Cisco Prime Collaboration 9.0 ネットワーク モニタリング、レポーティング、および診断ガイド
音声エンドポイントの診断
音声エンドポイントの診断
発行日;2013/03/27 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

音声エンドポイントの診断

電話ステータス テスト

[Create Phone Status Test] ページを使用した電話ステータス テストの作成

シード ファイルを使用した電話ステータス テストの作成

電話ステータス テストのインポート ファイル形式

模擬テスト

模擬テスト用のアプリケーションの設定

Phone Registration テストの作成

Dial-Tone 模擬テストの作成

End-to-End Call 模擬テストの作成

TFTP Download 模擬テストの作成

Emergency Call 模擬テストの作成

Message-Waiting Indicator 模擬テストの作成

模擬テストに関する特記事項

ノードツーノード テスト

Cisco IOS および IP SLA の必要なバージョン

ノードツーノード テストの作成

バッチ テスト

電話テスト

SRST テスト

音声エンドポイントの診断

Prime Collaboration では、Unified Communication(UC)電話ネットワークに関連する問題を識別するために複数の診断テストを実行できます。

音声エンドポイントの次の診断テストを実行できます。

電話ステータス テスト

模擬テスト

ノードツーノード テスト

バッチ テスト

電話テスト

SRST テスト

電話ステータス テスト

電話ステータス テストでは、Cisco IOS IP SLA(IP SLA)テクノロジーを使用してネットワーク内の主要電話の到達可能性を監視します。

電話ステータス テストはプロトコルに依存しません。次のプロトコルで動作する電話のテストを実行できます。

MGCP

SCCP

SIP

[Create Phone Status Test] ページを使用するか、シード ファイルを使用して、電話ステータス テストを作成できます。

電話ステータス テストの発信元デバイスは、Prime Collaboration によってモニタされている必要があります。

ルータがリブートされた場合、電話ステータス テストは失われます。ただし、ルータが使用可能になると、Prime Collaboration でテストが再設定されます。ルータがダウンしている間、Prime Collaboration の ping をイネーブルにしている場合は、Prime Collaboration の ping は継続して実行されます。


) Prime Collaboration をアンインストールする前に、アプリケーションからすべての電話ステータス テストを削除してください。これらのテストを削除しないと、ルータでテストの実行が続行されます。


[Create Phone Status Test] ページを使用した電話ステータス テストの作成

[Create Phone Status Test] ページを使用して電話ステータス テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Phone Status Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Source] ペインで、デバイス セレクタを使用して発信元デバイスを選択するか、[Name] フィールドにデバイスの名前(または IP アドレス)を入力します。

ステップ 4 [Add from Phone Report] をクリックします。

ステップ 5 Audio Phones/Lines レポートで、テストを追加する電話機の横にあるチェックボックスをオンにし、[Select] をクリックします。

ステップ 6 [Create Phone Status Test] ページの [Run] 領域で、次の手順に従います。

テストを実行する時期をスケジュールします。

テストの名前を入力します。

Prime Collaboration サーバからの ping をディセーブルにするために、[Do not use ping from Cisco Prime Collaboration server] チェックボックスをオンにします。デフォルトでは、電話機をテストする電話ステータスでは、Prime Collaboration サーバとルータの両方から ping を実行します。

ステップ 7 [OK] をクリックします。


 

シード ファイルを使用した電話ステータス テストの作成

テストに含める内線番号のリストを格納したシード ファイルをインポートして、電話ステータス テストを作成することもできます。

はじめる前に

シード ファイルの形式が正しいことを確認します。詳細については、「電話ステータス テストのインポート ファイル形式」

サーバの ImportFiles ディレクトリにシード ファイルを配置します。

シード ファイルを使用して電話ステータス テストを追加するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [Diagnostic Tests] > [Phone Status Tests] を選択します。

ステップ 2 [Import] をクリックします。

ステップ 3 シード ファイルの名前を入力します。

ステップ 4 [Run] 領域で、次の手順に従います。

テストを実行する時期をスケジュールします。

テストの名前を入力します。

Prime Collaboration サーバからの ping をディセーブルにするために、[Do not use ping from Cisco Prime Collaboration server] チェックボックスをオンにします。デフォルトでは、電話機をテストする電話ステータスでは、Prime Collaboration サーバとルータの両方から ping を実行します。

ステップ 5 [OK] をクリックします。


 

電話ステータス テストのインポート ファイル形式

電話ステータス テストのシード ファイルは、テストするすべての電話をリストする必要があります。6 列または 8 列のファイル形式が使用できます。最初の 6 つの列は、両ファイル形式を通じて同じです。

シード ファイルの各行には、次のものが含まれている必要があります。

6 つまたは 8 つの列。使用しない列には、スペースを入力する必要があります。

列はコロンで区切ります。

また、電話が登録されている Cisco Unified CM に直近のルータの IP アドレスおよびリード ライト コミュニティ ストリングを提供する必要もあります。

表 11-1 に電話ステータスをテストするためのシード ファイル形式を示します。

 

表 11-1 電話ステータス テストのシード ファイル形式

列番号
説明

1

電話の内線番号。

2

電話の MAC アドレス。

3

電話の IP アドレス。

4

IP SLA 対応デバイス(ルータ、スイッチ、または音声ルータ)。

5

SLA 対応デバイスのリード コミュニティ ストリング。

6

SLA 対応デバイスのライト コミュニティ ストリング。

7

SNMPv3 ユーザ名(8 列形式でだけ使用)。

8

SNMPv3 パスワード(8 列形式でだけ使用)。

例 11-1 は、6 列のインポート ファイルのサンプルを示しています。

例 11-1 6 列のインポート ファイルによる電話ステータス テスト

[Extension]:[MAC Address]:[IPAddress]:[IPSLA Router]:[Read Community]:[Write community]
 
4000:200000000001:172.20.121.1:10.76.34.194:private:private
 

例 11-2 は、8 列のインポート ファイルのサンプルを示しています。

例 11-2 8 列のインポート ファイルによる電話ステータス テスト

2) [Extension]:[MAC Address]:[IPAddress]:[SAA Router]:[Read Community]:[Write community]:
[snmpv3UserName]:[snmpv3Passwd]
 
#4000:200000000001:172.20.121.1:10.76.34.194:!{[NOVALUE]}!:!{[NOVALUE]}!:admin:admin

模擬テスト

模擬テストを使用して、音声アプリケーションのアベイラビリティを確認します。たとえば、模擬テストを使用して、電話を Cisco Unified CM に登録できるかどうかを確認できます。

模擬テストは、定期的に実行されるように設定できます。

Prime Collaboration では模擬テストの返す情報をモニタし、この結果に基づいてイベントを生成できます。模擬テストが失敗した場合は、Prime Collaboration によって重大なイベントが生成されます。そのようなイベントは障害モニタに表示されます。

Prime Collaboration では、次のアプリケーションの模擬テストをサポートします。

Cisco Unified CM と Cisco Unified Communications Manager Express

Cisco TFTP Server

Cisco Emergency Responder

Cisco Unity、Cisco Unity Express、および Cisco Unity Connection

表 11-2 に、模擬テストと各テストに合格するために必要な結果をリストで示します。

 

表 11-2 模擬テストの内容と予期される結果

模擬テスト
説明
予期される結果

Phone Registration テスト

Cisco Unified CM との接続を開いて、シミュレートされた IP フォンを登録します。

電話登録の成功。

Dial-Tone テスト

Cisco Unified CM に対するオフフック状態をシミュレートし、ダイヤル トーンが受信されるかどうかを調べます。

Cisco Unified CM からダイヤル トーン信号を受信します。

End-to-End Call テスト

2 番目にシミュレートした電話または実際の IP 電話へのコールを開始します。

登録し、オフフック状態に移行し、コールを発信する

着呼表示

コールを受信する宛先電話がオフフック状態になる

ユーザのエンドツーエンド コールのコール進捗音および Announcement をゲートウェイに設定すると、電話の着呼前または着呼 2 回後でもテストが成功する可能性があります。これによりユーザのゲートウェイが正しく動作していることが示されます。

TFTP Download テスト

TFTP サーバで TFTP ファイル取得操作を実行します。

TFTP サーバからの設定ファイルのダウンロードが成功します。

Emergency Call テスト

緊急番号へのコールを開始して、緊急コールのダイナミック ルーティングをテストします。

すべてのコールが開始される

Public Safety Answering Point(PSAP)および On Site Alert Number(OSAN)の着呼表示(設定されている場合)

Message Waiting Indicator テスト

宛先の電話にコールし、ボイスメールボックスに音声メッセージを残します。

Message-Waiting Indicator テストの宛先電話機の自動転送設定は、「呼出音を X 回鳴らした後ボイスメールに転送」と設定されている必要があります。

「コール常時転送」と設定されている場合は、テストは不合格になります。

電話のメッセージ待機インジケータをアクティブにします。その後メッセージは削除され、メッセージ待機インジケータは無効になります。


) NAT 環境の RTP 伝送を含む模擬テストの作成はサポートされません。


模擬テスト用のアプリケーションの設定

各模擬テストについて、関係する Cisco Unified CM またはサポートされている Cisco 音声アプリケーションの中で、1 台以上の電話機を設定する必要があります。


Cisco 7960 IP Phone だけが、模擬テストで模擬エンド ポイントとしてモデル化されます。


模擬テストを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。

各テストで電話の内線番号を 1 つと MAC アドレスを 1 つ作成し、これらをテスト 専用 にします。

テストで使用する内線番号と MAC アドレスの組み合わせは、音声クラスタを通じて一意であることを確認します。

模擬電話機が Cisco Unified CM に事前設定されておらず、Auto Registration が有効になっている場合、模擬テストの最初の実行は失敗しますが、後続の実行は適切に動作します。


) Cisco Unified CM あたり 1 個の模擬テストだけを設定できます。


Phone Registration テストの作成

Phone Registration テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Synthetic Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン リストから、[Phone Registration Test] を選択します。

ステップ 4 [Select Voice Application] グループ セレクタから、設定するテストの対象である Cisco Unified CM または Cisco Unified Communications Manager Express を選択します。

ステップ 5 模擬電話の MAC アドレスを入力します。

ステップ 6 プロトコルおよびパラメータ タイプを選択します。

ステップ 7 合格基準を選択します([Registration Success] または [Registration Failure])。

ステップ 8 [Run] ペインで、テストを実行するタイミングをスケジュールします。

ステップ 9 [Create] をクリックします。


 

Dial-Tone 模擬テストの作成

Dial-Tone テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Synthetic Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン メニューから、[Dial-Tone Test] を選択します。

ステップ 4 [Select Voice Application] グループ セレクタから、設定するテストの対象である Cisco Unified CM または Cisco Unified Communications Manager Express システムを選択します。

ステップ 5 模擬電話の MAC アドレスを入力します。

ステップ 6 [Run] ペインで、テストを実行するタイミングをスケジュールします。

ステップ 7 [Create] をクリックします。


 

End-to-End Call 模擬テストの作成

End-to-End 模擬テストを作成するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Synthetic Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン メニューから、[End-to-End Call Test] を選択します。

ステップ 4 各ペインの必要な情報を入力します。(一部の選択は、選択する電話のタイプに応じて使用できなくなる場合があります)。

ステップ 5 [Run] ペインで、テストを実行するタイミングをスケジュールします。

ステップ 6 [Create] をクリックします。


 


) 1 分間隔で実行されるエンドツーエンド コール テストの数が 100 個を超えないようにしてください。エンドツーエンド コール テストを追加する場合は、実行間隔を変えて、間隔を 1 分間よりも大きくしてください。


TFTP Download 模擬テストの作成

TFTP Download 模擬テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Synthetic Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン メニューから、[TFTP Download Test] を選択します。

ステップ 4 [Select Voice Application] グループ セレクタから、設定するテストの対象である Cisco Unified CM または Cisco Unified Communications Manager Express を選択します。

ステップ 5 [Run] ペインで、テストを実行するタイミングをスケジュールします。

ステップ 6 [Create] をクリックします。


 

Emergency Call 模擬テストの作成

Emergency Call 模擬テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Synthetic Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン メニューから、[Emergency Call Test] を選択します。

ステップ 4 適切な情報をダイアログボックスに入力し、[Create] をクリックします。


 


) Emergency Call 模擬テストは、Cisco Emergency Responder 1.2 でだけサポートされます。


Message-Waiting Indicator 模擬テストの作成

模擬テストのメッセージ待機インジケータを作成するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Synthetic Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン メニューから、[Message-Waiting Indicator Test] を選択します。

ステップ 4 [Unity Parameters] ペインで、Cisco Unity、Cisco Unity Express、または Cisco Unity Connection システムの詳細を入力します。

ステップ 5 適切な情報を入力し、[Create] をクリックします。


 


ヒント Cisco Unified CM のバージョン アップグレード実行後は、アップグレードされた Cisco Unified CM を使用する Cisco Unity 模擬テストが動作しなくなることがあります。この問題が発生した場合は、Cisco Unity 模擬テストを削除してから再び模擬テストを追加する必要があります。

模擬テストに関する特記事項

表 11-3 は、模擬テストを作成する場合の注意事項です。

 

表 11-3 模擬テストに関する特記事項

サマリー
説明

模擬テストは Prime Collaboration の処理開始後 30 分間は実行されません。ただし、この間にテストを作成、編集または削除することはできます。

Prime Collaboration の処理が開始すると、システムに大きな負荷がかかります。この期間中に模擬テストが失敗するのを防ぐために、Prime Collaboration はテストの開始を遅らせます。

次の手順を行うと、デフォルト設定を変更することができます。

1. AMAServer.properties ファイルに次のデフォルト設定を追加します。

AMAMonitor.InitialDelay-30

2. 次のコマンドを使用して、模擬トランザクション サーバを停止し、再起動します。

pdterm STServer

pdexec STServer

3. pdexec VHMSTIntegrator コマンドを使用して VHMSTIntegrator プロセスを開始します。

模擬テストは、サーバ CPU RAM が 85 % に達するとスキップされるか、または実行するには長時間を要する場合があります。

この異常はポートレットに反映されます。

サーバの CPU が 85 % を超えていれば、模擬テストはスキップされるか実行により長い時間がかかります。

したがって、これらのテストに関するポートレットのデータは、1 時間あたりにスケジュールされるよりも少ない回数のテストを表します。この状況を回避するには、オフピーク時にテストをスケジュールします。

模擬テストの間隔の値を小さくすると、新しい値で最初の結果がレポートされるのに新しい時間間隔以上に長くかかる場合があります。

それぞれの模擬テストは、時間間隔設定で制御された時刻に実行されます。模擬テストの時間間隔の設定を小さくした直後は、新しい間隔よりも経過時間が長くなるまで、トランザクションが実行されないことがあります。

たとえば、時間間隔を 180 秒から 60 秒に減らした場合、新しい間隔で実行された最初の結果は、レポートされるまでに 240 秒もの長さを必要とする場合があります。

1 回限りの模擬テストは失敗することがあります。

1 回だけ実行される模擬テストは、たまに失敗する場合があります。このような失敗は、Prime Collaboration の負荷が大きいことや、Prime Collaboration がアプリケーションから受信できないイベントがあることが原因となっている可能性があります。

Cisco Unity Message-Waiting Indicator 模擬テストは失敗することがあります。

Cisco Unity 模擬テストが失敗したときに Message-Waiting Indicator ライトがオンになっている場合は、テストで使用したのと同じ内線番号で実際の電話を設定し、ボイスメールを手動で削除する必要があります。

あるいは、Message Store Manager ツールを使用してボイスメールを削除することもできます。これを完了すると、テストにパスします。

End-to-End Call テストは NAT 環境では失敗する可能性があります。

電話機が NAT 環境にある場合、模擬テスト、End-to-End Call テストはサポートされません。この場合、テストは Enable RTP 伝送オプションが選択された実際の電話機を対象とします。End-to-End Call Test は NAT 環境にある電話機にメディア伝送を行うことができません。

ノードツーノード テスト

ノードツーノード テストでは、エンドツーエンドとホップバイホップ ベースの両方で、マルチプロトコル ネットワークの応答時間とアベイラビリティをモニタします。ノードツーノード テストは、特定のしきい値を超えたときにイベントをトリガーするように設定できます。

ノードツーノード テストは、1 つずつ作成するか、ファイルをインポートして一度に複数作成することができます。

次のノードツーノード テストを作成できます。

 

テスト名
説明

UDP Jitter for VoIP

模擬的な UDP トラフィックを生成することにより、パケット損失、ラウンドトリップ遅延、および IP ネットワークの遅延の変動(ジッター)を測定します。

Ping Echo

発信元デバイスと任意の IP 対応デバイス間のエンドツーエンドの応答時間を測定します。

Ping Path Echo

traceroute を使用してパスを検出し、発信元デバイスとパスに含まれる各ホップ間の応答時間を測定することにより、発信元デバイスとネットワーク上の任意の IP デバイス間のホップバイホップの応答時間を測定します。

UDP Echo

発信元デバイスと任意の IP 対応デバイス間の UDP 応答時間を測定します。

Gatekeeper Registration Delay

ゲートウェイをゲートキーパーに登録するために必要な時間を測定します。

Gatekeeper Registration Delay テストを実行する場合は、発信元ゲートウェイに SIP または H323 が設定されている必要があります。

Real-Time Transport Protocol

DSP ソフトウェアと統合することによって、DSP から DSP への音声品質メトリックを測定します。この操作には、発信元ゲートウェイから宛先へのコール テストの実行、実際の RTP パケットの送信、DSP からの統計情報の収集が含まれます。

リアルタイム転送プロトコル テストの実行については、発信元の DSP モジュール タイプがC5510 または C549 で、音声ポートが ds0-group に設定されている必要があります。

ノードツーノード テストの結果データの保存期間は 30 日です。ノードツーノード テストまたはパフォーマンス ポーリングのデータ ファイルを保持期間を超えて保持する場合は、ファイルをバックアップするか、別のフォルダまたはサーバに移動する必要があります。


) Prime Collaboration をアンインストールする前に、アプリケーションからすべてのノードツーノード テストを削除してください。これらのテストを削除しないと、ルータでテストの実行が続行されます。


Cisco IOS および IP SLA の必要なバージョン

ノードツーノード テストは、Cisco IOS IP SLA テクノロジーに依存しています。

表 11-4 に、各タイプのノードツーノード テストを正常に設定および実行するために必要な IP SLA と Cisco IOS のバージョンを示します。

 

表 11-4 各ノードツーノード テストと IP SLA の対応

テスト
必要なバージョン
IP SLA
Cisco IOS

Ping Echo

2.1.0 以降

12.0(5)T、12.1(1)、およびそれ以降

Ping Path Echo

UDP Echo

UDP Jitter for VoIP

ICPIF/MOS 値を使用しません。

UDP Jitter for VoIP

ICPIF/MOS 値を使用します。

2.2.0 以降

12.3(4)T 以降

Gatekeeper Registration Delay

12.3(14)T 以降

Real-Time Transport Protocol

2.20 以降

タイプ - ds0-group の音声ポート。

タイプ C5510 または C549 の DSP。

12.4(19.12)T 以上の IOS バージョン

ノードツーノード テストの作成

ノードツーノード テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Node-to-Node Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Test Type] ドロップダウン メニューから、次のいずれかを選択します。

UDP Jitter for VoIP

Ping Echo

Ping Path Echo

UDP Echo

Gatekeeper Registration Delay

Real-time Transport Protocol

ステップ 4 [Source] ペインで、次の手順に従います。

デバイス セレクタを使用して発信元デバイスを選択します。

最近追加したデバイスを確認できない場合は、デバイス グループをリフレッシュします。

発信元インターフェイス設定を選択します。[Default] のままにするか、新しい設定を入力できます。

ステップ 5 [Destination] ペインで、デバイス セレクタを使用して宛先デバイスを選択します。

発信元デバイスと宛先デバイスを切り替える場合は、[Swap Source and Destination] ボタンをクリックします。

ステップ 6 [Parameters] ペインで必要な情報を入力します。

ステップ 7 [Threshold] ペインで、必要な情報を入力します。

ステップ 8 [Run] ペインで、テストを実行するタイミングをスケジュールします。

ステップ 9 [OK] をクリックします。


 

バッチ テスト

バッチ テストを 1 日に 1 回実行して、音声ネットワークの状態を確認できます。

バッチ テストは、XML ファイルをインポートして作成できます。バッチ テストはそれぞれ、複数の模擬テストおよび電話テストで構成されます。

はじめる前に

シード ファイルの形式が正しいことを確認します。

サーバの ImportFiles ディレクトリにシード ファイルを配置します。

バッチ テストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Batch Tests] を選択します。

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 [Filename] フィールドにシード ファイルの名前を入力し、[OK] をクリックします。

バッチ テストのスケジュール時刻および日付はインポート ファイルで設定します。ただし、オン デマンド バッチ テストを実行する場合は、[Run Now] ボタンを使用して実行できます。


 

電話テスト

バッチ テストやオンデマンド テストの一部として実行される電話テストは、ネットワーク内の実際の電話機を制御して、その電話機から別の電話機に電話をかけるというものです。電話テストでは、JTAPI クレデンシャルが使用されます。

Prime Collaboration の電話テスト機能を正しく動作させるには、JTAPI クレデンシャルの設定を Cisco Unified CM でも行う必要があります。

電話テストを作成する際は、次のガイドラインに従ってください。

テスト電話機とテスト プローブは同じ Cisco Unified CM に属している必要があります。Prime Collaboration は、これらの電話機とプローブを Cisco Unified CM 経由で JTAPI を使用して制御するからです。テスト電話機とテスト プローブがそれぞれ別の Cisco Unified CM に属している場合は、テストは不合格になります。

コール テストのタイプがクラスタ間コールである場合だけは、宛先電話機が別の Cisco Unified CM に属していてもかまいません。この場合、ユーザは、宛先 Cisco Unified CM のクレデンシャルを XML ファイルに指定する必要があります。

電話テストを実行する前に、Cisco Unified CM での設定が正しいことと、さまざまな電話操作が機能していることを、実際の電話機を使用して確認してください。

表 11-5 に、さまざまな電話テストを示します。

 

表 11-5 電話テストの説明:バッチ/オンデマンド テスト

テスト
説明

Call Hold

2 台の電話機を制御して次のことを実行します。

1. 電話機 A から電話機 B にコールを発信する。

2. 電話機 B でコールを保留にする。

3. コールを切る。

Call Forward

3 台の電話機を制御して次のことを実行します。

1. 電話機 A から電話機 B にコールを発信する。

2. コールを電話機 B から電話機 C に転送する。

3. コールが電話機 C で受けられたことを確認する。

4. コールを切る。

Call Park

3 台の電話機を制御して次のことを実行します。

1. 電話機 A から電話機 B にコールを発信する。

2. 電話機 B でコール パークを行う。

コールは電話機 B からは削除され、どの番号にコール パークされているかを伝えるメッセージが表示されます(たとえば「Call Park at 80503」)。

3. 電話機 C から、コール パーク番号にダイヤルする。

パークされたコールが、ダイヤルした電話機に転送される。

4. コールを切る。

Call Conference

3 台の電話機を制御して次のことを実行します。

1. 電話機 A から電話機 B にコールを発信する。

2. 電話機 A から電話機 C にコールを発信して電話会議に追加する。

3. コールを切る。

Call Transfer

3 台の電話機を制御して次のことを実行します。

1. 電話機 A から電話機 B にコールを発信する。

2. 電話機 B から電話機 C にコールを転送する。

3. 電話機 C がコールを受ける。

4. コールを切る。

Call Test

1 台の電話機を制御して、指定された番号にコールを発信します。これは、実際の電話機から特定の番号へのコールでもかまいません。この場合は、テストで制御されるのは発信側だけです。

または、実際の電話機から別の実際の電話機にかけることもできます。この場合は、テストで発信側と受信側の両方が制御されます。

電話テストを作成するには、[Administration] > [System Setup] > [Diagnostic Tests] > [Phone Tests] を選択します。

SRST テスト

ネットワーク障害の問題を識別するために SRST テストを実行できます。

SRST テストを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Audio or Video Phones/Lines レポートから、[Launch] > [SRST Test] を選択します。

ステップ 2 発信元デバイスと宛先デバイスを指定します。次の作業を実行できます。

IP アドレスまたは DNS 名を入力します。

または、

デバイス セレクタでデバイス グループを展開し、デバイスを選択します。


) 送信元デバイスは、IP SLA 対応である必要があります。


ステップ 3 (任意)デバイス上の特定のインターフェイスからのテストを設定するためにインターフェイス名を入力します。

ステップ 4 [Add] > [From Phone Report] を選択します。

ステップ 5 テストに追加する電話機の横にあるチェックボックスをオンにして、[Select] をクリックします。

または [Selected Phones] リストに詳細を直接入力できます。

ステップ 6 テスト名を入力し、[OK] をクリックします。