Catalyst 3750 Metro スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
CLI ベースのセットアップ プログラム によるスイッチの設定
CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

必要なものの準備

コンソール ポートへの接続

端末エミュレーション ソフトウェアの起動

電源接続

初期設定情報の入力

IP の設定

セットアップ プログラムの完了

イーサネット ポートへの接続

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

この章では、スイッチの簡単なインストレーションおよびセットアップ手順について説明します。


) ラックへのスイッチの設置、または Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールの接続に関する詳しい手順は、「スイッチのインストレーション」を参照してください。製品概要については、「製品概要」を参照してください。


簡単なインストレーション方法を次の手順で説明します。

1. 「必要なものの準備」

2. 「コンソール ポートへの接続」

3. 「端末エミュレーション ソフトウェアの起動」

4. 「電源接続」

5. 「初期設定情報の入力」

6. 「イーサネット ポートへの接続」

必要なものの準備

図C-1 に示されているものを梱包箱から取り出します。

図C-1 Catalyst 3750 Metro スイッチ、アダプタ ケーブル、および AC 電源コード

 

1

スイッチ

3

AC 電源コード

2

RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル

 

 


) DC 電源装置を使用する場合のスイッチのセットアップ手順については、「DC 電源への接続」を参照してください。



) スイッチ ポートを他のイーサネット装置に接続するには、別途カテゴリ 5 以上のストレート ケーブルが必要です。


コンソール ポートへの接続

コンソール ポートを通じて初期設定を行うことができます。スイッチのコンソール ポートと PC の接続には、付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを使用します。

次の手順で、PC または端末をスイッチに接続します。


ステップ 1 付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを使用して、スイッチ前面のコンソール ポートに RJ-45 コネクタを接続します(図C-2 を参照)。

ステップ 2 アダプタ ケーブルの DB-9 メス DTE アダプタを PC のシリアル ポートに取り付けるか、または適切なアダプタを端末に取り付けます。


 

図C-2 PC とスイッチの接続

 

1

スイッチ

2

RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル

端末エミュレーション ソフトウェアの起動

スイッチの電源をオンにする前に、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)の出力表示を見ることができるように、端末エミュレーション セッションを開始します。

端末エミュレーション ソフトウェア(通常、ハイパーターミナルまたは Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末との通信が可能になります。


ステップ 1 PC または端末を使用して、端末エミュレーション プログラムを起動します。

ステップ 2 端末エミュレーション セッションを開始します。

ステップ 3 コンソール ポートのデフォルト特性に合わせて、PC または端末のボーレートおよびキャラクタ フォーマットを次のように設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

フロー制御なし


 

電源接続

電源接続は、次の手順で行います。


ステップ 1 AC 電源装置を使用する場合、AC 電源コードの片側をスイッチのスイッチ背面パネルの電源コネクタに接続してから、電源コードのもう一方をアースされた AC 電源コンセントに接続します(図C-2 を参照)。

ステップ 2 DC 電源装置を使用する場合の DC 電源装置への接続手順については、「DC 電源への接続」を参照してください。

スイッチの電源が入ると、POST という一連のテストが自動的に実行され、スイッチが正常に機能しているかどうかが確認されます。

POST の実行時間は約 1 分です。POST が完了すると、SYST LED と STAT LED はグリーンに点灯したままになります。機能上のステータスによっては、PWR LED と MASTR LED もグリーンに点灯する場合があります(詳しくは LEDを参照)。

POST に失敗すると、SYST LED がオレンジに点灯します。POST が失敗した場合は、「トラブルシューティング」を参照して原因を特定してください。


) POST エラーは通常、修復不能です。スイッチが POST に失敗した場合には、購入された代理店にご連絡ください。


スイッチの電源をオンにする前に、端末エミュレーション プログラムを起動しておけば、PC または端末にブートローダ シーケンスが表示されます。セットアップ プログラムのプロンプトを表示するには、Enter キーを押す必要があります。

初期設定情報の入力

スイッチを設定するには、セットアップ プログラムを完了する必要があります。セットアップ プログラムは、スイッチの電源がオンになると自動的に実行されます。スイッチがローカル ルータやインターネットと通信できるようにするには、IP アドレスおよびその他の設定情報を割り当てる必要があります。

IP の設定

セットアップ プログラムを実行する前に、ネットワーク管理者から次の情報を入手してください。

スイッチの IP アドレス

サブネット マスク(IP ネットマスク)

デフォルト ゲートウェイ(ルータ)

イネーブル シークレット パスワード

イネーブル パスワード

Telnet パスワード

セットアップ プログラムの完了

次の手順でセットアップ プログラムを完了し、スイッチの初期設定を作成してください。


ステップ 1 次の 2 つのプロンプトに Yes と入力します。

Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: yes
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system.
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
 

ステップ 2 スイッチのホスト名を入力し、 Return キーを押します。

ホスト名の文字数は 28 文字までです。どのスイッチも、ホスト名の最後の文字として -n(n は数字)を使用することはできません。

Enter host name [Switch]: host_name
 

ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、 Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先行のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化されますが、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。

Enter enable secret: secret_password
 

ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、 Return キーを押します。

Enter enable password: enable_password
 

ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、 Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先行のスペースは無視されます。

Enter virtual terminal password: terminal-password
 

ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を設定します。SNMP は、CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、あとで設定してもかまいません。あとで SNMP を設定する場合は、 no を入力します。

Configure SNMP Network Management? [no]: no
 

ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN [仮想 LAN] の名前)を入力して、 Return キーを押します。このリリースでは、インターフェイス名には必ず vlan1 を使用してください。

Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: vlan1
 

ステップ 8 インターフェイスを設定するために、スイッチの IP アドレスとサブネット マスクを入力し、 Return キーを押します。次に示されている IP アドレスとサブネット マスクは単なる例です。

Configuring interface vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]: yes
IP address for this interface: 10.4.120.106
Subnet mask for this interface [255.0.0.0]: 255.0.0.0
 

ステップ 9 このスイッチをクラスタ内のコマンド スイッチとして設定することはできないため、ここでは N を入力します。

Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: no
 

これで、スイッチの初期設定は完了しました。初期設定が表示されます。以下に出力例を示します。

The following configuration command script was created:
hostname switch1
enable secret 5 $1$Ulq8$DlA/OiaEbl90WcBPd9cOn1
enable password enable_password
line vty 0 15
password terminal-password
no snmp-server
!
no ip routing
 
!
interface Vlan1
no shutdown
ip address 10.4.120.106 255.0.0.0
!
interface FastEthernet1/0/1
!
interface FastEthernet1/0/2
 
interface FastEthernet1/0/3
!
(テキスト出力は省略)
!
interface GigabitEthernet1/1/2
!
end
 

次のような選択肢が表示されます。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
 
[1] Return back to the setup without saving this config.
 
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 

設定を保存してスイッチの次回起動時に使用する場合は、オプションの 2 を選択して、設定をNVRAM(不揮発性 RAM)に保存します。

Enter your selection [2]:2
 

ステップ 10 いずれかを選択して Return キーを押します。


 

セットアップ プログラムの完了後は、作成したデフォルトの設定でスイッチを稼働させることができます。この設定の変更や他の管理タスクを実行する場合には、CLI を使用します。

CLI を使用するには、端末プログラムによってコンソール ポートから、あるいは Telnet によってネットワークを介して、Switch> プロンプトにコマンドを入力します。設定情報については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

イーサネット ポートへの接続

10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートへの接続手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの前面パネルの 10/100 ポートに、カテゴリ 5 のストレート ケーブル(付属外)を接続します(図C-3 を参照)。

ステップ 2 ワークステーション、PC、サーバ、またはルータのイーサネット(RJ-45)ポートに、ケーブルのもう一方の端を接続します。


 

図C-3 前面パネルのポートへの接続

 

1

スイッチ

3

カテゴリ 5 のストレート ケーブル

2

PC

 

 

SFP ポートの接続については、「SFP モジュールの接続」を参照してください。