Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド
設定(Configuration)
設定(Configuration)

設定(Configuration)

Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、TFTP サーバに常駐する XML ファイルから設定を取得します。 この項では、どのような場合にカスタム設定を作成する必要があるか、また作成可能な各種設定ファイルについて説明します。

グローバル設定ファイル

グローバル設定ファイルは、すべての Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザに適用されます。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。

グローバル設定ファイル名

グローバル設定ファイルのデフォルト名は、jabber-config.xml です。 導入時に次のコマンドライン引数を使用すると、グローバル設定ファイルに一意の名前を指定することもできます。
  • TFTP_FILE_NAME
コマンドライン引数の詳細については、インストールの章を参照してください。

グループ設定ファイル

グループ設定ファイルは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザのサブセットに適用されます。 グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。

Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、ユーザが電話アカウントに初めてサインインした後に、グループ設定ファイルを取得します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、その後、ユーザにサインアウトするよう指示します。 2 回目のログイン シーケンスの間、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は TFTP サーバからグループ設定ファイルをダウンロードします。

Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、グループ設定ファイルを次の手順で読み込みます。
ユーザがサインインしていない場合
  1. ユーザがサインインします。

  2. ユーザがサインアウトします。

  3. ユーザがサインインすると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読み込みます。

ユーザがサインインしており、ソフトフォン でコールしている場合
  1. ユーザがサインインしており、ソフトフォン でコールしています。

  2. ユーザがサインアウトします。

  3. ユーザがサインインすると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読み込みます。

ユーザがサインインしており、デスクフォン でコールしている場合
  1. ユーザがサインインしており、デスクフォン でコールしています。

  2. ユーザがサインアウトします。

  3. ユーザがサインインすると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読み込みます。

ユーザがサインアウトする前に、ソフトフォンを使用してコールするオプションを選択した場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はユーザにサインアウトしてからサインインし直すよう指示し、グループ設定を読み込みます。

グループ設定ファイル名

Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] で、グループ設定ファイルの名前を指定します。

Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定のグループ設定ファイルの名前を削除すると、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が変更を検出し、ユーザにサインアウトするよう指示し、グローバル設定ファイルを読み込みます。 CSF デバイス設定のグループ設定ファイル名を削除するには、configurationFile=group_configuration_file_name.xml 文字列全体を削除するか、文字列からグループ設定ファイル名を削除します。

ユーザが デスクフォン 以外のデバイスを所有していない場合は、次のコマンドライン引数を使用して、異なるグループに対して一意の名前の設定ファイルを指定してください。
  • TFTP_FILE_NAME
コマンドライン引数の詳細については、インストールの章を参照してください。

設定ファイルの要件

  • 設定ファイル名は、大文字と小文字を区別します。 エラーを回避し、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が TFTP サーバからファイルを取得できるよう、ファイル名には小文字を使用してください。
  • 設定ファイルには、utf-8 エンコーディングを使用する必要があります。
  • Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、有効な XML 構造のない設定ファイルは読み込めません。 設定ファイルの構造で終了要素をチェックし、要素が正しく入れ子になっていることを確認します。 詳細については、この章の設定ファイルの例をご覧ください。
  • XML には、有効な XML 文字エンティティ参照しか含めることができません。 たとえば、& ではなく & を使用してください。 XML に無効な文字が含まれている場合は、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は設定ファイルを解析できません。

    Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確認します。 Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません。 Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります。