Cisco Nexus 1000V インタークラウド システム管理コンフィギュレーション ガイド リリース 5.2(1)IC1(1.1)
サーバ接続の管理
サーバ接続の管理

サーバ接続の管理

この章の内容は、次のとおりです。

サーバ接続について

vCenter Server または ESX サーバに接続するには、初めに Cisco Nexus 1000V で接続を定義する必要があります。この定義には、次の項目が含まれます。

  • 接続名
  • 使用するプロトコル
  • サーバの IP アドレス
  • サーバの DNS 名
  • vCenter Server との通信はすべて、トランスポート層セキュリティ(TLS)プロトコルでセキュリティが維持されます。

注意事項と制約事項

インタークラウド エクステンダは、トンネル インターフェイスと VSM 管理が同じサブネット内にある場合、VSM モジュールとしての接続に失敗します。

vCenter Server への接続

はじめる前に

この手順を開始する前に、EXEC モードで CLI にログインする必要があります。

次の情報を知っている必要があります。

  • データセンター名
  • vCenter サーバ IP アドレスまたはホスト名

次がセットアップされていることを確認する必要があります。

  • vCenter Server 管理ステーションをインストールして実行します。
  • ESX サーバをインストールして実行します。
  • Cisco Nexus 1000V アプライアンスがインストールされている。
  • 管理ポートを設定します。
  • ホスト名を使用して接続を設定する場合、DNS がすでに設定されている。
  • vCenter サーバとの拡張ファイルが登録されている。 この拡張ファイルには、VSM 用の拡張キーとパブリック証明書が格納されています。 vCenter Server は、拡張ファイルを使用して VSM から受信される要求の信憑性を確認します。 拡張ファイルの追加および登録の手順については、『Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide』を参照してください。
手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 switch# configure terminal 

    グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。

     
    ステップ 2switch(config)# svs connection name 

    Cisco Nexus 1000V と特定の ESX サーバまたは vCenter Server との間にこの接続を追加するため、接続コンフィギュレーション モードに切り替えます。 名前を使用して、複数接続情報をコンフィギュレーションに格納できます。

     
    ステップ 3switch(config-svs-conn)# protocol vmware-vim [http] 

    この接続が VIM プロトコルを使用するように指定するには、http キーワードを使用します。 このコマンドはローカルに格納されます。

    http:VIM プロトコルが HTTP で実行されるように指定します。 デフォルトでは HTTP over SSL(HTTPS)を使用します。

     
    ステップ 4次のどちらかを実行します。 
    • IP アドレスを設定している場合は、ステップ 5 に進みます。
    • ホスト名を設定している場合は、ステップ 6 に進みます。
     
    ステップ 5switch(config-svs-conn)# remote ip address ipaddress 

    この接続で使用する ESX サーバまたは vCenter Server の IP アドレスを指定します。 このコマンドはローカルに格納されます。

    データセンター名を設定するには、ステップ 7 に進みます。

     
    ステップ 6switch(config-svs-conn)# remote hostname hostname 

    この接続で使用する ESX サーバまたは vCenter Server の DNS 名を指定します。 このコマンドはローカルに格納されます。

    (注)     

    DNS はすでに設定されています。

     
    ステップ 7switch(config-svs-conn)# vmware dvs datacenter-name name 

    Cisco Nexus 1000V が分散仮想スイッチ(DVS)として作成される vCenter Server のデータセンター名を指定します。 接続前または接続後に、このコマンドを使用できます。 データセンター名はローカルに格納されます。

     
    ステップ 8switch(config-svs-conn)# connect 

    接続を開始します。 この接続のユーザ名とパスワードが設定されていない場合は、ユーザ名とパスワード入力プロンプトが表示されます。

    デフォルトは no connect です。 一度にアクティブにできる接続は 1 つだけです。 定義済みの接続が有効な場合は、no connect コマンドを使用して定義済みの接続を閉じるまでエラー メッセージが表示され、コマンドが拒否されます。

     
    switch# config t
    switch(config)# svs connection VC
    switch(config-svs-conn)# protocol vmware-vim
    switch(config-svs-conn)# remote ip address 192.168.0.1 
    switch(config-svs-conn)# vmware dvs datacenter-name Hamilton-DC
    switch(config-svs-conn)# connect
    switch# show svs connections 
    connection VC:
        ip address: 192.168.0.1
        protocol: vmware-vim https
        certificate: default
        datacenter name: Hamilton-DC
        DVS uuid: ac 36 07 50 42 88 e9 ab-03 fe 4f dd d1 30 cc 5c
        config status: Enabled
        operational status: Connected
    switch#

    ホスト マッピングの設定

    この項では、次のトピックについて取り上げます。

    • ホスト マッピングについて
    • モジュールからのホスト マッピングの削除
    • 新しいホストへのマッピング
    • ホスト マッピングの表示

    ホスト マッピングについて

    VSM によって新しい VEM が検出されると、空きモジュール番号が自動的にその VEM に割り当てられ、このモジュール番号がホスト サーバの汎用固有識別子(UUID)にマッピングされます。 このマッピングによって、同じホスト サーバには同じモジュール番号が割り当てられるようになります。

    モジュールからのホスト マッピングの削除

    はじめる前に

    この手順を開始する前に、次のことを確認してください。

    • EXEC モードで Cisco Nexus 1000V にログインしていること。
    • ホストを vCenter の Cisco Nexus 1000V DVS から削除してあること。
    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal  

      グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。

       
      ステップ 2switch(config)# no vem module-number  

      指定されたモジュールをソフトウェアから削除します。

      (注)     

      モジュールがまだスロット内に存在している場合は、この例で示すように、コマンドは拒否されます。

       
      ステップ 3switch(config)# show module vem mapping  (任意)

      モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。

       
      ステップ 4switch(config)# copy running-config startup-config 

      実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

       
      switch# configure terminal
      switch(config)# no vem 4
      switch(config)# no vem 3
      cannot modify slot 3: host module is inserted
      switch(config)# show module vem mapping 
      Mod     Status          UUID                                    License Status
      ---     -----------     ------------------------------------    --------------
        3      powered-up     93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8    licensed
      switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config

      新しいホストへのマッピング

      はじめる前に

      この手順を開始する前に、次のことを確認してください。

      • CLI に EXEC モードでログインしていること。
      • ホストを vCenter の Cisco Nexus 1000V DVS から削除してあること。

      (注)  


      最初に既存のホスト サーバ マッピングを削除しなかった場合は、新しいホスト サーバに別のモジュール番号が割り当てられます。


      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1switch# configure terminal  

        グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。

         
        ステップ 2switch(config)# vem module number  

        VEM スロット コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 3switch(config-vem-slot)# host vmware id server-bios-uuid 

        指定したモジュールに別のホスト サーバ UUID を割り当てます。

         
        ステップ 4switch(config-vem-slot)# show module vem mapping  (任意)

        モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。

         
        ステップ 5switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config 

        実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

         
        switch# config t
        switch(config)# vem 3
        switch(config-vem-slot)# host vmware id 6dd6c3e3-7379-11db-abcd-000bab086eb6
        switch(config-vem-slot)# show module vem mapping
        Mod     Status          UUID                                    License Status
        ---     -----------     ------------------------------------    --------------
          3      powered-up     93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8    licensed
          4          absent     6dd6c3e3-7379-11db-abcd-000bab086eb6    licensed
        
        switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config

        ホスト マッピングの表示

        • ここでは、モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示する手順を説明します。この手順は、EXEC モードで実行します。
        手順
        次のコマンドを入力して、モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。show module vem mapping

        Mod Status      UUID                                 License Status
        --- ----------- ------------------------------------ --------------
        3   powered-up  93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8  licensed
        n1000v(config)#
        
        

        ドメインの確認

        設定されたドメインを確認するには、次のコマンドを使用します。

        コマンド

        説明

        show svs domain

        Cisco Nexus 1000V で設定されたドメインを表示します。

        n1000v# show svs domain
        SVS domain config:
        Domain id: 98
        Control vlan: 70
        Packet vlan: 71
        Sync state: -
        n1000v#
        

        設定の確認

        次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。

        コマンド

        説明

        show running-config

        現在の設定を表示します。

        Cisco Nexus 1000V が vCenter Server または ESX サーバに接続していない場合は、接続関連情報だけが出力されます。

        show svs domain

        Cisco Nexus 1000V で設定されたドメインを表示します。

        show module

        モジュール情報を表示します。

        show server_info

        サーバ情報を表示します。

        show interface brief

        vCenter Server へのアップリンクを含むインターフェイス情報を表示します。

        show interface virtual

        仮想インターフェイス情報を表示します。

        show module vem mapping

        モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。

        モジュール情報の確認

        次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。

        コマンド

        説明

        show module

        モジュール情報を表示します。

        show server_info [name]

        サーバ情報を表示します。

        show interface brief

        vCenter Server へのアップリンクを含むインターフェイス情報を表示します。

        show interface virtual

        仮想インターフェイス情報を表示します。

        サーバ接続機能の履歴

        機能名

        リリース

        機能情報

        サーバ接続

        Release 5.2(1)IC1(1.1)

        この機能が導入されました。