Cisco IGX 8400 シリーズ プロビジョニング ガイド (Release 9.3.3 以降)
IGX 8400 シリーズのカード
IGX 8400 シリーズのカード
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

IGX 8400 シリーズのカード

機能の概要

ノード プロセッサ モジュール

NPM フロント カード

NPM フェイルオーバとカードの冗長性

システム クロック モジュール バック カード

フェイルオーバとカードの冗長性

外部クロック ソース

NPM の取り付け

NPM の管理

スイッチ ソフトウェアの管理

オプションの周辺装置

アラーム リレー モジュール

アラーム リレー モジュール フロント カード

アラーム リレー インターフェイス バック カード

ARM の設定と管理

アラーム リレー出力の接続

ARM のトラブルシューティング

カードの自己診断

インターフェイス コネクタ

サービス モジュールの標準 LED

サービス モジュールの標準の取り付け手順

カードの冗長性

サービス モジュールの標準設定

サービス モジュールの標準的なトラブルシューティング

カードのミスマッチ

カードの自己診断

ネットワーク トランク モジュール

NTM フロント カード

NTM T1 インターフェイス バック カード

NTM E1 インターフェイス バック カード

NTM Y1 インターフェイス バック カード

NTM サブレート インターフェイス バック カード

ユニバーサル スイッチング モジュール

UXM-E トランク モードの機能

トラフィック管理機能

UXM-E フロント カード

UXM-E バック カード

UXM-E の取り付け

UXM-E の冗長性

UXM-E の設定

UXM-E の管理

クロック ソースとしての UXM-E

UXM-E での Y 冗長性と VC マージ

UXM-E のトラブルシューティング

UXM-E のトランク統計

ループバック コマンドとテスト コマンド

カードのミスマッチ

ユニバーサル音声モジュール

UVM のアイドルコード抑制

UVM でのファックス リレー

UVM フロント カード

ユニバーサル音声インターフェイス バック カード

UVM の設定

UVM のトラブルシューティング

チャネル化音声モジュール

CVM のアイドルコード抑制

CVM フロント カード

CVM バック カード

ユニバーサル フレーム モジュール

UFM ネットワークの統合

UFM の機能

UFM-C フロント カード

UFM-U フロント カード

UFM-U の設定

UFI-8T1-DB-15 バック カード

UFI-8E1 バック カード

UFI-12V.35 バック カード

UFI-12X.21 バック カード

UFI-4HSSI バック カード

フレーム リレー モジュール

ファームウェアの互換性

フレーム リレー インターフェイス V.35 と X.21 バック カード

FRI-V.35 バック カード

FRI-X.21 バック カード

FRI-V.35 バック カードによる FRM の設定

FRI-X.21 バック カードによる FRM の設定

フレーム リレー インターフェイス T1 と E1 バック カード

高速データ モジュール

HDM フロント カード

SDI バック カード

低速データ モジュール

LDM フロント カード

低速データ インターフェイスのバック カード

ユニバーサル ルータ モジュール

URM のフロント カード

URI-2FE2V バック カード

BC-URI-2FE バック カード

URM の設定

URM のコンソール ポートを使用した初期設定

RRC による URM の初期設定

URM Cisco IOS CLI のアクセス:Switch Software Release 9.3.x 以前の場合

URM Cisco IOS CLI のアクセス:Switch Software Release 9.4.0 以降の場合

作業 1:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ機能の設定

作業 2:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションを開く

作業 3:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションの終了

URM の WAN スイッチ ソフトウェア

URM の CiscoIOS ソフトウェア コマンド

URM 接続の設定

URM の音声接続

URM のフレームリレー接続

URM の管理

ブート フラッシュ CiscoIOS イメージの管理

URM のトラブルシューティング

CiscoIOS イメージの回復

URM の交換

フロント カードとバック カードの取り外し

フロント カードとバック カードの交換

カードに関連するスイッチ ソフトウェア コマンド

関連情報

IGX 8400 シリーズのカード

この章では、IGX ノードで利用可能なカードについて説明します。本書で説明しているカードには、販売中止になったものがいくつかあります。カードが購入可能かどうかについては、当社の顧客担当者にご確認ください。

ほとんどのカードでは、「 Installing the IGX 」で説明している標準の取り付け手順と初期設定手順を使用します。この章では、各カードに固有の例外事項と推奨事項について詳しく説明します。


) FTM とバック カード、BTM とバック カード、ALM/A とバック カード、ALM/B とバック カードは、スイッチ ソフトウェア Release 9.3 以降ではサポートされていません。これらのカードについては、以前のスイッチ ソフトウェア リリースの IGX マニュアルを参照してください。


BPX については、マニュアル『 Cisco BPX 8600 Series Installation and Configuration 』の第 1 章「 The BPX Switch: Functional Overview 」を参照してください。

機能の概要

Cisco IGX 8400 シリーズ WAN スイッチでは、フロント カードとバック カード(またはモジュール)を組み合せて使用することで、構成がより柔軟になり、応用範囲が広くなります。これらのモジュールは、次の機能タイプに分類できます。

プロセッサ カード: スイッチのソフトウェアを実行するシステム コントローラが含まれています。

アラーム カード: アラームの復号化とアラームの要約出力を行います。

サービス カード: さまざまな情報処理サービスを可能にします。

プロセッサ カードはノードを機能させるために必須です。スイッチにはソフトウェアがインストールされていないため、プロセッサ カードが実装されていない場合、スイッチの電源を入れても動作しません。

アラーム カードの取り付けはオプションですが、ノードやネットワークの障害のトラブルシューティングに役立つアラームの要約情報を提供するため、実装することをお勧めします。

サービス カードは、次に示す情報を含め、さまざまな情報処理サービスを提供します。

データ(第 6 章 Cisco IGX 8400 シリーズのデータ サービスを参照)

音声(第 7 章 Cisco IGX 8400 シリーズの音声サービスを参照)

ATM(第 8 章 Cisco IGX 8400 シリーズの ATM サービスを参照)

フレームリレー(第 9 章 Cisco IGX 8400 シリーズのフレームリレー サービスを参照)

ノード プロセッサ モジュール

IGX の Nodal Processor Module(NPM ; ノード プロセッサ モジュール)グループは、フロント カード(NPM と呼びます)と System Clock Module(SCM ; システム クロック モジュール)バック カードからなります。

NPM の主な機能は次のとおりです。

IGX スイッチを制御、設定、診断および監視するためのソフトウェアを実行します。

制御バスを通してスイッチ内の他のカードに設定コマンドおよび制御コマンドを送信します。

スイッチ内の他のカードから、統計、ステータス、およびアラーム メッセージを受信します。

アドレス バスの解釈とデータ転送の制御を指示するためのすべてのシステム バス制御信号を生成します。

ネットワーク内の他のノードおよびネットワーク管理装置と通信します。

NPM は、IGX シャーシのスイッチ ソフトウェアを実行する 68040 マイクロプロセッサ ベースのシステム コントローラを搭載し、制御バスを介して他の IGX カードと通信します。NPM は、システム バスと接続して、システム タイミング、ネットワーク制御、およびステータス レポートを行います。

図 2-1は、NPM とシステム内の他のコンポーネント(接続された周辺装置を含む)の関係を示します。

図 2-1 NPM とシステムの関係

 

NPM フロント カード

NPM フロント カードは、カードのアクティビティを監視します。障害を検出すると、Fail LED が点灯します。冗長 NPM を備えたノードでは、アクティブ NPM は Active LED の点灯によって示されます。スタンバイ NPM では、Active LED は点灯しません(図 2-2を参照)。スイッチ ソフトウェアの CLI(コマンド行インターフェイス)で NPM の情報を表示するには、スイッチ ソフトウェアの dspcd コマンドを使用します。

表 2-1 は、3 種類すべての NPM フロント カードについて、メモリおよび拡張可能なメモリ容量を示します。スイッチ ソフトウェアは、Dynamic RAM (DRAM ; ダイナミック RAM)に格納されます。これは、接続されているネットワークからのスイッチ ソフトウェアのダウンロードをサポートする、不揮発性フラッシュ(EEPROM)を使って行われます。BRAM には、システムの設定データが格納されます。

図 2-2 NPM 前面プレート

 

 

表 2-1 NPM フロント カードのメモリと拡張容量

NPM バージョン
DRAM
BRAM
フラッシュ EEPROM

NPM-32

32 MB

1 MB

4 MB

NPM-64

64 MB

1 MB

4 MB

NPM-64-B

64 MB

1 MB

4 MB

NPM フェイルオーバとカードの冗長性

非冗長システムの場合、NPM フロント カードはスロット 1 またはスロット 2 のどちらかに装着されます(NPM 冗長性の無効化については「NPM 冗長性の無効化」を参照)。2 枚の NPM フロント カードを搭載する冗長システムの場合、フロント カードはスロット 1 とスロット 2 に装着されます。バックプレーンのユーティリティ バスにより、冗長 NPM が接続されます。

冗長 NPM は自動フェイルオーバを備え、プライマリ NPM が故障すると直ちに、冗長カードがアクティブになります。故障した NPM は、故障したカードの前面プレートの Fail LED によってアラーム状態を報告します。

自動ファイルオーバでは、両方のカードが設定と運用の情報を共有し、変更は両方に反映されます。

NPM 冗長性の無効化

NPM は、出荷時に NPM 冗長性が有効になっています。ただし、シャーシに取り付けられている NPM が 1 つだけの場合、ノードは NPM 冗長性が無効化されるまで、マイナー アラームを報告し続けます。NPM 冗長性を無効にするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 IGX ノードに SuperUser レベルでログインします。

ステップ 2 スイッチ ソフトウェアの CLI で、スイッチ ソフトウェアの cnfnodeparm 16 n コマンドを使用して、NMP 冗長性を無効にします。

ステップ 3 IGX ノードからログアウトします。


 

システム クロック モジュール バック カード

SCM バック カードは、IGX 用の主要クロック生成機能を備えています。SCM は、選択したクロック ソースに内部 IGX タイミングを位相同期してネットワークを同期します。また、キャビネットの温度を測定し、ノードへのネットワーク管理アクセスのための外部インターフェイスを提供します。

各 SCM は、次の外部インターフェイスを備えています(図 2-3を参照)。

25 ピン EIA/TIA-232 DCE 制御コネクタ×1。端末または PC から CLI へのアクセスに使用します。

25 ピン EIA/TIA-232 DCE 補助コネクタ×1。複数の設定機能を備えています。

15 ピン 802.3 LAN AUI コネクタ×1。Telnet で CLI にアクセスするために使用します(ピン情報については 表 2-3 を参照)。

15 ピン外部入力コネクタ×1。EIA/TIA-422 外部クロック ソースからネットワーク同期信号を取ります(外部クロック信号は 1.544 または 2.048 MHz でなければなりません)。

電源装置モニタ コネクタ×1。電源の電圧とキャビネットの温度を測定します(ピン情報については 表 2-4 を参照)。

図 2-3 SCM 前面プレート

 

SCM の LED の説明については、 表 2-2 を参照してください。

 

表 2-2 SCM LED

LED
説明

Fail

赤色

エラーの発生。SCMのトラブルシューティングについては、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 Troubleshooting an IGX Node 」を参照してください。

Active

緑色

カードはサービス中

 

表 2-3 LAN AUI コネクタのピン配置(DB-15 コネクタ)

ピン番号
ピンの名前

1

シールド

2

衝突検出 +

3

XMT +

4

予約済み

5

RCV +

6

電源リターン

7

予約済み

8

予約済み

--

--

9

衝突検出 -

10

XMT -

11

予約済み

12

RCV -

13

電源(+12V)

14

予約済み

15

予約済み

 

表 2-4 電源装置モニタのピン配置(RJ-45 コネクタ)

ピン番号
ピンの名前

1

デジタル接地

2

AACFAIL *_OUT

3

BACFAIL *_OUT

電源装置モニタ コネクタを使用して、外部電源装置モニタを接続できます。ピン 2 と 3 は、電源装置の状態を示します。これらのピンは、TTL バイナリ ロジック信号です。値 0 は電源装置の故障を示し、値 1 は電源装置が正常に動作していることを示します。電源装置モニタ コネクタを使用するには、ピン 2 またはピン 3 に TTL ロジック レベル 0 が存在する場合に故障状態に対応する装置が必要です。


注意 SCM バック カードの RJ-45 コネクタを使用して、ご使用の PC または端末を IGX に接続しないでください。電源装置モニタ コネクタから電源を取ると、ご使用の PC または端末が故障する原因となります。

フェイルオーバとカードの冗長性

SCM は、独立型統合内部クロック回路とフェーズ ロック ループを備えています。1 つのクロック回路によってシステム バス A が動作しているときは、もう 1 つのクロック回路によってシステム バス B はオフになります。システム バス A が故障すると、SCM はシステム バス B のクロック回路にフェイル オーバします。このとき、Fail LED が点灯します。ノードの運用は、SCM バック カードのフェイル オーバの影響を受けません。

外部クロック入力、補助コネクタ、電源装置、キャビネット温度、およびファン監視回路などの、低優先度 SCM 回路は二重化されていません。低優先度回路の故障はシステム障害の原因にはなりませんが、アラームが報告されます。

各運用 IGX ノードには、必ず SCM が 1 つ必要になります。SCM を取り外すと、システムの運用が中断されます。SCM は、バック カードのスロット 1 に搭載します(バック カードの取り付けについては、『 Cisco IGX 8400 Series Installation Guide 』の「 Installing the IGX 」の章を参照)。


ヒント 冗長 NPM フロント カードのサポートには、SCM 1 枚で十分です。


外部クロック ソース

外部クロック コネクタは、1 つの EIA/TIA-422 外部クロック ソースからのネットワーク同期信号を取る、15 ピン入力コネクタです。外部クロック信号は、1.544 MHz または 2.048 MHz のどちらかでなければなりません。

外部クロック ソースは、プライマリ、セカンダリ、またはターシャリ クロック ソースとして設定できます。

トランク入力または回線入力は、ノードのタイミング ソースとしても利用できます。クロック ソースが検出されない場合、ノードはクロック ソースとして SCM の内部 IGX クロックを使用します。

外部クロック ソースは、外部クロック アダプタ ケーブルを使用して SCM カードに接続できます。外部クロック装置は、1.544 MHz または 2.048 MHz の EIA/TIA-422 方形波信号のどちらかです。この選択は、ソフトウェアで行います。

IGX ノードに対する外部クロック ソースの設定については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 Making External Clock Connections 」を参照してください。

NPM の取り付け

アクティブ NPM および冗長 NPM は、スロット 1 とスロット 2 に取り付ける必要があります。NPM フロント カードと SCM バック カードは、IGX カードの標準的な取り付け方法に従います(『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 Inserting the Cards 」を参照。

NPM の管理

主な管理作業には、IGX ノードのスイッチ ソフトウェアおよびファームウェアの管理とアップグレード、統計の収集があります。さらに、シスコでは、スイッチ ソフトウェアの switchcc コマンドを使用して冗長 NPM をときどき動作させることをお勧めしています。

スイッチ ソフトウェアの管理

スイッチ ソフトウェアの管理作業は、Cisco WAN Manager などの、ネットワーク管理プログラムを実行するネットワーク管理ステーション、またはスイッチ ソフトウェアの CLI を使用して行います。

スイッチ ソフトウェアの置換またはアップグレード

ノードのスイッチ ソフトウェアをアップグレードする前に、スイッチ ソフトウェアとノードに取り付けられているカードのファームウェアとの互換性を確認してください。アップグレードするスイッチ ソフトウェアによっては、ノードに実装されている一部または全てのカードで、ファームウェアのアップグレードを追加で行う必要がある場合があります。

スイッチ ソフトウェアとファームウェアの互換性については、http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-wan.shtml にある互換性の表を参照してください。


) ノードに取り付けたカードに対してファームウェアのアップグレードが必要な場合、ネットワークでの運用上の障害を回避するために、カードのファームウェアをアップグレードしてから、スイッチ ソフトウェアをアップグレードする必要があります。アップグレード手順に関するファームウェア特定の情報については、ファームウェアのリリース ノートを確認してください。


オプションの周辺装置

ネットワーク内の少なくとも 1 つのノードに、Cisco WAN Manager 端末、制御端末、またはダイヤルイン モデムが接続されている必要があります。ネットワークに接続された制御端末は、ネットワーク全体の設定、管理、監視、および診断ができます。さらに、ネットワーク内の少なくとも 1 つのノードに、エラー報告とイベント報告用のプリンタが接続されていると便利です。

制御端末とプリンタは、2 つの EIA/TIA-232 シリアル ポートに接続します。接続ポートは、SCM 前面プレートにある制御端末ポートと補助ポートです。これらのシリアル ポートは、1200 ~ 19,200 bps の標準非同期データ レートをすべてサポートします。デフォルトのレートは、9600 bps です。データ レートとポートに接続する機器のタイプは、ソフトウェアで設定します。

アラーム リレー モジュール

IGX アラーム インターフェイス モジュールは、1 枚の alarm relay module(ARM ; アラーム リレー モジュール)フロント カードと 1 枚の alarm relay interface(ARI ; アラーム リレー インターフェイス)バック カードからなります。

アラーム リレー モジュールの主な機能は次のとおりです。

リレー コンタクト クロージャを使用したアラーム要約の出力

ARM 前面プレートでの IGX ノード アラームの点灯

可視アラーム履歴の表示


) アラーム インターフェイス モジュールによるアラーム報告は、ノードの制御ポートへのアラーム出力とは違います。後者は、アラーム データを CWM ネットワーク管理ステーションなどの制御端末に送信します。


アラーム リレーの 1 組のセットで、ノードのメジャー アラームまたはマイナー アラームが送信されます。各リレーの 1 つの接点のペアは可聴アラームで使用します。リレー接点の他方のペアは、可視アラームで使用します( 表 2-5 を参照)。

.

表 2-5 アラーム リレー モジュールのアラーム報告

タイプ
重大度
インジケータ
ARM の動作

ネットワーク

メジャー

なし

単一形式 C リレーはノーマル オープン

ネットワーク

マイナー

なし

単一形式 C リレーはノーマル オープンまたはノーマル クローズ

ノード

メジャー

Major LED(赤色)

可視リレーと可聴リレーはノーマル オープン

ノード

マイナー

Minor LED(黄色)

可視および可聴形式 C リレーはノーマル オープンまたはノーマル クローズ

アラーム遮断

-

ACO LED(緑色)

閉じた可聴リレーを遮断

アラーム履歴

-

Hist LED(緑色)

なし


ヒント 可聴アラームをオフにするには、前面プレートのACO(アラーム遮断)スイッチを使用します。
ACO スイッチを使用すると、前面プレートの ACO インジケータが点灯し、ユーザに通知します。ACO スイッチを使用してノードの可聴アラーム出力をオフにしているときに、次のアラームが発生が発生した場合、可聴アラームは再度有効になります。


アラーム リレー モジュール フロント カード

ARM フロント カードを正常に動作させるには、ARI バック カードが必要です。アラーム リレーは、スイッチ ソフトウェアの制御バス コマンドで制御することができます。ARM は、ユーザ データを処理しないため、セル バスに接続されません。

ARM 前面プレートには、Alarm LED、Active LED、Fail LED、ACO ボタン、および履歴消去プッシュボタンがあります(図 2-4 表 2-6 を参照)。

ARM は、定期的にバックグラウンドで自己診断を行い、カードの状態を判断します。カードの自己診断が失敗すると、前面プレートの Fail LED が点灯して、Active LED が消えます。

図 2-4 ARM フロント カードの前面プレート

 

 

表 2-6 ARM フロント カードの LED

前面プレートの項目
意味または説明

Minor LED(黄色)

サービスには影響ないが、調査が必要なローカル ノード内の故障です。冗長性の損失、デジタル トランクの低頻度エラー(フレーム ビット エラーやバイポーラ エラー)などの問題を示します。

Major LED(赤色)

サービスに影響があり、直ちに調査が必要なローカル ノード内の故障です。

ACO LED(白色)

マイナーまたはメジャー アラームが発生し、該当の可聴アラームをオフにするために ACO(アラーム遮断)ボタンが押されたことを示します。アラームがクリアされると、ACO の点灯がオフになります。

HST LED(緑色)

過去にノードでアラームが発生しています。アラームは現在も発生しているか、クリアされています。HST CLR ボタンを押すと、アラームが現在発生していない場合にはアラームの点灯をオフにできます。

Fail LED(赤色)

カードの自己診断が失敗しました。スイッチ ソフトウェアの resetcd f コマンドでカードをリセットしてください。

Active LED(緑色)

カードは アクティブになっています。これは、スイッチ ソフトウェアの addalmslot コマンドで割り当てられ、現在は正常に動作しています。

ACO プッシュボタン

このボタンを押すと、可聴アラームをオフにし、ACO LED を点灯します。可視アラームは点灯したままです。

HST CLR プッシュボタン

このボタンを押すと、アラームが現在発生していない場合には HST LED がオフになります。

アラーム リレー インターフェイス バック カード

Alarm Relay Interface(ARI ; アラーム リレー インターフェイス)バック カードには、アラーム リレーおよび関連するリレー ドライバが含まれます。アラーム出力は、形式 C リレーからのドライ コンタクト クロージャです。ユーザが電圧を用意する必要があり、電圧は IGX によって変換されます。電圧または負荷は、次の要件を満たす場合に変換されます。

最大電圧は 220 V

最大定常状態電流は 0.75 A

最大消費電力は 60 W

前面プレートのメス型 DB-37 コネクタは、顧客のオフィス アラームまたはアラーム報告システムへの接続に使用します。コネクタのピン配置については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 External Alarm Cabling 」を参照してください。

ARI 前面プレートについては、図 2-5を参照してください。

図 2-5 ARI 前面プレート

 

ARM の設定と管理

スイッチ ソフトウェアの addalmslot コマンドで ARM のアラーム表示機能を有効にします。ARM では、標準の管理作業と障害予防のメンテナンス作業が必要です。

アラーム リレー出力の接続

ARM を取り付けた後、次の手順で設定を行います。


ステップ 1 IGX ノードにログインします。

ステップ 2 スイッチ ソフトウェアの addalmslot slot コマンドを入力して、カードからのアラーム報告を有効にします。

ステップ 3 フロント カードの前面プレートの Active LED を確認します。

ステップ 4 ノードでアラームを発生させてアラーム出力をテストします。


ヒント トランク ケーブルをバック カードのコネクタから外して、アラームを発生させます。



注意 重要なネットワーク トラフィックの中断を避けるため、ネットワーク トラフィックの負荷が高いときにはメジャー アラームを発生させないようにしてください。

ステップ 5 ARM のフロント カードの前面プレートにある Major LED が点灯していることを確認します。

ステップ 6 Voltage/Ohm Meter(VOM ; 電圧/抵抗測定器)を使用して、ARI カード上のピン 16 とピン 17 の間、およびピン 35 とピン 36 の間が閉じていることを確認します。

ステップ 7 ステップ 4 で外した接続を元に戻して、ノードからのアラームの発生をクリアします。

ステップ 8 VOM を使用して、ピン 16 とピン 17 の間、およびピン 35 とピン 36 の間が開いており、Major LED が点灯していないことを確認します。

アラーム出力の接続は、ARI カードの DB-37 コネクタで行います。コネクタのピン配置とアラーム信号の名前は、 表 2-7 に示しています。

 

表 2-7 ARI アラーム コネクタのピン配置

ピン番号
アラームのタイプ
アラームの名前
説明

1

-

CHASSIS

保護接地

3

ネットワーク

NWMAJA

メジャー:接点はノーマル オープン

22

ネットワーク

-

メジャー:接点はノーマル クローズ

4

ネットワーク

NWMAJC

メジャー:接点はコモン

10

ノード

MNVISA

マイナー、可視:接点はノーマル オープン

11

ノード

-

マイナー、可視:接点はノーマル クローズ

12

ノード

MNVISC

マイナー、可視:接点はコモン

16

ノード

MJAUDC

メジャー、可聴:接点はコモン

17

ノード

MJAUDA

メジャー、可聴:接点はノーマル オープン

23

ネットワーク

NWMINA

マイナー:接点はノーマル オープン

24

ネットワーク

-

マイナー:接点はノーマル クローズ

25

ネットワーク

NWMINC

マイナー:接点はコモン

29

ノード

NWAUDA

マイナー、可聴:接点はノーマル オープン

30

ノード

-

マイナー、可聴:接点はノーマル クローズ

31

ノード

NWAUDC

マイナー、可聴:接点はコモン

35

ノード

MJVISC

メジャー、可視:接点はコモン

36

ノード

MJVISA

メジャー、可視:接点はノーマル オープン


 

ARM のトラブルシューティング

ここでは、ARM カード セットに関連するメンテナンス機能とトラブルシューティング機能について説明します。障害予防のメンテナンスは必要ありません。

カードの自己診断

カードでは診断ルーチンが定期的に実行され、カードの性能がテストされます。これらの診断はバックグラウンドで実行され、通常の動作を妨害することはありません。自己診断で故障が検出されると、前面プレートにある赤色の Fail LED が点灯します。さらに、スイッチ ソフトウェア dspcd コマンドを使用してカードの状態をチェックできます。カード障害の報告は、消去しない限り残ります。カード障害を消去するには、スイッチ ソフトウェアの resetcd コマンドを使用します。

リセットには、ハードウェア リセットと障害リセットの 2 つがあります。障害リセットは、カードの運用を妨げずに、カードの自己診断で検出された障害のイベント ログを消去します。ハードウェア リセットは、ファームウェアのリブートを行います(一時的にカードが使用不能になります)。

インターフェイス コネクタ

サービス モジュールでは、IGX ノードを経由するデータ、音声、ATM、FR(フレームリレー)、および IP の各種サービスの設定ができます。1 つの運用ネットワークで、複数のサービス カードを同じ物理シャーシに取り付けることができます。この場合、さまざまな異なるサービス タイプ、インターフェイス コネクタ タイプ、および転送形式を設定できます。これらのサービス モジュールは、3 つのシャーシ モデルのいずれでも使用できます。ただし、メンテナンス作業とトラブルシューティング作業を簡単、かつ効率的に行うために、スロットの空間とケーブル接続の計画を慎重に行うことが重要になります。

サービス モジュールの標準 LED

IGX サービス フロント カードとバック カードの前面プレートには、いくつかの標準インジケータ LED があります。全カードの前面プレートの下部には、緑色の Active LED と赤色の Fail LED があり、カードによっては追加の LED があります。

 

表 2-8 IGX サービス カードの 標準 LED

LED
ステータス
説明

Fail

定常

エラーが発生しています。カードのトラブルシューティングについては、本章の後半にあるカード情報の一覧を参照してください。

Fail

点滅

バック カードが見つからないか、取り付けられていません。

Active

定常

カードの状態がアクティブで、トラフィックの転送またはデータの処理を行っています。

Active

点滅

カードの自己診断が実行されています。

Fail LED と Active LED

消灯

カードは冗長カードでスタンバイ状態です。または、カードは使用されていません。

Fail LED と Active LED

点灯

カードが故障したが、冗長カードが使用できないために、アクティブな状態です。カードの回線に関する具体的な障害が示される場合もあります。本章の後半で説明するカードのトラブルシューティングを参照してください。

サービス モジュールの標準の取り付け手順


注意 電磁波干渉(EMI)と無線周波数干渉(RFI)の発生に備え、シャーシの空冷に必要な空気流を確保するために、使用していないバック カード スロットには空の前面プレートを取り付けてください。

特に明記されない限り、IGX サービス モジュールには標準の取り付け手順を使用します(『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の 第3 章「Installing the IGX」 を参照)。

カードの冗長性

特に明記されない限り、サービス モジュールを 1:1 冗長用に設定できます。これは、全く同じ別のカードのグループを別のスロットに取り付けることで行います。Y 字型ケーブルで、これら 2 枚の冗長バック カードを接続し、スイッチ ソフトウェアの addyred コマンドを使用してカードに Y 冗長構成を追加します。これを図 2-6に示します。

通常、冗長機能を実装するためのハードウェア キットには、もう 1 組の全く同じカード セットと、これら 2 組のセットを相互接続する Y 字型ケーブル、およびそのカード タイプで使用する部品が入っています。Y 字型冗長構成は、FRI T1 と FRI V.35 の組み合せなど、インターフェイスが異なるバック カード同士には使用できません。

図 2-6 IGX における Y 字型ケーブルのカード冗長性

 

サービス モジュールの標準設定

カードの高度な設定作業に関する具体的な情報については、フロント カードとバック カードの特定の組み合せに関する情報、または『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の 第3 章「Installing the IGX」 を参照してください。

サービス モジュールの標準的なトラブルシューティング

ここでは、標準のサービス モジュールのメンテナンス機能とトラブルシューティング機能について説明します。特に明記しない限り、予防的メンテナンスは必要ありません。

カードのミスマッチ

サポートされていないバック カードをサービス モジュール フロント カードに接続すると、スイッチ ソフトウェア dspcds コマンドの実行結果に、カードのミスマッチが報告されます。

カードの自己診断

カードでは診断ルーチンが定期的に実行され、カードの性能がテストされます。これらの診断はバックグラウンドで実行され、正常なトラフィックを妨害することはありません。自己診断で故障が検出されると、前面プレートにある赤色の Fail LED が点灯します。さらに、制御端末でスイッチ ソフトウェア dspcd コマンドを使用してカードの状態をチェックできます。カード障害の報告は、消去しない限り残ります。カード障害を消去するには、スイッチ ソフトウェアの resetcd コマンドを使用します。

リセットには、 ハードウェア リセットと 障害 リセットの 2 つがあります。障害リセットは、カードの運用を妨げずに、カードの自己診断で検出された障害のイベント ログを消去します。ハードウェア リセットは、ファームウェアのリブートを行います(一時的にカードが使用不能になります)。

ネットワーク トランク モジュール

表 2-9 は、Network Trunk Module(NTM ; ネットワーク トランク モジュール)でサポートしているフロント カードとバック カードを示します。

 

表 2-9 ネットワーク トランク モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

NTM

BC-T1
BC-E1
BC-Y1
BC-SR

NTM は、2 つの IGX ノード間に確立されたトランクでの FastPacket 送信を可能にします。NTM には、次のような機能があります。

セルバスから FastPackets を取り出し、トランクに送信されるのを待つキューに入れます。

トラフィックに応じてトランクへのアクセスを調停します。

各 FastPacket の経過時間をタイムスタンプによって監視し、中継ノードで FastPackets のタイムスタンプを更新し、経過時間の制限を過ぎた FastPacket を破棄します。

FastPacket をトランクから受信してチェックし、セルバスへの送信を待つキューに入れます。

FastPacket ヘッダーの CRC を基準にパケットを同期します。

ノード上のクロック ソースとして、またはクロック パスとして使用できるトランクからクロックを抽出します。

トランクの使用統計情報を収集します。

NTM フロント カード


) NTM フロント カードには 2 つの種類があります。1 つは、ACM1 アダプタを使用して従来の 2 枚のカードを接続します。もう 1 つは、IGX シャーシ用に設計された単一カード バージョンです。これらのカードの機能は同一ですが、それぞれのファームウェアには互換性がありません。単一カード NTM には、リビジョン F 以降のファームウェアが必要です。


NTM フロント カードは、利用可能なフロント サービス カード スロット(スロット 3 ~ 32)に置くことができます。このモジュールのバック カードは、使用するトランク インターフェイス タイプによって異なります。次の情報を参照してください。

T1 またはフラクショナル T1 トランクの場合、BC-T1 バック カードを使用します。

E1 またはフラクショナル E1 トランクの場合、BC-E1 バック カードを使用します。

Y1 またはフラクショナル Y1 トランクの場合、BC-Y1 バック カードを使用します。

サブレート トランクの場合、64 ~ 1920 KBps の伝送速度で BC-SR バック カードを使用します。バック カードには、EIA/TIA-449、X.21、および V.35 コネクタが付いています。

NTM フロント カードの前面プレートの説明については、を参照してください。

図 2-7 NTM フロント カードの前面プレート

 

NTM T1 インターフェイス バック カード

NTM T1 インタフェースのバック カード(BC-T1)では、IGX 内のネットワーク トランク モジュールで 1 本の 1.544 MBps T1 トランクが終端します。機能は次のとおりです。

AMI 回線コードと Bipolar 8 Zero-Suppress(B8ZS ; バイポーラ 8 ゼロ抑制)回線コードの選択

D4 フレーミング形式と Extended Super-Frame(ESF ; 拡張スーパ フレーム)フレーミング形式の選択

フル サービスかフラクショナル サービスかを設定可能

回線ビルドアウトが設定可能。ケーブルの長さは 199.6 m(655 フィート)まで

クロック モードが設定可能(通常のクロッキングとループ タイミング)

NTM フロント カードへの回線イベント情報の通信

BC-T1 は、DB-15 インターフェイス コネクタを使用します(図 2-8を参照)。また、前面プレート上に、LOS と FastPacket アラインメントの損失を示すインジケータがあります( 表 2-10 を参照)。

図 2-8 BC-T1 バック カードの前面プレート

 

 

表 2-10 BC-T1 バック カードの前面プレートの LED

LED
説明

LOS(赤色)

トランクのローカル エンドでの信号消失

Alarm LED(赤色)

トランクのローカル エンドでのローカル T1 フレーム アラインメントの損失、または FastPacket アラインメントの損失

Alarm LED(黄色)

トランクのリモート エンドでのリモート T1 フレーム アラインメントの損失、または FastPacket アラインメントの損失

AIS(緑色)

T1 回線にフレーム化されていないすべて 1 のシーケンスが存在します。

NTM E1 インターフェイス バック カード

NTM E1 インターフェイス カード (BC-E1) では、NTM フロント カードで E1 トランク回線を 1 本終端します。次の機能を提供します。

CEPT E1 回線(CCITT G.703 仕様)への物理インターフェイス

120Ω(平衡)、または 75Ω(平衡または非平衡)物理インターフェイス

HDB3 または AMI のサポート

フル回線かフラクショナル回線か設定可能

NTM フロント カードへの E1 回線イベントの通信

FastPacket 同期外れの検出

CRC-4 エラーのチェック

クロック モードを設定可能(通常のクロッキングとループ タイミング)

図 2-9 表 2-11 に、BC-E1 前面プレートのステータス LED と コネクタを説明します。

 

表 2-11 BC-E1 バック カード LED

LED
説明

LOS

ローカル エンドでの信号消失

Alarm LED(赤色)

ローカル エンドでのローカル フレーム アラインメントまたは FastPacket アラインメントの損失

Alarm LED(黄色)

リモート エンドでのリモート フレーム アラインメントまたは FastPacket アラインメントの損失

AIS(緑色)

E1 回線に、フレーム化されていないオール 1 が存在します。

MFRA(赤色)

ローカル エンドでのマルチフレーム アラインメントの損失

MFYA(黄色)

リモート エンドでのマルチフレーム アラインメントの損失

図 2-9 BC-E1 前面プレート

 

NTM Y1 インターフェイス バック カード

NTM Y1 インターフェイス カード (BC-Y1) では、NTM フロント カードで Y1回線が 1 本終端します。機能は次のとおりです。

日本向けトランク(Y1)への物理インターフェイス

Coded Mark Inversion(CMI ; コード化反転符号)ライン コーディングのサポート

Y1 トランク向けシグナリングのサポート

24チャネル、1.544 MBps の運用のサポート

フラクショナル レートのサポート

Y1 回線イベント(フレーム同期損失、信号消失、フレーミング エラーなど)の統計報告

クロック モードを設定可能(通常のクロッキングかループ)

図 2-10 表 2-12 に、BC-Y1 前面プレートのステータス LED とコネクタを説明します。

図 2-10 BC-Y1 前面プレート

 

 

表 2-12 BC-Y1 バック カード LED

LED
説明

LOS(赤色)

ローカル エンドでの信号消失

Red アラーム(赤色)

ローカルでのフレーム アラインメントの損失

Yellow アラーム(黄色)

リモート エンドでのフレーム アラインメントの損失

AIS(緑色)

回線に、フレーム化されていないオール 1 が存在します。

NTM サブレート インターフェイス バック カード

BC-SR(サブレート インターフェイス バック カード)では、NTM でサブレート トランクが終端します。BC-SR の機能は次のとおりです。

256 kbps、768 kbps、1024 kbps、1536 kbps、および 1920 kbps のトランク レート

V.11/X.21、V.35、および EIA/TIA-449 インターフェイス コネクタ(図 2-11を参照)

トランク クロッキングとループ クロックの同期のオプション(X.21 には適用されません)

システムによる EIA 制御線の限定セットの監視 ( 表 2-14 を参照)

サブレート トランク ファシリティ インターフェイスが DCE モードで動作し、サブレート チャネルは同期データ チャネルのように機能するため、BC-SR バック カードは常に DTE モードで動作します。サブレート トランクはクロック信号を渡すことができないため、サブレート トランクだけを使用してネットワークに接続されている各 IGX ノードに対しては、個別にクロック信号をプロビジョニングする必要があります(『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 Connecting an NTM E1 or Subrate Trunk 」を参照)。

図 2-11 BC-SR 前面プレート

 

 

表 2-13 BC-SR バック カード LED

LED
説明

LOS(赤色)

ローカル エンドでの信号消失

Bad CLK(赤色)

クロック損失またはクロック範囲外

Alarm(黄色)

リモート エンドでの FastPacket アラインメントの損失

DSR(緑色)

DTR 制御線がハイ(オン)

DTR(緑色)

DTR 制御線がハイ(オン)

RXD(緑色)

受信データ回線が稼働

TXD(緑色)

送信データ回線が稼働

 

表 2-14 BC-SR バック カードでサポートするデータ線と制御線

機能
リード線
名前
インターフェイス

送信

TX

送信データ

全タイプ

送信

RTS

送信要求

V.35

送信

DTR/C

データ端末レディ

全タイプ

送信

LL

ローカル ループ

EIA/TIA-422

送信

RL

リモート ループ

EIA/TIA-422

送信

IS

サービス状態の端末

EIA/TIA-422

送信

SS

スタンバイ選択

V.35

送信

SF

シグナリングレート選択

-

受信

RX

受信データ

全タイプ

受信

CTS

送信可

V.35

受信

DSR/I

データ セット レディ

全タイプ

受信

DCD

データ キャリア選択

V.35

受信

RI/IC

リング着信コール

V.35

受信

TM

テスト モード

V.35

受信

SB

スタンバイ表示

-

受信

SI

シグナリングレート

-

ユニバーサル スイッチング モジュール

表 2-15 は、Universal Switching Module(UXM / UXM-E ; ユニバーサル スイッチング モジュール)でサポートするフロント カードとバック カードを示します。

 

表 2-15 ユニバーサル スイッチング モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

UXM
UXM-E

BC-UAI-4-155-MMF
BC-UAI-4-155-SMF
BC-UAI-2-155-SMF
BC-UAI-2-SMFXLR
BC-UAI-4-SMFXLR
BC-UAI-4-STM1E
BC-UAI-6-T3
BC-UAI-3-T3
BC-UAI-6-E3
BC-UAI-3-E3
BC-UAI-4-T1-DB-15
BC-UAI-8-T1-DB-15
BC-UAI-4-E1-DB-15
BC-UAI-8-E1-DB-15
BC-UAI-4-E1-BNC
BC-UAI-8-E1-BNC


) Enhanced Universal Switching Module(UXM-E ; 拡張ユニバーサル スイッチング モジュール)の情報は、UXM にも適用されます。2 つのカードの違いについては、カードのリリース ノートを参照してください。


UXM-E は、IGX の ATM トランクと ATM 回線サービスを提供します。トランク モードの場合、UXM-E はネットワーク トランクをサポートします。ポート モードでは、UXM-E は ATM UNI(ユーザネットワーク インターフェイス)または NNI(ネットワーク間インターフェイス)のいずれかをサポートします。バック カードは、OC3/STM1、T3、E3、T1、または E1 レートで動作するポートを備えており、複数の物理コネクタ タイプをサポートします。

UXM-E は、ATM セルを最大 310 MBps の速度で IGX セルバスから受信、または IGX セルバスに送信できます。最大速度は、どのバック カード タイプでも同じです。

スイッチ ソフトウェアでの IGX ノードの設定可能な論理トランクと回線の数の制限は、次のとおりです。

IGX ノードでの論理トランクの最大数: 32

IGX ノードでの回線の最大数: 64

これらの制限は、IGX スイッチ シャーシの UXM カードまたは UXM-E カードの数には依存しません。これは、スイッチ ソフトウェアが、実装されているカードの実際の数ではなく、設定された回線とトランクの数を監視するためです。

これらの制限に達すると、スイッチ ソフトウェアは、ノードでそれ以上トランクまたは回線がアクティブにならないようにし、エラー メッセージを表示します。

また、UXM と UXM-E は、トランク モードとポート モードの両方で次の機能をサポートします。

RM セル不足のリスクを最小にするための、非 ATM AAL5 トラフィックを運ぶ接続用の拡張 ABR サポート

トランク、ポート、またはこれらの混合モードのいずれでも 80000 接続が可能


) UXM と UXM-E は、4000 を超えるゲートウェイ接続をサポートできません。残りのすべての接続は、ユーザ接続またはネットワーク接続です。たとえば、UXM-E で 2500 のゲートウェイ接続を設定する場合、残り 5500 のユーザ接続またはネットワーク接続の設定が可能です。


統計がレベル 1 の接続とレベル 2 の接続を同時に 8000 まで、統計がレベル 3 の接続は 4000 までサポート

ポート、回線、トランク、およびチャネルについての、リアルタイム統計カウンタとインターバル統計収集を用意

各 VC(仮想回線)に対する VPI と VCI の任意の割り当てのサポート

標準ベースの ATM Inverse Multiplexing(IMA ; ATM 逆多重化)のサポート。複数の T1 または E1 インターフェイスをグループ化し、論理トランクまたは論理回線として扱います。

128,000 のセル バッファを用意

IGX セルバスの 4 レーンすべての使用

ホットスタンバイでの Y 字型ケーブル冗長性のサポート

UXM-E の初期設定については、「UXM-E の設定」を参照してください。

UXM-E トランク モードの機能

トランク モードの場合、UXM-E は、最大 8000 の接続をサポートします。しかし、4000 を超えるゲートウェイ接続はサポートできません。残りのすべての接続は、ユーザ接続またはネットワーク接続のいずれかです。たとえば、2500 のゲートウェイ接続を設定する場合、残り 5500 のネットワーク接続の設定が可能です。

ネットワークと Customer Premise Equipment(CPE ; 顧客宅内機器)の間では、UXM-E は ATM セルとだけ通信します。ただし、セルバス上では、着信先のカード タイプに応じて、 ATM セルまたは FastPackets と通信します。

トラフィック管理機能

表 2-16 に、UXM-E で利用できるトラフィック管理機能の要約を示します。

 

表 2-16 UXM-E でサポートされているトラフィック管理機能

カード モード
トラフィック管理機能

両方(ポートとトランク)

ATM と FR サービスのインターワーキング、ネットワーク インターワーキング、および次のATM トラフィック クラスのサポート

CBR

VBR

ABR

UBR

両方

AAL5 VC の部分パケット廃棄(すなわちテール パケット ドロップ)と早期パケット廃棄のサポート

両方

ユーザ設定の輻輳しきい値のサポート

トランク

FastPacket ベースまたはインターワーキング接続による次の追加トラフィック クラスのサポート

高優先順位

タイムスタンプ

非タイムスタンプ

バースティ データ A

バースティ データ B

ポート(UNI/NNI)

ABR 接続の PCR リンク ポリシングのサポート

ポート

ABR 制御ループが接続のエンドポイントで終わらない場合の ABR 接続の、次の制御オプションのサポート

EFCI

相対レート

明示レート

ポート

次の ABR オプションのサポート

VS/VD を除く、エンドツーエンド(ABR ループ)

ネットワーク内の VS/VD セグメント化 ABR および外部セグメントの ABR

ネットワーク内の VS/VD セグメント化 ABR および外部セグメントの UBR または VBR

ネットワーク内の ForeSight および外部セグメントの UBR または VBR

ネットワーク内の ForeSight および外部セグメントの ABR

ポート

ABR または UBR 接続の VC ごとのキューイングのサポート

ポート

AAL5 VC のフレーム ベース GCRA ポリシングのサポート

ポート

すべての接続タイプの統計の VC ごとのキューイングのサポート

ポート

ユーザ設定可能な、VC ごとの輻輳しきい値のサポート

UXM-E フロント カード

UXM-E フロント カードの前面プレートには、5 つの LED があります(図 2-12を参照)。これらの LED は、Fail、Active、および Standby LED の組み合せによって、カードのステータスを示します。UXM-E のトラブルシューティングの際には 表 2-17 を使用してください(UXM-E のトラブルシューティングの詳細は、「UXM-E のトラブルシューティング」を参照)。

図 2-12 UXM-E フロント カード

 

 

表 2-17 UXM-E LED

Fail LED
Active LED
Standby LED
カード ステータス

オン

オフ

オフ

カードが故障しました。

点滅

点滅

オフ

スタンバイ フロント カードとバック カードがミスマッチです。

点滅

オン

オフ

アクティブ フロント カードとバック カードがミスマッチか、バック カードがありません。

点滅

オフ

点滅

フロント カードの自己診断でバック カードのミスマッチが検出されました。

オフ

点滅

オン

スタンバイ フロント カードの自己診断でバック カードのミスマッチが検出されました。

オフ

点滅

オフ

カードはホット スタンバイです。

オフ

オン

オフ

カードはアクティブです。

オフ

オフ

点滅

カードの自己診断が実行されています。

オフ

オフ

オン

カードはスタンバイ状態です。

オン

オン

オン

カードがダウンしています。

UXM-E バック カード

UXM-E には数多くの種類のバック カードがあり、さまざまな物理回線とコネクタの設定をサポートします。詳細は、 表 2-18 を参照してください。

UXM-E バック カードの例示については、図 2-13図 2-14図 2-15、および図 2-16を参照してください。

さまざまな物理回線タイプの技術情報については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 UXM-E Physical and Electrical Specifications 」を参照してください。

 

表 2-18 UXM と UXM-E のバック カード

カード名
ポート数
物理回線とコネクタ

BC-UAI-4-155-MMF

4

OC-3/STM1、マルチ モード ファイバ、155 MBps、SC コネクタを使用

BC-UAI-4-155-SMF

4

OC-3/STM1、シングル モード ファイバ、155 MBps、SC コネクタを使用

BC-UAI-2-155-SMF

2

OC-3/STM1、シングル モード ファイバ、155 MBps、SC コネクタを使用

BC-UAI-2-SMFXLR

2

OC-3/STM1、シングル モード ファイバ XLR、SC コネクタを使用

BC-UAI-4-SMFLXR

4

OC-3/STM1、シングル モード ファイバ XLR、SC コネクタを使用

BC-UAI-4-STM1E

4

OC-3/STM1、同期送信モジュール 1E を使用

BC-UAI-6-T3

6

T3、SMB コネクタを使用

BC-UAI-3-T3

3

T3、SMB コネクタを使用

BC-UAI-6-E3

6

E3、SMB コネクタを使用

BC-UAI-3-E3

3

E3、SMB コネクタを使用

BC-UAI-4-T1-DB-15

4

T1、DB-15 コネクタを使用

BC-UAI-8-T1-DB-15

8

T1、DB-15 コネクタを使用

BC-UAI-4-E1-DB-15

4

E1、DB-15 コネクタを使用

BC-UAI-8-E1-DB-15

8

E1、DB-15 コネクタを使用

BC-UAI-4-E1-BNC

4

E1、BNC コネクタを使用

BC-UAI-8-E1-BNC

8

E1、BNC コネクタを使用

ほとんどの UXM-E バック カードには、各回線のステータスを示す 3 色 LED があります。この 3 色 LED は、回線の物理コネクタの上部にあります。3 色 LED の説明は、 表 2-19 を参照してください。


) T1 と E1 バック カードには、カード ステータスを示す、サービス モジュールの標準の Active LED や Fail LED はありません。T1 または E1 バック カードの故障が検出されると、バック カードの 3 色 LED がすべて赤色に点灯します。


 

表 2-19 UXM-E バック カードの LED

3 色 LED の色
説明

赤色

回線は正常に動作していますが、ローカル アラームが発生しています。

黄色

回線は正常に動作していますが、リモート アラームが発生しています。

緑色

回線がアラームなしで正常に動作しています。

UXM-E バック カードの前面プレートは、バック カードの物理回線タイプ、物理コネクタ タイプ、および物理コネクタの数によって異なります。UXM-E バック カードの例示については、図 2-13図 2-14図 2-15、および図 2-16を参照してください。

図 2-13は、BC-UAI-4-155-SMF バック カードの前面プレートを示します。次のバック カードの前面プレートは、類似しています。

BC-UAI-4-155-MMF

BC-UAI-2-155-SMF

BC-UAI-2-SMFXLR

BC-UAI-4-SMFLXR

BC-UAI-4-STM1E

図 2-13 BC-UAI-4-155-SMF 前面プレート

 

図 2-14は、BC-UAI-6-T3 バック カードの前面プレートを示します。次のバック カードの前面プレートは、類似しています。

BC-UAI-3T3

BC-UAI-6-E3

BC-UAI-3-E3

図 2-14 BC-UAI-6-T3 前面プレート

 

図 2-15は、BC-UAI-8-T1-DB-15 バック カードの前面プレートを示します。次のバック カードの前面プレートは、類似しています。

BC-UAI-4-T1-DB-15

BC-UAI-8-E1-DB-15

BC-UAI-4-E1-DB-15

図 2-15 BC-UAI-8-T1-DB-15 前面プレート

 

図 2-16は、BC-UAI-8-E1 BNC バック カードの前面プレートを示します。各 BNC コネクタは、片方向のトラフィックのみを扱います。BC-UAI-4-E1 の前面プレートも同様です。

図 2-16 BC-UAI-8-E1 BNC 前面プレート

 

UXM-E の取り付け


ヒント スイッチ ソフトウェアでは、IGX スイッチに設定可能な論理トランクと回線の数が制限されています。シャーシの最適な空間を確保するために、64 回線または 32 トランクを超えて取り付けないでください(この数は、シャーシ内のすべてのトランク モジュールまたは回線モジュールで利用可能なすべての回線またはトランク数を合計したものです)。ホットスタンバイで使用するモジュールの数は、これらの合計に含まれません。


UXM-E は、IGX カードの標準的な取り付け方法を使用します(『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の第3 章「 Installing the IGX 」を参照)。

UXM-E の冗長性

他の IGX サービス モジュールと同様に、UXM-E は Y 字型ケーブル冗長構成に設定できます。プライマリ カードと冗長カードの両カードを取り付けてから、Y 字型ケーブル冗長構成を設定します。

UXM-E は、ホットスタンバイとして機能します。冗長カードは、冗長性を指定すると直ちに、カード設定情報を受信します。また、アクティブ カードの設定が変更されると、スタンバイ カードも設定が更新されます。

Y 字型ケーブル冗長構成の設定の詳細は、「カードの冗長性」を参照してください。

UXM-E の設定

新しい UXM-E をバックプレーンに取り付けると、または IGX ノードの電源を入れると、UXM-E ファームウェアは、カード タイプとバック カード上の物理回線の数をノードのスイッチ ソフトウェアに報告します。


) UXM-E は、その起動時に、接続されているバック カードで利用できる物理ポートの数とそのタイプを報告します。バック カードの設定情報は、バック カードが取り外された場合でも、スイッチ ソフトウェアによって保持されます。


トランクを起動するには、スイッチ ソフトウェアの uptrk コマンドを使用します(第 4 章「 Cisco IGX 8400 Series Trunks 」を参照)。

回線を起動するには、スイッチ ソフトウェアの upln コマンドを使用します(第 5 章「 Cisco IGX 8400 シリーズの回線 」を参照)。

UXM-E の管理

UXM-E の管理作業のほとんどは、一般的なトランクや回線の管理作業です。トランクや回線の管理およびトラブルシューティングの詳細については、第4 章「 Cisco IGX 8400 シリーズのトランク 」、第5 章「 Cisco IGX 8400 シリーズの回線 」を参照してください。

クロック ソースとしての UXM-E

UXM-E 回線やトランクは、IGX ノードのクロック ソースとして機能します。クロック ソースを設定するには、スイッチ ソフトウェアの cnfclksrc コマンドを使用します。利用可能なクロック ソースを表示するには、スイッチ ソフトウェアの dspclksrcs コマンドを使用します。現在のクロック ソースを表示するには、スイッチ ソフトウェアの dspcurclk コマンドを使用します。

IGX ノードのクロッキングの詳細は、 Cisco IGX 8400 シリーズのノードを参照してください。

UXM-E での Y 冗長性と VC マージ


VC マージはUXMではサポートされていないので、UXM-E と UXM を使用して Y 冗長性を設定すると必ず、機能ミスマッチ エラーになります。UXM-E と UXM との間で Y 冗長性を設定した場合は、VC マージ機能を有効にできません。


2 枚のUXM-E カードに Y 冗長性を設定するには、まず両方のカードで VC マージ機能のサポートが有効になっているか確認する必要があります。両カードは、VC マージ機能をサポートするファームウェアで動作する必要があります。

IGX での VC マージの有効化については、「IP サービスの機能の概要」「IGX での VC マージ」を参照してください。


) Switch Software Release 9.3.40 より前のリリースでは、IGX での VC マージはサポートされていません。


UXM-E のトラブルシューティング

スイッチ ソフトウェアは、UXM-E トランクの統計を物理トランク統計、または論理トランク統計のどちらかに分類します。物理トランク統計と論理トランク統計を区別するには、次の規則を使用します。

UXM-E トランクは、物理回線オブジェクトにマップされる。

物理(非 IMA)トランクは、物理回線に 1 対 1 にマップされる。

IMA トランクは、複数の物理回線にマップされる。

回線アラームはすべて、物理回線アラームとして報告される。

他のトランク アラーム( 通信障害 など)は、NTM トランク アラームとして報告される。

非 IMA トランクの場合、アラームには物理回線アラームが含まれる。

IMA トランクの場合、トランク アラームと物理回線アラームは明確に区別される。

UXM-E のトランク統計

次のスイッチ ソフトウェア コマンドが、IMA トランク内の物理回線の統計に適用されます。

cnfphyslnstats :物理回線統計を有効にし、設定します。

dspphyslnstatcnf :物理回線統計の現在の設定を表示します。

dspphyslnstathist :物理回線統計を表示します。

dsptrkstatcnf :論理トランク統計の現在の設定を表示します。

dsptrkstathist :論理トランク統計を表示します。

dsptrkstats :トランク統計を表示します。

dspportstats トランク ポートのポート、IMA、および ILMI 統計を表示します。

dstrkerrs トランク エラーを表示します。

clrtrkalm 統計エラーによって生じたトランク アラームをクリアします。

dspchstats :受信したセル、送信したセル、受信した EOF セル、受信した非準拠セル、受信および送信した CLP=0 セル と CLP=1 セル、受信および送信した平均 VC キュー項目数、入力および出力 VSVC 許容セル レート、OAM 状態を表示します。

 

表 2-20 スイッチ ソフトウェア リリース 9.3 以降の UXM-E でのトランク統計の分類

トランクの統計
統計タイプ

LOS(信号消失)

物理

LOF(フレーム同期損失)

物理

AIS

物理

Yel

物理

LOP

物理

パスの AIS

物理

パスの Yel

物理

Qbin

論理

VI

論理

ゲートウェイ

論理

トラブルシューティングのための統計コマンド

Cisco WAN Manager を使用して、論理回線、ポート、およびチャネル(接続)のバケット統計を設定できます。CWM を使って統計を設定するには、TFTP メカニズムが必要です。また、CLI からもコマンドを入力できます。次のコマンドの説明は、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

論理回線の統計: cnflnstats dsplnstatcnf dsplnstathist

ポートの統計: cnfportstats clrportstats dspportstats dspportstatcnf dspportstathist

チャネル(接続)の統計: cnfchstats clrchstats dspchstats dspchstatcnf dspchstathist

統合アラームと統計回線アラーム

UXM-E の統合アラームは、LOS、LOF、AIS、YEL、LOC、LOP、パス AIS、パス YEL、パスのトレース、およびセクション アラームからなります。dsplns コマンドでは、関連するイベントが発生すると、そのアラームがリストに表示されます。cnflnparm で、アラームを確認してクリアするまでのイベントの期間を設定できます。

統計アラームのクラス、レート、および設定からクリアされるまでの期間は、cnflnalm コマンドを使用して設定できます。すべての回線アラーム タイプについては、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の cnflnalm の記述を参照してください。 dsplnerrs コマンドでは、既存のアラームのデータが表示されます。回線の統計アラームをクリアするには、clrlnalm コマンドを使用します。

ループバック コマンドとテスト コマンド

UXM-E は、ローカルおよびリモート ループバックをサポートします。ローカル ループバックを接続またはポートのどちらかに設定できます。リモート ループバックは、接続のみで使用できます。回線ループバックは、UXM-E では使用できません。

カードのミスマッチ


) カードのミスマッチは、フロント カードがスタンバイの場合には報告されません。カードがアクティブになり、ミスマッチがある場合に、UXM-E により報告されます。


UXM-E は、サポートしていないバック カードに対しては、カードのミスマッチの標準の通知を使用します。

フロント カードが以前にアクティブだった場合、UXM-E は、以前に取り付けられていたバック カードの回線タイプ以外のタイプの、サポートするバック カードのミスマッチを通知します。または、バック カードの正しい回線タイプの数が、UXM-E が以前にスイッチ ソフトウェアに報告した数より少ない場合にもミスマッチを通知します。正しい回線タイプのポート数が、以前に報告されたものより多いバック カードを取り付ける場合、カードのミスマッチは報告されません。フロント カードがまだアクティブ化されていない場合は、サポートするバック カードのミスマッチは発生していないため、UXM-E は、それらのミスマッチ情報を報告しません。

表 2-21 は、カードのミスマッチの例です。

 

表 2-21 UXM-E カードのミスマッチの例

元のバック カード
交換用バック カード
結果

BC-UAI-6-T3

BC-UAI-6-E3

カードのミスマッチ

BC-UAI-6-T3

BC-UAI-3-T3

カードのミスマッチ

BC-UAI-3-T3

BC-UAI-6-T3

スイッチ ソフトウェアは交換を認める

BC-UAI-4-155-MMF

BC-UAI-4-155-SMF

スイッチ ソフトウェアは交換を認める

BC-UAI-4-155-MMF

BC-UAI-2-155-SMF

カードのミスマッチ

ユニバーサル音声モジュール

表 2-22 は、Universal Voice Module(UVM ; ユニバーサル音声モジュール)がサポートするフロントカードとバック カードを示します。

 

表 2-22 ユニバーサル音声モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

UVM

BC-UVI-2T1EC
BC-UVI-2E1EC
BC-UVI-2J1EC

ユニバーサル音声モジュールは、T1、E1、または Y1 回線用の物理コネクタを備えた UVM フロント カードと Universal Voice Interface(UVI ; ユニバーサル音声インターフェイス)バック カードからなります。このモジュールは、音声、データ、または音声とデータのトラフィックを伝送するチャネル化 T1、E1、または Y1 回線をサポートします。UVM がサポートする接続については、 表 2-23 を参照してください。

UVM には、次のような機能があります。

音声接続とデータ接続の Packet Assembly and Disassembly (PAD ; パケットの組み立てと分解)

ソフトウェアで設定する、UVI バック カードのポート

1 枚のカードで最大 32 のチャネルのサポート

64 kbps でのデータ接続

n x56 または n x64 レートでのスーパーレート データ接続。ここで、n は n ≤ 8

スーパーレート データ接続の ICS のサポート(「UVM のアイドルコード抑制」を参照)

多数の異なるシグナリング タイプのサポート( 表 7-2 を参照)

全音声チャネルにおける 64 KBps での Pulse Code Modulation(PCM ; パルス符号変調)

G.726 準拠の 32 KBps または 24 KBps での Adaptive Pulse Code Modulation(ADPCM ; 適応差分パルス符号変調)音声圧縮

G.726 準拠の 16 KBps での Low Delay Code-Excited Linear Predictive(LDCELP ; Low-Delay LDCELP)符号化音声圧縮。カードごとに最大 16 チャネルのサポート

8 KBps での Conjugate Structure Algebraic Code-Excited Linear Predictive(CSACELP)符号化。G.729 では 16 チャネル、G.729A では 32 チャネルを使用

Channel Associated Signaling (CAS;個別線信号方式)と Common Channel Signaling (CCS ; 共通線信号方式)のサポート

接続でのトランク利用率を約 50% 削減する Voice Activity Detection (VAD ; 無音検出)

各チャネルの A-law または μ-law 音声符号化

-8 ~ +6 dB の範囲でプログラマブルな音声回線ゲイン

回線アラームの発生時の柔軟なシグナリング ビット条件設定

全音声接続タイプでのチャネルごとの、最大 64 ms の内臓エコーキャンセラ

D チャネル圧縮

G3 ファックス トラフィックをネットワーク上で 9.6 KBps に圧縮する、ファックス リレー(「UVM でのファックス リレー」を参照)

チャネルごとの、モデム回線またはファックス回線の帯域幅の自動アップグレード

最大 16 ファックス リレー チャネルのサポート

音声技術仕様については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 UXM-E Physical and Electrical Specifications」 を参照してください。

 

表 2-23 UVM でサポートする接続

接続の種類
スイッチ ソフトウェアのパラメータ
チャネルの
最大数
音声符号化
タイプ
説明

音声1

p

24(T1)
30(E1 と Y1)

PCM

64 KBps での PCM 音声の伝送、A-law または μ-law の符号化と変換のサポート、ゲイン調整、信号

音声

v

24(T1)
30(E1 と Y1)

PCM

64 KBps での VAD による PCM 音声の伝送

音声

a32
a24

24(T1)
30(E1 と Y1)

ADPCM

32 または 24 KBps での ADPCM 音声の伝送

音声

c32
c24

24(T1)
30(E1 と Y1)

ADPCM

32 または 24 KBps での VAD による ADPCM 音声の伝送

音声

116

16

LDCELP

16 KBps での LDCELP 音声の伝送

音声

116v

16

LDCELP

16 KBps での VAD による LDCELP 音声の伝送

音声

g729r8

16

CSACELP

G.729 準拠の 8 KBps での CSACELP2 音声の伝送

音声

g729r8v

16

CSACELP

G.729 準拠の 8 KBps での VAD による CSACELP 音声の伝送

音声

g729ar8

24(T1)
30(E1 と Y1)

CSACELP

G.729A 準拠の 8 KBps での CSACELP 音声の伝送

音声

g729ar8v

24(T1)
30(E1 と Y1)

CSACELP

G.729A 準拠の 8 KBps での VAC による CSACELP 音声の伝送

データ

t

24(T1)
30(E1 と Y1)

-

64 KBps でのクリア チャネル データの伝送

データ

td

24(T1)
32(E1 と Y1)

-

64 KBps 以下での圧縮データの伝送

データ

nx56
nx64

16

-

スーパーレート データ接続。n は 8 以下


) スーパーレート接続は、隣接するクリア チャネル データ チャネルを最大 8 本集約して形成します。スーパーレート接続は、主に映像に使用します。


1.すべての音声接続は、ファックスかモデムのアップグレードを行うように設定できます。

2.CSACELP をサポートするには、UVM は UVM ファームウェア Model D 以降を実行する必要があります。UVM で実行しているファームウェアのモデルを特定するには、スイッチ ソフトウェアのdspcds コマンドを使用します。


ヒント G.729 準拠の LDCELP または CSACELP に 16 を超えるチャネルを設定するには、UVM を、回線パススルーの設定を行って、超えた分のタイムスロットを2 番目の UVM に渡す必要があります。回線パススルーの間は、一方の UVM ポートをユーザ機器に接続し、他方のポートを別の UVM に接続します。回線パススルーの詳細は、第7 章Cisco IGX 8400 シリーズの音声サービスを参照してください。


音声圧縮率は、音声チャネルの KBps レートの選択によって指定できます。たとえば、64 KBps 音声チャネルは音声トラフィックを圧縮しません。32 KBps 音声チャネルは、音声トラフィックを 2:1 に圧縮します。詳細は、 表 2-24 、「 Cisco IGX 8400 シリーズの音声サービス 」(第7 章)と『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

 

表 2-24 チャネル伝送速度に応じた音声圧縮率

伝送速度
音声圧縮率

64 KBps

音声トラフィックは圧縮されません。

32 KBps

2:1

24 KBps

8:3 (~ 2.66:1)

16 KBps

4:1

UVM のアイドルコード抑制

Idle Code Suppression(ICS ; アイドルコード抑制)によって、H.221 ビデオ コーディック フレーム プロトコルに準拠するビデオ トラフィックの伝送に使用する n x64 スーパーレート データ接続での帯域幅の節約が可能になります。ビデオ チャネルは、関連するタイムスロットで 256 個連続する 同一の T1、E1、または J1 フレームのデータが発生した場合に、アイドルと考えられます。アイドルコード抑制にトリガーをかける連続する同一バイト数は、データ チャネルのサイズに応じて、256 から 2048 の範囲になります。

データ チャネルで ICS を有効にするには、スイッチ ソフトウェアの cnfdch コマンドを使用します。


ヒント データ チャネルに ICS を設定するためには、データ チャネルは、UVM か CVM のどちらかで終端する nx64 スーパーレート データ接続で使用する必要があります。


UVM でのファックス リレー

ファックス リレー機能は、G3 ファックス接続の DS0 ビット ストリームを 9.6 KBps に圧縮して、IGX ネットワークでの送信を行います。UVM のファックス リレーは、LDCELP および G.729 接続でサポートされています。


) UVM のファックス リレーは、G.729A 標準(または PCM や ADPCM)を使用する接続ではサポートされていません。


ファックス リレーを使用可能にすると、ファックス自動アップグレードが無効になります。ただし、データ モデムは PCM または ADPCM にアップグレードされます。この自動アップグレード機能では、音声接続でモデムまたはファックス トーンが検出されると、圧縮を中断します。

ファックス リレー チャネルを設定するには、スイッチ ソフトウェアの cnfchfax コマンドを使用します。

UVM フロント カード

UVM フロント カードは、利用可能なフロント サービス カード スロット(スロット 3 ~ 32)に取り付けることができます。このモジュールのバック カードは、使用する回線インターフェイス タイプによって異なります。次のようになります。

T1 回線の場合、BC-UVI-2T1EC を使用

E1 回線の場合、BC-UVI-2E1EC を使用

J1 回線の場合、BC-UVI-2J1EC を使用

UVM フロント カードの前面プレートについては、図 2-17を参照してください。

図 2-17 UVM フロント カードの前面プレート

 

ユニバーサル音声インターフェイス バック カード

UVM には、3 種類の UVI バック カードがあり、さまざまな物理回線タイプをサポートします。詳細は、 表 2-25 を参照してください。

 

表 2-25 UVM のバック カード

バック カード
回線タイプ
物理コネクタ数
ポート数
カードがサポートする回線の特性

BC-UVI-2T1EC

T1

2 (DB-15)

2

ZCS、AMI、B8ZS 回線コード
D4 または ESF フレーム形式
ケーブルの長さが 199.6 m(655フィート) までの回線ビルドアウト

BC-UVI-2E1EC

E1

2 (DB-15)
4 (BNC)

23

CEPT E1 回線用の CCITT G.703 仕様に準拠
CRC-4 エラー チェック
HDB3(クリア チャネル E1)または AMI
120 Ω 平衡コネクタ、または
75 Ω 平衡コネクタあるいは 75 Ω 非平衡コネクタ

BC-UVI-2J1EC

Y1

2 (DB-15)

2

日本向け TTC-2M 回線の JJ-20-11 仕様に準拠
CRC-4 エラー チェック
Coded Mark Inversion(CMI ; コード化反転符号)ライン コーディング
110 Ω 平衡コネクタ

3.E1 回線を BC-UVI-2E1EC に接続する場合、2 つの双方向 DB-15 コネクタまたは単方向 BNC コネクタのどちらかを使用します。

UVI バック カードの各物理コネクタの下には、バック カードの前面プレートに 3 色 LED が 1 つあります。3 色 LED は、その物理コネクタに関連するポートのステータスを示します。3 色 LED の説明は、 表 2-26 を参照してください。図 2-18 は、UVI バック カードの例を示します。

 

表 2-26 UVI バック カードの 3 色 LED

3 色 LED の色
説明

赤色

回線は正常に動作していますが、ローカル アラームが発生しています。

黄色

回線は正常に動作していますが、リモート アラームが発生しています。

緑色

回線がアラームなしで正常に動作しています。

図 2-18 BC-UVI-2T1EC 前面プレート

 


) BC-UVI-2E1EC には、この他に各物理コネクタに関連するマルチフレーム アラインメント LED があります。詳細については表 2-27および図 2-19を参照してください。


 

表 2-27 BC-UVI-2E1EC マルチフレーム アラインメント LED

マルチフレーム アラインメント LED の色
説明

赤色

回線に、ローカルでのマルチフレーム アラインメントの損失があります。

黄色

回線に、リモート エンドでのマルチフレーム アラインメントの損失があります。

図 2-19 BC-UVI-2E1EC 前面プレート

 

UVM の設定

UVM の音声接続を指定するには、Cisco WAN Manager またはスイッチ ソフトウェアのCLI を使用します。スイッチ ソフトウェアの CLI へのアクセス方法については、『 Cisco IGX 8400 Series Installation Guide 』の「IGX Configuration Summary」を参照してください。 音声サービスのプロビジョニングに使用するスイッチ ソフトウェア コマンドの詳細については、 Cisco IGX 8400 シリーズの音声サービスを参照してください。

UVM のトラブルシューティング

UVM カード セットは、次の入力回線状態の統計を監視し、報告します。

LOS(信号消失)

フレーム同期損失

マルチフレーム同期損失(E1)

CRC エラー(E1)

CRC 同期損失(E1)

フレーム スリップ

フレーム ビット エラー

リモート アラーム(黄色)

AIS:チャネル 16 でのオール 1(CAS モード)

チャネル化音声モジュール

表 2-28 は、Channelized Voice Module(CVM ; チャネル化音声モジュール)がサポートするフロント カードとバック カードを示します。

 

表 2-28 チャネル化音声モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

CVM

BC-T1
BC-E1
BC-J1

CVM T1 EC

BC-T1

CVM E1 EC

BC-E1
BC-J1

CVM は、IGX に音声、データ、および音声とデータ サービスを提供します。3 種類のフロント カードと複数のバック カードによって、ネットワーク環境に最適な設定を選択できます。

CVM がサポートしている機能は次のとおりです。

音声接続とデータ接続の PAD

ソフトウェアで設定する、T1、E1、または J1 バック カード上のポート

オプションのエコーキャンセラを含む、すべての回路の自己診断

内臓 VAD を備えた ADPCM を使用した、最大 8:1 の音声圧縮

チャネルごとの、内蔵エコーキャンセル。フロント カードにオプションの Integrated Echo Canceller(IEC ; 内蔵エコーキャンセラ)が必要です(CVM T1 EC と CVM E1 EC フロント カードのみ)。

各チャネルの A-law または μ-law 音声符号化

-8 ~ +6 dB の範囲でプログラマブルな音声回線ゲイン

国内および海外のさまざまなシグナリング タイプのサポート

回線アラームの発生時の柔軟なシグナリング ビット条件設定

モデム回路またはファックス回路の圧縮を無効にする、チャネルごとのトーン検出

DS0A を使用する 2.4、4.8、9.6、および 56 KBps サブレート データ接続のサポート(CVM モデル A ファームウェアのみで利用可能)。インバンド DS0A リンク コードは、HDM-CVM 接続または LDM-CVM 接続のいずれかを示す EIA 制御線の状態に変換されます。

最大 8 つの隣接タイムスロットの集約を使用するスーパーレート データ接続のサポート

スーパーレート データ接続の ICS のサポート(「CVM のアイドルコード抑制」を参照)

ネットワークでの透過 TDM チャネルのサポート

AB または ABAB ビット(T1)、あるいは ABCD ビット(ESF による E1 と T1)の設定、反転、およびクリアによる信号方式変換

高速モデム回線とファックス回線のサポート

CAS のサポート。ネットワークでの信号方式変換データの伝送による。

音声技術の仕様の詳細については、「 Voice Circuit Support 」を参照してください。


) CVM は、LDCELP または CSACELP 圧縮をサポートしません。接続で LDCELP または CSACELP を使用する場合は、UVM からの接続を終端できません。


 

表 2-29 CVM がサポートする接続

接続の種類
スイッチ ソフトウェアのパラメータ
音声符号化タイプ
説明

音声

p

PCM

A-law または μ-law の符号化と変換のサポート、ゲイン調整、およびシグナリングによる 64 KBps での PCM 音声の伝送

音声

v

PCM

VAD による音声の伝送

データ

t

--

64 KBps でのクリア チャネル データ トラフィックの伝送

音声

a16z
c16z

ADPCM

16 KBps での ADPCM 音声の伝送。接続のスイッチ ソフトウェア パラメータの「z」は、ノードに、ZCS 設定トランクによる a16z 接続と c16z 接続のルーティングの回避を指示します。


) これらの接続は、ones-density を保証しません。


音声

a16
c16

ADPCM

16 KBps での ADPCM 音声の伝送。これらの接続は、ZCS 設定トランクを介してルーティングすることができ、ones-density を保証します。音声品質の低下は、ones-density が保障されるかに基づきます。


) これらの接続は、音声圧縮の非標準形式を使用します。


音声 + データ

a32d
c32d

 

圧縮ファックスの伝送。c32d 接続タイプは、VAD による圧縮を行います。


) c32d 接続タイプは、回線が音声トラフィックで使用される場合のみ、VAD による帯域幅の節約を行います。


音声、データ、
音声 + データ

a32
a24

ADPCM

32 または 24 KBps での ADPCM 音声またはデータ トラフィックの伝送

音声

c32
c24

VAD による ADPCM

32 または 24 KBps での VAD による ADPCM 音声トラフィックの伝送

音声圧縮率は、音声チャネルの KBps レートの選択によって指定できます。たとえば、64 KBps 音声チャネルは音声トラフィックを圧縮しません。32 KBps 音声チャネルは、音声トラフィックを 2:1 に圧縮します。詳細は、 表 2-30 Cisco IGX 8400 シリーズの音声サービス 」(第7 章)と『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

 

表 2-30 チャネル伝送速度に応じた音声圧縮率

伝送速度
音声圧縮率

64 KBps

音声トラフィックは圧縮されません

32 KBps

2:1

24 KBps

8:3 (~ 2.66:1)

16 KBps

4:1


ヒント 音声圧縮率は、そのチャネルの内部 VAD を使用可能にした場合、約 2 倍となります。


CVM のアイドルコード抑制

ICS によって、H.221 ビデオ コーディック フレーム プロトコルに準拠するビデオ トラフィックの伝送に使用する nx64 スーパーレート データ接続での帯域幅の節約が可能になります。ビデオ チャネルは、関連するタイムスロットで 256 個連続する 同一の T1、E1、または J1 フレームのデータが発生した場合に、アイドルと考えられます。アイドルコード抑制にトリガーをかける連続する同一バイト数は、データ チャネルのサイズに応じて、256 から 2048 の範囲になります。

データ チャネルで ICS を有効にするには、スイッチ ソフトウェアの cnfdch コマンドを使用します。


ヒント データ チャネルに ICS を設定するためには、データ チャネルは、UVM か CVM のどちらかで終端する nx64 スーパーレート データ接続で使用する必要があります。


CVM フロント カード

CVM には、3 種類のフロント カード オプション、標準 CVM、CVM T1 EC、および CVM E1 EC があります。

標準 CVM は、「チャネル化音声モジュール」に一覧されている機能をサポートします。CVM T1 EC は、T1 回線用の内臓型エコー キャンセレーション機能を持ちます。CVM E1 EC は、E1 回線用の内臓型エコー キャンセレーション機能を持ちます。

CVM バック カード

CVM には、3 種類のバック カードがあります。互換性の要件については、「CVM フロント カード」を参照してください。

T1 インターフェイス バック カード (BC-T1)

BC-T1 バック カードは、CVM フロント カード用の T1 回線インターフェイスを備えています。BC-T1 バック カードの機能は、次のとおりです。

DB-15 コネクタを使用する T1 回線物理インターフェイス×1

CAS と CSS の両方をサポート

1.544 MBps の伝送速度

ソフトウェアで選択する AMI または B8ZS 回線コード

ソフトウェアで選択する D4 または ESF フレーム形式

ソフトウェアで選択する、ケーブルの長さが 199.6 m(655 フィート)までの回線ビルドアウト

特定の回線アラーム状態があると起動する自動ローカル ループバック テスト

T1 回線イベント情報(フレーム損失、信号消失、バイポーラ違反、およびフレーム エラーなど)の CVM フロント カードへの報告

通常のクロッキングとループ タイミングのサポート

BC-T1 バック カードの前面プレートについては、図 2-20を参照してください。

図 2-20 BC-T1 前面プレート

 

E1 インターフェイス バック カード (BC-E1)

BC-E1 バック カードは、CVM 用の E1 回線インターフェイスを備えています。BC-E1 の機能は次のとおりです。

CEPT E1 回線(CCITT G.703 仕様)へのインターフェイス

CAS と CSS の両方をサポート

CRC-4 エラー チェック

HDB3 または AMI のサポート

120Ω(平衡)、または 75Ω 平衡または非平衡物理インターフェイス

特定の回線アラーム状態があると起動する自動ローカル ループバック テスト

E1 回線イベント情報(フレーム損失、信号消失、バイポーラ違反、およびフレーム エラーなど)の CVM フロント カードへの報告

通常のクロッキングとループ タイミングのサポート

BC-E1 バック カードの前面プレートについては、図 2-21を参照してください。BC-E1 バック カードには、この他にマルチフレーム アラインメント LED が 1 つあります。詳細については、 表 2-31 を参照してください。

図 2-21 BC-E1 前面プレート

 

 

表 2-31 BC-E1 マルチフレーム アラインメント LED

マルチフレーム アラインメント LED の色
説明

赤色

回線に、ローカルなマルチフレーム アラインメントの損失があります。

黄色

回線のリモート エンドに、マルチフレーム アラインメントの損失があります。

J1 インターフェイス バック カード (BC-J1)

BC-J1 バック カードは、CVM 用の日本向け J1 回線インターフェイスを備えています。BC-J1 の機能は次のとおりです。

JJ-20-10、JJ-20-11、および JJ-20-12 で指定された、日本向け TTC (J1) 回線へのインターフェイス

CAS と CCS の両方をサポート

CMI(コード化反転符号)ライン コーディングのサポート

特定の回線アラーム状態があると起動する自動ローカル ループバック テスト

J1 回線イベント情報(フレーム損失、信号消失、バイポーラ違反、およびフレーム エラーなど)の CVM フロント カードへの報告

通常のクロッキングとループ タイミングのサポート

BC-J1 バック カードの前面プレートについては、図 2-22を参照してください。BC-J1 バック カードには、この他にマルチフレーム アラインメント LED が 1 つあります。詳細については、 表 2-32 を参照してください。

図 2-22 BC-J1 前面プレート

 

表 2-32 BC-J1 マルチフレーム アラインメント LED

マルチフレーム アラインメント LED の色
説明

赤色

回線に、ローカルなマルチフレーム アラインメントの損失があります。

黄色

回線のリモート エンドに、マルチフレーム アラインメントの損失があります。

ユニバーサル フレーム モジュール

表 2-33 は、Universal Frame Module(UFM ; ユニバーサル フレーム モジュール)がサポートするフロントカードとバック カードを示します。

 

表 2-33 ユニバーサル フレーム モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

UFM-4C
UFM-8C

UFI-8T1-DB-15
UFI-8E1-DB-15
UFI-8E1-BNC

UFM-U

UFI-12V.35
UFI-12X.21
UFI-4HSSI

UFM は、2 つの IGX ノード間の接続において FR (フレームリレー)サービスを提供します。このモジュールは、ELMI と、フレームリレー/ATM 間サービス インターワーキングをサポートし、T1、E1、V.35、X.21、または HSSI インターフェイスによる FR トラフィックをサポートできます。

UFM カード セットには 3 つのフロント カードがあります。2 つの UFM-C フロント カード モデルの詳細は、「UFM-C フロント カード」を、UFM-U フロント カードについては、「UFM-U フロント カード」をそれぞれ参照してください。フロント カードとバック カードの互換性については、 表 2-33 を参照してください。

UFM ネットワークの統合

次のカードは、UFM からの接続を終端できます。

UFM

UXM、UXM-E(「ユニバーサル スイッチング モジュール」を参照)

FRM(「フレーム リレー モジュール」を参照)

BXM(Cisco BPX 8600 シリーズで使用。詳細は、『 Cisco BPX 8600 Series Installation and Configuration 』を参照)

FRSM(Cisco MGX 8200 シリーズ スイッチで使用)

AUSM(Cisco MGX 8200 シリーズ スイッチで使用)


) Cisco MGX 8200 シリーズ プラットフォームのエンドポイントとの接続の場合、MGX 8220 または MGX 8250 のマニュアルのどちらか適切な方を参照してください。


UFM の機能

UFM がサポートしている機能は次のとおりです。

フレーム リレー ATM 間サービス インターワーキング

各ポートでの FR UNI と NNI の両インターフェイスのサポート

2 つのオクテット ヘッダーを使用する ANSI T1.618 のサポート

ELMI、StrataLMI、Cisco LMI、ANSI T1.617 Annex D、および CCITT Q.933 Annex A フレームリレー シグナリング プロトコルのサポート

FastPacket からの、あるいは FastPacket への FR データ ストリームのマッピング、セグメント化、および再組み立てのサポート

CLLM メッセージの生成による NNI と UNI での輻輳通知

入力ポリシング、フレーム転送、および明示的輻輳通知のサポート

FastPacket ペイロード領域へのゼロ抑制の適用

ノードでの送信時における誤りフレームの検出と廃棄

CIR=0 のサポート

カードごとに最大 1000 論理チャネルのサポート。これらの論理チャネルは、単一物理インターフェイスまたは複数の物理インターフェイスで設定できます。

最大で 16 MBps の合計スループット

データ ストリームのスループットは個別に設定可能。詳細は、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide 』の「 Making Frame Relay Connections 」を参照してください。

最大 248 の論理ポートのサポート(UFM-C のみ)


) 論理ポートは、隣接するタイムスロットを使用する必要があります。詳細は、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide 』の「Making Frame Relay Connections」を参照してください。


T1 の場合 1 ~ 24、E1 の場合 1 ~ 31 の FR データ ストリームが設定可能

論理 E1 ポートと E1 回線の 1:1 のマッピングによる、非チャネル化 E1 のサポート

Usage Parameter Control(UPC ; 使用量パラメータ制御)による ITU-T 勧告 I.370 のサポート

UFM-C フロント カード

UFM-C フロント カードは、どのフロント サービス カード スロット(スロット 3 ~ 32)にも取り付けることができます。モジュールのバック カードは、使用するインターフェイス タイプによって異なります。次のようになります。

T1 回線の場合、UFI-8T1-DB-15 を使用

E1 回線の場合、UFI-8E1-DB-15(DB-15 コネクタを使用)または UFI-8E1-BNC(BNC コネクタを使用)を使用

UFM-C フロント カードは、バック カードごとに 4 本(UFM-4C)または 8 本(UFM-8C)の T1 回線または E1 回線をサポートします。図 2-23 に、UFM-C フロント カードの前面プレートを示します。UFM-C フロント カードは、サービス カードの標準 LED を使用します。これらの LED については、「サービス モジュールの標準 LED」を参照してください。UFM-C と互換性があるバック カードについては、 表 2-33 を参照してください。


) カードにおける実際のデータのスループットは、ハードウェアとフレーム サイズによって異なります。フレーム サイズが小さいほど、スループットは低下します。たとえば、フレーム サイズが 100 B の場合、平均スループットは 16.384 MBps になります。60 B フレームの場合、16.384 MBps のスループットではデータが損失します。



ヒント UFM-8C フロント カードは、単に「UFM-C」というラベルが付いています。UFM-4C フロント カードは、「UFM-4C」というラベルが付いています。


図 2-23 UFM-8C 前面プレート

 

UFM-U フロント カード

UFM-U フロント カードは、どのフロント サービス カード スロット(スロット 3 ~ 32)にも取り付けることができます。モジュールのバック カードは、使用するポート タイプによって異なります。次のようになります。

V.35 ポートの場合、UFI-12V.35 バック カードを使用

X.21 ポートの場合、UFI-12X.21 バック カードを使用

HSSI ポートの場合、UFI-4HSSI バック カードを使用

UFM-C でサポートされる機能(「UFM-C フロント カード」を参照)に加えて、UFM-U フロント カードには次の機能があります。

クロック レートの合計は 24 MHz まで(実際のスループットには関係ありません)

ループ クロックのサポート(V.35 バック カードのみ)

すべてのポート(V.35 と X.21 バック カード)または 1 つのポート(HSSI バック カード)での Y 字型ケーブル冗長構成のサポート

ポート速度の監視。1 MBps を超えるデータ レートでは 2% までの速度超過、1 MBps を下回るデータ レートでは 5% までの速度超過を監視します。

設定できる全ポートの合計の速度は、24.576 MBps です。この速度は、最大回線速度でありオーバサブスクリプションの上限です。

UFM-U フロント カードでは、アクティブ ポートと、各アクティブ ポートでの最大速度を指定できます。詳細は、「UFM-U の設定」を参照してください。図 2-24は、UFM-U フロント カードの前面プレートを示します。

図 2-24 UFM-U 前面プレート

 

UFM-U の設定

ハードウェアの制約により、UFM-U では、アクティブ ポートの速度の組み合せを任意にできません。UFM-U でアクティブ ポートを設定するには、これらのアクティブ ポートにおいて特定の組み合わせの最大レート(モードと呼びます)を使用する必要があります。


) アクティブ ポートに対する最大速度の指定には、十分な計画が必要です。次の情報を読んでから、UFM-U アクティブ ポートの設定を行ってください。アクティブ ポートと各アクティブ ポートの最大速度の指定については、「UFM-U の初期設定」を参照してください。


UFM-U のアクティブ ポートは、ポート グループにわけられ、英文字で識別されます。たとえば、グループ A は、V.35 バック カードと X.21 バック カードのポート 1 からポート 4、HSSI バック カードのポート 1 と 2 からなります。グループ B は、V.35 バック カードと X.21 バック カードのポート 5 からポート 8、HSSI バック カードのポート 3 と 4 からなります。グループ C は、V.35 バック カードと X.21 バック カードのポート 9 ~ 12 からなります。HSSI バック カードはグループ C に含まれません。

UFM-U の初期設定


ワンポイント・アドバイス モードの指定は、接続をカードに追加する前に行ってください(実際にモードを変更する前に接続の一部または全部を削除してアクティブなポートを停止しなくてすみます)。モードの変更については、「UFM-U モードの設定」を参照してください。


UFM-U でのモジュールの電源投入時の初期設定を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 スイッチ ソフトウェアの cnfmode コマンドで該当のモードを選択します。


) UFM-U は、カードの電源投入時にモード 1 に初期設定されます。


ステップ 2 各ポートに必要な最大スループットを基準に適切なモードを選択します。

ステップ 3 スイッチ ソフトウェアの cnfport コマンドでポート速度を設定します。起動する各ポートに対して、 表 2-34 表 2-35 に示された最大スループット以下のポート速度を設定します。

ステップ 4 スイッチ ソフトウェアの upport コマンドで各ポート グループの適切なポートを起動します。

ステップ 5 スイッチ ソフトウェアの addcon コマンドで接続を UFM-U に追加します。


 

UFM-U の最大スループットの計算

アクティブ ポートを設定してモードを選択するときには、次の 2 つの規則に留意してください。

UFM-U カードの最大連続スループットは、16 MBps を超過できません。

ポート グループごとの最大スループットは、8 MBps を超過できません。

カードの最大スループットの計算は、ポート グループ内の各ポートの最大ビット レートを合計してグループの最大スループットを計算してから行います。

表 2-34 は、使用可能なそれぞれのモードの V.35 または X.21 バック カードのポートごとの最大ビット レートを示します。 表 2-35 は、使用可能なそれぞれのモードの HSSI バック カードのポートごとの最大ビット レートを示します。


表 2-34表 2-35では、スイッチ ソフトウェア コマンドのシンタックスで使用する次の省略形が使われています。
3 = 3 MBps = 3072 KBps
8 = 8 MBps = 8192 KBps
10 = 10 MBps = 10240 KBps


 

表 2-34 各モードのそれぞれのポートのビット レート(V.35 バック カードと X.21 バック カード)

モード
ポート 1
ポート 2
ポート 3
ポート 4
ポート 5
ポート 6
ポート 7
ポート 8
ポート 9
ポート 10
ポート 11
ポート 12

1

3

3

3

3

3

3

3

3

3

3

3

3

2

8

-

8

-

8

-

8

-

8

-

8

-

3

10

-

-

-

10

-

-

-

10

-

-

-

4

8

-

8

-

3

3

3

3

3

3

3

3

5

10

-

-

-

3

3

3

3

3

3

3

3

6

8

-

8

-

8

-

8

-

3

3

3

3

7

10

-

-

-

8

-

8

-

3

3

3

3

8

10

-

-

-

10

-

-

-

3

3

3

3

9

10

-

-

-

8

-

8

-

8

-

8

-

10

10

-

-

-

10

-

-

-

8

-

8

-

11

3

3

3

3

8

-

8

-

3

3

3

3

12

3

3

3

3

3

3

3

3

8

-

8

-

13

3

3

3

3

10

-

-

-

3

3

3

3

14

3

3

3

3

3

3

3

3

10

-

-

-

15

8

-

8

-

3

3

3

3

8

-

8

-

16

3

3

3

3

8

-

8

-

8

-

8

-

17

8

-

8

-

10

-

-

-

3

3

3

3

18

8

-

8

-

3

3

3

3

10

-

-

-

19

3

3

3

3

8

-

8

-

10

-

-

-

20

3

3

3

3

10

-

-

-

8

-

8

-

21

10

-

-

-

3

3

3

3

8

-

8

-

22

10

-

-

-

3

3

3

3

10

-

-

-

23

3

3

3

3

10

-

-

-

10

-

-

-

24

8

-

8

-

10

-

-

-

8

-

8

-

25

8

-

8

-

8

-

8

-

10

-

-

-

26

10

-

-

-

8

-

8

-

10

-

-

-

27

8

-

8

-

10

-

-

-

10

-

-

-

 

表 2-35 各モードのそれぞれのポートのビット レート(HSSI バック カード)

モード
ポート 1
ポート 2
ポート 3
ポート 4

1

8

8

8

8

2

16

-

16

-

3

16

-

-

-

UFM-U モードの設定

UFM-U のモードを変更する前に、モードの変更によりアクティブモードの最大ポート速度が変わるかどうかを最初に判断する必要があります。モードの変更が原因でアクティブ ポートの最大ポート速度が変更される場合、最初にそのポートのポート グループ内の接続をすべて削除して、そのポート グループ内のアクティブ ポートをすべて停止してからモードを変更します。

たとえば、モード 1 の接続がポート 1、3、および 9~12 にあり、モード 4 に変更したい場合、最初にポート 1 と 3 の接続をすべて削除し、ポート 1 と 3 を停止してからモード 4 に変更します。

モード 2 の接続がポート 1、3、5、7、9、および 11 にあり、モード 9 に変更したい場合、最初にポート 1 と 3 の接続を削除して、ポート 1 と 3 を停止してからモード 9 に変更します。モードを変更してから、ポート 1 のみの接続をすべて再度確立します。


) ポート グループ内のポートに接続はないが、そのポートがアップ状態の場合も、ポート グループ内のポートをすべて停止してからモードを変更する必要があります。


UFM-U でのモードの変更方法については、「UFM-U でのモードの変更」を参照してください。

UFM-U でのモードの変更

以前に設定した UFM-U のモードを変更するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 スイッチ ソフトウェアの delcon コマンドで、モード変更のために最大ポート速度が変わるポート グループの接続をすべて削除します。

ステップ 2 スイッチ ソフトウェアの dnport コマンドで、最大ポート速度が変わるポート グループのアクティブ ポートをすべて非アクティブにします。

ステップ 3 スイッチ ソフトウェアの cnfport command コマンドで、モードの変更によって最大ポート速度が変わるポート グループ内のすべてのポートに対して、新しいポート速度を設定します。

ステップ 4 スイッチ ソフトウェアの cnfmode コマンドで UFM-U のモードを変更します。

ステップ 5 スイッチ ソフトウェアの upport コマンドで新しいモードで必要なポートをすべてアクティブにします。

ステップ 6 スイッチ ソフトウェアの addcon コマンドで必要な接続を UFM-U に追加します。


 

UFI-8T1-DB-15 バック カード


) UFI-8T1-DB-15 バック カードは、UFM-4C フロント カードおよび UFM-8C フロント カードと互換性があります。UFM-U フロント カードとは互換性がありません。


図 2-25に示す UFM バック カードには、双方向の DB-15 コネクタが 8 個あります。そのコネクタで使用する回線に対応する 3 色 LED が、各回線のステータスを表示します( 表 2-36 を参照)。LED がオフの場合、回線は非アクティブです。

図 2-25 UFI-8T1-DB-15 前面プレート

 

 

表 2-36 UFI-8T1-DB-15 のポートの LED

LED
機能

緑色

LED の下のコネクタの回線はアクティブです。

赤色

LED の下のコネクタの回線はアクティブですが、ローカル アラームが検出されています。

黄色

LED の下のコネクタの回線はアクティブですが、リモート アラームが検出されています。

UFI-8E1 バック カード


) UFI-8E1-DB-15 バック カードと UFI-8E1-BNC バック カードは、UFM-4C フロント カードおよび UFM-8C フロント カードと互換性があります。UFM-U フロント カードとは互換性がありません。


UFM で利用可能な E1 バック カードは、UFI-8E1-DB-15 と UFI-8E1-BNC の 2 つです。UFI-8E1-DB-15 には 8 個の双方向 DB-15 コネクタがあり、UFI-8E1-BNC には 16 個の BNC コネクタがあります(ポートごとに 2 つのコネクタがあり、1 つは送信コネクタでもう 1 つは受信コネクタです)。これらの 2 つのバック カードの前面プレートについては、図 2-26を参照してください。そのコネクタで使用する回線に対応する 3 色 LED が、回線のステータスを表示します( 表 2-36 を参照)。LED がオフの場合、回線は非アクティブです。

図 2-26 UFI-8E1-DB-15 と UFI-8E1-BNC の前面プレート

 

 

表 2-37 UFI-8E1-DB-15 と UFI-8E1-BNC の LED

LED
機能

緑色

LED の下のコネクタの回線はアクティブです。

赤色

LED の下のコネクタの回線はアクティブですが、ローカル アラームが検出されています。

黄色

LED の下のコネクタの回線はアクティブですが、リモート アラームが検出されています。

UFI-12V.35 バック カード


) UFI-12.V35 バック カードは、UFM-U フロント カードと互換性があります。UFM-4C フロント カードや UFM-8C フロント カードとは互換性がありません。


UFM-U フロント カードを示す図 2-27内の UFI-12V.35 バック カードには、6 つのコネクタがあります。各コネクタは、2 つの V.35 ポートを伝送します。コネクタの各ポートには、ポートの状態を示す関連 LED が 1 つあります。これらの LED の詳細については、 表 2-38 を参照してください。

DTE モードで UFI-12V.35 バック カードを使用するには、V.35-DTE ケーブルを使用してバック カードを DCE インターフェイスに接続します。UFI バック カードで使用するケーブルの詳細については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 UFM Cabling 」を参照してください。


ヒント UFI-12V.35 の各ポートを設定して、通常クロッキングやループ タイミングをサポートできます。ポート設定の詳細については、「UFM-U の設定」を参照してください。


図 2-27 UFI-12V.35 前面プレート

 

 

表 2-38 UFI-12V.35 の LED

LED
機能

緑色

ポートはアクティブで正常に動作しています(個々のポートの LED を特定するには、物理コネクタのどちらか一方のラベルを参照してください)。

黄色

ポートはアクティブで、ループ バック モードです。

赤色

ポートは次のいずれかの状態にあります。

物理コネクタにケーブルが接続されていません。

物理コネクタに接続されているケーブルのタイプが正しくありません。

回線の通信速度が速すぎます。


) UFI-12V.35 バック カードでサポートしているポートの速度は、56、64、112、128、168、192、224、256、320、336、384、448、512、640、672、768、896、960、1024、1280、1344、1536、1920、2048、3072、4096、5120、6144、7168、8192、9216、および 10240 KBps です。


UFI-12X.21 バック カード


) UFI-12X21 バック カードは、UFM-U フロント カードと互換性があります。UFM-4C フロント カードや UFM-8C フロント カードとは互換性がありません。


UFM-U フロント カードを示す図 2-28内の UFI-12X21 バック カードには、6 つのコネクタがあります。各コネクタは、2 つの X21 ポートを伝送します。コネクタの各ポートには、ポートの状態を示す関連 LED が 1 つあります。これらの LED の詳細については、 表 2-39 を参照してください。


ヒント DTE モードで UFI-12X21 バック カードを使用するには、X21-DTE ケーブルを使用してバック カードを DCE インターフェイスに接続します。UFI バック カードで使用するケーブルの詳細は、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「UFM Cabling」を参照してください。


図 2-28 UFI-12X.21 前面プレート

 

 

表 2-39 UFI-12X.21 の LED

LED
機能

緑色

ポートはアクティブで正常に動作しています(個々のポートの LED を特定するには、物理コネクタのどちらか一方のラベルを参照してください)。

黄色

ポートはアクティブで、ループ バック モードです。

赤色

ポートは次のいずれかの状態にあります。

物理コネクタにケーブルが接続されていません。

物理コネクタに接続されているケーブルのタイプが正しくありません。

回線の通信速度が速すぎます。


) UFI-12X21 バック カードでサポートしているポートの速度は、56、64、112、128、168、192、224、256、320、336、384、448、512、640、672、768、896、960、1024、1280、1344、1536、1920、2048、3072、4096、5120、6144、7168、8192、9216、および 10240 KBps です。


UFI-4HSSI バック カード


) UFI-4HSSI バック カードは、UFM-U フロント カードと互換性があります。UFM-4C フロント カードや UFM-8C フロント カードとは互換性がありません。


UFM-U フロント カードを示す図 2-29内の UFI-4HSSI バック カードには、4 つのコネクタがあります。各コネクタには、3 色ステータス LED が 1 つあります( 表 2-40 を参照)。各コネクタは 1 つのポートに対応します。これらのポート設定の詳細については、「UFM-U の設定」を参照してください。


ワンポイント・アドバイス UFI-4HSSI バック カードのインターフェイスはすでに DCE モード(デフォルト)であるため、DTE インターフェイスをストレート ピンツーピン HSSI 標準ケーブルでバック カードに直接接続できます。



ヒント UFI-4HSSI バック カードは、HSSI-DTE ケーブルを使用して DTE モードのバック カードを DCE インターフェイスに接続することで、DTE モードに設定できます。UFI バック カードで使用するケーブルの詳細については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「UFM Cabling」を参照してください。


図 2-29 UFI-4HSSI 前面プレート

 

 

表 2-40 UFI-4HSSI の LED

LED
機能

緑色

ポートはアクティブで正常に動作しています。

黄色

ポートはアクティブで、ループ バック モードです。

赤色

ポートは次のいずれかの状態にあります。

物理コネクタにケーブルが接続されていません。

物理コネクタに接続されているケーブルのタイプが正しくありません。

回線の通信速度が速すぎます。

フレーム リレー モジュール

表 2-41 は、Frame Relay Module(FRM ; フレーム リレー モジュール)がサポートするフロント カードとバック カードを示します。

 

表 2-41 フレーム リレー モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
互換性のあるバック カード

FRM、非チャネル化(モデル D)

FRI-V.35(モデル A と B)
FRI-X.21(モデル A)

FRM、チャネル化(モデル E)

FRI-T1(モデル A)
FRI-E1(モデル A)


) FRMは、弊社では販売を終了しました。ただし、カード セットがスイッチ ソフトウェア リリース 9.3.30 でサポートされているため、従来のユーザは既存のネットワークを現在のスイッチ ソフトウェア リリースに移行できます。FRM の入手法に関しては、弊社の販売代理店にお問い合わせください(「テクニカル サポートに関する問い合せ」を参照してください)。


FRM では、IGX シャーシでのフレーム リレーの次の機能をサポートします。

フレーム転送

GMT 要求と応答

Explicit Congestion Notification(ECN ; 明示的輻輳通知)

ForeSight ダイナミック輻輳回避

UNI ポートと NNI ポート

最大 252 の Permanent Virtual Circuit(PVC ; 相手先固定接続)。これはすべてのポートの間で分配可能です。

カード セットのY 字型ケーブル冗長構成。バック カード同士が同じ物理インターフェイスになっています。

ファームウェアの互換性

FRM フロント カードのファームウェアは、バック カードのインターフェイス タイプと一致しなければなりません。互換性については、 表 2-42 を参照してください。スイッチ ソフトウェアのコマンド dspcd で、現在 FRM ファームウェアがサポートしているバック カードのタイプを表示します。

 

表 2-42 FRM ファームウェアの互換性とサポートされているインターフェイス

フロント カード ファームウェア
サポートされているバック カード
サポートされているインターフェイス タイプ

D

FRI-V.35
FRI-X.21

V.35 および X.21

E または J

FRI-T1
FRI-E1

T1 および E1


) FRM フロント カードには 2 つの種類があります。1 つは ACM1 アダプタを使用します。もう 1 つは、単一カード、つまり「ネイティブ」バージョンです。これらの機能は同一です。単一カードのバージョンの場合、FRM ファームウェア バージョン V 以降を使用する必要があります。


フレーム リレー インターフェイス V.35 と X.21 バック カード

フレーム リレー インターフェイス V.35 (FRI-V.35) と X.21 (FRI-X.21) の両方のバック カードは、ユーザ機器へのインターフェイスを備えています。FRI-V.35 は 4 つの V.35 インターフェイスを備え、FRI-X.21 は 4 つの X.21 インターフェイスを備えています。2 つのインターフェイス タイプのポート運用レートと複合データ レートは同じです。ほとんどの設定作業に同じ手順を使用します。

FRI-V.35 バック カードの前面プレートの説明については、図 2-30を参照してください。FRI-X21 バック カードの前面プレートの説明については、図 2-31を参照してください。

Y 字型ケーブル冗長構成

FRI-X.21 と FRI-V.35 の Y 字型ケーブル冗長構成キットには、DCE または DTE のどちらかとして個々のポートを指定するための追加のドーター カードが 4 つあります。追加のドーター カードは、すでに実装されている FRI の 200 Ω バージョンです。この高インピーダンスのカードは、2 つのインターフェイスがパラレルの場合(Y 字型ケーブルによって)、正しい終端インピーダンスを保持するのに必要です。

ポート モード

バック カードのジャンパ カードの位置により、FRI バック カードでポートを設定できます(DCE か DTE のどちらか)。詳細は、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の「 Preparing the Cards 」を参照してください。

 

FRI-V.35 バック カードの詳細については、「FRI-V.35 バック カード」を参照してください。FRI-X21 バック カードの詳細については、「FRI-X.21 バック カード」を参照してください。

FRI-V.35 バック カード

FRI-V.35 の両モデルには、次の機能があります。

拡張 V.35 ループバック テスト

T1 および E1 FR ポート インターフェイス

34 ピン MRAC コネクタ(ウィンチェスタ、メス型)により 1 から 4 のFR インターフェイスを提供

RTS、CTS、DSR、DTR、DCD、LLB、RLB、および TM 制御線のサポート

カードごとに最大 252 の仮想回線

ドーター ボードのハードウェア ジャンパによる、DCE か DTE のインターフェイスの設定

Y 字型ケーブルとスタンバイ カード ペアで提供するカードの冗長構成オプション

通常クロッキングとループ クロッキングのサポート

バック カードの前面プレートの説明については、図 2-30を参照してください。

図 2-30 FRI-V.35 バック カードの前面プレート

 

FRI-X.21 バック カード

FRI-X.21 バック カードの機能は次のとおりです。

DB-15 コネクタによる CCITT X.21 インターフェイスを備えた 4 つの FR データ ポート

最大 2048 KBps の標準 X21 データ レート

C(制御)と I(表示)制御線のサポート

ドーター ボードのハードウェア ジャンパによる、 DCE か DTE かの FRI の設定

Y 字型ケーブルとスタンバイ カード ペアで提供するカードの冗長構成オプション

バック カードの前面プレートの説明については、図 2-31を参照してください。

図 2-31 FRI-X.21 バック カードの前面プレート

 

FRI-V.35 バック カードによる FRM の設定

FRM の設定作業のほとんどは、標準の IGX モジュールの設定手順に従いますが、 FRI-V.35 バック カードによる FRM の設定手順は、いくつかの点で他の手順と異なります。モジュールのファームウェア モデルと、各ポートの最大スループットでの運用ポートの数との関係が異なります。また、FRI-V.35 バック カードがデータ クロッキングを処理する方法が異なります。特定の使用状況での最大スループットの計算については、「FRM ファームウェアの異なる組み合わせについての最大スループットの計算」を参照してください。FRI-V.35 バック カードのデータ クロッキングの詳細については、「FRI-V.35 バック カードのデータ クロッキング」を参照してください。

FRM ファームウェアの異なる組み合わせについての最大スループットの計算

FRI-V.35 バック カードを使用した FRM の最大スループットは、起動されているポートの数によって異なります( 表 2-43 を参照)。

 

表 2-43 FRI-V.35 バック カードの最大スループット

1 ポートでの
最大スループット
2 ポートでの
最大スループット
3 ポートでの
最大スループット
4 ポートでの
最大スループット

2048 または 1920 KBps

1024 KBps/ポート

672 KBps/ポート

512 KBps/ポート

FRI-V.35 バック カードのデータ クロッキング

FRI-V.35 バック カードは、通常モードとループ クロッキング モードの両方をサポートします。ただし、FRI-V.35 バックカードが DCE または DTE のどちらに設定されているかによって、クロックとデータ フローの方向が異なります。次の規則に従って、それぞれのクロッキング モードでどのようにクロッキングが伝達されるかを判断してください。

FRI-V.35 バック カードが通常クロッキングの DCE の場合:FRI-V.35 バック カードは接続されているユーザ装置に送信クロックと受信クロックの両方を提供します。

FRI-V.35 バック カードが通常クロッキングの DTE の場合:接続されているユーザ装置は、FRI-V.35 バック カードに送信クロックと受信クロックの両方を提供します。

FRI-V.35 バック カードがループ クロッキングによる DCE の場合:接続されているユーザ装置は EXT XMT CLK 回線に送信クロックを提供し、FRI-V.35 バック カードは接続されているユーザ装置に受信クロックを提供します。

FRI-V.35 バック カードがループ クロッキングによる DTE の場合:FRI-V.35 バック カードは EXT XMT CLK 回線に送信クロックを提供し、接続されているユーザ装置は FRI-V.35 バック カードに受信クロックを提供します。

図 2-32に、これらの 2 つのクロッキング モードを示します。

図 2-32 FRI-V.35 バック カードの FR データ クロッキング モード

 


) ループ クロッキングの場合、クロックは、接続されているユーザ装置ではなく、FRI-V.35 バック カードによってループします。


FRI-V.35 バック カードのポート テスト(DTE に設定されたポートのみ)

DTE のポート設定の場合、ローカルとリモートのループバック ポート テストも利用できます。テスト モードでは、カードはループバック データ パターンを送信してループバックを初期化します。接続モデムまたは NTU は、ループバック開始パターンを認識できたり、できなかったりします。モデムまたは NTU がループバック開始パターンを認識しない場合、モデムまたは NTU は要求されたループバックを実行しません。FRI は、ユーザが指定した時間(デフォルトは 10 秒)待機してから、テスト パターンを送信します。テストの完了後は、パターン送信が終了し、回線は通常の動作に戻ります。

外部機器によってはループバック テストをサポートしても、データ ストリーム内のテストパターン(テスト モード)を認識しないものがあります。この場合、FRM/FRI は V.35 の Local Loopback (LLB ; ローカル ループバック)と Remote Loopback (RLB ; リモート ループバック)の制御線を切り替えてから、テスト パターンを再度実行します。FRM/FRI は、ユーザが指定した時間(デフォルトは 10 秒)待機してから、データ テスト パターンを実行します。

テスト結果を表示するには、スイッチ ソフトウェアの tstport コマンドを使用します。

FRI-X.21 バック カードによる FRM の設定

FRI の設定では、1 ~ 4 個のポートをサポートします。設定は、最大速度の要件によって異なります(カードには最大複合速度があります)。


) FRI-X.21 バック カードによる FRM でサポートしているポートの速度は、56、64、112、128、168、192、224、256、320、336、384、448、512、640、672、768、896、960、1024、1280、1344、1536、1920、および 2048 KBps です。


FRI-X.21 バック カードのデータ クロッキング

FRI-V.35 とは異なり、FRI-X.21 は通常クロック モードだけをサポートします。FRI の設定に応じて、クロックとデータ回線の方向は、次の規則に従って逆にできます(図 2-33を参照)。

FRI を DCE として設定した場合、FRI は S クロック線(ピン 6/13)のユーザ装置 (DTE) にクロック信号を提供します。

FRI を DTE として設定した場合、FRI は S クロック線(ピン 6/13)のユーザ装置 (DCE) から、クロック信号を受信します。

図 2-33 FRI-X.21 バック カードの FR データ クロッキング モード

 

FRI-X.21 バック カードのポート テスト

FRI-X.21 バック カード ポートと関連する外部モデム(CSU または NTU)をテストするには、次のいずれかのループバックを使用して、回線パス内のデータ ルックバック ポイントを設定します。

内部ポート ループバック

近端(ローカル)モデムのループバック

遠端(リモート)モデムのループバック

ループバック テストを設定するには、スイッチ ソフトウェアの tstport コマンドを使用します。一度にテストできるループバック モードのポートは 1 つだけです。


ヒント FRI-X.21 バック カード ポートのテストに使用するモデムは、Cisco ループバック プロトコルと互換性がなければなりません。これらのプロトコルとサポートされているモデムの詳細については、『Cisco IGX 8400 Series Installation Guide』の付録 A「System Specifications」を参照してください。スイッチ ソフトウェアのコマンド addextlpaddloclp、および addrmtlpのプロトコルの要件については、『Cisco WAN Switching Command Reference』を参照してください。


内部ループバック ポイントは、図 2-34に示すように、FRI-X.21 バック カードの内部に確立されます。FRM フロント カードはテスト パターンを生成し、生成したパターンを送信回線から送信して、受信回線に返されたパターンを検出します。


ヒント サービスの中断を回避するため、ループバック テストはネットワーク トラフィックの負荷が低いときに実行します。テストの実行には数秒かかり、ポートのトラフィックが一時的に中断されます。


図 2-34 FR ループバック モード

 

フレーム リレー インターフェイス T1 と E1 バック カード

FR インターフェイス T1 バックカードと E1 バック カード(FRI-T1 と FRI-E1)は、T1 または E1 インターフェイスを備えた 1 回線のバック カードで、チャネル化 FRM フロント カード(モデル E または J)とともに使用します。バック カードの前面プレートの説明については、図 2-35を参照してください。前面プレートの LED の説明については、 表 2-44 を参照してください。

図 2-35 FR T1 バックカードと E1 バック カード

 

 

表 2-44 FRI-T1 と FRI-E1 の LED

バック カード
LED
機能

FRI-T1
FRI-E1

LOS

赤色

回線に、ローカルの信号消失があります。

FRI-T1
FRI-E1

赤色アラーム

赤色

回線に、ローカルのフレーム アラインメントの損失があります。

FRI-T1
FRI-E1

黄色アラーム

黄色

回線に、リモートのフレーム アラインメントの損失があります。

FRI-T1
FRI-E1

AIS

緑色

回線に、フレーム化されていない、すべて 1 のシーケンスがあります。

FRI-E1

MFRA

赤色

回線に、ローカルのマルチフレーム アラインメントの損失があります。

FRI-E1

MFRA

黄色

回線に、リモートのマルチフレーム アラインメントの損失があります。

高速データ モジュール

表 2-45 は、High-Speed Data Module(HDM ; 高速データ モジュール)がサポートするフロントカードとバック カードを示します。

 

表 2-45 高速データ モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

HDM

SDI、EIA/TIA-449(X.21 も同様)
SDI、EIA/TIA-232D(V.24 も同様)
SDI、V.35

HDM は、HDM フロント カードと Synchronous Data Interface(SDI ; 同期データ インターフェイス)バック カードからなります。インターフェイス タイプに応じて、3 種類の SDI バック カードがあります( 表 2-45 表 2-47 を参照)。シャーシ タイプに応じて、IGX は最大 29 の HDM で最大 232 の全二重データ接続をサポートできます。

HDM がサポートしている機能は次のとおりです。

4 つの高速同期データ チャネルのサポート

個別に設定できるチャネル。クロッキング、データ レート、およびインターフェイス タイプを設定できます。

複数のプロトコル(非同期、バイナリ同期、ビット同期)のサポート

1.2 ~ 1344 KBps のポート速度

制御線の設定と監視

ループバック テストのサポート

Y 字型ケーブル冗長構成のサポート

HDM フロント カード

図 2-36に示す HDM フロント カードの前面プレートには、ループバック制御と信号監視作業を支援する LED と制御ボタンの両方があります。HDM フロント カードの前面プレートの LED の詳細については、 表 2-46 を、HDM フロント カードの前面プレートの制御ボタンの詳細については「HDM 制御ボタン」を参照してください。

図 2-36 HDM の制御と表示

 

 

表 2-46 HDM フロント カードの前面プレートの LED

LED
機能

ポート 1 ~ 4
(4 つの LED)

黄色

SDI バック カードのどのデータ ポートが現在監視されているかを示します。たとえば、ポート 1 が点灯している場合、バック カードのデータ ポート 1 が監視されています。

テスト中のポート

黄色

1 つ以上のポートが現在ループバック状態です。

LL

黄色

ローカル ループバックが存在します。

RL

黄色

リモート ループバックが存在します。

DTR

緑色

Data Terminal Ready(DTR ; データ端末レディ)信号が、選択したポートでオンです。

TXD

緑色

Transmit Data Signal(TXD ; 送信データ)信号が、選択したポートでオンです。

DCD

緑色

データ キャリア検知信号が、選択したポートでオンです。

RXD

緑色

受信データ信号が、選択したポートでオンです。

HDM 制御ボタン

HDM フロント カードの前面プレートには、監視作業を支援するための制御ボタンが 2 つあります(図 2-36を参照)。scroll 制御ボタンを使用すると、SDI バック カードの 4 つのデータ ポートの監視対象を選択できます。フロント カードの前面プレートの LED で表示される情報は、選択したバック カード データ ポートのみに適用されます。

たとえば、scroll 制御ボタンを使用してデータ ポート 1 (ローカルのループバックが存在する)を選択すると、ポート 1 と LL LED が点灯します。scroll 制御ボタンを使用してデータ ポート 4(送信データ信号が存在する)を選択すると、ポート 4 と TXD LED が点灯します。

loopback 制御ボタンを使用して、選択したポートに対して 3 種類のループバック状態(ループバックなし、ローカル ループバック、リモート ループバック)のいずれかを選択できます。たとえば、ポート 1 が点灯している状態で、loopback 制御ボタンを使用してローカル ループバックを指定すると、Test LED の下にあるポートと LL LED が点灯して、ポート 1 にローカル ループバックが存在することを示します。

SDI バック カード

SDI バック カードは、HDM フロント カードとのデータ接続を提供します。SDI バック カードの各モデルには、バック カードがサポートするインターフェイスに応じたタイプのコネクタが 4 つあります( 表 2-47 を参照)。各コネクタは、データ ポートの物理インターフェイスを提供します。これらのデータ ポートは、HDM フロント カードの前面プレートにある同じ番号の Port LED に対応します(図 2-36を参照)。各ポートは個別に設定できます。

 

表 2-47 インターフェイス タイプと接続タイプ別の SDI バック カード モジュール

SDI バック カード
インターフェイス タイプ
物理コネクタ

SDI、EIA/TIA-232D

EIA/TIA-232D、
V.24

4 DB-25 サブミニチュア(メス型)

SDI、EIA/TIA-449

EIA/TIA-449、
X.21

4 DB-37 サブミニチュア(メス型)

SDI、V.35

V.35

34 ピン MRAC タイプ(ウィンチェスタ、メス型)

SDI クロッキング

SDI バック カードでは 3 種類のクロッキング モードをクロッキング送信データと受信データに使用できます。SDI バック カードは DCE または DTE として機能できるため、6 種類のクロッキングの組み合せが可能です(図 2-37図 2-38)を参照)。

図 2-37 DCE モードの SDI のクロッキング モード

 

図 2-38 DTE モードの SDI のクロッキング モード

 

低速データ モジュール

表 2-48 は、Low-Speed Data Module(LDM ; 低速データ モジュール)でサポートするフロント カードとバック カードを示します。

 

表 2-48 低速データ モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

LDM

LDI 4
LDI 8

LDM は、LDM フロント カードと Low-speed Data Interface(LDI ; 低速データ インターフェイス)バック カードからなります。必要なポートの数に応じて、2 種類の LDI があります( 表 2-50 を参照)。

LDM フロント カード

LDM カードは、EIA/TIA-232 ポートで使用し、最大データ レートが 56 bps(4 ポート バック カード)または 19.2 KBps(8 ポート バック カード)の低速データ モジュールです。高速の HDM が必要ない場合に使用します。LDM フロント カードは、8 個の同期データ ポートをサポートします。ポートの DTE / DCE モード、ボーレートなどは、ポートごとに個別に設定することができます。

LDM フロント カードの機能は次のとおりです。

顧客データと EIA 制御線のセル アダプテーションの実行

通常クロッキングとループ クロッキングのサポート

ループバック機能、テスト、診断の提供

LDM フロント カードは、空きフロント カードに搭載でき、LDI バック カードが必要です。

LDM フロント カードの前面プレートには、LED およびループバック制御と信号監視のボタンがあります。図 2-39 表 2-49 に、これらの LED とボタンを示します。これらのボタンは、ループバックのテスト用と、データ ポート選択のスクロール用です。SCROLL ボタンでは、選択したポート状態(ポート番号、テスト対象のポート、ループバック、通信回線のステータス インジケータで示す)のスナップショットを取得することができます。

図 2-39 LDM 接続とインジケータ

 

 

表 2-49 LDM フロント カードの接続と LED

前面プレートの項目
機能

ポート番号の表示ウィンドウ

バック カードのどのポート(1 ~8)が現在監視されているかを示します。

Scroll プッシュボタン

このボタンを押すと、バック カードのポートが切り替わります。前面プレートのこの他の LED で表示される情報は、ポート番号表示ウィンドウに表示されるポートのものです。

Loopback プッシュボタン

このボタンを押すと、ポート番号表示ウィンドウに表示されるポートの 3 つのループバック状態が切り替わります。これらの状態は、ループバックなし、ローカル ループバック、リモート ループバックです。

Port Under Test LED(黄色)

ループバック モードのポートを示します。現在のポートでない場合、Scroll プッシュボタンを使用してテスト中のポートに切り替えます。

LL LED(黄色)

監視対象のポートでローカル ループバックが行われています。

RL LED(黄色)

監視対象のポートでリモート ループバックが行われています。

DTR LED(緑色)

DTR(データ端末レディ)信号が、管理対象のポートでオンです。

TXD LED(緑色)

TXD(送信データ)信号が、管理対象のポートでオンです。

DCD LED(緑色)

DCD(データ キャリア検知)信号が、管理対象のポートでオンです。

RXD LED(緑色)

RXD(受信データ)信号が、管理対象のポートでオンです。

Fail LED(赤色)

エラーが発生しています。

Active LED(緑色)

カードはアクティブで、正常に動作しています。

LDM データ カード タイプの冗長構成は、2 組目のフロント カードとバック カードのセット、および各ポートと顧客データ機器との Y 字型ケーブル接続によって利用できます。Y 字型ケーブル冗長構成の詳細は、「カードの冗長性」を参照してください。

4 ポート LDM と 8 ポート LDM は、フル EIA/TIA-232C/D 制御線のサブセットだけをサポートします。LDM は、非アイソクロナス DCE 通常クロッキング モードと DTE ループ クロッキング モード、3 つの EIA 制御線の状態の伝送(非インタリーブ)、最大 19.2 KBps ボーレート(8 ポートの場合)と最大 56 KBps ボーレート(4 ポートの場合)だけをサポートします。スプリット クロック モードはサポートしません。

低速データ インターフェイスのバック カード

Low-speed Data Interface(LDI ; 低速データ インターフェイス)バック カードは、LDM フロント カードと共に動作します。LDI バック カードは、ユーザの低速データ回線と、LDM データ PAD との間の物理接続インターフェイスと電気接続インターフェイスを提供します。4 ポートと 8 ポートの 2 つの LDI モデルがあります( 表 2-50 を参照)。

LDI バック カードの機能は次のとおりです。

データ機器のインターフェイス用の 4 ポートまたは 8 ポート

LDM の監視のための、EIA 制御線の状態のサンプリング

ユーザ データのシリアルからパラレルへの変換

DTE または DCE での運用のサポート

 

表 2-50 LDI 物理インターフェイス

カード
インターフェイス
ポート
コネクタ

LDI 4

EIA/TIA-232C/D (V.24)

4 ポート

メス型 DB-15 サブミニチュア

LDI 8

EIA/TIA-232C/D (V.24)

8 ポート

メス型 DB-15 サブミニチュア

LDI バック カードは、DCE または DTE として機能します。この選択は、ポートのコネクタとユーザ装置からのケーブルの間で、Cisco DTE と DCE のどちらのアダプタ ケーブルを使用するかで行います。このケーブルは、顧客側の標準 DB-25 で終端します。各ポートは個別に設定できます。

3 つの EIA 制御線は、背面コネクタに接続されています( 表 2-51 を参照)。

 

表 2-51 EIA 制御線

DCE の制御線
DTE の制御線

RTS

CTS

DSR

DTR

DCD

RL

Remote Loopback(RL ; リモート ループバック)を使用すると、遠端のモデム ループバックを有効にできます。Local loopback(LL ; ローカル ループバック)は、LDI バック カードの出力としては提供されていません。

LDI バック カードは、 通常 モードと ループ モードの 2 つのクロッキング モードをサポートします(図 2-40を参照)。通常モードは、LDI ポートを DCE として設定した場合に使用します。ループ モードは、LDI ポートを DTE として設定した場合だけに使用します。ユーザ装置は、外部送信クロックを取り込み、受信データのクロッキングのために、これを RxC にループバックしなければなりません。この両方の場合で、LDI はクロック タイミングのソースとなります。

図 2-40 LDI バック カードのクロッキング モード

 

ユニバーサル ルータ モジュール

表 2-52 は、Universal Router Module(URM ; ユニバーサル ルータ モジュール)がサポートするフロントカードとバック カードを示します。

 

表 2-52 ユニバーサル ルータ モジュールのフロント カードとバック カード

フロント カード
バック カード

URM

BC-URI2FE2VT1
BC-URI2FE2VE1
BC-URI2FE

URM では、Cisco IOS ソフトウェアとスイッチ ソフトウェアの機能を組み合わせることによって、高密度音声インターフェイス、ファースト イーサネット接続性、ATM スイッチングが利用できます。


) Cisco IOS ソフトウェア、スイッチ ソフトウェア、およびファームウェアの互換性要件については、互換性の表を参照してください。


URM は、Universal Router Interface(URI ; ユニバーサル ルータ インターフェイス)バック カードに接続された、論理的に割り当てられたフロント カードからなります。このフロント カードには、管理ファームウェアを実行する組み込み UXM-E と、Cisco IOS イメージを実行する組み込みルータ(Cisco 3660 ルータをベースとする)があります。組み込み UXM-E と組み込みルータは、OC3 ATM ポートと同等の機能を備えた、論理的内部 ATM インターフェイスによって接続されます。


) スイッチ ソストウェアは、このインターフェイスを OC3 ATM ポートとして扱います。このインターフェイスは、スイッチ ソフトウェアが認識する、組み込み UXM-E 上の唯一のポートになります。


マザーボード用に 1 つ、ネットワーク モジュール用に 6 つのスロットを持つ Cisco 3660 ルータと異なり、組み込みルータには、組み込みインターフェイスを持つ 3 つの仮想スロットがあります( 表 2-53 図 2-41を参照)。

 

表 2-53 組み込みルータの仮想スロットのインターフェイス

スロット
名前
説明

スロット 0

ATM 0/0

組み込み UXM-E ATM ポートを接続する、内部 ATM インターフェイス

スロット 1

FE1/0 および FE1/1

BC-URI-2FE2V バック カードと BC-URI-2FE バック コードの ファースト イーサネット ポートを接続する、ファースト イーサネット インターフェイス

スロット 2

T1 2/0 と T1 2/1、E1 2/0 と E1 2/1

バック カードに実装された VWIC 上の T1 ポートまたは E1 ポートを接続する T1 または E1 インターフェイス


) BC-URI-2FE2V バック カードが実装された URM のみに適用されます。


URM フロント カードには、組み込み UXM-E と組み込み Cisco ルータの両方があるため、これらは、2 つの別の手順でダウンロードした、2 種類の別のソフトウェアを実行します。組み込み UXM-E の場合、スイッチ ソフトウェア コマンドを使ってダウンロードした管理ファームウェアは、組み込み UXM-E フラッシュ メモリに保存されます(『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照)。

組み込みルータは、Cisco IOS ソフトウェアを実行します。ノードで使用する Cisco IOS イメージをサポートするマニュアルで記述されている標準の Cisco IOS 手順を使用して、Cisco IOS イメージをダウンロードし、保存することができます。

組み込み UXM-E のハードウェアは、Cisco IGX シリーズの UXM-E カードをベースにして、16 MB 非同期 DRAM、8 MB フラッシュ メモリ、8 KB BRAM を備えています。組み込みルータのハードウェアは、Cisco 3660 のモジューラ アクセス ルータをベースに、8 MB ブート フラッシュ SIMM、32 MB Cisco IOS フラッシュ SIMM、128 KB NVRAM を備えています。

図 2-41 URM のハードウェアの設定

 

 

表 2-54 URM ハードウェアのコンポーネントと関連ソフトウェア

カード
コンポーネント
関連ソフトウェア

NPM

Cisco IGX シャーシに実装された NPM

スイッチ ソフトウェア リリース 9.3.20 以降


) BC-URI-2FE バック カードをサポートするには、スイッチ ソフトウェア リリース 9.3.30 が必要です。



ヒント スイッチ ソフトウェアの dspcds コマンドを使用して、IGX で現在実行されているスイッチ ソフトウェア リリースを特定します。

URM フロント カード

組み込み UXM-E

URM 管理ファームウェア バージョン XAA 以降


) BC-URI-2FE バック カードをサポートするには、管理ファームウェア バージョン XBA が必要です。


URM フロント カード

組み込み Ciscoルータ

Cisco IOS リリース 12.1(5)YA 以降


) BC-URI-2FE バック カードをサポートするには、Cisco IOS リリース 12.2(2)XB が必要です。


BC-URI-2FE2VT1 バック カード

VWIC-2MFT-T1
(工場出荷時に実装)

-

BC-URI-2FE2VE1 バック カード

VWIC-2MFT-E1
(工場出荷時に実装)

-

BC-URI-2FE バック カード

-

スイッチ ソフトウェア リリース 9.3.20 以降
URM 管理ファームウェア バージョン XBA
Cisco IOS リリース 12.2(2)XB

URM のフロント カード

URM フロント カードの前面プレートの LED を確認するには、図 2-42を参照してください。LED の機能説明は、 表 2-55 を参照してください。

図 2-42 URM フロント カードの前面プレート

 

 

表 2-55 HRM フロント カードの前面プレートの LED

LED
説明

LP

黄色

T1 または E1 、あるいは両方のインターフェイスでループバック状態(ローカルまたはリモート)が発生しています。

CD/AL

赤色

T1 または E1、あるいは両方のインターフェイスでキャリアが検出されないか、アラーム状態が発生しています。

IOS SYS

緑色

(点滅)Cisco IOS ソフトウェアがロードされています。

(定常)Cisco IOS ソフトウェアが稼働しています。

FAIL

赤色

自己診断でカード障害を検出しました。

ACT

緑色

(定常)カードはアクティブです。

(オフ)カードはダウンし、組み込みルータがリセット状態です。

STBY

黄色

カードはスタンバイで、組み込みルータがリセット状態です。

組み込み UXM-E の機能

組み込み UXM-E プロセッサ(120 MHzで動作する R4650、32 ビット メモリ システムを使用)

管理メモリ。SIMM×1(16 MB 非同期 DRAM)、SIMM×1(8 MB フラッシュ メモリ)、および 8 KB BRAM からなる

VC ごとに 60 セルの入力セルバッファ

FastPacket セル間ゲートウェイ プロセッサ

キューイング用のハードウェア サポート

スケジューリングとレート アダプテーション

RCMP を使用するポリシング

最大 941 の ATM 接続

フル帯域幅データの用途で最大 235 UBU(デフォルトは 14)

組み込みルータの機能

組み込み Cisco IOS プロセッサ(225 MHz の R5271。L2 キャッシュなし 75 MHz で動作する 64 ビット メモリ システムを使用)

Cisco IOS メモリ。DIMM×1(128 MB SDRAM)、ブート ヘルパーの SIMM×1(8 MB フラッシュ メモリ)、Cisco IOS イメージ用の SIMM×1(32 MB フラッシュ メモリ)、および 128 KB NVRAM(ROM モニタ用の EPROM)

Cisco IOS ブート ヘルパー。Cisco IOS イメージの消失または損傷の回復を支援

SAR プロセッサ(66 MHz で動作するConexant RS8234、2 MB フラッシュ メモリを使用)

圧縮音声を含む音声パケットのタンデム スイッチング

ゲートキーパー インターワーキング(H.323、RAS V1/V2)

CAS と CCS

ファックス リレー。G3 ファックス トラフィックをネットワーク上で 9.6 KBps に圧縮

国内および海外のさまざまなシグナリング タイプのサポート

チャネルごとの、モデム回線またはファックス回線の帯域幅の自動アップグレード

ローカル ループバックとリモート ループバック。ポートおよび回線テスト用

単一 RJ-45 コンソール ポート。直接 Cisco IOS の CLI にアクセスできることでサービス性が向上(ルータ モジュールの初期設定でも使用できる)

Cisco IOS 音声機能。音声交換、VoIP、および VoATM を含む、Cisco IOS リリース 12.1(5)YA で利用可能

DSP549 音声処理機能

G.726 準拠の ADPCM 音声圧縮(32 KBps または 24 KBps)

G.728 準拠の LDCELP の 16 KBps の音声圧縮(カードごとに最大 30 チャネル)

CSACELP の 8 KBps 圧縮(G.729 では 30 チャネル、G.729A では 60 チャネル)

チャネル ベースの A-law または μ-law 音声符号化。PCM、ADPCM、または G.729A を使用する音声接続用。URM は、24 チャネル モード (T1) か 30 チャネル モード (E1) のどちらでも動作可能

URI-2FE2V バック カード

BC-URI-2FE2VT1 バック カードと BC-URI-2FE2VE1 バック カードは、URM 用の T1 または E1 デジタル音声インターフェイスを提供します。BC-URI-2FE2V の機能は次のとおりです。

デジタル音声サポートが可能な T1 または E1 ポート×2

ISL をサポートする 10/100 イーサネット ポート×2

128 KB のローカル SRAM を備えた、オンボード MC68LC302 プロセッサ

統合 LIU を備えた、Rockwell/Brooktree Bt8370 T1/E1 フレーマ×2

ポートにつき 3 つの LED。キャリア検知、アラーム、ループバックに使用

オンボード RJ-45 コネクタ。物理レイヤに接続する送信ケーブルを使用

オンカードの TDM 分岐挿入機能。ポート間の任意のタイムスロットの

シグナリング、FDL、および回線管理用のオンボード プロセッサ

T1 CSU および DSU 回線ビルドアウト

T1 D4SF および ESF フレーミング

ANSI T1.403 Annex B/V.54の ループアップ/ダウン コード認識、ネットワーク ループバック、およびユーザ始動ループバック

BERT 機能(2^6 と 2^32 パターンはサポートされません。)

CT1 と FT1 用の Blocker TR54016 ループバックと ANSI T1.403 ループバックのフルサポート

E1 構造化(ITU G.704)と非構造化(ITU G.703)オペレーション

AMI、B8ZS、および HDB3 のライン コーディング

URM バック カードの LED の位置とインターフェイスについては、図 2-43を参照してください。バック カードの物理ポートの説明は、 表 2-56 を参照してください。URI バック カードの LED の説明は 表 2-57 を、実装されている VWIC にある LED の説明は 表 2-58 を参照してください。

基本の BC-URI-2FE2V バック カードに該当の VWIC を装着することで、さまざまな URI を作成できます。T1 接続には VWIC-2MFT-T1 を、E1 接続には VWIC-2MFT-E1 を使用できます。

VWIC-2MFT は、音声アプリケーション用に結合されたVoice and WAN Interface Card(VWIC)のデジタル音声インターフェイスです。汎用二重化ポートのT1(VWIC-2MFT-T1)とE1(VWIC- 2MFT-E1)があります。VWIC-2MFT は、T1 または E1 ネットワークに対して次のサービスを提供します。

音声サービスのトランク インターフェイス

TDM 分岐挿入サービス

VWIC は、ルータ Cisco IOS のリロード動作によってサポートされる、オンカード TDM 分岐挿入機能を備えた、物理レイヤのネットワーク インターフェイスを 2 つ提供します(RJ-48C ジャック使用)。バックエンドが TDM であるため、VWIC は、音声のチャネル化 T1 と E1 サービスをサポートするアプリケーション用にフロント エンドとして使用されます。


) 音声接続用の VWIC T1 カードと E1 カードの詳細については、『Cisco WAN Interface Cards Hardware Installation Guide』を参照してください。


図 2-43 BC-URI-2FE2V バック カードの前面プレート

 

 

表 2-56 BC-URI-2FE2V T1 接続と BC-URI-2FE2VE1 接続

コネクタ
機能

コンソール ポート

Cisco IOS CLI との EIA/TIA-232 通信をサポートする標準 RJ-45 ポート

10/100 ファースト イーサネット ポート(FE0 と FE1)

10 MBps、100 MBps 全二重または半二重をサポートする標準 RJ-45 UTP インターフェイス

T1/E1 インターフェイス

このインターフェイスは、BC-URI-2FE2VT1 または BC-URI-2FE2VE1 バック カードに取り付けられる VWIC-2MFT ドータ カードにあります。

 

表 2-57 BC-URI-2FE2VT1 および BC-URI-2FE2VE1 の LED

LED
説明

EN

緑色

バック カードの電源が入っています。Cisco IOS ソフトウェアが起動された後、この LED は、音声サブシステムが起動されているかどうかを示します。VWIC がバック カードに取り付けられていない場合、LED は点灯しません。

100 MBps

緑色

回線速度は、100 MBps です。

リンク

緑色

リンクがアップしています。

DPLX

緑色

リンクは全二重モードです。

 

表 2-58 VWIC-2MFT-T1 または VWIC-2MFT-E1 の LED

LED
説明

LP

黄色

ループバックが設定されています。

CD

緑色

キャリアが検出されました。

AL

黄色

アラーム状態が発生しています。

BC-URI-2FE バック カード

BC-URI-2FE バック カードは、URM フロント カードのデータ トラフィックをサポートします。BC-URI-2FE の機能は次のとおりです。

128 KB のローカル SRAM を備えた、オンボード MC68LC302 プロセッサ

物理レイヤに接続する送信ケーブル ブレークアウトを備えた、オンボード RJ-45 コネクタ


) BC-URI-2FE は、音声トラフィックをサポートしません。音声機能では、BC-URI-2FE2VT1 または BC-URI-2FE2VE1 のどちらかを使用します。


BC-URI-2FE バック カードの説明については、を参照してください。バック カードの LED については、 表 2-59 を参照してください。

図 2-44 BC-URI-2FE バック カードの前面プレート

 

 

表 2-59 BC-URI-2FE バック カードの LED

LED
説明

100 MBps

緑色

回線速度は、100 MBps です。

LINK

緑色

リンクがアップしています。

DPLX

緑色

リンクは全二重モードです。

URM の設定


ヒント URM の設定には、スイッチ ソフトウェアと Cisco IOS ソフトウェアの前提知識が必要です。URM を設定する際には、スイッチ ソフトウェアと Cisco IOS のマニュアルを参照してください(「ユーザ マニュアルへのアクセス方法」を参照)。


URM の初期設定は、他の IGX カードの設定と異なります。これは、2 つの別の CLI で 2 種類のソフトウェア プログラムにアクセスして設定作業を行う必要があるためです。

初期設定は、ネットワークの設定に応じて、リモートから Remote Router Configuration(RRC ; リモート ルータ設定)(「RRC による URM の初期設定」を参照)を使用して、または端末と URM カードとの間の直接接続を使用して(バック カードの CON ポートで実現、「URM のコンソール ポートを使用した初期設定」を参照)実行できます。

URM のコンソール ポートを使用した初期設定

TFTP サーバにアクセスしない場合、または直接接続を使用して URM を設定する場合、次の手順を使用してください。


ステップ 1 フロント カードの前面プレートの Active (ACT) LED(図 2-42を参照)を調べて、フロント カードとバック カードが正しく装着されていることを確認します。Active LED が点灯している場合、カードは正しく装着され、URM の電源が入っています。

ステップ 2 スイッチ ソフトウェアの dspcds コマンドを使用して、URM がスタンバイ状態であることを確認します。

ステップ 3 (オプション)スイッチ ソフトウェアの cnfrtr コマンドを使用して、次のデフォルトの設定情報を確認します。

組み込みルータのシリアル ポートが、CON に設定されている。

組み込みルータは、NPM から Cisco IOS 設定をロードするため、Cisco IOS セットアップ ユーティリティを実行しない。


ワンポイント・アドバイス スイッチ ソフトウェアの cnfrtr slot n 1 コマンドを使用して、これらの両方のパラメータを同時に設定します。



) URM を再設定して NVRAM から Cisco IOS 設定ファイルをロードすると、ルータは Cisco IOS セットアップ ユーティリティを開始します。


ステップ 4 スイッチ ソフトウェアの addport コマンドを使用して、内部 ATM ポートを作成します。addport slot .1 コマンドは、組み込み UXM-E を起動し、組み込みルータの電源をオンにします。


) デフォルトでは、URM の内部 ATM インターフェイスは、最大帯域幅が 353,208 cps の UNI ポートです(OC-3 ATM ポートと同じ)。このインターフェイスは、NNI ポートとして設定できません。



) 端末をバック カードの CON ポートに接続していない場合、組み込みルータの初期起動画面は表示されません(起動画面の例は、「URM の Cisco IOS ソフトウェア コマンド」を参照)。


ステップ 5 (オプション)スイッチ ソフトウェアの cnfport コマンドを使用して、内部 ATM ポートを、ILMI をサポートするように設定します。


) 内部 ATM ポートは、LMI 管理プロトコルをサポートしないため、ILMI をサポートするかどうかを設定する必要があります。内部 ATM ポートで ILMI が設定されていない場合、組み込み UXM-E は、URM カードに割り当てた IP アドレスを検出しません。


ステップ 6 スイッチ ソフトウェアの upport コマンドで、内部 ATM ポートを起動します。

ステップ 7 スイッチ ソフトウェアの addcon コマンドで、ATM 接続を組み込み UXM-E に設定します。ATM 接続の設定については、第 8 章 Cisco IGX 8400 シリーズの ATM サービスを参照してください。


ワンポイント・アドバイス Cisco IOS 設定ファイルを後で NVRAM からロードする場合、スイッチ ソフトウェアの cnfrtr slot r コマンドをスイッチ ソフトウェア CLI で実行します。


ステップ 8 専用コンソールを、バック カードのシリアル ポートを使用して URM に接続します(図 2-43を参照)。


) URM Cisco IOS CLI アクセスのその他の方法については、「URM Cisco IOS CLI のアクセス:Switch Software Release 9.3.x 以前の場合」および「URM Cisco IOS CLI のアクセス:Switch Software Release 9.4.0 以降の場合」を参照してください。


ステップ 9 (オプション)Cisco IOS の show version コマンドを使用して、組み込みルータの初期起動画面に示された情報を表示します。

例2-1 Cisco IOS の show version コマンドの入力

Router# show version
 
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) 3600 Software (URM-IS-M), Version 12.1(5)YA
TAC Support:http://www.cisco.com/cgi-bin/ibld/view.pl?i=support
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Wed 24-Jan-01 12:29 by yiyan
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ROM:System Bootstrap, Version 12.1(5r)YA, RELEASE SOFTWARE (fc1)
ROM:3600 Software (URM-IS-M), Version 12.1(5)YA
 
Router uptime is 2 minutes
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System image file is "flash:urm-is-mz.121-5.YA"
 
cisco URM (R527x) processor (revision 01) with 57344K/8192K bytes of memory.
Processor board ID
R527x CPU at 225Mhz, Implementation 40, Rev 10.0
Bridging software.
X.25 software, Version 3.0.0.
SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp).
Primary Rate ISDN software, Version 1.1.
--More--
IGX slot number 15
URM image loaded from flash (controlled by "cnfrtrparm" on IGX)
URM booting with BLANK configuration (controlled by "cnfrtr" on IGX)
Front card type:URM Main Board
Back card type:URI-2FE2V
2 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
1 ATM network interface(s)
2 Channelized T1/PRI port(s)
DRAM configuration is 64 bits wide with parity disabled.
123K bytes of non-volatile configuration memory.
32768K bytes of processor board System flash (Read/Write)
8192K bytes of processor board Boot flash (Read/Write)
 
Configuration register is 0x101
 
Router#
 

ステップ 10 (オプション) Cisco IOS セットアップ ユーティリティを開始して基本の設定情報を調べるには、Cisco IOS の setup コマンドを使用します。


ワンポイント・アドバイス これ以降の設定作業は RRC で行います。詳細については、「RRC による URM の初期設定」を参照してください。


ステップ 11 Cisco IOS の ip address コマンドを、組み込みルータのインターフェイス設定モードで実行して、内部 ATM インターフェイスに IP アドレスを設定します。


ワンポイント・アドバイス Cisco IOS ソフトウェアでは、設定の変更は、組み込みルータ NVRAM に自動的に保存されません。設定の変更の損失を防ぐには、Cisco IOS の copy run start コマンドを使用して、作業中に変更した Cisco IOS 実行設定のコピーを組み込みルータ NVRAM に保存します。


ステップ 12 IP ベースのプロトコル(Telnet、FTP、または TFTP など)を使用して、管理ネットワークを組み込みルータと接続します。接続すると、組み込みルータは、ILMI トポロジ検出によって検出された、組み込み UXM-E に割り当てられた IP アドレスを報告します。


ヒント 内部 ATM インターフェイスに設定した IP アドレスを、URM と管理ネットワークとの間の管理 VC のエンドポイントとして使用します。



) ILMI で IP アドレスを検出して表示するには、内部 ATM インターフェイスに IP アドレスを設定し、内部 ATM ポートに ILMI を設定する必要があります。ILMI プロトコルは、他の IP アドレスを IGX と交換しません。


ステップ 13 URM のポートを設定するには、Cisco IOS CLI コマンドを使用します。Cisco IOS ソフトウェアのマニュアルの詳細については、「ユーザ マニュアルへのアクセス方法」を参照してください。

ステップ 14 Cisco IOS CLI と スイッチ ソフトウェア CLI コマンドを使用して、URM の音声接続を設定します。詳細については、「ユーザ マニュアルへのアクセス方法」にリストされているスイッチ ソフトウェアまたは Cisco IOS のマニュアルを参照してください。

2 つのオペレーティング システム間の次のような違いにより、接続のセットアップに影響があります。

スイッチ ソフトウェア CLI は、トラフィック パラメータを指定する際の単位として cps を使用し、Cisco IOS ソフトウェアでは KBps を使用します。

スイッチ ソフトウェアと Cisco IOS ソフトウェアは、トラフィック パラメータに対して異なるデフォルト値を使用します。

URM システム ソフトウェアと Cisco IOS ソフトウェアでは、UBR 接続の処理方法が異なります。

Cisco IOS ソフトウェアは、ABR 接続の数を 100 に制限します。

Cisco IGX では、0 ~ 65535 の範囲の UNI を使用できます。しかし、組み込みルータでは 0 ~ 1023 の VCI しか使用できないため、URM で 1023 を超える値の VCI を持つ接続は終端できません。組み込みルータに設定された ATM PVC は、組み込み UXM-E に設定された WAN 接続と同じである必要があります。接続の両側が一致しない場合、双方のトラフィック パラメータを調べて違いがあるかどうかチェックします。違いがある場合には、各値を再定義してパラメータを同じにします。


) URM 内部 ATM ポートでアドレス vpi.vci 0.1023 の PVC は予約されているため、ユーザは使用できません。


ステップ 15 Cisco IOS の copy run start コマンドを使用して、設定の変更を組み込みルータ NVRAM に保存します。

ステップ 16 スイッチ ソフトウェアの cnfrtr slot r コマンドをスイッチ ソフトウェア CLI で使用して、組み込みルータを再設定して今後 NVRAM から Cisco IOS 設定をロードするようにします(まだ行っていない場合)。


ヒント 組み込みルータを設定した後、外部 TFTP サーバをセットアップして Cisco IOS 設定のバックアップを取ります。Cisco IOS の copy nvram tftp://host address/destination file コマンドを使用して、Cisco IOS 設定を TFTP サーバにコピーします。


IGX で使用するスイッチ ソフトウェアのコマンドと Cisco IOS コマンドの詳細については、「URM の WAN スイッチ ソフトウェア」「URM の Cisco IOS ソフトウェア コマンド」を参照してください。


 

RRC による URM の初期設定

TFTP サーバにアクセスして URM をリモートで設定する場合、次の手順を使用します。


ステップ 1 Cisco IOS の初期設定を記述し、ASCII テキストとして TFTP サーバに保存します。Cisco IOS 設定ファイルのサイズは 256 KB 以内で、ファイル名は 32 文字以内でなければなりません。


ワンポイント・アドバイス URM をさらに設定するためにアクセスするには、Cisco IOS 設定ファイルの初期設定で、組み込みルータへの Telnet アクセスを、バック カードの FastEthernet インターフェイスを介して行うか、または内部 ATM ポートを介して行うかを設定する必要があります。



ヒント ルータ設定の情報のサイズが 256 KB 以内の場合、1 つの Cisco IOS 設定ファイルだけを使用して RRC のルータを設定します。


ステップ 2 次の情報を記述します。

TFTP サーバの IP アドレス : _____________________

ファイル パス : _____________________

ファイル名 : _____________________

この情報はステップ 3で必要になります。

ステップ 3 TFTP サーバにアクセスするためにスイッチ ソフトウェアで使用するダウンロード起動ファイルを記述します。ファイルを次のファイル名で保存します。

dnld.rtr

ダウンロード起動ファイルの詳細については、例2-2を参照してください。

例2-2 RRC で TFTP サーバを検索するためにスイッチ ソフトウェアで使用するダウンロード起動ファイルの例

tftp_request
IP: 172.29.17.134
PathName: /usr/users/svplus/images/
Filename: rmtrtr.cnf
 
 

ステップ 4 ダウンロード起動ファイルを格納するために使用する、ワークステーションまたはサーバの IP アドレスを記述します。IP アドレス: _____________________
この情報はステップ 6で必要になります。

ステップ 5 (オプション)スイッチ ソフトウェアの clrrtrcnf コマンドで、以前の Cisco IOS 設定ファイルを NPM メモリから削除します。

ステップ 6 スイッチ ソフトウェアの cnfrtrcnfmastip ip_address コマンドで、TFTP put が使用できるように TFTP サーバをマスターにします。


ヒント ステップ 4 と ステップ 6 で使用した IP アドレスが、ステップ 1 でルータ初期設定ファイルを格納した TFTP サーバと異なることがあるため、 cnfrtrtcnfmastip コマンドで入力した IP アドレスをチェックしてください。


ステップ 7 TFTP put を使用して、ダウンロード起動ファイル dnld.rtr を IGX に転送します。スイッチ ソフトウェアは、ダウンロード起動ファイルで指定した IP アドレス、パス、ファイル名を使用して Cisco IOS 設定ファイルを TFTP サーバからダウンロードします。Cisco IOS 設定ファイルは、NPM メモリに格納されます。

ステップ 8 (オプション)スイッチ ソフトウェアの dsprtrcnfdnld コマンドで、TFTP サーバからの Cisco IOS 設定ファイルのダウンロードの進捗を監視します。


ヒント また、dsprtrcnfdnld を使用して、NPM から URM の管理フラッシュへの Cisco IOS 設定ファイルのコピーの進捗を監視できます。


ステップ 9 スイッチ ソフトウェアの burnrtrrcnf slot config_file_name コマンドで、 Cisco IOS 設定ファイルを IGX NPM から URM カードの管理フラッシュにコピーします。


ヒント カードは、Cisco IOS 設定ファイルを NPM から URM の管理フラッシュにコピーした後、リセットされません。コピーした Cisco IOS 設定ファイルをカードで実行する場合、スイッチ ソフトウェアの rstrtr または resetcd コマンドで、カードをリセットします。


ステップ 10 スイッチ ソフトウェアの dsprtrslot slot コマンドで、URM の管理フラッシュ内の Cisco IOS 設定ファイルの名前とサイズを確認します。

ステップ 11 スイッチ ソフトウェアの cnfrtr slot a コマンドで、組み込みルータを設定して、Cisco IOS 設定ファイルを URM の管理フラッシュからロードします。

ステップ 12 スイッチ ソフトウェアの addport コマンドで、内部 ATM ポートを作成します。addport slot .1 コマンドは、組み込み UXM-E を起動し、組み込みルータの電源をオンにします。ルータは、Cisco IOS 設定ファイルを URM の管理フラッシュからロードします。


) デフォルトでは、URM の内部 ATM インターフェイスは、最大帯域幅が 353,208 cps の UNI ポートです(OC-3 ATM ポートと同じ)。このインターフェイスは、NNI ポートとして設定できません。


ステップ 13 (オプション)スイッチ ソフトウェアの cnfport コマンドで、ILMI をサポートするように内部 ATM ポートを設定します。


) 内部 ATM ポートは、LMI 管理プロトコルをサポートしないため、ILMI をサポートするかどうかを設定する必要があります。内部 ATM ポートで ILMI が設定されていない場合、組み込み UXM-E は、URM カードに割り当てた IP アドレスを検出しません。


ステップ 14 スイッチ ソフトウェアの upport コマンドで、内部 ATM ポートを起動します。

ステップ 15 スイッチ ソフトウェアの addcon コマンドで、ATM 接続を組み込み UXM-E に設定します。ATM 接続の設定については、第 8 章 Cisco IGX 8400 シリーズの ATM サービスを参照してください。


ワンポイント・アドバイス Cisco IOS 設定ファイルを後で NVRAM からロードする場合、スイッチ ソフトウェアの cnfrtr slot r コマンドをスイッチ ソフトウェア CLI で実行します。


ステップ 16 スイッチ ソフトウェアのコマンドで、組み込み UXM-E の ATM 接続を設定します。

ステップ 17 Cisco IOS コマンドを使用して、組み込みルータの音声接続とデータ接続を設定します。

ステップ 18 Cisco IOS の copy run start コマンドで、変更した Cisco IOS 設定を組み込みルータの NVRAM に書き込みます。

ステップ 19 スイッチ ソフトウェアの cnfrtr slot r 1 コマンドで、組み込みルータを設定して、Cisco IOS 設定ファイルを組み込みルータの NVRAM からロードします。

ステップ 20 スイッチ ソフトウェアの clrrtrcnf コマンドで、ファームウェアとスイッチ ソフトウェアの今後のダウンロード、または Cisco IOS 設定ファイルの更新のために、NPM DRAM を消去します。


 

スイッチ ソフトウェアのコマンドの詳細については、「URM の WAN スイッチ ソフトウェア」または『 Cisco WAN Switching Command Reference 』を参照してください。

Cisco IOS コマンドについては、次のマニュアルを参照してください。

「URM の Cisco IOS ソフトウェア コマンド」

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide, Release 12.1』

Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide , Release 12.2』

Cisco IOS Release 12.1

Cisco IOS Release 12.2

または、URM で実行する Cisco IOS の他のリリースの Cisco IOS マニュアルを参照してください(「ユーザ マニュアルへのアクセス方法」を参照)。


) Cisco IOS ソフトウェアでサポートする機能のすべてが、URM で利用できるわけではありません。URM 設定でサポートする Cisco IOS 機能については、Cisco IOS のそのリリースの該当するプラットフォームのリリースノートまたは機能モジュールを参照してください。


URM Cisco IOS CLI のアクセス:Switch Software Release 9.3. x 以前の場合

Cisco WAN Switching Software Release 9.4.0 より前では、次の方法で URM Cisco IOS の CLI にアクセスできます。

URM バック カードのコンソールまたはイーサネット ポートへの物理接続。

URM バック カードのコンソールにSCM補助(a)または制御(c)ポートを直接接続している場合は、 window { a | c } コマンドの入力。 window コマンドは次のように入力できます。

ローカルでは、SCM制御ポート、補助ポート、LAN ポート(Telnet)への直接接続時に IGX で

リモートでは vt (仮想端末)コマンドまたはインバンド Telnet を使用して

URM Cisco IOS CLI のアクセス:Switch Software Release 9.4.0 以降の場合

Cisco WAN Switching Software Release 9.4.0 以降では、 window slot コマンドを使用して、URM コンソール ポートに SCM をケーブル接続しないで、IGX シャーシの URM の Cisco IOS CLI( ROM モニタ モード(ROMMON)など)にアクセスできます。

ウィンドウ セッションで ROMMON モードにアクセスするには、URM 内部シリアル ポートがコンソール ポートとして機能する必要があります。つまり、URMの 外部 シリアル ポートは、補助ポートとして機能するように設定する必要があります。

URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションの機能は次のとおりです。

NPM と URM との間のウィンドウ セッションに内部セルバスを使用する。ウィンドウ セッション機能を使用するのに URM に IP アドレスを設定する必要がありません。

ウィンドウ セッションの終了には設定可能なエスケープ文字列を使用する。エスケープ文字列には最大 8 文字までで、デフォルト値は「^^」です。

設定可能なコマンド タイムアウト期間を使用してアイドル ウィンドウ セッションを終了します。デフォルトのコマンド タイムアウトは 3 分です。

必要条件

Cisco WAN Switching Software Release 9.4 以降のリリース(NPM の場合)

ファームウェア バージョン XBC 以降(URM の場合)


ヒント 使用している URM が Cisco IOS ウィンドウ セッションをサポートするかどうか確認するには、dspcd slot コマンドを入力します。

sw199 TN Cisco IGX 8420 9.3.t6 Apr. 30 2002 04:36 GMT
 
Detailed Card Display for URM in slot 14
 
Status: Active Front Card Supports:
Revision: BAC OAMLpbk & TrfcGen, ILMI ver 1,
Serial Number: 380580 Neighbor Discovery, SIW, CGW, CellFwd,
Top Asm Number: 12345600 Trfc Shaping, ChnStatLvl 1,
Backplane Installed NumChans = 941, VSI ver 2, VSI Ctrlr,
Backcard Installed IOS Router, Rmt Rtr Cnf, IOS Window
Type: 2FE
Revision: AA
Serial Number: 413938
Top Asm Number:
 
_____________________________________________________________________
Last Command: dspcd 14
 


 

制約および制限事項

システム パフォーマンスとネットワーク トラフィックに対する影響を最小限にするため、次のような制限があります。

IGX ノードごとにサポートされるウィンドウ セッションは 1 つだけである。

IGX への URM Cisco IOS コンソール出力は、最大 9600 ボーで動作する。

ウィンドウ セッションでは一度に 1 つの URM しかアクセスできない。別の URM にアクセスするには、既存のウィンドウを閉じて新しいものを開きます。

ウィンドウ セッションがアクティブな場合、他の設定コマンドやシステムに影響を与えるコマンド( resetcd コマンドや addtrk コマンドなど)は、同じ IGX にログインしている他のユーザに対してはブロックされる。

アクティブ NPM とスタンバイ NPM が切り替わると、ウィンドウ セッションは自動的に閉じる。制御カードの切り替えが完了すると、新しいウィンドウ セッションを開くことができます。エスケープ文字列やコマンド無活動タイムアウトといったウィンドウ セッションのパラメータを再設定する必要はありません。アクティブおよびスタンバイ NPM は次のいずれかの理由で切り替えられます。

switchcc コマンドを入力する。

アクティブ NPM が異常終了し、「ハードswitchcc」が引き起こされる。

作業

ウィンドウ セッション機能を使用するには、次の作業が必要です。

作業 1:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ機能の設定

作業 2:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションを開く

作業 3:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションの終了

作業 1:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ機能の設定

URM Cisco IOS CLI ウィンドウ機能を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 URM 組み込み UXM-E とルータ間に内部 ATM インターフェイスを構築するには、 addport slot .1 コマンドを入力します。

Next Command: addport 10.1
 

ステップ 2 ウィンドウ エスケープ文字列を設定するには、 cnftermfunc r 1 value コマンドを入力します。エスケープ文字列には最大 8 文字までで、デフォルト値は「^^」です。

Next Command: cnftermfunc r 1 bye

注意 既存の CIsco IOSコマンドはエスケープ文字列として設定しないでください。Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションを終了するときにURM 組み込みルータによってそのコマンドが実行される可能性があるためです。

ステップ 3 (オプション。ROMMON アクセスの場合必要)URM 外部シリアルポートが補助ポートとして設定されているかどうか確認するには、 dsprtr slot コマンドを入力し、 Router Serial Port フィールドに AUX が表示されているかチェックします。 Router Serial Port フィールドに CON が表示されている場合は、次の手順を実行します。

a. cnfrtr slot IOS-config-file-location 2 コマンドを入力して、ルータの外部シリアル ポート機能を補助に設定します。

Next Command: cnfrtr 10 a 2

ヒント cnfrtr slot を入力し、Return キーを押して補助シリアル ポート機能を選択し、現在の Cisco IOS 設定ファイルの位置を保存します。dsprtr コマンドを入力して、現在の Cisco IOS 設定ファイルの位置を表示します。

b. rstrtr slot コマンドを入力して、URM 組み込みルータを再起動します。

Next Command: rstrtr 10
 

ステップ 4 (オプション)ウィンドウ コマンド無活動タイムアウト(デフォルトは 3 分)を設定するには、 cnfuiparm 4 value コマンドを入力します。 value は分で指定します。

Next Command: cnfuiparm 4 5
 


 

作業 2:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションを開く

URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションを開くには、 window slot コマンドを入力します。

Next Command: window 10
 

Cisco IOS CLI プロンプトが表示されます。

Router>
 

ウィンドウ セッションが終了するまで、以降のすべての入力は、URM Cisco IOS CLI に送られます。

作業 3:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ セッションの終了

URM Cisco IOS CLI からウィンドウ セッションを終了するには、Cisco IOS 設定モードで、設定済みのウィンドウ エスケープ文字列を入力します。

ウィンドウ エスケープ文字列の設定については、「作業 1:URM Cisco IOS CLI ウィンドウ機能の設定」ステップ 2を参照してください。

URM の WAN スイッチ ソフトウェア

標準コマンドとスーパーユーザ コマンドをスイッチ ソフトウェア CLI で使用して、URM の音声接続を作成します( 表 2-60 を参照)。


) ブート フラッシュに格納された Cisco IOS イメージはスイッチ ソフトウェアで管理されます。詳細は、「ブート フラッシュ Cisco IOS イメージの管理」を参照してください。


URM の組み込み UXM-E 側のカード管理、ポート管理、および接続管理用コマンドは変更されていません。

コマンドのシンタックスとパラメータの詳細については、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』と『 Cisco WAN Switching SuperUser Command Reference 』を参照してください。スーパーユーザ コマンドはほとんど使用しません。これらのコマンドは主にデバッキングで使用します。コマンドの詳細については、 表 2-60 の「参照先」カラムに示す『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の項目を参照してください。


) 組み込み UXM-E を組み込み Cisco IOS ルータに接続する物理回線がないため、スイッチ ソフトウェアの回線接続とコマンドは、URM ではサポートされません。


 

表 2-60 URM のスイッチ ソフトウェア コマンド

コマンド
説明

addport slot .1

組み込みルータを起動する内部 ATM ポートを作成します。

cnfrtr slot ios-cnfg [ serial-pt-cnfg ]

選択したスロットで、ルータの Cisco IOS 設定ソースと、シリアル ポート機能を設定します。

cnfrtrcnfmastip

RRC でルータによって使用される TFTP サーバの IP アドレスを設定します。

cnfrtrparm slot parm-index parm-value

選択したスロットでのルータ サービス レベルを設定します。

dsprtr slot

選択したスロットのルータ設定情報を表示します。

dsprtrslot slot

選択したスロットのルータのオプション情報を表示します。

dsprtrslots

Cisco IGX 8400 シリーズ スイッチ内の全スロットのルータ情報を表示し、リフレッシュします。

rstrtr slot

選択したスロットをリセットまたは再起動せずに、組み込みルータをリセットします。

URM の Cisco IOS ソフトウェア コマンド

標準の Cisco IOS コマンドを Cisco IOS CLI で使用して、URM の音声接続を設定できます。 表 2-61 は、URM の初期設定で使用する Cisco IOS コマンドの要約を示します。

URM には、システム フラッシュに格納される主要のシステム イメージと、ブート フラッシュに格納されるブート ヘルパー イメージの 2 つの Cisco IOS イメージがあります。ブート フラッシュ イメージは、限定機能の Cisco IOS イメージであり、Cisco IOS システム イメージの損失や損傷からの回復に使用します。

Cisco IOS ブート フラッシュ イメージの管理については、「ブート フラッシュ Cisco IOS イメージの管理」を参照してください。

URM の Cisco IOS ソフトウェアの起動画面の例は、例2-3を参照してください。

Cisco IOS コマンドの詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide, Release 12.1』

Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide , Release 12.2』

Cisco IOS Release 12.1

Cisco IOS Release 12.2

または、URM で実行する Cisco IOS の他のリリースの Cisco IOS マニュアルを参照してください(「ユーザ マニュアルへのアクセス方法」を参照)。

 

表 2-61 URM の初期設定で使用する Cisco IOS コマンド

コマンド
説明

show version

現在の Cisco IOS イメージ バージョンを表示します。

setup

簡単な Cisco IOS 設定ファイルを生成するための設定の基本的な一連の質問を含む、セットアップ ユーティリティを開始します。

show run

現在の Cisco IOS の実行設定ファイルを表示します。

ip address address subnet mask

選択したインターフェイスの IP アドレスを設定します。インターフェイス設定モードで入力する必要があります。

copy running-config startup-config

実行設定ファイル(入力した設定の変更を含む)を組み込みルータの起動設定ファイル(NVRAM に格納)にコピーします。

copy nvram tftp: //host address/
destination file

組み込みルータの Cisco IOS 設定ファイルを外部 TFTP サーバにコピーします。

show bootflash

ブート フラッシュ メモリの内容を表示します。

例2-3 Cisco IOS の起動画面

System Bootstrap, Version 12.1(5r)YA, RELEASE SOFTWARE (fc1)

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IGX URM processor with 65536 Kbytes of main memory

 

Main memory is configured to 64 bit mode with parity disabled

 

 

program load complete, entry point: 0x80008000, size: 0xa22638

 

Self decompressing the image : #############################################################################################################

#############################################################################################################

#############################################################################################################

#############################################################################################################

#############################################################################################################

#############################################################################################################

#############################################################################################################

#############################################################################################################

############################################################# [OK]

 

 

 

Smart Init is enabled

 

smart init is sizing iomem

 

ID MEMORY_REQ TYPE

 

0001D0 0X0025178C URM Front Card ATM Port

 

0001D2 0X000E9500 URM Backcard BC_2V2FE FE Ports

 

0001D4 0X000FF10C URM Backcard BC_2V2FE T1/E1 Ports

 

0X0010A6F8 public buffer pools

 

0X00211000 public particle pools

 

TOTAL: 0X00755490

 

 

If any of the above Memory Requirements are

 

"UNKNOWN", you may be using an unsupported

 

configuration or there is a software problem and

 

system operation may be compromised.

 

Rounded IOMEM up to: 8Mb.

 

Using 12 percent iomem. [8Mb/64Mb]

 

 

Restricted Rights Legend

 

Use, duplication, or disclosure by the Government is

subject to restrictions as set forth in subparagraph

(c) of the Commercial Computer Software - Restricted

Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph

(c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer

Software clause at DFARS sec. 252.227-7013.

 

cisco Systems, Inc.

170 West Tasman Drive

San Jose, California 95134-1706

 

 

 

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Primary Rate ISDN software, Version 1.1.

URM image loaded from flash (controlled by "cnfrtrparm" on IGX)

URM booting with BLANK configuration (controlled by "cnfrtr" on IGX)

Front card type: URM Main Board

Back card type: URI-2FE2V

2 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)

1 ATM network interface(s)

2 Channelized T1/PRI port(s)

DRAM configuration is 64 bits wide with parity disabled.

123K bytes of non-volatile configuration memory.

32768K bytes of processor board System flash (Read/Write)

8192K bytes of processor board Boot flash (Device not programmable)

Establishing interprocessor communication...done

IGX slot number 15

Boot flash programmed Read/Write from IGX

 

SETUP: new interface FastEthernet1/0 placed in "shutdown" state

SETUP: new interface FastEthernet1/1 placed in "shutdown" state

 

 

Press RETURN to get started!

 

 

00:00:18: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet1/0, changed state to up

00:00:18: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet1/1, changed state to up

00:00:19: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet1/0, changed state to down

00:00:19: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet1/1, changed state to down

00:00:24: %LINK-3-UPDOWN: Interface ATM0/0, changed state to up

00:00:25: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface ATM0/0, changed state to up

00:00:32: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet1/0, changed state to up

00:00:50: %LINK-5-CHANGED: Interface FastEthernet1/0, changed state to administratively down

00:00:50: %LINK-5-CHANGED: Interface FastEthernet1/1, changed state to administratively down

00:00:51: %SYS-5-RESTART: System restarted --

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Compiled Wed 24-Jan-01 12:29 by yiyan

00:00:51: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet1/0, changed state to down

00:00:51: %IP-5-WEBINST_KILL: Terminating DNS process

00:00:54: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 15 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 7 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 8 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 9 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 10 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 11 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 12 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 13 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 14 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %DSPRM-5-UPDOWN: DSP 0 in slot 2, changed state to up

00:00:55: %CONTROLLER-5-UPDOWN: Controller T1 2/0, changed state to up

00:00:55: %CONTROLLER-5-UPDOWN: Controller T1 2/1, changed state to up

Router>

Router>

Router>

Router>en

Router#

Router# show version

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Processor board ID

R527x CPU at 225Mhz, Implementation 40, Rev 10.0

Bridging software.

X.25 software, Version 3.0.0.

SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp).

Primary Rate ISDN software, Version 1.1.

 

IGX slot number 15

URM image loaded from flash (controlled by "cnfrtrparm" on IGX)

URM booting with BLANK configuration (controlled by "cnfrtr" on IGX)

Front card type: URM Main Board

Back card type: URI-2FE2V

2 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)

1 ATM network interface(s)

2 Channelized T1/PRI port(s)

DRAM configuration is 64 bits wide with parity disabled.

123K bytes of non-volatile configuration memory.

16384K bytes of processor board System flash (Read/Write)

16384K bytes of processor board Boot flash (Read/Write)

 

Configuration register is 0x101

 

Router#

Router#

Router# show running configuration

Building configuration...

 

Current configuration : 672 bytes

!

version 12.1

no service single-slot-reload-enable

service timestamps debug uptime

service timestamps log uptime

no service password-encryption

!

hostname Router

!

logging rate-limit console 10 except errors

!

voice-card 2

!

ip subnet-zero

!

!

no ip finger

!

call rsvp-sync

!

!

 

!

!

!

controller T1 2/0

!

controller T1 2/1

!

!

interface ATM0/0

no ip address

no atm ilmi-keepalive

!

interface FastEthernet1/0

no ip address

shutdown

duplex auto

speed auto

!

interface FastEthernet1/1

no ip address

shutdown

duplex auto

speed auto

!

ip classless

no ip http server

!

!

dial-peer cor custom

!

!

!

!

line con 0

transport input none

line aux 0

line vty 0 4

!

end

 

Router#

Router#

 

URM 接続の設定

各 URM は、その電源投入時に Cisco IGX からデフォルトの帯域幅を受信します。スイッチ ソフトウェアの CLI コマンド cnfbusbw で、このデフォルト帯域幅を設定できます。このコマンドおよび他のスイッチ ソフトウェア コマンドの詳細については、『Cisco WAN Switching Command Reference』を参照してください。


) スロット 1 とスロット 2(NPM 用に予約されている)を除き、IGX の全スロットは URM のサポート用に使用できます。ただし、IGX でサポートされている全カードに接続された UBU の合計数は、IGX バックプレーンの帯域幅の合計を超えることはできません。


URM で終端する接続は、Virtual Path Connection(VPC ; 仮想パス接続)か Virtual Channel Connection(VCC ; 仮想チャネル接続)のどちらかです。

URM 内の Cisco IOS ルータは、URM カードの内部 ATM インターフェイスを介して Cisco IGX WAN に接続します。 URM は、標準 VoIP またはシスコ独自の VoATM設定(内部 ATM インターフェイスで ATM PVC を使用)により音声接続をサポートするので、このような接続のリモート エンドは ATM PVC エンドポイントまたは Frame Relay(FR:フレームリレー)PVC エンドポイントのいずれかです。

URM の音声接続

音声アプリケーションの場合、組み込み UXM-E と組み込みルータの両方を、内部 ATM ポートで終端する WAN 接続で設定する必要があります。また組み込みルータは、音声ポートとダイヤルピアで設定する必要があります。音声コールの音声ポートから WAN 接続へのルーティングは、各音声コールの送信先情報によって異なります(各コールのルーティング情報はダイヤルピア設定コマンドに記述されています)。

発呼されると、URM はそのコールを URI バック カードの T1 ポートまたは E1 ポートのうちの 1 つで受信し、組み込みルータ ダイヤルピアの支援によって、その送信先を決定します。ATM セルは組み込みルータから Cisco IGX に転送され、次に、設定された ATM PVC 送信先に転送されます。宛先側で、Cisco IGX ネットワークから来た ATM セルは、送信先の URM の組み込みルータに到着します。ダイヤルピアの支援により、この送信先ルータは、このセルを適切な音声ポートにルーティングします。この音声ポートでは、再生した音声を T1/E1 チャネルに送ります。

音声ネットワークでの通信の確立

URM を使用して音声ネットワーク内に通信を確立する際は、次の作業を実行してください(詳細は「URM の設定」を参照)。

1. スイッチ ソフトウェアの CLI を使用して、IGX FR(フレームリレー)ポートや外部 ATM ポートと、URM 内の内部 ATM インターフェイスとの間に接続を確立します。

2. Cisco IOS の CLI を使用して、内部 ATM インターフェイスに、対応する ATM PVC を設定します。

3. Cisco IOS の CLI を使用して、URM の VoIP または VoATM 音声ポートを内部 ATM インターフェイスに接続するダイヤルピアをプログラミングします。

URM のフレームリレー接続


) Cisco IOS リリース 12.1(5)YA は、組み込みルータからの、または組み込みルータで終端する接続の FRF.5/FRF.8 サービスをサポートしません。


URM カードからの FR 接続は、組み込みルータと IGX WAN を接続している内部 ATM インターフェイスを超えて設定することができません。IGX UFM などの、FRF.8 サービス インターワーキングをサポートするリモート FR カードでは、FR/ATM ネットワーク境界で FRF.8 サービス インターワーキングを使用して、Cisco IGX URM とのエンドツーエンド音声/データ接続を確立する必要があります。

FRF.8 サービス インターワーキング機能の変換モードでは、URM エンドポイントとリモート FR エンドポイント間のデータ接続と VoIP 接続をサポートします。FRF.8 サービス インターワーキングの透過モードでは、URM の VoATM 接続は、Voiceover Frame Relay (VoFR) として設定されたリモート FR エンドポイントで終端できます。

VoIP を使用するエンドツーエンドのデータ接続または音声接続は、ATM トランクと FastPacket トランクの両方でサポートされています。

URM の管理

URM 機能は、Cisco WAN Manager (CWM)、CiscoWorks 2000 (CW2K)、Cisco Voice Manager (CVM) ではサポートされていません。このため、設定情報は、スイッチ ソフトウェア CLI と Cisco IOS CLI で入力する必要あります。次のようなネットワーク管理機能があります。

URM の Cisco IOS 初期設定では、バック カードに物理的に接続されたコンソールで Cisco IOS CLI にアクセスする必要があります。

Cisco IOS の初期設定は、IP アドレスの割り当てによって行います。

取り付けられた各 URM には、独自の IP アドレス(外部 IP アドレスとしても機能する)が割り当てられます。

IP ベースのプロトコル(Telnet、FTP、または TFTP)で Cisco IOS ソフトウェアに接続できます。内部 ATM インターフェイスまたはバック カードのファースト イーサネット インターフェイスのどちらかで接続できます。

URM は、その IP アドレスを、組み込み UXM-E の ILMI トポロジ検出を使ってスイッチ ソフトウェアに報告します。

組み込みルータは、Cisco IOS CLI を使って管理できます。

組み込み UXM-E は、スイッチ ソフトウェア CLI を使って管理できます。


) Cisco IOS ドメインのカード、インターフェイス、および接続に関する情報(インターフェイスの数と状態、コールと接続の状態、統計など)は、Cisco IOS CLI のみでアクセスできます。


ブート フラッシュ Cisco IOS イメージの管理

URM ブート フラッシュ イメージは、スイッチ ソフトウェア CLI で入力したスイッチ ソフトウェアのコマンドで管理します。デフォルトでは、ブート フラッシュ メモリは読み取り専用として設定されます。ただし、ブート フラッシュ メモリは、次の手順を使用して Cisco IOS イメージを更新するために、読み書き用に設定できます。


ステップ 1 スイッチ ソフトウェア CLI で、スイッチ ソフトウェアの cnfrtrparm slot 3 y コマンドを使用します。組み込みルータに接続された端末に、次のメッセージが表示されます。

%IPC_URM-6-BFLASH:Boot flash programmed Read/Write from IGX console

 

ステップ 2 Cisco IOS イメージの標準更新手順を使用して、ブート フラッシュ Cisco IOS イメージを更新します。

ステップ 3 スイッチ ソフトウェア CLI で、スイッチ ソフトウェアの cnfrtrparm slot 3 n コマンドを使用して、ブート リフレッシュ メモリを読み取り専用に再設定します。


 

URM のトラブルシューティング

URM でスイッチ ソフトウェアの自己診断コマンドとバックグラウンド テスト診断コマンドの両方を使用できます( 表 2-62 を参照)。自己診断は、組み込み UXM-E と連携動作します。

 

表 2-62 URM のポートと接続の診断コマンド

コマンド
説明
ローカル
エンドポイント(URM)
リモート
エンドポイント(URM)

cnftstparm card type

URM 自己診断と ATM バックグラウンド テストを有効または無効にします。

-

-

addloclp slot.port

ローカル ループバックを指定した ATM ポートに追加します。このコマンドは、URM の内部 ATM ポートに対しては使用できません。

Y

-

addloclp slot.port.vpi.vci

ローカル ループバックをローカル エンドポイントの指定した接続に追加します。


) FR 接続は、URM では終端できません。


Y

Y

addlocrmtlp slot.port.vpi.vci

リモート ループバックをローカル エンドポイントの指定した接続に追加します。

Y

Y

addrmtlp slot.port.vpi.vci または addrmtlp slot.port.dlci

リモート ループバックをリモート エンドポイントの指定した接続に追加します。


) FR 接続は、URM では終端できません。


Y

Y

tstdelay slot.port.dlci または tstdelay slot.port.vpi.vci

導通性を検証し、接続のユーザ データのラウンドトリップ遅延を測定します(Foresight ありと、Foresight なし)。


) FR 接続は、URM では終端できません。


Y

Y

tstcon slot.port.dlci

FR エンドポイントの接続の導通性を検証します。


) FR 接続は、URM では終端できません。


N

Y

tstconseg slot.port.vpi.vci

OAM セグメント ループバック セルを CPE に送信して、ポートと CPE 間の導通性を検証します。

Y

Y

cnfoamlpbk slot

OAM ループバックのパラメータを設定します。

Y

Y

dellp slot.port

ポートのループバックを削除します。このコマンドは、URM の内部 ATM ポートに対しては使用できません。

Y

-

dellp slot.port.vpi.vci または
dellp slot.port.dlci

接続またはポートのループバックを削除します。


) FR 接続は、URM では終端できません。


Y

Y

Cisco IOS イメージの回復

フラッシュ メモリに格納された主要の Cisco IOS システム イメージが損失または損傷した場合、Cisco IOS ブート ヘルパー イメージを使用して、バックアップ イメージまたは設定ファイルを外部 TFTP サーバまたは他のオンライン ソースからコピーできます。


ステップ 1 スイッチ ソフトウェア CLI で、スイッチ ソフトウェアの cnfrtrparm slot 1 2 コマンドを使用して、ルータの起動時にシステム イメージではなく、ブート ヘルパー イメージをロードするように組み込みルータを設定します。

ステップ 2 スイッチ ソフトウェアの resetcd または rstrtr コマンドで、組み込みルータをリブートします。Cisco IOS ブート ヘルパー イメージを使用して組み込みルータがリブートされます。

ステップ 3 Cisco IOS CLI で、「URM の設定」 に説明されている手順のステップ 1 からステップ 12 を繰り返します。

ステップ 4 Cisco IOS の copy コマンドを使用して、保存した Cisco IOS 設定ファイルを外部 TFTP サーバから組み込みルータ NVRAM にコピーします。

ステップ 5 スイッチ ソフトウェア CLI で、スイッチ ソフトウェアの cnfrtrparm slot 1 1 コマンドを使用して、スイッチでルータを起動する際に、システム イメージをロードするように組み込みルータを設定します。

ステップ 6 スイッチ ソフトウェアの resetcd または rstrtr コマンドで、組み込みルータをリブートします。新しい Cisco IOS システム イメージを使用して組み込みルータがリブートされます。


 

URM の交換

URM を交換する場合、カードが損傷しないように、次の順序で作業します。

1. フロント カードを外します。

2. バック カードを外します。

3. バック カードを交換します。

4. フロント カードを交換します。

5. 必要に応じてカードを設定します。


) Cisco IOS ソフトウェアは、URI バック カードが外されると、組み込みルータをリセットします。組み込みルータは、URI バック カードが再度装着されるまで再開されません。


フロント カードとバック カードの取り外し

フロント カードとバック カードの取り外しには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

5/32 インチ 六角レンチ

No.1 プラス ドライバ

マイナス ドライバ

鉛筆またはペン


注意 URI バック カードの VWIC コンポーネントは、ホットスワップできません。VWIC を取り外すと URM を損傷します。


ステップ 1 Cisco IOS コマンドの copy を使用して、Cisco IOS 設定ファイルを外部 TFTP サーバに保存します。

ステップ 2 別の端末セッションで、組み込み UXM-E に接続します。

ステップ 3 スイッチ ソフトウェアのコマンド cnfrtr slot n 1 を使用して、Cisco IOS 設定ファイルを NPM からロードするように組み込みルータを再設定します。

ステップ 4 静電気防止用リスト ストラップを手首に付けてから、カードを取り扱います。Cisco IGX 8410 キャビネットには、シャーシの前面と背面に静電気防止用リスト ストラップが付いています。


注意 コンポーネントを取り外して交換する場合は、常に静電気防止手順に従ってください。静電気防止用リスト ストラップを手に取り付けるか、シャーシの金属部を定期的に触って身体をアースします。

ステップ 5 5/32 インチ 六角レンチを使用して、Cisco IGX 8400 シリーズ スイッチのドアを開きます。

ステップ 6 No.1 プラス ドライバを使用して、フロント カードの前面プレートの上部と下部にあるパネルの留め具を緩めます。

ステップ 7 イジェクト レバーを押し下げながらフロント カードを取り外します。片方の手でカードの前面プレートを持ち、もう一方の手でカードを支えながら、カードをスロットから垂直方向に引き抜きます。


注意 カードを取り外す場合または取り付ける場合には、必ずイジェクト レバーを使用してください。イジェクト レバーを使用しないと、誤ったシステム エラー メッセージが発生して、モジュールの障害が示されます。

ステップ 8 すべてケーブルの接続位置を確認してマークを付けてから、バック カードからすべてのケーブルを外します。

ステップ 9 マイナス ドライバを使用して、バック カードの前面プレートの上部と下部の非脱落型取り付け用ネジを緩めます。

ステップ 10 イジェクト レバーを押し下げながら、バック カードをキャビネットからスライドして取り出します。


) バック カードを正しく動作させるには、VWIC を実装する必要があります。



 

フロント カードとバック カードの交換

フロント カードとバック カードの交換には、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

5/32 インチ 六角レンチ

No.1 プラス ドライバ

マイナス ドライバ


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に付けてから、カードを取り扱います。Cisco IGX 8400 シリーズ キャビネットには、シャーシの前面と背面に静電気防止用リスト ストラップが付いています。


注意 コンポーネントを取り外して交換する場合は、常に静電気防止手順に従ってください。静電気防止用リスト ストラップを手首に付けるか、シャーシの金属部を定期的に触って静電気を逃がします。

ステップ 2 交換用バック カードを目で検査して、問題がないことを確認します。


) バック カードを正しく動作させるには、VWIC を取り付ける必要があります。正しい VWIC が取り付けられていることを確認してから、BC-URI-2FE2V を Cisco IGX シャーシに取り付けます。


ステップ 3 イジェクト レバーを押し下げながら、バック カードをキャビネットにスライドさせます。イジェクト レバーが前面プレートの後ろにひっかかっていないか確認します。


注意 カードを取り外す場合または取り付ける場合には、必ずイジェクト レバーを使用してください。イジェクト レバーを使用しないと、誤ったシステム エラー メッセージが発生して、モジュールの障害が示されます。

ステップ 4 マイナス ドライバを使用して、バック カードの前面プレートの上部と下部を非脱落型取り付け用ネジで固定します。

ステップ 5 カードを取り外すときに付けたマークに従って、すべてのケーブルを接続します。

ステップ 6 5/32 インチ 六角レンチを使用して、Cisco IGX 8400 シリーズ スイッチのドアを開きます。

ステップ 7 片方の手でフロント カードの前面プレートを持ち、もう一方の手でカードを支えながら、カードを該当のスロット方向に垂直にスライドさせます。イジェクト レバーを押し下げながら、カードを装着します。


) カードが装着されると、URM の電源が自動的に入ります。フロント カードの前面プレートの LED が点滅して、URM POST を示します(LED の位置とその説明は、図 2-42 を参照)。


ステップ 8 フロント カードの前面プレートの LED の点滅が止まるのを待ってから、スタンバイ LED (STBY) がオンになるのを確認します。

ステップ 9 No.1 プラス ドライバを使用して、フロント カードの前面プレートの上部と下部にあるパネルの留め具を締めます。

ステップ 10 5/32 インチ 六角レンチを使用して、Cisco IGX 8400 シリーズ スイッチのドアを閉じます。

ステップ 11 「URM の設定」に説明されている手順のステップ 1 からステップ 12 を繰り返します。

ステップ 12 Cisco IOS コマンド の copy を使用して、保存した Cisco IOS 設定ファイルを外部 TFTP サーバから組み込みルータ NVRAM にコピーします。


 

カードに関連するスイッチ ソフトウェア コマンド

表 2-63 のスイッチ ソフトウェア コマンドの詳細については、次のいずれかのマニュアルで参照できます。

addad cpytrkict コマンド:『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の第 3 章「Alphabetical List of Commands addad through cpytrkict」

addad window コマンド:『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の第 4 章「Alphabetical List of Commands dchst through window」

 

表 2-63 カードに関連するスイッチ ソフトウェアのコマンド

コマンド
説明

addalmslot

指定のスロットに ARM を追加します。

addextlp

外部ループを追加します。外部装置がループ内に配置されます。

addloclp

トラブルシューティングのために、ローカル ループを指定ポートに追加します。

addrmtlp

トラブルシューティングのために、リモート ループを指定ポートに追加します。

addyred

Y 字型ケーブル冗長構成を、指定したスロットのカードに追加します。

burnfwrev

ダウンロードしたファームウェア イメージを、NPM から指定したカードにコピーします。

burnrtrrcnf

(URM のみ)Cisco IOS 設定ファイルを、NPM から URM の管理フラッシュにコピーします。

clrrtrcnf

(URM のみ)以前の Cisco IOS 設定ファイルを、NPM のメモリから消去します。

cnfleadmon

(データ カード用)ノードの制御線モニタを設定します。

cnfmode

(UFM のみ)モードを設定します(「ユニバーサル フレーム モジュール」を参照)。

cnfnodeparm

ノード パラメータを設定します(第 3 章の「 Cisco IGX 8400 シリーズのノード 」を参照)。

cnfrtr

(URM のみ)組み込みルータがロードする、Cisco IOS 設定ファイルのある場所を設定します。

cnfrtrcnfmastip

(URM のみ)RRC での Cisco IOS イメージのダウンロードを許可された、TFTP サービスの IP アドレスを設定します(「RRC による URM の初期設定」を参照)。

cnfrtrparm

(URM のみ)組み込みルータのサービス レベル パラメータを設定します。

cnftstparm

指定したカード タイプのカード自己診断を設定します。

delalmslot

指定したスロットの ARM を削除します。

dellp

指定したポートまたは接続のループバックを削除します。

delyred

Y 字型ケーブル冗長構成を、指定したスロットのカードから削除します。

dspcd

指定したスロットに取り付けられたカードの情報を表示します。

dspcds

IGX シャーシに実装されているすべてのカードの情報を表示します。

dspdnld

スイッチ ソフトウェアまたはファームウェア イメージのダウンロードの進捗を表示します。

dsplns

ノードの回線をすべて表示します。

dsprevs

アクティブ NPM の DRAM に現在ロードされているスイッチ ソフトウェア イメージを表示します。

dsprtr

(URM のみ)指定したスロットの組み込みルータの設定情報を表示します。

dsprtrcnfdnld

(URM のみ)RRC での Cisco IOS 設定ファイルのダウンロードの状態を表示します。

dsprtrslot

(URM のみ)指定したスロットの組み込みルータの運用情報を表示します。

dsprtrslots

(URM のみ)ノードのすべての URM の組み込みルータの情報を表示します。

dsptrks

ノードのトランクをすべて表示します。

dspyred

指定したカードの Y 字型ケーブル冗長構成を表示します。

loadrev

ダウンロードしたスイッチ ソフトウェア イメージを、非アクティブ NPM の DRAM にロードします。

resetcd

カードをリセットします。

runrev

ダウンロードしたスイッチ ソフトウェア イメージを、アクティブ NPM の DRAM にロードします。

switchcc

冗長 NPM を切り替えます。

tstcon

接続をテストします。

tstdelay

指定した接続の導通性を検証し、そのユーザ データのラウンドトリップ遅延を測定します。

tstport

指定したポートをテストします。

upcd

指定したスロットのカードをアクティブ(アップ)にします。

upcon

指定した回線の接続をアクティブ(アップ)にします。

upln

指定したスロットのカードの回線をアクティブ(アップ)にします。

upport

指定した回線のポートをアクティブ(アップ)にします。

uptrk

指定したスロットのカードのトランクをアクティブ(アップ)にします。

vt

リモート ノードとの仮想接続を確立します。

関連情報

IGX ノードについては、第 3 章の Cisco IGX 8400 シリーズのノードを参照してください。

設置と基本設定に関する情報は、『 Cisco IGX 8400 Series Installation Guide 』の第 1 章の「 Cisco IGX 8400 Series Product Overview 」を参照してください。

スイッチ ソフトウェア コマンドの詳細については、『 Cisco WAN Switching Command Reference 』の第 1 章「 Command Line Fundamentals 」を参照してください。