Cisco UCS 6200 シリーズ Fabric Interconnect ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの設置
Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの設置

目次

Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの設置

This chapter includes the following sections:

設置の準備

考慮事項と警告事項


(注)  


システムの設置、操作、または保守を行う前に、『『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco UCS』』を参照して重要な安全情報を確認してください。



警告


安全上の重要事項 「危険」の意味です。 人身事故を予防するための注意事項が記述されています。 機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。 警告の各国語版は、各注意事項の番号を基に、装置に付属の「Translated Safety Warnings」を参照してください。 ステートメント 1071


これらの注意事項を保存しておいてください。


警告


この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。 立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。 ステートメント 1017



警告


この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 ステートメント 1030



(注)  


新しい Fabric Interconnect ごとにライセンスが必要です。 ライセンスについては、使用している Cisco UCS Manager のバージョンの コンフィギュレーション ガイド。 コンフィギュレーション ガイドは、 次の URL で入手できます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps10281/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html


設置オプション

穴あき型や 1 枚壁型の EIA キャビネットまたは開放型 EIA ラック(Cisco R シリーズ ラックは最適な選択)に、シャーシ(UCS-ACC-6248UP=)に付属のラックマウント キットを使用して、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトのシャーシを設置できます。シャーシに付属のラックマウント キットを使用してシャーシを取り付ける手順については、キャビネットまたはラックへの Cisco UCS 6248 UP シャーシの取り付けを参照してください。

通気に関する注意事項

Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトのエアーフローは、前面から背面です。 エアーは、ファン トレイおよびシャーシ前面に取り付けられている電源モジュールを経由してシャーシに入り、シャーシの背面の穴から抜けます。 適切なエアーフローが確保されるように、次の注意事項に従ってください。

  • 正常に動作するようにデータセンター全体の周囲エアーフローを保ってください。

  • 空調要件を決定するときには、すべての機器の熱放散を考慮してください。 エアーフロー要件を評価する際は、ラックの最下部にある機器が発生させる熱風が、上部の機器の吸気ポートに吸い込まれる可能性がある点を考慮してください。

  • 排気エアーフローが妨げられていないことを確認してください。

シャーシの重量

システムを持ち上げる際には、次の注意事項に従ってください。

  • システムを持ち上げる前に、電源コードと外部ケーブルをすべて外してください。

  • システムを 2 人で持ち上げてください。 Cisco UCS 6248 UP は 15.9 kg(35 ポンド)の重量になります。 Cisco UCS 6296 は 15.88 kg(35 ポンド)の重量になります。 Cisco UCS 6296 UP は 22.68 kg(50 ポンド)の重量になります。

  • 足元を安定させ、システムの重量が両足に等しく分散されるようにしてください。

  • システムは、背筋を伸ばしてゆっくりと持ち上げてください。 背中ではなく足を伸ばして持ち上げます。 腰ではなくひざを曲げるようにしてください。

設置に関するガイドライン

Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトを取り付けるには、次のガイドラインに従ってください。

  • Cisco UCS Site Preparation Guide』の説明に従って、設置場所を準備します。

  • シャーシを取り付ける前に、設置場所を検討して準備します。 設置場所の準備およびメンテナンス記録に、推奨される設置場所の準備作業がリストされています。

  • ファブリック インターコネクトの設置と設定を行う際には、設置場所の準備およびメンテナンス記録にリストされている情報を記録してください。

  • 作業に支障がないように、また適切なエアーフローが確保されるように、シャーシ周辺に十分なスペースを確保できることを確認してください(エアーフローの要件については、技術仕様を参照してください)。

  • 空調が、技術仕様に記載されている熱放散の要件に適合していることを確認してください。


    (注)  


    キャビネットでジャンパ電源コードが使用できます。 キャビネット ジャンパ電源コードを参照してください。


  • シャーシが適切にアースされていることを確認します。 シャーシを設置するラックがアースされていない場合には、シャーシと電源の両方をアース接続することを推奨します。

  • 設置場所の電力が技術仕様に記載されている電力要件を満たしていることを確認します。電力障害から保護するために、無停電電源装置(UPS)を使用できます。

    鉄共振テクノロジーを使用する UPS タイプは使用しないでください。 このタイプの UPS は、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトなどのシステムに使用すると動作が不安定になり、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動することがあります。

  • 回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。 北米の場合、電源には 15 A 回路または 20 A 回路が必要です。

    入力電力の損失を防ぐために、ファブリック インターコネクトに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。

  • シャーシを設置する際は、(ニュートン メートルでリストされた)次のネジ トルクを使用してください。

    • 取り付けネジ:0.45 Nm(4 インチポンド)

    • 取り付けネジ:0.45 Nm(4 インチポンド)

    • 取り付けネジ:1.36 Nm(12 インチポンド)

    • 取り付けネジ:2.26 Nm(20 インチポンド)

    • 取り付けネジ:3.39 Nm(30 インチポンド)

必要な工具

設置を開始する前に、次の工具を用意してください。

  • トルク調整可能な #1 および #2 プラス ネジ用ドライバ

  • 3/16 インチ マイナス ドライバ

  • メジャーおよび水準器

  • 静電気防止用リスト ストラップなどの静電気防止用器具

  • 静電気防止用マットまたは静電気防止材

また、シャーシをアースするために、次のものが必要です(アクセサリ キットには含まれていません)。

  • 地域および各国の規定に適合するサイズのアース線(6 AWG を推奨します);必要な長さは、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトから適切なアース場所までの距離に対応します

  • ラグ端子の寸法に適した圧着工具

  • ワイヤ ストリッパ

キャビネットおよびラックの要件

ここでは、外部の周囲温度が 0 ~ 104 °F(0 ~ 40 °C)であると想定し、次の種類のキャビネットおよびラックに設置する場合の要件を示します。

  • 標準穴あき型キャビネット(前面と背面の 60 % 以上に穴があることが必要、Cisco R シリーズ ラックは最適な選択)

  • 標準オープンラック


(注)  


閉鎖型キャビネットに設置する場合には、標準穴あき型またはファン トレイ付き 1 枚壁型の温度調節タイプを使用することを推奨します。



(注)  


障害物(電源ストリップなど)があると現場交換可能ユニット(FRU)へのアクセスに支障が発生する可能性があるため、障害物のないラックを使用してください。 Cisco R シリーズ ラックに配置された Cisco RP シリーズ PDU は FRU の交換を妨げることはありません。


キャビネットおよびラックの一般的な要件

キャビネットまたはラックは、次のいずれかのタイプである必要があります。

  • 標準 19 インチ(48.3 cm)。 (48.3 cm)。取り付けレールが ANSI/EIA-310-D-1992 セクション 1 に基づく英国ユニバーサル ピッチの規格に準拠している 4 支柱 EIA キャビネットまたはラック。 穴あき型キャビネットの要件を参照してください。 (Cisco R シリーズ ラックは理想的な選択です)。

また、キャビネットまたはラックは、次の要件を満たしている必要があります。

  • Cisco UCS 6248 UP シャーシあたりの縦方向の最小ラック スペースが 1 RU(ラック ユニット)、つまり 4.4 cm (1.75 インチ)である必要があります。

  • Cisco UCS 6296 シャーシあたりの縦方向の最小ラック スペースが 2 RU(ラック ユニット)、つまり 8.8 cm (3.5 インチ)である必要があります。

  • ラックの取り付けレールの幅が、シャーシの背面をラックに取り付けない場合、少なくとも 45.0 cm (17.72 インチ)である必要があります。 4 支柱 EIA ラックの場合、前方の 2 本のレールの距離が 45.1 cm(17.75 インチ)であること。

  • 4 支柱 EIA キャビネット(穴あき型)は、次の要件を満たしている必要があります。

    • 光ファイバ ケーブルの最小曲げ半径を確保するために、キャビネットの前方取り付けレールから前面扉までに 7.6 cm (3 インチ)以上のスペースが必要です。そして、ケーブル管理ブラケットをシャーシの前面に取り付ける場合は最低 12.7 cm (5 インチ)必要です。

    • 前面取り付けレールの外側の面と背面取り付けレールの外側の面の間隔は、背面ブラケットを取り付けられるようにするには、59.7 ~ 86.4 cm (23.5 ~ 34.0 インチ)必要です。

    • シャーシ側面とキャビネット側面の間には、6.4 cm (2.5 インチ)以上の間隔が必要です。 シャーシの吸気口または排気口の通気を妨げるようなものは除去してください。


      (注)  


      キャビネットでオプションのジャンパ電源コードが使用できます。


穴あき型キャビネットの要件

ここでは、穴あき型キャビネットとは、前面扉と背面扉が穴あき型で、側面が閉鎖型(穴なし)であるキャビネットを指しています。 穴あき型キャビネットは、キャビネットおよびラックの一般的な要件に示した要件のほかに、次の要件も満たしている必要があります。

  • 前面扉および背面扉の全体に穴があり、60% 以上穴が開いていること。扉の高さの 1 RU あたり 15 平方インチ以上開口部があること。

  • キャビネットの上面にも開口部があり、20% 以上穴が開いていること。

  • 冷却が促進されるように、キャビネットの床面は開放型か穴あき型であること。

Cisco R シリーズ ラックは、これらすべての要件を満たすか上回っています。

標準オープンラックの要件

キャビネットおよびラックの一般的な要件の要件に加えて、シャーシをオープンラック(側面パネルまたは扉が付いていないもの)に取り付ける場合、シャーシあたりの縦方向の最小ラック スペースが 1 RU(ラック ユニット)、つまり 4.4 cm (1.75 インチ)である必要があります。

Cisco R シリーズ ラックは、これらすべての要件を満たすか上回っています。

ケーブル管理の注意事項

ケーブル管理を考慮し、ラック内のシャーシの上下のスペースを広げて、56 本もの光ファイバ ケーブルまたは銅ケーブルを簡単にラックに通せるようにすることもできます。

必要な工具

設置を開始する前に、次の工具を用意してください。

  • トルク調整可能な #1 および #2 プラス ネジ用ドライバ

  • 3/16 インチ マイナス ドライバ

  • メジャーおよび水準器

  • 静電気防止用リスト ストラップなどの静電気防止用器具

  • 静電気防止用マットまたは静電気防止材

また、シャーシをアースするために、次のものが必要です(アクセサリ キットには含まれていません)。

  • 地域および各国の規定に適合するサイズのアース線(6 AWG を推奨します);必要な長さは、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトから適切なアース場所までの距離に対応します

  • ラグ端子の寸法に適した圧着工具

  • ワイヤ ストリッパ

Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの開梱と点検


注意    


シャーシのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールのフレームの端だけを持ってください。 ESD ソケットはシャーシ上に付いています。 ESD ソケットを有効にするには、電源コードまたはシャーシのアースを使用してシャーシをアース接続するか、またはアースされたラックとシャーシの金属部分を接触させてください。



ヒント


ヒント:シャーシの輸送が必要となる場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。



(注)  


インターコネクトは出荷前に厳密に検査されています。 輸送中の破損や内容品の不足がある場合には、ただちにカスタマー サービス担当者に連絡してください。


手順
    ステップ 1   カスタマーサービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。次の品目を含め、すべての品目が揃っていることを確認してください。
    • アース ラグ キット

    • ラックマウント キット

    • 静電気防止用リスト ストラップ

    • コネクタ付きケーブル

    • 発注したオプションの品目

    ステップ 2   破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。 次の情報を用意しておきます。
    • 発送元の請求書番号(梱包明細を参照してください)

    • 破損している装置のモデルとシリアル番号

    • 破損状態の説明

    • 破損による設置への影響


    キャビネットまたはラックへの Cisco UCS 6248 UP シャーシの取り付け

    ここでは、キャビネットまたはラックに Cisco UCS 6248 UP を取り付けるためにシャーシに付属のラックマウント キットを使用する方法について説明します。 Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトはすべて、同じ基本の取り付け手順を使用します。


    注意    


    ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキがかかっているか、または別の方法でラックが固定されていることを確認してください。


    表 1 Cisco UCS 6248 UP ラックマウント キット

    数量

    部品

    2

    ラックマウント ブラケット

    12

    M4 x 0.7 x 8 mm さらネジ

    2

    ラックマウント ガイド

    10

    10-32 ラック ナット

    10

    10-32 x 3/4 インチなべネジ

    2

    スライダ レール (最短 20 インチ、最長 36 インチ)

    手順
      ステップ 1   次の手順に従って、前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。
      1. 示すように、シャーシに前面ラックマウント ブラケットを当て、ネジ穴を合わせます。 次に、4 本の M4 ネジでシャーシに前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。
      2. 同様に、シャーシの反対側にも前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。
        図 1. Cisco UCS 6248 UP への前面ラックマウント ブラケットの取り付け

        1

        前面ラックマウント ブラケット

        3

        ラックマウント ガイド

        2

        さらネジ

        4

        さらネジ

      ステップ 2   次の手順に従って、シャーシにラックマウント ガイドを取り付けます。
      1. シャーシの側面にラックマウント ガイドを当て、ネジ穴を合わせます。
      2. 2 本のフラットヘッド M4 ネジで、シャーシにラックマウント ガイドを取り付けます。
      3. 同様に、シャーシの反対側にもラックマウント ガイドを取り付けます。
      ステップ 3   ラックにスライダ レールを取り付けます。 ラックのレールのネジ山タイプに応じて、2 本の 12-24 ネジまたは 2 本の 10-32 ネジを使用します。 角穴のラックの場合は、スライダ レールの取り付け穴の後ろに 12-24 ケージ ナットを差し込みます。
      1. 同様に、ラックの反対側にもスライダ レールを取り付けます。
      2. メジャーおよび水準器を使用して、レールが水平で同じ高さになっているか確認します。
        図 2. スライダ レールの取り付け

      ステップ 4   次の手順に従って、シャーシをラックに差し込みます。
      1. 両手を使い、ラック前面の支柱の間に後ろ向きでシャーシを入れます。
      2. ラックに取り付けたスライダ レールにシャーシの両側の 2 つのラックマウント ガイドを合わせます。 ラックマウント ガイドをスライダ レールに滑り込ませ、シャーシをラックの奥までゆっくりスライドさせます。 シャーシをスムーズにスライドできないときは、ラックマウント ガイドとスライダ レールの位置を合わせ直します。
      ステップ 5   次の手順に従って、前面ラックマウント ブラケットを前面のラック取り付けレールに取り付け、シャーシをラックに固定します。
      1. ケージ ナット、前面ラックマウント ブラケットの穴、ラックの取り付けレールのネジ穴を通るように 2 本のネジ(ラックのタイプに応じて 12-24 または 10-32)を差し込みます。
      2. シャーシの反対側の前面ラックマウント ブラケットについても、これを繰り返します。

      システムのアース接続

      キャビネットまたはラックへの Cisco UCS 6296 シャーシの取り付け

      ここでは、要件に適合するキャビネットまたはラックに Cisco UCS 6296 を取り付けるためにシャーシに付属のラックマウント キットを使用する方法について説明します。 Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトはすべて、同じ設置手順を使用します。


      注意    


      ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキがかかっているか、または別の方法でラックが固定されていることを確認してください。


      次の表は、シャーシに付属のラックマウント キットに含まれる項目のリストです。

      表 2 Cisco UCS 6296 ラックマウント キット

      数量

      部品

      2

      ラックマウント ブラケット

      12

      M4 x 0.7 x 8 mm さらネジ

      2

      ラックマウント ガイド

      10

      10-32 ラック ナット

      10

      10-32 x 3/4 インチなべネジ

      2

      スライダ レール

      手順
        ステップ 1   次の手順に従って、前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。
        1. 次に示すように、シャーシに前面ラックマウント ブラケットを当て、ネジ穴を合わせます。 次に、4 本の M4 ネジでシャーシに前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。
        2. 同様に、シャーシの反対側にも前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。
          図 3. Cisco UCS 6296 への前面ラックマウント ブラケットの取り付け

          1

          前面ラックマウント ブラケット

          2

          ラックマウント ガイド

          3

          スライダ レール

        ステップ 2   次の手順に従って、シャーシにラックマウント ガイドを取り付けます。
        1. シャーシの側面にラックマウント ガイドを当て、ネジ穴を合わせます。
        2. 2 本のフラットヘッド M4 ネジで、シャーシにラックマウント ガイドを取り付けます。
        3. 同様に、シャーシの反対側にもラックマウント ガイドを取り付けます。
        ステップ 3   ラックにスライダ レールを取り付けます。 ラックのレールのネジ山タイプに応じて、2 本の 12-24 ネジまたは 2 本の 10-32 ネジを使用します。 角穴のラックの場合は、スライダ レールの取り付け穴の後ろに 12-24 ケージ ナットを差し込みます。
        1. 同様に、ラックの反対側にもスライダ レールを取り付けます。
        2. メジャーおよび水準器を使用して、レールが水平で同じ高さになっているか確認します。
          図 4. スライダ レールの取り付け

        ステップ 4   次の手順に従って、シャーシをラックに差し込みます。
        1. 両手を使い、ラック前面の支柱の間に後ろ向きでシャーシを入れます。
        2. ラックに取り付けたスライダ レールにシャーシの両側の 2 つのラックマウント ガイドを合わせます。 ラックマウント ガイドをスライダ レールに滑り込ませ、シャーシをラックの奥までゆっくりスライドさせます。 シャーシをスムーズにスライドできないときは、ラックマウント ガイドとスライダ レールの位置を合わせ直します。
          図 5. ラックへのシャーシの差し込み

        ステップ 5   次の手順に従って、前面ラックマウント ブラケットを前面のラック取り付けレールに取り付け、シャーシをラックに固定します。
        1. ケージ ナット、前面ラックマウント ブラケットの穴、ラックの取り付けレールのネジ穴を通るように 2 本のネジ(ラックのタイプに応じて 12-24 または 10-32)を差し込みます。
        2. シャーシの反対側の前面ラックマウント ブラケットについても、これを繰り返します。
          図 6. ラックへのスイッチの取り付け


        適切なアース接続の実施

        アース接続は、装置を設置する際の最も重要な部分の 1 つです。 適切にアースすることで、建物とその中に設置された装置を低インピーダンスで接続し、シャーシ間の電圧差を低くすることができます。 設置時にシステムを適切にアースすれば、感電、過渡電流による装置の損傷、データの破損などの危険を削減または防止できます。

        表 3 適切なアース接続のための注意事項

        環境

        電磁ノイズの重大度レベル

        推奨されるアース方法

        商業用ビルが、落雷の危険性にさらされている。

        たとえば、フロリダなどの米国内の一部の地域は、他の地域に比べ落雷の危険性が高い。

        製造業者の推奨事項に厳密に従い、すべての避雷装置を取り付ける必要があります。 雷電流を流す導体は、適用可能な推奨事項と規範に従い、電力線およびデータ回線から離しておく必要があります。 推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

        商業用ビルが、頻繁に雷雨は発生するが、落雷の危険性の低いエリアにある。

        推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

        商業用ビルに、情報テクノロジー機器と溶接などの工業設備が混在している。

        中~高

        推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

        既存の商業用ビルは、自然環境によるノイズにも、人工の工業ノイズにもさらされていない。 このビル内は、標準的なオフィス環境である。 過去に電磁ノイズが原因で設備が故障したことがある。

        可能な場合はノイズの発生源と原因を特定し、できる限りノイズの発生源を減らすか、またはノイズ発生源から影響を受ける装置への連結を削減します。 推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

        新しい商業用ビルは、自然環境によるノイズにも、人工の工業ノイズにもさらされていない。 このビル内は、標準的なオフィス環境である。

        電磁ノイズ問題が発生する可能性はほとんどありませんが、将来的な計画を立てる場合、通常は、新しいビルにアース システムを設置することが、最も安価で最適な方法となります。 推奨される最適なアース方法に可能な限り厳密に従う必要があります。

        既存の商業用ビルは、自然環境によるノイズにも、人工の工業ノイズにもさらされていない。 このビル内は、標準的なオフィス環境である。

        電磁ノイズ問題が発生する可能性はほとんどありませんが、常に、アース システムを設置することが推奨されます。 推奨される最適なアース方法に可能な限り厳密に従う必要があります。


        (注)  


        どの場合も、アース方法は、National Electric Code(NEC)の要件または各地域の法および規制に準ずる必要があります。



        (注)  


        すべてのモジュールが完全に取り付けられ、取り付けネジが完全に締められていることを必ず確認してください。 さらに、すべての I/O ケーブルと電源コードが適切に接続されていることを確認してください。 これらの方法は、すべての設置時に従う必要がある標準的な設置方法です。


        静電破壊の防止

        静電放電(ESD)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊はモジュールやその他の装置の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。 モジュールには、金属製フレームに固定されたプリント基板があります。 電磁干渉(EMI)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。 金属フレームは、ESD からプリント基板を保護しますが、モジュールを扱うときには必ず、静電気防止用アース ストラップを着用してください。

        静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

        • 静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。

        • 静電気防止アース ストラップにはバナナ プラグ、金属製バネ クリップ、またはワニ口クリップ付きのものがあります。 すべての Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト シャーシでは、前面パネルにバナナ プラグ コネクタが装備されています(コネクタの横にあるアース記号で識別されます)。 取り扱うときには、バナナ プラグ付きの静電気防止アース ストラップを使用することを推奨します。

        • ほとんどのフィールド交換可能ユニットに付属している使い捨ての静電気防止用リスト ストラップまたはワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、静電気防止用リスト ストラップに適切なアース ポイントを確保するためにシステムのアース ラグをシャーシに取り付ける必要があります。


          (注)  


          このシステム アースは、NEBS アースとも呼ばれます。


        • シャーシにシステム アースが取り付けられていない場合には、システム アース ラグを取り付ける必要があります。 シャーシ システムのアース パッドの取り付け手順および取り付け場所については、システム アースの確立を参照してください。


          (注)  


          予備のシステム アース ワイヤをシステム アース ラグに取り付ける必要はありません。ラグは、シャーシの塗装されていない金属部分に直接つながるパスになります。


        システムのアース ラグを取り付ける前に、静電気防止用リスト ストラップを正しく着用してください。

        手順
          ステップ 1   次のように静電気防止用リスト ストラップをしっかりと肌に密着させて着用してください。
          1. FRU に付属の静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、リスト ストラップのパッケージを開き、静電気防止用リスト ストラップの包装を開けます。 手首に黒の導体ループを巻き、肌にしっかりと密着するように、ストラップを締めます。
          2. パッケージを開き、静電気防止用リスト ストラップを取り出します。 リスト ストラップを巻く位置を決めて、肌にしっかりと密着させてください。
          ステップ 2   バネ クリップまたはワニ口クリップをつかんで、ラックの塗装されていない金属部分に一瞬クリップを接触させます。 蓄積された静電気をラック全体に安全に散逸させるために、クリップを塗装されていないラック レールに接触させることを推奨します。
          ステップ 3   次のいずれかの方法で、システムのアースに静電気防止用ストラップを取り付けます。
          • プラグに付属のリスト ストラップを使用する場合、アース ラグに使用した開いたネジ穴にプラグを差し込みます。

          • バネ クリップまたはワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、アース ラグ ネジにバネ クリップまたはワニ口クリップを取り付けます。

          図 7. Cisco UCS 6248 UP のシステム アース ラグ ネジへの静電気防止用リスト ストラップの取り付け

          1

          クリップをつまんで開きます。

          2

          アース ラグをシャーシに固定するネジにクリップを取り付けた状態(側面から見た図)。

          3

          アース ネジにクリップを取り付けた状態(背面から見た図)。

          4

          アース ネジにクリップを取り付けた状態(側面から見た図)。

          FRU に付属の静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、バネ クリップを強くつかんであごを開き、システムのアース ラグのネジ頭の側面に取り付け、バネ クリップのあごがラグのネジ頭の後ろで閉じるように、バネ クリップをラグのネジ頭上でスライドさせます。

          (注)     

          バネ クリップのあごは、直接ラグのネジ頭またはラグのバレルをはさみ込めるほど広くは開きません。

          ワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用している場合は、システムのアース ラグのネジ頭、またはシステムのアース ラグ バレルに直接ワニ口クリップを取り付けます。


          さらに、モジュールを取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。

          • フレームを取り扱うときは、ハンドルまたは端の部分だけを持ち、プリント基板またはコネクタには手を触れないでください。

          • 取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用容器に入れます。 コンポーネントを工場に返却する場合は、ただちに静電気防止用容器に入れてください。

          • 金属製フレームからプリント基板を取り外さないでください。


            注意    


            安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。 抵抗値は 1~10 MΩ でなければなりません。


          システム アースの確立


          (注)  


          このシステム アースは、Network Equipment Building System(NEBS)アースとも呼ばれます。


          この装置を米国または欧州のセントラル オフィス(CO)に設置する場合は、AC 電源システムで、NEBS アースを使用する必要があります。 システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

          NEBS アースは、EMI 防止要件を満たすための追加のアースと、モジュールの低電圧装置(DC-DC コンバータ)のアースとなり、補助的なボンディング接続とアース接続に関する Telcordia Technologies NEBS 要件を満たします。 シャーシのシステム アースについては、次の注意事項に従う必要があります。

          • NEBS アースは、すでに電力アース接続が確立されているその他のラックまたはシステムに接続する必要があります。 この装置を、米国または欧州に設置している場合は、システム アース接続が必須となります。 システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

          • NEBS アース接続と電源アース接続の両方をアースにつなぐ必要があります。 この装置を、米国または欧州の CO に設置している場合は、NEBS アース接続が必須となります。 システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

          • このデバイスには AC 入力の電源モジュールが装備されているため、シャーシの電源を切る必要はありません。

          必要な工具と部品

          システム アースを接続するには、次の工具と部品が必要です。

          • アース ラグ:2 つのネジ穴がある標準のバレル ラグ。 最大 6 AWG のアース線をサポートします。 アクセサリ キットに同梱されています。

          • アース用ネジ:M4 X 8 mm(メトリック)なべネジ X 2。 アクセサリ キットに同梱されています。

          • アース線:アクセサリ キットには同梱されていません。 アース線のサイズは、地域および国内の設置要件に従ってください。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 一般に入手可能な 6 AWG 線を推奨します。 アース線の長さは、シャーシと適切なアース設備間の距離によって異なります。

          • No. 1 プラス ドライバ。

          • アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。

          • アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。

          インターコネクトのアース接続

          シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。


          警告


          装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046



          注意    


          ラックがすでにアースされている場合でも、シャーシをアースすることを推奨します。



          注意    


          電源はすべて、アースする必要があります。 シャーシに電力を供給する AC 電源コードのレセプタクルには必ずアース タイプを使用し、アース線はサービス機器の保護アースに接続する必要があります。


          図 8. Cisco UCS 6296 ファブリック インターコネクトのアース接続

          1

          ESD ソケット(スイッチ上)

          4

          ロック ワッシャ付きの M4 ネジ

          2

          ESD プラグ

          5

          NRTL 認証済みのアース ラグ

          3

          アース線

          6

          スイッチ上のアース パッド(拡大図)


          警告


          装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046



          注意    


          ラックがすでにアースされている場合でも、DC 電源を使用するのであれば、シャーシのアース接続が必要です。 シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。 アース ラグは、NRTL 認証済みである必要があります。 さらに、銅の導体(線)を使用する必要があり、この導体は NEC 規定に適合していなければなりません。


          手順
            ステップ 1   ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。
            ステップ 2   むき出しになったアース線の端を、アース ラグの開放端に差し込みます。
            ステップ 3   圧着工具を使用して、アース ラグにアース線を固定します。
            ステップ 4   シャーシのアース パッドに貼られているラベルをはがします。
            図 9. Cisco UCS 6248 UP システム アースの接続

            ステップ 5   金属どうしがぴったり接触するように、アース ラグをアース パッド上に重ね、アース ラグとアース パッドの穴に、ワッシャ付きの 2 本の M4 ネジを差し込みます。
            ステップ 6   アース ラグおよびアース線が他の機器の妨げにならないことを確認します。
            ステップ 7   アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、シャーシに十分なアースが確保されるようにします。

            システムの起動


            (注)  


            システムの初期設定が完了するまでは、イーサネット ポートを LAN に接続しないでください。 システムの設定手順については、使用している Cisco UCS Manager のバージョンの コンフィギュレーション ガイド。 コンフィギュレーション ガイドは、 次の URL で入手できます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps10281/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html

            コンソール ポートの接続手順については、コンソール ポートの接続を参照してください。



            警告


            装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046



            警告


            いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。 ステートメント 1019


            手順
              ステップ 1   空の電源スロットにフィラー パネルが取り付けられ、すべてのモジュールの前面プレートがシャーシ前面と一直線になるように取り付けられていて、電源モジュール、ファン モジュール、およびすべての拡張モジュールの取り付けネジが固く締まっていることを確認します。
              ステップ 2   電源モジュールおよびファン モジュールが取り付けられていることを確認します。 (必要に応じて、電源モジュールの交換または取り付けを参照してください。)
              (注)     

              配電ユニットのコンセントの種類によっては、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトをコンセントに接続するために、オプションのジャンパ電源コードが必要となる場合もあります。 キャビネット ジャンパ電源コードを参照してください。

              ステップ 3   シャーシが適切にアースされ、使用可能な AC または DC 電源に必要な電圧があることを確認します(電力仕様を参照)。 DC の取り付けについては、DC ケーブルを適用する前にDC 電源コネクタの配線を参照し、DC コネクタを正常に配線してください。
              ステップ 4   初回取り付けでは、ネットワーク管理者と共同で次のパラメータを決定する必要があります。
              • システム名

              • admin アカウントのパスワード。 Cisco UCS Manager のパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。

              • 管理ポートの IP アドレスおよびサブネット マスク

              • デフォルト ゲートウェイの IP アドレス

              • DNS サーバの IP アドレス(任意)

              • システムのドメイン名(任意)

              ステップ 5   プライマリまたはスタンドアロン ファブリック インターコネクトのコンソール ポートに PC やラップトップ コンピュータを直接接続します。 クラスタ構成では、プライマリは最初に電力供給するファブリック インターコネクトです。 端末のコンソール ポートは、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビットに設定します。
              ステップ 6   ファブリック インターコネクトが別のファブリック インターコネクトのクラスタで実行されている場合、L1 および L2 ポート間にイーサネット ケーブルを接続する必要があります。 ファブリック インターコネクト A のポート L1 はファブリック インターコネクト B の L1 に接続し、ファブリック インターコネクト A のポート L2 はファブリック インターコネクト B の L2 に接続します。 ファブリック インターコネクトと UCS インスタンスがスタンドアロン モードの場合、これは必須ではありません。
              ステップ 7   電源コードを電源モジュールに接続します。 システムは、AC 電源コードまたは DC 電源コネクタを接続すると同時に電源が投入されます。
              ステップ 8   ファンの動作音を確認します。電源コードを差し込むと、ファンが動作を開始します。
              ステップ 9   システム ブートが完了したら、LED が次の状態になっているかどうかを確認します。
              • ファン モジュール:ステータス LED がグリーンに点灯。

              • 電源モジュール:ステータス LED がグリーンに点灯。

              • 初期化後、システム ステータス LED がグリーンに点灯していれば、シャーシのすべての環境モニタでシステムが動作可能であることが検出されています。 システム LED がオレンジまたはレッドに点灯している場合、1 つまたは複数の環境モニタが問題を検出しています。

              • イーサネット コネクタのリンク LED は、ケーブルが接続されていなければ点灯しません。

              (注)     

              ファイバ チャネル ポートのリンク LED は、ポートがイネーブルになるまでイエローのままです。また、イーサネット コネクタ ポートの LED は、ポートが接続されるまで消灯しています。

              ステップ 10   正常に動作しないコンポーネントは、いったん取り外し、再び取り付けてください。 それでも正常に動作しない場合は、カスタマーサービス担当者に連絡し、製品を交換してください。
              (注)     

              製品をシスコのリセラーから購入された場合、テクニカル サポートについては、直接リセラーにお問い合わせください。 この製品をシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にある Cisco Technical Support にご連絡ください。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​support/​tsd_​cisco_​worldwide_​contacts.html

              ステップ 11   システム ソフトウェアが起動し、システムが初期化され、エラー メッセージが表示されていないことを確認します。

              問題が発生したときは、ハードウェア コンポーネントのトラブルシューティングを参照してください。 問題を解決できない場合は、カスタマーサービス担当者に連絡してください。

              ステップ 12   将来の参照用として、設置場所の準備およびメンテナンス記録のワークシートに必要事項を記入します。
              ステップ 13   プライマリ ファブリック インターコネクトを設定します。手順については、使用している Cisco UCS Manager のバージョンの コンフィギュレーション ガイド。 コンフィギュレーション ガイドは、 次の URL で入手できます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps10281/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html
              ステップ 14   電源を投入し、コンソール ポートに端末を接続し、セカンダリ ファブリック インターコネクトを設定します。手順については、『Cisco UCS Manager Configuration Guide』を参照してください。

              コンポーネントの交換または取り付け


              注意    


              静電破壊を防止するために、作業中は静電気防止用リスト ストラップを着用し、モジュールを取り扱う際は必ずフレームの端を持つようにしてください。


              Cisco UCS 6248 の管理ドーター カードの交換

              この手順は、Cisco UCS 6248 を返して、管理ドーター カード(UCS-FI-DL2)、ファン、電源装置、または拡張モジュールが存在しない、交換のベア シャーシを受け取る必要がある場合に必要です。

              管理ドーター カードの取り外し

              手順
                ステップ 1   交換したコンポーネントを置く静電気防止用シートを用意します。
                ステップ 2   右のファン モジュールの取り付けネジを緩めてシャーシから取り外します(下の吹き出し 1 を参照)。
                図 10. シャーシから右のファン トレイの取り外し



                1

                右端のファン トレイの取り付けネジを緩め、管理ドーター カードから外します。

                2

                ファン トレイを管理ドーター カードから抜き取り、静電気防止用シートに置きます。

                ステップ 3   ファン モジュールのハンドルを持って、ファン モジュールをシャーシから引き出し(上の吹き出し 2 を参照)、静電気防止用シートに置きます。
                ステップ 4   管理ドーター カードの 2 本の取り付けネジを緩めてシャーシから外します(下の吹き出し 1 を参照)。
                図 11. シャーシから管理ドーター カードの取り外し



                1

                取り付けネジを緩めてシャーシから外します。

                2

                シャーシから管理ドーター カードを途中まで引き出します。

                ステップ 5   左のファン モジュールのハンドルを持ち、シャーシから管理ドーター カード(ファン モジュールを収容)を途中まで引き出します(上の吹き出し 2 を参照)。
                ステップ 6   重量を支えるために他方の手を管理ドーター カードの下に置き、シャーシからアセンブリ全体を取り外します(下の吹き出し 1 を参照)。
                図 12. シャーシから管理ドーター カードの取り外し。



                1

                左のファン モジュールのハンドルを引き、管理ドーター カード全体をシャーシから取り外します。

                ステップ 7   静電気防止用シートに削除された管理ドーター カードを置きます。
                ステップ 8   管理ドーター カード内に残っているファン トレイの取り付けネジを緩めて、管理ドーター カードから外します。
                ステップ 9   管理ドーター カードからファン トレイを引き出します。

                次の作業

                交換用管理ドーター カードを取り付ける準備ができました。

                管理ドーター カードの取り付け

                手順
                  ステップ 1   交換管理ドーター カードをシャーシの管理ドーター カードのスロットに合わせ、スロットにしっかり押し込んで 2 本の取り付けネジがシャーシの穴に合うようにします。
                  ステップ 2   2 本の取り付けネジを締めてシャーシに取り付けます。
                  ステップ 3   交換用管理ドーター カードに両方のファン モジュールを取り付けます。 (ファン モジュールの交換 を参照)。

                  拡張モジュールの交換または取り付け

                  拡張モジュールは、既存のものを交換することができます。また、取り付けられていない場合は、新たに取り付けることができます。 モジュールを交換する場合は、拡張モジュールの取り外しおよび取り付け手順に従う必要があります。 拡張モジュールを取り付ける場合は、取り付け手順にだけ従う必要があります。


                  注意    


                  静電破壊を防止するために、作業中は静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 拡張モジュールを取り扱う場合は、モジュールのフレームの端だけを持ってください。



                  (注)  


                  拡張モジュールを取り付ける前に、ラックへ Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト シャーシを設置します。 シャーシの設置の詳細については、キャビネットまたはラックへの Cisco UCS 6248 UP シャーシの取り付けを参照してください。


                  拡張モジュールの取り外し

                  手順
                    ステップ 1   システム アースが接続されていることを確認します。
                    ステップ 2   モジュールに取り付けられているネットワーク インターフェイス ケーブルを外します。
                    ステップ 3   モジュールの取り付けネジを緩めます。
                    ステップ 4   モジュール右側のハンドルをつかみ、モジュールをスライドさせてスロットから引き抜きます。 もう片方の手を添えて、モジュールの重量を支えます。 モジュールの回路に手を触れないでください。
                    図 13. Cisco UCS 6248 UP からの拡張モジュールの取り外し

                    図 14. Cisco UCS 6296 からの拡張モジュールの取り外し

                    ステップ 5   別のスロットにすぐに再取り付けしない場合は、モジュールを静電気防止用マットまたは静電気防止材の上に置いておきます。

                    次の作業

                    その場所に別の拡張モジュールを取り付けない場合は、シャーシに埃が入るのを防止し、設計されたシャーシ内のエアーフローを保つため、フィラー パネル(UCS-BLKE-6200=)を取り付けます。 交換用の拡張モジュールを取り付ける場合は、次の項に進みます。

                    拡張モジュールの取り付け

                    手順
                      ステップ 1   システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、システム アースの確立を参照してください。
                      ステップ 2   モジュールのハンドルをつかみ、もう片方の手でモジュールの下から支えます。
                      ステップ 3   空いているスロットにモジュールをゆっくりとスライドさせながら、いっぱいまで押し込みます。
                      ステップ 4   モジュール前面の取り付けネジを締めます。

                      電源モジュールの交換または取り付け

                      Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトは、2 つのフロントエンドの AC または DC 電源モジュールをサポートしますが、1 台の電源モジュールで使用できます。 AC と DC の電源モジュールの混在はサポートされません。 既存の電源モジュールを交換する必要がある場合は、電源モジュールの取り外しおよび取り付け手順に従います。 電源モジュールが取り付けられていなかった場所に新たに取り付ける場合は、取り付け手順に従います。


                      (注)  


                      もう一方の電源モジュールが正常に機能している場合は、システムを稼働したままで、障害のある電源モジュールを交換できます。


                      電源モジュールの取り外し


                      注意    


                      1 つの電源モジュールで Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトを使用する場合、電源モジュールを取り外すと、システムはシャット ダウンします。 2 つの電源モジュールを使用していて一方を取り外した場合、システムは動作し続けます。


                      手順
                        ステップ 1   システム アースが接続されていることを確認します。
                        ステップ 2   AC 電源コードまたは DC 配線コネクタを削除します。
                        ステップ 3   左手で電源モジュールのハンドルをつかみます。
                        ステップ 4   左手の親指でリリース ラッチを押し、電源モジュールをシャーシからスライドさせて引き抜きます。
                        図 15. Cisco UCS 6248 UP(表示の AC)の電源モジュールの取り外し

                        図 16. Cisco UCS 6296 用電源モジュールの取り外し

                        ステップ 5   シャーシから電源モジュールを引き抜くときは、右手を電源モジュールの底面に当てて、電源モジュールを支えます。
                        ステップ 6   電源モジュールを交換しない場合は、ブランクの電源モジュール フィラー パネルを取り付けます。 電源モジュールを交換する場合は、電源装置の取り付けに進みます。

                        電源装置の取り付け

                        手順
                          ステップ 1   システム アースが接続されていることを確認します。
                          ステップ 2   電源モジュール ベイにフィラー パネルが取り付けられている場合は、フィラー パネル側面のラッチを押し、電源モジュール ベイからスライドして引き抜きます。
                          ステップ 3   電源モジュールのハンドルを持ち、リリース ラッチが右側に来るようにして、電源モジュールを電源モジュール ベイ内に押し込みます。電源モジュールがベイ内に完全に装着されるようにしてください。
                          ステップ 4   シャーシ背面のインレット レセプタクルに AC 電源コードまたは DC 配線コネクタを差し込みます。 DC 配線コネクタを取り付ける場合は、プラグ上の 2 つの取り付けネジを締めて、プラグを電源モジュールに固定する必要があります。
                          (注)     

                          配電ユニットのコンセントの種類によっては、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトをコンセントに接続するために、オプションのジャンパ電源コードが必要となる場合もあります。 キャビネット ジャンパ電源コードを参照してください。

                          ステップ 5   電源モジュールに電源コードの反対側を接続します。 次に DC 電源はマイナス(黒い線)およびプラス(赤い線)の接続を確立する必要があります。

                          システムに 2 つの電源モジュールを搭載する場合には、各電源モジュールを個別の電源に接続してください。 一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源を使用できる可能性が高くなります。

                          ステップ 6   電源モジュールの LED がグリーンになっているかどうかを調べ、電源モジュールの動作を確認します。

                          DC 電源コネクタの配線


                          警告


                          容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。 ステートメント 1022



                          警告


                          この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。 一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。 ステートメント 1045



                          警告


                          装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046



                          警告


                          装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。 ステートメント 1074



                          警告


                          DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。 端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。 カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。 ステートメント 1075


                          ファブリック インターコネクトに DC 電源を取り付ける前に、DC 電源モジュールのアクセサリ キットに入っている DC 電源コネクタに DC 接続線(推奨 10 GA)を接続する必要があります。

                          手順
                            ステップ 1   1/8 インチ フラット ヘッド ドライバ、または No. 1 プラス ドライバを使用してコネクタの止めネジを緩め、電源コードを接続できるようにします。 コネクタは、8 ~ 24 の AWG 線に対応しています。地域の電気規則に準拠したものを使用してください。
                            ステップ 2   使用する DC 線から 1/2 インチの絶縁体を取り除きます。
                            ステップ 3   黒(DC マイナス)線をコネクタの右の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。 フィンガー タイトまたは約 3 フィート/ポンドで十分です。
                            ステップ 4   赤(DC プラス)線をコネクタの左の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。 0.7 Nm 以上締めないでください。
                            図 17. DC 電源コネクタの配線


                            ファン モジュール

                            ファン モジュール(UCS-FAN-6248UP=)は、システムの稼働中に取り外しや交換を行っても、感電や火傷、またはシステムの損傷が起きないように設計されています。ただし、交換作業は迅速に行う必要があります。

                            ファン モジュールの交換


                            警告


                            ファン トレイを取り外すときは、回転しているファンの羽根に手を近づけないでください。 ファン ブレードが完全に停止してからファン トレイを取り外してください。 ステートメント 258


                            手順
                              ステップ 1   システム アースが接続されていることを確認します。
                              ステップ 2   必要に応じてマイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバを使用し、ファン モジュールの取り付けネジを左に回して緩めます。
                              ステップ 3   ファン モジュールのハンドルをつかみ、下に示すように引き出します。
                              図 18. Cisco UCS 6248 UP のファン モジュール

                              図 19. Cisco UCS 6296 UP のファン モジュール

                              ステップ 4   ファン モジュールをシャーシから完全に引き抜き、静電気防止材の上に置くか、静電気防止用袋の中に入れます。
                              ステップ 5   LED が下になるように、交換用のファン モジュールを持ちます。
                              ステップ 6   ファン モジュールをシャーシ前面の開口部に合わせ、シャーシ上に載せます。差し込める限り取り付けネジがシャーシに接触するまで、ファン モジュールをシャーシ内に押し込み、取り付けネジを締めます。
                              ステップ 7   システムの電源を投入したら、ファンの動作音を確認します。 ファンが動作する音がすぐに聞こえるはずです。 動作音が聞こえない場合には、ファン モジュールがシャーシ内に完全に挿入され、前面プレートがシャーシの外面と一直線になっているかどうかを確認してください。
                              ステップ 8   LED がグリーンに点灯しているかどうかを確認します。 LED がグリーンに点灯していない場合、1 つまたは複数のファンに障害が発生しています。 このような状態が発生した場合は、部品の交換についてカスタマーサービス担当者に連絡してください。
                              (注)     

                              製品をシスコのリセラーから購入された場合、テクニカル サポートについては、直接リセラーにお問い合わせください。 この製品をシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にある Cisco Technical Support にご連絡ください。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​support/​tsd_​cisco_​worldwide_​contacts.html


                              削除のためのファブリック インターコネクトの準備

                              スタンバイ ファブリック インターコネクトを取り外しても、冗長な Cisco UCS 設定では中断は発生しません。 アクティブ ファブリック インターコネクトを取り外すと、スタンバイ ファブリック インターコネクトは最小限または中断なしでアクティブになります。

                              アクティブおよびスタンバイの両方のファブリック インターコネクト、またはスタンドアロン システムから唯一のファブリック インターコネクトを取り外す場合、Cisco UCS ドメイン全体がシャット ダウンすることに注意してください。

                              手順
                                ステップ 1   Cisco UCS Manager を使用して、次のタスクを実行します。
                                1. Cisco UCS Manager の設定をバックアップします。
                                2. Cisco UCS ドメインですべてのサーバの OS をシャット ダウンします。
                                3. Cisco UCS ドメインで Smart Call Home 機能をディセーブルにします。
                                4. Cisco UCS ドメインで接続されているすべてのシャーシを解放します。

                                詳細については、使用している Cisco UCS Manager のバージョンの コンフィギュレーション ガイド。 コンフィギュレーション ガイドは、 次の URL で入手できます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps10281/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html

                                ステップ 2   『Cisco UCS 5108 Server Chassis Hardware Installation Guide』で説明されているように、接続されているすべてのシャーシの電源を落とします。

                                電源を落とし、クラスタ化されたファブリック インターコネクトを取り外してから、セカンダリをまず取り外し、プライマリを取り外します。


                                Cisco UCS 6248 UP の取り外し


                                注意    


                                スライダ レールおよび前面ラックマウント ブラケットには、抜き差しの際のストッパ機構がありません。 シャーシの前面がラックに固定されておらず、シャーシをスライダ レール上で前方にスライドさせた場合、シャーシがスライダ レールの端から滑り落ち、ラックから落ちる可能性があります。


                                手順
                                  ステップ 1   Cisco UCS 6248 UP の重量がしっかり支えられていて、シャーシが他のユーザによって支えられていることを確認します。
                                  ステップ 2   アース線をシャーシに取り付けている 2 本のネジを取り外します。
                                  ステップ 3   電源コードとコンソール ケーブルを外します。
                                  ステップ 4   SFP+ トランシーバに接続されているすべてのケーブルを外します。
                                  ステップ 5   取り付けレールに前面ラックマウント ブラケットを固定しているネジを外します。
                                  ステップ 6   Cisco UCS 6248 UP をゆっくり自分の方に滑らせ、スライダ レールから引き抜き、ラックから取り出します。

                                  Cisco UCS 6296 の取り外し


                                  注意    


                                  スライダ レールおよび前面ラックマウント ブラケットには、抜き差しの際のストッパ機構がありません。 シャーシの前面がラックに固定されておらず、シャーシをスライダ レール上で前方にスライドさせた場合、シャーシがスライダ レールの端から滑り落ち、ラックから落ちる可能性があります。


                                  手順
                                    ステップ 1   Cisco UCS 6296 の重量がしっかり支えられていて、シャーシが他のユーザによって保持されていることを確認します。
                                    ステップ 2   アース線をシャーシに取り付けている 2 本のネジを取り外します。
                                    ステップ 3   電源コードとコンソール ケーブルを外します。
                                    ステップ 4   SFP+ トランシーバに接続されているすべてのケーブルを外します。
                                    ステップ 5   取り付けレールに前面ラックマウント ブラケットを固定しているネジを外します。
                                    ステップ 6   Cisco UCS 6296 をゆっくり自分の方に滑らせ、スライダ レールから引き抜き、ラックから取り出します。

                                    返送用の Cisco UCS ファブリック インターコネクトの再梱包

                                    ファブリック インターコネクトを返送する必要がある場合は、Cisco UCS 6248 UP の取り外しまたはCisco UCS 6296 の取り外しの手順に従ってラックからシャーシを取り外し、返送用に再梱包してください。 できれば、元の梱包材と箱を使用してシャーシを再梱包してください。 シスコへの返送を手配するには、シスコのカスタマーサービス担当者に連絡してください。