Cisco MGX 8850 (PXM1E/PXM45)/Cisco MGX 8950/Cisco MGX 8830/Cisco MGX 8880 ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco MGX スイッチまたはゲート ウェイの設置
Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置

MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチまたは MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置

設置チェックリスト

設置手順

MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置に関する注意事項

MGX 8850 と MGX 8880 の設置

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

ラック スペースの計測

ラック搭載の準備

AC 電源トレイの取り付け

空気取り入れモジュールの取り付け

下部ファン トレイの取り付け

Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトなし)

Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトあり)

上部ファン トレイの取り付け

排気モジュールの取り付け

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け

ケーブル管理アセンブリの取り付け

Cisco MGX 8850 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続

DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続

バック カードの接続

コンソール ポートの接続

Cisco MGX 8850 スイッチの電源接続

外部クロックの接続

アラームの接続

メンテナンス ポート(MP)への接続

LAN1/2 ポートの接続

EMI 規制への準拠の確認

Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチの変更

ラックからのコンポーネントの取り外し

カードとスイッチの取り外し

ラックへのコンポーネント取り付けとファン トレイの接続

フロント カードとバック カードの装着

MGX 8950 スイッチの設置

設置チェックリスト

設置手順

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

ラック スペースの計測

ラック搭載の準備

AC 電源トレイの取り付け

空気取り入れモジュールの取り付け

下部ファン トレイの取り付け

Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトなし)

Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトあり)

上部ファン トレイの取り付け

排気モジュールの取り付け

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け

ケーブル管理アセンブリの取り付け

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

AC 電源トレイと Cisco MGX 8950 スイッチとの接続

DC PEM と Cisco MGX 8950 スイッチとの接続

バック カードの接続

コンソール ポートの接続

Cisco MGX 8950 スイッチの電源接続

外部クロックの接続

アラームの接続

メンテナンス ポート(MP)への接続

LAN1/2 ポートの接続

EMI 規制への準拠の確認

MGX 8830 スイッチの設置

設置チェックリスト

設置手順

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

ラック スペースの計測

ラック搭載の準備

AC 電源トレイの取り付け

Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)

Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトあり)

ケーブル管理アセンブリの取り付け

AC 電源トレイと Cisco MGX 8830 スイッチとの接続

バック カードの接続

コンソール ポートの接続

Cisco MGX 8830 スイッチの電源接続

外部クロックの接続

アラームの接続

メンテナンス ポート(MP)への接続

LAN1/2 ポートの接続

EMI 規制への準拠の確認

Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置

ここでは、次の設置手順について説明します。

Cisco MGX 8850(PXM45)スイッチ、Cisco MGX 8850(PXM1E)スイッチ、または Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置

Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチの変更

Cisco MGX 8950(PXM1E)スイッチの設置

Cisco MGX 8830 スイッチの設置


) この章の設置情報は、Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチには適用されません。


MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチまたは MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置

ここでは、Cisco MGX 8850(PXM1E)スイッチ、MGX 8850(PXM45)スイッチ、または MGX 8880 メディア ゲートウェイをラックまたはシスコ製キャビネットに設置する手順を説明します。この項の手順は、これら 3 つのシャーシにほぼ共通しているので、まとめて説明します。


注意 これらのスイッチやゲートウェイはかなりの重量があるため、ラックに設置するときにはリフトの使用をお勧めします。


警告 訓練を受けた資格のある保守担当者以外は、本装置の設置や交換を行わないでください。警告 No. 49



警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



注意 設置を始める前に、この章全体に目を通して、重要な情報や安全上の警告を確認してください。


注意 装置の設置と接続を行う前に、感電の危険性を十分に認識し、安全に関する推奨事項をしっかりと把握してください。安全で事故のない設置を行うための注意や警告については、「安全基準」を参照してください。

このマニュアルに記載されている警告事項は、このシャーシに添付されている『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Multiservice Switch and Media Gateway Products (MGX, BPX, and SES)』で各国語に翻訳されています。

設置チェックリスト

Cisco MGX 8850 または 8880 システムを設置するときは、必ず適切な順序で設置手順を実行してください。 表 5-1 は、設置手順を正しい順序に並べたチェックリストです。設置手順の詳細については、 表 5-1 に続く項で説明しています。

MGX 8850 または 8880 システムは、次のいずれかのハードウェア構成で出荷されます。

開放型ラック:モジュールとカードが Cisco MGX 8850 または 8880 システムにあらかじめ組み込まれ、お客様の指定に従って試験を行ってから出荷されます。システムは、お客様が用意した開放型ラックにそのまま設置できます。オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部ファン トレイ、および排気モジュールは、別に梱包されていますので、ラックに取り付ける必要があります。

リフトを使用しない場合は、Cisco MGX 8850 または 8880 システムからモジュールとカードを取り外し、ラックに設置する前にシャーシの重量を軽くする必要があります。 表 5-1 の「ラック マウント システム(リフトなし)」欄の手順に従ってください。

リフトを使用して Cisco MGX 8850 または 8880 システムをラックに設置する場合は、モジュール、カード、およびハードウェア コンポーネントを取り外す必要はありません。 表 5-1 の「ラック マウント システム(リフトあり)」欄の手順に従ってください。

シスコ製キャビネット:シスコ製キャビネットにすべてのコンポーネントが搭載された状態で出荷されます。 表 5-1 の「シスコ製キャビネット システム」欄の手順に従ってください。


) リフトを使用すると、シャーシからモジュールを取り外す必要がないため、完全に装備された Cisco MGX 8850 または 8880 システムを簡単にラックに設置できます。

設置手順を開始する前に、注文したすべての品目が揃っており、破損がないことを確認します。部品とシリアル番号の記録を保管してください。欠落または破損している部品が見つかった場合には、最寄りの弊社営業所にご連絡ください。



注意 シスコの機器を取り扱う際には、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。設置担当者や保守担当者は、静電気防止用リスト ストラップを正しく着用して、機器を ESD による損傷から保護する必要があります。モジュールをシャーシから取り外す際には、ESD による損傷に注意してください。

 

表 5-1 設置チェックリスト:Cisco MGX 8850 または 8880 システム

チェック
ステップ
ラック マウント システム
(リフトなし)
ラック マウント システム
(リフトあり)
シスコ製キャビネット システム

 

ステップ 1

「耐震用固定プレートの取り付け」

「耐震用固定プレートの取り付け」

「耐震用固定プレートの取り付け」

 

ステップ 2

「シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続」

「シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続」

「シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続」

 

ステップ 3

「ラック スペースの計測」

「ラック スペースの計測」

「Cisco MGX 8850 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続」

 

ステップ 4

「ラック搭載の準備」

「ラック搭載の準備」

「AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」

 

ステップ 5

「AC 電源トレイの取り付け」

「AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し」

「AC 電源トレイの取り付け」

「AC 電源装置の再取り付け」

「AC 電源トレイの取り付け」

「AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し」

「AC 電源トレイの取り付け」

「AC 電源装置の再取り付け」

「DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」

 

ステップ 6

「空気取り入れモジュールの取り付け」

「空気取り入れモジュールの取り付け」

「バック カードの接続」

 

ステップ 7

「下部ファン トレイの取り付け」

「下部ファン トレイの取り付け」

「コンソール ポートの接続」

 

ステップ 8

「Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトなし)」

「設置の準備」

「フロント カードの取り外し」

「バック カードの取り外し」

「APS アセンブリからのバック カードの取り外し」

「ラックへのスイッチの設置」

「APS アセンブリの再取り付け」

「バック カードの再取り付け」

「フロント カードの再取り付け」

「Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトあり)」

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチ設置」

「Cisco MGX 8850 スイッチの電源接続」

「スイッチへの AC 電源の接続」

「スイッチへの DC 電源の接続」

 

ステップ 9

「上部ファン トレイの取り付け」

「上部ファン トレイの取り付け」

「外部クロックの接続」

 

ステップ 10

「排気モジュールの取り付け」

「排気モジュールの取り付け」

「アラームの接続」

 

ステップ 11

「DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け」

「DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け」

「メンテナンス ポート(MP)への接続」

 

ステップ 12

「ケーブル管理アセンブリの取り付け」

「ケーブル管理アセンブリの取り付け」

「LAN1/2 ポートの接続」

 

ステップ 13

「Cisco MGX 8850 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続」

「Cisco MGX 8850 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続」

「EMI 規制への準拠の確認」

 

ステップ 14

「AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」

「AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」

 

 

ステップ 15

「DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」

「DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」

 

 

ステップ 16

「バック カードの接続」

「バック カードの接続」

 

 

ステップ 17

「コンソール ポートの接続」

「コンソール ポートの接続」

 

 

ステップ 18

「Cisco MGX 8850 スイッチの電源接続」

「スイッチへの AC 電源の接続」

「スイッチへの DC 電源の接続」

「Cisco MGX 8850 スイッチの電源接続」

「スイッチへの AC 電源の接続」

「スイッチへの DC 電源の接続」

 

 

ステップ 19

「外部クロックの接続」

「外部クロックの接続」

 

 

ステップ 20

「アラームの接続」

「アラームの接続」

 

 

ステップ 21

「メンテナンス ポート(MP)への接続」

「メンテナンス ポート(MP)への接続」

 

 

ステップ 22

「LAN1/2 ポートの接続」

「LAN1/2 ポートの接続」

 

 

ステップ 23

「EMI 規制への準拠の確認」

「EMI 規制への準拠の確認」

 

設置手順


警告 コンポーネントを取り付けている間はスイッチには通電しないでください。


ここでは、Cisco MGX 8850 および MGX 8880 システムの設置手順を説明します。

MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置に関する注意事項

この後の手順で MGX 8850 は、MGX 8850 スイッチ(PXM1E または PXM45 プロセッサ)と MGX 8880 メディア ゲートウェイの両方を指します。

MGX 8880 ゲートウェイの設置方法は、MGX 8850 の設置方法とは次の点で異なります。

DC 電源用 MGX 8880 の rack unit(RU; ラックマウント単位)は、14 です。AC 電源用の RU は 17 です。新しい低背型冷却システムにより省スペースが可能になりました。MGX 8880 の設置スペースについて計画する場合は、 表 3-24 表 3-25 を参照してください。

現在の MGX 8850 シャーシでは、ファン トレイのモジュール側に 25 ピンのコネクタを使用します。MGX 8880 シャーシの場合は、44 ピンのコネクタを使用します。MGX 8880 のケーブルには、MGX 8850 シャーシへの誤用を防ぐために、誤挿入防止対策が講じられています。

MGX 8880 シャーシでは、PXM45 カードと SRME/B カードのスロットの場所を識別できるように色分けされるようになりました(カードの種別ごとに色分け:PXM45 カード用スロットは黄色、SRME/B カード用スロットは青色)。詳細については、図 5-1 を参照してください。

MGX 8880 には、ファン トレイと電源ケーブルを挿入するための位置合わせ機構が付いています。

VXSM カード(RCON 部品は RCON-1TO5-8850)で使用する新しい冗長コネクタを交換しやすくするために、MGX 8880 のバック プレーンに位置合わせピンが追加されました。この MGX 8880 の右上と右下のベイ(シャーシの背面から見た場合)には、RCON が工場出荷時に取り付けられます。


) 現在 MGX 8850 システムを冷却するために使用している 2 つのファン トレイが MGX 8880 の新しいファン トレイに代わります。新しいファン トレイは、ホット スワップできるだけでなく、使いやすいように取っ手が付いています。


MGX 8880 電源の部品番号は、次のとおりです。

MGX-PWR-AC-220(AC 電源 - 220 V)

MGX-PWR-DC(DC 電源、空気取り入れモジュール付き)

図 5-1 MGX 8880 の色分けされたスロット

 

MGX 8850 と MGX 8880 の設置

ここでは、次の設置手順について説明します。

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

ラック スペースの計測

ラック搭載の準備

AC 電源トレイの取り付け(MGX 8880 の場合はオプション)

空気取り入れモジュールの取り付け

下部ファン トレイの取り付け(MGX 8850 のみ)

Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)

Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトあり)

上部ファン トレイの取り付け(MGX 8850 のみ)

排気モジュールの取り付け(MGX 8880 の場合は一体型排気モジュール/ファン トレイ)

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け

ケーブル管理アセンブリの取り付け

Cisco MGX 8850 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続(MGX 8880 の AC 電源はオプション)

DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続

バック カードの接続

コンソール ポートの接続

Cisco MGX 8850 スイッチの電源接続

外部クロックの接続

アラームの接続

メンテナンス ポート(MP)への接続

LAN1/2 ポートの接続

EMI 規制への準拠の確認

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製のラックやキャビネットは、オプションの耐震用固定プレートを使って床に固定できます。


) ここで説明する方法はシスコ製キャビネット専用ですが、シスコ製ラックの固定にも適用できます。シスコ製のラックやキャビネットにシステムを設置しない場合は、サードパーティ製のラックまたはキャビネットを、それぞれの説明書に従って固定してください。

固定プレートの溝には最大 5/8 インチのアンカー ボルトが使用できます。



注意 シスコ製キャビネットを移動するときには、キャビネットの側面を押さずに、前面または背面の端を持って移動してください。

シスコ製キャビネットを固定プレートに固定するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 床に固定プレート取り付け用の穴を開けます。寸法については、図 5-2 を参照してください。

図 5-2 固定プレートの寸法

 

ステップ 2 固定プレートを、4 本の 3/8 × 1 インチ アンカー ボルト(ユーザが用意)を使用して床に取り付けます。

ステップ 3 シスコ製キャビネットを固定プレート上に移動します(図 5-3 参照)。

図 5-3 シスコ製キャビネットの固定プレートへの取り付け

 

ステップ 4 4 本の 3/8 × 1 インチ アンカー ボルト(ユーザが用意)を使用して、キャビネットを固定プレートに取り付けます。


 

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックには、接地用スタッドがラックの最上部と最下部に 1 組ずつあります。ラックには、接地導体を接地用スタッドに固定するための金具が付属しています。接地用スタッドは約 6.3 Mm(1/4 インチ)径で、約 1.3 Mm(1/20 インチ)ピッチでネジ山が切られています。接地用スタッドには接地コネクタを取り付けます。接地コネクタには穴が 2 つあり、回転と緩みを防いでいます。


) スイッチをサードパーティ ベンダーのラックまたはキャビネットに設置する場合は、ラックとキャビネットが適切に接地されていることを確認してください。



注意 シャーシの接地線は、全バッテリ負荷電流を流すために帰路の導体と同サイズにする必要があります。詳細は、「冗長電源での混合アース システムの配線」を参照してください。


注意 シスコ製キャビネットを移動するときには、キャビネットの側面を押さずに、前面または背面の端を持って移動してください。

接地導体は、通常、配電ボードで建物のアース配線に接続します。シスコ製ラックのフレームに接地線を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 外歯付きワッシャをスタッドにはめ込みます。図 5-4 は、シスコ製キャビネットを示しています。キャビネットの上部と下部にフレーム ボンディング接続用のスタッドがあります。接続にはスタッドを 1 つだけ使用します。シスコ製ラックにある接地の目印が接続点を示します。

図 5-4 シスコ製ラックのフレーム ボンディング接続

 

ステップ 2 接地線の先端に取り付けられたリング型または 2 穴型の圧着端子をスタッドにはめ込みます。

ステップ 3 別の外歯付きワッシャまたはロック ワッシャをスタッドにはめ込みます。

ステップ 4 スタッドにナットを入れ、スパナを使用して締め付けます。


 

ラック スペースの計測

Cisco MGX 8850 スイッチと関連コンポーネントを設置する前に、システムの設置に必要となる全ラック スペースを計算します。

Cisco MGX 8850 スイッチの寸法と必要なラックマウント単位(RU)については、表 3-1 を参照してください。

Cisco MGX 8880 DC ゲートウェイの寸法と RU については、表 3-24 を参照してください。Cisco MGX 8880 AC ゲートウェイの寸法と RU については、表 3-25 を参照してください。

システム コンポーネントは、次の順序で、ラックまたはキャビネットの一番下から取り付けます(MGX 8850 については図 5-5 を参照、MGX 8880 については図 5-6 を参照)。

1. 電源装置を含む AC 電源トレイ(オプション)


) MGX 8850 にオプションの AC 電源トレイを 2 台設置する場合は、最初の AC 電源トレイに続いて、空気取り入れモジュールの下になるように取り付けます。


2. 空気取り入れモジュール

3. 下部ファン トレイ(MGX 8850 のみ)

4. Cisco MGX 8850 または 8880 スイッチ(オプションの扉付き)

5. 上部ファン トレイ(MGX 8850 のみ)

6. 排気モジュール(MGX 8880 の場合は一体型排気モジュール/ファン トレイ)

図 5-5 Cisco MGX 8850 システムのコンポーネント位置

 

図 5-6 Cisco MGX 8880 システムのコンポーネント位置

 


) 将来、システムにスイッチを増設する計画がある場合は、ラック内に追加用のスペースを確保しておきます。その際には、重量の偏りとラックの安定性を考慮してください。


ラック搭載の準備

ラック正面から見て左右にある取り付けレールは、互いに 45.08 Cm(17.75 インチ)以上離れている必要があります。19 インチ ラックの種類によっては、この間隔が 44.45 Cm(17.50 インチ)の場合があります。カード ケージやファン トレイなどの幅は、45.01 Cm(17.72 インチ)です。

Cisco MGX 8850 または 8880 システムを 19 インチ ラックに搭載する場合は、次のガイドラインに従ってください。

開放型ラック構成:スイッチとハードウェア コンポーネント(オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部のファン トレイ、および排気モジュール)は、ラックにミッドマウントする必要があります。そのためのブラケットはシステムに付属しています。

シスコ製キャビネット構成:スイッチとハードウェア コンポーネント(オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部のファン トレイ、および排気モジュール)は、キャビネットにフロントマウントされた状態で出荷され、各コンポーネントは背面ブラケットで支持されています。

Cisco MGX 8850 または 8880 システムを 23 インチ ラックに設置する場合、スイッチとハードウェア コンポーネント(オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部のファン トレイ、排気モジュールなど)は、ラックにミッドマウントする必要があります。23 インチ ラック(取り付けキット、シスコ部品番号:MGX-MNT23)にコンポーネントをミッドマウントするには、特殊な取り付けブラケットが必要です。

図 5-7 に、前面、中間、および背面の取り付けレールを示します。図 5-7

図 5-7 取り付けレールの間隔

 

図 5-8 に取り付けレールの正面図を示します。

図 5-8 ラック搭載の寸法(正面図)

 


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



注意 装置を設置するときは、荷重が過度に偏らないように、必ずバランスを考慮してください。ラックはしっかりと支えておく必要があります。


警告 装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行うときには、感電やけがを防ぐために、システムが安定した状態かどうか、細心の注意を払って確認してください。安全を確保するために次のガイドラインを参照してください。

―ラック内にほかの装置を設置しない場合、この装置を一番下の段に設置します。

―ラック内にいくつかの装置を設置する場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から設置します。

―ラックに安定装置が付属している場合には、この装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行う前に安定装置を取り付けてください。警告 No. 1006


AC 電源トレイの取り付け


) Cisco MGX 8850 および MGX 8880 システムの AC 電源トレイは、オプションです。システムで DC 電源だけを使用する場合は、「空気取り入れモジュールの取り付け」に進んでください。


AC 電源トレイを取り付ける前に、トレイから電源装置を取り外します。AC 電源装置を取り外すと、AC 電源トレイの取り付けが容易になります。ミッドマウント設置の場合は、電源トレイを取り付ける前に、トレイから電源装置を取り外す必要があります。

ここでは次の手順について説明します。

AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源装置の再取り付け


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ヒント ラックにコンポーネントをすべて取り付け終わるまで、ネジを完全には締めない(半回転程度)ようにします。ネジを完全に締めると、取り付けネジ穴の遊びの分だけずれが生じ、後で取り付ける装置にネジが入らなくなることがあります。ラックに取り付けるコンポーネントをすべて取り付けたら、すべてのネジを締めます。



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムに対して作業を行う場合は、あらかじめ電源をオフにし、電源コードを抜いてください。警告 No. 1



警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC ユニットの電源コードを抜いてください。DC ユニットでは、回路ブレーカで電源供給を遮断します。警告 No. 12


AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイから AC 電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 AC 電源トレイを平らでしっかりしたテーブルの上などに置きます。

ステップ 2 小さめのマイナス ドライバ(幅 5 Mm 以下)を空気取り入れグリルの最上部の挿入穴に差し込みます(図 5-9参照)。ドライバを左右どちらかの方向に回してラッチを開きます。

図 5-9 AC 電源装置の取り外し

 

ステップ 3 空気取り入れグリルを手前に約 45 度傾け、持ち上げて外し、脇によけておきます。これによって、電源装置の止め金具の役割を果たしているヒンジ付き扉が見えるようになります。

ステップ 4 このヒンジ付き扉の中央にある非脱落型ネジをマイナス ドライバで外し、扉を下に倒します。

ステップ 5 取り外す AC 電源装置の前面底部にある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 6 取っ手をつかみ注意しながら AC 電源装置を手前に引き出します。

ステップ 7 ステップ 5ステップ 6 を繰り返して、AC 電源トレイ内の AC 電源装置をすべて取り外します。


 

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源トレイの取り付け手順を次に示します。


) 最適なパフォーマンスを得るためにも、デュアル AC 電源システムを設置して、電源を完全に冗長化するようお勧めします。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチのラックに設置する場合は、取り付けネジとプラス ドライバを使用してミッドマウント用ブラケットを AC 電源トレイに取り付けます。各取り付けネジは AC 電源トレイの内側から挿入し、ナットがトレイの外側に位置するようにします。23 インチ ラックには、マウント キット オプション(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。


) AC 電源トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントし、背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 AC 電源トレイ(設置空間:3 RU)をキャビネット構成またはラックの一番下に設置します。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、AC 電源トレイをラックに固定します。AC 電源トレイの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 AC 電源トレイの前面を前面ネジで固定するときは、前面フランジを少し外側にずらすように持ち、ヒンジ付き扉が自由に開閉できるようにした状態でネジを締めます(図 5-10の「前面フランジ」を参照)。フランジの直角の端と扉の間に、約 0.76 Mm(0.030 インチ、親指の爪程の厚さ)の隙間を作ります。

図 5-10 AC 電源トレイ(正面図)

 

ステップ 5 AC 電源トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにトレイをネジで固定します。

ステップ 6 ステップ 1ステップ 5 を繰り返して 2 番目の AC 電源トレイを取り付けます。


 

AC 電源装置の再取り付け

取り外した電源装置を再取り付けする手順は、次のとおりです。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


ステップ 1 各 AC 電源装置を AC 電源トレイの中にスライドしながら挿入します。AC 電源装置を挿入するときは摩擦が若干ありますが、完全に押し込んで確実にコネクタと接続させます。

ステップ 2 各 AC 電源装置の前面下部にある非脱落型ネジを締め、トレイ内に固定します。電源装置を取り付けないスロットの場合、トレイのヒンジ付き扉には着脱式のブランク パネルが装着されています。

ステップ 3 ヒンジ付き扉を閉め、ヒンジ付き扉中央の非脱落型ネジをマイナス ドライバで締めます。

ステップ 4 空気取り入れグリルを、下側のフックがヒンジ付きパネルの上に位置するように保持し、そのまま回してはめ込みます。

ステップ 5 ステップ 1ステップ 4 を繰り返し、AC 電源装置を 2 番目の AC 電源トレイに再取り付けします。 表 1-5 を参照して、システムに必要な数の電源装置を取り付けたかどうかを確認します。


 

空気取り入れモジュールの取り付け

空気取り入れモジュールの取り付け手順は、次のとおりです。


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、空気取り入れモジュールをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを空気取り入れモジュールに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。


) 空気取り入れモジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントし、背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 空気取り入れモジュール(設置空間:3 RU)は、DC 電源システムの場合はキャビネット構成またはラックの一番下、AC 電源システムの場合は AC 電源トレイの真上に置きます。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、空気取り入れモジュールをラックに固定します。空気取り入れモジュールの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 空気取り入れモジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットに空気取り入れモジュールをネジで固定します。


 

下部ファン トレイの取り付け

MGX 8850 スイッチの下部ファン トレイの取り付け手順は、次のとおりです。


) MGX 8880 ゲートウェイを設置する場合は、この項を省略してください。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、下部ファン トレイをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを下部ファン トレイに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。


) ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントして背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 下部ファン トレイ(設置空間:1 RU)は、空気取り入れモジュールの真上に置きます。

下部ファン トレイ背面のエアーフローを示す矢印は、図 5-11 に示すように、上を向くようにしてください。

図 5-11 下部ファン トレイのエアーフローの向き

 

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、下部ファン トレイをラックに固定します。下部ファン トレイの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにファン トレイをネジで固定します。


 

Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトなし)


注意 リフトを使わないと、カードやモジュール、およびバックプレーンを損傷するおそれがあります。できる限りリフトを使用してください。リフトを使用すれば、設置手順が大幅に簡単になり、機器が損傷する可能性も小さくなります。リフトを使用して Cisco MGX 8850 スイッチを設置する方法については、「Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトあり)」を参照してください。

リフトが利用できない場合には、スイッチを手作業で設置することになります。スイッチはコンポーネントがすべて取り付けられた状態で出荷されますので、スイッチを持ち上げてラックに入れられるように、カードおよびモジュールを取り外す必要があります。

リフトを使用しないでスイッチを設置する手順は、次のとおりです。

設置の準備

フロント カードの取り外し

バック カードの取り外し

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

ラックへのスイッチの設置

APS アセンブリの再取り付け

バック カードの再取り付け

フロント カードの再取り付け


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。


設置の準備

設置を始める前に次のガイドラインを確認してください。

カードやモジュール、アセンブリを取り外す前に、シャーシ内での位置またはスロット番号を記録してください。

ESD 用の接地リスト ストラップを適切に着用していることを確認してください。ESD の予防手順については、 「ESD 損傷の防止」 を参照してください。

フロント カードの取り外し

シャーシからフロント カードを取り外す手順は、次のとおりです。


) カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。

シングルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部に取り出しレバーが付いており、このレバーによってカードがカード ケージに固定されます。ダブルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部と最下部に取り出しレバーが付いています。



注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


注意 フロント カードを引き出すときは、シャーシから完全に取り出すまでカードの高さを保ちます。フロント カードをその下にあるカードの上に落とさないように注意してください。カードを落とすと、カードの部品が壊れる可能性があります。


ステップ 1 アース ストラップを、ESD アース ジャックまたは装置ラックに接続します。

ステップ 2 Cisco MGX 8850 スイッチをテーブルなどの平らでしっかりした表面に置きます。

ステップ 3 必要に応じてスイッチの前面扉を開けます。

ステップ 4 カードを取り外す前に、それらの装着位置をすべて記録しておきます。

ステップ 5 スリーインワン工具の平らな先端を、フロント カード上端(および下端)にある取り出しレバーの溝に挿入し、バネ式のラッチが開くまで押します。図 5-12 は、取り出しレバーの溝の位置を、フロント カードの上端との位置関係が分かるように示しています。

図 5-12 フロント カードの取り出しレバー

 

ステップ 6 取り出しレバーを引き、フロント カードをミッドプレーンから外します。

ステップ 7 フロント カードをカード ケージからゆっくりと引き出します。カードの高さを保ちながら引き出し、下のカードに接触させないように注意します。

ステップ 8 フロント カードは、静電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 9 シャーシから取り外すフロント カードごとに、ステップ 5ステップ 8 を繰り返します。


 

バック カードの取り外し

シャーシからバック カードを取り外す手順は、次のとおりです。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


ステップ 1 カードを取り外す前に、それらの装着位置をすべて記録しておきます。

ステップ 2 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート上端と下端にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 バック カードの前面プレート上端と下端にある 2 つの取り出しレバーを、水平位置まで引っ張ります。

ステップ 4 2 つの取り出しレバーを均等に引っ張ってカード ケージからバック カードを取り外します。

ステップ 5 バック カードは、静電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 6 シャーシから取り外すバック カードごとに、ステップ 2ステップ 5 を繰り返します。


 

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

APS アセンブリからバック カードを取り外す手順、およびスイッチから APS コネクタを取り外す手順は、次のとおりです。


) APS アセンブリは 2 枚のバック カード(プライマリとセカンダリ)から構成されており、これらのカードは APS コネクタ(部品番号:MGX-8850-APS-CON または MGX-APS-CON)で接続されています。



注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


注意 コネクタを合わせるときに左右に揺り動かすと、APS コネクタのピンに曲りや破損が生じることがあります。

次のステップでは、APS アセンブリに接続されたバック カードを取り外します。


ステップ 1 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート上端と下端にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 2 バック カードの前面プレート上端と下端にある 2 つの取り出しレバーを、水平位置まで引っ張ります。

ステップ 3 2 つの取り出しレバーを均等に引っ張って APS コネクタからバック カードを取り外します。

ステップ 4 APS コネクタの残りのバック カードに対して、ステップ 2ステップ 3 を繰り返します。2 枚目のバック カードを取り外しても、APS コネクタがカードに接続されたままなので、カードと共にスイッチから取り外します。

ステップ 5 2 枚目のバック カードをまっすぐ慎重に引き抜いて、APS コネクタから外します。

ステップ 6 バック カードと APS コネクタは、帯電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 7 残りの各 APS アセンブリに対してステップ 1ステップ 6 を繰り返します。


 

ラックへのスイッチの設置


注意 カードを取り外しても、カード ケージはかなりの重量と大きさがあるため、設置は 3 人以上で行う必要があります。2 人で Cisco MGX 8850 スイッチを支えてラック内に移動し、もう 1 人がラックに固定します。

ここでは、Cisco MGX 8850 スイッチをリフトを使用して 19 インチまたは 23 インチのラック、または 19 インチ キャビネットに設置する手順を詳しく説明します。

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチ設置」


ヒント カード ケージのネジ穴がフレームのネジ穴の位置と合わない場合には、カード ケージとファン トレイの間にマイナス ドライバを差し込んでカード ケージを浮かせます。ネジを挿入して固定します。ファン トレイとカード ケージの間からドライバを抜き取ります。



警告 電源装置、ファン トレイ、およびスイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるように設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No. 50



警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシ下端の下側をつかみ、両手で持ち上げます。けがを防ぐため、背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めて持ち上げてください。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐためにも、電源装置やインターフェイス モジュールの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げようとしないでください。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えられるように設計されていません。警告 No. 5


19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

Cisco MGX 8850 スイッチを、19 インチまたは 23 インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラックにユニットを設置する前に、Cisco MGX 8850 スイッチの両側にミッドマウント用ブラケットを 1 つずつ取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。

ステップ 2 2 人でスイッチをラックの所定位置まで動かすか、またはスペーサを使っている場合は、スペーサに沿ってスイッチをスライドさせて所定位置まで動かします。


) ユニット間の隙間は、約 1.5 Mm(1/16 インチ)にしてください。必要に応じてスペーサを使ってください。


ステップ 3 10-32 ネジを使ってスイッチをミッドマウント レールに固定します。


 

19 インチ キャビネットへのスイッチ設置

Cisco MGX 8850 スイッチを、19 インチ キャビネットに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 2 人でスイッチをラックの所定位置まで動かすか、またはスペーサを使っている場合は、スペーサに沿ってスイッチをスライドさせて所定位置まで動かします。


) 背面取り付けブラケットの取り付けは、スイッチを 19 インチ ラックに搭載した後で行います。

ユニット間の隙間は約 1.5 Mm(1/16 インチ)にしてください。必要に応じてスペーサを使ってください。


ステップ 2 10-32 ネジを使ってスイッチをフロントマウント レールに固定します。

ステップ 3 背面取り付けブラケットをラックに取り付けます。

ステップ 4 10-32 ネジを使ってスイッチを背面取り付けブラケットに固定します。


 

APS アセンブリの再取り付け

APS アセンブリを再取り付けする手順は、次のとおりです。


) APS アセンブリを取り付ける必要がない場合は、「バック カードの再取り付け」に進みます。



ステップ 1 バック カードの端を APS コネクタ(部品番号については 表 1-6 を参照)の位置合わせスロットに入れ、APS コネクタのガイド タブを使用して、バックカードの穴と APS コネクタ(図 5-13参照)のピンの位置を揃えます。

図 5-13 APS コネクタへのバック カードの接続

 

ステップ 2 バック カードをまっすぐにしっかりと押し込み、APS コネクタに装着します。


注意 コネクタを合わせるときに左右に揺り動かすと、APS コネクタのピンに曲りや破損が生じることがあります。

ステップ 3 ステップ 1ステップ 2 を繰り返して、2 枚目のバック カードを APS コネクタに取り付けます。2 枚のバック カードが APS コネクタに取り付けられた状態を図 5-14 に示します。

図 5-14 2 枚のバック カードの APS コネクタへの取り付け

 

ステップ 4 APS アセンブリを適切なカード スロットに入れます。


) 取り出しレバーは閉じている必要があります(バック カードの垂直端と揃っている状態。図 5-13 および図 5-14 を参照)。取り出しレバーが閉じていないと、APS アセンブリはシャーシに正しく挿入できません。


ステップ 5 APS アセンブリをスロットの奥までスライドさせて、バックプレーンにしっかりと装着します。APS アセンブリを正しく装着すると、バック カードの前面プレートとカード ケージの正面が揃います。

ステップ 6 バック カードの非脱落型ネジを適切なドライバを使って締めます。ネジがスムーズに挿入できない場合には、ネジ穴とネジの位置が合っているか確認してください。


 

バック カードの再取り付け


) カードはすべてシャーシに完全に装着しなければなりません。バック カードを取り付けるときは、前面プレートの最上部と最下部に均等に力を加え、カードを確実に装着します。

カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。



注意 カードをスロットに挿入するときは、カード両側の部品を保護するため、前面プレートを支えてカードの高さを保ってシャーシに挿入してください。


注意 カードは正しいスロットに装着する必要があります。サービス モジュールのバック カードを間違ったスロットに装着すると、電気的に破損するおそれがあります。PXM のバック カード用スロットにサービス モジュールのバック カードを装着すると、カードやバックプレーンが破損することがあります。AXSM-1-2488 または AXSM-1-2488/B フロント カードを正しくないバック カードと組み合わせると、これらのカードは損傷することがあります。


注意 サービス モジュールのバック カードを誤って PXM のバック カード用スロットに挿入しようとした後、シャーシが正しく動作しなくなった場合には、バックプレーンのピンとバック カードのコネクタをチェックし、ピンが曲がっていたり破損していないかどうかを調べてください。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は electromagnetic interference(EMI; 電磁干渉)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No. 1029


Cisco MGX 8850 スイッチにバック カードを再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードを正しいスロットに装着するため、各カードの位置を記録したメモを参照して装着先スロットを確認します。システムのスロットの割り当てについては、 表 1-2 および次の箇所を参照してください。

MGX 8850(PXM1E)については図 1-4図 1-5

MGX 8850(PXM45)については図 1-6図 1-7

MGX 8880 については図 1-37図 1-38

ステップ 2 「カード取り付けのガイドライン」 を参照して、バック カードにピンやディバイダの曲がり、コネクタの損傷がないことを確認します。

ステップ 3 バック カードの取り出しレバーが 2 つとも閉じた状態(前面プレートと平行)になっていることを確認します。

ステップ 4 適切なスロット ガイドの上にバック カードを移動し、バック カードの端をシャーシ内にある上下のスロット ガイドに合わせます。

ステップ 5 前面プレートの最上部と最下部に均一な力をゆっくり加えながら、バック カードをスロットに押し込みます。

ステップ 6 バック カードがシャーシに入ったら、前面プレートの最上部と最下部を均一に押してバック カードを完全に装着します。

ステップ 7 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート上にある 2 つの非脱落型ネジを締めます。


) 上下の非脱落型ネジは、カードがずれないように交互に少しずつ締めてください。カードが固定されれば十分ですので、締め過ぎないようにしてください。


ステップ 8 シャーシに再取り付けするバック カードごとに、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 空のスロットにはすべて、ブランクの前面プレートを取り付けます。


 

フロント カードの再取り付け


) カードはすべてシャーシに完全に装着しなければなりません。フロント カードを取り付けるときは、前面プレートの最上部と最下部に均等に力を加え、カードを確実に装着します。

カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。

シングルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部に取り出しレバーが付いており、このレバーによってカードがカード ケージに固定されます。ダブルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部と最下部に取り出しレバーが付いています。



注意 AXSM-1-2488 または AXSM-1-2488/B フロント カードを正しくないバック カードと組み合わせると、これらのカードは損傷することがあります。


注意 カードをスロットに挿入するときは、カード底面の部品を保護するため、前面プレートを支えてカードの高さを保ってシャーシに挿入してください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は電磁干渉(EMI)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No. 1029


Cisco MGX 8850 スイッチにフロント カードを再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードを正しいスロットに装着するため、各カードの位置を記録したメモを参照して装着先スロットを確認します。システムのスロットの割り当てについては、 表 1-2 および次の箇所を参照してください。

MGX 8850(PXM1E)については図 1-4図 1-5

MGX 8850(PXM45)については図 1-6図 1-7

MGX 8880 については図 1-37図 1-38

ステップ 2 「カード取り付けのガイドライン」 を参照して、バック カードにピンやディバイダの曲がり、コネクタの損傷がないことを確認します。

ステップ 3 取り出しレバーが開いていることを確認します。

ステップ 4 適切なスロット ガイドの上にフロント カードを移動し、フロント カードの端をシャーシ内にある上下のスロット ガイドに合わせます。

ステップ 5 取り出しレバーを外に開き、前面プレートに力をゆっくり加えながらスロットにフロント カードを入れます。

ステップ 6 フロント カードがシャーシに入ったら、前面プレートの最上部と最下部を均一に押してフロント カードを完全に装着します。

ステップ 7 取り出しレバーを閉じてフロント カードを固定します。


) カードによっては、「挿入確認用ラッチ」が付いており、取り出しレバーを閉じる前にこのラッチを上げる必要があります。


ステップ 8 シャーシに再取り付けするフロント カードごとに、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 必要に応じて空スロットにブランクの前面プレートを取り付けます。

ステップ 10 必要に応じてスイッチの前面扉を閉じます。


 

Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトあり)


) 前述した手順に従ってスイッチを設置した場合は、「上部ファン トレイの取り付け」に進みます。


Cisco MGX 8850 スイッチは、ご注文のカードとモジュールをすべて装着し、テストを完了した状態で出荷されます。

Cisco MGX 8850 スイッチを設置するときは、リフトの使用をお勧めします。このスイッチは、リフトを使えば一人でも簡単に設置できます。リフトを利用できない場合には、スイッチを持ち上げて手作業でラックに収納するため、事前にカードとモジュールを取り外しておく必要があります。リフトを使わずに Cisco MGX 8850 スイッチを設置する場合は、 「Cisco MGX 8850 スイッチの設置(リフトなし)」 に進みます。

リフトを使用する場合は、次のガイドラインに従ってください。

136 Kg(300 ポンド)の取り扱いが可能なリフトを使用します。

この種のリフトには、T & S Hefti-Lift の Model HYD-5 があります。仕様については、http://www.tseq.com/products/ergosol/hefti-lift.htm を参照してください。

積載に必要な最小寸法は幅 44 Cm(17.5 インチ)、奥行き 61 Cm(24 インチ)です。

ここでは、Cisco MGX 8850 スイッチをリフトを使用して 19 インチまたは 23 インチのラック、または 19 インチ キャビネットに設置する手順を詳しく説明します。

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチ設置」


ヒント カード ケージのネジ穴がフレームのネジ穴の位置と合わない場合には、カード ケージとファン トレイの間にマイナス ドライバを差し込んでカード ケージを浮かせます。ネジを入れて締めてから、ファン トレイとカード ケージの間からドライバを抜きます。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



警告 電源装置、ファン トレイ、およびスイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるように設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No. 50


19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

Cisco MGX 8850 スイッチを、19 インチまたは 23 インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラックにユニットを設置する前に、Cisco MGX 8850 スイッチの両側にミッドマウント用ブラケットを 1 つずつ取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。

ステップ 2 リフトを使ってスイッチを適切な高さまで持ち上げます。

ステップ 3 2 個のスペーサ(厚さ約 1.5 Mm(1/16 インチ)、5.1 × 76.2 Cm(2 × 30 インチ)の高密度ポリエチレン、アルミニウム、またはダンボール製)を用意し、1 つをスイッチの左端、もう 1 つを右端に置きます。

ステップ 4 これらのスペーサに沿って MGX 8850 をスライドさせ、ラック内に据え付けます。

ステップ 5 10-32 ネジを使ってスイッチをミッドマウント レールに固定します。


 

19 インチ キャビネットへのスイッチの設置

Cisco MGX 8850 スイッチを、19 インチ キャビネットに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 リフトを使ってスイッチを適切な高さまで持ち上げます。


) 背面取り付けブラケットの取り付けは、スイッチを 19インチ キャビネットに搭載した後で行います。


ステップ 2 2 個のスペーサ(厚さ約 1.5 Mm(1/16 インチ)、5.1 × 76.2 Cm(2 × 30 インチ)の高密度ポリエチレン、アルミニウム、またはダンボール製)を用意し、1 つをスイッチの左端、もう 1 つを右端に置きます。

ステップ 3 これらのスペーサに沿って MGX 8850 をスライドさせ、ラック内に据え付けます。

ステップ 4 10-32 ネジを使ってスイッチをフロントマウント レールに固定します。

ステップ 5 背面取り付けブラケットをラックに取り付けます。

ステップ 6 10-32 ネジを使ってスイッチを背面取り付けブラケットに固定します。


 

上部ファン トレイの取り付け

上部ファン トレイを取り付ける手順は、次のとおりです。


) MGX 8880 ゲートウェイを設置する場合は、このステップを省略してください。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、上部ファン トレイをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを上部ファン トレイに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。


) ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントして背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 上部ファン トレイ(設置空間:1 RU)は、Cisco MGX 8850 スイッチの真上に置きます。

上部ファン トレイ背面のエアーフローを示す矢印が、上を向くようにしてください。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、上部ファン トレイをラックに固定します。上部ファン トレイの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。ファン トレイの背面が、カードケージの背面最上部と揃っていることを確認します。

ステップ 4 ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにファン トレイをネジで固定します。


 

排気モジュールの取り付け

排気モジュールの取り付け手順は、次のとおりです。


) MGX 8880 では、排気モジュールとファン トレイが一体化しています。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、排気モジュールをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを排気モジュールに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23)が必要です。


) 排気モジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントして背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 排気モジュール(設置空間:3 RU)を上部ファントレイの真上に置きます。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、排気モジュールをラックに固定します。排気モジュールの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 排気モジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットに排気モジュールをネジで固定します。


 

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け


警告 次の作業を始める前に、DC 回路の電源が遮断されていることを確認してください。すべての電源を確実に遮断するには、DC 回路に接続されている DC 電源の回路ブレーカーまたはヒューズを探します。DC 電源の回路ブレーカーを切り、DC 電源のフューズを取り外します。警告 No. 322



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムに対して作業を行う場合は、あらかじめ電源をオフにし、電源コードを抜いてください。警告 No. 1



警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC ユニットの電源コードを抜いてください。DC ユニットでは、回路ブレーカで電源供給を遮断します。警告 No. 12


DC 電源システムでは、空気取り入れモジュールの背面に DC 電源入力モジュール(PEM)を取り付けます。非脱落型ネジを締めて DC PEM を空気取り入れモジュールに固定します。

DC PEM を 1 つだけ取り付ける場合は、空気取り入れモジュールの背面から向かって右側に取り付けます(MGX 8850 については図 5-15を参照、MGX 8880 については図 5-16を参照)。

図 5-15 MGX 8850 で空気取り入れモジュールの背後に取り付けられた DC PEM

 

図 5-16 MGX 8880 で空気取り入れモジュールの背後に取り付けられた DC PEM

 

ケーブル管理アセンブリの取り付け

ケーブル管理システムは、同一の水平ケーブル管理パネル 2 枚と左右の取り付けブラケット、およびネジで構成されます。ケーブル管理アセンブリの取り付け手順は、次のとおりです。


ステップ 1 付属の 10-32 番のネジと適切なドライバを使用して、空気取り入れモジュールと排気モジュール背面の左右側面に取り付けブラケットを 1 つずつ取り付けます。

ステップ 2 付属の 10-32 番のネジと適切なドライバを使用して、ケーブル管理パネルを取り付けブラケットに取り付けます。上部のケーブル管理パネルはケーブル通路側が下になるように取り付けます。下部のケーブル管理パネルはケーブル通路側が上になるように取り付けます。MGX 8850 システムについては図 5-17を、MGX 8880 システムについては、図 5-18を参照してください。

図 5-17 MGX 8850 システムの背面に取り付けたケーブル管理アセンブリ

 

図 5-18 MGX 8880 システムの背面に取り付けたケーブル管理アセンブリ

 


) MGX 8880 では、ケーブル管理システムに合わないケーブルがあることがあります。ケーブルが太すぎる場合(T1E1 カードには太いケーブルを使用)は、2 つの小さいプラス ネジで固定されているフィンを外してください。


Cisco MGX 8850 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

ファン トレイの電源は、バックプレーンからファン トレイ電源ケーブルを介して供給されます。ファン トレイ電源ケーブルの D コネクタを、カード ケージ背面下部にある穴に通してバックプレーン コネクタに接続します。ケーブル接続用の開口部が、システム電源用とファントレイ電源用にそれぞれ 2 つずつあります。カード ケージの開口部が背面左側から次のように並んでいます。

1. システム電源(電源 A)

2. ファン トレイ電源(下部ファン トレイ)

3. システム電源(電源 B)

4. ファン トレイ電源(上部ファン トレイ)


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。

Cisco MGX スイッチにファン トレイ電源ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 バックプレーン側の D コネクタはピン数の少ない側が下になっています。したがって、ケーブル側の D コネクタもピン数の少ない側を下にします。図 5-19 に、ファン トレイ電源ケーブルのコネクタを示します。

図 5-19 ファン トレイ電源ケーブル

 

ステップ 2 カード ケージ背面の最下部にある 2 番目(下部ファン トレイ)または 4 番目(上部ファン トレイ)の開口部に、両手を使ってコネクタ フレームを通します。バックプレーンに向かってまっすぐにコネクタを動かすと、開口部を通すことができます。D コネクタをバックプレーン側の D コネクタにしっかりと挿入し、コネクタ フレームの非脱落型ネジとシャーシのネジ穴の位置を合わせます。

ステップ 3 非脱落型ネジを締め、コネクタ フレームをシャーシに固定します。このときにネジを締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。

ステップ 4 ケーブル他端の D コネクタを下部または上部のファン トレイの背面にあるコネクタに接続し、非脱落型ネジを締めます。このときにネジを締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。図 5-20に、ファン トレイの電源ケーブル接続を示します。


図 5-20 の一番下に AC 電源トレイが示してあります。AC 電源トレイがあってもファン トレイの電源ケーブル接続には影響しません。ファン トレイ電源のケーブル接続は、AC 電源システムでも DC 電源システムでも同じです。


図 5-20 ファン トレイの電源ケーブル接続

 

ステップ 5 ステップ 1ステップ 4 を繰り返し、ファン トレイ電源ケーブルをファン トレイに接続します。


 

AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。

AC 電源を使用する場合は、次の手順に従って AC 電源トレイを Cisco MGX 8850 スイッチに接続します。DC 電源を使用する場合は、 「DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」 に進みます。


ステップ 1 バックプレーン側の D コネクタはピン数の少ない側が下になっています。したがって、ケーブル側の D コネクタもピン数の少ない側を下にします。図 5-21 に、AC 電源トレイのケーブルを示します。

図 5-21 AC 電源トレイのケーブル

 

ステップ 2 カード ケージ背面の最下部にある 1 番目(電源 A)または 3 番目(電源 B)の開口部に、両手を使ってコネクタ フレームを通します。バックプレーンに向かってまっすぐにコネクタを動かすと、開口部を通すことができます。D コネクタをバックプレーン側の D コネクタにしっかりと挿入し、コネクタ フレームの非脱落型ネジとシャーシのネジ穴の位置を合わせます。

ステップ 3 非脱落型ネジを締め、コネクタ フレームをシャーシに固定します。このときにネジを締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。

ステップ 4 ケーブル他端の D コネクタを AC 電源トレイの背面にある 1 番目または 2 番目のコネクタに接続し、非脱落型ネジを締めます。このときにネジを締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。図 5-22に、AC 電源トレイの電源ケーブル接続を示します。

図 5-22 AC 電源トレイのケーブル接続

 

ステップ 5 ステップ 1ステップ 4 を繰り返し、もう 1 本の AC 電源トレイ ケーブルを 2 番目の AC 電源トレイのコネクタに接続します。


注意 この時点では AC 電源コードは接続しないでください。


 

DC PEM と Cisco MGX 8850 スイッチとの接続


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC ユニットの電源コードを抜いてください。DC ユニットでは、回路ブレーカで電源供給を遮断します。警告 No. 12


DC 電源を使用する場合は、次の手順に従って DC PEM を Cisco MGX 8850 スイッチに接続します。

AC 電源を使用する場合は、 「AC 電源トレイと Cisco MGX 8850 スイッチとの接続」 に進みます。


ステップ 1 バックプレーン側の D コネクタはピン数の少ない側が下になっています。したがって、ケーブル側の D コネクタもピン数の少ない側を下にします。図 5-23 に、DC PEM のケーブルを示します。

図 5-23 DC PEM ケーブル

 

ステップ 2 カード ケージ背面の最下部にある 1 番目(電源 A)または 3 番目(電源 B)の開口部に、両手を使ってコネクタ フレームを通します。バックプレーンに向かってまっすぐにコネクタを動かすと、開口部を通すことができます。D コネクタをバックプレーン側の D コネクタにしっかりと挿入し、コネクタ フレームの非脱落型ネジとシャーシのネジ穴の位置を合わせます。

ステップ 3 非脱落型ネジを締め、コネクタ フレームをシャーシに固定します。このときにネジを締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。

ステップ 4 ケーブル他端の D コネクタを 1 番目または 2 番目の DC PEM コネクタに接続し、非脱落型ネジを締めます。このときにネジを締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。図 5-24に DC PEM の配線を示します。

図 5-24 DC PEM の配線

 

ステップ 5 DC PEM を冗長化している場合は、ステップ 1ステップ 4 を繰り返して 2 番目の DC PEM コネクタも接続します。


 

バック カードの接続

バック カードのインターフェイスを適切なエンド デバイスに接続します。ピン配置とケーブルの仕様については、 付録 B 「ケーブル仕様」 を参照してください。

バック カードを接続したら、ケーブル管理アセンブリに通してケーブルを配線します。カード ケージ上部に装着した各カード セットのケーブルは、すべてケージ上部ケーブル管理パネルを経由させて配線します。同様に、カード ケージ下部の各カード セットのケーブルは、すべて下部ケーブル管理パネルを経由させます。図 5-25 に、上部ケーブル管理パネルに沿って配線したケーブルを示します。

図 5-25 データ ケーブルの配線経路

 

コンソール ポートの接続

Command Line Interface(CLI; コマンド行インターフェイス)管理ツールを使用して、スイッチを設定し、スイッチのステータスを表示できます。スイッチを初めて起動したときは、console port(CP; コンソール ポート)を経由しないと CLI にアクセスできません。

VT-100 互換の端末を PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B の CP に接続してください。端末を電源に接続し、 表 5-2 に示す値に設定します。図 5-26 に、CP 接続に必要なハードウェアを示します。

図 5-26 コンソール ポートへのワークステーションの接続

 

 

表 5-2 端末の設定

設定

ボー レート

9600 Bps

文字ビット数

8 データ ビット

パリティ

なし

ストップ ビット

1

ハードウェア フロー制御

なし

CP 接続の設定は、図 5-27 に示すようにターミナル サーバから行うこともできます。

図 5-27 コンソール ポートへのターミナル サーバ接続

 

サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

Cisco MGX 8850 スイッチの電源接続

ここでは、スイッチへの電源接続の手順を示します。

「スイッチへの AC 電源の接続」

「スイッチへの DC 電源の接続」


警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 電源コードが接続されているときには、電源装置に触れないでください。電源スイッチのあるシステムでは、電源コードが接続されている限り、スイッチをオフにしても電源装置内に電圧がかかっています。電源スイッチのないシステムでは、電源コードが接続されている間は、電源装置内に電圧がかかっています。警告 No. 4


スイッチへの AC 電源の接続

スイッチに AC 電源を接続する手順は、次のとおりです。


) AC 電源トレイに付いている AC 電源レセプタクルは、クランプ付き IEC 型です。AC 入力電圧は 180~254 VAC です。AC 電源コードのタイプについては、表 3-7 を参照してください。



ステップ 1 AC 電源トレイの AC レセプタクル周囲のケーブル クランプを緩め、コード接続用の隙間を作ります。

ステップ 2 AC 電源トレイの背面にある AC レセプタクルに、ケーブルのプラグをしっかり挿入します。

ステップ 3 クランプを締めます。


注意 電源コードをコンセントに差し込む前に、分岐回路の電源がオフになっていることを確認してください。

ステップ 4 電源コードの他端をコンセントに差し込みます。

ステップ 5 入力電源をオンにし、電源スイッチをオンにします。

ステップ 6 ファンが動作していることを、動作音や空気の動きで確認します。LED が次のように点灯します。

各電源装置の AC と DC の LED が緑に点灯

PXM1E または PXM45 のステータスLED が緑に点灯

各サービス モジュールのスタンバイ LED が黄色に点灯


 

スイッチへの DC 電源の接続

スイッチ に DC 電源を接続する手順は、次のとおりです。


) MGX 8850 スイッチの DC PEM に接続できるのは、UL1950、IEC 950、EN 60950、および CSA C22.2 No.950~95 で規定されている Safety Extra Low Voltage(SELV; 安全特別低電圧)の -48 VDC 電源だけです。

DC PEM を冗長化している場合でも、入力電源をそれぞれ別にしてフォールト トレランスを一段と強化する必要がなければ、同じ入力電源に接続してかまいません。



ステップ 1 スイッチの入力電源がオフで、DC PEM 上の回路ブレーカがオフになっていることを確認します。

ステップ 2 プラス ドライバを使用して、DC PEM(位置は図 5-28 を参照)の端子ブロックのプラスチック カバーを止めている 2 本のネジを外します。

図 5-28 DC PEM(背面図)

 

ステップ 3 DC PEM 端子ブロックと入力電源の接続には、電流容量 6 AWG(10 平方ミリ)以上、絶縁耐熱 60℃(140°F)の 3 芯絶縁銅線(単線またはより線)を使用します。


) 端子ラグには、Panduit LC AS6-10-L の使用をお勧めします。


ステップ 4 ワイヤの先端はまっすぐ切断し、斜めにならないようにします。

ステップ 5 ワイヤの先端から 6 Mm(1/4 インチ)の箇所に印を付けます。

ステップ 6 ワイヤ ストリッパを使って、先端から 6 Mm(1/4 インチ)の絶縁をはがします。絶縁の先端が斜めにならないように、均等にはがしてください。

ステップ 7 ステップ 6 で用意した銅線の先端に、リング型またはスペース型のラグ端子を取り付けます。ワイヤの線剥きした部分を、裸の部分が見えなくなるまでラグ端子に完全に挿入する必要があります。

ステップ 8 このリング型またはスペース型のラグ端子を図 5-29 に示す 48 VDC 帰路の箇所に取り付けます。

図 5-29 DC PEM の端子ブロック

 

ステップ 9 ステップ 7 で用意したワイヤの他端を DC 電源に接続します。

ステップ 10 ステップ 3ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 11 リング型またはスペース型のラグ端子(ステップ 10 で用意したもの)を、図 5-29 に示す -48 VDC コネクタの箇所に接続します。

ステップ 12 ステップ 10 で用意したワイヤの他端を DC 電源に接続します。

ステップ 13 プラス ドライバと 2 つのネジを使用して、DC PEM の端子ブロックにプラスチック カバーを取り付けます。

ステップ 14 入力電源をオンにし、電源スイッチをオンにします。

ステップ 15 ファンが動作していることを、動作音や空気の動きで確認します。LED が次のように点灯します。

各電源装置の AC と DC の LED が緑に点灯

各 DC PEM 上の DC OK LED が緑に点灯

PXM1E または PXM45 のステータスLED が緑に点灯

各サービス モジュールのスタンバイ LED が黄色に点灯


 

外部クロックの接続

この手順は、必要がなければ省略できます。詳細については、 「外部クロックの接続」 を参照してください。

アラームの接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


MGX 8850 スイッチのアラームを外部アラーム システムへ転送する手段として、ドライ接点リレー クロージャが利用できます。クリティカル、メジャー、およびマイナーの各アラームには、それぞれ別の可視および可聴アラームを出力できます。これらのアラームは、PXM ユーザ インターフェイス バック カード(PXM-UI-S3 および PXM-UI-S3/B)の DB-15 コネクタを通じて出力されます。

アラームに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの背面上部ベイのスロット 7 と 8 に、PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードが装着されていることを確認します。

ステップ 2 DB-15 ケーブルを、PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードの ALARM ポートに接続します。


) ケーブルの要件については、付録 B 「ケーブル仕様」を参照してください。


ステップ 3 ケーブルの他端をアラーム ソースに接続します。


 

メンテナンス ポート(MP)への接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


ダイヤルアップ接続を利用すれば、公衆電話交換回線網(PSTN)にアクセスできるすべてのワークステーションから、スイッチを管理することが可能になります。

PXM-UI-S3

PXM-UI-S3 カードの Maintenance Port(MP; メンテナンス ポート)をモデムに接続します。端末を入力電源に接続し、 表 5-2 に示す値に設定します。このモデムを介してスイッチが PSTN に接続され、ワークステーションからアクセスできるようになります(図 5-30 参照)。

PXM-UI-S3/B

PXM-UI-S3/B カードにはメンテナンス ポートはありません。PXM-UI-S3/B カードでは、MP の代わりにモデムを使用してコンソール ポートに接続できます。

図 5-30 メンテナンス ポートとモデムの接続

 

サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

LAN1/2 ポートの接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


スイッチを LAN に接続すれば、LAN 上のすべてのワークステーションからスイッチを管理することが可能になります。

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B の LAN 1 ポートをハブまたはルータに接続します。このハブまたはルータは、図 5-31 に示すようにワークステーションに接続します。

図 5-31 LAN 1 ポートへのイーサネット接続

 


図 5-31 の LAN 2 ポートは無効になっています。


サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

EMI 規制への準拠の確認

スイッチを EMI 規制に準拠させるには、オプションの前面扉を取り付けるか、またはブランクの前面プレートを取り付けて空スロットをすべてふさぐ必要があります。

スイッチに前面扉が取り付けられ、扉が閉じていること、または空スロットがブランクの前面プレートですべてふさがれていることを確認してください。


) 一般的なスイッチ機能の構成については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチの変更

ここでは、Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチを MGX 8850(PXM45 または PXM1E)スイッチに変更するためのハードウェア変更手順を示します。

Cisco MGX 8850(PXM45 または PXM1E)スイッチには、Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチとは異なり、ファン トレイの追加取り付けが必要です。


) このマニュアルでは、特に指定していない限り、PXM45、PXM45/B および PXM45/C は PXM45 と総称します。



注意 この変更手順を実行している間、システム全体に対するサービスは中断されます。


警告 訓練を受けた資格のある保守担当者以外は、本装置の設置や交換を行わないでください。警告 No. 49



警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



警告 装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行うときには、感電やけがを防ぐために、システムが安定した状態かどうか、細心の注意を払って確認してください。安全を確保するために次のガイドラインを参照してください。

―ラック内にほかの装置を設置しない場合、この装置を一番下の段に設置します。

―ラック内にいくつかの装置を設置する場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から設置します。

―ラックに安定装置が付属している場合には、この装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行う前に安定装置を取り付けてください。警告 No. 1006


Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチを MGX 8850(PXM1E または PXM45)スイッチに変更するには、次に示す手順を実行します。


ステップ 1 「ラックからのコンポーネントの取り外し」

ステップ 2 「カードとスイッチの取り外し」

ステップ 3 「ラックへのコンポーネント取り付けとファン トレイの接続」

ステップ 4 「フロント カードとバック カードの装着」


 


) MGX 8850(PXM1E)または MGX 8850(PXM45)スイッチには、2つのファン トレイ(上部と下部)が必要です。ファン トレイを追加する際には、排気モジュール、上部ファン トレイ、およびスイッチをラックから取り外す必要があります。ラックまたはキャビネット内のハードウェア コンポーネントの位置については、図 5-32 を参照してください。

スロット位置および MGX 8850(PXM45)スイッチでサポートされるカードについては、図 1-6図 1-7、および表 1-2 を参照してください。

スロット位置および MGX 8850(PXM1E)スイッチでサポートされるカードについては、図 1-4図 1-5、および表 1-2 を参照してください。


図 5-32 Cisco MGX 8850(PXM1E または PXM45)システムのハードウェア コンポーネントの位置(正面図)

 


) 2RU の空気取り入れモジュールが付いた MGX 8850(PXM1)システムの場合、この変更を行う際に標準の 3RU の空気取り入れモジュールとの交換が必要になる場合があります。


ラックからのコンポーネントの取り外し

ラックからコンポーネントを取り外す手順は、次のとおりです。


注意 コンポーネントを取り付けている間はスイッチには通電しないでください。


ステップ 1 アース ストラップを、ESD アース ジャックまたは装置ラックに接続します。

ステップ 2 入力電源のところで電源をオフにし、さらに AC 電源トレイまたは DC 電源入力モジュール(PEM)の電源スイッチをオフにして、スイッチへの電源供給を遮断します。

ステップ 3 必要に応じてスイッチの前面扉を開けます。

ステップ 4 スイッチの下にファン トレイ スペーサが取り付けられている場合は、そのスペーサを取り外して 「カードとスイッチの取り外し」 に進みます。システムにファン トレイ スペーサがない場合は、 ステップ 5に進みます。

ステップ 5 プラス ドライバを使用して、排気モジュールをラックに固定しているネジを取り外します。

ステップ 6 排気モジュールを慎重に取り外して、平らでしっかりしたテーブルの上などに置きます。

ステップ 7 スイッチから上部ファン トレイの接続を取り外します。

ステップ 8 プラス ドライバを使用して、上部ファン トレイをラックに固定しているネジを取り外します。

ステップ 9 上部ファン トレイを慎重に取り外して、平らでしっかりしたテーブルの上などに置きます。


 

カードとスイッチの取り外し

カードとスイッチを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 PXM1 バック カードをスイッチから取り外します(手順は 「バック カードの取り外し」 を参照)。

ステップ 2 PXM1 フロント カードをスイッチから取り外します(手順は 「シングルハイトのフロント カードの取り外し」 を参照)。

ステップ 3 残りのバック カードをスイッチから取り外します。

ステップ 4 残りのフロント カードをスイッチから取り外します。

ステップ 5 プラス ドライバを使用して、スイッチをラックに固定しているネジを取り外します。

ステップ 6 スイッチを慎重に取り外して、平らでしっかりしたテーブルの上などに置きます。


) スイッチの下にファン トレイ スペーサが取り付けられている場合は、スイッチを取り外す必要はありません。



 

ラックへのコンポーネント取り付けとファン トレイの接続

ラックにコンポーネントを取り付け、ファン トレイを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 次の手順に従ってラックまたはキャビネットに下部ファン トレイを取り付けます。

a. ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ステップ 1b. に進みます。ファン トレイを 19 インチまたは 23 インチのラックに取り付ける場合は、下部ファン トレイを平らでしっかりしたテーブルの上などに置き、プラス ドライバを使ってミッドマウント用ブラケットを下部ファン トレイの側面に取り付けます。23 インチ ラックに取り付ける場合は、取り付けキット(部品番号:MGX-MNT23)が必要です。

b. 下部ファン トレイ(設置空間:1 RU)は、空気取り入れモジュールの真上に置きます。

下部ファン トレイ背面のエアーフローを示す矢印は、図 5-11 に示すように、上を向くようにしてください。

図 5-33 下部ファン トレイのエアーフローの向き

 

c. 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、下部ファン トレイをラックに固定します。下部ファン トレイの正しい取り付け位置については、図 5-32を参照してください。

d. ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにファン トレイをネジで固定します。

ステップ 2 スイッチの下にファン トレイ スペーサが取り付けられており、その場所に下部ファン トレイを取り付ける場合は、ステップ 7 に進みます。システムにファン トレイ スペーサがない場合は、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 プラス ドライバと取り付けネジを使用して、スイッチをラックまたはキャビネット内の下部ファントレイの真上に再度取り付けます。

ステップ 4 プラス ドライバと取り付けネジを使用して、上部ファン トレイをラックまたはキャビネット内のスイッチの真上に再度取り付けます。

ステップ 5 プラス ドライバと取り付けネジを使用して、排気モジュールをラックまたはキャビネット内の上部ファン トレイの真上に再度取り付けます。

ステップ 6 上部ファン トレイのファン トレイ ケーブルを再度接続します。

ステップ 7 新しく取り付けた下部ファン トレイに、ファン ケーブルを接続します(図 5-20 参照)。

図 5-34 ファン トレイの電源ケーブル接続

 

ステップ 8 ファン ケーブルの他端を、カード ケージの背面下部にあるファン ケーブル スロットに接続します。


 

フロント カードとバック カードの装着

フロント カードとバック カードを装着する手順は、次のとおりです。


) PXM1E ベースまたは PXM45 ベースのスイッチ モジュールのサポート内容については、「Cisco MGX 8850(PXM45)スイッチおよび MGX 8850(PXM1E)スイッチ」を参照してください。



ステップ 1 シングルハイトのカードを装着していた場所にダブルハイトのフロント カードを装着する場合は、センター ガイドを外します。ガイドの取り外し手順については、 「センター ガイド モジュールの取り外し」 を参照してください。

ステップ 2 PXM1E ベースのスイッチでは、次の手順を実行します。

a. PXM1E をスロット 7 または 8 に装着します(手順は 「ダブルハイトのフロント カードの取り付け」 を参照)。

b. PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B を、PXM1E のちょうど裏側にある上部背面スロットに装着します(手順は 「バック カードの取り付け」 を参照)。

c. NNI/UNI バック カードを PXM1E のちょうど裏側にある下部背面スロットに装着します。

ステップ 3 PXM45 ベースのスイッチでは、次の手順を実行します。

a. PXM45 をスロット 7 または 8 に装着します(手順は 「ダブルハイトのフロント カードの取り付け」 を参照)。

b. PXM-UI-S3 を、PXM45 のちょうど裏側にある上部背面スロットに装着します(手順は 「バック カードの取り付け」 を参照)。

c. PXM-HD を PXM45 のちょうど裏側にある下部背面スロットに装着します。

ステップ 4 残りの Release 2.x または Release 3.x のフロント カードとバック カードを装着します。


) フロント カードのバージョンとそのサポート内容の最新情報については、該当するリリース ノートをご覧ください。


ステップ 5 バック カードを再接続します。

ステップ 6 コンソール ポート、外部クロック、アラーム、メンテナンス ポート、および LAN1/2 ポートを必要に応じて再接続します。

ステップ 7 入力電源のところで電源をオンにし、さらに AC 電源トレイまたは DC 電源入力モジュール(PEM)の電源スイッチをオンにして、スイッチに電源を供給します。

ステップ 8 ソフトウェアを適切なリリースにアップグレードします。手順については、該当するソフトウェアのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。


 

MGX 8950 スイッチの設置

ここでは、Cisco MGX 8950 スイッチをラックまたはシスコ製キャビネットに設置する手順を説明します。


注意 MGX 8950 スイッチのシャーシはかなりの重量があるため、ラックに設置するときにはリフトの使用をお勧めします。


警告 訓練を受けた資格のある保守担当者以外は、本装置の設置や交換を行わないでください。警告 No. 49



警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



注意 設置を始める前に、この章全体に目を通して、重要な情報や安全上の警告を確認してください。


) 装置の設置と接続を行う前に、感電の危険性を十分に認識し、安全に関する推奨事項をしっかりと把握してください。安全で事故のない設置を行うための注意や警告については、「安全基準」を参照してください。

このマニュアルに記載されている警告事項は、このシャーシに添付されている『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Multiservice Switch and Media Gateway Products (MGX, BPX, and SES)』で各国語に翻訳されています。


設置チェックリスト

Cisco MGX 8950 システムを設置するときは、必ず適切な順序で設置手順を実行してください。 表 5-3 は、設置手順を正しい順序に並べたチェックリストです。設置手順の詳細については、 表 5-3 に続く項で説明しています。

MGX 8950スイッチは、次のいずれかのハードウェア構成で出荷されます。

開放型ラック:モジュールとカードが Cisco MGX 8950 スイッチにあらかじめ組み込まれ、お客様の指定に従って試験を行ってから出荷されます。システムは、お客様が用意した開放型ラックにそのまま設置できます。オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部ファン トレイ、および排気モジュールは、別に梱包されていますので、ラックに取り付ける必要があります。

リフトを使用しない場合は、Cisco MGX 8950 スイッチからモジュールとカードを取り外し、ラックに設置する前にシャーシの重量を軽くする必要があります。 表 5-3 の「ラック マウント システム(リフトなし)」欄の手順に従ってください。

リフトを使用して Cisco MGX 8950 スイッチをラックに設置する場合は、モジュール、カード、およびハードウェア コンポーネントを取り外す必要はありません。 表 5-3 の「ラック マウント システム(リフトあり)」欄の手順に従ってください。

シスコ製キャビネット:シスコ製キャビネットにすべてのコンポーネントが搭載された状態で出荷されます。 表 5-3 の「シスコ製キャビネット システム」欄の手順に従ってください。


) リフトを使用すればシャーシからモジュールを取り外す必要がないため、完全に実装された Cisco MGX 8950 スイッチを簡単にラックに設置できます。

設置手順を開始する前に、注文したすべての品目が揃っており、破損がないことを確認します。部品とシリアル番号の記録を保管してください。欠落または破損している部品が見つかった場合には、最寄りの弊社営業所にご連絡ください。



注意 シスコの機器を取り扱う際には、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。設置担当者や保守担当者は、静電気防止用リスト ストラップを正しく着用して、機器を ESD による損傷から保護する必要があります。モジュールをシャーシから取り外す際には、ESD による損傷に注意してください。

 

表 5-3 設置チェックリスト:Cisco MGX 8950 システム

チェック
ステップ
ラック マウント システム
(リフトなし)
ラック マウント システム
(リフトあり)
シスコ製キャビネット システム

 

ステップ 1

耐震用固定プレートの取り付け

耐震用固定プレートの取り付け

耐震用固定プレートの取り付け

 

ステップ 2

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

 

ステップ 3

ラック スペースの計測

ラック スペースの計測

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

 

ステップ 4

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

AC 電源トレイと Cisco MGX 8950 スイッチとの接続(必要な場合)

 

ステップ 5

AC 電源トレイの取り付け(必要な場合)

AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源装置の再取り付け

AC 電源トレイの取り付け(必要な場合)

AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源装置の再取り付け

DC PEM と Cisco MGX 8950 スイッチとの接続(必要な場合)

 

ステップ 6

空気取り入れモジュールの取り付け

空気取り入れモジュールの取り付け

バック カードの接続

 

ステップ 7

下部ファン トレイの取り付け

下部ファン トレイの取り付け

コンソール ポートの接続

 

ステップ 8

Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトなし)

設置の準備

フロント カードの取り外し

バック カードの取り外し

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

ラックへのスイッチの設置

APS アセンブリの再取り付け

バック カードの再取り付け

フロント カードの再取り付け

Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトあり)

19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

19 インチ キャビネットへのスイッチの設置

Cisco MGX 8950 スイッチの電源接続

スイッチへの AC 電源の接続

コンソール ポートの接続

 

ステップ 9

上部ファン トレイの取り付け

上部ファン トレイの取り付け

外部クロックの接続(オプション)

 

ステップ 10

排気モジュールの取り付け

排気モジュールの取り付け

アラームの接続(オプション)

 

ステップ 11

DC PEM の取り付け(必要な場合)

DC PEM の取り付け(必要な場合)

MP への接続(オプション)

 

ステップ 12

ケーブル管理アセンブリの取り付け

ケーブル管理アセンブリの取り付け

LAN1/2 ポートの接続(オプション)

 

ステップ 13

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

EMI 規制への準拠の確認

 

ステップ 14

AC 電源トレイと
Cisco MGX 8950 スイッチとの接続(必要な場合)

AC 電源トレイと
Cisco MGX 8950 スイッチとの接続(必要な場合)

 

 

ステップ 15

DC PEM と Cisco MGX 8950 スイッチとの接続(必要な場合)

DC PEM と Cisco MGX 8950 スイッチとの接続(必要な場合)

 

 

ステップ 16

バック カードの接続

バック カードの接続

 

 

ステップ 17

コンソール ポートの接続

コンソール ポートの接続

 

 

ステップ 18

Cisco MGX 8950 スイッチの電源接続

スイッチへの AC 電源の接続

コンソール ポートの接続

Cisco MGX 8950 スイッチの電源接続

スイッチへの AC 電源の接続

コンソール ポートの接続

 

 

ステップ 19

外部クロックの接続(オプション)

外部クロックの接続(オプション)

 

 

ステップ 20

アラームの接続(オプション)

アラームの接続(オプション)

 

 

ステップ 21

MP への接続(オプション)

MP への接続(オプション)

 

 

ステップ 22

LAN1/2 ポートの接続(オプション)

LAN1/2 ポートの接続(オプション)

 

 

ステップ 23

EMI 規制への準拠の確認

EMI 規制への準拠の確認

 

設置手順


注意 コンポーネントを取り付けている間はスイッチには通電しないでください。

Cisco MGX 8950 システムの設置手順を、次に挙げる項で詳しく説明します。

「耐震用固定プレートの取り付け」

「シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続」

「ラック スペースの計測」

「ラック搭載の準備」

「AC 電源トレイの取り付け」

「空気取り入れモジュールの取り付け」

「下部ファン トレイの取り付け」

「Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトなし)」

「Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトあり)」

「上部ファン トレイの取り付け」

「排気モジュールの取り付け」

「DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け」

「ケーブル管理アセンブリの取り付け」

「Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続」

「AC 電源トレイと Cisco MGX 8950 スイッチとの接続」

「DC PEM と Cisco MGX 8950 スイッチとの接続」

「バック カードの接続」

「コンソール ポートの接続」

「Cisco MGX 8950 スイッチの電源接続」

「外部クロックの接続」

「アラームの接続」

「メンテナンス ポート(MP)への接続」

「LAN1/2 ポートの接続」

「EMI 規制への準拠の確認」

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製のラックやキャビネットは、オプションの耐震用固定プレートを使って床に固定できます。


) ここで説明する方法はシスコ製キャビネット専用ですが、シスコ製ラックの固定にも適用できます。シスコ製のラックやキャビネットにシステムを設置しない場合は、サードパーティ製のラックまたはキャビネットを、それぞれの説明書に従って固定してください。

固定プレートの溝には最大 5/8 インチのアンカー ボルトが使用できます。



注意 シスコ製キャビネットを移動するときには、キャビネットの側面を押さずに、前面または背面の端を持って移動してください。

シスコ製キャビネットを固定プレートに固定するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 床に固定プレート取り付け用の穴を開けます。寸法については、図 5-35を参照してください。

図 5-35 固定プレートの寸法

 

ステップ 2 固定プレートを、4 本の 3/8 × 1 インチ アンカー ボルト(ユーザが用意)を使用して床に取り付けます。

ステップ 3 シスコ製キャビネットを固定プレート上に移動します(図 5-36 参照)。

図 5-36 シスコ製キャビネットの固定プレートへの取り付け

 

ステップ 4 4 本の 3/8 × 1 インチ アンカー ボルト(ユーザが用意)を使用して、キャビネットを固定プレートに取り付けます。


 

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックには、接地用スタッドがラックの最上部と最下部に 1 組ずつあります。ラックには、接地導体を接地用スタッドに固定するための金具が付属しています。接地用スタッドは約 6.3 Mm(1/4 インチ)径で、約 1.3 Mm(1/20インチ)ピッチでネジ山が切られています。接地用スタッドには接地コネクタを取り付けます。接地コネクタには穴が 2 つあり、回転と緩みを防いでいます。


) スイッチをサードパーティ ベンダーのラックまたはキャビネットに設置する場合は、ラックとキャビネットが適切に接地されていることを確認してください。



注意 シャーシの接地線は、全バッテリ負荷電流を流すために帰路の導体と同サイズにする必要があります。詳細については、「冗長電源での混合アース システムの配線」を参照してください。


注意 シスコ製キャビネットを移動するときには、キャビネットの側面を押さずに、前面または背面の端を持って移動してください。

接地導体は、通常、配電ボードで建物のアース配線に接続します。シスコ製ラックのフレームに接地線を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 外歯付きワッシャをスタッドにはめ込みます。図 5-37 は、シスコ製キャビネットを示しています。キャビネットの上部と下部にフレーム ボンディング接続用のスタッドがあります。接続にはスタッドを 1 つだけ使用します。シスコ製ラックにある接地の目印が接続点を示します。

図 5-37 シスコ製ラックのフレーム ボンディング接続

 

ステップ 2 接地線の先端に取り付けられたリング型または 2 穴型の圧着端子をスタッドにはめ込みます。

ステップ 3 別の外歯付きワッシャまたはロック ワッシャをスタッドにはめ込みます。

ステップ 4 スタッドにナットを入れ、スパナを使用して締め付けます。


 

ラック スペースの計測

Cisco MGX 8950 スイッチと関連コンポーネントを設置する前に、システムの設置に必要となる全ラック スペースを計算します。Cisco MGX 8950 スイッチの寸法と必要なラックマウント単位(RU)については、表 3-10 を参照してください。

システム コンポーネントは次の順序で、ラックまたはキャビネットの一番下から取り付けます(図 5-5 参照)。

1. 電源装置を含む AC 電源トレイ(オプション)


) オプションの AC 電源トレイを 2 台設置する場合は、最初の AC 電源トレイに続いて、空気取り入れモジュールの下になるように取り付けます。


2. 空気取り入れモジュール

3. 下部ファン トレイ

4. Cisco MGX 8950 スイッチ(オプションの扉付き)

5. 上部ファン トレイ

6. 排気モジュール

図 5-38 Cisco MGX 8950 システムのコンポーネント位置

 


) 将来、システムにスイッチを増設する計画がある場合は、ラック内に追加用のスペースを確保しておきます。その際には、重量の偏りとラックの安定性を考慮してください。


ラック搭載の準備

ラック正面から見て左右にある取り付けレールは、互いに 45.08 Cm(17.75 インチ)以上離れている必要があります。19 インチ ラックの種類によっては、この間隔が 44.45 Cm(17.50 インチ)の場合があります。カード ケージやファン トレイなどの幅は、45.01 Cm(17.72 インチ)です。

Cisco MGX 8950 システムを 19 インチ ラックに搭載する場合は、次のガイドラインに従ってください。

開放型ラック構成:スイッチとハードウェア コンポーネント(オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部のファン トレイ、および排気モジュール)は、ラックにミッドマウントする必要があります。そのためのブラケットはシステムに付属しています。

シスコ製キャビネット構成:スイッチとハードウェア コンポーネント(オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部のファン トレイ、および排気モジュール)は、キャビネットにフロントマウントされた状態で出荷され、各コンポーネントは背面ブラケットで支持されています。

Cisco MGX 8950 を 23 インチ ラックに設置する場合、スイッチとハードウェア コンポーネント(オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部のファン トレイ、および排気モジュール)は、ラックにミッドマウントする必要があります。23 インチ ラックにコンポーネントをミッドマウントするには、特殊な取り付けブラケット(取り付けキット、シスコ部品番号:MGX-MNT23-8950)が必要です。

図 5-7 に、前面、中間、および背面の取り付けレールの寸法を示します。

図 5-39 取り付けレールの間隔

 

図 5-8 に取り付けレールの正面図を示します。

図 5-40 ラック搭載の寸法(正面図)

 


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



注意 装置を設置するときは、荷重が過度に偏らないように、必ずバランスを考慮してください。ラックはしっかりと支えておく必要があります。


警告 装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行うときには、感電やけがを防ぐために、システムが安定した状態かどうか、細心の注意を払って確認してください。安全を確保するために次のガイドラインを参照してください。

―ラック内にほかの装置を設置しない場合、この装置を一番下の段に設置します。

―ラック内にいくつかの装置を設置する場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から設置します。

―ラックに安定装置が付属している場合には、この装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行う前に安定装置を取り付けてください。警告 No. 1006


AC 電源トレイの取り付け


) AC 電源トレイは、Cisco MGX 8950 スイッチではオプションになっています。DC 電源だけを使用するシステムの場合は、「空気取り入れモジュールの取り付け」に進みます。


AC 電源トレイを取り付ける前に、トレイから電源装置を取り外します。AC 電源装置を取り外すと、AC 電源トレイの取り付けが容易になります。ミッドマウント設置の場合は、電源トレイを取り付ける前に、トレイから電源装置を取り外す必要があります。

ここでは次の手順について説明します。

AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源装置の再取り付け


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムに対して作業を行う場合は、あらかじめ電源をオフにし、電源コードを抜いてください。警告 No. 1



警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC ユニットの電源コードを抜いてください。DC ユニットでは、回路ブレーカで電源供給を遮断します。警告 No. 12


AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し


ヒント AC 電源装置を取り外す前に、それぞれの位置を記録しておいてください。


AC 電源トレイから AC 電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 AC 電源トレイを平らでしっかりしたテーブルの上などに置きます。

ステップ 2 小さめのマイナス ドライバ(幅 5.08 Mm 以下)を空気取り入れグリルの最上部の挿入穴に差し込みます(図 5-9参照)。ドライバを左右どちらかの方向に回してラッチを開きます。

図 5-41 AC 電源装置の取り外し

 

ステップ 3 空気取り入れグリルを手前に約 45 度傾け、持ち上げて外し、脇によけておきます。これによって、電源装置の止め金具の役割を果たしているヒンジ付き扉が見えるようになります。

ステップ 4 このヒンジ付き扉の中央にある非脱落型ネジをマイナス ドライバで外し、扉を下に倒します。

ステップ 5 取り外す AC 電源装置の前面底部にある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 6 取っ手をつかみ注意しながら AC 電源装置を手前に引き出します。

ステップ 7 ステップ 5ステップ 6 を繰り返して、AC 電源トレイ内の AC 電源装置をすべて取り外します。


 

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源トレイの取り付け手順を次に示します。


) 最適なパフォーマンスを得るためにも、デュアル AC 電源システムを設置して、電源を完全に冗長化するようお勧めします。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチのラックに設置する場合は、取り付けネジとプラス ドライバを使用してミッドマウント用ブラケットを AC 電源トレイに取り付けます。各取り付けネジは AC 電源トレイの内側から挿入し、ナットがトレイの外側に位置するようにします。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。


) AC 電源トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントし、背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 AC 電源トレイ(設置空間:3 RU)をキャビネット構成またはラックの一番下に設置します。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、AC 電源トレイをラックに固定します。AC 電源トレイの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 AC 電源トレイの前面を前面ネジで固定するときは、前面フランジを少し外側にずらすように持ち、ヒンジ付き扉が自由に開閉できるようにした状態でネジを締めます。図 5-10の「前面フランジ」を参照してください。すなわち、フランジの直角の端と扉の間に、約 0.76 Mm(0.030 インチ、親指の爪程の厚さ)の隙間を作ります。

図 5-42 AC 電源トレイ(正面図)

 

ステップ 5 AC 電源トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにトレイをネジで固定します。

ステップ 6 ステップ 1ステップ 5 を繰り返して 2 番目の AC 電源トレイを取り付けます。


 

AC 電源装置の再取り付け

取り外した電源装置を再取り付けする手順は、次のとおりです。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


ステップ 1 各 AC 電源装置を AC 電源トレイの中にスライドしながら挿入します。AC 電源装置を挿入するときは摩擦が若干ありますが、完全に押し込んで確実にコネクタと接続させます。

ステップ 2 各 AC 電源装置の前面下部にある非脱落型ネジを締め、トレイ内に固定します。電源装置を取り付けないスロットの場合、トレイのヒンジ付き扉には着脱式のブランク パネルが装着されています。

ステップ 3 ヒンジ付き扉を閉め、ヒンジ付き扉中央の非脱落型ネジをマイナス ドライバで締めます。

ステップ 4 空気取り入れグリルを、下側のフックがヒンジ付きパネルの上に位置するように保持し、そのまま回してはめ込みます。

ステップ 5 ステップ 1ステップ 4 を繰り返し、AC 電源装置を 2 番目の AC 電源トレイに再取り付けします。 表 3-13 を参照して、システムに必要な数の電源装置を取り付けたかどうかを確認します。


 

空気取り入れモジュールの取り付け

空気取り入れモジュールの取り付け手順は、次のとおりです。


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、空気取り入れモジュールをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを空気取り入れモジュールに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。


) 空気取り入れモジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントし、背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 空気取り入れモジュール(設置空間:3 RU)は、DC 電源システムの場合はキャビネット構成またはラックの一番下、AC 電源システムの場合は AC 電源トレイの真上に置きます。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、空気取り入れモジュールをラックに固定します。空気取り入れモジュールの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 空気取り入れモジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットに空気取り入れモジュールをネジで固定します。


 

下部ファン トレイの取り付け

下部ファン トレイの取り付け手順は、次のとおりです。


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、下部ファン トレイをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを下部ファン トレイに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。


) ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントして背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 下部ファン トレイ(設置空間:1 RU)は、空気取り入れモジュールの真上に置きます。

下部ファン トレイ背面のエアーフローを示す矢印は、図 5-43 に示すように、上を向くようにしてください。

図 5-43 下部ファン トレイのエアーフローの向き

 

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、下部ファン トレイをラックに固定します。下部ファン トレイの正しい取り付け位置については、図 5-5を参照してください。

ステップ 4 ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにファン トレイをネジで固定します。


 

Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトなし)


注意 リフトを使わないと、カードやモジュール、およびバックプレーンを損傷するおそれがあります。できる限りリフトを使用してください。リフトを使用すれば、設置手順が大幅に簡単になり、機器が損傷する可能性も小さくなります。リフトを使用して Cisco MGX 8950 スイッチを設置する方法については、「Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトあり)」を参照してください。

リフトが利用できない場合には、スイッチを手作業で設置することになります。スイッチはコンポーネントがすべて取り付けられた状態で出荷されますので、スイッチを持ち上げてラックに入れられるように、カードおよびモジュールを取り外す必要があります。

リフトを使用しないでスイッチを設置する手順は、次のとおりです。

「設置の準備」

「フロント カードの取り外し」

「バック カードの取り外し」

「APS アセンブリからのバック カードの取り外し」

「ラックへのスイッチの設置」

「APS アセンブリの再取り付け」

「バック カードの再取り付け」

「フロント カードの再取り付け」


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。


設置の準備

設置を始める前に次のガイドラインを確認してください。

カードやモジュール、アセンブリを取り外す前に、シャーシ内での位置またはスロット番号を記録してください。

ESD 用の接地リスト ストラップを適切に着用していることを確認してください。ESD の予防手順については、 「ESD 損傷の防止」 を参照してください。

フロント カードの取り外し

シャーシからフロント カードを取り外す手順は、次のとおりです。


) カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。

シングルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部に取り出しレバーが付いており、このレバーによってカードがカード ケージに固定されます。ダブルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部と最下部に取り出しレバーが付いています。



注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


注意 フロント カードを引き出すときは、スイッチから完全に取り出すまでカードの高さを保ちます。フロント カードをその下にあるカードの上に落とさないように注意してください。カードを落とすと、カードの部品が壊れる可能性があります。


ステップ 1 アース ストラップを、ESD アース ジャックまたは装置ラックに接続します。

ステップ 2 Cisco MGX 8950 スイッチをテーブルなどの平らでしっかりした表面に置きます。

ステップ 3 必要に応じてスイッチの前面扉を開けます。

ステップ 4 カードを取り外す前に、それらの装着位置をすべて記録しておきます。

ステップ 5 スリーインワン工具の平らな先端を、フロント カード上端(および下端)にある取り出しレバーの溝に挿入し、バネ式のラッチが開くまで押します。図 5-12 は、取り出しレバーの溝の位置を、フロント カードの上端との位置関係が分かるように示しています。

図 5-44 フロント カードの取り出しレバー

 

ステップ 6 取り出しレバーを引き、フロント カードをミッドプレーンから外します。

ステップ 7 フロント カードをカード ケージからゆっくりと引き出します。カードの高さを保ちながら引き出し、下のカードに接触させないように注意します。

ステップ 8 フロント カードは、静電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 9 シャーシから取り外すフロント カードごとに、ステップ 5ステップ 8 を繰り返します。


 

バック カードの取り外し

シャーシからバック カードを取り外す手順は、次のとおりです。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


ステップ 1 カードを取り外す前に、それらの装着位置をすべて記録しておきます。

ステップ 2 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート最上部と最下部にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 バック カードの前面プレート上端と下端にある 2 つの取り出しレバーを、水平位置まで引っ張ります。

ステップ 4 2 つの取り出しレバーを均等に引っ張ってカード ケージからバック カードを取り外します。

ステップ 5 バック カードは、静電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 6 シャーシから取り外すバック カードごとに、ステップ 2ステップ 5 を繰り返します。


 

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

APS アセンブリからバック カードを取り外す手順、およびスイッチから APS コネクタを取り外す手順は、次のとおりです。


注意 APS アセンブリは 2 つの光 AXSM バック カード(プライマリとセカンダリ)から構成されており、これらのカードは APS コネクタ(部品番号:MGX-APS-CON-8950)で接続されています。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


注意 コネクタを合わせるときに左右に揺り動かすと、APS コネクタのピンに曲りや破損が生じることがあります。


ステップ 1 APS アセンブリに接続されているバック カードの 1 つを取り外します。

a. スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート最上部と最下部にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

b. バック カードの前面プレート上端と下端にある 2 つの取り出しレバーを、水平位置まで引っ張ります。

c. 2 つの取り出しレバーを均等に引っ張って APS コネクタからバック カードを取り外します。

d. APS コネクタの残りのバック カードに対して、 1 3 を繰り返します。2 枚目のバック カードを取り外しても、APS コネクタがカードに接続されたままなので、カードと共にスイッチから取り外します。

ステップ 2 2 枚目のバック カードをまっすぐ慎重に引き抜いて、APS コネクタから外します。

ステップ 3 バック カードと APS コネクタは、帯電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 4 残りの各 APS アセンブリに対してステップ 1ステップ 6 を繰り返します。


 

ラックへのスイッチの設置


注意 カードを取り外しても、カード ケージはかなりの重量と大きさがあるため、設置は 3 人以上で行う必要があります。2 人で Cisco MGX 8950 スイッチを支えてラック内に移動し、もう 1 人がラックに固定します。

ここでは、Cisco MGX 8950 シャーシをリフトを使用して 19 インチまたは 23 インチのラック、または 19 インチ キャビネットに設置する手順を詳しく説明します。

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチ設置」


ヒント カード ケージのネジ穴がフレームのネジ穴の位置と合わない場合には、カード ケージとファン トレイの間にマイナス ドライバを差し込んでカード ケージを浮かせます。ネジを挿入して固定します。ファン トレイとカード ケージの間からドライバを抜き取ります。



警告 電源装置、ファン トレイ、およびスイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるように設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No. 50



警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシ下端の下側をつかみ、両手で持ち上げます。けがを防ぐため、背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めて持ち上げてください。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐためにも、電源装置やインターフェイス モジュールの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げようとしないでください。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えられるように設計されていません。警告 No. 5


19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

Cisco MGX 8950 スイッチを、19 インチまたは 23 インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラックにユニットを設置する前に、Cisco MGX 8950 スイッチの両側にミッドマウント用ブラケットを 1 つずつ取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。

ステップ 2 2 人でスイッチをラックの所定位置まで動かすか、またはスペーサを使っている場合は、スペーサに沿ってスイッチをスライドさせて所定位置まで動かします。


) ユニット間の隙間は、約 1.5 Mm(1/16 インチ)にしてください。必要に応じてスペーサを使ってください。


ステップ 3 10-32 ネジを使ってスイッチをミッドマウント レールに固定します。


 

19 インチ キャビネットへのスイッチの設置

Cisco MGX 8950 スイッチを、19 インチ キャビネットに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 2 人でスイッチをラックの所定位置まで動かすか、またはスペーサを使っている場合は、スペーサに沿ってスイッチをスライドさせて所定位置まで動かします。


) 背面取り付けブラケットの取り付けは、シャーシを 19インチ キャビネットに搭載した後で行います。

ユニット間の隙間は約 1.5 Mm(1/16 インチ)にしてください。必要に応じてスペーサを使ってください。


ステップ 2 10-32 ネジを使ってスイッチをフロントマウント レールに固定します。

ステップ 3 背面取り付けブラケットをラックに取り付けます。

ステップ 4 10-32 ネジを使ってスイッチを背面取り付けブラケットに固定します。


 

APS アセンブリの再取り付け

APS アセンブリを再取り付けする手順は、次のとおりです。


) APS アセンブリを取り付ける必要がない場合は、「バック カードの再取り付け」に進みます。



ステップ 1 バック カードの端を APS コネクタ(部品番号については 表 1-6 を参照)の位置合わせスロットに入れ、APS コネクタのガイド タブを使用して、バックカードの穴と APS コネクタ(図 5-13 参照)のピンの位置を揃えます。

図 5-45 MGX-APS-CON-8950 APS コネクタへのバック カードの接続

 

ステップ 2 バック カードをまっすぐにしっかりと押し込み、APS コネクタに装着します。


注意 コネクタを合わせるときに左右に揺り動かすと、APS コネクタのピンに曲りや破損が生じることがあります。

ステップ 3 ステップ 1ステップ 2 を繰り返して、2 枚目のバック カードを APS コネクタに取り付けます。2 枚のバック カードが APS コネクタに取り付けられた状態を図 5-14 に示します。

図 5-46 2 つのバック カードの APS コネクタへの取り付け

 

ステップ 4 APS アセンブリを適切なカード スロットに入れます。


) 取り出しレバーは閉じている必要があります(バック カードの垂直端と揃っている状態。図 5-45 および図 5-46 を参照)。取り出しレバーが閉じていないと、APS アセンブリはシャーシに正しく挿入できません。


ステップ 5 APS アセンブリをスロットの奥までスライドさせて、バックプレーンにしっかりと装着します。APS アセンブリを正しく装着すると、バック カードの前面プレートとカード ケージの正面が揃います。

ステップ 6 バック カードの非脱落型ネジを適切なドライバを使って締めます。ネジがスムーズに挿入できない場合には、ネジ穴とネジの位置が合っているか確認してください。


 

バック カードの再取り付け


) カードはすべてシャーシに完全に装着しなければなりません。バック カードを取り付けるときは、前面プレートの最上部と最下部に均等に力を加え、カードを確実に装着します。

カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。



注意 カードをスロットに挿入するときは、カード底面の部品を保護するため、前面プレートを支えてカードの高さを保ってシャーシに挿入してください。


注意 カードは正しいスロットに装着する必要があります。サービス モジュールのバック カードを間違ったスロットに装着すると、電気的に破損するおそれがあります。PXM のバック カード用スロットにサービス モジュールのバック カードを装着すると、カードやバックプレーンが破損することがあります。AXSM-1-2488 または AXSM-1-2488/B フロント カードを正しくないバック カードと組み合わせると、これらのカードは損傷することがあります。


注意 サービス モジュールのバック カードを誤って PXM のバック カード用スロットに挿入しようとした後、シャーシが正しく動作しなくなった場合には、バックプレーンのピンとバック カードのコネクタをチェックし、ピンが曲がっていたり破損していないかどうかを調べてください。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は電磁干渉(EMI)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No. 1029


Cisco MGX 8950 スイッチにバック カードを再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードを正しいスロットに装着するため、各カードの位置を記録したメモを参照して装着先スロットを確認します。MGX 8950 スイッチ システムのスロットの割り当てについては、 表 1-2 を参照してください。

ステップ 2 「カード取り付けのガイドライン」 を参照して、バック カードに曲がったピンやディバイダ、または破損したコネクタがないことを確認します。

ステップ 3 バック カードの取り出しレバーが 2 つとも閉じた状態(前面プレートと平行)になっていることを確認します。

ステップ 4 適切なスロット ガイドの上にバック カードを移動し、バック カードの端をシャーシ内にある上下のスロット ガイドに合わせます。

ステップ 5 前面プレートの最上部と最下部に均一な力をゆっくり加えながら、バック カードをスロットに押し込みます。

ステップ 6 バック カードがシャーシに入ったら、前面プレートの最上部と最下部を均一に押してバック カードを完全に装着します。

ステップ 7 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート上にある 2 つの非脱落型ネジを締めます。


) 上下の非脱落型ネジは、カードがずれないように交互に少しずつ締めてください。カードが固定されれば十分ですので、締め過ぎないようにしてください。


ステップ 8 シャーシに再取り付けするバック カードごとに、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 空のスロットにはすべて、ブランクの前面プレートを取り付けます。


 

フロント カードの再取り付け


) カードはすべてシャーシに完全に装着しなければなりません。フロント カードを取り付けるときは、前面プレートの最上部と最下部に均等に力を加え、カードを確実に装着します。

カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。

シングルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部に取り出しレバーが付いており、このレバーによってカードがカード ケージに固定されます。ダブルハイトのフロント カードには、前面プレートの最上部と最下部に取り出しレバーが付いています。



注意 AXSM-1-2488 または AXSM-1-2488/B フロント カードを正しくないバック カードと組み合わせると、これらのカードは損傷することがあります。


注意 カードをスロットに挿入するときは、カード底面の部品を保護するため、前面プレートを支えてカードの高さを保ってスイッチに挿入ください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は電磁干渉(EMI)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No. 1029


Cisco MGX 8950 スイッチにフロント カードを再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードを正しいスロットに装着するため、各カードの位置を記録したメモを参照して装着先スロットを確認します。システムのスロットの割り当てについては、 「MGX 8950 カードのコンパートメント」 を参照してください。

ステップ 2 「カード取り付けのガイドライン」 を参照して、バック カードに曲がったピンやディバイダ、または破損したコネクタがないことを確認します。

ステップ 3 取り出しレバーが開いていることを確認します。

ステップ 4 適切なスロット ガイドの上にフロント カードを移動し、フロント カードの端をシャーシ内にある上下のスロット ガイドに合わせます。

ステップ 5 取り出しレバーを外に開き、前面プレートに力をゆっくり加えながらスロットにフロント カードを入れます。

ステップ 6 フロント カードがシャーシに入ったら、前面プレートの最上部と最下部を均一に押してフロント カードを完全に装着します。

ステップ 7 取り出しレバーを閉じてフロント カードを固定します。


) カードによっては、「挿入確認用ラッチ」が付いており、取り出しレバーを閉じる前にこのラッチを上げる必要があります。


ステップ 8 シャーシに再取り付けするフロント カードごとに、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 必要に応じて空スロットにブランクの前面プレートを取り付けます。

ステップ 10 必要に応じてスイッチの前面扉を閉じます。


 

Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトあり)


) 前述した手順に従ってスイッチを設置した場合は、「上部ファン トレイの取り付け」に進みます。


Cisco MGX 8950 スイッチは、ご注文のカードとモジュールをすべて装着し、テストを完了した状態で出荷されます。

Cisco MGX 8950 スイッチを設置するときは、リフトの使用をお勧めします。このスイッチは、リフトを使えば一人でも簡単に設置できます。リフトを利用できない場合には、シャーシを持ち上げて手作業でラックに収納するため、事前にカードとモジュールを取り外しておく必要があります。リフトを使わずに Cisco MGX 8950 スイッチを設置する場合は、 「Cisco MGX 8950 スイッチの設置(リフトなし)」 に進みます。

リフトを使用する場合は、次のガイドラインに従ってください。

136 Kg(300 ポンド)の取り扱いが可能なリフトを使用します。

この種のリフトには、T & S Hefti-Lift の Model HYD-5 があります。仕様については、http://www.tseq.com/products/ergosol/hefti-lift.htm を参照してください。

積載に必要な最小寸法は幅 44 Cm(17.5 インチ)、奥行き 61 Cm(24 インチ)です。

ここでは、Cisco MGX 8950 スイッチをリフトを使用して 19 インチまたは 23 インチのラック、または 19 インチ キャビネットに設置する手順を詳しく説明します。

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチ設置」


ヒント カード ケージのネジ穴がフレームのネジ穴の位置と合わない場合には、カード ケージとファン トレイの間にマイナス ドライバを差し込んでカード ケージを浮かせます。ネジを入れて締めてから、ファン トレイとカード ケージの間からドライバを抜きます。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



警告 電源装置、ファン トレイ、およびスイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるように設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No. 50


19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

Cisco MGX 8950 スイッチを、19 インチまたは 23 インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラックにユニットを設置する前に、Cisco MGX 8950 スイッチの両側にミッドマウント用ブラケットを 1 つずつ取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。

ステップ 2 リフトを使ってシャーシを適切な高さまで持ち上げます。

ステップ 3 2 個のスペーサ(厚さ約 1.5 Mm(1/16 インチ)、5.1 × 76.2 Cm(2 × 30 インチ)の高密度ポリエチレン、アルミニウム、またはダンボール製)を用意し、スペーサは、スイッチの左端と右端に 1 枚ずつ置きます。

ステップ 4 これらのスペーサに沿って MGX 8950 をスライドさせ、ラック内に据え付けます。

ステップ 5 10-32 ネジを使ってスイッチをミッドマウント レールに固定します。


 

19 インチ キャビネットへのスイッチ設置

Cisco MGX 8950 スイッチを、19 インチ キャビネットに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 リフトを使ってシャーシを適切な高さまで持ち上げます。


) 背面取り付けブラケットの取り付けは、スイッチを 19インチ キャビネットに搭載した後で行います。


ステップ 2 2 個のスペーサ(厚さ約 1.5 Mm(1/16 インチ)、5.1 × 76.2 Cm(2 × 30 インチ)の高密度ポリエチレン、アルミニウム、またはダンボール製)を用意し、1 つをスイッチの左端、もう 1 つを右端に置きます。

ステップ 3 これらのスペーサに沿って MGX 8950 をスライドさせ、ラック内に据え付けます。

ステップ 4 10-32 ネジを使ってスイッチをフロントマウント レールに固定します。

ステップ 5 背面取り付けブラケットをラックに取り付けます。

ステップ 6 10-32 ネジを使ってスイッチを背面取り付けブラケットに固定します。


 

上部ファン トレイの取り付け

上部ファン トレイを取り付ける手順は、次のとおりです。


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、上部ファン トレイをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを上部ファン トレイに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。


) ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントして背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 上部ファン トレイ(設置空間:1 RU)は、Cisco MGX 8950 スイッチの真上に置きます。

上部ファン トレイ背面のエアーフローを示す矢印が、上を向くようにしてください。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、上部ファン トレイをラックに固定します。上部ファン トレイの正しい取り付け位置については、図 5-38を参照してください。ファン トレイの背面が、カードケージの背面最上部と揃っていることを確認します。

ステップ 4 ファン トレイを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットにファン トレイをネジで固定します。


 

排気モジュールの取り付け

排気モジュールの取り付け手順は、次のとおりです。


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ステップ 1 システムを 19 インチまたは 23 インチ ラックに搭載している場合は、排気モジュールをテーブルの上などの平らでしっかりした面に置きます。取り付けネジとプラス ドライバを使用して、ミッドマウント用ブラケットを排気モジュールに取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-MNT23-8950)が必要です。


) 排気モジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、ラックにフロントマウントして背面ブラケットで支持します。


ステップ 2 排気モジュール(設置空間:3 RU)を上部ファントレイの真上に置きます。

ステップ 3 4 本の取り付けネジとプラス ドライバを使用して、排気モジュールをラックに固定します。排気モジュールの正しい取り付け位置については、図 5-38を参照してください。

ステップ 4 排気モジュールを 19 インチ キャビネットに取り付ける場合は、背面取り付けブラケットをラックに取り付け、その背面取り付けブラケットに排気モジュールをネジで固定します。


 

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り付け


警告 次の作業を始める前に、DC 回路の電源が遮断されていることを確認してください。すべての電源を確実に遮断するには、DC 回路に接続されている DC 電源の回路ブレーカーまたはヒューズを探します。DC 電源の回路ブレーカーを切り、DC 電源のフューズを取り外します。警告 No. 322



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムに対して作業を行う場合は、あらかじめ電源をオフにし、電源コードを抜いてください。警告 No. 1



警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC ユニットの電源コードを抜いてください。DC ユニットでは、回路ブレーカで電源供給を遮断します。警告 No. 12


DC 電源システムでは、空気取り入れモジュールの背面に DC 電源入力モジュール(PEM)を取り付けます。非脱落型ネジを締めて DC PEM を空気取り入れモジュールに固定します。

DC PEM を 1 つだけ取り付ける場合は、空気取り入れモジュールの背面から向かって下段に取り付けます(図 5-47参照)。

図 5-47 空気取り入れモジュールの背後に取り付けられた DC PEM

 

ケーブル管理アセンブリの取り付け

ケーブル管理システムは、同一の水平ケーブル管理パネル 2 枚と左右の取り付けブラケット、およびネジで構成されます。ケーブル管理アセンブリの取り付け手順は、次のとおりです。


ステップ 1 付属の 10-32 番のネジと適切なドライバを使用して、空気取り入れモジュールと排気モジュール背面の左右側面に取り付けブラケットを 1 つずつ取り付けます。

ステップ 2 付属の 10-32 番のネジと適切なドライバを使用して、ケーブル管理パネルを取り付けブラケットに取り付けます。上部のケーブル管理パネルはケーブル通路側が下になるように取り付けます。下部のケーブル管理パネルはケーブル通路側が上になるように取り付けます。詳細については、図 5-48を参照してください。

図 5-48 システム背面に取り付けたケーブル管理アセンブリ

 


 

Cisco MGX 8950 スイッチへのファン トレイ電源ケーブルの接続

ファンには、ファン電源ケーブルを通してバックプレーンから電源が供給されます。ファン電源ケーブルの図は図 5-49 を、ファン電源接続の図は図 5-50 をそれぞれ参照してください。

ファン ケーブルの接続には次のケーブルが必要です。

部品番号:72-2083-xx(46 インチ ケーブル)

部品番号:72-2565-xx(12 インチ ケーブル)

図 5-49 ファン電源ケーブル

 

ファン トレイ電源ケーブルの取り付け手順は、次のとおりです。


ステップ 1 上部ファン トレイ電源ケーブル(46インチ)のオス型コネクタをカード ケージ最下部にあるコネクタ レセプタクル(F1 の表示)に挿入し、最後まで押し込みます。

ステップ 2 ケーブル他端のコネクタを上部ファン トレイのレセプタクル(図 5-50 参照)に挿入し、最後まで押し込みます。

ステップ 3 コネクタの非脱落型ネジを締めます。電動ドライバは使用しないでください。

ステップ 4 下部ファン トレイ電源ケーブル(12 インチ)のオス型コネクタをカード ケージ最下部にあるコネクタ レセプタクル(F2 の表示)に挿入し、最後まで押し込みます。

ステップ 5 ケーブル他端のコネクタを下部ファン トレイのレセプタクル(図 5-50 参照)に挿入し、最後まで押し込みます。

ステップ 6 コネクタの非脱落型ネジを締めます。電動ドライバは使用しないでください。

図 5-50 ファン電源の接続(AC 電源ノードを示す)

 


 

AC 電源トレイと Cisco MGX 8950 スイッチとの接続

システム電源ケーブルは、AC 電源トレイから -48 VDC 電源をカード ケージ(図 5-53 参照)の背面に給電します。ケーブルの一端をカード ケージに、他端を AC 電源装置にそれぞれ接続します。

AC 電源を使用する場合は、次の手順に従って AC 電源トレイを Cisco MGX 8950 スイッチに接続します。DC 電源を使用する場合は、 「スイッチへの DC 電源の接続」 に進みます。

図 5-51 AC 相互接続ケーブル

 

AC ケーブルのシュラウド、カード ケージと電源トレイのレセプタクルには、誤挿入防止キーがあります。ケーブルを、キーの合わないシュラウドに挿入しようとしないでください。


) 各トレイからの AC 電源相互接続ケーブルは、バックプレーンに接続する必要があります。 ケーブルが接続されていないと、入力電源の監視回路が電圧異常と誤判断し、回路ブレーカが動作します。


必要なケーブルは、次のとおりです。

部品番号:72-2420-XX

部品番号:72-2421-XX

部品番号:72-2422-XX

部品番号:72-2423-XX

AC 電源トレイのコネクタをカード ケージと電源トレイに接続する際は、 表 5-4 および図 5-52 を参照してください。

 

表 5-4 AC 電源ケーブルの接続

ケーブルラベル
カード ケージ
接続
ケーブルラベル
電源トレイ コネクタ

Card Cage A1

PSA 1

PS Tray 1 J1

プライマリ(上)PS トレイの J1

Card Cage B1

PSB 1

PS Tray 2 J1

セカンダリ(下)PS トレイ上の J1

Card Cage B2

PSB 2

PS Tray 2 J2

セカンダリ PS トレイ上の J2

Card Cage A2

PSA 2

PS Tray 1 J2

プライマリ PS トレイ上の J2


) AC 電源装置は冗長構成にすることを強くお勧めします。


AC 電源モデルの Cisco MGX 8950 スイッチを冗長電源装置構成にするための相互接続手順は、次のとおりです。


注意 この手順では電動工具は使用しないでください。


ステップ 1 「Card Cage A1」のラベルがあるコネクタを、カード ケージで「PSA 1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

ステップ 2 コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 3 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 4 「PS Tray 1 J1」のラベルがあるケーブル他端を、プライマリ(一番上)の AC 電源トレイで「J1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

ステップ 5 コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 6 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 7 「Card Cage B1」のラベルがあるコネクタを、カードケージで「PSB 1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 8 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 9 「PS Tray 2 J1」のラベルがあるケーブル他端を、セカンダリ(一番下)の AC 電源トレイで「J1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

ステップ 10 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 11 「Card Cage B2」のラベルがあるコネクタを、カードケージで「PSB 2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 12 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 13 「PS Tray 2 J2」のラベルがあるケーブル他端を、セカンダリの AC 電源トレイで「J2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 14 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 15 「Card Cage A2」のラベルがあるコネクタを、カードケージで「PSA 2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 16 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 17 「PS Tray 1 J2」のラベルがあるケーブル他端を、プライマリの AC 電源トレイで「J2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。


 

図 5-52 に、トレイ #1 の電源装置 A(PSA)およびトレイ #2 の電源装置 B(PSB)の AC 相互接続ケーブルによる接続を示します。

図 5-52 プライマリおよびセカンダリ電源装置の AC 内部接続ケーブルによる接続

 

図 5-53 AC 電源の相互接続

 

DC PEM と Cisco MGX 8950 スイッチとの接続

システム電源ケーブルは、DC-PEMから -48 VDC 電源をバックプレーンに供給します(図 5-56 参照)。


注意 各 PEM からの DC 電源相互接続ケーブルは、バックプレーンに接続する必要があります。ケーブルが接続されていないと、入力電源の監視回路が電圧異常と誤判断し、回路ブレーカが動作します。

図 5-54 システム電源のケーブル アセンブリ

 


注意 DC ケーブルのコネクタには、DC PEM に適切に接続できるように誤挿入防止キーがあります。ケーブル接続が適切でない場合は、システムを損傷することがあります。

図 5-55 は、DC システムのケーブル接続を詳細に図示しています。

DC システムの相互接続には次のケーブルを使用します。

部品番号:72-2424-XX

部品番号:72-2425-XX

部品番号:72-2426-XX

部品番号:72-2427-XX

DC 電源トレイのコネクタをカード ケージに接続するときは、 表 5-5 および図 5-55 を参照すると便利です。

 

表 5-5 DC 電源の相互接続

ケーブル ラベル
カード ケージ接続
ケーブル ラベル
PEM 接続

Card Cage A1

PSA 1

PEM 1 J1

プライマリ(下)PEM 上の J1

Card Cage B1

PSB 1

PEM 2 J1

セカンダリ(上)PEM 上の J1

Card Cage B2

PSB 2

PEM 2 J2

セカンダリ PEM 上の J2

Card Cage A2

PSA 2

PEM 1 J2

プライマリ PEM 上の J2


) DC 電源装置は冗長構成にすることを強くお勧めします。


DC 電源モデルの Cisco MGX 8950 スイッチを冗長 DC 電源装置構成にするための相互接続手順は、次のとおりです。


注意 この手順では電動工具は使用しないでください。


ステップ 1 「Card Cage A1」のラベルがあるコネクタを、カード ケージで「PSA 1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 2 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 3 ケーブルをケーブル管理ブラケットの外側に通し、「PEM 1 J1」のラベルがあるケーブル他端をプライマリ(下)PEM で「J1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 4 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 5 「Card Cage B1」のラベルがあるコネクタを、カードケージで「PSB 1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 6 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 7 「PEM 2 J1」のラベルがあるケーブル他端を、セカンダリ(一番上)PEM で「J1」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

ステップ 8 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 9 「Card Cage B2」のラベルがあるコネクタを、カードケージで「PSB 2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 10 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 11 「PEM 2 J2」のラベルがあるケーブル他端を、セカンダリ(一番上)PEM で「J2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 12 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 13 「Card Cage A2」のラベルがあるコネクタを、カードケージで「PSA 2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。

コネクタを最後まで押し込みます。

ステップ 14 非脱落型ネジを手でしっかり締めます。

ステップ 15 ケーブルをケーブル管理ブラケットの外側に通し、「PEM 1 J2」のラベルがあるケーブル他端をプライマリ(下)PEM で「J2」のラベルがあるレセプタクルに挿入します。


 

図 5-55 に、DC PEM アセンブリ(ASM)#2 の電源装置 A(PSA)および DC PEM アセンブリ(ASM)#1 の電源装置 B(PSB)に対する相互接続ケーブルによる接続を示します。

図 5-55 DC の相互接続ケーブルによる接続(詳細)

 

図 5-56 DC 電源の相互接続

 

バック カードの接続

バック カードのインターフェイスを適切なエンド デバイスに接続します。ピン配置とケーブルの仕様については、 付録 B 「ケーブル仕様」 を参照してください。

バック カードを接続したら、ケーブル管理アセンブリに通してケーブルを配線します。カード ケージ上部に装着した各カード セットのケーブルは、すべてケージ上部ケーブル管理パネルを経由させて配線します。同様に、カード ケージ下部の各カード セットのケーブルは、すべて下部ケーブル管理パネルを経由させます。図 5-57 に、上部ケーブル管理パネルに沿って配線したケーブルを示します。

図 5-57 データ ケーブルの配線経路

 

コンソール ポートの接続

コマンド行インターフェイス(CLI)管理ツールでは、スイッチを設定し、スイッチのステータスを表示できます。スイッチを初めて起動したときは、コンソール ポート(CP)を経由しないと CLI にはアクセスできません。

VT-100 互換の端末を PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B の CP に接続してください。端末を電源に接続し、 表 5-6 に示す値に設定します。図 5-58 に、CP 接続に必要なハードウェアを示します。

図 5-58 コンソール ポートへのワークステーションの接続

 

 

表 5-6 端末の設定

設定

ボー レート

9600 Bps

文字ビット数

8 データ ビット

パリティ

なし

ストップ ビット

1

ハードウェア フロー制御

なし

CP 接続の設定は、図 5-59 に示すようにターミナル サーバから行うこともできます。

図 5-59 コンソール ポートとターミナル サーバとの接続

 

サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

Cisco MGX 8950 スイッチの電源接続

ここでは、スイッチへの電源接続の手順を示します。

「スイッチへの AC 電源の接続」

「スイッチへの DC 電源の接続」


警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 電源コードが接続されているときには、電源装置に触れないでください。電源スイッチのあるシステムでは、電源コードが接続されている限り、スイッチをオフにしても電源装置内に電圧がかかっています。電源スイッチのないシステムでは、電源コードが接続されている間は、電源装置内に電圧がかかっています。警告 No. 4


スイッチへの AC 電源の接続

Cisco MGX 8950 スイッチに AC 電源を接続するときは、AC 電源コードには次に示すタイプの AC プラグ使用してください。

30A NEMA L620、3 極プラグ(北米)(図 5-60 参照)

図 5-60 AC 電源ケーブル(北米)

 

30A IEC 309 プラグ(ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド)(図 5-61 参照)

図 5-61 AC 電源ケーブル IEC 309 プラグ(インターナショナル)

 

スイッチに 北米の AC 電源コードを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 AC 電源トレイの AC レセプタクルにメス型コネクタを挿入します。

ステップ 2 プラグを右に回して固定します。

ステップ 3 電源コードの他端をコンセントに差し込みます。

ステップ 4 ステップ 1ステップ 3 を繰り返して他の AC ケーブルを残りの AC 電源トレイに接続します。


 

スイッチにインターナショナル用の AC 電源ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 AC 電源トレイのレセプタクルにメス型コネクタを挿入します(図 5-62 参照)。

図 5-62 AC 電源トレイのケーブル(インターナショナル)

 

ステップ 2 プラグを右に回して固定します。

ステップ 3 黒色ストレイン レリーフ クランプのナットを緩め、金属ハウジングをスライドさせてプラグに被せます。

ステップ 4 ハウジングの両側にある金属タブを、レセプタクルの両側にある溝に入れ、ハウジングを下方に押して固定します。

ステップ 5 ハウジングの上にあるつまみネジを手で締めます。

ステップ 6 ストレイン レリーフのナットを締めて、ケーブルをハウジングに固定します。

ステップ 7 電源コードの他端をコンセントに差し込みます。

ステップ 8 セカンダリ(冗長)電源装置を使用している場合は、ステップ 1ステップ 7 を繰り返して他の AC 電源ケーブルを接続します。


 

図 5-63 に スイッチ背面の AC 電源接続を示します。

図 5-63 AC 電源接続(冗長電源装置あり)

 

スイッチへの DC 電源の接続

スイッチ に DC 電源を接続する手順は、次のとおりです。


MGX 8950 スイッチは、IEC 60950/EN 60950 規定の安全特別低電圧(SELV)に準拠する -48 VDC 入力電源にのみ接続してください。

DC PEM を冗長化している場合でも、入力電源をそれぞれ別にしてフォールト トレランスを一段と強化する必要がなければ、同じ入力電源に接続してかまいません。



ステップ 1 スイッチの入力電源がオフで、DC PEM 上の回路ブレーカがオフになっていることを確認します。

ステップ 2 プラス ドライバを使用して、DC PEM(位置は図 5-64 を参照)の端子ブロックのプラスチック カバーを止めている 2 本のネジを外します。

図 5-64 DC PEM

 

ステップ 3 DC PEM 端子ブロックと入力電源の接続には、電流容量 6 AWG(10 平方ミリ)以上、絶縁耐熱 60℃(140°F)の 3 芯絶縁銅線(単線またはより線)を使用します。


) 端子ラグには、Panduit LC AS6-10-L の使用をお勧めします。


ステップ 4 ワイヤの先端はまっすぐ切断し、斜めにならないようにします。

ステップ 5 ワイヤの先端から 6 Mm(1/4 インチ)の箇所に印を付けます。

ステップ 6 ワイヤ ストリッパを使って、先端から 6 Mm(1/4 インチ)の絶縁をはがします。絶縁の先端が斜めにならないように、均等にはがしてください。

ステップ 7 ステップ 6 で用意した銅線の先端に、リング型またはスペース型のラグ端子を取り付けます。ワイヤの線剥きした部分を、裸の部分が見えなくなるまでラグ端子に完全に挿入する必要があります。

ステップ 8 このリング型またはスペース型のラグ端子を図 5-65 に示す 48 VDC 帰路の箇所に取り付けます。

図 5-65 DC PEM の端子ブロック

 

ステップ 9 ステップ 7 で用意したワイヤの他端を DC 電源に接続します。

ステップ 10 ステップ 3ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 11 リング型またはスペース型のラグ端子(ステップ 10 で用意したもの)を、図 5-65 に示す -48 VDC の箇所に接続します。

ステップ 12 ステップ 10 で用意したワイヤの他端を DC 電源に接続します。

ステップ 13 プラス ドライバと 2 つのネジを使用して、DC PEM の端子ブロックにプラスチック カバーを取り付けます。

ステップ 14 入力電源をオンにし、DC PEM の電源スイッチをオンにします。

ステップ 15 ファンが動作していることを、動作音や空気の動きで確認します。LED が次のように点灯します。

各電源装置の AC と DC の LED が緑に点灯

各 DC PEM 上の DC OK LED が緑に点灯

PXM45 上のステータス LED が緑に点灯

各サービス モジュールのスタンバイ LED が黄色に点灯


 

外部クロックの接続

この手順は、必要がなければ省略できます。詳細については、 「外部クロックの接続」 を参照してください。

アラームの接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


MGX 8950 スイッチのアラームを外部アラーム システムへ転送する手段として、ドライ接点リレー クロージャが利用できます。クリティカル、メジャー、およびマイナーの各アラームには、それぞれ別の可視および可聴アラームを出力できます。これらのアラームは、PXM ユーザ インターフェイス バック カード(PXM-UI-S3 および PXM-UI-S3/B)の DB-15 コネクタを通じて出力されます。

アラームに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの背面上部ベイのスロット 7 と 8 に、PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードが装着されていることを確認します。

ステップ 2 DB-15 ケーブルを、PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードの ALARM ポートに接続します。


) ケーブルの要件については、付録 B 「ケーブル仕様」を参照してください。


ステップ 3 ケーブルの他端をアラーム ソースに接続します。


 

メンテナンス ポート(MP)への接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


ダイヤルアップ接続を利用すれば、公衆電話交換回線網(PSTN)にアクセスできるすべてのワークステーションから、スイッチを管理することが可能になります。

PXM-UI-S3

PXM-UI-S3 カードのメンテナンス ポート(MP)をモデムに接続します。端末を入力電源に接続し、 表 5-6 に示す値に設定します。このモデムを介してスイッチが PSTN に接続され、ワークステーションからアクセスできるようになります(図 5-66 参照)。

PXM-UI-S3/B

PXM-UI-S3/B カードにはメンテナンス ポートはありません。PXM-UI-S3/B カードでは、MP の代わりにモデムを使用してコンソール ポートに接続できます。

図 5-66 メンテナンス ポートとモデムの接続

 

サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

LAN1/2 ポートの接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


スイッチを LAN に接続すれば、LAN 上のすべてのワークステーションからスイッチを管理することが可能になります。

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B の LAN 1 ポートをハブまたはルータに接続します。このハブまたはルータは、図 5-67 に示すようにワークステーションに接続します。

図 5-67 LAN 1 ポートへのイーサネット接続

 


図 5-67 の LAN 2 ポートは無効になっています。


サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

EMI 規制への準拠の確認

スイッチを EMI 規制に準拠させるには、オプションの前面扉を取り付けるか、またはブランクの前面プレートを取り付けて空スロットをすべてふさぐ必要があります。

スイッチに前面扉が取り付けられ、扉が閉じていること、または空スロットがブランクの前面プレートですべてふさがれていることを確認してください。


) 一般的なスイッチ機能の構成については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


MGX 8830 スイッチの設置

ここでは、Cisco MGX 8830 スイッチをラックまたはシスコ製キャビネットに設置する手順を説明します。


注意 Cisco MGX 8830 スイッチのシャーシはかなりの重量があるため、ラックに設置するときにはリフトの使用をお勧めします。


警告 訓練を受けた資格のある保守担当者以外は、本装置の設置や交換を行わないでください。警告 No. 49



警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



注意 設置を始める前に、この章全体に目を通して、重要な情報や安全上の警告を確認してください。


注意 装置の設置と接続を行う前に、感電の危険性を十分に認識し、安全に関する推奨事項をしっかりと把握してください。安全で事故のない設置を行うための注意や警告については、「安全基準」を参照してください。

このマニュアルに記載されている警告事項は、このシャーシに添付されている『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Multiservice Switch and Media Gateway Products (MGX, BPX, and SES)』で各国語に翻訳されています。

設置チェックリスト

Cisco MGX 8830 システムを設置するときは、必ず適切な順序で設置手順を実行してください。 表 5-7 は、設置手順を正しい順序に並べたチェックリストです。設置手順の詳細については、 表 5-7 に続く項で説明しています。

MGX 8830スイッチは、次のいずれかのハードウェア構成で出荷されます。

開放型ラック:モジュールとカードが Cisco MGX 8830 スイッチにあらかじめ組み込まれ、お客様の指定に従って試験を行ってから出荷されます。システムは、お客様が用意した開放型ラックにそのまま設置できます。オプションの AC 電源トレイ、空気取り入れモジュール、上部と下部ファン トレイ、および排気モジュールは、別に梱包されていますので、ラックに取り付ける必要があります。

リフトを使用しない場合は、Cisco MGX 8830 のシャーシからモジュールとカードを取り外し、ラックに設置する前にシャーシの重量を軽くする必要があります。 表 5-7 の「ラック マウント システム(リフトなし)」欄の手順に従ってください。

Cisco MGX 8830 スイッチをリフトを使用してラックに設置する場合は、モジュール、カード、およびハードウェア コンポーネントを取り外す必要はありません。 表 5-7 の「ラック マウント システム(リフトあり)」欄の手順に従ってください。

シスコ製キャビネット:シスコ製キャビネットにすべてのコンポーネントが搭載された状態で出荷されます。 表 5-7 の「シスコ製キャビネット システム」欄の手順に従ってください。


) リフトを使用すればシャーシからモジュールを取り外す必要がないため、完全に実装された Cisco MGX 8830 スイッチを簡単にラックに設置できます。

設置手順を開始する前に、注文したすべての品目が揃っており、破損がないことを確認します。部品とシリアル番号の記録を保管してください。欠落または破損している部品が見つかった場合には、最寄りの弊社営業所にご連絡ください。



注意 シスコの機器を取り扱う際には、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。設置担当者や保守担当者は、静電気防止用リスト ストラップを正しく着用して、機器を ESD による損傷から保護する必要があります。モジュールをシャーシから取り外す際には、ESD による損傷に注意してください。

 

表 5-7 設置チェックリスト:Cisco MGX 8830 システム

チェック
ステップ
ラック マウント システム
(リフトなし)
ラック マウント システム
(リフトあり)
シスコ製キャビネット システム

 

ステップ 1

耐震用固定プレートの取り付け

耐震用固定プレートの取り付け

耐震用固定プレートの取り付け

 

ステップ 2

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

 

ステップ 3

ラック スペースの計測

ラック スペースの計測

AC 電源トレイと
Cisco MGX 8830 スイッチとの接続

 

ステップ 4

ラック搭載の準備

ラック搭載の準備

バック カードの接続

 

ステップ 5

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源装置の再取り付け

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源トレイからの AC 電源装置の取り外し

AC 電源トレイの取り付け

AC 電源装置の再取り付け

コンソール ポートの接続

 

ステップ 6

Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)

設置の準備

フロント カードの取り外し

バック カードの取り外し

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り外し

ラックまたはキャビネットへのスイッチの設置

APS アセンブリの再取り付け

バック カードの再取り付け

DC 電源入力モジュール(PEM)の再取り付け

フロント カードの再取り付け

Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトあり)

19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

19 インチ キャビネットへのスイッチの設置

Cisco MGX 8830 スイッチの電源接続

スイッチへの AC 電源の接続

スイッチへの DC 電源の接続

 

ステップ 7

ケーブル管理アセンブリの取り付け

ケーブル管理アセンブリの取り付け

外部クロックの接続(オプション)

 

ステップ 8

AC 電源トレイと
Cisco MGX 8830 スイッチとの接続

AC 電源トレイと
Cisco MGX 8830 スイッチとの接続

アラームの接続

 

ステップ 9

バック カードの接続

バック カードの接続

メンテナンス ポート(MP)への接続

 

ステップ 10

コンソール ポートの接続

コンソール ポートの接続

LAN1/2 ポートの接続

 

ステップ 11

Cisco MGX 8830 スイッチの電源接続

スイッチへの AC 電源の接続

スイッチへの DC 電源の接続

Cisco MGX 8830 スイッチの電源接続

スイッチへの AC 電源の接続

スイッチへの DC 電源の接続

EMI 規制への準拠の確認

 

ステップ 12

外部クロックの接続(オプション)

外部クロックの接続(オプション)

 

 

ステップ 13

アラームの接続

アラームの接続

 

 

ステップ 14

メンテナンス ポート(MP)への接続

メンテナンス ポート(MP)の接続

 

 

ステップ 15

LAN1/2 ポートの接続

LAN1/2 ポートの接続

 

 

ステップ 16

EMI 規制への準拠の確認

EMI 規制への準拠の確認

 

設置手順


注意 コンポーネントを取り付けている間はスイッチには通電しないでください。

Cisco MGX 8830 システムの設置手順を、次に挙げる項で詳しく説明します。

「耐震用固定プレートの取り付け」

「シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続」

「ラック スペースの計測」

「ラック搭載の準備」

「AC 電源トレイの取り付け」

「Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)」

「Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトあり)」

「ケーブル管理アセンブリの取り付け」

「AC 電源トレイと Cisco MGX 8830 スイッチとの接続」

「バック カードの接続」

「コンソール ポートの接続」

「Cisco MGX 8830 スイッチの電源接続」

「外部クロックの接続」

「アラームの接続」

「メンテナンス ポート(MP)への接続」

「LAN1/2 ポートの接続」

「EMI 規制への準拠の確認」

耐震用固定プレートの取り付け

シスコ製のラックやキャビネットは、オプションの耐震用固定プレートを使って床に固定できます。


) ここで説明する方法はシスコ製キャビネット専用ですが、シスコ製ラックの固定にも適用できます。シスコ製のラックやキャビネットにシステムを設置しない場合は、サードパーティ製のラックまたはキャビネットを、それぞれの説明書に従って固定してください。

固定プレートの溝には最大 5/8 インチのアンカー ボルトが使用できます。



注意 シスコ製キャビネットを移動するときには、キャビネットの側面を押さずに、前面または背面の端を持って移動してください。

シスコ製キャビネットを固定プレートに固定するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 床に固定プレート取り付け用の穴を開けます。寸法については、図 5-68を参照してください。

図 5-68 固定プレートの寸法

 

ステップ 2 固定プレートを、4 本の 3/8 × 1 インチ アンカー ボルト(ユーザが用意)を使用して床に取り付けます。

ステップ 3 シスコ製キャビネットを固定プレート上に移動します(図 5-69 参照)。

図 5-69 シスコ製キャビネットの固定プレートへの取り付け

 

ステップ 4 4 本の 3/8 × 1 インチ アンカー ボルト(ユーザが用意)を使用して、キャビネットを固定プレートに取り付けます。


 

シスコ製ラックのフレーム ボンディング接地接続

シスコ製ラックには、接地用スタッドがラックの最上部と最下部に 1 組ずつあります。ラックには、接地導体を接地用スタッドに固定するための金具が付属しています。接地用スタッドは約 6.3 Mm(1/4 インチ)径で、約 1.3 Mm(1/20 インチ)ピッチでネジ山が切られています。接地用スタッドには接地コネクタを取り付けます。接地コネクタには穴が 2 つあり、回転と緩みを防いでいます。


) スイッチをサードパーティ ベンダーのラックまたはキャビネットに設置する場合は、ラックとキャビネットが適切に接地されていることを確認してください。



注意 シャーシの接地線は、全バッテリ負荷電流を流すために帰路の導体と同サイズにする必要があります。詳細については、「冗長電源での混合アース システムの配線」を参照してください。


注意 シスコ製キャビネットを移動するときには、キャビネットの側面を押さずに、前面または背面の端を持って移動してください。

接地導体は、通常、配電ボードで建物のアース配線に接続します。シスコ製ラックのフレームに接地線を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 外歯付きワッシャをスタッドにはめ込みます。図 5-70 は、シスコ製キャビネットを示しています。キャビネットの上部と下部にフレーム ボンディング接続用のスタッドがあります。接続にはスタッドを 1 つだけ使用します。シスコ製ラックにある接地の目印が接続点を示します。

図 5-70 シスコ製ラックのフレーム ボンディング接続

 

ステップ 2 接地線の先端に取り付けられたリング型または 2 穴型の圧着端子をスタッドにはめ込みます。

ステップ 3 別の外歯付きワッシャまたはロック ワッシャをスタッドにはめ込みます。

ステップ 4 スタッドにナットを入れ、スパナを使用して締め付けます。


 

ラック スペースの計測

Cisco MGX 8830 スイッチと関連コンポーネントを設置する前に、システムの設置に必要となる全ラック スペースを計算します。Cisco MGX 8830 スイッチの寸法と必要なラックマウント単位(RU)については、表 3-3 を参照してください。

システム コンポーネントは次の順序で、ラックまたはキャビネットの一番下から取り付けます(図 5-71 参照)。

1. 電源装置を含む AC 電源トレイ(オプション)


) オプションの AC 電源トレイを 2 台設置する場合は、最初の AC 電源トレイに続いて、空気取り入れモジュールの下になるように取り付けます。


2. Cisco MGX 8830 スイッチ(オプションの扉付き)

図 5-71 Cisco MGX 8830 システムのコンポーネント位置

 


) 将来、システムにスイッチを増設する計画がある場合は、ラック内に追加用のスペースを確保しておきます。その際には、重量の偏りとラックの安定性を考慮してください。


ラック搭載の準備

ラック正面から見て左右にある取り付けレールは、互いに 45.08 Cm(17.75 インチ)以上離れている必要があります。19 インチ ラックの種類によっては、この間隔が 44.45 Cm(17.50 インチ)の場合があります。カード ケージやファン トレイなどの幅は、45.01 Cm(17.72 インチ)です。

Cisco MGX 8830 システムを 19 インチ ラックに搭載する場合は、次のガイドラインに従ってください。

開放型ラック構成:スイッチとオプションの AC 電源トレイはラックにミッドマウントする必要があります。そのためのブラケットはシステムに付属しています。

シスコ製キャビネット構成:スイッチとオプションの AC 電源トレイはエンクロージャにフロントマウントされて出荷され、各コンポーネントの背面は背面ブラケットで支持されています。

Cisco MGX 8830 システムを 23 インチ ラックに設置する場合は、スイッチと AC 電源トレイはラックにミッドマウントする必要があります。23 インチ ラック(取り付けキット、シスコ部品番号:MGX-8830-MNT23)にコンポーネントをミッドマウントするには、特殊な取り付けブラケットが必要です。

図 5-72 に、前面、中間、および背面の取り付けレールを示します。図 5-7

図 5-72 取り付けレールの間隔

 


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



注意 装置を設置するときは、荷重が過度に偏らないように、必ずバランスを考慮してください。ラックはしっかりと支えておく必要があります。


警告 装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行うときには、感電やけがを防ぐために、システムが安定した状態かどうか、細心の注意を払って確認してください。安全を確保するために次のガイドラインを参照してください。

―ラック内にほかの装置を設置しない場合、この装置を一番下の段に設置します。

―ラック内にいくつかの装置を設置する場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から設置します。

―ラックに安定装置が付属している場合には、この装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行う前に安定装置を取り付けてください。警告 No. 1006


AC 電源トレイの取り付け


) Cisco MGX 8830 スイッチの AC 電源トレイは、オプションです。システムで DC 電源だけを使用する場合は、「Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)」または「Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトあり)」に進んでください。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



ヒント ラックにコンポーネントをすべて取り付け終わるまで、ネジを完全には締めない(半回転程度)ようにします。ネジを完全に締めると、取り付けネジ穴の遊びの分だけずれが生じ、後で取り付ける装置にネジが入らなくなることがあります。ラックに取り付けるコンポーネントをすべて取り付けたら、すべてのネジを締めます。



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムに対して作業を行う場合は、あらかじめ電源をオフにし、電源コードを抜いてください。警告 No. 1



警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC ユニットの電源コードを抜いてください。DC ユニットでは、回路ブレーカで電源供給を遮断します。警告 No. 12


AC 電源トレイの取り付け

AC 電源トレイの取り付け手順を次に示します。


) MGX8830-AC= は、1200W、1U の電源装置です。MGX リリース 4 から、MGX 8830 DC システムを AC システムにアップグレードするオプション用に AC-DC ケーブルが追加されています。MGX 8830 トレイの部品番号は MGX8830-AC-TRAY= です。


AC 電源モジュールを Cisco MGX 8830 の背面側からスライドさせながら AC 電源トレイに挿入します。シャーシの正面から見て、左側に AC 電源 A(PSA)を、右側に AC 電源 B(PSB)を挿入します。AC 電源トレイには、開口部があり、ここから AC 電源モジュール(PSA と PSB)の AC OK LED と DC OK LED を確認できます。


) AC 電源トレイは、オプションです。


AC 電源モジュールの再取り付け手順は、次のとおりです。


ステップ 1 1200 W の AC 電源モジュールをシャーシの背面側から AC 電源トレイに挿入します。

ステップ 2 AC 電源モジュール上面の固定ネジを締め、AC 電源トレイ内に同モジュールを固定します。

ステップ 3 1200 W の AC 電源モジュールを 2 つ使用する場合には、ステップ 1ステップ 2 を繰り返し、2 つ目のモジュールも取り付けます。


) AC 電源モジュールを 1 つだけ使用する場合には、2 つ目の AC 電源モジュール用のスロットを必ずブランク前面プレートでふさいでください。



 


) 最適なパフォーマンスを得るためにも、デュアル AC 電源システムを設置して、電源を完全に冗長化するようお勧めします。


Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)


注意 リフトを使わないと、カードやモジュール、およびバックプレーンを損傷するおそれがあります。できる限りリフトを使用してください。リフトを使用すれば、設置手順が大幅に簡単になり、機器が損傷する可能性も小さくなります。リフトを使用して Cisco MGX 8830 スイッチを設置する方法については、「Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトあり)」を参照してください。

リフトが利用できない場合には、スイッチを手作業で設置することになります。スイッチはコンポーネントがすべて取り付けられた状態で出荷されますので、スイッチを持ち上げてラックに入れられるように、カードおよびモジュールを取り外す必要があります。

リフトを使用しないでスイッチを設置する手順は、次のとおりです。

設置の準備

フロント カードの取り外し

バック カードの取り外し

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り外し

ラックまたはキャビネットへのスイッチの設置

APS アセンブリの再取り付け

バック カードの再取り付け

DC 電源入力モジュール(PEM)の再取り付け

フロント カードの再取り付け


ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。


設置の準備

設置を始める前に次のガイドラインでチェックしてください。

カードやモジュール、アセンブリを取り外す前に、シャーシ内での位置またはスロット番号を記録してください。

ESD 用の接地リスト ストラップを適切に着用していることを確認してください。ESD の予防手順については、 「ESD 損傷の防止」 を参照してください。

フロント カードの取り外し

シャーシからフロント カードを取り外す手順は、次のとおりです。


) カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。

各シングルハイトのフロント カードは、前面プレートの左にある引き出しレバーでカード ケージに固定されます。各ダブルハイトのフロント カードには、前面プレートの左右に引き出しレバーがあります。



注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


注意 フロント カードを引き出すときは、シャーシから完全に取り出すまでカードの高さを保ちます。フロント カードをその下にあるカードの上に落とさないように注意してください。カードを落とすと、カードの部品が壊れる可能性があります。


ステップ 1 アース ストラップを、ESD アース ジャックまたは装置ラックに接続します。

ステップ 2 Cisco MGX 8830 スイッチをテーブルなどの平らでしっかりした表面に置きます。

ステップ 3 必要に応じてスイッチの前面扉を開けます。

ステップ 4 カードを取り外す前に、それらの装着位置をすべて記録しておきます。

ステップ 5 スリーインワン工具の平らな先端を、フロント カード左(および右)にある取り出しレバーの溝に挿入し、バネ式のラッチが開くまで押します。図 5-73 は、取り出しレバーの溝の位置を、フロント カードの左側との位置関係が分かるように示しています。

図 5-73 フロント カードの取り出しレバー

 

ステップ 6 取り出しレバーを引き、フロント カードをミッドプレーンから外します。

ステップ 7 フロント カードをカード ケージからゆっくりと引き出します。カードの高さを保ちながら引き出し、下のカードに接触させないように注意します。

ステップ 8 フロント カードは、静電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 9 シャーシから取り外すフロント カードごとに、ステップ 5ステップ 8 を繰り返します。


 

バック カードの取り外し

シャーシからバック カードを取り外す手順は、次のとおりです。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


ステップ 1 カードを取り外す前に、それらの装着位置をすべて記録しておきます。

ステップ 2 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレートの左右にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 バック カードの前面プレートの左右にある 2 つの取り出しレバーを、水平位置まで引っ張ります。

ステップ 4 2 つの取り出しレバーを均等に引っ張ってカード ケージからバック カードを取り外します。

ステップ 5 バック カードは、静電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 6 シャーシから取り外すバック カードごとに、ステップ 2ステップ 5 を繰り返します。


 

APS アセンブリからのバック カードの取り外し

APS アセンブリからバック カードを取り外す手順、およびスイッチから APS コネクタを取り外す手順は、次のとおりです。


) APS アセンブリは 2 枚のバック カード(プライマリとセカンダリ)から構成されており、これらのカードは APS コネクタ(部品番号:MGX-8830-APS-CON )で接続されています。



注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


注意 コネクタを合わせるときに左右に揺り動かすと、APS コネクタのピンに曲りや破損が生じることがあります。


ステップ 1 APS アセンブリに接続されているバック カードの 1 つを取り外します。

a. スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレートの左右にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

b. バック カードの前面プレートの左右にある 2 つの取り出しレバーを、水平位置まで引っ張ります。

c. 2 つの取り出しレバーを均等に引っ張って APS コネクタからバック カードを取り外します。

d. APS コネクタの残りのバック カードに対して、 a c を繰り返します。2 枚目のバック カードを取り外しても、APS コネクタがカードに接続されたままなので、カードと共にスイッチから取り外します。

ステップ 2 2 枚目のバック カードをまっすぐ慎重に引き抜いて、APS コネクタから外します。

ステップ 3 バック カードと APS コネクタは、帯電防止バッグに入れるか静電防止ベンチ上に置きます。

ステップ 4 残りの各 APS アセンブリに対してステップ 1ステップ 3 を繰り返します。


 

DC 電源入力モジュール(PEM)の取り外し

Cisco MGX 8830 スイッチから DC PEM を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、DC PEM の前面プレート上にある 2 つの非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 2 スイッチから DC PEM をゆっくり引き出します。

ステップ 3 スイッチの各 DC PEM についてステップ 1ステップ 2 を繰り返します。


 

ラックまたはキャビネットへのスイッチの設置


注意 カードを取り外しても、カード ケージはかなりの重量と大きさがあるため、設置は 3 人以上で行う必要があります。2 人で Cisco MGX 8830 スイッチを支えてラックに移動し、もう 1 人がラックに固定します。

ここでは、Cisco MGX 8830 スイッチをリフトを使用して 19 インチまたは 23 インチのラック、または 19 インチ キャビネットに設置する手順を詳しく説明します。

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチの設置」


ヒント カード ケージのネジ穴がフレームのネジ穴の位置と合わない場合には、カード ケージの下にマイナス ドライバを差し込んでカード ケージを浮かせます。ネジを挿入して固定します。カード ケージの下からドライバを引き抜きます。



警告 電源装置やファン トレイ、スイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるようには設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No. 50



警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシ下端の下側をつかみ、両手で持ち上げます。けがを防ぐため、背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めて持ち上げてください。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐためにも、電源装置やインターフェイス モジュールの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げようとしないでください。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えられるように設計されていません。警告 No. 5


19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

Cisco MGX 8830 スイッチを、19 インチまたは 23 インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラックにユニットを設置する前に、Cisco MGX 8830 スイッチの両側にミッドマウント用ブラケットを 1 つずつ取り付けます。23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-8830-MNT23)が必要です。

ステップ 2 2 人でスイッチをラックの所定位置まで動かすか、またはスペーサを使っている場合は、スペーサに沿ってスイッチをスライドさせて所定位置まで動かします。


) ユニット間の隙間は、約 1.5 Mm(1/16 インチ)にしてください。必要に応じてスペーサを使ってください。


ステップ 3 10-32 ネジを使ってスイッチをミッドマウント レールに固定します。


 

19 インチ キャビネットへのスイッチ設置

Cisco MGX 8830 スイッチを、19 インチ キャビネットに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 2 人でスイッチをラックの所定位置まで動かすか、またはスペーサを使っている場合は、スペーサに沿ってスイッチをスライドさせて所定位置まで動かします。


) 背面取り付けブラケットの取り付けは、スイッチを 19インチ ラックに搭載した後で行います。

ユニット間の隙間は約 1.5 Mm(1/16 インチ)にしてください。必要に応じてスペーサを使ってください。


ステップ 2 10-32 ネジを使ってスイッチをフロントマウント レールに固定します。

ステップ 3 背面取り付けブラケットをラックに取り付けます。

ステップ 4 10-32 ネジを使ってスイッチを背面取り付けブラケットに固定します。


 

APS アセンブリの再取り付け

APS アセンブリを再取り付けする手順は、次のとおりです。


) APS アセンブリを取り付ける必要がない場合は、「バック カードの再取り付け」に進みます。



ステップ 1 バック カードの端を APS コネクタ(部品番号については 「APS アセンブリ」 を参照)の位置合わせスロットに入れ、APS コネクタのガイド タブを使用して、バックカードの穴と APS コネクタ(図 5-74参照)のピンの位置を揃えます。

図 5-74 APS コネクタ(MGX8830-APS-CON)へのバック カードの接続

 

ステップ 2 バック カードをまっすぐにしっかりと押し込み、APS コネクタに装着します。


注意 コネクタを合わせるときに左右に揺り動かすと、APS コネクタのピンに曲りや破損が生じることがあります。

ステップ 3 ステップ 1ステップ 2 を繰り返して、2 枚目のバック カードを APS コネクタに取り付けます。2 枚のバック カードが APS コネクタに取り付けられた状態を図 5-75 に示します。

図 5-75 APS コネクタ(MGX8830-APS-CON)への 2 つのバック カードの取り付け

 

ステップ 4 APS アセンブリを適切なカード スロットに入れます。


) 取り出しレバーは閉じている必要があります(バック カードの垂直端と揃っている状態。図 5-74 および図 5-75 を参照)。取り出しレバーが閉じていないと、APS アセンブリはシャーシに正しく挿入できません。


ステップ 5 APS アセンブリをスロットの奥までスライドさせて、バックプレーンにしっかりと装着します。APS アセンブリを正しく装着すると、バック カードの前面プレートとカード ケージの正面が揃います。

ステップ 6 バック カードの非脱落型ネジを適切なドライバを使って締めます。ネジがスムーズに挿入できない場合には、ネジ穴とネジの位置が合っているか確認してください。


 

バック カードの再取り付け


) カードはすべてシャーシに完全に装着しなければなりません。バック カードを取り付けるときは、前面プレートの左右に均等に力を加え、カードを確実に装着します。

カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。



注意 カードをスロットに挿入するときは、カード底面の部品を保護するため、前面プレートを支えてカードの高さを保ってシャーシに挿入してください。


注意 カードは正しいスロットに装着する必要があります。サービス モジュールのバック カードを間違ったスロットに装着すると、電気的に破損するおそれがあります。PXM のバック カード用スロットにサービス モジュールのバック カードを装着すると、カードやバックプレーンが破損することがあります。


注意 サービス モジュールのバック カードを誤って PXM のバック カード用スロットに挿入しようとした後、シャーシが正しく動作しなくなった場合には、バックプレーンのピンとバック カードのコネクタをチェックし、ピンが曲がっていたり破損していないかどうかを調べてください。


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は電磁干渉(EMI)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No. 1029


Cisco MGX 8830 スイッチにバック カードを再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードを正しいスロットに装着するため、各カードの位置を記録したメモを参照して装着先スロットを確認します。システムのスロットの割り当てについては、 「MGX 8830 カードのコンパートメント」 を参照してください。

ステップ 2 「カード取り付けのガイドライン」 を参照して、バック カードに曲がったピンやディバイダ、または破損したコネクタがないことを確認します。

ステップ 3 バック カードの取り出しレバーが 2 つとも閉じた状態(前面プレートと平行)になっていることを確認します。

ステップ 4 適切なスロット ガイドの上にバック カードを移動し、バック カードの端をシャーシ内にある左右のスロット ガイドに合わせます。

ステップ 5 前面プレートの両端に均一な力をゆっくり加えながら、バック カードをスロットに押し込みます。

ステップ 6 バック カードがシャーシに入ったら、前面プレートの両端を均一に押してバック カードを完全に装着します。

ステップ 7 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、バック カードの前面プレート上にある 2 つの非脱落型ネジを締めます。


) 左右の非脱落型ネジは、カードがずれないように交互に少しずつ締めてください。カードが固定されれば十分ですので、締め過ぎないようにしてください。


ステップ 8 シャーシに再取り付けするバック カードごとに、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 空のスロットにはすべて、ブランクの前面プレートを取り付けます。


 

DC 電源入力モジュール(PEM)の再取り付け

Cisco MGX 8830 スイッチに DC PEM を再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 DC PEM の両端を、カードケージの左右の端にある適切なガイド上に置きます。

ステップ 2 そのまま DC PEM を奥までゆっくりと挿入し、スロット内に装着します。

ステップ 3 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、PD PEM の前面プレート上にある 2 つの非脱落型ネジを締めます。


) 左右の非脱落型ネジは、カードがずれないように交互に少しずつ締めてください。カードが固定されれば十分ですので、締め過ぎないようにしてください。


ステップ 4 DC PEM の回路ブレーカがオフであることを確認します。

ステップ 5 シャーシの各 DC PEM についてステップ 1ステップ 4 を繰り返します。


 

フロント カードの再取り付け


) カードはすべてシャーシに完全に装着しなければなりません。フロント カードを取り付けるときは、前面プレートの左右に均等に力を加え、カードを確実に装着します。

カードを出し入れするときは、隣接するボードの EMI ガスケットとわずかに摩擦するだけで、スムーズにスライドするはずです。スムーズにスライドしない場合には、無理に出し入れしないで原因を調べてください。

各シングルハイトのフロント カードは、前面プレートの左にある引き出しレバーでカード ケージに固定されます。各ダブルハイトのフロント カードには、前面プレートの左右に引き出しレバーがあります。



注意 カードをスロットに挿入するときは、カード底面の部品を保護するため、前面プレートを支えてカードの高さを保ってシャーシに挿入してください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は電磁干渉(EMI)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No. 1029


Cisco MGX 8830 スイッチにフロント カードを再取り付けする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードを正しいスロットに装着するため、各カードの位置を記録したメモを参照して装着先スロットを確認します。システムのスロットの割り当てについては、「MGX 8830 カードのコンパートメント」 を参照してください。

ステップ 2 「カード取り付けのガイドライン」 を参照して、バック カードに曲がったピンやディバイダ、または破損したコネクタがないことを確認します。

ステップ 3 取り出しレバーが開いていることを確認します。

ステップ 4 適切なスロット ガイドの上にフロント カードを移動し、フロント カードの端をシャーシ内にある左右のスロット ガイドに合わせます。

ステップ 5 取り出しレバーを外に開き、前面プレートに力をゆっくり加えながらスロットにフロント カードを入れます。

ステップ 6 フロント カードがシャーシに入ったら、前面プレートの両端を均一に押してフロント カードを完全に装着します。

ステップ 7 取り出しレバーを閉じてフロント カードを固定します。


) カードによっては、「挿入確認用ラッチ」が付いており、取り出しレバーを閉じる前にこのラッチを上げる必要があります。


ステップ 8 シャーシに再取り付けするフロント カードごとに、ステップ 2ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 9 必要に応じて空スロットにブランクの前面プレートを取り付けます。

ステップ 10 必要に応じてスイッチの前面扉を閉じます。


 

Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトあり)


) 前述した手順に従ってスイッチを設置した場合は、「ケーブル管理アセンブリの取り付け」に進みます。


Cisco MGX 8830 スイッチは、ご注文のカードとモジュールをすべて装着し、テストを完了した状態で出荷されます。

Cisco MGX 8830 スイッチを設置するときは、リフトの使用をお勧めします。このスイッチは、リフトを使えば一人でも簡単に設置できます。リフトを利用できない場合には、スイッチを持ち上げて手作業でラックに収納するため、事前にカードとモジュールを取り外しておく必要があります。リフトを使わずに Cisco MGX 8830 スイッチを設置する場合は、 「Cisco MGX 8830 スイッチの設置(リフトなし)」 に進みます。

リフトを使用する場合は、次のガイドラインに従ってください。

136 Kg(300 ポンド)の取り扱いが可能なリフトを使用します。

この種のリフトには、T & S Hefti-Lift の Model HYD-5 があります。仕様については、http://www.tseq.com/products/ergosol/hefti-lift.htm を参照してください。

積載に必要な最小寸法は幅 44 Cm(17.5 インチ)、奥行き 61 Cm(24 インチ)です。

ここでは、Cisco MGX 8830 スイッチをリフトを使用して 19 インチまたは 23 インチのラック、または 19 インチ キャビネットに設置する手順を詳しく説明します。

「19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置」

「19 インチ キャビネットへのスイッチの設置」


ヒント カード ケージのネジ穴がフレームのネジ穴の位置と合わない場合には、カード ケージとファン トレイの間にマイナス ドライバを差し込んでカード ケージを浮かせます。ネジを入れて締めてから、ファン トレイとカード ケージの間からドライバを抜きます。



ヒント ラックまたはキャビネットにコンポーネントを搭載するときにネジが 3 本以上必要な場合は、最初に底部の 2 本のネジを取り付けます。



警告 電源装置、ファン トレイ、およびスイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるように設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No. 50


19 インチまたは 23 インチ ラックへのスイッチの設置

Cisco MGX 8830 スイッチを、19 インチまたは 23 インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラックにユニットを設置する前に、Cisco MGX 8830 スイッチの両側にミッドマウント用ブラケットを 1 つずつ取り付けます。


) 23 インチ ラックには、マウント キット(部品番号 MGX-8830-MNT23)が必要です。


図 5-76 に、19 インチ ラックのスイッチに取り付けられたミッドマウント ブラケットを示します。

図 5-76 19 インチ ラックのスイッチに取り付けられたミッドマウント ブラケット(正面図)

 

図 5-77 に、23 インチ ラックのスイッチに取り付けられたミッドマウント ブラケットを示します。

図 5-77 23 インチ ラックのスイッチに取り付けられたミッドマウント ブラケット(正面図)

 

ステップ 2 リフトを使ってシャーシを適切な高さまで持ち上げます。

ステップ 3 2 個のスペーサ(厚さ約 1.5 Mm(1/16 インチ)、5.1 × 76.2 Cm(2 × 30 インチ)の高密度ポリエチレン、アルミニウム、またはダンボール製)を用意し、1 つをスイッチの左端、もう 1 つを右端に置きます。

ステップ 4 これらのスペーサに沿って MGX 8830 をスライドさせ、ラック内に据え付けます。

ステップ 5 10-32 ネジを使ってスイッチをミッドマウント レールに固定します。


 

19 インチ キャビネットへのスイッチの設置

Cisco MGX 8830 スイッチを、19 インチ キャビネットに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 リフトを使ってシャーシを適切な高さまで持ち上げます。


) 背面取り付けブラケットの取り付けは、スイッチを 19 インチ キャビネットに搭載した後で行います。


ステップ 2 2 個のスペーサ(厚さ約 1.5 Mm(1/16 インチ)、5.1 × 76.2 Cm(2 × 30 インチ)の高密度ポリエチレン、アルミニウム、またはダンボール製)を用意し、1 つをスイッチの左端、もう 1 つを右端に置きます。

ステップ 3 これらのスペーサに沿って MGX 8830 をスライドさせ、ラック内に据え付けます。

ステップ 4 10-32 ネジを使ってスイッチをフロントマウント レールに固定します。

ステップ 5 背面取り付けブラケットをラックに取り付けます(図 5-78 参照)。

図 5-78 取り付けられた背面取り付けブラケット(背面図)

 

ステップ 6 10-32 ネジを使ってスイッチを背面取り付けブラケットに固定します。


 

ケーブル管理アセンブリの取り付け

ケーブル管理アセンブリは、同一の垂直ケーブル管理パネル 2 枚と取り付けブラケット 2 個、およびネジで構成されます。スイッチをシャーシに設置してから、ケーブル管理アセンブリを次の手順で取り付けます。


ステップ 1 付属の 10-32 番のネジと適切なドライバを使用して、2 つの取り付けブラケットをスイッチ背面に取り付けます。

ステップ 2 付属の 10-32 番のネジと適切なドライバを使用して、ケーブル管理パネルを取り付けブラケットに取り付けます(図 5-79 参照)。

図 5-79 スイッチ背面のケーブル管理アセンブリ

 


 

AC 電源トレイと Cisco MGX 8830 スイッチとの接続


注意 非脱落型ネジには、電動ドライバを使用しないでください。

AC 電源を使用する場合は、次の手順に従って AC 電源トレイを Cisco MGX 8830 スイッチに接続します。DC 電源を使用する場合は、 「バック カードの接続」 に進みます。


) AC 電源ケーブルの一端には取り付け具が付いており、スイッチの DC PEM スロットに取り付けられます。AC 電源ケーブルの他端は AC 電源装置に取り付けられます。



ステップ 1 AC 電源ケーブルの一端に付いている取り付け具を DC PEM スロット ガイドの上に置き、取り付け具の端をシャーシ内の左右スロット ガイドに合わせます。

ステップ 2 前面プレートの両端に均一な力をゆっくり加えながら、取り付け具をスロットに押し込みます。

ステップ 3 取り付け具がシャーシに入ったら、前面プレートの両端を均一に押して取り付け具を完全に装着します。

ステップ 4 スリーインワン工具のマイナスまたはプラスの先端を使って、取り付け具の前面プレート上にある 2 つの非脱落型ネジを締めます。 締め過ぎないでください。また電動ドライバは使用しないでください。

図 5-80 に、スイッチ背面に取り付けられた取り付け具を示します。


) 電源ケーブルを AC 取り付け具を使用して Cisco MGX 8830 ミッドプレーンに接続していない場合は、AC 電源は投入されません。安全上の理由でこのようにしています。


図 5-80 Cisco MGX 8830 スイッチに取り付けられた 2 台の AC 電源装置

 

ステップ 5 AC 電源ケーブルの他端を AC 電源装置に接続します。

ステップ 6 ステップ 1ステップ 5 を繰り返し、もう 1 本の AC 電源ケーブルを 2 番目の AC 電源装置に接続します。


) スイッチの背面に向かって、左の AC 電源装置からの AC 電源ケーブルは、ミッドプレーンの左側にある取り付け具に接続します。同様に、右の AC 電源装置からの AC 電源ケーブルは、ミッドプレーンの右側にある取り付け具に接続します(図 5-80参照)。



注意 この時点では AC 電源コードは接続しないでください。


 

バック カードの接続

バック カードのインターフェイスを適切なエンド デバイスに接続します。ピン配置とケーブルの仕様については、 付録 B 「ケーブル仕様」 を参照してください。

バック カードを接続したら、ケーブル管理アセンブリに通してケーブルを配線します。左カード セットのケーブルは左のケーブル管理パネルを経由させて配線し、右カード セットのケーブルは右のケーブル管理パネルを経由させて配線します。

コンソール ポートの接続

Command Line Interface(CLI; コマンド行インターフェイス)管理ツールを使用して、スイッチを設定し、スイッチのステータスを表示できます。スイッチを初めて起動したときは、console port(CP; コンソール ポート)を経由しないと CLI にアクセスできません。

VT-100 互換の端末を PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B の CP に接続してください。端末を電源に接続し、 表 5-8 に示す値に設定します。図 5-81 に、CP 接続に必要なハードウェアを示します。

図 5-81 コンソール ポートへのワークステーションの接続

 

 

表 5-8 端末の設定

設定

ボー レート

9600 Bps

文字ビット数

8 データ ビット

パリティ

なし

ストップ ビット

1

ハードウェア フロー制御

なし

CP 接続の設定は、図 5-82 に示すようにターミナル サーバから行うこともできます。

図 5-82 コンソール ポートとターミナル サーバとの接続

 

サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

Cisco MGX 8830 スイッチの電源接続

ここでは、スイッチへの電源接続の手順を示します。

「スイッチへの AC 電源の接続」

「スイッチへの DC 電源の接続」


警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No. 264



警告 電源コードが接続されているときには、電源装置に触れないでください。電源スイッチのあるシステムでは、電源コードが接続されている限り、スイッチをオフにしても電源装置内に電圧がかかっています。電源スイッチのないシステムでは、電源コードが接続されている間は、電源装置内に電圧がかかっています。警告 No. 4


スイッチへの AC 電源の接続

スイッチに AC 電源を接続する手順は、次のとおりです。


) AC 電源トレイに付いている AC 電源レセプタクルは、クランプ付き IEC 型です。AC 入力電圧は 90~264 VAC です。AC 電源コードのタイプについては、表 3-5 を参照してください。



ステップ 1 AC 電源トレイの AC レセプタクル周囲のケーブル クランプを緩め、コード接続用の隙間を作ります。

ステップ 2 AC 電源トレイの背面にある AC レセプタクルに、ケーブルのプラグをしっかり挿入します。

ステップ 3 クランプを締めます。


注意 電源コードをコンセントに差し込む前に、分岐回路の電源がオフになっていることを確認してください。

ステップ 4 AC 電源コードの他端をコンセントに差し込みます。

ステップ 5 必要に応じて 2 番目の AC 電源装置に対してステップ 1ステップ 4 を繰り返します。


) AC 電源装置をスイッチに 1 台しか使用しない場合は、2 番目の AC 電源装置のスロットをブランクの前面プレートでふさいでください。こうしておけば、このスロットに DC PEM は取り付けられません。

DC 電源使用でしかも DC PEM が 1 つだけの場合は、2 番目の DC PEM スロットをブランクの前面プレートでふさいでください。


ステップ 6 入力電源をオンにし、電源スイッチをオンにします。

ステップ 7 ファンが動作していることを、動作音や空気の動きで確認します。LED が次のように点灯します。

各電源装置の AC と DC の LED が緑に点灯

PXM1E のステータス LED が緑に点灯

各サービス モジュールのスタンバイ LED が黄色に点灯


 

スイッチへの DC 電源の接続

DC 電源は、MGX 8830 シャーシの背面パネル上にある 1 個または 2 個の DC PEM に接続します。DC 電源と DC PEM 間の配線はお客様側で行う必要があります。配線には 10 AWG(4 平方ミリメートル)の電線を使用してください。


警告 まず、シェルフに DC 電源が供給されていないことを確認してください。準備が整うまで、電源を投入しないでください。


Cisco MGX 8830 スイッチ に DC 電源を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco MGX 8830 の背面パネルで DC PEM の位置を探します(図 5-83 参照)。

図 5-83 DC PEM を 2 個を実装したMGX 8830(背面図)

 


) 注文に応じて、Cisco MGX 8830 システムは 1 つまたは 2 つの DC PEM が取り付けられた状態で出荷されます。


ステップ 2 入力電源を接続する DC PEM 上で、端子ブロック(TB1)の位置を確認します。図 5-84 に DC PEM の前面プレートを示します。

図 5-84 DC PEM の前面プレート

 

ステップ 3 TB1 の各接続点の極性に注意します。

図 5-85 は、コネクタ型端子ブロック上の各接続の極性を示しています。コネクタ型端子ブロックには左から 1~3 の番号が表示されています。1 番目(左端)は -48 VDC の接続用、2 番目は保安接地用、3 番目(右端)は -48 VDC の帰路です。

図 5-85 MGX 8830 PEMのコネクタ型端子ブロックの極性

 

ステップ 4 TB1 の配線ブロックを確認します。

図 5-86 は、TB1 配線ブロック(TB1 用プラグ)を示しています。

図 5-86 MGX 8830 DC PEM のコネクタ型端子ブロック

 

ステップ 5 図 5-85 および図 5-86 に示すように、先端を線剥きした 10 AWG のワイヤを挿入して固定します。図 5-86 に、ワイヤとそれを固定するネジと共にアセンブリを示します。

ステップ 6 コネクタ型端子ブロックを DC PEM の TB1 に接続します。

ステップ 7 各 DC PEM に接続した DC 電源コードを、それぞれ別の DC 電源(通常、30 A 以上)に接続します。

建物内の -48VDC 入力電源には、30 A の DC 回路ブレーカを設けます。建物内の配線には、緊急時に電源供給をすばやく遮断できるように、容易にアクセスできる場所に遮断器を設けます。保安接地用ケーブルが、建物の接地点に確実に接続されていることを確認します。


警告 感電を防止するため、緑色(または緑色/黄色のストライプ)のワイヤで、装置側と DC 入力電源側を保安接地してください。


ステップ 8 Cisco MGX 8830 に冗長 DC PEM が実装されている場合は、2 番目の DC PEM にステップ 1ステップ 7 の手順を繰り返します。

ステップ 9 システムに電源を投入する前に、入力電圧をチェックします。

電圧の測定箇所としては、コネクタ型配線ブロックの 1 番と 3 番のネジが適切です。さらに、保安接地(コネクタ型端子ブロックの 2 番のネジ)とシャーシ間のインピーダンスも測定します。問題がなければ、ゼロに近い値になるはずです。

ステップ 10 DC PEM の回路ブレーカがオフになっていることを確認します。

ステップ 11 入力電源を投入し、各 PEM のコネクタ型配線ブロックの 1番と 3 番のネジで電圧を測定します。

ステップ 12 入力電源をオフにして 「ケーブル管理アセンブリの取り付け」 に進みます。

ステップ 13 入力電源をオンにし、電源スイッチをオンにします。

ステップ 14 ファンが動作していることを、動作音や空気の動きで確認します。LED が次のように点灯します。

各電源装置の AC と DC の LED が緑に点灯

各 DC PEM 上の DC OK LED が緑に点灯

PXM1E のステータス LED が緑に点灯

各サービス モジュールのスタンバイ LED が黄色に点灯


 

外部クロックの接続

この手順は、必要がなければ省略できます。詳細については、 「外部クロックの接続」 を参照してください。

アラームの接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


MGX 8830 スイッチのアラームを外部アラーム システムへ転送する手段として、ドライ接点リレー クロージャが利用できます。クリティカル、メジャー、およびマイナーの各アラームには、それぞれ別の可視および可聴アラームを出力できます。これらのアラームは、PXM ユーザ インターフェイス バック カード(PXM-UI-S3 および PXM-UI-S3/B)の DB-15 コネクタを通じて出力されます。

アラームに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの背面上部ベイのスロット 1 と 2 に、PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードが装着されていることを確認します。

ステップ 2 DB-15 ケーブルを、PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードの ALARM ポートに接続します。


) ケーブルの要件については、付録 B 「ケーブル仕様」を参照してください。


ステップ 3 ケーブルの他端をアラーム ソースに接続します。


 

メンテナンス ポート(MP)への接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


ダイヤルアップ接続を利用すれば、公衆電話交換回線網(PSTN)にアクセスできるすべてのワークステーションから、スイッチを管理することが可能になります。

PXM-UI-S3

PXM-UI-S3 カードのメンテナンス ポート(MP)をモデムに接続します。端末を入力電源に接続し、 表 5-8 に示す値に設定します。このモデムを介してスイッチが PSTN に接続され、ワークステーションからアクセスできるようになります(図 5-87参照)。

PXM-UI-S3/B

PXM-UI-S3/B カードにはメンテナンス ポートはありません。PXM-UI-S3/B カードでは、MP の代わりにモデムを使用してコンソール ポートに接続できます。

図 5-87 メンテナンス ポートとモデムの接続

 

サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

LAN1/2 ポートの接続


) この手順は、必要がなければ省略できます。


スイッチを LAN に接続すれば、LAN 上のすべてのワークステーションからスイッチを管理することが可能になります。

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B の LAN 1 ポートをハブまたはルータに接続します。このハブまたはルータは、図 5-88 に示すようにワークステーションに接続します。

図 5-88 LAN 1 ポートへのイーサネット接続

 


図 5-88 の LAN 2 ポートは無効になっています。


サーバの管理と構成設定の詳細については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

EMI 規制への準拠の確認

スイッチを EMI 規制に準拠させるには、オプションの前面扉を取り付けるか、またはブランクの前面プレートを取り付けて空スロットをすべてふさぐ必要があります。

スイッチに前面扉が取り付けられ、扉が閉じていること、または空スロットがブランクの前面プレートですべてふさがれていることを確認してください。


) 一般的なスイッチ機能の構成については、使用しているスイッチとリリース番号に応じて、適切なソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。