Cisco MGX スイッチ (PXM1E) Cisco Frame Relay ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンス
FRSM カードの管理
FRSM カードの管理
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

FRSM カードの管理

CLI セッションの管理

カードの管理

チャネル化 FRSM カードと非チャネル化 FRSM カードの識別

一般的なカード情報の表示

ソフトウェアのバージョンとステータス情報の表示

回線の管理

回線のリストの表示

単一回線の設定の表示

回線の停止

回線アラームの管理

ポートの管理

ポートのリストの表示

単一のポートのステータスの表示

ポートの削除

リソース パーティションの管理

リソース パーティション設定の表示

リソース パーティションの追加

リソース パーティションの変更

リソース設定の削除

接続の管理

接続のリストの表示

単一接続のステータスの表示

接続の削除

接続のテスト

tstcon によるテスト

tstdelay によるテスト

cnftrafficgen によるテスト

FRSM カードの管理

この章では、カードの初期設定とプロビジョニングの終了後に FRSM-8T1、FRSM-8E1、および FRSM-HS2/B カードを管理する手順について説明します。


) カードの初期設定については、『Cisco MGX 8850 (PXM1E) and MGX 8830 Software Configuration Guide, Release 3』で説明します。FRSM カードのプロビジョニングについては、「通信リンクのプロビジョニング」で説明します。


この章では、次の FRSM 管理手順を説明します。

CLI セッションの管理

カードの管理

回線の管理

ポートの管理

リソース パーティションの管理

接続の管理

CLI セッションの管理

基本的なセッションの初期化と管理については、『Cisco MGX 8850 (PXM1E) and MGX 8830 Software Configuration Guide, Release 3』で説明しています。表 3-1 は、FRSM カードでサポートされるセッション管理コマンドのリストと説明です。これらのコマンドの詳細については、「FRSM コマンド リファレンス」を参照してください。

 

表 3-1 セッション管理コマンド

コマンド
説明

?

使用可能なコマンドを表示します。

clear
clrscrn
cls

セッション画面をクリアします。

myid

現在のセッションを開始する際に使用したユーザ ID を表示します。

setcmdc

コマンド補完機能を有効または無効にします。この機能を有効にすると、入力したコマンド部分がサポートするコマンドを一意に識別する場合、その時点でコマンドを自動的に補完します。

setpagemode

ページ機能を有効または無効にします。この機能を有効にすると、コマンドの結果の表示が複数のページに分割されて見やすくなります。

カードの管理

基本的なカードの初期化と設定については、『Cisco MGX 8850 (PXM1E) and MGX 8830 Software Configuration Guide, Release 3』を参照してください。ここでは、次の内容を実行する手順を説明します。

チャネル化 FRSM カードと非チャネル化 FRSM カードの識別

一般的なカード情報の表示

ソフトウェアのバージョンとステータス情報の表示


) この項では、最も一般的に使用される一部のカード管理コマンドの実行手順だけを説明します。カード管理コマンドの完全なリストは、「FRSM コマンド リファレンス」表 4-2を参照してください。


チャネル化 FRSM カードと非チャネル化 FRSM カードの識別

FRSM-8T1 カードと FRSM-8E1 カードには、チャネル化バージョンと非チャネル化バージョンがあります。非チャネル化バージョンの場合は、カードの前面に FRSM-8T1 および FRSM-8E1 というラベルが付いています。一方、チャネル化バージョンの場合は FRSM-8T1-C および FRSM-8E1-C というラベルが付いています。ただし、CLI プロンプトと dspcds および dspcd コマンド出力では、チャネル化バージョンと非チャネル化バージョンは区別されません。CLI を使用して FRSM-8T1 または FRSM-8E1 がチャネル化か非チャネル化のどちらのバージョンであるかを判断するには、次の例に示すように dspfeature コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspfeature
 
 
Channelized: On
Rate Control: On

この例は、チャネル化 FRSM カードを表しています。カードが FRSM-8T1 と FRSM-8E1 のどちらのカードであるかを確認する場合は、dspcd コマンドか dspcds コマンドを使用します。

一般的なカード情報の表示

FRSM カードに関する一般的な情報を表示するには、次の例に示すように dspcd コマンドを使用します。

PXM1E_SJ.1.11.VHSHS2B.a > dspcd
 
 
ModuleSlotNumber: 11
FunctionModuleState: Active
FunctionModuleType: FRSM-HS2B-12IN1
FunctionModuleSerialNum: SAG05274SFR
FunctionModuleHWRev: ex
FunctionModuleFWRev: 020.000.001.046-A
FunctionModuleResetReason: Reset by PXM
LineModuleType: LM-12in1-8s
LineModuleState: Present
mibVersionNumber: 80
configChangeTypeBitMap: CardCnfChng, LineCnfChng
cardIntegratedAlarm: Major
cardMajorAlarmBitMap: Line Alarm
cardMinorAlarmBitMap: Channel failure
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
 
Front Card Info
 
pcb part no-(800 level): 800-17066-01
pcb part no-(73 level): 73-06948-01
pcb revision (800 level): 02
fab par no-(28 level): 28-05059-01
pcb serial no: SAG05274SFR
clei code: 0
manufacturing eng: 0x0
rma test history1: 0x0
rma test history2: 0x0
rma history: 0x0
platform features: 0x1
self test result: 0x0
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
 
Back Card Info
 
pcb part no-(800 level): 800-12345-01
pcb part no-(73 level): 73-01234-01
pcb revision (800 level): 02
fab par no-(28 level): 28-01234-01
pcb serial no: 123456
clei code: 00
manufacturing eng: 0x0
rma test history1: 0x0
rma test history2: 0x0
rma history: 0x0
 
PXM1E_SJ.1.11.VHSHS2B.a >
 

dspcd コマンドでは、カードのアラームに関する情報が表示されます。

ソフトウェアのバージョンとステータス情報の表示

FRSM カードで動作するソフトウェアに関する情報を表示するには、chkflash コマンドと version コマンドを使用します。

chkflash コマンドでは、ブート ソフトウェアのステータスが表示されます。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > chkflash
Program length = 300145
Calculated checksum = 147bc308 stored checksum = 147bc308
Flash checksum passed
 

version コマンドでは、カードで動作しているソフトウェアのバージョンが表示されます。

PXM1E_SJ.1.11.VHSHS2B.a > version
***** Cisco System. FRSM-VHS Card *****
Firmware Version = 020.000.001.046-A
Backup Boot version = VHS_BT_1.0.04_19Jul0
VxWorks (for CISCO) version 5.3.1.
Kernel: WIND version 2.5.
Made on Mon Apr 29 02:03:54 PDT 2002.
Boot line:
sl(0,0)helium: e=192.9.227.1 b=192.9.227.1 h=192.9.225.10 g=192.9.227.2 u=frvhs pw=frvhs1 tn=vhs1card1
 
PXM1E_SJ.1.11.VHSHS2B.a >

回線の管理

「通信リンクのプロビジョニング」 では、FRSM カード回線の起動(追加)と変更方法を説明しています。ここでは、次の内容を実行する手順を説明します。

回線のリストの表示

単一回線の設定の表示

回線の停止

回線アラームの管理


) この項では、最も一般的に使用される一部の回線管理コマンドの実行手順だけを説明します。回線管理コマンドの完全なリストは、「FRSM コマンド リファレンス」表 4-3を参照してください。


回線のリストの表示

現在の FRSM カード上の回線のリストを表示するには、dsplns コマンドを次のように入力します。

PXM1E_SJ.1.25.FRSM.a > dsplns
 
Line Conn Type Status/Coding Length XmtClock Alarm Stats
Type Source Alarm
---- ----- ------------ ------ -------- ------------- -------- ----- -----
25.1 RJ-48 dsx1ESF Mod/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim Yes No
25.2 RJ-48 dsx1ESF Ena/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim No No
25.3 RJ-48 dsx1ESF Dis/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim
25.4 RJ-48 dsx1ESF Dis/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim
25.5 RJ-48 dsx1ESF Dis/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim
25.6 RJ-48 dsx1ESF Dis/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim
25.7 RJ-48 dsx1ESF Dis/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim
25.8 RJ-48 dsx1ESF Ena/dsx1B8ZS 0-131 ft LocalTim Yes No
 
LineNumOfValidEntries: 8

単一回線の設定の表示

単一回線の設定を表示するには、dspln コマンドを次のように入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspln <line>
 

このコマンドでは回線番号を入力します。使用可能な回線番号は、dsplns コマンドの表示で確認できます。次の例は、dspln コマンドで表示される情報を示しています。

PXM1E_SJ.1.25.FRSM.a > dspln 2
 
LineNum: 2
LineConnectorType: RJ-48
LineType: dsx1ESF
LineEnable: Enabled
LineCoding: dsx1B8ZS
LineLength: 0-131 ft
LineXmtClockSource: LocalTiming
LineLoopbackCommand: NoLoop
LineSendCode: NoCode
LineUsedTimeslotsBitMap: 0x400
LineLoopbackCodeDetection: codeDetectDisabled
LineBertEnable: Disable
 
LineNumOfValidEntries: 8

回線の停止

回線が適切に稼働していない場合は、回線アラームが生成されます。アラームを停止したくても、問題を修正する時間がない場合は、回線を停止させることができます。回線を停止させると、アウト オブ サービスの状態になるため、アラームは生成されません。


ヒント 障害の発生した回線のアラームのレベルをメジャーからマイナーに下げるには、addlnloop コマンドを使用して回線をローカル ループバック モードにします。この手順を実行してもアラームは完全には解除されませんが、重大度を下げて、その回線に設定されているリソースを保護することができます。


回線を停止させる手順は、次のとおりです。


ステップ 1 回線に関連付けられているすべての接続を削除します(dspcons および delcon コマンド)。


ヒント 接続およびリソース パーティションは、それぞれ対応する表示コマンド(dspcons および dsprscprtn)でポートに関連付けられ、ポートは回線に関連付けられています(dspports)。回線を使用する接続とリソース パーティションを調べるには、最初にその回線に設定されているポートがどれかを調べます。


ステップ 2 回線に関連付けられているすべてのリソース パーティションを削除します(delrscprtn コマンド)。

ステップ 3 回線に関連付けられているすべてのポートを削除します(delport コマンド)。

ステップ 4 次のように delln コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > delln <line>
 

このコマンドでは回線番号を入力します。使用可能な回線番号は、dsplns コマンドで確認できます。次の例では、delln コマンドの使用方法を示します。

PXM1E_SJ.1.11.VHSHS2B.a > delln 8
 
PXM1E_SJ.1.11.VHSHS2B.a >
 


 

回線アラームの管理

スイッチでは、問題が発生すると回線アラームが生成されます。次のコマンドを使用して、これらのアラームとアラーム設定パラメータを確認してください。

dspalm

dspalmcnf

dspalmcnt

dspalms

次のコマンドを使用して、回線のアラームとアラーム カウントをクリアします。

clralm

clralmcnt

clralmcnts

clralms

ポートの管理

「通信リンクのプロビジョニング」 では、FRSM カードの回線に論理ポートを追加する方法を説明しています。ここでは、次の内容を実行する手順を説明します。

ポートのリストの表示

単一のポートのステータスの表示

ポートの削除

ポートのリストの表示

現在の FRSM カード上のポートのリストを表示するには、次のように dspports コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspports
 
Port Ena/Speed EQServ SignalType T391 T392 N391 N392 N393 Type Alarm ELMI
Ratio
-------- --- ----- ------ ------------ ---- ---- ---- ---- ---- -------- ----- ----
30.3.3 Add/1536k 1 NoSignalling 10 15 6 3 4 frameRel No Off
30.4.4 Add/1536k 1 NoSignalling 10 15 6 3 4 frameRel No Off
 
Number of ports: 2
 
PortDs0UsedLine1: 0x00000000
PortDs0UsedLine2: 0x00000000
PortDs0UsedLine3: 0x00ffffff
PortDs0UsedLine4: 0x00ffffff
PortDs0UsedLine5: 0x00000000
PortDs0UsedLine6: 0x00000000
PortDs0UsedLine7: 0x00000000
PortDs0UsedLine8: 0x00000000
PortNumNextAvailable: 1
 

ポートがアラーム状態であるどうかを判断するには、Alarm カラムのステータスをチェックします。単一のポートに関する情報を表示するには、dspport コマンドを使用します。

単一のポートのステータスの表示

単一のポートの設定とステータスを表示するには、次のように dspport コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspport <port>
 

このコマンドではポート番号を入力します。ポート番号は、dspports コマンドで確認できます。次の例は、dspport コマンドでポート 3 を指定した結果を示しています。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspport 3
 
SlotNum: 30
PortLineNum: 3
PortNum: 3
PortRowStatus: Add
PortDs0Speed: 64k
PortDs0ConfigBitMap(1stDS0): 0xffffff(1)
PortEqueueServiceRatio: 1
PortFlagsBetweenFrames: 1
PortSpeed: 1536kbps
SignallingProtocolType: NoSignalling
AsynchronousMsgs: UPD_UFS disabled
T391LineIntegrityTimer: 10
T392PollingVerificationTimer: 15
N391FullStatusPollingCounter: 6
N392ErrorThreshold: 3
N393MonitoredEventCount: 4
EnhancedLmi: Off
PortState: Active
PortSignallingState: No Signalling Failure
CLLMEnableStatus: Disable
CLLMxmtStatusTimer: 0
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
portType: frameRelay
PortIngrPercentUtil: 0
PortEgrPercentUtil: 0
PortOversubscribed: False
PortSvcStatus: Disable
PortSvcInUse: Not In-Use
PortSvcShareLcn: Card-based
PortSvcLcnLow: 0
PortSvcLcnHigh: 0
PortSvcDlciLow: 0
PortSvcDlciHigh: 0
 
PortDs0UsedLine1: 0x00000000
PortDs0UsedLine2: 0x00000000
PortDs0UsedLine3: 0x00ffffff
PortDs0UsedLine4: 0x00ffffff
PortDs0UsedLine5: 0x00000000
PortDs0UsedLine6: 0x00000000
PortDs0UsedLine7: 0x00000000
PortDs0UsedLine8: 0x00000000
PortNumNextAvailable: 1
 

ポートの削除

FRSM ポートを削除するには、次のように delport コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > delport <port>
 

port パラメータには削除するポート番号を指定します。ポート番号は、dspports コマンド出力にリストされます。

リソース パーティションの管理

リソース パーティションは、2 つ以上のコントローラでのポート リソースの配分方法を定義します。このソフトウェア リリースでは、PNNI コントローラだけがサポートされるため、ポートを追加するとすべてのポート リソースが PNNI に割り当てられます。このリソースの割り当てはソフトウェアによって自動的に実行され、その結果、ポートのリソース パーティションが作成されます。

通常の運用では、リソース パーティションを追加する必要はありません。リソース パーティションの設定を表示したり、変更を加えたり、削除することができます。リソース パーティションを削除した場合、そのポートに新しいパーティションを作成してからでないと、そのポートに接続を割り当てできません。

ここでは、リソース パーティションの表示、追加、変更および削除の方法について説明します。

リソース パーティション設定の表示

単一のポートのリソース パーティション設定を表示するには、次のように dsprscprtn コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dsprscprtn <port>
 

port パラメータにはポート番号を指定します。たとえば、次のように指定します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dsprscprtn 3
 
Port User Status NumOfLcnAvail DlciLow DlciHigh IngrBW EgrBW CtrlrId
---- ------ ------ -------------- ------- -------- ------ ----- -------
3 PNNI Add 1000 0 1023 100 100 2
 
 
PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a >
 

リソース パーティションの追加

単一のポートにリソース パーティションを追加するには、次のように addrscprt コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > addrscprtn <port_num> <cntrlr_type> <pct_bw_ingr> <pct_bw_egr> <min_dlci> <max_dlci> <max_lcn> <cntrlr_id>
 

表 3-2 に、 addrscprtn コマンドのパラメータのリストとその説明を示します。

 

表 3-2 addrscprtn コマンドのパラメータ

パラメータ
説明

port_num

パーティション化するポート番号。ポートのパーティションを定義するには、そのポートを回線に追加する必要があります。使用可能なポートを表示するには、dspports コマンドを使用します。

cntrlr_type

このパーティションのコントローラ。このリリースで唯一サポートされるコントロール タイプは PNNI コントローラであるため、2 を入力します。

PAR = 1

PNNI = 2

MPLS = 3

pct_bw_ingr

入側帯域幅割合(%)。このコントローラで受信のために使用する回線帯域幅の割合を入力します。範囲は 0~100% です。

pct_bw_egr

出側帯域幅割合(%)。このコントローラで送信のために使用する回線帯域幅の割合を入力します。範囲は 0~100% です。

min_dlci

このポートで使用する最小の DLCI。範囲は 16~1023 です。

max_dlci

このポートで使用する最大の DLCI。範囲は 16~1023 です。

max_lcn

このポートで使用する最大の LCN。範囲は 1~1000 です。

cntrlr_id

このパーティションで使用されるコントローラに関連付ける番号を入力します。範囲は 1~255 です。

次の例では、デフォルトのパーティションを削除した後に、リソース パーティションをポートに追加しています。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > addrscprtn 6 2 100 100 16 1023 1000 2
 
PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a >
 

リソース パーティションの変更

単一のポートのリソース パーティションを変更するには、次のように cnfrscprtn コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > cnfrscprtn <port_num> <cntrlr_type> <pct_bw_ingr> <pct_bw_egr> <min_dlci> <max_dlci> <max_lcn> <cntrlr_id>
 

表 3-3 に、 cnfrscprtn コマンドのパラメータのリストとその説明を示します。

 

表 3-3 cnfrscprtn コマンドのパラメータ

パラメータ
説明

port_num

変更するポート番号。使用可能なポートを表示するには dspports コマンドを使用します。

cntrlr_type

このパーティションのコントローラ。このリリースで唯一サポートされるコントロール タイプは PNNI コントローラであるため、2 を入力します。

PAR = 1

PNNI = 2

MPLS = 3

pct_bw_ingr

入側帯域幅割合(%)。このコントローラで受信のために使用する回線帯域幅の割合を入力します。範囲は 0~100% です。

pct_bw_egr

出側帯域幅割合(%)。このコントローラで送信のために使用する回線帯域幅の割合を入力します。範囲は 0~100% です。

min_dlci

このポートで使用する最小の DLCI。範囲は 16~1023 です。

max_dlci

このポートで使用する最大の DLCI。範囲は 16~1023 です。

max_lcn

このポートで使用する最大の LCN。範囲は 1~1000 です。

cntrlr_id

このパーティションで使用されるコントローラに関連付ける番号を入力します。範囲は 1~255 です。

次の例では、デフォルトの小さい DLCI 値を 16 に変更しています。その他すべてのリソース パーティション値にはデフォルト値を使用します。

PXM1E_SJ1.1.30.FRSM.a > cnfrscprtn 6 2 100 100 16 1023 1000 2
 
PXM1E_SJ1.1.30.FRSM.a >
 

リソース設定の削除

単一のポートのリソース パーティション設定を削除するには、次のように delrscprtn コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > delrscprtn <port>
 

port パラメータにはポート番号を指定します。たとえば、次のように指定します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > delrscprtn 6 2 2
 
PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a >
 

接続の管理

「通信リンクのプロビジョニング」 では、FRSM カードに接続を追加する方法を説明しています。ここでは、次の内容を実行する手順を説明します。

接続のリストの表示

単一接続のステータスの表示

接続の削除

接続のリストの表示

現在の FRSM カードの接続のリストを表示するには、次のように dspcons コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspcons
 
LCN Port.DLCI VPI.VCI Class Type M/S CIR DE EgrQ Admin Alarm
---- --------- ------- ------ ----- --- -------- --- ---- ----- -----
0016 001.0100 30.0119 CBR NIW S 4800 Dis Hi Up CTRLR-ABIT
0017 001.0103 30.0122 CBR NIW S 45000 Dis Hi Up CTRLR-ABIT
0018 001.1023 30.1042 CBR NIW S 45000 Dis Hi Up CTRLR-ABIT
0019 001.0032 30.0051 CBR NIW M 32000 Dis Hi Up OK
 
Number of channels: 4
 
ChanNumNextAvailable: 20
 
PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a >
 

接続がアラーム状態であるどうかを判断するには、Alarm カラムでステータスをチェックします。単一接続に関する情報を表示するには、dspcon コマンドを使用します。

単一接続のステータスの表示

単一接続の設定とステータスを表示するには、次のように dspcon コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspcon <port.DLCI>
 

このコマンドではポート番号と DLCI 番号を入力します。使用可能なポート番号と DLCI 番号は、dspcons コマンドの出力で確認できます。たとえば、次のように指定します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dspcon 1.100
 
------------------------------------------------------
ChanNum: 20 RowStatus: Mod
AdmnState: Up ChanState: Failed
---------- ---------- ---------- ---------- ----------
PORT-ALARM CTRLR-ABIT E-AIS/RDI LMI-ABIT RAS FAIL
---------- ---------- ---------- ---------- ----------
NO YES NO NO NO
------------------------------------------------------
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
ChanNum: 20
ChanRowStatus: Mod
ConnAdminStatus: Up
ChanPortNum: 1
ChanDLCI: 100
EgressQSelect: Hi
ChanServType: CBR
IngressQDepth: 65535
IngressQDEThresh: 32767
IngressQECNThresh: 6553
EgressQDepth: 65535
EgressQDEThresh: 32767
EgressQECNThresh: 6553
DETaggingEnable: Disabled
CIR: 48000
Bc: 5100
Be: 5100
IBS: 100
ICR: 0
MCR: 0
PCR: 0
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
RIF: 64
RDF: 16
Nrm: 64
Trm: 255 ms
TBE: 16777215 Cells
FRTT: 0 ms
ADTF: 500 ms
CDF: 16
ChanLocalRemoteLpbkState: Disabled
ChanTestType: TestOff
ChanTestState: NotInProgress
ChanRTDresult: 65535 ms
ChanType: NIW
ChanFECNmap: setEFCIzero
ChanDEtoCLPmap: mapCLP
ChanCLPtoDEmap: mapDE
ChanFrConnType: SPVC
ChanIngrPercentUtil: 100
ChanEgrPercentUtil: 100
ChanEgrSrvRate: 48000
ChanOvrSubOvrRide: Do not apply CAC
ChanLocalVpi: 30
ChanLocalVci: 119
ChanLocalNSAP: 47009181000000000052190a4e00000107f30100
ChanRemoteVpi: 0
ChanRemoteVci: 0
ChanRemoteNSAP: NULL NSAP
ChanMastership: Slave
ChanVpcFlag: Vcc
ChanConnServiceType: CBR1
ChanRoutingPriority: 8
ChanMaxCost: 2147483647
ChanRestrictTrunkType: No Restriction
ChanConnPCR: 180
ChanConnSCR: 180
ChanConnMCR: 10
ChanConnPercentUtil: 100
 
Type <CR> to continue, Q<CR> to stop:
 
ChanConnRemotePCR: 180 cps
ChanConnRemoteSCR: 10 cps
ChanConnRemoteMCR: 10 cps
ChanConnRemotePercentUtil:100
ChanServiceTypeOverride: disabled
ChanServiceRate: 2000 xps
ChanZeroCirEir: 0 bps
ChanReRoute: False
RemoteConnMBS: 1024 cells
 
ChanNumNextAvailable: 22
 

接続の削除

各接続(SPVC)には 2 つのエンドポイントがあります。接続を完全に削除するには、両方のエンドポイントを削除する必要があります。FRSM 接続のエンドポイントを削除するには、次のように delcon コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > delcon <port.DLCI>
 

port.DLCI パラメータには、削除する接続のポート番号と DLCI 番号を指定します。これらの番号は、dspcons コマンド出力にリストされます。

delcon コマンドを実行すると、ローカル スイッチの SPVC 接続エンドポイントが削除されます。このコマンドでは、SPVC のリモート エンドは削除されません。SPVC のリモート エンドを削除するには、該当のスイッチで delcon コマンドを実行する必要があります。

接続のテスト

接続のテストには、いくつかのコマンドを使用することができます。tstcon および tstdelay コマンドでは、スイッチが接続の両端と通信できるかどうかを検証するための簡単なテストが実行されます。cnftrafficgen コマンドでは、断続的なエラーを検出するのに使用できる継続的なテストが実行されます。

tstcon によるテスト

tstcon コマンドでは、スイッチが接続の両端と通信できるかどうかを確認するためのチェックが行われます。tstcon コマンドで FRSM 接続をテストするには、次のようにコマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > tstcon <port.DLCI>
 

port.DLCI パラメータには、テストする接続のポート番号と DLCI 番号を指定します。これらの番号は、dspcons コマンド出力にリストされます。次に、tstcon テストの例を示します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > tstcon 1.32
 
PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a >
TestCon in progress.
 
TestCon Passed.

tstdelay によるテスト

tstdelay コマンドでは、スイッチが接続の両端と通信できるかどうかを確認するためのチェックが行われ、接続間で発生した遅延の測定結果が返されます。tstdelay コマンドで FRSM 接続をテストするには、次のようにコマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > tstdelay <port.DLCI>
 

port.DLCI パラメータには、テストする接続のポート番号と DLCI 番号を指定します。これらの番号は、dspcons コマンド出力にリストされます。次に、tstdelay テストの例を示します。

PXM1E_SF.1.11.FRSM.a > tstdelay 18
 
PXM1E_SF.1.11.FRSM.a >
TestDelay in progress.
 
TestDelay Passed with 1 ms.
 
 
PXM1E_SF.1.11.FRSM.a >

cnftrafficgen によるテスト

cnftrafficgen コマンドでは、2 つの接続エンドポイント間でテスト パターンを送信し、送信されたパターンが正しく返ってくるかどうかを確認するチェックが行われます。tstcon や tstdelay のテストとは異なり、このテストはユーザが停止するまで継続されます。

cnftrafficgen コマンドによる FRSM 接続テストを開始、停止または打ち切るには、次のようにコマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > cnftrafficgen <channel> <action> <num_frames> <pattern_type >
 

表 3-4 に、 cnftrafficgen コマンドのオプションとパラメータのリストとその説明を示します。

 

表 3-4 cnftrafficgen コマンドのパラメータ

パラメータ
説明

channel

設定するチャネル番号を指定します。現在のカードのチャネルを表示するには、 dspcons または dspchans コマンドを使用します。

action

次のアクションのいずれか 1 つ

1 = 開始

2 = 停止

3 = 打ち切り

num_frames

フレーム数

範囲:1~40960000

pattern_type

パターン タイプ

オール 0 = 1

オール 1 = 2

オール 5 = 3

オール A = 4

50 のフレームとオール 1 パターンを使用して、チャネル 16 にトラフィック生成テストを実行する例を次に示します。

8830-SF.1.11.FRSM.a > cnftrafficgen 16 1 50 1
 
Wait for the prompt......
Starting Test
 
8830-SF.1.11.FRSM.a >
 

テストの進行状況を表示するには、次のように dsptrafficgen コマンドを入力します。

PXM1E_SJ.1.30.FRSM.a > dsptrafficgen [1]
 

[1] オプションでは、テストの統計情報が表示されます。次の例は、テスト ステータスが表示されています。統計情報は表示されません。

8830-SF.1.11.FRSM.a > dsptrafficgen
 
Pvc Under Test : 16
8830-SF.1.11.FRSM.a >
 

次の例は、テスト ステータスと統計情報が表示されています。

8830-SF.1.11.FRSM.a > dsptrafficgen 1
 
Pvc Under Test : 16
Pattern type : 1( All 0's )
Total Test Frames To Send : 50
Total Test Frames Transmitted : 50
Total Test Frames Received : 0
 
8830-SF.1.11.FRSM.a >