Cisco MGX 8850 (PXM1E/PXM45)/Cisco MGX 8950/Cisco MGX 8830/Cisco MGX 8880 ハードウェア インストレーション ガイド
設置の準備
設置の準備
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

設置の準備

安全基準

安全に関する推奨事項

電気機器の安全な取り扱い

MGX スイッチ用 DC 電源のガイドライン

ESD 損傷の防止

カード取り付けのガイドライン

カードの取り付けと交換に関する推奨事項

カードとモジュールのホットスワップ

カード取り付けのガイドライン

Cisco MGX システムの出荷方法

MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチの設置場所要件

環境要件

地震対策

衝撃

振動

設置スペース

温度、高度、湿度

通気

電源要件

AC 電源

DC 電源

消費電力の計算表

設置に必要な工具と機器

MGX 8950 スイッチの設置場所要件

環境要件

地震対策

衝撃

振動

設置スペース

温度、高度、湿度

通気

電源要件

AC 電源

DC 電源

消費電力の計算表

必要な工具と機器

MGX 8830 スイッチの設置場所要件

環境要件

地震対策

衝撃

振動

設置スペース

温度、高度、湿度

通気

電源要件

AC 電源

DC 電源

消費電力の計算表

設置に必要な工具と機器

MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所要件

環境要件

地震対策

衝撃

振動

設置スペース

温度、高度、湿度

通気

電源要件

AC 電源

DC 電源

消費電力の計算表

設置に必要な工具と機器

ラックへの取り付け要件

商品梱包箱の開梱

品目の確認

破損の確認

設置の準備

この章では、Cisco MGX 8850(PXM45/PXM1E)、Cisco MGX 8950、および Cisco MGX 8830 スイッチとその関連コンポーネントの設置要件を示します。また、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置要件も示します。ここでは、次の内容について説明します。

「安全基準」

「MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチの設置場所要件」

「MGX 8950 スイッチの設置場所要件」

「MGX 8830 スイッチの設置場所要件」

「MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所要件」

「商品梱包箱の開梱」

「品目の確認」

「破損の確認」


) このマニュアルに示す情報は、Cisco MGX 8850(PXM1)スイッチには適用されません。



警告 訓練を受けた資格のある保守担当者以外は、本装置の設置や交換を行わないでください。警告 No.1030



警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



警告 設置作業を始める前に、この章に記載されている重要な情報と安全に関する警告を一読してください。


安全基準

ここでは、Cisco MGX 8850 スイッチの安全基準について説明します。Cisco MGX 8850 スイッチを設置する前に、次の条件がすべて満たされていることを確認してください。この項では、次の安全基準について説明します。

「安全に関する推奨事項」

「電気機器の安全な取り扱い」

「ESD 損傷の防止」

「カード取り付けのガイドライン」

安全に関する推奨事項

本機の設置作業を始める前に、感電の危険性を十分に認識し、安全に関する推奨事項をしっかりと把握してください。次に示す推奨事項、注意、警告、および安全な設置に関する推奨事項に従ってください。

設置作業の開始時点から終了後に至るまで、シャーシの設置場所は整理して、ほこりのない状態に保ってください。

工具類は通行の邪魔にならないように、常に通路から離れた場所に置きます。

大きすぎる服装は避けて、衣服がシャーシに引っかかることがないようにしてください。ネクタイやスカーフはしっかりと締め、上着の袖はまくってください。

シャーシの取り扱いを妨げるような装身具(指輪、ブレスレット、チェーン)は身につけないでください。

目が危険にさらされる状況で作業する場合は、保護眼鏡を着用してください。

傷害の原因になったり、装置の安全性を損なう可能性のある行為は、一切行わないでください。

漏洩電流がありますので、電源を接続する前に必ずアースを接続してください。


) このマニュアルに記載されている警告事項は、このシャーシに添付されている『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Multiservice Switch and Media Gateway Products (MGX, BPX, and SES)』(部品番号 DOC-7814790=、Revision B)で各国語に翻訳されています。



注意 シスコの機器を取り扱う際には、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。設置担当者や保守担当者は、静電気防止用リスト ストラップを正しく着用して、機器を ESD による損傷から保護する必要があります。モジュールをシャーシから取り外す際には、ESD による損傷に注意してください。


警告 安全に関する重要な注意事項

警告のマークは、危険を表します。負傷する危険があることを示します。作業を始める前に、感電の危険性を十分に意識し、事故を防止するための標準的な手順をしっかりと把握してください。各警告の最後に示されている警告番号を使用して、この装置に添付されている各国語の安全に関する推奨事項を確認してください。

これらの注意事項は保管しておいてください。



警告 電源装置、ファン トレイ、およびスイッチング モジュールにある取っ手は、シャーシを持ち上げるときには使わないでください。これらの取っ手は、シャーシの重量に耐えられるようには設計されていません。これらの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げたり、あるいは支えようとすると、重大な機器の損傷や人的被害につながるおそれがあります。警告 No.278



警告 装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行うときには、感電やけがを防ぐために、システムが安定した状態かどうか、細心の注意を払って確認してください。安全に作業するため、次のガイドラインに従ってください。

―ラック内にほかの装置を設置しない場合、この装置を一番下の段に設置します。

―ラック内にいくつかの装置を設置する場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から設置します。

―ラックに安定装置が付属している場合には、この装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行う前に安定装置を取り付けてください。警告 No.1006



警告 クラス 1 レーザ製品です。警告 No.1008



警告 次の作業を始める前に、DC 回路の電源が遮断されていることを確認してください。すべての電源を確実に遮断するには、DC 回路に接続されている DC 電源の回路ブレーカーまたはヒューズを探します。DC 電源の回路ブレーカーを切り、DC 電源のフューズを取り外します。警告 No.322



警告 モジュールやファンを取り付けたり、取り外すときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。警告 No.206



警告 ブランクの前面プレートとカバー パネルには 3 つの重要な役割があります。1 つ目はシャーシ内の危険な電圧や電流による危険を防ぐこと、2 つ目は電磁干渉(EMI)による他の機器への影響を防ぐこと、3 つ目はシャーシ内の通気を適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面扉、および背面扉が所定の位置に配置されるまでは、システムを動作させないでください。警告 No.1029



警告 本機器は接地を前提として設計されています。通常の使用時は、必ず接地された状態にしてください。警告 No.39



警告 安全のために、必ず機器と DC 電源ケーブルの電源側の両方を保安接地(アース)に接続してください(電気関連規定が異なる地域を除く)。警告 No.223



警告 本システムを電源に接続する前に、必ず設置手順の説明をお読みください。警告 No.1004



警告 電源に接続されている機器に対して作業を行うときは、事前に装身具(指輪、ネックレス、腕時計など)を外してください。このような金属品が電圧のかかっている部分とアースに接触すると、過熱して大やけどをしたり、金属が端子に融着することがあります。警告 No.43



警告 レーザの光源を覗き込んだり、光学機器で直接見てはいけません。警告 No.29



警告 シャーシを持ち上げるには 2 人必要です。シャーシ下端の下側をつかみ、両手で持ち上げます。けがを防ぐため、背筋をまっすぐ伸ばし、背中ではなく両脚に力を込めて持ち上げてください。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐためにも、電源装置やインターフェイス モジュールの取っ手をつかんでシャーシを持ち上げようとしないでください。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えられるようには設計されていません。警告 No.52



警告 雷が発生しているときには、本システムに対する作業や、ケーブルの着脱作業を行わないでください。警告 No.1001



警告 システムの過熱を防止するため、周囲温度が推奨範囲の上限(40 ℃、104°F)を超える場所では使用しないでください。警告 No.1047



警告 オン/オフ スイッチを持つシステムを取り扱う場合は、事前にスイッチをオフに切り替え、電源コードをコンセントから抜いてください。警告 No.1



警告 AC 電源モジュールと DC 電源モジュールを同じシャーシに取り付けないでください。警告 No.1050



警告 作業を行う前に装置の電源を切ってください。警告 No.237



警告 シャーシの取り扱いや電源近辺での作業を行う前に、AC 電源モデルの電源コードをコンセントから取り外してください。DC 電源モデルでは、回線ブレーカーをオフにして電源供給を遮断します。警告 No.12



警告 電源コードが接続されているときには、電源装置に触れないでください。電源スイッチのあるシステムでは、電源コードが接続されている限り、スイッチをオフにしても電源装置内に電圧がかかっています。電源スイッチを持たないシステムでは、電源コードが接続されているときに、電源内に電圧がかかっています。警告 No.4



警告 この装置には複数の電源装置を接続できます。装置への電源供給を完全に遮断するには、すべての接続を取り外す必要があります。警告 No.124



警告 本製品を最終的に廃棄する際には、当該国の関連する法律および規制に従う必要があります。警告 No.1040



警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。第 37 項



警告 この製品は、短絡(過電流)保護が施されている建物内に設置してください。また、国および地域の配線規格に従って配線を敷設してください。警告 No.1045



警告 銅線以外のケーブルは使用しないでください。警告 No.1025



警告 カードの損傷を防ぐためにも、設置や交換を行うときには静電気防止用のリスト ストラップを着用してください。素手や金属の工具でバックプレーンに直接触れないでください。感電するおそれがあります。警告 No.94


電気機器の安全な取り扱い

電気を使用する機器を扱うときには、次のガイドラインに従ってください。

作業を行う部屋の緊急電源切断スイッチの場所を確認します。場所を確認しておけば、電気事故が発生したときに、ただちにその部屋の電気を切ることができます。

次の作業を行う場合には、事前にヒューズ アラーム パネルからヒューズを外して、電源を完全に遮断してください。

スイッチの設置と取り外し

電源近辺での作業

危険な状況が発生しうる場合は、一人で作業しないでください。

電源が遮断できることを、必ず実際に確認してください。

作業場所を注意深く調べて、危険な状況、たとえば濡れた床、接地されていない電源延長コード、電源コードの擦り切れ、または保護接地忘れがないかどうか確認してください。

電気による事故が発生し、人的被害が発生した場合は、次のように行動してください。

慎重に行動し、自身に被害が及ぶ事態を回避します。

スイッチの電源を切ってください。

可能であれば、救急処置を求めに別の人を行かせてください。それが不可能であれば、被害者の容態を確認して助けを呼びます。

被害者に対して人口呼吸や心臓マッサージを施す必要があるかどうか判断し、適切な処置を行います。

Cisco MGX の AC 電源モデルと DC 電源モデルは、どちらも表示された電気定格の範囲内で、製品使用指示書に従って使用してください。

Cisco MGX の AC 電源モデルおよび DC 電源モデルの設置に際しては、次に示す地域、国、および国際的な電気関連規定に従ってください。

米国 :National Fire Protection Association(NFPA; 米国防火協会)70、United States National Electrical Code

カナダ:Canadian Electrical Code, Part 1、CSA C22.1

その他の各国::International Electromechanical Commission(IEC; 国際電気標準会議)364、Part 1~Part 7

Cisco MGX の AC 電源モデルに付属している接地端子付きの 3 極電源コードは、接地型電源コンセント専用です。接地は必ず行ってください。機器の接地は、地域または国の電気関連規定に準拠するように行ってください。

MGX スイッチ用 DC 電源のガイドライン

Cisco MGX 8850(PXM1E と PXM45)スイッチの DC PEM に接続できる DC 電源は、UL 1950、CSA C22.2 No. 950-95、EN 60950、および IEC 950 で規定されている safety extra low voltage(SELV; 安全特別低電圧)電源のみです。

DC PEM を装備した MGX 8850(PXM1E と PXM45)は、立ち入り制限区域だけに設置することになっています。米国における立ち入り制限区域の定義は、National Electrical Code ANSI/NFPA 70 の110-16 、110-17 、および110-18 に準じます。

MGX 8850(PXM45)および MGX 8850(PXM1E)用 DC 電流の要件

Cisco MGX 8850(PXM45/PXM1E)の DC 電源モデルに付属している DC 電源入力モジュール(PEM)の DC 入力には、電流容量 60 A 以上の配線が必要です。-48 VDC の給電部には、60 A の回路ブレーカーが必要です。

MGX 8950 DC 電流の要件

Cisco MGX 8950 の DC 電源モデルに付属している DC 電源入力モジュール(PEM)の DC 入力には、電流容量 100 A 以上の配線が必要です。-48 VDC の給電部には、100 A の回路ブレーカーが必要です。

MGX 8830 DC 電流の要件

Cisco MGX 8830 の DC 電源モデルに付属している DC 電源入力モジュール(PEM)の DC 入力には、電流容量 30 A 以上の配線が必要です。-48 VDC の給電部には、30 A の回路ブレーカーが必要です。


注意 電源配線には、すぐ手の届く場所に遮断器を設置してください。接地線のコンジットは確実にアースする必要があります。リング型端子を使って、接地線を接地用スタッドに接続することをお勧めします。

ESD 損傷の防止

シスコの機器を取り扱うときには、静電気放電(ESD)対策が不可欠です。電子カードやコンポーネントは、正しく取り扱わないと ESD による損傷を受け、完全に壊れてしまったり、不規則な障害を生じることがあります。機器を取り扱うときには、静電気防止用リスト ストラップを使用してください。Cisco MGX スイッチに付属している静電気防止用リスト ストラップ キットは、カードやコンポーネントを取り扱う際に使用します。このリスト ストラップは、作業者を接地して電子部品を静電気から保護します。


) 静電気放電による機器の損傷を防止するためにも、設置場所を含む建物には適切な接地設備が必要です。詳細は、「Cisco MGX 製品のボンディングと接地」を参照してください。


ESD による損傷を防止するためには、次のガイドラインに従ってください。

必ず静電気防止用リスト ストラップを使用し、皮膚に密着するように着用してください。リスト ストラップを着用してから、カードやモジュールを取り扱います。

リスト ストラップのクリップをラックまたはシャーシの ESD ジャックに接続してください。

コンポーネントを設置するときには、イジェクト レバーや非脱落型ネジを使用してバス コネクタをバックプレーンまたはミッドプレーンにしっかりと装着します。このような手段を講じておけば、コネクタが意図せずに外れ、システムの接地が損なわれてしまう事態が防止されると共に、バス コネクタも確実に装着できます。

コンポーネントを取り外すときには、イジェクト レバーを使用するか非脱落型ネジを外してバス コネクタをバックプレーンまたはミッドプレーンから外します。

カードとモジュールはその端を持ち、プリント基板やコネクタには触れないようにします。

取り外したコンポーネントはカードの上側を上にして静電気防止用マットの上に置くか、静電気防止容器に入れます。コンポーネントを工場に返品する場合は、すぐに静電気防止容器に入れます。

衣服がプリント基板に触れないようにしてください。リスト ストラップは、人体から発生する ESD 電圧からコンポーネントを保護しますが、衣類から発生する ESD 電圧が損傷を引き起こす可能性にも注意する必要があります。

静電気放電による機器の損傷を防止するためにも、設置場所を含む建物には適切な接地設備が必要です。


注意 静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。測定値は 1~10 MΩ の範囲内でなければなりません。

静電気防止用リスト ストラップ キットには、ストラップ、コイル状コード、およびストラップを止めるクリップが入っています。静電気防止用リスト ストラップ ケーブルのベースを、適当な高さにあるスイッチ左側の前面フランジの 1 つに取り付けます。静電気防止用リスト ストラップの装着手順は次のとおりです。


ステップ 1 ドライバで前面の取り付けネジを締め、丸型ラグをフランジと前面レールに固定します。コードの他端をスナップ コネクタでストラップに接続します。

ステップ 2 クリップの裏面の保護紙をはがして粘着面を出し、ユニット前面の丸型ラグの上方に貼り付けます。

ステップ 3 カードの取り外しを妨げない位置にストラップを保持するため、クリップを左右いずれかの端に取り付けます。取り付けたクリップでストラップを保持します。


 

カード取り付けのガイドライン

ここでは、次に関する推奨事項および予防措置を説明しています。

カードとモジュールの取り付けと交換

カードとモジュールのホット スワップ

カードの取り付け

カードの取り付けと交換に関する推奨事項

次に、推奨するカードの取り付けと交換の例を示します。


注意 カードやモジュールをバック プレーンにしっかりと接続していないと、システムが正しく動作しない可能性があります。

カードやモジュールをスロットに無理に挿入しないでください。カードやモジュールのピン穴の位置とバックプレーンのピンの位置がずれている状態で無理に挿入すると、ピンが破損します。

スロットに差し込むときには、傾きがないようにカードやモジュールの向きを確認してください。傾いたままカードやモジュールを取り付けると破損の原因になります。ガイド レールを使用してカードやモジュールを正しく取り付けます。

レバーを完全に押し下げて、カードやモジュールのコネクタをバック プレーンに正しく取り付けます。

カードとモジュールのホットスワップ

ホットスワップを使用すると、システムの電源を切らずに、カードの取り外しや交換ができます。Cisco MGX スイッチは、カードおよびモジュールのホット スワップをサポートしています。


) カードのホットスワップでサービスが中断されるのは、カードがスタンドアロン モードで動作しているか、冗長構成で残すべきカードを誤って取り外した場合だけです。


カード取り付けのガイドライン

フロント カードとバック カードを取り付ける前に、次の点を確認してください。

バックプレーンのピン、あるいはピン列の間にあるディバイダに曲りがないか確認します(図 3-1 参照)。ピンが屈曲している場合、そのバックプレーン スロットにはカードを装着しないでください。破損しているバックプレーン スロットにカードを装着すると、カードのコネクタも破損してしまいます。

図 3-1 バックプレーン検査のチェック ポイント

 

カードを検査して、コネクタの穴が異常であったり、挿入されているプロングの中心がずれていないか確認します(図 3-2参照)。コネクタの穴が破損したり、挿入プロングの中心がずれているカードは使用しないでください。コネクタの穴が破損しているカードを装着すると、バックプレーンも破損してしまいます。

図 3-2 カード上の破損コネクタ

 


注意 PXM45 コントローラ カードは、MGX 8850(PXM45)および MGX 8950 スイッチのスロット 7 および 8 に装着します。

PXM1E コントローラ カードは、MGX 8850(PXM1E)スイッチのスロット 7 および 8 に装着します。

PXM1E コントローラ カードは、MGX 8830 スイッチのスロット 1 および 2 に装着します。

これ以外のスロットにはコントローラ カードを装着しないでください。これ以外のスロットにはガイド ピンがありますが、コントローラ カード用のスロットにはありません。コントローラ カードを間違ったスロットに挿入すると、ガイド ピンによってコントローラ カードのエッジ コネクタが破損します。それほど力を加えなくても破損します。その後、エッジ コネクタが破損しているコントローラ カードを正しいコントローラ カードのスロットに挿入すると、破損したエッジ コネクタによってバックプレーンのピンが曲がり、さらに損傷が広がります。

Cisco MGX システムの出荷方法

一般に、MGX スイッチ システムは、出荷状態に組み上げられている場合、梱包箱から出せば直ちに動作する状態にあります。各システムは、シャーシ、空気取り入れモジュール、排気モジュール、ファン、電源装置、およびケーブルで構成されています。カードはシャーシに装着してあります。電源装置は、空気取り入れモジュール内に取り付けてあります。お客様は、特別に注文した各種ラックマウント用部品を取り付ける必要があります。その方法については、各スイッチごとにこの章で説明します。

STRAT-M キャビネットは、旧モデルのキャビネットです。これは、シャーシと一体で注文するか、またはキャビネットだけを注文します。

各コンポーネントはスペア部品として個々に購入することができます。

MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチの設置場所要件

ここでは、Cisco MGX 8850 スイッチの設置場所の要件を説明します。スイッチを設置する前に、ここで述べる条件がすべて満たされていることを確認してください。

表 3-1 にスイッチのスペース、重量、および電源要件をまとめて示します。表に示す仕様は、次の項でより詳しく説明します。

「環境要件」

「電源要件」

表 3-1 に、Cisco MGX 8850(PXM45)および Cisco MGX 8850 (PXM1E)システムの物理仕様を示します。


) 1 RU は 4.45 Cm(1.75 インチ)です。


 

表 3-1 Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45)システムのスペース、重量、および電源の仕様

仕様
説明

寸法


) ラックの取り付けレール間の距離は 45.09 Cm(17.75 インチ)以上


DC 電源システム

17 RU

高さ:75.56 Cm(29.75 インチ)

幅:48.26 Cm(19 インチ)

奥行き:54.61 Cm(21.5 インチ、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く)

AC 電源システム

20 RU

高さ:88.90 Cm(35 インチ)

幅:48.26 Cm(19 インチ)

奥行き:54.61 Cm(21.5 インチ)、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く

重量

DC 電源モデル

AC 電源モデル

最大 86.18 Kg(190 ポンド)

最大 113.40 Kg(250 ポンド)

各コンポーネントの出荷重量

フロント カード/バック カード: 2.72 Kg(6.0 ポンド)(1 カード セット)

カード ケージ:72.57 Kg(160 ポンド、カード装着時)

排気モジュール:3.63 Kg(8 ポンド)

ファン トレイ:4.31 Kg(9.5 ポンド)

空気取り入れモジュール:3.63 Kg(8 ポンド)

AC 電源トレイ:20.41 Kg(45 ポンド)、電源装置含む

APS コネクタ:0.45 Kg(1 ポンド)

キャビネット周囲のスペース要件

前面および背面に 76.20 Cm(30 インチ)以上、側面に 30.48 Cm(12 インチ)以上を推奨

入力電源電圧

AC 電源:220 VAC、200~240 VAC、47~63 Hz(通常動作時)、180~254 VAC(最大電圧範囲)


) AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。


DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-6 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4A、最小電圧 180 VAC で最大電流 16A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-6 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 50 A、最大電圧 -42 VDC で 57.1 A

環境要件

Cisco MGX 8850 スイッチが正しく動作するかどうかは動作環境によって左右されます。ここでは、Cisco MGX 8850 スイッチの設置場所の環境条件について説明します。環境条件は次のとおりです。

「地震対策」

「衝撃」

「振動」

「設置スペース」

「温度、高度、湿度」

「通気」

地震対策

シスコ製キャビネットには、上下の隅に、3/8 インチまたは 1/2 インチのボルトで固定するための穴があります。シスコ製キャビネットを固定する固定プレートをオプションで購入することもできます。固定プレートを床にボルトで固定し、その上にキャビネットをボルトで固定します。固定プレートの取り付け手順については、「Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置」を参照してください。

衝撃

重量が 45.36 Kg(100 ポンド)を超える機器の非動作時の最大衝撃特性は 20~25 G です。

動作時の耐衝撃特性は、Mechanical Design Verification Test(MDVT;機械設計検証テスト)基準では最小速度変化 0.66 m/s で高さ 13 Mm からの自由落下、Network Equipment-Building Systems(NEBS)認定基準では高さ 25 Mm からの自由落下(速度変化は指定なし)です。

振動

表 3-2 に、推奨される振動条件を示します。

 

表 3-2 推奨される振動条件

カテゴリ
NEBS の基準
MDVT の基準

地震

地震波形の振動を与えてもスイッチに損傷がないこと

最大 75 Mm の単一振幅

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 2 Hz

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 6 Hz

各軸(x = 側面と側面の方向、 y = 前面と背面の方向、z = 上と下の方向)に振動を印加した前後で正常動作のこと

耐震テスト中にサービスを中断することなく動作すること

なし

室内

3 軸掃引正弦波

5 Hz~100 Hz~5 Hz

0.1 G、0.1 オクターブ/分

0.41 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0005 G1/Hz(10 Hz、200 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

動作軸ごとに 2 時間

輸送時

鉄道、トラック、貨物船での輸送:5~100 Hz、0.1 オクターブ/分、0.5 G

鉄道、トラック、貨物船、ジェット機、プロペラ機、ターボプロペラ機での輸送:100~500 Hz、0.25 オクターブ/分、1.5 G

3~300 Hz、0.5G2

軸ごとに 30 分2

非動作時

なし

1.12 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0065 G1/Hz(10 Hz、100 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

各軸で 30 分

1.オフィス製品:通常の居室から 2 M 以上離すこと

2.シスコのパッケージ テスト仕様

設置スペース

次に挙げる Cisco MGX 8850 スイッチの各コンポーネントは 1 つのラックに収納できます(図 3-3 参照)。

排気モジュール

上部ファン トレイ

Cisco MGX 8850 スイッチ

下部ファン トレイ

空気取り入れモジュール

AC 電源トレイ(オプション)

図 3-3 Cisco MGX 8850 スイッチのコンポーネント

 

Cisco MGX 8850 スイッチとコンポーネントは、19 インチ ラックまたは 23 インチ ラック(拡張装置を搭載)に収納できます。ラック内における各コンポーネントの収容スペースについては、 表 3-3 を参照してください。

 

表 3-3 ラック スペース要件

コンポーネント
ラック
スペース
高さ
奥行き

排気モジュール

2 RU

8.89 Cm(3.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

上部ファン トレイ

1 RU

4.45 Cm(1.75 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

Cisco MGX 8850 スイッチ

10 RU

44.45 Cm(17.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

下部ファン トレイ

1 RU

4.45 Cm(1.75 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

空気取り入れモジュール

3 RU

13.34 Cm(5.25 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

AC 電源トレイ(オプション)

3 RU

13.34 Cm(5.25 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

ラックに収納できるようにコンポーネントの設置スペースを計画してください。AC 電源モデルの Cisco MGX 8850 スイッチには、88.9 Cm(35 インチ = 20 RU)の高さが必要になります。DC 電源モデルの Cisco MGX 8850 スイッチには、75.69 Cm(29.75 インチ = 17 RU)の高さが必要になります。


) central office(CO; セントラル オフィス)および private enterprise(PE; 民間企業)では、ラック スペースの合計が 42 RU を超えないようにする必要があります。ラック スペースの合計が 42 RU を超える場合は、設計をやり直すか、Cisco MGX 8850 スイッチのコンポーネントを複数のラックに収納します。


Cisco MGX 8850 スイッチの設置場所およびラックや配線室のレイアウトは、システムが正常に動作するために極めて重要な要素です。各機器の間のスペースが狭い場合は通気が不十分になり、パネルの操作も難しくなります。結果として、システムが正しく動作しなくなったり、停止したりします。このため、メンテナンスや修理がより困難になります。Cisco MGX 8850 スイッチには、キャビネットの周囲に一定の空間を確保する必要があります。キャビネットの前後の推奨空間は、76.20 Cm(30 インチ)です。キャビネットの両側の推奨空間は、30.48 Cm(12 インチ)です。


) 上下のモジュール間には、モジュールの取り外しに備えて 0.119~0.196 Cm(0.047~0.077 インチ、約 1/16 インチ)の隙間を確保する必要があります。


スイッチの配置では、ケーブル配線および電話またはキャリアの接続の邪魔にならないようにします。ケーブルの床下配線を行うためにも、十分な空間が確保されるフリーアクセス フロアが推奨されます。

設置場所のレイアウトや機器の位置を計画する際には、「安全基準」「MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチの設置場所要件」で説明した推奨事項を考慮してください。これらの推奨事項は、機器の損傷を回避し、動作環境に起因してシステムが停止する可能性を抑制するために役立ちます。既存の機器で、システムが停止したりエラーが発生する頻度が異常に高い場合は、これらの対策を講じることで障害の原因を特定し、障害の再発を防止できる場合があります。

温度、高度、湿度

システムの許容温度範囲には幅があります。 表 3-4 に、CO 環境および PE 環境における推奨する温度、高度、湿度を示します。

 

表 3-4 セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)における動作環境要件

環境仕様
説明

温度

0~40 ℃(32~104°F):通常動作時
20~30 ℃(68~86°F):推奨動作時3

高度

-60~4000 M(-197~13124 フィート)

湿度

最大 85%(結露なし)

3.システムは最高温度 50 ℃(122°F)で最大 72 時間まで動作します。

Cisco MGX 8850 スイッチの AC 電源モデルの発熱量は最大 9560 BTU/時(2.8 KW/時)、DC 電源モデルの発熱量は最大 8200 BTU/時(2.4 KW/時)です。


警告 システムの過熱を防止するため、周囲温度が推奨範囲の上限(40 ℃、104°F)を超える場所では使用しないでください。警告 No.1047



) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲温度が動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8850 スイッチから発生する熱を冷やすことができます。


通気

次に示す方法で Cisco MGX 8850 スイッチの通気を適切に行うことができます。

Cisco MGX 8850 スイッチに上部と下部の 2 つのファン トレイを取り付けます。

Cisco MGX 8850 スイッチに空気取り入れモジュールと排気モジュールを取り付けます。

スイッチの下に取り付ける空気取り入れモジュールが、中心的な空気取り入れ口になります。AC 電源トレイの空気取り入れ口は、電源トレイ パネルの前面にあります。すべての空気排出口は排気モジュールの背面にあります。空気取り入れ口と排出口がふさがれていないことを確認してください。図 3-4 に、Cisco MGX 8850 スイッチのエアー フローを示します。

図 3-4 Cisco MGX 8850 スイッチの空気取り入れ口から排気口へのエアー フロー

 


) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲温度が動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷のためのファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適度な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、リモートの端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8850 スイッチが発生する熱を冷やすことができます。


電源要件

システムは、オプションの AC 電源(AC 電源トレイ)または DC 電源(DC PEM)から電源供給を受けることができます。 表 3-5 に、AC 電源と DC 電源の電源仕様を示します。

 

表 3-5 MGX 8850(PXM1E)および MGX 8850(PXM45)スイッチの電源仕様

仕様
説明

入力電源電圧

AC 電源:220 VAC、200~240 VAC、47~63 Hz(通常動作時)、180~254 VAC(最大電圧範囲)


) AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。


DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-6 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4A、最小電圧 180 VAC で最大電流 16A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-6 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 50A、最大電圧 -42 VDC で 57.1A

AC 入力電源コネクタ

IEC 320-C19(北米 20 A、インターナショナル 16 A)。各国で使用する AC 電源プラグの種類については、表 3-7を参照してください。

DC 入力接続

6 AWG ワイヤ(10 平方ミリメートル)用の 3 ピン端子ブロックと 6 AWG ワイヤ用の # 10 ネジ止めラグおよび端子ラグ(Panduit LC AS6-10-L)。お客様が用意したワイヤは #10-32 ネジを使用する端子ラグで終端します。


警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



) 米国における立ち入り制限区域の定義は、National Electrical Code ANSI/NFPA 70 の 10-116、10-117、および 10-118 に準じます。


ここでは、次の電源に関する情報を説明します。

「AC 電源」

「DC 電源」

「消費電力の計算表」

AC 電源

AC 電源は AC 電源トレイを介して Cisco MGX 8850 スイッチに供給されます。MGX 8850 の AC 電源には専用の AC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の 2 極回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8850 スイッチで使用している中動作時間の回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8850 スイッチは、各 AC 入力に 20 A の 2 極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には、長動作時間の 20 A 2 極 AC 回路ブレーカーの使用を推奨します。


) AC 電源トレイの詳細については、「AC 電源トレイ」を参照してください。



ヒント 設置場所の電源を確認して、スパイクやノイズのない「クリーン」な電力が供給されることを確認してください。必要があれば、電源調整器を設置してください。



注意 Cisco MGX 8850 スイッチの AC 電源に uninterruptible power source(UPS; 無停電電源装置)を採用する場合は、最寄りの弊社代理店にご相談ください。保護装置の起動に必要な障害時電流を供給できるだけの容量のある低出力インピーダンスの UPS が推奨されます。UPS に障害時の電流を供給するだけの容量がない場合は、商用電源から保護装置を起動できるフォールト バイパス スイッチを UPS に設ける必要があります。鉄共振変圧器を使用している UPS や電源は使用しないでください。


注意 ミッション クリティカルな用途には、単一障害によって電力供給がストップする事態を避けるため、AC 電源コードと AC 電源入力トレイを二重化することを推奨します。

スイッチを接続する電源コンセントは、接地型にしてください。電源コンセントに接続する接地線は、サービス装置のところで保護接地に接続する必要があります。図 3-5 に、3 極壁プラグの配線図を示します。

AC 電源コードの詳細(部品番号と国)については、表 3-7を参照してください。

図 3-5 AC プラグの配線図

 

DC 電源

DC 電源は 1 つまたは 2 つの DC PEM を介して Cisco MGX 8850 に供給されます。各 DC PEM は、専用の 60 A の安定化電源に接続します。各分岐回路には、電源側に 60 A の回路ブレーカーを設置してください。PEM と電源との接続には、60 A の電力供給に適した電源コードを使用します。6 AWG(10 平方ミリ)の銅線ケーブルを推奨します。電源コードのサイズは、当該国または地域で規定されている電気規則に準拠するようにします。


) DC PEM の詳細については、「DC 電源入力モジュール(DC PEM)」を参照してください。


Cisco MGX 8850 の DC 電源には専用の DC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8850 スイッチの回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8850 スイッチの各 -48V 入力には短動作時間の 60A 単極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には中動作時間の専用 60 A 単極回路ブレーカーの使用を推奨します。

接地線は確実に接地してください。リング型端子を使って、接地線を接地用スタッドに接続する方法を推奨します。詳細は、「Cisco MGX 製品のボンディングと接地」を参照してください。


注意 -48 VDC の帰路、ロジック グラウンドおよび保安接地は装置のシャーシに接続されるため、シャーシのグラウンドは低インピーダンスで接地する必要があります。


) Cisco MGX 8850 スイッチ の DC 電源入力モジュールに接続できるのは、UL1950、IEC 950、EN 60950、および CSA C22.2 No.950~95 で規定されている SELV の -48 VDC 電源のみです。


消費電力の計算表

表 3-6 を使用して PXM45 または PXM1E を装着した Cisco MGX 8850 スイッチの標準消費電力を計算することができます。

 

表 3-6 Cisco MGX 8850 スイッチ コンポーネントの消費電力の計算

フロント カード
A
B
C
D
装着カード数
カード 1 枚のワット数
カードの合計消費電力(AxB)
合計 48V 電流(ADC)(C/48)

AUSM-8E1/B

28.22

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

AUSM-8T1/B

28.22

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

AXSM-1-2488

85.8

SMFLR-1-2488

19.4

SMFSR-1-2488

19.4

SMFXLR-1-2488

19.4

AXSM-1-2488/B

85.8

SMFLR-1-2488/B

19.4

SMFSR-1-2488/B

19.4

SMFXLR-1-2488/B

19.4

AXSM-2-622-E

80

SMFIR-1-622/C

12

SMFLR-1-622/C

12

AXSM-4-622

94.6

SMFIR-2-622

12

SMFLR-2-622

12

AXSM-4-622/B

94.6

SMFIR-2-622/B

12

SMFLR-2-622/B

12

AXSM-8-155-E

80

MMF-4-155/C

21.3

SMB-4-155

25

SMFIR-4-155/C

12

SMFLR-4-155/C

12

AXSM-16-155

94.6

MMF-8-155-MT

21.3

SMFIR-8-155-LC

12

SMFLR-8-155-LC

12

AXSM-16-155/B

94.6

MMF-8-155-MT/B

21.3

SMB-4-155

25

SMFIR-8-155-LC/B

12

SMFLR-8-155-LC/B

12

AXSM-16-155-XG

185

MCC-8-155

19.8

SFP-8-155

13.3

AXSM-16-T3E3

94.6

SMB-8-E3

10

SMB-8-T3

10

AXSM-16-T3E3/B

94.6

SMB-8-E3

10

SMB-8-T3

10

AXSM-16-T3E3-E

80

SMB-8-E3

10

SMB-8-T3

10

AXSM-32-T1E1-E

110

MCC-16-E1

5

RBBN-16-T1E1

5

CESM-8E1

29.1

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

CESM-8T1 および CESM-8T1/B

29.1

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

FRSM-2CT3

49

BNC-2T3

5

FRSM-2T3E3

30

FRSM-8E1

25.84

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

FRSM-8E1-C

25.84

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

FRSM-8T1

25.84

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

FRSM-8T1-C

25.84

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

FRSM-12-T3E3

100.3

SMB-6-T3E3

9

FRSM-HS2/B

46.4

12IN1-8S

2

SCSI2-2HSSI/B

15

MPSM-8-T1E1

36.3

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

MPSM-T3E3-155

50

BNC-3-T3E3-Y

4

SFP-2-155-1

9

SMB-2-155-EL

10

PXM1E-4-155

87

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B

4

MMF-4-155/C

21.3

SMFIR-4-155/C

12

SMFLR-4-155/C

12

PXM1E-8-155

97

PXM-UI-S3/B

4

MCC-8-155

23

SFP-8-155

7

PXM1E-8-T3E3

85.4

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B

4

SMB-8-T3

10

SMB-8-E3

10

PXM1E-16-T1E1

87

PXM-UI-S3/B

3

MCC-16-E1

5

RBBN-16-T1E1

5

PXM1E-T3E3-155

96

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B

4

T3E3-155

10

PXM45 または PXM45/B

PXM45/C

101

121

PXM-UI-S3

4

PXM-HD

9

RPM-PR-256

44

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-PR-512

45

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-XF-512

85

MGX-XF-UI

3

MGX-1OC12POS-IR

13

MGX-1GE

11

MGX-2OC12POS-IR

15

MGX-2GE

13

SRM-3T3/C

25.24

BNC-3T3-M

4

SRME

32

SMFIR-1-155

4.1

STM1-EL-1

6.3

SRME/B

27.5

SMFIR-1-155

4.1

STM1-EL-1

6.3

VISM-PR-8E1

60

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

VISM-PR-8T1

60

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

ファン トレイ(1 つあたり)

75.6

DC PEM

20

合計

設置に必要な工具と機器

表 3-7 に、Cisco MGX 8850(PXM1E または PXM45)スイッチのコンポーネントの取り付けと取り外しに必要な工具および機器を示します。


) ケーブル接続の要件については、付録B「ケーブル仕様」を参照してください。


 

表 3-7 MGX 8850(PXM1E および PXM45)に必要な工具と機器

チェック
工具と機器
ハードウェア コンポーネントとケーブル

Cisco MGX 8850(PXM1E、PXM45、PXM45/B、または PXM45/C)スイッチ(フロント カードとバック カードを装着済み)

シスコ製ラックには次のコンポーネントを取り付ける必要があります。

RETMA 標準 EIA-310-D 要件を満たすキャビネットまたはラック

上部ファン トレイと下部ファン トレイ

空気取り入れモジュール

排気モジュール

電源モジュールを搭載した AC 電源トレイ(AC 電源モデルの場合)

DC PEM(DC 電源モデルの場合)

必要により次のブランク前面プレート

シングルハイトのサービス モジュール:部品番号 SINGLE SM-CVR

SRM(部品番号:SRM-CVR)

ダブルハイトのサービス モジュール:部品番号 DOUBLE SM-CVR

PXM45/PXM1E:部品番号 PROCESSOR CVR

必要により次のバック カードのブランク前面プレート

シングルハイトのバック カード:部品番号 800-215911-00

23 インチ ラック用マウント キット オプション:部品番号 MGX-MNT23

ケーブル 管理アセンブリ:部品番号 MGX-CAB-MGMT

スイッチの接地線:6 AWG 以上のより銅線、定格温度 90 ℃以上

APS コネクタ(必要に応じて):部品番号 MGX-8850-APS-CON または MGX-APS-CON

ファン トレイの電源ケーブル

DC PEM の電源ケーブル(DC 電源モデルの場合)

AC 電源トレイの電源ケーブル(AC 電源モデルの場合)

AC 電源トレイの AC 電源コード、AC 電源の電源コード(必要な場合)

アルゼンチン:部品番号 CAB-ACR

オーストラリア:部品番号 PWRCD-ANZ

欧州:部品番号 PWRCD-EU

英国:部品番号 PWRCD-GBI

アイルランド:部品番号 PWRCD-GBI

イタリア:部品番号 PWRCD-IT

日本:部品番号 PWRCD-NA

ニュージーランド:部品番号 PWRCD-ANZ

北米:部品番号 PWRCD-NA(NEMA L6-20 ツイストロック プラグ)

DC 電源接続用ケーブル:6 AWG(10 平方ミリ)以上の 3 芯銅単線またはより銅線、絶縁耐熱 60 ℃(140°F)

固定プレート キット(必要な場合):部品番号 STRATM-STAB

静電気防止用機器:スイッチ、カード、またはモジュールを取り扱う場合に必須

取り付けネジ:Cisco MGX 8850 スイッチ、上部ファン トレイ、下部ファン トレイ、空気取り入れモジュール、排気モジュール、および AC 電源トレイ(必要な場合)のラックへの取り付けに使用

工具

小型および中型のマイナス ドライバ

小型および中型のプラス ドライバ

次のヘッドに対応したスリーインワン工具

マイナス ヘッドは、フロント カード イジェクタを外したり、非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

六角ヘッドは、シャーシの扉を外すために使用します。

プラス ヘッドは、バック カードの非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

電動ドライバ(必要な場合)

ワイヤ ストリッパ

ワイヤ ラッパー(必要な場合)

MGX 8950 スイッチの設置場所要件

ここでは、Cisco MGX 8950 スイッチの設置場所の要件を説明します。スイッチを設置する前に、ここで述べる条件がすべて満たされていることを確認してください。

表 3-8 にスイッチのスペース、重量、および電源要件をまとめて示します。表に示す仕様は、次の項でより詳しく説明します。

「環境要件」

「設置に必要な工具と機器」


1 RU は 4.45 Cm(1.75 インチ)です。


 

表 3-8 Cisco MGX 8950 システムのスペース、重量、および電源の仕様

仕様
説明

寸法


) ラックの取り付けレール間の距離は 45.09 Cm(17.75 インチ)以上


DC 電源システム

17 RU

高さ:75.56 Cm(29.75インチ)

幅:48.26 Cm(19 インチ)

奥行き:54.61 Cm(21.5 インチ、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く)

AC 電源システム

20 RU

高さ:88.90 Cm(35 インチ)

幅:48.26 Cm(19 インチ)

奥行き:54.61 Cm(21.5 インチ、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く)

重量

DC 電源モデル

AC 電源モデル

最大 90.72 Kg(200 ポンド)

最大 136.08 Kg(300 ポンド)

各コンポーネントの出荷重量

フロント カード/バック カード: 2.72 Kg(6.0 ポンド)(1 カード セット)

カード ケージ:72.57 Kg(160 ポンド、カード装着時)

排気モジュール:3.63 Kg(8 ポンド)

ファン トレイ:4.31 Kg(9.5 ポンド)

空気取り入れモジュール:3.63 Kg(8 ポンド)

AC 電源トレイ:20.41 Kg(45 ポンド、電源装置含む)

APS コネクタ:0.45 Kg(1 ポンド)

キャビネット周囲のスペース要件

前面および背面に 76.20 Cm(30 インチ)以上、側面に 30.48 Cm(12 インチ)以上を推奨

入力電源電圧

AC 電源:200~240 VAC、47~63 Hz(通常動作時)、180~254 VAC(最大電圧範囲)


) AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。


DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-4 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4 A、最小電圧 180 VAC で最大電流 21 A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-4 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 76 A(フィードあたり 37.5 A)、最小電圧 -42 VDC で 86 A(フィードあたり 43 A)

環境要件

Cisco MGX 8950 スイッチが正しく動作するかどうかは動作環境によって左右されます。ここでは、Cisco MGX 8950 スイッチの設置場所の環境条件について説明します。環境条件は次のとおりです。

「地震対策」

「衝撃」

「振動」

「設置スペース」

「温度、高度、湿度」

「通気」

地震対策

シスコ製キャビネットには、上下の隅に、3/8 インチまたは 1/2 インチのボルトで固定するための穴があります。シスコ製キャビネットを固定する固定プレートをオプションで購入することもできます。固定プレートを床にボルトで固定し、その上にキャビネットをボルトで固定します。固定プレートの取り付け手順については、「Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置」を参照してください。

衝撃

重量が 45.36 Kg(100 ポンド)を超える機器の非動作時の最大衝撃特性は 20~25 G です。

動作時の耐衝撃特性は、機械設計検証テスト(MDVT)基準では最小速度変化 0.66 m/s で高さ 13 Mm からの自由落下、Network Equipment-Building Systems(NEBS)認定基準では高さ 25 Mm からの自由落下(速度変化は指定なし)です。

振動

表 3-9 に、推奨される振動条件を示します。

 

表 3-9 推奨される振動条件

カテゴリ
NEBS の基準
MDVT の基準

地震

地震波形の振動を与えてもスイッチに損傷がないこと

最大 75 Mm の単一振幅

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 2 Hz

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 6 Hz

各軸方向の振動試験後、製品が動作すること

耐震テスト中にサービスを中断することなく動作すること

なし

室内

3 軸掃引正弦波

5 Hz~100 Hz~5 Hz

0.1 G、0.1 オクターブ/分

0.41 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0005 G4/Hz(10 Hz、200 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

動作軸ごとに 2 時間

輸送時

鉄道、トラック、貨物船での輸送:5~100 Hz、0.1 オクターブ/分、0.5 G

鉄道、トラック、貨物船、ジェット機、プロペラ機、ターボプロペラ機での輸送:100~500 Hz、0.25 オクターブ/分、1.5 G

3~300 Hz、0.5G5

軸ごとに 30 分2

非動作時

なし

1.12 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0065 G1/Hz(10 Hz、100 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

各軸で 30 分

4.オフィス製品:通常の居室から 2 M 以上離すこと

5.シスコのパッケージ テスト仕様

設置スペース

次に挙げる Cisco MGX 8950 スイッチの各コンポーネントは 1 つのラックに収納できます(図 3-6 参照)。

排気モジュール

上部ファン トレイ

Cisco MGX 8950 スイッチ

下部ファン トレイ

空気取り入れモジュール

AC 電源トレイ(オプション)

図 3-6 Cisco MGX 8950 スイッチのコンポーネント

 

Cisco MGX 8950 スイッチとコンポーネントは、19 インチ ラックまたは 23 インチ ラック(拡張装置を搭載)に収納できます。ラック内における各コンポーネントの収容スペースについては、 表 3-10 を参照してください。

 

表 3-10 ラック スペース要件

コンポーネント
ラック
スペース
高さ
奥行き

排気モジュール

2 RU

8.89 Cm(3.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

上部ファン トレイ

1 RU

4.45 Cm(1.75 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

Cisco MGX 8950 スイッチ

10 RU

44.45 Cm(17.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

下部ファン トレイ

1 RU

4.45 Cm(1.75 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

空気取り入れモジュール

3 RU

13.34 Cm(5.25 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

AC 電源トレイ(オプション)

3 RU

13.34 Cm(5.25 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

ラックに収納できるようにコンポーネントの設置スペースを計画してください。AC 電源モデルの Cisco MGX 8950 スイッチには、88.9 Cm(35 インチ = 20 RU)の高さが必要になります。DC 電源モデルの Cisco MGX 8950 スイッチには、75.69 Cm(29.75 インチ = 17 RU)の高さが必要になります。


) セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)では、ラック スペースの合計が 42 RU を超えないようにする必要があります。ラック スペースの合計が 42 RU を超える場合は、設計をやり直すか、Cisco MGX 8950 スイッチのコンポーネントを複数のラックに収納します。


Cisco MGX 8950 スイッチの設置場所およびラックや配線室のレイアウトは、システムが正常に動作するために極めて重要な要素です。各機器の間のスペースが狭い場合は通気が不十分になり、パネルの操作も難しくなります。結果として、システムが正しく動作しなくなったり、停止したりします。このため、メンテナンスや修理がより困難になります。Cisco MGX 8950 スイッチには、キャビネットの周囲に一定の空間を確保する必要があります。キャビネットの前後の推奨空間は、76.20 Cm(30 インチ)です。キャビネットの両側の推奨空間は、30.48 Cm(12 インチ)です。


) 上下のモジュール間には、モジュールの取り外しに備えて 0.119~0.196 Cm(0.047~0.077 インチ、約 1/16 インチ)の隙間を確保する必要があります。


スイッチの配置では、ケーブル配線および電話またはキャリヤの接続の邪魔にならないようにします。ケーブルの床下配線を行うためにも、十分な空間が確保されるフリーアクセス フロアが推奨されます。

設置場所のレイアウトや機器の位置を計画する際には、「安全基準」「MGX 8850(PXM1E/PXM45)スイッチの設置場所要件」で説明した推奨事項を考慮してください。これらの推奨事項は、機器の損傷を回避し、動作環境に起因してシステムが停止する可能性を抑制するために役立ちます。既存の機器で、システムが停止したりエラーが発生する頻度が異常に高い場合は、これらの対策を講じることで障害の原因を特定し、障害の再発を防止できる場合があります。

温度、高度、湿度

システムの許容温度範囲には幅があります。 表 3-11 に、CO 環境および PE 環境における推奨温度、高度、湿度を示します。

 

表 3-11 セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)における動作環境要件

環境仕様
説明

温度

0~40 ℃(32~104°F):通常動作時
20~30 ℃(68~86°F):推奨動作時6

高度

最大 3048 M(10,000 フィート)

湿度

50 ℃ で 10~80%(結露なし)

6.システムは最高温度 50 ℃(122°F)で最大 72 時間まで動作します。

Cisco MGX 8950 スイッチの AC 電源モデルの発熱量は最大 14,300 BTU(4200 W)、DC 電源モデルの発熱量は最大 12,300 BTU(3600 W)です。


警告 システムの過熱を防止するため、周囲温度が推奨範囲の上限(40 ℃、104°F)を超える場所では使用しないでください。警告 No.1047



) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲温度が動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8950 スイッチから発生する熱を冷やすことができます。


通気

次に示す方法で Cisco MGX 8950 スイッチの通気を適切に行うことができます。

Cisco MGX 8950 スイッチに上部と下部の 2 つのファン トレイを取り付けます。

Cisco MGX 8950 スイッチに空気取り入れモジュールと排気モジュールを取り付けます。

スイッチの下に取り付ける空気取り入れモジュールが、中心的な空気取り入れ口になります。AC 電源トレイの空気取り入れ口は、電源トレイ パネルの前面にあります。すべての空気排出口は排気モジュールの背面にあります。空気取り入れ口と排出口がふさがれていないことを確認してください。図 3-11 に、Cisco MGX 8950 スイッチのエアー フローを示します。

図 3-7 Cisco MGX 8950 スイッチの空気取り入れ口から排気口へのエアー フロー

 


) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲気温が、動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8950 スイッチから発生する熱を冷やすことができます。


電源要件

システムは、オプションの AC 電源(AC 電源トレイ)または DC 電源(DC PEM)から電源供給を受けることができます。 表 3-12 に、AC 電源と DC 電源の電源仕様を示します。

 

表 3-12 MGX 8950 システムの電源仕様

仕様
説明

入力電源電圧

AC 電源:200~240 VAC、47~63 Hz(通常動作時)、180~254VAC(最大電圧範囲)


) AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。


DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-13 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4 A、最小電圧 180 VAC で最大電流 21 A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-13 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 76 A(フィードあたり 37.5 A)、 最大電圧 -42 VDCで 86 A(フィードあたり 43 A)

AC 入力電源コネクタ

各国で使用される AC 電源プラグについては、表 3-14を参照してください。

DC 入力接続

6 AWG ワイヤ(10平方ミリメートル )用の 3 ピン端子ブロックと 6 WAG ワイヤ用の # 10 ネジ止めラグ。お客様が用意したワイヤは、#10-32 ネジを使用する端子ラグで終端します。


警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の保安手段によって、サービス担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No.37



) 米国における立ち入り制限区域の定義は、National Electrical Code ANSI/NFPA 70 の 10-116、10-117、および 10-118 に準じます。


ここでは、次の電源に関する情報を説明します。

「AC 電源」

「DC 電源」

「消費電力の計算表」

AC 電源

AC 電源は AC 電源トレイを介して Cisco MGX 8950 スイッチに供給されます。MGX 8950 の AC 電源には専用の AC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の 2 極回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8950 スイッチ中動作時間の回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8950 スイッチの各 AC 入力には 30A 2 極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には長動作時間の 30 A 2 極 AC 回路ブレーカーの使用を推奨します。


) AC 電源トレイの詳細については、「AC 電源トレイ」を参照してください。



ヒント 設置場所の電源を確認して、スパイクやノイズのない「クリーン」な電力が供給されることを確認してください。必要があれば、電源調整器を設置してください。



注意 Cisco MGX 8950 スイッチの AC 電源に無停電電源装置(UPS)を採用する場合は、最寄りの弊社代理店にご相談ください。保護装置の起動に必要な障害時電流を供給できるだけの容量のある低出力インピーダンスの UPS が推奨されます。UPS に障害時の電流を供給するだけの容量がない場合は、商用電源から保護装置を起動できるフォールト バイパス スイッチを UPS に設ける必要があります。鉄共振変圧器を使用している UPS や電源は使用しないでください。


注意 ミッション クリティカルな用途には、単一障害によって電力供給がストップする事態を避けるため、AC 電源コードと AC 電源入力トレイを二重化することを推奨します。

スイッチを接続する電源コンセントは、接地型にしてください。電源コンセントに接続する接地線は、サービス装置のところで保護接地に接続する必要があります。図 3-8 に、3 極壁プラグの配線図を示します。

AC 電源コードの詳細(部品番号と国)については、表 3-14を参照してください。

図 3-8 AC プラグの配線図

 

DC 電源

DC 電源は 1 つまたは 2 つの DC PEM を介して Cisco MGX 8950 に供給されます。DC PEM は、いずれも専用の 100 A の安定化電源に接続します。各分岐回路には、電源側に 100 A の回路ブレーカーを設置してください。PEM と電源の接続には、100 A の電力供給に適した電源コードを使用します。6 AWG(10 平方ミリ)の銅線ケーブルを推奨します。電源コードのサイズは、当該国または地域で規定されている電気規則に準拠するようにします。


) DC PEM の詳細については、「DC 電源入力モジュール(DC PEM)」を参照してください。


DC 電源には専用の DC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8950 スイッチの回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8950 スイッチの各 -48V 入力には短動作時間の 100 A 単極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には中動作時間の専用 100 A 単極回路ブレーカーの使用を推奨します。

接地線は確実に接地してください。リング型端子を使って、接地線を接地用スタッドに接続する方法を推奨します。詳細は、「Cisco MGX 製品のボンディングと接地」を参照してください。


注意 -48 VDC の帰路、ロジック グラウンドおよび保安接地は装置のシャーシに接続されるため、シャーシのグラウンドは低インピーダンスで接地する必要があります。


) Cisco MGX 8950 スイッチ の DC 電源入力モジュールに接続できるのは、UL1950、IEC 950、EN 60950、および CSA C22.2 No.950~95 で規定されている SELV の -48 VDC 電源のみです。


消費電力の計算表

表 3-13 を使用して、Cisco MGX 8950 スイッチの標準消費電力を計算できます。

 

表 3-13 Cisco MGX 8950 スイッチ コンポーネントの消費電力の計算

フロント カード
A
B
C
D
装着カード数
カード 1 枚のワット数
カードの合計消費電力
(AxB)
合計 48V 電流(ADC)
(C/48)

AXSM-1-2488/B

85.8

SMFLR-1-2488/B

19.4

SMFSR-1-2488/B

19.4

SMFXLR-1-2488/B

19.4

AXSM-1-9953-XG

186

SMFIR-1-9953

24

SMFLR-1-9953

24

SMFSR-1-9953

24

SMFXLR-1-9953

24

AXSM-4-622/B

94.6

SMFIR-2-622/B

12

SMFLR-2-622/B

12

AXSM-4-2488-XG

186

SMF-4-2488-SFP

24

AXSM-16-155/B

94.6

MMF-8-155-MT/B

21.3

SMB-4-155

25

SMFIR-8-155-LC/B

12

SMFLR-8-155-LC/B

12

AXSM-16-155-XG

185

MCC-8-155

19.8

SFP-8-155

13.3

AXSM-16-T3E3/B

94.6

SMB-8-E3

10

SMB-8-T3

10

PXM45/B

101

PXM-UI-S3

4

PXM-HD

9

PXM45/C

121

PXM-UI-S3/B

4

PXM-HD

9

RPM-PR-256

44

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-PR-512

45

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-XF-512

85

MGX-XF-UI

3

MGX-1OC12POS-IR

13

MGX-1GE

11

MGX-2OC12POS-IR

15

MGX-2GE

13

XM-60

55.3

ファン トレイ(1 つあたり)


) MGX 8950 では常に 2 つのファントレイが必要です。


75.6

DC PEM

20

合計

必要な工具と機器

表 3-14 に、Cisco MGX 8950 スイッチのコンポーネントの取り付けと取り外しに必要な工具と機器を示します。


) ケーブル接続の要件については、付録B「ケーブル仕様」を参照してください。


 

表 3-14 MGX 8950 に必要な工具と機器

チェック
工具と機器
ハードウェア コンポーネントとケーブル

Cisco MGX 8950 スイッチ(フロント カードとバック カードを装着済み)

シスコ製ラックには次のコンポーネントを取り付ける必要があります。

RETMA 標準 EIA-310-D 要件を満たすキャビネットまたはラック

上部ファン トレイと下部ファン トレイ

空気取り入れモジュール

排気モジュール

電源モジュールを搭載した AC 電源トレイ(AC 電源モデルの場合)

DC PEM(DC 電源モデルの場合)

必要により次のフロント カードのブランク前面プレート

シングルハイトのサービス モジュール:部品番号 SINGLE SM-CVR

ダブルハイトのサービス モジュール:部品番号 DOUBLE SM-CVR

PXM45/B または PXM45/C:部品番号 PROCESSOR CVR

必要により次のバック カードのブランク前面プレート

シングルハイトのカード: 800-215911-00、MGX-8950-AC-R および MGX -8950-DC-R に使用

23 インチ ラック用マウント キット オプション:部品番号 MGX-MNT23-8950

ケーブル管理アセンブリ:部品番号 MGX8950-CAB-MGMT

スイッチの接地線:6 AWG 以上のより銅線、定格温度 90 ℃以上

必要に応じ APS コネクタ:部品番号 MGX-APS-CON-8950

ファン トレイの電源ケーブル

DC PEM の電源ケーブル(DC 電源モデルの場合)

AC 電源トレイの電源ケーブル(AC 電源モデルの場合)

AC 電源トレイの AC 電源コード、AC 電源のオプション

欧州:部品番号 PWRCD-30A-EU

北米:部品番号 PWRCD-30A-NA

DC 電源接続用ケーブル:6 AWG(10 平方ミリ)以上の 3 芯銅単線またはより銅線、絶縁耐熱 60 ℃(140°F)

固定プレート キット(必要な場合):部品番号 STRATM-STAB

静電気防止用機器:スイッチ、カード、またはモジュールを取り扱うときに必須

取り付けネジ:Cisco MGX 8950 スイッチ、上部ファン トレイ、下部ファン トレイ、空気取り入れモジュール、排気モジュール、および AC 電源トレイ(必要な場合)のラックへの取り付けに使用

工具

小型および中型のマイナス ドライバ

小型および中型のプラス ドライバ

次のヘッドに対応したスリーインワン工具

マイナス ヘッドは、フロント カード イジェクタを外したり、非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

六角ヘッドは、シャーシの扉を外すために使用します。

プラス ヘッドは、バック カードの非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

電動ドライバ(必要な場合)

ワイヤ ストリッパ

ワイヤ ラッパー(必要な場合)

MGX 8830 スイッチの設置場所要件

ここでは、Cisco MGX 8830 スイッチの設置場所の条件を説明します。スイッチを設置する前に、次の条件がすべて満たされていることを確認してください。

表 3-15 にスイッチのスペース、重量、および電源要件をまとめて示します。表に示す仕様は、次の項でより詳しく説明します。

「環境要件」

「電源要件」


1 RU は 4.45 Cm(1.75 インチ)です。



注意 AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。

 

表 3-15 Cisco MGX 8830 システムのスペース、重量、および電源の仕様

仕様
説明

寸法


) ラックの取り付けレール間の距離は 45.09 Cm(17.75 インチ)以上


DC 電源システム

7 RU

高さ:31.12 Cm(12.25 インチ)

幅:45.01 Cm(17.72 インチ)

奥行き:59.69 Cm(23.5 インチ、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く)

AC 電源システム

8 RU

高さ:35.56 Cm(14.00 インチ)

幅:45.01 Cm(17.72 インチ)

奥行き:59.69 Cm(23.5 インチ)、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く

重量

DC 電源モデル

AC 電源モデル

フル装備した DC 電源モデルの MGX 8830 の重量は、54.43 Kg(120 ポンド)になります。

フル装備した AC 電源モデルの MGX 8830 の重量は、68.04 Kg(150 ポンド)になります。

各コンポーネントの出荷重量

フロント カード/バック カード: 2.72 Kg(6.0 ポンド)(1 カード セット)

カード ケージ:54.43 Kg(120 ポンド)、カード装着時

AC 電源トレイ:13.61 Kg(30 ポンド)、電源装置含む

APS コネクタ:0.45 Kg(1 ポンド)

キャビネット周囲のスペース要件

前面および背面に 76.20 Cm(30 インチ)以上、側面に 30.48 Cm(12 インチ)以上を推奨

入力電源電圧

AC 電源:220 VAC、200~240VAC、47~63 Hz(通常動作時)、90~254 VAC(最大電圧範囲)


注意 AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。

DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-20 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4 A。最小電圧 180 VAC で最大電流 16 A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-20 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 25 A、最大電圧 -42 VDC で 29 A

環境要件

Cisco MGX 8830 スイッチが正しく動作するかどうかは動作環境によって左右されます。ここでは、Cisco MGX 8830 スイッチの設置場所の環境条件について説明します。環境条件は次のとおりです。

「地震対策」

「衝撃」

「振動」

「設置スペース」

「温度、高度、湿度」

「通気」

地震対策

シスコ製キャビネットには、上下の隅に、3/8 インチまたは 1/2 インチのボルトで固定するための穴があります。シスコ製キャビネットを固定する固定プレートをオプションで購入することもできます。固定プレートを床にボルトで固定し、その上にキャビネットをボルトで固定します。固定プレートの取り付け手順については、「Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置」を参照してください。

衝撃

重量が 45.36 Kg(100 ポンド)を超える機器の非動作時の最大衝撃特性は 20~25 G です。

動作時の耐衝撃特性は、機械設計検証テスト(MDVT)基準では最小速度変化 0.66 m/s で高さ 13 Mm からの自由落下、Network Equipment-Building Systems(NEBS)認定基準では高さ 25 Mm からの自由落下(速度変化は指定なし)です。

振動

表 3-16 に、推奨される振動条件を示します。

 

表 3-16 推奨される振動条件

カテゴリ
NEBS の基準
MDVT の基準

地震

地震波形の振動を与えてもスイッチに損傷がないこと

最大 75 Mm の単一振幅

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 2 Hz

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 6 Hz

各軸方向の振動試験後、製品が動作すること

耐震テスト中にサービスを中断することなく動作すること

なし

室内

3 軸掃引正弦波

5 Hz~100 Hz~5 Hz

0.1 G、0.1 オクターブ/分

0.41 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0005 G7/Hz(10 Hz、200 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

動作軸ごとに 2 時間

輸送時

鉄道、トラック、貨物船での輸送:5~100 Hz、0.1 オクターブ/分、0.5 G

鉄道、トラック、貨物船、ジェット機、プロペラ機、ターボプロペラ機での輸送:100~500 Hz、0.25 オクターブ/分、1.5 G

3~300 Hz、0.5G8

軸ごとに 30 分2

非動作時

なし

1.12 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0065 G1/Hz(10 Hz、100 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

各軸で 30 分

7.オフィス製品:通常の居室から 2 M 以上離すこと

8.シスコのパッケージ テスト仕様

設置スペース

次に挙げる Cisco MGX 8830 スイッチの各コンポーネントは 1 つのラックに収納できます(図 3-9 参照)。

Cisco MGX 8830 スイッチ

AC 電源トレイ(オプション)

図 3-9 Cisco MGX 8830 スイッチのコンポーネント

 

Cisco MGX 8830 スイッチとコンポーネントは、19 インチ ラックまたは 23 インチ ラック(拡張装置を搭載)に収納できます。ラック内における各コンポーネントの収容スペースについては、 表 3-17 を参照してください。

 

表 3-17 MGX 8830 のラック スペース要件

コンポーネント
ラック
スペース
高さ
奥行き

Cisco MGX 8830 スイッチ

7 RU

31.12 Cm(12.25 インチ)

59.69 Cm(23.5 インチ)

AC 電源トレイ(オプション)

1 RU

4.45 Cm(1.75 インチ)

59.69 Cm(23.5 インチ)

ラックに収納できるようにコンポーネントの設置スペースを計画してください。AC 電源モデルの Cisco MGX 8830 スイッチには、35.56 Cm = 8 RU(14 インチ)の高さが必要です。DC 電源モデルの Cisco MGX 8830 スイッチには、31.12 Cm = 7 RU(12.25 インチ )の高さが必要です。


) セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)では、ラック スペースの合計が 42 RU を超えないようにする必要があります。ラック スペースの合計が 42 RU を超える場合は、設計をやり直すか、Cisco MGX 8830 スイッチのコンポーネントを複数のラックに収納します。


Cisco MGX 8830 スイッチの設置場所およびラックや配線室のレイアウトは、システムが正常に動作するために極めて重要な要素です。各機器の間のスペースが狭い場合は通気が不十分になり、パネルの操作も難しくなります。結果として、システムが正しく動作しなくなったり、停止したりします。このため、メンテナンスや修理がより困難になります。Cisco MGX 8830 スイッチには、キャビネットの周囲に一定の空間を確保する必要があります。キャビネットの前後の推奨空間は、76.20 Cm(30 インチ)です。キャビネットの両側の推奨空間は、30.48 Cm(12 インチ)です。


) 上下のモジュール間には、モジュールの取り外しに備えて 0.119~0.196 Cm(0.047~0.077 インチ、約 1/16 インチ)の隙間を確保する必要があります。


スイッチの配置では、ケーブル配線および電話またはキャリアの接続の邪魔にならないようにします。ケーブルの床下配線を行うためにも、十分な空間が確保されるフリーアクセス フロアが推奨されます。

設置場所のレイアウトや機器の位置を計画する際には、「安全基準」「MGX 8830 スイッチの設置場所要件」で説明した推奨事項を考慮してください。これらの推奨事項は、機器の損傷を回避し、動作環境に起因してシステムが停止する可能性を抑制するために役立ちます。既存の機器で、システムが停止したりエラーが発生する頻度が異常に高い場合は、これらの対策を講じることで障害の原因を特定し、障害の再発を防止できる場合があります。

温度、高度、湿度

システムの許容温度範囲には幅があります。 表 3-18 に、CO 環境および PE 環境における推奨温度、高度、湿度を示します。

 

表 3-18 セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)における動作環境要件

環境仕様
説明

温度

0~40 ℃(32~104°F):通常動作時
20~30 ℃(68~86°F):推奨動作時9

高度

-60~4000 M(-197~13124 フィート)

湿度

最大 85%(結露なし)

9.システムは最高温度 50 ℃(122°F)で最大 72 時間まで動作します。

Cisco MGX 8830 スイッチの AC 電源モデルの発熱量は最大 4800 BTU(1.4 KW)、DC 電源モデルの発熱量は最大 4100 BTU(1.2 KW)です。


警告 システムの過熱を防止するため、周囲温度が推奨範囲の上限(40 ℃、104°F)を超える場所では使用しないでください。警告 No.1047



) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲温度が動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8830 スイッチから発生する熱を冷やすことができます。


通気

ファン トレイはカード ケージ内にあって、周囲の冷却空気をフロント カードの前面プレート間の開口部からシステム内に取り入れ、スイッチ内のボード上を通してスイッチの左側面の排気口から外に排気します。

各ファン トレイには、システム冷却用に 9 個のファンがあります。Cisco MGX 8830 スイッチの動作にはファン トレイが必須です。


) 冷却用の通気を確保するために、AC 電源の前面パネルと背面パネルの周囲には 5.08 Cm(2 インチ)以上の空間が必要です。

電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲温度が動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8830 スイッチから発生する熱を冷やすことができます。


電源要件

システムは、オプションの AC 電源(AC 電源トレイ)または DC 電源(DC PEM)から電源供給を受けることができます。 表 3-19 に、AC 電源と DC 電源の電源仕様を示します。

 

表 3-19 MGX 8830 システムの電源仕様

仕様
説明

入力電源電圧

AC 電源:220 VAC、200~240VAC、47~63 Hz(通常動作時)、90~254VAC(最大電圧範囲)


注意 AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。

DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-20 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 7 A。110 VAC で最大電流 13 A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-20 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 25 A、最大電圧 -42 VDC で 29 A

AC 入力電源コネクタ

IEC 320 C14 入力コネクタ。各国で使用される AC 電源プラグの種類については、「設置に必要な工具と機器」を参照してください。

DC 入力接続

10 AWGワイヤ(4平方ミリメートル)用の 3 ピン端子ブロック


警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



) 米国における立ち入り制限区域の定義は、National Electrical Code ANSI/NFPA 70 の 10-116、10-117、および 10-118 に準じます。


ここでは、次の電源に関する情報を説明します。

「AC 電源」

「DC 電源」

「消費電力の計算表」

AC 電源

AC 電源には専用の AC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の 2 極回路ブレーカーで個別に保護します。


ヒント 設置場所の電源を確認して、スパイクやノイズのない「クリーン」な電力が供給されることを確認してください。必要があれば、電源調整器を設置してください。



注意 Cisco MGX 8830 スイッチの AC 電源に無停電電源装置(UPS)を採用する場合は、最寄りの弊社代理店にご相談ください。保護装置の起動に必要な障害時電流を供給できるだけの容量のある低出力インピーダンスの UPS を推奨します。UPS に障害時の電流を供給するだけの容量がない場合は、商用電源から保護装置を起動できるフォールト バイパス スイッチを UPS に設ける必要があります。鉄共振変圧器を使用している UPS や電源は使用しないでください。


注意 ミッション クリティカルな用途には、単一障害によって電力供給がストップする事態を避けるため、AC 電源コードと AC 電源入力トレイを二重化することを推奨します。

スイッチを接続する電源コンセントは、接地型にしてください。電源コンセントに接続する接地線は、サービス装置のところで保護接地に接続する必要があります。図 3-10 に、3 極壁プラグの配線図を示します。この図は、100~120 VAC で同じです。

AC 電源コードの詳細(部品番号と国)については、表 3-21を参照してください。

図 3-10 AC プラグの配線図

 

DC 電源

DC 電源は 1 つまたは 2 つの DC PEM を介して Cisco MGX 8830 スイッチに供給されます。各 DC PEM は、専用の 30 A の安定化電源に接続します。各分岐回路には、電源側に 30 A の回路ブレーカーを設置してください。PEM と電源の接続には、30 A の電力供給に適した電源コードを使用します。10 AWG(4 平方ミリ)の銅線ケーブルを推奨します。電源コードのサイズは、当該国または地域で規定されている電気規則に準拠するようにします。


) DC PEM の詳細については、「DC 電源入力モジュール(DC PEM)」を参照してください。


DC 電源には専用の DC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8830 スイッチの回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8830 スイッチの各 -48V 入力には短動作時間の 30 A 単極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には中動作時間の専用 30 A 単極回路ブレーカーの使用を推奨します。

接地線は確実に接地してください。リング型端子を使って、接地線を接地用スタッドに接続する方法を推奨します。詳細は、「Cisco MGX 製品のボンディングと接地」を参照してください。


注意 -48 VDC の帰路、ロジック グラウンドおよび保安接地は装置のシャーシに接続されるため、シャーシのグラウンドは低インピーダンスで接地する必要があります。


) Cisco MGX 8830 スイッチ の DC 電源入力モジュールに接続できるのは、UL1950、IEC 950、EN 60950、および CSA C22.2 No.950~95 で規定されている SELV の -48 VDC 電源のみです。


消費電力の計算表

表 3-20 を使用して、Cisco MGX 8830 スイッチの標準消費電力を計算できます。

 

表 3-20 Cisco MGX 8830 スイッチ コンポーネントの消費電力の計算

フロント カード
A
B
C
D
装着カード数
カード 1 枚のワット数
カードの合計消費電力(AxB)
合計 48V 電流(ADC)(C/48)

AUSM-8E1/B

28.22

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

AUSM-8T1/B

28.22

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

CESM-8E1

29.1

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

CESM-8T1/B

29.1

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

FRSM-2CT3

49

BNC-2T3

5

FRSM-2T3E3

30

BNC-2E3 および BNC-2E3A

5

BNC-2T3

5

FRSM-8E1

25.84

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

FRSM-8E1-C

25.84

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

FRSM-8T1

25.84

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

FRSM-8T1-C

25.84

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

FRSM-HS2/B

46.4

12IN1-8S

2

SCSI2-2HSSI/B

15

MPSM-8-T1E1

36.3

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

MPSM-T3E3-155

50

BNC-3-T3E3-Y

4

SFP-2-155-1

9

SMB-2-155-EL

10

PXM1E-4-155

87

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B

4

MMF-4-155/C

21.3

SMFIR-4-155/C

12

SMFLR-4-155/C

12

PXM1E-8-155

96

PXM-UI-S3/B

4

MCC-8-155

23

SFP-8-155

7

PXM1E-8-T3E3

85.4

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B

4

SMB-8-T3

10

SMB-8-E3

10

PXM1E-16-T1E1

87

PXM-UI-S3/B

3

MCC-16-E1

5

RBBN-16-T1E1

5

PXM1E-T3E3-155

96

PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B

4

T3E3-155

10

RPM-PR-256

44

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-PR-512

45

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

SRM-3T3/C

25.24

BNC-3T3-M

4

SRME

32

SMFIR-1-155

4.1

STM1-EL-1

6.3

SRME/B

27.5

SMFIR-1-155

4.1

STM1-EL-1

6.3

VISM-PR-8E1

60

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

VISM-PR-8T1

60

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

ファン トレイ(1 つあたり)

67

DC PEM

20

合計

設置に必要な工具と機器

表 3-21 に、Cisco MGX 8830 スイッチのコンポーネントの取り付けと取り外しに必要な工具と機器を示します。


) ケーブル接続の要件については、付録B「ケーブル仕様」を参照してください。


 

表 3-21 MGX 8830 に必要な工具と機器

チェック
工具と機器
ハードウェア コンポーネントとケーブル

Cisco MGX 8830 スイッチ(フロント カード、バック カード、およびファン トレイが装着済み)

シスコ製ラックには次のコンポーネントを取り付ける必要があります。

RETMA 標準 EIA-310-D 要件を満たすキャビネットまたはラック

電源装置を搭載した AC 電源トレイ(AC 電源モデルの場合):部品番号 MGX-8830-PS-AC。冗長 AC 電源装置:部品番号 MGX-8830-PS-AC-R

DC PEM(DC 電源モデルの場合):部品番号 MGX-8830-PEM。冗長 PEM:部品番号 MGX-8830-PEM-R

ブランクの前面プレート(必要に応じて)

シングルハイトのサービス モジュール:部品番号 SINGLE SM-CVR

SRM(部品番号:SRM-CVR)

ダブルハイトのサービス モジュール:部品番号 DOUBLE SM-CVR

PXM1E:部品番号 PROCESSOR CVR

必要により次のバック カードのブランク前面プレート

シングルハイトのバック カード:部品番号 800-215911-00

バック カード:AXIS-FP-SB

23 インチ ラック用マウント キット オプション:部品番号 MGX-8830-MNT23 または、

19 インチ ラック用マウント キット オプション:部品番号 MGX-8830-MNT19

ケーブル 管理アセンブリ:部品番号 MGX-CAB-MGMT

スイッチの接地線:6 AWG 以上のより銅線、定格温度 90 ℃以上

APS コネクタ(必要な場合):部品番号 MGX-8830-APS-CON

ファン トレイの電源ケーブル

AC 電源トレイの電源ケーブル(AC 電源モデルの場合)

AC 電源トレイの AC 電源コード、AC 電源のオプション

アルゼンチン:部品番号 CAB-ACR

オーストラリア:部品番号 CAB-ACA

欧州:部品番号 CAB-ACE

英国:部品番号 CAB-ACU

アイルランド:部品番号 CAB-ACU

イタリア:部品番号 CAB-ACI

ニュージーランド:部品番号 CAB-ACA

北米:部品番号 CAB-AC-125V/13A(125 VAC、13 A)または CAB-AC-250V/13A(250 VAC、13 A)

スイス:部品番号 CAB-ACS

DC 電源接続用ケーブル:10 AWG(4 平方ミリ)以上の 3 芯銅単線またはより銅線。絶縁耐熱 60 ℃(140°F)

固定プレート キット(必要な場合):部品番号 STRATM-STAB

静電気防止用機器:スイッチ、カード、またはモジュールを取り扱う場合に必須

取り付けネジ:Cisco MGX 8830 スイッチおよび AC 電源トレイ(オプション)のラック取り付け用

工具

小型および中型のマイナス ドライバ

小型および中型のプラス ドライバ

次のヘッドに対応したスリーインワン工具

マイナス ヘッドは、フロント カード イジェクタを外したり、非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

六角ヘッドは、シャーシの扉を外すために使用します。

プラス ヘッドは、バック カードの非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

電動ドライバ(必要な場合)

ワイヤ ストリッパ

ワイヤ ラッパー(必要な場合)

MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所要件

ここでは、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所の条件を説明します。スイッチを設置する前に、次の条件がすべて満たされていることを確認してください。

表 3-22 にゲートウェイのスペース、重量、および電源要件をまとめて示します。表に示す仕様は、次の項でより詳しく説明します。

「環境要件」

「電源要件」


) 1 RU は 4.45 Cm(1.75 インチ)です。


 

表 3-22 Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイのスペース、重量、および電源の仕様

仕様
説明

寸法


) ラックの取り付けレール間の距離は 45.09 Cm(17.75 インチ)以上


DC 電源システム

14 RU

高さ:62.23 Cm(24.5 インチ)

幅:48.26 Cm(19 インチ)

奥行き:54.61 Cm(21.5 インチ、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く)

AC 電源システム

17 RU

高さ:75.57 Cm(29.75インチ)

幅:48.26 Cm(19 インチ)

奥行き:54.61 Cm(21.5 インチ)、ケーブル管理アセンブリと前面扉を除く

重量

DC 電源モデル

AC 電源モデル

最大 86.18 Kg(190 ポンド)

最大 113.40 Kg(250 ポンド)

各コンポーネントの出荷重量

VXSM-4-155 および VXSM-48T1E1 フロント カード:各 3.4 Kg(7.5 ポンド)

VXSM-BC-4-155、VXSM-BC-24T1E1、および VXSM-R-BC バック カード:各 0.45 Kg(1 ポンド)

カード ケージ:72.57 Kg(160 ポンド、カード装着時)

排気モジュール:3.63 Kg(8 ポンド)

ファン トレイ:4.31 Kg(9.5 ポンド)

空気取り入れモジュール:3.63 Kg(8 ポンド)

AC 電源トレイ:20.41 Kg(45 ポンド)、電源装置含む

APS コネクタ:0.45 Kg(1 ポンド)

キャビネット周囲のスペース要件

前面および背面に 76.20 Cm(30 インチ)以上、側面に 30.48 Cm(12 インチ)以上を推奨

入力電源電圧

AC 電源:220 VAC、200~240 VAC、47~63 Hz(通常動作時)、180~254 VAC(最大電圧範囲)


) AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。


DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-28 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4 A。最小電圧 180 VAC で最大電流 16 A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-28 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 50 A、最大電圧 -42 VDC で 57.1 A

環境要件

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイが正しく動作するかどうかは動作環境によって左右されます。ここでは、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所の環境条件について説明します。環境条件は次のとおりです。

「地震対策」

「衝撃」

「振動」

「設置スペース」

「温度、高度、湿度」

「通気」

地震対策

シスコ製キャビネットには、上下の隅に、3/8 インチまたは 1/2 インチのボルトで固定するための穴があります。シスコ製キャビネットを固定する固定プレートをオプションで購入することもできます。固定プレートを床にボルトで固定し、その上にキャビネットをボルトで固定します。固定プレートの取り付け手順については、「Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイの設置」を参照してください。

衝撃

重量が 45.36 Kg(100 ポンド)を超える機器の非動作時の最大衝撃特性は 20~25 G です。

動作時の耐衝撃特性は、機械設計検証テスト(MDVT)基準では最小速度変化 0.66 m/s で高さ 13 Mm からの自由落下、Network Equipment-Building Systems(NEBS)認定基準では高さ 25 Mm からの自由落下(速度変化は指定なし)です。

振動

表 3-23 に、推奨される振動条件を示します。

 

表 3-23 推奨される振動条件

カテゴリ
NEBS の基準
MDVT の基準

地震

地震波形の振動を与えてもスイッチに損傷がないこと

最大 75 Mm の単一振幅

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 2 Hz

フレームレベルの機械的自然共振周波数 > 6 Hz

各軸(x = 側面と側面の方向、 y = 前面と背面の方向、z = 上と下の方向)に振動を印加した前後で正常動作のこと

耐震テスト中にサービスを中断することなく動作すること

なし

室内

3 軸掃引正弦波

5 Hz~100 Hz~5 Hz

0.1 G、0.1 オクターブ/分

0.41 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0005 G10/Hz(10 Hz、200 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

動作軸ごとに 2 時間

輸送時

鉄道、トラック、貨物船での輸送:5~100 Hz、0.1 オクターブ/分、0.5 G

鉄道、トラック、貨物船、ジェット機、プロペラ機、ターボプロペラ機での輸送:100~500 Hz、0.25 オクターブ/分、1.5 G

3~300 Hz、0.5G11

軸ごとに 30 分2

非動作時

なし

1.12 Grms、3~500 Hz

スペクトルのブレーク ポイント:0.0065 G1/Hz(10 Hz、100 Hz)

両端で 5 dB/オクターブのロールオフ

各軸で 30 分

10.オフィス製品:通常の居室から 2 M 以上離すこと

11.シスコのパッケージ テスト仕様

設置スペース

次に挙げる Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの各コンポーネントは 1 つのラックに収納できます(図 3-11 参照)。

排気モジュール

上部ファン トレイ

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ

下部ファン トレイ

空気取り入れモジュール

AC 電源トレイ(オプション)

図 3-11 に示されている標準の高さ(20 RU)の場合

図 3-11 Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイのコンポーネント

 

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイとコンポーネントは、19 インチ ラックまたは 23 インチ ラック(拡張装置を搭載)に収納できます。

ラックに収納できるようにコンポーネントの設置スペースを計画してください。

DC メディア ゲートウェイは 14 RU(62.23 Cm=24.5 インチ)で、3 つのゲートウェイを 7 フィートのラックに収めることができます( 表 3-24 参照)。

オプションの AC 電源トレイを装備したメディア ゲートウェイは 17 RU(75.56 Cm=29.75 インチ)です( 表 3-25 参照)。

 

表 3-24 14 RU の MGX 8880 を設置するためのラック スペース要件(1 つのラックに 3 つのコンポーネントを収納する場合)

コンポーネント
ラック
スペース
高さ
奥行き

ファン トレイ付き排気モジュール

2 RU

8.89 Cm(3.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ

10 RU

44.45 Cm(17.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

DC 電源モジュール付き空気取り入れモジュール

2 RU

8.89 Cm(3.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

 

表 3-25 17 RU の MGX 8880 を設置するためのラック スペース要件(オプションの AC 電源トレイが装備されている場合)

コンポーネント
ラック
スペース
高さ
奥行き

ファン トレイ付き排気モジュール

2 RU

8.89 Cm(3.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ

10 RU

44.45 Cm(17.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

DC 電源モジュール付き空気取り入れモジュール

2 RU

8.89 Cm(3.5 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)

AC 電源トレイ(オプション)

3 RU

13.34 Cm(5.25 インチ)

54.61 Cm(21.5 インチ)


) セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)では、ラック スペースの合計が 42 RU を超えないようにする必要があります。ラック スペースの合計が 42 RU を超える場合は、設計をやり直すか、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ コンポーネントを複数のラックに収納します。


Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所およびラックや配線室のレイアウトは、システムが正しく動作するために極めて重要な要素です。各機器の間のスペースが狭い場合は通気が不十分になり、パネルの操作も難しくなります。結果として、システムが正しく動作しなくなったり、停止したりします。このため、メンテナンスや修理がより困難になります。Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイには、キャビネットの周囲に一定の空間を確保する必要があります。キャビネットの前後の推奨空間は 76.20 Cm(30 インチ)です。キャビネットの両側の推奨空間は、30.48 Cm(12 インチ)です。


) 上下のモジュール間には、モジュールの取り外しに備えて 0.119~0.196 Cm(0.047~0.077 インチ、約 1/16 インチ)の隙間を確保する必要があります。


スイッチの配置では、ケーブル配線および電話またはキャリアの接続の邪魔にならないようにします。ケーブルの床下配線を行うためにも、十分な空間が確保されるフリーアクセス フロアが推奨されます。

設置場所のレイアウトや機器の位置を計画する際には、「安全基準」「MGX 8880 メディア ゲートウェイの設置場所要件」で説明した推奨事項を考慮してください。これらの推奨事項は、機器の損傷を回避し、動作環境に起因してシステムが停止する可能性を抑制するために役立ちます。既存の機器で、システムが停止したりエラーが発生する頻度が異常に高い場合は、これらの対策を講じることで障害の原因を特定し、障害の再発を防止できる場合があります。

温度、高度、湿度

システムの許容温度範囲には幅があります。 表 3-26 に、CO 環境および PE 環境における推奨温度、高度、湿度を示します。

 

表 3-26 セントラル オフィス(CO)および民間企業(PE)における動作環境要件

環境仕様
説明

温度

0~40 ℃(32~104°F):通常動作時
20~30 ℃(68~86°F):推奨動作時12

高度

-60~4000 M(-197~13124 フィート)

湿度

最大 85%(結露なし)

12.システムは最高温度 50 ℃(122°F)で最大 72 時間まで動作します。

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの AC 電源モデルの発熱量は最大 9560 BTU/時(2.8 KW/時)、DC 電源モデルの発熱量は最大 8200 BTU/時(2.4 KW/時)です。


警告 システムの過熱を防止するため、周囲温度が推奨範囲の上限(40 ℃、104°F)を超える場所では使用しないでください。警告 No.1047



) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲気温が、動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイから発生する熱を冷やすことができます。


通気

スイッチの下に取り付ける空気取り入れモジュールが、中心的な空気取り入れ口になります。AC 電源トレイの空気取り入れ口は、電源トレイ パネルの前面にあります。すべての空気排出口は排気モジュールの背面にあります。空気取り入れ口と排出口がふさがれていないことを確認してください。図 3-12 に、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイのエアー フローを示します。

図 3-12 Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの空気取り入れ口から排気口へのエアー フロー

 


) 電気機器は熱を発生します。空気を適切に循環させないと、周囲気温が、動作温度よりも高くなる可能性があります。システムを設置する部屋は、適切に空気を循環させてください。

閉鎖型ラックの場合には、適切な換気が必要です。各機器が発熱するため、ラックに過度に詰め込まれていないか確認してください。閉鎖型ラックには、換気側に空冷用のファンがあります。

また、キャビネットを空冷するために、適切な容量の熱交換機または空調設備を使用する必要があります。これらの空調設備により、既存のリモート端末システムのコンポーネントや設置した Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイから発生する熱を冷やすことができます。


電源要件

システムは、オプションの AC 電源(AC 電源トレイ)または DC 電源(DC PEM)から電源供給を受けることができます。 表 3-27 に、AC 電源と DC 電源の電源仕様を示します。

 

表 3-27 MGX 8880 メディア ゲートウェイの電源要件

仕様
説明

入力電源電圧

AC 電源:220 VAC、200~240 VAC、47~63 Hz(通常動作時)、180~254 VAC(最大電圧範囲)


) AC 電源のコンセントは、システム本体から 1.8 メートル以内にあり、容易にアクセスできることが条件です。


DC 電源:-42~-56 VDC

AC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-20 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 200 VAC で 14.4 A。最小電圧 180 VAC で最大電流 16 A

DC 電源モデルの消費電流

構成によって変わります。正確な値を求めるには、 表 3-20 を使用します。一般的な計画目的:公称電圧 -48 VDC で 50 A、最大電圧 -42 VDC で 57.1 A

AC 入力電源コネクタ

IEC 320-C19(北米 20 A、インターナショナル 16 A)。各国で使用する AC 電源プラグの種類については、表 3-29を参照してください。

DC 入力接続

6 AWG ワイヤ(10 平方ミリメートル)用の 3 ピン端子ブロックと 6 AWG ワイヤ用の # 10 ネジ止めラグおよび端子ラグ(Panduit LC AS6-10-L)。お客様が用意したワイヤは #10-32 ネジを使用する端子ラグで終端します。


警告 本装置は、立ち入り制限区域に設置することになっています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、施錠、またはその他の安全手段によって、保守担当者以外の侵入が禁止されている区域のことです。立ち入り制限区域は、その場所の責任者が管理します。警告 No. 37



) 米国における立ち入り制限区域の定義は、National Electrical Code ANSI/NFPA 70 の 10-116、10-117、および 10-118 に準じます。


ここでは、次の電源に関する情報を説明します。

「AC 電源」

「DC 電源」

「消費電力の計算表」

AC 電源

AC 電源は、AC 電源トレイを介して Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイに供給されます。AC 電源には専用の AC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の2 極回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイで使用している中動作時間の回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの各 AC 入力には 20A 2 極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には、長動作時間の 20A 2 極 AC 回路ブレーカーの使用を推奨します。


) AC 電源トレイの詳細については、「AC 電源トレイ」を参照してください。



ヒント 設置場所の電源を確認して、スパイクやノイズのない「クリーン」な電力が供給されることを確認してください。必要があれば、電源調整器を設置してください。



注意 Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの AC 電源に無停電電源装置(UPS)を採用する場合は、最寄りの弊社代理店にご相談ください。保護装置の起動に必要な傷害時電流を供給できるだけの容量のある低出力インピーダンスの UPS を推奨します。UPS に障害時の電流を供給するだけの容量がない場合には、商用電源から保護装置を起動できるフォールト バイパス スイッチを UPS に設ける必要があります。鉄共振変圧器を使用している UPS や電源は使用しないでください。


注意 ミッション クリティカルな用途には、単一障害によって電力供給がストップする事態を避けるため、AC 電源コードと AC 電源入力トレイを二重化することを推奨します。

スイッチを接続する電源コンセントは、接地型にしてください。電源コンセントに接続する接地線は、サービス装置のところで保護接地に接続する必要があります。図 3-13 に、3 極壁プラグの配線図を示します。

AC 電源コードの詳細(部品番号と国)については、表 3-7を参照してください。

図 3-13 AC プラグの配線図

 

DC 電源

DC 電源は、1 つまたは 2 つの DC PEM を介して Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイに供給されます。各 DC PEM は専用の 60 A 安定化電源に接続する必要があります。各分岐回路には、電源側に 60 A の回路ブレーカーを設置してください。PEM と電源の接続には、60 A の電源供給に適した電源コードを使用します。6 AWG(10 平方ミリ)の銅線ケーブルを推奨します。電源コードのサイズは、当該国または地域で規定されている電気規則に準拠するようにします。


) DC PEM の詳細については、「DC 電源入力モジュール(DC PEM)」を参照してください。


DC 電源には専用の DC 分岐回路を使用し、各分岐回路は専用の回路ブレーカーで個別に保護します。分岐回路側のブレーカーの定格動作時間は、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの回路ブレーカーの値を上回る必要があります。Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの各 -48V 入力には短動作時間の 60 A 単極回路ブレーカーを使用しています。分岐回路側には中動作時間の専用 60 A 単極回路ブレーカーの使用を推奨します。

接地線は確実に接地してください。リング型端子を使って、接地線を接地用スタッドに接続する方法を推奨します。詳細については、「Cisco MGX 製品のボンディングと接地」を参照してください。


注意 -48 VDC の帰路、ロジック グラウンドおよび保安接地は装置のシャーシに接続されるため、シャーシのグラウンドは低インピーダンスで接地する必要があります。


) Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの DC 電源入力モジュールに接続できるのは、UL1950、IEC 950、EN 60950、および CSA C22.2 No.950~95 で規定されている SELV の -48 VDC 電源のみです。


消費電力の計算表

表 3-28 を使用して、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイの標準消費電力を計算できます。

 

表 3-28 Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ コンポーネントの消費電力の計算

フロント カード
A
B
C
D
装着カード数
カード 1 枚のワット数
カードの合計消費電力
(AxB)
合計 48V 電流(ADC)
(C/48)

AXSM-1-2488/B

85.8

SMFLR-1-2488/B

19.4

SMFSR-1-2488/B

19.4

SMFXLR-1-2488/B

19.4

AXSM-2-622-E

80

SMFIR-1-622/C

12

SMFLR-1-622/C

12

AXSM-4-622/B

94.6

SMFIR-2-622/B

12

SMFLR-2-622/B

12

AXSM-8-155-E

80

MMF-4-155/C

21.3

SMB-4-155

25

SMFIR-4-155/C

12

SMFLR-4-155/C

12

AXSM-16-155/B

94.6

MMF-8-155-MT/B

21.3

SMB-4-155

25

SMFIR-8-155-LC/B

12

SMFLR-8-155-LC/B

12

AXSM-16-T3E3/B

94.6

SMB-8-E3

10

SMB-8-T3

10

AXSM-16-T3E3-E

80

SMB-8-E3

10

SMB-8-T3

10

AXSM-32-T1E1-E

110

MCC-16-E1

5

RBBN-16-T1E1

5

PXM45/C

121

PXM-UI-S3

4

PXM-HD

9

RPM-PR-256

44

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-PR-512

45

MMF-FE

3.03

RJ45-4E/B

1.25

RJ45-FE

3.03

RPM-XF-512

85

MGX-XF-UI

3

MGX-1OC12POS-IR

13

MGX-1GE

11

MGX-2OC12POS-IR

15

MGX-2GE

13

SRME/B

27.5

SMFIR-1-155

4.1

STM1-EL-1

6.3

VISM-PR-8E1

60

MGX-RJ48-8E1

3

RJ48-8E1

3

R-RJ48-8E1

3

SMB-8E1

5

R-SMB-8E1

5

VISM-PR-8T1

60

RJ48-8T1

3

R-RJ48-8T1

3

VXSM-4-155

160

VXSM-BC-4-155

8

VXSM-R-BC

9

VXSM-48T1E1

110

VXSM-BC-24T1E1(対で使用)

9

ファン トレイ(1 つあたり)

75.6

DC PEM

20

合計

設置に必要な工具と機器

表 3-29 に、Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイのコンポーネントの取り付けと取り外しに必要な工具と機器を示します。


) ケーブル接続の要件については、付録B「ケーブル仕様」を参照してください。


 

表 3-29 MGX 8880 メディア ゲートウェイに必要な工具と機器

チェック
工具と機器
ハードウェア コンポーネントとケーブル

Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ(フロント カードとバック カードを装着済み)

シスコ製ラックには次のコンポーネントを取り付ける必要があります。

RETMA 標準 EIA-310-D 要件を満たすキャビネットまたはラック


) 7 フィートのラックには 3 台の MGX 8880 DC ゲートウェイを収納することができます。


空気取り入れモジュール(8.5 Cm、3.5 インチ=2 RU)

排気モジュール/ファン トレイ(MGX 8880 では 1 つの 8.5 Cm(3.5 インチ=2RU)の一体型ユニット)

AC 電源モデルのオプション:電源装置付きの AC 電源トレイ

DC PEM(DC 電源モデルの場合)

必要により次のブランク前面プレート

シングルハイトのサービス モジュール:部品番号 SINGLE SM-CVR

SRME(部品番号:SRM-CVR)

ダブルハイトのサービス モジュール:部品番号 DOUBLE SM-CVR

PXM45/PXM1E:部品番号 PROCESSOR CVR

必要により次のバック カードのブランク前面プレート

シングルハイトのバック カード:部品番号 800-215911-00

23 インチ ラック用マウント キット オプション:部品番号 MGX-MNT23

ケーブル管理アセンブリ:部品番号 MGX-CAB-MGMT

スイッチの接地線:6 AWG 以上のより銅線、定格温度 90 ℃以上

APS コネクタ(必要に応じて):部品番号 MGX-8850-APS-CON または MGX-APS-CON

ファン トレイの電源ケーブル

DC PEM の電源ケーブル(DC 電源モデルの場合)

オプションの AC 電源トレイの電源ケーブル(AC 電源モデルの場合)

AC 電源トレイの AC 電源コード、AC 電源の電源コード(必要な場合)

アルゼンチン:部品番号 CAB-ACR

オーストラリア:部品番号 PWRCD-ANZ

欧州:部品番号 PWRCD-EU

英国:部品番号 PWRCD-GBI

アイルランド:部品番号 PWRCD-GBI

イタリア:部品番号 PWRCD-IT

日本:部品番号 PWRCD-NA

ニュージーランド:部品番号 PWRCD-ANZ

北米:部品番号 PWRCD-NA(NEMA L6-20 ツイストロック プラグ)

DC 電源接続用ケーブル:6 AWG(10 平方ミリ)以上の 3 芯銅単線またはより銅線、絶縁耐熱 60 ℃(140°F)

固定プレート キット(必要な場合):部品番号 STRATM-STAB

静電気防止用機器:スイッチ、カード、またはモジュールを取り扱う場合に必須

取り付けネジ:Cisco MGX 8880 メディア ゲートウェイ、排気モジュール/ファン トレイ、AC 電源トレイ(必要な場合)のラックへの取り付けに使用

工具

小型および中型のマイナス ドライバ

小型および中型のプラス ドライバ

次のヘッドに対応したスリーインワン工具

マイナス ヘッドは、フロント カード イジェクタを外したり、非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

六角ヘッドは、シャーシの扉を外すために使用します。

プラス ヘッドは、バック カードの非脱落型ネジを緩めたり、締めたりするために使用します。

電動ドライバ(必要な場合)

ワイヤ ストリッパ

ワイヤ ラッパー(必要な場合)

ラックへの取り付け要件


警告 装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行うときには、感電やけがを防ぐために、システムが安定した状態かどうか、細心の注意を払って確認してください。安全に作業するためには、次のガイドラインに従ってください。

―ラック内にほかの装置を設置しない場合、この装置を一番下の段に設置します。

―ラック内にいくつかの装置を設置する場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から設置します。

―ラックに安定装置が付属している場合には、この装置をラック内に設置したり、設置後の作業を行う前に安定装置を取り付けてください。警告 No.1006


Cisco MGX 8850 または 8880 シャーシをラックに取り付ける場合は、ラック レール上の穴間隔が業界標準(EIA/Retma)の取り付け穴パターンの要件に合っていることを確認してください。Cisco MGX 8850 または 8880 シャーシとコンポーネントは、19 インチ ラックまたは 23 インチ ラックに収納できます。シャーシおよびコンポーネントを 23 インチ ラックに設置する場合は、拡張ブラケットが必要です。Cisco MGX 8850 または 8880 シャーシをラックに取り付ける場合は、シャーシの後ろ側にケーブル接続や配線作業のための十分な作業空間を確保してください。

Cisco MGX 8850 または 8880 をラックに取り付ける場合は、ラック レール間にミッドマウントする必要があります。Cisco MGX 8850 または 8880 をキャビネットに取り付ける場合は、フロントマウントし、背面ブラケットで支持します。


注意 装置を設置するときは、荷重が過度に偏らないように、必ずバランスを考慮してください。ラックはしっかりと支えておく必要があります。

商品梱包箱の開梱

Cisco MGX スイッチまたはゲートウェイは商品梱包箱にしっかりと梱包されています。Cisco MGX スイッチのモジュールとカードは、シャーシに取り付けられた状態で出荷されます。スイッチをキャビネットに取り付けるように注文している場合は、コンポーネント(上部ファン トレイと下部ファン トレイ、空気取り入れモジュール、排気モジュールなど)もキャビネットに取り付けられています。


注意 シスコの機器を取り扱う際には、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。設置担当者や保守担当者は、静電気防止用リスト ストラップを正しく着用して、機器を ESD による損傷から保護する必要があります。モジュールをシャーシから取り外す際には、ESD による損傷に注意してください。

商品梱包箱を開梱するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 商品梱包箱に問題がないか調べます。

梱包箱に損傷があったり、輸送中の取り扱いに起因することが明白な問題があるときには、開梱する前に運送業者とシスコにご連絡ください。損傷貨物の賠償請求は、運送業者が定める手順に従ってください。

ステップ 2 商品梱包箱を慎重に開けます。

ステップ 3 梱包材をすべて取り除きます。

ステップ 4 箱からシャーシを取り出します。

ステップ 5 他の箱も慎重に開き、梱包材を取り除いてから中身を取り出します。

ステップ 6 アクセサリ キットと、ケーブル、管理用ソフトウェアなどが入っている箱を開けます。ナイフなどで箱を開くのは止めてください。


 

品目の確認

梱包明細書と品目を見比べて欠品がないこと、および注文どおりの品目であることを確認します。欠品が見つかった場合や、追加情報が必要なときには、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。

破損の確認

注文した品目がすべて揃っていることを確認したら、アセンブリ、カード、モジュール、およびケーブルに輸送による破損がないかどうか慎重にチェックします。輸送に起因する破損が見つかったときは、賠償請求の手順について、運送業者に問い合わせてください。

注文した品目に欠陥品が含まれている場合には、製品をお買い上げの弊社販売代理店へご連絡ください。

ハードウェア製品とソフトウェア製品の保証については、保証の案内用紙の表紙の裏のページを参照してください。


) 設置手順を開始する前に、注文したすべての品目が揃っていて、破損がないことを確認します。各品目の名前とシリアル番号を記録してください。欠落または破損している部品が見つかった場合には、販売担当者にご連絡ください。