Cisco TelePresence System TX9000/TX9200 アセンブリ/ 使用上の注意/ 現場交換可能なユニット ガイド
TX9000 および TX9200 システムの会議室要件
TX9000 および TX9200 システムの会議室要件
発行日;2012/06/25 | 英語版ドキュメント(2012/06/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

TX9000 および TX9200 システムの会議室要件

TX9000 の会議室要件の概要

TX9200 の会議室要件の概要

TX9000 および TX9200 の会議室寸法

TX9000 の会議室寸法

TX9200 の会議室寸法

TX9000 および TX9200 の照明に関する考慮事項

CiscoTelePresence 会議室用オーバーヘッド照明の例

TX9000 および TX9200 のネットワーク ポート要件

TX9000 および TX9200 の所要電力

TX9200 の第 2 列席のケーブル配線と会議室に関する考慮事項

壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムの電気コンセントの位置

TX9000 および TX9200 の HVAC に関する考慮事項

TX9000 の HVAC の考慮事項

TX9200 の HVAC の考慮事項

TX9200 の音響の考慮事項

壁の非対称吸音処理

壁の完全吸音処理

TX9200 の補助ディスプレイに関する考慮事項

TX9000 および TX9200 システムの会議室要件

この章では、TX9000 および TX9200 システムの一般的な会議室要件について説明します。この章の内容は次のとおりです。

「TX9000 の会議室要件の概要」

「TX9200 の会議室要件の概要」

「TX9000 および TX9200 の会議室寸法」

「TX9000 および TX9200 の照明に関する考慮事項」

「TX9000 および TX9200 のネットワーク ポート要件」

「TX9000 および TX9200 の所要電力」

「TX9200 の第 2 列席のケーブル配線と会議室に関する考慮事項」

「TX9000 および TX9200 の HVAC に関する考慮事項」

「TX9200 の音響の考慮事項」

「TX9200 の補助ディスプレイに関する考慮事項」

TX9000 の会議室要件の概要

表 2-1 に TX9000 の会議室要件の概要を示します。

 

表 2-1 TX9000 の会議室要件の概要

最小会議室サイズ

幅/奥行き/高さ
19' x 14' 4" x 8'(5.8 m x 4.47 m x 2.4 m)

(注) この寸法は、壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムを対象としています。自立型リフレクタ壁を使用するシステムの場合は、最小奥行きが 14' 4"(4.4 m)から 15'(4.6 m)に増加します。

照明

200 ~ 400 ルクスの顔照明(垂直面)

肩照明:顔照明の 2 倍未満(水平面で測定)

(注) これは 1 秒あたりのフレーム数(FPS)が 30 の会議の照明です。60 FPS の会議では追加照明が必要になる場合があります。

音響

周辺ノイズ

重大でない音声周波数

重大でない音声周波数(>500 Hz または <2 kHz)に対して 150 ~ 700

重大でない音声周波数(500 Hz ~ 2 kHz)に対して 150 ~ 500

45dBA SPL

NC 30

残響:150 ~ 700 ms

側壁の吸音パネルはオプションですが、音響の不備を修正するために使用できます。

電源

2.93 kW が必要

参加者用ポートではさらに電力が消費されます(6 名で最大 1.44 kW)

HVAC

独立した会議室制御

標準的な冷房 9,500 BTU/Hr

設計

美観の継続性が強く求められます

最良のビデオ品質を得るための要件

非常に暗いまたは明るい色など、高コントラスト要素を避ける

光沢のある仕上げ材を使用しない

雑然とさせない。

詳細については、次の URL にある『 Cisco TelePresence Wall Color Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/solutions/ns669/
networking_solutions_products_genericcontent0900aecd80554cb2.html

TX9200 の会議室要件の概要

表 2-2 に TX9200 の会議室要件の概要を示します。

 

表 2-2 TX9200 の会議室要件の概要

最小会議室サイズ

幅/奥行き/高さ
31' x 21' 5" x 8'(9.45 m x 6.53 m x 2.4 m)

(注) この寸法は、壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムを対象としています。自立型リフレクタ壁を使用するシステムの場合は、最小奥行きが 21' 5"(6.53 m)から 22'1"(6.73 m)に増加します。

照明

肩照明:顔照明の 2 倍未満(水平面で測定)

(注) これは 1 秒あたりのフレーム数(FPS)が 30 の会議の照明です。60 FPS の会議では追加照明が必要になる場合があります。

音響

周辺ノイズ

45dBA SPL

NC 30

残響

重大でない音声周波数(>500 Hz または <2 kHz)に対して 150 ~ 700 ms

重大でない音声周波数(500 Hz ~ 2 kHz)に対して 150 ~ 500 ms

側壁には吸音パネルが必要です。詳細については、「TX9200 の音響の考慮事項」を参照してください。

電源

2.93 kW が必要

参加者用ポートではさらに電力が消費されます(18 名で最大 4.32 kW)

HVAC

独立した会議室制御
標準的な冷房 12,800 BTU/Hr

設計

美観の継続性が強く求められます
最良のビデオ品質を得るための要件

非常に暗いまたは明るい色など、高コントラスト要素を避ける

光沢のある仕上げ材を使用しない

雑然とさせない。

詳細については、次の URL にある『 Cisco TelePresence Wall Color Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/solutions/ns669/
networking_solutions_products_genericcontent0900aecd80554cb2.html

次の項では、各要件について詳しく説明します。

TX9000 および TX9200 の会議室寸法

次の項では、TX9000 and 9200 システムで必要さとれる会議室の寸法について説明します。内容は次のとおりです。

「TX9000 の会議室寸法」

「TX9200 の会議室寸法」

TX9000 の会議室寸法

TX9000 には長方形の会議室が適していますが、変則的な形状の部屋を使用することもできます。TX9000 用会議室の最小、推奨、および最大サイズを 表 2-3 に示します。

 

表 2-3 TX9000 の会議室寸法

奥行き
高さ
最小

19'(5.8 m)

14' 4"(4.4 m)1

8'(2.4 m)

推奨

21'(6.4 m)

18'(5.5 m)

10'(3.05 m)

最大

23'(7.01 m)

31'(9.45 m)

10'(3.05 m)

1.この寸法は、壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムを対象としています。自立型リフレクタ壁を使用するシステムの場合は、最小奥行きが 15'(4.6 m)に増加します。


) 高さが 8'(2.13 m)未満の天井は、CTS エンドポイント リフレクタ壁の高さに物理的に対応できません。


会議室の最小寸法を図 2-1 に示します。

図 2-1 TX9000 会議室の最小寸法

 

 

表 2-4 図 2-1の付記番号

付記番号
説明
1

会議室の最小幅は 19'(5.80 m)です。幅をさらに広くすることもできます。

2

会議室の最小奥行きは、壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムでは 14' 4"(4.4 m)、自立型リフレクタ壁を使用するシステムでは 15'(4.6 m)です。奥行きをさらに増やすこともできます。

3

自立型リフレクタ壁を使用するシステムのみ: 自立型リフレクタ壁の背面から会議室の壁面までの最小距離は 5'(127 mm)です。壁の奥行きは 3'(76 mm)です。

(注) 自立型リフレクタ壁の前面から会議室の壁面までの最小距離は 8'(200 mm)です。

4

照明リフレクタからテーブルの端までの距離は 10' 3"(3.122)です。

5

テーブルの後端から後方の壁までの最小スペースは 44"(1.12 m)です。

6

TX9000 照明リフレクタの幅は 18' 9"(5.72 m)です。

7

カメラから外側の椅子の位置にあるテーブルの端までの距離は 8.3'(2.53 m)です。

8

壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムのみ: システムの背面から壁面取り付け型リフレクタ壁の前面までの最小距離は 13.7 インチ(347 mm)です。

TX9200 の会議室寸法

TX9200 には長方形の会議室が適していますが、変則的な形状の部屋を使用することもできます。Cisco TelePresence TX9200 システム用の会議室の最小サイズと推奨サイズを 表 2-5 に示します。

 

表 2-5 TX9200 の会議室寸法

奥行き
高さ
最小

31'(9.45 m)

壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムの場合は 21' 5"(6.53 m)、自立型リフレクタ壁を使用するシステムの場合は 22' 1"(6.73m)

8'(2.44 m)

推奨

32' 7"(9.93 m)

26'(7.92 m)

10'(3.05 m)

最大

会議室の最大サイズは規定されていません。最大サイズは、広い部屋で発生するエコーおよび残響要因により異なります。非常に広大な会議室には、壁の吸音処理が必要になる場合があります。詳細については、「TX9200 の音響の考慮事項」を参照してください。

26'(7.92 m)

高さが 10'(3 m)を超える会議室では、壁の吸音処理が必要になる場合があります。詳細については、「TX9200 の音響の考慮事項」を参照してください。

 


) 高さが 8'(2.13 m)未満の天井は、CTS エンドポイント リフレクタ壁の高さに物理的に対応できません。


会議室の最小寸法を図 2-2 に示します。この図では TX9000 と TX9200 の相違点のみを示しています。壁面などその他の寸法については、図 2-1 を参照してください。

図 2-2 TX9200 会議室の最小寸法

 

 

表 2-6 図 2-1 の付記番号

付記番号
説明
1

会議室の最小幅は 31'(9.45 m)です。幅をさらに広くすることもできます。

2

会議室の最小奥行きは、壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムでは 21' 5"(6.53 m)、自立型リフレクタ壁を使用するシステムでは 22' 1"(6.73 m)です。奥行きをさらに増やすこともできます。

3

第 1 列の後端から第 2 列の先端までの距離( テーブルの側面から測定 )は 56.33"(1.431 m)です。

4

第 1 列の後端から第 2 列の先端までの距離( テーブルの中央から測定 )は 56.06"(1.424 m)です。

5

第 2 列の後端から後方の壁までの最小スペースは 44"(1.12 m)です。

TX9000 および TX9200 の照明に関する考慮事項

Cisco TelePresence TX9000 および TX9200 システムには次の照明レベルが必要です。

 

表 2-7 TX 9000 および TX9200 会議室の照明レベル

照度
目標値
許容値

全体的照度

ルクス(= lm/m2)

200 ~ 400 ルクス

60 FPS の会議を使用するシステムでは、約 400 ルクスの照度が必要です。

プラス マイナス 50 ルクス

照明は会議室全体に均等に分散されている必要があります。

会議室内では、照明の変動が 100 ルクスを超えてはいけません。

光センサーを壁または予定のカメラ位置に向けて(天井には向けず)垂直に測定、床上(AFF)3' 11"(1.2 m)。

壁ウォッシュ

200 ~ 400 ルクス

照明は会議室全体に均等に分散されている必要があります。

会議室内では、照明の変動が 100 ルクスを超えてはいけません。

光センサーを壁または予定のカメラ位置に向けて(天井には向けず)垂直に測定、床上(AFF)3' 11"(1.2 m)。

肩照明/直下照明。

400 ~ 800 ルクス、または可能であればそれ未満

一般的に、肩照明の照度は顔照明の 2 倍を超えてはいけません。

光センサーを天井に向けてテーブルの高さで水平に測定、AFF 3' 3"(1 m)。

照明分散

色温度

その他

調光システムはオプションですが、Cisco TelePresence 会議室での使用を強くお勧めします。 調光システムを使用する場合は、最終的な較正と照明の測定を行う前に、システムを作動させる必要があります。調光システムを使用すると、より効果的に照明を制御できます。目標は、シーンをプリセットして 4 つのゾーンを制御する照明です。

45 度超の照明分散による非対称ライトが推奨されますが、全体的な要件を満たすものであれば、任意の照明を使用できます。

Cisco TelePresence 会議室の照明に関するその他の一般的な推奨事項については、次の URL にある『 Cisco TelePresence Room Design Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/solutions/
ns669/networking_solutions_products_genericcontent0900aecd80554cb2.html

Cisco TelePresence 会議室用オーバーヘッド照明の例

図 2-3 および 図 2-4 に、Cisco TelePresence 会議室用照明の例を示します。選択する照明器具により、どのオプションを選択するかが決まります。


注意 次の例は、単なる参考用です。表 2-7 の照明レベルを実現するために、照明器具の適切な数とレイアウトについて、使用する照明の製造元の仕様書を参照してください。たとえば、このマニュアルでテストした照明の平均よりも明るい照明の場合は、配置する数を少なくする必要がある可能性があります。同様に、平均よりも暗い光源の場合は、照明器具の設置密度を増やす必要が生じることがあります。

 

図 2-3 オプション 1:間接吊り下げ照明器具と埋め込み型の間接照明器具

 

 

表 2-8 図 2-3 の付記番号

付記番号
説明

1

天井に設置した 1' x 4'(0.61 m x 1.22 m)の埋め込み型間接照明器具。

 

図 2-4 オプション 2:2' x 2'(0.61 m x 0.61 m)の埋め込み型間接照明器具

 

 

表 2-9 図 2-4 の付記番号

付記番号
説明

1

天井に設置した 2' x 2'(0.61 m x 0.61 m)の埋め込み型間接照明器具

TX9000 および TX9200 のネットワーク ポート要件

TX9000 および TX9200 では、単一のギガビット イーサネット ポート(RJ-45 UTP)をシステムの背後の壁に設置する必要があります。このポートを使用して、CTS エンドポイントとネットワーク間のメイン インターフェイスである CTS プライマリ コーデック(TS1)をネットワーク インフラストラクチャに接続します。

CTS プライマリ コーデックと参加者用ポートの接続オプションを 表 2-10 に示します。

 

表 2-10 TX9000 のネットワーク アクセス要件

オプション
ポート番号
接続
コメント

CTS コーデック(必須)

1

有線

システムの背後の壁の RJ-45 UTP ギガビット イーサネット。

参加者用ポートのオプション 1

1

ワイヤレス

お客様がワイヤレス アクセスを用意します。

参加者用ポートのオプション 2

1

会議室内のスイッチに配線。

スイッチ用に追加の RJ-45 UTP ポートがシステムの背後の壁にある必要があります。

参加者用ポートのオプション 3

6(TX9000)

または 18(TX9200)

ワイヤリング クローゼットのスイッチで壁に直接配線

システムの背後の壁に 6 個の追加用 RJ-45 UTP ポートがあります。

どの参加者用ポートがお使いの TelePresence の導入環境に適しているかについては、ネットワーク管理者にお問い合わせください。


) TelePresence 会議室に設置されたスイッチはすべて、会社のネットワーク ポリシーに適合している必要があります。また、TelePresence 会議室修正の音声要件も満たしている必要があります。スイッチは、TelePresence 会議室内で 45 dB を超える音を生成しない必要があります。


TX9000 および TX9200 の所要電力

表 2-12 に、各システム コンポーネントの最大所要電力を示します。 表 2-13 には、会議参加者用のテーブル脚に電力を供給する場合の所要電力を示します。これらの数値から、お使いのシステムの所要電力を計算してください。

システムの総消費電力は、これらの最大値よりも低くなければなりません。

 

表 2-11 所要電力の概要

会議室あたりの所要電力

TX9000 および TX9200 システムの総所要電力、会議参加者用のテーブル脚の電力を除く

2.93 KW

6 名の会議参加者用テーブル脚の電力(TX9000)

1.44 kW

18 名の会議参加者用テーブル脚の電力(TX9200)

4.32 kW

テーブル脚の電力も含めた TX9000 総電力

4.37 kW

テーブル脚の電力も含めた TX9200 総電力

7.25 kW

PDU あたりの総所要ワット数: 表 2-14 を参照

会議室あたりの電源レセプタクルの所要数

電源レセプタクルの所要数、テーブル脚の電源を除く - TX9000 および TX9200

4

電源レセプタクル数の所要数、テーブル脚の電源を含む - TX9000

5

電源レセプタクル数の所要数、テーブル脚の電源を含む - TX9200

7


) ドキュメント カメラまたは代替ディスプレイなどのペリフェラルを使用する場合は、さらに電力が必要です。ペリフェラル デバイスの配置は、そのタイプと場所によって決まります。


 

表 2-12 システム コンポーネントの所要電力

コンポーネント
ユニット数
ユニットあたりの最大ワット数
ユニットあたりの標準ワット数
ユニットあたりのスタンバイ/アイドル ワット数

コーデック

4

129.60

99.60

72.00

音声/ビデオ拡張ユニット

1

44.40

30.00

30.00

照明制御ユニット(LCU)

12

216.0

216.0

27.6

カメラ プロセッサ モジュール

1

36

16.8

16.80

65 インチ ディスプレイ

3

600.0

552.0

48.00/1.20

プレゼンテーション ディスプレイ

1

312.0

252.0

21.60/1.20

TX9000 および TX9200 の 総電力 、会議参加者用のテーブル脚の電力を除く

2926.8

2569.2

528.0/367.2

2.LCU には 2 つの電源があり、各電源がこの数値の半分の電力を消費します。

 

表 2-13 会議参加者用テーブル脚の所要電力(オプション)

コンポーネント
ユニット数
ユニットあたりの最大ワット数
ユニットあたりの標準ワット数
ユニットあたりのスタンバイ/アイドル ワット数

参加者用ポート、第 1 列(参加者 6 名)

6

240

28.3

0.00

参加者用ポート、第 2 列(参加者 12 名)

12

240

28.3

0

参加者 6 名の TX9000 の 総電力

1

1440

170

0

参加者 18 名の TX9200 の 総電力

1

4320

510

0

TelePresence TX9000 および TX9200 では、配電ユニット(PDU)を使用してコンポーネントと電源回路を接続します。各 PDU の所要ワット数については、 表 2-14 および 表 2-15 を参照してください。

ここに V = w x a などの式を適用してください。


) 米国の電気規格では、20 アンペアの回路で最大 16 アンペアが必要です。


 

表 2-14 コンポーネントと配電ユニット(PDU)あたりの総使用ワット数

PDU

コンポーネント

PDU 1

 

LCU 用電源(1/2)

コーデック TS2

左ディスプレイ

総ワット数:837.6

PDU 2

 

LCU 用電源(2/2)

コーデック TS1

音声/ビデオ拡張ユニット

プレゼンテーション ディスプレイ

カメラ プロセッサ モジュール

総ワット数:630

PDU 3

 

コーデック TS3

右ディスプレイ

総ワット数:729.6

PDU 4

 

コーデック TS4

中央ディスプレイ

総ワット数:729.6

 

表 2-15 第 1 および第 2 列の会議参加者用コンポーネントと配電ユニット(PDU)あたりの総使用ワット数(オプション)

PDU

コンポーネント

PDU 5

 

最前列/第 1 列の会議参加者用電源(TX9000 および TX9200 システム)

総ワット数:1440

PDU 6

 

第 2 列の会議参加者用電源(1/2)(TX9200 システムのみ)

総ワット数:1440

PDU 7

 

第 2 列の会議参加者用電源(2/2)(TX9200 システムのみ)

総ワット数:1440

TX9200 の第 2 列席のケーブル配線と会議室に関する考慮事項

TX9200 で第 2 列席の参加者用ポートを接続する場合は、ケーブル トレンチまたはアンダーカーペット ケーブル配線ソリューションをお勧めします。トレンチまたはケーブル配線の位置を図 2-5 に示します。

この配線を使用して、システム背面と第 2 列のマイク ケーブル間を接続します。この配線は、第 2 列の会議参加者への電源およびイーサネット接続の供給にも使用できます。電源接続を追加する場合は、第 2 列テーブルの右端に床面取り付け型の終端抵抗ユニット(2 つの電気コンセントを備えた接続ボックスなど)を用意する必要があります。図 2-7 の例を参照してください。

トレンチまたはケーブル配線では、電源ケーブル、マイク ケーブル、およびイーサネット ケーブルの束を明確に区別できなければなりません。ケーブル トレンチの 1 つの出口は、右のプラズマの背後から出るようにする必要があります。

マイクは、マイク延長導線を通じて接続されています。マイクとコーデック間の最大距離は、17.5 m(57.4 フィート)です。マイク延長導線は 9 m(29.5 フィート)です。マイクとプライマリ コーデック間の距離をこれより長くした場合は、プライマリ コーデックにノイズが生じるため、サポートされません。第 2 列の会議参加者を接続するイーサネット ケーブルの長さは 10 m(32.8 フィート)です。第 2 列への電源供給に使用する 2 台の配電ユニットには、長さ 7 m(23 フィート)のケーブルがあります。

床下にケーブルを配線できない場合は、別の方法(アンダーカーペット ケーブル配線など)が現地のすべての消防、建築、アクセシビリティ、および安全に関する条例に準拠していることを確認してください。または、電源およびデータは、現地のすべての消防、建築、および安全に関する条例に従う限り、背後の壁の別のトレンチから直接取ることができます。


注意 以下の寸法はリフレクタ壁の配置によって異なります。リフレクタ壁の奥行きが足りない場合、トレンチが不適切な位置に配置される可能性があります。壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムの場合は、リフレクタ壁とマウントの厚さに対応できるよう背後の壁の寸法を 3"(76 mm)増やしてください。リフレクタ壁から会議室の壁までが最小限の距離にある自立型システムの場合は、8"(200 mm)を足してください。リフレクタ壁を背後の壁からさらに離して設置する場合は、奥行きを追加してください。

図 2-5 TX9200 ケーブル トレンチの位置

 

第 2 列の参加者に電力を供給するには、第 2 列テーブルの右側に電源を用意する必要があります。例については、図 2-6を参照してください。

図 2-6 第 2 列の電源接続用の床面取り付け型接続ボックスの例

 

壁面取り付け型リフレクタ壁を使用するシステムの電気コンセントの位置

システムで壁面に直接取り付けるリフレクタ壁を使用している場合は、会議室と電気コンセントの配置を図 2-7 のように設計します。

図 2-7 壁面取り付け型リフレクタ壁の安全器の位置

 

TX9000 および TX9200 の HVAC に関する考慮事項

この項では、TX9000 および TX9200 システムにおける暖房、換気、および空調(HVAC)に関する推奨事項と要件について説明します。内容は次のとおりです。

「TX9000 の HVAC の考慮事項」

「TX9200 の HVAC の考慮事項」

TX9000 の HVAC の考慮事項

会議室が参加者にとって快適であり、装置の保護もできるように正常な動作温度を維持するためには、TX9000 TelePresence 会議室の冷房計画を立てることが重要です。


注意 HVAC の考慮事項は、会議室を選択する初期フェーズから考慮する必要があります。新しい冷房(または暖房)システムを設置するには、時間がかかる場合があります。

次の表は、推奨事項に従って導入され、標準的な状態で動作する TX9000 の具体的な BTU 出力を示しています。お使いの建物の HVAC エンジニアにこの情報を提供してください。

一般的に、エンジニアは以下を前提としています。

システムは、1 日に 24 時間、週に 7 日、毎週と絶えず使用されてはいない。

シスコの推奨事項に従って展開している。

会議室は屋内にある。

会議室内は適切に空気が循環されている。

会議室の壁は TX9000 および TX9200 カラー パレットに基づいて塗装されている。詳細については、次の URL にある『 Cisco TelePresence Wall Color Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/solutions/ns669/
networking_solutions_products_genericcontent0900aecd80554cb2.html

想定される目標室温は 72 ~ 76 °F である。

これらのガイドラインから通常使用向けに、不等率 25 % を想定しているため、冷房要件は低くなる。


) (注)上記に適合しない状態の場合、さらに冷房が必要になる場合があります。HVAC エンジニアに相談して建物の外皮および固有の要件を定めます。データ ディスプレイ、ドキュメント カメラなどの追加機器がある場合は、追加の冷房が必要です。


 

表 2-16 不等率を 25 % とした場合の CTS BTU 出力

ソース

標準 kW

通常使用時の BTU/hr

システム電源

2.27

5800

システム照明

0.35

891

会議参加者 6 人(平均)

0.39

998

ラップトップ 3 台(平均)

0.17

422

天井ライト(1.4w/sqft)

0.53

1357

標準熱放散合計

9,500 BTU/Hr

会議室を効率的に冷却するには、空気の取り入れ口と吹き出し口が図 2-8 のように配置されている必要があります。

図 2-8 HVAC の配置例

 

 

表 2-17 図 2-8 の付記番号

付記番号
説明

矢印が 1 本のオレンジのボックス

空気取り入れ口

矢印が 4 本の青いボックス

空気吹き出し口

少ないノイズで通気をよくするには、HVAC の設計に NC 30 定格の拡散板を採用することをお勧めします。拡散板のない HVAC システムでは、会議室の音声が遮られるほど大きな周辺ノイズが発生する可能性があります。

図 2-9 NC 30 定格拡散板

 

TX9200 の HVAC の考慮事項

会議室が参加者にとって快適であり、装置の保護もできるように正常な動作温度を維持するためには、TX9200 TelePresence 会議室の冷房計画を立てることが重要です。


注意 HVAC の考慮事項は、会議室を選択する初期フェーズから考慮する必要があります。新しい冷房(または暖房)システムを設置するには、時間がかかる場合があります。

次の表は、推奨事項に従って導入され、標準的な状態で動作する TX9200 の具体的な BTU 出力を示しています。お使いの建物の HVAC エンジニアにこの情報を提供してください。

一般的に 、エンジニアは以下を前提としています。

システムは、1 日に 24 時間、週に 7 日、毎週と絶えず使用されてはいない。

シスコの推奨事項に従って展開している。

会議室は屋内にある。

会議室内は適切に空気が循環されている。

会議室の壁は TX9000 および TX9200 カラー パレットに基づいて塗装されている。詳細については、次の URL にある『 Cisco TelePresence Wall Color Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/solutions/ns669/
networking_solutions_products_genericcontent0900aecd80554cb2.html

想定される目標室温は 72 ~ 76 °F である。

これらのガイドラインから通常使用向けに、不等率 25 % を想定しているため、冷房要件は低くなる。


) 上記に適合しない状態の場合、さらに冷房が必要になる場合があります。HVAC エンジニアに相談して建物の外皮および固有の要件を定めます。データ ディスプレイ、ドキュメント カメラなどの追加機器がある場合は、追加の冷房が必要です。


 

表 2-18 不等率を 25 % とした場合の TX9200 BTU 出力

TX9200
ソース

標準 kW

通常使用時の BTU/hr

システム電源

2.46

6286

システム照明

0.35

891

会議参加者 12 人(平均)

0.78

1997

ラップトップ 8 台(平均)

0.44

1126

天井ライト(1.4w/sqft)

0.99

2534

標準熱放散合計

12,800 BTU/Hr

TX9200 の音響の考慮事項

集中的な会議環境での仕様は次のとおりです。

周辺ノイズは 45 dBA 未満(理想的には 36 dBA)

RT60 は 500 ms 未満(重大でない音声周波数の場合は 700 ms 以下)

ノイズ基準は 30 以下

TX9200 を収容できる広さがあり、乾式壁、吊り天井、じゅうたん、露出した平行の塗装面を備えた会議室では、通常は残響レベルが 500 ~ 900 ms(1.2 秒)近くにまで増長され、室内でエコーがかかります。TX9200 コーデックのエコー キャンセレーションを使用すると、音声放送からリモート参加者に至るまで、エコーを取り除くことができます。ただし、このタイプの音響環境が未修正の場合、現場の音質は劣化します。こうした理由から、TX9200 会議室では吸音処理が必要になります。

吸音処理には 2 つのオプションがあります。すなわち、非対称の吸音パネルを取り付ける方法と、会議室内のすべての壁面に吸音処理を施す方法です。

壁の非対称吸音処理

図 2-10 に示すように、対面する乾式壁に、位置をずらして吸音パネルを取り付けます。こうすることで、壁面のパネルのない部分同士が向かい合わないようにします。このオプションでは、会議室内でより自然な(録音スタジオのようではない)音声特性が得られます。

図 2-10 吸音パネルによる非対称処理

 

 

表 2-19 図 2-10 の付記番号の説明

付記番号
説明

1

壁面に取り付けた吸音パネル。

壁の完全吸音処理

壁の完全吸音処理では、次の図に示すように、すべての壁面が吸音パネルにより覆われます。しかし、必ずしも床から天井までではありません。これにより、録音スタジオのような環境が作り出されます。これは会議での音声の伝達や、再生用の会議の録音に最適です。ただし、自然環境では残響やエコーが聞こえるので、室内の参加者は無音または消音状態に気詰まりを感じることがあります。吸音処理方法は、会議室の使用方法および会議参加者の会議体験への期待に基づいて選択する必要があります。

図 2-11 完全な吸音パネル処理

 

 

表 2-20 図 2-11 の付記番号の説明

付記番号
説明

1

室内の壁をすべて覆う連続した吸音パネル。

TX9200 の補助ディスプレイに関する考慮事項

TX9200 では、3 台のプライマリ ビデオ ディスプレイの下に LCD ディスプレイがあります。プライマリ ビデオ ディスプレイの下のコンテンツは、第 2 列の参加者からはよく見えません。この解決策として、追加の外部ディスプレイ用 4 ポート HDMI スプリッタが音声/ビデオ拡張ユニットの一部として両システムに含まれています。

このスプリッタを使用すれば、第 2 列の会議参加者が共有データを容易に見られるように、会議室内に最大 3 台の追加データ ディスプレイが追加できます。会議室内での補助ディスプレイの台数、サイズ、および配置も自由に選択できます。図 2-12 に示すように、CTS ユニットの上部中央に 1 台使用するときは、最低でも 50 インチ ディスプレイが推奨されます。ユニットの両側に配置するときは、最低でも 2 台の 46 インチ ディスプレイの使用が推奨されます。

図 2-12 補助ディスプレイの考慮事項

 

 

表 2-21 図 2-12 の付記番号

付記番号
説明

1

取り付け位置が横の場合、高さは床から 64(162 cm)です。

2

天井からの距離は、天井の高さにより異なります。追加のディスプレイを選択して設置する前に、会議室の高さを確認します。TX システムの高さは 5' 6"(1.68 m)、リフレクタ壁の高さは 7'(2.13 m)です。

3

取り付け位置が横にあるディスプレイの場合、TX9200 の中心から左右の位置までは 10'4"(313 cm)です。