Cisco Nexus 1000V InterCloud インストレーション/アップグレード ガイド リリース 5.2(1)IC1(1.2)
Cisco Nexus 1000V InterCloud のアップグレード
Cisco Nexus 1000V InterCloud のアップグレード
発行日;2013/11/18   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Nexus 1000V InterCloud のアップグレード

この章の内容は、次のとおりです。

注意事項と制約事項

ソフトウェア イメージ バージョンを移行する前に、次の注意事項に従ってください。

  • アップグレード プロセス中の Cisco Nexus 1000V InterCloud では、モジュールなどの新規追加や構成変更はサポートしていません。
  • アップグレードは、ネットワークが安定しているときにスケジュールします。 スイッチまたはネットワークにアクセスできるすべての人がその時間にスイッチまたはネットワークを設定しないようにします。 アップグレード中はスイッチを設定できません。
  • インストール手順の実行中に VSM VM を稼働しているホストへの電力供給が中断されることがないようにします。
  • リモート サーバへの接続:次の手順を実行します。
    • リモート サーバから Cisco Nexus 1000V InterCloud の VSM にキックスタート イメージ、システム イメージ、Poilcy Agent のイメージをコピーします。
    • スイッチとリモート ルータの間にネットワークが接続されていることを確認します。
  • ソフトウェア イメージ:次の手順を実行します。
    • システム イメージとキックスタート イメージが同じバージョンであることを確認してください。
    • ローカル的に使用するリモート サーバ パラメータとファイル名を使用して、取得先を指定して、リモート ロケーションにあるイメージを取得します。
  • 使用するコマンド:次の手順を実行します。
    • ping コマンドを使用して、リモート サーバへの接続を確認します。
    • ソフトウェアをアップグレードするには、install all コマンドを使用します。 このコマンドにより、VSM がアップグレードされます。
    • インストールの実行中に別の install all コマンドを入力しないでください。 コンフィギュレーション コマンド以外のコマンドが実行できます。
    • VSM のアップグレード中、VEM の新規追加を試みたり、アップリンクのフラップにより VEM の切断が発生したりすると、その VEM の接続はアップグレードが完了するまでキューに入れられます。

Cisco Nexus1000V InterCloud のアップグレード

Cisco Nexus 1000V InterCloud の最新バージョンへのアップグレードは、次のように構成されます。 1 つの手順を終了するたびに、この項に戻って、必要なすべての手順を正しい順序で実施しているか確認してください。

アップグレード プロセスは取り消しできません。 ソフトウェアのダウングレードはサポートされません。

はじめる前に

  • Cisco Nexus 1000V InterCloud はすでにインストールされています。
  • Cisco Prime Network Services Controller はすでにインストールされています。
手順
    ステップ 1   Cisco Prime Network Services Controller のアップグレード

    3.0.2 Prime Network Services Controller へのアップグレードを参照してください。

    ステップ 2   InterCloud の Cisco Nexus 1000V 仮想スーパーバイザ モジュール(VSM)のアップグレード。

    InterCloud 用 Cisco Nexus 1000V VSM のアップグレードを参照してください。

    ステップ 3   InterCloud Extender と InterCloud スイッチのイメージの最新バージョンの Cisco Prime Network Services Controller へのアップロード。

    プラットフォーム イメージのインポートを参照してください。

    ステップ 4   InterCloud リンクを最新の InterCloud Extender および InterCloudSwitch イメージに更新します。

    InterCloud リンクの更新およびハイ アベイラビリティ モードでの InterCloud リンクの更新 を参照してください。


    Cisco Prime Network Services Controller のアップグレード

    3.0.2 Prime Network Services Controller へのアップグレード

    既存の Prime Network Services Controller 3.0 インストールにデータをバック アップすると、Prime Network Services Controller 3.0.2 にアップグレードできます。


    注意    


    リカバリの目的で状態を保存するには、アップグレードの前にバックアップを実行します。 詳細については、データのバックアップを参照してください。

    (注)  


    TFTP を使用してデータを更新しないでください。


    はじめる前に
    • Prime Network Services Controller が DNS サーバにアクセスできることを確認します。 DNS サーバにアクセスできない場合、Prime Network Services Controller は Amazon クラウド プロバイダーにアクセスできなくなります。
    • Prime Network Services Controller 3.0.2 は次の設定の 2 個の仮想ディスクが必要です。
      • ディスク 1:20 GB
      • ディスク 2:200 GB
      2 台のディスクが設定されていない場合、3.0.2 にアップグレードできません。
    手順
      ステップ 1   CLI を使用して、管理者として Prime Network Services Controller にログインするには、次の手順を実行します。
      ssh admin@server-ip-address
      ステップ 2   local-mgmt に接続します。
      connect local-mgmt
      ステップ 3   (任意)Prime Network Services Controller ソフトウェアの現在のバージョンを確認します。
      show version
      ステップ 4   リモート ファイル サーバから Prime Network Services Controller 3.0.2 イメージをダウンロードします。
      copy scp://imageURLtoBinFile bootflash:/
      ステップ 5   Prime Network Services Controller 3.0.2 にアップグレードします。
      update bootflash:/nsc.3.0.2.XXXX.bin
      ここでは、nsc.3.0.2.XXXX.bin がイメージ名です。
      ステップ 6   次の手順でサーバを再起動します。
      service restart
      ステップ 7   (任意)Prime Network Services Controller サーバが希望どおりに動作していることを確認してください。
      service status
      ステップ 8   (任意)Prime Network Services Controller ソフトウェア バージョンが更新されていることを確認してください。
      show version
      ステップ 9   アップグレード後、Prime Network Services Controller が完全にアクセス可能か確認するには、GUI を使ってログインします。

      ブラウザにアップグレード バージョンの代わりに以前のバージョンが表示された場合は、ブラウザ キャッシュおよび参照の履歴を消去し、ブラウザを再起動します。

      ステップ 10   サーバのホスト名または完全修飾ドメイン名 (FQDN) を変更した場合は、vCenter との Prime Network Services Controller 接続を再設定します。 詳細については、Task 2:Prime Network Services Controller の vCenter との接続の設定を参照してください。
      (注)      エンタープライズ VM 関連の操作を試みる前にこの手順を実行する必要があります。

      データのバックアップ

      Prime Network Services Controller 3.0.2 にアップグレードする前に、次のいずれかの方法を使用してデータをバック アップできます。
      • CLI を使用するには、このトピックを続行します。
      • GUI を使用するには、 『Cisco Prime Network Services Controller User Guide』を参照してください。
      次のいずれかのタスクがシステムで実行されている場合は、バックアップを実行しないことを推奨します。
      • イメージのインポート
      • クラウドへの VM の移行
      • InterCloud スイッチの導入
      • InterCloud リンクの作成

      (注)  


      一時的にリモート ファイル サーバで Cisco Security Agent (CSA) を無効にします。



      (注)  


      TFTP を使用してデータをバックアップしないでください。


      手順
        ステップ 1   CLI を使用して、管理者として Prime Network Services Controller にログインするには、次の手順を実行します。
        ssh admin@server-ip-address
        ステップ 2   システム モードに入ります。
        scope system
        ステップ 3   完全な状態のバックアップ ファイルを作成します。
        create backup scp://user@host/file fullstate enabled
        値は次のとおりです。
        • user は、ユーザ名です。
        • host は、システム名です。
        • /file は、バックアップ ファイルの完全パスとファイル名です。
        ステップ 4   プロンプトが表示されたら、必要なパスワードを入力します。
        ステップ 5   /system/backup* プロンプトで、次を入力します。
        commit-buffer
        ステップ 6   SCP サーバにログインしてから、/file が存在し、そのサイズがゼロ(0)でないことを確認します。

        InterCloud 用 Cisco Nexus 1000V VSM のアップグレード

        はじめる前に
        • アップグレードする前に、アクティブなコンフィギュレーション セッションを閉じます。
        • 実行コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションへのすべての変更を保存します。
        • 実行コンフィギュレーションのバックアップ コピーを外部ストレージに保存します。
        • VSM のバックアップを実行します。
        手順
          ステップ 1   InterCloud のアクティブな Cisco Nexus 1000V VSM にログインします。
          ステップ 2   Cisco.com にログインし、このマニュアルに記載されたリンクにアクセスします。 Cisco.com にログインするには、http:/​/​www.cisco.com/​ を表示してページ最上部の [Log In] をクリックします。 シスコ ユーザ名およびパスワードを入力してください。
          (注)      Cisco.com に登録していないユーザは、このマニュアルに記載されているリンクにアクセスできません。
          ステップ 3   次の URL を使用し、Software Download Center にアクセスします。

          http:/​/​www.cisco.com/​public/​sw-center/​index.shtml

          ステップ 4   システムのダウンロード サイトにナビゲートします。

          スイッチのダウンロード イメージへのリンクが表示されます。

          ステップ 5   Cisco Nexus 1000V InterCloud の zip ファイルを選択してダウンロードし、キックスタート、システム、ポリシー エージェント ソフトウェアのファイルをサーバに展開します。
          ステップ 6   dir bootflash: コマンドを入力し、コピーするイメージ ファイルに必要なスペースが使用可能であることを確認します。
          ヒント   

          新しいイメージ ファイルのロードが成功しない場合、使用するシステムに、少なくとも 1 つ前のリリースの Cisco Nexus 1000V InterCloud ソフトウェアのキックスタート、システム、ポリシー エージェントのイメージ ファイルを持つことを推奨します。

          ステップ 7   dir bootflash://sup-standby/ コマンドを入力して、InterCloud のスタンバイ Cisco Nexus 1000V VSM に使用できるスペースがあることを確認します。
          ステップ 8   スタンバイ VSM 用により多くのスペースが必要な場合は、不要なファイルを削除して使用できるスペースを作ります。
          ステップ 9   ブートフラッシュからイメージをインストールする場合、転送プロトコルを使用して Cisco Nexus 1000V InterCloud キックスタート、システム、ポリシー エージェント イメージをアクティブな VSM にコピーします。 ftp:、tftp:、scp:、または sftp: を使用できます。 この手順の例では、SCP を使用して、キックスタートおよびシステム イメージをコピーします。
          (注)      イメージ ファイルをダウンロードしたら、ご使用の FTP 環境 IP アドレスまたは DNS 名、およびファイルが置かれているパスに変更します。
          1. switch# copy scp://filepath/kickstart_filename bootflash:kickstart_filename

            キックスタート イメージをコピーします。

          2. switch# copy scp://filepath/system_filename bootflash:system_filename

            システム イメージをコピーします。

          3. switch# copy scp://filepath/pa_filename bootflash:pa_filename

            ポリシー エージェントのイメージをコピーします。

          ステップ 10   関連イメージ ファイルのリリース ノートを参照します。 『Cisco Nexus 1000V InterCloud Release Notes』を参照してください。
          ステップ 11   copy running-config startup-config コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存します。
          ステップ 12   実行コンフィギュレーションをブートフラッシュ上と外部に保存します。
          (注)     

          VSM のバックアップも実行できます。 『Cisco Nexus 1000V InterCloud System Management Configuration Guide』を参照してください。

          1. copy running-config bootflash:run-cfg-backup コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをブートフラッシュに保存します。
          2. copy running-config scp://external_backup_locatio コマンドを使用して実行コンフィギュレーションを外部に保存します。
          ステップ 13   install all kickstart bootflash:kickstart_filename system bootflash:system_filenamevnmpa bootflash: pa_filename のコマンドを使用して、キックスタート、システム、ポリシー エージェントのイメージを使用して実行中の VSM のアップグレードを実行します。 この手順の例では、キックスタート、ポリシー エージェントのイメージを示します。
          ステップ 14   Y を押すと、インストールが続行されます。

          N を押すと、インストールはグレースフルに終了します。

          (注)     

          アップグレード プロセスの一環として、スタンバイ VSM が最初にアップグレードされます。 完了すると、スイッチオーバーがトリガーされ、現在のスタンバイ VSM がアップグレードされます。

          ステップ 15   インストール処理が完了したら、スイッチにログインし、スイッチが switch# show version コマンドを使用して、必要なソフトウェア バージョンを実行していることを確認します。
          ステップ 16   switch# copy running-config startup-config コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
          ステップ 17   次のコマンドを入力して、最後のインストールは、インストール ログを確認してください。
          1. switch# show install all status
          2. switch# show system internal log install
          ステップ 18   アップグレード失敗の場合、次のコマンドを入力して、ログを確認してください。
          1. switch# show install failed-standby
          2. switch# show install all failure-reason
          3. switch# show system internal log install
          ステップ 19   新しい拡張性の制限に対応するための VSM VM のメモリおよび CPU の予約に関する情報を確認します。

          プラットフォーム イメージのインポート

          操作性の向上、InterCloud リンク作成プロセスを簡易化するために、Prime Network Services Controller は、www.cisco.com の Prime Network Services Controller ダウンロード サイト(http:/​/​software.cisco.com/​cisco/​pub/​software/​portal/​select.html?&i=!m&mdfid=284653427)から単一の圧縮ファイルをインポートできるようにします。 圧縮ファイルには次のイメージとそれぞれのバージョン番号が含まれます。
          • エンタープライズ ネットワークのゲートウェイに対する InterCloud Extender イメージ
          • クラウド ゲートウェイの InterCloud スイッチ イメージ
          • クラウド VM ドライバ イメージ

          圧縮ファイルをインポートすると、Prime Network Services Controller は自動的に圧縮ファイルを正しい場所に配置し、イメージと共に Add InterCloud Link Wizard を読み込みます。


          (注)  


          • 複数のイメージのバージョンを使用できる場合は、Prime Network Services Controller は自動的に VM のクラウドの移行時に最新バージョンを選択します。
          • 同じバンドルを 2 度インポートすることはできません。

          この機能によって、InterCloud リンクを作成し、クラウド VM をインスタンス化するために、互換性のある適切なイメージを常に使用できることを確実にします。

          手順
            ステップ 1   [InterCloud Management] > [InterCloud Link] > [Images] を選択します。
            ステップ 2   [Import Bundled Image] をクリックします。
            ステップ 3   [Import Bundled Image] ダイアログ ボックスでは次を実行します。
            1. インポートするイメージの名前と説明を入力します。
            2. [Import] 領域で、次の情報を入力し、[OK] をクリックしてください。
              • インポート操作で使用するプロトコル:FTP、SCP、または SFTP。
              • イメージをダウンロードしたリモート ホストのホスト名または IP アドレス。
              • リモート ホストのアカウントのユーザ名。
              • リモート ホストのアカウント パスワード。
              • スラッシュ(/)で始まるイメージのパスとファイル名。

            InterCloud リンクの更新

            InterCloud リンクの更新

            Prime Network Services Controller によって、導入されたリンクの InterCloud Extender と InterCloud スイッチのイメージを更新します。


            (注)  


            InterCloud リンクのアップグレード中に InterCloud リンクの導入を解除すると、InterCloud スイッチはクラウドで終了されないことがあります。 この場合は、リンクの導入を解除するときに手動でクラウドから InterCloud スイッチを取り除く必要があります。


            はじめる前に

            VM マネージャが Prime Network Services Controller に設定されていることを確認します。

            新しいプラットフォーム イメージがインポートされていることを確認します。

            手順
              ステップ 1   [InterCloud Management] > [InterCloud Link] > [VPCs] > [vpc] > [intercloud-link] を選択します。
              ステップ 2   [Update] をクリックします。

              InterCloud Link Update Wizard 表示されます。

              ステップ 3   [InterCloud Link] 画面で、更新するイメージのチェックボックスをチェックし、[Next] をクリックします。 両方のイメージをアップデートするには、InterCloud スイッチおよび InterCloud Extender のチェックボックスをチェックします。 InterCloud スイッチおよび InterCloud Extender のイメージは同じバージョンに更新する必要があります。

              ウィザードに表示される画面は、選択するイメージによって異なります。 たとえば、InterCloud エクステンダのイメージを更新する場合は、InterCloud スイッチのイメージの画面は表示されません。

              ステップ 4   InterCloud Extender 画面で次を実行します。
              1. 最新の情報が表示されることを確認するには、[Refresh] をクリックします。

                テーブルは、利用可能な InterCloud スイッチのテンプレートで、ローカルおよび Amazon Marketplace の両方に更新されます。

              2. 必要なイメージを選択します。 InterCloud スイッチおよび InterCloud Extender のイメージ用に選択したイメージが同じバージョンであることを確認します。
              ステップ 5   [Select VM Placement] 画面で、更新に使用する VM ホストを選択し、[Next] をクリックします。
              ステップ 6   [InterCloud Switch] 画面で、更新するイメージを選択し、[Next] をクリックします。 InterCloud スイッチおよび InterCloud Extender のイメージはアップグレード中に同じバージョンに更新する必要があります。
              ステップ 7   [Summary] 画面で、情報が正しいことを確認して、[Finish] をクリックします。

              ハイ アベイラビリティ モードでの InterCloud リンクの更新

              ハイ アベイラビリティが設定されている InterCloud リンクのプライマリ デバイスとセカンダリ デバイスを更新するには、この手順を使用します。


              (注)  


              HA モードで InterCloud リンクを更新すると、スタンドバイ InterCloud リンクだけが更新されます。


              手順
                ステップ 1   InterCloud リンクをInterCloud リンクの更新で説明するように更新します。
                ステップ 2   次のように InterCloud リンクが Cisco Nexus 1000V InterCloud VSM 上で更新されることを確認します。
                1. [InterCloud Management] > [InterCloud Link] > [VPCs] > [vpc] を選択します。
                2. InterCloud リンクの状態はスタンバイになります。
                ステップ 3   次のようにスイッチオーバーをトリガーします。
                1. [InterCloud Management] > [InterCloud Link] > [VPCs] > [vpc] を選択します。
                2. InterCloud リンクのテーブルで、ステップ 1 で更新したリンクを選択して、[Switchover] をクリックします。
                  (注)     

                  スイッチオーバーが完了し、モジュールがオンラインでスタンバイとして起動するまで待機します。

                ステップ 4   InterCloud リンクを再度更新します。
                ステップ 5   次のコマンドを入力して、更新が正常に行われたことを確認してください:
                • Cisco Nexus 1000V InterCloud VSM で show module コマンドを入力します。
                • InterCloud スイッチまたは InterCloud Extender で show version コマンドを入力します。