Catalyst Supervisor Engine 32 PISA Cisco IOS ソフトウェア コマンド リファレンス
Supervisor Engine 32 Programmable Intelligent Services Accelerator(PISA) が設定された Catalyst 6500 シリーズ スイッチの Cisco IOS コマンド-2
channel-protocol
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2012/01/24 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 14MB) | フィードバック

目次

channel-protocol

class-map

class-map type multicast-flows

class (policy-map)

channel-protocol

チャネルを管理するためにインターフェイスで使用するプロトコルを設定するには、 channel-protocol コマンドを使用します。プロトコルの選択を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

channel-protocol { lacp | pagp }

no channel-protocol

 
シンタックスの説明

lacp

チャネルの管理に LACP を指定します。

pagp

チャネルの管理に PAgP を指定します。

 
デフォルト

pagp

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(18)ZY

このコマンドのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

channel-group コマンドを使用して、プロトコルを選択することもできます。

インターフェイスがチャネルに属する場合、このコマンドの no 形式は拒否されます。

EtherChannel のすべてのポートで同じプロトコルを使用する必要があります。

PAgP と LACP 間に互換性はありません。チャネルの両側で同一のプロトコルを使用する必要があります。

channel-protocol コマンドは、チャネル グループ単位で実行され、再設定されたチャネル グループ内のポートにだけ影響します。 channel-protocol コマンドを使用して、選択したプロトコルに適応しないモードが選択されないように制限できます。

EtherChannel 内のすべてのポートを、同じ速度およびデュプレックス モード(LACP モードでは全二重だけ)で動作するように設定してください。注意事項の一覧については、『 Catalyst Supervisor Engine 32 PISA Cisco IOS Software Configuration GuideムRelease 12.2ZY の「Configuring EtherChannel」を参照してください。

次に、インターフェイスのチャネル管理に LACP を選択する例を示します。

Router(config-if)# channel-protocol lacp
Router(config-if)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

channel-group

EtherChannel インターフェイスの EtherChannel グループへの割り当ておよび設定を行います。

show etherchannel

チャネルの EtherChannel 情報を表示します。

class-map

QoS クラス マップを設定するための QoS クラス マップ コンフィギュレーション モードにアクセスするには、 class-map コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

class-map name [ match-all | match-any ]

no class-map name [ match-all | match-any ]

 
シンタックスの説明

name

クラス マップ名

match-all

(任意)クラス マップのすべての一致基準に一致します。

match-any

(任意)1 つまたは複数の一致基準に一致します。

 
デフォルト

match-all または match-any キーワードを指定しない場合、デフォルトは match-all となります。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(18)ZY

このコマンドのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

個々のインターフェイスに class-map コマンドおよびそのサブコマンドを適用して、グローバルに名付けられたサービス ポリシーの一部としてパケットの分類、マーキング、集約、およびフロー ポリシングを定義します。

サービス ポリシーは EtherChannel に付加できます。EtherChannel のメンバーであるポートにサービス ポリシーを付加しないでください。

QoS クラス マップ コンフィギュレーション モードでは、次のコンフィギュレーション コマンドが利用できます。

exit :QoS クラス マップ コンフィギュレーション モードを終了するのに使用します。

no :クラスマップから一致ステートメントを削除するのに使用します。

match :分類基準を設定するのに使用します。次の任意の match サブコマンドを利用できます。

access-group { acl-index | acl-name }

ip { dscp | precedence } value1 value2 ... value8

次のサブコマンドは Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)ヘルプに表示されますが、Optical Service Module(OSM; オプティカル サービス モジュール)上の LAN インターフェイスまたは WAN インターフェイスではサポートされません。

input-interface {{ interface interface-number } | { null number } | { vlan vlan-id }}

protocol linktype

destination-address mac mac-address

source-address mac mac-address

Policy Feature Card(PFC; ポリシー フィーチャ カード)の QoS は、次のサブコマンドをサポートしません。

input-interface {{ interface interface-number } | { null number } | { vlan vlan-id }}

protocol linktype

destination-address mac mac-address

source-address mac mac-address

qos-group group-value

これらのサブコマンドを入力した場合、インターフェイスにポリシー マップが付加されないと、PFC QoS はサポートされていないキーワードを検出しません。インターフェイスにポリシー マップを付加しようとすると、エラー メッセージが表示されます。詳細については、『 Catalyst Supervisor Engine 32 PISA Cisco IOS Software Configuration GuideムRelease 12.2ZY および『 Cisco IOS Release 12.2 Command Reference 』を参照してください。

クラスマップ名を設定し、クラスマップ コンフィギュレーション モードを開始すると、 match サブコマンドを入力できます。これらのサブコマンドの構文は次のとおりです。

match {[{ access-group acl-index } | acl-name ] | [{ ip dscp } | { precedence value }]}

match サブコマンドの構文説明についてはを参照してください。 表 2-1

 

表 2-1 match 構文説明

任意サブコマンド
説明

access-group acl-index | acl-name

アクセス リスト インデックスまたはアクセス リスト名を指定します。有効なアクセス リスト インデックスの値は 1 ~ 2699 です。

access-group acl-name

名前付きアクセス リストを指定します。

ip dscp value1 value2 ... value8

対応する IP differentiated services code point(DSCP)値。有効値は、 0 ~ 63 です。スペースで区切ることにより 最大 8 つの DSCP 値を入力できます。

ip precedence value1 value2 ... value8

対応する IP precedence 値を指定します。有効値は、 0 ~ 7 です。スペースで区切ることにより 最大 8 つの precedence 値を入力できます。

次に、 class-map コマンドおよびサブコマンドにアクセスして、ipp5 という名前のクラスマップを設定し、IP precedence 5 の一致ステートメントを入力する例を示します。

Router(config)# class-map ipp5
Router(config-cmap)# match ip precedence 5
Router(config-cmap)#
 

次に、すでに設定されたアクセス リストに一致するクラスマップを設定する例を示します。

Router(config-cmap)# match access-group IPacl1
Router(config-cmap)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

policy-map

QoS ポリシー マップを設定するための QoS ポリシー マップ コンフィギュレーション モードにアクセスします。

show class-map

クラス マップ情報を表示します。

show policy-map interface

インターフェイスに対応付けられた入力および出力ポリシーの統計情報およびコンフィギュレーションを表示します。

class-map type multicast-flows

マルチキャスト クラス マップを作成してマルチキャスト クラスマップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map type multicast-flows コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

class-map type multicast-flows name

no class-map type multicast-flows name

 
シンタックスの説明

name

クラスマップ名

 
デフォルト

クラスは指定されていません。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(18)ZY

このコマンドのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

マルチキャスト クラスマップ コンフィギュレーション モードを開始すると、次のコンフィギュレーション コマンドが利用できます。

exit :マルチキャスト クラスマップ コンフィギュレーション モードを終了するのに使用します。

group :マルチキャスト グループの範囲を設定するために使用します。これらのサブコマンドの構文は次のとおりです。

group group-addr [ source addr | to addr ]

group サブコマンドの構文説明については 表 2-2 を参照してください。

 

表 2-2 group 構文説明

サブコマンド
説明

group-addr

マルチキャスト グループ アドレス

source addr

(任意)チャネル送信元アドレスを指定します。

to addr

(任意)マルチキャスト グループ範囲の終了アドレスを指定します。

no :コマンドを無効にする、またはデフォルトを設定するために使用します。

次に、マルチキャスト クラス マップを作成する例を示します。

Router(config)# class-map type multicast-flows static2
Router(config-mcast-flows-cmap)#
 

次に、マルチキャスト グループ範囲の設定例を示します。

Router(config-mcast-flows-cmap)# group 192.0.2.0 source 192.0.2.10
Router(config-mcast-flows-cmap)#

 

class (policy-map)

作成または変更を行うポリシーを含むクラスの名前を指定する前、またはポリシーを設定する前にデフォルト クラス(一般的には class-default クラス)を指定するには、QoS ポリシーマップ コンフィギュレーション モードで class コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

class { class-name | class-default }

no class { class-name | class-default }

 
シンタックスの説明

class-name

ポリシーの設定または修正を行うクラスの名前

class-default

デフォルト クラスを指定します。

 
デフォルト

クラスは指定されていません。

 
コマンド モード

QoS ポリシーマップ コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

12.2(18)ZY

このコマンドのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

作成または変更を行うポリシーのクラス名を指定するには、 class (ポリシーマップ)コマンドを使用できます。最初にポリシー マップを指定する必要があります。

ポリシー マップを指定して必要な QoS ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class (ポリシー マップ)コマンドを使用する前に policy-map コマンドを使用します。ポリシー マップを指定したら、新しいクラスにポリシーを設定したり、そのポリシー マップの既存クラスのポリシーを修正したりすることができます。

クラス特性を定義する場合は、次の注意事項に従ってください。

ポリシー マップで指定するクラス名により、そのクラスの特性(つまりポリシー)が、 class-map コマンドを使用して設定したとおりに、クラス マップおよびその一致基準に関連付けられます。

クラスのポリシーを設定し、帯域幅を指定してポリシーマップをインターフェイスに付加するとき、クラスの帯域幅要件が満たされるかどうかが、Class-Based Weighted Fair Queueing(CBWFQ; クラス ベース均等化キューイング)によって判断されます。要件が満たされる場合、CBWFQ は帯域幅要件にキューを割り当てます。

クラスを削除すると、インターフェイスの使用可能帯域幅は、そのクラスに割り当てられていた量だけ増加します。

ポリシー マップに設定できるクラスの最大数は 64 です。

class-default という定義済みデフォルト クラスを指定するには、 class-default キーワードを使用します。class-default という定義済みデフォルト クラスは、トラフィックが設定済みクラス マップの一致基準に一致しない場合、そのトラフィックが転送されるクラスです。

queue-limit コマンドを使用してテール ドロップを使用するか、 random-detect コマンドを使用して Weighted Random Early Detection(WRED; 重み付けランダム早期検出)を使用するように、クラス ポリシーを定義できます。テール ドロップまたは WRED のどちらかを使用する場合は、次の注意事項に従ってください。

queue-limit コマンドおよび random-detect コマンドは、同一クラス ポリシーでは使用できませんが、同一ポリシー マップの 2 つのクラス ポリシーでは使用できます。

queue-limit コマンドまたは random-detect コマンドのどちらかをクラス ポリシーで設定するとき、 bandwidth コマンドを使用できます。 bandwidth コマンドでは、クラスに割り当てる帯域幅を指定します。

定義済みデフォルト クラスには、 fair-queue (class-default)コマンドを使用できます。 fair-queue コマンドでは、デフォルト クラスのダイナミック キューの数を指定します。 fair-queue コマンドは、 queue-limit コマンドまたは random-detect コマンドのどちらかと同じクラス ポリシーで使用できます。 bandwidth コマンドとの併用はできません。

次に、policy1 というポリシー マップに含まれる 3 つのクラス ポリシーを設定する例を示します。class1 は、アクセス制御リスト 136 と一致するトラフィックのポリシーを指定します。class2 は、インターフェイス ethernet101 のトラフィックのポリシーを指定します。3 番めのクラスはデフォルト クラスであり、設定済み一致基準を満たさないパケットがこれに転送されます。

Router(config)# policy-map policy1
Router(config-pmap)# class-map class1
Router(config-pmap-c)# match access-group 136
Router(config-pmap)# class-map class2
Router(config-pmap-c)# match input-interface ethernet101
 

次に、class1、class2、デフォルト クラスのポリシー指定を含むポリシー マップを作成する例を示します。

Router(config)# policy-map policy1
Router(config-pmap)# class-map class1
Router(config-pmap-c)# bandwidth 2000
Router(config-pmap-c)# queue-limit 40
 
Router(config-pmap)# class class2
Router(config-pmap-c)# bandwidth 3000
Router(config-pmap-c)# random-detect
Router(config-pmap-c)# random-detect exponential-weighting-constant 10
 
Router(config-pmap)# class class-default
Router(config-pmap-c)# fair-queue 16
Router(config-pmap-c)# queue-limit 20
 

) このクラスを含むポリシー マップをインターフェイスに付加して、そのインターフェイスのサービス ポリシーを規定するとき、設定されるすべてのクラス ポリシーおよび Resource Reservation Protocol(RSVP)を含めて、使用可能な帯域幅が評価されます。


次に、policy8 というポリシー マップに組み込まれるデフォルト クラス class-default のポリシーを設定する例を示します。デフォルト クラス class-default には、その他のクラスの一致基準を満たさないトラフィック用に 20 個のハッシュ キューが含まれます。このクラスのポリシーは、policy8 というポリシー マップ、および平均キュー サイズの計算に使用される加重係数 14 によって定義されます。輻輳回避のために、テール ドロップではなく、WRED パケット ドロップが使用されます。

Router(config)# policy-map policy8
Router(config-pmap)# class class-default
Router(config-pmap-c)# fair-queue 20
Router(config-pmap-c)# random-detect exponential-weighting-constant 14

 
関連コマンド

コマンド
説明

class-map

QoS クラス マップを設定するための QoS クラス マップ コンフィギュレーション モードにアクセスします。

fair-queue

デフォルト クラス ポリシーの一部として、class-default クラスが使用するために確保するダイナミック キューの数を指定します。

policy-map

QoS ポリシー マップ コンフィギュレーション モードにアクセスし、QoS ポリシー マップを設定します。

queue-limit

ポリシー マップで設定されているクラス ポリシー用にキューで維持できるパケットの最大数の指定または修正を行います。

random-detect(インターフェイス)

WRED または DWRED を有効にします。

random-detect exponential- weighting-constant

キューの平均キュー サイズ計算用に、WRED および DWRED の指数加重係数を設定します。

random-detect precedence

特定の IP precedence 用に、WRED および DWRED のパラメータを設定します。