スイッチ : Cisco Small Business 100 シリーズ アンマネージド スイッチ

Cisco アンマネージド ラックマウント スイッチ

はじめに
発行日;2012/03/29 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ネットワーク速度および Auto MDI/MDI-X 検出

高エネルギー効率のグリーン テクノロジー

トラフィックの優先順位付け

ジャンボ フレームのサポート

ラックマウント設置

壁面への取り付け

前面パネル ポート

前面パネル LED

背面パネル

側面パネル

重量と寸法

機能

 

はじめに

この度は、Cisco Small Business ネットワーク通信デバイス、Cisco アンマネージド ラックマウント スイッチ(SF 100-16、SF 100-24、SF 102-24、SG 100-16、SG 100-24、SG 102-24 モデル)をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

このマニュアルでは、アンマネージド ラックマウント スイッチ各部のレイアウトを紹介し、お客様のネットワークにこのデバイスを配備する方法について説明します。詳細については、www.cisco.com/jp/go/sb を参照してください。

ネットワーク速度および Auto MDI/MDI-X 検出

本デバイスでは、全ポートがネットワーク速度のオートネゴシエーションと Auto MDI/MDI-X クロスオーバー検出機能に対応しています。ネットワーク速度のオートネゴシエーションは、接続先デバイスとの通信に最適な接続速度とモード(半二重または全二重)を自動的に選択します。Auto MDI/MDI-X クロスオーバー検出機能は、他のデバイスとアンマネージド ラックマウント スイッチの接続に使用しているケーブルの種類(ストレート ケーブルまたはクロス ケーブル)を自動的に判別して切り替えます。

高エネルギー効率のグリーン テクノロジー

SG 100-16、SG 100-24、および SG 102-24 スイッチは高エネルギー効率のグリーン テクノロジーをサポートしています。これにより、エネルギー効率が向上し、電力とコストを節約できます。

トラフィックの優先順位付け

アンマネージド ラックマウント スイッチでは Quality of Service(QoS)を実装しており、すべての受信パケットで QoS 優先符号が確認されます。スイッチはプライオリティ レベルを読み取り、そのプライオリティ レベルに基づいてパケットを転送します。たとえば、負荷が高い場合には、音声とビデオのトラフィックがデータ トラフィックよりも優先されるように制御します。これにより、時間に依存するトラフィックに最高レベルのサービスを保証できます。

ジャンボ フレームのサポート

SG 100-16、SG 100-24、および SG 102-24 スイッチは、 ジャンボ フレーム と呼ばれる最大 9,000 バイトのフレームをサポートしています。ジャンボ フレームをサポートしていることで、各パケットでより大きいペイロードが許可されるため、マルチメディア ファイルなどの大容量ファイルの転送時におけるネットワーク スループットを改善し、CPU 使用率を削減します。

シスコ スイッチの設置

物理的にスイッチを設置するには、次の 3 つの方法があります。

平らな面に設置する。

標準的なラック(高さ 1U を占有します)に取り付ける。

壁面に取り付ける。

アンマネージド ラックマウント スイッチを設置する前に、ここに示す注意事項に従ってください。

スイッチの設置場所を決定する際に考慮すべき注意事項は次のとおりです。

スイッチが手の届きやすいところにあり、ケーブルを容易に接続できること。

ケーブルが電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。

スイッチを水気や湿気の多い場所から離して設置すること。

スイッチの周囲に十分な通気を確保するために、50 mm(2 インチ)以上の隙間を設けること。

独立型スイッチを 5 台以上積み重ねないこと。

次のような条件が当てはまる場所には設置しないでください。

高温 :周囲温度は 40℃(104°F)以下でなければなりません。

通気妨害 :過熱防止のため、両方の側面パネルが塞がれないようにしてください。

機械的過負荷 :デバイスが滑ったり移動したりしないよう、水平で安定した状態でしっかりと固定させてください。

回路の過負荷 :電源コンセントにデバイスを追加接続することで、その回路に過負荷をかけることのないようにしてください。

ラックマウント設置

19 インチ標準ラックにスイッチを取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 スイッチの前面パネルを手前にして、頑丈で平らな面にスイッチを配置します。

ステップ 2 付属のネジを使用してラックマウント ブラケットをスイッチの片側に取り付け、ブラケットをしっかりと固定します。この手順を繰り返してスイッチの反対側にもう 1 つのブラケットを取り付けます。

ステップ 3 ブラケットをスイッチに取り付けた後、適切なネジを使用して、任意の 19 インチ標準ラックにブラケットをしっかりと固定します。

 

壁面への取り付け

Cisco アンマネージド ラックマウント スイッチ(SF 100-16、SF 100-24、SG 100-16、SG 102-24 モデル)は壁面への取り付けが可能です。

作業を開始する前に、アンマネージド ラックマウント スイッチの取り付けに必要な壁板用ネジを 2 本(付属)準備してください。ネジ頭の幅 4 mm 以上、軸径 1.5 mm 以上のネジを使用することを推奨します。


警告 不安定な取り付けを行うと、デバイスの損傷やけがを招く恐れがあります。シスコは、壁面への不安定な取り付けによって生じた損傷について、いかなる責任も負いません。


壁面にアンマネージド ラックマウント スイッチを取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 アンマネージド ラックマウント スイッチを取り付ける場所を決定します。表面が平らで乾燥しており、頑丈であることを確認します。

ステップ 2 130 mm(5.12 インチ)以上のスペースを確保して、壁面に 95 mm(3.74 インチ)間隔で 2 つのパイロット穴を開けます。

ステップ 3 各穴にネジを挿入して、壁面とネジ頭の基部の間に 3 mm(0.1 インチ)以上の隙間が開くようにします。

ステップ 4 アンマネージド ラックマウント スイッチの壁面マウント スロットをネジの上に配置し、ネジが壁面マウント スロットにぴったりと合うまでアンマネージド ラックマウント スイッチをスライドさせます。

 


 

ネットワーク デバイスの接続

次のアプリケーション図は、一般的なネットワークの設定例を示しています。

 

アンマネージド ラックマウント スイッチをネットワークに接続するには、次の手順に従います。


ステップ 1 イーサネット ケーブルをコンピュータ、プリンタ、ネットワーク ストレージ、または他のネットワーク デバイスのイーサネット ポートに接続します。

ステップ 2 ネットワーク イーサネット ケーブルのもう一端を、アンマネージド ラックマウント スイッチのイーサネット ポート番号に接続します。

接続されたデバイスがアクティブ状態の場合、ポートの LED が点灯します。


) カスケード接続したアンマネージド スイッチから別のスイッチへのアップリンクが、あるポートから別のポートへ移動された場合、ネットワーク オペレーションが完全に再開するまでに最大 1 分かかることがあります。これは、予想される通常の動作です。


ステップ 3 アンマネージド ラックマウント スイッチに接続する各デバイスで、 イーサネット ケーブルをコンピュータ、プリンタ、ネットワーク ストレージ、または他のネットワーク デバイスのイーサネット ポートに接続します。および ネットワーク イーサネット ケーブルのもう一端を、アンマネージド ラックマウント スイッチのイーサネット ポート番号に接続します。を繰り返します。


) スイッチの QoS 機能を使用して音声とビデオのトラフィックの優先順位を高めるには、接続されたデバイスでフロー制御をオフに設定します。このように設定しないと、フロー制御によってスイッチにポーズ フレームが送信され、ポートでキューイングされている高優先順位の QoS パケットがブロックされる可能性があります。一部の IP 電話や IP カメラのようなデバイスの中には、フロー制御を設定できないものもあります。


ステップ 4 電源コードをスイッチと電源に接続します。


 

アンマネージド ラックマウント スイッチの機能

ここでは、ネットワーク クライアントに対してワイヤ スピードでノンブロッキングなスイッチング処理を行うアンマネージド ラックマウント スイッチの外観について説明します。

前面パネル ポート

ポートおよび LED は、スイッチの前面パネルに配置されています。

 

RJ-45 イーサネット ポート :これらのポートを使用して、コンピュータ、プリンタ、アクセス ポイントなどのネットワーク デバイスをスイッチに接続します。自動検知機能を備えたイーサネット(802.3)ポートは有線ネットワーク通信に使用します。各イーサネット ポートでは、10 Mbps、100 Mbps、1000 Mbps のネットワーク速度をサポートしています。

miniGBIC(存在する場合) :miniGBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)ポートは、miniGBIC モジュールの接続ポイントです。光ファイバを接続してアンマネージド ラックマウント スイッチを他のスイッチへアップリンクすることができます。

シスコ製 Small Business 製品専用モジュール(MGBSX1、MGBLX1)をご使用ください。またこのモジュールは、Small Business 製品以外の他のシスコ製品では使用できませんので、ご注意ください。

miniGBIC インターフェイスはコンビネーション ポートとなっており、もう 1 つの RJ-45 インターフェイスと共有されています。miniGBIC がアクティブな場合、最も近い RJ-45 ポートはディセーブル(無効)になります。

RJ-45 の LED は、miniGBIC インターフェイスのトラフィックに応答します。

前面パネル LED

[System] LED :スイッチの電源が投入されるとグリーンに点灯します。

[Link/Act] LED :(グリーン)対応するポートと別のデバイスとのリンクが検出されると点灯します。ポートでトラフィックの転送を行っているときは、LED が点滅します。

[100M] LED(存在する場合) :(グリーン)別のデバイスがポートに接続されて電源がオンになり、100 Mbps のリンク速度でデバイス間の接続が確立すると点灯し、その接続が確立している間は点灯し続けます。LED が消灯している場合は、接続速度が 100 Mbps を下回っているか、ポートに何も接続されていないかのいずれかです。

[Gigabit] LED(存在する場合) :別のデバイスがポートに接続されて電源がオンになり、1000 Mbps のリンク速度でデバイス間の接続が確立すると点灯し、その接続が確立している間は点灯し続けます。LED が消灯している場合は、接続速度が 1000 Mbps を下回っているか、ポートに何も接続されていないかのいずれかです。

[MiniGBIC](存在する場合) :共有 RJ-45 ポート経由で接続が確立するとグリーンに点灯します。接続がアクティブな場合、グリーンに点滅します。

背面パネル

電源ポートは、アンマネージド ラックマウント スイッチの背面パネルに配置されています。

 

側面パネル

Kensington ロックは、アンマネージド ラックマウント スイッチの側面パネルに配置されています。ロックが搭載されているのはCisco アンマネージド ラックマウント スイッチ(SF 100-16、SF 100-24、SG 100-16、SG 102-24 モデル)だけです。

 

仕様

次の表に、アンマネージド ラックマウント スイッチの仕様を示します。

重量と寸法

 

モデル
重量
寸法(mm)
寸法(インチ)

SF 100-16
RJ-45 10/100 ポート×16

1.251 Kg
(2.758 ポンド)

279.4×44.45×170

11×1.75×6.7

SF 100-24
RJ-45 10/100 ポート×24

1.322 Kg
(2.915 ポンド)

279.4×44.45×170

11×1.75×6.7

SF 102-24
RJ-45 10/100 ポート×24、
共有ギガビット
RJ-45/miniGBIC ポート×2

1.995 Kg
(4.398 ポンド)

440×44.45×202.5

17.35×1.74×7.99

SG 100-16
RJ-45 10/100/1000 ポート×16

1.429 Kg
(3.150 ポンド)

279.4×44.45×170

11×1.75×6.7

SG 100-24
RJ-45 10/100/1000 ポート×24

2.292 Kg
(2.292 ポンド)

440×44.45×202.5

17.35×1.74×7.99

SG 102-24
RJ-45 10/100/1000 ポート×24、miniGBIC アップリンク×2

1.629 Kg
(3.591 ポンド)

279.4×44.45×170

11×1.75×6.7

機能

 

機能
説明

標準規格

IEEE 802.3、802.3u、802.3x、802.3ab、802.3z、および 802.1p

ケーブル タイプ

カテゴリ 5 以上

物理的セキュリティ

Cisco アンマネージド ラックマウント スイッチ(SF 100-16、SF 100-24、SG 100-16、SG 102-24 モデル)の Kensington セキュリティ スロット

電源

100-240V~ 1A 50/60 Hz

適合認定

FCC クラス A、CE

動作温度

0 ~ 40℃(32 ~ 104°F)

保管温度

-20 ~ 70℃(-4 ~ 158°F)

動作湿度

10 ~ 90% 相対湿度、結露なきこと

保管湿度

10 ~ 90% 相対湿度、結露なきこと

関連情報

Cisco Small Business シリーズの製品、マニュアル、サポート等に関する詳細については、 www.cisco.com/jp/go/sb を参照してください。また、サポートに関する詳細については、 www.cisco.com/web/JP/solution/small_business/support を参照してください。