Cisco Prime Collaboration 9.0 プロビジョニング ガイド
セルフケア ポータルの管理
セルフケア ポータルの管理
発行日;2013/03/25 | 英語版ドキュメント(2013/02/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

セルフケア ポータルの管理

セルフケア アカウントの作成

セルフケア アカウントのパスワードの管理

バッチ プロビジョニングを使用したセルフケアのイネーブル化またはディセーブル化

セルフケアの起動

個人設定のカスタマイズ

セルフケアのユーザの移行スクリプト

セルフケア ポータルの管理

Prime Collaboration は、ユーザ名、パスワードなどのプリファレンスの設定値を制御できる電話セルフケア ポータルになります。セルフケア ポータルを使用して自身のアカウントおよびサービスを更新できます。セルフケア機能では、回線の設定、サービスの管理、電話機のオプションの設定ができます。

セルフケアが有効になっている場合、加入者は自身のためのサービスをオーダーできます。したがって加入者は、ユーザにもなれます。

セルフケア アカウントの作成

スタンドアロン Prime Collaboration Provisioning アプリケーションまたは統合アプリケーションで、セルフケア アカウントを作成できます。

作成する加入者ごとにセルフケアをディセーブルまたはイネーブルにすることを選択できます。セルフケアは加入者の作成時にデフォルトでイネーブルになっています。


) • セルフケアのロールを割り当てるには、新しいドメインを作成するときに CreateSelfCareAccounts ルールをイネーブルにする必要があります。CreateSelfCareAccounts ルールはデフォルトでディセーブルです。

セルフケアの移行ユーティリティを実行して、既存のドメインのセルフケア ロールを割り当てることもできます。これにより、既存のユーザのセルフケア ロールがイネーブルになります。詳細については、「セルフケアのユーザの移行スクリプト」を参照してください。

[SelfCareUser] チェックボックスは CreateSelfCareAccounts ルールがイネーブルの場合にだけ使用できます。

ユーザを作成した後、ユーザは globaladmin または domain-admin がアカウント パスワードを変更して始めてセルフケアにログインできます。「セルフケア アカウントのパスワードの管理」を参照してください。 デフォルトでは、ユーザ パスワードは空です。デフォルトのパスワードを設定するには、[DefaultCUPMPassword Data] フィールドにデフォルト パスワードを指定し、[Enabled] を true に設定する必要があります。


 

加入者のセルフケア アカウントを作成するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Deploy] > [Subscriber Management] > [Add Subscribers] を選択します。

ステップ 2 [SelfCareUser] チェックボックスをオンにします。必要な加入者情報を入力します。

ステップ 3 [Create] をクリックします。


 

ユーザのセルフケア アカウントを作成するには、次の手順に従います。


ステップ 1 アカウントが作成された後で([Administration] > [User Management] を使用)、[Deploy] > [Subscriber Management] > [Add Subscribers] を選択します。

ステップ 2 [Manage Subscriber] ページで、ユーザを検索します。

ステップ 3 [SelfCareUser] チェックボックスをオンにします。必要な加入者情報を入力します。

ステップ 4 [Update] をクリックします。


 


) スタンドアロン Prime Collaboration Provisioning アプリケーションでは、加入者([Deploy] > [Subscriber Management] > [Add Subscribers] を選択)とユーザ([Administration] > [User Management] を選択)の両方を作成中に [Self-Care] チェックボックスをイネーブルまたはディセーブルにできます。[Self-Care] チェックボックスは、デフォルトでイネーブルです。詳細については、を参照してください。


セルフケア アカウントのパスワードの管理

ユーザと加入者のセルフケア アカウントを作成したら、パスワードを管理するためにパスワード管理ページを使用できます。

パスワードを管理するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Deploy] > [Subscriber Management] > [Add Subscribers] を選択します。

ステップ 2 [Manage Subscriber] ページで [Subscriber ID] フィールドの隣にある [Chooser] アイコン( )をクリックします。

ステップ 3 必要な加入者を選択し、[Manage Passwords] をクリックします。

ステップ 4 [Password Management] ページで、[Password/PIN/Digest Credentials] を選択してフィールドを変更します。ドロップダウン リストから [Provisioning Manager login] を選択します。

ステップ 5 次のいずれかを実行します。

パスワードをデフォルトに戻すには、[Reset to Default] をクリックします。

新しいパスワードを入力して(確認のためにもう 1 回入力して)から [Set to New Value] をクリックします。

ステップ 6 確認するには、[Done] をクリックします。


 

セルフケア アカウントのパスワード ポリシーは、Provisioning のパスワード ポリシーと同じです。セルフケア パスワードを設定するには、を参照してください。

バッチ プロビジョニングを使用したセルフケアのイネーブル化またはディセーブル化

バッチ プロビジョニングを使用して新規ユーザの作成時にセルフケアをイネーブルにできます。ユーザのセルフケアをイネーブルにするには、バッチ処理ファイルで権限ロールを SelfCareUser とします。

バッチ プロビジョニングは、既存ユーザのセルフケア ロールをイネーブルまたはディセーブルにするためにも使用できます。イネーブルにするには、バッチ処理ファイルで権限ロールを SelfCareUser とし、ディセーブルにするは何も設定しません。


) セルフケア アカウントを作成するには、ドメインの CreateSelfCareAccounts ルールをイネーブルにする必要があります。


バッチ プロビジョニングについては、を参照してください。

セルフケアの起動

ユーザ ロールに基づいて、セルフケアを起動できます。

セルフケア ロールだけのユーザは、ログイン後にセルフケア ポータルに転送されます。


ステップ 1 ブラウザで、http://<provisioning-ip>/cupm/selfcareuser/Login を入力します。

ステップ 2 ログインするにはセルフケアのクレデンシャルを使用します。

ユーザはセルフケア ロールのみを持つため、[Self-Care] メニューだけにアクセスできます。このようなユーザは Provisioning メニューを使用できません。


 

他の権限ロール(メンテナンス、オーダー、アクティビティ ロールなど)とセルフケア ロールを持つユーザは、[Personal Settings] メニューからセルフケア ポータルを起動できます。

個人設定を起動するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 クレデンシャルを使用して Provisioning にログインします。

ステップ 2 [Personal Settings] を選択します 。セルフケア ポータル画面が表示されます。


 


) Globaladmin は [Personal Settings] メニューを表示できません。


個人設定のカスタマイズ

セルフケア ポータルを使用すると、電話使用の次の側面について、個々の属性および個人設定を設定できます。

電話オプションには、スピード ダイヤル番号、Do Not Disturb オプション、コールが保留されたときの音楽の設定が含まれます。

プロファイル オプションでは、エクステンション モビリティとシングル ナンバー リーチ用のオプションを設定できます。

[Line]:コール転送、発信者 ID、通知など、電話機の特定の回線に対するオプションです。

[User]:パスワード、Personal Identification Number(PIN)などの電話ユーザのオプション。

セルフケア ポータルにログインするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ブラウザで、http://<provisioning-ip>/cupm/selfcareuser/Login を入力します。

ステップ 2 ユーザ名とパスワードを入力します。

セルフケア ポータル画面が表示されます。図 9-1を参照してください。

図 9-1 セルフケア ポータル

 

セルフケア ポータル画面には次の要素が含まれます。

電話カルーセル:電話カルーセル(画面の左下に配置)には、電話機および設定できるサービス プロファイルのアイコンが表示されます。追加の電話またはプロファイルを表示するには、表示されているアイコンのいずれかの側のアイコンをクリックします。

メイン メニュー:メイン メニュー オプション(電話カルーセルの右側)は、[Phone Settings]、[Line Settings]、および [User Settings] です。電話カルーセルでの選択によっては、[Phone Settings] オプションの代わりに、[Extension Mobility Settings] または [Single Number Reach Settings] があります。

[Configuration] 領域:選択したメイン メニュー オプションの設定可能なカテゴリが隣に表示されます。[Speed Dials] などのカテゴリをクリックすると、画面の右側に設定可能なオプションが表示されます。

必ず正しい電話またはプロファイルを設定するには、次の手順を実行します。

ステップ 3 電話カルーセルで、設定する電話機またはプロファイルを選択します。

ステップ 4 [Line Settings] メニューで、設定するオプションに対応する正しい回線を選択していることを確認します。

次のオプションは、セルフケア ポータルで設定できます。

電話機/エクステンション モビリティ設定

シングル ナンバー リーチの設定

回線の設定

ユーザ設定


 

電話機/エクステンション モビリティ設定

次の表は、セルフケアを使用して実行できる電話およびエクステンション モビリティ設定を示します。

電話機/エクステンション モビリティ設定

General

電話機の MAC アドレスをアップデートします。

[Phone Settings] > [MAC Address] を選択し、電話機の有効な MAC アドレスを入力して、[Save] をクリックします。

Speed Dials

スピード ダイヤルの電話番号を追加します。

[Phone Settings] > [Speed Dials] を選択し、[Add] をクリックします。必要な情報を入力し、[Save] をクリックします。

Do Not Disturb

Do Not Disturb 機能を有効または無効にします。

Do No Disturb 機能が有効なときに到着する着信コールに対して実行するアクションを選択します。

[Phone Settings] > [Do Not Disturb] を選択し、[Enable Do Not Disturb] チェックボックスをオンにします。

Locale

時刻と言語サポートに使用される、作業ロケールおよびネットワーク ロケールを選択します。

[Phone Settings] > [Locale] を選択し、[User Locale] ドロップダウン リストから場所を選択して、[Save] をクリックします。

Music On Hold

ユーザを保留にするときに、再生される音楽のソースを選択します。

[Phone Settings] > [Music On Hold] を選択し、[User Hold Audio Source] ドロップダウン リストからのコールを保留にするときに再生するオーディオ ソースを選択して [Save] をクリックします。

Others

次のオプションをイネーブルまたはディセーブルにします。

Speakerphone

Speakerphone and headset

Video

PC Port use

Extension Mobility

[Phone Settings] > [Others] を選択してから、各オプションのチェックボックスを必要に応じてオンまたはオフにし、[Save] をクリックします。

Line Settings

選択した電話またはプロファイルの各回線の回線設定を次の表に示します。

Call Forward

デフォルトのコール フォワーディングのオプションを設定します。

外部または内部の着信コールのコール フォワーディングをカスタマイズします。

[Line Settings] を選択してから更新する [Call Forward]、[Caller ID]、[Notification]、または [Music On Hold] を選択し、[Save] をクリックします。

Caller ID

発信者 ID オプションを設定します。

Notification

着信コールおよびメッセージ通知の音声/可視オプションを設定します。

Music On Hold

コールを保留にするときに、再生される音楽のソースを選択します。

User Settings

次の表にユーザ設定を示します。

User Settings

Information

名前を更新します。

自分の電子メール アドレスを入力します。

プライマリ電話を選択します。

[User Settings] を選択してから更新する [Information]、[Password]、または [PIN] を選択し、[Save] をクリックします。

Password

パスワードを更新します。

PIN

個人識別番号を更新します。

ユーザが実行可能な一般的なセルフケア タスクの一部を次の表に示します。

一般的なセルフケア タスク

パスワードの変更

[User Settings] > [Passwords] を選択します。

PIN の変更

[User Settings] > [PIN] を選択します。

スピーカーフォンの使用のディセーブル化

[Phone Settings] > [Others] を選択し、[Disable Speakerphone] チェックボックスをオンにします。

エクステンション モビリティのイネーブル化

[Phone Settings] > [Others] を選択し、[Cisco Extension Mobility] チェックボックスをオンにします。

ビデオ通話のイネーブル化

[Phone Settings] > [Others] を選択し、[Enable Video] チェックボックスをオンにします。

コール転送

[Line Settings] > [Call Forward] を選択してから、着信コールを転送するためのオプションを設定します。

電子メール情報の指定

[User Settings] > [Information] を選択し、電子メール アドレスを入力します。

プライマリ デバイスとして別の電話を選択

[User Settings] > [Information] を選択し、[Primary Device] ドロップダウン リストから優先デバイスを選択します。

コール通知およびメッセージ通知の選択

[Line Settings] > [Notification] を選択し、着信コールおよびメッセージの通知オプションを選択します。

保留コールの音楽ソースの選択

[Phone Settings] > [Music On Hold] を選択し、ユーザまたはネットワークがコールを保留にしたときに使用するオーディオ ソースを選択します。

シングル ナンバー リーチ

シングル ナンバー リーチ機能を使用すると、ビジネス IP 電話番号に別の電話番号を関連付けることができます。コールがビジネス電話番号に着信すると、コールはビジネス電話機と指定した電話機を鳴らすように Provisioning Manager によって自動転送されます。このように、シングル ナンバー リーチ機能は、ユーザの場所に関係なく、単一の番号をダイヤルして、発信者がユーザに到達できるようにします。

シングル ナンバー リーチ用の代替番号を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 電話カルーセルで、リモート宛先プロファイルに関連付けられたアイコンを選択します。

ステップ 2 [Single Number Reach Settings] > [Alternate Numbers] を選択します。

ステップ 3 説明のとおりに情報を指定し、[Save] をクリックします。

ステップ 4 必要に応じて、追加の代替番号を追加するには、[Add New] をクリックします。


 

表 9-1 シングル ナンバー リーチのフィールドの説明

フィールド
説明

Alternate Number

プライマリ電話でコールを受信したときに、Provisioning Manager でコールを転送する代替番号を入力します。

Description

(任意)代替番号の説明を入力します。

Enable Reach Me Anywhere

着信コールが複数の電話を同時に呼び出すようにする場合にこのチェックボックスをオンにします。

This is a mobile device

代替番号がモバイル デバイスの場合にチェックボックスをオンにします。

Allow me .. seconds to answer

代替番号にコールを転送する前にプライマリ電話で、ユーザがコールに応答するために Provisioning Manager で待機する必要のある時間の長さを入力します(1/10 秒単位)。

Continue ringing the alternate number for .. seconds

Provisioning Manager で代替番号の呼び出し音を鳴らす必要のある時間の長さを入力します(1/10 秒単位)。

If the alternate number answers within .. seconds

Provisioning Manager で代替デバイスへのコールの転送後にデバイスにコールを接続する前に待機する必要のある時間を入力します(1/10 秒単位)。この遅延により、ボイスメールなどのデバイスの自動グリーティングによってコールがピックアップされなくなります。

Line Association Information

この代替番号に関連付ける回線のチェックボックスをオンにします。

セルフケアのユーザの移行スクリプト

SelfCareMigrationUtility は、移行中に起動するか、移行後に CLI から起動できます。このツールは CreateSelfCareAccounts ルールおよび DefaultCUPMPassword のルールが設定されているドメインのすべてのユーザを処理します。

このツールは、/opt/cupm/sep/ipt/bin から CLI を使用して実行できます。グローバル(全ドメイン)または単一のドメインに対して実行できます。

スクリプトを実行するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 /opt/cupm/sep/ipt/bin に移動します。

ステップ 2 Run:

./SelfCareMigrationUtility.sh ALL ENABLE

ALL:すべてのドメインを示します。

ENABLE:指定したドメイン内のすべてのユーザに対してセルフケアをイネーブルにします。

セルフケアのオプションをディセーブルにするには、DISABLE オプションを使用できます。そのためには、次のコマンドを実行します。

./SelfCareMigraionUtility.sh ALL DISABLE

スクリプトはドメイン レベルでも実行できます。そのためには、次のコマンドを実行します。

./SelfCareMigrationUtility.sh <DOMAIN NAME> [ENABLE | DISABLE]


 

移行の詳細については、『 Cisco Prime Collaboration 9.0 Migration Guide 』を参照してください。