導入の設定
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目次

導入の設定

グループ設定の作成

Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス構成からグループ設定ファイルの名前を取得します。
制約事項:

ユーザ用に CSF デバイスを設定しない場合、グループ設定をそれらのユーザに適用することはできません。

はじめる前に
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.x 以降で次の手順を実行する必要があります。
  1. Cisco.com から Cisco UC Integration for Microsoft Lync 管理パッケージをダウンロードします。
  2. ciscocm.addcsfsupportfield.cop を管理パッケージからファイル システムにコピーします。
  3. Cisco Unified Communications Managerciscocm.addcsfsupportfield.cop を展開します。

    COP ファイルを展開する手順については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。

[シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドは、Cisco Unified Communications Manager の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウにある [デスクトップ クライアントの設定(Desktop Client Settings)] セクションの CSF デバイスに使用できます。
手順
    ステップ 1   任意のテキスト エディタを使用して XML グループ設定ファイルを作成します。

    グループ設定ファイルには、適切な名前を指定できます(例:cucilync-groupa-config.xml)。

    • ファイル名には小文字を使用してください。

    • UTF-8 エンコードを使用してください。

    ステップ 2   グループ設定ファイルで必須の設定パラメータを定義します。
    重要:

    設定ファイルの構造が有効でない場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は定義した設定を読み取ることができません。 設定ファイルで必要な構造の例については、この章の XML の例を参照してください。

    ステップ 3   TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。
    1. [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
    2. [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File Management)] を選択します。
    3. [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
    4. [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
    5. ファイル システムにあるグループ設定ファイルを選択します。
    6. [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。

      [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定する場合には、その値をメモしておきます。 Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス構成でグループ設定ファイルを指定する際は、パスとファイル名を指定する必要があります。

    7. [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
    ステップ 4   [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドにグループ設定ファイルの名前を指定します。
    ワンポイント アドバイス    複数のユーザに対して一括管理ツールを使用します。
    1. [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
    2. [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択します。
    3. グループ設定ファイルを適用する適切な CSF デバイスを検索して選択します。
    4. [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを見つけます。
    5. [デスクトップ クライアントの設定(Desktop Client Settings)] セクションを見つけます。
    6. [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドに configurationfile=group_configuration_file_name.xml を入力します(例:configurationfile=cucilync-groupa-config.xml)。
      (注)      [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドで複数のエントリを区切るには、セミコロンを使用します。 ただし、複数のグループ設定ファイルを指定しないでください。 複数のグループ設定ファイルを指定した場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync では利用可能な最初のグループ設定を使用します。

      TFTP サーバ上でデフォルト ディレクトリ以外の場所にあるグループ設定ファイルをホストする場合には、[シスコ サポート フィールド (Cisco Support Field)] フィールドにパスとファイル名を指定する必要があります(例:configurationfile=/customFolder/cucilync-groupa-config.xml)。

    7. [保存(Save)] を選択します。

    グローバル設定の作成

    このトピックでは、グローバル設定ファイルを作成するための手順の概要と TFTP サーバ上でファイルをホストする方法について説明します。

    手順
      ステップ 1   任意のテキスト エディタを使用して jabber-config.xml という名前のファイルを作成します。
      メモ:
      • ファイル名には小文字を使用してください。
      • UTF-8 エンコードを使用してください。
      ステップ 2   jabber-config.xml で必須の設定パラメータを定義します。
      重要: 設定ファイルの構造が有効でない場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は定義した設定を読み取ることができません。 設定ファイルで必要な構造の例については、この章の XML の例を参照してください。
      ステップ 3   TFTP サーバ上で jabber-config.xml をホストします。
      1. Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます。
      2. [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File Management)] を選択します。
      3. [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
      4. [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
      5. ファイル システムにある jabber-config.xml を選択します。
      6. [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。 TFTP サーバのデフォルト ディレクトリにある jabber-config.xml をホストするには、[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値をそのままにします。

        デフォルト ディレクトリ以外のディレクトリにある jabber-config.xml をホストする場合は、展開時にパスとファイル名をコマンドラインの引数(TFTP_FILE_NAME)の値として指定する必要があります。

      7. [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。

      TFTP サーバの再起動

      Cisco UC Integration for Microsoft Lync が設定ファイルにアクセスする前に、TFTP サーバを再起動する必要があります。

      手順
        ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] インターフェイスを開きます。
        ステップ 2   [ツール(Tools)] > [コントロール センターの機能サービス(Control Center - Feature Services)] を選択します。
        ステップ 3   [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。
        ステップ 4   [リスタート(Restart)] を選択します。

        再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。

        ステップ 5   [OK] を選択します。

        「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。

        ステップ 6   [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。

        次の作業

        設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。

        設定ファイルの構造

        XML 構造

        次の XML スニペットは、設定ファイルの基本構造を示します。
        <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
        <config version="1.0">
         <Client>
          <parameter_name>value</parameter_name>
         </Client>
         <Options>
          <parameter_name>value</parameter_name>
         </Options>
         <Policies>
          <parameter_name>value</parameter_name>
         </Policies>
         <Phone>
          <parameter_name>value</parameter_name>
         </Phone> 
        </config>
        次の表では、設定ファイルの基本構造の要素について説明します。
        要素 説明(Description)
        <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> XML 宣言。 設定ファイルは、標準的な XML 形式に準拠する必要があります。
        config 使用可能な設定グループを含む、設定 XML のルート要素。 ルート要素には、バージョン属性も含める必要があります。
        クライアント(Client) クライアント設定パラメータを含む親要素。
        [ディレクトリ(Directory)] ディレクトリ設定パラメータを含む親要素。
        オプション ユーザ オプションのユーザ オプション設定パラメータを含む親要素。
        Policies ポリシー設定パラメータを含む親要素。

        クライアント パラメータ

        パラメータ 説明(Description)

        PrtLogServerUrl

        URL

        問題レポートを送信するためのカスタム スクリプトを指定します。

        問題レポートの詳細については、「問題レポートの設定」を参照してください。

        jabber-plugin-config

        プラグイン定義

        プラグイン設定要素が含まれます。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync に HTML コンテンツを表示するようにカスタム埋め込みタブを定義できます。 詳細については、「カスタム埋め込みタブ」を参照してください。

        クライアント設定例

        クライアント設定の例を次に示します。
        <Client>
         <PrtLogServerUrl>http://server_name.cisco.com/cucilync/prt/my_script.php</PrtLogServerUrl> 
         <jabber-plugin-config>
          <browser-plugin>  
          <page refresh="true" preload="true">
           <tooltip>Cisco</tooltip> 
           <icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon> 
           <url>www.cisco.com</url>
          </page> 
          </browser-plugin>
         </jabber-plugin-config>
        </Client>

        ディレクトリ属性マッピング パラメータ

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト属性マッピングを変更できます。 たとえば、デフォルトでは、Cisco UC Integration for Microsoft LyncBusinessPhone パラメータをディレクトリの telephoneNumber 属性にマッピングします。 マッピングを行った結果、Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、特定ユーザの telephoneNumber 属性の値をディレクトリから取得します。その後 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、ユーザ プロファイルの職場の電話番号として、この値を表示します。 職場の電話番号に対し、telephoneNumber 以外の属性が使用されている組織では、設定ファイルのマッピングを変更する必要があります。

        次の表に、ディレクトリ属性をマッピングするためのパラメータを説明します。
        パラメータ デフォルト値(Default Value)
        CommonName cn
        DisplayName displayName
        名(Firstname) givenName
        Lastname sn
        EmailAddress メール アドレス
        PhotoSource thumbnailPhoto
        BusinessPhone telephoneNumber
        MobilePhone mobile
        HomePhone homePhone
        OtherPhone otherTelephone
        役職(Title) タイトル
        CompanyName 会社
        UserAccountName sAMAccountName
        DomainName userPrincipalName
        参照先 co
        Nickname ニックネーム
        PostalCode postalCode
        市区町村郡(City) l
        状態(State) st
        StreetAddress StreetAddress

        ディレクトリ接続パラメータ

        次の表に、ディレクトリ接続を設定するためのパラメータを示します。
        パラメータ 説明(Description)
        ConnectionType

        0

        1

        Cisco UC Integration for Microsoft Lyncグローバル カタログ サーバまたはドメイン コントローラに接続するかどうかを指定します。

        0
        グローバル カタログ サーバに接続します。 これがデフォルト値です。
        1
        ドメイン コントローラ サーバに接続します。
        PrimaryServerName

        完全修飾ドメイン名

        IP アドレス

        ディレクトリ接続用にプライマリ サーバ接続の完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync でプライマリ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。

        SecondaryServerName

        完全修飾ドメイン名

        IP アドレス

        ディレクトリ接続用にバックアップ サーバ接続の完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync でバックアップ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。

        ServerPort1

        ポート番号

        プライマリ サーバ ポートを指定します。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync でプライマリ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。

        ServerPort2

        ポート番号

        バックアップ サーバ ポートを指定します。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync でバックアップ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。

        UseWindowsCredentials

        0

        1

        Cisco UC Integration for Microsoft LyncMicrosoft Windows のユーザ名とパスワードを使用するかどうかを指定します。

        0
        指定した認証情報を ConnectionUsername と ConnectionPassword の各パラメータの値として使用します。
        1
        Microsoft Windows 認証情報を使用します。 これがデフォルト値です。
        ConnectionUsername

        [ユーザ名(Username)]

        ディレクトリ サーバに接続するユーザ名を指定します。

        重要:

        クライアントは、このユーザ名をプレーン テキストとして転送して保存します。 このパラメータを使用する方法は、ディレクトリ サーバを使用したセキュアな認証方法ではありません。

        ほとんどの導入シナリオでは、ディレクトリ サーバに接続するユーザ名を指定する必要はありません。

        このパラメータを使用することにより、一般によく知られたまたは公開されたクレデンシャルを要求するディレクトリ サーバで認証を受けることができます。 ユーザのクレデンシャルを使ってディレクトリ サーバで認証することができない場合にのみ、クライアント設定にこのパラメータを含めるようにします。

        ConnectionPassword

        [パスワード(Password)]

        ディレクトリ サーバに接続するときに使用するパスワードを指定します。

        重要:

        クライアントは、このパスワードをプレーン テキストとして転送して保存します。 このパラメータを使用する方法は、ディレクトリ サーバを使用したセキュアな認証方法ではありません。

        ほとんどの導入シナリオでは、ディレクトリ サーバに接続するときに使用するパスワードを指定する必要はありません。

        このパラメータを使用することにより、一般によく知られたまたは公開されたクレデンシャルを要求するディレクトリ サーバで認証を受けることができます。 ユーザのクレデンシャルを使ってディレクトリ サーバで認証することができない場合にのみ、クライアント設定にこのパラメータを含めるようにします。

        UseSSL

        0

        1

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリへのセキュア接続に SSL を使用するかどうかを指定します。

        0
        SSL をディセーブルにします。 これがデフォルト値です。
        1
        SSL をイネーブルにします。
        UseSecureConnection

        0

        1

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリ サービスへの接続に単純な認証を使用するかどうかを指定します。
        0
        単純な認証を使用します。 これがデフォルト値です。
        1
        単純な認証を使用しません。

        ディレクトリ クエリー パラメータ

        次の表に、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でのディレクトリへのクエリー方法を設定するためのパラメータを示します。
        パラメータ 説明(Description)
        BaseFilter

        基本フィルタ

        Active Directory クエリーの基本フィルタを指定します。

        ディレクトリのサブキー名のみを指定し、Active Directory へのクエリーの実行時にユーザ オブジェクト以外のオブジェクトを取得します。

        デフォルト値は (&amp;(objectCategory=person) です。

        設定ファイルには、有効な XML 文字実体参照のみを含めることができます。 カスタム基本フィルタを指定する場合には、& の代わりに &amp; を使用します。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルで閉じカッコを指定した場合、基本フィルタからクエリー結果が返されないことがあります。 たとえば、この問題は、基本フィルタ (&amp;(memberOf=CN=UCFilterGroup,OU=DN)) を指定した場合に発生することがあります。

        この問題を解決するには、(&amp;(memberOf=CN=UCFilterGroup,OU=DN) のように閉じカッコを削除します。

        PredictiveSearchFilter

        サーチ フィルタ

        予測検索クエリーに適用するフィルタを定義します。

        デフォルト値は anr= です。

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、予測検索が実行される際、Ambiguous Name Resolution(ANR)を使用したクエリーが発行されます。 このクエリーにより、検索文字列が明確化され、ディレクトリ サーバ上で ANR に対して設定された属性に合致する結果が返されます。
        重要:

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync で ANR に対して設定されていない属性を検索する場合は、ディレクトリ サーバ上でそれらの属性を ANR に対して設定する必要があります。

        ANR の詳細は、以下の Microsoft の資料を参照してください。
        • 『Ambiguous Name Resolution for LDAP in Windows 2000』

        • 『LDAP Referrals』「Ambiguous Name Resolution」

        • 『Common Default Attributes Set for Active Directory and Global Catalog』

        DisableSecondaryNumberLookups

        0

        1

        携帯電話番号、自宅の電話番号、他の電話番号などの仕事用の番号を使用できない場合に、ユーザが代替連絡先番号を検索できるかどうかを指定します。

        0
        ユーザは代替連絡先番号を検索できます。 これがデフォルト値です。
        1
        ユーザは代替連絡先番号を検索できません。
        PhoneNumberMasks

        マスク文字列

        ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します。

        たとえば、ユーザが +14085550100 からのコールを受信するとします。 ただし、Active Directory では、この番号は +(1) 408 555 0100 です。 +14081+(#) ### ### #### のマスクにより、連絡先が見つかるようになります。

        マスク文字列の長さは、レジストリ サブキー名のサイズ制限を超えることはできません。

        SearchTimeout

        秒数

        クエリのタイムアウト時間を秒数で指定します。

        デフォルト値は 5 です。

        UseWildcards

        0

        1

        ワイルドカード検索を有効にするかどうかを指定します。

        0
        ワイルドカードを使用しません。 これがデフォルト値です。
        1
        ワイルドカードを使用します。

        値として 1 を設定した場合に、特にユーザが、インデックスが作成されていないディレクトリ属性を検索すると、LDAP での検索速度に影響が出ることがあります。

        ワイルドカードの代わりに、電話番号のマスクを使用できます。

        MinimumCharacterQuery

        数値

        ディレクトリを照会するために必要な連絡先名の最小文字数を指定します。

        たとえば、このパラメータの値として 2 を設定した場合、ユーザが検索フィールドに少なくとも 2 文字を入力するとディレクトリ検索が発生します。

        デフォルト値は 3 です。

        SearchBase1 SearchBase2 SearchBase3 SearchBase4 SearchBase5

        ディレクトリ ツリーで検索可能な組織単位(OU)

        検索が開始されるディレクトリ サーバの場所を指定します。 つまり、検索ベースは Cisco UC Integration for Microsoft Lync で検索を実行するルートです。

        デフォルトの場合、Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではディレクトリ ツリーのルートから検索が行われます。 デフォルトの動作を上書きする場合は、最大 5 つの検索ベースの値を OU に指定することができます。

        重要:
        • Active Directory では通常、検索ベースを指定する必要はありません。 Active Directory を使用しているときは、特定のパフォーマンス要件がある場合にのみ、検索ベースを指定します。

        • Active Directory 以外のディレクトリ サーバに対して検索ベースを指定する必要があります。 Active Directory 以外のディレクトリ サーバでは、ディレクトリ内の特定の場所へのバインディングを作成する際、検索ベースが必要です。

        ヒント   

        OU を指定すると、検索対象を特定のユーザ グループに制限することができます。 たとえば、インスタント メッセージを使用できるユーザのみを検索する場合であれば、それらのユーザを OU に含め、その OU を検索ベースの値として指定します。

        電話番号マスク パラメータ

        Cisco UC Integration for Microsoft LyncPhoneNumberMasks パラメータを使用して電話番号のディレクトリを検索するときに使用するマスクを設定できます。

        パラメータ

        説明(Description)

        PhoneNumberMasks

        マスク文字列

        ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します。

        たとえば、ユーザが +14085550100 からのコールを受信するとします。 ディレクトリでは、この番号は +(1) 408 555 0100 です。

        +14081+(#) ### ### #### のマスクにより、番号を解決します。

        マスク文字列の長さは、レジストリ サブキー名のサイズ制限を超えることはできません。

        電話マスクは、Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリを検索する前に電話番号に適用されます。 電話マスクを正しく設定すると、クエリーが完全に一致するため、ディレクトリ検索が成功し、ディレクトリ サーバのパフォーマンスへの影響が回避されます。

        次の表に、電話マスクに含めることができる要素を示します。
        要素 説明(Description)
        電話番号パターン

        番号パターンを設定してディレクトリから電話番号を取得します。

        電話マスクを追加するには、マスクを適用する番号パターンを指定します。

        たとえば、+1408 で始まる検索に対してマスクを指定するには、+1408|+(#) ### ### #### のマスクを使用します。

        桁数が同じでもパターンが異なる電話番号をマスクで処理できるようにするには、桁数が同じ複数のマスクを使用します。

        たとえば、会社にサイト A とサイト B があるとします。 各サイトでは、次のように電話番号の形式が異なる個別のディレクトリを管理します。
        • +(1) 408 555 0100
        • +1-510-5550101
        +1408|+(#) ### ### ####|+1510|+#-###-####### のマスクにより、両方の番号を正しく使用できます。
        パイプ記号(|

        番号パターンとマスクを区切ります。

        たとえば、+1408|+(#) ### ### ####|+34|+(##) ### #### です。

        ワイルドカード文字

        一致すると思われる文字のサブセットの代わりに 1 つ以上の文字を使用します。

        電話マスクで任意のワイルドカード文字を使用できます。

        たとえば、アスタリスク(*)は、1 つ以上の文字を表し、+3498|+##*##*###*#### のようにマスクに適用できます。 ワイルドカードとともにこのマスクを使用すると、電話番号検索で次のいずれかの形式と一致します。
        • +34(98)555 0199
        • +34 98 555-0199
        • +34-(98)-555.0199
        逆マスク

        番号パターンを右から左に適用します。

        たとえば、+34985590199 に +3498|R+34 (98) 559 #### のマスクを適用すると、+34 (98) 559 0199 が取得されます。

        順マスクと逆マスクの両方を使用できます。

        連絡先の写真の取得

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync は、次の方法で連絡先の写真を取得します。


        (注)  


        Active Directory で写真を変更すると、クライアント で写真が更新されるまで最大 24 時間かかることがあります。


        URI 置換

        クライアントによって、ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が動的に作成されます。

        この方法を使用するには、設定ファイルで次の値を設定します。
        1. PhotoUriSubstitutionEnabled パラメータの値として true を指定します。

        2. 動的トークンとして使用するディレクトリ属性を PhotoUriSubstitutionToken パラメータの値として指定します。 次に例を示します。
          <PhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</PhotoUriSubstitutionToken>
        3. PhotoUriWithToken パラメータの値として URL および動的トークンを指定します。 次に例を示します。
          <PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg</PhotoUriWithToken>

        前述の手順の例の値では、sAMAccountName 属性がディレクトリの msmith に解決されます。 次いで、Cisco UC Integration for Microsoft Lync はこの値を使用してトークンを置き換え、http://staffphoto.example.com/msmith.jpg という URL を作成します。

        バイナリ オブジェクト

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync はデータベースから写真のバイナリ データを取得します。

        バイナリ オブジェクトを Active Directory から取得して使用している場合は、PhotoURiWithToken を設定しないでください。

        この方法を使用して連絡先の写真を取得するには、設定で PhotoSource パラメータの値としてバイナリ データを含む属性を指定します。 次に例を示します。
        <PhotoSource>jpegPhoto</PhotoSource>

        PhotoURL 属性

        Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリ属性から URL を取得します。

        この方法を使用して連絡先の写真を取得するには、設定で PhotoSource パラメータの値として写真の URL を含む属性を指定します。 次に例を示します。
        <PhotoSource>photoUri</PhotoSource>

        連絡先の写真のパラメータ

        次の表で、Cisco UC Integration for Microsoft Lync が連絡先の写真を取得する方法を設定するパラメータについて説明します。
        パラメータ 説明(Description)

        PhotoUriSubstitutionEnabled

        true

        false

        写真 URI の代替が有効であるかどうかを指定します。

        true
        写真 URI の代替が有効。
        false
        写真 URI の代替が無効であるかどうかを指定します。 これがデフォルト値です。

        PhotoUriSubstitutionToken

        ディレクトリ属性

        写真 URI に挿入するディレクトリ属性を指定します(sAMAccountName など)。

        PhotoURISubstitutionToken パラメータとの使用がサポートされているのは次の属性だけです。
        • Common Name

        • [表示名(Display Name)]

        • Nickname

        • 電子メール アドレス(Email Address)

        • フォト ソース(Photo Source)

        • 会社電話(Business Phone)

        • 携帯電話(Mobile Phone)

        • 自宅電話(Home Phone)

        • 連絡先電話番号

        • 他の電話(Other Phone)

        • 役職(Title)

        • Company Name

        • ユーザ アカウント名(User Account Name)

        • ドメイン名(Domain Name)

        • 参照先

        • 郵便番号(Post Code)

        • 状態(State)

        • 市区町村郡(City)

        • Street

        PhotoUriWithToken

        URI

        変数値としてディレクトリ属性を使用する、写真 URI を指定します(http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg など)。

        写真 URI の代替を設定するには、PhotoUriSubstitutionToken の値としてディレクトリ属性を設定します。

        クライアントはクレデンシャルなしで、Web サーバから画像を取得できる必要があります。

        連絡先の解決

        連絡先の解決のパラメータ

        次の表に、ドメイン内フェデレーションを設定するためのパラメータを示します。
        パラメータ 説明(Description)
        UseSIPURIToResolveContacts

        true

        false

        SipUri パラメータで指定した属性の値を使用して、Cisco UC Integration for Microsoft Lync で連絡先情報を取得するかどうかを指定します。
        • true:SipUri パラメータで指定した属性の値を使用して、連絡先情報を取得します。

          ディレクトリ内の連絡先ユーザ名が username@domain の形式に従っていない場合には、true を指定してください。

        • false(デフォルト):Cisco UC Integration for Microsoft Lync は SipUri パラメータを使用しません。

        UriPrefix

        テキスト文字列

        SipUri パラメータで指定した属性の値に適用されるプレフィックスを定義します。

        プレフィックスとは、連絡先 ID のユーザ名の前にあるテキストです。 たとえば、msRTCSIP-PrimaryUserAddress を SipUri の値として指定します。 ディレクトリにおける msRTCSIP-PrimaryUserAddress 属性の値は、sip:username@domain の形式になります。

        デフォルト値は空です。

        PresenceDomain テキスト文字列 ディレクトリ連絡先のインスタント メッセージ アドレスを作成するために使用するドメイン名を指定します。

        username@domain


        (注)  


        連絡先の解決が正しく実行されるためには、Active Directory 属性 msRTCSIP-PrimaryUserAddress に sip:username@domain の形式の SIP が含まれている必要があり、コンフィギュレーション ファイルの [ディレクトリ(Directory)] セクションに次のエントリが含まれている必要があります。

        <Directory>
        		<UseSIPURIToResolveContacts>true</UseSIPURIToResolveContacts>  	
        		<SipUri>msRTCSIP-PrimaryUserAddress</SipUri>  
        		<UriPrefix>sip:</UriPrefix>
          <PresenceDomain>example.com</PresenceDomain>
        </Directory>

        電話パラメータ

        次の表に、Phone 要素内で指定できるパラメータを示します。
        パラメータ 説明(Description)
        TFTPServer1

        IP アドレス

        ホストネーム

        FQDN

        デバイス設定ファイルがあるプライマリの Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスのアドレスを指定します。 値として次のいずれかを設定します。
        • ホスト名(hostname

        • IP アドレス(123.45.254.1

        • FQDN(hostname.domain.com

        CtiServer1

        IP アドレス

        ホストネーム

        FQDN

        CTI サーバのアドレスを指定します。

        このパラメータは、CTI サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ アドレスが同じである場合、コンフィギュレーション ファイル内のこのパラメータを指定する必要はありません。

        CcmcipServer1

        IP アドレス

        ホストネーム

        FQDN

        CCMCIP サーバのアドレスを指定します。

        このパラメータは、CCMCIP サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です。 サーバ アドレスが同じである場合、コンフィギュレーション ファイル内のこのパラメータを指定する必要はありません。

        電話設定の例

        電話設定の例を次に示します。
        <Phone>
         <TftpServer1>tftpserver.domain.com</TftpServer1>
         <CtiServer1>ctiserver.domain.com</CtiServer1>
        </Phone>

        レジストリ キーの設定

        アプリケーションは、Microsoft Windows レジストリから TFTP および CCMCIP サーバの場所を取得する処理をサポートします。 これらのサーバを指定するために次のレジストリ値が使用されます。

        • CcmcipServer1

        • CcmcipServer2

        • TftpServer1

        • TftpServer2

        アプリケーションはまず HKEY_CURRENT_USER\Software\Cisco Systems, Inc.\Client Services Framework\AdminData 内で上記の値を検索してから、HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Cisco Systems, Inc.\Client Services Framework\AdminData を検索します。 コンフィギュレーション ファイルで指定された情報は、レジストリ キーで検出された値によって上書きされます。 値がどちらのレジストリの場所にも見つからなかった場合は、コンフィギュレーション ファイルから読み取られます。


        (注)  


        上記 4 つの値では、レジストリによる設定のみがサポートされています。


        ポリシー パラメータ

        次の表に、設定ファイルのポリシー要素内で指定できるパラメータについて説明します。

        パラメータ

        説明(Description)

        ServiceDiscoveryExcludedServices

        WEBEX

        CUCM

        CUP

        サービス ディスカバリから特定のサービスを除外するかどうかを指定します。
        • WEBEX:この値を設定すると、クライアントは次のように動作します。

          • CAS 検索を実行しません。

          • _cisco-uds_cuplogin_collab-edge を検索します。

        • CUCM:この値を設定すると、クライアントは次のように動作します。

          • _cisco_uds を検索しません。

          • _cuplogin_collab-edge を検索します。

        • CUP:この値を設定すると、クライアントは次のように動作します。

          • _cuplogin を検索しません。
          • _cisco-uds_collab-edge を検索します。

        カンマで区切った複数の値を指定して、複数のサービスを除外できます。 次に例を示します。
        <ServiceDiscoveryExcludedServices>
        WEBEX,CUCM
        </ServiceDiscoveryExcludedServices>

        VoiceServicesDomain

        FQDN

        _collab-edge_cisco-uds の DNS SRV レコードを設定する DNS ドメインを表す完全修飾ドメイン名を指定します。

        :DNS SRV レコードが次のようであったとします。
        • _collab-edge._tls.voice.example.com

        • _cisco-uds._tcp.voice.example.com

        VoiceServicesDomain の値は voice.example.com になります。

        EnableCallPickup

        true

        false

        ユーザが自分のコール ピック アップ グループ内のコールをピックアップできるかどうか指定します。
        • true:コール ピックアップを有効にします。

        • false(デフォルト):コール ピックアップを無効にします。

        EnableGroupCallPickup

        true

        false

        コール ピック アップ グループ番号を入力して、ユーザが別のコール ピックアップ グループの着信コールをピックアップできるかどうか指定します。
        • true:グループ コール ピックアップを有効にします。

        • false(デフォルト):グループ コール ピックアップを無効にします。

        EnableOtherGroupPickup

        true

        false

        ユーザが、自分のコール ピック アップ グループに関連付けられたグループ内の着信コールをピックアップできるかどうか指定します。
        • true:他のグループ コール ピックアップを有効にします。

        • false(デフォルト):他のグループ コール ピックアップを無効にします。

        EnableHuntGroup

        true

        false

        ユーザがハント グループにログインできるかどうか指定します。
        • true:ユーザはハント グループにログインできます。

        • false(デフォルト):ユーザはハント グループにログインできません。

        PreventDeclineOnHuntCall

        true

        false

        ハント グループに着信コールがあった場合に、[拒否(Decline)] ボタンを表示するかどうかを指定します。
        • true:ハント グループの着信コールに [拒否(Decline)] ボタンが表示されません。

        • false(デフォルト):ハント グループの着信コールに [拒否(Decline)] ボタンが表示されます。

        TelemetryEnabled

        true

        false

        分析データが収集されるかどうかを指定します。
        • true(デフォルト):分析データが収集されます。

        • false:分析データが収集されません。

        TelemetryCustomerID

        文字列

        分析情報の送信元を指定します。 これは、個々のお客様を明示的に識別する文字列またはお客様を識別することなく共通送信元を識別するう文字列です。 Global Unique Identifier(GUID)生成ユーティリティを使用して、36 文字の一意の ID を生成するか、逆ドメイン名を使用することをお勧めします。 次のユーティリティで GUID を生成できます。
        • Mac OS X:uuidgen

        • Linux:uuidgen

        • Microsoft Windows:[guid]::NewGuid().ToString() または(cmd.exe から)powershell -command "[guid]::NewGuid().ToString()"

        • オンライン:guid.us

        GUID を作成する方法にかかわらず、この ID はグローバルに一意である必要があります。

        SSO_Enabled

        TRUE

        FALSE

        ユーザがシングルサインオン(SSO)を使用してサインインするかどうかを指定します。

        • TRUE(デフォルト):ユーザは SSO を使用してサインインします。

        • FALSE:ユーザはサインインに SSO を使用しません。

        ServicesDomainSsoEmailPrompt

        オン

        オフ

        ホーム クラスタを確定する目的で、電子メールのプロンプトをユーザに表示するかどうかを指定します。
        • ON:プロンプトが表示されます。

        • OFF(デフォルト):プロンプトは表示されません。

        ボイスメール パラメータ

        次の表に、Voicemail 要素内で指定できるボイスメール サービスの設定パラメータを示します。

        キー(Key)

        説明(Description)

        VoicemailPrimaryServer

        ホストネーム

        IP アドレス

        FQDN

        ボイスメール サーバのアドレスを指定します。 値として次のいずれかを設定します。
        • ホスト名(hostname

        • IP アドレス(123.45.254.1

        • FQDN(hostname.domain.com

        Internet Explorer ポップアップ パラメータ

        新しい Internet Explorer ウィンドウまたはタブを開いて、着信コールに関する情報を表示することができます。 この情報は、着信コールを許可した後に表示されます。 新しいウィンドウまたはタブの動作と、そこに表示する情報は、コンフィギュレーション ファイルを使用して制御されます。 次の表に、新しいウィンドウまたはタブの表示に使用されるパラメータを示します。

        パラメータ 説明(Description)
        BrowserContactURI   Internet Explorer を開くために使用するベース URI。 %ID% キー マーカーが必須です。
        BrowserFallbackURI   BrowserIDType 情報を一定時間内に受信しない場合に使用するフォールバック URI。
        BrowserBehavior 新しい URI を開いたときのブラウザの動作。
        NewTab 新しいタブを使用可能なときに、タブにこの URI を開きます。 タブがサポートされていないときは、新しいブラウザ ウィンドウが開きます。
        移動 すでに開かれているブラウザ ウィンドウで新しい URI に移動します。
        NewWindow 常に新しいブラウザ ウィンドウで URI を開きます。
        BrowserIDType レジストリに定義された URI に指定する ID のタイプ。
        CallNumber 参加者のメディア アドレス
        CallDisplayName 参加者の表示名
        ContactBusinessNumber 連絡先の勤務先電話番号
        ContactMobileNumber 連絡先の携帯電話番号
        ContactHomeNumber 連絡先の自宅電話番号
        ContactOtherNumber 連絡先のその他の電話番号
        ContactDisplayName 連絡先の表示名
        ContactURI 連絡先の URI(user@domain.com など)
        ContactEmail 連絡先の電子メールアドレス(email@work.com など)
        ContactUsername 連絡先のユーザ ログイン名。
        BrowserIDFilter 正規表現 選択した BrowserIDType に適用され、一致した場合に新しいブラウザ ウィンドウまたはタブが表示されないようにするフィルタ。 正規表現の例を示します。
        • 7 以外の数字で始まる 4 桁の電話番号:(?!7)\d{4}

        • 1、2、3、または 4 以外の数字で始まる電話番号:[5-90] \ d+

        • 末尾が 49 ではない電話番号:\d+(?!49)\d{2}

        Microsoft std::tr1::regex ライブラリでサポートされる有効な正規表現すべてを使用できます。

        この機能を実装する場合は、次の項目を確認してください。

        • 確立された着信コールから転送されたコールをユーザが受信すると、新しいブラウザ ウィンドウまたはタブが表示されます。

        • 会議コールに一意のコール参加者が追加されるたびに、新しいブラウザ ウィンドウまたはタブが表示されます。

        • ブラウザ ウィンドウまたはタブを開くタイミングを制御するフィルタを作成できます。 この方法で、内部および外部の連絡先を識別できます。 この機能は、主に外部連絡先の情報を表示するために実装されています。 次の方法で実行できます。

          1. 内部および外部の連絡先を区別する正規表現を作成する。

          2. 正規表現を着信コール ID に(通常は電話番号)に適用する。

          3. 正規表現が外部連絡先に一致したときに新しいブラウザ ウィンドウまたはタブを開く。

        重要:

        この機能は Microsoft Internet Explorer 7.0、8.0、または 9.0 でのみ実装できます。 他のブラウザはサポートされていません。

        コンフィギュレーション ファイルのエントリを使ったこの機能の実行例を示します。

        								<BrowserPop>
                            <BrowserContactURI>www.example.com/%ID%.html</BrowserContactURI>
                            <BrowserIDType>ContactUsername</BrowserIDType>
                            <BrowserFallbackURI>www.example.com</BrowserFallbackURI>
                            <BrowserBehavior>NewTab</BrowserBehavior>
        								</BrowserPop>
        
        	
        									<BrowserPop>
                            <BrowserContactURI>www.example.com/%ID%.html</BrowserContactURI>
                            <BrowserIDType>ContactEmail</BrowserIDType>
                            <BrowserFallbackURI>www.example.com</BrowserFallbackURI>
                            <BrowserBehavior>NewWindow</BrowserBehavior>
                	</BrowserPop>
        
        									<BrowserPop>
                            <BrowserContactURI>www.example.com/%ID%.html</BrowserContactURI>
                            <BrowserIDType>CallNumber</BrowserIDType>
                            <BrowserIDFilter>[^7]\d{3}</BrowserIDFilter>
                            <BrowserFallbackURI>www.example.com</BrowserFallbackURI>
                            <BrowserBehavior>Navigate</BrowserBehavior>
        									</BrowserPop>
        

        自動更新の設定

        自動更新を有効にするには、最新バージョン(HTTP サーバのインストール パッケージの URL を含む)の情報が含まれている XML ファイルを作成します。ユーザがサインインしたり、コンピュータをスリープ モードから再開したり、[ヘルプ(Help)] メニューから手動による更新要求を実行したりすると、 Cisco UC Integration for Microsoft Lync によって XML ファイルが取得されます。

        自動更新の XML ファイルでは、次の形式を使用します。
        <JabberUpdate>
         <LatestBuildNum>value</LatestBuildNum>
         <LatestVersion>value</LatestVersion>
         <Message><![CDATA[your_html]]></Message>
         <DownloadURL>value</DownloadURL>
        </JabberUpdate>
        はじめる前に Cisco UC Integration for Microsoft Lync の自動更新を設定するには、HTTP サーバをインストールし、XML ファイルとインストール パッケージをホストするように設定しておく必要があります。
        手順
          ステップ 1   HTTP サーバ上で適切なインストール パッケージをホストします。
          ステップ 2   任意のテキスト エディタを使用して更新の XML ファイルを作成します。
          ステップ 3   LatestBuildNum 要素の値として更新のビルド番号を指定します。
          ステップ 4   LatestVersion 要素の値として更新のバージョン番号を指定します。
          ステップ 5   Message 要素の値として HTML を <![CDATA[your_html]]> の形式で指定します。
          ステップ 6   DownloadURL 要素の値として HTTP サーバのインストール パッケージの URL を指定します。
          ステップ 7   更新の XML ファイルを保存して閉じます。
          ステップ 8   HTTP サーバ上で更新の XML ファイルをホストします。
          ステップ 9   設定ファイルの UpdateUrl パラメータの値として更新の XML ファイルを指定します。

          次に、自動更新を設定するための XML の例を示します。
          <JabberUpdate>
           <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum>
           <LatestVersion>9.2.1</LatestVersion>
           <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco UC Integration for Microsoft Lync lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For 
          more information click <a target="_blank" href="http://cisco.com/go/cucilync">here</a>.]]></Message>
           <DownloadURL>http://server_name/CUCILyncSetup.msi</DownloadURL>
          </JabberUpdate>

          問題レポートの設定

          問題レポートをセットアップすると、ユーザは Cisco UC Integration for Microsoft Lync の使用中に発生した問題の概要を送信できるようになります。 次のように、問題レポートを送信する方法は 2 つあります。
          • Cisco UC Integration for Microsoft Lync を介して問題レポートを直接送信する。

          • 問題レポートをローカルに保存し、後でアップロードする。

          Cisco UC Integration for Microsoft Lync では、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します。 POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ 上のスクリプトの URL を指定します。 ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。

          はじめる前に
          環境の準備を行うには、次の手順を実行します。
          1. HTTP サーバ をインストールおよび設定します。
          2. HTTP POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成します。
          3. HTTP サーバ 上でホストする HTML ページを作成し、ユーザが、ローカルに保存されている問題レポートをアップロードできるようにします。 HTML ページには、.ZIP アーカイブとして保存された問題レポートを受け入れ、カスタム スクリプトを使用して問題レポートを送信するアクションが含まれているフォームがあります。
          次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。
          <form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data">
           <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br />
           <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" />
          </form>
          手順
            ステップ 1   HTTP サーバ 上でカスタム スクリプトをホストします。
            ステップ 2   設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。

            カスタム埋め込みタブ

            カスタム埋め込みタブは、クライアント インターフェイスで HTML コンテンツを表示します。 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のカスタム埋め込みタブ定義を作成する方法を説明します。

            カスタム埋め込みタブの定義

            次の XML のスニペットは、カスタム タブ定義の構造を示します。
            <jabber-pluging-config>
            	<browser-plugin>
            		<page refresh="" preload="">
            			<tooltip></tooltip>
            			<icon></icon>
            			<url></url>
            		</page>
            	</browser-plugin>
            <jabber-pluging-config>
            次の表は、カスタム埋め込みタブ定義のパラメータについて説明します。
            パラメータ 説明(Description)

            browser-plugin

            カスタム埋め込みタブのすべての定義が含まれます。

            値にはすべてのカスタム タブ定義が含まれます。

            ページ

            カスタム埋め込みタブの 1 つの定義が含まれます。

            refresh

            コンテンツが更新されるタイミングを制御します。
            • true:ユーザがタブを選択するたびに、コンテンツが更新されます。

            • false(デフォルト):ユーザがクライアントを再起動するか、またはサインインしたときに、コンテンツが更新されます。

            このパラメータはオプションであり、ページ要素の属性です。

            preload

            コンテンツがロードされるタイミングを制御します。
            • true:クライアントが開始したときにコンテンツがロードされます。

            • false (デフォルト):ユーザがタブを選択したときにコンテンツがロードされます。

            このパラメータはオプションであり、ページ要素の属性です。

            tooltip

            カスタム埋め込みタブのマウス オーバー テキストを定義します。

            このパラメータはオプションです。 マウス オーバー テキストを指定しない場合、クライアントは [カスタム タブ(Custom tab)] を使用します。

            値は Unicode 文字の文字列です。

            icon

            タブのアイコンを指定します。 次のように、ローカル アイコンまたはホステッド アイコンを指定できます。
            • ローカルのアイコン:次のように URL を指定します。file://file_path/icon_name

            • ホステッド アイコン:次のように URL を指定します。http://path/icon_name

            Microsoft Internet Explorer でレンダリング可能であれば、.JPG、.PNG、および .GIF 形式を含むどのアイコンでも使用できます。

            このパラメータはオプションです。 アイコンが指定されていない場合、クライアントは HTML ページからお気に入りアイコンをロードします。 お気に入りアイコンが使用できない場合、クライアントはデフォルトのアイコンをロードします。

            URL

            埋め込みタブのコンテンツが格納される URL を指定します。

            クライアントは Internet Explorer のレンダリング エンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します。 したがって、Internet Explorer がサポートするコンテンツであれば、どのコンテンツでも指定できます。

            (注)     

            クライアントは Internet Explorer バージョン 9 以前をサポートします。 ワークステーションに Internet Explorer バージョン 9 より後のバージョンがインストールされている場合、クライアントはバージョン 9 モードで Internet Explorer を使用します。

            このパラメータは必須です。

            ユーザのカスタム タブ

            ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスを介して独自のカスタム埋め込みタブを作成できます。

            ユーザによるカスタム埋め込みタブの作成を有効にする必要があります。 次のようにして、設定ファイルの AllowUserCustomTabs パラメータの値に true を設定します。
            <Options>
              <AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs>
            </Options>

            (注)  


            ユーザのカスタム組み込みタブは、デフォルトで true に設定されます。


            カスタム アイコン

            最適な結果を得るには、カスタム アイコンは次のガイドラインに準拠する必要があります。
            • 寸法:20 x 20 ピクセル

            • 透明な背景

            • PNG ファイル形式

            UserID トークン

            ${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 ユーザがサインインすると、クライアントにより、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます。


            ヒント


            また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。


            次の例は、${UserID} トークンの使用方法を示しています。
            1. カスタム埋め込みタブで次の内容を指定します。

              <url>www.cisco.com/${UserID}/profile</url>
            2. Mary Smith がサインインします。 Mary のユーザ名は msmith です。

            3. クライアントにより、${UserID} トークンが次のように Mary のユーザ名に置き換えられます。

              <url>www.cisco.com/msmith/profile</url>

            JavaScript 通知

            カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。 ここでは、JavaScript 通知用にクライアントが提供するメソッドについて説明します。 また、通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します。 非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。 詳細については、該当する JavaScript のマニュアルを参照してください。

            通知メソッド

            クライアントには、JavaScript 通知の次のメソッドを提供するインターフェイスが含まれています。
            • SetNotificationBadge:クライアントから JavaScript でこのメソッドを呼び出します。 このメソッドの文字列の値は、次のいずれかになります。
              • 空:空の値にすると、既存の通知バッジすべてが削除されます。

              • 0 ~ 999 の数字

              • 2 桁の英数字の組み合わせ(例:A1)

            • onPageSelected():ユーザがカスタム組み込みタブを選択すると、クライアントはこのメソッドを呼び出します。

            • onPageDeselected():ユーザが別のタブを選択すると、クライアントはこのメソッドを呼び出します。

            カスタム タブでのコール イベントの表示

            カスタム タブでコール イベントを表示するために次の JavaScript 関数を使用できます。

            OnTelephonyConversationStateChanged:テレフォニー サービスの API は、クライアントがカスタム埋め込みタブでコール イベントを表示できるようにします。 カスタム タブに OnTelephonyConversationStateChanged JavaScript 関数を実装できます。 クライアントはテレフォニーのカンバセーションの状態が変化するたびに、この関数を呼び出します。 この関数は、クライアントがコール イベントを取得するために解析する JSON 文字列を受け入れます。

            次のスニペットは、コール イベントを保持する JSON を示します。

            {
                  "conversationId": string,
                  "acceptanceState": "Pending" | "Accepted| | "Rejected",
                  "state": "Started" | "Ending" | "Ended",
                  "callType": "Missed" | "Placed" | "Received" | "Passive" | "Unknown",
                  "remoteParticipants": [{participant1}, {participant2}, …, {participantN}],
                  "localParticipant": {
                  }
            }

            JSON の各参加者オブジェクトには、次のプロパティを含めることができます。

            {
                  "voiceMediaDisplayName": "<displayName>",
                  "voiceMediaNumber": "<phoneNumber>",
                  "translatedNumber": "<phoneNumber>",
                  "voiceMediaPhoneType": "Business" | "Home" | "Mobile" | "Other" | "Unknown",
                  "voiceMediaState": "Active" | "Inactive" | "Pending" | "Passive" | "Unknown",
            }

            次に、この関数のカスタム埋め込みタブでの実装例を示します。 この例では、stateacceptanceState プロパティの値を取得し、これらの値をカスタム タブに表示します。

            function OnTelephonyConversationStateChanged(json) {
                  console.log("OnTelephonyConversationStateChanged");
                  try {
                    var conversation = JSON.parse(json);
                    console.log("conversation id=" + conversation.conversationId);
                    console.log("conversation state=" + conversation.state);
                    console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState);
                    console.log("conversation callType=" + conversation.callType);        
                  }
                  catch(e) {
                    console.log("cannot parse conversation:" + e.message);
                  }
                }

            次に、この関数の考えられるすべてのフィールドでの実装例を示します。

            function OnTelephonyConversationStateChanged(json) {
                  console.log("OnTelephonyConversationStateChanged");
                  try {
                    var conversation = JSON.parse(json);
                    console.log("conversation state=" + conversation.state);
                    console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState);
                    console.log("conversation callType=" + conversation.callType);
                    for (var i=0; i<conversation.remoteParticipants.length; i++) {
                      console.log("conversation remoteParticipants[" + i + "]=");
                      console.log("voiceMediaDisplayName=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaDisplayName);
                      console.log("voiceMediaNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaNumber);
                      console.log("translatedNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].translatedNumber);
                      console.log("voiceMediaPhoneType=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaPhoneType);
                      console.log("voiceMediaState=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaState);
                    }
                    console.log("conversation localParticipant=");
                    console.log("  voiceMediaDisplayName=" + conversation.localParticipant.voiceMediaDisplayName);
                    console.log("  voiceMediaNumber=" + conversation.localParticipant.voiceMediaNumber);
                    console.log("  translatedNumber=" + conversation.localParticipant.translatedNumber);
                    console.log("  voiceMediaPhoneType=" + conversation.localParticipant.voiceMediaPhoneType);
                    console.log("  voiceMediaState=" + conversation.localParticipant.voiceMediaState);
                  }
                  catch(e) {
                    console.log("cannot parse conversation:" + e.message);
                  }
                }
            

            カスタム埋め込みタブの例

            次に、1 つの埋め込みタブを含む設定ファイルの例を示します。
            <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
            <config version="1.0">
             <Client>
              <jabber-plugin-config>
               <browser-plugin>
            				<page refresh ="true" preload="true">
                 <tooltip>Cisco</tooltip>
                 <icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon>
                 <url>www.cisco.com</url>
                </page>
               </browser-plugin>
              </jabber-plugin-config>
             </Client>
            </config>

            設定ファイルの例

            コンフィギュレーション ファイルの例を次に示します。
            <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
            <config version="1.0">
              <Client>
                <PrtLogServerUrl>http://server_name.domain.com/prt_script.php</PrtLogServerUrl>
                <UpdateUrl>http://server_name.domain.com/update.xml</UpdateUrl>
                <Forgot_Password_URL>http://server_name.domain.com/password.html</Forgot_Password_URL>
              </Client>
              <Directory>
                <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType>
                <BusinessPhone>aNonDefaultTelephoneNumberAttribute</BusinessPhone>
                <PhotoUriSubstitutionEnabled>true</PhotoUriSubstitutionEnabled>
                <PhotoUriSubstitutionToken>cn</PhotoUriSubstitutionToken>
                <PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/cn.jpg</PhotoUriWithToken>
              </Directory>
            </config>