Cisco MGX 8800/8900 シリーズ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 5.1
RPM カードの運用の準備
RPM カードの運用の準備
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

RPM カードの運用の準備

設定のクイックスタート

スイッチ内の RPM カードの位置の確認

RPM での dspcds と dspcd の表示内容

RPM カードの初期化

使用中のソフトウェア バージョンの確認

RPM カード間での冗長構成の設定

RPM カードでの SNMP の設定

次の作業

RPM カードの運用の準備

この章では、次の内容を説明します。

RPM カードを装着するスロットの決定

スイッチに取り付けた RPM カードの初期化

RPM カードで使用しているソフトウェア バージョンの確認

RPM カードのバックアップ カードの設定

RPM カードの設定に関する追加情報のある場所


) この章で示す一部の手順では、RPM カードで動作する Cisco IOS コマンドを入力する必要があります。この章の手順では、Cisco IOS の使用方法については説明しませんが、手順を完了するために必要な Cisco IOS の全コマンドを一覧表示する方法を例と共に示しています。Cisco IOS についての詳細は、Cisco IOS のマニュアルを参照してください。


設定のクイックスタート

このクイックスタート手順では、RPM カードの運用に必要な準備作業の概要を説明します。このクイックスタート手順は、Cisco MGX スイッチの設定経験のあるユーザのための設定作業の概要およびクイック リファレンスです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

username

<password>

設定セッションを開始します。


) クイックスタート手順のすべての手順を実行するには、SUPER_GP 以上の特権を持つユーザでログインする必要があります。


ステップ 2

dspcds

dspcd

cc < slotnumber >

設定する必要のある RPM カードの位置を確認します。

この章で後述する 「スイッチ内の RPM カードの位置の確認」 を参照してください。

ステップ 3

boot system x:< filename>

boot config e:auto_config_ slot

copy run start

cc 7

resetcd slot

関連コマンド:

dspcds

ランタイム ソフトウェア ファイルを指定し、PXM のハードディスクに設定を保存することで、RPM カードを初期化します。

この章で後述する 「RPM カードの初期化」 を参照してください。

ステップ 4

show version

それぞれの RPM カードで使用しているソフトウェア バージョンを確認します。

この章で後述する 「使用中のソフトウェア バージョンの確認」 を参照してください。

ステップ 5

addred < options >

RPM プライマリ カードのバックアップとして動作する RPM セカンダリ カードを定義します。

この章で後述する 「RPM カード間での冗長構成の設定」 を参照してください。

スイッチ内の RPM カードの位置の確認

適切なハードウェアの調査ワークシートを作っていれば、RPM カードの位置はすでにわかっているはずです( 第2章「一般的なスイッチ機能の設定」 「ハードウェア設定の確認」 を参照)。上記の項では、RPM カードと、その他のカードについても位置を特定する方法を示し、RPM のフロント カードとバック カードが正しいスロットに取り付けられているかどうか確かめる方法を説明しています。

RPM での dspcds と dspcd の表示内容

RPM カードでの dspcds dspcd の表示は、他のカードとほぼ同じですが、次のような違いがあります。

RPM-PR カードは、RPM_PR カードとして示されます。

RPM-XF カードは、RPM_XF カードとして示されます。

1 枚の RPM カードに 1 枚以上の RPM バック カードがある場合、対応するベイのステータスが、Empty から Active に変ります。スイッチは、カード タイプまたはソフトウェア バージョン ステータスの検出も表示も行いません。

フロント カードの スタンバイ ステータスは、カードがブート モードで動作しているか、他の RPM カードのスタンバイ カードとして動作しているかのいずれかであることを示します。

次の例は、RPM-PR カードに対する dspcd コマンドの出力結果です。

M8850_LA.8.PXM.a > dspcd 9
M8850_LA System Rev: 04.09 Jul. 17, 2003 22:48:11 GMT
MGX8850 Node Alarm: CRITICAL
Slot Number: 9 Redundant Slot: NONE
 
Front Card Upper Card Lower Card
---------- ---------- ----------
 
Inserted Card: RPM_PR 4E_B_RJ45 FE_RJ45
Reserved Card: RPM_PR UnReserved UnReserved
State: Active Active Active
Serial Number: SAK0419001H SBK051700VX SBK0512013X
Prim SW Rev: --- --- ---
Sec SW Rev: --- --- ---
Cur SW Rev: 12.3(1.7)T1 --- ---
Boot FW Rev: 12.2(7.4)T --- ---
800-level Rev: 10 B0 B1
800-level Part#: 800-07178-01 800-12134-01 800-02735-02
CLEI Code: BAA6PT0CAA BAEIABGAAA BAEIAAAAAA
Reset Reason: On Reset From Shell
Card Alarm: NONE
Failed Reason: None
Miscellaneous Information:
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
M8850_LA System Rev: 04.09 Jul. 17, 2003 22:48:11 GMT
MGX8850 Node Alarm: CRITICAL
 
Crossbar Slot Status: No Crossbar
 
Alarm Causes
------------
NO ALARMS
 
Backcard Mismatch Reasons
-------------------------
 
Upper Card
----------
NO MISMATCH
 
Lower Card
----------
NO MISMATCH
 

次の例は、RPM-XF カードに対する dspcd コマンドの出力結果です。

M8850_SF.7.PXM.a > dspcd 1
M8850_SF System Rev: 04.00 Apr. 23, 2003 05:27:37 GMT
MGX8850 Node Alarm: CRITICAL
Slot Number: 1 Redundant Slot: NONE
 
Front Card Upper Card Lower Card
---------- ---------- ----------
 
Inserted Card: RPM_XF MGX-XF-POS-2-OC12 MGX-XF-UI
Reserved Card: RPM_XF UnReserved UnReserved
State: Active Active Active
Serial Number: SAG054578LL SAG06300JUC SAG06493Q64
Prim SW Rev: --- --- ---
Sec SW Rev: --- --- ---
Cur SW Rev: 12.2(20021123:000514) ---
Boot FW Rev: 12.2(8)YP --- ---
800-level Rev: 14 01 A0
800-level Part#: 800-09307-02 800-21300-02 800-09492-02
CLEI Code: CLEI2POS10 BA5ASRYFAA
Reset Reason: On Reset from PXM
Card Alarm: NONE
Failed Reason: None
Miscellaneous Information:
 

RPM カードの初期化

RPM カードは最新のソフトウェアがインストールされて出荷され、取り付けるとすぐに動作を開始します。カードを取り付けたら、カードを初期化する必要があります。カードを初期化することにより、カードで次の準備を行います。

PXM のハードディスクに保存されているランタイム RPM ソフトウェア イメージを使用するようにカードを設定します。

PXM のハードディスクに設定ファイルを保存するようにカードを設定します。

次に示す理由のため、ハードディスクに設定を保存することは不可欠です。

アクティブ RPM カードが故障したときにハードディスクに設定が保存されていないと、スタンバイ RPM カードはアクティブになれません。

スイッチの saveallcnf コマンドは、PXM のハードディスクにない設定情報を保存できません。

RPM カードは、起動またはリブートすると、次の順序で設定ファイルを検索します。

PXM のハードディスク だけに 設定ファイルがある場合、RPM カードはハードディスクに保存されている設定を使用します。

ハードディスクに設定ファイルがない場合は、 NVRAM バージョンが使用されます

設定ファイルがハード ドライブとブートフラッシュの両方に 存在する 場合、 スイッチによリ各ファイルでタイムスタンプ タグの検査 が行われます。両方のファイルのタイムスタンプ タグが同一の場合、RPM カードはブートフラッシュに保存されている設定ファイルを使用します。両方のファイルのタイムスタンプ タグが異なる場合、RPM カードはハード ドライブに保存されている設定ファイルを使用します。

RPM カードの初期化は、次の手順で実行します。


ステップ 1 スイッチとの設定セッションを、いずれかのアクセス レベルのユーザ名で確立します。


) RPM の設定へのアクセスは、カード上で動作する Cisco IOS ソフトウェアによって保護されます。


ステップ 2 RPM カードを起動するのに使用するファイルを表示するには、 cd コマンドで C:FW ディレクトリを選択し、 ll コマンドでディレクトリの内容を表示します。たとえば、次のように入力します。

M8850_LA.8.PXM.a > cd FW
 
M8850_LA.8.PXM.a > ll
 
Listing Directory .:
drwxrwxrwx 1 0 0 13312 May 11 15:47 ./
drwxrwxrwx 1 0 0 13312 May 11 17:10 ../
-rwxrwxrwx 1 0 0 2253552 May 11 15:47 mpsm_t1e1_030.000.004.016-P2.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 10655280 Apr 2 08:46 rpm-js-mz.123-2.T5
-rwxrwxrwx 1 0 0 3350304 Apr 2 08:46 rpm-boot-mz.123-2.T5
-rwxrwxrwx 1 0 0 1431512 May 11 15:47 mpsm_t1e1_030.000.004.016-P1_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 1030532 May 11 15:46 frsm_vhs_022.000.005.019-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 891552 May 11 15:46 frsm_8t1e1_022.000.005.019-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 303936 May 11 15:46 cesm_t3e3_CE8_BT_1.0.02.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 641312 May 11 15:46 cesm_t3e3_022.000.005.019-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 743136 May 11 15:46 cesm_8t1e1_022.000.005.019-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 826392 May 11 15:38 vxsm_005.000.004.034-A_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 10528336 May 11 15:38 vxsm_005.000.004.034-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 7939476 May 11 15:38 pxm45_005.000.004.034-A_mgx.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 1160328 May 11 15:37 pxm45_005.000.004.034-A_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 468388 May 11 15:46 frsm_vhs_VHS_BT_1.0.06.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 1245112 May 11 15:37 mpsm155_005.000.004.034-P1_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 4069552 May 11 15:37 mpsm155_005.000.004.034-P1.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 737896 May 11 15:37 frsm12_005.000.004.034-A_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 2490064 May 11 15:37 frsm12_005.000.004.034-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 3674368 May 11 15:36 axsmxg_005.000.004.034-P1.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 838840 May 11 15:36 axsmxg_005.000.004.034-A_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 742168 May 11 15:36 axsme_005.000.004.034-A_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 297988 May 11 15:46 frsm_8t1e1_FR8_BT_1.0.02.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 264592 May 11 15:46 cesm_8t1e1_CE8_BT_1.0.02.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 3111904 May 11 15:36 axsme_005.000.004.034-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 744600 May 11 15:36 axsm_005.000.004.034-A_bt.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 3267520 May 11 15:36 axsm_005.000.004.034-A.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 248686 May 11 15:32 vism_8t1e1_VI8_BT_3.2.00.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 4135448 May 11 15:32 vism_8t1e1_003.053.103.007-I.fw
-rwxrwxrwx 1 0 0 4135000 May 11 15:32 vism_8t1e1_003.003.103.007-I.fw
 
In the file system :
total space : 818961 K bytes
free space : 704028 K bytes
 

rpm-boot というテキストが含まれているファイルは、通常のランタイム イメージ(この例では rpm-js-mz_123-2.T5 )がロードできないときに、カードをブートするために使用します。ブート ファイルは、カードのブートフラッシュに保存され、そこからロードされます。スイッチは、ブート コードを PXM ハードディスクからロードすることはありません。しかし、ブートフラッシュのアップグレードに備えてブート コードをハードディスクに保存するのが一般的です。

ランタイム イメージのファイル名を書き留めます。この手順の後半で、このファイル名を入力する必要があります。


) ランタイム ファイルが見つからない場合、適切なファイルをスイッチに転送できます。この手順は、付録A「アップグレード ソフトウェアのダウンロードとインストール」で説明します。


ステップ 3 cc コマンドを使用して、RPM カードが取り付けられているカード スロットを選択します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cc 9
 
(session redirected)
 
Router>
 

例のように、RPM カードの Cisco IOS ソフトウェアのプロンプトが表示されます。

ステップ 4 show bootflash: コマンドを入力して、RPM カードの設定ステータスを確認します。たとえば、次のように入力します。

Router>show bootflash:
-#- ED --type-- --crc--- -seek-- nlen -length- -----date/time------ name
1 .. image BAC7D50E 2B80EC 27 2588780 Jul 12 2001 23:05:26 rpm-boot-mz_122-4.T
2 .. config 0EC2C678 2B84F0 18 898 Jul 12 2001 16:04:41 auto_config_slot09
 
30178064 bytes available (2589936 bytes used)
 

ブートフラッシュにはブート ファイルだけが含まれるようにし、設定ファイルは含まれないようにする必要があります。上記の例では、設定ファイル(auto_config_slot09)が含まれているので、カードを初期化する前にこのファイルを削除する必要があります。ファイルの削除手順については、この手順で後述します。

ステップ 5 イネーブル モードに入ります。たとえば、次のように入力します。

Router>enable
Password:
Router#
 

) イネーブル モードのデフォルトのパスワードは、スイッチに付属して提供されます。RPM カードへのアクセスを保護するために、このパスワードは変更してください。Enable のパスワード変更については、Cisco IOS のマニュアルを参照してください。


ステップ 6 ブートフラッシュに設定ファイルが含まれている場合は、 delete コマンドを使用して削除のマークを付けます。たとえば、次のように入力します。

Router#delete bootflash:auto_config_slot09
Delete filename [auto_config_slot09]?
Delete bootflash:auto_config_slot09? [confirm]y
 

このコマンドは、ファイルに削除対象であることを示すマークを付けますが、実際には削除しません。削除のマークが付けられたファイルは、次のステップですべて削除されます。

ステップ 7 削除のマークが付いた設定ファイルがブートフラッシュに含まれている場合は、 squeeze コマンドを入力して削除します。たとえば、次のように入力します。

Router#squeeze bootflash:
All deleted files will be removed. Continue? [confirm]y
Squeeze operation may take a while. Continue? [confirm]y
Squeeze of bootflash complete
 

現在のブートフラッシュの内容を確認するには、 show bootflash: コマンドを入力します。

ステップ 8 グローバル設定モードに移行します。たとえば、次のように入力します。

Router#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
 

ステップ 9 次の形式で boot system コマンドを入力します。

Router(config)# boot system x:<filename>
 

たとえば、次のように入力します。

Router(config)#boot system x:rpm-js-mz.122-4.T
 

ステップ 10 RPM カード 設定 が PXM の ハード ディスクに保存されるように設定するには、次のように boot config コマンドを入力します。

RPM-PR_mgx8850a_9(config)#boot config e:auto_config_slot
 

RPM 設定ファイルには、auto_config_ slot という形式で名前が付けられます。 このファイル名の slot の部分は、RPM カードに対応するスロット番号と一致します。


設定は、startup-config という名前を使用して NVRAM にも保存されます



ヒント RPM ソフトウェアと設定ファイルは、意図的に別のディレクトリに保存されます。PXM の E:RPM (IOS で e: と参照してアクセス可能)は、saveallcnf コマンドを実行するといつでもバックアップが行われます。C:FW ディレクトリ(IOS で x: と入力して参照可能)は、スイッチの設定が保存されるときにバックアップは行われません。ソフトウェア ファイルを C:FW に保存しておくと、保存される設定ファイルのサイズが減少します。また、設定の保存に必要な時間も短縮されます。

ステップ 11 グローバル設定モードを終了し、 copy run start コマンドで変更を保存します。たとえば、次のように入力します。

Router(config)#^Z
Router#copy run start
Building configuration...
[OK]
Router#
 

copy run start コマンドは、以前のバージョンの write mem コマンドと同じ機能を実行します。


このステップによって、ルータを再起動しても設定の変更が失われないようになります。また、これによって設定が PXM のハードディスクに保存されます。次のディレクトリ リストには、保存された設定ファイルが示されています。

mgx8850a.7.PXM.a> cd E:RPM
 
mgx8850a.7.PXM.a> ll
size date time name
-------- ------ ------ --------
512 NOV-17-2000 20:01:10 . <DIR>
512 NOV-17-2000 20:01:10 .. <DIR>
553 DEC-16-2000 20:40:24 auto_config_slot09
 
In the file system :
total space : 102400 K bytes
free space : 92334 K bytes
 

注意 設定変更を保存しない場合は、この手順を繰り返す必要があります。

ステップ 12 新しい設定の使用を開始するには、次のようにアクティブな PXM カードから RPM カードをリセットします。たとえば、次のように入力します。

Router#cc 7
 
(session redirected)
 
mgx8850a.7.PXM.a> resetcd 9
The card in slot number 9, will be reset. Please confirm action
resetcd: Do you want to proceed (Yes/No)? y
 

dspcds コマンドを実行し、RPM カードがアクティブになったことが示されれば、初期化は完了です。


 

使用中のソフトウェア バージョンの確認

RPM カードが使用しているソフトウェア バージョンを確認するために、 dspcd コマンドか IOS コマンドを RPM カードのルータ プロンプトで使用します。次の例は、IOS の show version コマンドでソフトウェアのバージョンを表示する方法を示しています。

Router#show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) RPM Software (RPM-JS-M), Experimental Version 12.1(20001205:224609) [swtools-rpm21a 242]
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 09-Feb-01 01:17 by
Image text-base: 0x60008960, data-base: 0x61326000
 
ROM: System Bootstrap, Version 12.1(20001003:080040) [swtools-rommon400 102], DEVELOPMENT SOFTWARE
BOOTFLASH: RPM Software (RPM-BOOT-M), Experimental Version 12.1(20001010:121621) [swtools-rpm21.nightly 323]
 
Router uptime is 0 minutes
System returned to ROM by reload
System image file is "x:rpm-js-mz.122-4.T"
 
cisco RPM (NPE400) processor with 229376K/32768K bytes of memory.
R7000 CPU at 300Mhz, Implementation 39, Rev 2.1, 256KB L2, 4096KB L3 Cache
Last reset from s/w peripheral
Bridging software.
X.25 software, Version 3.0.0.
SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp).
TN3270 Emulation software.
1 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
1 ATM network interface(s)
125K bytes of non-volatile configuration memory.
 
32768K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Configuration register is 0x2
 

上記の例では、次の行が最も重要です。

System image file is "x:rpm-js-mz.122-4.T"
 

このシステム イメージ ファイルの行は、どのファイルを使用して現在使用されているソフトウェアがロードされたかを示しています。この例では、ソフトウェアは x: ドライブからロードされていますが、これはスイッチの C:FW に相当します。示されたファイル名は、動作しているイメージのソース ファイルを示しています。このファイル名は、 Cisco IOS のグローバル設定モードで boot system コマンドで設定されます。

RPM カード間での冗長構成の設定

RPM カードは、1: N のカード冗長構成をサポートします。1: N カード冗長構成では、1 枚の RPM カードが複数の RPM カードのセカンダリ カード、つまりバックアップ カードとして動作できます。


) プライマリ カードとセカンダリ カードは、互換性がないソフトウェア イメージで動作できます。ただし、セカンダリ カードのソフトウェア イメージは、プライマリ カードのソフトウェア イメージと同レベル以上である必要があります。


RPM カードのバックアップ カードを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 両方のカードをまだ初期化していない場合は、 「RPM カードの初期化」 で説明したように初期化します。

ステップ 3 dspcds コマンドを使用して、両方の RPM カードがアクティブな状態であることを確認します。


) セカンダリ RPM カードを冗長構成に設定する場合は、セカンダリ RPM カードに接続が設定されていてはいけません。


ステップ 4 次のように addred コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> addred <redPrimarySlotNum> <redSecondarySlotNum> <redType>
 

< redPrimarySlotNum> にはプライマリ RPM カードのスロット番号を指定し、< redSecondarySlotNum> にはセカンダリ RPM カードのスロット番号を指定します。1: n 冗長構成の場合は、< redType> に 2 を指定します。

addred コマンドを入力すると、セカンダリ カードがリセットされます。このため、セカンダリ カードは数分間使用できなくなります。リセットが完了してから dspcds コマンドを実行すると、プライマリ カードがアクティブ状態で、セカンダリ カードがスタンバイ状態であることが示されます。


) スイッチは RPM-PR と RPM-XF カードだけをサポートします。RPM/B などの他のタイプのカードを挿入すると、addred コマンドは正しく実行されません。


ステップ 5 cc コマンドを使用して、プライマリ RPM-PR カードが取り付けられているスロットを選択します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cc 9
 

ステップ 6 グローバル設定モードに入ります。たとえば、次のように入力します。

Router>enable
Password:
Router#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
 

ステップ 7 次のように boot config コマンドを入力して、 RPM カード 設定 が PXM1E のハード ディスクに保存されるように設定します。

Router>boot config e:auto_config_slot#
 

) このステップは省略できません。切り替えが発生したときに、セカンダリ RPM カードは、PXM のハードディスクの auto_config ファイルから設定をロードできるようになっている必要があります。このコマンドがすでに起動設定ファイルに設定されている場合は、このコマンドを繰り返す必要はありません。


ステップ 8 プライマリ RPM カードで copy run start コマンドを入力して、設定変更を保存します。

Router> copy run start

ステップ 9 スイッチの全カードの冗長関係を表示するには、 dspred コマンドを入力します。

冗長カードの管理については、 第 9 章「スイッチの運用手順」 「冗長カードの管理」 を参照してください。


 

RPM カードでの SNMP の設定

RPM カードで SNMP コミュニティ ストリングを設定するには、RPM カードのルータ プロンプトで IOS コマンドを使用する必要があります。次の例では、この実行方法を示します。


ステップ 1 RPM カードにログインして、スイッチ インターフェイスがアクティブかどうかを調べます。

Router# enable
Router>(enable):show interfaces
 

ステップ 2 スイッチ インターフェイスがアクティブになっていない場合は、 config terminal コマンドを入力してアクティブにします。次の例では、この実行方法を示します。

Router# config terminal
Router(config)#int switch 1
Router(config)#no shut
end
 

ステップ 3 show run コマンドを入力して、実行設定を表示し、SNMP 情報を確認します。

Router# show run
....
....
snmp-server community public RW
snmp-server community private RW
....
....
 

ステップ 4 リード ライト コミュニティ ストリングを変更するには、 config terminal コマンドを入力します。次の例では、この実行方法を示します。

Router#config terminal
Router(config) snmp-server community POPEYE RW
 

ステップ 5 exit コマンドを入力して、設定ターミナル モードを終了します。

Router(config)#exit
 

ステップ 6 copy run start コマンドを入力して、起動時に使用される設定内容を保存します。

RPM-PR_mgx8850a_9#copy run start
Destination filename [startup-config]?
Building configuration...
[OK]
RPM-PR_LA_9#
 


 

次の作業

RPM カードを初期化し、必要なすべての冗長構成を確立したら、RPM カードを次のどちらかの役割で動作するように設定できます。

ラベル スイッチ コントローラ(LSC)

ラベル エッジ ルータ(LER)


) LSC としての RPM の動作は Cisco MGX 8850 (PXM45) と Cisco MGX 8950 スイッチだけでサポートされています。Cisco MGX 8850 (PXM1E) や Cisco MGX 8830 スイッチを設定する場合、RPM カードは LER としてのみ動作します。


LER の機能で動作する場合、RPM カードは RPM バック カードのイーサネット接続を使用して、IP ネットワークと接続します。LSC および LER の機能と、RPM のイーサネット接続は、すべて RPM カード上で動作する Cisco IOS を使用して定義します。スイッチの CLI セッションから Cisco IOS を使用するには、 cc コマンドを使用してカードを RPM スロットに変更してください。

Cisco IOS コマンドを使用して RPM-PR カードを設定する手順については、『 Cisco MGX Route Processor Module (RPM-PR) Installation and Configuration Guide, Release 2.1 』を参照してください。Cisco IOS コマンドを使用して RPM-XF カードを設定する手順については、『 Cisco MGX Route Processor Module (RPM-XF) Installation and Configuration Guide, Release 5.1 』を参照してください。