Cisco TelePresence System 500 アセンブリ/ 初回セットアップ/ 現場交換可能なユニット ガイド
初期設定
初期設定
発行日;2012/06/17 | 英語版ドキュメント(2012/05/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 18MB) | フィードバック

目次

初期設定

CTS-500-37 初期設定の部品リスト

必要な工具および機器

CTS-500-37 の電源投入

CiscoTelePresence System Administration への直接ログイン

CiscoUnified CommunicationsManager で使用するための CTS-500-37 の設定

ディスプレイの設定

カメラの設定

会議室の照明に合わせたカメラ設定の選択について

スピーカーが正常に機能していることの確認

マイクが正常に機能していることの確認

オプションの外部プレゼンテーション ディスプレイの設定

LED と照明器具のテストおよび Digital Media Player 音声の設定

CTS-500-37 初期設定の部品リスト

表 5-1 に、CTS-500-37 システムの初期設定に必要な部品を示します。

 

表 5-1 CTS-500-37 初期設定の部品リスト

キー
部品の説明
部品番号
数量
注釈
CTS-500-37 初期設定の部品リスト
1

カメラ ヘーズ カバー

700-27848-01

1

カートン 1
印刷物が入っている封筒内

2

スピーカー カバー

CTS500-UPHOUSNG-F
800-30866-01

1

カートン 8

 

カメラ ターゲット(大)

700-24323-xx

1

カートン 7

 

カメラ ターゲット(小)

700-24320-xx

1

カートン 7

 

紙のルーラ

700-24321-xx

1

カートン 7
カメラ設定中の距離測定用

 

ターゲットのイーゼル

 

1

カートン 7

必要な工具および機器

CTS-500-37 システムの初期設定を行うには、次の工具と機器が必要です。

小型カメラ ターゲット

大型カメラ ターゲット

大型カメラ ターゲットのイーゼル

厚紙のルーラ


) 厚紙のルーラの代わりに、巻き尺などの測定道具を使用してもかまいません。


必要な工具はカートン 7 にあります(CTS-CAM-TOOL-G2)。

CTS-500-37 の電源投入

システムの電源を投入する前に、すべての電源および信号接続を確認して、ケーブル配線が正しく、接続部がしっかり締まっていることを確認します。

システムの電源を投入するには、ディスプレイのオン/オフ スイッチをオンにします。電源スイッチは次の場所にあります。

ディスプレイの電源スイッチは、ディスプレイの下側の右にある電源インレットの隣にあります。

コーデックの電源スイッチは、コーデックの左上にあります。

台座スタンド取り付け式 CTS-500-37 の電源スイッチにアクセスするには、台座スタンドの背面にある四角い穴からアクセスします。卓上または壁面取り付け式 CTS-500-37 の電源スイッチには、左エンド キャップのノッチからアクセスします。

ディスプレイがアクティブになり、CTS-500-37 に緑色のチェック マークが表示され、ブートアップ中であることが示されます。

図 5-1 に示すように、6 つのチェック マークがシステムによって表示され、システム IP アドレスが表示されると初期ブートアップは完了です。


) システムの電源初回投入時は、Cisco TelePresence システムが新規ソフトウェアおよびファームウェアをコーデックおよび Cisco Unified IP Phone 用にロードします。このプロセス中に電話およびコーデックが数回リブートすることがあります。ソフトウェアおよびファームウェアのロード中およびシステムのリブート中は待機します。



ヒント カメラとの通信エラーを示すメッセージが表示されても無視します。このメッセージは、システムによる正しいソフトウェアまたはファームウェアのダウンロードが完了していないことを示します。

図 5-1 ブートアップ完了

 


) 最後のチェック マークに赤色の「X」が表示された場合は、コンパクト フラッシュ エラーが発生しています。このエラーが発生した場合は、シスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。


ブートアップが完了したら、図 5-2 に示すように、画面中央に表示されている IP アドレスを書き留めておきます。この情報は、Cisco TelePresence System Administration にログインするときに使用します。この IP アドレスは、Cisco TelePresence System Administration にログインするか、セキュア シェル(SSH)を使用して CTS-500-37 にログインするまで表示されます。

図 5-2 システム IP アドレス

 


) 表示された IP アドレスが 192.168.100.2 の場合は、CTS-500-37 が DHCP サーバと通信できないか、システムで DHCP が使用されていません。この場合、「Cisco TelePresence System Administration への直接ログイン」を参照して Cisco TelePresence System Administration に直接ログインします。


Cisco TelePresence System Administration への直接ログイン

CTS-500-37 が DHCP サーバと通信できない場合、またはネットワークが DHCP を使用していない場合は、Cisco TelePresence System Administration に直接ログインしない限り、設定手順を続行できません。

Cisco TelePresence System Administration に直接ログインするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 PC とコーデックのカメラのイーサネット接続間をイーサネット ケーブルで接続します。

コーデックの接続部については、図 2-10 を参照してください。

ステップ 2 CTS-500-37 によってイーサネット LAN アダプタに割り当てられた IP アドレスを書き留めておきます。

ステップ 3 ブラウザを開き、ステップ 2 で取得した IP アドレスを x . x . x . x x . x . x . x .1 に置き換えて入力して、Enter を押します。

たとえば、CTS-500-37 が IP アドレス 10.1.1.3 を使用する場合は、10.1.1.1 をブラウザに入力します。

Cisco TelePresence System Administration ログイン画面が表示されます。

ステップ 4 [Admin] フィールドに admin と入力します。

ステップ 5 [Password] フィールドに cisco と入力します。

ステップ 6 [Login] をクリックします。

ステップ 7 必要に応じて、CTS-500-37 設定に対してネットワークおよび DHCP を変更します。


ヒント ネットワークで DHCP が使用されていない場合は、[Configuration] > [IP Settings] に移動して、[DHCP Enabled] 設定を [No] に変更し、固定 IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および DNS サーバを指定します。固定 IP アドレスの設定後はコーデックをリブートする必要があります。


 

Cisco Unified Communications Manager で使用するための CTS-500-37 の設定

Cisco TelePresence System を使用して CTS-500-37 を設定することに加え、Cisco Unified Communications Manager も設定する必要があります。Cisco Unified Communications Manager を CTS-500-37 で使用するための設定手順の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Installation Guide for Cisco TelePresence System 』を参照してください。

ディスプレイの設定

室内の照明の色温度に合わせてディスプレイを調整します。

ディスプレイを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の手順を実行して、Cisco TelePresence System にログインします。

a. ブラウザを開いて、システムの IP アドレスを URL に入力して、Enter を押します。


) IP アドレスを取得する必要がある場合は、次の手順を実行します。

a. IP phone で、画面の下部にある Manual を探し、[Manual] ソフトキーを押します。


) [Manual] ボタンが見つからない場合は、ステップ b. に進んでください。


b. 画面の下部にある Info を探し、[Info] ソフトキーを押します。

c. [IP Address] リストまで下にスクロールし、IP アドレスをコピーします。


 

d. [Admin] フィールドに admin と入力します。

e. [Password] フィールドに cisco と入力します。

f. [Login] をクリックします。

図 5-3 Cisco TelePresence System Administration ログイン画面

 

ステップ 2 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Displays] に移動します。

ステップ 3 [Start] をクリックして、ディスプレイ テストを開始します。

テスト イメージが画面に表示されます。

ステップ 4 ドロップダウンボックスから、室内の照明の色温度を選択します。

ほとんどの部屋の光源は、タングステン フィラメントを使用した白熱電球か、蛍光灯です。部屋に窓がある場合、窓から入る光が加わるため、会議室の色温度に影響を与えます。

このような光源、および光源からの光の量(ルーメンまたはワット単位)に応じて、さまざまな色温度が発生します。この色温度は、冷たい、暖かい、または昼の光などの言葉によって表現されることもありますが、ケルビン(K)を使うことによって、数値としてより正確に表現できます。


) 4000 ~ 4100 K の色温度の照明を使用することを推奨します。



ヒント 多くの場合、色温度は電球に印字されています。


) 会議室内の電球の種類や色温度が不明の場合は、ディスプレイ画面上の色とイメージが実物のように見えるまで、色温度設定を試行します。設定を変更して [Apply] をクリックするたびに、ディスプレイの色温度が変化します。カメラをループバック モードにしないと、これらの違いは確認できません。ループバック モードにするには、「カメラの設定」を参照してください。


ステップ 5 [Stop] をクリックして、ディスプレイ テストを停止します。


 

ディスプレイの設定中に問題が生じた場合は、使用しているソフトウェア リリースに対応する『 Cisco TelePresence System Administration Guide 』の「Troubleshooting the Cisco TelePresence System」の章を参照してください。

カメラの設定

CTS-500-37 カメラには、垂直高さ、ズーム、およびフォーカスの調整があります。次のガイドラインに従って、カメラを調整します。

画面に表示されるカメラ テスト イメージを使用して、ユーザの目の高さが画面の合計垂直高さの 70 % になるようにカメラの垂直高さを調整します。

大型および小型(遠近)のターゲットを使用して、カメラのフォーカスを調整します。

カメラを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の手順を実行して、Cisco TelePresence System にログインします。

a. ブラウザを開いて、システムの IP アドレスを URL に入力して、Enter を押します。

b. [Admin] フィールドに admin と入力します。

c. [Password] フィールドに cisco と入力します。

d. [Login] をクリックします。

ステップ 2 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Cameras] に移動します。

ステップ 3 [Start] をクリックします。

ディスプレイがループバック モードになります。ループバック モードでは、ディスプレイにカメラからのイメージが表示されます。

ステップ 4 [Show Camera Target] をクリックします。

図 5-4 [Cameras] 画面

 

ステップ 5 大型カメラ ターゲットを準備してイーゼルに配置します。

ステップ 6 イーゼルと大型ターゲットをユーザが占有する場所に設定します。カメラからユーザの頭までの測定した距離を使用して、ターゲットを配置します。距離が不明な場合は、1.5 m(5 フィート)を使用します。


) すべての CTS-500-37 設置において、ユーザはディスプレイから最低 4 フィート(1.2 m)離れている必要があります。


図 5-5 に、台座スタンド取り付け式 CTS-500-37 を示します。すべてのタイプの CTS-500-37 設置で同じ方法を使用します。

図 5-5 カメラ ターゲットの配置

 

ステップ 7 CTS-500-37 を上げ下げして、画面に表示される緑色の長方形が CTS-500-37 ユーザの目の高さとほぼ同じになるようにします。

スタンドを上げ下げする際には、次のガイドラインに従います。詳細については、図 5-6 および図 5-7 を参照してください。

モニタだけを持ち、反射板や CTS-500-37 のモニタ以外の部分を持たないでください。

両手を使用してください。

片側だけで持ち上げないでください。

両側から等しい力をかけてください。

図 5-6 高さ調整のガイドライン(台座スタンド取り付け式 CTS-500-37)

 

 

図 5-7 高さ調整のガイドライン(卓上スタンド取り付け式 CTS-500-37)

 


) 壁面取り付け式 CTS-500-37 の場合は、この手順を省略します。


ユーザがいる場合は、ユーザの協力の下に CTS-500-37 を配置します。ユーザがいない場合、または CTS-500-37 を複数のユーザが使用する場合は、平均的な目の高さを使用します。


ヒント 台座スタンド取り付け式 CTS-500-37 を使用しており、「台座スタンド取り付け式 CTS-500-37 の組み立て」の高さラベルを利用した場合は、高さラベルを使用しておおよその高さを選択します。高さラベルはケーブル カバーの下にあります。ケーブル カバーを取り外すには、図 2-15 を参照してください。

ステップ 8 ターゲットの黒色のプラス記号がディスプレイの赤色のプラス記号と同じ位置になるように、また緑色の長方形がユーザの目の高さになるようにイーゼルを配置します。

イーゼルの脚を調整して大型ターゲットを上げ下げしたり、ターゲットを左右に少し移動したりできます。ただし、ユーザが占有する場所からイーゼルを移動しないでください。可能であれば、カメラをイーゼルの場所に対応するように移動します。

図 5-8 は不適切なカメラの調整を、図 5-9 は適切に調整されたカメラを示します。

図 5-8 カメラ調整(不適切)

 

図 5-9 カメラ調整(適切)

 

ステップ 9 カメラの取り付けネジを緩めて、左右の曲線が画面の左右の境界線にちょうど触れるまでレンズのズーム リングを回します。黒色のプラス記号が赤色のプラス記号と同じ位置のままであることを確認します。調整が完了したら取り付けネジを締めます。

正しいズーム調整の例については、図 5-9 を参照してください。

 

ステップ 10 [Remove Camera Target] をクリックし、テストを停止します。

ステップ 11 次の手順を実行して、カメラの輝度、カラー バランス、距離を調整します。


) 部屋の照明の詳細については、「会議室の照明に合わせたカメラ設定の選択について」を参照してください。


部屋が備え付けの人工照明を使用している場合は、次の操作を実行します。

a. [Camera Auto Brightness] および [Camera Auto Color Balance] の選択肢で [Disable] オプション ボタンをクリックします。

b. [Setup] をクリックし、[Auto Adjust] をクリックして、明るさおよびカラー バランスを自動的に調整します。

大型ターゲットの状態が変わらず、大型ターゲットとカメラの間に何もないことを確認します。

カメラは設定を較正して保存します。このプロセスには約 10 秒かかります。


) テストに失敗した場合、部屋の照明を増やす必要があります。


c. 部屋の明るさに合わせて追加調整が必要な場合は、[Camera Auto Brightness] および [Camera Auto Color Balance] の選択肢で [Enable] オプション ボタンをクリックし、輝度とコントラストが許容レベルになるまで [Luminance] ドロップダウン リストから選択します。

部屋が外からの明かりを使用している場合、または部屋の明るさを変動させるその他の条件がある場合には、[Camera Auto Brightness] および [Camera Auto Color Balance] の選択肢で [Enable] オプション ボタンをクリックします。


) 自動カラー バランスは、部屋の壁の色が白や灰色でない場合には望ましくない結果を生じる場合があります。


ステップ 12 カメラの輝度およびコントラスト レベルを、さらに調整するには、[Luminance] ドロップダウン リストから項目を選択します。

ステップ 13 [50 Hz Flicker Reduction] フィールドで [Disable] オプション ボタンをクリックします。


) 50 ヘルツ(Hz)の電力周波数を使用する国(米国、カナダ、メキシコ以外の国)の場合で、画面に著しいちらつきがあるときは、このフィールドで [Enable] オプション ボタンをクリックします。ちらつき低減機能をイネーブルにすると、ちらつきが軽減または除去されますが、画質が低下します。照明のちらつきをなくすために、施設の蛍光灯に磁気安定器ではなく、電子安定器を使用します。蛍光灯の安定器を変更した後で、[50 Hz Flicker Reduction] フィールドの [Disable] オプション ボタンをクリックします。


ステップ 14 ユーザがディスプレイから 1.2 ~ 1.5 m(4 ~ 5 フィート)離れている場合、[Focus Distance] オプションの選択肢で [4 feet] オプション ボタンをクリックします。ユーザが 1.5 m(5 フィート)よりも離れている場合、[6 feet] をクリックします。

ステップ 15 [Apply] をクリックします。

ステップ 16 [Show Focus Targets] をクリックします。

ステップ 17 次の手順に従ってターゲットを再配置します。

a. 大型ターゲットが縦長になるように、大型ターゲットを椅子などの面に立てかけます。

b. 大型ターゲットをカメラから 1.5 m(5 フィート)の位置に動かし、ディスプレイを見たときに大型ターゲットのパターンの一部が赤色のボックス内に入るようにします。

c. イーゼルを使用して小型ターゲットを支えます。

d. 小型ターゲットをカメラの正面の約 0.9 m(3 フィート)に配置し、ディスプレイを見たときに小型ターゲットのパターンの一部が緑色のボックス内に入るようにします。

図 5-10 および図 5-11 に大型ターゲットと小型ターゲットの適切な配置を示します。

図 5-10 フォーカス ターゲットの配置

 

図 5-11 フォーカス ターゲットの設定と水平バーの調整

 


) ターゲットとカメラの間に何も物がないようにします。


ステップ 18 レンズ フォーカス リングの取り付けネジを緩めます。

ステップ 19 画面下部にある赤色と緑色の水平バーが左寄りで非常に短くなるまでフォーカス リングを時計回りに回転します。

ステップ 20 赤色と緑色のバーが右側いっぱいに伸びるまでフォーカス リングを反時計回りに回転します。

ステップ 21 赤色と緑色のバーがほぼ同じ長さになるまで、フォーカス リングを回し続けます。図 5-11 に、ほぼ同じ長さの水平バーを示します。


) 赤色と緑色のバーは、正確に一致する長さである必要はありません。可能な範囲で近づけてください。


バーがほぼ同じ長さになったら、カメラのフォーカスは合っています。

 

ステップ 22 フォーカス リングを動かさずに、取り付けネジを締めます。

ステップ 23 [Done] をクリックします。

ステップ 24 [Stop] をクリックして、テストを停止します。

ステップ 25 カメラ レンズの前面にカメラ ヘーズ カバーを取り付けます。

ヘーズ カバーとは、図 5-12 に示すようにレンズの上を覆う端部が角張ったカバーです。

図 5-12 カメラ レンズへのカメラ ヘーズ カバーの取り付け

 

ステップ 26 次のとおり、ディスプレイ アセンブリにスピーカー カバーを取り付けます。

a. スピーカー カバーの取り付けのツメをスピーカー アセンブリの下端に掛けます。

b. スピーカー アセンブリの上に完全に装着されるまで、スピーカー カバーを上向き前方に軽く揺り動かします。


) スピーカー カバーはカートン 8(CTS500-UPHOUSNG-F)にあります。スピーカー カバーの部品番号は 800-30866-01 です。


図 5-13 ディスプレイ アセンブリへのスピーカー カバーの取り付け

 

カメラの設定中に問題が生じた場合は、使用しているソフトウェア リリースに対応する『 Cisco TelePresence System Administration Guide 』の「Troubleshooting the Cisco TelePresence System」の章を参照してください。


 

会議室の照明に合わせたカメラ設定の選択について

著しい量の自然光が入る窓が会議室にある場合、変動する照明条件を自動補正するように CTS-500-37 を設定できます。この補正は平均的な調整であり、備え付けの人工照明を使用している会議室に合わせて選択する色設定ほど正確ではありません。

表 5-2 に、ディスプレイとカメラの設定時に選択する推奨設定を示します。詳細については、「カメラの設定」を参照してください。

 

表 5-2 会議室設定とカメラ設定の選択

物理的な会議室設定
[Camera Auto Brightness] および
[Camera Auto Color Balance] 設定の選択

窓がない、または外光がすべて覆われるか遮断されている

ディセーブル

窓が 1 つある

イネーブル

窓が 2 つ隣接している(オフィスが角部屋の設定)

イネーブル

窓が 2 つ向かい合っている

イネーブル

窓が 3 面にある

イネーブル

窓が 4 面にある1

イネーブル

1.この設定を使用する場合、窓の少なくとも 1 つを覆うことをシスコでは推奨しています。

スピーカーが正常に機能していることの確認

スピーカーが正常に機能していること、および左右のスピーカーが入れ替わっていないことを確認するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Cisco TelePresence System にログインします。

ステップ 2 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Speakers] に移動します。

ステップ 3 [Start] をクリックして、スピーカー テストを開始します。

ステップ 4 [Cycle Through Speakers] をクリックし、自動的に音声が各スピーカーを 5 秒間流れるようにします。

ステップ 5 音声が左から右のスピーカーに移動するのを注意深く聞き取り、ディスプレイ上のスピーカー アイコンを監視します。

ステップ 6 スピーカーの音声がディスプレイ上の左右のスピーカー アイコンと対応していることを確認します。


) 音源が判断しにくい場合は、ディスプレイに近づく必要がある場合があります。


ステップ 7 [Stop] をクリックしてテストを終了します。


 

スピーカーに問題が生じた場合は、使用しているソフトウェア リリースに対応する『 Cisco TelePresence System Administration Guide 』の「Troubleshooting the Cisco TelePresence System」の章を参照してください。

マイクが正常に機能していることの確認

CTS-500-37 マイクが正常に機能していることを確認するには、次の手順を実行します。


) CTS-500-37 マイクは、通話中に周囲の領域の背景ノイズ(同じまたは近くの場所にいる他の人の話し声など)を送信する場合があります。TelePresence コールを始める前に、できる限り背景ノイズを減らすか取り除いてください。



ステップ 1 Cisco TelePresence System にログインします。

ステップ 2 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Microphones] に移動します。

ステップ 3 [Start] をクリックして、テストを開始します。

ステップ 4 ディスプレイの下側にあるマイクを軽く叩き、ディスプレイ上の音声メーターを見ながら、音声が拾われていることを確認します。

ステップ 5 [Stop] をクリックして、テストを終了します。


 

マイクに問題が生じた場合は、使用しているソフトウェア リリースに対応する『 Cisco TelePresence System Administration Guide 』の「Troubleshooting the Cisco TelePresence System」の章を参照してください。

オプションの外部プレゼンテーション ディスプレイの設定

デフォルトでは、プレゼンテーションは Presentation-in-Picture(PiP)として表示されます。PiP として表示せずに、外部プレゼンテーション ディスプレイ画面を追加してプレゼンテーションを表示することもできます。

コーデックの外部プレゼンテーション ディスプレイ HD ビデオ接続部にディスプレイを接続します。コーデックの接続部については、図 2-10 を参照してください。シスコでは、ディスプレイとコーデック間の HD ビデオ ケーブルを付属していません。


) ビデオが数分間機能した後に機能しなくなった場合、プレゼンテーション装置で使用されているビデオ プロトコルがサポート対象外の可能性があります。CTS-500-37 がサポートするディスプレイのリストを確認するには、使用しているソフトウェア リリースに対応する『Release Notes for the Cisco TelePresence System』の正規のディスプレイまたは正規の装置についての項を参照してください。


外部プレゼンテーション装置をテストするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Cisco TelePresence System にログインします。

ステップ 2 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Presentation Devices] に移動します。

ステップ 3 [Test Pattern] オプション ボタンをクリックします。

ステップ 4 [Start] をクリックして、テストを開始します。

テスト パターンが外部プレゼンテーション ディスプレイに表示されます。

ステップ 5 [Stop] をクリックして、テストを終了します。


 

プレゼンテーション装置用の VGA またはドキュメント カメラのビデオ入力を確認するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の操作を実行して、VGA ソースまたはドキュメント カメラ、あるいはその両方が正しく設定されて接続されていることを確認します。

VGA 装置をテストするには、VGA/DVI 間ケーブルをプレゼンテーション ソース(ラップトップ コンピュータなど)の VGA 出力に接続し、ビデオ出力を VGA インターフェイスに送信するようにプレゼンテーション ソースを設定します。

さらに、DVI ケーブルがコーデックのプレゼンテーション ソースの入力接続部に接続されていることを確認します。コーデックの接続部については、図 2-10 を参照してください。

ドキュメント カメラをテストするには、カメラがオンになっていること、またイーサネットおよび HD ビデオ接続部がコーデックに正しく接続されていることを確認します。コーデックの接続部については、図 2-10 を参照してください。

ステップ 2 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Presentation Devices] に移動します。

ステップ 3 次のいずれかのボタンをクリックします。

VGA 装置からの入力をテストするには、[VGA] オプション ボタンをクリックします。

ドキュメント カメラからの入力をテストするには、[Document camera] オプション ボタンをクリックします。

ステップ 4 [Start] をクリックして、テストを開始します。

入力イメージが外部プレゼンテーション ディスプレイに表示されます。

ステップ 5 [Stop] をクリックして、テストを終了します。


 

LED と照明器具のテストおよび Digital Media Player 音声の設定

[Other Devices] の選択を使用して、LED と照明器具を確認し、Digital Media Player(DMP)の音声を設定します。

LED

各 CTS-500-37 には、5 つの LED があります。

ディスプレイの下部中央に 1 つの LED があり、ディスプレイの電源状態を示しています。


) この手順では、電源 LED はテストされません。


ディスプレイの各側に 1 つずつの LED があります。これらの LED のいずれかがユーザから見える場合、そのユーザはカメラの範囲外にいます。

電源 LED の両側のディスプレイの下部に 2 つのオレンジ色の LED があります。これらの LED が見える場合、そのユーザはカメラに近すぎます。

LED をテストするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Other Devices] に移動します。

ステップ 2 [LEDs] タブをクリックします。

ステップ 3 [Start] オプション ボタンをクリックして、LED にアクセスし、テストを開始します。LED 機能がイネーブルの場合、[LED State On] ボタンが強調表示されます。LED 機能がディセーブルの場合、[LED State Off] ボタンが強調表示されます。[LED State On] または [LED State Off] ボタンをクリックして、LED の現在の状態を変更します。

ステップ 4 テストを終了するには、[Stop] をクリックします。

テストを終了すると、LED の状態は、Cisco Unified Communications Manager で指定されたデフォルト設定に戻ります。


) LED テストが失敗した場合は、コーデックとディスプレイの間の HD ビデオ ケーブル接続を確認します。ケーブルがディスプレイの間違った HD ビデオ入力に接続されている可能性があります。ディスプレイの正しいケーブル配線については、「台座スタンド取り付け式 CTS-500-37 の組み立て」図 2-8を参照してください。



 

照明

各 CTS-500-37 には、照明器具が組み込まれています。このトラブルシューティング機能を使用すると、照明のステータスを参照または変更できます。

照明器具をテストするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Other Devices] に移動します。

ステップ 2 [Light] タブをクリックします。

ステップ 3 [Start] オプション ボタンをクリックして、照明のテストを開始します。照明機能がイネーブルの場合、[Light State On] ボタンが強調表示されます。照明機能がディセーブルの場合、[Light State Off] ボタンが強調表示されます。[Light State On] または [Light State Off] ボタンをクリックして、照明の現在の状態を変更します。

ステップ 4 テストを終了するには、[Stop] をクリックします。

テストを終了すると、照明の状態は Cisco Unified Communications Manager で指定されているデフォルトの設定に戻ります。


 

DMP 音声

TelePresence のコール中以外は、DMP 機能で DMP 音声を二次音声入力ソースとして使用できます。

次のとおり、DMP をコーデックとディスプレイに必ず接続します。

DMP HD ビデオ ケーブルをディスプレイの補助 HD ビデオ接続部に接続します。ディスプレイの接続部については、図 2-8 を参照してください。

DMP 音声ケーブルを、コーデックの DMP 音声またはプレゼンテーション音声入力に接続します。コーデックの接続部については、図 2-10 を参照してください。

DMP 音声を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Troubleshooting] > [Hardware Setup] > [Other Devices] に移動します。

ステップ 2 [DMP] タブをクリックします。

ステップ 3 [Start] ボタンをクリックします。

ステップ 4 次のいずれかのオプション ボタンを選択します。

コーデックに接続している音声が DMP から発生している場合は、[DMP] オプション ボタンを選択します。

DMP 以外のソースを使用している場合は、[PC] オプション ボタンを選択します。

[Secondary Audio Input Source] が [DMP] に設定されているとき、音声入力は次の条件を満たしている場合にのみアクティブです。

CTS-500-37 がコール中ではない

時間帯が通常の業務時間内である


) 通常の業務時間は、Cisco Unified Communications Manager の [Display on Time] および [Display on Duration] フィールドで定義します。CTS-500-37 の通常の業務時間設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Installation Guide for Cisco TelePresence』を参照してください。


[Secondary Audio Input Source] が [PC] に設定されているとき、コール中とそれ以外の両方においてプレゼンテーション ソースがアクティブの場合に音声入力はアクティブです。

ステップ 5 DMP 音声の設定を終了するには、[Stop] をクリックします。

CTS-500-37 は、この手順でユーザが指定した設定を保持します。


 

この項での装置の設定中に問題が生じた場合は、使用しているソフトウェア リリースに対応する『 Cisco TelePresence System Administration Guide 』の「Troubleshooting the Cisco TelePresence System」の章を参照してください。