Cisco Prime Collaboration 9.0 ネットワーク モニタリング、レポーティング、および診断ガイド
セッションのモニタリング
セッションのモニタリング
発行日;2013/03/27 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

セッションのモニタリング

Session Monitoring ダッシュボードの使用

エンドポイントのリアルタイム可視性

360° Session ビュー

セッション トポロジ

エンドポイント統計情報

セッションのモニタリング

Cisco Prime Collaboration は、ネットワークのビデオ コラボレーション セッションのライフサイクルを追跡します。さまざまなソースから受け取ったセッション データを関連付け、セッションに関するエンドツーエンドの詳細を提供します。

Prime Collaboration では、Cisco Unified CM や Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)などのコールおよびセッション制御コンポーネントからセッション イベントを受け取ります。また、管理アプリケーション、コールおよびセッション制御コンポーネント、会議コンポーネント、エンドポイントなどのアプリケーションからセッションの詳細を取得します。

ビデオ コラボレーション アプリケーションから取得されたセッション データには、スケジュール済みのセッションとスケジュールされていないセッションの両方が含まれます。Prime Collaboration はセッションを次のように分類します。

アドホック:エンドユーザは発信先の TelePresence システムの内線番号にダイヤルします。スケジューリングは関係しません。

スケジュール済み:企業のグループウェア アプリケーション(Microsoft Exchange や Outlook など)によって事前にスケジュール済みのセッションです。Cisco TelePresence Management Suite(TMS)を使用してセッションを直接スケジュールすることもできます。

スタティック:いつでも利用可能な、設定済みの TelePresence セッションです。各スタティック会議は独自の会議番号が関連付けられています。Cisco TelePresence MSE、マルチポイント コントロール ユニット(MCU)、Cisco TelePresence Server(TS)などのアプリケーションでは、これらの会議は固定会議と呼ばれます。

Prime Collaboration では、セッションの構造を次のように分類します。

ポイントツーポイント:2 つのエンドポイント間のセッション。

マルチポイント:3 つ以上のエンドポイントとのセッション。エンドポイント間には、Cisco TelePresence Multipoint Switch と MCU のいずれかを設置できます。

マルチポイント:MCU を使用しない、3 つ以上のエンドポイント間のセッション。エンドポイントは直接接続されます。エンドポイントは、マルチサイト機能のあるセンター エンドポイントとともに、マルチサイト コールに参加できます。センター エンドポイントは会議デバイス(MCU など)のように機能します。このタイプのセッション構造は、次のようなマルチサイト機能のあるエンドポイントに対してサポートされています。
マルチサイト ライセンスを持つ、Cisco Codec C および EX シリーズ TelePresence Systems、Cisco TelePresence MX シリーズ、および Cisco Profile シリーズ。

セッションには、次のようなステータスがあります。

In-progress

Scheduled

Completed

No Show:終了時間までセッションへの参加者がいないスケジュール済みセッション。スケジュール済みセッションは、予定終了時間が過ぎており、予定終了時間の後に Prime Collaboration が Cisco TelePresence Manager(CTS-Manager)または Cisco TMS と同期された後にのみ、No Show ステータスに移行します。

エンドポイントが進行中のセッションに参加しなかった場合、エンドポイントに No Show アイコンが表示されます。このステータスは、セッションが Completed ステータスに戻った後も表示されます。

エンドポイントがセッションに参加したが、後でセッションが終了する前にコールから切断された場合は、切断 アイコンがセッション トポロジのこのエンドポイントに表示されます。切断とは、何らかの問題があったか、発信者がセッションを早く終了する必要があったことを意味する場合があります。

Prime Collaboration は、次のビデオ サービス インフラストラクチャ デバイスに定期的にポーリングを行い、セッション情報を取得します。

管理デバイス(CTS-Manager および Cisco TMS):Prime Collaboration は、スケジュールされたポイントツーポイント セッションとマルチポイント セッションに関する情報を取得します。Cisco TMS の場合、セッションの進行中に、スケジュール設定されたエンドポイントが追加されると、Prime Collaboration には新しく追加されたエンドポイントのセッション詳細が表示されます。

Prime Collaboration は 5 日分のスケジュール済みセッションのデータを収集します(前日、当日および今後 3 日)。

マルチポイント スイッチ:Prime Collaboration は、マルチポイント セッションの情報を取得します。また、マルチポイント セッションのカスケードの特定とサポートも行います。

マルチポイント コントロール ユニット(MCU および Cisco TS):これらのシステムを使用してスケジュールされたセッションは、Prime Collaboration では常にアドホック セッションとしてリストされます。このようなセッションは、セッション開始後にのみ、[Session Monitoring] ページにリストされます。Prime Collaboration は、エンドポイントからイベントを受信後に、これらのシステムにポーリングします。

Prime Collaboration は、MCU と Cisco TS がコールを着信するたびに、これらのシステムにポーリングします。Prime Collaboration は、Cisco TelePresence Conductor によって直接管理されていない MCU をポーリングします。

Cisco TelePresence Conductor で制御される MCU によってホストされているセッションの場合、Prime Collaboration は Cisco TelePresence Conductor のみをポーリングします。

Prime Collaboration は MCU セッションのカスケードをサポートしません。Cisco TelePresence Conductor が制御する MCU のカスケードのみがサポートされます。

コールおよびセッション制御(Cisco Unified CM および Cisco VCS):Prime Collaboration は、コール プロセッサを使用し、出席者に関する情報を入手します。ユーザのセッションへの加入時間や切断時間といった詳細事項が収集されます。Prime Collaboration は、コールとセッション コントローラを定期的にポーリングします。

Prime Collaboration は、Cisco Unified CM および Cisco VCS からリアルタイムで接続/切断イベントを受け取ります。接続/切断イベントが失敗するたびに、バックアップ メカニズムとして、Prime Collaboration は進行中のすべてのコールに対して Cisco Unified CM と Cisco VCS を定期的にポーリングします。その結果、これらは同期されます。

Cisco Unified CM

すべてのエンドポイントが Cisco Unified CM に JTAPI 制御対象デバイスとして追加されている必要があります。それ以外の場合、Prime Collaboration でエンドポイントの通話検出は発生しません。設定された JTAPI ユーザは、Prime Collaboration で管理されるエンドポイントすべてへのアクセスが許可されている必要があります。

Prime Collaboration は、Cisco Unified CM からの JTAPI イベントをリッスンします。コールが進行中になると、エンドポイントがポーリングされます。Prime Collaboration は、JTAPI イベントに依存してセッションを完了ステータスへ移行します。

Prime Collaboration は、複数の Cisco Unified CM クラスタを管理します。クラスタ内のセッションと、クラスタ間のセッション(クラスタ内およびクラスタ間セッション)をモニタします。クラスタ ID が一意であることを確認する必要があります。

Prime Collaboration は、クラスタをモニタするためにクラスタ パブリッシャを管理する必要があります。JTAPI は、クラスタ パブリッシャで設定する必要があり、すべてのサブスクライバでコンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)サービスが実行されている必要があります。

Cisco VCS

Prime Collaboration は、Cisco VCS からの HTTP フィードバック イベントをリッスンします。コールが進行中になると、エンドポイントがポーリングされます。Prime Collaboration は、HTTP フィードバック イベントに依存してセッションを完了ステータスへ移行します。

Prime Collaboration は、複数の Cisco VCS クラスタを管理します。クラスタ内のセッションと、クラスタ間のセッション(クラスタ内およびクラスタ間セッション)をモニタします。クラスタ名は一意でなければなりません。

Prime Collaboration は Cisco VCS Expressway トラバーサル コールを確認およびサポートします。これらのコールでは、メディア信号は Cisco VCS Control と Cisco VCS Expressway をフローし、セッション トポロジに表示されます。

トラバーサル コールの詳細については、 Cisco TelePresence Video Communication Server Control のオンライン ヘルプ を参照してください。

企業のファイアウォール外へのコールがある場合は、Cisco VCS Expressway を使用します。このデバイスは、Cisco VCS Control デバイスに設定します。Cisco VCS Control および Cisco VCS Expressway は、セッション トポロジに表示されます。ただし、Cisco VCS Expressway に登録されたエンドポイントは、Unknown(未知)のエンドポイントとして示されます。


) Cisco VCS Expressway の接続/切断イベントは、Prime Collaboration から無視されます。


図 6-1 は、エンドツーエンドのスケジュール済みセッションを表示します。

図 6-1 スケジュール済みセッションのワークフロー

 

次に、Prime Collaboration にセッションに関する最新情報が含まれていない、または異なるセッション構造データが表示される場合のシナリオをいくつか紹介します。

CTS-Manager または Cisco TMS が最後にポーリングした後、次の CTS-Manager または Cisco TMS のスケジュール済み/要求ポーリングが行われる前にセッションがスケジュール設定され、進行中の状態になると、Prime Collaboration には、スケジュール済みセッション(ポイントツーポイント、マルチポイント、またはマルチサイト)がアドホック セッションとして表示される場合があります。

スケジュール済みのマルチポイント セッションの場合、Prime Collaboration が管理アプリケーションと同期していないと、セッションはアドホック セッションとして表示され、Prime Collaboration が接続イベントを受け取った後、参加している Cisco TelePresence Multipoint Switch または Cisco MCU から情報を収集します。

会議システムが Managed 状態から Unmanaged または Unknown 状態に移行した場合、マルチポイント セッションは複数のポイントツーポイント セッションとして表示されます。

Cisco TMS および Cisco MCU は、スケジュールされた時間が過ぎた直後に、セッションのステータスを Active(アクティブ)として表示します。ただし、Prime Collaboration は、エンドポイントがセッションに加入するまでは、セッションのステータスを In Progress に変更しません。

Prime Collaboration には、管理対象外のエンドポイントを含むセッションが表示されます。ただし、次の点に注意してください。

ポイントツーポイント セッションの場合、いずれかのエンドポイントを Prime Collaboration で管理する必要があります。

マルチサイト セッションの場合、他のエンドポイント対して会議接続を行うエンドポイントは、Prime Collaboration で管理する必要があります。

マルチポイント セッションの場合、会議デバイスは、Prime Collaboration によって管理される必要があります。

Cisco TMS を使用し、TelePresence ルームのみ予約した場合は、Prime Collaboration はこれらのセッションを表示しません (Cisco TMS では、このような電話会議のタイプは Reservation Only (予約のみ)として識別されます)。

Cisco VCS Expressway のステータスが Inaccessible(アクセス不可)である場合でも、Prime Collaboration はセッションをモニタできます。ただし、エンドポイントは Unknown(未知)のエンドポイントとして表示されます。

Prime Collaboration のセッション モニタリング機能では、Cisco Unified CM で複数回線を使用して設定されたエンドポイントをサポートしません。ただし、これらのエンドポイントを Prime Collaboration のインベントリ データベースで管理することはできます。

TelePresence と音声エンドポイント間にセッションがある場合、ペリフェラルおよびセッションの詳細だけが、[Session Monitoring] ページに表示されます(WebEx コールなど)。このセッションは Inlocalconference セッションとして識別されます。

表 6-1 に、Prime Collaboration でモニタされるさまざまなセッション シナリオを示します。

 

表 6-1 セッション シナリオ

セッション分類
セッション タイプ
セッション構造
セッション トポロジ要素

Cisco Unified CM クラスタ内 および クラスタ間 セッション

アドホック
スケジュール済み

ポイントツーポイント

Cisco TelePresence System 500、1000、3000、TX9000 シリーズ。

Cisco Unified CM クラスタ内 および クラスタ間 セッション

アドホック
スケジュール済み
スタティック

マルチポイント

Cisco TelePresence System 500、1000、3000、TX9000 シリーズ、および CTMS。

Cisco VCS クラスタ内 および クラスタ間 セッション

アドホック
スケジュール済み

ポイントツーポイント

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MX シリーズ、Cisco MXP シリーズ、Cisco IP Video Phone E20、Cisco Cius、および Cisco Jabber。

コールがトラバーサル コールとして識別される場合は、Cisco VCS Control や Cisco VCS Expressway がセッション トポロジに表示されます。

Cisco VCS クラスタ内 および クラスタ間 セッション(MCU 使用)

アドホック
スケジュール済み
固定(スタティックとして表示)

マルチポイント

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MCU、Cisco MSE1、または Cisco TelePresence Server。

コールがトラバーサル コールとして識別される場合は、Cisco VCS Control や Cisco VCS Expressway がセッション トポロジに表示されます。

Cisco VCS クラスタ内 および クラスタ間 セッション(MCU なし)

アドホック
スケジュール済み

マルチサイト

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MX、Cisco MXP シリーズ、Cisco IP Video Phone E20。

コールがトラバーサル コールとして識別される場合は、Cisco VCS Control や Cisco VCS Expressway がセッション トポロジに表示されます。

Cisco Unified CM および Cisco VCS クラスタ間のセッション2

アドホック

ポイントツーポイント
マルチポイント

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MX シリーズ、Cisco MXP シリーズ、Cisco IP Video Phone E20

Cisco TelePresence System 500、1000、3000、および TX9000 シリーズ

Cisco TelePresence Server

Cisco Unified CM3 およびそれ以降の クラスタ内 セッション4

アドホック

ポイントツーポイント

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MX シリーズ

Cisco TelePresence System 500、1000、3000、および TX9000 シリーズ

Cisco Unified CM(8.6(1)、8.6(2)、および 9.0) クラスタ内 セッション

アドホック
スケジュール済み

(注) スケジューラは、CTS-Manager 1.7、1.8、または 1.9 である必要があります。

マルチポイント

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MX シリーズ、Cisco IP Video Phone E20

Cisco TelePresence System 500、1000、3000、および TX9000 シリーズ

CTMS 1.8 または Cisco TelePresence Server

エンタープライズ ファイアウォール外のセッション - Cisco VCS Expressway

アドホック
固定(スタティックとして表示)

ポイントツーポイント
マルチポイント
マルチサイト

Cisco C シリーズ、Ex シリーズ、Cisco MX シリーズ、Cisco MXP シリーズ、Cisco IP Video Phone E20

Cisco MCU または Cisco TelePresence Server

Cisco VCS Control および Cisco VCS Expressway

1.Cisco MSE で Codian ソフトウェアを実行する必要があります。

2.このシナリオは、CTS 1.7.4、TC 4.1、4.2、および 5.0 でサポートされています。トラブルシューティング ワークフローは、TC 4.2、5.0、およびそれ以降でサポートされています。

3.Cisco Unified CM 8.6(1)、8.6(2)、および 9.0。

4.このシナリオは、CTS 1.7.4 および TC 5.0、およびそれ以降でサポートされています、

Session Monitoring ダッシュボードの使用

Session Monitoring ダッシュボードにアクセスするには、[Operate] > [Diagnose] > [Session Diagnostics] を選択します。

Session Monitoring ダッシュボードでは、セッションについて、およびこのセッションに関係するエンドポイントについての詳細を知ることができます。セッションをモニタするだけでなく、ネットワーク セグメントの障害のトラブルシューティングと識別が行えます。

[Group] ドロップダウン フィルタから目的のグループを選択することで、デバイス タイプに基づいてセッションをモニタできます。[Video Collaboration Sessions] ペインの [Show] フィルタを使用して、セッション タイプに基づいてさらにフィルタを設定できます。

図 6-2 が Session Monitoring ダッシュボードです。

図 6-2 Session Monitoring ダッシュボード

 

 

1

事前定義された [Group] フィルタのドロップダウン リスト。カレンダーの起動ポイントも含まれています。デフォルトでは、[Video Collaboration Sessions] テーブルには、現在の日付(24 時間)の情報がすべて含まれます。

30 日前からのセッションと今後 3 日間のセッションを表示できます。

2

アラームとセッションのクイック サマリー ペイン。

3

事前定義されたフィルタのドロップダウン リスト。

また、[Refresh] アイコンと [Table setting] アイコンもあります。[Table setting] アイコンを使用すると、テーブルの列をカスタマイズし、行を上か下に固定できます。

4

Video Collaboration Sessions

5

進行中のセッション(ノーマルまたはアラーム)の総数と、指定日のアラーム付き進行中セッションの総数。

6

セッション トポロジ ペイン。

7

セッションの統計情報ペイン。

8

エンドポイントの詳細ペイン。このペインには、ペリフェラル、システム、セッションの詳細情報が含まれます。

9

セッションのインポート タスクの起動ポイント。マウス ポインタを [Import Sessions] ボタンの上に置くと、詳細を表示したり、データが最後に Prime Collaboration データベースにインポートされた日付を確認したりできます。

サマリー ペインには、現在の日付(00:00:00 時から 23:59:00 時)のセッションの詳細を表示します。[Video Collaboration Sessions] テーブルで入手可能なデータのアイコンベースの概要を表示できます。

[Video Collaboration Sessions] テーブルには、現在の日付(00:00:00 から 23:59:59)において進行中のセッションの詳細が表示されます。最も新しいセッションの詳細がテーブルの先頭にリストされます。

前日または翌日の詳細を表示するには、カレンダーを使用して日付を選択します。[Show] ドロップダウン リストからいずれかのフィルタを選択して、他のセッションの詳細を表示できます。

Prime Collaboration は、現在の日付の直前の 30 日間と次の 3 日間のセッションの詳細を保持します。

エンドポイントのリアルタイム可視性

管理対象エンドポイントの可視性機能によって、Prime Collaboration がエンドポイントの動作をモニタするレベルが判別されます。可視性に応じて編集できるのは、[Managed] 状態のエンドポイントのみです。可視性のレベルが最大可視性を超えているエンドポイントの可視性を編集しても、その変更内容は更新されません。

Prime Collaboration は、次の 3 つのタイプの可視性をサポートしています。

[Full] 可視性:JTAPI/ HTTP フィードバックと、セッション統計、セッション情報、およびトラブルシューティングなどのリアルタイム モニタリング情報を使用したコール検出がサポートされます。

[Limited] 可視性:JTAPI/ HTTP フィードバックを使用した自動コール検出は実行されますが、セッション統計、セッション情報、およびトラブルシューティングなどのリアルタイム モニタリング情報はサポートされません。可視性が [Limited] のエンドポイントは、セッション トポロジで半分が淡色表示されたアイコン で示されます。

[Off]:JTAPI/HTTP フィードバックとリアルタイム モニタリング情報を使用した両方のコール検出がサポートされません。これらのエンドポイントは、[Session Monitoring] ページに完全に淡色表示されたアイコン で表示されます。

次の表に、エンドポイントのデフォルトの可視性と最大の可視性の詳細リストを示します。

 

エンドポイント タイプ
デフォルトの可視性
最大の可視性

CTS 500、1000、および 3000 シリーズ

Cisco Codec

Cisco TelePresence SX20

Cisco TelePresence MXP シリーズ

Cisco IP Video Phone E20

Full

Full

Cisco Jabber

Polycom

Limited

Limited

Cisco Cius

Off

Full

Cisco IP Phone(89xx、99xx)

Off

Limited

ポイントツーポイントのアドホック セッションの場合、あるエンドポイントの可視性が [Off] であり、他のエンドポイントの可視性が [Limited] または [Full] である場合、可視性が [Off] のエンドポイントはセッション トポロジで完全にグレー表示された アイコンで示されます。

マルチポイント セッションの場合、可視性が [Off] のエンドポイントはセッション トポロジに表示されません。

スケジュール済みのポイントツーポイントのセッションまたはマルチポイント セッションの場合、可視性が [Off] のエンドポイントはセッション トポロジに完全にグレー表示された アイコンで表示されます。

エンドポイントの可視性を変更するには、次のようにします。


ステップ 1 [Operate] > [Device Work Center] を選択します。

ステップ 2 [Current Inventory] テーブルから、エンドポイントを選択し、[Edit] をクリックします。


 

可視性の設定に行ったすべての変更は、次のセッション以降に実装されます。

可視性の機能は、[Session Monitoring] ページにのみ適用されます。そのため、可視性を [Limited] または [Off] に設定しても、[Endpoint Monitoring] ページと [Device Inventory] ページにはエンドポイントがリストされます。

360° Session ビュー

360° Session ビューには、エンドポイント、インフラストラクチャ デバイス、アラーム、およびコール レコードに関連するデータの完全なビューが表示されます。また、他の Prime Collaboration 機能の相互起動も行えます。セッションの 360° Session ビューを表示するには、[Video Collaboration Sessions] テーブルの [Session Subject] 列の上にマウス ポインタを置いて、[360° Session View] アイコンをクリックします。

360° Session ビューには、次のタブがあります。

[Alarms]:アラームの重大度、アラームをトリガーしたソース、生成されたアラームの説明、およびタイムスタンプが表示されます。

[Endpoints]:エンドポイント名、IP アドレス、物理的な位置、セッションの継続時間とデバイス モデルが表示されます。

[Infrastructure]:使用中のインフラストラクチャ デバイスの詳細が表示されます。IP アドレス リンクを使用して、インフラストラクチャ デバイスのログイン ページを起動できます。[Device Inventory] ページを起動し、[Device Name] をクリックし、デバイスのインベントリの詳細を表示することもできます。

次の表に、360° Session ビューで実行できるアクションを示します。

 

表 6-2 360° Session ビューで実行されるアクション

アイコン
説明

 

選択したセッションの [Troubleshooting] ページを起動します。ここで、トラブルシューティングの指示を選択できます。このリンクは、進行中のセッションに対してイネーブルになっています。

セッションを監視リストに追加できます。これは、スケジュール済みのセッションと進行中のセッションに対してイネーブルになっています。

監視リストに進行中のセッションを加えると、ポイントツーポイント セッションの場合はエンドポイント間で、マルチポイント スイッチの場合はエンドポイントとマルチポイント スイッチ間で、ただちにトラブルシューティング ワークフローが開始されます。

スケジュール済みセッションを監視リストに加えた場合、トラブルシューティング ワークフローはセッション開始後にスタートします。

繰り返しセッションをスケジュールした場合、繰り返しセッションのそれぞれのインスタンスを監視リストに加える必要があります。たとえば、5 日間毎日繰り返すセッションをスケジュールした場合、毎日(5 日間)セッションを監視リストに加える必要があります。

トラブルシューティングをモニタするには、360° Session ビューの アイコンをクリックします。

 

トラブルシューティング レポートを表示します。このリンクは、完了したセッションに手動または自動でトラブルシューティングを実行した場合にのみ表示されます。

 

セッションのアラーム ブラウザを起動します。アラーム ブラウザには、選択したセッションのアラームがすべて(セッション アラームとエンドポイント アラームの両方を含む)一覧表示されます。

 

[Endpoint Monitoring] ページを起動します。

セッション トポロジ

セッション トポロジには、セッションの一部であるエンドポイントを表示します。マルチポイント セッションの場合は、エンドポイントとともに会議デバイスが表示されます。また、コールがトラバーサル コールの場合は、Cisco VCS が表示されます。

セッション トポロジを起動するには、[Video Collaboration Sessions] テーブルでセッションを選択する必要があります。

リンクとエンドポイントにアラーム表示が表示される場合、パケットの配信と周辺機器のそれぞれに何らかの障害が生じていることを示しています。

図 6-3 に、セッション トポロジに表示されるさまざまなステータスを示します。

図 6-3 セッション トポロジ

 

 

1

セッションに参加している、[Limited] の可視性アイコンを持つエンドポイント。

2

エンドポイントに関連付けられた [No-Show] アイコン。

3

エンドポイントとマルチポイント スイッチの間の、アラームのないアクティブ リンク。

4

そのセッションに参加している、重大なアラームがあるエンドポイント。ペリフェラル デバイスに問題があります。

5

エンドポイントとマルチポイント スイッチの間の、重大なアラームがあるアクティブ リンク。

6

エンドポイントに関連付けられた [Disconnect] アイコン。

7

現在 Prime Collaboration では管理されていない、Unknown(未知)のエンドポイント。これらのエンドポイントに関するインベントリの詳細は、Prime Collaboration データベースにない可能性があります。

Cisco VCS Expressway に登録されたエンドポイントは、Unknown(未知)のエンドポイントとして示されます。

Prime Collaboration の管理対象エンドポイントは、サポートされていないエンドポイントを呼び出せます。

ネットワークに障害がある場合、アラーム表示はネットワーク ライン上に表示されます。トポロジでクイック ビューを起動して、障害が発生したネットワーク リンクの方向を判別できます。

ネットワーク リンクのクイック ビュー

クイック ビューを起動するには、アラーム表示にマウス ポインタを置いて、クイック ビュー アイコンをクリックします。ネットワーク リンクのクイック ビューには、次のタブがあります。

[Link Summary]:ポイントツーポイント セッションではエンドポイント間の、マルチポイント セッションではエンドポイントとマルチポイント スイッチ間のアラーム ステータスを表示します。

[Alarms Summary]:アラームの重大度、アラームをトリガーしたソース、生成されたアラームの説明が表示されます。

[Call Details]:エンドポイント名、電話番号、およびプロトコルを表示します。これらの詳細情報は、選択されたネットワーク リンクを介して接続されたエンドポイントに対して表示されます。

エンドポイントのクイック ビュー

[Managed] 状態と [Unknown] 状態のエンドポイントのクイック ビューを起動できます。クイック ビューを起動するには、エンドポイントにマウス ポインタを置き、クイック ビュー アイコンをクリックします。

[Managed] 状態のデバイスでは、次の詳細が表示されます。

[Endpoint Summary]:システム タイプ、IP アドレス、物理的な位置、使用ステータス、ディレクトリ番号、クラスタ ID などのエンドポイント詳細が表示されます。

[Alarms Summary]:アラーム重大度、アラームのカテゴリ、および生成されたアラームの説明を表示します。

クイック ビューから、エンドポイントの監視リストへの追加、[Endpoint Monitoring] ページの起動、選択したエンドポイントのアラーム表示が行えます。

エンドポイント統計情報

このペインでは、エンドポイントの Quality of Service(QoS)をモニタできます。エンドポイント統計は、進行中および過去のセッションに対して表示されます(図 6-4 を参照)。また、スケジュール済みセッションについては、ペリフェラルのステータスとシステム情報が表示されます。

セッション トポロジ ペインで選択されたエンドポイントに対し、ペリフェラルのステータス、エンドポイント システムの詳細、セッションの詳細、およびセッション統計が表示されます。

マルチサイト セッションの場合、中央のエンドポイントのセッション統計とセッション情報は表示されません。ペリフェラルのステータスとシステム情報のみが表示されます。


) セッション統計の詳細(現在および過去)は、Cisco Cius および Cisco IP Phone については表示されません。


セッションの統計情報

セッションの統計情報ペイン(図 6-4 を参照)には、パケット損失、遅延、ジッターなどの統計情報が表示されます。

[Audio]:プライマリ コーデック、セカンダリ コーデック 1 と 2、AUX およびプライマリ レガシー。

[Video]:プライマリ コーデック、セカンダリ コーデック 1 と 2。

図 6-4 セッションの統計情報

 

表示される情報は、選択したエンドポイントのタイプによって異なります。

黒の縦線はしきい値を示します。Rx パケット損失、期間平均のジッター、および期間平均の遅延のしきい値は、[Administration] > [Alarm and Event Configuration] オプションを使用して定義できます。

赤は値が定義されたしきい値を超えていることを示します。グレーは現在の値です。この色はしきい値を持たないパラメータに使用されます。

アラーム表示はネットワーク内の実際の障害を示します。過去のセッションについては、Prime Collaboration はセッション統計にしきい値またはアラーム表示を表示しません。

1 日以上経過したすべてのセッション統計とエンドポイント統計データはパージされます。