IP マルチキャスト コンフィギュレーション ガイド、 Cisco IOS Release 15.1S
マルチキャスト HA オペレーション (NSF/SSO および ISSU)のモニタリングと メンテナンスに関する情報
マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する情報
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目次

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する情報

機能情報の入手方法

目次

HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスの前提条件

HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスの制約事項

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する情報

マルチキャスト HA サポートと他のルーティング プロトコルの違い

マルチキャスト グレースフル リスタートの概要

マルチキャスト NSF

マルチキャスト SSO

PIM トリガー加入機能

HA オペレーションのマルチキャスト チェックポインティング

PIM トリガー加入機能

GenID

PIM トリガー加入機能の概要

PIM トリガー加入およびマルチキャスト トラフィック フロー

マルチキャスト NSF/SSO オペレーション

通常動作(安定状態)中のダイナミック マルチキャスト SSO 同期イベント

RP スイッチオーバー前のアクティブ RP およびスタンバイ RP での MFIB インタラクション

RP スイッチオーバー後のユニキャストおよびマルチキャスト NSF/SSO ホールドオフ時間およびデータ プレーンの再同期

RP スイッチオーバー中の MFIB インタラクション

RP スイッチオーバー後に発生するユニキャストおよびマルチキャスト NSF/SSO イベント

RP スイッチオーバー後の DDE をリプレイする PIM インタラクションおよび MFIB インタラクション

RP スイッチオーバー後のオペレーション

IP マルチキャストに対する ISSU サポート

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンス方法

マルチキャスト HA イベント(NSF/SSO および ISSU)のモニタリング

マルチキャスト HA オペレーションの失効 Mroute フラッシュ タイムアウト時間の変更

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスのための設定例

例:RP スイッチオーバー中のマルチキャスト NSF/SSO イベントのモニタリング

最初のスイッチオーバー検出

ユニキャス トコンバージェンス検出およびマルチキャスト ルート コントロール プレーン コンバージェンス

IGMP クエリ、DDE リプレイ、NSF ホールドオフ時間の終了、および失効転送情報のフラッシュ

スタンバイ RP Bringup

例:スイッチオーバー後のスタンバイ RP からアクティブ RP への移行のモニタリング

スイッチオーバー前のスタンバイ RP の初期状態

RP スイッチオーバー後のアクティブ RP へのスタンバイ RP の移行

スタンバイ RP 再同期

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する機能情報

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する情報

このモジュールでは、IPv4 および IPv6 マルチキャスト High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)のサポートと概念、およびマルチキャスト HA オペレーションのモニタとメンテナンスに必要なタスクについて説明します。

マルチキャスト HA 機能は、(Route Processor(RP; ルートプロセッサ)を基盤とする)Cisco Nonstop Forwarding(NSF; ノンストップ フォワーディング)および Stateful Switchover(SSO; ステートフル スイッチオーバー)の IPv4 および IPv6 マルチキャストのサポートを実現します。これによって、マルチキャスト コントロール プレーンの再コンバージェンス時間が、多くのマルチキャストベースのアプリケーションおよび Protocol Independent Multicast(PIM)をサポートする In Service Software Upgrade(ISSU)が透過的となるレベルまで削減されます。

機能情報の入手方法

ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、ご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリースノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する機能情報」を参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよび Cisco ソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスの前提条件

この章では、ご利用のデバイスが、IP マルチキャスト用に設定され、IP マルチキャスト ネットワークに参加していることを前提としています。PIM Sparse Mode(PIM-SM; PIM スパース モード)、PIM Source Specific Multicast(PIM-SSM)、または Bidirectional PIM(bidir-PIM; 双方向 PIM)を使用した IP マルチキャストの設定については、「 Configuring a Basic IP Multicast Network 」の章を参照してください。

SSO が設定されており、正常に稼動している必要があります。SSO をイネーブルにしていない場合は、「 Stateful Switchover 」の章を参照してください。

この章では、NSF の概念に精通していることを前提としています。NSF の詳細については、「 Cisco Nonstop Forwarding 」の章を参照してください。

この章では、Cisco IOS ISSU プロセスに精通していることを前提としています。詳細については、「 Cisco IOS In Service Upgrade Software Upgrade Process 」の章を参照してください。

HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスの制約事項

マルチキャスト IPv6 マルチキャスト SSO は、スタティック RP 設定を使用する PIM-SSM モードおよび PIM スパース モードでのみサポートされます。bidir-PIM の SSO では、IPv6 マルチキャストはサポートされません。

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する情報

「マルチキャスト HA サポートと他のルーティング プロトコルの違い」

「マルチキャスト グレースフル リスタートの概要」

「HA オペレーションのマルチキャスト チェックポインティング」

「PIM トリガー加入機能」

「マルチキャスト NSF/SSO オペレーション」

「IP マルチキャストに対する ISSU サポート」

マルチキャスト HA サポートと他のルーティング プロトコルの違い

マルチキャスト ルーティング(mroute)ステートがダイナミックである、つまり mroute 状態がソースとレシーバの存在によって異なることから、マルチキャスト HA サポートは他のルーティングプロトコルの HA サポートとは異なります。SSO の開始時点で、ダウンストリーム PIM ネイバーによる既知のマルチキャスト ステート情報が、コントロール プレーンによってリフレッシュされます。さらに、以下の場合は Data Driven Event(DDE; データ駆動型イベント)によって mroute 状態作成がトリガーされます。

アクティブ ソース トラフィックの結果、第 1 ホップ Designated Router(DR; 指定ルータ)で、mroute 状態作成がトリガーされる。

最終ホップ DR での Shortest Path Tree(SPT; 最短パス ツリー)スイッチオーバー(これは、共有ツリー上のトラフィックが最終ホップ ルータで検出されたときに発生します)。

これらのデータ駆動型イベントの場合に作成された mroute 状態は、PIM ネイバーからの PIM 加入メッセージおよびプルーニング メッセージから学習されません。

マルチキャスト グレースフル リスタートの概要

マルチキャスト Graceful Restart(GR; グレースフル リスタート)は、NSF/SSO - IPv4 マルチキャスト機能、NSF/SSO - IPv6 機能、および PIM トリガー加入機能の組み合わせを使用して実現します。

マルチキャスト NSF

マルチキャスト NSF は、RP 障害の発生時にマルチキャスト トラフィックのフローが中断されないようにします。

マルチキャスト SSO

マルチキャスト SSO は、RP フェールオーバーの後にスタンバイ RP がシームレスに引き継がれることを確認するために、必要な情報(RP 情報、DDE、およびその他のマルチキャスト情報など)がチェックポイントされるようにします。

PIM トリガー加入機能

PIM トリガー加入機能は、インターフェイス上で隣接 PIM ネイバーをトリガーし、そのインターフェイスを Reverse Path Forwarding(RPF; リバース パス転送)インターフェイスとして使用する、すべての(*, G) mroute および (S, G) mroute の PIM 加入メッセージを送信するために使用されます。

HA オペレーションのマルチキャスト チェックポインティング

次のマルチキャスト情報は、アクティブ RP とスタンバイ RP の間で同期されます。

Auto-RP または Bootstrap Router(BSR; ブートストラップ ルータ)(IPv4 のみ)のいずれかから動的に学習された グループ-RP マッピング。

双方向-PIM Designated Forwarder(DF)情報および bidir-PIM RP ルート情報(IPv4 のみ)。

Multicast Call Admission Control(MCAC)予約同期情報(IPv6 のみ)。

Multicast VPN(MVPN)トンネル情報(IPv4 のみ)。

Multicast Distribution Tree(MDT; マルチキャスト配信ツリー)データ グループ ステート情報(IPv4 のみ)。

PIM レジスタ トンネル情報(IPv4/IPv6)。

DDE によって作成されたマルチキャスト フォワーディング ステート(IPv4/IPv6)。

PIM トリガー加入機能

PIM トリガー加入機能は、RP スイッチオーバー後の mroute のコンバージェンスを改善するマルチキャスト HA 拡張です。RP スイッチオーバーが発生すると、この機能はインターフェイス上の隣接する PIM ネイバーをトリガーするためのメカニズムとして Generation ID(GenID)値(RFC 4601 で定義される)を使用し、そのインターフェイスを RPF インターフェイスとして使用するすべての (*, G) および (S, G) mroute に対して PIM 加入メッセージを送信します。このメカニズムによって、PIM ネイバーは新たにアクティブになった RP 上でこれらのステートをすぐに再構築します。

GenID

GenID は、ランダムに生成された 32 ビット値で、インターフェイス上で PIM フォワーディングが開始または再開されたときに毎回再生成されます。PIM ネイバーは、PIM のハロー メッセージの GenID 値を処理するため、RFC 4601 に準拠する PIM を実装し、Cisco IOS ソフトウェアを実行している必要があります。


) RFC 4601 に準拠せず、PIM のハロー メッセージの GenID の差異を処理できない PIM ネイバーは GenID を無視します。


PIM トリガー加入機能の概要

図 1 に、PIM トリガー加入機能をサポートするルータ上で、RP スイッチオーバー後に発生するオペレーションを示します。

図 1 RP スイッチオーバー中の PIM トリガー加入のオペレーション

 

PIM トリガー加入機能のメカニズムは次のとおりです。

安定した状態で、PIM ネイバーは定期的に PIM ハロー メッセージをやりとりします。

アクティブな RP は PIM 加入を受け取り、定期的に mroute 状態をリフレッシュします。

アクティブ RP に障害が発生すると、スタンバイ RP が代わって新しいアクティブ RP になります。

新しいアクティブ RP は GenID 値を変更して、PIM ハロー メッセージで新しい GenID を隣接する PIM ネイバーに送信します。

新しい GenID を含むインターフェイス上の PIM ハロー メッセージを受信した隣接する PIM ネイバーは、そのインターフェイスを RPF インターフェイスとして使用する、すべての (*, G) および (S, G) mroute の PIM トリガー加入を送信します。

これらの mroute 状態は、新しくアクティブになった RP 上でただちに再確立されます。

PIM トリガー加入およびマルチキャスト トラフィック フロー

ネイバーのマルチキャスト トラフィック フローは、ネイバーが PIM トリガー加入メッセージまたは PIM ハロー メッセージをデフォルト PIM ハロー保留時間インターバル内に RP 障害のあるノードから検出するかどうかに影響されません。障害が発生した RP のマルチキャスト トラフィック フローは、NSF 対応かどうかに影響されません。


注意 デフォルトの PIM スタンバイ ハロー保留時間インターバルは、PIM ホールド時間の 3.5 倍です。PIM ハロー インターバルがデフォルト値の 30 秒よりも低い値に設定されている場合、マルチキャスト HA オペレーションが適切に動作しない可能性があります。

マルチキャスト NSF/SSO オペレーション

ここでは、RP スイッチオーバーの前、途中、および後に発生するマルチキャスト NSF/SSO オペレーションについて説明します。

「通常動作(安定状態)中のダイナミック マルチキャスト SSO 同期イベント」

「RP スイッチオーバー前のアクティブ RP およびスタンバイ RP での MFIB インタラクション」

「RP スイッチオーバー後のユニキャストおよびマルチキャスト NSF/SSO ホールドオフ時間およびデータ プレーンの再同期」

「RP スイッチオーバー中の MFIB インタラクション」

「RP スイッチオーバー後に発生するユニキャストおよびマルチキャスト NSF/SSO イベント」

「RP スイッチオーバー後の DDE をリプレイする PIM インタラクションおよび MFIB インタラクション」

通常動作(安定状態)中のダイナミック マルチキャスト SSO 同期イベント

通常動作(安定状態)中、Cisco IOS ソフトウェアは、スタンバイ RP のフォワーディング ステートを変更するイベントに対応する情報を動的に同期します。Cisco IOS ソフトウェアは、定期的なバルク同期更新の実行の代わりに、内部データベース内の変更されたエンティティに対応する更新だけを送信します。これらの更新は、マルチキャスト フォワーディング ステートに関連する内部データベース変更の原因となるイベントによってトリガーされます。


) この機能は、安定状態での動作中にマルチキャスト フォワーディング ステートを更新する、スタンバイ RP のダイナミック同期にだけ適用されます。一方、スタンバイ RP が挿入、リロード、またはリセットされたるたびにバルク同期更新が要求されます。


安定状態では、スタンバイ RP で次の内部マルチキャスト フォワーディング データベースが動的に同期されます。

RP マッピング:グループ-RP マッピング情報を格納する内部データベース(IPv4 のみ)。

双方向ルート情報:bidir-PIM RP ルート情報を格納する内部データベース(IPv4 のみ)。

ブートストラップ キャッシュ:BSR 候補情報を格納する内部データベース(IPv4 のみ)。

Auto-RP ディスカバリ IDB:Auto-RP 検出メッセージ情報を格納する内部データベース(IPv4 のみ)。

RPDF:所定の bidir-PIM RP の bidir-PIM パケットの受信に対応するインターフェイス一式を格納する内部データベース(IPv4 のみ)。

MDT トンネル:MVPN MDT トンネル情報を格納する内部データベース(IPv4 のみ)。

PIM レジスタ トンネル:PIM レジスタ トンネル情報を格納する内部データベース(IPv4/IPv6)。

MCAC 予約:アクティブ RP の各インターフェイスに対して現在の MCAC コストを生じる、IPv6 (S, G) マルチキャスト ルートの ID を格納する内部データベース(IPv6 のみ)。

RP スイッチオーバー前のアクティブ RP およびスタンバイ RP での MFIB インタラクション

RP スイッチオーバーの前、各 Multicast Forwarding Information Base(MFIB; マルチキャスト転送情報ベース)インスタンスは、生成した DDE の永続的なレコードを保持しています。このレコードは、アクティブ RP の Multicast Routing Information Base(MRIB)を通じてスタンバイ RP の MFIB に達します。

図 2 に、スイッチオーバー前のアクティブ RP とスタンバイ RP の MFIB コンポーネントの間のマルチキャスト NSF/SSO インタラクションを示します。

図 2 RP スイッチオーバー前のアクティブ RP およびスタンバイ RP での MFIB インタラクション

 

RP スイッチオーバー後のユニキャストおよびマルチキャスト NSF/SSO ホールドオフ時間およびデータ プレーンの再同期

RP 障害後、新しいプライマリ RP が完全なコントロール プレーン情報を持たないにもかかわらず、データ プレーン転送情報が維持されます。この情報の保持によって、ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング プロトコル再コンバージェンス中に転送が継続できます。ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング プロトコルの再コンバージェンスの進行中は、マルチキャスト ルーティング プロトコル レイヤからデータ プレーン レイヤにマルチキャスト フォワーディングの更新に送信されない、ホールドオフ時間が守られます。ユニキャストおよびマルチキャスト プロトコル コンバージェンスが完了した後、ホールドオフ時間が終了します。

ユニキャスト ルーティング プロトコル コンバージェンスは、マルチキャスト プロトコル コンバージェンスの前に開始されます。ユニキャスト ルーティング プロトコル コンバージェンスの完了の明示的な信号をマルチキャスト プロトコル レイヤが受信するまで、マルチキャスト ルーティング プロトコル(PIM)コンバージェンスは開始されません。SSO-aware でないユニキャスト プロトコルはこの信号でカバーされず、コンバージェンスの待機の際に考慮されません。


) 一部の SSO-aware ルーティング プロトコル(ボーダー ゲートウェイ プロトコルなど)は、フル コンバージェンスが実行される前に、(内部タイマーに基づいた)初期コンバージェンスの完了を示すロギング メッセージを生成します。ただし、PIM は再コンバージェンスを明示的に表明しません。


ユニキャスト ルーティング プロトコルのフル コンバージェンスの前にホールドオフ時間が終了することがあります。その結果、影響を受けた IP アドレスの null RPF インターフェイスになります。その他のユニキャスト ルーティング アップデートを受信した場合は、影響されたマルチキャスト ルートは必要に応じて更新されます。これは、コンバージェンスが低速である SSO-aware ルーティング プロトコルが予測し、許容する動作です。


) 非 SSO-aware のユニキャスト プロトコルを使用するシステム オペレーティングで発生する RP スイッチオーバーは、マルチキャスト ルート(ただしルーティング ループなし)に対し、望ましくない長時間のコンバージェンスを実行します。


ホールドオフ時間の終わりに、マルチキャスト データ プレーン レイヤは既存のデータ プレーン情報に失効の印を付けます。最新の再コンバージェンスされたコントロール プレーン情報のダウンロードによってこの情報がリフレッシュされない場合、この情報はその後フラッシュされます。

RP スイッチオーバー中の MFIB インタラクション

RP スイッチオーバー中、ルーティング プロトコルが再コンバージェンスされている間、マルチキャスト テーブルは変更されません。図 3 に示すように、すべての MFIB インスタンスは NSF モードになります。

図 3 RP スイッチオーバー中の MFIB インタラクション

 

RP スイッチオーバー後に発生するユニキャストおよびマルチキャスト NSF/SSO イベント

RP スイッチオーバー時に、プライマリ RP からスタンバイ RP にユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング情報が継続的に同期されていたとしても、プライマリ RP の障害発生前に、プライマリ RP で最後に更新された情報がスタンバイ RP に同期されたことは保証できません。このため、RP スイッチオーバー後、ユニキャスト ルーティング プロトコルとマルチキャスト ルーティング プロトコルの両方が隣接ルータからのルーティング情報の再送信をトリガーし、ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング情報が最新であることを確認します。

Cisco IOS ソフトウェアは、マルチキャスト プロトコルの再送信で RFC 4601 に記載された PIM GenID 機能を使用し、PIM ネイバーから利用できるすべてのマルチキャスト ルーティング情報のリフレッシュをトリガーします。GenID サポートによって、スイッチオーバー後の高速での mroute 再コンバージェンスが可能になります。GenID は、ランダムに生成された 32 ビット値で、インターフェイス上で PIM フォワーディングが開始または再開されたときに毎回再生成されます。スイッチオーバーが発生すると、Gen ID はインターフェイス上の隣接する PIM ネイバーをトリガーするためのメカニズムとして使用され、そのインターフェイスを RPF インターフェイスとして使用するすべての (*, G) および (S, G) mroute に対して PIM 加入メッセージを送信し、新しいプライマリ RP 上のこれらの状態はすぐに再確立されます。IPv4 マルチキャストでの Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)、および IPv6 マルチキャストの Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)グループ メンバシップ情報は、すべての IGMP/MLD インターフェイス上での IGMP/MLD クエリの実行によって回復されます。


) GenID サポートの詳細については、「PIM トリガー加入機能」の項を参照してください。


RP スイッチオーバー後に、次のマルチキャスト NSF/SSO イベントが並行して発生します。

Cisco IOS ソフトウェアは、以前のプライマリ RP が送信した未処理のマルチキャスト同期メッセージを含むキューを空にし、ユニキャスト Interior Gateway Protocol(IGP)コンバージェンスが完了しない可能性に対処するために、 ユニキャスト IGP コンバージェンス フェールセーフ タイマー を開始します。

ユニキャスト ルーティング プロトコルの再コンバージェンスは、新しいプライマリ RP でインターフェイスが立ち上がると継続されます。

各 PIM 対応インターフェイスが立ち上がると、そのインターフェイスの新しい GenID を使用して PIM ハロー メッセージが送信されます。変更された GenID 値は、そのインターフェイスが接続されているネットワーク上のすべての隣接 PIM ネイバーからの PIM 加入メッセージおよびプルーニング メッセージをトリガーします。これらのメッセージを受信すると、最終ホップ SPT (S, G) ルートおよび他の中間ルータなしで直接接続されたホストに関連する mroute を除き、新しいプライマリ RP に不足していた mroute 状態についての情報が格納されます。ユニキャスト IGP コンバージェンスが実行される前にこのルーティング情報の受信が始まるため、mroute は当初、NULL RPF 入力インターフェイスを保持します。このステート情報が学習されるため、マルチキャスト プロトコル レイヤは対応する更新メッセージを MRIB に送信します。

すべての IGMP/MLD インターフェイス上での IGMP/MLD クエリの実行によって、IGMP/MLD グループ メンバシップ情報が格納されます。

IGMP/MLD レポーティングの後、コントロール プレーンは DDE の MFIB リプレイの要求を送信し、PIM ネイバーまたは直接接続されたホストから取得できないマルチキャスト ルート情報を再トリガーします。

DDE リプレイ後、ホールドオフ時間が終了します。ホールドオフ時間の終わりに、マルチキャスト データ プレーン レイヤは既存のデータ プレーン情報に失効の印を付け、最新の再コンバージェンスされたコントロール プレーン情報のダウンローディングによってこの情報がリフレッシュされない場合、該当する情報はその後フラッシュされます。

RP スイッチオーバー後の DDE をリプレイする PIM インタラクションおよび MFIB インタラクション

MFIB インフラストラクチャを構築し、その基盤となるコンポーネントは、正常なマルチキャスト NSF/SSO オペレーションを保証するために連携して動作します。特に PIM と MFIB の間における指示の内部交換は、図 4に示すとおり、エラーのないオペレーションと正常な DDE のリプレイを確実にします。

図 4 RP スイッチオーバー後の PIM インタラクションおよび MFIB インタラクション

 

RP スイッチオーバー後のオペレーション

図 5 に示すとおり、修理、リブート、再インストールの後、新しい RP(障害を生じた、以前のアクティブ RP)は、スタンバイ RP として動作します。

図 5 RP スイッチオーバー後の PIM インタラクションおよび MFIB インタラクション

 

IP マルチキャストに対する ISSU サポート

ISSU プロセスは、パケット転送の実行中に Cisco IOS ソフトウェアの更新や変更を可能にします。ほとんどのネットワークでは、予定されているソフトウェア アップグレードがダウンタイムの大きな原因になっています。ISSU を使用すると、パケット転送を続行しながら Cisco IOS ソフトウェアを修正できるので、ネットワークの可用性が向上し、予定されているソフトウェア アップグレードによるダウンタイムを短縮することができます。

IP マルチキャストに必要な ISSU および SSO サポートを実現するために、PIM ISSU クライアントが導入されました。PIM ISSU クライアントは、プライマリ RP とスタンバイ RP の両方に存在し、異なるバージョンのソフトウェアを使用する 2 つの RP 間での PIM 同期メッセージ送信を可能にします。PIM ISSU クライアントは、最新のソフトウェア バージョンを持つ RP によって送受信された PIM ダイナミック ステート同期メッセージ送信を行います。同期メッセージが下位レベルの RP に送信された場合、メッセージは、下位レベルの RP が使用する古い形式に変換されます。下位レベルの RP からのメッセージを受信した場合は、処理のため Cisco IOS PIM HA ソフトウェアに渡される前に、メッセージは受信 RP が使用する新しい形式に変換されます。

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンス方法

ここでは、次の作業について説明します。

「マルチキャスト HA イベント(NSF/SSO および ISSU)のモニタリング」(任意)

「マルチキャスト HA オペレーションの失効 Mroute フラッシュ タイムアウト時間の変更」(任意)

マルチキャスト HA イベント(NSF/SSO および ISSU)のモニタリング

マルチキャスト HA NSF/SSO および ISSU イベントをモニタリングするには、このオプション作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. debug ip multicast redundancy [ verbose ]

3. show ip pim neighbor

4. show ip multicast redundancy state [ verbose ]

5. show ip multicast redundancy statistics

6. clear ip multicast redundancy statistics

手順の詳細


ステップ 1 enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

Router> enable
 

ステップ 2 debug ip multicast redundancy [ verbose ]

IP マルチキャスト冗長性イベントを表示するのに、このコマンドを使用します。

このコマンドは、IP マルチキャストの NSF/SSO オペレーションのオペレーション確認に重要なイベントをログします。 debug ip multicast redundancy コマンドでログされるイベントのクラスには、RP スイッチオーバー中の SSO イベント、および安定状態でのダイナミック同期イベントが含まれます。

オプションの verbose キーワードを使用し、通常動作中に頻繁に発生する一方で、短期間でのトラッキングに役立つイベントをログします。

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドの出力を示します。出力には、スタンバイ RP の移行の後にスタンバイ RP が回復された場合のロギング メッセージが表示されています。

*Aug 7 02:36:07.843: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_OPER_REDUNDANCY_MODE_CHANGE Op=7 RFState=ACTIVE
 

ステップ 3 show ip pim neighbor

このコマンドを使用して、PIMv1 クエリ メッセージ、または GenID 機能をサポートする PIMv2 ハロー メッセージで検出された PIM ネイバーを表示します。

show ip pim neighbor コマンドの出力には、各 PIM ネイバーの GenID サポート状態を示す「G」 フラグが表示されます。「G」 は、PIM によって提供される GenID 機能をネイバーがサポートする場合にのみ表示されます。

GenID サポートによって、スイッチオーバー後の高速での mroute 再コンバージェンスが可能になります。GenID は、ランダムに生成された 32 ビット値で、インターフェイス上で PIM フォワーディングが開始または再開されたときに毎回再生成されます。スイッチオーバーが発生すると、Gen ID はインターフェイス上の隣接する PIM ネイバーをトリガーするためのメカニズムとして使用され、そのインターフェイスを RPF インターフェイスとして使用するすべての (*, G) および (S, G) mroute に対して PIM 加入メッセージを送信し、新しいアクティブ RP 上のこれらの状態はすぐに再確立されます。

Router# show ip pim neighbor
 
PIM Neighbor Table
Mode: B - Bidir Capable, DR - Designated Router, N - Default DR Priority,
P - Proxy Capable, S - State Refresh Capable, G - GenID Capable
Neighbor Interface Uptime/Expires Ver DR
Address Prio/Mode
192.168.10.5 Ethernet0/1 00:01:35/00:01:37 v2 1 / DR B S P G
 

ステップ 4 show ip multicast redundancy state [ verbose ]

このコマンドを使用して、IP マルチキャストの現在の冗長性状態を表示します。

出力は、RP の最新のマルチキャスト冗長性状態に関する情報、およびスタンバイ RP の最新の同期状態を表示します。

Router# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: SSO
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv4 HA state machine status: Idle
Multicast IPv6 HA state machine status: Idle
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Synched
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client ISSU compatible
MRIB MIC client ISSU compatible
MFIB IPv4 MIC client ISSU compatible
MFIB IPv6 MIC client No ISSU result reported
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO supported for: PIM, MRIB, MFIBV4
IPv6 SSO blocked by: MFIBV6
 

ステップ 5 show ip multicast redundancy statistics

IP マルチキャスト冗長性統計情報を表示するのに、このコマンドを使用します。

出力には、次の情報が表示されます。

アクティブ RP からスタンバイ RP への転送を待つ、最新の同期メッセージ数を示す統計情報の概要(この数は、すべての同期データベース タイプを合計します)。

アクティブ RP からスタンバイ RP に送信されたが、それに対して正常受信の通知をアクティブ RP がスタンバイ RP から受信していない、最新の同期メッセージ数を示す統計情報の概要(この数は、すべての同期データベース タイプを合計します)。

直前の 2 つの統計情報は、転送または通知を待つメッセージの数を表示し、内部同期メッセージ送信メカニズムの負荷の測定方法を規定します。

Router# show ip multicast redundancy statistics
 
Multicast Redundancy Statistics
Sync Type Updates Syncs Sync failures
 
RP mapping 0 0 0
Bidir. RP route info 0 0 0
Bootstrap cache 4 4 0
Autorp discovery IDB 4 4 0
RPDF 0 0 0
MDT tunnel 0 0 0
PIM register tunnel 13 13 0
MCAC Reservation 0 0 0
 
Requests Awaiting Sync Msg Transmission: 0
Requests Awaiting Sync Msg Acknowledgement: 0
Average Sync Wait Time = 1 ms
Average Sync Ack Time = 7 ms
 

ステップ 6 clear ip multicast redundancy statistics

IP マルチキャスト冗長性統計情報をリセットするのに、このコマンドを使用します。

Router# clear ip multicast redundancy statistics
 


 

マルチキャスト HA オペレーションの失効 Mroute フラッシュ タイムアウト時間の変更

失効フォワーディング プレーン mroute 情報がフラッシュされるまでの、追加のタイムアウト時間を設定するには、次のオプションのタスクを実行します。このタイムアウト時間は、フォワーディング プレーンへのリフレッシュされたマルチキャスト コントロール プレーン ルート情報のダウンロードと、RP スイッチオーバーの前に SSO に存在していた「失効」NSF フォワーディング プレーン情報をフラッシュする間の遅延として、デフォルトの NSF ルート フラッシュ時間に追加されます。


注意 NSF 中のルーティング ループのリスクが増加する可能性があるため、使用トポロジが特に必要としない限り、この追加の遅延の設定は推奨しません。


) 大量の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスのある設定で、ユニキャスト ルーティング コンバージェンスの後にルーティング プロトコルを読み込むための追加の時間を必要とするルーティング プロトコル(BGP など)がある場合のみ、このタスクを実行する必要があります。このタイムアウト時間の設定の必要性は、導入前 SSO ストレス テスト中に決定されます。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip multicast redundancy routeflush maxtime seconds

4. end

5. show ip multicast redundancy state

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip multicast redundancy routeflush maxtime seconds

 

Router(config)# ip multicast redundancy routeflush maxtime 900

RP スイッチオーバー後、失効フォワーディング プレーン mroute 情報がフラッシュされるまでの、追加のタイムアウト時間を設定します。

有効値の範囲は 0 ~ 3600 秒です。デフォルトは 30 秒です。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

現在の設定セッションを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ip multicast redundancy state

 

Router# show ip multicast redundancy state

IP マルチキャストの最新の冗長性状態を表示します。

このコマンドを使用して、使用される失効 NSF 状態フラッシュ タイムアウト時間を確認します。「Stale NSF state flush timeout」出力フィールドに、タイムアウト時間設定が表示されます。

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスのための設定例

ここでは、次のモニタリング例について説明します。

「例:RP スイッチオーバー中のマルチキャスト NSF/SSO イベントのモニタリング」

「例:スイッチオーバー後のスタンバイ RP からアクティブ RP への移行のモニタリング」

例:RP スイッチオーバー中のマルチキャスト NSF/SSO イベントのモニタリング

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドを使用した RP スイッチオーバー中のマルチキャスト NSF/SSO イベントのモニタリング方法の例を示します。例では、SSO スイッチオーバー中にスタンバイ RP がアクティブ RP の役割を引き受けるときに発生する IP マルチキャスト イベントを示します。IP マルチキャスト SSO デバッグ機能が「MCAST-HA」とラベルされたイベントをログします。

最初のスイッチオーバー検出

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドの出力を示します。出力には、システムが RP スイッチオーバーを検出したときに表示される、最初のロギング メッセージが表示されています。

00:10:33: %REDUNDANCY-3-SWITCHOVER: RP switchover (PEER_DOWN_INTERRUPT)
00:10:33: %REDUNDANCY-5-PEER_MONITOR_EVENT: Standby received a switchover (raw-event=PEER_DOWN_INTERRUPT(11))
 
*Aug 7 02:31:28.051: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_PEER_NOT_READY
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_PEER_NOT_READY
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_PEER_COMM Op=0 RFState=STANDBY HOT
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_OPER_REDUNDANCY_MODE_CHANGE Op=0 RFState=STANDBY HOT
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_REDUNDANCY_MODE_CHANGE Op=0 RFState=STANDBY HOT
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_PEER_PRESENCE Op=0 RFState=STANDBY HOT
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_MAINTENANCE_ENABLE Op=0 RFState=ACTIVE-FAST
*Aug 7 02:31:28.063: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_ACTIVE_FAST RFState=ACTIVE-FAST
*Aug 7 02:31:28.091: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_ACTIVE_DRAIN RFState=ACTIVE-DRAIN
*Aug 7 02:31:28.091: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_ACTIVE_PRECONFIG RFState=ACTIVE_PRECONFIG
*Aug 7 02:31:28.091: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_ACTIVE_POSTCONFIG RFState=ACTIVE_POSTCONFIG
*Aug 7 02:31:28.103: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_IPC_FLOW_ON
*Aug 7 02:31:28.103: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_ACTIVE RFState=ACTIVE

ユニキャス トコンバージェンス検出およびマルチキャスト ルート コントロール プレーン コンバージェンス

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドの出力を示します。新しいアクティブ RP でインターフェイスが立ち上がると、PIM ネイバーからのマルチキャスト ルート リフレッシュと並行してユニキャスト コンバージェンスが行われます。ユニキャスト コンバージェンスに続いて、リフレッシュされた mroute 情報への RPF 調整が行われます。

*Aug 7 02:31:28.107: MCAST-HA: Triggering unicast convergence notification process handling for MVRF IPv4 default
*Aug 7 02:31:28.107: MCAST-HA: Triggering unicast convergence notification process handling for MVRF VRF1
*Aug 7 02:31:28.107: MCAST-HA: Triggering unicast convergence notification process handling for MVRF VRF2
*Aug 7 02:31:28.107: MCAST-HA: Triggering unicast convergence notification process handling for MVRF red
*Aug 7 02:31:28.107: MCAST-HA: Triggering unicast convergence notification process handling for all MVRFs
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Beginning unicast convergence notification process handling.
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Unicast convergence completed for MVRF IPv4 default: Triggering RPF updates
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Beginning unicast convergence notification process handling.
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Unicast convergence completed for MVRF VRF1: Triggering RPF updates
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Beginning unicast convergence notification process handling.
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Unicast convergence completed for MVRF VRF2: Triggering RPF updates
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Beginning unicast convergence notification process handling.
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Unicast convergence completed for MVRF red: Triggering RPF updates
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Unicast convergence notification has been received for the only unconverged VRF.
Stopping the unicast routing convergence failsafe timer.
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Beginning unicast convergence notification process handling.
*Aug 7 02:31:28.111: MCAST-HA: Unicast convergence notification received for the wildcard tableid (all VRFs).
Triggering RPF updates for all MVRFs and stopping the unicast IGP convergence failsafe timer.
00:10:34: %PIM-5-DRCHG: DR change from neighbor 0.0.0.0 to 172.16.1.1 on interface Loopback0
00:10:34: %PIM-5-DRCHG: DR change from neighbor 0.0.0.0 to 172.31.10.1 on interface Loopback1
00:10:35: %PIM-5-DRCHG: VRF VRF2: DR change from neighbor 0.0.0.0 to 172.16.1.1 on interface Tunnel1
00:10:35: %PIM-5-DRCHG: VRF red: DR change from neighbor 0.0.0.0 to 172.16.1.1 on interface Tunnel2
00:10:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface Null0, changed state to up
00:10:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface Loopback0, changed state to up
00:10:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface Loopback1, changed state to up
00:10:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel0, changed state to up
00:10:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel1, changed state to up
00:10:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel2, changed state to up
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/0, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/1, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/2, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/3, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/0, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/1, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/2, changed state to administratively down
00:10:35: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/3, changed state to administratively down
00:10:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Null0, changed state to up
00:10:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Loopback0, changed state to up
00:10:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Loopback1, changed state to up
00:10:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Tunnel0, changed state to up
00:10:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Tunnel1, changed state to up
00:10:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Tunnel2, changed state to up
00:10:38: %PIM-5-DRCHG: VRF VRF1: DR change from neighbor 0.0.0.0 to 172.16.1.1 on interface Tunnel0

IGMP クエリ、DDE リプレイ、NSF ホールドオフ時間の終了、および失効転送情報のフラッシュ

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドの出力を示します。ユニキャストおよびマルチキャスト ルート コンバージェンスの処理の後、IGMP レポーティングの時間が与えられます。IGMP レポーティングの後、コントロール プレーンは DDE の MFIB リプレイの要求を送信し、PIM ネイバーまたは直接接続されたホストから取得できないマルチキャスト ルート情報を再トリガーします。この処理が完了した後、コントロール プレーンは NSF ホールドオフ時間の終了を待ちます。次に、リフレッシュされたマルチキャスト コントロール プレーン情報がフォワーディング プレーンにダウンロードされ、失効マルチキャスト フォワーディング プレーン情報はその後フラッシュされます。

*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: IGMP response timer expired. Ready for DDE replay for MVRF red
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Sending DDE replay request for MVRF red.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: MFIB DDE replay completed for mvrf red
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: No NSF Holdoff extension requested for mvrf red at completion of DDE replay.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Terminating multicast NSF holdoff for MVRF red
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Still awaiting MFIB DDE replay for mvrf VRF2
DDE replay: NOT COMPLETED, MRIB update: NOT PENDING
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: IGMP response timer expired. Ready for DDE replay for MVRF VRF2
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Sending DDE replay request for MVRF VRF2.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: MFIB DDE replay completed for mvrf VRF2
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: No NSF Holdoff extension requested for mvrf VRF2 at completion of DDE replay.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Terminating multicast NSF holdoff for MVRF VRF2
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Still awaiting MFIB DDE replay for mvrf VRF1
DDE replay: NOT COMPLETED, MRIB update: NOT PENDING
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: IGMP response timer expired. Ready for DDE replay for MVRF VRF1
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Sending DDE replay request for MVRF VRF1.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: MFIB DDE replay completed for mvrf VRF1
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: No NSF Holdoff extension requested for mvrf VRF1 at completion of DDE replay.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Terminating multicast NSF holdoff for MVRF VRF1
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Still awaiting MFIB DDE replay for mvrf IPv4 default
DDE replay: NOT COMPLETED, MRIB update: NOT PENDING
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: IGMP response timer expired. Ready for DDE replay for MVRF IPv4 default
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Sending DDE replay request for MVRF IPv4 default.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: MFIB DDE replay completed for mvrf IPv4 default
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: No NSF Holdoff extension requested for mvrf IPv4 default at completion of DDE replay.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Terminating multicast NSF holdoff for MVRF IPv4 default
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: MFIB DDE replay completed for all MVRFs.
*Aug 7 02:31:43.651: MCAST-HA: Stopping the MFIB DDE replay failsafe timer.
 
*Aug 7 02:32:13.651: MCAST-HA: Flush timer expired. Starting final RPF check for MVRF IPv4 default
*Aug 7 02:32:13.651: MCAST-HA: Flush timer expired. Starting final RPF check for MVRF VRF1
*Aug 7 02:32:13.651: MCAST-HA: Flush timer expired. Starting final RPF check for MVRF VRF2
*Aug 7 02:32:13.651: MCAST-HA: Flush timer expired. Starting final RPF check for MVRF red
*Aug 7 02:32:14.151: MCAST-HA: Flushing stale mcast state. RP failover processing complete for MVRF IPv4 default.
*Aug 7 02:32:14.151: MCAST-HA: Flushing stale mcast state. RP failover processing complete for MVRF VRF1.
*Aug 7 02:32:14.151: MCAST-HA: Flushing stale mcast state. RP failover processing complete for MVRF VRF2.
*Aug 7 02:32:14.151: MCAST-HA: Flushing stale mcast state. RP failover processing complete for MVRF red.
*Aug 7 02:32:14.151: MCAST-HA: RP failover processing complete for all MVRFs.

スタンバイ RP Bringup

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドの出力例を示します。この出力は、スタンバイ RP のリロードに関連するイベント、特にアクティブ RP とスタンバイ RP の間の ISSU ネゴシエーションに関連するイベント、および、アクティブ RP からスタンバイ RP へのダイナミック マルチキャスト フォワーディング情報に関連するイベントを示します。通常状態では、ダイナミック グループ-RP マッピング情報またはダイナミック トンネル状態に影響を与える同期イベントもログされます。

00:11:50: %HA-6-MODE: Operating RP redundancy mode is SSO
*Aug 7 02:32:45.435: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_OPER_REDUNDANCY_MODE_CHANGE Op=7 RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:45.435: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_REDUNDANCY_MODE_CHANGE Op=7 RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:45.435: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_PEER_PRESENCE Op=1 RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:45.463: MCAST-HA-RF: Status event: status=RF_STATUS_PEER_COMM Op=1 RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:45.563: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_ISSU_NEGOTIATION RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:46.039: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_PLATFORM_SYNC RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:46.979: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_PEER_READY
*Aug 7 02:32:46.979: MCAST-ISSU Handling communication up transition for PIM HA transport type 0, RF comm = TRUE, renegotiation NOT PENDING
*Aug 7 02:32:46.979: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_IPC_FLOW_ON
*Aug 7 02:32:47.043: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_STANDBY_ISSU_NEGOTIATION_LATE RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:50.943: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_STANDBY_CONFIG RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:50.947: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.947: MCAST-HA-RF: Started PIM ISSU negotiation on the primary RP.
*Aug 7 02:32:50.947: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.947: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.951: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.951: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.951: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.951: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.955: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.955: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.955: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.955: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.959: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.959: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.959: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.959: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.959: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.963: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.963: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.963: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.963: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.967: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.967: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.967: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.967: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.967: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.971: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.971: MCAST-ISSU Negotiation message sent from primary, rc = 0
*Aug 7 02:32:50.971: MCAST-ISSU Negotiation completed for PIM Checkpoint Facility client, negotation rc = 4, negotiation result = COMPATIBLE
*Aug 7 02:32:59.927: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_STANDBY_FILESYS RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_STANDBY_BULK RFState=ACTIVE
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA-RF: Starting Bulk Sync.
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA: Successfully created the bulk sync process
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA: Starting Bulk sync
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST HA Executing RP mapping bulk sync.
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST HA Executing Bidir RP route bulk sync.
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST HA Executing BSR cache bulk sync.
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA BSR cache sync request received for mvrf IPv4 default
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA: Creating Bootstrap cache sync request chunk size=112 max=585 align=8
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA: Allocating Bootstrap cache sync request sync request
*Aug 7 02:32:59.963: MCAST-HA Formatting BSR cache sync message:
search for mvrf IPv4 default result is 0 mvrf at 0x4A21680
*Aug 7 02:32:59.971: MCAST-HA BSR cache sync request received for mvrf VRF1
*Aug 7 02:32:59.971: MCAST-HA: Allocating Bootstrap cache sync request sync request
*Aug 7 02:32:59.971: MCAST-HA Formatting BSR cache sync message:
search for mvrf VRF1 result is 0 mvrf at 0x50EE660
*Aug 7 02:32:59.983: MCAST-HA BSR cache sync request received for mvrf VRF2
*Aug 7 02:32:59.983: MCAST-HA: Allocating Bootstrap cache sync request sync request
*Aug 7 02:32:59.983: MCAST-HA Formatting BSR cache sync message:
search for mvrf VRF2 result is 0 mvrf at 0x5103300
*Aug 7 02:32:59.991: MCAST-HA BSR cache sync request received for mvrf red
*Aug 7 02:32:59.991: MCAST-HA: Allocating Bootstrap cache sync request sync request
*Aug 7 02:32:59.991: MCAST-HA Formatting BSR cache sync message:
search for mvrf red result is 0 mvrf at 0x5135FE0
*Aug 7 02:33:00.003: MCAST HA Executing AutoRP discovery IDB bulk sync.
*Aug 7 02:33:00.003: MCAST-HA AutoRP discovery IDB sync request received for
mvrf IPv4 default
*Aug 7 02:33:00.003: MCAST-HA: Creating Autorp discovery IDB sync request chunk size=112 max=585 align=8
*Aug 7 02:33:00.003: MCAST-HA: Allocating Autorp discovery IDB sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.003: MCAST-HA Formatting AutoRP discovery IDB sync message:
search for mvrf IPv4 default result is 0 mvrf at 0x4A21680
*Aug 7 02:33:00.011: MCAST-HA AutoRP discovery IDB sync request received for
mvrf VRF1
*Aug 7 02:33:00.011: MCAST-HA: Allocating Autorp discovery IDB sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.011: MCAST-HA Formatting AutoRP discovery IDB sync message:
search for mvrf VRF1 result is 0 mvrf at 0x50EE660
*Aug 7 02:33:00.023: MCAST-HA AutoRP discovery IDB sync request received for
mvrf VRF2
*Aug 7 02:33:00.023: MCAST-HA: Allocating Autorp discovery IDB sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.023: MCAST-HA Formatting AutoRP discovery IDB sync message:
search for mvrf VRF2 result is 0 mvrf at 0x5103300
*Aug 7 02:33:00.031: MCAST-HA AutoRP discovery IDB sync request received for
mvrf VRF3
*Aug 7 02:33:00.031: MCAST-HA: Allocating Autorp discovery IDB sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.031: MCAST-HA Formatting AutoRP discovery IDB sync message:
search for mvrf VRF3 result is 0 mvrf at 0x5135FE0
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST HA Executing dummy bulk sync function.
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST HA Executing dummy bulk sync function.
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST HA Executing dummy bulk sync function.
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST HA Executing MDT tunnel bulk sync.
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST-HA MDT tunnel sync request received for mvrf VRF1
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST-HA: Creating MDT tunnel sync request chunk size=112 max=585 align=8
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST-HA: Allocating MDT tunnel sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.043: MCAST-HA Formatting MDT tunnel sync message:
search for mvrf VRF1 result is 0 mvrf at 0x50EE660
*Aug 7 02:33:00.051: MCAST-HA MDT tunnel sync request received for mvrf VRF2
*Aug 7 02:33:00.051: MCAST-HA: Allocating MDT tunnel sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.051: MCAST-HA Formatting MDT tunnel sync message:
search for mvrf VRF2 result is 0 mvrf at 0x5103300
*Aug 7 02:33:00.063: MCAST-HA MDT tunnel sync request received for mvrf VRF3
*Aug 7 02:33:00.063: MCAST-HA: Allocating MDT tunnel sync request sync request
*Aug 7 02:33:00.063: MCAST-HA Formatting MDT tunnel sync message:
search for mvrf VRF3 result is 0 mvrf at 0x5135FE0
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST HA Executing Bidir RP DF bulk sync.
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST HA Executing register tunnel bulk sync.
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST-HA: Completed enqueuing of bulk sync messages.
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST-HA: Bulk sync message queue has drained.
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST-HA: Received acknowledgement from standby for all bulk sync messages.
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST-HA Creating bulk sync completion message for peer.
*Aug 7 02:33:00.071: MCAST-HA: Primary has notified standby of bulk sync completion. Waiting for final bulk sync ACK from stby.
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA: Sent message type is 2
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 2. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA: Sent message type is 2
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 2. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA: Sent message type is 2
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.075: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 2. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 2
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 2. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 3
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 3. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 3
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 3. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 3
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 3. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 3
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 3. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 8
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 8. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 8
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 8. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 8
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Searching for sync request corresponding to the successfully received message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Transmission from primary and reception by standby confirmed for sync type 8. Cleanup is complete.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Received cf status CHKPT_STATUS_SEND_OK
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Sent message type is 11
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Process: Primary RP received standby ACK for reception of bulk sync completion message.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA Notifying RF to continue progression.
*Aug 7 02:33:00.087: MCAST-HA: Wakeup received for bulk sync completion.
major = 4, minor = 2.
*Aug 7 02:33:00.091: MCAST-HA Process: Primary RP received bulk sync completion confirmation from standby.
*Aug 7 02:33:00.091: MCAST-HA RF notification previously sent.
*Aug 7 02:33:00.455: MCAST-HA-RF: Progression event: RF_Event=RF_PROG_STANDBY_HOT RFState=ACTIVE
00:12:05: %HA_CONFIG_SYNC-6-BULK_CFGSYNC_SUCCEED: Bulk Sync succeeded
00:12:05: %HA-6-STANDBY_READY: Standby RP in slot 7 is operational in SSO mode
00:12:05: %RF-5-RF_TERMINAL_STATE: Terminal state reached for (SSO)

例:スイッチオーバー後のスタンバイ RP からアクティブ RP への移行のモニタリング

次に、スタンバイ RP からアクティブ RP への移行をモニタリングし、IP マルチキャスト冗長性状態、および新しいアクティブ RP と再同期した後のスタンバイ RP の状態を確認する方法を示します。


) このサンプル シナリオでは、ルータは IPv4 マルチキャスト ルーティング オペレーション用に設定され、IPv6 マルチキャスト用には設定されていません。その結果、出力例では、IPv6 マルチキャスト専用の出力フィールドの一部が、「Not enabled」または「Idle」のような状態で示されます。


スイッチオーバー前のスタンバイ RP の初期状態

次に、アクティブ RP がダウンする前のスタンバイ RP での show ip multicast redundancy state コマンドの出力を示します。サンプル出力では、「Current sync state」フィールドに「Not synching」が表示され、スタンバイ RP がアクティブ RP へのデータの同期中ではないと示していることに注意してください。スタンバイ RP は、同期更新の受動的受信者としてだけ動作し、アクティブ RP に対して同期更新を開始しません。

Router_Standby# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Not synching
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client No ISSU result reported
MRIB MIC client Unregistered - ignored
MFIB IPv4 MIC client Unregistered - ignored
MFIB IPv6 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO blocked by: PIM
IPv6 SSO blocked by: PIM
 

次の出力は、元のアクティブ RP の障害が原因でアクティブ RP になったことをスタンバイ RP が自身で検出した場合、Cisco IOS Redundancy Facility(RF; 冗長ファシリティ)ソフトウェアが無条件にログします。出力には、RP スイッチオーバーが発生したことを示すために使用されるメッセージが表示されています。

00:00:49: %REDUNDANCY-3-SWITCHOVER: RP switchover (PEER_DOWN_INTERRUPT)

RP スイッチオーバー後のアクティブ RP へのスタンバイ RP の移行

次に、スタンバイ RP からアクティブ RP への移行中のスタンバイ RP での show ip multicast redundancy state コマンドの出力を示します。「Multicast IPv4 HA state machine status」フィールドに「Unicast converging」が表示され、新しいアクティブ RP でユニキャスト コンバージェンスが開始されたことを示していることに注意してください。RP スイッチオーバーのこの時点で、スタンバイ RP はユニキャスト コンバージェンスを待っています。

Router-Standby# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv4 HA state machine status: Unicast converging
Multicast IPv6 HA state machine status: Idle
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Not synching
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client No ISSU result reported
MRIB MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv4 MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv6 MIC client No ISSU result reported
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV4
IPv6 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV6
 

次の debug ip multicast redundancy state コマンドの出力では、新しいアクティブ RP のインターフェイスが立ち上がったこと示すメッセージが表示されています。新しいアクティブ RP でインターフェイスが立ち上がると、PIM ネイバーからのマルチキャスト ルート リフレッシュと並行してユニキャスト コンバージェンスが行われます。ユニキャスト コンバージェンスに続いて、リフレッシュされた mroute 情報への RPF 調整が行われます。

00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Null0, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Loopback0, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Loopback1, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel0, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel1, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel2, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel3, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel4, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel5, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel6, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel7, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel8, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel9, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel10, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel11, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel12, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel13, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel14, changed state to up
00:00:51: %LINK-3-UPDOWN: Interface Tunnel15, changed state to up
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/0, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/1, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/2, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet0/3, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/0, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/1, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/2, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Ethernet1/3, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Serial2/0, changed state to administratively down
00:00:51: %LINK-5-CHANGED: Interface Serial2/1, changed state to administratively down
 

次に、スタンバイ RP から新しいアクティブ RP への移行中の show ip multicast redundancy state コマンドの出力を示します。「Multicast IPv4 HA state machine status」に「DDE replaying」が表示され、MFIB が DDE をリプレイ中であることを示していることに注意してください。ユニキャストおよびマルチキャスト ルート コンバージェンスの処理の後、IGMP レポーティングの時間が与えられます。IGMP レポーティングの後、コントロール プレーンは DDE の MFIB リプレイの要求を送信し、PIM ネイバーまたは直接接続されたホストから取得できないマルチキャスト ルート情報を再トリガーします。

Router# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv4 HA state machine status: DDE replaying
Multicast IPv6 HA state machine status: Idle
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Not synching
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client No ISSU result reported
MRIB MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv4 MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv6 MIC client No ISSU result reported
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV4
IPv6 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV6
 

この処理の終了後、コントロール プレーンは、NSF ホールドオフを終了するか、または、プラットフォーム マルチキャスト ドライバー ソフトウェアがホールドオフ時間の延長を要求する場合は、プラットフォーム マルチキャスト ドライバー ソフトウェアが NSF ホールドオフ延長をリリースすることを許可します。

次に、リフレッシュされたマルチキャスト コントロール プレーン情報がフォワーディング プレーンにダウンロードされます。この時点で、再コンバージェンスが完了したと見なされる場合でも、この時点以降に追加の「リフレッシュ」更新が実行されます。失効マルチキャスト フォワーディング プレーン情報が後でフラッシュされる前に、追加の時間間隔が残りの更新のために与えられます。

次に、 show ip multicast redundancy state コマンドの出力を示します。「Multicast IPv4 HA state machine status」フィールドに、「Flush pending」が表示され、その他のリフレッシュされたマルチキャスト コントロール プレーン情報がフォワーディング プレーンにダウンロードできるように、失効 NSF データ プレーン状態がまだ一時的に残っていることを示していることに注意してください。

Router# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv4 HA state machine status: Flush pending
Multicast IPv6 HA state machine status: Idle
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Not synching
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client No ISSU result reported
MRIB MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv4 MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv6 MIC client No ISSU result reported
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV4
IPv6 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV6
 

次に、リフレッシュされたマルチキャスト コントロール プレーン情報がフォワーディング プレーンにダウンロードされ、失効マルチキャスト フォワーディング プレーン情報がフラッシュされた後の show ip multicast redundancy state コマンドの出力を示します。RP スイッチオーバーのこの段階で、マルチキャスト IPv4 HA ステート マシーン オペレーションが完了したため、「Multicast IPv4 HA state machine status」フィールドに「Idle」が表示されていることに注意してください。

Router# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv4 HA state machine status: Idle
Multicast IPv6 HA state machine status: Idle
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Not synching
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client No ISSU result reported
MRIB MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv4 MIC client No ISSU result reported
MFIB IPv6 MIC client No ISSU result reported
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV4
IPv6 SSO blocked by: PIM, MRIB, MFIBV6

スタンバイ RP 再同期

次に、 debug ip multicast redundancy コマンドの出力例を示します。出力には、スタンバイ RP が再同期したことを示すために使用するメッセージが表示されています。

00:25:42: %HA-6-MODE: Operating RP redundancy mode is SSO
00:26:04: %HA_CONFIG_SYNC-6-BULK_CFGSYNC_SUCCEED: Bulk Sync succeeded
00:26:04: %HA-6-STANDBY_READY: Standby RP in slot 7 is operational in SSO mode
00:26:04: %RF-5-RF_TERMINAL_STATE: Terminal state reached for (SSO).
00:15:28: %RF-5-RF_TERMINAL_STATE: Terminal state reached for (SSO)
 

次に、スタンバイ RP が新しいアクティブ RP との再同期を完了した後の show ip multicast redundancy state コマンドの出力を示します。「Multicast IPv4 Redundancy Mode」フィールドに「SSO」が表示され、スタンバイ RP とアクティブ RP の間のすべての情報が同期されたことを示していることに注意してください。さらに、「Current sync state」フィールドに「Synched」が表示され、スタンバイ RP は新しいアクティブ RP と再同期したことを示していることに注意してください。

Router# show ip multicast redundancy state
 
Multicast IPv4 Redundancy Mode: SSO
Multicast IPv6 Redundancy Mode: Not enabled
Multicast IPv4 HA state machine status: Idle
Multicast IPv6 HA state machine status: Idle
Sync message epoch: 0
Sync message sequence number: 24
Stale NSF state flush timeout: 30000 ms
Current sync state: Synched
Multicast ISSU Client Status:
PIM MIC client ISSU compatible
MRIB MIC client ISSU compatible
MFIB IPv4 MIC client ISSU compatible
MFIB IPv6 MIC client No ISSU result reported
PLATFORM IPv4 MIC client Unregistered - ignored
PLATFORM IPv6 MIC client Unregistered - ignored
IPv4 SSO supported for: PIM, MRIB, MFIBV4
IPv6 SSO blocked by: MFIBV6

その他の参考資料

関連資料

関連項目
参照先

IP マルチキャスト テクノロジー分野の概要

IP Multicast Technology Overview 」モジュール

PIM を使用して IP マルチキャスト ネットワークを設定する場合の概念、作業、および例

Configuring a Basic IP Network 」モジュール

ISSU の概念、作業、および例

Cisco IOS In Service Software Upgrade Process 」モジュール

NSF の概念、作業、および例

Cisco Nonstop Forwarding 」モジュール

ステートフル スイッチオーバーの概念、作業、および例

Stateful Switchover 」モジュール

マルチキャスト コマンド:コマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト設定、使用に関する注意事項および例

『Cisco IOS IP Multicast Command Reference』

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco ソフトウェア リリース、および機能セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert の受信登録
- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する機能情報

表 1 に、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator を使用すると、ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連のソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入されたソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記されていない限り、Cisco IOS ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。


 

表 1 マルチキャスト HA オペレーション(NSF/SSO および ISSU)のモニタリングとメンテナンスに関する情報

機能名
リリース
機能情報

ISSU-IPv4 マルチキャスト

12.2(33)SRE
15.0(1)S

ISSU-IPv4 マルチキャスト機能は、ISSU のサポートを提供することによって IPv4 マルチキャスト HA を強化します。

NSF/SSO(IPv4)マルチキャスト

12.2(33)SRE
15.0(1)S

NSF/SSO(IPv4)マルチキャスト機能は、マルチキャスト コントロール プレーンの再コンバージェンス時間を、ほとんどの IPv4 マルチキャスト ベースのアプリケーションに対して透過的なレベルまで削減します。マルチキャスト NSF は、RP 障害の発生時にマルチキャスト トラフィックのフローが中断されないようにします。マルチキャスト SSO は、RP フェールオーバーの後にスタンバイ RP がシームレスに引き継がれることを確認するために、必要な情報(RP 情報、データ駆動型イベント、およびその他のマルチキャスト情報など)がチェックポイントされるようにします。

次のコマンドが、導入または変更されました。 clear ip multicast redundancy statistics debug ip multicast redundancy ip multicast redundancy routeflush maxtime, show ip multicast redundancy state show ip multicast redundancy statistics show ip pim neighbor

NSF/SSO(IPv6)マルチキャスト

12.2(33)SRE
15.0(1)S

NSF/SSO(IPv6)マルチキャスト機能は、マルチキャスト コントロール プレーンの再コンバージェンス時間を、ほとんどの IPv6 マルチキャスト ベースのアプリケーションに対して透過的なレベルまで削減します。マルチキャスト NSF は、RP 障害の発生時にマルチキャスト トラフィックのフローが中断されないようにします。マルチキャスト SSO は、RP フェールオーバーの後にスタンバイ RP がシームレスに引き継がれることを確認するために、必要な情報(RP 情報、データ駆動型イベント、およびその他のマルチキャスト情報など)がチェックポイントされるようにします。

次のコマンドが、導入または変更されました。 clear ip multicast redundancy statistics debug ip multicast redundancy ip multicast redundancy routeflush maxtime, show ip multicast redundancy state show ip multicast redundancy statistics show ip pim neighbor

PIM トリガー加入機能

12.2(33)SRE
12.2(33)SXI
15.0(1)M

PIM トリガー加入機能は、RP スイッチオーバーの後の mroute の再コンバージェンスを改善するマルチキャスト HA 拡張です。RP スイッチオーバーが発生すると、この機能は、インターフェイス上の隣接する PIM ネイバーをトリガーするためのメカニズムとして PIM-SM GenID 値を使用し、そのインターフェイスを RPF インターフェイスとして使用するすべての (*, G) および (S, G) mroute に対して PIM 加入メッセージを送信し、新しいアクティブ RP 上のこれらの状態はすぐに再確立されます。