Cisco TelePresence Content Server Release 5.0 アドミニストレーションおよびユーザ ガイド
外部メディア ストレージのセットアップ
外部メディア ストレージのセットアップ
発行日;2012/05/08 | 英語版ドキュメント(2011/02/24 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

外部メディア ストレージのセットアップ

ローカルの保存場所の Network Attached Storage への変更

保存場所をデフォルトの保存場所に戻す

保存場所を別の NAS の場所に変更

NAS のアクセスに使用するドメイン アカウントの管理

外部メディア ストレージのセットアップ

コンテンツ サーバのデフォルトの保存場所は E: ドライブです。レコーディング容量がコンテンツ サーバのディスク容量によって制限されないように、ファイルを Network Attached Storage(NAS; ネットワーク接続型ストレージ)デバイスに保存するオプションもあります。NAS デバイスをセットアップした場合、コンテンツ サーバはレコーディング メディアをコンテンツ サーバ上の一時ディレクトリに保存してから、そのメディアを自動的に NAS に保存します。コンテンツ サーバは、メディアを NAS からストリーミングします。

Windows Storage サーバ上に作成された NAS デバイスで、かつ Windows Hardware Quality Lab の認定も受けている NAS デバイスを使用することを推奨します。コンテンツ サーバが NAS に対して使用するファイル共有プロトコルは Microsoft SMB です。


) 最良のパフォーマンスを得るために、NAS デバイスはメディア保存専用にすべきです。ドメイン コントローラ、データベースまたは外部ストリーミング サーバなどのアプリケーションを同じデバイス上で実行するとエラーが発生することがあります。



) コンテンツ サーバおよび NAS は同じドメインに存在する必要があります。


外部ストレージの詳細については、次のセクションを参照してください。

「ローカルの保存場所の Network Attached Storage への変更」

「保存場所をデフォルトの保存場所に戻す」

「保存場所を別の NAS の場所に変更」

「NAS のアクセスに使用するドメイン アカウントの管理」

ローカルの保存場所の Network Attached Storage への変更

メディア ファイルをローカル データベースから外部の保存場所に移動する処理が完了するのに十分な時間があることを確認します。TCS ウィザードは、コンテンツ サーバ データベースによって参照されるすべてのメディア ファイルを E: ドライブから NAS デバイスにコピーします。移動するメディアの量に応じて、この操作には数分かかる可能性があります。


注意 TCS ウィザードを使用してメディアを E: ドライブから外部の保存場所に移動しても、コンテンツ サーバ データベースに関連付けられていないメディア ファイルは移動されません。これらのファイルは、いずれのレコーディングでも使用されない孤立した一時ファイル、.tcb インポートまたはエクスポート ファイル、ユーザがデータ フォルダに置いたファイルなどです。このようなファイルは移動されずに削除されます。

ただし、TCS ウィザードを使用して別の NAS の場所との間でメディアを移動した場合、または NAS からローカルのコンテンツ サーバ ディスク ドライブにメディアを戻した場合、これらのファイルは移動せず、また TCS はそれらを NAS から削除しません。

メディアの保存場所をデフォルトの E: ドライブから NAS デバイスに変更するには、次の手順に従います。


ステップ 1 コンテンツ サーバをバックアップします。バックアップの詳細については、「コンテンツ サーバのバックアップ」 を参照してください。

ステップ 2 コンテンツ サーバを NAS と同じドメインに追加します。コンテンツ サーバを既存のドメインに追加する場合は、コンテンツ サーバのために別のセキュリティ ポリシーを定義する必要があります。別のセキュリティ ポリシーを定義しないと、既存のセキュリティ ポリシーがコンテンツ サーバが正常に機能することを阻止する可能性があります。推奨するセキュリティ ポリシー設定の詳細については、シスコ認定販売店にお問い合わせください。

ステップ 3 NAS 上の共有にアクセスするためにコンテンツ サーバ上の Microsoft Internet Information Server(IIS)が使用するドメインのアカウントを選択するか、そのようなアカウントを作成します。このドメイン アカウントは、コンテンツ サーバの管理権限と NAS 共有に対する権限の両方を持っている必要があります。

TCS ウィザードは、次のようなユーザ アカウントで実行できます。

ドメイン管理者アカウント

作成された特殊ドメイン アカウント(たとえば、MYDOMAIN¥TCSNASUSER)

ローカル管理者アカウント

ステップ 4 NAS を設定します(まだ行っていない場合)。

a. Windows リモート デスクトップ接続を使用して、NAS デバイスにログインします。

b. 共有フォルダをセットアップします。

c. コンテンツ サーバおよび共有アカウント(この例では、MYDOMAIN¥TCSNASUSER)が共有に対してフル コントロールを持つように共有の権限を設定します。共有を右クリックして、[共有とセキュリティ(Sharing and Security)] をクリックします。次に、[アクセス許可(Permissions)] をクリックします。[追加(Add)] をクリックします。

d. [オブジェクトの種類(Object Types)] をクリックします。[コンピュータ(Computers)] を選択します。[OK] をクリックします。

e. ドメインに登録されているコンテンツ サーバのサーバ名を入力します。[名前の確認(Check Names)] と [OK] をクリックします。

f. 共有アカウント名(MYDOMAIN¥TCSNASUSER)を入力します。[名前の確認(Check Names)] と [OK] をクリックします。

g. コンテンツ サーバおよび共有アカウント(MYDOMAIN¥TCSNASUSER)に、共有に対してフル コントロールを付与します。

h. [セキュリティ(Security)] タブをクリックします。[追加(Add)] をクリックします。 ステップ d から ステップ g までを繰り返して、コンテンツ サーバおよび MYDOMAIN¥TCSNASUSER に、NAS 共有のフル コントロールを付与します。

ステップ 5 Windows リモート デスクトップ接続を使用して、コンテンツ サーバにログインします。

ステップ 6 TCS ウィザードを実行します。

ステップ 7 [代替ストレージ [NAS] ウィザード(Alternate Storage [NAS] Wizard)] をクリックします。

ライブ コールがある場合は、ウィザードからすべてのコールを終了するよう促されます。また、コンテンツ サーバをアイドル モードにして、ウィザードの実行中に新規コールまたはトランスコーディング中のジョブが受け入れられるようにします。コンテンツ サーバを通常動作(オンライン モード)に戻すには、ウィザードを完了する(または取り消す)必要があります。

ステップ 8 画面の指示に従います。

a. 新しい NAS の場所のリモート サーバ情報を ¥¥ server_name ¥ share_name ¥ の形式で入力します。サーバ名は、IP アドレスではなく DNS 名として入力する必要があります。

b. コンテンツ サーバ チェックのステップで、コンテンツ サーバがバックアップされていること、およびアンチウイルス ソフトウェアが停止していることを確認します。バックアップがないか、アンチウイルス ソフトウェアを停止していない場合は、ウィザードを取り消して、それらのアクションを完了します。その後、ウィザードを再実行します。[キャンセル(Cancel)] をクリックした場合、システムは変化しません。

c. NAS テスト結果のステップに、意図したセットアップに関する情報が表示されます。すべてのテストに成功した場合は、[設定(Configure)] をクリックしてコンテンツ サーバを設定し、既存のメディア ファイルを E: ドライブから NAS に移動します。移動する必要のあるメディア ファイルの個数に応じて、ファイルの移動には数分かかることがあります。

[終了(Finish)] をクリックして、変更を加えずにウィザードを終了することもできます。いずれかのテストに失敗した場合は、続行できません。外部 NAS 構成と、入力した情報を確認して、再試行します。

ステップ 9 処理が完了したら、[終了(Finish)] をクリックします。サーバの再起動は必要ありません。TCS ウィザードのログは、E:¥logs¥SetupUtility にあります。メディアの新しい場所を確認するには、[管理設定(Management Settings)] > [サーバ概要(Server Overview)] に進みます。


 

保存場所をデフォルトの保存場所に戻す

NAS 上のメディア ファイルの合計サイズが E: ドライブ上で利用可能な容量よりも大きい場合、戻す処理は完了できません。NAS 上のデータ フォルダのサイズを確認します。続行したいが NAS 上のファイルが E: ドライブの容量を超える場合は、最初にいくつかのファイルをコンテンツ サーバ Web インターフェイスで削除します。

「ローカルの保存場所の Network Attached Storage への変更」の手順でステップ 5 以降に従い、ウィザードで [メディアをローカル ストレージに戻す(Return media to local storage)] を選択します。

保存場所を別の NAS の場所に変更

元の NAS の場所にあるメディア ファイルの合計サイズが宛先ドライブ上で利用可能な容量よりも大きい場合、この処理は完了できません。NAS 上のデータ フォルダのサイズを確認します。NAS 上のファイルが宛先ドライブの容量を超えることがわかった場合は、最初にいくつかのファイルを削除します。

「ローカルの保存場所の Network Attached Storage への変更」の手順でステップ 5 以降に従い、ウィザードで [メディアを異なるネットワークの場所に移す(Move media to a different network location)] を選択します。メディアを保存する新しい場所を入力します。

NAS のアクセスに使用するドメイン アカウントの管理

別のドメイン アカウントを使用する場合は、次の手順に従います。


ステップ 1 最初に、新しいドメイン アカウントを Administrators グループに追加します。[Start] > [Administrative Tools] > [Computer Management] の順に選択します。

ステップ 2 [System Tools] > [Local Users and Groups] > [Groups] に進みます。

ステップ 3 [Administrators] をダブルクリックします。新しいドメイン アカウントを Administrators グループに追加します(「ローカルの保存場所の Network Attached Storage への変更」ステップ 3 を参照)。

ステップ 4 TCS ウィザードで、NAS ウィザードを選択します。次に [Update user account] オプションを使用してコンテンツ サーバを更新します。画面の指示に従います。


 


) コンテンツ サーバが NAS 共有のアクセスに使用するドメイン アカウントのパスワードが変更された場合は、ステップ 4 のみを完了します。