Cisco MGX ルート プロセッサ モジュール (RPM-XF) インストレーション コンフィギュレーション ガイド Release 5.1
MGX RPM-XF のメンテナンス
MGX RPM-XF のメンテナンス
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

MGX RPM-XF のメンテナンス

前面パネルの LED 表示

パスワードを忘れた場合のパスワードの回復手順

パスワードの回復手順

仮想構成レジスタの設定

構成レジスタ設定の変更

仮想構成レジスタ ビットの意味

PXM ハードディスクからのブートの有効化

ブートフラッシュからのブートの有効化

ブートフラッシュへの Cisco IOS イメージのコピー

ブートおよびシステム イメージの回復

xmodem コマンドの使用

tftpdnld コマンドの使用

MGX RPM-XF のメンテナンス

この付録では、インターネットワーキングのニーズが変化した場合に、行う必要があるメンテナンス手順を説明します。 の内容は次のとおりです。

前面パネルの LED 表示

パスワードを忘れた場合のパスワードの回復手順

仮想構成レジスタの設定

ブートフラッシュへの Cisco IOS イメージのコピー

ブートおよびシステム イメージの回復

前面パネルの LED 表示

RPM-XF の前面パネルにある LED は、RPM-XF の現在の動作状態を示します。LED を観察し、RPM-XF が故障している場合にはその状態を記録し、必要な場合にはシステム管理者、または製品をお買い上げの弊社販売代理店に連絡してください。

RPM-XF の前面パネルと LED を図A-1 に示します。前面パネル LED の点灯状態とその定義を 表A-1 で説明します。

図A-1 MGX RPM-XF の前面パネルの LED

 

LED には名前が付けられており、点滅によってポートの全体的な状態とアクティビティを表示します。大量のアクティビティがあるポートでは、そのポートの LED が連続して点灯することがあります。ポートがアクティブで、ケーブルが正常に接続されているのに、LED が点灯していない場合は、ポートに何らかの問題があることを示しています。

表A-1 前面パネル LED

LED の名称
定義

CPU OK

消灯

CPU は動作していません。

カードはアクティブです。

カードはスタンバイです。

カードが故障しました。

CB TX

消灯

セルをセルバスへ送信していません。

セルをセルバスへ送信しています。

CB RX

消灯

セルをセルバスから受信していません。

セルをセルバスから受信しています。

LM1 OK

消灯

ベイ 1 のバック カードが存在していません。

ベイ 1 のバック カードが存在していて、ケーブルが接続されています。

ベイ 1 のバック カードは存在していますが、ケーブルが接続されていません。

LM2 OK

消灯

ベイ 2 のバック カードが存在していません。

ベイ 2 のバック カードが存在し、ケーブルが接続されています。

ベイ 2 のバック カードは存在していますが、ケーブルが接続されていません。

パスワードを忘れた場合のパスワードの回復手順

ここでは、パスワードを忘れた場合に、RPM-XF で、イネーブル パスワードとコンソール ログイン パスワードを回復する方法、およびイネーブル シークレット パスワードを変更する方法を説明します。


) イネーブル パスワードまたはコンソール ログイン パスワードは回復することができますが、 イネーブル シークレット パスワードは暗号化されているため、新しいものに変更する必要があります。


パスワード回復手順の概要を次に示します。

RPM-XF にログインできる場合には、 show version コマンドを入力して、既存の構成レジスタの値を調べます。

Break キーを押して、ブートストラップ プログラム プロンプト(ROM モニター)に入ります。RPM-XF の電源を一度切り、再投入して、システム イメージをリロードすることが必要になることもあります。

構成レジスタを変更して、 Break ignore startup configuration boot from bootflash memory の各機能を有効にします。


) 紛失したパスワードを回復するキー ポイントは、構成レジスタのビット 6(0x0040)を設定して、起動設定(通常 NVRAM にある)を無視することです。これによって、パスワードを使用せずにログインし、起動設定のパスワードを表示することができます。


RPM-XF の電源を一度切り、再投入します。

RPM-XF にログインして、特権 EXEC モードに入ります。

show startup-config コマンドを入力して、パスワードを表示します。

表示されたパスワードを回復するか、置き換えます。

構成レジスタを変更して元の設定値に戻します。


) Break が RPM-XF で無効になっている場合、忘失パスワードを回復するには、物理的に RPM-XF にアクセスする必要があります。


パスワードの回復手順

パスワードを忘れた場合に、イネーブル パスワード、イネーブル シークレット パスワード、またはコンソール ログイン パスワードの回復、または置き換えを行うためには、次の手順を行います。


ステップ 1 ASCII 端末を MGX-XF-UI または MGX-XF-UI/B バック カードのコンソール ポートに接続します。

ステップ 2 端末を 9600 ボー、データ ビット 8 、パリティなし、およびストップ ビット 1 で動作するように設定します。コンソール ポートの設定パラメータを変更した場合は、変更後のパラメータを使用するように端末を設定します。

ステップ 3 非特権ユーザとして RPM-XF にログインできる場合は、 show version コマンドを入力して、既存の構成レジスタの値を表示します。この値は、後で使用できるように書き留めます。RPM-XF にまったくログインできない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 4 Break キーを押すか、コンソール端末から Break を送信します。

Break が有効の場合、RPM-XF は ROM モニターに入り、ROM モニター プロンプト(rommon 1>)が表示されます。ステップ 6 に進みます。Break が無効の場合は、RPM-XF の電源を一度切り、再投入します (MGX 8850 のシャーシから RPM-XF を取り外してから、再度挿入します)。次に、ステップ 5 に進みます。

ステップ 5 RPM-XF の電源を再投入してから 60 秒以内に、 Break キーを押すか、Break を送信します。

この操作によって、RPM-XF は ROM モニターに入り、ROM モニター プロンプト(rommon 1>)が表示されます。

ステップ 6 RPM-XF 上で構成レジスタを設定するには、構成レジスタ ユーティリティを使用します。ROM モニター プロンプトで次のように confreg コマンドを入力します。

rommon 1> confreg
 

「ignore system config info?」という質問に対して yes を入力します。現在の構成レジスタの設定値を書き留めます。

ステップ 7 reset コマンドを次のように入力して、RPM-XF を初期化します。

rommon 2> reset
 

RPM-XF が初期化され、構成レジスタが 2142 に設定されます。また、RPM-XF によりフラッシュ メモリからシステム イメージがブートされ、次のようなシステム設定ダイアログ(セットアップ)が表示されます。

--- System Configuration Dialog --
 

ステップ 8 次に示すメッセージが表示されるまで、システム設定ダイアログ プロンプトで no を入力し続けます。

Press RETURN to get started!
 

ステップ 9 Enter キーを押します。ユーザ EXEC プロンプトが、次のように表示されます。

Router>
 

ステップ 10 enable コマンドを入力して、特権 EXEC モードに入ります。

次に、show startup-config コマンドを次のように入力して、設定ファイル内のパスワードを表示します。

Router# show startup-config
 

ステップ 11 表示された設定ファイルの内容を調べて、パスワードを探します(通常、イネーブル パスワードはファイルの最初の方にあり、コンソール ログイン パスワードまたはユーザ EXEC パスワードはファイルの最後の方にあります)。表示されるパスワードの形式は、次のとおりです。

enable secret 5 $1$ORPP$s9syZt4uKn3SnpuLDrhuei
enable password 23skiddoo
.
.
line con 0
password onramp
 

イネーブル シークレット パスワードは暗号化されており、回復することはできません。したがって、変更しなければなりません。イネーブル パスワードおよびコンソール パスワードは、暗号化されている場合も、クリア テキストの場合もあります。イネーブル シークレット パスワード、コンソール ログイン パスワード、またはイネーブル パスワードを変更するには、次のステップに進みます。イネーブル シークレット パスワードがなく、イネーブル パスワードおよびコンソール ログイン パスワードが暗号化されていない場合には、この 2 つのパスワードを書き留め、ステップ 16 に進みます。


注意 イネーブル パスワード、イネーブル シークレット パスワード、またはコンソール ログイン パスワードを変更する場合以外は、次のステップは実行しないでください。次に示すステップを書いてあるとおりに実行しなかった場合、RPM-XF の設定を消去してしまうことがあります。

ステップ 12 configure memory コマンドを入力して、起動設定ファイルを実行メモリにロードします。この操作によって、設定ファイル内のパスワードの修正または変更ができるようになります。

Router# configure memory
 

ステップ 13 特権 EXEC コマンド configure terminal を入力して、設定モードに入ります。

Router# configure terminal
 

ステップ 14 パスワードを 3 つとも変更するには、次に示すコマンドを入力します。

Router(config)# enable secret newpassword1
Router(config)# enable password newpassword2
Router(config)# line con 0
Router(config-line)# password newpassword3
 

変更が必要なパスワードだけを変更してください。個々のパスワードは、上記のコマンドの no 形式を使用して削除することができます。たとえば、 no enable secret コマンドを入力すれば、イネーブル シークレット パスワードが削除されます。

ステップ 15 すべてのインターフェイスについて、次のように設定して、管理シャットダウンが行われないようにします。

Router(config)# interface fastethernet 2/0
Router(config-int)# no shutdown
 

最初から設定されているインターフェイスすべてに対して、同等のコマンドを入力します。この手順を省くと、RPM-XF が再起動されたとき、すべてのインターフェイスで管理シャットダウンが行われて、利用できなくなります。

ステップ 16 config-register コマンドを使用して、構成レジスタに、ステップ 3 またはステップ 7 で書き留めておいた元の値、または、次のように工場出荷時のデフォルト値 0x2102 を設定します。

Router(config)# config-register 0x2102
 

ステップ 17 Ctrl キーを押した状態で Z キーを押すか、 end と入力して、設定モードを終了し、EXEC コマンド インタープリタに戻ります。


注意 パスワードの変更や置き換えを行っていない場合、次のステップは実行しないでください。ステップ 12 からステップ 15 までを省略した場合は、ステップ 19 に進んでください。この注意に従わないと、RPM-XF 設定ファイルが消去されます。

ステップ 18 copy running-config startup-config コマンドを入力し、新しい設定内容を不揮発性メモリに保存します。

ステップ 19 reload コマンドを入力して、RPM-XF をリブートします。

ステップ 20 新しいパスワードまたは回復されたパスワードで、RPM-XF にログインします。


 

これで、パスワードを紛失した場合に、イネーブル パスワード、イネーブル シークレット パスワード、またはコンソール ログイン パスワードを回復または変更する作業が完了です。

仮想構成レジスタの設定

RPM-XF には、16 ビットの仮想構成レジスタがあり、NVRAM に書き込まれます。仮想構成レジスタの設定値は、次に示す理由がある場合は、変更することができます。

構成レジスタ値を設定および表示する場合

システムを強制的に ROM モニターまたはブート ROM にする場合

ブート開始元またはデフォルトのブート ファイル名を選択する場合

Break 機能を有効または無効にする場合

ブロードキャスト アドレスを制御する場合

コンソール端末のボー レートを設定する場合

忘失パスワードを回復する(NVRAM 内の設定ファイルを無視する)場合

Trivial File Transfer Protocol(TFTP; トリビアル ファイル転送プロトコル)サーバ ブートを有効にする場合

仮想構成レジスタの各メモリ ビットの意味とブート フィールド名の定義を 表A-2 に示します。


注意 有効な構成レジスタ設定値は表A-2 に示す設定値を組み合わせたもので、この表に示す個々の値ではありません。間違うと RPM-XF が停止する可能性があります。たとえば、工場出荷時のデフォルト値 0x2102 は、設定値を組み合わせたものです。

 

表A-2 仮想構成レジスタ ビットの意味

ビット No.1
16 進
意味

00~03

0x0000~0x000F

ブート フィールド

05

0x0020

コンソール回線速度

06

0x0040

システム ソフトウェアが、NVRAM の内容(startup-config)を無視します。

07

0x0080

OEM ビットを有効にします。

08

0x0100

Break を無効にします。

10

0x0400

全 0 で IP ブロードキャスト

11~12

0x0800~0x1000

コンソール回線速度

13

0x2000

フラッシュ ブートが 5 回失敗すると、ブート ROM ソフトウェアをロードします。

14

0x4000

IP ブロードキャストには、ネットワーク番号がありません。

15

0x8000

診断メッセージを有効にし、NVRAM の内容を無視します。

1.構成レジスタの工場出荷時のデフォルト設定値は 0x2102 です。この値は、設定値ビット 13 = 0x2000、ビット 8 = 0x0100、および ビット 00~03 = 0x0002 を組み合わせたものです。

構成レジスタ設定の変更

次の手順に従って、Cisco IOS ソフトウェアの動作中に構成レジスタを変更します。


ステップ 1 enable コマンドとパスワードを入力して、特権モードに入ります。

Router> enable
password: enablepassword
MGX 8850-RPM#
 

ステップ 2 特権レベルのシステム プロンプト(#)で、 configure terminal コマンドを入力します。

Router# configure terminal
 

ステップ 3 構成レジスタの中身を設定するために、設定コマンド config-register 0x < value> を入力します。ここで、 value は 16進数です( 表A-2 表A-3 を参照)。

Router(config)# config-register 0xvalue
 

(仮想構成レジスタは NVRAM に格納されています。)

 

表A-3 ブート フィールドの説明(構成レジスタのビット 00~03)

ブート フィールド
ブート プロセス

0x0

ROM モニターでブート プロセスを停止します。

0x1

ブート ROM モニターでブート プロセスを停止します。

0x2

フル ブート プロセスです。フラッシュ メモリ内の Cisco IOS イメージをロードします。

0x3~0xF

TFTP サーバからネットワーク経由でブートするデフォルトのファイル名を指定します。TFTP サーバからネットワーク経由でブートするデフォルトのファイル名を無効にするブート システム コマンドを有効にします。

ステップ 4 Ctrl キーを押した状態で Z キーを押して、設定モードを終了します。

新しい設定値は、メモリに保存されますが、RPM-XF をリブートしてシステム ソフトウェアがリロードされると、有効になります。

ステップ 5 現在有効な構成レジスタ値と次回のリロード時に使用される値を表示するには、 show version EXEC コマンドを入力します。 値は、画面の最終行に表示されます。

Configuration register is 0x142 (will be 0x102 at next reload)
 

ステップ 6 RPM-XF をリブートします。

新しい値が有効になります。構成レジスタの変更は、RPM-XF を再起動したときだけに有効になります。再起動は、システムの電源を入れたとき、または reload コマンドを入力したときに行われます。


 

仮想構成レジスタ ビットの意味

仮想構成レジスタの下位 4 ビット(ビット 3、2、1、および 0)が ブート フィールド( 表A-3 参照)を形成します。 ブート フィールドでは、バイナリ形式で数値を指定します。ブート フィールド値を 0 に設定すると、次のようにブートストラップ プロンプトに対して b コマンドを入力して、手動でオペレーティング システムをブートする必要があります。たとえば、次のように入力します。

> b [ tftp ] bootflash filename
 

b コマンドのオプションは次のとおりです。

b :デフォルトのシステム ソフトウェアを ROM からブートします。

b bootflash :ブートフラッシュ メモリ内の最初のファイルをブートします。

b filename [host] :TFTP サーバを使用してネットワークからブートします。

b bootflash [filename] filename ファイルをブートフラッシュ メモリからブートします。

コマンド b [tftp] bootflash filename の詳細については、Cisco IOS のコンフィギュレーション マニュアルを参照してください。

ブート フィールド値を 0x2 から 0xF の値に設定し、有効なシステム boot コマンドが設定ファイルに格納されている場合、RPM-XF は、システム ソフトウェアをその値によって指示されたとおりブートします。ブート フィールドを他のビット パターンに指定した場合は、RPM-XF はその数値を使用して、デフォルトのブート ファイル名を作成し、それを TFTP サーバを介したネットワークからのブートに使用します ( 表A-4 を参照)。

表A-4 デフォルトのブート ファイル名

ファイル名
ビット 3
ビット 2
ビット 1
ビット 0

bootstrap mode

0

0

0

0

ROM software

0

0

0

1

cisco2-RPM-XF

0

0

1

0

cisco3-RPM-XF

0

0

1

1

cisco4-RPM-XF

0

1

0

0

cisco5-RPM-XF

0

1

0

1

cisco6-RPM-XF

0

1

1

0

cisco7-RPM-XF

0

1

1

1

cisco10-RPM-XF

1

0

0

0

cisco11-RPM-XF

1

0

0

1

cisco12-RPM-XF

1

0

1

0

cisco13-RPM-XF

1

0

1

1

cisco14-RPM-XF

1

1

0

0

cisco15-RPM-XF

1

1

0

1

cisco16-RPM-XF

1

1

1

0

cisco17-RPM-XF

1

1

1

1

次の例では、ブートフラッシュ メモリから RPM-XF をブートし、RPM-XF の次のリブート時に Break を無視するように仮想構成レジスタを設定しています。

Router> enable
Password: enablepassword
Router#config terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CTRL/Z
Router(config)#config-register 0x2102
Router(config)#no boot system
Router(config)#boot system bootflash:rpmxf-p12-mz.122-7b.bin
Router(config)#end
 

RPM-XF では、デフォルトのブート ファイル名を自動設定プロセスの中で作成します。ブート ファイル名は、 cisco 、ブート フィールド番号の 8 進数表記、ハイフン、およびプロセッサ種別で構成されます。


) NVRAM にある RPM-XF の設定ファイルに格納されている boot system 設定コマンドは、デフォルトのブート ファイル名を無効にします。


ビット 8 は、コンソールの Break キーを制御します。ビット 8 を設定する(工場出荷時のデフォルト)と、プロセッサはコンソールの Break キーを無視するようになります。ビット 8 をクリアすると、プロセッサは、Break キーを、システムを強制的にブートストラップ モニターにするコマンドと解釈するようになり、その結果、正常動作を停止します。 Break は、設定に関係なく、システムがリブートしている最初の 60 秒の間に送ることができます。

ビット 10 は、IP ブロードキャスト アドレスのホスト部を制御します。ビット 10 を設定すると、プロセッサはすべて 0 を使用します。ビット 10 をクリアする(工場出荷時のデフォルト)と、プロセッサはすべて 1 を使用します。ビット 10 は、ビット 14(ネットワークとブロードキャスト アドレスのサブネット部を制御)と相互に影響します ( 表A-5 を参照)。

 

表A-5 ブロードキャスト アドレス送信先の構成レジスタ設定

ビット 14
ビット 10
アドレス(<ネットワーク > <ホスト>)

オフ

オフ

<すべて 1> <すべて 1>

オフ

オン

<すべて 0> <すべて 0>

オン

オン

<ネットワーク> <すべて 0>

オン

オフ

<ネットワーク> <すべて 1>

構成レジスタのビット 5、ビット 11、ビット 12 は、コンソール端末のボー レートを決定します。使用可能なボー レートのビット設定を 表A-6 に示します (工場出荷時に設定されているデフォルトのボー レートは 9600 ボーです)。

 

表A-6 システム コンソール端末のボー レート設定

ボー
ビット 12
ビット 11
ビット 05

1200

1

0

0

2400

1

1

0

4800

0

1

0

9600

0

0

0

19200

0

0

1

38400

0

1

1

57600

1

0

1

115200

1

1

1

ビット 13 は、ブートロード障害に対するサーバ応答を決定します。 ビット 13 を設定すると、サーバは、ネットワークからブート ファイルをロードしようとして 5 回失敗すると、 ROM からオペレーティング ソフトウェアをロードします。ビット 13 をクリアすると、いつまでも、ネットワークからブート ファイルをロードしようとします。工場出荷時のデフォルトでは、ビット 13 には 1 が設定されています。

PXM ハードディスクからのブートの有効化

Break を無効にして、PXM ハードディスクからのブートを有効にするには、次のコマンドを使用します。

Router> enable
Password:enablepassword
Router# config terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#config-register 0x2102
Router(config)#no boot system
Router(config)#boot system x:rpmxf-p12-mz.122-7b.bin
Router(config)#end

ブートフラッシュからのブートの有効化

Break を無効にして、ブートフラッシュからのブートを有効にするには、次のコマンドを使用します。

Router> enable
Password:enablepassword
Router# config terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#config-register 0x2102
Router(config)#no boot system
Router(config)#boot system bootflash:rpmxf-p12-mz.122-7b.bin
Router(config)#end

ブートフラッシュへの Cisco IOS イメージのコピー

新しいイメージまたはメンテナンス リリースが利用可能になったときには、新しい Cisco IOS イメージをブートフラッシュにコピーする必要があります。コピーするときは、 copy tftp bootflash コマンドを使用します。

次の手順に従って、新しいイメージをブートフラッシュ メモリに TFTP サーバからコピーします。


ステップ 1 ファイルをブートフラッシュ メモリにコピーする前に、 show bootflash コマンドを入力して、使用可能なメモリ スペースが十分あることを確認します。表示される使用可能なブートフラッシュ メモリ容量を、コピーするファイルのサイズと比較します。

ステップ 2 現在のイメージのバックアップ コピーを作成します。

enable モードに切り替え、 copy bootflash tftp コマンドを入力します。現在のイメージのファイル名が新しいイメージのファイル名と異なることを確認して、上書きされないようにしてください。

ステップ 3 copy tftp bootflash コマンドを入力して、ブートフラッシュに新しいイメージをコピーします。

Router> enable
Password: enablepassword
Router# copy tftp bootflash
 

ステップ 4 次に、リモート TFTP サーバの IP アドレスまたは名前の入力を求めるプロンプトが表示されます。

Address or name of remote host [ ]?
 

ステップ 5 リモート ホストの IP アドレスまたはホスト名を入力します。

次に、ソース ファイル名の入力を求めるプロンプトが表示されます。

Source filename []?
 

ステップ 6 コピー元ファイルの名前を入力します。次のプロンプトが表示されます。

Destination filename [filename]?
 

ステップ 7 Return キーを押して、デフォルトのファイル名を受け入れるか、別のファイル名を入力します。次の例のようなメッセージが表示されます。

Accessing tftp://hostname/rpmxf-p12-mz.122-7b.bin...
Loading rpmxf-p12-mz.122-7b.bin from 172.16.72.1 (via FastEthernet2/0): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[OK - 2647996/5295104 bytes]
 

ステップ 8 新しいソフトウェア イメージを使用するように設定をアップデートします。たとえば、次のようになります。

Router> enable
Password: enablepassword
Router# config terminal
Router(config)# no boot system
Router(config)# boot system bootflash:rpmxf-p12-mz.122-7b.bin
 

Ctrl キーを押した状態で Z キーを押して、設定モードを終了します。

ステップ 9 新しい設定内容をメモリに書き込みます。

Router# copy running-config startup-config
 

設定内容が保存されると、OK メッセージが表示されます。

ステップ 10 reload コマンドを入力して、RPM-XF をリブートします。


 


copy tftp bootflash コマンドとその他の関連コマンドの詳細については、Cisco IOS のコマンド リファレンス マニュアルを参照してください。


ブートおよびシステム イメージの回復

RPM-XF に障害が発生し、有効な Cisco IOS ソフトウェア イメージがブートフラッシュ メモリにない場合、ROM モニターには、この状況から復旧するのに役立つツールが用意されています。次の ROM モニター コマンドのいずれかを使用して、Cisco IOS イメージを復元できます。

xmodem :xmodem プロトコルを使用して、管理バック カード上のコンソール ポートに直接新しいイメージをダウンロードします。

tftpdnld :管理バック カード上のファースト イーサネット ポート経由で TFTP サーバから直接新しいイメージをダウンロードします。

xmodem コマンドの使用

ブート イメージとシステム イメージの両方がブートフラッシュ メモリから消去されている場合、 xmodem コマンドを入力して障害からの復旧のためコンソールとルータ コンソール間に接続を確立します。 xmodem コマンドのシンタックスを次に示します。

xmodem [-r | -x | -c | -y] [filename]

それぞれ次のように指定します。

-r:ダウンロード直後にイメージを起動します。

-x:ダウンロード中に 1024 バイトのパケットを使用します。

-c:ダウンロード時にチェックサムの代わりに CRC-16 を使用します。

-y:X モデムではなく Y モデムを使用してダウンロードします。


ステップ 1 ROM モニター プロンプトで xmodem -r コマンドを実行して、新しい Cisco IOS イメージを RPM-XF にダウンロードし、起動します。たとえば、次のとおりです。

rommon 1> xmodem -r filename
Do not start the sending program yet...
Invoke this application only for disaster recovery.
Do you wish to continue? y/n [n]: y
Ready to receive file ...
 

ステップ 2 端末プログラムを使用して、X モデム アップロードを開始します。

ステップ 3 イメージのダウンロードが完了したら、ROM モニターはイメージを起動します。

ステップ 4 Cisco IOS イメージをロードした後、次のようにブートフラッシュをまとめます。

Router> enable
Password: enablepassword
Router# squeeze bootflash:
 

ステップ 5 Cisco IOS イメージをブートフラッシュにコピーします。

詳細については、「ブートフラッシュへの Cisco IOS イメージのコピー」を参照してください。


 

tftpdnld コマンドの使用

ブート イメージとシステム イメージの両方がブートフラッシュ メモリから消去されている場合、障害の回復のために新しい Cisco IOS イメージをダウンロードするには、MGX-XF-UI または MGX-XF-UI/B 管理バック カードのファースト イーサネット ポートで tftpdnld コマンドを入力します。 tftpdnld コマンドのシンタックスを次に示します。

tftpdnld [-r]

それぞれ次のように指定します。

-r:ダウンロード直後にイメージを起動します。

tftpdnld コマンドでは、次の変数を必須で設定する必要があります。

IP_ADDRESS:TFTP ダウンロードで使用する IP アドレス

IP_SUBNET_MASK:TFTP ダウンロードで使用するサブネット マスク

DEFAULT_GATEWAY:TFTP ダウンロードで使用するデフォルト ゲートウェイ

TFTP_SERVER:ダウンロード元の TFTP サーバの IP アドレス

TFTP_FILE:ダウンロードするファイル名

TFTP_MACADDR:TFTP ダウンロード用のファースト イーサネット ポートに割り当てる MAC アドレス

tftpdnld コマンドでは、次の変数はオプションであり、必ずしも設定する必要はありません。

TFTP_VERBOSE:詳細出力設定、0 = quiet(詳細情報を出力しない)、1 = progress(デフォルト:転送中の情報を出力)、2 = verbose(詳細情報を出力する)

TFTP_RETRY_COUNT:ARP および TFTP の再試行回数(デフォルト = 7)

TFTP_TIMEOUT:TFTP 操作の全体のタイムアウト(秒単位、デフォルト = 7200)

TFTP_CHECKSUM:ダウンロードされたイメージでチェックサム テストを実行。0 = 実行しない、1 = 実行する(デフォルト = 1)

FE_PORT:0 = イーサネット 0(デフォルト)、1 = イーサネット 1

FE_SPEED_MOD:0 = 10Mbps 半二重、1 = 10Mbps 全二重、2 = 100Mbps 半二重、3 = 100Mbps 全二重、4 = 自動速度、自動二重(デフォルト)


ステップ 1 ROM モニター プロンプトで tftpdnld -r コマンドを入力して、新しい Cisco IOS イメージを RPM-XF にダウンロードし、起動します。たとえば、次のようになります。

rommon 1> IP_ADDRESS=10.1.0.1
rommon 2> IP_SUBNET_MASK=255.255.255.0
rommon 3> DEFAULT_GATEWAY=10.0.0.1
rommon 4> TFTP_SERVER=10.2.0.3
rommon 5> TFTP_FILE=rpmxf-p12-mz.122-7b.bin
rommon 6> TFTP_MACADDR=0050.3eff.f301
rommon 7> tftpdnld -r
 

ステップ 2 イメージのダウンロードが完了したら、ROM モニターはイメージを起動します。

ステップ 3 Cisco IOS イメージをロードした後、次のようにブートフラッシュをまとめます。

Router> enable
Password: enablepassword
Router# squeeze bootflash:
 

ステップ 4 Cisco IOS イメージをブートフラッシュにコピーします。詳細については、「ブートフラッシュへの Cisco IOS イメージのコピー」を参照してください。