーバ トラフィックに対応可能なポートでなければなりません。
    ステップ 4   電源コードをサーバの各電源装置に接続し、次に接地された AC 電源コンセントにコードを接続します。
    (注)     

    サーバはブートアップ時に、サーバに取り付けられている各 USB デバイスに対して 1 度ビープ音を鳴らします。 外部の USB デバイスが取り付けられていない場合でも、仮想フロッピーディスク、CD/DVD ドライブ、キーボード、またはマウスなどの各仮想 USB デバイスに対して短いビープ音が鳴ります。 BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)時に USB デバイスをホットプラグまたはホットアンプラグした場合、または、BIOS セットアップ ユーティリティや EFI シェルにアクセスしている間にもビープ音が鳴ります。

    ステップ 5   キーボードと VGA モニタをサーバに接続します。
    ステップ 6   サーバをリブートします。
    ステップ 7   Cisco UCS Manager ソフトウェアからサーバ設定を表示し、設定を行うには、Cisco UCS Manager Configuration Guide for Release 1.4(1) または Cisco UCS Manager Configuration Guide for Release 2.0(1) の説明を参照してください。

    物理的な接続の図

    次の図では、C シリーズ ラックマウント サーバCisco UCS ドメインCisco UCS Manager リリース 1.4 または 2.0.1 の物理的な接続について説明します。

    次の図は、C200 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 1. Cisco UCS C200 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    5

    Cisco UCS C200 M2 サーバ

    2

    Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック A)

    6

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    3

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    7

    PCIe スロット 6 の 10 Gb アダプタ カード

    4

    Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C210 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 2. Cisco UCS C210 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    5

    Cisco UCS C210 M2 サーバ

    2

    Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック A)

    6

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    3

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    7

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    4

    Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C250 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 3. Cisco UCS C250 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    5

    Cisco UCS C250 M2 サーバ

    2

    Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック A)

    6

    1 Gb イーサネット LOM ポートの Eth1 および Eth 3

    3

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    7

    PCIe スロット D の 10 Gb アダプタ カード

    4

    Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック B)

    -

    -

    統合後の Cisco UCS Manager でのラックマウント型サーバの管理

    Cisco UCS Manager を使用して Cisco UCS ドメインに統合されているすべてのラックマウント サーバを管理およびモニタすることができます。 統合後は、ラックマウント サーバの管理タスクはすべて Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI のサービス プロファイルからのみ実行します。 Cisco UCS Manager によるサーバの管理を開始すると、C シリーズ ラックマウント サーバCIMC は使用できなくなります。

    Cisco UCS Manager は、検出した各ラックマウント サーバの情報、エラー、および障害を提供します。

    Cisco UCS Manager からの C シリーズ ラックマウント サーバの管理の詳細については、各リリースの『Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide』の「Managing Rack-Mount Servers」の章を参照してください。

    サーバを UCSM モードからスタンドアロン モードへ戻す方法

    Cisco UCS Manager ソフトウェアを使用して Cisco UCS C シリーズ サーバを管理すると、そのサーバに UCS Manager サービス プロファイルが関連付けられます。 C シリーズ サーバをスタンドアロン モードに戻す(すなわち CIMC ソフトウェアで管理できるようにする)場合は、UCS Manager で次の処理を行う必要があります。


      ステップ 1   サーバへの UCS Manager サービス プロファイルの関連付けを解除する。
      ステップ 2   サーバの稼働を中止する。
      注意       

      サーバへのサービス プロファイルの関連付けを解除しなかった場合、UCS Manager によって割り当てられた MAC および WWN 番号が引き続きサーバで維持されることがあります。 これによって番号付けが重複し、UCS Manager で管理されている他のサーバとの間で競合が生じる可能性があります。 さらに、サービス プロファイルの関連付けを解除せずにサーバをスタンドアロン モードに戻した場合、そのスタンドアロン サーバでは LSI RAID コントローラがブート可能デバイスとして表示されないため、ローカルでの再起動ができなくなります。