Cisco MGX スイッチ Cisco ATM サービス (AUSM/MPSM) コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンス
PVC のプロビジョニングと管理 (PXM1)
PVC のプロビジョニングと管理(PXM1)
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

PVC のプロビジョニングと管理(PXM1)

プロビジョニングの準備

プロビジョニング手順のクイックスタート

AUSM および MPSM フィーダ接続設定のクイックスタート

3 セグメント フィーダ接続設定のクイックスタート

2 セグメント フィーダ接続設定のクイックスタート

AUSM および MPSM ローカル接続設定のクイックスタート

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続のクイックスタート

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続設定のクイックスタート

AUSM および MPSM カードの PVC の一般的なプロビジョニング手順

AUSM および MPSM カードの PVC の設定

AUSM および MPSM カードでのフィーダ接続の設定

AUSM および MPSM カードのローカル接続の設定

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続の設定

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続の設定

PVC のプロビジョニングと管理(PXM1)

この章では、command-line interface(CLI; コマンド行インターフェイス)を使用して、ATM Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定回線接続)をプロビジョニングする方法について説明します。

次の項で、AUSM および MPSM カード上で ATM PVC をプロビジョニングする方法を説明します。

プロビジョニングの準備

プロビジョニング手順のクイックスタート

AUSM および MPSM カードの PVC の一般的なプロビジョニング手順


) 接続を追加する最も簡単な方法は、Cisco WAN Manager(CWM)アプリケーションを使用する方法です。CWM を使用して接続を設定する方法については、『Cisco WAN Manager User's Guide, Release 15』を参照してください。


ここでは、表 4-1 に示す PVC 接続の種類をプロビジョニングする方法について説明します。

 

表 4-1 AUSM および MPSM カードで適用可能な PVC 接続の種類

AUSM および MPSM の PVC 接続の種類
説明

3 セグメント フィーダ接続

相手先固定回線接続は、2 つの ATM ポート間の静的接続です。3 セグメント フィーダ接続では、2 台の Cisco MGX PXM1 フィーダ スイッチと Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850(PXM45)、または Cisco MGX 8950 コア スイッチから構成される階層型 ATM ネットワークでマルチ セグメント PVC 接続を確立します。各フィーダは接続の 1 つのセグメントをホストし、コア スイッチは接続の 1 つのセグメントをホストします。PXM1 プラットフォームにプロビジョニングされたフィーダ接続は必ずマスター接続です。

2 セグメント フィーダ接続

2 セグメント フィーダ接続では、1 台の Cisco MGX PXM1 フィーダ スイッチと Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850(PXM45)、または Cisco MGX 8950 コア スイッチとの間の階層型 ATM ネットワークでマルチ セグメント PVC 接続を確立します。フィーダは接続の 1 つのセグメントをホストし、コア スイッチは接続の 1 つのセグメントをホストします。PXM1 プラットフォームにプロビジョニングされたフィーダ接続は必ずマスター接続です。

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続(DAX)

ローカル接続は、同じ Cisco MGX PXM1 スイッチ上の 2 つのインターフェイス間に確立される PVC です。スイッチのモードがフィーダ モードまたはスタンドアロン モードのいずれかの場合、サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続では、同じサービス モジュール上、または別のサービス モジュール上の 2 つのユーザ ポート間に PVC を確立します。PXM1 プラットフォームにプロビジョニングされたローカル接続は、マスター エンドポイントとスレーブ エンドポイントで構成されます。

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続

Cisco MGX PXM1 スイッチのモードがスタンドアロン モードの場合、サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続では、サービス モジュールのユーザ ポートと PXM1 のブロードバンド ユーザ ポートとの間に PVC を確立します。PXM1 プラットフォームにプロビジョニングされたローカル接続は、マスター エンドポイントとスレーブ エンドポイントで構成されます。

設定を行ったことがあるユーザが最小限の手順ですばやく設定作業を完了できるように、この章では、設定のクイックスタート手順を示します。

初めて設定する接続の種類である場合は、実施する作業の概要を把握するために、簡易手順を使用します。詳細な手順については、簡易手順に示されているマニュアルの該当個所を参照してください。AUSM カード接続の経験を重ねると、クイックスタート手順だけで設定作業が行えるようになります。


ヒント 大部分の CLI コマンドは、パラメータなしの入力で、コマンドに関する情報を調べることができます。通常、経験豊富なユーザであれば、クイックスタート手順とオンライン ヘルプだけで AUSM カードの接続を設定できるようになります。



) この章で使用されているコマンドの詳細については、第6章「AUSM/MPSM コマンド リファレンス」を参照してください。


プロビジョニングの準備

AUSM および MPSM カード上で ATM PVC をプロビジョニングする前に、物理回線を始動し、サービス モジュールに論理ポートを追加する必要があります。物理回線を始動し、論理ポートを追加する方法については、 第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 を参照してください。

プロビジョニング手順のクイックスタート

以降では、Cisco MGX 8230、Cisco MGX 8250、および Cisco MGX 8850(PXM1)Release 1.3.10 スイッチに取り付けられている AUSM および MPSM カード上で PVC のプロビジョニングを行う手順の概要を説明します。

AUSM および MPSM フィーダ接続設定のクイックスタート

AUSM および MPSM ローカル接続設定のクイックスタート

これらの手順は概要であり、MGX スイッチの設定に経験のあるユーザに対しては、手順の覚え書きとなるものです。

AUSM および MPSM フィーダ接続設定のクイックスタート

次のクイックスタート手順では、AUSM および MPSM カード上で 3 セグメントと 2 セグメント フィーダ接続をプロビジョニングする方法について説明します。

3 セグメント フィーダ接続設定のクイックスタート

2 セグメント フィーダ接続設定のクイックスタート

3 セグメント フィーダ接続設定のクイックスタート

2 台の Cisco MGX フィーダ スイッチと Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850 PXM45、または Cisco MGX 8950 コア スイッチから構成される階層型ネットワークで 3 セグメント フィーダ接続を設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

username

<password>

設定セッションを起動します。


) このクイックスタート手順のすべての手順を実行するには、GROUP1 以上の特権を持つユーザでログインする必要があります。


ステップ 2

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「回線設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の両端で、物理回線を始動します。

ステップ 3

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「ATM ポート設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の両端で、ATM ポートを設定します。

ステップ 4

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

AUSM/MPSM のユーザ ポートから PXM1 フィーダ トランクへのフィーダ接続のマスター側を、作成する PVC の両端で設定します。

ヒント Cisco MGX PXM1 プラットフォーム上のフィーダ セグメント接続には、接続のマスター側だけが必要です。

この章で後述する「AUSM および MPSM カードでのフィーダ接続の設定」を参照してください。

ステップ 5

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

ATM コア ネットワークを使用してルーティング接続を追加します。ATM コア ネットワークでは、Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850(PXM45)、および MGX 8950 スイッチを構成できます。

ヒント ATM コア ネットワーク接続内の VPI 値と VCI 値 が、Cisco MGX フィーダ接続セグメントを追加する際に使用した値と一致することを確認してください。
ヒント AXSM 間のルーティング接続を追加する場合は、スレーブ接続とマスター接続の両方が必要です。

設定方法については、ATM コア ネットワーク内のスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。『 Cisco MGX 8850 (PXM1E/PXM45), Cisco MGX 8950, Cisco MGX 8830, and Cisco MGX 8880 Configuration Guide, Release 5 』または『 Cisco BPX 8600 Series Installation and Configuration, Release 9.3.30』を参照してください。

2 セグメント フィーダ接続設定のクイックスタート

1 台の Cisco MGX フィーダ スイッチと Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850(PXM45)、または Cisco MGX 8950 コア スイッチの間の階層型ネットワークで 2 セグメント フィーダ接続を設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

username

<password>

設定セッションを起動します。


) このクイックスタート手順のすべての手順を実行するには、GROUP1 以上の特権を持つユーザでログインする必要があります。


ステップ 2

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「回線設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の一方の終端となる AUSM/MPSM カードの物理回線を始動します。

ステップ 3

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「ATM ポート設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の一方の終端となる AUSM/MPSM カードの ATM ポートを設定します。

ステップ 4

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

作成する PVC の一方の終端となる AUSM/MPSM カードで、サービス モジュールのユーザ ポートから PXM1 フィーダ トランクへのフィーダ接続のマスター側を設定します。

ヒント Cisco MGX PXM1 プラットフォーム上のフィーダ セグメント接続には、接続のマスター側だけが必要です。

この章で後述する「AUSM および MPSM カードでのフィーダ接続の設定」を参照してください。

ステップ 5

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

ATM コア ネットワークを使用してルーティング接続を追加します。ATM コア ネットワークでは、Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850(PXM45)、および MGX 8950 スイッチを構成できます。

ヒント ATM コア ネットワーク接続内の VPI 値と VCI 値 が、Cisco MGX フィーダ接続セグメントを追加する際に使用した値と一致することを確認してください。
ヒント AXSM 間のルーティング接続を追加する場合は、スレーブ接続とマスター接続の両方が必要です。

設定方法については、ATM コア ネットワーク内のスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。『 Cisco MGX 8850 (PXM1E/PXM45), Cisco MGX 8950, Cisco MGX 8830, and Cisco MGX 8880 Configuration Guide, Release 5 』または『 Cisco BPX 8600 Series Installation and Configuration, Release 9.3.30』を参照してください。

AUSM および MPSM ローカル接続設定のクイックスタート

次のクイックスタート手順で、AUSM および MPSM カード上でローカル接続をプロビジョニングする方法を説明します。

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続のクイックスタート

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続設定のクイックスタート

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続のクイックスタート

同じカード上、または別のカード上の 2 つのサービス モジュールのユーザ ポート間の Cisco MGX フィーダまたはスタンドアロン モード スイッチにローカル接続(DAX)を設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

username

<password>

設定セッションを起動します。


) このクイックスタート手順のすべての手順を実行するには、GROUP1 以上の特権を持つユーザでログインする必要があります。


ステップ 2

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「回線設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の両端で、物理回線を始動します。

ステップ 3

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「ATM ポート設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の両端で、ATM ポートを設定します。

ステップ 4

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

PVC のスレーブ側を設定します。


) 接続のスレーブ側を追加してから、ローカル接続のマスター側を追加する必要があります。


この章で後述する「サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続の設定」を参照してください。

ステップ 5

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>
cnfcon <Port.VPI.VCI>

PVC のマスター側を設定します。

この章で後述する「サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続の設定」を参照してください。

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続設定のクイックスタート

サービス モジュールのユーザ ポートと PXM1 のブロードバンド ユーザ ポートの間にあるスタンドアロン モードの Cisco MGX スイッチでローカル接続を設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

username

<password>

設定セッションを起動します。


) このクイックスタート手順のすべての手順を実行するには、GROUP1 以上の特権を持つユーザでログインする必要があります。


ステップ 2

PXM1 の設定手順については、『 Cisco MGX 8230 Edge Concentrator Installation and Configuration, Release 1.1.3 』、『 Cisco MGX 8250 Edge Concentrator Installation and Configuration, Release 1.1.3 』または『 Cisco MGX 8850 Edge Concentrator Installation and Configuration, Release 1.1.3 』を参照してください。

作成する PVC の一方の終端となる PXM1 カードの物理回線を始動します。

ヒント PXM1 cnfswfunc コマンドでスイッチをスタンドアロン ルーティング ノードとして設定してから、PXM1 カードの物理回線を始動してください。
ヒント PXM1 カードの物理回線を始動してから、
PXM1 cnfatmln コマンドを使用して セル ヘッダーのタイプを UNI に設定します。

ステップ 3

設定手順については、手順 2 で示した PXM1 マニュアルを参照してください。

作成する PVC の一方の終端となる PXM1 カードの論理ポートを設定します。

ステップ 4

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「ATM ポート設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の一方の終端となる AUSM/MPSM カードの物理回線を始動します。

ステップ 5

第2章「通信を行うための AUSM および MPSM の回線とポートの準備」 「ATM ポート設定のクイックスタート」を参照してください。

作成する PVC の一方の終端となる AUSM/MPSM カードの ATM ポートを設定します。

ステップ 6

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

PVC のスレーブ側を設定します。


) 接続のスレーブ側を追加してから、ローカル接続のマスター側を追加する必要があります。


この章で後述する「サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続の設定」を参照してください。

ステップ 7

addcon <Port> <VPI> <VCI>

関連コマンド:
dspcons
dspcon
<Port> <VPI> <VCI>

または

dspcon <Port.VPI.VCI>

cnfcon <Port.VPI.VCI>

PVC のマスター側を設定します。

この章で後述する「サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続の設定」を参照してください。

AUSM および MPSM カードの PVC の一般的なプロビジョニング手順

ここでは、AUSM および MPSM カード通信を設定するための次のような手順について説明します。

「AUSM および MPSM カードの PVC の設定」

「AUSM および MPSM カードでのフィーダ接続の設定」

「AUSM および MPSM カードのローカル接続の設定」

AUSM および MPSM カードの PVC の設定

相手先固定接続(PVC)は呼の確立を必要としない静的な接続で、同じ ATM スイッチ上の 2 つのポート間、または異なるスイッチ上の 2 つのポート間で確立されます。常時接続の PVC では、使用している回線のパス(事前定義)が何らかの理由で使えなくなると、その PVC 自体も使えなくなります。PVC を確立すると、ネットワーク管理作業によって手動で削除されない限り、接続されたままとなります。PVC に割り当てられたネットワーク リソースは、その PVC が設定されている間は専有されます。

各 PVC には 2 つのエンドポイントがあります。マスター エンドポイントは、ルーティング機能を行います。スレーブ エンドポイントの役割は、接続設定の際にマスターからの要求に応えることです。エンドポイントは、スレーブ側をマスター側より先に設定する必要があります。このときに生成されるスレーブ アドレスを、マスター エンドポイントの設定時に指定するからです。フレームリレー CPE が接続されているスイッチ上にこの 2 つのエンドポイントを設定しておく必要があります。

PVC の実際の設定を行う前に、PVC のプロビジョニングの十分な計画が必要です。スイッチのデフォルト値と異なる Quality of Service(QoS)パラメータまたはトラフィック コントラクト パラメータは、接続ごとに定義する必要があります。

PXM1 プラットフォームでは、PVC は同じサービス モジュール間、または同じスイッチ(ローカル スイッチング)内の異なるサービス モジュール間で確立できます。マルチセグメント ネットワーク接続の一部である PVC の場合は、ATM フィーダ トランク(ブロードバンド ポート スイッチング)で終端することもできます。

PXM1 プラットフォームには、次の 2 種類の PVC を作成できます。

フィーダ セグメント接続

ローカル接続

フィーダ セグメント接続では、一方の終端がサービス モジュールで、もう一方の終端が ATM コア ネットワークに接続された PXM1 フィーダ トランクとなります。ローカル接続では、一方の終端がユーザ ポートで、もう一方の終端が別のユーザ ポートとなります。プロビジョニングする PVC の種類は、PXM1 プラットフォーム(フィーダ モードまたはスタンドアロン モード)の設定モードと、終端するポートの種類(フィーダ トランクまたはユーザ ポート)によって異なります。

表 4-2 に、PXM1 プラットフォームの AUSM および MPSM カードでサポートされるスイッチングの種類と PVC の種類を示します。

 

表 4-2 PXM1 プラットフォームの AUSM および MPSM カードでサポートされるスイッチングの種類と PVC の種類

スイッチングの種類
PXM1 フィーダ モード
PXM1 スタンドアロン モード

ローカル スイッチング(DAX)

(SM 間のユーザ ポート)

ローカル接続1

ローカル接続1

ブロードバンド ポート スイッチング

(PXM ブロードバンド ポートから SM ユーザ ポート2

フィーダ セグメント接続3

(PXM ブロードバンド ポートはフィーダ トランクとして設定)

ローカル接続1

(PXM ブロードバンド ポートはユーザ ポートとして設定)

1.ローカル接続では、一方の終端がユーザ ポートで、もう一方の終端が同じスイッチの別のユーザ ポートとなります。ユーザ ポートは、サービス モジュール ポートまたは PXM ブロードバンド ポートです。ローカル接続はスレーブ接続とマスター接続で構成されます。

2.ブロードバンド ポート スイッチングは 2 つのブロードバンド ポート間でもサポートされます。

3.フィーダ セグメント接続は常にマスター接続です。

フィーダ モードでは、PXM1 プラットフォームはシェルフとして、Cisco BPX 8600、Cisco MGX 8850(PXM45)、または Cisco MGX 8950 コア スイッチで構成される ATM コア ネットワークとインターフェイスします。

ローカル フィーダからリモート フィーダへのエンドツーエンド接続を追加するには、3 セグメント フィーダ接続をプロビジョニングします。サービス モジュールからローカル フィーダの PXM1 フェーダ トランクへのフィーダ セグメント接続はセグメント 1、ATM コア ネットワークのルーテッド接続はセグメント 2、サービス モジュールからリモート フィーダの PXM1 フィーダ トランクへの別のフェーダ セグメント接続はセグメント 3 です。

ローカル フィーダからルーティング ノードへのエンドツーエンド接続を追加するには、2 セグメント フィーダ接続をプロビジョニングします。サービス モジュールからローカル フェーダの PXM1 フィーダへのフィーダ セグメント接続はセグメント 1、トランク カードから送信先ルーティング ノードのユーザ ポートへの ATM コア ネットワークのルーテッド接続はセグメント 2 です。

スタンドアロン モードでは、PXM1 プラットフォームはサードパーティの ATM ネットワークとインターフェイスします。

スタンドアロン スイッチ内にエンドツーエンド接続を追加するには、同じスイッチにあるサービス モジュールのユーザ ポートと別のサービス モジュールのユーザ ポート間にローカル接続(DAX)を、またはサービス モジュールのユーザ ポートから PXM1 のブロードバンド ユーザ ポートへのローカル接続をプロビジョニングする必要があります。ここから、サードパーティ ネットワークの接続を終端装置にプロビジョニングします。

サービス モジュールのユーザ ポートから別のサービス モジュールのユーザ ポートへのローカル接続(DAX)も、フィーダとして設定された PXM1 プラットフォームでプロビジョニングします。

AUSM および MPSM カードでのフィーダ接続の設定

AUSM または MPSM のユーザ ポートから PXM1 フィーダ トランクへの 3 セグメントまたは 2 セグメント フィーダ接続のフィーダ セグメント部を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 GROUP1 以上の特権を持つユーザ名を使用してコンフィギュレーション セッションを確立します。

ステップ 2 addcon コマンドを入力して、サービス モジュールのユーザ ポートから PXM1 フィーダ トランクへのフィーダ セグメント接続を定義します。

MPSM-8T1-ATM、MPSM-8E1-ATM、AUSM-8T1/B、および AUSM-8E1/B カードの場合は、次の addcon コマンド シンタックスを使用します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon <port> <vpi> <vci> <conn_type> <service_type> [<CAC>] [<Controller_Type>] [<mastership>] [<remoteConnId>]
 

表 4-3 に、AUSM および MPSM カードで使用する addcon コマンドのパラメータとその説明を示します。

 

表 4-3 AUSM および MPSM カードで使用する addcon コマンドのパラメータ

パラメータ
説明

port

接続を追加するポートのポート番号を入力します。設定されているポートのリストを表示するには、dspports コマンドを入力します。ポート番号は、Port カラムに Slot.Port 形式で表示されます。 ポート番号の範囲は 1~8 です。

vpi

接続に追加する virtual path identifier(VPI; 仮想パス識別子)を入力します。VPI の範囲は次のとおりです。

UNI 接続の場合:0~255

NNI または VNNI 接続の場合:0~4095


) VNNI 接続の場合には、ポートごとに VPI を 1 つ指定します。


vci

接続に追加する virtual connection identifier(VCI; 仮想接続識別子)を入力します。

UNI 上の VCC の場合、範囲は 1~4095 です。NNI または VNNI 上の VCI の場合、範囲は 1~65535 です。MPLS の場合、推奨する最小 VCI は 35 です。

VPC の場合、 vci は 0 です。


) MPSM 上の VPC の場合、dspcons コマンドの出力では VCI をアスタリスク(*)で表示します。VPC を表示または設定する場合(dspconcnfcon コマンドを使用)、アスタリスクの代わりに、VCI パラメータに 0 を入力する必要があります。これは、<VCI> パラメータにはアスタリスクを使用できないためです。


conn_type

設定する接続の種類を識別する番号を入力します。VCC の場合は 0、VPC(1~1000)のローカル VP ID を識別する場合は 1~1000 の範囲で入力します。

service_type

サービスの種類を指定します。次のように、サービスの種類を指定する番号を入力します。

1 = constant bit rate(CBR; 固定ビット レート)

2 = variable bit rate(VBR; 可変ビット レート)

3 = Standard Available Bit Rate implementation(標準 ABR)

4 = Unspecified Bit Rate(UBR: 未指定ビット レート)

5 = real-time Variable Bit Rate(rt-VBR; リアルタイム可変ビット レート)

6 = Foresight ABR(シスコが採用していた以前の標準 ABR)

Controller_Type

接続を管理する Virtual Switch Interface(VSI; 仮想スイッチ インターフェイス)コントローラの種類。PXM1 プラットフォームの場合は次のとおりです。

1 = PAR(PVC)(デフォルト)

2 = PNNI(SPVC)

mastership

接続の役割。次のいずれかのオプションを選択します。

1 = マスター

2 = スレーブ(デフォルト)

remoteConnId

リモート接続 ID。このオプションは、接続のマスター側を定義する場合にだけ使用します。addcon コマンドを実行して両終端接続のスレーブ側を作成した後、生成されたスレーブ接続 ID をこのオプションで使用します。PXM1 プラットフォームの場合、形式は次のいずれかです。

ATM エンドポイントの場合、NodeName.SlotNo.PortNo.VPI.VCI(SlotNo = PXM の場合は値として 0 を使用)

FR エンドポイントの場合、NodeName.SlotNo.PortNo.0.DLCI

ヒント スレーブ接続とマスター接続のアドレス コンポーネントを表示するには、dspcon コマンド、または dspchan コマンドを使用します。

次の addcon コマンドでは、サービス モジュールのユーザ ポートをフィーダ セグメント接続のマスター側として定義しています。フィーダ接続は常にサービス モジュールのユーザ ポートでプロビジョニングされたマスター接続です。リモート接続 ID を定義する場合は、PXM スロット番号の値に 0 を使用します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon 3 100 100 0 5 1 1 M8250_SJ.0.1.100.100
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 

この例では、VPI 100、VCI 100、および PAR コントローラを指定して、rt-VBR マスター フィーダ セグメント VCC を現在の MPSM カードのポート 3 に追加します。

ステップ 3 dspcons コマンドを入力して、設定されているすべての PVC を表示し、フィーダ セグメント接続が追加されているか確認します。

M8850_SF.1.28.MPSM8T1.ATM.a > dspcons
 
ConnId Chan ConnType Service Type PCR[0+1] Q-Depth State
------------------------ ---- ------- ------------ --------- ------- -------
M8250_SJ.22.3.100.100 29 VCC rt-VBR 3622 1000 Alarm
 
ChanNumNextAvailable : 30
Local VpId NextAvailable : 1
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >

) この例では、フィーダ セグメント接続がアラーム状態であることに注意してください。ATM コア ネットワークに 3 セグメント接続または 2 セグメント接続のルーティング セグメントを追加するまで、接続はアラーム状態のままとなります。



 

AUSM および MPSM カードのローカル接続の設定

次の設定手順で、AUSM および MPSM カード上でローカル接続を設定する方法を説明します。

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続の設定

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続の設定

サービス モジュールからサービス モジュールへのローカル接続の設定

同じカード上、または別のカード上の 2 つのサービス モジュールのユーザ ポート間でローカル接続を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 GROUP1 以上の特権を持つユーザ名を使用してコンフィギュレーション セッションを確立します。

ステップ 2 addcon コマンドを入力して、ローカル接続のスレーブ側を定義します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon <port> <vpi> <vci> <conn_type> <service_type> [<CAC>] [<Controller_Type>] [<mastership>] [<remoteConnId>]
 

表 4-3 に、AUSM および MPSM カードで使用する addcon コマンドのパラメータとその説明を示します。

次の addcon コマンドでは、MPSM のユーザ ポートをローカル接続のスレーブ側として定義しています。スレーブ側のローカル接続 ID が表示されています。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon 2 20 200 1 2 1 2
 
Local Connection Id is : M8250_SJ.22.2.20.0
 
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 

ステップ 3 addcon コマンド完了時に表示されるローカル接続 ID を書き留めます。ローカル接続のマスター側を設定する場合にこのローカル接続 ID が必要になります。


ヒント スレーブ側の接続を作成したときに使用した同一のワークステーションからローカル接続のマスター側を作成する場合は、コピーと貼り付けでデータ入力のミスを回避できます。


ステップ 4 dspcons コマンドを入力して、設定されているすべての PVC を表示し、ローカル接続のスレーブ側が追加されているか確認します。

M8850_SF.1.28.MPSM8T1.ATM.a > dspcons
 
ConnId Chan ConnType Service Type PCR[0+1] Q-Depth State
------------------------ ---- ------- ------------ --------- ------- -------
M8250_SJ.22.2.20.* 45 VPC VBR 3622 1000 Active
 
ChanNumNextAvailable : 47
Local VpId NextAvailable : 2
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 

ステップ 5 addcon コマンドを入力して、ローカル接続のマスター側を定義します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon <port> <vpi> <vci> <conn_type> <service_type> [<CAC>] [<Controller_Type>] [<mastership>] [<remoteConnId>]
 

表 4-3 に、AUSM および MPSM カードで使用する addcon コマンドのパラメータとその説明を示します。

次の addcon コマンドでは、MPSM のユーザ ポートをローカル接続のマスター側として定義しています。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon 3 30 300 2 2 1 1 M8250_SJ.22.2.20.0
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 

この例では、ローカル接続のスレーブ側に追加した MPSM カードに、ローカル接続のマスター側を追加しました。入力した remoteConnID パラメータは、ローカル接続のスレーブ側を追加したときに生成されたローカル接続 ID です。

ステップ 6 dspcons コマンドを入力して、ローカル接続のマスター側が追加されたか検証します。

M8850_SF.1.28.MPSM8T1.ATM.a > dspcons
 
ConnId Chan ConnType Service Type PCR[0+1] Q-Depth State
------------------------ ---- ------- ------------ --------- ------- -------
M8250_SJ.22.2.20.* 45 VPC VBR 3622 1000 Active
M8250_SJ.22.3.30.* 46 VPC VBR 3622 1000 Active
 
ChanNumNextAvailable : 47
Local VpId NextAvailable : 3
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 

この例では、ローカル接続のスレーブ エンドポイントとマスター エンドポイントの両方が正常に追加されています。ローカル接続の両エンドポイントはアラーム状態ではありません。

ステップ 7 dspcon コマンドを入力して、特定のローカル接続エンドポイントの設定情報を表示します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > dspcon <Port VPI VCI>
 

または

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > dspcon <Port.VPI.VCI>
 

<Port VPI VCI> または <Port.VPI.VCI> パラメータには、表示する接続のポート番号、VPI、および VCI を指定します。ポート番号、VPI、および VCI パラメータは、dspcons コマンド出力の ConnID カラムに Nodename.Slot.Port.0.VPI.VCI の形式で表示されます。


) MPSM 上の VPC の場合、dspcons コマンドの出力では VCI をアスタリスク(*)で表示します。VPC を表示または設定する場合(dspconcnfcon コマンドを使用)、アスタリスクの代わりに、VCI パラメータに 0 を入力する必要があります。これは、<VCI> パラメータにはアスタリスクを使用できないためです。


手順 5 で作成したローカル接続のマスター側に対する dspcon コマンドの出力を次に示します。マスター接続を追加すると、dspcon コマンドの出力には、接続の両端の NSAP ID がそれぞれ表示されます。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > dspcon 2 20 0
 
ChanNum: 45
RowStatus: Add
ConnectionType: VPC
ServiceType: VBR
ChanSvcFlag: PVC
PortNum: 2
VPI: 20
VCI (For VCC): *
Local VPId(for VPC): 1
EgressQNum: 3
IngressQDepth(cells): 1000
IngressDiscardOption: CLP hysterisis
IngressFrameDiscardThreshold 1000
IngressQCLPHigh(cells): 900
IngressQCLPLow(cells): 800
QCLPState: LOW
IngressEfciThreshold(cells): 1000
 
UPCEnable: Enabled
PeakCellRate[0+1](cells/sec): 3622
CellDelayVariation[0+1]: 10000 (micro secs)
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
PeakCellRate[0](cells/sec): 3622
CellDelayVariation[0]: 250000 (micro secs)
SustainedCellRate(cells/sec): 3622
MaximumBurstSize(cells): 1000
SCRPolicing: CLP[0]
CLPTagEnable: Enabled
FrameGCRAEnable: Disable
 
InitialBurstSize(cells): 0
ForesightEnable: Disable
ForeSightPeakCellRate(cells/sec): 3622
MinimumCellRate(cells/sec): 3622
InitialCellRate(cells/sec): 3622
 
LocalRemoteLpbkState: Disable
ChanTestType: No Test
ChanTestState: Not In Progress
ChanRTDresult: 65535 ms
 
Ingress percentage util: 100
Egress percentage util : 100
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
Egress Service Rate: 3622
LocalVpi: 20
LocalVci: *
LocalNSAP: 4d383235305f534a000000000000000016000200
RemoteVpi: 0
RemoteVci: 0
RemoteNSAP: NULL NSAP
Mastership: Slave
VpcFlag: Vpc
ConnServiceType: VBR
RoutingPriority: 1
MaxCost: 2147483647
RestrictTrunkType: No Restriction
ConnPCR: 3622
ConnMCR: 3622
ConnPercentUtil: 100
ChanOvrSubOvrRide: Enabled
Stdabr Parameters:
Minimum Cell Rate: 10 Cells per second
Peak Cell Rate: 10 Cells per second
Initial Cell rate: 10 Cells per second
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
Rate Increase Factor: 64
Rate Decrease Factor: 16
Nrm -- Inrate Cell Count: 64
Trm -- Time limit for Frm: 255 milliseconds
Transient Buffer Exposure: 16777215 Cells
Fixed Round Trip Time: 0 milliseconds
ACR Decrease Time Factor: 500 milliseconds
Cutoff Decrease Factor: 16
AbrType: Switch behavior without VS/VD
 
ChanNumNextAvailable : 48
Local VpId NextAvailable : 3
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 


 

サービス モジュールから PXM1 へのローカル接続の設定

サービス モジュールのユーザ ポートと PXM1 のブロードバンド ユーザ ポートの間にローカル接続を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 GROUP1 以上の特権を持つユーザ名を使用してコンフィギュレーション セッションを確立します。

ステップ 2 addcon コマンドを次のように入力して、サービス モジュールのローカル接続のスレーブ側を定義します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon <port> <vpi> <vci> <conn_type> <service_type> [<CAC>] [<Controller_Type>] [<mastership>] [<remoteConnId>]
 

表 4-3 に、AUSM および MPSM カードで使用する addcon コマンドのパラメータとその説明を示します。

次の addcon コマンドでは、MPSM のユーザ ポートをローカル接続のスレーブ側として定義しています。スレーブ側のローカル接続 ID が表示されています。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > addcon 2 10 0 1 2 1 2
 
Local Connection Id is : M8250_SJ.17.2.10.0
 

制限なく、どのカードでもローカル接続のスレーブ エンドポイントまたはマスター エンドポイントとなることができます。この手順では、ローカル接続のスレーブ側をサービス モジュールのユーザ ポートに追加することを選択しています。また、ローカル接続のスレーブ側を PXM1 のブロードバンド ユーザ ポートへ追加し、ローカル接続のマスター側をサービス モジュールのユーザ ポートへ追加して接続を完了する選択もできました。

ステップ 3 addcon コマンド完了時に表示されるローカル接続 ID を書き留めます。ローカル接続のマスター側を設定する場合にこのローカル接続 ID が必要になります。


ヒント スレーブ側の接続を作成したときに使用した同一のワークステーションからローカル接続のマスター側を作成する場合は、コピーと貼り付けでデータ入力のミスを回避できます。


ステップ 4 dspcons コマンドを次のように入力して、設定されているすべての PVC を表示し、ローカル接続のスレーブ側が追加されたか確認します。

M8850_SF.1.28.MPSM8T1.ATM.a > dspcons
 
ConnId Chan ConnType Service Type PCR[0+1] Q-Depth State
------------------------ ---- ------- ------------ --------- ------- -------
M8250_SJ.22.2.10.* 51 VPC VBR 3622 1000 Alarm
 
ChanNumNextAvailable : 52
Local VpId NextAvailable : 2
 
M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a >
 

) 上記の例では、接続の VCI がアスタリスク(*)で表示されます。MPSM 上の VPC を表示または設定する場合は、アスタリスクの代わりに、VCI パラメータに 0 を入力する必要があります。これは、<VCI> パラメータにはアスタリスクを使用できないためです。


ステップ 5 cc < slotNumber > コマンドを次のように入力して、アクティブな PXM1 に移動します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > cc 7
 
(session redirected)
 
M8250_SJ.1.7.PXM.a >
 
 

ステップ 6 addcon コマンドを次のように入力して、PXM1 のローカル接続のマスター側を定義します。

M8230_CH.1.1.PXM.a > addcon <port> <conn_type> <local_VPI> <local_VCI> <service_type> [<CAC>] [<mastership>] [<remoteConnId>]
 

表 4-4 に、PXM1 カードで使用する addcon コマンドのパラメータとその説明を示します。


) PXM1 の設定手順については、『Cisco MGX 8230 Edge Concentrator Installation and Configuration, Release 1.1.3』、『Cisco MGX 8250 Edge Concentrator Installation and Configuration, Release 1.1.3』、または『Cisco MGX 8850 Edge Concentrator Installation and Configuration, Release 1.1.3』を参照してください。


 

表 4-4 PXM1 カードで使用する addcon コマンドのパラメータ

パラメータ
説明

port_no

接続を追加するポートのポート番号を入力します。設定されているポートのリストを表示するには、dspports コマンドを入力します。ポート番号は Port カラムに表示されます。ポートの範囲は 1~32 です。

conn_type

接続の種類

1 = 仮想パス接続(VPC)

2 = 仮想チャネル接続(VCC)

local_VPI

ローカルの VPI。範囲は 0~4095 です。

local_VCI

ローカルの VCI。

UNI 上の VCC の場合、範囲は 1~4095 です。NNI または VNNI 上の VCI の場合、範囲は 1~65535 です。MPLS の場合、推奨する最小 VCI は 35 です。

VPC の場合、 vci は 0 です。


) VPC の場合、dspcons コマンドの出力では VCI をアスタリスク(*)で表示します。PXM1 カードの場合、<VCI> パラメータに代わりに * を入力できます。


service

接続のサービスの種類

1 = CBR

2 = VBR

3 = ABR

4 = UBR

5 = VBRrt

CAC

接続アドミッション制御

1 = 有効

2 = 無効(デフォルト)

mastership

接続の役割

1 = マスター

2 = スレーブ(デフォルト)

remoteConnID

リモート接続 ID。このオプションは、接続のマスター側を定義する場合にだけ使用します。addcon コマンドを実行して両終端接続のスレーブ側を作成した後、生成されたスレーブ接続 ID をこのオプションで使用します。形式は NodeName.SlotNo.PortNo.VPI.VCI です。

次の addcon コマンドでは、PXM1 のブロードバンド ユーザ ポートをローカル接続のマスター側として定義しています。

M8250_SJ.1.7.PXM.a > addcon 3 1 20 0 2 2 1 M8250_SJ.17.2.10.0
Connection ID: M8250_SJ.0.3.20.0
 

この例では、ローカル接続のマスター側を PXM1 のブロードバンド ユーザ ポート 3 に追加します。remoteConnID パラメータは、ローカル接続のスレーブ側を追加したときに生成されたローカル接続 ID です。ローカル接続のマスター側を追加すると、マスター側の接続 ID が生成されます。

ステップ 7 PXM1 カードで dspcons コマンドを入力して、設定されているすべての PVC を表示し、ローカル接続のマスター側が追加されたことを確認します。

M8250_SJ.1.7.PXM.a > dspcons
This End Node Name Other End Status
7.3.20.* M8250_SJ 17.2.10.* OK
17.2.10.* M8250_SJ 7.3.20.* OK
 
M8250_SJ.1.7.PXM.a >
 

この例では、ローカル接続のスレーブ エンドポイントとマスター エンドポイントの両方が MPSM および PXM1 カードに正常に追加されています。両側のエンドポイントはアラーム状態ではないため、ステータスが OK と表示されています。

ステップ 8 dspcon コマンドを入力して、特定のローカル接続エンドポイントの設定情報を表示します。

ローカル接続のサービス モジュールで、次の dspcon コマンドを入力します。

M8250_SJ.1.22.MPSM8T1.ATM.a > dspcon <Port> <vpi> <vci>
 

Port、VPI、 および VCI パラメータに、表示する接続のポート番号、VPI、および VCI をそれぞれ指定します。ポート番号、VPI、および VCI は、dspcons コマンド出力の ConnID カラムに Nodename.Slot.Port.0.VPI.VCI の形式で表示されます。

ローカル接続の PXM1 終端で、次の形式の dspcon コマンドを入力します。

M8230_CH.1.1.PXM.a > dspcon <SlotNo.PortNo.VPI.VCI>
 

SlotNo.PortNo.VPI.VCI パラメータに、表示する接続の接続 ID を指定します。接続 ID は、PXM1 での dspcons コマンド出力の This End または Other End カラムに SlotNo.PortNo.VPI.VCI の形式で表示されます。

手順 5 で作成したローカル接続のマスター側に対する PXM1 での dspcon コマンドの出力を次に示します。

M8250_SJ.1.7.PXM.a > dspcon 7.3.20.*
 
Conn Par Addr : 7.3.20.*
Vc Index : 805306373
Conn SM Addr :
Remote Node Name : M8250_SJ
Remote Conn PAR Addr: 17.2.10.*
Remote Conn SM Addr:
OE VC Index : 805306373
Oper Status : OK
Conn Failure Reason :
RRT Failure Reason :
Admin Status : UP
Route :
 
M8250_SJ.1.7.PXM.a >