Cisco UCS C シリーズ サーバと Cisco UCS Manager 2.1 との統合
デュアルワイヤ管理の設定
デュアルワイヤ管理の設定
発行日;2013/01/29   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

デュアルワイヤ管理の設定

この章の内容は、次のとおりです。

デュアルワイヤ管理

Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、Shared LOM 経由で既存のラック サーバの統合および管理オプションをサポートします。データ トラフィックと管理トラフィックには 2 本の個別のケーブルを使用します。 Cisco UCS Manager との統合のための前提条件は、C シリーズ サーバに組み込まれています。 Cisco UCS Manager と統合するための正しいサーバ ファームウェアがあることを確認してください。 そうでない場合は、サーバを Cisco UCS Manager と統合する前にサーバ ファームウェアをアップグレードします。 C シリーズ サーバのファームウェアのアップグレードを参照してください。

Cisco UCS Manager 2.1 とのデュアルワイヤ統合の要件

クラスタ セットアップの要件

次に、クラスタ セットアップでの C シリーズ サーバと Cisco UCS Manager バージョン 2.1 との統合の要件を示します。

  • Cisco UCS Manager ソフトウェア リリース 2.1 を実行している Cisco UCS システム。
  • Cisco UCS C シリーズ サーバおよび対応する Cisco UCS Manager のリリース バージョンのいずれか。

    (注)  


    • Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード(N2XX-ACPCI01)が取り付けられており、このカードを UCS 統合に使用する場合、カードのファームウェア レベルの最小要件は 2.0(2g) です。 詳細については、『Install and Upgrade Guides』の「Special Considerations for the Cisco UCS P81E Virtual Interface Card (N2XX-ACPCI01)」の項を参照してください。 P81E UBOOT のファームウェアの更新については、「統合型サーバでの Cisco UCS P81E VIC ファームウェア と uboot イメージの更新」を参照してください。
    • Cisco UCS 1225 VIC は、デュアルワイヤ管理もサポートしています。

  • Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 シリーズ FI × 2。 サーバ トラフィックを伝送するスイッチ ポートがサーバ ポートとしてイネーブルになっている必要があります。
  • Cisco Nexus 2232PP FEX × 2。

    (注)  


    FEX の 2 つの電源装置それぞれに電源コードを接続する必要があります。 電源装置に電力が供給されない場合は、電源投入時自己診断テスト(POST)中に「重大な」障害の報告が表示されることがあります。 たとえば、「Power supply 1 in fex 6 power: error」などです。 不足している電源コードを FEX 電源装置に接続すると、これらのエラーをクリアできます。


  • RJ-45 イーサネット ケーブル × 2。 RJ-45 イーサネット ケーブルは、管理トラフィック パスの接続に使用します。
  • 10 Gb Small Form-Factor Pluggable(SFP)ケーブル × 4。

    (注)  


    • 各 FEX を対応する FI と接続するために、少なくとも 1 本のケーブルが必要です。
    • サーバと FEX 間でデータ トラフィック パスをリンクするために、少なくとも 2 本のケーブルが必要です。
    • 6100 シリーズ FI を使用している場合は、各 FEX を対応する FI と接続するために 2 本のケーブルが必要です。
    • FEX から FI へのアップリンク用に、少なくとも 4 本のケーブルが必要です。 10 Gb ツインアキシャル ケーブル、または次の SFP タイプのケーブルのいずれかを使用できます。
      • SFP:10GE-SR
      • FET:10GE

    重要:

    アップリンクで SFP タイプを混在使用しないでください。 アップリンクで SFP タイプを混在使用した場合は、「Discovery Failed」というエラーが表示されます。

  • 1000BASE-T SFP トランシーバ(GLC-T)× 2。
非クラスタ セットアップの要件

非クラスタ セットアップで、Cisco UCS Manager および C シリーズ ラック マウント サーバとともにサーバを統合する場合は、次のコンポーネントが必要です。

  • Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 シリーズ FI × 1。 ファブリック エクステンダ(FEX)を接続するスイッチ ポートは、サーバ ポートとしてマークする必要があります。
  • Cisco Nexus 2232PP FEX × 1。
  • RJ-45 イーサネット ケーブル × 1。 RJ-45 イーサネット ケーブルは、管理トラフィック パスを接続します。
  • 10 Gb SFP ケーブル × 3。

    (注)  


    • 6200 シリーズ FI を使用している場合は、SFP ケーブルが少なくとも 4 本必要です。
    • サーバと FEX 間のデータ トラフィック パスをリンクするために 2 本のケーブルが必要です。
    • FEX からファブリック インターコネクトへのアップリンク用に 4 本のケーブルが必要です。 FEX から FI へのアップリンクに使用する 4 本のケーブルには、10 Gb ツインアキシャル ケーブル、または次の SFP タイプのケーブルのいずれかを使用できます。
      • SFP:10GE-SR
      • FET:10GE

  • 1000BASE-T SFP トランシーバ(GLC-T)× 1。

クラスタ セットアップでの C シリーズ サーバと Cisco UCS ドメインとの接続

C シリーズ ラックマウント サーバの接続の図については、クラスタ セットアップの物理的な接続の図を参照してください。

サーバと Cisco UCS ドメインを接続する前に、カードのファームウェアが統合に適した推奨レベルであることを確認します。 この統合には、次の Cisco VIC アダプタのいずれかを使用できます。

  • カードのファームウェアとカードの uboot ファームウェアのレベルが 2.0(2g) 以上の Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード
  • Cisco UCS 1225 仮想インターフェイス カード

(注)  


統合にはサードパーティ製のアダプタも使用できます。 サポートされているサードパーティ製のアダプタ カードについては、「サポートされるアダプタカード」を参照してください。


指定されているカード ファームウェアのレベルを所有していない場合は、統合する前にスタンドアロン モードでサーバのファームウェアを更新します。 ファームウェアのバージョンがそれより前のカードを Cisco UCS Manager 2.1 に接続すると、ディスカバリ プロセスの途中で、ディスカバリおよび関連付け/関連付け解除に関する障害が発生します。 これらの問題が発生した場合は、アップグレード手順を参照して、カードのファームウェア レベルをアップグレードしてください。

重要:

Cisco UCS Manager と統合するには、サーバの CIMC が工場出荷時の設定に設定されていることを確認してください。

手順
    ステップ 1   ラックにサーバを設置します。 使用しているサーバの『Install and Upgrade Guide』を参照してください。 インストール ガイドは、次の URL から入手できます。Install and Upgrade Guides
    ステップ 2   管理トラフィックのパスを接続するには、次の手順を実行します。
    1. GLC-T トランシーバをファブリック A に接続されている FEX のポートに挿入します。 FEX の任意のポートを使用できます。
    2. GLC-T トランシーバをファブリック B に接続されている FEX のポートに挿入します。 FEX の任意のポートを使用できます。
    3. サーバの背面パネルにある 1 Gb ポートと、ファブリック A の FEX に挿入したトランシーバとの間を、RJ-45 イーサネット ケーブルで接続します。
    4. サーバの背面パネルにある 1 Gb ポートと、ファブリック B の FEX に挿入したトランシーバとの間を、RJ-45 イーサネット ケーブルで接続します。
    ステップ 3   データ トラフィックのパスを接続するには、次の手順を実行します。
    1. サーバの 10 Gb アダプタ カードとファブリック A の FEX のポート間を 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FEX の任意のポートを使用できます。
    2. サーバの 10 Gb アダプタ カードとファブリック B の FEX のポート間を 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FEX の任意のポートを使用できます。
    ステップ 4   FEX から FI へのパスを接続します。 これらのパスでは、データ トラフィックと管理トラフィックの両方が伝送されます。
    1. FEX A と FI A の 2 つのポート間を、2 本の 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FI A の任意のポートを使用できますが、サーバ トラフィックに対応可能なポートでなければなりません。
    2. FEX B と FI B の 2 つのポート間を、2 本の 10 Gb SFP ケーブルで接続します。 FI B の任意のポートを使用できますが、サーバ トラフィックに対応可能なポートでなければなりません。
      (注)     
      • FEX では、アップリンクに 8 ポートの右側のブロックだけを使用できます。
      • アップリンクの最大数は 8 です。 FEX と FI との間のポートの配線に関する要件は、Cisco UCS Manager の FI ディスカバリ ポリシーに基づいて変化します。
      • アップリンクで SFP タイプを混在使用しないでください。 混在させると、「Discovery Failed」というエラーが発生します。
    ステップ 5   電源コードをサーバの各電源装置に接続し、次に接地された AC 電源コンセントにコードを接続します。
    ステップ 6   サーバをリブートします。

    クラスタ セットアップの物理的な接続の図

    次の図では、各 C シリーズ ラックマウント サーバCisco UCS ドメインCisco UCS Manager リリース 2.0(2) または 2.0(3) の物理的な接続について説明します。

    次の図は、C22 M3 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 1. Cisco UCS C22 M3 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C22 M3 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C24 M3 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 2. Cisco UCS C24 M3 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C24 M3 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C200 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 3. Cisco UCS C200 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C200 M2 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 6 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C210 M2 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 4. Cisco UCS C210 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C210 M2 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C220 M3 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 5. Cisco UCS C220 M3 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C220 M3 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C240 M3 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 6. Cisco UCS C240 M3 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C240 M3 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C250 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 7. Cisco UCS C250 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C250 M2 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット D の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C260 M2 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 8. Cisco UCS C260 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C260 M2 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    次の図は、C460 M2 サーバと Cisco UCS Manager を統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。

    図 9. Cisco UCS C460 M2 サーバ



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    6

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック B)

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    7

    Cisco UCS C460 M2 サーバ

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    8

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    4

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B)

    9

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    5

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック B)

    -

    -

    非クラスタ セットアップでの C シリーズ サーバと UCS ドメインとの接続

    非クラスタ セットアップでの C シリーズ サーバと Cisco UCS ドメインとの接続」での説明と同じ手順に従ってください。 2 つの FI と 2 つの FEX を接続するのではなく、1 つの FI と 1 つの FEX だけを接続します。

    図 10. デュアルワイヤでの非クラスタ セットアップの例

    次の図は、デュアルワイヤ管理での非クラスタ セットアップの例を示します。



    1

    Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A)

    4

    Cisco UCS C シリーズ サーバ

    2

    FEX ポートの GLC-T トランシーバ(ファブリック A)

    5

    1 Gb イーサネット LOM ポート

    3

    Cisco Nexus 2232PP FEX(ファブリック A)

    6

    PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード

    統合後の Cisco UCS Manager でのラックマウント型サーバの管理

    Cisco UCS Manager を使用して Cisco UCS ドメインに統合されているすべてのラックマウント サーバを管理およびモニタすることができます。 統合後は、ラックマウント サーバの管理タスクはすべて Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI のサービス プロファイルからのみ実行します。 Cisco UCS Manager によるサーバの管理を開始すると、C シリーズ ラックマウント サーバCIMC は使用できなくなります。

    Cisco UCS Manager は、検出した各ラックマウント サーバの情報、エラー、および障害を提供します。

    Cisco UCS Manager からの C シリーズ ラックマウント サーバの管理の詳細については、各リリースの『Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide』の「Managing Rack-Mount Servers」の章を参照してください。

    サーバを Cisco UCS ドメイン モードからスタンドアロン モードへ戻す方法

    Cisco UCS Manager ソフトウェアを使用して Cisco UCS C シリーズ サーバを管理すると、そのサーバに UCS Manager サービス プロファイルが関連付けられます。 C シリーズ サーバをスタンドアロン モードに戻す(すなわち CIMC ソフトウェアで管理できるようにする)場合は、UCS Manager で次の処理を行う必要があります。

    手順
      ステップ 1   サーバへの UCS Manager サービス プロファイルの関連付けを解除します。
      ステップ 2   サーバの稼働を中止します。
      注意       

      サーバへのサービス プロファイルの関連付けを解除しなかった場合、UCS Manager によって割り当てられた MAC および WWN 番号が引き続きサーバで維持されることがあります。 これによって番号付けが重複し、UCS Manager で管理されている他のサーバとの間で競合が生じる可能性があります。 さらに、サービス プロファイルの関連付けを解除せずにサーバをスタンドアロン モードに戻した場合、そのスタンドアロン サーバでは LSI RAID コントローラがブート可能デバイスとして表示されないため、ローカルでの再起動ができなくなります。


      デュアルワイヤ統合向けにサポートされているネットワーク アダプタ カード

      次のネットワーク アダプタ カードは、Cisco UCS Manager の統合をサポートしています。

      • シスコの仮想インターフェイス カード(VIC)
      • 統合型ネットワーク アダプタ(CNA)
      • イーサネット アダプタ

      サポートされるアダプタ カード

      次の表に、デュアル ワイヤ モードで Cisco UCS Manager と統合された C シリーズ ラックマウント サーバで公式にサポートされているアダプタ カードを示します。

      表 1 サポートされるアダプタ カード
      アダプタ/サーバ モデル C22 M3 C24 M3 C200 M2 C210 M2 C220 M3 C240 M3 C250 M2 C260 M2 C420 M3 C460 M2

      Cisco UCS 1225 VIC

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      -

      Y

      Y

      Y

      Cisco UCS P81E VIC

      (N2XX-ACPCI01)

      Y

      Y

      Y

      Y

      Y

      Y

      Y

      Y

      -

      Y

      Emulex OCe10102-F CNA

      (N2XX-AEPCI01)

      -

      -

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      -

      Y

      Emulex OCe11102-FX CNA

      (UCSCPCIE-ESFP)

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      -

      QLogic QLE8152 CNA

      (N2XX-AQPCI01)

      -

      -

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      -

      Y

      QLogic QLE8242 CNA

      (QLE8242 CNA)

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      -

      Broadcom BCM57711 10Gb

      N2XX-ABPCI02

      -

      -

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      -

      Y

      Broadcom BCM57712 10Gb

      UCSC-PCIE-BSFP

      -

      -

      Y

      Y

      -

      -

      Y

      Y

      Y

      Y

      Intel X520 10GB

      (N2XX-AIPCI01)

      Y

      Y

      Y

      Y

      Y

      Y

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      Y

      サポートされるカードの組み合わせ

      次に、UCSM モードで使用するサーバでサポートされているカードの組み合わせを示します。

      • サーバに装着された Cisco Virtual Interface Card(VIC)のみ。 CNA またはイーサネット カードと組み合わせることはできません。
      • サーバに装着された 1 種類の CNA(Q または E)のみ。 VIC またはイーサネット アダプタと組み合わせることはできません。
      • サーバに装着された 1 種類のイーサネット アダプタ(B または I)のみ。 VIC または CNA と組み合わせることはできません。

      統合型サーバに関する特記事項

      サポートされている FEX-to-FI のアップリンク ケーブルの SFP タイプ

      C シリーズ UCSM の統合には、次の用途で 10 Gb SFP ケーブルが 6 本必要です。

      • サーバと FEX との間のデータ トラフィックのパスの接続:ケーブル 2 本
      • FEX から FI へのアップリンク:ケーブル 4 本 FEX から FI への 4 つのアップリンクでは、Cisco 10 Gb Twinax ケーブルか、次の SFP タイプのいずれかを使用できます。
        • SFP-10GE-SR
        • FET-10GE

      注意    


      アップリンクで SFP タイプを混在使用しないでください。 アップリンクで SFP のタイプを混在させると、「Discovery failed」のエラーが発生します。


      統合されたサーバの電源の状態とサービス プロファイルの電源の状態

      電源ボタンまたは Cisco UCS Manager を使用して、統合された C シリーズ サーバの対応するサービス プロファイルに希望する電源の状態を Down と設定している場合、サーバを停止させて Down 状態にしようとすると、サーバと実際の電源の状態が一致しなくなります。 これにより、この後、サーバが予期せずシャット ダウンすることがあります。

      電源がオフの状態からサーバを安全に再起動するには、Cisco UCS Manager でブート サーバ アクションを使用します。

      次の表は、サーバの電源ボタンを使用した場合に、サーバの実際の電源状態と Cisco UCS Manager サービス プロファイルの電源状態がどのように違うかを示しています。

      表 2 サーバの電源の状態とサービス プロファイルの電源の状態の違い

      サービス プロファイルの初期電源状態

      サーバの初期電源状態

      実際の電源ボタンによる操作

      アクション後の実際のサーバの電源状態

      [UCSM Equipment] タブに表示される電源状態

      サービス プロファイルで必要とされる電源状態

      Down

      Off

      ボタンを押して電源を入れる

      On

      On

      Down

      Up

      On

      ボタンを押して電源を切る

      Off

      Off

      Up

      アダプタ カードの考慮事項

      アダプタ カードの追加、削除、交換時における稼働中止/再稼働

      UCS で管理されるサーバでアダプタ カードの追加、削除、または交換を行う場合は、まず Cisco UCS Manager でサーバの稼働を中止する必要があります。 処理が終了したら、サーバを再稼働させます。

      2 枚の Cisco UCS P81E VIC アダプタ カード装着時における NIC/vHBA のプライオリティ

      統合型サーバに Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード 2 枚、または Cisco UCS 1225VIC 2 枚が装着されている場合、Cisco UCS Manager での PCI 順序は Adapter 1 の vNIC/vHBA が Adapter 2 の vNIC/vHBA よりも優先されます。

      SR-IOV/ARI バス予約 BIOS 設定の変更後の再確認

      C200 または C210 サーバでは、BIOS バージョン 1.4(3c) 以降において、SR-IOV/ARI(Single-Root I/O Virtualization/Alternative Routing-ID Interpretation)によるバス予約をイネーブルまたはディセーブルにするオプションがあります。 UCS 管理対象サーバの SR-IOV/ARI バス予約設定を変更した場合は、サーバを再確認する必要があります。

      FEX の考慮事項

      2232PP FEX の稼働中止/再稼働後の接続先サーバの再確認

      Cisco UCS 2232PP FEX の稼働中止または再稼働後は、必ずその FEX に接続されているすべてのサーバを UCS Manager で再確認する必要があります。