Cisco TelePresence Manager リリース 1.5 アドミニストレーションおよびインストレーション ガイド
Cisco TelePresence Manager のインス トールおよびアップグレード
Cisco TelePresence Manager のインストールおよびアップグレード
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/04/16 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco TelePresence Manager のインストールおよびアップグレード

目次

はじめに

[System Information]

インストレーション ガイド

DVD からの のインストール

必要な情報と備品

CTS-Manager Administration ソフトウェアの概要

CTS-Manager へのログイン

管理者ロール

スーパーユーザ ロール

コンシェルジュ ロール

Cisco TelePresence Manager のインストール手順

インストール ページの値の定義

管理者パスワードおよびセキュリティ パスワードの復旧

復旧手順 1:

復旧手順 2:

システム ログ内のエラーの検出

[System Log]

システム エラー:AXL エラーまたは無効なクレデンシャル

[Software Upgrade]

CiscoTelePresence Manager 1.5 へのアップグレード

[Switch Version]

[Upgrade Software]

[Cisco TelePresence Manager] ウィンドウ

ヘッダー ペイン

[System Status] ペイン

ナビゲーション ペイン

作業ペイン

[Preferences]

Cisco TelePresence Manager のインストールおよびアップグレード

はじめに

このマニュアルでは、Cisco TelePresence Manager ソフトウェアをネットワークにインストールする方法について説明します。既存の Microsoft Outlook メッセージング ソフトウェアまたは IBM Domino ソフトウェアを使用した Cisco TelePresence システム会議のスケジュール、リマインダーの受信、簡単なボタン操作によるリモート会議への接続などが可能になります。

これらの機能を有効にするには、ネットワークに接続して通信するのに必要な連絡先情報やアクセス情報を、Cisco TelePresence Manager に指定する必要があります。このマニュアルでは、Cisco TelePresence Manager のインストール DVD と付随するウィザードのヘルプ ウィンドウを使用して、必要な作業の手順を確認します。

インストールを行うには、ネットワークに関する情報、および情報の検索や交換の規則が必要になります。このインストール前データを設定すると、DVD から Cisco TelePresence Manager プログラムをインストールできるようになります。さらに、管理者が [System Configuration] ウィンドウを使用して、システム ソフトウェアをアップグレードできるようになります。

[System Information]

[System Information] ウィンドウを使用すると、Cisco TelePresence システムに関する要約情報をすばやく表示できます。このウィンドウは次の 2 つの領域に分かれています。

[System Information] には、モデル番号、ホスト名、アドレス、およびハードウェアとソフトウェアのバージョン情報が表示されます。

[Product Software Versions] には、システムに現在設定されているソフトウェアが表示されます。また、製品名とバージョン番号も表示されます。

表 7-1 [System Information]

SKU

CTS-Manager1.5.x

[Hostname]

Cisco CTS-Manager サーバの名前(たとえば、tsbu-ctm19)。

[IP Address]

CTS-Manager サーバの IP アドレス。

[Subnet Mask]

CTS-Manager サーバのサブネット マスク(たとえば、255.255.255.0)。

[MAC Address]

CTS-Manager サーバの MAC アドレス(たとえば、00:18:fe:73:58:14)。

[Hardware Model]

CTS-Manager サーバのハードウェア モデル(たとえば、7835H2)。

[Software Version]

サーバ上で動作している CTS-Manager ソフトウェアのバージョン(たとえば、1.5.0.0)。

[OS Version]

CTS-Manager サーバ上で動作している Cisco Unified Communications OS のソフトウェア バージョン(たとえば、CUCOS 3.0.0.0-44)。

インストレーション ガイド

このマニュアルでは、CTS-Manager ソフトウェアをインストールするために必要な情報を提供します。

CTS-Manager をインストールおよび設定するために必要なタスクの流れを、次の表に示します。

表 7-2 CTS-Manager を設定するためのインストール ガイド

 

CTS-Manager インストール後の設定手順のガイドライン
説明
参照先

CTS-Manager の初期設定

CTS-Manager ソフトウェアをインストールした後の次の手順では、情報ソースへのアクセスが有効になるように Cisco TelePresence Manager の初期設定を行います。情報ソースには、Microsoft Outlook からの会議出席依頼を提供する Microsoft Exchange Server、ユーザや会議室の情報にアクセスするための Active Directory、会議室の予約状況や電話サポートのための Cisco Unified Communications Manager などがあります。

第 8 章「Cisco TelePresence Manager の初期設定」

CTS-Manager の追加インストール手順

管理者が、[System Configuration] ウィンドウを利用して、システム データベースの同期、セキュリティ管理、およびシステム設定値の再設定といったシステム設定作業を実行します。

第 9 章「Cisco TelePresence Manager の追加インストール設定」

CTS-Manager のモニタリング

会議スケジュールのモニタリングと更新、および会議室とシステム サービスの状態のモニタリングです。

第 10 章「Cisco TelePresence Manager のモニタリング」

DVD からの Cisco TelePresence Manager のインストール

次の項では、CTS-Manager のインストール手順について扱います。

必要な情報と備品

Cisco TelePresence Manager のシステム ファイルをインストールするには、次の備品と情報が必要です。

Cisco TelePresence Manager に付随する Model 7845 Cisco Media Convergence Server。インストール済みで、ドメイン ネーム システム サーバ(DNS)およびネットワークに接続されている必要があります。

表 7-3 「[Installation] ウィンドウおよびフィールド定義」 にリストされている、システム固有の値とパラメータを含む情報。

Model 7845 Cisco Media Convergence Server にアクセス可能な管理コンソール

Cisco TelePresence Manager のマニュアルおよびインストール パケットに付属の DVD。このディスクに含まれている インストレーション ウィザードを使用します。

CTS-Manager Administration ソフトウェアの概要

CTS-Manager Administration ソフトウェアは、ブラウザを介してアクセスできます。すべての Cisco TelePresence Administration ソフトウェアでは、Internet Explorer 6.0 がサポートされています。CTS-Manager Administration ソフトウェアへのアクセスには、サーバのホスト名または IP アドレスを使用します。

CTS-Manager へのログイン

CTS-Manager の各種機能にアクセスするためにアカウントへログインする場合、次のものを使用します。

Microsoft Exchange を使用する場合は、E メール ID

IBM Domino を使用する場合は、自分の会社のログイン属性(メール)

CTS-Manager にログインする場合、3 つの機能が用意されています。これらのアクセス カテゴリのどれにも属さないユーザはすべて、自分が所有する会議の詳細を表示させることしかできません。

管理者ロール

管理者が CTS-Manager にログインした場合、次のセクションや情報を使用できます。

System Information

System Status

Support

System Configuration

Troubleshooting

管理者は、コンシェルジュと同じタスクを実行しますが、さらにシステム設定タスクも実行できます。管理者のログイン名とパスワードは、コンシェルジュのものとは異なります。管理者のアクセス特権ではシステムの内部機能へのアクセスが可能であるため、管理者は、パスワード、IP アドレス、およびセキュリティ設定などのシステム設定を変更できます。また、管理者は、データベースをバックアップするスケジュールの定義や、会議室へのコンシェルジュの割り当ても担当します。

管理者は、日常業務において、コンシェルジュが行うシステム ステータスの監視を支援し、問題が発生した場合には、システム エラー メッセージを分析したり、ログ ファイルをデバッグしたりして修正処置を行います。

スーパーユーザ ロール

システムのスーパーユーザには、特殊なログイン アカウントが割り当てられます。このアカウントを使用すると、さらに 2 つの管理タスクを実行できます。これらのタスクが表示されるのは、スーパーユーザ パスワードを使用してログインした場合だけです。このロールは、主に CTS-Manager のインストール中に使用されます。CTS-Manager のインストールが終了すると、このロールが管理者のデフォルトになります。

System Settings

Software Upgrade

コンシェルジュ ロール

コンシェルジュが CTS-Manager にログインした場合は、次のセクションや情報を使用できます。

System Information

System Status

Support

Troubleshooting

コンシェルジュとは、会議参加者への接続に関して疑問や問題が生じたときに最初に連絡する相手です。コンシェルジュを、CTS-Manager アプリケーションで監視する会議室に割り当てられます。割り当てられたコンシェルジュに連絡するには、CiscoTelePresence 対応の会議室にある Cisco IP Phone の [Help] ソフトキーを押して番号をダイヤルするだけです。

Cisco TelePresence Manager のインストール手順


ステップ 1 サーバに CTS-Manager インストール DVD を挿入します。

インストーラが DVD のファイルの整合性を確認し、オペレーティング システムと CTS-Manager ソフトウェアに合せてサーバを設定するまでに、いくらか時間がかかることがあります。


注意 インストールまたはアップグレードが完了したら、DVD を DVD ドライブから取り出します。DVD をドライブに挿入したままにすると、サーバのリブート後に CTS- Manager が正常に再起動しない場合があります。

ステップ 2 インストーラにより、CTS-Manager ソフトウェアが以前にインストールされているかどうかが確認されます。続行するには [Yes] を、インストールを中止するには [No] を選択します。

ステップ 3 [Yes] を選択してインストールを続行すると、インストレーション ウィザードの次のウィンドウが表示されます。ウィザードの使用方法を注意深くお読みください。

ステップ 4 [Proceed] をクリックします。

ステップ 5 表 7-3 「[Installation] ウィンドウおよびフィールド定義」 に定義されている情報を、各ウィンドウに入力します。

ステップ 6 入力した情報が正しいことを確認したら、[Configuration Confirmation] ウィンドウで [OK] をクリックして、インストール プロセスを開始します。プロセスが完了するまでしばらくお待ちください。

インストールが完了すると、サーバがリブートします。インストーラで、ネットワークの接続性と DNS サーバへのアクセスが確認されます。接続が見つからない場合は、エラー メッセージが表示されます。インストール プロセスが正常に完了すると、「The Installation of the Cisco TelePresence Manager Has Completed Successfully」というメッセージが表示されます。


注意 インストールまたはアップグレードが完了したら、DVD を DVD ドライブから取り出します。DVD をドライブに挿入したままにすると、サーバのリブート後に Cisco TelePresence Manager が正常に再起動しない場合があります。


 

インストール ページの値の定義

表 7-3 では、Cisco TelePresence Manager のインストール プロセスにおけるウィンドウおよびフィールドの定義について詳しく説明します。

表 7-3 [Installation] ウィンドウおよびフィールド定義

インストール ウィンドウおよびフィールド
説明と使用方法
インストレーション ウィザード

[Proceed]:

CTS-Manager ファイルをインストールする前に、インストレーション ウィザードで必要な設定情報を入力します。

[Skip]:

このウィザードをスキップし、設定情報を使用せずに CTS-Manager ファイルをインストールします。ファイルのインストールが終了してシステムがリブートしてから、インストール プログラムにより設定情報の入力が求められます。

[Cancel]:

インストールをキャンセルします。

[Autonegotiation] ウィンドウの設定

[NIC Speed]

サーバのネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度。単位はメガビット/秒(Mbps)です。

指定可能な速度は、10 Mbps、100 Mbps、および 1000 Mbps です。 デフォルトは 100 Mbps です。

(注) 快適なパフォーマンスを保つために、NIC 速度を 100 Mbps 以上に設定することをお勧めします。

[Duplex Configuration]

サーバ NIC のデュプレックス設定。

指定可能な設定は、Half(半二重)と Full(全二重)です。 デフォルトは Full です。

(注) 快適なパフォーマンスを保つために、全二重に設定することをお勧めします。

[DHCP Configuration] ウィンドウおよびフィールド

[Host Name]

ホスト名は、識別しやすいように IP アドレスに割り当てられるエイリアスです。

ネットワークに固有のホスト名を入力します。

ホスト名の長さは最大 64 文字です。英数字とハイフン(-)を使用できます。

[IP Address]

IP アドレスは、ネットワーク上のサーバを固有に識別します。

IP アドレスを、 ddd.ddd.ddd.ddd という形式で入力します。 ddd には、0 ~ 255 の値を設定できます(0.0.0.0 を除く)。

[IP Mask]

このマシンの IP サブネット マスク。サブネット マスクと IP アドレスにより、ネットワーク アドレスとホスト アドレスが定義されます。

IP マスクを、 ddd.ddd.ddd.ddd という形式で入力します。 ddd には、0 ~ 255 の値を設定できます(0.0.0.0 を除く)。

有効な例:255.255.240.0

無効な例:255.255.240.240

[GW Address]

[GW Address] は、固定設定用です。別のネットワークへの入り口として機能するネットワーク ポイント。発信パケットはゲートウェイに送信され、ゲートウェイから最終の宛先に転送されます。

ゲートウェイの IP アドレスを、 ddd.ddd.ddd.ddd という形式で入力します。 ddd には、0 ~ 255 の値を設定できます(0.0.0.0 を除く)。

(注) ゲートウェイがない場合でも、このフィールドには 255.255.255.255 を入力する必要があります。ゲートウェイがないと、通信先がサブネット上のデバイスに限られます。

[DNS Client Configuration]

DNS サーバの情報を入力するためのプロンプトが表示されます。DNS サーバは、ホスト名を IP アドレスに、または IP アドレスをホスト名に解決するデバイスです。

DNS サーバがない場合は、 [No] を選択します。DNS が無効な場合は、CTS-Manager ネットワーク内のすべてのネットワーク デバイスの IP アドレス(ホスト名ではない)だけを入力する必要があります。

を選択して DNS を有効にすることをお勧めします。DNS を無効にすると、システムがドメイン名を解決する機能が制限されます。

[Primary DNS]

CTS-Manager は、ホスト名の解決を試みる際、最初にこの DNS サーバに接続します。DNS が [yes] に設定されている場合、このフィールドは必須です。

プライマリ DNS サーバに障害が発生すると、CTS-Manager はセカンダリ DNS サーバへの接続を試みます。

IP アドレスを、 ddd.ddd.ddd.ddd というドット付き 10 進形式で入力します。 ddd には、0 ~ 255 の値を設定できます(0.0.0.0 を除く)。

[Secondary DNS](省略可能)

[Domain]

ドット(.)で区切られた一連の ASCII ラベル(「cisco.com」など。大文字と小文字の区別はありません)。インターネット ドメイン ネーム システムのサブツリーに対して定義され、ホスト名、メールボックス名、URL などの他のインターネット識別子で使用されます。

[Administrative Login Configuration]

[Admin ID]

CTS-Manager 管理者のユーザ名。これは、スーパーユーザ権限を含む管理者ログインです。

名前が一意であることを確認してください。名前の先頭を小文字の英数字にし、英数字(大文字と小文字)、ハイフン(-)、下線文字(_)を含めることをお勧めします。


注意 インストール後に管理者 ID は変更できません。変更するには、CTS-Manager を再インストールする必要があります。保管のために記録してください。

[Password / Confirm]

管理者が CTS-Manager にログインするためのパスワード。

パスワードの長さは、6 ~ 31 文字の範囲にする必要があります。先頭は小文字の英数字にすることをお勧めします。このバージョンでは、英語以外の文字はサポートされていません。

このフィールドは Cisco TelePresence Manager Web インターフェイスで変更できます。保管のために記録してください。

管理者パスワードおよびセキュリティ パスワードの復旧

管理者パスワードまたはセキュリティ パスワードを忘れてしまった場合、それらのパスワードを再設定するための 2 種類の手順が用意されています。これらの手順は、この表の後の項で説明します。

[Certificate Signing Request Configuration]

証明書署名要求(CSR)は、デジタル ID 証明書を申請するために、申請者が認証局に送信するメッセージです。

次の値によって、証明書がインストールされるサーバの CSR が作成されます。

[Organization]

企業または組織の名前。

[Unit]

事業単位、グループ、または組織単位の名前。

[Location]

組織の物理的な位置。通常は市です。

[State]

組織のある地域、州、地方など。

[Country]

企業または組織が登録されている国。

[Network Time Protocol Client Configuration]

NTP は、NTP を使用する外部のネットワーク タイム サーバと Cisco IP テレフォニー サーバのクロックを同期するために使用されます。

[NTP Server 1]

1 つまたはそれ以上の NTP サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

[NTP Server 1] の値は必須です。NTP Servers 2 ~ 5 は省略可能です。

ヒント Cisco Unified CM がプライマリ NTP サーバとしてクロックを同期するときに使用する、NTP サーバを入力することを強くお勧めします。両方のサーバが同期していない場合、CTS-Manager は正しく動作しません。

[NTP Servers 2] ~ [NTP Servers 5]

[Database Access Security Configuration]

Cisco TelePresence Manager では、データベースとの通信にセキュリティ パスワードが使用されます。

[Security Password / Confirm]

パスワードの長さは、6 ~ 31 文字の範囲にする必要があります。先頭は小文字の英数字にすることをお勧めします。

管理者パスワードおよびセキュリティ パスワードの復旧

管理者パスワードまたはセキュリティ パスワードを忘れてしまった場合、それらのパスワードを再設定するための 2 種類の手順が用意されています。


) この手順の途中で、ディスク ドライブから有効な DVD を一度抜いてから再度挿入し、システムに物理的にアクセス可能であることを確認する必要があります。


復旧手順 1:


ステップ 1 次のユーザ名およびパスワードを使用してシステムにログインします。

ユーザ名:pwrecovery

パスワード:pwreset

ステップ 2 [Welcome to platform password reset] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 続行するには任意のキーを押します。

ステップ 4 ディスク ドライブに DVD が入っている場合、いったんそれを取り出します。

ステップ 5 続行するには任意のキーを押します。システムによって、ディスク ドライブから DVD が取り出されているかどうかを確認するテストが行われます。

ステップ 6 有効な DVD をディスク ドライブに挿入します。システムによって、ディスクが挿入されているかどうかを確認するテストが行われます。

ステップ 7 システムによってディスクが挿入されていることが確認されると、次のオプションの 1 つを入力することを促すプロンプトが表示されます。

a.管理者パスワードをリセットする場合 a を入力します。

b.セキュリティ パスワードをリセットする場合 s を入力します。

c.中止する場合 q を入力します。

ステップ 8 選択したタイプの新しいパスワードを入力します。

ステップ 9 新しいパスワードを再入力します。

ステップ 10 システムによって新しいパスワードが強固であることが確認されたら、パスワードがリセットされます。パスワード リセット ユーティリティを終了する場合は任意のキーを押すように促すプロンプトが表示されます。

復旧手順 2:

パスワードを忘れてしまった場合、Cisco TelePresence Manager を再インストールしてアクセスを回復します。

システム ログ内のエラーの検出

問題が検出された場合は、システム エラー メッセージとログ ファイルを収集する必要があります。それらを分析することにより、迅速に解決できるようになります。

[System Log]

[System Log] ウィンドウを選択すると、システム メッセージのリストが表示されます。リストは、開始日と終了日およびメッセージ タイプ(All、Fatal、Severe、Moderate、Warning、および Info)によってフィルタリングできます。手順を次に示します。

[Calendar] アイコンを使用して日付を選択するか、[Start On] フィールドと [End On] フィールドに各日付を MM/DD/YYYY 日付形式で入力します。

[Filter] をクリックしてリストを生成します。

図 7-1 [System Log] ウィンドウ

 

表 7-4 に、システムによって表示されるエラー情報を示します。

 

表 7-4 システム エラー レポート

フィールド
説明

[Timestamp]

メッセージがロギングされた日付と時刻。メッセージをタイム スタンプの昇順または降順にソートできます。

[Type]

メッセージ タイプ。

[ID]

メッセージの ID 番号。レポートを ID の昇順または降順にソートできます。

[Module]

エラーを生成した CTS-Manager 内のコンポーネント。

[Message]

検出された問題の説明。メッセージ フィールドの上にマウス ポインタを移動すると、説明全体が表示されます。

システム エラー:AXL エラーまたは無効なクレデンシャル

図 7-2 に示すように、[Syslog] に [System Errors] > [Details] メッセージが表示された場合や、接続のテスト時に無効なクレデンシャル メッセージが表示された場合、ユーザは、必要なサービスがすべて実行されているかどうかを確認する必要があります。また、ユーザは、 第 5 章「Cisco TelePresence Manager の Cisco Unified CM の設定」 を参照して、CTS-Manager にとって Cisco UCM 上でどのサービスが実行されている必要があるかを確認する必要がある可能性もあります。

図 7-2 システム ログ:システム AXL エラー メッセージ

 

 

エラー データをさらにドリル ダウンする必要がある場合は、ログ ファイルに移動します。ログの詳細については、 第 13 章「Cisco TelePresence Manager のトラブルシューティング」 を参照してください。

[Software Upgrade]

システム管理者は、スーパーユーザ パスワードを知っている場合は、[Software Upgrade] ウィンドウにアクセスして、システム ソフトウェアを監視および保守できます。このウィンドウには、システム ソフトウェアのバージョン番号が報告されます。さらに、プライマリとバックアップ間におけるバージョンの保守、およびシステム ソフトウェアのアップグレードを支援するための、次に示す 2 つのボタンが用意されています。

図 7-3 [System Configuration]:[Software Upgrade] ウィンドウ

 

[Switch Version] :この CTS-Manager がインストールされているサーバ上のハード ドライブは、2 つの領域に分割されています。各領域には、システム イメージを格納できます。 [Switch Version] ボタンを使用すると、システム ソフトウェアのアクティブ バージョンと非アクティブ バージョンを切り替えられます。

[Upgrade Software] :このボタンを使用すると、システム ソフトウェアをアップグレードするためのパッチ ファイルがロードされます。シスコ提供のパッチ ファイルは、CD-ROM または Secure FTP(SFTP)ホスト ネットワークに格納されています。ウィザードに、プロセスを案内するダイアログボックスが表示されます。
SFTP に加えて、FTP もベストエフォート方式でサポートされます。この方式を使用するのは、FTP サーバによって動作が異なるためです。ユーザ名/パスワード ベースのログインだけがサポートされます。匿名ログインはサポートされません。
Secure FTP(SFTP)は、ネットワーク上でアップグレード ソフトウェアをダウンロードする場合の推奨モードです。

Cisco TelePresence Manager 1.5 へのアップグレード

Cisco TelePresence Manager のアップグレード中に Calendar アプリケーション タイプを切り替える(たとえば、Exchange から Domino に変更する)ことはできません。Domino 展開で Cisco TelePresence Manager をインストールする場合は、フレッシュ インストールが必要です。

CTS-Manager Manager 1.3、1.4、または 1.5 からのソフトウェア アップグレードだけがサポートされています。

データは、ソフトウェア アップグレード中に自動的に移行されます。ただし、次のデータは移行されません。

カスタム E メール テンプレート

ログ ファイル

CTS-Manager のアップグレードを実行する前にバックアップを実行し、アップグレードを完了して確認した後にもう一度バックアップを実行します。

何らかの理由でアップグレード完了後に前のリリースに戻す必要がある場合は、CTS-Manager から、古いパーティションに切り替えられます。

[Switch Version]

CTS-Manager サーバのハード ドライブは、2 つのパーティションに分割されています。CTS-Manager は、常に、アクティブ ソフトウェア バージョンを含むアクティブ パーティションを使用します。ソフトウェア イメージのバージョンは、[System Configuration] > [Software Upgrade] ウィンドウで確認できます。

CTS-Manager ソフトウェアのバージョンの切り替えが必要になる場合があります。

パーティションに格納されている 2 つのソフトウェア バージョンの間で切り替えを行うには、 [Switch Version] ボタンをクリックします。

システムがソフトウェア バージョンを切り替えてから、リブートします。画面にアクティビティが示されます。

[Upgrade Software]

このタスクでは、CD-ROM または SFTP/FTP ホスト ネットワークからパッチ ファイルをロードして適用することにより、CTS-Manager ソフトウェアをアップグレードします。このタスクを開始する前に、パッチ ファイルのソースを確認します。

ソフトウェア アップグレード プロセスを開始するには、 [Upgrade Software] ボタンをクリックします。[Source Selection] ダイアログボックスが表示されます。


) Upgrade Wizard を起動すると、同じ Cisco TelePresence Manager サーバにログインしている他のどのユーザもアップグレード プロセスを開始できなくなります。


パッチ ファイルの場所を選択するため、 [CD-ROM] または [Network] オプション ボタンをクリックします。

[CD-ROM] を選択した場合は、 [Next] をクリックして、[File Selection] ウィンドウに移動します。

[Network] を選択した場合は、次の情報を入力してから、 [Next] をクリックして [File Selection] ウィンドウに移動します。

[Host] :ネットワーク サーバのホスト名。

[Port] :ポート。デフォルトでは、サーバへのアクセスにはポート 22 が使用されます。必要に応じて、適切なポート番号を入力します。


) FTP を使用してソフトウェア アップグレードを実行する場合、ポート番号を入力する必要はありません。


[Username] および [Password] :サーバへのログインに必要なユーザ アカウントとパスワード。

[Storage Path] :パッチ ファイルのファイル パス(たとえば、/localview/ctm_patch)。


注意 アップグレード、バックアップ、および復元用の FTP はベストエフォート方式で実行されます。このように実行されるのは、FTP サーバからさまざまな応答が送信される可能性があるためです。ユーザ名/パスワード ベースのログインだけがサポートされます。匿名ログインはサポートされません。
Secure FTP(SFTP)は、ネットワーク上でファイルを転送する場合の推奨モードです。

図 7-4 [Software Upgrade]:[Source Selection] ウィンドウ

 

[File Selection] ウィンドウで、ロードするファイルのオプション ボタンをクリックして、そのファイルを選択します。次に、 [Next] をクリックします。

図 7-5 [Software Upgrade]:[File Selection] ウィンドウ

 

[Patch File Preparation] ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、ファイルのダウンロードの進行状況を監視します。パッチ ファイルがロードされるまで、ボタンは非アクティブになります。

図 7-6 [Software Upgrade]:[Patch File Preparation] ウィンドウ

 

ファイルがロードされると、ウィンドウに「Confirmation」メッセージが表示されます。

ソフトウェア ウィザードに、インストールされているソフトウェア バージョンが表示され、アクティブな [Yes] および [No] オプション ボタンが表示されます。これらのボタンを使用すると、新しくロードされたソフトウェアをアクティブ パーティションに切り替えられます。

[Yes] または [No] をクリックして選択します。次に、 [Next] をクリックして、ソフトウェア アップグレード タスクを終了します。

図 7-7 [Software Upgrade]:[Confirmation] ウィンドウ

 


[Yes] をクリックしても、アップグレードはキャンセルできます。



注意 [Next] をクリックして確定すると、アップグレードをキャンセルできなくなります。

インストレーション ウィザードに、更新の進行状況をロギングするダイアログ ウィンドウが表示されます。

図 7-8 [Software Upgrade]:[Progress] ウィンドウ

 

ファイルが切り替えられたことがログに示された場合は、 [Finish] をクリックしてこのタスクを完了します。


) 新しいバージョンに自動的に切り替えることを選択した場合、切り替え中はサーバに接続できなくなることを通知するメッセージが表示されます。


図 7-9 [Software Upgrade]:[CTM Upgrade Completed] ウィンドウ

 

[Cisco TelePresence Manager] ウィンドウ

[Cisco TelePresence Manager] ウィンドウは、異なる機能を持つ複数のペインに分かれています。

ヘッダー ペイン

図 7-10 [Cisco TelePresence Manager] ヘッダー ペイン

 

CTS-Manager の各ウィンドウの一番上にあるヘッダーには、「admin」または現在ログインしているコンシェルジュのログイン名に加えて、次の 4 つのリンクが表示されます。

[Logout] :クリックすると、システムからログアウトします。

[Preferences] :クリックすると、ブラウザの位置情報が表示されます。

[Help] :クリックすると、CTS-Manager の使用方法に関するオンライン ヘルプが表示されます。

[About] :クリックすると、ライセンス情報が表示されます。

[System Status] ペイン

図 7-11 [System Status] ペイン

 

[System Status] は、常に [CTS-Manager] ウィンドウの左下に表示されます。コンシェルジュおよび管理者は両方とも、この領域を注意深く監視して、システム エラーや本日の会議のステータス変更が通知されていないかどうかを確認する必要があります。

アイコンと番号はリンクになっています。リンクをクリックすると、CTS-Manager 内の別のウィンドウに移動します。このウィンドウでは、With Error 状態の問題を特定したり、In Progress 状態と Scheduled 状態の会議に関する詳細を表示したりできます。

[Today's Meetings] には、次の会議状態が表示されます。

With Error

In Progress

Scheduled

[Other Errors] 領域には、[Dashboard] に示されているエラーの累積数が表示されます。

ナビゲーション ペイン

図 7-12 ナビゲーション ペイン

 

ナビゲーション ペインには、Cisco TelePresence Manager で実行できるコマンドのリストが表示されます。これらのコマンドは、次の 3 つのドロップダウン リストに分かれています。

[Support] :このドロップダウン リストには、コンシェルジュ、管理者、またはスーパーユーザが使用できるコマンドが含まれています。

[System Configuration] :このドロップダウン リストには、管理者またはスーパーユーザが使用できるコマンドが含まれています。スーパーユーザとしてログインすると、このリストに [System Settings] コマンドと [Software Upgrade] コマンドも表示されます。

[Troubleshooting] :このドロップダウン リストには、管理者またはスーパーユーザが使用できるコマンドが含まれています。

作業ペイン

図 7-13 作業ペイン

 

ナビゲーション ペインの右側のフレームは、コンテンツ領域です。コンテンツ領域の上にあるグレーのバーには、ナビゲーション パスが表示されるため、いつでも現在の場所を確認できます。

次の各項では、特定のコマンドに関連付けられた作業ペインに表示されるオブジェクト、機能、および情報について説明します。

タブ

一部のウィンドウにはタブが表示されます。タブをクリックすると、コマンドに関連する別の機能が表示されます。

情報のフィルタリング

一部のウィンドウには、レポートに含める情報のフィルタリング基準を入力するためのフィールドが表示されます。[Filter] ボタンをクリックすると、指定した基準を使用してレポートが表示されます。設定は一時的であるため、ページを終了すると、基準は削除されます。

追加情報およびヘルプへのアクセス

追加情報または関連するウィンドウにアクセスするには、強調表示されたリンクをクリックします。

長いリストのナビゲート

ウィンドウ内に長いデータ リストが表示された場合、ウィンドウの一番下のある [Next]、[Last]、[First]、および [Previous] ボタンを使用してリスト内をナビゲートできます。また、ウィンドウの一番下にある [Rows Per Page] ドロップダウン リストを使用すると、表示する行数を変更できます。選択可能なページあたりの行数は、10、20、50、または 100 です。設定は一時的であるため、ページを終了すると、デフォルト設定に戻ります。

情報のコピー アンド ペースト

CTS-Manager によって表示される情報は、標準のコピー アンド ペースト機能を使用してファイルに保存できます。

フィールドへの情報の入力

フィールドにすでに情報が入力されている場合は、マウスを使用して既存の情報を強調表示し、削除します。その後、新しい情報を入力します。

新しい情報や変更した情報を適用するには、[Apply] ボタンを使用します。

変更を取り消して元の設定に戻すには、[Reset] ボタンを使用します。

電話番号の入力

電話番号は、IP Phone でダイヤルされるとおりに、CTS-Manager のフィールドに入力する必要があります。たとえば、外線にアクセスするときに 9 をダイヤルする必要がある場合、別のエリア コードまたは国際ダイヤル コードをコールするときは、必要な番号すべてをダイヤル順に CTS-Manager に入力する必要があります。たとえば、 915105550100 と入力します。

会議室の名前の入力

会議室の名前は、Microsoft Exchange データベースまたは IBM Domino データベースに格納されているとおりに、CTS-Manager のフィールドに入力する必要があります。会議室が Microsoft Outlook または Lotus Notes のリソース リストに M-Room 1/3 at Main と表示されている場合、その名前をまったく同じように CTS-Manager に入力する必要があります。名前が異なっていると、レコードが一致しないため、エラーが発生します。

すべての情報の表示

テキストは、一部だけが表示され、残りの部分は省略記号として表示される場合があります。ツールチップのテキスト全体を表示するには、部分的なテキストの上にマウス ポインタをゆっくりと移動します。ユーザ インターフェイス内にテキストが途切れたフィールドがある場合は、この操作を実行できます。

[Preferences]

ヘッダー ペインにある [Preferences] をクリックすると、[Preferences] ウィンドウが表示されます。

図 7-14 ヘッダー ペインの [Preferences] リンク

 

初めてログインするときには、自分がいる場所の時間帯を指定する必要があります。この方法により、Cisco TelePresence Manager の会議の時刻が、自分の場所に合せてローカライズされます。[Preferences] ウィンドウを使用して、時間帯を変更できます。

図 7-15 [Preferences] ウィンドウ