IP マルチキャスト コンフィギュレーション ガイド、 Cisco IOS Release 15.1S
IP マルチキャスト オペレーションの確認
IP マルチキャスト オペレーションの確認
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/04/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

IP マルチキャスト オペレーションの確認

この章の構成

IP マルチキャスト オペレーションの確認における前提条件

IP マルチキャスト オペレーションの確認における制限

IP マルチキャスト オペレーションに関する情報

PIM-SM ネットワーク環境および PIM-SSM ネットワーク環境での IP マルチキャスト オペレーションの確認に関する注意事項

ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンド(PIM-SM および PIM-SSM)

SPT が使用されているルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンド(PIM-SM および PIM-SSM)

ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンド(PIM-SM および PIM-SSM)

IP マルチキャスト オペレーションを確認する方法

PIM 対応ルータを使用して IP マルチキャストの到達可能性をテストする方法

マルチキャスト ping に応答するルータの設定

マルチキャスト ping に応答するよう設定されているルータへの ping

PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションの確認

ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認

SPT が使用されているルータでの IP マルチキャストの確認

ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認

IP マルチキャスト オペレーションの設定例

PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションの確認例

ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認例

SPT が使用されているルータでの IP マルチキャストの確認例

ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

IP マルチキャスト オペレーションに関する機能情報

IP マルチキャスト オペレーションの確認

このモジュールでは、Protocol Independent Multicast(PIM)Sparse Mode(PIM-SM; PIM スパース モード)または Source Specific Multicast(PIM-SSM)の実装後に、ネットワークで IP マルチキャスト オペレーションを確認する方法について説明します。このモジュールの作業では、IP マルチキャストの到達可能性をテストし、IP マルチキャスト ネットワークでレシーバとソースが想定どおりに動作していることを確認できます。

この章で紹介する機能情報の入手方法

ご使用の Cisco OS ソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、ご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリースノートを参照してください。このモジュールで説明される特定機能に関する情報へのリンク、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「IP マルチキャスト オペレーションに関する機能情報」を参照してください。

プラットフォームと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポート情報の検索

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォーム、Cisco IOS ソフトウェア イメージ、および Cisco Catalyst OS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

IP マルチキャスト オペレーションの確認における前提条件

このモジュールの作業を実行する前に、『 IP Multicast Technology Overview 』モジュールで説明している概念をよく理解しておく必要があります。

このモジュールの作業は、IP マルチキャストがイネーブルに設定され、かつ『 Configuring Basic IP Multicast 』モジュールに記載された該当する作業で PIM-SM または SSM が設定されていることを前提としています。

IP マルチキャスト オペレーションの確認における制限

PIM-SM については、このモジュールでは、PIM 対応ルータで Shortest Path Tree(SPT; 最短パス ツリー)しきい値が値ゼロ(デフォルト)に設定され、無限大ではないことが前提となります。SPT しきい値の詳細については、『 Cisco IOS IP Multicast Command Reference 』の ip pim spt-threshold コマンド ページを参照してください。

Bidirectional PIM(Bidir-PIM; 双方向 PIM)ネットワーク、または、有限か無限の SPT しきい値が使用されている PIM-SM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションは、このモジュールのスコープ外です。

IP マルチキャスト オペレーションに関する情報

IP マルチキャスト オペレーションを確認する前に、次の概念を理解しておく必要があります。

「PIM-SM ネットワーク環境および PIM-SSM ネットワーク環境での IP マルチキャスト オペレーションの確認に関する注意事項」

PIM-SM ネットワーク環境および PIM-SSM ネットワーク環境での IP マルチキャスト オペレーションの確認に関する注意事項

PIM-SM ネットワーク環境または PIM-SSM ネットワーク環境で IP マルチキャストのオペレーションを確認するときに、効果的なアプローチは、ラスト ホップ ルータで確認処理を開始し、ファースト ホップ ルータに到達するまでルータ上での確認処理を続けることです。この確認の目的は、IP マルチキャスト ネットワークを介して IP マルチキャスト トラフィックが適切にルーティングされていることを確認することです。

ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンド(PIM-SM および PIM-SSM)

表 1 に、PIM-SM ネットワーク環境および PIM-SSM ネットワーク環境のラスト ホップ ルータで IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンドについて説明します。

 

表 1 一般的な IP マルチキャスト確認コマンド(ラスト ホップ ルータ)

コマンド
説明および目的

show ip igmp groups

ルータに直接接続されているレシーバと Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)によって学習されたレシーバを持つマルチキャスト グループを表示します。

LAN 上のレシーバが参加したグループのラスト ホップ ルータ上で、IGMP キャッシュが適切に読み込まれていることを確認するには、このコマンドを使用します。

show ip pim rp mapping

(設定、あるいは Auto-RP または BSR からの学習により)ルータが認識しているグループ-RP マッピングをすべて表示します。

グループ-RP 間のマッピングがラスト ホップ ルータで正しく生成されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

コマンドは PIM-SSM ネットワーク内のルータでは動作しません。

show ip mroute

マルチキャスト ルーティング(mroute)テーブルの内容を表示します。

mroute テーブルがラスト ホップ ルータで適切に生成されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

show ip interfaces

設定されているインターフェイスについて、情報および統計情報を表示します。

ラスト ホップ ルータの発信インターフェイス上で IP マルチキャスト ファースト スイッチングがイネーブルにされていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

show ip mcache

IP マルチキャスト ファースト スイッチング キャッシュの内容を表示します。

IP マルチキャスト ファースト スイッチング キャッシュがラスト ホップ ルータで適切に生成されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

(注) このコマンドは、マルチキャスト ファースト スイッチングがイネーブルの場合にのみ、使用されます(デフォルト動作)。

show ip pim interface count

PIM 対応インターフェイスで送受信されたマルチキャスト パケットの数に関連する統計情報を表示します。

マルチキャスト トラフィックがラスト ホップ ルータに転送されていることを、ラスト ホップ ルータ上で確認する場合は、このコマンドを使用します。

show ip mroute active

アクティブなソースがマルチキャスト グループに送信しているレートを、キロビット/秒(kb/s)単位で表示します。

ラスト ホップ ルータ上のグループに送信を実行しているアクティブなソースのマルチキャスト パケット レートに関する情報を表示する場合は、このコマンドを使用します。

show ip mroute count

mroute テーブルの mroute に関連する統計情報を表示します。

マルチキャスト トラフィックがラスト ホップ ルータに送信されていることを、ラスト ホップ ルータ上で確認する場合は、このコマンドを使用します。

SPT が使用されているルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンド(PIM-SM および PIM-SSM)

表 2 に、PIM-SM ネットワーク環境および PIM-SSM ネットワーク環境の SPT が使用されているルータで IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンドについて説明します。

 

表 2 一般的な IP マルチキャスト確認コマンド(SPT が使用されているルータ

コマンド
説明および目的

show ip mroute

mroute テーブルの内容を表示します。

ソースへの Reverse Path Forwarding(RPF; リバース パス転送)ネイバーが、SPT が使用されている各ルータの想定 RPF ネイバーであることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

show ip mroute active

アクティブなソースがマルチキャスト グループに送信しているレートを、kb/s 単位で表示します。

SPT が使用されているルータ上のグループに送信を実行しているアクティブなソースのマルチキャスト パケット レートに関する情報を表示する場合は、このコマンドを使用します。

ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンド(PIM-SM および PIM-SSM)

表 3 に、PIM-SM ネットワーク環境および PIM-SSM ネットワーク環境のファースト ホップ ルータで IP マルチキャスト オペレーションの確認に使用される一般的なコマンドについて説明します。

 

表 3 一般的な IP マルチキャスト確認コマンド(ファースト ホップ ルータ)

コマンド
説明および目的

show ip mroute

mroute テーブルの内容を表示します。

ファースト ホップ ルータ上の mroute で F フラグが設定されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

show ip mroute active

アクティブなソースがマルチキャスト グループに送信しているレートを、kb/s 単位で表示します。

ファースト ホップ ルータ上のグループに送信を実行しているアクティブなソースのマルチキャスト パケット レートに関する情報を表示する場合は、このコマンドを使用します。

IP マルチキャスト オペレーションを確認する方法

ここでは、次の作業について説明します。

「PIM 対応ルータを使用して IP マルチキャストの到達可能性をテストする方法」(任意)

「PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションの確認」(任意)

PIM 対応ルータを使用して IP マルチキャストの到達可能性をテストする方法

PIM 対応ルータを使用して IP マルチキャストの到達可能性をテストするには、次の作業を実行します。

管理しているすべての PIM 対応ルータおよびアクセス サーバが、マルチキャスト グループのメンバで、すべてのルータが応答する原因となる ping が送信されます。これは、効果的な管理およびデバッグのツールです。

PIM 対応ルータを使用して IP マルチキャストの到達可能性をテストするには、次の作業を実行します。

「マルチキャスト ping に応答するルータの設定」(任意)

「マルチキャスト ping に応答するよう設定されているルータへの ping」(任意)

マルチキャスト ping に応答するルータの設定

マルチキャスト ping に応答するようルータを設定するには、次の作業を実行します。この作業の実行によって、指定されたグループに加入するよう、ルータ上のインターフェイスが設定されます。この作業は、マルチキャスト ネットワークに加入しているルータ上の各インターフェイス、および、マルチキャスト ネットワークに加入しているすべてのルータで、実行する必要があります。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. ip igmp join-group group-address

5. マルチキャスト ネットワークに加入しているルータ上のインターフェイスで、ステップ 3 とステップ 4 を繰り返します。

6. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number

 

Router(config)# interface ethernet 1

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

type 引数および number 引数に、ホストに直接接続されているインターフェイスまたはホストに直面しているインターフェイスを指定します。

ステップ 4

ip igmp join-group group-address

 

Router(config-if)# ip igmp join-group 225.2.2.2

(任意)指定したグループに加入するよう、インターフェイスを設定します。

この作業の目的として、マルチキャスト ネットワークに加入しているルータ上のすべてのインターフェイス上で、 group-address 引数に同じグループ アドレスを設定します。

(注) この方法では、ルータは、マルチキャスト パケットの転送に加えて、マルチキャスト パケットを受信します。マルチキャスト パケットを受信することにより、ルータのファースト スイッチングは行われません。

ステップ 5

マルチキャスト ネットワークに加入しているルータ上のインターフェイスで、ステップ 3 とステップ 4 を繰り返します。

--

ステップ 6

end

 

Router(config-if)# end

現在のコンフィギュレーション セッションを終了して、特権 EXEC モードに戻ります。

マルチキャスト ping に応答するよう設定されているルータへの ping

マルチキャスト ping に応答するように設定されているルータをテストするために、ルータ上で ping を開始するには、次の作業を実行します。この作業は、ネットワークの IP マルチキャスト到達可能性をテストする場合に、使用されます。

手順の概要

1. enable

2. ping group-address

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

ping group-address

 

Router# ping 225.2.2.2

IP マルチキャスト グループに ping を送信します。

正常な応答は、グループ アドレスが機能していることを示します。

PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションの確認

PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークで IP マルチキャスト オペレーションを確認するには、次のオプション作業を実行します。ソースおよびレシーバが想定どおりに動作していない場合、これらの作業の手順を実行すると、障害が発生したホップの場所を探すことができます。


) パケットが想定されている宛先に到達していない場合、IP マルチキャスト ファースト スイッチングをディセーブルにすることを検討する必要が生じることがあります。これによって、ルータは、処理スイッチング モードになります。IP マルチキャスト ファースト スイッチングがディセーブルにされた後で、パケットが適切な宛先に到達し始めた場合、問題は、IP マルチキャスト ファースト スイッチングに関連していた可能性が非常に高くなります。IP マルチキャスト ファースト スイッチングをディセーブルにする方法の詳細については、『Monitoring and Maintaining IP Multicast』モジュールを参照してください。


PIM-SM マルチキャスト ネットワークまたは PIM-SSM マルチキャスト ネットワークで IP マルチキャスト オペレーションを確認するには、次の確認作業を実行します。

「ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認」(任意)

「SPT が使用されているルータでの IP マルチキャストの確認」(任意)

「ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認」(任意)

ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャスト オペレーションの確認

ラスト ホップ ルータで IP マルチキャストのオペレーションを確認するには、次の作業を実行します。


) PIM-SSM ネットワークのラスト ホップ ルータを確認する場合は、ステップ 3 を無視します。


手順の概要

1. enable

2. show ip igmp groups

3. show ip pim rp mapping

4. show ip mroute

5. show ip interfaces [ type number ]

6. show ip mcache

7. show ip pim interface count

8. show ip mroute count

9. show ip mroute active [ kb/s ]

手順の詳細


ステップ 1 enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

Router> enable

 

ステップ 2 show ip igmp groups

ラスト ホップ ルータで IGMP メンバシップを確認する場合は、このコマンドを使用します。この情報によって、ラスト ホップ ルータに直接接続され、IGMP を介して認識されるレシーバが使用されているマルチキャスト グループが確認されます。

次に、 show ip igmp groups コマンドの出力例を示します。

Router# show ip igmp groups
 
IGMP Connected Group Membership
Group Address Interface Uptime Expires Last Reporter
239.1.2.3 Ethernet1/0 00:05:14 00:02:14 10.1.0.6
224.0.1.39 Ethernet0/0 00:09:11 00:02:08 172.31.100.1
 

ステップ 3 show ip pim rp mapping

グループ -RP 間のマッピングがラスト ホップ ルータで正しく生成されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。


) PIM-SSM ネットワークのラスト ホップ ルータを確認する場合は、この手順を無視します。PIM-SSM では RP が使用されないため、show ip pim rp mapping コマンドは PIM-SSM ネットワーク内のルータでは動作しません。さらに、正しく設定されている場合、show ip pim rp mapping コマンドの出力には PIM-SSM グループは表示されないはずです。


次に、 show ip pim rp mapping コマンドの出力例を示します。

Router# show ip pim rp mapping
 
PIM Group-to-RP Mappings
 
Group(s) 224.0.0.0/4
RP 172.16.0.1 (?), v2v1
Info source: 172.16.0.1 (?), elected via Auto-RP
Uptime: 00:09:11, expires: 00:02:47

ステップ 4 show ip mroute

mroute テーブルがラスト ホップ ルータで適切に生成されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

次に、 show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute
 
(*, 239.1.2.3), 00:05:14/00:03:04, RP 172.16.0.1, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 172.31.100.1
Outgoing interface list:
Ethernet1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:05:10/00:03:04
 
(10.0.0.1, 239.1.2.3), 00:02:49/00:03:29, flags: T
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 172.31.100.1
Outgoing interface list:
Ethernet1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:02:49/00:03:04
 
(*, 224.0.1.39), 00:10:05/stopped, RP 0.0.0.0, flags: DC
Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
Outgoing interface list:
Ethernet1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:05:15/00:00:00
Ethernet0/0, Forward/Sparse-Dense, 00:10:05/00:00:00
 
(172.16.0.1, 224.0.1.39), 00:02:00/00:01:33, flags: PTX
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 172.31.100.1
 

ステップ 5 show ip interfaces [ type number ]

ラスト ホップ ルータの発信インターフェイス上で、最適化されたパフォーマンスでマルチキャスト ファースト スイッチングがイネーブルにされていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。


no ip mroute-cache インターフェイス コマンドを使用すると、IP マルチキャスト ファースト スイッチングがディセーブルにされます。IP マルチキャスト ファースト スイッチングがディセーブルの場合、プロセス スイッチド パスを介してパケットが送信されます。


次に、特定のインターフェイスに対する show ip interfaces コマンドの出力例を示します。

Router# show ip interfaces Ethernet 0/0
 
Ethernet0/0 is up, line protocol is up
Internet address is 172.31.100.2/24
Broadcast address is 255.255.255.255
Address determined by setup command
MTU is 1500 bytes
Helper address is not set
Directed broadcast forwarding is disabled
Multicast reserved groups joined: 224.0.0.1 224.0.0.22 224.0.0.13
224.0.0.5 224.0.0.6
Outgoing access list is not set
Inbound access list is not set
Proxy ARP is enabled
Local Proxy ARP is disabled
Security level is default
Split horizon is enabled
ICMP redirects are always sent
ICMP unreachables are always sent
ICMP mask replies are never sent
IP fast switching is enabled
IP fast switching on the same interface is disabled
IP Flow switching is disabled
IP CEF switching is disabled
IP Fast switching turbo vector
IP multicast fast switching is enabled
IP multicast distributed fast switching is disabled
IP route-cache flags are Fast
Router Discovery is disabled
IP output packet accounting is disabled
IP access violation accounting is disabled
TCP/IP header compression is disabled
RTP/IP header compression is disabled
Policy routing is disabled
Network address translation is disabled
WCCP Redirect outbound is disabled
WCCP Redirect inbound is disabled
WCCP Redirect exclude is disabled
BGP Policy Mapping is disabled
 

ステップ 6 show ip mcache

IP マルチキャスト ファースト スイッチング キャッシュがラスト ホップ ルータで適切に生成されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。


) IP マルチキャスト ファースト スイッチング キャッシュがディセーブルの場合は、この手順を無視します。


次に、 show ip mcache コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mcache
 
IP Multicast Fast-Switching Cache
(10.0.0.1/32, 239.1.2.3), Ethernet0/0, Last used: 00:00:00, MinMTU: 1500
Ethernet1/0 MAC Header: 01005E010203AABBCC002B010800
(172.16.0.1/32, 224.0.1.39), Ethernet0/0, Last used: 00:01:40, MinMTU: 1500L
 

ステップ 7 show ip pim interface count

マルチキャスト トラフィックがラスト ホップ ルータに転送されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

次に、キーワード count を指定した show ip pim interface コマンドの出力例を示します。

Router# show ip pim interface count
 
State: * - Fast Switched, D - Distributed Fast Switched
H - Hardware Switching Enabled
Address Interface FS Mpackets In/Out
172.31.100.2 Ethernet0/0 * 4122/0
10.1.0.1 Ethernet1/0 * 0/3193
 

ステップ 8 show ip mroute count

マルチキャスト トラフィックがラスト ホップ ルータに転送されていることを確認する場合は、このコマンドを使用します。

次に、キーワード count を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute count
 
IP Multicast Statistics
6 routes using 4008 bytes of memory
3 groups, 1.00 average sources per group
Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)
 
Group: 239.1.2.3, Source count: 1, Packets forwarded: 3165, Packets received: 3165
RP-tree: Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
Source: 10.0.0.1/32, Forwarding: 3165/20/28/4, Other: 0/0/0
 
Group: 224.0.1.39, Source count: 1, Packets forwarded: 21, Packets received: 120
Source: 172.16.0.1/32, Forwarding: 21/1/48/0, Other: 120/0/99
 
Group: 224.0.1.40, Source count: 1, Packets forwarded: 10, Packets received: 10
Source: 172.16.0.1/32, Forwarding: 10/1/48/0, Other: 10/0/0
 

ステップ 9 show ip mroute active [ kb/s ]

ラスト ホップ ルータ上のグループに送信を実行しているアクティブなマルチキャスト ソースに関する情報を表示する場合は、ラスト ホップ ルータ上でこのコマンドを使用します。このコマンドの出力では、アクティブなソースのマルチキャスト パケット レートに関する情報が示されます。


active キーワードを指定した show ip mroute コマンドの出力では、4 kb/s 以上のレートでグループにトラフィックを送信しているアクティブなソースに関する情報が表示されます。より低いレートのトラフィック(4 kb/s 未満のトラフィック)をグループに送信しているアクティブなソースに関する情報を表示する場合は、kb/s 引数に 1 の値を指定します。この引数に 1 の値を指定すると、1 kb/s 以上のレートでグループにトラフィックを送信しているアクティブなソースに関する情報が表示されます。これによって、存在する可能性があるすべてのアクティブなソース トラフィックに関する情報が効果的に表示されます。


次に、キーワード active を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute active
 
Active IP Multicast Sources - sending >= 4 kbps
 
Group: 239.1.2.3, (?)
Source: 10.0.0.1 (?)
Rate: 20 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 50 secs), 4 kbps(life avg)


 

SPT が使用されているルータでの IP マルチキャストの確認

PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークで SPT が使用されているルータ上で IP マルチキャストのオペレーションを確認するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. show ip mroute [ group-address ]

3. show ip mroute active [ kb/s ]

手順の詳細


ステップ 1 enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

Router> enable

 

ステップ 2 show ip mroute [ group-address ]

特定の 1 つまたは複数のグループのソースへの RPF ネイバーを確認する場合は、SPT が使用されているルータ上でこのコマンドを使用します。

次に、特定のグループに対する show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute 239.1.2.3
 
(*, 239.1.2.3), 00:17:56/00:03:02, RP 172.16.0.1, flags: S
Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
Outgoing interface list:
Ethernet0/0, Forward/Sparse-Dense, 00:17:56/00:03:02
 
(10.0.0.1, 239.1.2.3), 00:15:34/00:03:28, flags: T
Incoming interface: Serial1/0, RPF nbr 172.31.200.1
Outgoing interface list:
Ethernet0/0, Forward/Sparse-Dense, 00:15:34/00:03:02
 

ステップ 3 show ip mroute active

グループに送信を実行しているアクティブなマルチキャスト ソースに関する情報を表示する場合は、SPT が使用されているルータ上でこのコマンドを使用します。このコマンドの出力では、アクティブなソースのマルチキャスト パケット レートに関する情報が示されます。


active キーワードを指定した show ip mroute コマンドの出力では、4 kb/s 以上のレートでグループにトラフィックを送信しているアクティブなソースに関する情報が表示されます。より低いレートのトラフィック(4 kb/s 未満のトラフィック)をグループに送信しているアクティブなソースに関する情報を表示する場合は、kb/s 引数に 1 の値を指定します。この引数に 1 の値を指定すると、1 kb/s 以上のレートでグループにトラフィックを送信しているアクティブなソースに関する情報が表示されます。これによって、存在する可能性があるすべてのアクティブなソース トラフィックに関する情報が効果的に表示されます。


次に、キーワード active を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute active
 
Active IP Multicast Sources - sending >= 4 kbps
 
Group: 239.1.2.3, (?)
Source: 10.0.0.1 (?)
Rate: 20 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 30 secs), 4 kbps(life avg)


 

ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認

ファースト ホップ ルータで IP マルチキャストのオペレーションを確認するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. show ip mroute [ group-address ]

3. show ip mroute active [ kb/s ]


ステップ 1 enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

 

Router> enable

 

ステップ 2 show ip mroute [ group-address ]

ファースト ホップ ルータ上の mroute で F フラグが設定されていることを確認する場合は、ファースト ホップ ルータ上でこのコマンドを使用します。

次に、特定のグループに対する show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute 239.1.2.3
 
(*, 239.1.2.3), 00:18:10/stopped, RP 172.16.0.1, flags: SPF
Incoming interface: Serial1/0, RPF nbr 172.31.200.2
Outgoing interface list: Null
 
(10.0.0.1, 239.1.2.3), 00:18:10/00:03:22, flags: FT
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 0.0.0.0
Outgoing interface list:
Serial1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:18:10/00:03:19
 

ステップ 3 show ip mroute active [ kb/s ]

グループに送信を実行しているアクティブなマルチキャスト ソースに関する情報を表示する場合は、ファースト ホップ ルータ上でこのコマンドを使用します。このコマンドの出力では、アクティブなソースのマルチキャスト パケット レートに関する情報が示されます。


active キーワードを指定した show ip mroute コマンドの出力では、4 kb/s 以上のレートでグループにトラフィックを送信しているアクティブなソースに関する情報が表示されます。より低いレートのトラフィック(4 kb/s 未満のトラフィック)をグループに送信しているアクティブなソースに関する情報を表示する場合は、kb/s 引数に 1 の値を指定します。この引数に 1 の値を指定すると、1 kb/s 以上のレートでグループにトラフィックを送信しているアクティブなソースに関する情報が表示されます。これによって、存在する可能性があるすべてのアクティブなソース トラフィックに関する情報が効果的に表示されます。


次に、キーワード active を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute active
 
Active IP Multicast Sources - sending >= 4 kbps
 
Group: 239.1.2.3, (?)
Source: 10.0.0.1 (?)
Rate: 20 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 30 secs), 4 kbps(life avg)


 

IP マルチキャスト オペレーションの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションの確認例」

PIM-SM ネットワークまたは PIM-SSM ネットワークでの IP マルチキャスト オペレーションの確認例

次に、ネットワークに PIM-SM が導入された後で、IP マルチキャスト オペレーションを確認する例を示します。例は、図 1 に示された PIM-SM トポロジに基づいています。

図 1 に示されているラスト ホップ ルータからファースト ホップ ルータで、この特定の PIM-SM ネットワーク トポロジの IP マルチキャスト オペレーションを確認する例を示します。

図 1 マルチキャスト ネットワークで障害が発生しているホップの検索

ラスト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認例

次に、 show ip igmp groups コマンドの出力例を示します。出力例では、図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上での IGMP メンバシップが表示されます。このコマンドは、LAN 上のレシーバが加入したグループに対して、IGMP キャッシュが適切に生成されていることを確認するために、この例で使用されています。

Router# show ip igmp groups
 
IGMP Connected Group Membership
Group Address Interface Uptime Expires Last Reporter
239.1.2.3 Ethernet1/0 00:05:14 00:02:14 10.1.0.6
224.0.1.39 Ethernet0/0 00:09:11 00:02:08 172.31.100.1
 

次に、 show ip pim rp mapping コマンドの出力例を示します。出力例では、RP フィールドに RP アドレスが表示されていることに注意してください。図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上で、グループ-RP マッピング間が適切に生成されたことを確認する場合は、RP アドレスとグループ情報を使用します。


) 出力の「(?)」は、ルータによって、IP アドレスをホスト名に解決できなかったことを示します。


Router# show ip pim rp mapping
 
PIM Group-to-RP Mappings
 
Group(s) 224.0.0.0/4
RP 172.16.0.1 (?), v2v1
Info source: 172.16.0.1 (?), elected via Auto-RP
Uptime: 00:09:11, expires: 00:02:47
 

次に、 show ip mroute コマンドの出力例を示します。このコマンドは、図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上で、mroute テーブルが適切に生成されていることを確認する場合に、使用します。出力例では、(10.0.0.1, 239.1.2.3) mroute の T フラグに注意してください。T フラグは、SPT ビットが設定されたことを示します。これは、特定の mroute の SPT ツリー上でマルチキャスト パケットを受信したことを意味します。さらに、RPF nbr フィールドは、マルチキャスト ソースへのユニキャスト ルーティングによって特定された最上位の IP アドレスを使用して、RPF ネイバーを指す必要があります。

Router# show ip mroute
 
(*, 239.1.2.3), 00:05:14/00:03:04, RP 172.16.0.1, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 172.31.100.1
Outgoing interface list:
Ethernet1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:05:10/00:03:04
 
(10.0.0.1, 239.1.2.3), 00:02:49/00:03:29, flags: T
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 172.31.100.1
Outgoing interface list:
Ethernet1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:02:49/00:03:04
 
(*, 224.0.1.39), 00:10:05/stopped, RP 0.0.0.0, flags: DC
Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
Outgoing interface list:
Ethernet1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:05:15/00:00:00
Ethernet0/0, Forward/Sparse-Dense, 00:10:05/00:00:00
 

次に、着信インターフェイスに対する show ip interfaces コマンドの出力例を示します。図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上で IP マルチキャスト ファースト スイッチングがイネーブルにされていることを確認する場合は、この例のこのコマンドを使用します。IP マルチキャスト ファースト スイッチングをイネーブルにするときに、「IP multicast fast switching is enabled」の行が出力に表示されます。

Router# show ip interfaces Ethernet 0/0
 
Ethernet0/0 is up, line protocol is up
Internet address is 172.31.100.2/24
Broadcast address is 255.255.255.255
Address determined by setup command
MTU is 1500 bytes
Helper address is not set
Directed broadcast forwarding is disabled
Multicast reserved groups joined: 224.0.0.1 224.0.0.22 224.0.0.13
224.0.0.5 224.0.0.6
Outgoing access list is not set
Inbound access list is not set
Proxy ARP is enabled
Local Proxy ARP is disabled
Security level is default
Split horizon is enabled
ICMP redirects are always sent
ICMP unreachables are always sent
ICMP mask replies are never sent
IP fast switching is enabled
IP fast switching on the same interface is disabled
IP Flow switching is disabled
IP CEF switching is disabled
IP Fast switching turbo vector
IP multicast fast switching is enabled
IP multicast distributed fast switching is disabled
IP route-cache flags are Fast
Router Discovery is disabled
IP output packet accounting is disabled
IP access violation accounting is disabled
TCP/IP header compression is disabled
RTP/IP header compression is disabled
Policy routing is disabled
Network address translation is disabled
WCCP Redirect outbound is disabled
WCCP Redirect inbound is disabled
WCCP Redirect exclude is disabled
BGP Policy Mapping is disabled
 

次に、 show ip mcache コマンドの出力例を示します。図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上で、IP マルチキャスト ファースト スイッチング キャッシュが適切に生成されていることを確認する場合は、この例のこのコマンドを使用します。このコマンドの出力を調べる場合、(S, G) mroute が生成され、着信インターフェイスおよび発信インターフェイスのリストが正しく表示されていることを、確認する必要があります。着信インターフェイスは、同じ行に (S, G) として表示されます。発信インターフェイスは、(S, G) の出力の下に表示されます。たとえば、次の例の出力 (10.0.0.1/32, 239.1.2.3) の着信インターフェイスは、Ethernet0/0 です。発信インターフェイスは Ethernet1/0 です。


) MAC Header フィールドに表示される MAC ヘッダーは、常に 01005E で始まります。


Router# show ip mcache
 
IP Multicast Fast-Switching Cache
(10.0.0.1/32, 239.1.2.3), Ethernet0/0, Last used: 00:00:00, MinMTU: 1500
Ethernet1/0 MAC Header: 01005E010203AABBCC002B010800
(172.16.0.1/32, 224.0.1.39), Ethernet0/0, Last used: 00:01:40, MinMTU: 1500
 

次に、 show ip pim interface count コマンドの出力例を示します。図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上に、マルチキャスト トラフィックが転送されていることを確認する場合は、この例のこのコマンドを使用します。出力例では、Mpackets In/Out フィールドに注意してください。このフィールドでは、出力のリストにある各インターフェイス上で送受信されたマルチキャスト パケットの数が表示されます。

Router# show ip pim interface count
 
State: * - Fast Switched, D - Distributed Fast Switched
H - Hardware Switching Enabled
Address Interface FS Mpackets In/Out
172.31.100.2 Ethernet0/0 * 4122/0
10.1.0.1 Ethernet1/0 * 0/3193
 

次に、キーワード count を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。アクティブなソースからグループに送信されたパケットを確認する場合は、図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上でこのコマンドを使用します。出力例では、Forwarding フィールドに表示されているパケット数に注意してください。このフィールドでは、グループに送信を実行しているソースに対するパケット転送カウントが表示されます。

Router# show ip mroute count
 
IP Multicast Statistics
6 routes using 4008 bytes of memory
3 groups, 1.00 average sources per group
Forwarding Counts: Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts: Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)
 
Group: 239.1.2.3, Source count: 1, Packets forwarded: 3165, Packets received: 3165
RP-tree: Forwarding: 0/0/0/0, Other: 0/0/0
Source: 10.0.0.1/32, Forwarding: 3165/20/28/4, Other: 0/0/0
 
Group: 224.0.1.39, Source count: 1, Packets forwarded: 21, Packets received: 120
Source: 172.16.0.1/32, Forwarding: 21/1/48/0, Other: 120/0/99
 
Group: 224.0.1.40, Source count: 1, Packets forwarded: 10, Packets received: 10
Source: 172.16.0.1/32, Forwarding: 10/1/48/0, Other: 10/0/0
 

次に、キーワード active を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。ラスト ホップ ルータ上でアクティブなソースがあるマルチキャスト グループを確認する場合は、図 1 に示されているラスト ホップ ルータ上でこのコマンドを使用します。


) 出力の「(?)」は、ルータによって、IP アドレスをホスト名に解決できなかったことを示します。


Router# show ip mroute active
 
Active IP Multicast Sources - sending >= 4 kbps
 
Group: 239.1.2.3, (?)
Source: 10.0.0.1 (?)
Rate: 20 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 50 secs), 4 kbps(life avg)

SPT が使用されているルータでの IP マルチキャストの確認例

次に、特定のグループに対する show ip mroute コマンドの出力例を示します。RPF ネイバーが、図 1 に示されている、SPT が使用されているルータ上で想定されている RPF ネイバーであることを確認する場合は、この例のこのコマンドを使用します。

Router# show ip mroute 239.1.2.3
 
(*, 239.1.2.3), 00:17:56/00:03:02, RP 172.16.0.1, flags: S
Incoming interface: Null, RPF nbr 0.0.0.0
Outgoing interface list:
Ethernet0/0, Forward/Sparse-Dense, 00:17:56/00:03:02
 
(10.0.0.1, 239.1.2.3), 00:15:34/00:03:28, flags: T
Incoming interface: Serial1/0, RPF nbr 172.31.200.1
Outgoing interface list:

Ethernet0/0, Forward/Sparse-Dense, 00:15:34/00:03:02

次に、図 1 に示されている、SPT が使用されているルータからの、キーワード active を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。このルータ上でアクティブなソースがあるマルチキャスト グループを確認する場合は、このコマンドを使用します。


) 出力の「(?)」は、ルータによって、IP アドレスをホスト名に解決できなかったことを示します。


Router# show ip mroute active
 
Active IP Multicast Sources - sending >= 4 kbps
 
Group: 239.1.2.3, (?)
Source: 10.0.0.1 (?)
Rate: 20 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 30 secs), 4 kbps(life avg)

ファースト ホップ ルータでの IP マルチキャストの確認例

次に、特定のグループに対する show ip mroute コマンドの出力例を示します。図 1 に示されているファースト ホップ ルータ上で、アクティブなソースからグループへパケットが送信されていることを確認する場合は、この例のこのコマンドを使用します。出力例では、Forwarding フィールドに表示されているパケット数に注意してください。このフィールドでは、ファースト ホップ ルータ上のグループに送信を実行しているソースに対するパケット転送カウントが表示されます。


) RPF nbr 0.0.0.0 フィールドは、mroute が到達したソースを示します。


Router# show ip mroute 239.1.2.3
 
(*, 239.1.2.3), 00:18:10/stopped, RP 172.16.0.1, flags: SPF
Incoming interface: Serial1/0, RPF nbr 172.31.200.2
Outgoing interface list: Null
 
(10.0.0.1, 239.1.2.3), 00:18:10/00:03:22, flags: FT
Incoming interface: Ethernet0/0, RPF nbr 0.0.0.0
Outgoing interface list:
Serial1/0, Forward/Sparse-Dense, 00:18:10/00:03:19
 

次に、図 1 に示されているファースト ホップ ルータからの、キーワード active を指定した show ip mroute コマンドの出力例を示します。


) 出力の「(?)」は、ルータによって、IP アドレスをホスト名に解決できなかったことを示します。


Router# show ip mroute active
 
Active IP Multicast Sources - sending >= 4 kbps
 
Group: 239.1.2.3, (?)
Source: 10.0.0.1 (?)
Rate: 20 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 30 secs), 4 kbps(life avg)

その他の参考資料

ここでは、IP マルチキャスト オペレーションの確認に関する参考資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

IP マルチキャスト テクノロジー分野の概要

IP Multicast Technology Overview 』モジュール

PIM-SM および SSM の概念と設定例

Configuring Basic IP Multicast 』モジュール

IP マルチキャスト コマンド:コマンド構文の詳細、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト設定、使用に関する注意事項、および例

『Cisco IOS IP Multicast Command Reference』

規格

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IP マルチキャスト オペレーションに関する機能情報

表 4 に、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。この表には、Cisco IOS Release 12.2(1) 以降のリリースで導入または変更された機能だけを示します。

ここに記載されていないこのテクノロジーの機能情報については、『 IP Multicast Features Roadmap 』を参照してください。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 4には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記されていない限り、Cisco IOS ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。


 

表 4 IP マルチキャスト オペレーションに関する機能情報

機能名
リリース
機能情報

Cisco IOS Release 12.2(1) 以降にこのモジュールで導入または変更された機能はないため、この表は空白になっています。モジュールに機能情報が追加されると、この表は更新されます。

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