Cisco TelePresence System TX1300 47 インストレーション/初回セットアップ/現場交換可能なユニット ガイド
サポートされているテーブルの種類と会議室に関する推奨事項
サポートされているテーブルの種類と会議室に関する推奨事項
発行日;2012/06/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 29MB) | フィードバック

目次

サポートされているテーブルの種類と会議室に関する推奨事項

一般的な会議室の要件および推奨事項

サポートされているテーブルの種類と会議室の最小規模

テーブルの推奨高さ

テーブルの推奨表面仕上げ

照明の推奨事項

音響の推奨事項

所要電力

HVAC の考慮事項

自動コラボレーション データ ディスプレイ

サポートされているテーブルの種類と会議室に関する推奨事項

Cisco TelePresence System TX1300 47 は、多目的室(会議室など)で使用するように設計されています。ただし、会議を円滑に進めるため、この章のガイドラインおよび推奨事項を使用して、会議室を最適化することをお勧めします。

この章は、次の項で構成されています。

「一般的な会議室の要件および推奨事項」

「サポートされているテーブルの種類と会議室の最小規模」

「テーブルの推奨高さ」

「テーブルの推奨表面仕上げ」

「照明の推奨事項」

「音響の推奨事項」

「所要電力」

「HVAC の考慮事項」

「自動コラボレーション データ ディスプレイ」

一般的な会議室の要件および推奨事項

次に、TX1300 47 ルームの必須要素を示します。

閉ざされた空間を使用する必要があります。

少なくとも「サポートされているテーブルの種類と会議室の最小規模」で示されている大きさの会議室を使用する必要があります。

会議室が、「HVAC の考慮事項」で示されている暖房、換気および空調(HVAC)に関する最小要件を満たしている必要があります。

「所要電力」で示されている電力が会議室に供給されている必要があります。

壁を共有する会議室に 2 台の TX1300 47 システムを取り付ける場合、2 台の TX1300 47 システムを同じ壁に取り付けずに、別の壁に取り付けてください。

会議を可能な限り円滑に進めるには、次の推奨事項またはガイドラインに従う必要があります。

白い会議室でも構いませんが、最適な環境としてはお勧めできません。床や壁が自然な色の会議室をお勧めします。

会議室を彩り、飾りや標識を使用して、ブランドや企業理念を伝えることができます。

ハイコントラストな色を使用することはお勧めしません。

一般的なオフィス照明でも会議を問題なく行うことができます。ただし、よりよい結果を得るために次のことをお勧めします。

間接蛍光照明を使用し、直接照明を避けてください。

会議室に窓がある場合、特に参加者の真後ろに窓がある場合、ブラインドを取り付けて遮光してください。

照明の詳細については、「照明の推奨事項」を参照してください。

TX1300 47 は、騒音が通常レベルのオフィスで使用するように設計されています。大きな会議室、または天井が高い会議室は、反響や残響が問題になることがあります。音響の詳細については、「音響の推奨事項」を参照してください。

サポートされているテーブルの種類と会議室の最小規模

図 1-1図 1-10 に、TX1300 47 がサポートするテーブルの種類と各会議室の最小規模を示します。図 1-2図 1-4図 1-8 および図 1-10 に、音声のみの会議で使用できる追加マイクのあるテーブルを示します。


) TX1300 47 には、3 本のテーブル マイクが付属しています。4 本以上のマイクを使用する場合、追加のマイクは別途購入する必要があります。追加のテーブル マイクの注文については、「現場交換可能ユニットおよび国や地域固有の電源コード」を参照してください。


図 1-1 4 フィート(122 cm)の円形または正方形テーブルで TX1300 47 を使用する場合の会議室の推奨事項

 

この種類のテーブルの設定については、「円形または正方形テーブルでの TX1300 47 の設定」を参照してください。

図 1-2 音声のみの会議用に 4 フィート(122 cm)の円形または正方形テーブルで TX1300 47 および追加マイクを使用する場合の会議室の推奨事項

 

図 1-3 5 フィート(152 cm)の円形または正方形テーブルで TX1300 47 を使用する場合の会議室の推奨事項

 

図 1-4 音声のみの会議用に 5 フィート(152 cm)の円形または正方形テーブルで TX1300 47 および追加マイクを使用する場合の会議室の推奨事項

 

この種類のテーブルの設定については、「円形または正方形テーブルでの TX1300 47 の設定」を参照してください。

図 1-5 4 フィート(122 cm)の広い半楕円形テーブルで TX1300 47 を使用する場合の会議室の推奨事項

 

この種類のテーブルの設定については、「半楕円形テーブルでの TX1300 47 の設定」を参照してください。

図 1-6 5 フィート(152 cm)の広い半楕円形テーブルで TX1300 47 を使用する場合の会議室の推奨事項

 

この種類のテーブルの設定については、「半楕円形テーブルでの TX1300 47 の設定」を参照してください。

図 1-7 9 フィート(274 cm)の楕円形または四角形テーブルで TX1300 47 を使用する場合の会議室の推奨事項

 

この種類のテーブルの設定については、「四角形または楕円形テーブルでの TX1300 47 の設定」を参照してください。

図 1-8 音声のみの会議用に 9 フィート(274 cm)の楕円形または四角形テーブルで TX1300 47 および追加マイクを使用する場合の会議室の推奨事項

 

図 1-9 10 フィート(305 cm)の楕円形または四角形テーブルで TX1300 47 を使用する場合の会議室の推奨事項

 

この種類のテーブルの設定については、「四角形または楕円形テーブルでの TX1300 47 の設定」を参照してください。

図 1-10 音声のみの会議用に 10 フィート(305 cm)の楕円形または四角形テーブルで TX1300 47 および追加マイクを使用する場合の会議室の推奨事項

 

テーブルの推奨高さ

すべてのテーブルの種類において、高さは 28 ~ 32 インチ(71 ~ 82 cm)でなければなりません。最適なテーブル高さは、30 インチ(76 cm)です。

テーブルの推奨表面仕上げ

TX1300 47 を使用する会議室では、次の特性のテーブルを使用することをお勧めします。

表面が薄い艶出し仕上げの(反射しない)テーブルを使用してください。

木のテーブルを使用する場合、自然な明るい色のテーブルを使用してください。

ラミネート加工またはプラスチック テーブルを使用する場合、自然な明るい色(オフホワイトまたはライトグレーなど)のテーブルを使用してください。

表面が次のようなタイプのテーブルはお勧めしません。

非常に暗い色または強い飽和色(赤みを帯びた木材、または濃い色で塗られた木材など)のテーブル

ガラス張りのテーブル

表面が反射するテーブル

図 1-11 に、お勧めしないテーブルの色の例を示します。

図 1-11 お勧めしないテーブルの色の例

 

 

 

照明の推奨事項

TX1300 47 で使用されるカメラは、通常のオフィス照明で正常に機能するように設計されています。ただし、会議室全体に分散された間接照明を使用することをお勧めします。

理想的な照明環境は、4,100 ケルビン(4100k)の間接蛍光照明を使用することです。照明は、埋め込み型または吊り下げ式を使用できます。会議室の高さが 9 フィート(2.7 m)より高い場合、吊り下げ式照明をお勧めします。直接照明はお勧めしません。

照明効果を最適にするためには、照明の 1 セットを会議参加者の前に置き、もう 1 セットを参加者の後ろに置きます。

会議室の照明を適切に管理してください。ガラスまたは薄いブラインドを通る可能性がある日光やその他の光をブロックします。

蛍光灯電子安定器を使用することを強くお勧めします。

会議室の照明の方向を考慮することは重要です。会議では、照明を次の 3 方向から使用します。

キー ライト:主光源で、一般的に最も強い照明です。キー ライトは、TX1300 47 反射板に組み込まれています。

フィル ライト:主に会議室の頭上のライト、次に TX1300 47 反射板を光源とします。フィル ライトは、キー ライトにより作られる会議参加者の影をなくす、または減らします。

バック ライト:このオプション ライトは、会議参加の後ろに投影されます。バック ライトは、通常は間接光で、参加者と会議室の背景を区切ります。

会議室の明るさを測定する場合、照明範囲は 250 ~ 800 ルクスにしてください。

特定のルクス測定仕様については、 表 1-1 を参照してください。

 

表 1-1 明るさ測定の推奨事項

照明
ルクス単位の目標測定値(= lm/m2)
許容範囲
注釈

全体照明

300 ~ 400 ルクス

50 ルクス

明かりは均等に分散される必要があります。同じ会議室で 250 および 450 ルクスの場所がないようにしてください。

光センサーを壁または予定のカメラ位置に向けて(天井には向けず)垂直に測定

肩照明/直下照明

600 ~ 700 ルクス

通常、肩照明は会議室の全体照明より 400 ルクス以上明るくしないでください。また、800 ルクスを超えないようにしてください。

光センサーを天井に向けて、テーブルと同じ高さで測定

音響の推奨事項

TX1300 47 マイクおよびスピーカは、オフィスの騒音が一般的なレベルの会議室で使用するように設計されています。

騒音レベルが高い(55 デシベル(dBA)以上)会議室では、会議環境に悪影響を与えることがあります。

大きな会議室、高い壁、またはガラス張りの会議室では、残響が生じることがあります。可能な場合、音声スペクトル(300 ~ 3000 ヘルツ)で 700 ミリ秒以下のレベルになるように残響を減らします。

所要電力

Cisco TelePresence System TX1300 47 では、100V 120V で 20 A 回路が 1 つ(米国電気工事規定では 20 A 回路で最大 16 A が必要)または 240V で 10 A 回路が 1 つ必要です。これらの回路には 2 つのレセプタクルが必要です。エンドポイントの予定の位置の近くにある壁のレセプタクルを使用する必要があります。


) ドキュメント カメラまたは代替ディスプレイのようなペリフェラルを使用する場合は、回路とレセプタクルが追加で必要です。場所は、周辺機器の種類と位置により異なります。


 

表 1-2 TX1300 47 の消費電力

コンポーネント
最大1
標準2
アイドル3

kW

アンペア数 @120V

kW

アンペア数 @120V

kW

アンペア数 @120V

47 インチ プラズマ ディスプレイ

0.329

2.740

0.238

1.983

0.001

0.01

ライト

0.215

1.788

0.165

1.375

0.000

0.00

コーデック

0.091

0.758

0.069

0.575

0.066

0.55

音声/ビデオ拡張ユニット

0.010

0.087

0.008

0.067

0.005

0.04

プレゼンテーション ディスプレイ

0.155

1.290

0.020

0.167

0.001

0.01

TX1300 47 の電力合計
0.800 kW
6.663 A @ 120V
0.480 kW
4.000 A @ 120V
0.073 kW
0.608 A @ 120 V

1.システムの電源を入れたときの突入電流および所要電力

2.TelePresence 会議ミーティング中の平均所要電力

3.会議中でなく、メイン ディスプレイがスリープ状態のときの所要電力

HVAC の考慮事項

会議室の参加者が快適になるように、また設備を安全に使用するため、TX1300 47 TelePresence ルームを冷却することは重要です。本書の概要部分に示されているように、HVAC の考慮事項は、会議室を選択する初期フェーズから考慮する必要があります。次に示す表の詳細は、推奨条件下または通常の動作条件下で使用される場合の TX1300 47 の特定の BTU 出力について説明しています。通常の動作条件とは、システムが 100 % の使用率になっていない、構成がシスコの推奨事項に従っているなど、通常の使用状況を前提としています。つまり、正しく空気循環が行われ、壁に中間色がペイントされ、温度が華氏 72 ~ 76 度の室内を前提としています。これらのガイドラインに従い、一般的な使用状況下においては、冷房要件を下げ、全体的な効率を上げれば、25 % の誤差も許容範囲です。HVAC の考慮事項は、会議室を選択する初期フェーズから考慮する必要があります。新しい冷房(または暖房)システムを設置するには、時間がかかる場合があります。


) これらの推奨事項に一致しない、または通常の使用状況にないと、場合によっては、冷房効果を強める必要があります。HVAC エンジニアに相談して建物の外面および固有の要件を定めます。データ ディスプレイ、ドキュメント カメラなどの追加機器がある場合は、冷房効果を強める必要があります。


 

表 1-3 TX1300 47 BTU 出力(誤差 25 %)

ソース
一般的な kW
一般的な使用率 BTU/時
システム電源

0.75

1930

システム照明

0.24

602

会議参加者 4 人(平均)

0.39

998

ラップトップ 3 台(平均)

0.17

422

234 sq ft の会議室の天井照明(1.4w/sqft)

0.33

837

通常の総熱放散

4,500 BTU/時

図 1-12 HVAC ディフューザの位置

 

図 1-13 NC 30 定格ディフューザ

 

自動コラボレーション データ ディスプレイ

Cisco TelePresence System TX1300 47 には、他の CTS エンドポイントから共有されるデータ用のディスプレイを 1 台だけサポートする一意な出力ポートが 1 つ付属しています。このポートは、標準 HDMI コネクタおよびケーブルをサポートします。データ共有またはプレゼンテーション用に複数のディスプレイを接続する場合、HDMI スプリッタを購入して、補助制御ユニット ポートに接続する必要があります。

(注) ハイ フレーム レート コーデックは、Presentation In Picture(PIP)モードでの 30 フレーム/秒をサポートしていません。外部ディスプレイを推奨します。

サポートされる出力解像度は、1024x768(50/60 ヘルツ)で、すべての Cisco LCD ディスプレイでサポートされています。これらの仕様をサポートしないサードパーティ ディスプレイは、互換性がありません。データ表示用の HDMI/DVI ケーブルは、別途購入する必要があります。