Cisco MGX 8800/8900 シリーズ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 5.1
一般的なスイッチ機能の設定
一般的なスイッチ機能の設定
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

一般的なスイッチ機能の設定

設定のクイックスタート

スイッチの初期化

初期化後の CLI 管理セッションの開始

CLI 管理セッションの終了

スイッチ プロンプトでのコマンド入力

コマンドのヘルプ表示

コマンド リストの表示

詳細なコマンド リストの表示

コマンドの構文とパラメータの表示

ユーザ アクセスの設定

ユーザの追加

ユーザ自身のパスワードの変更

cnfuser によるユーザ アクセス レベルとパスワードの変更

ユーザの削除

ユーザの

ユーザ cisco のパスワードのリセット機能の有効化および無効化

ノード名の設定と表示

スイッチの日付と時刻の表示と設定

PNNI ノード パラメータの設定

PNNI コントローラの追加

PNNI レベルとピア グループ ID の設定

PNNI ノード アドレスの設定

PNNI ノード ID の設定

SPVC プレフィックスの設定と表示

PNNI のサマリー アドレスの表示

MPLS コントローラの設定

クロック ソースの設定

BITS クロック ソースの手動設定

ノードでの NCDP の有効化

LAN IP アドレスの設定

ブート IP アドレスの設定

ディスク IP アドレスの設定

LAN ポートを介した CLI セッションの開始

ネットワーク管理の設定

SNMP トラップの発信元 IP アドレスの設定

SNMP マネージャの送信先 IP アドレスの設定

コミュニティ ストリングと一般スイッチ情報の設定

ハードウェア設定の確認

一般的なスイッチ機能の設定

この章では、複数のスイッチ インターフェイスに適用される一般的なスイッチ機能の設定方法を説明します。最初に、設定のクイックスタート手順で設定作業の概要について説明します。ここでは、設定作業の手順について詳しく説明します。

この章では、次の点に注意して読み進めてください。

このマニュアルでは「PXM」という共通の用語を使って、PXM1E と PXM45 の両スイッチを参照しています。手順やステップがいずれかのカードに固有である場合は、その旨を明記してあります。

「MGX」という共通の用語を使って、Cisco MGX 8830、Cisco MGX 8830/B、Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45)、Cisco MGX 8850/B、Cisco MGX 8950の各スイッチと Cisco MGX 8880 Media Gateway を参照しています。手順やステップがこのうちの 1 つまたは 2 つの MGX スイッチだけに固有である場合は、その旨を明記してあります。

この章で説明する手順は、Cisco MGX 8830、Cisco MGX 8830/B、Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45)、Cisco MGX 8850/B、Cisco MGX 8950の各スイッチと Cisco MGX 8880 Media Gateway に適用されます。PXM の例は Cisco MGX 8850 スイッチを使って示してありますが、それらの例は、 その他のスイッチにも適用できます。手順やステップがいずれかのカードに適用できない場合には、その旨を明記してあります。

設定のクイックスタート

クイックスタート手順は、MGX スイッチの設定経験のあるユーザに対する、設定作業の概要およびクイック リファレンスです。

 

表2-1 設定のクイックスタート

コマンド
目的

ステップ 1

sysVersionSet version

reboot

スイッチが PXM カードで使用するランタイム ファームウェアのバージョンを選択して、選択したファームウェアでスイッチを再起動します。たとえば、次のように入力します。

sysVersionSet "004.000.000.000"
 

) これらのコマンドは、PXM バックアップ ブート プロンプトで入力する必要があります。PXM1E カードの場合、バックアップ ブート プロンプトは pxm1ebkup> です。PXM45 カードの場合、バックアップ ブート プロンプトは pxm45bkup> です。


この章で後述する 「スイッチの初期化」 を参照してください。

ステップ 2

リブートが終わると、 username password の入力を要求するプロンプトが表示されます。

管理セッションを開始します。

Console Port(CP; コンソール ポート)に接続された端末またはワークステーションでセッションを開始する手順については、 「初期化後の CLI 管理セッションの開始」 (後述)を参照してください。

スイッチを管理するその他の方法については、 付録C「その他の CLI アクセス オプションのサポートと使用方法」 を参照してください。


) クイックスタート手順のすべての手順を実行するには、SERVICE_GP 特権を持つユーザでログインする必要があります。これらの特権を持つデフォルト ユーザは service で、そのデフォルトのパスワードは、serviceuser です。アクセス特権の詳細については、「ユーザ アクセスの設定」(後述)を参照してください。


ステップ 3

adduser < username > < accessLevel >

関連コマンド:

cnfpasswd

cnfuser < options >

deluser < username >

ユーザ アクセスを設定します。このステップはオプションです。

この章で後述する 「ユーザ アクセスの設定」 を参照してください。

ステップ 4

cnfname < node name >

スイッチの名前を設定します。

この章で後述する 「ノード名の設定と表示」 を参照してください。

ステップ 5

cnfdate < mm:dd:yyyy >

cnftmzn < timezone >

cnftmzngmt < timeoffsetGMT >

cnftime < hh:mm:ss >

関連コマンド:

dspdate

スイッチの時刻を設定します。

この章で後述する 「スイッチの日付と時刻の表示と設定」 を参照してください。

ステップ 6

addcontroller < options >
cnfpnni-node < options >
cnfspvcprfx < options >

関連コマンド:

dspcontrollers
dspspvcprfx
dsppnni-summary-addr

PNNI コントローラ、PNNI レベル、ピア グループ ID、ATM アドレス、ノード ID、SPVC プレフィックスなどの基本的な PNNI ノード パラメータを設定します。

この章で後述する 「PNNI ノード パラメータの設定」 を参照してください。

ステップ 7

addcontroller < options >


関連コマンド:

dspcontrollers

MPLS コントローラを設定します。

この章で後述する「MPLS コントローラの設定」を参照してください。


) MPLS label switch controller (LSC; ラベル スイッチ コントローラ) 機能は、Cisco MGX 8850(PXM1E)またはCisco MGX 8830スイッチではサポートされていません。


ステップ 8

cnfclksrc < options >

または

cnfncdp

スイッチが使用する BITS クロック ポートを設定します。クロック ソースは、手動で設定することも、NCDP 機能を使って設定することもできます。このステップはオプションです。


) 各スイッチで 1 つ以上のクロック ソースをサポートします。クロック ソースは、PXM1E、AXSM、CESM、VISM-PR、または AUSM カードに配置できます。


この章で後述する 「クロック ソースの設定」 を参照してください。


) PXM1E 回線クロック ソースの設定については、第4章「通信のためのサービス モジュールの準備」を参照してください。AXSM 回線クロック ソースの設定については、『Cisco ATM Services (AXSM) Configuration Guide and Command Reference for MGX Switches, Release 5』を参照してください。


ステップ 9

bootChange

ipifconfig < options >

LAN アクセスのための IP アドレスを設定します。

この章で後述する 「LAN IP アドレスの設定」 を参照してください。

ステップ 10

cnfsnmp community [ string ]

cnfsnmp contact [ string ]

cnfsnmp location [ string ]

関連コマンド:

dspsnmp

SNMP 管理を設定します。

この章で後述する 「ネットワーク管理の設定」 を参照してください。

ステップ 11

dspcds

dspcd

cc < slotnumber >

ハードウェア構成を検証します。

この章で後述する 「ハードウェア設定の確認」 を参照してください。

スイッチの初期化

Cisco MGX 8800/8900 Hardware Installation Guide, Releases 2 - 5.1 』に従って新しいスイッチを設置した後、スイッチを初期化してから設定する必要があります。PXM カードは、そのフロント カードに最新のブート ファームウェアがインストールされて出荷されますが、ランタイム ファームウェアは、フロント カードとバック カードの両方が装着されない限りロードできません。スイッチを初期化する際に、PXM ハードディスクから特定のランタイム ファームウェア バージョンをロードするようにスイッチを設定します。

新しいスイッチはコンソール ポート管理セッションを使用して初期化しなければなりません。コンソール ポート管理セッションでは、PXM-UI-S3 バック カードの Console Port (CP;コンソール ポート)にシリアルケーブルで接続した端末またはワークステーションが必要です。

図2-1に、ワークステーションと PXM-UI-S3 バック カードの接続方法を示します。また、図2-2は、ワークステーションと PXM-UI-S3/B バック カードの接続方法を示します。


) ここで説明するほとんどのコマンドは、SERVICE_GP または CISCO_GP の特権が必要です。このような特権とそのレベルに対するデフォルトのユーザ名およびパスワードについては、この章に後述する「ユーザの追加」を参照してください。


図2-1 PXM UI-S3 バック カード上のコンソール ポートへのワークステーション接続

 

図2-2 XM-UI-S3/B バック カード上のコンソール ポートへのワークステーション接続

 

スイッチを初期化するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 図2-1 または 図2-2 に示すように、端末またはワークステーションを PXM UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードに接続します。VT-100 エミュレーション プログラムの動作するパソコンまたは UNIX ワークステーションも使用できます。


) Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45) または Cisco MGX 8950 に端末を接続する場合は、スロット 7 またはスロット 8 にある PXM に接続します。Cisco MGX 8830 に端末を接続する場合は、スロット 1 またはスロット 2 にある PXM1E に接続します。


ステップ 2 端末を起動するか、またはワークステーションを使用する場合には端末エミュレーション プログラムを起動し、ワークステーションのシリアル ポート経由でスイッチに接続するように設定します。端末エミュレーション プログラムの設定については、そのプログラムの付属マニュアルを参照してください。

デフォルトのスイッチ設定では、9600 bps、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1、ハードウェア フロー制御なしという設定がサポートされます。

ステップ 3 ワークステーションで、端末エミュレーション プログラムを他のコンピュータに接続するコマンドを入力します。

ステップ 4 スイッチの電源がオフの場合、『 Cisco MGX 8800/8900 Hardware Installation Guide, Releases 2 - 5.1 . 』に従ってスイッチの電源をオンにします。


) ワークステーションは、電源を投入する前または投入した後でもスイッチに接続できます。スイッチに電源を投入する前に端末エミュレーション プログラムを起動しておくと、端末エミュレーション プログラムからスイッチの起動メッセージが表示されます。


ステップ 5 スイッチがメッセージもプロンプトも表示しない場合、 Enter キーを押します。

初期化を行っていないスイッチの起動が完了すると、次のような PXM バックアップ ブートのプロンプトが表示されます。

PXMbkup>
 

ステップ 6 スイッチのランタイム ファームウェアのバージョンを調べて書き留めます。書き留めたバージョン番号は次のステップで使用します。

バージョン番号については、次のリリース ノートを参照してください。

Release Notes for Cisco MGX 8850 (PXM1E/PXM45), Cisco MGX 8950, and Cisco MGX 8830 Switches, Release 5.1.00

Release Notes for the Cisco MGX 8880 Media Gateway, Release 5.0.02

番号は、ファームウェアのファイル名に示されている形式と同じ形式で入力する必要があります。たとえば、ファームウェアのファイル名が pxm1e_004.000.000.000_mgx.fw の場合、ファームウェアのバージョン番号は 004.000.000.000 と入力します。

ステップ 7 PXM バックアップ ブート プロンプトが表示されたら、次のように sysVersionSet コマンドを入力して PXM ランタイム ファームウェアのバージョンを定義します。

PXMbkup> sysVersionSet version
 

version には、ランタイム ファームウェアのバージョン番号を指定します。たとえば、次のように入力します。

PXMbkup> sysVersionSet 005.000.001.000
 

ステップ 8 次のように reboot コマンドを入力してスイッチをリブートします。

PXMbkup> reboot
 

初期化時にスイッチは 2 回ブートされます。リブートが完了すると、スイッチは Login プロンプトを表示します。このプロンプトは、ファームウェアがロードされてスイッチの設定準備ができたことを示します。


ヒント スイッチのリブート プロセスが停止して「Can not open file C:/version」または「Unable to determine size of C:/FW/filename.」というメッセージが表示された場合、sysVersionSet コマンドが失敗したことを示します。この場合、Enter キーを押してバックアップ ブート プロンプトを表示してから、付録A「アップグレード ソフトウェアのダウンロードとインストール」「アップグレードの問題のトラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 9 スイッチにログインするには、提供されているスイッチのログイン名を入力し、そのパスワードを入力します。たとえば、次のように入力します。

Login: cisco
password:
 
unknown.7.PXM.a >

) すべての特権レベルに対するデフォルトのユーザ名およびパスワードについては、この章で後述する「ユーザの追加」を参照してください。



) スイッチが完全に始動されておらず、init 状態(ステージ 1 CLI モードとも呼ばれます)で動作している場合は、スイッチ プロンプトに unknown.7.PXM.i> のように i が表示されます。このモードでは、ユーザ cisco、パスワード cisco としてだけログインできます。トラブルシューティングに使用できるコマンドのセットは制限されます。初期状態のときにログインした場合は、カードがアクティブ状態またはスタンバイ状態になると、そのカードによって初期状態のユーザが強制的にログアウトされて、再度のログインを促すプロンプトを表示されます。この時点で、対応するパスワードを使用して、設定済みのユーザとしてログインできます。



) Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45) および Cisco MGX 8950 スイッチでは、スイッチ プロンプトの番号 7 は、スロット 7 の PXM を管理していることを示します。スロット 8 の PXM を管理している場合、スイッチ プロンプトには番号 8 が表示されます。
Cisco MGX 8830 スイッチでは、スイッチ プロンプトの番号 1 は、スロット 1 の PXM を管理していることを示します。スロット 2 の PXM を管理している場合、スイッチ プロンプトには番号 2 が表示されます。


スイッチのログイン時は、パスワードが表示されません。ログインが完了すると、スイッチ プロンプトが表示されます。

PXM カードとすべてのサービス モジュールのスイッチ プロンプトの形式は次のとおりです。

nodename.slot.cardtype.state>
 

表2-2 に、この CLI プロンプトのコンポーネントについて説明します。

 

表2-2 CLI プロンプトのコンポーネント

コンポーネント
説明

nodename

nodename はノードの名前です。新しいスイッチが起動したとき、ノード名は「 unknown 」になります。名前を変更する場合は、この章で後述する 「ノード名の設定と表示」 を参照してください。

slot

slot 番号は、設定するカードが取り付けられる物理スロットを表します。ほとんどのスイッチの設定手順では、PXM カードを使ってスイッチを設定します。Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45) と Cisco MGX 8950 では、PXM カードはスロット 7 かスロット 8 にあります。Cisco MGX 8830 では、PXM カードはスロット 1 かスロット 2 にあります。

回線やトランクの多くの手順でサービス モジュール(CESM カードなど)を修正する必要がありますが、サービス モジュールはこれ以外のスロットにあります。

cardtype

cardtype は、PXM や CESM などのカードのモデルを特定します。

state

カードの stateアクティブ (a)、スタンバイ (s)、または 初期 (i) です。カードの状態は、スイッチの起動時に初期化され 初期状態 となります。


FRSM-2CT3 カードのプロンプトには、カードタイプとして VHS2-CT3 が表示されます。FRSM-2CT3 が VHS カードであるためです。たとえば、MGX.1.4.VHS2CT3.a>と表示されます。ただし、FRSM 8T1E1 カードは標準の命名規則に従うため、スイッチ プロンプトにはカードタイプとして FRSM が表示されます。


初期化すると、初期化したスロットの PXM がアクティブになります。別の PXM が他のスロットにあると、アクティブな PXM がそのスロットでランタイム ファームウェアのロードを開始します。アクティブでない PXM にランタイム ファームウェアがロードされると、カードの状態はスタンバイ モードとなり、アクティブなカードで障害が発生した場合に制御を受け継ぐことができるようになります。

ログインすると、スイッチは最後のキー入力から 10 分(600 秒)(デフォルト)ほどセッションを保持します。セッションのアイドル状態が 600 秒を経過すると、セッションが終了します。


ヒント 自動的に終了されたセッションを再起動するには、Enter キーを押します。スイッチから、ログイン名とパスワードの入力が求められます。

ステップ 10 セッションのタイムアウト時間を変更するには、次のように timeout コマンドを入力します。

unknown.7.PXM.a > timeout <seconds>
 

seconds には、セッションのタイムアウト時間を秒数で指定します。最大値は 600 です。タイムアウトを無効にするには、Release 5 より前のリリースでは 0 を指定します。Release 5 以降では、0 を指定するとデフォルト時間が 43200 秒(12 時間)に設定されます。スイッチは新しいタイムアウト値をセッションが終了されるまで使用します。新たにセッションが開始されるたびに、タイムアウト値はデフォルトの 600 秒になります。


 

上記の手順を完了すると、Command Line Interface(CLI; コマンド行インターフェイス)管理セッションが確立されます。CLI 管理セッションを使用してスイッチの設定または監視ができます。

初期化後の CLI 管理セッションの開始

初期化後、CP ポートに接続された端末またはワークステーション(前項を参照)を使用していつでもセッションを停止および開始できます。


ヒント スイッチは、リモート接続などさまざまなタイプの管理接続もサポートしています。別タイプの CLI 管理セッションのサポートおよび開始については、付録C「その他の CLI アクセス オプションのサポートと使用方法」を参照してください。



) ここで説明するほとんどすべてのコマンドには、サービス レベル以上のユーザ特権が必要です。これらのコマンドを使用するには、デバッグ(サービス レベルまたは シスコ レベル)特権とパスワードが必要です。


CP ポートの CLI 管理セッションを開始してスイッチの設定および監視を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 端末の電源を入れるか、または端末セッションを開始します。

端末と接続の準備については、 「スイッチの初期化」 (前述)を参照してください。

ステップ 2 Login プロンプトが表示されない場合には、 Enter キーを押します。端末がスイッチに正常に接続されていることを示す Login プロンプトが表示されます。

ステップ 3 Login プロンプトが表示されたら、そのスイッチ用のログイン名を入力し、そのパスワードを入力します。たとえば、次のように入力します。

Login: superuser
password:
unknown.7.PXM.a >
 

) デフォルトで設定されているユーザ名とパスワードは、ユーザ cisco(パスワード cisco)、ユーザ service(パスワード serviceuser)、ユーザ superuser(パスワード superuser)です。この章の手順の多くは、SUPER_GP 以上の特権を持つユーザとしてログインしないと実行できません。この特権を持つデフォルトのユーザ名とパスワードは superuser です。



) スイッチが完全に始動されておらず、init 状態(ステージ 1 CLI モードとも呼ばれます)で動作している場合は、スイッチ プロンプトに unknown.7.PXM.i> のように i が表示されます。このモードでは、ユーザ cisco、パスワード cisco としてだけログインできます。トラブルシューティングに使用できるコマンドのセットは制限されます。初期状態のときにログインした場合は、カードがアクティブ状態またはスタンバイ状態になると、そのカードによって初期状態のユーザが強制的にログアウトされて、再度のログインを促すプロンプトを表示されます。この時点で、対応するパスワードを使用して、設定済みのユーザとしてログインできます。


スイッチのログイン時は、パスワードが表示されません。ログインが完了すると、スイッチ プロンプトが表示されます。

PXM カードとすべてのサービス モジュールのスイッチ プロンプトの形式は次のとおりです。

nodename.slot.cardtype.state >

スイッチ プロンプトのコンポーネントについては、前述の表2-2を参照してください。


) FRSM-2CT3 カードのスイッチ プロンプトでは、カードごとに別のカード名を使用します。これにより、FRSM-2CT3 カードと FRSM-8T1 カードが区別されます。FRSM-2CT3 カードの場合は、cardstype の場所には名前 VHS2CT3 が表示されます。FRSM-8T1 カードの場合は、標準の命名規則を使用して、cardtype の場所には FRSM が表示されます。


ログインすると、スイッチは最後のキー入力から 10 分(600 秒)ほどセッションを維持します。セッションのアイドル状態が 600 秒を経過すると、セッションが終了します。


ヒント 自動的に終了されたセッションを再起動するには、Enter キーを押します。スイッチにログインして使用するアプリケーションに応じて、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。


ステップ 4 セッションのタイムアウト時間を変更するには、次のように timeout コマンドを入力します。

unknown.7.PXM.a > timeout <seconds>
 

seconds には、セッションのタイムアウト時間を秒数で指定します。最大値は 600 です。タイムアウトを無効にするには、 0 秒を指定します。スイッチは新しいタイムアウト値をセッションが終了されるまで使用します。新たにセッションが開始されるたびに、タイムアウト値はデフォルトの 600 秒になります。


 

上記の手順を完了すると、CLI 管理セッションが確立されます。CLI 管理セッションを使用してスイッチの設定または監視ができます。

CLI 管理セッションの終了

設定したアイドル時間が経過すると、CLI 管理セッションは自動的に終了します。デフォルトのアイドル時間は 600 秒(10 分)で、 timeout コマンドで変更可能です。CLI 管理セッションを手動で終了するには、 bye コマンドまたは exit コマンドを入力します。


bye コマンドと exit コマンドで、CLI セッションは終了しますが、 端末セッションは終了しません。端末セッションの終了手順については、ご使用の端末または端末エミュレーション プログラムのマニュアルを参照してください。


bye コマンドまたは exit コマンドを入力した後にセッションを再起動する場合には、単に Enter キーを押します。スイッチは、ユーザ名とパスワードを求めるプロンプトを表示します。

スイッチ プロンプトでのコマンド入力

スイッチのオペレーティング システムのコマンドは、スイッチにインストールしたカードに関連します。コマンドを実行する前に、まずそのコマンドをサポートするカードを選択します。スイッチは現在選択されているカードをスイッチのプロンプトで表示します。たとえば、次のスイッチ プロンプトは、スロット 7 の PXM が選択されていることを表します。

mgx8850a.7.PXM.a>
 

スイッチ内の別のカードを選択するには、 cc コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cc <slotnumber>
 

slotnumber には、管理したいカードのスロット番号を指定します。 dspcds コマンドを使用して、有されているスロットを表示できます。


) 詳細については、 『Cisco MGX 8800/8900 Hardware Installation Guide, Releases 2 - 5.1』の有効なスロット番号 オプションの表を参照してください。


カードを変更するために cc コマンドを実行した後は、スイッチのプロンプトに表示されたスロット番号で正しいカードを管理していることを確認します。次の例は、Cisco MGX 8850 スイッチのスロット 6 にある CESM カードのプロンプトを示します。

mgx8850a.6.CESM.a >
 

コマンドの入力に問題がある場合には、スイッチのプロンプトを見て、コマンドで正しいカードとタイプを選択したかどうか確認してください。次の例は、認識できないコマンドの応答を示します。

mgx8850a.6.CESM.a > dspdate
Unknown Command: dspdate
 

dspdate コマンドは PXM カードに対して実行するコマンドであり、 CESM カードでは認識されません。


ヒント このマニュアルでは、コマンド例にスイッチのプロンプトも示しているので、カード タイプごとにサポートされているコマンドが確認できます。


デフォルトのスイッチ設定では、PXM カードとほとんどのサービス モジュールに対してコマンドの短縮形を入力できます。 help コマンドだけが he で始まるため、短縮形式の he コマンドを使用してヘルプを表示できます。次の例では、スイッチが help コマンドの短縮形が入力されたことを認識し、その出力を表示しています。

mgx8850a.7.PXM.a> he
 
Available commands
------------------
addpref
addprfx
addred
addrscprtn
addsct
addserialif
addslave
addsntprmtsvr
addtrapmgr
adduser
aesa_ping
arpAdd
arpDelete
arpFlush
arpShow
bootChange
burnboot
bye
cc
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 

) コマンドの短縮形の機能は、AUSM、CESM、FRSMといった旧型のカードではサポートされていません。



ヒント コマンドの短縮形の機能を無効にするには、cnfcmdabbr コマンドを入力します。このオプションの現在の設定を表示するには、dspcmdabbr コマンドを入力します。


help コマンド表示の最後の行に注目してください。 help の出力は 1 画面には表示できないため、複数ページで表示されます。次のページを表示するには Enter キーを押し、 help の表示を取り消すには q と入力して Enter キーを押します。

次の例では、コマンドの短縮形を入力し、その短縮形が一意でない場合、または短縮形がカードによってサポートされていない場合の応答を示します。

M8830_CH.1.13.AUSMB8.a > dspc
 
Unknown Command : dspc
 
The possibilities are :
 
dspcacparm dspcd dspcderrs
dspcdparms dspchan dspchancnt
dspchans dspcon dspcons
dspconstdabr
 

上記の例では、AUSM カードのプロンプトで dspc が入力されています。 dspc で始まる使用可能なコマンドが複数あるため、スイッチは、この文字で始まるサポートされているコマンドをすべて表示します。AUSM カードは旧型のカードです。PXM45 などの新型のカードでは、状況が同じでも次のように異なる内容が表示されます。

M8850_LA.8.PXM.a > dspc
ERR: ambiguous command: "dspc"
 

新型カードの場合、次のようにコマンドを入力すると、同じプレフィックスで始まるコマンドのリストを表示できます。

M8850_LA.8.PXM.a > ? dspc
 
Available commands
------------------
dspcausecnt
dspcbclk
dspcd
dspcdalms
dspcderrs
dspcdhealth
dspcds
dspcdstatus
dspcduptime
dspcdvtdft
dspchassis
dspcli
dspclkalms
dspclkparms
dspclksrcs
dspcmdabbr
dspcon
dspconinfo
dspconntracebuffer
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 

スイッチがエラー メッセージを表示する場合は、コマンドの構文、そのコマンドを使って入力したパラメータ、およびコマンド入力時のプロンプトをチェックしてください。

コマンドのヘルプ表示

ここでは、次のタイプのコマンド ヘルプの表示方法について説明します。

利用可能なコマンド

アクセス レベルとログに関する追加情報のある、利用可能なコマンド

コマンド シンタックスとパラメータ

コマンド リストの表示

スイッチの管理に使用できるコマンドは、ユーザ名によって決まります。ユーザ名には、特定のアクセス レベルが設定されています。ユーザ名とアクセス レベルの詳細については、この章で後述する 「ユーザ アクセスの設定」 を参照してください。ログイン時に使用したユーザ名で利用可能なすべてのコマンドのリストを表示するには、次のように help コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> help
 

共通する文字列を含むコマンドのリストを表示するには、疑問符(?)と共通する文字列を次のように入力します。

M8850_LA.8.PXM.a > ? ip
 
Available commands
------------------
cnfifip
cnfilmiproto
cnftrapip
delifip
dspifip
dspipconntask
dspipif
dspipifcache
dsptrapip
ipifconfig
pntracevsipkt
setipconndebug
zip
 
M8850_LA.8.PXM.a >
 

詳細なコマンド リストの表示

詳細なコマンド リストでは、各コマンドについて次のような詳細情報を表示します。

コマンドの入力に必要なアクセス レベル

コマンドを入力できるカードの状態

コマンドの実行の記録をとるかどうか


) 詳細なコマンド リストを表示するには、特権レベルが SERVICE_GP 以上のユーザ名を使ってセッションを開始する必要があります(アクセス特権については、この章の「ユーザ アクセスの設定」(後述)で説明します)。また、アクセス特権に関する情報は、『Cisco MGX 8800/8900 Series Command Reference, Release 5.1.』にも記載されています。


詳細なコマンド リストを有効にするには、CISCO_GP レベルのユーザとしてログインし、次の例のように clidbxlevel コマンドを実行します。

mgx8850a.7.PXM.a> clidbxlevel 1
Value of cliDbxLevel is now 1
 

clidbxlevelコマンドは、 Release 5 からデフォルト設定で無効になっています。このコマンドを使えるようにするには、CISCO_GP レベルのユーザとしてログインし、seteng onコマンドを実行します。setengコマンドによって、シスコの技術者を使用対象者としたコマンドの呼び出しが有効または無効になります(無効にする場合はseteng off)。


このコマンドを実行した後、次の例のように help コマンドを実行すると、詳細なコマンド リストが表示されます。

mgx8850a.7.PXM.a> ?
 
Command Access Card Log
---------------------------------------------------
? ANYUSER A|S|I -
abortallsaves GROUP1 A +
abortofflinediag SERVICE_GP A|S -
abortrev SERVICE_GP A|S +
actaudit SUPER_GP A +
addaddr GROUP1 A +
addapsln GROUP1 A +
addcon GROUP1 A +
addcontroller SUPER_GP A +
addfltset GROUP1 A +
addlink ANYUSER A -
addlnloop GROUP1 A +
addlpback GROUP1 A -
addmaster GROUP1 A +
addpart GROUP1 A +
addpnni-node SUPER_GP A +
addpnni-summary-addr SUPER_GP A +
addpnport GROUP1 A +
addport GROUP1 A +
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 

clidbxlevel コマンドを実行した後に、help コマンドで詳細レポートが表示されるのはそのセッションだけです。clidbxlevel 0 コマンドを実行すると詳細なレポートは無効になります。新しくセッションを実行するたびに、詳細なコマンド リストは無効になります。


Access 欄には、コマンドの実行に必要なアクセス レベルが示されます。アクセス レベルについては、この章の 「ユーザ アクセスの設定」 で後述します。

Card 欄には、当該カードに対してコマンドを実行できるカード状態が示されます。有効なカード状態は、アクティブ、スタンバイ、および 初期状態です。スイッチが起動中のカードは、状態が「初期状態」として扱われます。Card 欄に表示されるオプションについては、表2-3 に説明します。

Log 欄にプラス記号が表示されている場合は、コマンドの正常な実行が記録されます。Log 欄にマイナス記号が表示されている場合は、コマンドの実行が記録されません。

 

表2-3 カードの状態の説明

カードの状態
説明

A

コマンドは、カードの状態がアクティブのときにサポートされます。

I

コマンドは、カードの状態が初期状態のときにサポートされます。

S

コマンドは、スタンバイ状態のときにサポートされます。

コマンドの構文とパラメータの表示

コマンドの構文を表示するには、コマンドをパラメータなしで入力します。パラメータを指定せずに addport コマンドを入力した場合にスイッチからシンタックスが表示される様子を次に示します。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfifip
Syntax: cnfifip <interface> <ip_address> [<mask> [<broad_addr>]]
OR
cnfifip <interface> <flag>
interface -- 26/28/37 (26:Ethernet 28:SLIP 37:ATM) or Ethernet/SLIP/ATM
ip_address -- <n>.<n>.<n>.<n> (<n>: integer 0..255)
mask -- subnet mask <n>.<n>.<n>.<n> (<n>: integer 0..255)
broad_addr -- <n>.<n>.<n>.<n> (<n>: integer 0..255)
flag -- a string "UP" or "DOWN"
 

(<)記号と(>)記号で囲まれたパラメータは、値を指定する必要のある変数です。値はコマンドの構文の下に記述されます。

大カッコ([])で囲まれたパラメータは、オプションです。オプション パラメータを省略すると、ほとんどのコマンドはそのオプションに対して最後に定義された値を使用します。オプションに値が指定されない場合、デフォルト値が使用されます。


dspcdsaveallcnf など一部のコマンドはパラメータが必要ないので、コマンドをパラメータなしで入力するとそのコマンドが実行されます。現在のスイッチの設定をファイルに保存する saveallcnf コマンドを入力すると、スイッチは保存の確認を求めてからコマンドを実行し始めます。スイッチでコマンドの確認を求めるプロンプトが表示されるのは、そのコマンドがスイッチの設定を変更するか、スイッチのパフォーマンスを低下させるか、または実行に時間がかかる場合です。



ヒント パラメータを必要としないコマンドの構文を表示するには、コマンドを、正しくないとわかっているパラメータを指定して入力します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspcd jim
ERR: Invalid Slot number specified
ERR: Syntax: dspcd ["slot_number"]
slot number -- optional;
 


 

ユーザ アクセスの設定

提供されているスイッチのユーザ名とパスワードを使用すると、スイッチ内のすべての機能にアクセスできます。ユーザの追加と削除、およびユーザのパスワードを変更することもできます。

スイッチに対するユーザのアクセス権を設定する場合は、次の推奨事項を考慮してください。

スイッチにデフォルトで設定されているパスワードを変更する。このパスワードは、シスコの Web サイトに掲載されているため、これを使用すれば誰でもローカルまたはリモートからアクセスしてスイッチの設定と管理ができます。

ユーザ名とパスワードの利用者を、1 人または 2 人のユーザに限定する。

スイッチの設置と設定の際にユーザ名とパスワードが一般に知られてしまった場合には、パスワードを変更する。

追加したユーザがスイッチにアクセスする必要がある場合には、トップレベルより下にユーザ名とパスワードを作成する。このユーザは、トップレベルのユーザ情報をアクセスしたり修正したりすることはできません。

ここでは、ユーザの追加方法、既存ユーザのパスワードの変更方法、ユーザの削除方法、およびユーザの cisco パスワードの復元方法について説明します。

ユーザの追加

Cisco MGX スイッチは、100 までのユーザをサポートします。新しいユーザ アカウントを作成するには、次の情報を指定します。

ユーザの名前

パスワード

アクセス レベル

ユーザ名とパスワードは、ユーザを識別し、そのユーザのスイッチ管理へのアクセス レベルを決定します。

アクセス レベルは、ユーザをスイッチに追加する際に割り当てなければなりません。このマニュアルで、 表2-4 に示すアクセス レベルは、コマンドの実行または手順の完了に必要なアクセス レベルを表します。これらのアクセス レベルはアクセス特権とも呼ばれます。ユーザのアクセス特権がコマンドの実行に必要なレベルよりも低い場合、ユーザはそのコマンドを実行できません。ユーザのアクセス特権がコマンドの実行に必要なレベル以上の場合、ユーザはそのコマンドを実行できます。

 

表2-4 ユーザのアクセス レベル

アクセス レベル
説明

CISCO_GP

これは最も高いユーザ アクセス レベルです。このアクセス レベルを持つユーザはすべてのコマンドにアクセスできます。

CISCO_GP レベルのユーザは 1 人だけです。ユーザ名は、 cisco です。ユーザ cisco のデフォルトのパスワードは cisco です。シスコでは、スイッチを設置する際にデフォルトのパスワードを変更することをお勧めします。

CISCO_GP アクセス レベルのユーザは、次に示すレベルのユーザの追加、削除、パスワードの変更、およびユーザのアクセス レベルの変更を行うことができます。SERVICE_GP、SUPER_GP、GROUP1、および ANYUSER です。

SERVICE_GP

このアクセス レベルでは、スイッチ ファームウェアの更新、スイッチ設定の保存と復元、およびデバッギングを有効にするコマンドが使用できます。また、このアクセス レベルでは、これより低いアクセス レベル(SUPER_GP、GROUP1、および ANYUSER)を持つコマンドをすべて使用できます。

デフォルトのユーザ名は service です。デフォルトのパスワードは serviceuser です。

サービス アクセス レベルのユーザは、次に示すレベルのユーザの追加、削除、パスワードの変更、およびユーザのアクセス レベルの変更を行うことができます。SUPER_GP、GROUP1、および ANYUSER です。

SUPER_GP

このアクセス レベルでは、ノード名、日付、インターフェイス IP アドレスなどのスイッチ レベル パラメータを設定できます。また、このレベルのユーザはトレースを有効にできます。また、このアクセス レベルでは、これより低いアクセス レベル(GROUP1、および ANYUSER)を持つコマンドをすべて使用できます。

デフォルトのユーザ名は superuser で、デフォルトのパスワードは superuser です。

スーパーユーザ アクセス レベルのユーザは、次に示すレベルのユーザの追加、削除、パスワードの変更、およびユーザのアクセス レベルの変更を行うことができます。GROUP1、および ANYUSER です。

GROUP1

このアクセス レベルのユーザは、回線とポート レベルのパラメータを設定し、SPVC 1 と SPVP 2 を作成できます。また、このアクセス レベルは、ANYUSER アクセス レベルのコマンドをすべて使用できます。

このアクセス レベルには、デフォルトのユーザ名もパスワードもありません。

GROUP1 アクセス レベルのユーザは、ANYUSER アクセス レベルのユーザの追加、削除、パスワードの変更、およびユーザのアクセス レベルの変更を行うことができます。

ANYUSER

このアクセス レベルでは、スイッチの設定および運用状態を表示する display と status コマンドを実行できます。

このアクセス レベルには、デフォルトのユーザ名もパスワードもありません。

 
1. SPVC = ソフト相手先固定回線接続

 
2. SPVP = ソフト相手先固定パス


) Cisco MGX 8850 ソフトウェアの以前のリリースでは、GROUP2 から GROUP5 までのレベルのユーザがサポートされていましたが、これらのユーザ レベルは MGX 8850 ソフトウェアからは削除されました。このようなレベルにユーザが設定されたスイッチをアップグレードすると、対象となるユーザのユーザ レベルは、アップグレード時に GROUP1 レベルのアクセスに変更されます。


ユーザをスイッチに追加するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 GROUP1 以上の特権で CLI 管理セッションを確立します。ユーザを特定のアクセス レベルに追加するには、それより高いアクセス レベルを持つユーザでログインする必要があります。

ステップ 2 スイッチのプロンプトで次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> adduser <username> <accessLevel>
 

1~12 個の英数字を使って username を入力します。表2-4に定義されているいずれかのレベルを入力して、アクセス レベルを指定します。


) アクセス レベルは大文字と小文字を区別するので、表2-4に示すとおりに入力する必要があります。また、ユーザ自身のアクセス レベルまたはそれより上のアクセス レベルにユーザを追加することができません。


コマンドを正しく入力すると、スイッチがパスワードの入力を促します。

ステップ 3 5~15 文字のパスワードを入力します。

ステップ 4 プロンプトの要求に従って、パスワードを再度入力して直前の入力を有効にします。

これで新しいユーザが追加されました。

ステップ 5 すべてのユーザを示すリストで新しいユーザを表示するには、 dspusers コマンドを入力します。


ヒント 特定のアクセス レベルで利用できるコマンドを調べるには、そのアクセス レベルのユーザでスイッチにログインして help コマンドまたは ? コマンドを入力します。

ステップ 6 追加したユーザ名をテストするには、 bye コマンドを入力して新しいユーザでログインします。


ヒント ログインに使用したユーザ名を忘れた場合は、whoami コマンドを入力します。このコマンドは、ユーザ名、アクセス レベルおよび現在のセッションのアクセス方式(たとえば、Telnet)を表示します。


 

ユーザ自身のパスワードの変更

cnfpasswd コマンドでユーザ自身のパスワードを変更するには、次の手順を実行します。


cnfuser コマンドでは、正当なアクセス特権を持つ場合には他のユーザのパスワードを変更することができます。cnfuser コマンドの使用方法については次の項で説明します。



ステップ 1 パスワードを変更したいユーザは、パスワードを変更する自分のユーザ名で、自分のユーザ アカウントにログインします。

ステップ 2 スイッチのプロンプトで次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a>cnfpasswd
 

ステップ 3 プロンプトの要求に従って、現在のパスワードを入力します。

ステップ 4 プロンプトの要求に従って、1~15 文字の新しいパスワードを入力します。

ステップ 5 プロンプトの要求に従って、新しいパスワードを再度入力します。

これでパスワードが変更されました。

ステップ 6 新しいパスワードをテストするには、 bye コマンドを入力し、新しいパスワードを使用してログインします。


 

cnfuser によるユーザ アクセス レベルとパスワードの変更

ユーザを作成した後、 cnfuser コマンドを使ってそのユーザのアクセス レベルまたはパスワードを変更できます。


) 自分自身のパスワードを変更する場合は、前述の cnfpasswd コマンドを使います。


スイッチ ユーザのユーザ レベルまたはパスワードを変更するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 スイッチにログインします。パスワードを変更するユーザ名、またはパスワードを変更するユーザ名より少なくとも 1 つレベルの高いユーザ名を使用します。

ステップ 2 スイッチのプロンプトで次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfuser -u <username> [-p] [-l <accessLevel>]
 

username には、変更するユーザの名前を指定します。

パスワードを変更する場合は、 -p オプションを指定します。このコマンドを実行すると、スイッチのプロンプトが表示され、次の例のように新しいパスワードを入力するよう求められます。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfuser -u jim -p
Enter new password:
Re-enter new password:
Completed local database changes for user jim
 

ユーザのアクセス レベルを変更する場合は、 -l (Lの小文字)オプションを指定して表2-4の該当するアクセス レベルを入力します。次の例では、ユーザ jim 用にアクセス レベルが変更されています。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfuser -u jim -l SUPER_GP
Completed local database changes for user jim

) ログインに使用したユーザ名よりも低い特権を持つユーザのパスワードおよびアクセス レベルだけを変更できます。


ステップ 3 新しいパスワードをテストするには、 bye コマンドを入力し、新しいパスワードを使用してログインします。

ステップ 4 ユーザのアクセス レベルの変更を確認するには、 dspusers コマンドを入力します。

dspusers コマンドを実行すると、次の例のように、すべてのユーザ名とそれぞれのアクセス レベルが表示されます。

mgx8850a.7.PXM.a> dspusers
 
UserId AccessLevel
-------------------------
cisco CISCO_GP
service SERVICE_GP
superuser SUPER_GP
jbowman GROUP1
 


 

ユーザの削除

ユーザを削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 削除するユーザよりも高い特権を持ついずれかのユーザ名を使用して CLI 管理セッションを確立します。

ステップ 2 スイッチのプロンプトで次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> deluser <username>
 

1~12 個の英数字を使用して username を入力します。これでユーザが削除されました。

ステップ 3 ユーザが削除されたことを確認するには、 dspusers コマンドを入力します。


 

ユーザの cisco パスワードのリセット

このパスワードを忘れた場合、高いアクセス レベルのユーザに、 cnfuser コマンドを使用してパスワードをリセットしてもらう必要があります。どのアクセス レベルのパスワードもわからない場合は、次のパスワード復元手順を使用して、ユーザ cisco のパスワードをリセットできます。この手順では、ユーザ cisco のパスワードを cisco にリセットし、他のすべてのパスワードは変更しません (他のパスワードは、ユーザ cisco でログインした後、 cnfuser コマンドを使用して変更できます)。


) この機能は、次の項で説明するように cnfpswdreset コマンドで無効にできます。いずれかのレベルのユーザとしてログインして、dsppswdreset コマンドを入力すると、この機能が有効か無効かを確かめられます。


ユーザ cisco のパスワードをリセットするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 PXM UI-S3 バック カードまたは PXM-UI-S3/B バック カード上の Console Port(CP; コンソール ポート)コネクタを使って、スイッチとの物理接続を確立します。


注意 スイッチのコンソール ポートに物理的にアクセスできれば、誰でもパスワードのリセット、他のユーザのアクセスの拒否、およびスイッチの再設定ができます。権限のない者がアクセスできないように、スイッチは安全な場所に設置する必要があります。

ステップ 2 ログイン プロンプトが表示されたら、 Esc、Ctrl+Y キーを押してパスワードをリセットします。

ステップ 3 ユーザ名 cisco とパスワード cisco を使用してログインします。

ステップ 4 ユーザ cisco のパスワードをリセットした後、スイッチのセキュリティを維持するには、 cnfpasswd コマンドを使用してパスワードを変更します。


 

ユーザ cisco のパスワードのリセット機能の有効化および無効化

管理しているスイッチが安全でない場所にある場合、ユーザ cisco のパスワードのリセット機能を無効にすることができます。無効にしない場合、スイッチの CP に物理的にアクセスできれば、誰でもパスワードのリセット、他のユーザへのアクセスの拒否、およびスイッチの再設定が可能です。この機能は、SERVICE_GP 特権レベル以上のレベルのユーザ名とパスワードを知っていれば、後で再び有効にできます。

パスワードのリセット機能を有効または無効にするには、次のコマンドを使用します。


ステップ 1 SERVICE_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 パスワードのリセット機能を無効にするには、 cnfpswdreset off コマンドを実行します。

ステップ 3 パスワードのリセット機能を有効にするには、 cnfpswdreset on コマンドを実行します。

ステップ 4 この機能のステータスを確認するには、 dsppswdreset コマンドを入力します。


 

ノード名の設定と表示

スイッチ名は作業対象のスイッチを識別します。これは、複数のスイッチを管理する場合に重要になります。現在のスイッチ名は、PXM カードとサービス モジュールを管理するときに CLI プロンプトに表示されます。スイッチ名を変更するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 スイッチのプロンプトで次のコマンドを入力します。

unknown.7.PXM.a > cnfname <node name>
 

node name には最大 32 文字の名前を入力します。ノードの名前は大文字と小文字を区別するので注意してください。たとえば、次のように入力します。

unknown.7.PXM.a > cnfname mgx8850a
This node name will be changed to mgx8850a. Please Confirm
cnfname: Do you want to proceed (Yes/No)? y
cnfname: Configured this node name to mgx8850a Successfully.
 
mgx8850a.7.PXM.a>

) ノード名にはスペースや特殊文字は使えません。


新しい名前が次の CLI プロンプトにただちに反映されます。


 

スイッチの日付と時刻の表示と設定

スイッチの日付と時刻はイベント メッセージとログに追加されます。イベントのタイムスタンプが正しく行われていることを確認するには、次の手順に従って日付と時刻を表示および変更します。


) 次の手順を実行すると、スイッチの日付と時刻がスイッチ内の RPM カード以外のすべてのカードに伝搬されます。CLI を使って、スイッチ内の各 RPM カードにスイッチの日付と時刻を手動で設定するか、または、SNTP を使って、各 RPM カードがネットワーク サーバから日付と時刻を検索できるようにします。



ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 現在のスイッチの日付と時刻を表示するには、スイッチのプロンプトで次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspdate
 

ステップ 3 スイッチの日付を変更するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfdate <mm/dd/yyyy>
 

ステップ 4 時間帯を変更するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnftmzn <timezone>
 

timezone には、 表2-5にリストされたパラメータ値の 1 つを指定します。スイッチが西半球以外に設置されている場合は、 GMT表2-5を参照)を選択して次のステップに従って GMT からのオフセットを指定します。スイッチが西半球に設置されている場合は、表2-5 から該当するオプションを選択します。 Daylight 時間は、夏時間のために秋と春に 1 時間調整されます。 Standard 時間は調整されません。

 

表2-5 cnftmzn コマンドの時間帯

パラメータ値
時間帯

CDT

Central Daylight Time

CST

Central Standard Time

EDT

Eastern Daylight Time

EST

Eastern Standard Time

GMT

Greenwich Mean Time

MDT

Mountain Daylight Time

MST

Mountain Standard Time

PDT

Pacific Daylight Time

PST

Pacific Standard Time

ステップ 5 GMT からのオフセットを設定するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnftmzngmt <timeoffsetGMT>
 

timeoffsetGMT には GMT からのオフセットを時間で指定します。-12~+12 の数値を入力します。

ステップ 6 スイッチの時刻を変更するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnftime <hh:mm:ss>
 

hh には時間(0~23)、 mm には分(0~59)、 ss には秒(0 ~ 59)を指定します。

ステップ 7 設定した新しい日付と時刻を確認するには、 dspdate コマンドを入力します。


 

PNNI ノード パラメータの設定

MGX スイッチは、多数の PNNI 設定コマンドをサポートしています。ここでは、スイッチ用の基本 PNNI 設定パラメータを設定する方法について説明します。 第8章「PNNI ノードと PNNI ルーティングの管理」 では、PNNI ノードを始動した後に PNNI を管理する方法について説明します。


注意 PNNI ノード パラメータは、SPVC の作成を開始する前に設定する必要があります(第4章「通信のためのサービス モジュールの準備」参照)。デフォルトの PNNI ノード パラメータを使用して SPVC を作成し、後でそのパラメータを変更する場合、ノードは古い SPVC の古い ATM アドレス情報と、新しい ATM アドレス情報の両方を通知します。PNNI を最も効率的に実行するには、SPVC を作成する前に PNNI ノード パラメータを適切な値に設定するか、PNNI ノード パラメータをアップデートした後に古い SPVC を削除して再作成します。

PNNI コントローラの追加

PNNI コントローラは、PNNI プロトコルを使用して ATM ネットワーク内の呼ルートを検出することでスイッチの設定を容易にします。PNNI コントローラを使用しない場合、ネットワークの各ルートは、手動で定義する必要があります。 第8章「PNNI ノードと PNNI ルーティングの管理」 に PNNI の詳細を説明します。ここでは、スイッチに対して PNNI コントローラを有効にして設定する方法を説明します。


) 必ず SUPER_GP 以上の特権を持つユーザでログインしてから、次のコマンドを入力してください。


PNNI コントローラを有効にして設定するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> addcontroller <cntrlrId> i <cntrlrType> <slot> [cntrlrName]
 

addcontroller コマンドのパラメータは、表2-6に説明してあります。


ヒント 必ず i オプションを指定してください。このオプションによって、コントローラは内部コントローラとして認識されます。


 

表2-6 addcontroller コマンドのパラメータの説明

パラメータ
説明

cntrlrId

2

コントローラの ID。PNNI コントローラを指定するには 2 を、MPLS コントローラを指定するには 3 を入力します。


) オプション 3(MPLS コントローラ)は、PXM1E カードではサポートされません。


--

i

i を入力します。このパラメータによって、今後のリリースの追加の値がサポートされます。

cntrlrType

2

コントローラのタイプ。PNNI コントローラを指定するには、 2 を入力します。

slot

1, 2, 7, 8

PXM カードのスロット番号。

1 または 2 を入力して、PXM1E を Cisco MGX 8830 スイッチ上の PNNI コントローラのホストとして指定します。 7 または 8 を入力して、PXM を Cisco MGX 8850 または Cisco MGX 8950 スイッチ上の、あるいは Cisco MGX 8880 Media Gateway 上の PNNI コントローラのホストとして指定します。

cntrlrName

テキスト

コントローラの名前。このパラメータの指定はオプションです。PNNI または MPLS コントローラをテキスト名で入力することができます。使用する名前にスペースが含まれている場合は、名前全体を引用符で囲む必要があります。


) MPLS ラベル スイッチ コントローラ(LSC) 機能は、PXM1E カード上ではサポートされていません。


PNNI コントローラの設定を表示するには、 dspcontrollers コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspcontrollers
pxm1e System Rev: 03.00 May. 07, 2002 16:42:18 GMT
MGX8850 Node Alarm: MAJOR
Number of Controllers: 1
Controller Name:
Controller Id: 2
Controller Location: Internal
Controller Type: PNNI
Controller Logical Slot: 7
Controller Bay Number: 0
Controller Line Number: 0
Controller VPI: 0
Controller VCI: 0
Controller In Alarm: NO
Controller Error:

PNNI レベルとピア グループ ID の設定

Cisco PNNI Network Planning Guide for MGX and SES Products 』に、PNNI レベルとピア グループ ID を選択するためのガイドラインが示されています。スイッチでこれらのパラメータを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 次のコマンドを入力して PNNI ノードの運用を無効にします。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> -enable false
 

node-index はスイッチ内で論理 PNNI ノードを一意に定義します。最初は最下位の PNNI レベルに 1 つの論理 PNNI ノードだけがあり、そのインデックス番号は 1 です。物理ノードに上位レベルの論理ノードを追加すると、1 つ上のレベルに 2、その上のレベルに 3 が設定されます。その他のレベルには、順番に大きいノード インデックス番号が付けられます。

この全般的なノード設定時には、最下位の PNNI レベルに PNNI レベルとピア グループ ID を設定するため、 node-index に 1 を指定します。


) 最下位の PNNI レベルより高いレベルの論理ノードを作成する方法については、第8章「PNNI ノードと PNNI ルーティングの管理」を参照してください。


ステップ 3 次のように cnfpnni-node コマンドを実行して PNNI レベルとピア グループ ID を変更します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> [-pgId level:peerGroupID]
 

最下位の PNNI レベルを設定するには、 node-index に 1 を指定します。 level には使用する PNNI レベルを、 peerGroupID には使用する 13 バイトのピア グループ ID を指定します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node 1 -pgId 56:47.00.9181.0000.0100.0000.0000.00
 

ステップ 4 次のコマンドを入力して PNNI ノードの運用を有効にします。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> -enable true
 

node-index には、PNNI ノードを無効にして再設定した際に使用した値を指定します。

ステップ 5 PNNI ノードの設定を表示するために、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 

スイッチは次の例のようなレポートを表示します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 
node index: 1 node name: mgx8850a
Level............... 56 Lowest.............. true
Restricted transit.. off Complex node........ off
Branching restricted on
Admin status........ up Operational status.. up
Non-transit for PGL election.. off
Node id...............56:160:47.00918100000000001a531c2a.00001a531c2a.01
ATM address...........47.00918100000000001a531c2a.00001a531c2a.01
Peer group id.........56:47.00.9181.0000.0100.0000.0000.00
 


 

PNNI ノード アドレスの設定

Cisco PNNI Network Planning Guide for MGX and SES Products 』に、PNNI ノード アドレスを設定するためのガイドラインが示されています。PNNI ノード アドレスは、スイッチ ATM アドレスでもあります。PNNI ノード アドレスを設定するには、次の手順を実行します。


注意 新しいスイッチを設置する場合には、デフォルトのノード アドレスは一意になっていると考えられます。ただし、PXM カードが修理またはスイッチ間で移動された場合には、2 つのスイッチが同じノード アドレスで起動される可能性があります。ノード アドレスの重複を回避するには、独自のアドレス計画を使用し、PXM カードが修理またはスイッチ間で移動された場合にはノード アドレスを確認してください。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 次のコマンドを入力して PNNI ノードの運用を無効にします。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> -enable false
 

node-index はスイッチ内で論理 PNNI ノードを一意に定義します。最初は最下位の PNNI レベルに 1 つの論理 PNNI ノードだけがあり、そのインデックス番号は 1 です。物理ノードに上位レベルの論理ノードを追加すると、1 つ上のレベルに 2、その上のレベルに 3 が設定されます。ノード インデックスは、ノードの特定の論理 PNNI プロセスの参照です。

PNNI アドレスは最下位の PNNI レベルで設定されるので、 node-index に 1 を指定します。


) 最下位レベルに入力した PNNI アドレスは、すべてのレベルに使用されます。PNNI は ATM アドレスのセレクタ バイト(最後のバイト)を増やして、より高い PNNI レベルで論理ノードを表します。


ステップ 3 次のように cnfpnni-node コマンドを実行して PNNI アドレスを変更します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> [-atmAddr atm-address]
 

最下位レベルの PNNI アドレスを変更するには、 node-index に 1 を指定し、 atm-address には使用する 20 バイトの ATM アドレスを指定します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node 1 -atmAddr 47.00918100000100001a531c2a.00001a531c2a.01
 

) 上記の例の ATM アドレスは、前の項のピア グループ ID の例と同じ 7 つの最上位バイト(レベル 56 のピア グループは最初の 7 バイトを使用)を共有しているので、PNNI はピア グループ以外のピア グループ ID だけを通知できます。ATM アドレスとピア グループ ID が別のプレフィックスを使用している場合、PNNI はノード ATM アドレスとピア グループ ID を通知する必要があります。ATM アドレスは、ATM アドレス計画に従わなければなりません。詳細については、『Cisco PNNI Network Planning Guide for MGX and SES Products』を参照してください。



ヒント 既存の ATM アドレスをコマンド行にコピーするには、端末セッション ソフトウェアのコピー アンド ペースト機能を使用します。次に、編集キーを使用してアドレスを変更してから、Enter キーを押してコマンドを実行します。


ステップ 4 次のコマンドを入力して PNNI ノードの運用を有効にします。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> -enable true
 

node-index には、PNNI ノードを無効にして再設定した際に使用した値を指定します。

ステップ 5 PNNI ノードの設定を表示するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 

スイッチは次の例のようなレポートを表示します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 
node index: 1 node name: 8850_LA
Level............... 56 Lowest.............. true
Restricted transit.. off Complex node........ off
Branching restricted on
Admin status........ up Operational status.. up
Non-transit for PGL election.. off
Node id...............56:160:47.00918100000000001a531c2a.00001a531c2a.01
ATM address...........47.00918100000100001a531c2a.00001a531c2a.01
Peer group id.........56:47.00.9181.0000.0100.0000.0000.00
 


 

PNNI ノード ID の設定

PNNI ノード ID は、 dsppnni-node コマンド出力など、複数の CLI 出力に表示されます。デフォルトのノード ID は PNNIlevel :160: defaultATMaddress です。PNNI レベルまたはノード ATM アドレスを変更する場合は、ノード ID が正しい PNNI レベルと ATM アドレスを表すように、ノード ID も変更する必要があります。これにより、CLI コマンドを使用したノードの識別が簡単になります。ほとんどの CLI コマンドがノード ATM アドレスではなくノード ID を参照しているためです。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-link
 
node index : 1
Local port id: 16848897 Remote port id: 16848897
Local Phy Port Id: 1:2.1:1
Type. lowestLevelHorizontalLink Hello state....... twoWayInside
Derive agg........... 0 Intf index........... 16848897
SVC RCC index........ 0 Hello pkt RX......... 22366
Hello pkt TX......... 22178
Remote node name.......8850_SF
Remote node id.........56:160:47.00918100000100036b5e31b3.00036b5e31b3.01
Upnode id..............0:0:00.000000000000000000000000.000000000000.00
Upnode ATM addr........00.000000000000000000000000.000000000000.00
Common peer group id...00:00.00.0000.0000.0000.0000.0000.00
 

上記の例では、リモート スイッチ 8850_SF の ATM アドレスを参照していません。ただし、ノード ID が ATM アドレスと一致するように設定されている場合、リモート スイッチの ATM アドレスは簡単に判別できます。

PNNI ノード ID を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 次のコマンドを入力して PNNI ノードの運用を無効にします。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> -enable false
 

node-index はスイッチ内で論理 PNNI ノードを一意に定義します。最初は最下位の PNNI レベルに 1 つの論理 PNNI ノードだけがあり、そのインデックス番号は 1 です。物理ノードに上位レベルの論理ノードを追加すると、1 つ上のレベルに 2、その上のレベルに 3 が設定されます。ノード インデックスは、ノードの特定の論理 PNNI プロセスの参照です。

PNNI ノード ID は最下位の PNNI レベルで設定されるため、 node-index に 1 を指定します。


) 最下位レベルに入力したノード ID は、すべてのレベルに使用されます。PNNI は、上位レベルのノードに対して最下位レベルのノード ID の修正版を使用します。


ステップ 3 次のように cnfpnni-node コマンドを実行して PNNI ノード ID を変更します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> [-nodeId PNNIlevel:160:atm-address]
 

最下位の PNNI レベルを設定するには、 node-index に 1 を指定し、 PNNIlevel には最下位の PNNI レベル、 atm-address には使用する 20 バイトの ATM アドレスを指定します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node 1 -nodeId 56:160:47.00918100000100001a531c2a.00001a531c2a.01
 

ステップ 4 次のコマンドを入力して PNNI ノードの運用を有効にします。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfpnni-node <node-index> -enable true
 

node-index には、PNNI ノードを無効にして再設定した際に使用した値を指定します。

ステップ 5 PNNI ノードの設定を表示するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 

スイッチは次の例のようなレポートを表示します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 
node index: 1 node name: 8850_LA
Level............... 56 Lowest.............. true
Restricted transit.. off Complex node........ off
Branching restricted on
Admin status........ up Operational status.. up
Non-transit for PGL election.. off
Node id...............56:160:47.00918100000100001a531c2a.00001a531c2a.01
ATM address...........47.00918100000100001a531c2a.00001a531c2a.01
Peer group id.........56:47.00.9181.0000.0100.0000.0000.00
 


 

SPVC プレフィックスの設定と表示

Cisco PNNI Network Planning Guide for MGX and SES Products 』に、SPVC プレフィックスを選択するためのガイドラインが示されています。SPVC プレフィックスは、PNNI が、このノードのすべての SPVC とSoft Permanent Virtual Path(SPVP; ソフト相手先固定パス)に通知する ATM プレフィックスです。各 SPVC および SPVP の ATM アドレスは、SPVC プレフィックスとポート ID 番号の組み合わせです。

1 つのノードに対して SPVC ノードを 1 つ設定できます。SPVC プレフィックスを設定するには、次の手順を実行します。


) デフォルトでは SPVC プレフィックスは PNNI ノード アドレスの最初の 13 バイトに一致するように設定されますが、PNNI ノード アドレスまたは SPVC プレフィックスを変更しても他の設定には影響しません。PNNI ノードの ATM アドレスと SPVC プレフィックスが一致しない場合、スイッチは 1 つのプレフィックスでなく両方のプレフィックスを通知するので、使用する帯域幅が増えます。



) SPVC プレフィックスは、SPVC または SPVP のいずれも定義されていない場合にだけ変更できます。SPVC を定義していた場合は、SPVC プレフィックスを変更するにはすべての SPVC を削除する必要があります。PXM1E カードで終端する SPVC の削除の詳細については、第4章「通信のためのサービス モジュールの準備」を参照してください。 サービス モジュールで終端する SPVC の削除の詳細については、表1-1に記載されているサービス モジュールのマニュアルを参照してください。



ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 現在の SPVC プレフィックスを表示するには、次のコマンドを実行します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspspvcprfx
 

スイッチの応答は次の例のようになります。

mgx8850a.7.PXM.a> dspspvcprfx
SPVC Node Prefix: 47.00918100000000001a531c2a
 

ヒント SPVC プレフィックスが 47.009181000000 で始まる場合、SPVC プレフィックスはデフォルト値に設定されている可能性があります。現在の PNNI ノード アドレスを表示するには、dsppnni-node コマンドを入力します。

ステップ 3 SPVC プレフィックスを変更するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfspvcprfx -prfx <prefix>
 

prefix には、使用する 13 バイトのプレフィックスを指定します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfspvcprfx -prfx 47.00918100000100001a531c2a

) 上記の例の SPVC プレフィックスは、前の項の例のノード PNNI アドレスの最初の 13 バイトと一致するので、PNNI はノードおよび SPVC を使用して両方の SVC 接続をサポートする 1 つのプレフィックスを通知できます。SPVC プレフィックスが ATM アドレスの対応するバイトと一致しない場合、PNNI は 1 つではなく 2 つのプレフィックスを通知します。SPVC プレフィックスは、ユーザの ATM アドレス計画に従う必要があります。詳細については、『Cisco PNNI Network Planning Guide for MGX and SES Products』を参照してください。



) 各ノードの SPVC ノード プレフィックスはネットワーク内で一意でなければなりません。


ステップ 4 dspspvcprfx コマンドを入力して、プレフィックスのエントリが正しいことを確認します。


 

PNNI のサマリー アドレスの表示

PNNI レベル、ピア グループ ID、ATM アドレス、および SPVC プレフィックスを設定した後に、ノードが通知するサマリー アドレスを確認してください。PNNI パラメータがすべて正しく設定されている場合、ノードはそのノード内のすべての PNNI 送信先を示す 1 つのサマリー アドレスを表示するはずです。サマリー アドレスを表示するには、次の例のように dsppnni-summary-addr コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-summary-addr
 
node index: 1
Type.............. internal Suppress.............. false
State............. advertising
Summary address........47.0091.8100.0001.0000.1a53.1c2a/104
 

上記の例は、前の項の例に合わせて調整されているため、1 つの PNNI サマリー アドレスがピア グループに対するブロードキャストとなります。次の例は、ノード ATM アドレスと SPVC プレフィックスが調整されていない場合の応答を示します。

mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-summary-addr
 
node index: 1
Type.............. internal Suppress.............. false
State............. advertising
Summary address........47.0091.8100.0000.0000.1a53.1c2a/104
 
 
mgx8850a.7.PXM.a> dsppnni-node
 
node index: 1 node name: 8850_LA
Level............... 56 Lowest.............. true
Restricted transit.. off Complex node........ off
Branching restricted on
Admin status........ up Operational status.. up
Non-transit for PGL election.. off
Node id...............56:160:47.00918100000000001a531c2a.00001a531c2a.01
ATM address...........47.00918100000000001a531c2a.00001a531c2a.01
Peer group id.........56:47.00.9181.0000.0100.0000.0000.00
 
 
 
mgx8850a.7.PXM.a> dspspvcprfx
SPVC Node Prefix: 47.00918100000100001a531c2a
 

上記の例では、ノード ATM アドレスはピア グループ ID または SPVC プレフィックスに準拠していないので、SPVC プレフィックス以外にも通知する必要があります。

MPLS コントローラの設定

MPLS コントローラは、スイッチを介して MPLS 通信を管理します。MPLS コントローラは、通常、PNNI コントローラと一緒に使用します。MPLS コントローラと PNNI コントローラは、どちらも同じ回線上で使用できます。


) MPLS ラベル スイッチ コントローラ(LSC)機能は、Cisco MGX 8830またはCisco MGX 8850(PXM1E)スイッチではサポートされていません。



) 必ず SUPER_GP 以上の特権を持つユーザでログインしてから、次のコマンドを入力してください。


MPLS コントローラを有効にして設定するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a > addcontroller <cntrlrId> i <cntrlrType> <lslot> [cntrlrName]
 

addcontroller コマンドのパラメータは、表2-6に説明してあります。


ヒント 必ず i オプションを指定してください。このオプションによって、コントローラは内部コントローラとして認識されます。


MPLS コントローラの設定を表示するには、次のように dspcontrollers コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a > dspcontrollers
 

クロック ソースの設定

第1章「設定の準備」 「ネットワーク クロック ソース計画のガイドライン」 では、クロック ソースの設定に次の 2 つのオプションがあることを紹介しました。

手動

Network Clock Distribution Protocol(NCDP; ネットワーク クロック分散プロトコル)


) NCDP が有効な場合、手動設定は無効です。反対に NCDP が無効な場合は、手動設定が有効です。NCDP を無効にすると、ノードはそのノードで以前に実行された任意の手動クロック設定に戻ります。無効にした後に NCDP を再度有効にすると、スイッチは最後の NCDP 設定を復元して、変更しない限りはその設定を使用します。


どちらのクロック ソース オプションでも、Building Integrated Timing System(BITS; ビルディング総合タイミング システム)のクロック ソース用に設計された組み込みハードウェア ポートを使用できます。 図2-3に、PXM45 UI-S3 バック カードへの BITS クロック ソースの接続方法を示します。図2-4に、PXM1E UI-S3/B バック カードへの BITS クロック ソースの接続方法を示します。

UI-S3 および PXM-UI-S3/B カードのクロック ソース ポートを使用して T1 または E1 回線からクロック信号を受信できます。カードでこれらの両回線タイプを同時に使用することはできません。これらのクロック ポートは stratum レベル 1 から 3 をサポートします。


) PXM45 および PXM1E カードは、T1 データ(1.544Mbps)および E1 データ(2.048Mbps)クロック ソースをサポートし、PXM1/B は、T1 および E1 の両方のデータ タイプと E1 同期(2.048MHz)回線をクロック入力としてサポートします。E1 同期回線は、PXM45 および PXM1E カードを搭載したスイッチではサポートされません。


図2-3 PXM-UI-S3 バック カード上の BITS クロック ソース ポート

 

図2-4 PXM-UI-S3/B バック カード上の BITS クロック ソース ポート

 


) 外部クロック ソースと冗長 PXM カードを使用する場合は、Y 字型ケーブルを使用して外部クロック ソースを両方の PXM カードの同じクロック ポートに接続してください。それ以外の場合は、クロック ソースは PXM カードの一方でだけ使用できます。


BITS クロック ソースの手動設定

BITS ポートでクロック ソースを使用するようにスイッチを設定する手順を次に説明します。


) PXM1E 回線上でクロック ソースを使用するようにスイッチを設定する手順については、第4章「通信のためのサービス モジュールの準備」を参照してください。 また、AXSM 回線上でクロック ソースを使用するようにスイッチを設定する手順については、『Cisco ATM Services (AXSM) Configuration Guide and Command Reference for MGX Switches, Release 5』を参照してください。



ステップ 1 GROUP1 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 プライマリまたはセカンダリ BITS クロック ソースを設定するには、次のように cnfclksrc コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a > cnfclksrc <priority> [shelf.]slot.port -bits {e1|t1} [-revertive {enable|disable}]
 

表2-7 に、このコマンドのパラメータを示します。

 

表2-7 PXM で使用する cnfclksrc コマンドのパラメータの説明

パラメータ
説明

priority

primary または secondary

priority には、クロック ソースのタイプとして primary または secondary を指定します。デフォルトは primary です。

shelf

1

shelf の値は常に 1 で、この指定はオプションです。

slot

7

BITS クロック用の slot 番号として、Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45) または Cisco MGX 8950 スイッチの場合は 7 を、Cisco MGX 8830 スイッチの場合は 1 を指定します。

port

35 ~36

port 番号は、BITS クロックが接続されている PXM-UI-S3 または PXM-UI-S3/B バック カードの回線とそのタイプを示します。次のポート番号から適切なポート番号を選択します。

ポート 35 = 上位の回線

ポート 36 = 下位の回線

-bits

e1 または t1

-bits オプションは、クロック ソースの回線が E1 であるか T1 であるかを示します。

-revertive

enable または disable

- revertive オプションは、すべてのクロック ソースの復元切り替え機能を有効または無効にします。


) このオプションは Release 5 より前のリリースでは、BITS クロック ソースに適用されていました。


ステップ 3 BITS クロック ソースのパラメータ設定を表示するには、次の例に示すように dspclkparms コマンドを実行します。

M8850_LA.8.PXM.a > dspclkparms
BITS Cable Type : Twisted Pair
BITS Signal Type : Data Mode
 

上の例ではデフォルトの BITS クロック設定パラメータが表示されています。ケーブルのタイプは、ツイストペアまたは同軸のどちらでも可能です。また、信号タイプはデータ モードまたは同期モードのどちらでも可能です。

ステップ 4 BITS クロック設定パラメータを変更する必要がある場合は、次のように cnfclkparms コマンドを実行します。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfclkparms <signal type> <cable type>
 

変数 signal type に、データを選択するには 1 を、同期を選択するには 2 を指定します。変数 cable type には、ツイストペア ケーブル接続を選択する場合は 1 を、同軸ケーブル接続を選択する場合は 2 を指定します。

ステップ 5 さらに BITS クロック ソースを設定するには、追加するソースの正しいパラメータを使ってステップ 2を繰り返します。ステップ 3 および 4 で設定されたクロック パラメータは、両方の BITS クロック入力に適用されます。

ステップ 6 dspclksrcs コマンドを入力して、クロック ソースの情報を表示します。

dspclksrcs コマンドは、 第9章「スイッチの運用手順」 「設定されたクロック ソースの手動管理」 で説明しています。


 


) 手動によるクロック分散を使った場合は、プライマリ クロック ソースが障害から復旧したときに、復元切り替え機能を利用できます。スイッチのプライマリ クロック ソースをあるソースに固定した後、そのソースに障害が発生すると、プライマリ クロック ソースとして利用できなくなります。復元切り替え機能によってリバーティブ モードが設定されていると、プライマリ クロック ソースが障害から回復したとき、スイッチは自動的にその回復ソースをプライマリ クロック ソースとして再度利用するようになります。


次のコマンド例は、PXM-UI-S の上部コネクタにプライマリ E1 外部クロック ソースを設定する方法を示しています。コマンドのピリオドの使い方に注意してください。

mgx8850a.7.PXM.a > cnfclksrc primary 7.35 -bits e1
 

次の例は、プライマリ ネットワーク クロック ソースを設定して、revertive オプションを有効にします。

mgx8850a.7.PXM.a > cnfclksrc primary 7.36 -bits e1 -revertive enable
 

最後の例は、E1 BITS クロックの復元切り替え機能を無効にします。

mgx8850a.7.PXM.a > cnfclksrc primary 7.36 -bits e1 -revertive disable

ノードでの NCDP の有効化

ネットワークの各ノードで NCDP を有効にするには、次の手順を使用します。


ステップ 1 cnfncdp [ options ] コマンドを入力してノードで NCDP を有効にし、タイマー値を設定して、クロッキング ドメイン内のノード数を指定します。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfncdp -distributionMode 1 -maxNetworkDiameter 30 -hello 300 -holdtime 300 -topoChangeTimer 300
 

表2-8 に、 cnfncdp コマンドに使用できるオプションを説明します。

 

表2-8 cnfncdp コマンドのパラメータ

パラメータ
内容

-distributionMode

クロック配布モードは、NCDP または手動です。手動の場合、同期化には cnfclksrc コマンドおよびその関連コマンドを使用します。

NCDP の場合は 1、手動クロッキングの場合は 2 を選択します。

デフォルト = 手動(2)

-maxNetworkDiameter

ホップで表されるネットワーク最大径。これは、3~200 の範囲のスパニング ツリーの最大長です。

デフォルト = 20

-hello

PDU 間のハロー タイムの時間間隔(ミリ秒単位)。範囲は 47~60000 ミリ秒です。

デフォルト = 500 ミリ秒

-holdtime

各 PDU 設定間の時間間隔(ミリ秒単位)。範囲は 47~60000 ミリ秒です。

デフォルト = 500 ミリ秒

-topoChangeTimer

設定 PDU でトポロジ変更通知ビットが送信される時間間隔(ミリ秒単位)。範囲は 47~60000 ミリ秒です。

デフォルト = 500 ミリ秒

ステップ 2 NCDP パラメータが適切に設定されたかどうかを確認するには、 dspncdp コマンドを入力します。

M8850_LA.8.PXM.a > dspncdp
Distribution Mode : ncdp
Node stratum level : 3
Max network diameter : 20
Hello time interval : 500 ms
Hold Down time interval : 500 ms
Topology change time interval : 500 ms
Root Clock Source : internal clock
Root Clock Source Reason : Free Run
Root Clock Source Status : ok
Root Stratum Level : unknown
Root Priority : 0
Secondary Clock Source : 0.0
Secondary Clock Source Reason : unknown
Secondary Clock Source Status : unknown
Last Clock Source change time : N/A
Last Clock Source change reason : None
 


 

ノードで NCDP が有効になると、最適なクロック ソースと 2 番目に最適なクロック ソースが自動的に選択され、NCDP が有効になっているネットワーク内の全ノードに配布されます。以前に NCDP クロック設定が実行されていない場合、NCDP は内蔵発振器から生成されるルート クロック ソースを選択します。外部ソースから生成されるルート クロック ソースを指定する場合は、 cnfncdpclksrc コマンドを使用します( 第9章「スイッチの運用手順」 「NCDP クロック ソースの設定」を参照)。


) 内蔵発振器ではなく、外部クロック ソースを使用することをお勧めします。



注意 NCDP を有効にする前に、外部ソースから生成されるルート クロック ソースを指定する場合は、cnfncdpclksrc <portid> 0 コマンドを使用します(第9章「スイッチの運用手順」「NCDP クロック ソースの設定」を参照)。cnfncdp コマンドを使用して NCDP を有効にする前に、cnfncdpclksrc <portid> 0 コマンドを実行すると、ルート クロック ソースは、内蔵発振器ではなく、設定した外部クロックになります。

NCDP によって選択された BITS クロックを変更する場合は、 cnfncdpclksrc コマンドを使用します( 第9章「スイッチの運用手順」 「NCDP クロック ソースの設定」を参照)。

LAN IP アドレスの設定

スイッチは、イーサネット LAN アクセスに次の 2 つのタイプの IP アドレスを使用します。

ブート IP アドレス

ディスク IP アドレス

ここでは、これらの設定作業について説明します。スイッチがどのようにこれらのアドレスを使い、どのようにアドレスを選択するかは、 第1章「設定の準備」 「IP アドレス計画作成のガイドライン」を参照してください。


) スイッチはまた、ダイヤルインおよび ATM インバンド アクセスのための IP アドレスもサポートします。これらのアクセス オプションの詳細については、付録C「その他の CLI アクセス オプションのサポートと使用方法」を参照してください。


ブート IP アドレスの設定

ブート IP アドレスは、PXM カードが最初に起動するときに使用する LAN ポートの IP アドレスです。スイッチが完全に起動できない場合、この IP アドレスを使ってブート モードでスイッチにアクセスできます。スイッチが適切に設定されている場合(ブート IP アドレスとディスク IP アドレスに異なるアドレスを使用)、ブート IP アドレスを使って、スタンバイ PXM カードにも直接アクセスできます。また、ディスク IP アドレスを使って、アクティブ PXM カードにアクセスできます。


) ディスク IP アドレスは PXM のハードディスクに保存され、ランタイム ソフトウェアがロードされるまで使用されないため、ブート IP アドレスをすべてのスイッチに設定することをお勧めします。これにより、ブート ソフトウェアがロードされた後に、イーサネットでスイッチの管理が行えます。


ブート IP アドレスを設定するには、 bootChange コマンドを使用します。これにより、さらに、リモートのブート ロケーション、デフォルトのゲートウェイ IP アドレス、およびリモートのブート ロケーションでのユーザ名とパスワードの定義ができるようになります。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 次の例のように、 bootChange コマンドを入力します。

mgx8850a.1.PXM.a> bootChange
 
'.' = clear field; '-' = go to previous field; ^D = quit
 
boot device : lnPci
 

bootChange コマンドの出力には quit オプションが示されていますが、このオプションは機能しません。何も変更しないで bootChange コマンドを終了するには、各パラメータの表示後に Enter キーを押します。スイッチのプロンプトが表示されたら bootChange の出力は完了です。


上記の例では、スイッチはブート デバイス オプションについてユーザのアクションを待っている状態です。ピリオド 「 . 」を入力して現在の値(lnPci)をクリアするか、マイナス「-」を入力して前のフィールドに戻るか(これは 14 フィールドあるうちの最初のフィールドです)、または、 Enter キーを押して現在の値を受け入れ、次のオプションを表示します。次の例では、すべてのオプションを示しています。

mgx8850a.7.PXM.a> bootChange
 
'.' = clear field; '-' = go to previous field; ^D = quit
 
boot device : lnPci
processor number : 0
host name :
file name :
inet on ethernet (e) : 172.29.52.6
inet on backplane (b):
host inet (h) : 0.0.0.0
gateway inet (g) : 172.29.52.1
user (u) :
ftp password (pw) (blank = use rsh):
flags (f) : 0x0
target name (tn) : ??????????
startup script (s) :
other (o) :
 

) ブート IP アドレスをサポートするのに設定しなければならないオプションは、inet on ethernet (e)gateway inet の 2 つだけです。bootChange コマンドは、アクティブ カードでだけ動作します。スタンバイ カードの始動に問題がある場合は、付録A「アップグレード ソフトウェアのダウンロードとインストール」「アップグレードの問題のトラブルシューティング」の説明に従って sysChangeEnet コマンドを使用してブート IP アドレスを設定できます。 sysChangeEnet コマンドを使用してスタンバイ カードで設定したブート IP アドレスが、アクティブ カードで bootChange コマンドを使用して設定された IP アドレスと異なる場合、スタンバイ カードは、スタンバイ モードになるときに bootChange コマンドを使用してブート IP アドレス セットの使用を開始します。


ステップ 3 inet on ethernet オプションが表示されるまで、必要に応じてオプション値を、受諾、クリア、または変更します。表2-9に変更することのできるオプションを示します。

 

表2-9 bootChange コマンドのオプションの説明

オプション
説明

boot device

PXM ハードディスク上に、ブート プログラムまたはランタイム ソフトウェアが見つからなかった場合、lnPci 値によってブート ソースとして外部サーバが選択されます。

processor number

このオプションは変更しないでください。

host name

ホスト名によって、スイッチのブート プログラムとランタイム ソフトウェアのある外部サーバが特定されます。

file name

このオプションでは、リモート サーバ上のランタイム ソフトウェアへのパスとファイル名を定義します。

inet on ethernet

このオプションでは、設定する PXM のブート IP アドレスとネットワーク マスクを選択します (この PXM は、スイッチ プロンプトに示されます)。a.b.c.d:ffffffff の形式で、アドレスとマスク値を入力します。a.b.c.d に IP アドレスを、ffffffff には 16 進形式でネットワーク マスクを指定します。


bootChange および sysChangeEnet コマンドだけが、ブート IP アドレスに使用されるネットワーク マスクを設定または変更できるコマンドです。


inet on backplane

このオプションは変更しないでください。

host inet

このオプションでは、スイッチのブート ログラムおよびランタイム ソフトウェアの置かれている外部サーバの IP アドレスを定義します。

gateway inet

このオプションでは、スイッチがあるサブネットの、デフォルト ゲートウェイの IP アドレスを定義します。

user

このオプションでは、リモート サーバ上のブート プログラムおよびランタイム ソフトウェア ファイルへの FTP アクセスに使うユーザ名を定義します。

ftp password

このオプションでは、リモート サーバ上のブート プログラムおよびランタイム ソフトウェア ファイルへの FTP アクセスに使うパスワードを定義します。

flags

このオプションは変更しないでください。

target name

このオプションは変更しないでください。

startup script

このオプションは変更しないでください。

other

このオプションは変更しないでください。

ステップ 4 使用するブート IP アドレスの inet on ethernet (e) オプションを設定します。次の例では、新しい値を入力したときに、表示された画面の様子を示します。

inet on ethernet (e) : 172.29.52.88 172.29.52.8:ffffff00
 

アドレス 172.29.52.88 がプロンプトの一部として表示されます。アドレスを定義していない場合、コロンの後に文字列は表示されません。この例では、172.29.52.8 が新しいブート IP アドレス、ffffff00 が新しいネットワーク マスクです。

ステップ 5 スイッチの置かれているサブネット上のデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを、 gateway inet オプションに指定します。

ステップ 6 スイッチのプロンプトが再度表示されるまで、必要に応じてオプション値を、受諾、クリア、または変更します。

ステップ 7 設定した新しい値を確認するために、14 の値のそれぞれについて bootChange コマンドを入力し、 Enter キーを押します。


bootChange コマンドを使用して初めてネットワーク マスクを指定する場合は、この新しいネットワーク マスクは dspipif コマンドを使用すると機能し、表示が可能です。ネットワーク マスクを変更する場合は、アクティブ PXM をリセットして新しいネットワーク マスクを使い始めるようにする必要があります。PXM 冗長構成の場合は、switchcc コマンドを使用して制御をスタンバイ PXM に切り替え、以前アクティブだったカードをリセットします。PXM スタンドアロン構成の場合は、resetcd コマンドを使用してスタンドアロン PXM をリセットします。



 

ディスク IP アドレスの設定

スイッチをローカル LAN に接続することで、LAN に接続しているすべてのワークステーションからスイッチを管理することができます。図2-5 に、PXM-UI-S3 カードへのローカル LAN 接続に必要なハードウェアを示します。図2-6に、PXM-UI-S3/B カードへのローカル LAN 接続に必要なハードウェアを示します。

図2-5 PXM-UI-S3 バック カードへのローカル LAN 接続に必要なハードウェア

 


図2-5 に示した PXM UI-S3 カードには、2 つの LAN ポートがあります。現在のソフトウェア リリースでは、LAN 1 コネクタだけが LAN 通信に使用できます。LAN 2 コネクタを使った通信は、使用不可になっています。


図2-6 PXM-UI-S3/B バック カードへのローカル LAN 接続に必要なハードウェア

 

PXM LAN ポートを介してスイッチを管理するには、最初に LAN ポートに IP アドレスを割り当てる必要があります。ディスク IP アドレスは、ランタイム ソフトウェアのロード時にアクティブ PXM が使用する IP アドレスです。


ヒント LAN ポートのディスク IP アドレスについて考慮すべき点は、このアドレスがハードディスクに保存されているため、ランタイム ソフトウェアが PXM カードにロードされ、カードがアクティブになるまで利用できないということです。PXM がブート モードまたはスタンバイ モードで動作しているときに、イーサネットで LAN ポートにアクセスするには、ブート IP アドレスを使用する必要があります。


1 つの IP アドレスしか利用できないときには、ディスク IP アドレスに、ブート IP アドレスと同じ値を設定できます。また、通常の運用でスタンバイ PXM にアクセスできるようにするためには、それぞれに一意のアドレスを設定できます。ブート IP アドレスと ディスク IP アドレスの詳細な使用方法は、 第1章「設定の準備」 「IP アドレス計画作成のガイドライン」を参照してください。

ディスク IP アドレスを設定するには、次の手順に従って ipifconfig コマンドを入力します。


ステップ 1 SUPER_GP 特権を持つユーザ名を使用して CLI 管理セッションを確立します。このレベルのデフォルトのユーザ名は superuser、パスワードは superuser です。

ステップ 2 dspipif コマンドを入力して、ディスク IP アドレスが未設定であるかどうかを確認します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspipif lnPci0
 

lnPci0 オプションを省略すると、スイッチのすべての IP インターフェイス(ATM インターフェイス(atm0)、PXM LAN ポート インターフェイス(lnPci0)、および PXM メンテナンス ポート インターフェイス(sl0))の設定情報が表示されます。各インターフェイスで、アドレスは一意である必要があるので注意してください。


IP Interface Configuration テーブルで、lnPci エントリの下にある Internet address エントリを探します。IP アドレスが設定されている場合には、そのアドレスを使用して次のステップを省略できます。アドレスが入力されていない場合、またはアドレスが使用しているネットワークと互換性がない場合には、次のステップで説明するように有効なディスク IP アドレスを定義する必要があります。


) ネットワークの管理に CWM を使用している場合、スイッチの ディスク IP アドレスとして IP アドレス 10.0.XX を使用することはできません。


ステップ 3 LAN ポートのディスク IP アドレスを設定するには、 ipifconfig コマンドを次の形式で入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> ipifconfig lnPci0 <IP_Addr> <netmask Mask>
 

IP_Addr にはこのポートで使用する IP アドレスを指定し、 Mask にはこのネットワークで使用するネットワーク マスクを指定します。


ipifconfig コマンドには他にオプションがいくつかあり、同時に複数のオプションを設定できます。コマンドで定義しないオプションの値はそのままとなります。このコマンドの詳細については、『Cisco MGX 8800/8900 Series Command Reference, Release 5.1』を参照してください。


ステップ 4 dspipif コマンドを入力して、ディスク IP アドレスが変わったことを確認します。たとえば、次のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspipif lnPci0
mgx8850a System Rev: 02.01 Sep. 17, 2001 17:39:15 PST
MGX8850 Node Alarm: NONE
IP INTERFACE CONFIGURATION
--------------------------------------------------------------------
lnPci (unit number 0):
Flags: (0x63) UP BROADCAST ARP RUNNING
Internet address: 172.29.52.88
Broadcast address: 172.29.255.255
Netmask 0xffff0000 Subnetmask 0xffffff00
Ethernet address is 00:00:1a:53:1c:2a
Metric is 0
Maximum Transfer Unit size is 1500
1174481 packets received; 516574 packets sent
502 input errors; 3 output errors
3 collisions
DISK IP address: 172.29.52.88
 


 

LAN ポートを介した CLI セッションの開始

スイッチには、スイッチとの接続およびスイッチの管理に使用できる Telnet サーバ プロセスがあります。CLI の Telnet セッションを確立するには、使用するアクセス方式に必要なハードウェアをセットアップし、適切なブート IP アドレスとディスク IP アドレスを設定する必要があります。

Cisco MGX スイッチへのディスク IP インターフェイスを設定して、物理的なパスを確立すると、ワークステーションで、Telnet クライアント プログラムを使ってCLIセッションを開始できます。CLI 管理セッションを確立するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 LAN ワークステーションで次のようなコマンドを使って Telnet クライアント プログラムを開始します。

C:>telnet ipaddress
 

ipaddress には、次のような実際のディスク IP アドレスを入力します。

アクティブ PXM カード:ディスク IP アドレスを入力します。

スタンバイ PXM カード:ブート IP アドレスを入力します(ブート IP アドレスとディスク IP アドレスに異なるアドレスが必要)。

バックアップ ブート モードの PXM:ブート IP アドレスを入力します。


) ワークステーションで使用する Telnet プログラムによっては、起動と接続の手順が異なることがあります。Telnet プログラムの操作手順については、該当する製品のマニュアルを参照してください。


ステップ 2 Login プロンプトが表示されない場合には、 Enter キーを押します。

ワークステーションがスイッチに正常に接続されていることを示す Login プロンプトが表示されます。

ステップ 3 Login プロンプトで、スイッチのユーザ名を入力して Enter キーを押します。

ステップ 4 password プロンプトで、スイッチのパスワードを入力して Enter キーを押します。

ログインに成功すると、次のようなプロンプトが表示されます。

mgx8850a.7.PXM.a>
 


 

ネットワーク管理の設定

Cisco MGX スイッチには、Cisco WAN Manager(CWM)またはサード パーティの SNMP マネージャなどのネットワーク管理ステーションとの通信の設定を可能にする SNMP エージェントが含まれています。SNMP の管理用に設定されている場合は、スイッチは設定コマンドを管理ステーションから受け付けて、ステータスやエラー メッセージを管理ステーションに送信します。

通常 CWM は、IP ネットワークに接続されたワークステーションで動作し、 ATM 経由の IP 接続でCisco MGX スイッチに接続します。このタイプのアクセスの確立については、 付録C「その他の CLI アクセス オプションのサポートと使用方法」 「スイッチの設定」 を参照してください。

CWM の自動検出機能をサポートするには、CWM ワークステーションおよびそれが管理するスイッチとの間のすべてのリンクで ILMI を起動する必要があります。PXM1E カードで ILMI を起動する方法は、 第4章「通信のためのサービス モジュールの準備」 を参照してください。AXSM カードで ILMI を起動する方法は、『 Cisco ATM Services (AXSM) Configuration Guide and Command Reference for MGX Switches, Release 5 』の第 2 章にある「 Configuring ILMI on a Port 」を参照してください。

この項では、次の作業について説明します。

「SNMP トラップの発信元 IP アドレスの設定」

「SNMP マネージャの送信先 IP アドレスの設定」

「コミュニティ ストリングと一般スイッチ情報の設定」

SNMP トラップの発信元 IP アドレスの設定

SNMP トラップの発信元 IP アドレスは、CWM などの SNMP マネージャに、SNMP トラップ Packet Data Unit(PDU; パケット データ単位)で送信されます。この IP アドレスは、トラップの発信元を表し、SNMP マネージャは、これを使ってリモートの SNMP エージェントにアクセスできます。SNMP マネージャと通信できるようにするためには、このアドレスを設定する必要があります。


) トラップ マネージャの IP アドレスを設定していないと、CWM はスイッチからのトラップを拒否します。


スイッチは、ディスク IP インターフェイスまたは ATM IP インターフェイスから SNMP マネージャと通信できます。構成によっては、CLI 管理 に ディスク IP インターフェイスを使用し、SNMP 管理に ATM IP を使用します。SNMP トラップ マネージャの IP アドレスを選択する際は、正しいインターフェイス アドレスを選択する必要があります。

SNMP トラップ マネージャの IP アドレスを定義するには、次のように cnftrapip コマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnftrapip <ipaddress>
 

IP アドレスは、ディスク IP アドレスか ATM インターフェイス IP アドレスのいずれかに一致する必要があります。ディスク IP アドレスの設定と表示の方法については、この章で前述の 「LAN IP アドレスの設定」 を参照してください。ATM インターフェイス IP アドレスの設定と表示については、 付録C「その他の CLI アクセス オプションのサポートと使用方法」 「スイッチの設定」 を参照してください。

SNMP マネージャの送信先 IP アドレスの設定

SNMP マネージャの送信先 IP アドレスによって、スイッチが SNMP トラップを送信する CWM などの SNMP マネージャの IP アドレスを定義します。スイッチの管理に CWM を使用すると、CWM は自動的にスイッチの送信先 IP アドレスを設定します。別の SNMP マネージャを使用する場合、次のように addtrapmgr コマンドで送信先 IP アドレスを設定できます。

mgx8850a.7.PXM.a> addtrapmgr <ipaddress> <port>
 

ipaddress には、SNMP マネージャの IP アドレスを指定します。 port には、このマネージャに割り当てられた UDP ポート番号を指定します。SNMP マネージャの IP アドレスの詳細については、その SNMP マネージャのマニュアルを参照してください。

コミュニティ ストリングと一般スイッチ情報の設定

ローカル SNMP エージェント内のスイッチに関する情報を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SUPER_GP 以上の特権を持つユーザ名を使用して設定セッションを確立します。

ステップ 2 ネットワーク管理の SNMP パスワードを定義するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfsnmp community password ro|rw
 

ネットワーク管理パスワードはコミュニティ ストリングと呼ばれ、読み取り専用(ro)と読み取りと書き込み(rw)コミュニティ ストリングがあります。ro コミュニティ ストリングを使用するネットワーク管理プログラムは、スイッチのデータを読み取りできますが(SNMP GET または GET-NEXT 要求を使用)、スイッチ設定の変更はできません。rw コミュニティ ストリングを使用するネットワーク管理プログラムは、 スイッチのデータを読み取ってスイッチの設定を変更できます(SNMP SET 要求を使用)。デフォルトの ro コミュニティ ストリングは public であり、デフォルトの rw コミュニティ ストリングは private です。

次の例はコミュニティ ストリングの変更方法を示しています。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfsnmp community cisco ro
 

ステップ 3 スイッチの位置を識別するテキスト文字列を管理ステーションに定義するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfsnmp location [location]
 

location には、0~255 までのテキスト文字を入力します。テキストにはスペースも含まれます。location の値は、sysLocation MIB オブジェクトに関する情報が要求されると SNMP マネージャに送信されます。

次の例は SNMP の設置場所を示す文字列を変更する方法です。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfsnmp location Doc Lab
 

ステップ 4 このスイッチの問題に関する担当者を識別するテキスト文字列を定義するには、次のコマンドを入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> cnfsnmp contact [contact]
 

contact には、0~255 までのテキスト文字を入力します。テキストにはスペースも含まれます。contact の値は、sysContact MIB オブジェクトについての情報が要求されると SNMP マネージャに送信されます。

次の例は SNMP の連絡先を示す文字列を変更する方法です。

M8850_LA.8.PXM.a > cnfsnmp contact Lab Manager
 

ステップ 5 SNMP エージェントの設定を表示するには、 dspsnmp コマンドを入力します。コマンドの出力は次の例のようになります。

M8850_LA.8.PXM.a > dspsnmp
M8850_LA System Rev: 05.00 Apr. 13, 2004 20:38:41 GMT
MGX8850 Node Alarm: MAJOR
 
Community (rw): private
Community (ro): cisco
System Location: Doc Lab
System Contact: Lab Manager
 


 

ハードウェア設定の確認

スイッチを設定する前に、スイッチにインストールされたカードとソフトウェアの情報を収集しておく必要があります。この情報を収集する理由は、正しいカードが正しいスロットに収容されており、収容されているバック カードが、サービス対象のフロント カードと実際に互換性のあることを確認するためです。 付録E「ハードウェアの調査とソフトウェアの設定のためのワークシート」 「ハードウェア調査ワークシート」 に、各種 Cisco MGX スイッチのハードウェア設定を記録するためのワークシートが用意されています。

次の手順では、このハードウェア設定ワークシートに記録する必要がある情報を表示する方法を説明します。また、各フロント カードに正しい上部バック カードと下部バック カードがインストールされていることを確認する方法も説明します。


ステップ 1 いずれかのアクセス レベルで設定セッションを確立します。

ステップ 2 スイッチに設置されている全カードのリストを表示するには、スイッチのプロンプトで dspcds コマンドを次の例のように入力します。

mgx8850a.7.PXM.a> dspcds
 

Cisco MGX 8830 スイッチは次のようなレポートを表示します。

mgx8830b.1.PXM.a> dspcds
mgx8830b System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 23:20:16 GMT
Chassis Serial No: SCA053000KM Chassis Rev: A0 GMT Offset: 0
Node Alarm: MAJOR
Card Front/Back Card Alarm Redundant Redundancy
Slot Card State Type Status Slot Type
--- ---------- -------- -------- ------- -----
 
01 Active/Active PXM1E-4-155 MAJOR 02 PRIMARY SLOT
02 Standby/Active PXM1E-4-155 NONE 01 SECONDARY SLOT
03 Active/Empty RPM NONE NA NO REDUNDANCY
04 Active/Active FRSM_2CT3 MINOR 05 PRIMARY SLOT
05 Standby/Active FRSM_2CT3 NONE 04 SECONDARY SLOT
06 Active/Active CESM_8T1 NONE NA NO REDUNDANCY
07 Active/Active SRM_3T3 NONE 14 PRIMARY SLOT
11 Active/Active FRSM_8T1 NONE NA NO REDUNDANCY
12 Empty --- --- --- ---
13 Standby/Active FRSM_8T1 NONE NA NO REDUNDANCY
14 Standby/Active SRM_3T3 NONE 07 SECONDARY SLOT
 

Cisco MGX 8850 スイッチは次のようなレポートを表示します。

M8850_LA.8.PXM.a > dspcds
M8850_LA System Rev: 04.00 May. 08, 2003 08:23:19 GMT
Chassis Serial No: SAA03230375 Chassis Rev: B0 GMT Offset: 0
Node Alarm: CRITICAL
Card Front/Back Card Alarm Redundant Redundancy
Slot Card State Type Status Slot Type
--- ---------- -------- -------- ------- -----
 
01 Active/Active AXSM_4OC12 NONE NA NO REDUNDANCY
02 Active/Active AXSM_4OC12 NONE NA NO REDUNDANCY
03 Active/Active AXSM_16T3E3 NONE NA NO REDUNDANCY
04 Active-F/Active AXSME_16T3E3 MAJOR NA NO REDUNDANCY
05 Active-F/Active AXSME_2OC12 MAJOR NA NO REDUNDANCY
06 Active/Active AXSM_16OC3_B MAJOR NA NO REDUNDANCY
07 Empty Resvd/Empty --- MAJOR 08 PRIMARY SLOT
08 Active/Active PXM45B NONE 07 SECONDARY SLOT
09 Active/Active RPM_PR NONE NA NO REDUNDANCY
10 Empty --- --- --- ---
11 Mismatch/Empty UNKNOWN NONE NA NO REDUNDANCY
12 Active/Active AXSM-32-T1E1-E NONE NA NO REDUNDANCY
13 Active/Active FRSM_2CT3 NONE NA NO REDUNDANCY
14 Active/Active FRSM_8T1 NONE NA NO REDUNDANCY
15 Empty --- --- --- ---
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
M8850_LA System Rev: 04.00 May. 08, 2003 08:23:19 GMT
Chassis Serial No: SAA03230375 Chassis Rev: B0 GMT Offset: 0
Node Alarm: CRITICAL
Card Front/Back Card Alarm Redundant Redundancy
Slot Card State Type Status Slot Type
--- ---------- -------- -------- ------- -----
 
16 Active/Active SRME_OC3 NONE 15 SECONDARY SLOT
29 Active/Active CESM_8T1 NONE NA NO REDUNDANCY
30 Active/Active FRSM_HS2/B NONE NA NO REDUNDANCY
31 Empty --- --- --- ---
32 Empty --- --- --- ---
 

Cisco MGX 8950 スイッチは次のようなレポートを表示します。

M8950_DC.8.PXM.a > dspcds
M8950_DC System Rev: 04.00 May. 08, 2003 09:10:06 GMT
Chassis Serial No: SCA0504043H Chassis Rev: A0 GMT Offset: 0
Node Alarm: CRITICAL
Card Front/Back Card Alarm Redundant Redundancy
Slot Card State Type Status Slot Type
--- ---------- -------- -------- ------- -----
 
01 Active/Active AXSM_4OC12 MINOR NA NO REDUNDANCY
02 Active/Active AXSM_16OC3 NONE NA NO REDUNDANCY
03 Empty --- --- --- ---
04 Empty --- --- --- ---
05 Active/Active AXSM_1OC48_B NONE NA NO REDUNDANCY
06 Empty --- --- --- ---
07 Standby/Active PXM45B NONE 08 PRIMARY SLOT
08 Active/Active PXM45C NONE 07 SECONDARY SLOT
09 Active/Empty XM_60 NONE NA NO REDUNDANCY
10 Active/Empty XM_60 NONE NA NO REDUNDANCY
11 Empty --- --- --- ---
12 Active/Active AXSM_16OC3 NONE NA NO REDUNDANCY
13 Empty --- --- --- ---
14 Active/Active AXSM_4OC12 NONE NA NO REDUNDANCY
15 Active/Active AXSM-1-9953-XG MINOR NA NO REDUNDANCY
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
M8950_DC System Rev: 04.00 May. 08, 2003 09:10:06 GMT
Chassis Serial No: SCA0504043H Chassis Rev: A0 GMT Offset: 0
Node Alarm: CRITICAL
Card Front/Back Card Alarm Redundant Redundancy
Slot Card State Type Status Slot Type
--- ---------- -------- -------- ------- -----
 
16 Active/Active AXSM-4-2488-XG NONE NA NO REDUNDANCY
25 Active/Empty XM_60 NONE NA NO REDUNDANCY
26 Active/Empty XM_60 NONE NA NO REDUNDANCY
 
M8950_DC.8.PXM.a >
 

ステップ 3 付録E「ハードウェアの調査とソフトウェアの設定のためのワークシート」 「ハードウェア調査ワークシート」 にある適切なワークシートに、各カードに関する次の情報を記入します。

フロント カードのタイプ(「フロント カードのタイプ」欄)

冗長スロット

冗長タイプ

ステップ 4 カードを取り付ける各スロットに対して、次の作業を実行します。

a. 次のように dspcd コマンドを入力します。

mgx8830b.1.PXM.a> dspcd <slot>
 

dspcd コマンドでは、特定のカードに固有の情報が表示されます。PXM1E カードの場合は、スイッチは次のようなレポートを表示します。

mgx8830b.1.PXM.a> dspcd 2
mgx8830b System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 22:51:15 GMT
MGX8830 Node Alarm: MAJOR
Slot Number 2 Redundant Slot: 1
 
Front Card Upper Card Lower Card
---------- ---------- ----------
 
Inserted Card: PXM1E-4-155 UI Stratum3 SMFIR_4_OC3
Reserved Card: PXM1E-4-155 UI Stratum3 SMFIR_4_OC3
State: Standby Active Active
Serial Number: S1234567890 SAK0325008J SAG05415SW9
Prim SW Rev: 3.0(0.39)A --- ---
Sec SW Rev: 3.0(0.39)A --- ---
Cur SW Rev: 3.0(0.39)A --- ---
Boot FW Rev: 3.0(0.26)A --- ---
800-level Rev: E2 03 4P
800-level Part#: 800-12345-01 800-05787-01 800-18663-01
CLEI Code: /0 0
Reset Reason: On Reset From Shell
Card Alarm: NONE
Failed Reason: None
Miscellaneous Information:
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
mgx8830b System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 22:51:15 GMT
MGX8830 Node Alarm: MAJOR
 
Crossbar Slot Status: EMPTY
 
Alarm Causes
------------
NO ALARMS
 
mgx8850a.7.PXM.a>
 

dspcd コマンドと dspcds コマンドは非常によく似ていますが、生成するレポートは異なります。dspcd コマンドが特定のカードに関する情報を表示するのに対し、 dspcds コマンドはスイッチ内のすべてのカードに関する要約情報を表示します。


サービス モジュールの場合、スイッチは PXM カードについて次のようなレポートを表示します。次の例は、CESM-8T1 カードの dspcd コマンドの出力結果です。

mgx8830b.1.PXM.a> dspcd 6
mgx8830b System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 23:01:03 GMT
MGX8830 Node Alarm: MAJOR
Slot Number: 6 Redundant Slot: NONE
 
Front Card Back Card
---------- ---------
Inserted Card: CESM_8T1 RJ48_8T1
Reserved Card: UnReserved UnReserved
State: Active Active
Serial Number: A79907 A12475
Prim SW Rev: 20.0(0.106)D ---
Sec SW Rev: 20.0(0.106)D ---
Cur SW Rev: 20.0(0.106)D ---
Boot FW Rev: 1.0(2.0) ---
800-level Rev:
800-level Part#: 000-00000-00 000-00000-00
CLEI Code:
Reset Reason: On Reset from PXM
Card Alarm: NONE
Failed Reason: None
Miscellaneous Information:
 
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
mgx8830b System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 23:01:03 GMT
MGX8830 Node Alarm: MAJOR
Crossbar Slot Status: No Crossbar
 
Alarm Causes
------------
NO ALARMS
 

SRM カードの場合は、スイッチは次のようなレポートを表示します。

mgx8830b.1.PXM.a> dspcd 7
mgx8830a System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 23:10:08 GMT
MGX8830 Node Alarm: MAJOR
Slot Number 7 Redundant Slot: 14
Front Card Back Card
---------- ---------
Inserted Card: SRM_3T3 BNC_3T3
Reserved Card: UnReserved UnReserved
State: Active Active
Serial Number: 955802 SBK043600TT
Prim SW Rev: --- ---
Sec SW Rev: --- ---
Cur SW Rev: --- ---
Boot FW Rev: --- ---
800-level Rev: BB A0
800-level Part#: 000-00000-00 800-03148-02
CLEI Code: BAI9A6VAAA
Reset Reason: On Power up
Card Alarm: NONE
Failed Reason: None
Miscellaneous Information:
 
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
mgx8830 System Rev: 03.00 Apr. 25, 2002 23:10:08 GMT
MGX8830 Node Alarm: MAJOR
Crossbar Slot Status: No Crossbar
 
Alarm Causes
------------
NO ALARMS
 

) SRM 自身に対しては dspcd コマンドを実行できません。すべての SRM カード設定が PXM カードから行われるためです。スイッチの SRM に関する情報を表示するには、PXM で dspcd <SRM_slot_number> を実行します。


b. スイッチ タイプに対応するワークシートに、各カードに関する次の情報を記入します。

上部バック カードのタイプ。Inserted Card 行の Upper Card 欄に表示されます。

下部のバック カードのタイプ。Inserted Card 行の Lower Card 欄に表示されます。


ヒント カードの詳細レポートを表示する方法として他に、cc コマンドを入力してカードを選択し、スロット番号を指定せずに dspcd コマンドを使用する方法があります。ただし、スロット番号を指定して dspcd コマンドを使用する方法をお勧めします。この方法では、カード エラーが発生して cc コマンドによるアクセスが不可能な場合でも、カード情報を表示できます。

ステップ 5 ハードウェア設定ワークシートにすべてのカードに関する必要な情報を入力したら、 各カードが、そのカード タイプをサポートするスロットに装着されていることを確認します。フロント カードに対応する、適切なバック カードが取り付けられていることを確認します。 『 Cisco MGX 8800/8900 Hardware Installation Guide, Releases 2 - 5.1 』の「Valid Slot Installation Options」という表を参照してください。


) 上部および下部バック カードを取り付ける場所はベイとも呼ばれます。Cisco MGX 8850(PXM1E/PXM45) または Cisco MGX 8950スイッチでは、各スロットにバック カード用の上部ベイと下部ベイがあります。


誤って取り付けられたカードがある場合は、カードの正しい取り付け手順について『 Cisco MGX 8800/8900 Hardware Installation Guide, Releases 2 - 5.1 』を参照してください。