Cisco TelePresence 1000 アセンブリ/Field-Replaceable Unit ガイド
組み立て後の検証、カメラの設定、 および最後の組み立て手順
組み立て後の検証、カメラの設定、および最後の組み立て手順
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

組み立て後の検証、カメラの設定、および最後の組み立て手順

概要

工具と機器

システムの電源投入

組み立て後のセットアップと検証手順

Cisco IP Phone First-Time Setup による正しい設置の検証

セットアップ ウィザード

モニタの設定

Light Level の選択

ディスプレイ設定のトラブルシューティング

カメラの設定

カメラ設定のトラブルシューティング

スピーカーの設定

スピーカーのトラブルシューティング

マイクの設定

マイクのトラブルシューティング

検証設定の完了

カメラの調整と位置合せ

カメラ ターゲットの組み立て

Cisco TelePresence System Administrator への接続

カメラの調整

カメラ フードの取り付け

前面カバー アセンブリの取り付けと完了

次の手順

組み立て後の検証、カメラの設定、および最後の組み立て手順

改訂:December 11, 2006, 78-17800-01-J

概要

Cisco TelePresence 1000 システムを使用する前に、すべてのコンポーネントが正確に動作することを検証し、カメラの調整と位置合せを行い、組み立てを完了してください。

この章は、次の内容で構成されています。

「システムの電源投入」

「組み立て後のセットアップと検証手順」

「カメラの調整と位置合せ」

「カメラ フードの取り付け」

「前面カバー アセンブリの取り付けと完了」

「次の手順」

表6-1 は、この手順およびアセンブリの部品リストです。

 

表6-1 コンポーネント部品リスト

部品の説明
Part Number
数量

カメラ ターゲット フレーム バー(水平)

700-23960-01

2

カメラ ターゲット フレーム クランプ バー(垂直)

700-23961-01

2

カメラ ターゲット(大)

700-24323-01

1

カメラ ターゲット(小)

700-24320-01

1

アレン レンチ

カメラ フード

700-23441-01

1

前面化粧カバー

1

スピーカー グリル

800-28620-01

1

M4 x 20 mm ネジ

48-0654-01

アクセサリ キットのラベル付き袋に入っています

Cisco ロゴ ラベル

1

工具と機器

カメラ ターゲットを組み立て、システムをテストし、カメラを調整するには、次の工具と機器が必要です。

0.9 mm および 2.5 mm のアレン レンチ(付属品)

手動ドライバ、プラスおよびフラットヘッド タイプ

巻き尺

ラップトップ コンピュータ

システムの電源投入

PDU の電源ケーブルを、壁のコンセントに差し込みます。

組み立て後のセットアップと検証手順

すべてのコンポーネントが正常に動作することを検証するには、Cisco IP Phone インターフェイスでの音声および画像の検証プロセスを経て設置を完了する必要があります。Cisco IP Phone を使用して、システムが期待どおりに機能していることを検証する 1 回限りの手順を複数実行してください。これらの手順を実行した後、ネットワーク ブラウザを介してシステムに接続し、カメラの位置合せと調整を行います。

Cisco IP Phone First-Time Setup による正しい設置の検証

電源を入れてシステムが接続を開始すると、1 回限りの設置検証手順が Cisco IP Phone のディスプレイ画面に表示されます。

セットアップ ウィザード

各画面の説明によって設定手順が示され、次のようにソフト キーを押して設定手順を開始、テスト、および続行するように指示されます。

次の画面に進むには、 Next ソフト キーを押します。

前の画面に戻るには、 Back ソフト キーを押します。

特定のテストについて詳しく知りたい場合は、 Trbshoot ソフト キーを押します。

図6-1 は、表示される最初の画面の例です。


) 次の画面には、Cisco TelePresence 3000 システムの画面用語が表示されています。ただし、検証手順は Cisco TelePresence 1000 システムと同じです。


図6-1 最初のシステム チェック画面

 

この検証を取り消すには、 Update ソフト キーを押します。検証プロセスを再開するには、画面上のプロンプトに従ってください。

セットアップ手順を開始するには、 Next ソフト キーを押します。

モニタの設定

図6-2 は、プラズマ ディスプレイ(モニタ)を設定するための画面の例です。

図6-2 モニタ画面の設定

 

次の項 「Light Level の選択」 で説明しているように、ディスプレイの色を会議室の照明に合せて調整すると、ディスプレイは正しく設定されます。

Light Level の選択

ほとんどの部屋の光源は、タングステン フィラメントを使用した白熱電球か、蛍光灯です。これらの光源は、それぞれルーメンやワットで表される光量と同時に、光温度も生成します。この温度は、冷たい、暖かい、または昼の光などの言葉によって表現されることもありますが、ケルビン(K)を使うことによって、数値としてより正確に表現できます。

部屋の周辺光の温度を決定する必要があります。多くの場合、色温度は電球に印字されています。モニタ画面の Trbshoot ソフト キーを押して、光源と温度に関する説明をお読みください。

次に、表示画面を調整する場合に選択できる光温度を示します。

3500 K

4000 ~ 4100 K(推奨される設定)

5000 K

6500 K

7500 K

ディスプレイ画面に一覧表示された光温度で、使用する部屋の光温度に最も合うものを選択します。

ディスプレイ画面には、一連のグレースケールのバーが表示されます。グレーのバーが色合いを帯びて表示される場合は、他の光温度設定を試みる必要があります。グレーのバーが赤みを帯びている場合は、より高い光温度を選択してください。グレーのバーが青みを帯びている場合は、より低い光温度を選択してください。

ディスプレイ設定のトラブルシューティング

ディスプレイのイメージに関する問題のトラブルシューティングを行うには、 表6-2 を使用してください。正しいケーブル接続を確認するには、ケーブル接続図を参照してください。

 

表6-2 ディスプレイの問題のトラブルシューティング表

問題
考えられる原因
作業内容

イメージが表示されません。

電源ケーブルが接続されていません。

ディスプレイ背面の電源スイッチがオフになっています。

ディスプレイの電源接続、およびスイッチを確認してください。

イメージが表示されません。

ユーザがコール間にあるときに、ディスプレイがイメージを表示しません。

イメージは表示されません。電話または Web ユーザ インターフェイスからディスプレイ テストを有効にして、ディスプレイをテスト モードにします。

イメージが表示されません。

ビデオ ケーブルが接続されていません。

ディスプレイ前面下部の LED が緑色かオレンジ色で点灯していることを確認してください。

ケーブルが正しく接続され、システムの電源が投入されているにもかかわらず、ディスプレイにイメージが表示されない場合は、Cisco Technical Support にお問い合せください。

カメラの設定


) カメラの設定は難しい手順ですが、Web インターフェイスを使用するとより簡単に行うことができます。カメラが動作していると判断できる場合のみ、IP Phone インターフェイスの画面ウィザードに従ってください。次の項「カメラの調整と位置合せ」では、カメラを正しく設定し、調整する方法について詳しく説明します。


図6-3 は、カメラを設定するための画面の例です。

図6-3 カメラの設定画面

 

カメラの調整を開始するには、 Setup ソフト キーを押します。


) カメラの設定を行うには、カメラ フードを外す必要があります。詳細については、図6-10 を参照してください。


自動調整

自動調整を使用すると、カメラ設定が自動的に調整されます。調整中には、ディスプレイ画面にさまざまなイメージと色が表示されます。

調整が終了したら、 Done をクリックしてください。

カメラ設定のトラブルシューティング

カメラのトラブルシューティングのヒントについては、 表6-3 を参照してください。正しいケーブル接続を確認するには、ケーブル接続図を参照してください。

 

表6-3 カメラの問題に関するトラブルシューティング表

問題
考えられる原因
作業内容

イメージが正しい位置に表示されません。

カメラが適切に調整されていません。

ターゲットを使用して、カメラの調整と焦点合せを行います。「カメラの調整と位置合せ」を参照してください。

イメージの色が実物と異なっています。

ビデオ ケーブルの一部が接続されていません。

色の設定が誤っています。

プラグを引っぱって、完全に接続されているかどうか確認してください。

イメージが表示されません。

レンズ キャップがついたままです。

カメラが接続されていないか、誤って接続されています。

レンズ キャップを外してください。

ディスプレイの電源接続、およびスイッチを確認してください。

カメラからのビデオ ケーブルとイーサネット ケーブルが、コーデックの正しいコネクタに接続されていることを確認してください。

イメージが表示されません。

カメラまたはディスプレイが故障しています。

ケーブルが正しく接続され、電源が投入され、ディスプレイとカメラのテストが実行されているにもかかわらず、ディスプレイにイメージが表示されない場合は、Cisco Technical Support にお問い合せください。

スピーカーの設定

図6-4 は、スピーカーを設定するための画面の例です。

図6-4 スピーカーの設定画面

 

音声が明瞭に聞き取れる場合、スピーカーは正しく設定されています。スピーカーを自動的にテストするか、手動でテストするかを選択できます。

スピーカーのトラブルシューティング

スピーカーに関する問題のトラブルシューティングを行うには、 表6-4 を使用してください。正しいケーブル接続を確認するには、ケーブル接続図を参照してください。

 

表6-4 スピーカーの問題に関するトラブルシューティング表

問題
考えられる原因
考えられる解決策

音声が聞こえません。

スピーカー ケーブルが接続されていないか、一部しか接続されていません。

スピーカー ケーブルの赤と黒のプロングが、スピーカーの対応するコネクタの下にしっかり固定されていることを確認します。

スピーカー ケーブルが、コーデックの正しいレセプターに接続されていることを確認します。

プラグを引っぱって、完全に接続されているかどうか確認してください。カチッという音がするまで、プラグをしっかりと押し込んでください。

音声と映像が同期していません。

Cisco Technical Support にお問い合せください。

マイクの設定

図6-5 は、マイクを設定するための画面の例です。

図6-5 マイクの設定画面

 

マイクが音声を記録している場合、マイクは正しく設定されています。このテストを実行するには、マイクに音声を供給する必要があります。スピーカーを軽くたたき、ディスプレイ画面のモニタで音声が記録されていることを確認します。

マイクのトラブルシューティング

マイクに関する問題のトラブルシューティングを行うには、 表6-5 を使用してください。正しいケーブル接続を確認するには、ケーブル接続図を参照してください。

 

表6-5 マイクの問題に関するトラブルシューティング表

問題
考えられる原因
考えられる解決策

音声がこもっています。

マイクの近く、またはマイク上の何らかの原因によって音声が歪められています。

原因そのものをマイクから遠ざけてください。

音声が記録されません。

マイク ケーブルが接続されていないか、一部しか接続されていません。

ミュート ボタンが押されており、マイクがミュート モードになっています。

システムが接続され、電源がオンになっていることを確認します。

マイクのプラグが、コーデックの正しいコネクタにしっかりと接続されていることを確認します。

マイクのライトが緑色に点灯していることを確認します。ライトが点灯していない場合は、マイクが接続されていません。赤く点灯している場合は、マイクがミュート モードになっています。ボタンを押してミュート モードを取り消すと、ライトは緑色になります。

マイクを軽くたたいて、音声が記録されているかどうか確認します。

ケーブルが正しく接続され、システムの電源が投入されているにもかかわらず、マイクに音声が記録されない場合は、Cisco Technical Support にお問い合せください。

検証設定の完了

初めてのシステム手順が完了すると、図6-6 に示す Setup Complete 画面が表示されます。

図6-6 Set Up Complete 画面

 

この画面では、次のシステム設定の決定を行う必要があります。

Cisco TelePresence システムの電話が Cisco Unified CallManager エンタープライズ配置の一部でない場合は、 No ソフト キーを押して、電話が Cisco TelePresence System Administration Web ページから管理されるように設定してください。

Cisco TelePresence システムが Cisco Unified CallManager エンタープライズ配置の一部であり、Cisco Unified CallManager がシステムの管理に使用されている場合は、 Yes ソフト キーを押します。

これで、システムの設定と検証が完了しました。

カメラの調整と位置合せ

次に、カメラの位置合せと調整を行って、カメラの向きと焦点を正しく合せる手順を示します。これらの調整を行うには、Cisco TelePresence System Administrator へのネットワーク インターフェイスと、2 つのカメラ ターゲットの使用が必要です。

カメラ ターゲットの組み立て

カメラ ターゲットを組み立てるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 2 つのターゲットとターゲット フレーム コンポーネントが入っている箱を、注意深く開けます。フレームの構成要素は、箱の一番下に入っています。


) 箱を損傷しないように注意してください。カメラの調整手順が終了したら、ターゲットを分解し、将来の使用のために箱に保管しておくことができます。


ステップ 2 大きいターゲットを組み立てるには、2 つの金属製フレーム構成要素を床に平行に置きます。それぞれの構成要素は、絶縁ポストを上に向けた状態で約 20 インチ(50.8 cm)離してください。

ステップ 3 クランプがアセンブリの同じ端に来るように、金属製フレーム構成要素の穴(絶縁ポストへのクランプがあるもの)を合せます。

ステップ 4 付属のネジを使用して、絶縁ポストの穴を通して部品を組み立てます。

ステップ 5 クランプをテーブルの縁に締め付けて、組み立てたカメラ ターゲット フレームをテーブルに取り付けます。ターゲットは、参加者が着席し、カメラに面するテーブルの側に取り付ける必要があります。図6-7 を参照してください。

図6-7 テーブルの天板の端に取り付けられたターゲット

 

ステップ 6 大きなダンボールのターゲットを広げます。

ステップ 7 印刷されている側をディスプレイに向けて、ダンボールをフレームのチャネルに挿入します。

ステップ 8 ターゲットの左右の上端にある 2 つの登録マークが金属製フレームの上端に合致するまで、ターゲットをフレームに押し込みます。図6-7 を参照してください。

ステップ 9 小さな卓上焦点ターゲットを組み立てるには、三角に折りたたみ、ツメを挿入してアセンブリを固定します。


 

Cisco TelePresence System Administrator への接続

Cisco TelePresence System Administrator に接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ネットワークに接続されているラップトップ コンピュータで、ブラウザを開きます。

ステップ 2 Cisco TelePresence 1000 システムのコーデック装置の IP アドレスを入力し、ログイン画面で必要な情報を入力します。

Cisco TelePresence System Administrator ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Cisco Unified CallManager のステータス(ウィンドウの左下に表示されます)が Enabled/Up であることを確認します。

ステップ 4 Troubleshooting をクリックし、ウィンドウの左側の Hardware Setup をクリックします。

Hardware Setup ウィンドウが表示されます。図6-8 を参照してください。


) Hardware Setup ウィンドウの一部の用語は、Cisco TelePresence 3000 システムのものです。手順は Cisco TelePresence 1000 システムと同じです。


図6-8 Hardware Setup ウィンドウ

 

ステップ 5 Cameras をクリックします。

ステップ 6 Start をクリックします。

ステップ 7 Setup をクリックします。

ステップ 8 ウィンドウの下部にある Show Target をクリックします。

Cisco TelePresence 1000 システムのディスプレイ画面にターゲットが表示され、そのターゲットに次の要素が重なって表示されます。

赤い十字形が画面中央に表示されます。

2 つの赤い登録マークが下端近くに表示されます。


 

カメラの調整

カメラを金属製プレートに取り付け、その金属製プレートをカメラ ブラケットに取り付けます。金属製プレート上の複数のネジで、カメラの方向を調整できます。

レンズの真上にある 2 本のネジを使用すると、カメラを水平にするための回転調整を行うことができます。

金属製プレート上部の 2 本のネジを使うと、左右および斜め方向の調整を行えます。左右調整ネジは、右上部にあります。


) 斜め方向を変更するネジは、この手順では調整しません。


下端にある 1 本のネジを使用すると、上下の調整を行うことができます。

図6-9 を参照してください。

図6-9 調整ネジの位置

 

必要に応じてカメラ ターゲットを使用してカメラを調整するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 左上にあるネジを使用して、カメラを左右の方向に調整します。2.5 mm のアレン レンチを使用して左右調整ネジを回すと、ディスプレイ画面の赤い十字形が水平方向に移動します。赤い十字形の縦線がカメラ ターゲットの中央で黒い十字形の縦線と一致するまで、ネジを回します。

ステップ 2 カメラを上下の方向に調整します。2.5 mm のアレン レンチを使用して下のネジを回すと、ディスプレイ画面の赤い十字形が垂直方向に移動します。赤い十字形の横線がカメラ ターゲットの中央で黒い十字形の横線と一致するまで、ネジを回します。

次の手順では、カメラがテーブルの天板の縁と同じ高さになるように調整します。ディスプレイ画面で、テーブルの天板の縁のイメージを、ディスプレイ画面下部にある左右の赤い登録マークと同じ高さにする必要があります。

ステップ 3 レンズ真上の 2 本のネジを緩めます。

ステップ 4 カメラのレンズをそっと持ち、カメラを少し回転させます。テーブルの天板の縁が、画面下部にある赤い登録マークと平行に表示されるようにしてください。つまり、登録マークとテーブル天板の縁との間の距離は、左側の縁と右側の縁とで同じである必要があります。


) カメラの左右または上下の移動は、最小限になるように注意してください。左右または上下の調整が変化したと思われる場合にも、この時点では他のネジを調整しないでください。


ステップ 5 2 本のネジを締めます。

ステップ 6 回転ネジを締めたら、上下および左右の調整が正確であることを目視で確認してください。正確でない場合は、必要に応じてステップ 1ステップ 2 を繰り返します。

次の手順では、距離補正のためにカメラ レンズのズームを調整します。ディスプレイ画面で、ターゲットの両側の黒い曲線を、画面内の可視要素と一致させます。


) ズームと焦点は密接に関連しています。ズームを変更すると、焦点も変わります。ズーム調整手順では、ズームを調整するときに焦点も追加変更する必要があります。


ステップ 7 0.9 mm のアレン レンチを使用して、ズーム リングの設定ネジを緩めます。ズーム リングは、望遠鏡(telescope)と広角(wide angle)を示す T-W の印が付いた、レンズ外側のリングです。

ステップ 8 0.9 mm のアレン レンチを使用して、焦点リングの設定ネジを緩めます。焦点リングは、N-8(無限記号)の印が付いたレンズ内側のリングです。

ステップ 9 ズーム リングを少しずつ回します(たとえば、2 ~ 5 度ずつ)。結果を確認してから、ターゲットの両側の黒い曲線がディスプレイ画面の端に接するまで、繰り返し少しずつ回します。

ステップ 10 ズーム リングを少しずつ回すたびに、焦点も合せ直す必要があります。イメージの焦点が再び合うまで、焦点リングを回します。

ステップ 11 ターゲットの黒い曲線がディスプレイ画面の必須要素に一致し、焦点が許容範囲に達するまで、ステップ 9ステップ 10 を繰り返します。


) この時点では、焦点は完全に合わなくてもかまいません。焦点の微調整は、後の手順で行います。


ステップ 12 ズーム リングの設定ネジを締めます。

ステップ 13 焦点リングの設定ネジを締めます。

次の手順では、室内照明の評価を開始します。

ステップ 14 Cisco TelePresence System Administrator ウィンドウの Auto Adjust をクリックします。

自動調整手順では、カメラに行った調整に従って室内照明が評価されるときに数秒かかります。ゲインは、3 以下および 1 以上である必要があります。

起こりうる結果は次の 2 種類です。

部屋の明るさが十分である場合、プロセスは正常に完了します。

部屋の明るさが十分でない場合、プロセスは中止され、「Camera Auto Adjust Failed!」というメッセージが表示されます。メッセージの後に続くいくつかの質問によって、変更や改善が必要な可能性があることが示唆されます。この示唆に従って、部屋、およびカメラ調整手順が実行された方法を評価します。手順が正しく実行されている場合、ゲインを許容可能な範囲内にするには、部屋に照明を追加する必要があります。


) 部屋の明かりが十分でないために自動調整手順が中止された場合、照明を追加した後にカメラ調整手順と自動調整手順を繰り返す必要があります。


次の手順では、小さな卓上焦点ターゲットと大きなカメラ ターゲットを使用して、カメラの焦点を最終的に調整します。

ステップ 15 卓上焦点ターゲットを、マイクの 4 インチ(10.16 cm)後方のテーブル上に置きます。ターゲットは、マイクとディスプレイ画面との間になります。

ステップ 16 大きなカメラ ターゲットをテーブルの上から離し、さらにテーブルの向こう側の小さなターゲットから 45 インチ(114.3 cm)離して置きます。

大きなカメラ ターゲットを、椅子(または同様のもの)に垂直に立てかけるようにして床に置き、ディスプレイ画面に向けます。

ステップ 17 0.9 mm のアレン レンチを使用して、焦点リングの設定ネジを緩めます。

ステップ 18 大きなターゲット上のパターンと卓上焦点ターゲット上のパターンが同じ焦点になるまで、必要に応じて焦点リングを回します。

ステップ 19 焦点リングの設定ネジを締めます。

ステップ 20 次のすべての調整が許容可能であることを再度チェックします。

黒い十字形と赤い十字形が一致し、左/右および上/下の調整が許容範囲にあることを示しています。

テーブルの天板の縁が、下方の 2 つの登録マークから等距離で(または重なっていて)、カメラが同じ高さであることを示しています。

ターゲットの両側の黒い曲線がディスプレイ画面の必須要素に合っており、ズームが正しく設定されていることを示しています。

すべてのイメージの焦点が合っており、焦点が許容範囲にあることを示しています。


) いずれかの調整が許容範囲にない場合は、前に戻って一部またはすべての手順を繰り返してください。


ステップ 21 Cisco TelePresence System Administrator ウィンドウで、 Done をクリックしてカメラの設定を終了します。これにより、カメラの調整が完了します。

ステップ 22 ターゲットを分解し、箱に入れて保管します。


 

カメラ フードの取り付け

カメラ フードを取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ネジ穴がカメラの支持ブラケットに揃うように、カメラ アセンブリの上にフードを軽くはめ込み、M4 x 10 mm ネジを使用して取り付けます。図6-10 を参照してください。

図6-10 カメラ カバーの取り付け

 


) カメラ フードを取り付けるときには、カメラの焦点や位置合せに影響を及ぼさないように十分注意してください。


前面カバー アセンブリの取り付けと完了

前面カバー アセンブリを取り付け、組み立てを完了するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 前面カバーを、すぐに取り付けられるように取り付け済みのフレームの正面に置きます。フレーム前面の両端にある 3 つの穴を、スピーカーの両側にある前面カバーの 3 つの穴に合せます。

ステップ 2 次のように、フレームに前面カバー アセンブリを取り付けます。

a. M4 x 20 mm ネジを、スピーカーの両側の 3 つの穴に通します。

b. M4 x 20 mm ネジを、前面カバー中央の 2 つの穴に通します。

図6-11 を参照してください。

図6-11 取り付け済みフレームへの前面カバー アセンブリの取り付け

 

ステップ 3 前面化粧カバーを前面カバーに取り付けるには、M4 x 20 mm ネジを使用します。前面カバーの取り付け穴を使用して、前面化粧カバーを取り付けます。図6-12 を参照してください。

図6-12 前面化粧カバーの取り付け

 

ステップ 4 Cisco のロゴから保護用の裏地をはがした後、ロゴを前面化粧カバーのロゴ挿入部分にはめます。

ステップ 5 金属製スピーカー グリルを前面カバー アセンブリの正面中央に置き、磁石で結合し、合せくぎの位置をグリルの合せくぎの位置に合せて取り付けます。

次の手順

次の章 「FRU の分解方法」 では、Cisco TelePresence 1000 システムのコンポーネントを取り外し、交換する方法について説明します。

この設置に Cisco TelePresence Manager の購入が含まれていない場合、ユーザは詳細について『 Cisco TelePresence System Administration User's Guide 』を参照する必要があります。

Cisco TelePresence Manager がこの設置に含まれている場合、Cisco TelePresence 1000 システムの管理者は『 Cisco TelePresence Manager Administrator's Guide 』を参照して Cisco TelePresence 1000 システムの設定を続行してください。