ルータ : Cisco 800 シリーズ ルータ

Cisco 880 シリーズおよび Cisco 890 シリー ズ サービス統合型ルータのメモリおよび Power over Ethernet の取り付け

Cisco 880 シリーズおよび Cisco 890 シリーズ サービス統合型ルータのメモリおよび Power over Ethernet の取り付け
発行日;2012/11/12 | 英語版ドキュメント(2010/01/29 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 880 シリーズおよび Cisco 890 シリーズ サービス統合型ルータのメモリおよび Power over Ethernet の取り付け

安全上の警告

メイン メモリの取り付け

付属品

取り付け手順

Power Over Ethernet の取り付け

付属品

取り付け手順

シャーシを開く

シャーシを閉じる

Cisco 880 シリーズおよび Cisco 890 シリーズ サービス統合型ルータのメモリおよび Power over Ethernet の取り付け

OL-16194-01-J

 


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムを扱う場合は、電源をオフにし、電源コードを外してください。ステートメント 1


このマニュアルでは、Cisco 880 シリーズおよび Cisco 890 シリーズ Integrated Services Router(ISR; サービス統合型ルータ)のメモリおよび Power over Ethernet(PoE)の取り付け方法を説明します。説明する内容は、次のとおりです。

安全上の警告

メイン メモリの取り付け

Power Over Ethernet の取り付け

シャーシを開く

シャーシを閉じる


) Cisco ISR 880 シリーズおよび Cisco ISR 890 シリーズでアップグレード可能なオプションは、メモリおよび PoE だけです。他の内部モジュールを取り外したり、取り付けたりしないでください。


安全上の警告


警告 この装置には、アースを施す必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技師に確認してください。ステートメント 1024



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 取り付け手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 装置の電源がオン/オフにかかわらず、WAN ポート内部には危険なネットワーク間電圧がかかっています。感電事故を防ぐため、WAN ポート付近で作業する場合は十分に注意してください。ケーブルを取り外す場合は、装置側から先にケーブルを切り離してください。ステートメント 1026


メイン メモリの取り付け

ここでは、次の内容について説明します。

付属品

取り付け手順

付属品

表 1 に、DIMM ユニットの付属品を示します。

 

表 1 DIMM ユニットの付属品と数量

項目
数量

メモリ モジュール

1

静電気防止用リスト ストラップ

1

取り付け手順

DIMM を取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 「シャーシを開く」の指示に従って、シャーシを開けます。

ステップ 2 システム ボード上の DIMM ソケットの位置を確認します。DIMM ソケットの位置については、図 1 を参照してください。

図 1 DIMM ソケットの位置

 

1

DIMM ソケット

ステップ 3 既存の DIMM がある場合は、ソケットの端にあるバネ仕掛けのクリップを DIMM が外れるまで静かに引き、DIMM を静かに引き上げてソケットから取り外します。図 2を参照してください。

図 2 DIMM の取り外し

 

1

バネ仕掛けのクリップ

3

DIMM ソケット

2

DIMM

ステップ 4 図 3 に示すように、DIMM と DIMM ソケットの位置を合わせて、DIMM ソケットに DIMM を 45 度の角度で差し込みます。

図 3 DIMM の取り付け

 

1

DIMM

3

バネ仕掛けのクリップ

2

DIMM ソケット

ステップ 5 図 3 に示すように、バネ仕掛けのクリップにカチッとはまるまで、ゆっくりと DIMM をシステム ボードの方向へ押し下げます。

ステップ 6 「シャーシを閉じる」の指示に従って、シャーシを閉じます。


 

Power Over Ethernet の取り付け

ここでは、次の内容について説明します。

付属品

取り付け手順

付属品

PoE のオプションには、ルータの内部に取り付ける必要のある PoE カードおよび外部電源装置が含まれます。

表 2 に、PoE モジュールの付属品を示します。

 

表 2 PoE モジュールの付属品と数量

項目
数量

PoE PCBA

1

48 V の PoE 電源アダプタ

1

電源コード

1

ノッチが 2 つある支柱

2

ノッチが 1 つある支柱

1

ネジ

3

静電気防止用リスト ストラップ

1

取り付け手順


警告 装置の取り付けは、地域および国の電気規則に適合している必要があります。ステートメント 1074



警告 絶縁されていない金属接点、導線、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに出入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1072


電源装置カードを取り付けるには、次の手順を実行します。


注意 PoE カードを取り付ける前に、PoE 電源装置がルータの背面に接続されていないことを確認してください。確認を怠ると、PoE カードまたはルータが損傷する可能性があります。


ステップ 1 「シャーシを開く」の指示に従って、シャーシを開けます。

ステップ 2 システム ボード上の 3 つの金属製支柱の穴の位置を確認します。PoE コネクタの位置については、
図 4 を参照してください。2 つの支柱の穴は、穴を囲む星形によって識別されます。3 つ目の穴には、ネジが取り付けられています。

図 4 PoE コネクタ

 

1

PoE コネクタ

3

ネジのある支柱の穴

2

星形で示される支柱の穴

ステップ 3 3 つ目の支柱の穴からネジを取り外します。

ステップ 4 図 5 に示すように、アクセサリ キットに含まれる金属製支柱を取り付けます。ノッチが 2 つある 2 本の金属製支柱を、2 つの星形の支柱の穴に取り付けます。ノッチが 1 つある金属製支柱を、3 つ目の穴に取り付けます。1/4 インチのナット ドライバを使用してノッチが 1 つある支柱を締め、次に、3/16 インチのナット ドライバを使用してノッチが 2 つある支柱を締めます。


注意 支柱をまっすぐ取り付けるようにしてください。徐々にしっかり締めます。各支柱の肩部分がシステム ボードにきちんと固定されていなければなりません。

図 5 Power over Ethernet カードの取り付け

 

1

星形で示されていない支柱の穴

4

ノッチが 1 つある金属製支柱

2

星形で示される支柱の穴

5

PoE カード

3

ノッチが 2 つある金属製支柱

6

ネジ


注意 PoE カードを取り付けるときには、カードを正しい方向で取り付けてください。取り付けを誤ると、PoE カードが損傷します。PoE カードの取り付けには、3 本の金属製支柱の取り付けが必要です。取り付け後、カードを 3 本のネジで金属製支柱に固定します。必ず 3 本すべてのネジを使用して、カードを確実に正しく取り付けてください。


ヒント カードの取り付け方向が間違っていると、3 つのネジ穴は 3 本の金属製支柱と一致しません。

ステップ 5 3 本の金属製支柱の上に PoE カードを置き、PoE カードのネジ穴を金属製支柱に合わせます。

ステップ 6 PoE コネクタにしっかりと固定されるまで、PoE カードをシステム ボードの方向へ押し下げます。

ステップ 7 アクセサリ キットに含まれるネジを PoE カードに差し込み、さらに金属製支柱に差し込みます。図 5を参照してください。プラス ドライバを使用して、ネジを慎重に締めます。

ステップ 8 ルータを閉じてから(「シャーシを閉じる」を参照)、PoE 電源装置を AC 電源コンセントに接続します。PoE 電源装置を AC 電源コンセントに接続する場合は、 『Cisco 860 Series, Cisco 880 Series, and Cisco 890 Series Hardware Installation Guide』 「Connecting Power over Ethernet」 を参照してください。


 

シャーシを開く

シャーシを開くには、No.2 プラス ドライバ、リスト ストラップ、および静電気防止用マットが必要です。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94


シャーシを開くには、次の手順を実行します。


ステップ 1 電源コードを取り外します。

ステップ 2 ルータの背面パネルからすべてのケーブルを取り外します。

ステップ 3 No.2 プラス ドライバを使用して、背面パネルの中央およびルータの側面にあるネジを取り外します。
図 6 に、ネジの位置を示します。ネジは、すべての Cisco 880 シリーズ ISR と同じ位置にあります。

図 6 シャーシのネジの位置

 

1

ネジの位置

ステップ 4 ルータのネジがある両側に手を当てます。シャーシ カバーを指でゆっくりと外側へ開けて、ルータから取り外し、シャーシ カバーを持ち上げます。シャーシ カバーのフロントエンドは、シャーシに接続されたままです。図 7 に、シャーシの開け方を示します。

図 7 シャーシを開く

 

ステップ 5 ルータの底面を静電気防止用マットの上に置きます。


 

シャーシを閉じる

シャーシを閉じるには、No.2 プラス ドライバおよびリスト ストラップが必要です。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94


シャーシを閉じる手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシ カバーを押し下げます。カバーはカチッと閉まります。図 8 に、シャーシの閉じ方を示します。

図 8 シャーシを閉じる

 

ステップ 2 ネジ穴が合っていることを確認します。

ステップ 3 No.2 プラス ドライバを使用して、ネジを取り付けます。