Cisco ME 4924-10GE イーサネット スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
スイッチの初期設定
スイッチの初期設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

スイッチの初期設定

スイッチの接続

端末エミュレーション ソフトウェアの起動

電源の接続

初期設定情報の入力

IP 設定

初期設定の実行

スイッチの初期設定

ここでは、スイッチの初期設定について、順を追って簡単に説明します。


) スイッチをラックマウントする、またはSmall Form-factor Pluggable(SFP)モジュールに接続する詳細なインストレーション手順については、「スイッチのインストレーション」を参照してください。製品概要については、「製品概要」を参照してください。


インストレーションの手順は次のとおりです。

1. 「スイッチの接続」

2. 「端末エミュレーション ソフトウェアの起動」

3. 「電源の接続」

4. 「初期設定情報の入力」


DC 電源装置を使用する場合は、DC 電源装置搭載スイッチを準備する詳細について、「Cisco ME 4924-10GE スイッチへの DC 電源接続」を参照してください。



) スイッチ ポートを他のイーサネット装置に接続するには、カテゴリ 5 ストレート ケーブルが必要です。


スイッチの接続

初期設定を実行するには、コンソール ポートを使用する必要があります。PC にコンソール ポートを接続するには、付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを使用します。

スイッチに PC または端末を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを使用して、RJ-45 コネクタをスイッチ前面のコンソール ポートに差し込みます(図C-1 を参照)。

ステップ 2 アダプタ ケーブルの DB-9 メス DTE を PC のシリアル ポートに接続するか、該当するアダプタを端末に接続します。


 

図C-1 スイッチの PC への接続

 

 

1

スイッチ

3

RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル

2

ラップトップ

 

 

端末エミュレーション ソフトウェアの起動

スイッチの電源を入れる前に、端末エミュレーション ソフトウェアを起動して、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)からの出力が表示されるようにします。

端末エミュレーション ソフトウェア(通常、HyperTerminal または ProcommPlus などの PC アプリケーション)は、PC または端末とスイッチの間の通信を確立します。


ステップ 1 PC または端末を使用している場合は、端末エミュレーション ソフトウェアを起動します。

ステップ 2 端末エミュレーション セッションを開始します。

ステップ 3 PC または端末のボーレートおよびキャラクタ フォーマットを、以下に示すコンソール ポートのデフォルト特性に合わせて設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

なし(フロー制御)


 

電源の接続

電源を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 AC 電源装置を使用する場合は、付属している AC 電源コードの片側をスイッチ背面パネルの電源コネクタに接続し、反対側をアースされた AC 電源コンセントに接続します(図C-1 を参照)。

ステップ 2 DC 電源装置を使用する場合は、「Cisco ME 4924-10GE スイッチへの DC 電源接続」に記載されている DC 電源装置の取り付け手順を参照してください。


 

スイッチに電源が投入されると、スイッチは POST を開始します。POST は自動的に実行される一連のテストで、スイッチが正常に機能していることを確認します。

POST は約 1 分で終了します。POST が完了すると、システムおよびステータス LED はグリーンに点灯したままになります(詳細については、 LEDを参照)。

スイッチが POST に失敗すると、システム LED がオレンジに点灯します。


) POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。POST でエラーが発生した場合は、ただちに製品を購入した代理店に連絡してください。


スイッチの電源を入れる前に端末エミュレーション プログラムを起動すると、PC または端末にはブートローダ シーケンスが表示されます。Enter キーを押してセットアップ プログラムのプロンプトを表示する必要があります。

初期設定情報の入力

スイッチを設定するには、スイッチがローカル ルータおよびインターネットと通信するために必要な IP アドレスおよびその他の設定情報を指定する必要があります。ここで紹介する最小限の設定には、機能の多くは含まれていません。管理ネットワークから Telnet 接続によってその他の設定作業ができるようになるだけです。その他の機能およびインターフェイスを設定する場合は、『 Catalyst 4500 Series Switch Software Configuration Guide 』を参照してください。

IP 設定

ネットワーク管理者にこの情報を問い合わせる必要があります。

スイッチの IP アドレス

サブネット マスク(IP ネットマスク)

デフォルト ゲートウェイ(ルータ)

イネーブル シークレット パスワード

イネーブル パスワード

Telnet パスワード

初期設定の実行

次の手順で、スイッチの初期設定を完了します。


ステップ 1 端末のプロンプトに enable コマンドを入力してイネーブル EXEC モードを開始します。

Switch> enable
Password: password
Switch#
 

ステップ 2 イネーブル EXEC モードで clock set コマンドを使用し、システム時刻を設定します。

Switch# clock set 20:09:01 3 Apr 2006
 

ステップ 3 show clock コマンドを入力して変更を確認します。

Switch# show clock
20:09:06.079 UTC Thu Apr 3 2006
 

ステップ 4 configure terminal コマンドを入力して、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch (config)#
 

ステップ 5 スイッチのホスト名を設定し、Return キーを押します。

Switch (config)# hostname Switch1
 

ステップ 6 スイッチのシステム プロンプトを設定し、Return キーを押します。新しいプロンプトを削除してデフォルトのプロンプトに戻す場合は、 no prompt コマンドを使用します。

Switch (config)# prompt Switch1>
 
 

ステップ 7 banner motd グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、ログイン バナーの所在地情報を設定します。このコマンドでシステムの連絡先を設定することもできます。

Switch1(config)# banner motd c 170 West Tasman Drive, San Jose, CA c
 

または

Switch1 (config)# banner motd c 170 West Tasman Drive, San Jose, CA; Tech Support 408 123 4567 c
 

ステップ 8 イネーブル シークレット パスワードを設定し、Return キーを押します。

パスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で、先頭を数字にすることもできます。大文字と小文字の区別があります。スペースは使用できますが、先行スペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化され、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。

Switch1 (config)# enable secret SecretPassword
 

ステップ 9 イネーブル パスワードを設定し、Return キーを押します。

Switch1 (config)# enable password EnablePassword
 

ステップ 10 仮想端末(Telnet)のパスワードを設定し、Return キーを押します。

パスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で、大文字と小文字の区別があります。スペースは使用できますが、先行スペースは無視されます。

Switch1 (config)# password terminal-password
Switch1 (config)# line vty 0 15
 

ステップ 11 管理ネットワークに接続するインターフェイスを設定します(示した IP アドレスとサブネット マスクはあくまでも例です。使用するネットワークに応じたアドレスを使用してください)。

Switch1 (config)# ip routing
Switch1 (config)# interface gigabitethernet 24
Switch1 (config-if)# no switchport
Switch1 (config-if)# no shutdown
Switch1 (config-if)# ip address 10.4.120.106 255.0.0.0
Switch1 (config-if)# exit
 

ステップ 12 グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

Switch (config)# exit
Switch #
 

ステップ 13 作成したコンフィギュレーションを表示し、意図したとおりになっているかどうかを確認します。

Switch1# show run
!
hostname Switch1
!
banner motd ^C
170 West Tasman Drive, San Jose, CA ^C
!
 
!--- Output suppressed.
 

ステップ 14 show ip interface brief コマンドおよび show ip route コマンドを使用して、IP 情報を確認します。

Switch1# show ip interface brief
 
Interface IP-Address OK? Method Status Protocol
Vlan1 172.16.1.2 YES manual up up
FastEthernet1 unassigned YES unset up up
 
!--- Output suppressed.
Switch1# show ip route
Codes: C - connected, S - static, I - IGRP, R - RIP, M - mobile, B - BGP
D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area
N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP
i - IS-IS, L1 - ISIS level-1, L2 - ISIS level-2, ia - ISIS inter area
* - candidate default, U - per-user static route, o - ODR
P - periodic downloaded static route
 
Gateway of last resort is 172.16.1.1 to network 0.0.0.0
 
172.16.0.0/24 is subnetted, 1 subnets
C 172.16.1.0 is directly connected, Vlan1
S* 0.0.0.0/0 [1/0] via 172.16.1.1
Switch1#
 

ステップ 15 実行コンフィギュレーションを保存します。

Switch1# copy system:running-config nvram:startup-config
 

これでスイッチの初期設定は完了です。


 

CLI(コマンドライン インターフェイス) を使用してその他の設定作業または管理作業を行うには、端末プログラムを使用してコンソール ポートを通じて、または Telnet を使用してネットワークを通じて、Switch> プロンプトにコマンドを入力します。設定手順については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。