Catalyst 3750 Metro スイッチ コマンド リファレンス Cisco IOS Release 12.1(14)AX
CLIの使用
CLIの使用
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

CLIの使用

CLIコマンド モード

ユーザEXECモード

イネーブルEXECモード

グローバル コンフィギュレーション モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

config-vlanモード

VLANコンフィギュレーション モード

ライン コンフィギュレーション モード

CLIの使用

Catalyst 3750 Metro スイッチは、Cisco IOSソフトウェアでサポートされています。ここでは、ソフトウェア機能を設定するためのスイッチCLI(コマンドライン インターフェイス)の使用方法について説明します。

これらの機能をサポートするコマンドの完全な説明については、「Catalyst 3750 MetroスイッチCisco IOSコマンド」を参照してください。ブート ローダ コマンドの詳細情報については、 付録A「Catalyst 3750 Metroスイッチ ブート ローダ コマンド」 を参照してください。 debug コマンドの詳細情報については、 付録B「Catalyst 3750 Metroスイッチdebug コマンド」 を参照してください。 show platform コマンドの詳細情報については、 付録C「Catalyst 3750 Metroスイッチshow platformコマンド」 を参照してください。Cisco IOS Release 12.1の詳細情報については、『 Cisco IOS Release 12.1 Command Summary 』を参照してください。

タスク指向の設定手順については、このリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

CLIコマンド モード

ここでは、CLIコマンド モード構造について説明します。コマンド モードは、特定のCisco IOSコマンドをサポートします。たとえば、 interface interface-id コマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードで入力されたときだけ機能します。

以下は、スイッチの主なコマンド モードです。

ユーザEXEC

イネーブルEXEC

グローバル コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

config-vlan

VLANコンフィギュレーション

ライン コンフィギュレーション

表 1-1 に、主なコマンド モード、各モードへのアクセス方法、各モードで表示されるプロンプト、およびモードの終了方法を示します。表示されているプロンプトは、デフォルト名 Switch を使用しています。

 

表 1-1 コマンド モードの概要

コマンド モード
アクセス方法
プロンプト
終了または次のモードのアクセス

ユーザEXEC

これが最初のアクセス レベルです。

(スイッチについては)ターミナル設定を変更し、基本タスクを実行し、システム情報を一覧表示します。

Switch>

logout コマンドを入力します。

イネーブルEXECモードを開始するには、 enable コマンドを入力します。

イネーブルEXEC

ユーザEXECモードから、 enable コマンドを入力します。

Switch#

ユーザEXECモードに戻る場合は、 disable コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション

イネーブルEXECモードから、 configure コマンドを入力します。

Switch(config)#

イネーブルEXECモードに戻る場合は、 exit または end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、
interface
コンフィギュレーション コマンドを入力します。

インターフェイス コンフィギュレーション

グローバル コンフィギュレーション モードから、 interface コマンドを入力し、次にインターフェイスIDを入力することにより、インターフェイスを指定します。

Switch(config-if)#

イネーブルEXECモードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

config-vlan

グローバル コンフィギュレーション モードで vlan vlan-id コマンドを入力します。

Switch(config-vlan)#
 

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

イネーブルEXECモードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

VLANコンフィギュレーション

イネーブルEXECモードから、 vlan database コマンドを入力します。

Switch(vlan)#
 

イネーブルEXECモードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

ライン コンフィギュレーション

グローバル コンフィギュレーション モードから、 line コマンドを入力することにより、ラインを指定します。

Switch(config-line)#

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

イネーブルEXECモードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

ユーザEXECモード

装置にアクセスすると、自動的にユーザEXECコマンド モードに入ります。ユーザ レベルで使用可能なEXECコマンドは、イネーブル レベルで使用可能なEXECコマンドのサブセットです。一般に、ユーザEXECコマンドは、端末設定の一時的変更、基本テストの実行、システム情報の一覧表示などに使用します。

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch> ?

イネーブルEXECモード

イネーブル コマンドの多くは動作パラメータの設定に関係しているので、無許可の使用を防ぐため、イネーブル コマンドへのアクセスはパスワードで保護する必要があります。イネーブル コマンド セットには、ユーザEXECモードのコマンドと、それ以外のコマンド モードにアクセスするための configure イネーブルEXECコマンドが含まれます。

システム管理者がパスワードを設定した場合は、イネーブルEXECモードへのアクセスが許可される前にパスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。パスワードは画面には表示されません。また、大文字と小文字が区別されます。

イネーブルEXECモードのプロンプトは、装置名のあとにポンド記号( # )が付きます。

Switch#
 

イネーブルEXECモードにアクセスするには、 enable コマンドを入力します。

Switch> enable
Switch#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch# ?

ユーザEXECモードに戻る場合は、 disable イネーブルEXECコマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション モード

グローバル コンフィギュレーション コマンドは、装置全体に影響を与える機能に適用されます。グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure イネーブルEXECコマンドを使用します。デフォルトでは、管理コンソールからコマンドを入力します。

configure コマンドを入力すると、コンフィギュレーション コマンドの送信元の入力を要求するメッセージが表示されます。

Switch# configure
Configuring from terminal, memory, or network [terminal]?
 

コンフィギュレーション コマンドの送信元として、端末またはNVRAMのいずれかを指定することができます。

次の例では、グローバル コンフィギュレーション モードにアクセスする方法を示します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config)# ?
 

グローバル コンフィギュレーション コマンド モードを終了してイネーブルEXECモードに戻る場合は、 end コマンドまたは exit コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

インターフェイス コンフィギュレーション モード

インターフェイス コンフィギュレーション コマンドは、インターフェイスの動作を変更します。インターフェイス コンフィギュレーション コマンドは、常にインターフェイス タイプを定義するグローバル コンフィギュレーション コマンドのあとに来ます。

インターフェイス コンフィギュレーション モードにアクセスするには、 interface interface-id コマンドを使用します。次の新しいプロンプトはインターフェイス コンフィギュレーション モードを示しています。

Switch(config-if)#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-if)# ?
 

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了してグローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了してイネーブルEXECモードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

config-vlanモード

標準範囲VLAN(仮想LAN)(VLAN ID 1~1005)を設定したり、VTPモードがトランスペアレントであるときに拡張範囲VLAN(VLAN ID 1006~4094)を設定したりする場合は、このモードを使用します。VTPモードがトランスペアレントである場合は、VLAN設定およびVTP設定は実行コンフィギュレーション ファイルに保存されるので、 copy running-config startup-config イネーブルEXECコマンドを実行して、これをスイッチのスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存できます。VTPがトランスペアレント モードまたはサーバ モードの場合、VLAN IDが1~1005のVLANの設定は、VLANデータベースに保存されます。拡張範囲VLAN設定は、VLANデータベースには保存されません。

config-vlanモードを開始するには、 vlan vlan-id グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。

Switch(config)# vlan 2000
Switch(config-vlan)#
 

サポートされるキーワードは、同じではありませんが、VLANコンフィギュレーション モードで利用できるコマンドと類似しています。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-vlan)# ?
 

拡張範囲VLANについては、Maximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)サイズ以外のすべての特性は、デフォルト設定のままにしておいてください。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit を入力します。イネーブルEXECモードに戻る場合は、 end を入力します。 shutdown 以外のすべてのコマンドは、config-vlanモードを終了したときに有効になります。

VLANコンフィギュレーション モード

VLANコンフィギュレーション コマンドを使用すれば、VLAN ID 1~1005のVLANパラメータを作成または変更することができます。

VLANコンフィギュレーション モードにアクセスするには、 vlan database イネーブルEXECコマンドを入力します。

Switch# vlan database
Switch(vlan)#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(vlan)# ?
 

イネーブルEXECモードに戻る場合は、 abort VLANコンフィギュレーション コマンドを入力して、設定しようとしたデータベースを放棄します。または、 exit を入力して、設定しようとする新しいVLANデータベースを実装し、イネーブルEXECモードに戻ります。exitまたはapplyを入力した場合、設定がVLANデータベースに保存され、VLANコンフィギュレーション モードからの設定はスイッチ コンフィギュレーション ファイルに保存することはできません。

ライン コンフィギュレーション モード

ライン コンフィギュレーション コマンドは、端末ラインの動作を変更します。ライン コンフィギュレーション コマンドは、常にライン番号を定義するライン コマンドのあとに来ます。端末パラメータ設定をラインごと、あるいはある範囲のライン全体で変更するには、このコマンドを使用します。

ライン コンフィギュレーション モードを開始するには、 line vty line_number [ ending_line_number ]コマンドを使用します。次の新しいプロンプトはライン コンフィギュレーション モードを示しています。次の例では、仮想端末ライン7でライン コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。

Switch(config)# line vty 0 7
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンド全体のリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-line)# ?
 

ライン コンフィギュレーション モードを終了してグローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを使用します。ライン コンフィギュレーション モードを終了してイネーブルEXECモードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl- Z を押します。