Catalyst 6500 シリーズ スイッチソフトウェア コン フィギュレーション ガイド リリース8.7
システム メッセージ ロギングの設定
システム メッセージ ロギングの設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2009/09/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 19MB) | フィードバック

目次

システム メッセージ ロギングの設定

システム メッセージ ロギングの機能

システム ログ メッセージの形式

システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

スイッチ上でのシステム メッセージ ロギングの設定

セッション ロギングのイネーブル化およびディセーブル化

システム メッセージ ロギングの重大度の設定

ロギング タイムスタンプ イネーブル ステートのイネーブル化およびディセーブル化

ロギング バッファ サイズの指定

Syslog メッセージ数の制限

UNIX Syslog サーバ上での Syslog デーモンの設定

Syslog サーバの設定

ロギングの設定の表示

システム メッセージの表示

システム Syslog ダンプのイネーブル化およびディセーブル化

システム Syslog ダンプ用のフラッシュ デバイスおよびファイル名の指定

コール ホームの設定

コールホームのディセーブル化

システム メッセージ ロギングの設定

この章では、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上でシステム メッセージ ロギングを設定する方法について説明します。


) この章で使用しているコマンドの完全な構文および使用方法の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Command Reference』を参照してください。



) システム メッセージの詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch System Message Guide』を参照してください。


この章で説明する内容は、次のとおりです。

「システム メッセージ ロギングの機能」

「システム ログ メッセージの形式」

「システム メッセージ ロギングのデフォルト設定」

「スイッチ上でのシステム メッセージ ロギングの設定」

「コール ホームの設定」

システム メッセージ ロギングの機能

システム メッセージ ロギング ソフトウェアは、メッセージをログ ファイルに保存するか、または他の装置に転送します。システム メッセージ ロギングには次の機能があります。

モニタおよびトラブルシューティングのためのログ情報を提供します。

収集したログ情報のタイプを選択できます。

収集したログ情報の宛先を選択できます。

スイッチはデフォルトの設定として、正常ではあるが重要なイベントを通知するシステム メッセージを内部バッファに記録し、さらにシステム コンソールに送信します。ファシリティ タイプ( 表 29-1 を参照)および重大度( 表 29-2 を参照)に基づいて、保存するシステム メッセージを指定できます。メッセージにはタイムスタンプが付加されるため、リアルタイムのデバッグおよび管理に有効です。

スイッチの Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用するか、適切に設定した Syslog サーバに保存することにより、記録されたシステム メッセージを表示できます。スイッチ ソフトウェアは、内部バッファに最大 500 の Syslog メッセージを保存します。したがって、スイッチに Telnet またはコンソール ポートを使用してアクセスするか、または Syslog サーバ上のログを調べることにより、離れた場所でシステム メッセージをモニタできます。

システム障害が発生した場合、システム Syslog ダンプにより、Syslog バッファ内のシステム メッセージをフラッシュ ファイルに書き込み、障害発生前の関連する Syslog 情報を取り込むことができます。システムのコア ダンプ機能がイネーブルになっている場合、Syslog のダンプはコア ダンプの前に行われます。


) Syslog サーバにリダイレクトされるメッセージは、最大で 90 秒遅れます。


表 29-1 に、システム メッセージ ログでサポートされるファシリティ タイプを示します。

 

表 29-1 システム メッセージ ログのファシリティ タイプ

ファシリティ名
定義

all

すべてのファシリティ

acl

ACL ファシリティ

cdp

Cisco Discovery Protocol

cops

Common Open Policy Server

dtp

Dynamic Trunking Protocol(DTP; ダイナミック トランキング プロトコル)

dvlan

ダイナミック VLAN

earl

Enhanced Address Recognition Logic

filesys

ファイル システム

gvrp

GARP VLAN Registration Protocol

ip

Internet Protocol(インターネット プロトコル)

kernel

カーネル

ld

ASLB ファシリティ

mcast

マルチキャスト

mgmt

管理

mls

Multilayer Switching(マルチレイヤ スイッチング)

pagp

Port Aggregation Protocol(ポート集約プロトコル)

protfilt

プロトコル フィルタ

pruning

VTP プルーニング

privatevlan

プライベート VLAN ファシリティ

qos

QoS(Quality Of Service)

radius

Remote Access Dial-In User Service

rsvp

ReSerVation Protocol

security

セキュリティ

snmp

SNMP

spantree

スパニング ツリー プロトコル

sys

システム

tac

ターミナル アクセス コントローラ

tcp

Transmission Control Protocol(TCP; 伝送制御プロトコル)

telnet

端末エミュレーション プロトコル

tftp

Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)

udld

User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)

vmps

VLAN Membership Policy Server(VLAN メンバシップ ポリシー サーバ)

vtp

VLAN Trunking Protocol(VLAN トランキング プロトコル)

表 29-2 に、システム メッセージ ログでサポートされている重大度を示します。

 

表 29-2 重大度の定義

重大度
説明

0 emergencies(緊急)

システムは使用不能

1 alerts(アラート)

即時対応が必要

2 critical(クリティカル)

クリティカル

3 errors(エラー)

エラー

4 warnings(警告)

警告

5 notifications(通知)

通常のバグ

6 informational(情報)

通知メッセージ

7 debugging(デバッグ)

デバッグ メッセージ

システム ログ メッセージの形式

システム ログ メッセージは、パーセント記号( % )から始まる最大 80 文字のメッセージです。メッセージは、次の形式で表示されます。

mm/dd/yyy:hh/mm/ss:facility-severity-MNEMONIC:description

表 29-3 に、Syslog メッセージの要素を示します。

 

表 29-3 システム ログ メッセージの要素

要素
説明

mm/dd/yyy:hh/mm/ss

エラーまたはイベントが発生した日時。この情報は、 set logging timestamp enable コマンドで設定した場合に限って表示されます。

facility

メッセージが指し示すファシリティ(SNMP、SYS など)です。

severity

メッセージの重大度を示す 0 ~ 7 の 1 桁のコードです。

MNEMONIC

エラー メッセージを独自に説明するテキストです。

description

報告対象のイベントの詳細情報を含むテキストです。

次に、スイッチの一般的なシステム メッセージの例を示します(システム起動時)。

1999 Apr 16 10:01:26 %MLS-5-MLSENABLED:IP Multilayer switching is enabled
1999 Apr 16 10:01:26 %MLS-5-NDEDISABLED:Netflow Data Export disabled
1999 Apr 16 10:01:26 %SYS-5-MOD_OK:Module 1 is online
1999 Apr 16 10:01:47 %SYS-5-MOD_OK:Module 3 is online
1999 Apr 16 10:01:42 %SYS-5-MOD_OK:Module 6 is online
1999 Apr 16 10:02:27 %PAGP-5-PORTTOSTP:Port 3/1 joined bridge port 3/1
1999 Apr 16 10:02:28 %PAGP-5-PORTTOSTP:Port 3/2 joined bridge port 3/2

システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

表 29-4 に、システム メッセージ ロギングのデフォルト設定を示します。

 

表 29-4 システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

設定パラメータ
デフォルト設定値

コンソールへのシステム メッセージ ロギング

イネーブル

Telnet セッションへのシステム メッセージ ロギング

イネーブル

ロギング バッファ サイズ

500(デフォルトであり最大値)

ロギング ヒストリ サイズ

1

ロギング ヒストリ重大度

warnings(4)

タイムスタンプ オプション

イネーブル

ロギング サーバ

ディセーブル

Syslog サーバの IP アドレス

設定なし

サーバ ファシリティ

LOCAL7

サーバ重大度

warnings(4)

システム メッセージのファシリティ/重大度

sys/5
dtp/5
pagp/5
mgmt/5
mls/5
cdp/4
udld/4
その他のファシリティ /2

システム Syslog ダンプ

ディセーブル

システム Syslog ダンプ用のデバイスおよびファイル名の指定

フラッシュ デバイスは slot0:

ファイル名は sysloginfo

スイッチ上でのシステム メッセージ ロギングの設定

ここでは、スイッチ上でシステム メッセージ ロギングを設定する手順について説明します。

「セッション ロギングのイネーブル化およびディセーブル化」

「システム メッセージ ロギングの重大度の設定」

「ロギング タイムスタンプ イネーブル ステートのイネーブル化およびディセーブル化」

「ロギング バッファ サイズの指定」

「Syslog メッセージ数の制限」

「UNIX Syslog サーバ上での Syslog デーモンの設定」

「Syslog サーバの設定」

「ロギングの設定の表示」

「システム メッセージの表示」

「システム Syslog ダンプのイネーブル化およびディセーブル化」

「システム Syslog ダンプ用のフラッシュ デバイスおよびファイル名の指定」

セッション ロギングのイネーブル化およびディセーブル化

特に設定しなかった場合、システム ロギング メッセージはデフォルトのロギング ファシリティおよび重大度に基づいて、コンソールおよび Telnet セッションに送信されます。状況に応じて、コンソールへのロギング、または特定の Telnet セッションへのロギングをディセーブルにすることができます。

コンソール セッションへのロギングをディセーブルまたはイネーブルにすると、そのイネーブル ステートが以後すべてのコンソール セッションに適用されます。たとえば、コンソールへのロギングをディセーブルにして、コンソール ポートを切り離し、その後再接続しても、そのコンソールへのロギングはディセーブルのままです。

Telnet セッションへのロギングをディセーブルまたはイネーブルにすると、そのセッションに限ってイネーブル ステートが適用されます。Telnet セッションへのロギングをディセーブルにして、セッションを切断し、その後再接続した場合、新しいセッションではロギングがイネーブルになります。


) コンソール ポートから接続しているときに、set logging session コマンドを入力すると、set logging console コマンドを入力した場合と同じ結果になります。ただし、Telnet セッションを使用して接続しているときに、set logging console コマンドを入力した場合は、デフォルトのコンソール ロギング イネーブル ステートが変更されます。


コンソール セッションのロギング ステートをイネーブルまたはディセーブルに設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

コンソール セッションでデフォルトのロギング ステートをイネーブルまたはディセーブルに設定します。

set logging console { enable | disable }

ステップ 2

ロギングの設定を確認します。

show logging [ noalias ]

次に、現在および今後のコンソール セッションへのロギングをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set logging console disable
System logging messages will not be sent to the console.
Console> (enable)
 

現在の Telnet セッションのロギング ステートをイネーブルまたはディセーブルに設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

Telnet セッションのロギング ステートをイネーブルまたはディセーブルに設定します。

set logging session { enable | disable }

ステップ 2

ロギングの設定を確認します。

show logging [ noalias ]

次に、現在の Telnet セッションへのロギングをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set logging session disable
System logging messages will not be sent to the current login session.
Console> (enable)

システム メッセージ ロギングの重大度の設定

set logging level コマンドを使用すると、ロギング ファシリティごとに重大度を設定できます。すべてのファシリティを指定する場合は、 all キーワードを入力します。指定した重大度を特定のファシリティのデフォルト値にする場合は、 default キーワードを入力します。 default キーワードを使用しなかった場合、指定した重大度は現在のセッションに限って有効です。

ロギング ファシリティに関するシステム メッセージ ロギングの重大度を設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ロギング ファシリティの重大度を設定します。

set logging level { all | facility } severity [ default ]

ステップ 2

システム メッセージ ロギングの設定を確認します。

show logging [ noalias ]

次に、すべてのファシリティで(現在のセッションに限り)ロギング重大度を 5 に設定する例を示します。

Console> (enable) set logging level all 5
All system logging facilities for this session set to severity 5(notifications)
Console> (enable)
 

次に、 cdp ファシリティでデフォルトのロギング重大度を 3 に設定する例を示します。

Console> (enable) set logging level cdp 3 default
System logging facility <cdp> set to severity 3(errors)
Console> (enable)

ロギング タイムスタンプ イネーブル ステートのイネーブル化およびディセーブル化

ロギング タイムスタンプ ステートをイネーブルまたはディセーブルに設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ロギング タイムスタンプ ステートをイネーブルまたはディセーブルに設定します。

set logging timestamp { enable | disable }

ステップ 2

ロギング タイムスタンプのステートを確認します。

show logging [ noalias ]

次に、システム ロギング メッセージにタイムスタンプを表示できるようにする例を示します。

Console> (enable) set logging timestamp enable
System logging messages timestamp will be enabled.
Console> (enable)

ロギング バッファ サイズの指定

ロギング バッファに記録するメッセージ数を設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ロギング バッファに記録するメッセージ数を設定します。

set logging buffer buffer_size

ステップ 2

システム メッセージ ロギングの設定を確認します。

show logging [ noalias ]

次に、ロギング バッファ サイズを 200 メッセージに設定する例を示します。

Console> (enable) set logging buffer 200
System logging buffer size set to <200>
Console> (enable)

Syslog メッセージ数の制限

重大度に基づいてヒストリ テーブルと SNMP ネットワーク管理ステーションに送信する Syslog メッセージ数を制限できます。デフォルトの重大度は warnings(4)に設定されています。

Syslog メッセージ数を制限するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

Syslog メッセージ数を制限します。

set logging history severity severity_level

ステップ 2

システム メッセージ ロギングの設定を確認します。

show logging

次に、Syslog メッセージ数を notifications(5)の重大度を持つメッセージに制限する例を示します。

Console> (enable) set logging history severity 5
System logging history set to severity <5>
Console> (enable)

UNIX Syslog サーバ上での Syslog デーモンの設定

UNIX Syslog サーバにシステム ログ メッセージを送信するには、あらかじめ UNIX サーバ上で Syslog デーモンを設定しておく必要があります。root としてログインし、次の手順を実行します。


ステップ 1 /etc/syslog.conf ファイルに次のような行を追加します。

user.debug /var/log/myfile.log
 

user.debug/var/log/myfile.log の間に 5 個のタブ文字を入れる必要があります。/etc/syslog.conf ファイルのエントリを参照してください。


スイッチは、指定されたファシリティ タイプと重大度に従って、メッセージを送信します。 user キーワードで、使用する UNIX ロギング ファシリティを指定します。スイッチのメッセージがユーザ プロセスによって生成されます。 debug キーワードで、記録する状況の重大度を指定します。UNIX システムがスイッチからすべてのメッセージを受信するように設定することもできます。

ステップ 2 UNIX シェル プロンプトに次のコマンドを入力し、ログ ファイルを作成します。

$ touch /var/log/myfile.log
$ chmod 666 /var/log/myfile.log
 

ステップ 3 次のコマンドを入力し、Syslog デーモンに変更が反映されたことを確認します。

$ kill -HUP `cat /etc/syslog.pid
 


 

Syslog サーバの設定


) システム ログ メッセージを UNIX Syslog サーバに送信するには、「UNIX Syslog サーバ上での Syslog デーモンの設定」の説明に従って、UNIX サーバ上であらかじめ Syslog デーモンを設定しておく必要があります。


Syslog サーバにメッセージを記録するようにスイッチを設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

1 つ以上の Syslog サーバの IP アドレスを指定します。1

set logging server ip_addr

ステップ 2

Syslog サーバ メッセージのファシリティおよび重大度を設定します。

set logging server facility server_facility_parameter

set logging server severity server_severity_level

ステップ 3

設定した Syslog サーバへのシステム メッセージ ロギングをイネーブルにします。

set logging server enable

ステップ 4

設定を確認します。

show logging [ noalias ]

1.最大 3 つの Syslog サーバを設定できます。

次に、Syslog サーバを指定して、ファシリティおよび重大度を設定し、サーバへのロギングをイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set logging server 10.10.10.100
10.10.10.100 added to System logging server table.
Console> (enable) set logging server facility local5
System logging server facility set to <local5>
Console> (enable) set logging server severity 5
System logging server severity set to <5>
Console> (enable) set logging server enable
System logging messages will be sent to the configured syslog servers.
Console> (enable)
 

Syslog サーバ テーブルから Syslog サーバを削除するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

Syslog サーバ テーブルから Syslog サーバを削除します。

clear logging server ip_addr

次に、Syslog サーバ テーブルから Syslog サーバを削除する例を示します。

Console> (enable) clear logging server 10.10.10.100
System logging server 10.10.10.100 removed from system logging server table.
Console> (enable)
 

Syslog サーバへのロギングをディセーブルにするには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

設定した Syslog サーバへのシステム メッセージ ロギングをディセーブルにします。

set logging server disable

次に、Syslog サーバへのロギングをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set logging server disable
System logging messages will not be sent to the configured syslog servers.
Console> (enable)

ロギングの設定の表示

show logging コマンドを使用して、現在のシステム メッセージ ロギングの設定を表示します。設定されている Syslog サーバのホスト名ではなく IP アドレスを表示する場合は、 noalias キーワードを使用します。

システム メッセージ ロギングに関する現在の設定を表示するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

現在のシステム メッセージ ロギングの設定を表示します。

show logging [ noalias ]

次に、システム メッセージ ロギングの現在の設定を表示する例を示します。

Console> (enable) show logging
Logging buffered size: 500
timestamp option: enabled
Logging history size: 1
severity: notifications(5)
Logging console: enabled
Logging server: disabled
server facility: LOCAL7
server severity: warnings(4
Current Logging Session: enabled
 
 
Facility Default Severity Current Session Sever
------------- ----------------------- ---------------------
acl 5 5
cdp 4 4
cops 3 3
dtp 5 5
dvlan 2 2
earl 2 2
filesys 2 2
gvrp 2 2
ip 2 2
kernel 2 2
ld 3 3
mcast 2 2
mgmt 5 5
mls 5 5
pagp 5 5
protfilt 2 2
pruning 2 2
privatevlan 3 3
qos 3 3
radius 2 2
rsvp 3 3
security 2 2
snmp 2 2
spantree 2 2
sys 5 5
tac 2 2
tcp 2 2
telnet 2 2
tftp 2 2
udld 4 4
vmps 2 2
vtp 2 2
 
0(emergencies) 1(alerts) 2(critical)
3(errors) 4(warnings) 5(notifications)
6(information) 7(debugging)
Console> (enable)

システム メッセージの表示

show logging buffer コマンドを使用して、スイッチのロギング バッファ内のメッセージを表示します。 number_of_messages を指定しなかった場合、デフォルトとして、バッファ内に格納された最後の 20 個のメッセージ(-20)が表示されます。

スイッチのロギング バッファ内のメッセージを表示するには、次のいずれかの作業を行います。

 

作業
コマンド

バッファ内の最初の number_of_messages 指定数のメッセージを表示します。

show logging buffer [ number_of_messages ]

バッファ内の最後の number_of_messages 指定数のメッセージを表示します。

show logging buffer - [ number_of_messages ]

次に、バッファ内の最初の 5 つのメッセージを表示する例を示します。

Console> (enable) show logging buffer 5
1999 Apr 16 08:40:11 %SYS-5-MOD_OK:Module 1 is online
1999 Apr 16 08:40:14 %SYS-5-MOD_OK:Module 3 is online
1999 Apr 16 08:40:14 %SYS-5-MOD_OK:Module 2 is online
1999 Apr 16 08:41:15 %PAGP-5-PORTTOSTP:Port 2/1 joined bridge port 2/1
1999 Apr 16 08:41:15 %PAGP-5-PORTTOSTP:Port 2/2 joined bridge port 2/2
 

次に、バッファ内の最後の 5 つのメッセージを表示する例を示します。

Console> (enable) show logging buffer -5
%PAGP-5-PORTFROMSTP:Port 3/1 left bridge port 3/1
%SPANTREE-5-PORTDEL_SUCCESS:3/2 deleted from vlan 1 (PAgP_Group_Rx)
%PAGP-5-PORTFROMSTP:Port 3/2 left bridge port 3/2
%PAGP-5-PORTTOSTP:Port 3/1 joined bridge port 3/1-2
%PAGP-5-PORTTOSTP:Port 3/2 joined bridge port 3/1-2
Console> (enable)

システム Syslog ダンプのイネーブル化およびディセーブル化

システム障害が発生した場合、Syslog バッファ内のシステム メッセージ( show logging buffer コマンド実行時の出力)を格納したファイルが生成されます。

システム Syslog ダンプをイネーブルまたはディセーブルにするには、特権モードで次の作業を行います(デフォルトでは Syslog ダンプはディセーブル)。

 

作業
コマンド

ステップ 1

システム Syslog ダンプをイネーブルまたはディセーブルにします。

set system syslog-dump { enable | disable }

ステップ 2

システム Syslog ダンプのステータスを確認します。

show system

次に、システム Syslog ダンプをイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set system syslog-dump enable
(1) In the event of a system crash, this feature will
cause a syslog file to be written out.
(2) Selected syslog file is slot0:sysloginfo
(3) Please make sure the above device has been installed,
and ready to use.
Syslog-dump enabled
Console> (enable)
 

次に、システム Syslog ダンプをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set system syslog-dump disable
Syslog-dump disabled
Console> (enable)
 

次に、システム Syslog ダンプのステータスを表示する例を示します。

Console> (enable) show system
PS1-Status PS2-Status
---------- ----------
ok none
 
Fan-Status Temp-Alarm Sys-Status Uptime d,h:m:s Logout
---------- ---------- ---------- -------------- ---------
ok off ok 1,00:03:18 20 min
.
.
.
Core Dump Core File
------------------------ -----------------------
disabled slot0:crashinfo
 
Syslog Dump Syslog File
------------------------ -----------------------
enabled slot0:sysloginfo
Console> (enable)

システム Syslog ダンプ用のフラッシュ デバイスおよびファイル名の指定

Syslog ダンプをイネーブルまたはディセーブルにする際、フラッシュ デバイスおよびファイル名を変更できます。フラッシュ デバイスだけを指定した場合、ファイル名は自動的に sysloginfo に設定されます。フラッシュ デバイスおよびファイル名を指定しなければ、Syslog ダンプ用に設定済みのファイル名は削除され、デフォルトのフラッシュ デバイスとファイル名(slot0:sysloginfo)が使用されます。

システム Syslog ダンプ用のフラッシュ デバイスおよびファイル名を指定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

フラッシュ デバイスおよびファイル名を指定します。

set system syslog-file [ device :[ filename ]]

ステップ 2

フラッシュ デバイスおよびファイル名の設定を確認します。

show system

次に、Syslog ダンプ用のフラッシュ デバイスを設定する例を示します。

Console> (enable) set system syslog-file bootflash:
Default filename sysloginfo added to the device bootflash:
System syslog-file set.
Console> (enable)
 

次に、フラッシュ デバイスおよびファイル名を設定する例を示します。

Console> (enable) set system syslog-file bootflash:sysmsgs1
System syslog-file set.
Console> (enable)
 

次に、フラッシュ デバイスおよびファイル名をデフォルト設定に戻す例を示します。

Console> (enable) set system syslog-file
System syslog-file set to the default file.
Console> (enable)

コール ホームの設定

コールホーム機能を使用して、指定した重大度の Syslog メッセージを、指定した電子メール アドレスやポケベル アドレスに送るようにスイッチを設定できます。

コールホームは Syslog メッセージが生成されると起動されます。生成された Syslog メッセージの重大度が設定値より低い場合は、メッセージが指定の宛先アドレスに転送されることはありません。重大度が設定値より高い場合、スイッチは入力済みの一連の宛先アドレスに Syslog メッセージを転送します。

コールホームは Syslog メッセージとその重大度に関連付けられています。コールホームの重大度を設定する際は、既存の set logging level コマンド、および新規に導入された set logging callhome severity コマンドに必要な重大度を、十分に検討してください。

Syslog で alerts(レベル 1)のような非常に高い重大度を設定すると、コールホームで notifications(レベル 5)のような低い重大度を設定しても、宛先アドレスは alerts および emergencies(レベル 0 および 1)しか受信しません。宛先アドレスは、指定した残りのコールホーム重大度の通知(レベル 2、3、4)を受け取りません。宛先アドレスに、設定したすべての重大度の警告および通知を受信させるには、コールホームの重大度を、使用する Syslog メッセージの重大度以上に設定します。

複数の Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)サーバを設定すれば、いずれのサーバが障害を起こしてもコールホーム機能は中断しません。SMTP サーバが障害を起こした場合、スイッチは次の設定済みサーバに連絡します。複数の SMTP サーバを設定している場合、スイッチは最初に発見した使用可能な SMTP サーバを使用します。

スイッチ上でコールホームを設定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

コールホームをイネーブルにします。

set logging callhome { enable | disable }

ステップ 2

Syslog メッセージおよび(必要に応じて)フラグメント サイズを受信させる宛先の電子メールまたはポケベル アドレスを指定します。

set logging callhome destination Email or Epage Address [ fragment size in bytes]

ステップ 3

スイッチが Syslog メッセージを送信する SMTP サーバの IP アドレスを指定します。

set logging callhome smtp-server IP Address

ステップ 4

コールホームの重大度を指定します。

set logging callhome severity level

ステップ 5

(任意)SMTP サーバが Syslog メッセージを転送できない場合のために [from] 電子メール アドレスを設定します。

(注) 配信に失敗した場合、SMTP サーバはメッセージをこの [from] アドレスに送信します。

set logging callhome from Email Address

ステップ 6

(任意)受信側に [from] アドレス以外のアドレスに応答させたい場合、[reply to] 電子メール アドレスを設定します。

set logging callhome reply-to Email address

ステップ 7

設定を確認します。

show logging callhome

次に、コールホームをイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set logging callhome enable
Callhome functionality is enabled.
Callhome messages will be sent to the configured destination addresses.
Console> (enable)
 

次に、次のアドレスがコールホーム メッセージを受信するように設定する例を示します。

ポケベル:adminjoe@epage.cisco(128 バイトのフラグメント サイズを使用)

電子メール:adminboss@cisco.com および adminjane@cisco.com

Console> (enable) set logging callhome destination adminjoe@epage.cisco fragment 128
Included adminjoe@epage.cisco in the table of callhome destination addresses.
Messages will be sent to this address in fragments of 128 bytes.
Console> (enable) set logging callhome destination adminjane@cisco.com
Included adminjane@cisco.com in the table of callhome destination addresses.
Messages will be sent to this address without fragmentation.
Console> (enable) set logging callhome destination adminboss@cisco.com
Included adminboss@cisco.com in the table of callhome destination addresses.
Messages will be sent to this address without fragmentation.
Console> (enable)
 

次に、IP アドレス 172.16.8.19 の SMTP サーバを設定する例を示します。

Console> (enable) set logging callhome smtp-server 172.20.8.16
Included 172.20.8.16 in the table of callhome SMTP servers.
Console> (enable)
 

次に、重大度を 3(critical および error メッセージ)に設定する例を示します。

Console> (enable) set logging callhome severity 3
Callhome severity level set to 3
Console> (enable)
 

次に、From アドレスを adminjoe@cisco.com に設定する例を示します。

Console> (enable) set logging callhome from adminjoe@cisco.com
From address of callhome messages is set to adminjoe@cisco.com
Console> (enable)
 

次に、Reply to アドレスを adminjane@cisco.com に設定する例を示します。

Console> (enable) set logging callhome reply-to adminjane@cisco.com
Reply-To address of callhome messages is set to adminjane@cisco.com
Console> (enable)
 

次に、設定を確認する例を示します。

Console> (enable) show logging callhome
Callhome Functionality: enabled
Callhome Severity: LOG_ERR (3)
 
SMTP Server
-----------
172.20.8.16
 
Destination Address Message Size
------------------- ------------
adminboss@cisco.com No Fragmentation
adminjane@cisco.com No Fragmentation
adminjoe@epage.cisco 128 bytes
 
From: adminjoe@cisco.com
Reply-To: adminjane@cisco.com
Console> (enable)

コールホームのディセーブル化

コールホームをディセーブルにしても、設定した他のコールホーム パラメータは消去されません。各パラメータを個別に消去する必要があります。

スイッチ上でコールホームをディセーブルにするには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

コールホームをディセーブルにします。

set logging callhome disable

次に、コールホームをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set logging callhome disable
Callhome functionality is disabled.
Callhome messages will not be sent to the configured destination addresses.
Console> (enable)
 

コールホーム メッセージを受信するアドレス リストからアドレスを消去するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

コールホーム メッセージを受信するアドレス リストから宛先アドレスを消去します。

clear logging callhome destination Email or Epage Address

次に、宛先アドレス adminboss@cisco.com をコールホーム メッセージを受信するアドレス リストから消去する例を示します。

Console> (enable) clear logging callhome destination adminboss@cisco.com
Removed adminboss@cisco.com from the table of callhome destination addresses.
Console> (enable)
 

[from] アドレスを消去するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

[from] アドレスを消去します。

clear logging callhome from

[from] アドレスを消去する例を示します。

Console> (enable) clear logging callhome from
Cleared the from address field of callhome messages.
Console> (enable)
 

[reply to] アドレスを消去するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

[reply to] アドレスを消去します。

clear logging callhome reply-to

[reply to] アドレスを消去する例を示します。

Console> (enable) clear logging callhome reply-to
Cleared the reply-to address field of callhome messages.
Console> (enable)
 

コールホーム SMTP サーバ リストから SMTP サーバを消去するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

SMTP サーバを消去します。

clear logging callhome smtp-server IP Address

次に、SMTP サーバ 172.20.8.16 をコールホーム サーバ リストから削除する例を示します。

Console> (enable) clear logging callhome smtp-server 172.20.8.16
Removed 172.20.8.16 from the table of callhome SMTP servers.
Console> (enable)
 

コールホームの重大度を消去するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

コールホームの重大度を消去します。

clear logging callhome severity

次に、コールホームの重大度を消去する例を示します。

Console> (enable) clear logging callhome severity
Cleared callhome severity level to its default value of 2(LOG_CRIT).
Console> (enable)