Catalyst 3750 Metro スイッチ コマンド リファレンス Cisco IOS Release 12.2(37)SE
CLI の使用
CLI の使用
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

CLI の使用

スイッチの利用法

CLI コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

グローバル コンフィギュレーション モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

config-vlan モード

VLAN コンフィギュレーションモード

ライン コンフィギュレーション モード

Cisco IOS 12.2(25)EY で変更されたコマンド

CLI の使用

Catalyst 3750 Metro スイッチは、Cisco IOS ソフトウェアでサポートされています。ここでは、ソフトウェア機能を設定するためのスイッチ CLI(コマンドライン インターフェイス)の使用方法について説明します。

これらの機能をサポートするコマンドの完全な説明については、 第2章「Catalyst 3750 Metro スイッチ Cisco IOS コマンド」 を参照してください。ブート ローダー コマンドの詳細情報については、 付録A「Catalyst 3750 Metro スイッチ ブート ローダー コマンド」 を参照してください。 debug コマンドの詳細情報については、 付録B「Catalyst 3750 Metro スイッチ debug コマンド」 を参照してください。 show platform コマンドの詳細情報については、 付録C「Catalyst 3750 Metro スイッチ show platform コマンド」 を参照してください。Cisco IOS Release 12.2 の詳細情報については、『 Cisco IOS Release 12.2 Command Summary 』を参照してください。

タスク指向の設定手順については、このリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

スイッチの利用法

スイッチ スタックおよびスタック メンバー インターフェイスはスタック マスター経由で管理します。スタック メンバーを個々のスイッチ ベースで管理することはできません。スタック マスターには、1 つまたは複数のスタック メンバーのコンソール ポート経由で接続できます。スタック マスターに複数の CLI セッションを使用する場合は、注意が必要です。あるセッションでコマンドを入力しても、別のセッションでは表示されません。このためコマンドを入力したセッションが追跡できなくなります。


) スイッチ スタックを管理する場合は 1 つの CLI セッションを使用することをお勧めします。


特定のスタック メンバー ポートを設定する場合は、CLI コマンド インターフェイスの注記にスタック メンバーの番号を追加しておくことが必要です。インターフェイスの注記に関する情報については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドの「Configuring Interfaces」の章を参照してください。

特定のスタック メンバーをデバッグするには、 session stack-member-number 特権 EXEC コマンドを使用して、スタック マスターからアクセスします。スタック メンバーの番号がシステム プロンプトにアペンドされます。たとえば、 Switch-2# はスタック番号 2 の特権 EXEC モードのプロンプトであり、スタック マスターのシステム プロンプトは Switch です。スタック メンバーを指定した CLI セッションでは show および debug コマンドだけが使用できます。

CLI コマンド モード

ここでは、CLI コマンド モード構造について説明します。コマンド モードは、特定の Cisco IOS コマンドをサポートします。たとえば、 interface interface-id コマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードで入力されたときだけ機能します。

以下は、スイッチの主なコマンド モードです。

ユーザ EXEC

特権 EXEC

グローバル コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

config-vlan

VLAN コンフィギュレーション

ライン コンフィギュレーション

表1-1 に、主なコマンド モード、各モードへのアクセス方法、各モードで表示されるプロンプト、およびモードの終了方法を示します。表示されているプロンプトは、デフォルト名 Switch を使用しています。

 

表1-1 コマンド モードの概要

コマンド モード
アクセス方法
プロンプト
終了または次のモードのアクセス

ユーザ EXEC

これが最初のアクセス レベルです。

(スイッチについては)ターミナル設定を変更し、基本タスクを実行し、システム情報を一覧表示します。

Switch>

logout コマンドを入力します。

特権 EXEC モードを開始するには、 enable コマンドを入力します。

特権 EXEC

ユーザ EXEC モードから、 enable コマンドを入力します。

Switch#

ユーザ EXEC モードに戻る場合は、 disable コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション

特権 EXEC モードから、 configure コマンドを入力します。

Switch(config)#

特権 EXEC モードに戻る場合は、 exit または end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、
interface
コンフィギュレーションコマンドを入力します。

インターフェイス コンフィギュレーション

グローバル コンフィギュレーション モードから、 interface コマンドを入力し、次にインターフェイス ID を入力することにより、インターフェイスを指定します。

Switch(config-if)#

特権 EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

config-vlan

グローバル コンフィギュレーション モードで vlan vlan-id コマンドを入力します。

Switch(config-vlan)#
 

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

特権 EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

VLAN コンフィギュレーション

特権 EXEC モードから、 vlan database コマンドを入力します。

Switch(vlan)#
 

特権 EXEC モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

ライン コンフィギュレーション

グローバル コンフィギュレーション モードから、 line コマンドを入力することにより、ラインを指定します。

Switch(config-line)#

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

特権 EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

ユーザ EXEC モード

装置にアクセスすると、自動的にユーザ EXEC コマンド モードに入ります。ユーザ レベルで使用可能な EXEC コマンドは、イネーブル レベルで使用可能な EXEC コマンドのサブセットです。一般に、ユーザ EXEC コマンドは、端末設定の一時的変更、基本テストの実行、システム情報の一覧表示などに使用します。

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch> ?

特権 EXEC モード

特権コマンドの多くは動作パラメータの設定に関係しているので、無許可の使用を防ぐため、特権コマンドへのアクセスはパスワードで保護する必要があります。特権コマンド セットには、ユーザ EXEC モードのコマンドと、それ以外のコマンド モードにアクセスするための configure 特権 EXEC コマンドが含まれます。

システム管理者がパスワードを設定した場合は、特権 EXEC モードへのアクセスが許可される前にパスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。パスワードは画面には表示されません。また、大文字と小文字が区別されます。

特権 EXEC モードのプロンプトは、装置名のあとにポンド記号( # )が付きます。

Switch#

特権 EXEC モードにアクセスするには、 enable コマンドを入力します。

Switch> enable
Switch#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch# ?
 

ユーザ EXEC モードに戻る場合は、 disable 特権 EXEC コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション モード

グローバル コンフィギュレーション コマンドは、装置全体に影響を与える機能に適用されます。グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure 特権 EXEC コマンドを使用します。デフォルトでは、管理コンソールからコマンドを入力します。

configure コマンドを入力すると、コンフィギュレーションコマンドの送信元の入力を要求するメッセージが表示されます。

Switch# configure
Configuring from terminal, memory, or network [terminal]?
 

コンフィギュレーションコマンドの送信元として、端末または NVRAM(不揮発性 RAM)のいずれかを指定することができます。

次の例では、グローバル コンフィギュレーション モードにアクセスする方法を示します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config)# ?
 

グローバル コンフィギュレーション コマンド モードを終了して特権 EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドまたは exit コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

インターフェイス コンフィギュレーション モード

インターフェイス コンフィギュレーション コマンドは、インターフェイスの動作を変更します。インターフェイス コンフィギュレーション コマンドは、常にインターフェイス タイプを定義するグローバル コンフィギュレーション コマンドのあとに来ます。

インターフェイス コンフィギュレーション モードにアクセスするには、 interface interface-id コマンドを使用します。次の新しいプロンプトはインターフェイス コンフィギュレーション モードを示しています。

Switch(config-if)#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-if)# ?
 

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了してグローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了して特権 EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

config-vlan モード

標準範囲 VLAN(仮想 LAN)(VLAN ID 1 ~ 1005)を設定したり、VTP モードがトランスペアレントであるときに拡張範囲 VLAN(VLAN ID 1006 ~ 4094)を設定したりする場合は、このモードを使用します。VTP モードがトランスペアレントである場合は、VLAN 設定および VTP 設定は実行コンフィギュレーション ファイルに保存されるので、 copy running-config startup-config 特権 EXEC コマンドを実行して、これをスイッチのスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存できます。VTP が透過モードまたはサーバ モードの場合、VLAN ID が 1 ~ 1005 の VLAN の設定は、VLAN データベースに保存されます。拡張範囲 VLAN 設定は、VLAN データベースには保存されません。

config-vlan モードを開始するには、 vlan vlan-id グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。

Switch(config)# vlan 2000
Switch(config-vlan)#
 

サポートされるキーワードは、同じではありませんが、VLAN コンフィギュレーションモードで利用できるコマンドと類似しています。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-vlan)# ?
 

拡張範囲 VLANについては、最大伝送ユニット(Maximum Transmission Unit; MTU)サイズ以外のすべての特性は、デフォルト設定のままにしておいてください。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit を入力します。特権 EXEC モードに戻る場合は、 end を入力します。 shutdown 以外のすべてのコマンドは、config-vlan モードを終了したときに有効になります。

VLAN コンフィギュレーションモード

VLAN コンフィギュレーションコマンドを使用すれば、VLAN ID 1 ~ 1005 の VLAN パラメータを作成または変更することができます。

VLAN コンフィギュレーションモードにアクセスするには、 vlan database 特権 EXEC コマンドを入力します。

Switch# vlan database
Switch(vlan)#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(vlan)# ?
 

特権 EXEC モードに戻る場合は、 abort VLAN コンフィギュレーションコマンドを入力して、設定しようとしたデータベースを放棄します。または、 exit を入力して、設定しようとする新しい VLAN データベースを実装し、特権 EXEC モードに戻ります。exit または apply を入力した場合、設定が VLAN データベースに保存され、VLAN コンフィギュレーションモードからの設定はスイッチ コンフィギュレーション ファイルに保存することはできません。

ライン コンフィギュレーション モード

ライン コンフィギュレーションコマンドは、端末ラインの動作を変更します。ライン コンフィギュレーションコマンドは、常にライン番号を定義するライン コマンドのあとに来ます。端末パラメータ設定をラインごと、あるいはある範囲のライン全体で変更するには、このコマンドを使用します。

ライン コンフィギュレーション モードを開始するには、 line vty line_number [ ending_line_number ] コマンドを使用します。次の新しいプロンプトはライン コンフィギュレーション モードを示しています。次の例では、仮想端末ライン 7 でライン コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。

Switch(config)# line vty 0 7
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-line)# ?
 

ライン コンフィギュレーション モードを終了してグローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを使用します。ライン コンフィギュレーション モードを終了して特権 EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl- Z を押します。

Cisco IOS 12.2(25)EY で変更されたコマンド

表1-2 に、Cisco IOS Release 12.2(25)EY より前のソフトウェア リリースと同じ機能を持つが構文が異なるコマンドを示します。

 

表1-2 変更されたコマンド

Cisco IOS Release 12.2(25)EY より前のリリース
Cisco IOS Release 12.2(25)EY 以降
説明

debug autoqos

debug auto qos

Auto-QoS 1 機能のデバッグをイネーブルにします。

xconnect { destination vc-id }

xconnect { destination vc-id encapsulation mpls }

指定したポイントツーポイント仮想接続を経由してレイヤ 2 パケットをルーティングします。

1.Auto-QoS = 自動 QoS(Quality Of Service)