ブロードバンド ケーブル : Cisco IOS と NX-OS ソフトウェア

Cisco IOS In Service Software Upgrade プロセス

Cisco IOS In Service Software Upgrade プロセス
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/01/27 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco IOS In Service Software Upgrade プロセス

機能に関する情報の入手について

内容

ISSU を実行する場合の前提条件

ISSU を実行する場合の制約事項

ISSU の実行に関する情報

ISSU-uBR10K プロセスの概要

RP ISSU プロセスの概要

Stateful Switchover の概要

NSF の概要

冗長 LC ISSU プロセスの概要

ISSU に対応した Cisco IOS ソフトウェアのバージョン機能

互換性マトリクス

ISSU 対応プロトコルおよびアプリケーション

ISSU-uBR10K の ISSU 対応プロトコルおよびアプリケーションに関する制約事項

ISSU の SNMP サポート

ISSU の MDR サポート

RP ISSU プロセスの実行方法

RP ISSU プロセスを実行する場合の制約事項

スタンバイ RP での Cisco IOS ソフトウェアのロード

スタンバイ RP への切り替え

RP ISSU ロールバック タイマーの停止

RP ISSU ソフトウェア インストールの確認

ISSU によるソフトウェア アップグレードの中断

アップグレードに対する安全策としてのロールバック タイマーの設定

ISSU 互換性マトリクス情報の表示

冗長 LC ISSU プロセスの実行方法

冗長 LC ISSU プロセスを実行する場合の前提条件

冗長 LC ISSU プロセスを実行する場合の制約事項

RLC ISSU プロセスの自動実行

RLC ISSU 自動プロセスの停止

RLC ISSU プロセスの手動実行

プライマリ現用ケーブル ラインカードからスタンバイ ラインカードへの手動切り替え

スタンバイ 状態にあるプライマリ ラインカードへの新しいイメージの手動ロード

スタンバイ ケーブル ラインカードへの手動切り替え

RLC ISSU プロセスの受け入れ

RLC ISSU ソフトウェア インストールの確認

RLC ISSU プロセスの強制実行

RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック

非冗長ケーブル ラインカードのリロード

RLC ISSU 手動プロセスの停止

停止された RLC ISSU 手動プロセスの再起動

RP およびケーブル ラインカードでの ISSU プロセスの終了と新しい Cisco IOS ソフトウェアのイネーブル化

ISSU を実行する場合のコンフィギュレーション例

ISSU プロセス開始前の冗長性モードの確認:例

ISSU ステートの確認:例

RP ISSU プロセスの実行:例

RP ISSU プロセスの開始:例

アクティブ RP からスタンバイ RPへのスイッチオーバーの強制実行:例

RP ロールバック プロセスの停止:例

スタンバイ RP の新しいソフトウェアのコミット:例

RP ISSU プロセスの中断:例

RP ロールバック タイマー情報の確認:例

RLC ISSU を実行する場合のコンフィギュレーション例

RLC ISSU 自動プロセスのコンフィギュレーション例

すべてのケーブル ラインカードに対する RLC ISSU プロセスの開始:例

特定のケーブル ラインカードに対する RLC ISSU プロセスの開始:例

RLC ISSU 自動プロセスの停止:例

RLC ISSU 自動プロセスの強制実行:例

RLC 手動プロセスのコンフィギュレーション例

RLC ISSU プロセスの手動実行:例

RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック:例

非冗長ケーブル ラインカードのリロード:例

RLC ISSU 手動プロセスの停止:例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

ISSU の機能に関する情報

Cisco IOS In Service Software Upgrade プロセス

In Service Software Upgrade(ISSU)プロセスにより、パケットが転送される間も Cisco IOS ソフトウェアのアップデートまたは変更ができます。多くのネットワークでは、計画されたソフトウェア アップグレードはダウンタイムの重大な原因となります。ISSU では、パケットを転送しながら Cisco IOS ソフトウェアを変更できるため、ネットワークのアベイラビリティが向上し、計画されたソフトウェア アップグレードによるダウンタイムが軽減されます。このマニュアルでは、ISSU の概念について示し、ISSU をシステムで実行する場合の手順を説明します。

機能に関する情報の入手について

ご使用のソフトウェア リリースには、ここで記載しているすべて機能がサポートされていない場合があります。最新の機能に関する情報および警告については、ご使用のプラットフォームやソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。

プラットフォーム サポート情報や、Cisco IOS、Catalyst OS、Cisco IOS XE の各ソフトウェア イメージ サポート情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用してください。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

ISSU を実行する場合の前提条件

一般的な前提条件

アクティブおよびスタンバイ Route Processor(RP; ルート プロセッサ)をシステムで使用できることを確認します。

ISSU プロセスを開始する前に、アクティブおよびスタンバイ RP のファイル システムに新旧の Cisco IOS ソフトウェア イメージが存在し、両方に同じ実行イメージ パスが設定されている必要があります。

Stateful Switchover(SSO)が設定され、正常に動作している必要があります。SSO をイネーブルにしていない場合、SSO のイネーブル化および設定方法の詳細については、『 Stateful Switchover 』の資料を参照してください。

Nonstop Forwarding(NSF)が設定され、正常に動作している必要があります。NSF をイネーブルにしていない場合、NSF のイネーブル化および設定方法の詳細については、『 Cisco Nonstop Forwarding 』の資料を参照してください。NSF は、Universal Broadband Router(uBR; ユニバーサル ブロードバンド ルータ)ルータに接続されたルータに設定する必要があります。

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータのプラットフォームに関する前提条件

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータでは、Cisco IOS Release 12.2(33)SCB 以降を実行し、次のカードを取り付けます。

冗長構成の Performance Routing Engine 2(PRE-2)または Performance Routing Engine 4(PRE-4)カード

デュアル TCC+ またはデュアル DTCC カード

次の WAN Line Card(LC; ラインカード)で ISSU-uBR10K をサポートします。

1 ポート ハーフハイト ギガビット イーサネット

次の Cable Line Card(CLC; ケーブル ラインカード)で ISSU-uBR10K をサポートします。

Cisco uBR10-MC5X20S/U/H

Redundant Line Card(RLC; 冗長ラインカード)ISSU プロセスがケーブル ラインカードで動作する場合、ケーブル ラインカードは N+1 ラインカード冗長性用に設定する必要があります。

N+1 冗長性設定の詳細については、次の URL にある『Cisco CMTS Feature Guide』の「N+1 Redundancy for the Cisco Cable Modem Termination System」の章を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2217/products_feature_guide_chapter09186a008015096c.html 、または [Cisco] > [Support] > [Documentation] > [Broadband Cable] > [Cisco uBR10012 Universal Broadband Router] > [Feature Guides] > [Cisco CMTS Feature Guide] > [N+1 Redundancy for the Cisco Cable Modem Termination System] の順に選択します。


) ケーブル ラインカードが N+1 ラインカード冗長性用に設定されていない場合、RP の issu linecard reloadversion コマンドの実行でリロードされ、データ サービスが中断します。


ISSU プロセスを実行する前に、アクティブおよびスタンバイ RP の Cisco IOS ソフトウェア バージョン間で互換性レベルを確認します。

ISSU-uBR10K 機能では、Dynamic Image Version Compatibility(DIVC)機能はサポートされません。リリースされたイメージに付属する互換性マトリクスでイメージに互換性があるかどうかを確認します。詳細については、「RP ISSU プロセスの実行方法」を参照してください。

ISSU プロセスは、通常の PRE CPU 使用条件およびラインカード CPU 使用条件で実行します。PRE プロセッサ モジュールの CPU 使用率が常に 80% よりも高い場合、またはラインカードの CPU 使用率が 90% よりも高い場合、ISSU プロセスを推奨しません。


) ISSU プロセス中は、高い CPU 消費プロセス(Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)ポーリングなど)を避ける必要があります。

ISSU プロセスを開始する前に、次のコマンドを使用して、PRE プロセッサ モジュールおよびラインカードの CPU 使用率をそれぞれ確認します。

show processes cpu

show controllers cable [proc-cpu]


 

ISSU を実行する場合の制約事項

一般的な制約事項

ISSU を実行する前に、システムの冗長性モード SSO が設定されており、アクティブ RP とスタンバイ RP の両方のファイル システムに新しい ISSU 互換イメージが含まれていることを確認します。システム内で動作している現在のバージョンも ISSU をサポートしている必要があります。各種コマンドを実行して、RP のバージョンと互換性を判別できます。または、Cisco Feature Navigator で ISSU アプリケーションを使用しても判別できます。

ISSU プロセスの実行中にハードウェアを変更しないでください。


) ISSU は、同じ PRE ハードウェアを搭載するルータのソフトウェア アップグレードだけをサポートします。ISSU は、デュアル PRE2 ハードウェアまたはデュアル PRE4 ハードウェアを搭載するルータで実行できます。ISSU では、PRE2 から PRE4、またはその逆のハードウェア アップグレードはサポートされません。


Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータのプラットフォームに関する制約事項

ISSU-uBR10K プロセスは、Performance Routing Engine の PRE-2 および PRE-4 に対応する Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの Cisco IOS Release 12.2(5th)SB 以降だけで稼動します。

Cisco uBR10012 ルータの ISSU プロセスは、ルート プロセッサ(RP)レベル(PRE-2 カードの場合)およびラインカード(LC)レベルでサポートされ、次の制約事項があります。

RP ISSU プロセスは、サポートされる WAN ラインカードで Minimal Disruptive Restart(MDR)機能を実行します。この機能は、関連するアップグレードまたはダウングレード イメージでトラフィック フローの中断を最小限に抑え、ラインカード ソフトウェアを再起動します。


) 1 ポート ハーフハイト ギガビット イーサネットおよび 10000-SIP-600(4 ベイ Cisco 10000 SPA ジャケット カード)の WAN ラインカードは、ISSU-uBR10K の MDR をサポートします。


ケーブル ラインカードの場合、冗長 LC(RLC)ISSU プロセスは、RP ISSU プロセスの中で自動的に実行されません。サポートされるケーブル ラインカードで、RLC ISSU プロセスを手動で開始する必要があります。

RP ISSU プロセスは、ケーブル ラインカードの RLC ISSU プロセスを開始する前に実行する必要があります。RLC ISSU プロセスが完了するまで、RP は Run Version(RV)ステートを保持する必要があります。同時に、スタンバイ RP はホットスタンバイステートであり、ISSU Accept Version が実行済みの必要があります。

ケーブル ラインカードが N+1 ラインカード冗長性用に設定されていない場合は、RP の issu linecard reloadversion コマンドを使用して、順次リロードでアップグレードする必要があります。そのため、ケーブル ラインカードのデータ サービスが中断します。

ISSU-uBR10K 機能では、Dynamic Image Version Compatibility(DIVC)機能はサポートされません。

ISSU の実行に関する情報

ISSU を実行する前に、次の概念を理解する必要があります。

「ISSU-uBR10K プロセスの概要」

「RP ISSU プロセスの概要」

「Stateful Switchover の概要」

「NSF の概要」

「ISSU に対応した Cisco IOS ソフトウェアのバージョン機能」

「ISSU 対応プロトコルおよびアプリケーション」

「ISSU の SNMP サポート」

「ISSU の MDR サポート」

ISSU-uBR10K プロセスの概要

ISSU-uBR10K 機能とは、Cisco IOS ソフトウェア イメージおよびラインカード イメージのソフトウェア アップグレードまたはダウングレード サービスの中断を最小限に抑えて冗長構成の Cisco uBR10012 ルータ ハードウェアで提供し、Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)機能を拡張するものです。ISSU-uBR10K には、Performance Routing Engine 間の RP ISSU サポート、特定の WAN ラインカードの MDR サポートなどがあり、ケーブル ラインカードまで ISSU プロセスがサポートされます。

Cisco uBR10012 ルータでは、ISSU-uBR10K プロセスは 2 つのフェーズで構成されています。

1. RP ISSU フェーズ:第 1 フェーズの RP ISSU プロセスは、スタンバイ PRE のイメージとサポートされる WAN ラインカードのイメージをアップグレードし、ネットワークの中断を最小限に抑えます。

2. RLC ISSU フェーズ:(Cisco uBR10012 ルータだけのサポート)RP ISSU プロセスが実行され、RP が runversion ステートに入ると、ISSU 第 2 フェーズが開始され、冗長ケーブル ラインカードのイメージがアップグレードされます。また、RP ISSU の実行条件として、スタンバイ RP をホットスタンバイ モードにし、issu acceptversion コマンドでロールバック タイマーを停止する必要があります。

ケーブル ラインカードが N+1 ラインカード冗長性用に設定されていない場合は、RP の issu linecard reloadversion コマンドを使用して、順次リロードでアップグレードする必要があります。そのため、ケーブル ラインカードのデータ サービスが中断します。

RP および RLC ISSU プロセス中のスイッチオーバーでは、Cable Modem(CM; ケーブル モデム)のドロップが起こらず(CM がオフラインになりません)、PacketCable 音声コールがドロップされません。

RP ISSU プロセスの概要

RP ISSU プロセスでは、パケットを転送しながら Cisco IOS ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレードを実行できます。Cisco IOS ISSU は Cisco IOS ハイ アベイラビリティ インフラストラクチャ(Cisco NSF with SSO およびハードウェア冗長性)を利用し、システム稼動中に変更することにより、ソフトウェア アップグレードまたはバージョン変更に伴うダウンタイムを排除します( を参照)。Cisco IOS ソフトウェア ハイ アベイラビリティ機能の連携により、定期メンテナンス活動によるネットワーク サービス アベイラビリティへの影響が軽減される結果、ダウンタイムが短縮され、重要なシステムへのアクセスが容易になります。

SSO モードでは、設定の同期がサポートされます。RP のイメージがアクティブとスタンバイで異なる場合、この機能により、両方の RP で異なるコマンドをサポートしていても、RP の同期をとることができます。

図 1 ISSU プロセスのハイ アベイラビリティ機能およびハードウェア冗長性

 

ISSU 対応ルータは、2 つの RP(アクティブとスタンバイ)および 1 つ以上のラインカードで構成されています。ISSU プロセスを開始する前に、Cisco IOS ソフトウェアを両方の RP のファイル システムにコピーします(図 2 を参照)。

図 2 新しい Cisco IOS ソフトウェアを両方の RP にロードする方法

 

Cisco IOS ソフトウェアを両システムにコピーした後、新しいバージョンの Cisco IOS ソフトウェアをスタンバイ RP にロードします(図 3 を参照)。

図 3 スタンバイ RP での新しい Cisco IOS ソフトウェアのロード

 

スイッチオーバー後、スタンバイ RP が新しいアクティブ RP として引き継ぎます( を参照)。

図 4 スタンバイ RP へのスイッチオーバー

 

次に、以前のアクティブ RP(現在の新しいスタンバイ RP)に新しいソフトウェアがロードされます( を参照)。

図 5 新しいスタンバイ RP に新しい Cisco IOS ソフトウェア をロード

 

システム内の 2 つの RP は、ISSU 実行中に 3 つの異なる状態のいずれかを示します。

アクティブ:1 つの RP が以前のソフトウェアでアクティブとしてパケットを転送しています。ISSU プロセスの実行後、元のアクティブ RP はスタンバイ RP に変わります。

スタンバイ:スタンバイ RP で ISSU を実行し、新しいソフトウェアをロードします。ISSU プロセスの実行後、元のスタンバイ RP は新しいアクティブ RP に変わります。

ホットスタンバイ:元のスタンバイ RP が新しいアクティブ RP に変わった後、新しいソフトウェア イメージを新しいスタンバイ RP にロードします。それにより、スタンバイ RP はホットスタンバイ RP になります。

は、ISSU プロセス中の ISSU ステートを示しています。

図 6 ISSU プロセス中の ISSU ステート

 

Stateful Switchover の概要

SSO 機能は、Cisco IOS ルータで構築されたネットワークのアベイラビリティを改善するために、プログラム全体で段階的に開発されています。

デュアル RP をサポートする特定の Cisco ネットワーキング デバイスでは、1 つの RP をアクティブ プロセッサとして構築すると同時に、もう 1 つの RP をスタンバイ プロセッサとして指定することにより、SSO が RP 冗長性を利用してネットワークのアベイラビリティを改善します。そして、両プロセッサ間での重要なステート情報を同期させます。2 つのプロセッサ間で初期同期を実行した後、SSO は RP ステート情報をプロセッサ間でダイナミックに管理します。

アクティブ RP の障害、ネットワーキング デバイスからの取り外し、またはメンテナンス時の手動停止の際に、アクティブ プロセッサからスタンバイ プロセッサへのスイッチオーバーが起こります。

Cisco NSF は SSO と組み合わせて使用します。Cisco NSF では、ルーティング プロトコル情報がスイッチオーバー後に復元される間、既知のルートでデータ パケット転送が続行されます。Cisco NSF を使用すると、ピア ネットワーキング デバイスがルーティング フラップを受けないため、サービス停止によるお客様の損失が軽減されます。

図 7 は、サービス プロバイダー ネットワークに SSO が展開される一般的な例を示しています。この例では、Cisco NSF with SSO がサービス プロバイダー ネットワークのアクセス レイヤ(エッジ)でイネーブルにされています。このポイントで障害が発生すると、サービス プロバイダー ネットワークへのアクセスを求める企業のお客様へのサービスが停止する可能性があります。

Cisco NSF プロトコルでは、隣接デバイスが Cisco NSF に関与している必要があり、それらの隣接するディストリビューション レイヤ デバイスにCisco NSF 認識ソフトウェア イメージをインストールする必要があります。目的に応じて、Cisco NSF および SSO 機能をネットワークのコア レイヤで展開することもできます。その結果、ある程度の障害ではネットワーク キャパシティとサービスの復元時間を短縮でき、アベイラビリティの向上につながります。

図 7 Cisco NSF with SSO のネットワーク展開:サービス プロバイダー ネットワーク

 

シングル ポイント障害があるネットワークで別のポイントに Cisco NSF with SSO を展開すると、一段上のアベイラビリティが得られます。図 8 は、Cisco NSF with SSO を企業ネットワークのアクセス レイヤで適用するオプションの展開戦略を示しています。この例では、企業ネットワーク内のそれぞれのアクセス ポイントが、ネットワーク設計内の別のシングル ポイント障害を表しています。スイッチオーバーまたは計画されたソフトウェア アップグレードを行う場合も、企業のお客様のセッションはネットワークを通して中断せずに継続します。

図 8 Cisco NSF with SSO のネットワーク展開:企業ネットワーク

 

SSO の詳細については、『Stateful Switchover』の資料を参照してください。

NSF の概要

Cisco NSF は Cisco IOS ソフトウェアで SSO 機能と連動します。SSO は Cisco NSF の前提条件です。NSF は SSO と連動し、スイッチオーバー後にユーザがネットワークを使用できない時間を最小限に抑えます。Cisco NSF の主な目的は、RP スイッチオーバー後の IP パケット転送を継続することです。

通常、ネットワーキング デバイスが再起動すると、そのデバイスのすべてのルーティング ピアは、デバイスが停止した後、再開したことを認識します。こうした移行の結果、いわゆるルーティング フラップが発生し、複数のルーティング ドメインに拡大する可能性があります。ルーティングの再起動によるルーティング フラップは、ルーティングを不安定にし、ネットワーク パフォーマンス全体に悪影響を及ぼします。Cisco NSF は、SSO 対応デバイスのルーティング フラップを抑制し、ネットワークの安定性を保ちます。

Cisco NSF では、ルーティング プロトコル情報がスイッチオーバー後に復元される間、既知のルートでデータ パケット転送が続行されます。Cisco NSF を使用すると、ピア ネットワーキング デバイスではルーティング フラップが発生しません。スイッチオーバー時にスタンバイ RPが障害のあるアクティブ RP から制御を引き継ぎながら、インテリジェント ラインカードまたはデュアル Forwarding Processor(FP; 転送プロセッサ)でデータ トラフィックが転送されます。Cisco NSF 動作の重要点は、ラインカードおよび FP がスイッチオーバー中でも稼動し、アクティブ RP の 最新の Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)を維持できることです。

冗長 LC ISSU プロセスの概要

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの Cisco IOS リリース 12.2(5th)SB では冗長 LC(RLC)ISSU プロセスが導入され、サービスを中断せずにサポートされる冗長構成ケーブル ラインカードでソフトウェア アップグレードができるようになりました。RLC ISSU プロセスは、ISSU-uBR10K 機能における ISSU サポートの第 2 フェーズであり、Cisco uBR10012 ルータの Cisco uBR10-MC5X20S/U/H ケーブル ラインカードだけにサポートされます。デュアル TCC+ またはデュアル DTCC+ カードが、issu runversion コマンドを実行後に順次リロードされます。

RLC ISSU プロセスは、RP ISSU プロセスに多少依存します。第 1 に、RLC ISSU プロセスは、RP ISSU プロセスが Run Version(RV)ステートに達したときに限り開始できます。RV ステートでは、RP ロールバック タイマーが停止され( issu acceptversion コマンドを使用)、アクティブ RP が新しいバージョンのソフトウェア イメージを実行します。各ケーブル ラインカードは新しい RP に再接続し、RP とケーブル ラインカード間で ISSU イメージ ネゴシエーションが行われます(図 9)。

図 9 RP ISSU プロセス ステージおよび WAN ラインカード MDR

 

この RP ISSU プロセスに進むと、RLC ISSU プロセスのステージが実行されます。RLC ISSU プロセスのステージは、RP ISSU プロセスのステージに対応します。RLC ISSU プロセスは、手動または自動実行で開始できます。手動方式では、Prepare Version(RLC ISSU プロセスのみ)、Load Version(LV)、Run Version、および Accept Version プロセス ステージの対応する issu linecard コマンドによって、各ステージが順に実行されます。自動方式では、1 つのコマンド( issu linecard changeversion )を使用し、各ステージの終了時に次のステージが連続的に自動実行されます(図 10)。

図 10 RLC ISSU プロセス ステージ

 

RLC ISSU プロセスは、ターゲットのケーブル ラインカードで順番に動作します。前のケーブル ラインカードの RLC ISSU プロセスが終了すると、後続のケーブル ラインカードだけがプロセスを開始します。このプロセスとは異なり、MDR をサポートするラインカードは、RP ISSU プロセスの Run Version ステージ中に同時にリロードを実行します。

最後に、すべての冗長ケーブル ラインカードで RLC ISSU プロセスが終了したときに、RP ISSU Commit Version ステージを実行できるように条件が設定されます。 issu commitversion コマンドで RP イメージと RLC イメージを同時に確定するように、RP および RLC ISSU プロセスは、Commit Version ステージを共有します(図 11)。

図 11 RP および RLC ISSU Commit Version ステージの結合

 

RLC ISSU プロセスは、RP ISSU プロセスと同様に、バージョンのアップグレード中断機能もサポートします。さらに、RLC ISSU 自動プロセスの停止、実行中の他の RLC ISSU プロセスの停止、バージョンのリロードなどの追加機能を装備しています。Reload Version 機能は、冗長性が設定されておらず、RP ISSU プロセスの MDR 機能をサポートしていないケーブル ラインカードをサポートするものです。

図 12 は、これらの RP および RLC ISSU プロセスの概要を図で示しています。

図 12 RP および RLC ISSU プロセスの概要表示

 

ISSU に対応した Cisco IOS ソフトウェアのバージョン機能

ISSU 機能が導入されるまで、SSO モードの動作には各 RP が同じバージョンの Cisco IOS ソフトウェアを実行する必要がありました。冗長 HA 設定におけるシステムの動作モードは、スタンバイ RP がアクティブ RP に登録されるときにバージョン ストリングを交換することによって決定されます。

システムが SSO を開始するのは、両方の RP で実行されているバージョンが同じ場合に限ります。同じバージョンでない場合、互換性を確保するために冗長モードが下げられます。ISSU 機能を使用する実装では、2 つの Cisco IOS イメージが同じでなくても、リリース レベルに互換性があれば SSO モードで連携し、パケットを転送しながらソフトウェアをアップグレードできます。ISSU 機能が導入される以前のバージョン チェックでは、システムが動作モードを決定できなくなりました。

ISSU でソフトウェア バージョンの互換性を決定するには、追加情報が必要です。そのため、互換性マトリクスでは、問題のバージョンにかかわる他のイメージに関する情報が定義されます。この互換性マトリクスは、2 つのソフトウェア バージョン(アクティブ RP およびスタンバイ RP で動作するバージョン)の互換性を表し、これにより、システムは実現可能な最も高度な動作モードを決定できます。互換性がないバージョンでは、SSO 動作モードに移行できません。

Cisco IOS インフラストラクチャは内部的に変更され、ISSU でサブシステム バージョン機能を搭載するために再設計されました。Cisco IOS サブシステムは、フィーチャ セットおよびソフトウェア コンポーネントのグループ化に対応しています。RP 間でステート情報を維持する機能やサブシステムは、HA 認識クライアントまたは SSO クライアントです。ISSU フレームワークと呼ばれるメカニズムまたは ISSU プロトコルにより、Cisco IOS ソフトウェア内のサブシステムは RP 間で相互に通信し、RP 間通信時にメッセージ バージョンのネゴシエーションを行うことができます。内部では、HA を認識するすべての NSF 対応および SSO 対応のアプリケーションやサブシステムは、このプロトコルに従って、異なるバージョンのソフトウェアでピアとの通信を確立する必要があります (動作モードの詳細については、『Stateful Switchover』の資料を参照してください)。

互換性マトリクス

アクティブ RP および スタンバイ RP の Cisco IOS ソフトウェアが ISSU 対応であり、新旧イメージに互換性がある場合、ISSU プロセスを実行できます。互換性マトリクスには、次のようなリリース間の互換性情報が保存されています。

互換性がある:基本レベルのシステム インフラストラクチャとすべてのオプションの HA 認識サブシステムに互換性があります。このバージョン間のインサービス アップグレードまたはダウングレードの続行は、サービスに対する影響が最小限ですみます。マトリクス エントリは、このようなイメージを互換性がある(C)と指定します。

基本レベルで互換性がある:1 つ以上のオプションの HA 認識サブシステムに互換性がありません。このバージョン間のインサービス アップグレードまたはダウングレードは続行されますが、一部のサブシステムは移行時にステートを維持できません。基本レベルで互換性がある(B)イメージとしてマトリクス エントリに示されます。

互換性がない:SSO を正常に機能させるためには、コア セットのシステム インフラストラクチャでステートフルな連携が必要です。これら必須の機能やプロトコルが連携可能でなければ、2 つのバージョンの Cisco IOS ソフトウェア イメージは互換性がないと見なされます。このバージョン間のインサービス アップグレードまたはダウングレードはできません。互換性がない(I)イメージとしてマトリクス エントリに示されます。

互換性マトリクスは、指定のサポート ウィンドウに含まれる他のすべての Cisco IOS ソフトウェア バージョン(たとえば、イメージが「認識する」すべてのソフトウェア バージョン)に対する Cisco IOS ソフトウェア イメージの互換関係を表し、イメージごとに作成されて公開されます。該当リリースと以前のリリースとの互換性情報がマトリクスに保存されています。常に最新版で、市場にある既存リリースとの互換性に関する最新情報が表示されます。互換性マトリクスは、Cisco IOS ソフトウェア イメージ内および Cisco.com で提供されます。そのため、ISSU プロセスでアップグレードを実行可能かどうかを事前に判断できます。

ISSU を試みる前に、アクティブおよびスタンバイ RP の Cisco IOS ソフトウェア バージョン間で互換性レベルを確認する必要があります。任意のシステムで 2 つのソフトウェア バージョン間の互換性マトリクス データを表示するには、show issu comp-matrix negotiated コマンドを入力します。

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの ISSU-uBR10K に関する互換性情報

show issu comp-matrix negotiated コマンドにより、アクティブおよびスタンバイ PRE-2 カードの Cisco IOS ソフトウェア イメージに関する互換性情報が表示されます。コマンド出力では、RP イメージと LC イメージ間、または LC イメージ間の互換性情報が明示的に表示されることはありません。

ただし、show issu comp-matrix negotiated コマンドで RP イメージ間の互換性を表示する場合は、RP と LC 間および LC 間のイメージ互換性もサポートされます。

次に、Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータで show issu comp-matrix negotiated コマンドから出力した例を示します。

Router# show issu comp-matrix negotiated
CardType: uBR10000(107), Uid: 2, Image Ver: 12.2(20070219:204203)145
Image Name: UBR10K2-K9P6U2-M
 
Cid Eid Sid pSid pUid Compatibility
=======================================================
2 1 65538 65542 15 COMPATIBLE
2 1 65543 65542 11 COMPATIBLE
2 1 65549 65543 17 COMPATIBLE
2 1 65579 4 1 COMPATIBLE
3 1 65577 6 1 COMPATIBLE
4 1 65567 13 1 COMPATIBLE
5 1 65547 27 1 COMPATIBLE
7 1 65570 5 1 COMPATIBLE
8 1 65572 11 1 COMPATIBLE
9 1 65540 0 2 COMPATIBLE
9 1 65541 0 2 COMPATIBLE
9 1 65545 0 2 COMPATIBLE
9 1 65563 0 2 COMPATIBLE
9 1 65569 2 1 COMPATIBLE
9 1 65573 0 2 COMPATIBLE
9 1 65575 0 2 COMPATIBLE
10 1 60 0 2 COMPATIBLE

ISSU 対応プロトコルおよびアプリケーション

次のプロトコルおよびアプリケーションで ISSU をサポートします。

ISSU - ARP:Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)は ISSU をサポートします。

ISSU - ATM:Asynchronous Transfer Mode(ATM; 非同期転送モード)アプリケーションは ISSU をサポートします。ISSU のアプリケーション要件は次のとおりです。

ATM クライアントを nonbase として識別する。

ATM HA イベント同期メッセージのメッセージ バージョン機能をサポートする。

ピア間の機能を交換できる。

ISSU - Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP; ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)On-Demand Address Pool(ODAP)クライアント/サーバ:この機能は ISSU をサポートします。

ISSU - DHCP プロキシ クライアント:DHCP プロキシ クライアント機能は ISSU をサポートします。

ISSU - アンナンバード インターフェイス DHCP リレー:アンナンバード インターフェイス DHCP リレー機能は ISSU をサポートします。

ISSU - DHCP サーバ:DHCP サーバ機能は ISSU をサポートします。

ISSU - DHCP スヌーピング:DHCP スヌーピングは ISSU をサポートします。

ISSU - EtherChannel - PagP LACP:Port Aggregate Control Protocol(PagP; ポート集約プロトコル)および Link Aggregate Control Protocol(LACP)は ISSU をサポートします。

シスコ エクスプレス フォワーディング:Cisco Express Forwarding(CEF; シスコ エクスプレス フォワーディング)は ISSU をサポートします。

ISSU - First Hop Routing Protocol(FHRP)/GLBP:Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)は ISSU をサポートします。

ISSU - FHRP/HSRP:Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)は ISSU をサポートします。

ISSU - フレームリレー:フレームリレー プロトコルは ISSU をサポートします。

ISSU - HDLC:High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク コントロール)プロトコルは ISSU をサポートします。

ISSU - IEEE 802.1x:IEEE 802.1x プロトコルは ISSU をサポートします。

ISSU - IEEE 802.3af:IEEE 802.3af は ISSU をサポートします。

ISSU - IGMP スヌーピング:Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)は ISSU をサポートします。

ISSU - IP ホスト:IP ホストは ISSU をサポートします。

ISSU - IS-IS:Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS; 中継システム間の連携)プロトコルは ISSU をサポートします。

ISSU - MPLS L3VPN:Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)は ISSU をサポートします。ISSU による ISSU MPLS 関連アプリケーションのアップグレードについては、『 ISSU MPLS Clients 』の資料を参照してください。

ISSU - ポート セキュリティ:ポート セキュリティは ISSU をサポートします。

ISSU - PPP/MLP:Point-to-Point Protocol(PPP; ポイントツーポイント プロトコル)および Multilink PPP(MLP; マルチリンク PPP)プロトコルは ISSU をサポートします。

ISSU - QoS support:Quality of Service(QoS)機能は ISSU をサポートします。

ISSU - リモート ファイル システム:Remote File System(RFS; リモート ファイル システム)バージョン機能は ISSU をサポートします。

ISSU - SNMP:SNMPは ISSU をサポートします。

ISSU - STP:Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)は ISSU をサポートします。

ISSU-uBR10K の ISSU 対応プロトコルおよびアプリケーションに関する制約事項

次のプロトコルおよびアプリケーションは、ISSU-uBR10K でサポートされません。

ISSU - ATM

ISSU - FHRP/GLBP

ISSU - FHRP/HSRP

ISSU - フレームリレー

ISSU - HDLC

ISSU - IEEE 802.1x

ISSU - IEEE 802.3af

ISSU - IGMP スヌーピング

ISSU - ポート セキュリティ

ISSU - PPP/MLP

ISSU - STP

ISSU の SNMP サポート

両方の RP で同じバージョンの Cisco IOS ソフトウェアが動作する場合、SNMP 設定および Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)がアクティブ RP からスタンバイ RP への SSO をサポートするのであれば、ISSU - SNMP for SSO はその同期メカニズムを提供します。この条件は ISSU には使用されません。

ISSU - SNMP は、ISSU による MIB の変更を処理できる SNMP Client(SIC; SNMP クライアント)を提供します。SNMP クライアント(SIC)はすべての MIB の ISSU を処理し、ISSU に必要な送受信機能に対応します。SNMP では、アクティブ RP および スタンバイ RP の Cisco IOS リリースにある MIB のバージョンが同じ場合に限り、両方の RP の MIB がすべて同期します。

ISSU の MDR サポート

Minimum Disruptive Restart(MDR)とは、システムを通過するトラフィックの中断を最小限に抑えてラインカードを再起動できる機能です。ライン プロトコル フラップを防ぎ、ソフトウェアの再起動中またはリロード中のトラフィックの中断を最小限にします。uBR10K プラットフォームは Cisco 10000-SIP-600 ジャケット カードおよび SPA-24XDS-SFP(ワイドバンド Data-over-Cable Service Interface Specifications(DOCSIS; データオーバーケーブル サービス インターフェイス仕様)SPA)の MDR をサポートします。ISSU は、10000-SIP-600 カードまたはワイドバンド SPA カードのリロードごとにネットワーク停止が起こらないようにします。

ISSU の MDR 機能には次の利点があります。

カードのリロード後、データ トラフィックがラインカードを通過する時間を短縮する。

ソフトウェアの再起動中またはリロード中にデータと設定を保持する。

MDR 後にラインカード ステータスを保持する。


) ソフトウェアまたはファームウェアにメジャーな変更が行われた場合にラインカードをリロードしても、MDR はソフトウェアのマイナーな変更点しかサポートしません。


RP ISSU プロセスの実行方法

SSOモードは、デバイスの動作モードで、RP ISSU を実行する場合の前提条件ですが、これとは異なり、ISSU プロセスはルータやスイッチの動作中に実行される一連の手順を示します。その手順により、新規または変更後の Cisco IOS ソフトウェアが実装され、トラフィックへの影響は最小限ですみます。

RP ISSU プロセスを実行する場合の制約事項

次に、RP ISSU プロセスを実行する場合の基本的な制約事項を示します。

ISSU を使用する場合でも、メンテナンス ウィンドウ内でアップグレードを実行することを推奨します。

ISSU プロセス中は新しい機能をイネーブルにしないでください(設定変更が必要な場合)。

ダウングレードの場合、ダウングレード リビジョンの Cisco IOS ソフトウェア イメージで使用できない機能があれば、ISSU プロセスを開始する前にその機能をディセーブルにする必要があります。

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータで RP ISSU プロセスを実行する場合の制約事項

RP ISSU プロセスは、次の Cisco IOS ソフトウェア イメージを使用する Cisco IOS Release 12.2(33)SCB 以降でサポートされます。

ubr10k2-k9p6u2-mz

ubr10k4-k9p6u2-mz

RP ISSU プロセスは、次の Cisco IOS ソフトウェア イメージを使用する Cisco IOS Release 12.2(5th)SB 以降でサポートされます。

ubr10k2-k9p6u2-mz

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータで RP および RLC ISSU プロセスを実行する場合は、まず「冗長 LC ISSU プロセスの実行方法」を一読してください。ここでは、RLC ISSU プロセスの前提条件になる RP ISSU タスクについて説明されています。


) このマニュアルの RP ISSU プロセスのセクションで説明する例では、Cisco 10000 シリーズ ルータ ソフトウェアの特定のイメージ名を示しています。これらの例を参照する場合、サンプル イメージ名は、ご使用のプラットフォームでサポートされる適切なイメージ名に置き換える必要があります。


次のセクションのタスクでは、ISSU プロセスの実行方法について説明します。

「スタンバイ RP での Cisco IOS ソフトウェアのロード」(必須)

「スタンバイ RP への切り替え」(必須)

「RP ISSU ロールバック タイマーの停止」(必須)

「RP ISSU ソフトウェア インストールの確認」(必須)

「ISSU によるソフトウェア アップグレードの中断」(任意)

「アップグレードに対する安全策としてのロールバック タイマーの設定」(任意)

「ISSU 互換性マトリクス情報の表示」(任意)

「RP およびケーブル ラインカードでの ISSU プロセスの終了と新しい Cisco IOS ソフトウェアのイネーブル化」(必須)

スタンバイ RP での Cisco IOS ソフトウェアのロード

ここでは、ISSU を使用して、新しい Cisco IOS ソフトウェアをスタンバイ RP にロードする方法について説明します。

前提条件

アクティブおよびスタンバイ RP が SSO モードで設定されていることを確認します。SSO モードを RP に設定する方法の詳細については、『 Stateful Switchover 』の資料を参照してください。

新しいバージョンの Cisco IOS ソフトウェア イメージがアクティブおよびスタンバイ RP のファイル システムにすでにロードされていることを確認します。また、適切なブート パラメータがスタンバイ RP に設定されていることを確認します。

後で比較するために、ピアやインターフェイスの現在のステートを確認するテストおよびコマンドを追加して実行する場合もあります。

両方の PRE にコンソールからアクセスできることを確認します。

概要手順

1. enable

2. issu loadversion active-slot active-image standby-slot standby-image [ force ]

3. show issu state [ detail ]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu loadversion active-slot active-image standby-slot standby-image [ force ]

 
Router# issu loadversion a disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new b stby-disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

ISSU プロセスを開始します。

issu loadversion コマンドを入力後、Cisco IOS ソフトウェアがスタンバイ RPにロードされ、スタンバイ RP が SSO モードに移行するまで数分かかることがあります。

ステップ 3

show issu state [ detail ]

 

Router# show issu state

ISSU プロセス中の RP のステートを表示します。この ISSU プロセスのステージで、スタンバイ RP がロードされ、SSO モードに入ることをコマンドで確認します。

issu loadversion コマンドを入力後、Cisco IOS ソフトウェアがスタンバイ RPにロードされ、スタンバイ RP が SSO モードに移行するまで数秒かかることがあります。 show issu state コマンドの入力が早すぎると、必要な情報が表示されないことがあります。

スタンバイ RP への切り替え

ここでは、スタンバイ RP に切り替え、新しい Cisco IOS ソフトウェア イメージを実行する方法について説明します。

概要手順

1. enable

2. issu runversion active-slot-name [active-image-URL]


) 現在の冗長性ステータスを表示するには、show redundancy states コマンドを実行します。issu runversion コマンドを実行する前にシステムが SSO に移行していることを確認してください。


詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu runversion active-slot-name [active-image-URL]

 

Router# issu runversion b stby-disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

アクティブ プロセッサからスタンバイ プロセッサへのスイッチオーバーを強制的に実行し、新しいアクティブ プロセッサで新しいイメージを実行します。イメージ URL は省略可能です。

RP ISSU ロールバック タイマーの停止

次のタスクでは、ロールバック タイマーの停止方法について説明します。ロールバック タイマーが停止していない場合、ロールバック タイマーがタイムアウトになる前に次の RP ISSU プロシージャが実行されなければ、自動的に RP ISSU プロセスが中断され、元の Cisco IOS ソフトウェア バージョンに戻されます。たとえば、ロールバック タイムアウト前に issu runversion コマンドが入力されなければ、 issu acceptversion コマンドが入力された後、RP ISSU プロセスが中断されます。


issu acceptversion コマンドを使用して、RP ISSU ロールバック タイマーを正常に停止すれば、必要に応じて Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの冗長ケーブル ラインカードで RLC ISSU プロセスの実行を開始できます。


概要手順

1. enable

2. issu acceptversion active-slot-name [active-image-URL]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu acceptversion active-slot-name [active-image-URL]

 

Router# issu acceptversion b disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

ロールバック タイマーを停止し、ISSU プロセス中に新しい Cisco IOS ソフトウェア イメージが自動で中断されないようにします。イメージ URL は省略可能です。

RP ISSU ソフトウェア インストールの確認

RP ISSU プロセスには、init、load version、run version の 3 つの有効なステートがあります。show issu state コマンドを使用して、次の各ステートまたはすべてのステートに関する情報を取得します。

Init ステート:初期ステートは、ISSU プロセスが開始される前の 2 つの RP(アクティブとスタンバイ)を示します。

Load Version(LV)ステート:スタンバイ RP に新しいバージョンの Cisco IOS ソフトウェアがロードされます。

Run Version(RV)ステート:issu runversion コマンドは強制的に RP のスイッチオーバーを実行します。新しいアクティブ RP で新しい Cisco IOS ソフトウェア イメージが動作します。

show コマンドを入力して、ISSU ソフトウェア インストールを確認できます。このコマンドは、ISSU プロセス中の RP のステートに関する情報を表示します。

概要手順

1. enable

2. show issu state [A | B | detail ]

3. show redundancy [clients | config-sync | counters | force-rpr | history | idb-sync-history | interlink | linecard | platform | states | switchover]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

show issu state [A | B | detail ]

 

Router# show issu state

ISSU プロセス中の RP のステートを表示します。

ステップ 3

show redundancy [clients | config-sync | counters | force-rpr | history | idb-sync-history | interlink | linecard | platform | states | switchover]

 

Router# show redundancy

デバイスのステータス、モード、および関連する冗長性について現在または履歴の情報を表示します。

ISSU によるソフトウェア アップグレードの中断

いずれのステージでも、issu abortversion コマンドを実行すると ISSU プロセスを手動で中断できます。また、障害が検出された場合、ISSU プロセスは自発的に中断します。


) 必ず、アクティブな RP をターゲットの IOS リリースとともに中断してください。


issu loadversion コマンドを実行した後にプロセスを中断すると、スタンバイ RP がリセットされ、元のソフトウェアがリロードされます。

issu runversion または issu acceptversion コマンドを入力した後にプロセスが中断されると、元のソフトウェア バージョンが動作している新しいスタンバイ RP に対して再びスイッチオーバーが実行されます。RP が新しいソフトウェアを実行している場合はリセットされ、元のソフトウェア バージョンがリロードされます。

ここでは、 issu commitversion コマンドを実行してプロセスをコミットする前に、ISSU プロセスを中断する方法について説明します。


) Cisco IOS Release 12.2(5th)SB 以降では、RP ISSU プロセスを Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータで issu abortversion コマンドを使用して中断する場合、またはスイッチオーバーにより RP をロールバックする場合、issu linecard abortversion コマンドの実行も必要です。詳細については、「RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック」を参照してください。


概要手順

1. enable

2. issu abortversion slot image

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu abortversion slot image

 
Router# issu abortversion b disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

実行中の ISSU アップグレードまたはダウングレード プロセスをキャンセルし、ルータをプロセス開始前の状態に戻します。

アップグレードに対する安全策としてのロールバック タイマーの設定

Cisco IOS ソフトウェアは ISSU ロールバック タイマーを保持しています。ロールバック タイマーは、新しいアクティブ RP との通信が切断された状態が続く状態での、アップグレードの安全策になります。

ロールバック タイマーを 45 分(デフォルト)以内に設定すると、新しいソフトウェアがコミットされない場合、または runversion モード中にルータへの接続が切断された場合に待機する必要がなくなります。新しいイメージをコミットする前に、Cisco IOS ソフトウェアの動作を確認するための十分な時間が必要な場合は、ロールバック タイマーを 45 分以上に設定します。

ISSU プロセスが正常に終了したことを確認し、現在の状態を保持する場合は、 issu acceptversion コマンドを実行して承諾を示す必要があります。これによりロールバック タイマーが停止します。したがって、 issu acceptversion コマンドの入力は、ISSU プロセスを進行させるうえで非常に重要なものです。

このステージで issu commitversion コマンドを実行することは、 issu acceptversion コマンドと issu commitversion コマンドの両方を入力することと同じです。現在の状態で一定期間実行しない予定で、新しいソフトウェア バージョンを受け入れる場合は、 issu commitversion コマンドを使用します。

ここでは、ロールバック タイマーの設定方法について説明します。

概要手順

1. enable

2. configure terminal

3. configure issu set rollback timer seconds

4. show issu rollback timer

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードにします。

ステップ 3

configure issu set rollback timer seconds

 

Router(config)# configure issu set rollback timer 3600

ロールバック タイマー値を設定します。

ステップ 4

exit

 

Router(config)# exit

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show issu rollback timer

 

Router# show issu rollback timer

ISSU ロールバック タイマーの現在の設定を表示します。

ISSU 互換性マトリクス情報の表示

ISSU 互換性マトリクスには、問題となるバージョンに関連する他のソフトウェア イメージの情報が含まれています。この互換性マトリクスは、2 つのソフトウェア バージョン(アクティブ RP およびスタンバイ RP で動作するバージョン)の互換性を表し、これにより、システムは実現可能な最も高度な動作モードを決定できます。この情報は ISSU を使用するかどうかの確認に役立ちます。

ここでは、ISSU 互換性マトリクスに関する情報の表示方法について説明します。

概要手順

1. enable

2. show issu comp-matrix { negotiated | stored }

詳細手順

 

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

show issu comp-matrix { negotiated | stored }

 

Router# show issu comp-matrix

ISSU 互換性マトリクスに関する情報を表示します。

冗長 LC ISSU プロセスの実行方法

RP ISSU と同様に、RLC ISSU プロセスはルータの動作中に実行される一連の手順になります。その手順により、新規または変更後のソフトウェア イメージがケーブル ラインカードに実装され、トラフィックへの影響は最小限ですみます。RLC ISSU プロセスは、特定のケーブル ラインカード、またはすべてのケーブル ラインカード全体に自動で実行するか、個々のケーブル ラインカードに手動で実行できます。

冗長 LC ISSU プロセスを実行する場合の前提条件

ISSU プロセスがケーブル ラインカードで動作する場合、ケーブル ラインカードは N+1 冗長性用に設定する必要があります。

N+1 冗長性設定の詳細については、次の URL にある『Cisco CMTS Feature Guide』の「N+1 Redundancy for the Cisco Cable Modem Termination System」の章を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/feature/guide/uFGnpls1.html


) ケーブル ラインカードが冗長性用に設定されていない場合は、issu linecard reloadversion コマンドを使用してイメージを手動でロードできます。ただし、このようなアップグレードを実行すると、ケーブル ラインカードのネットワーク アベイラビリティに影響を及ぼします。この方法の詳細については、「非冗長ケーブル ラインカードのリロード」を参照してください。


次のソフトウェア イメージに関する前提条件が満たされていることを確認してください。

RP および LC ソフトウェア イメージの新旧バージョンは、ISSU 対応で、互換性がなければなりません。LC ソフトウェア イメージは RP イメージに付属しています。RLC ISSU のソフトウェア イメージ互換性に関する詳細については、「Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの ISSU-uBR10K に関する互換性情報」を参照してください。

元のラインカードおよびターゲットのラインカードのイメージは、ディスクまたはブートフラッシュ領域にダウンロードする必要がありますが、同じデバイスである必要はありません。イメージ サイズが 32MB を超えるため、2 つのイメージが 1 つのフラッシュ デバイスに収容できない場合があります。どちらのイメージも disk0、disk1、またはブートフラッシュに格納できます。

新しいイメージの自動起動が設定されていることを確認します。その場合、次のグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

Router(config)# config-register 0x2
 

boot system グローバル コンフィギュレーション コマンドで設定するパスに新しいターゲット イメージの場所が指定されていることを確認します。次の例を参照してください。

Router(config)# boot system disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 

次のタスクは、RLC ISSU プロセスが開始される前に実行する必要があります。

「スタンバイ RP での Cisco IOS ソフトウェアのロード」(必須)

「スタンバイ RP への切り替え」(必須)

「RP ISSU ロールバック タイマーの停止」(必須)

「RP ISSU ソフトウェア インストールの確認」(必須)

issu acceptversion コマンドを使用した後、アクティブ RP が Run Version(RV ステート)であることを確認したら、RLC ISSU プロセスを開始できます。

冗長 LC ISSU プロセスを実行する場合の制約事項

次に、RLC ISSU プロセスを実行する場合の制約事項を示します。

RP ISSU と同様に、メンテナンス ウィンドウ内でアップグレードを実行することを推奨します。

RLC ISSU プロセス中は新しい機能をイネーブルにしないでください(設定変更が必要な場合)。

ダウングレードの場合、ダウングレード リビジョンのラインカード ソフトウェア イメージで使用できない機能があれば、RLC ISSU プロセスを開始する前にその機能をディセーブルにする必要があります。

RLC ISSU プロセスを実行する前に issu commitversion コマンドを実行しないでください。RLC ISSU プロセスは、RP が INIT ステートでない場合は実行できません。

RLC ISSU プロセスの実行中は、N+1 障害保護はディセーブルになりません。また、RLC ISSU プロセスの実行中は、セカンダリ(または予備)ケーブル ラインカードが別のプライマリ(または現用)ケーブル ラインカードの代わりにアクティブになっていますが、障害のある現用ケーブル ラインカードの代替として予備ケーブル ラインカードを冗長性サービスには使用できません。アクティブであった予備ケーブル ラインカードがスタンバイステートに戻ると、再び冗長フェールオーバーに使用できます。

この期間に現用ラインカードに障害が発生し、予備ラインカードを使用できなければ、現用ラインカードには現在アクティブな RP と同じソフトウェア イメージがリロードされます。現用ラインカードと予備ラインカード間の N+1 同期は維持されます。

自動または手動の RLC ISSU プロセスの実行中は、ラインカード冗長性コマンドを設定したり、ラインカード スイッチオーバーを開始したりできません。

RLC ISSU プロセスは SSO 対応ではありません。したがって、RLC ISSU プロセスは新しいアクティブ RP で再起動する必要があります。

RP および LC バージョン間の部分アップグレードはサポートされません。そのため、RP および各 LC は同じバージョンにアップグレードする必要があります。 issu commitversion コマンドを使用して新しいバージョンをコミットすると、RP イメージと LC イメージの両方が確定され、新しいスタンバイ RP カードおよび予備ケーブル ラインカードでイネーブルになります。

RLC ISSU プロセスでは、任意に設定できるロールバック タイマーはサポートされません。ただし、RLC ISSU プロセスでは異なるステージの完了が予定され、それぞれのステージに関連付けられたプラットフォームに依存する特定のタイムアウト値が存在します。これらのタイムアウト値は、RLC ISSU プロセスの自動および手動実行に適用されます。RLC ISSU プロセスのステージがタイムアウト期間内に完了しなければ、エラーになります。エラー メッセージが出力され、RLC ISSU プロセスが停止します。

Cisco uBR10012 ルータのタイムアウト値は次のとおりです。

スイッチオーバー準備時のラインカード待機時間:240 秒。このタイマーは、 issu linecard prepareversion コマンドまたは issu linecard changeversion コマンドを実行したときに起動します。

スイッチオーバー タイマー:240 秒。このタイマーは、 issu linecard prepareversion コマンドまたは issu linecard changeversion コマンドの中で動作し、ラインカード スイッチオーバーの終了までの時間を示します。

issu linecard loadversion コマンド:360 秒。Load Version ステージの終了までの時間です。

issu linecard runversion コマンド:240 秒。Run Version ステージの終了までの時間です。

issu linecard reloadversion コマンド:360 秒。Reload Version ステージの終了までの時間です。

次のセクションのタスクでは、RLC ISSU プロセスの実行方法について説明します。

次の必須方法のいずれかを使用して、RLC ISSU プロセスを実行します。

「RLC ISSU プロセスの自動実行」

「RLC ISSU プロセスの手動実行」

「RLC ISSU ソフトウェア インストールの確認」(必須)

「RLC ISSU プロセスの強制実行」(任意)

「RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック」(任意)

「非冗長ケーブル ラインカードのリロード」(任意)

「RP およびケーブル ラインカードでの ISSU プロセスの終了と新しい Cisco IOS ソフトウェアのイネーブル化」(必須)

RLC ISSU プロセスの自動実行

issu linecard changeversion コマンドを使用して、RLC ISSU プロセスを自動的に実行する場合、すべての冗長ケーブル ラインカードまたは指定した現用ケーブル ラインカードのプロセスを実行するように指定できます。

イメージ バージョン ステータスに関係なく、RLC ISSU プロセスを強制的に実行する場合、またはサービス停止とエラー処理が発生してもそれを無視する場合、 issu linecard changeversion forced 形式のコマンドを使用します。

以前に issu linecard process stop コマンドを使用した場合は、RLC ISSU プロセスの再起動に issu linecard changeversion コマンドも使用できます。


) RLC ISSU 自動プロセスの一部に冗長性のないケーブル ラインカードを含める場合、非冗長ラインカードには issu linecard reloadversion コマンドを実行してください。詳細については、「非冗長ケーブル ラインカードのリロード」を参照してください。


RLC ISSU 自動プロセスが完了したら、インストールを確認し、RP イメージと LC イメージをコミットする必要があります。これらのタスクは次のセクションで説明します。

「RLC ISSU ソフトウェア インストールの確認」(必須)

「RP およびケーブル ラインカードでの ISSU プロセスの終了と新しい Cisco IOS ソフトウェアのイネーブル化」(必須)

概要手順

1. enable

2. issu linecard changeversion { all | slot_1 [ / subslot_1 ]...[ slot_n [ / subslot_n ]} [ forced ]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard changeversion { all | slot_1 [ / subslot_1 ]. . .[ slot_n [ / subslot_n ]} [ forced ]

 
Router# issu linecard changeversion 6/0 6/1 7/1 8/0 8/1

ISSU プロセスを開始し、指定したケーブル ラインカードのすべてのステージを自動で実行します。


) all オプションの使用を推奨します。


RLC ISSU 自動プロセスの停止

RLC ISSU が次に設定されているケーブル ラインカードに対してプロセスを続行しない場合、RLC ISSU 自動プロセスを停止できます。

概要手順

1. enable

2. issu linecard process stop

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard process stop

 
Router# issu linecard process stop

以降に指定されているケーブル ラインカードで RLC ISSU 自動プロセスを続行しないようにします。

RLC ISSU プロセスの手動実行

次のセクションのタスクでは、RLC ISSU プロセスを手動で実行する方法について説明します。

「プライマリ現用ケーブル ラインカードからスタンバイ ラインカードへの手動切り替え」(必須)

「スタンバイ 状態にあるプライマリ ラインカードへの新しいイメージの手動ロード」(必須)

「スタンバイ ケーブル ラインカードへの手動切り替え」(必須)

「RLC ISSU プロセスの受け入れ」(必須)

RLC ISSU プロセスを受け入れた後、他のケーブル ラインカードの RLC ISSU 手動プロセスを開始できます。RLC ISSU プロセスが完了したら、インストールを確認し、RP イメージと LC イメージをコミットする必要があります。これらのタスクは次のセクションで説明します。

「RLC ISSU ソフトウェア インストールの確認」(必須)

「RP およびケーブル ラインカードでの ISSU プロセスの終了と新しい Cisco IOS ソフトウェアのイネーブル化」(必須)

次のセクションでは、RLC ISSU 手動プロセスの中で実行できる任意のタスクについて説明します。

「RLC ISSU プロセスの強制実行」(任意)

「RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック」(任意)

「非冗長ケーブル ラインカードのリロード」(任意)

「RLC ISSU 手動プロセスの停止」(任意)

「停止された RLC ISSU 手動プロセスの再起動」(任意)

プライマリ現用ケーブル ラインカードからスタンバイ ラインカードへの手動切り替え

RLC ISSU プロセスを手動で開始するには、 issu linecard prepareversion コマンドを使用し、プライマリ現用ケーブル ラインカードのスロット/サブスロットの場所を指定します。このコマンドを入力すると、ケーブル ラインカードの冗長性設定とイメージ バージョンがチェックされます。イメージ バージョンの変更が必要な場合、スイッチオーバーでプライマリ現用ケーブル ラインカードがスタンバイ モードに入り、予備ケーブル ラインカードがアクティブになります。

イメージ バージョン ステータスに関係なく、スイッチオーバーを強制的に実行する場合、またはサービス停止とエラー処理が発生してもそれを無視する場合、 issu linecard changeversion forced 形式のコマンドを使用します。

以前に issu linecard process stop コマンドを使用した場合は、RLC ISSU プロセスの再起動に、 issu linecard prepareversion コマンドも使用できます。

概要手順

1. enable

2. issu linecard prepareversion slot / subslot [ forced ]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard prepareversion slot / subslot [ forced ]

 
Router# issu linecard prepareversion 6/0

指定した現用ケーブル ラインカードで ISSU プロセスを手動で開始します。このステージでは、現用ケーブル ラインカードがスタンバイに切り替わり、予備ケーブル ラインカードがアクティブになります。

スタンバイ 状態にあるプライマリ ラインカードへの新しいイメージの手動ロード

RLC ISSU 手動プロセス内で現在スタンバイ モードの現用ケーブル ラインカードを指定して、新しいターゲット ラインカード イメージをロードするには、 issu linecard loadversion コマンドを使用します。

概要手順

1. enable

2. issu linecard loadversion slot / subslot

3. show hccp brief

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard loadversion slot / subslot

 
Router# issu linecard loadversion 6/0

指定した現用ケーブル ラインカードに新しいターゲット ラインカード イメージをロードします。

ステップ 3

show hccp brief

 

Router# show hccp brief

N+1 ラインカード冗長性設定に関する概要情報を表示します。

スタンバイ ケーブル ラインカードへの手動切り替え

RLC ISSU 手動プロセス内で現在のスタンバイ ケーブル ラインカード(元の現用プライマリ ケーブル ラインカード)に対して N+1 スイッチオーバーを開始するには、 issu linecard runversion コマンドを使用します。このステージでは、セカンダリ予備ケーブル ラインカードのすべてのインターフェイスに対して、プライマリ現用ケーブル ラインカードが(新しいターゲット イメージで)アクティブになります。プライマリ現用ケーブル ラインカードの 3 秒ロールバック タイマーが起動します。

イメージ バージョンの非互換性に関係なく、スイッチオーバーを強制的に実行する場合、またはサービス停止とエラー処理が発生してもそれを無視する場合、 issu linecard runversion forced 形式のコマンドを使用します。

概要手順

1. enable

2. issu linecard runversion slot / subslot [ forced ]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard runversion slot / subslot [ forced ]

 
Router# issu linecard runversion 6/0

現在のスタンバイ ケーブル ラインカードへのスイッチオーバーを開始します。

RLC ISSU プロセスの受け入れ

RLC ISSU プロセスの Prepare Version、Load Version、および Run Version ステージの完了を記録して受け入れるためには、 issu linecard acceptversion コマンドを使用します。

概要手順

1. enable

2. issu linecard acceptversion slot / subslot

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard acceptversion slot / subslot

 
Router# issu linecard acceptversion 6/0

RLC ISSU ロールバック タイマーを停止します。

RLC ISSU ソフトウェア インストールの確認

RLC ISSU プロセスでは、各種の有効なステートがあります。show issu linecard state コマンドを使用して、次のラインカードのステートを表示します。

PSLC READY ステート:予備(またはセカンダリ)ラインカードがラインカード スイッチオーバーを準備できるまで待機

PREPAREVERSION ステート:現用(プライマリ)から予備(セカンダリ)へのラインカード スイッチオーバーが完了するまで待機

LOADVERSION ステート:元の現用/プライマリ ラインカードが新しいイメージのロードを終了し、セカンダリ ラインカードとしてスタンバイ完了になるまで待機

RUNVERSION ステート:元の現用/プライマリ ラインカードを新しいイメージで再びアクティブにするためのラインカード スイッチオーバーの完了まで待機

ACCEPTVERSION ステート:プロセスの Accept Version ステージを実行する過渡状態

RELOAD ステート: issu linecard reloadversion コマンドの手動実行の完了

SINGLE OP PV DONE ステート: issu linecard prepareversion コマンドの手動実行の完了

SINGLE OP LV DONE ステート: issu linecard loadversion コマンドの手動実行の完了

SINGLE OP RV DONE ステート: issu linecard runversion コマンドの手動実行の完了

その他、 show コマンドを使用して、N+1 冗長性設定のステータスや RP ISSU プロセスのステータスを表示することもできます。

概要手順

1. enable

2. show issu state [ detail ]

3. show issu linecard [ state | history ]

4. show redundancy linecard all

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

show issu state [ detail ]

 

Router# show issu state

ISSU プロセス中の RP のステートを表示します。

ステップ 3

show issu linecard [ state | history ]

 

Router# show issu state

RLC ISSU プロセス中のケーブル ラインカードのステートを表示します。

ステップ 4

show redundancy [ clients | counters | debug-log | handover | history | states | inter-device ]

 

Router# show redundancy

デバイスのステータス、モード、および関連する冗長性について現在または履歴の情報を表示します。

ステップ 5

show hccp brief

 

Router# show hccp brief

N+1 ラインカード冗長性設定に関する概要情報を表示します。

RLC ISSU プロセスの強制実行

サービス停止とその後のエラー処理が発生しても処理を継続するように、RLC ISSU 自動プロセスまたは特定ステージの RLC ISSU 手動プロセスを設定するには、対応するコマンドに forced キーワード オプションを使用します。

詳細については、次の内容を参照してください。

「RLC ISSU プロセスの自動実行」

「プライマリ現用ケーブル ラインカードからスタンバイ ラインカードへの手動切り替え」

「スタンバイ ケーブル ラインカードへの手動切り替え」

「RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック」

RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック

新しいソフトウェアを実行するシステムが想定どおりに稼動しないと見なされる場合、RLC ISSU プロセスでは、すべてのケーブル ラインカードまたは特定のケーブル ラインカードを以前のバージョンにロールバックするように設定できます。この場合、 issu linecard abortversion コマンドを使用します。

プロセスを強制的に中断する場合、またはサービス停止とエラー処理が発生してもそれを無視する場合、 issu linecard abortversion forced 形式のコマンドを使用します。


) RP ISSU プロセスを issu abortversion コマンドで中断する場合、またはスイッチオーバーにより RP をロールバックする場合、issu linecard abortversion コマンドの実行も必要です。


概要手順

1. enable

2. issu linecard abortversion { all | slot / subslot } [ forced ]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard abortversion { all | slot / subslot } [ forced ]

 
Router# issu linecard abortversion 6/0

RLC ISSU 動作をキャンセルし、RLC ISSU プロセス以前に動作していた元のバージョンのラインカード イメージをケーブル ラインカードにリロードします。

非冗長ケーブル ラインカードのリロード

冗長に設定されていないケーブル ラインカードに新しいターゲット ラインカード イメージをロードするには、 issu linecard reloadversion コマンドを使用します。


注意 issu linecard reloadversion コマンドの実行中は、指定した非冗長ケーブル ラインカードのネットワーク サービスが中断します。

概要手順

1. enable

2. issu linecard reloadversion { original-image | target-image } { all | slot_1 [ / subslot_1 ]...[ slot_n [ / subslot_n ]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard reloadversion { original-image | target-image } { all | slot_1 [/ subslot_1 ]. . .[ slot_n [/ subslot_n ]

 
Router# issu linecard reloadversion disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new 6/0

指定した現用ケーブル ラインカードに新しいターゲット ラインカード イメージをロードします。

RLC ISSU 手動プロセスの停止

RLC ISSU 動作を手動で停止するには、 issu linecard process stop コマンドを使用します。

概要手順

1. enable

2. issu linecard process stop

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu linecard process stop

 
Router# issu linecard process stop

現在の RLC ISSU 動作を停止します。

停止された RLC ISSU 手動プロセスの再起動

RLC ISSU 動作を issu linecard process stop コマンドで停止したことがある場合は、 issu linecard changeversion コマンドまたは issu linecard prepareversion コマンドのいずれかを使用してプロセスを再起動できます。

RLC ISSU プロセスは、システムの現在の状態に応じて、次に実行される ISSU 論理動作時に再起動します。

これらのコマンドの詳細については、「RLC ISSU プロセスの自動実行」または「プライマリ現用ケーブル ラインカードからスタンバイ ラインカードへの手動切り替え」を参照してください。

RP およびケーブル ラインカードでの ISSU プロセスの終了と新しい Cisco IOS ソフトウェアのイネーブル化

スタンバイ RP をアクティブ RP に切り替え、以前のアクティブ RP をスタンバイ RP に切り替えることにより、新しい Cisco IOS ソフトウェアをスタンバイ RP にロードした後、新しい Cisco IOS ソフトウェア バージョンを使用するには、新しいスタンバイ RP をイネーブルにする必要があります。ここでは、そのようなプロセスの実行方法について説明します。

Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータの Cisco IOS リリース 12.2(5th)SB 以降では、 issu commitversion コマンドを使用して、RLC ISSU プロセスでアップグレードされた新しい RP イメージと新しい LC イメージを確定します(図 11を参照)。


) issu commitversion コマンドは、すべてのプライマリ ケーブル ラインカードが issu linecard changeversion コマンド、issu linecard reloadversion コマンド、またはシステム リセットにより、最新のターゲット イメージにアップグレードされた場合に限り実行できます。


概要手順

1. enable

2. issu commitversion standby-slot-name [standby-image-url]

詳細手順

コマンドまたは処理
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。要求されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

issu commitversion standby-slot-name [standby-image-url]

 
Router# issu commitversion a stby-disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

スタンバイ RP にロードされる新しい Cisco IOS ソフトウェア イメージを許可します。

ISSU を実行する場合のコンフィギュレーション例

ここでは、次のコンフィギュレーション例について説明します。

「ISSU プロセス開始前の冗長性モードの確認:例」

「ISSU ステートの確認:例」

「RP ISSU プロセスの実行:例」

「RP ISSU プロセスの中断:例」

「RP ロールバック タイマー情報の確認:例」


) このマニュアルの RP ISSU プロセスのセクションで説明する例では、Cisco 10000 シリーズ ルータ ソフトウェアの特定のイメージ名を示しています。これらの例を参照する場合、サンプル イメージ名は、ご使用のプラットフォームでサポートされる適切なイメージ名に置き換える必要があります。


ISSU プロセス開始前の冗長性モードの確認:例

ISSU プロセスを開始する前に、システムの冗長性モードを確認します。NSF および SSO は、ISSU を実行する前に設定する必要があります。次に、システムが SSO モードで、スロット A(RP A)がアクティブ RP、スロット B(RP B)がスタンバイ RP であるという確認内容を表示する例を示します。両方の RP には同じ Cisco IOS ソフトウェア イメージが動作しています。

Router# show redundancy states
my state = 13 -ACTIVE
peer state = 8 -STANDBY HOT
Mode = Duplex
Unit = Primary
Unit ID = 0
 
Redundancy Mode (Operational) = SSO
Redundancy Mode (Configured) = SSO
Redundancy State = SSO
Maintenance Mode = Disabled
Manual Swact = enabled
Communications = Up
 
client count = 45
client_notification_TMR = 30000 milliseconds
RF debug mask = 0x0
 
Router# show redundancy
Redundant System Information :
------------------------------
Available system uptime = 18 minutes
Switchovers system experienced = 0
Standby failures = 0
Last switchover reason = none
 
Hardware Mode = Duplex
Configured Redundancy Mode = SSO
Operating Redundancy Mode = SSO
Maintenance Mode = Disabled
Communications = Up
 
Current Processor Information :
-------------------------------
Active Location = slot A
Current Software state = ACTIVE
Uptime in current state = 17 minutes
Image Version = Cisco IOS Software, 10000 Software (UBR10K2-K9P6U2-M), Version 12.2(nightly.BEMR070507) NIGHTLY BUILD, synced to mayflower NIGHTLY_MAYFLOWER_041607_0143
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 08-May-07 01:23 by torowe
BOOT = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
CONFIG_FILE =
BOOTLDR =
Configuration register = 0x2
 
Peer Processor Information :
----------------------------
Standby Location = slot B
Current Software state = STANDBY HOT
Uptime in current state = 16 minutes
Image Version = Cisco IOS Software, 10000 Software (UBR10K2-K9P6U2-M), Version 12.2(nightly.BEMR070507) NIGHTLY BUILD, synced to mayflower NIGHTLY_MAYFLOWER_041607_0143
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 08-May-07 01:23 by torowe
BOOT = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
CONFIG_FILE =
BOOTLDR =
Configuration register = 0x2

ISSU ステートの確認:例

次に、ISSU ステートを表示して確認する例を示します。

Router# show issu state detail
 
Slot = A
RP State = Active
ISSU State = Init
Boot Variable = N/A
Operating Mode = SSO
Primary Version = N/A
Secondary Version = N/A
Current Version = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old, 12
 
Slot = B
RP State = Standby
ISSU State = Init
Boot Variable = N/A
Operating Mode = SSO
Primary Version = N/A
Secondary Version = N/A
Current Version = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old, 12
 

新しいバージョンの Cisco IOS ソフトウェアは、両方の RP に格納する必要があります。次の例では、初期ブートフラッシュ ディレクトリは以前のイメージの存在を示し、disk0 ディレクトリ情報は新しいバージョンが両方のディスクに存在することを示しています。

Directory of bootflash:/
 
1 -rw- 2530312 Jan 1 2000 01:42:10 +00:00 c10k2-eboot-mz.122-16.BX
2 -rw- 35530056 May 9 2007 17:11:42 +00:00 ubr10k2-k9p6u2-mz.old
 
 
Directory of stby-bootflash:/
 
1 -rw- 2530312 Jan 1 2000 01:42:10 +00:00 c10k2-eboot-mz.122-16.BX
2 -rw- 35530056 May 9 2007 17:11:42 +00:00 ubr10k2-k9p6u2-mz.old
 
 
Directory of disk0:/
 
1 -rw- 35530056 May 9 2007 17:11:42 +00:00 ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 
 
Directory of stby-disk0:/
 
1 -rw- 35530056 May 9 2007 17:11:42 +00:00 ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 

RP ISSU プロセスの実行:例

次に、 show コマンドを入力し、ISSU プロセス中の RP のステート情報を表示することによって、ISSU ソフトウェア インストールを確認する例を説明します。

RP ISSU プロセスの開始:例

ISSU プロセスを開始するには、issu loadversion コマンドを入力します。次の例を参照してください。

Router# issu loadversion a disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new b stby-disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 

次に、ISSU プロセス開始後の ISSU ステートおよび冗長性状態を表示する例を 2 つ示します。

Router# show issu state
 
Slot = A
RP State = Active
ISSU State = Load Version
Boot Variable = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
 
Slot = B
RP State = Standby
ISSU State = Load Version
Boot Variable = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
 
Router# show redundancy state
 
my state = 13 -ACTIVE
peer state = 8 -STANDBY HOT
Mode = Duplex
Unit = Primary
Unit ID = 0
 
Redundancy Mode (Operational) = SSO
Redundancy Mode (Configured) = SSO
Split Mode = Disabled
Manual Swact = Enabled
Communications = Up
 
client count = 31
client_notification_TMR = 30000 milliseconds
RF debug mask = 0x0

アクティブ RP からスタンバイ RPへのスイッチオーバーの強制実行:例

この時点までに、スイッチオーバー、およびスタンバイ RP にロードされた新しいバージョンの Cisco IOS ソフトウェアを実行する準備が完了しています。issu runversion コマンドを入力すると、SSO スイッチオーバーが実行され、設定に応じて NSF プロシージャが起動します。

Router# issu runversion b stby-disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 

ISSU プロセスが終了すると、新しいバージョンのソフトウェアが実行され、以前のアクティブ RP がスタンバイ RP に切り替えられます。スタンバイ RP はリセットおよびリロードされますが、以前のバージョンのソフトウェアを維持したまま、STANDBY-HOT ステータスでオンラインに復帰します。次に、新しい アクティブ RP に接続し、これらの状況を確認する例を示します。

Router# show redundancy
 
Redundant System Information :
------------------------------
Available system uptime = 24 minutes
Switchovers system experienced = 1
Standby failures = 0
Last switchover reason = user initiated
 
Hardware Mode = Duplex
Configured Redundancy Mode = SSO
Operating Redundancy Mode = SSO
Maintenance Mode = Disabled
Communications = Up
 
Current Processor Information :
-------------------------------
Active Location = slot B
Current Software state = ACTIVE
Uptime in current state = 8 minutes
Image Version = Cisco IOS Software, 10000 Software (UBR10K2-K9P6U2-M), Version 12.2(nightly.BEMR070507) NIGHTLY BUILD, synced to mayflower NIGHTLY_MAYFLOWER_041607_0143
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 08-May-07 01:23 by torowe
BOOT = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
CONFIG_FILE =
BOOTLDR =
Configuration register = 0x2
 
Peer Processor Information :
----------------------------
Standby Location = slot A
Current Software state = STANDBY HOT
Uptime in current state = 6 minutes
Image Version = Cisco IOS Software, 10000 Software (UBR10K2-K9P6U2-M), Version 12.2(nightly.BEMR070507) NIGHTLY BUILD, synced to mayflower NIGHTLY_MAYFLOWER_041607_0143
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 08-May-07 01:23 by torowe
BOOT = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
CONFIG_FILE =
BOOTLDR =
Configuration register = 0x2
 
Router# show issu state
Slot = B
RP State = Active
ISSU State = Run Version
Boot Variable = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
 
Slot = A
RP State = Standby
ISSU State = Run Version
Boot Variable = bootflash:ubr10k2-k9p6u2-mz.old,12;
 

新しいアクティブ RP では新しいバージョンのソフトウェアを実行し、スタンバイ RP では STANDBY-HOT ステートで以前のバージョンのソフトウェアを実行しています。

RP ロールバック プロセスの停止:例

次に、「自動ロールバック タイマー」情報で自動ロールバックが起動するまでの残り時間を表示する例を示します。ロールバック タイマーで指定された時間内に issu acceptversion コマンドを実行し、RP が外部との接続を確立していることを知らせます。このコマンドを実行しなければ、ISSU プロセスが終了し、システムがスタンバイ RP に切り替わることによって、以前のバージョンの Cisco IOS ソフトウェアに戻ります。

Router# show issu rollback-timer
 
Rollback Process State = In progress
Configured Rollback Time = 45:00
Automatic Rollback Time = 29:03
 

issu acceptversion コマンドを入力すると、ロールバック タイマーが停止します。

Router# issu acceptversion b disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

スタンバイ RP の新しいソフトウェアのコミット:例

次に、スタンバイ RP のファイル システムにある新しい Cisco IOS ソフトウェアをコミットし、アクティブ RP およびスタンバイ RPが Run Version(RV)ステートであることを確認する例を示します。スタンバイ RP は、リセットされるとともに、新しい Cisco IOS ソフトウェアがリロードされ、STANDBY-HOT ステータスに戻ります。

Router# issu commitversion a stby-disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 
Router# show redundancy states
 
my state = 13 -ACTIVE
peer state = 8 -STANDBY HOT
Mode = Duplex
Unit = Secondary
Unit ID = 1
 
Redundancy Mode (Operational) = SSO
Redundancy Mode (Configured) = SSO
Split Mode = Disabled
Manual Swact = Enabled
Communications = Up
 
client count = 31
client_notification_TMR = 30000 milliseconds
RF debug mask = 0x0
 
Router# show redundancy
 
Redundant System Information :
------------------------------
Available system uptime = 35 minutes
Switchovers system experienced = 1
Standby failures = 1
Last switchover reason = user initiated
 
Hardware Mode = Duplex
Configured Redundancy Mode = SSO
Operating Redundancy Mode = SSO
Maintenance Mode = Disabled
Communications = Up
 
Current Processor Information :
-------------------------------
Active Location = slot B
Current Software state = ACTIVE
Uptime in current state = 18 minutes
Image Version = Cisco IOS Software, 10000 Software (UBR10K2-K9P6U2-M), Version 12.2(nightly.CISCO070530) NIGHTLY BUILD, synced to V122_32_8_23_SBK
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 30-May-07 02:02 by torowe
BOOT = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;
CONFIG_FILE =
BOOTLDR =
Configuration register = 0x2
 
Peer Processor Information :
----------------------------
Standby Location = slot A
Current Software state = STANDBY HOT
Uptime in current state = 4 minutes
Image Version = Cisco IOS Software, 10000 Software (UBR10K2-K9P6U2-M), Version 12.2(nightly.CISCO070530) NIGHTLY BUILD, synced to V122_32_8_23_SBK
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 30-May-07 02:02 by torowe
BOOT = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;
CONFIG_FILE =
BOOTLDR =
Configuration register = 0x2
 
 
Router# show issu state
 
Slot = B
RP State = Active
ISSU State = Init
Boot Variable = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,1;
 
Slot = A
RP State = Standby
ISSU State = Init
Boot Variable = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,1;
 
Router# show issu state detail
 
Slot = B
RP State = Active
ISSU State = Init
Boot Variable = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,1;
Operating Mode = SSO
Primary Version = N/A
Secondary Version = N/A
Current Version = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 
Slot = A
RP State = Standby
ISSU State = Init
Boot Variable = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,12;disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new,1;
Operating Mode = SSO
Primary Version = N/A
Secondary Version = N/A
Current Version = disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 

ISSU プロセスは終了しています。このステージで他の Cisco IOS ソフトウェア バージョンのアップグレードまたはダウングレードを実行するには、新しい ISSU プロセスを起動する必要があります。

RP ISSU プロセスの中断:例

次に、RP ISSU プロセスを手動で中断する例を示します。

Router# issu abortversion b disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new
 

issu loadversion コマンドを入力した後にプロセスを中断すると、スタンバイ RP がリセットされ、元のソフトウェアがリロードされます。

RP ロールバック タイマー情報の確認:例

RP ISSU プロセスのロールバック タイマー情報を表示するには、show issu rollback-timer コマンドを入力します。

Router# show issu rollback-timer
 
Rollback Process State = In progress
Configured Rollback Time = 45:00
Automatic Rollback Time = 29:03

RLC ISSU を実行する場合のコンフィギュレーション例

ここでは、RLC ISSU プロセスのコンフィギュレーション例について説明します。次の内容で構成されています。

「RLC ISSU 自動プロセスのコンフィギュレーション例」

「RLC 手動プロセスのコンフィギュレーション例」

すべてのケーブル ラインカードに対する RLC ISSU プロセスの開始:例

次に、冗長に設定されているすべてのケーブル ラインカードの RLC ISSU プロセスを自動で開始する例を示します。

Router> enable
Router# issu linecard changeversion all

特定のケーブル ラインカードに対する RLC ISSU プロセスの開始:例

次に、冗長に設定されている特定の現用ケーブル ラインカードの RLC ISSU プロセスを自動で開始する例を示します。

Router> enable
Router# issu linecard changeversion 6/0 6/1 7/1 8/0 8/1

RLC ISSU 自動プロセスの停止:例

次に、設定済みの各ケーブル ラインカードの ISSU プロセス実行中に RLC ISSU 自動プロセスを停止する例を示します。

Router# issu linecard changeversion stop

RLC ISSU 自動プロセスの強制実行:例

次に、エラー処理を無視して RLC ISSU 自動プロセスを強制実行する例を示します。

Router> enable
Router# issu linecard changeversion 6/0 6/1 7/1 8/0 8/1 forced
 

または、次の代替コマンドがあります。

Router> enable

Router# issu linecard changeversion all forced

RLC 手動プロセスのコンフィギュレーション例

RLC ISSU プロセスの手動実行:例

次に、Cisco uBR10012 ルータのスロット 6 およびサブスロット 0 に取り付けた特定の現用ケーブル ラインカードに対して、RLC ISSU プロセス全体を手動で実行する例を示します。

Router> enable
Router# issu linecard prepareversion 6/0
Router# issu linecard loadversion 6/0
Router# issu linecard runversion 6/0
Router# issu linecard acceptversion 6/0
Router# issu commitversion a disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new

RLC ISSU によるソフトウェア アップグレードの手動ロールバック:例

次に、ラインカード ソフトウェア イメージを元のバージョンに手動でロールバックする例を示します。

Router# issu linecard abortversion 6/0

非冗長ケーブル ラインカードのリロード:例

次に、冗長に設定されていない特定のケーブル ラインカードにソフトウェア イメージをロードする例を示します。

Router# issu linecard reloadversion disk0:ubr10k2-k9p6u2-mz.new 6/0

RLC ISSU 手動プロセスの停止:例

次に、RLC ISSU 手動プロセスを停止する例を示します。

Router# issu linecard process stop

その他の参考資料

次のセクションでは、ISSU の実行に関連する参考資料を示します。

関連資料

関連トピック
参考資料タイトル

ISSU の実行

Cisco IOS Software: Guide to Performing In Service Software Upgrades

Cisco Nonstop Forwardingに関する情報

Cisco Nonstop Forwarding

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_2s/feature/guide/fsnsf20s.html

Stateful Switchover に関する情報

Stateful Switchover

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_2s/feature/guide/fssso20s.html

ISSU および MPLS クライアント

『ISSU MPLS Clients』

N+1 ラインカード冗長性に関する情報

『Cisco CMTS Feature Guide』の「N+1 Redundancy for the Cisco Cable Modem Termination System」の章

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/cmts/feature/guide/uFGnpls1.html

規格

規格
タイトル

新規または変更後の規格はこの機能でサポートされません。既存の規格のサポートに、この機能による変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

新規または変更後の MIB はこの機能でサポートされません。既存の MIB のサポートに、この機能による変更はありません。

選択したプラットフォームの MIB、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットを検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

新規または変更後の RFC はこの機能でサポートされません。既存の RFC のサポートに、この機能による変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

製品、テクノロジー、ソリューション、technical tips、ツールへのリンクなど、30,000 ページに及ぶ技術的なコンテンツを検索できる Technical Assistance Center(TAC)ホームページ。Cisco.com にユーザ登録されていれば、このページからログインして、さらに豊富なコンテンツにアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/support/tac/home.shtml

ISSU の機能に関する情報

このモジュールの機能一覧およびそれぞれの設定情報へのリンクを 表 1 に示します。この表には、Cisco IOS Release 12.2(33)SCB 以降のリリースで導入または変更された機能だけを表示しています。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースでは、一部のコマンドが使用できない場合があります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォーム サポートおよびソフトウェア イメージ サポートの情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用してください。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS、Catalyst OS、および Cisco IOS XE ソフトウェア イメージを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 は、特定の Cisco IOS ソフトウェア リリースの特定の機能サポートが導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけを表示しています。特に指定しない限り、その機能は以降のリリースの Cisco IOS ソフトウェア リリースでもサポートされます。


表 1 ISSU の機能に関する情報

機能名
リリース
機能に関する情報

12.2(5th)SB

ISSU-uBR10K 機能のサポートが Performance Routing Engine 2 を搭載する Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータに導入されました。

12.2(31)SB2

次の新しい機能のサポートが 12.2(31)SB2 リリースに追加されました。

ISSU - ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)On-Demand Address Pool(ODAP)クライアント/サーバ

ISSU - DHCP プロキシ クライアント

ISSU - アンナンバード インターフェイス DHCP リレー

ISSU - DHCP サーバ

ISSU - First Hop Routing Protocol(FHRP) - Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)

ISSU - 中継システム間の連携(IS-IS)

ISSU - Quality of Service(QoS)

12.2(31)SGA

ISSU サポートが Cisco Catalyst 4500 シリーズ プラットフォームに導入されました。

次の新しい機能のサポートが Cisco Catalyst 4500 シリーズ プラットフォームに追加されました。

ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)スヌーピング

EtherChannel - ポート集約プロトコル(PagP)および Link Aggregate Control Protocol(LACP)

IEEE 802.1x プロトコル

IEEE 802.3

インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)スヌーピング

IP ホスト

ポート セキュリティ

スパニング ツリー プロトコル(STP)

configure issu set rollback timer issu abortversion issu acceptversion issu commitversion issu load version issu runversion show issu comp-matrix show issu state のコマンドが導入または変更されました。

12.2(28)SB

この機能が導入されました。

ISSU

12.2(33)SCB

次の新しい機能のサポートがこのリリースに追加されました。

ISSU 互換性マトリクス

Minimal Disruptive Restart(MDR)および Cisco ワイドバンド SPA

ケーブル ISSU クライアント

Performanace Routing Engine 4 のサポート

10000-SIP-600(4 ベイ Cisco 10000 SPA ジャケット カード)のサポート

ワイドバンド SPA のサポート

ISSU の時間に関する機能拡張

issu linecard abortversion issu linecard acceptversion issu linecard changeversion issu linecard loadversion issu linecard prepareversion issu linecard reloadversion issu linecard runversion のコマンドが導入または変更されました。

ISSU

12.2(33)SCB3

Cisco uBR10012 ルータの一般的な前提条件が追加されました。 show processes cpu show controllers cable [proc-cpu] のコマンドが導入または変更されました。