サーバの管理
サーバの管理

目次

サーバの管理

この章は、次の内容で構成されています。

DHCP のユーザ フレンドリー機能の概要

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP) 拡張機能では、ホスト名が DHCP パケットに追加されており、DHCP サーバ側でこれを解釈または表示できます。 ホスト名は DHCP パケットのオプション フィールドに追加され、(最初に DHCP サーバに送信される)DHCP DISCOVER パケットで送信されます。

サーバのデフォルト ホスト名が ucs-c2XX から CXXX-YYYYYY に変更されます。 XXX はサーバのモデル番号、YYYYYY はシリアル番号です。 この一意の文字列はクライアント ID として機能し、DHCP サーバから CIMC にリースされる IP アドレスを追跡してマッピングするうえで役立ちます。 サーバのステッカーまたはラベルとしてデフォルト シリアル番号が製造者から提供され、サーバを物理的に識別するうえで役立ちます。

ロケータ LED の切り替え

はじめる前に

このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1Server # scope chassis  

    シャーシ コマンド モードを開始します。

     
    ステップ 2Server /chassis # set locator-led {on | off}  

    シャーシ ロケータ LED をイネーブルまたはディセーブルにします。

     
    ステップ 3Server /chassis # commit  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次に、シャーシ ロケータ LED をディセーブルにして、トランザクションをコミットする例を示します。

    Server# scope chassis
    Server /chassis # set locator-led off
    Server /chassis *# commit
    
    Server /chassis #  
    

    ハード ドライブのロケータ LED の切り替え

    はじめる前に

    このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1Server # scope chassis  

      シャーシ コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 2Server/chassis # scope hdd  

      ハード ディスク ドライブ(HDD)コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 3Server /chassis/hdd # set locateHDD drivenum {1 | 2} 

      ここで、drivenum は、ロケータ LED を設定するハード ドライブの番号です。 値 1 は LED が点灯し、値 2 は LED が消灯します。

       

      次に、HDD 2 のロケータ LED を点灯する例を示します。

      Server# scope chassis
      Server /chassis # scope hdd
      Server /chassis/hdd # locateHDD 2 1
      HDD Locate LED Status changed to 1
      Server /chassis/hdd # show
      Name                 Status               LocateLEDStatus      
      -------------------- -------------------- -------------------- 
      HDD1_STATUS          present              TurnOFF              
      HDD2_STATUS          present              TurnON              
      HDD3_STATUS          absent               TurnOFF              
      HDD4_STATUS          absent               TurnOFF              
      
      Server /chassis/hdd #
      

      サーバのブート順の管理

      サーバのブート順

      CIMC を使用して、使用可能なブート デバイス タイプからサーバがブートを試行する順序を設定できます。

      ブート順の設定を変更すると、CIMC は、サーバが次にリブートされるときに、設定されたブート順を BIOS に送信します。 新しいブート順を実装するには、設定の変更後にサーバをリブートします。 新しいブート順は以降のリブートで反映されます。 設定されたブート順は、設定が再度変更されるまで再送信されません。


      (注)  


      次のいずれかの条件が発生すると、実際のブート順は設定されたブート順と異なります。

      • 設定されたブート順を使用してブートしようとしたときに BIOS で問題が発生した。

      • ユーザが BIOS でブート順を直接変更した。


      サーバのブート順の設定


      (注)  


      ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。


      はじめる前に

      このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1Server# scope bios  

        bios コマンド モードを開始します。

         
        ステップ 2Server /bios # set boot-order device1[,device2[,device3 [,device4[,device5]]]]  

        ブート デバイス オプションと順序を指定します。 次の 1 つ以上を選択できます。

        • cdrom:ブート可能な CD-ROM

        • fdd:フロッピーディスク ドライブ

        • hdd:ハード ディスク ドライブ

        • pxe:PXE ブート

        • efi:Extensible Firmware Interface

         
        ステップ 3Server /bios # commit  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        新規のブート順は、次の BIOS のブートで使用されます。

        次に、ブート順を設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

        Server# scope bios
        Server /bios # set boot-order hdd,cdrom,fdd,pxe,efi
        Server /bios *# commit
        Server /bios #  show detail
        BIOS:
            Boot Order: HDD,CDROM,FDD,PXE,EFI
        
        Server /bios #  
        
        次の作業

        サーバを再起動して、新しいブート順でブートします。

        実際のサーバのブート順の表示

        サーバの実際のブート順とは、サーバが最後にブートされたときに BIOS によって実際に使用されたブート順です。 実際のブート順は、CIMC で設定されたブート順とは異なる場合があります。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1Server# scope bios  

          bios コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 2Server /bios # show actual-boot-order detail  

          サーバが最後に起動したときに実際に BIOS で使用されたブート順序を表示します。

           

          次の例では、最後のブートの実際のブート順序を表示します。

          Server# scope bios
          Server /bios #  show actual-boot-order
          
          Boot Order   Type                      Boot Device                         
          ------------ ------------------------- ----------------------------------- 
          1            CD/DVD                    CD-ROM                              
          2            CD/DVD                    Cisco   Virtual CD/DVD  1.18        
          3            Network Device (PXE)      Cisco NIC 23:0.0                    
          4            Network Device (PXE)      MBA v5.0.5  Slot 0100               
          5            Network Device (PXE)      MBA v5.0.5  Slot 0101               
          6            Network Device (PXE)      MBA v5.0.5  Slot 0200               
          7            Network Device (PXE)      MBA v5.0.5  Slot 0201               
          8            Network Device (PXE)      Cisco NIC 22:0.0                    
          9            Internal EFI Shell        Internal EFI Shell                  
          10           FDD                       Cisco   Virtual HDD     1.18        
          11           FDD                       Cisco   Virtual Floppy  1.18
          
          Server /bios #
          

          サーバのリセット

          重要:

          ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバをリセットしないでください。

          はじめる前に

          このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1Server# scope chassis  

            シャーシ コマンド モードを開始します。

             
            ステップ 2Server /chassis # power hard-reset  

            確認プロンプトの後に、サーバがリセットされます。

             

            次に、サーバをリセットする例を示します。

            Server# scope chassis
            Server /chassis # power hard-reset
            This operation will change the server's power state.
            Continue?[y|N]
            
            

            サーバのシャットダウン

            重要:

            ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバをシャットダウンしないでください。

            はじめる前に

            このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1Server# scope chassis  

              シャーシ モードを開始します。

               
              ステップ 2Server /chassis # power shutdown  

              サーバをシャットダウンします。

               

              次に、サーバをシャットダウンする例を示します。

              Server# scope chassis
              Server /chassis # power shutdown 
              

              サーバの電源管理

              サーバの電源投入


              (注)  


              サーバの電源が CIMC 経由以外の何らかの方法でオフにされた場合、サーバは電源をオンにしてもすぐにはアクティブになりません。 この場合、CIMC が初期化を完了するまで、サーバはスタンバイ モードに入ります。


              重要:

              ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバの電源を変更しないでください。

              はじめる前に

              このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1Server# scope chassis  

                シャーシ コマンド モードを開始します。

                 
                ステップ 2Server /chassis # power on  

                サーバの電源をオンにします。

                 

                次に、サーバの電源をオンにする例を示します。

                Server# scope chassis
                Server /chassis # power on
                This operation will change the server's power state.
                Continue?[y|N]y
                
                Server /chassis # show
                Power Serial Number Product Name  UUID                                 
                ----- ------------- ------------- ------------------------------------ 
                on    Not Specified Not Specified 208F0100020F000000BEA80000DEAD00     
                
                

                サーバの電源オフ

                重要:

                ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバの電源をオフにしないでください。

                はじめる前に

                このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1Server# scope chassis  

                  シャーシ コマンド モードを開始します。

                   
                  ステップ 2Server /chassis # power off  

                  サーバの電源をオフにします。

                   

                  次に、サーバの電源をオフにする例を示します。

                  Server# scope chassis
                  Server /chassis # power off
                  This operation will change the server's power state.
                  Continue?[y|N]y
                  
                  Server /chassis # show
                  Power Serial Number Product Name  UUID                                 
                  ----- ------------- ------------- ------------------------------------ 
                  off   Not Specified Not Specified 208F0100020F000000BEA80000DEAD00   
                    
                  

                  サーバ電源の再投入

                  重要:

                  ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバの電源を再投入しないでください。

                  はじめる前に

                  このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1Server# scope chassis  

                    シャーシ コマンド モードを開始します。

                     
                    ステップ 2Server /chassis # power cycle  

                    サーバ電源を再投入します。

                     

                    次に、サーバ電源を再投入する例を示します。

                    Server# scope chassis
                    Server /chassis # power cycle
                    
                    

                    電源ポリシーの設定

                    電力統計情報の表示

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 Server# show power-cap detail 

                      サーバの電力消費量の統計情報および電力制限ポリシーを表示します。

                       

                      表示されるフィールドについては、次の表で説明します。

                      名前 説明

                      [Current Consumption]

                      現在サーバによって使用されている電源(ワット単位)。

                      [Maximum Consumption]

                      最後にリブートされてからサーバが使用した最大ワット数。

                      [Minimum Consumption]

                      最後にリブートされてからサーバが使用した最小ワット数。

                      [Minimum Configurable Limit]

                      このサーバのピーク電力キャップとして指定できる最小電力量(ワット単位)。

                      [Maximum Configurable Limit]

                      このサーバのピーク電力キャップとして指定できる最大電力量(ワット単位)。

                      そのほかのフィールドを次の表で説明します。

                      名前 説明

                      [Enable Power Capping]

                      電力キャッピングがイネーブルの場合、システムはサーバに割り当てられる電力量を監視し、サーバがその最大割り当て量を超えると、指定されたアクションを実行します。

                      [Peak Power]

                      このサーバに割り当てることのできる最大ワット数。 サーバがこのフィールドに指定されたよりも多くの電力を要求する場合、システムは、[Non-Compliance Action] フィールドに定義されたアクションを実行します。

                      [Minimum Configurable Limit] フィールドおよび [Maximum Configurable Limit] フィールドに定義された範囲内のワット数を入力します。

                      [Non-Compliance Action]

                      電力キャッピングがイネーブルであり、サーバが割り当てられたピーク電力よりも多くを要求する場合に、システムが実行するアクション。 次のいずれかになります。

                      • force-power-reduction:サーバは何らかの方法で強制的に電力消費量を減らします。 このオプションを使用できるのは一部の C シリーズ サーバだけです。

                      • none:アクションは実行されず、サーバに対して、[Peak Power] フィールドに指定されたよりも多くの電力の使用が許可されます。

                      • power-off-host:サーバがシャットダウンします。

                      • throttle:サーバで実行中のプロセスのスロットリングが行われ、合計消費電力が抑えられます。

                      次に、詳細な電力統計情報を表示する例を示します。

                      Server# show power-cap detail
                          Cur Consumption (W): 247
                          Max Consumption (W): 286
                          Min Consumption (W): 229
                          Minimum Configurable Limit (W): 285
                          Maximum Configurable Limit (W): 1250
                          Power Cap Enabled: yes
                          Peak Power: 0
                          Non Compliance Action: throttle
                      
                      Server#  
                      

                      電力制限ポリシー

                      電力制限ポリシーによって、サーバの電力消費をアクティブに管理する方法が決定されます。 電力制限をイネーブルにすると、サーバに割り当てられている電力量がモニタされ、割り当てられている電力未満に電力消費を抑えることが試行されます。 サーバがその最大割り当てを超過すると、電力制限ポリシーによって、指定された違反アクションがトリガーされます。

                      電力制限ポリシーの設定


                      (注)  


                      この機能は、一部のサーバでは使用できません。


                      はじめる前に

                      このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                      手順
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1 Server# scope power-cap 

                        電力制限コマンド モードを開始します。

                         
                        ステップ 2 Server /power-cap # set enabled {yes | no} 

                        サーバへの電力制限をイネーブルまたはディセーブルにします。

                         
                        ステップ 3 Server /power-cap # set peak-power watts 

                        このサーバに割り当てることのできる最大ワット数を指定します。 show power-cap detail コマンド出力の [Minimum Configurable Limit] フィールドおよび [Maximum Configurable Limit] フィールドで定義された範囲内の watts 数を入力します。 これらのフィールドは、サーバ モデルによって決まります。

                        サーバがこのコマンドで指定されているより多くの電力を要求すると、システムは set non-compliance-action コマンドで定義されている処理を実行します。

                         
                        ステップ 4 Server /power-cap # set non-compliance-action {force-power-reduction | none | power-off-host | throttle} 

                        電力制限がイネーブルで、ピーク時の電力割り当てよりも大きい電力をサーバで要求している場合にシステムで実行する必要のあるアクションを指定します。 次のいずれかになります。

                        • force-power-reduction:サーバは何らかの方法で強制的に電力消費量を減らします。 このオプションは、一部のサーバ モデルでは使用できません。

                        • none:アクションは実行されず、サーバはピーク時電力設定で指定されているより多くの電力を使用できます。

                        • power-off-host:サーバがシャット ダウンされます。

                        • throttle:サーバで実行中のプロセスのスロットリングが行われ、合計消費電力が抑えられます。

                         
                        ステップ 5 Server /power-cap # commit 

                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                         

                        次に、電力制限ポリシーをイネーブルにして設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

                        Server# scope power-cap
                        Server /power-cap # set enabled yes
                        Server /power-cap *# set peak-power 1000
                        Server /power-cap *# set non-compliance-action throttle
                        Server /power-cap *# commit
                        Server /power-cap #  show detail
                            Cur Consumption (W): 688
                            Max Consumption (W): 1620
                            Min Consumption (W): 48
                            Minimum Configurable Limit (W): 500
                            Maximum Configurable Limit (W): 2000
                            Power Cap Enabled: yes
                            Peak Power: 1000
                            Non Compliance Action: throttle
                        
                        Server /power-cap #  
                        

                        電力復元ポリシーの設定

                        電力復元ポリシーによって、シャーシの電力供給が失われた後、サーバに電力を復元する方法が決定されます。

                        はじめる前に

                        このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                        手順
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1Server# scope chassis  

                          シャーシ コマンド モードを開始します。

                           
                          ステップ 2 Server /chassis # set policy {power-off | power-on | restore-last-state} 

                          シャーシの電源が復旧した場合に実行するアクションを指定します。 次のいずれかを選択します。

                          • power-off:サーバの電源は、手動で投入されるまでオフのままになります。 これがデフォルトのアクションになります。

                          • power-on:シャーシの電源が回復したときにサーバの電源がオンになります。

                          • restore-last-state:サーバの電源は、シャーシの電源が切断される前の状態に戻ります。

                          選択したアクションが power-on の場合は、サーバに対して電源を回復するまでの遅延を選択できます。

                           
                          ステップ 3 Server /chassis # set delay {fixed | random}  (任意)

                          サーバの電源復元までの時間を固定するか、ランダムにするかを指定します。 デフォルトは fixed です。 このコマンドは、電力復元アクションが power-on の場合のみ使用可能です。

                           
                          ステップ 4 Server /chassis # set delay-value delay  (任意)

                          遅延時間を秒単位で指定します。 指定できる範囲は 0 ~ 240 です。デフォルト値は 0 です。

                           
                          ステップ 5 Server /chassis # commit 

                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                           

                          次に、180 秒(3 分)の固定遅延で電源をオンにする電力復元ポリシーを設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

                          Server# scope chassis
                          Server /chassis # set policy power-on
                          Server /chassis *# set delay fixed
                          Server /chassis *# set delay-value 180
                          Server /chassis *# commit
                          Server /chassis #  show detail
                          Chassis:
                              Power: on
                              Serial Number: QCI1404A1IT
                              Product Name: UCS C200 M1
                              PID : R200-1120402
                              UUID: 01A6E738-D8FE-DE11-76AE-8843E138AE04
                              Locator LED: off
                              Description: Testing power restore
                              Power Restore Policy: power-on
                              Power Delay Type: fixed
                              Power Delay Value(sec): 180
                          
                          Server /chassis #  
                          

                          ファン ポリシーの設定

                          ファン制御ポリシー

                          ファン制御ポリシーを使ってファンの速度を制御することにより、サーバの消費電力を削減し、ノイズ レベルを下げることができます。 これらのファン ポリシーが導入される前は、いずれかのサーバ コンポーネントの温度が設定済みしきい値を超過した場合に、ファン速度が自動的に増加しました。 ファン速度を低く抑えるために、通常、コンポーネントのしきい値温度を高い値に設定しました。 この動作はほとんどのサーバ構成に最適でしたが、次のような状況に対処できませんでした。

                          • 最大の CPU パフォーマンス

                            高パフォーマンスを得るには、いくつかの CPU を設定済みしきい値よりもかなり低い温度に冷却する必要があります。 これは非常に高速なファン速度を必要とし、結果として電力消費とノイズ レベルが増大しました。

                          • 低消費電力

                            電力消費を最も低く抑えるにはファンを非常に遅くする必要があり、場合によっては、ファン停止をサポートするサーバで完全に停止する必要があります。 ただし、ファンの速度を遅くすると、結果としてサーバが過熱します。 この状況を回避するには、可能な最低速度よりもやや速くファンを作動させる必要があります。

                          ファン ポリシーを導入すると、サーバ内のコンポーネントに基づき、そのサーバに適したファン速度を決定できます。 さらに、最大の CPU パフォーマンスと低消費電力に関連する問題に対処するために、ファン速度を設定することができます。

                          次のファン ポリシーの中から選択できます。

                          • Balanced

                            これがデフォルトのポリシーです。 この設定でほとんどのサーバ構成を冷却できますが、容易に加熱する PCIe カードを含むサーバには適さない可能性があります。

                          • パフォーマンス

                            この設定は、高パフォーマンスを得るために最高速度でファンを作動させる必要のあるサーバ構成に使用できます。 この設定では、Balanced ファン ポリシーと同じ速度またはそれより高速でファンが作動します。

                          • 低電力

                            この設定は、PCIe カードが含まれない最小構成のサーバに最適です。

                          • 高電力

                            この設定は、60 ~ 85% の範囲のファン速度を必要とするサーバ構成に使用できます。 このポリシーは、容易に過熱して高温になる PCIe カードを含むサーバに最適です。 このポリシーで設定される最小ファン速度はサーバ プラットフォームごとに異なりますが、およそ 60 ~ 85% の範囲内です。

                          • 最大電力

                            この設定は、70 ~ 100% の範囲の非常に高いファン速度を必要とするサーバ構成に使用できます。 このポリシーは、容易に過熱して非常に高温になる PCIe カードを含むサーバに最適です。 このポリシーで設定される最小ファン速度はサーバ プラットフォームごとに異なりますが、およそ 70 ~ 100% の範囲内です。


                          (注)  


                          CIMC でファン ポリシーを設定することはできますが、実際のファン作動速度はサーバの構成要件により決定されます。 たとえば、ファン ポリシーを [Balanced] に設定しても、容易に加熱する PCIe カードがサーバに含まれる場合は、サーバのファン速度が自動的に調整されます。 しかし、定義されたポリシーは [Balanced] のまま保持されます。


                          ファン ポリシーの設定

                          ファン ポリシーは、サーバの冷却要件を決定します。 ファン ポリシーを設定する前に、容易に加熱する PCIe カードがサーバ内にあるかどうかを確認します。

                          はじめる前に

                          このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                          手順
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1Server# scope chassis  

                            シャーシ コマンド モードを開始します。

                             
                            ステップ 2Server /chassis # scope fan-policy 

                            ファン ポリシー コマンド モードを開始します。

                             
                            ステップ 3Server /chassis/fan-policy # set fan-policy 

                            サーバのファン ポリシーを設定します。 この属性の種類は次のとおりです。

                            • Balanced

                              これがデフォルトのポリシーです。 この設定でほとんどのサーバ構成を冷却できますが、容易に加熱する PCIe カードを含むサーバには適さない可能性があります。

                            • パフォーマンス

                              この設定は、高パフォーマンスを得るために最高速度でファンを作動させる必要のあるサーバ構成に使用できます。 この設定では、Balanced ファン ポリシーと同じ速度またはそれより高速でファンが作動します。

                            • 低電力

                              この設定は、PCIe カードが含まれない最小構成のサーバに最適です。

                            • 高電力

                              この設定は、60 ~ 85% の範囲のファン速度を必要とするサーバ構成に使用できます。 このポリシーは、容易に過熱して高温になる PCIe カードを含むサーバに最適です。 このポリシーで設定される最小ファン速度はサーバ プラットフォームごとに異なりますが、およそ 60 ~ 85% の範囲内です。

                            • 最大電力

                              この設定は、70 ~ 100% の範囲の非常に高いファン速度を必要とするサーバ構成に使用できます。 このポリシーは、容易に過熱して非常に高温になる PCIe カードを含むサーバに最適です。 このポリシーで設定される最小ファン速度はサーバ プラットフォームごとに異なりますが、およそ 70 ~ 100% の範囲内です。

                             
                            ステップ 4Server /chassis/fan-policy # commit 

                            サーバへの変更をコミットします。

                             

                            次に、サーバのファン ポリシーを最大電力に設定する例を示します。

                            server # scope chassis
                            server /chassis # scope fan-policy
                            server /chassis/fan-policy # set fan-policy maximum-power
                            server /chassis/fan-policy* # commit
                            server /chassis/fan-policy # show detail
                             Fan policy: maximum-power
                            server /chassis/fan-policy #
                            

                            Flexible Flash コントローラの管理

                            Cisco Flexible Flash

                            C シリーズ ラックマウント サーバ の中には、サーバ ソフトウェア ツールおよびユーティリティのストレージとして、内蔵 Secure Digital(SD)メモリ カードをサポートしているものがあります。 この SD カードは Cisco Flexible Flash ストレージ アダプタでホストされます。

                            CIMC では、単一ハイパーバイザ(HV)パーティション構成として SD ストレージが使用可能です。 以前のバージョンでは 4 つの仮想 USB ドライブがありました。 3 つには Cisco UCS Server Configuration Utility、Cisco ドライバ、および Cisco Host Upgrade Utility が事前ロードされ、4 番目はユーザ インストールによるハイパーバイザでした。 また、CIMC の最新バージョンにアップグレードするか、旧バージョンにダウングレードした後、設定をリセットした場合にも、単一 HV パーティション構成が作成されます。

                            シスコ ソフトウェア ユーティリティおよびパッケージの詳細については、次の URL の『Cisco UCS C-Series Servers Documentation Roadmap』を参照してください。

                            http:/​/​www.cisco.com/​go/​unifiedcomputing/​c-series-doc

                            Cisco Flexible Flash コントローラのカード管理機能

                            Cisco Flexible Flash コントローラでは、単一のカードに加えて 2 つの SD カードを RAID-1 ペアとして管理できます。 カード管理機能の導入により、次の作業を実行できます。

                            アクション

                            説明

                            Reset Cisco Flex Flash

                            コントローラをリセットできます。

                            Reset Partition Defaults

                            選択したスロットの設定をデフォルト設定にリセットできます。

                            Synchronize Card Configuration

                            ファームウェア バージョン 253 以降をサポートする SD カードの設定を保持できます。

                            Configure Operational Profile

                            選択した Cisco Flexible Flash コントローラの SD カードを設定できます。

                            RAID パーティションの列挙

                            非 RAID パーティションは常にプライマリ カードから列挙されます。列挙はプライマリ カードのステータスに依存しません。

                            次に、Cisco Flexible Flash コントローラに 2 枚のカードがあるときの RAID パーティションの列挙の動作を示します。

                            シナリオ オプション

                            シングル カード

                            RAID パーティションは、カードが正常に動作している場合、およびモードが Primary または Secondary-active の場合に列挙されます。

                            デュアル ペア カード

                            RAID パーティションは、カードの 1 つが正常に動作していれば列挙されます。

                            1 枚のカードだけが正常に動作している場合、すべての読み取り/書き込み操作は、この正常に動作しているカードで行われます。 2 つの RAID パーティションを同期するには UCS SCU を使用する必要があります。

                            デュアル非ペア カード

                            サーバを再起動するときにこのシナリオが検出された場合、RAID パーティションはいずれも列挙されません。

                            サーバが稼働しているときにこのシナリオが検出された場合、ユーザが新しい SD カードを取り付けても、そのカードは Cisco Flexible Flash コントローラによって管理されません。 これはホストの列挙には影響しません。 これらを管理するためにカードをペアにする必要があります。 カードをペアにするには、[Reset Partition Defaults] または [Synchronize Card Configuration] オプションを使用できます。

                            FlexFlash でのシングル カード ミラーリングからデュアル カード ミラーリングへのアップグレード

                            次のいずれかの方法で、FlexFlash を使用したシングル カード ミラーリングからデュアル カード ミラーリングにアップグレードできます。

                            • 空の FlexFlash をサーバに追加し、SD ファームウェアを旧バージョンから最新バージョンにアップグレードします。

                              この作業を完了する方法については、を参照してください。

                            • FlexFlash ファームウェアを最新バージョンにアップグレードした後、空のカードをサーバに追加します。

                            このいずれかの方法を使用する前に、次のガイドラインに注意してください。

                            • RAID1 ミラーリングを作成するには、サーバに追加される空のカードのサイズが、サーバ上の既存のカードと正確に同じである必要があります。 RAID1 ミラーリングをセットアップするうえで、同じカード サイズは必須事項です。

                            • ハイパーバイザ パーティション内の有効なデータを持つカードが、プライマリ正常カードとしてマークされていることを確認してください。 CIMC GUI または CIMC CLI でこの状態を判別できます。 カードの状態をプライマリ正常としてマークするには、CIMC GUI の [Reset Configuration] オプションを使用するか、CIMC CLI で reset-config コマンドを実行することができます。 特定のカードの設定をリセットすると、セカンダリ カードはセカンダリ アクティブ非正常としてマークされます。

                            • RAID 正常性「Degraded」状態である場合、すべての読み取りおよび書き込みトランザクションは正常なカードで実行されます。 このシナリオでは、データのミラーリングは行われません。 データのミラーリングは、正常な RAID 状態の場合にのみ行われます。

                            • データのミラーリングは RAID パーティションにのみ適用されます。 C シリーズ サーバでは、RAID モードでハイパーバイザ パーティションだけが動作します。

                            • 旧バージョンで使用するよう SD カードを設定していない場合、最新バージョンにアップグレードすると最新の 253 ファームウェアがロードされ、4 個のパーティションすべてがホストに列挙されます。

                            FlexFlash バージョンのアップグレード中に次のエラー メッセージが表示される場合があります。

                            Unable to communicate with Flexible Flash controller: operation ffCardsGet, status CY_AS_ERROR_INVALID_RESPONSE”

                            さらに、カード ステータスが [missing] と示されることもあります。 このエラーが発生する原因は、1.4(x) などの代替リリースまたは旧バージョンに意図せず切替えたためです。 この場合、最新バージョンに戻すか、元の FlexFlash 1.4(x) 設定に切り替えることができます。 最新の CIMC バージョンに戻すことを選択した場合、Cisco FlexFlash 設定はそのまま残ります。 旧バージョンの設定に切り替えることを選択した場合は、Flexflash 設定をリセットする必要があります。 その場合、次の点に注意する必要があります。

                            • 複数のカードが存在する状態で旧バージョンに戻すと、2 番目のカードを検出したり管理したりすることはできません。

                            • カード タイプが SD253 である場合、CIMC CLI から reset-config コマンドを 2 回実行する必要があります。1 回目は古いファームウェアをコントローラに再ロードして SD253 から SD247 タイプに移行し、2 回目の実行では列挙を開始します。

                            Flexible Flash コントローラ プロパティの設定

                            はじめる前に
                            • このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                            • お使いのプラットフォームで Cisco Flexible Flash がサポートされている必要があります。

                            手順
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1Server# scope chassis  

                              シャーシ コマンド モードを開始します。

                               
                              ステップ 2Server /chassis # scope flexflash index  

                              指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。

                               
                              ステップ 3Server /chassis/flexflash # scope operational-profile 

                              Operational Profile コマンド モードを開始します。

                               
                              ステップ 4Server /chassis/flexflash/operational-profile # set raid-primary-member {slot1 | slot2} 

                              データのプライマリ コピーが存在するスロットを指定します。

                              重要:

                              現在、Cisco Flexible Flash カードは、スロット 1 とスロット 2 でサポートされています。 したがって、slot1 または slot2 を指定できます。

                               
                              ステップ 5Server /chassis/flexflash/operational-profile # set raid-secondary-role {active | initializing} 

                              セカンダリ RAID の役割です。 現在サポートされている値は active です。

                               
                              ステップ 6Server /chassis/flexflash/operational-profile # set read-error-count-threshold 

                              Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される読み取りエラーの数を指定します。 エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。CIMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。

                              読み取りエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。 検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。

                               
                              ステップ 7Server /chassis/flexflash/operational-profile # set write-error-count-threshold 

                              Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される書き込みエラーの数を指定します。 エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。CIMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。

                              書き込みエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。 検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。

                               
                              ステップ 8Server /chassis/flexflash/operational-profile # set virtual-drives-enabled list 

                              サーバから USB 形式のドライブとして使用できるようにする仮想ドライブのリストを指定します。 オプションは次のとおりです。

                              • [SCU]:サーバは Cisco UCS Server Configuration Utility にアクセスできます。

                              • DRIVERS:サーバはシスコ ドライバ ボリュームにアクセスできます。

                              • [HV]:サーバはユーザがインストールしたハイパーバイザにアクセスできます。

                              • [HUU]:サーバは Cisco Host Upgrade Utility にアクセスできます。

                              複数のオプションを指定する場合は、リストを引用符(")で囲む必要があります。

                               
                              ステップ 9Server /chassis/adapter # commit  

                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                               

                              次に、Flash コントローラのプロパティを設定する例を示します。

                              Server# scope chassis
                              Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0
                              Server /chassis/flexflash # scope operational-profile
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile # set read-error-count-threshold 100
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile # set write-error-count-threshold 100
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set raid-primary-member slot1
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile # set raid-secondary-role active
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set virtual-drives-enabled "SCU HUU"
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile *# commit 
                              Server /chassis/flexflash/operational-profile #
                              

                              Flexible Flash からのブート

                              Cisco Flexible Flash カード上のブート可能な仮想ドライブを指定して、サーバが次に再起動されたときにそのドライブをデフォルトのブート プライオリティよりも優先させることができます(サーバに定義されているデフォルト ブート順は無視されます)。 指定したブート デバイスは一度だけ使用されます。 サーバがリブートした後、この設定は無効になります。


                              (注)  


                              サーバをリブートする前に、選択する仮想ドライブが Cisco Flexible Flash カード上でイネーブルになっていることを確認してください。

                              CIMC の最新バージョンにアップグレードするか、以前のバージョンにダウングレードしてから設定をリセットすると、サーバは HV パーティションだけを介してブートします。 以前のバージョンに有効な SCU のデータがあった場合、サーバは単一 HV パーティションにもかかわらず SCU を介してブートします。


                              はじめる前に
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                              手順
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1Server# scope bios  

                                BIOS コマンド モードを開始します。

                                 
                                ステップ 2Server /bios # set boot-override {None | SCU | HV | HUU}  

                                次回サーバが再起動されるときにブートを試行する仮想ドライブ。 次のいずれかになります。

                                • None:サーバはデフォルトのブート オーダーを使用します

                                • SCU:サーバは Cisco UCS Server Configuration Utility からブートします

                                • HV:サーバはハイパーバイザ仮想ドライブから起動します

                                • HUU:サーバは Cisco Host Upgrade Utility からブートします

                                 
                                ステップ 3Server /bios # commit  

                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                 

                                この例では、サーバが次の再起動時に Cisco UCS Server Configuration Utility からブートするよう指定します。

                                Server# scope bios
                                Server /bios # set boot-override SCU
                                Committing the boot override BIOS will try boot to 
                                the specified boot device first. Failure to detect
                                the boot device BIOS will boot from the list
                                configured in the BIOS boot order.
                                Server /bios *# commit
                                Server /bios #
                                

                                Flexible Flash コントローラのリセット

                                通常の操作では、Cisco Flexible Flash のリセットが必要になることはありません。 テクニカル サポートの担当者から明確に指示された場合にだけ、この手順を実行することを推奨します。


                                (注)  


                                この操作は、Cisco Flexible Flash コントローラ上の仮想ドライブへのトラフィックを中断させます。


                                はじめる前に
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                                手順
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1Server# scope chassis  

                                  シャーシ コマンド モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 2Server /chassis # scope flexflash index  

                                  指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。

                                   
                                  ステップ 3Server /chassis/flexflash # reset  

                                  Cisco Flexible Flash コントローラをリセットします。

                                   

                                  この例では、フラッシュ コントローラをリセットします。

                                  Server# scope chassis
                                  Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0
                                  Server /chassis/flexflash # reset
                                  This operation will reset Cisco Flexible Flash controller.
                                  Host traffic to VDs on this device will be disrupted.
                                  Continue?[y|N] y
                                  
                                  Server /chassis/flexflash #
                                  

                                  Cisco Flexible Flash コントローラでのカードの設定のリセット

                                  Cisco Flexible Flash コントローラで、選択したスロットの設定をデフォルト設定にリセットできます。

                                  Cisco Flexible Flash カードのスロットの設定をリセットすると、次の状況が発生します。
                                  • 選択されたスロットのカードは、プライマリ - 正常としてマークされます。

                                  • もう一方のスロットのカードは、セカンダリ アクティブ- 非正常としてマークされます。

                                  • 1 つの RAID パーティションが作成されます。

                                  • カードの読み取り/書き込みエラー数および読み取り/書き込みしきい値は 0 に設定されます。

                                  • ホストの接続が停止される可能性があります。

                                  最新バージョンにアップグレードして、設定のリセット オプションを選択した場合、単一のハイパーバイザ(HV)パーティションが作成され、既存の 4 パーティション構成は消去されます。 これにより、データ損失が生じることもあります。 失われたデータを取り出すことができるのは、HV パーティションにまだデータを書き込んでおらず、以前のバージョンにダウングレードする場合だけです。

                                  はじめる前に
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                                  手順
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1Server# scope chassis  

                                    シャーシ コマンド モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 2Server /chassis # scope flexflash index  

                                    指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。

                                     
                                    ステップ 3 Server /chassis/flexflash # reset-partition-defaults primary slot ID  

                                    選択したスロットの設定をデフォルト設定にリセットします。

                                     

                                    次に、スロットから設定をデフォルト設定にリセットする例を示します。

                                    Server# scope chassis
                                    Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0
                                    Server /chassis/flexflash # reset-partition-defaults slot1
                                    
                                    This action will mark the slot1 as the healthy primary slot, and slot2 (if card exists) 
                                    as unhealthy secondary active.
                                    This operation may disturb the host connectivity as well.
                                    Continue? [y|N] y
                                    
                                    Server /chassis/flexflash/operational-profile #

                                    Flexible Flash コントローラの設定の保持

                                    Cisco Flexible Flash カードの特定のスロットの設定を他のスロットにコピーできます。 ただし、設定のコピー元スロットは SDK523 タイプである必要があります。 設定は次の場合に保持できます。

                                    • 2 つの非ペアの FlexFlash があります

                                    • 単一 FlexFlash からサーバが稼働していて、非ペアの FlexFlash が他のスロットにあります。

                                    • 1 つの FlexFlash がファームウェア バージョン 253 をサポートし、もう 1 つの FlexFlash はパーティション化されていません。

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                                    • このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                                    • Cisco Flexible Flash は、サーバでサポートされている必要があります。

                                    手順
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1Server# scope chassis  

                                      シャーシ コマンド モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 2Server /chassis # scope flexflash index  

                                      指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。

                                       
                                      ステップ 3 Server /chassis/flexflash # synchronize-card-configurationprimary slot ID  

                                      プライマリ スロットからセカンダリ スロットに設定をコピーします。

                                       

                                      次に、あるスロットから他のスロットに設定をコピーする例を示します。

                                      Server# scope chassis
                                      Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0
                                      Server /chassis/flexflash # synchronize-card-configuration slot1
                                      
                                      This action will copy the config of slot1 to both the slots, mark slot1 as healthy, 
                                      primary slot and slot2 (card must be present) as unhealthy secondary active.
                                      This operation may disturb the host connectivity as well.
                                      Continue? [y|N] y
                                       
                                      Server /chassis/flexflash/operational-profile #
                                      

                                      BIOS の設定

                                      BIOS ステータスの表示

                                      手順
                                         コマンドまたはアクション目的
                                        ステップ 1Server# scope bios  

                                        BIOS コマンド モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 2 Server /bios # show detail  

                                        BIOS ステータスの詳細を表示します。

                                         

                                        BIOS ステータス情報には、次のフィールドが含まれます。

                                        名前 説明
                                        BIOS Version 実行中の BIOS のバージョン文字列。
                                        Boot Order サーバが使用を試行する、ブート可能なターゲット タイプの順序。
                                        Boot Override Priority None、SCU、HV、HUU のいずれかになります。
                                        FW Update/Recovery Status 保留中のファームウェア アップデートまたは回復アクションのステータス。
                                        FW Update/Recovery Progress 直近のファームウェア アップデートまたは回復アクションの完了率。

                                        次に、BIOS ステータスを表示する例を示します。

                                        Server# scope bios
                                        Server /bios # show detail
                                            BIOS Version: "C460M1.1.2.2a.0 (Build Date: 01/12/2011)"
                                            Boot Order: EFI,CDROM,HDD
                                            Boot Override Priority: 
                                            FW Update/Recovery Status: NONE
                                            FW Update/Recovery Progress: 100
                                        
                                        Server /bios # 
                                        

                                        主要な BIOS の設定

                                        はじめる前に

                                        このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                                        手順
                                           コマンドまたはアクション目的
                                          ステップ 1Server# scope bios  

                                          BIOS コマンド モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 2 Server /bios # scope main  

                                          主要な BIOS 設定コマンド モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 3BIOS 設定を設定します。 

                                          使用可能な BIOS パラメータは、使用しているサーバのモデルによって異なります。 各 BIOS 設定のオプションに関する説明および情報については、次のいずれかを参照してください。

                                           
                                          ステップ 4 Server /bios/main # commit 

                                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                          変更は次回のサーバ リブート時に適用されます。 サーバの電源がオンの場合、今すぐリブートするかどうかを選択するよう求められます。

                                           

                                          この例では、重大な POST エラーの発生時にブートを一時停止するよう BIOS を設定し、トランザクションをコミットします。

                                          Server# scope bios
                                          Server /bios # scope main
                                          Server /bios/main # set POSTErrorPause Enabled
                                          Server /bios/main *# commit
                                          Changes to BIOS set-up parameters will require a reboot.
                                          Do you want to reboot the system?[y|N] n
                                          Changes will be applied on next reboot.
                                          Server /bios/main # 
                                          

                                          BIOS の詳細設定


                                          (注)  


                                          搭載されているハードウェアによっては、このトピックで説明されている一部の設定オプションが表示されない場合があります。


                                          はじめる前に

                                          このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                                          手順
                                             コマンドまたはアクション目的
                                            ステップ 1Server# scope bios  

                                            BIOS コマンド モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 2 Server /bios # scope advanced  

                                            高度な BIOS 設定コマンド モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 3BIOS 設定を設定します。 

                                            使用可能な BIOS パラメータは、使用しているサーバのモデルによって異なります。 各 BIOS 設定のオプションに関する説明および情報については、次のいずれかを参照してください。

                                             
                                            ステップ 4 Server /bios/advanced # commit 

                                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                            変更は次回のサーバ リブート時に適用されます。 サーバの電源がオンの場合、今すぐリブートするかどうかを選択するよう求められます。

                                             

                                            この例では、低電圧 DDR メモリ モードを有効にし、トランザクションをコミットします。

                                            Server# scope bios
                                            Server /bios # scope advanced
                                            Server /bios/advanced # set LvDDRMode Enabled
                                            Server /bios/advanced *# commit
                                            Changes to BIOS set-up parameters will require a reboot.
                                            Do you want to reboot the system?[y|N] n
                                            Changes will be applied on next reboot.
                                            Server /bios/advanced # 
                                            

                                            サーバ管理 BIOS の設定

                                            はじめる前に

                                            このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                                            手順
                                               コマンドまたはアクション目的
                                              ステップ 1Server# scope bios  

                                              BIOS コマンド モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 2 Server /bios # scope server-management  

                                              サーバ管理 BIOS 設定コマンド モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 3BIOS 設定を設定します。 

                                              使用可能な BIOS パラメータは、使用しているサーバのモデルによって異なります。 各 BIOS 設定のオプションに関する説明および情報については、次のいずれかを参照してください。

                                               
                                              ステップ 4 Server /bios/server-management # commit 

                                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                              変更は次回のサーバ リブート時に適用されます。 サーバの電源がオンの場合、今すぐリブートするかどうかを選択するよう求められます。

                                               

                                              次に、BMC の自動検出をイネーブルにし、トランザクションをコミットする例を示します。

                                              Server# scope bios
                                              Server /bios # scope server-management
                                              Server /bios/server-management # set BMCPnP Enabled
                                              Server /bios/server-management *# commit
                                              Changes to BIOS set-up parameters will require a reboot.
                                              Do you want to reboot the system?[y|N] n
                                              Changes will be applied on next reboot.
                                              Server /bios/server-management # 
                                              

                                              BIOS デフォルトの復元

                                              はじめる前に

                                              このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

                                              手順
                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                ステップ 1Server# scope bios  

                                                BIOS コマンド モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 2 Server /bios # bios-setup-default  

                                                BIOS のデフォルト設定を復元します。 このコマンドでは、リブートが開始されます。

                                                 

                                                次の例は、BIOS デフォルト設定を復元します。

                                                Server# scope bios
                                                Server /bios # bios-setup-default
                                                This operation will reset the BIOS set-up tokens to factory defaults.
                                                All your configuration will be lost.
                                                Changes to BIOS set-up parameters will initiate a reboot.
                                                Continue?[y|N]y
                                                

                                                BIOS の工場出荷時のデフォルト設定への復元

                                                BIOS のコンポーネントが正常に動作しない場合、BIOS セットアップ トークンを工場出荷時のデフォルト値に復元できます。


                                                (注)  


                                                このアクションは、一部の C シリーズ サーバに対してのみ使用できます。


                                                はじめる前に

                                                • このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。

                                                • サーバの電源をオフにする必要があります。

                                                手順
                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                  ステップ 1Server# scope bios  

                                                  BIOS コマンド モードを開始します。

                                                   
                                                  ステップ 2Server /bios # restore-mfg-defaults 

                                                  セットアップ トークンを工場出荷時のデフォルト値に復元します。

                                                   

                                                  次に、BIOS セットアップ トークンを工場出荷時のデフォルト値に復元する例を示します。

                                                  Server # scope bios
                                                  Server /bios # restore-mfg-defaults
                                                  This operation will reset the BIOS set-up tokens to manufacturing defaults.
                                                  The system will be powered on. 
                                                  Continue? [y|n] N
                                                  Server /bios # 
                                                  

                                                  サーバ コンポーネントのファームウェアの更新

                                                  重要:

                                                  ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバをリセットしないでください。

                                                  はじめる前に

                                                  このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

                                                  手順
                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                    ステップ 1Server# scope chassis  

                                                    シャーシ コマンド モードを開始します。

                                                     
                                                    ステップ 2Server /chassis # scope firmware  

                                                    シャーシ コマンド モードを開始します。

                                                     
                                                    ステップ 3Server /chassis/firmware # show detail 

                                                    一部のコンポーネント メッセージで必要なファームウェアの更新を表示します。

                                                     
                                                    ステップ 4Server /chassis/firmware # update-all 

                                                    サーバ コンポーネントのファームウェアを更新します。

                                                     

                                                    次に、サーバをリセットする例を示します。

                                                    Server# scope chassis
                                                    Server /chassis # scope firmware
                                                    Server /chassis / firmware # show detail
                                                    
                                                    Firmware update required on some components, 
                                                    please run update-all (under chassis/firmware scope).
                                                    
                                                    Server /chassis / firmware # update-all