Cisco UCS C シリーズ サーバ Integrated Management Controller CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 1.4
CIMC ファームウェア管理
CIMC ファームウェア管理
発行日;2013/01/25   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

CIMC ファームウェア管理

この章の内容は、次のとおりです。

ファームウェアの概要

C シリーズ サーバは、cisco.com からダウンロードされたファームウェアを使用します。 このファームウェアでは、C シリーズ サーバのファームウェアをアップグレードすることがシスコによって認可されています。

ダウンロードするファームウェアは、.zip ファイルにパッケージ化されています。 シスコからファームウェアの .zip ファイルをダウンロードした後、これを使用してサーバのファームウェアを更新することができます。 また、シスコでは各イメージのリリース ノートも提供しており、イメージを取得したのと同じ Web サイトから入手できます。


警告


.zip ファイルを使用してサーバの再イメージ化を行わないでください。


再イメージ化には .bin ファイルを使用します。 この .zip ファイルから適切な .bin アップグレード ファイルを展開する必要があります。 この .bin ファイルは、TFTP サーバまたはローカル マシンに展開できます。


(注)  


ファームウェアを更新するときは、古いバージョンのファームウェアを新しいバージョンのファームウェアにアップグレードすることも、新しいバージョンのファームウェアを古いバージョンのファームウェアにダウングレードすることもできます。


CIMC は、サーバの実行中にアップタイムに影響を与えることなくファームウェアをコンポーネントにインストールできるように、ファームウェアの更新プロセスを段階的に分けています。 アクティブにするまでサーバを再起動する必要がないため、夜間やその他のメンテナンス期間にこのタスクを実行することができます。 ファームウェアの更新は、次の段階で行われます。

インストールするもの

この段階では、CIMC は選択されたファームウェア バージョンをサーバに転送します。 インストール プロセスでは、サーバ上の非アクティブ スロット内のファームウェアが常に上書きされます。 ファームウェアは次のいずれかの方法でインストールできます。

  • ブラウザ クライアント経由:コンピュータ上でファームウェア イメージを参照し、サーバにインストールすることができます。
  • TFTP サーバから:TFTP サーバにあるファームウェア イメージをインストールできます。

アクティブ化

この段階では、CIMC は非アクティブのファームウェア バージョンをアクティブとして設定し、サーバを再起動します。 サーバを再起動すると、非アクティブ スロットはアクティブ スロットになり、アクティブ スロットは非アクティブ スロットになります。 新規のアクティブ スロット内のファームウェアが、実行中のバージョンとなります。

シスコからの CIMC ファームウェアの取得

手順
    ステップ 1   cisco.com に移動します。
    ステップ 2   最上部のツールバーで、[Support] をクリックし、ドロップダウン メニューから [Software Download] を選択します。
    ステップ 3   左下隅にある [Unified Computing] リンクをクリックしてからログインします。
    ステップ 4   [Cisco C-Series Rack-Mount Servers] ノードを展開し、Cisco C シリーズ ラックマウント サーバの各モデルへのリンクを表示します。
    ステップ 5   サーバ モデルの適切なリンクをクリックします。
    ステップ 6   [Unified Computing System (UCS) Integrated Management Controller Firmware] リンクをクリックしてから、適切なリリース バージョンのリンクをクリックします。
    ステップ 7   [Download Now] をクリックします。

    [Download Cart] ダイアログボックスが表示されます。

    ステップ 8   [Download Cart] ダイアログボックスの情報を確認してから、[Proceed with Download] をクリックします。

    [Software Download Rules] ページが表示されます。

    ステップ 9   ダウンロード ルールを確認してから、[Agree] をクリックします。

    ダウンロード内容を示すダイアログボックスが表示されます。 [Select Location] ダイアログボックスも表示されます。 このダイアログボックスにフォーカスが置かれます。

    ステップ 10   [Select Location] ダイアログボックスで場所を選択し、[Open] をクリックします。

    ダウンロードが開始します。

    ステップ 11   ダウンロードが終了したら、[Close] をクリックします。

    ダウンロードしたファイルは、.zip ファイルです。

    警告   

    .zip ファイルを使用してサーバの再イメージ化を行わないでください。

    再イメージ化には .bin ファイルを使用します。 この .zip ファイルから適切な .bin アップグレード ファイルを展開する必要があります。 この .bin ファイルは、TFTP サーバまたはローカル マシンに展開できます。

    展開した適切な .bin ファイルの名前は、再イメージ化しているモデル サーバによって異なります。 1.0.2 ファームウェアの更新ファイルの例を次のとおりです。

    • C200 および C210:upd-pkg-c200-m1-cimc.full.1.0.2.bin
    • C250:upd-pkg-c250-m1-cimc.full.1.0.2.bin

    次の作業

    CIMC ファームウェアをサーバにインストールします。

    TFTP サーバからの CIMC ファームウェアのインストール

    はじめる前に
    シスコから CIMC ファームウェアを取得し、そのファイルをローカル TFTP サーバに保存します。

    (注)  


    アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1Server# scope cimc  

      CIMC コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 2Server /cimc # scope firmware  

      CIMC ファームウェア コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 3Server /cimc/firmware # update tftp-ip-address path-and-filename  

      ファームウェアのアップデートを開始します。 サーバは、指定の IP アドレスにある TFTP サーバから、指定のパスとファイル名のアップデート ファームウェアを取得します。

       
      ステップ 4(任意)Server /cimc/firmware # show detail  

      ファームウェア アップデートの進捗状況を表示します。

       

      次に、CIMC ファームウェアをアップデートする例を示します。

      Server# scope cimc
      Server /cimc # scope firmware
      Server /cimc/firmware # update 192.0.20.34 //test/dnld-ucs-k9-bundle.1.0.2h.bin
        <CR>  Press Enter key
      Firmware update has started.
      Please check the status using "show detail"
      Server /cimc/firmware #
      
      次の作業

      新しいファームウェアをアクティブにします。

      インストールした CIMC ファームウェアのアクティブ化

      はじめる前に

      CIMC ファームウェアをサーバにインストールします。


      (注)  


      アップデートの処理中にアクティブ化を開始すると、アクティブ化に失敗します。


      重要:

      アクティブ化の進行中には、次のことを行わないでください。

      • サーバのリセット、電源オフ、シャット ダウン。
      • CIMC のリブートまたはリセット。
      • 他のファームウェアのアクティブ化。
      • テクニカル サポートまたは設定データのエクスポート。
      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1Server# scope cimc  

        CIMC コマンド モードを開始します。

         
        ステップ 2Server /cimc # scope firmware  

        ファームウェア コマンド モードを開始します。

         
        ステップ 3Server /cimc/firmware # show [detail]  

        使用可能なファームウェア イメージおよびステータスを表示します。

         
        ステップ 4Server /cimc/firmware # activate [1 | 2]  

        選択したイメージをアクティブにします。 イメージ番号が指定されていない場合、サーバは現在非アクティブのイメージをアクティブにします。

         

        次に、ファームウェア イメージ 1 をアクティブにする例を示します。

        Server# scope cimc
        Server /cimc # scope firmware
        Server /cimc/firmware # show detail 
        Firmware Image Information:
            Update Stage: NONE
            Update Progress: 100
            Current FW Version: 1.0(0.74)
            FW Image 1 Version: 1.0(0.66a)
            FW Image 1 State: BACKUP INACTIVATED
            FW Image 2 Version: 1.0(0.74)
            FW Image 2 State: RUNNING ACTIVATED
        
        Server /cimc/firmware # activate 1
            
        

        TFTP サーバからの BIOS ファームウェアのインストール


        (注)  


        この手順は、一部のサーバでは使用できません。 その他の BIOS のインストール方法については、『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server BIOS Upgrade Guide』を参照してください。


        はじめる前に
        シスコから BIOS ファームウェアを取得し、そのファイルをローカル TFTP サーバに保存します。

        (注)  


        アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。


        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1Server# scope bios  

          BIOS コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 2Server /bios # update tftp-ip-address path-and-filename  

          BIOS ファームウェアのアップデートを開始します。 サーバは、指定の IP アドレスにある TFTP サーバから、指定のパスとファイル名のアップデート ファームウェアを取得します。

           

          次に、BIOS ファームウェアをアップデートする例を示します。

          Server# scope bios
          Server /bios # update 192.0.20.34 //test/C240M3.1.4.4c.0.bin
            <CR>  Press Enter key