Catalyst 6500 シリーズ スイッチソフトウェア コン フィギュレーション ガイド リリース8.7
GOLD の設定
GOLD の設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2009/09/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 19MB) | フィードバック

目次

GOLD の設定

オンライン診断の機能概要

オンライン診断の設定

起動オンライン診断レベルの指定

オンデマンド オンライン診断の設定

オンデマンド オンライン診断テストの実行

オンデマンド オンライン診断の設定上の注意事項および制限事項

オンデマンド オンライン診断の設定手順

診断動作の設定

オンライン診断ヘルス モニタリング テストの設定

オンライン診断のスケジューリング

オンライン診断失敗応答の指定

オンライン診断のイベント ログ サイズの指定

オンライン診断テストおよびテスト結果の表示

オンライン診断設定の消去

GOLD の設定

この章では、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上で Generic Online Diagonostics(GOLD)を設定する方法について説明します。


) この章で使用しているコマンドの完全な構文および使用方法の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Command Reference』を参照してください。


この章で説明する内容は、次のとおりです。

「オンライン診断の機能概要」

「オンライン診断の設定」

オンライン診断の機能概要


) GOLD は、Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 32 上だけでサポートされます。ただし、以前の診断コマンドは Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 上でもサポートされます。


オンライン診断では、次の機能を実行します。

スイッチが稼動中のネットワークに接続している間に、スーパーバイザ エンジン、モジュール、およびスイッチのハードウェア機能をテストおよび検証します。

各種ハードウェア コンポーネントをチェックするパケット スイッチング テストを実行して、データ パスおよび制御信号を検証します。

問題の検出箇所は、次のとおりです。

ハードウェア コンポーネント

インターフェイス(GBIC、イーサネット ポートなど)

コネクタ(接触不良コネクタ、曲がったピンなど)

はんだ接合

メモリ(経時的な障害)

オンライン診断は、次のように分類されます。

起動:起動診断は、起動、モジュールの Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)、またはバックアップ スーパーバイザ エンジンへのスイッチオーバーの間に実行されます。

オンデマンド:オンデマンド診断は、Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)から実行されます。

スケジュール診断:スケジュール診断は、スイッチが稼動中のネットワークへ接続中に、ユーザ指定の間隔または指定時間に実行されます。

ヘルス モニタリング:ヘルス モニタリング診断は、バックグラウンドで実行されます。

オンライン診断テストには、次の 2 種類があります。

中断を伴うオンライン診断テスト:このテストには、Built-in Self Test(BIST)および中断を伴うループバック テストが含まれます。

中断を伴わないオンライン診断テスト:このテストにはパケット スイッチングが含まれ、起動、ライン カードの活性挿抜(OIR)、およびシステム再設定診断テストの間に実行されます。中断を伴わないオンライン診断テストは、バックグラウンドのヘルス モニタリングの一部として、またはユーザ要求(オンデマンド)で実行されます。

オンライン診断は、ハイ アベイラビリティ機能の要件の 1 つです。ハイ アベイラビリティは、ネットワーク上の機器障害による影響を制限しようとする一連の品質標準です。ハイ アベイラビリティの中核となるのは、スイッチが稼動中のネットワークで動作している間に、ハードウェア障害を検出し、改善処置を行うことです。ハイ アベイラビリティのオンライン診断では、ハードウェア障害を検出し、ハイ アベイラビリティ ソフトウェア コンポーネントにフィードバックして、スイッチオーバーの判断をします。

オンライン診断の設定

ここでは、オンライン診断を設定する手順について説明します。

「起動オンライン診断レベルの指定」

「オンデマンド オンライン診断の設定」

「オンライン診断ヘルス モニタリング テストの設定」

「オンライン診断のスケジューリング」

「オンライン診断失敗応答の指定」

「オンライン診断のイベント ログ サイズの指定」

「オンライン診断テストおよびテスト結果の表示」

「オンライン診断設定の消去」

起動オンライン診断レベルの指定

起動オンライン診断レベルを最低限または完全に指定するか、またはすべての起動診断を省略できます。すべての診断を実行するには、complete キーワードを入力します。スーパーバイザ エンジンの Policy Feature Card(PFC; ポリシー フィーチャ カード)テストおよびスイッチのすべてのポートのループバック テストだけを実行するには、minimal キーワードを入力します。すべての診断テストを省略するには、bypass キーワードを入力します。デフォルトの起動診断レベルは、最低限です。


) デフォルトの起動オンライン診断レベルは最低限ですが、完全に設定することを推奨します。起動時オンライン診断をバイパスすることは推奨しません。



) 起動診断レベルは、スイッチ全体に適用され、モジュール単位では設定できません。


起動診断レベルを指定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

起動診断レベルを指定します。

set diagnostic bootup level [ bypass | minimal | complete ]

ステップ 2

起動診断レベルを表示します。

show diagnostic bootup level

次に、起動診断レベルを省略に指定する例を示します。

Console> (enable) set diagnostic bootup level complete
Diagnostic level set to complete
Console> (enable)
 
Console> (enable) show diagnostic bootup level
Current bootup diagnostic level: complete
Console> (enable)

オンデマンド オンライン診断の設定


注意 ほとんどのオンライン診断メモリ テストは、中断を伴ううえに時間がかかるために、オンデマンド テストとなります。メモリ テストは、ハードウェアの問題の可能性がある場合、および運用中のネットワーク環境とシステムが分離された後にだけ使用してください。


) オンライン診断テストでは EOBC チャネルを使用して、残りのシステムと通信します。オンライン診断テストの実行には、スーパーバイザ エンジンと SLCP、Link Control Protocol(LCP; リンク制御プロトコル)、およびモジュール プロセッサ間の EOBC チャネルの適切な動作が必要です。


オンデマンド オンライン診断の設定については、次を参照してください。

「オンデマンド オンライン診断テストの実行」

「オンデマンド オンライン診断の設定上の注意事項および制限事項」

「オンデマンド オンライン診断の設定手順」

「診断動作の設定」

オンデマンド オンライン診断テストの実行


注意 ここでは、オンデマンドの diagnostic start および diagnostic stop コマンドについて説明します。いずれのオンデマンド オンライン診断テストを実行する場合でも、「オンデマンド オンライン診断の設定手順」の手順を使用します。これらのテストは、事前にオンデマンド オンライン診断設定手順を行ってから実行してください。

テスト ID に基づいて特定のテストを開始するには、 diagnostic start コマンドを使用します。このコマンドは、1 つのテスト ID、テスト ID の範囲、テストのサブグループ、またはすべてのテストを指定する all を指定できます。特定テストのテスト ID は、モジュール タイプ別、またはソフトウェア リリース別によっても変えられます。 show diagnostic content コマンドを使用して、正確なテスト ID および関連するテスト名を入手することが重要です。指定モジュールで実行中のテストを停止するには、 diagnostic stop module mod コマンドを使用します。 diagnostic start および diagnostic stop コマンドの完全な構文は次のとおりです。

diagnostic start module mod_num test { all | test_ID_num | test_list | complete | minimal | non-disruptive | per-port } [ port { all | port_num | port_list }]

diagnostic stop module mod

オンデマンド オンライン診断の設定上の注意事項および制限事項

ここでは、「オンデマンド オンライン診断の設定手順」に記載されたオンデマンド テスト設定手順を実行する場合の、設定上の注意事項および制限事項について説明します。

特定の手順でテストを実行した後は、それ以前の手順のテストは機能しません。

テストの実行前後には、特定の作業を行う必要がある場合があります。これらの作業は、設定手順で説明されています。

テストには、中断を伴うものもあります。設定手順では、すべての中断を伴うテストの実行に関するガイダンスを提供しています。

メモリ テストを実行する前に、パケットスイッチング テストを実行する必要があります。

メモリ テストは常に、まずモジュール上で実行してからスーパーバイザ エンジンで実行する必要があります。これは、スーパーバイザ エンジン上でのメモリ テスト実行後、システムは使用不可能ステートになり、通常の動作を行うためにすぐ再起動する必要があるためです。


) Release 8.5(1) では、メモリ テストはスーパーバイザ エンジンに対してだけ使用できます。他のモジュールに対するメモリ テストは、次のリリースで予定されています。


オンデマンド オンライン診断の設定手順

オンデマンド オンライン診断テストを実行するには、次の手順を行います。


ステップ 1 中断を伴わないテストを実行します。中断を伴わないテストは、パケット スイッチング テストで、システム動作は中断しません。これらのテストは、わずか数秒で終了します。

その他のテスト要件は、次のとおりです。

テスト実行前のユーザ作業:なし

テスト実行後のユーザ作業:なし

ステップ 2 パケット スイッチング テストは、各種機能テスト グループに分類されます。次の表を使用して、テストする機能テスト グループを決定し、その機能テスト グループのテストを実行します。

表 21-1 オンデマンド テスト:スーパーバイザ エンジン

表 21-2 オンデマンド テスト:ファブリックがイネーブルのモジュール

表 21-3 オンデマンド テスト:ファブリック非対応モジュール


) サポート対象の機能テスト グループはモジュール タイプによって異なるため、すべてのモジュールにすべての機能テスト グループが存在するわけではありません。選択する機能テスト グループが不明な場合は、diagnostic start module mod/num test complete コマンドにより診断レベルが [complete] に設定された場合に、起動中に実行されるすべてのパケット スイッチング テストを行います。



) ループバック テストを実行して、1 つ以上のモジュール ポート上に障害がある場合、そのモジュール上のポートに接続されたケーブルをすべて切断し、モジュール上のすべてのポートをシャット ダウンしてから、ループバック テストに戻ります。何らかのスプリアス パケットがループバック テストに干渉して、失敗の原因となる場合があります。また、モジュールにインラインパワー ドーター カードが搭載されている場合も、テスト実行前にインラインパワー ドーター カードの電源をディセーブルにしてください。


その他のテスト要件は、次のとおりです。

テスト実行前のユーザ作業:なし

テスト実行後のユーザ作業:なし

 

表 21-1 オンデマンド テスト:スーパーバイザ エンジン

機能テスト グループ
個々のテスト

ポート単位のテスト

TestLoopback

レイヤ 2 フォワーディング テスト

TestNewIndexLearn
TestMatchCapture
TestDontConditionalLearn
TestProtocolMatchChannel
TestBadBpduTrap

NetFlow 機能

TestNetflowInlineRewrite

ACL/QoS 機能

TestAclPermit
TestQosTcam
TestAclDeny

IP バージョン 4 機能

TestIPv4FibShortcut
TestFibDevices
TestL3Capture2
TestNATFibShortcut

マルチキャスト機能

TestL3VlanMet

SPAN 機能

TestIngressSpan
TestEgressSpan

ファブリック接続

TestFabricSnakeForward
TestFabricSnakeBackward

EOBC 接続

ステップ 3 に進む

パケット バッファ問題

ステップ 4 に進む

表 21-2 オンデマンド テスト:ファブリックがイネーブルのモジュール

機能テスト グループ
個々のテスト

ポート単位のテスト

TestLoopback

マルチキャスト機能

TestL3VlanMet

SPAN 機能

TestIngressSpan
TestEgressSpan

ファブリック テスト

TestSynchedFabChannel

表 21-3 オンデマンド テスト:ファブリック非対応モジュール

機能テスト グループ
個々のテスト

ポート単位のテスト

TestLoopback
TestNetflowInlineRewrite

ステップ 3 TestTrafficStress テストを実行します。


) Release 8.5(1) では、TestTrafficStress テストは使用できません。このテストは、次のリリースで使用可能になる予定です。テストが使用できない場合は、次の手順に進んでください。


この中断を伴うパケット スイッチング テストは、スーパーバイザ エンジン上だけで使用できます。このテストではシステム上のポートをペアにして、パケットがこれらのポート間でシステムのストレステスト用の回線速度でスイッチングされるようにします。テストを終了するには数分かかります。テスト中は、すべてのポートがシャット ダウンされ、一部のポートがアップおよびダウン(フラップ)する場合もあります。ダウンしているすべてのポートは、テストが終了してもアップしません。その他のテスト要件は、次のとおりです。

テスト実行前のユーザ作業:このテストの前には、モジュールのすべてのヘルス モニタリング テストをディセーブルにする必要があります。

テスト実行後のユーザ作業:なし

ステップ 4 TestEobcStressPing テストを実行します。


) Release 8.5(1) では、TestEobcStressPing テストは使用できません。このテストは、次のリリースで使用可能になる予定です。テストが使用できない場合は、次の手順に進んでください。


この中断を伴うテストでは、指定のモジュールの EOBC 接続を確認します。テストを終了するには 2 ~ 3 分かかります。このテスト終了後は、前述の手順で説明されたパケット スイッチング テストを実行できません。ただし、ステップ 5 で説明するテストは実行できます。その他の要件は、次のとおりです。

テスト前のユーザ作業:このテストの実行前は、モジュールのすべてのヘルス モニタリング テストをディセーブルにする必要があります。これは、EOBC 接続が中断され、ヘルス モニタリング テストが失敗する原因となるからです。

テスト実行後のユーザ作業:ステップ 5 で記述されたテストを実行するか、またはモジュールをオン/オフして、通常の動作に戻します。モジュールがオンラインになった後、ディセーブルにしたヘルス モニタリング テストを再びイネーブルにします。

ステップ 5 包括的メモリ テストを実行します。

包括的メモリ テストは、スーパーバイザ エンジンおよび他のモジュールで実行できます。スーパーバイザ エンジンでのメモリ テストは、他のモジュールでのメモリ テストの実行後に限り実行してください。スーパーバイザ エンジンのメモリ テストの実行後、システムは使用不可能ステートになり、通常の動作ステートに戻すには再起動する必要があるため、この順番が必須となります。


 


) Release 8.5(1) では、メモリ テストはスーパーバイザ エンジンに対してだけ使用できます。他のモジュールに対するメモリ テストは、次のリリースで予定されています。



) 包括的メモリ テストの実行後は、スーパーバイザ エンジンまたは他のモジュール上でその他のテストを実行できません。



注意 いずれのメモリ テストも実行前に、次の「テスト実行前のユーザ作業」に示されるすべての要件に従う必要があります。

包括的メモリ テストは、個々に実行できます。メモリ サイズによっては、テスト終了までに数時間かかるものもあります。モジュールごとに複数のメモリ テストがあり、それらは相互依存しているため、各モジュールでのテストの実行順序が重要となります。


) Release 8.5(1) では、TestFibTcamSSRAM テストだけが使用可能な包括的メモリ テストです。その他のメモリ テスト(次の項目 2 ~ 5)は、次のリリースで予定されています。


これらのテストの実行順序は、次のとおりです。

1. TestFibTcamSSRAM

2. TestAclQosTcam

3. TestNetflowTcam

4. TestAsicMemory

5. TestLinecardMemory

モジュールに特定のテストが存在しない場合は、省略できます。

その他の要件は、次のとおりです。

テストの実行前

clear diagnostic monitor module num test all コマンドを使用して、スーパーバイザ エンジンおよびスイッチング モジュール上でのすべてのバックグラウンド ヘルスモニタリング テストをオフにします。

接続されているすべてのポートをディセーブルにして、ネットワーク トラフィックを切り離します。

テストの前に、メモリ テスト時にテスト パケットを送信していないことを確認してください。

スーパーバイザ エンジンのポリシー フィーチャ カード(PFC)上の Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)Ternary CAM(TCAM)および SSRAM をテストするために、すべてのスイッチング モジュールを取り外します。

システムまたはテスト中のモジュールをリセットしてから、システムを通常の動作モードに戻します。

テストの実行後

スーパーバイザ エンジン:スイッチを再起動しますが、テスト中に設定が変更されているため、再起動中に設定を保存しないでください。

他のモジュール:モジュールをオン/オフします。モジュールがオンラインになってから、ディセーブルだったヘルス モニタリング テストを再びイネーブルにします。

診断動作の設定

continue failure_limit キーワードを入力すると、設定可能な数の障害が発生するまでオンデマンド オンライン診断を実行し続けるように指定できます。 failure_limit の範囲は、0 ~ 65534 障害です。 stop キーワードを入力すると、単一の障害が発生した場合にオンデマンド オンライン診断の実行を中止するように指定できます。 iterations number_of_iterations キーワードを入力すると、オンデマンド テストを複数回実行するように指定できます。 number_of_iterations の範囲は、1 ~ 999 です。

これらのコマンドの完全な構文は次のとおりです。

set diagnostic ondemand action-on-failure [ continue failure_limit | stop ]

set diagnostic ondemand iterations number_of_iterations

オンライン診断ヘルス モニタリング テストの設定

スイッチが稼動中のネットワークに接続している間に、指定のモジュール上でヘルスモニタリング診断テストを設定できます。各ヘルスモニタリング テストの実行間隔、テスト失敗時にシステム メッセージを生成するかどうか、または個々のテストをイネーブルまたはディセーブルにするかどうかを指定できます。

デフォルトでは、中断を伴うテストがディセーブルです。特定数の中断を伴わないテスト(すべてではない)は、デフォルトでイネーブルです。中断を伴う(D)および中断を伴わない(N)テストを判別するには、 show diagnostic content module mod_list コマンドを使用して、[Attributes] カラムを確認します。この情報は、その他のヘルス モニタリング テストを設定するために使用します。ヘルス モニタリングには、中断を伴わないテストだけを使用することを推奨します。

オンライン診断ヘルスモニタリング テストを設定するには、特権モードで次の作業を実行します。

 

作業
コマンド

ステップ 1

オンライン診断モニタリング インターバルを指定します。

set diagnostic monitor interval module mod_num test { all | test_ID_num | test_list } hh:mm:ss 1

ステップ 2

(任意)ヘルスモニタリング診断テストをイネーブルにします。

set diagnostic monitor module mod_num test { test-id | test-id-range | all }

ステップ 3

テスト失敗時の Syslog の生成をイネーブルにします。

set diagnostic monitor syslog

ステップ 4

オンライン診断モニタリング設定を表示します。

show diagnostic content module { mod_list | all }

1.interval キーワードには、0 ~ 999(ミリ秒)の範囲および 0 ~ 20(日)を指定できます。

次に、オンライン診断ヘルスモニタリング テスト(テスト 18)をモジュール 7 上で、10 日ごとの 12 時 12 分 12.1 秒に実行するよう指定する例を示します。

Console> (enable) set diagnostic monitor interval module 7 test 18 12:12:12 100 10
Diagnostic monitor interval set at 12:12:12 100 10 for module 7 test 18
Console> (enable)
 

次に、モジュール 7 でテスト 18 をイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set diagnostic monitor module 7 test 18

Module 7 test 18 diagnostic monitor enable.

Console> (enable)
 

次に、テスト失敗時の Syslog 生成をイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set diagnostic monitor syslog
Diagnostic monitor syslog enable.
Console> (enable)

オンライン診断のスケジューリング

特定のモジュールについて、指定時間、または毎日、毎週、毎月のペースでオンライン診断を実行できます。すべてのテストを実行するか、または個々のテストを実行するかを指定できます。テストは、一度だけ、または指定間隔で繰り返し実行するかをスケジュールできます。


) オンライン診断を指定時間に実行するようにスケジュールしてから set time コマンドを使用してシステム時間を変更した場合は、オンライン診断は指定時間に実行されません。たとえば、オンライン診断を 3:00 pm に実行するようスケジュールした場合に、システム時間を 2:59 pm に変更すると、オンライン診断は 3:00 pm に実行されません。


オンライン診断をスケジューリングするには、特権モードで次の作業を実行します。

 

作業
コマンド

ステップ 1

オンライン診断をスケジュールします。

set diagnostic schedule module slot_num test { test-id | test-id-range | all } {[ port { port_num | port_num_range | all }] | [ daily hh : mm ] [ on month day_of_month year hh : mm ] [ weekly day hh : mm ]}

ステップ 2

オンライン診断のスケジューリングを表示します。

show diagnostic schedule module mod_list

 

次に、特定の日時に特定のモジュールで行われるように、診断テスト(テスト 1 および 2 を指定)をスケジューリングする例を示します。

Console> (enable) set diagnostic schedule module 7 test 1 daily 12:12
Diagnostic schedule set at daily 12:12 for module 7 test 1
Console> (enable)
 

次に、毎日特定の時間に、特定のポートおよびモジュールで診断テスト(テスト 1 を指定)をスケジューリングする例を示します。

Console> (enable) set diagnostic schedule module 7 test 3 port 1 daily 16:16
Diagnostic schedule set at daily 16:16 for module 7 test 3
Console> (enable)
 
Console> (enable) show diagnostic schedule module 7
 
Current Time = Fri Apr 15 2005, 16:56:06
 
Diagnostic for Module 7:
 
Schedule #1:
To be run daily 12:12
Test ID(s) to be executed: 1-2.
 
Schedule #2:
To be run daily 16:16
Test ID(s) to be executed: 3.
Port(s) to be tested: 1.
 
Console> (enable)

オンライン診断失敗応答の指定

スーパーバイザ エンジンにオンライン診断失敗応答を指定できます。 ignore キーワードを指定した場合、スーパーバイザ エンジンはオンライン診断失敗後起動します。 system キーワードを指定した場合(デフォルト)、スーパーバイザ エンジンはオフラインのまま維持され、モジュール固有の改善処置が行われます。

スーパーバイザ エンジンにオンライン診断失敗応答を指定するには、特権モードで次の作業を実行します。

 

作業
コマンド

ステップ 1

スーパーバイザ エンジンにオンライン診断失敗応答を指定します。

set diagnostic diagfail-action { ignore | system }

ステップ 2

スーパーバイザ エンジンのオンライン診断失敗応答の設定値を表示します。

show diagnostic diagfail-action

次に、オンライン診断の失敗後、スーパーバイザ エンジンがオフラインになるように指定する例を示します。

Console> (enable) set diagnostic diagfail-action system
Diagnostic failure action set to system.
Console> (enable) show diagnostic diagfail-action
Diagnostic failure action at last bootup : system
Diagnostic failure action at next reset : system
Console> (enable)

オンライン診断のイベント ログ サイズの指定

デフォルトの設定は 500 エントリで、有効範囲は 1 ~ 10000 エントリです。

オンライン診断のイベント ログ サイズを指定するには、特権モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

オンライン診断のイベントログ サイズを指定します。

set diagnostic event-log size [ size ]

次に、オンライン診断のイベントログ サイズを 1000 エントリに指定する例を示します。

Console> (enable) set diagnostic event-log size 1000
Diagnostic event-log size set to 1000
Console> (enable)

オンライン診断テストおよびテスト結果の表示

show コマンドにより、特定のモジュールに設定されたオンライン診断テストを表示して、テスト結果を確認できます。

オンライン診断テスト情報を表示するには、通常モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

起動診断レベルを表示します。

show diagnostic bootup level

指定されたモジュールまたはすべてのモジュールのテスト内容を表示します。

show diagnostic content module [ mod_num | all ]

スーパーバイザ エンジンのオンライン診断失敗応答の設定値を表示します。

show diagnostic diagfail-action

診断イベント ログを表示します。

show diagnostic events [ event-type { error | info | warning }]

show diagnostic events [ module { mod_list | all }]

show diagnostic events

オンライン診断のオンデマンド設定値を表示します。

show diagnostic ondemand settings

指定されたモジュールまたはすべてのモジュールの診断テスト結果を表示します。

show diagnostic result module mod_list | all [ detail | test ] [ test_list ] [ detail ]

オンライン診断のスケジューリングを表示します。

show diagnostic schedule module mod_list

すべてのモジュールの現在のオンライン診断ステータスを表示します。

show diagnostic status

オンライン診断設定の消去

オンライン診断の設定パラメータを消去するには、通常モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

起動オンライン診断レベルを消去します。

clear diagnostic bootup level

オンライン診断のイベントログ サイズを消去します。

clear diagnostic event-log size

オンライン診断のヘルスモニタリング設定を消去します。

clear diagnostic monitor interval module mod_list test [ test_list | all ]

clear diagnostic monitor module mod test test_list

clear diagnostic monitor syslog

テスト失敗時の Syslog の生成をディセーブルにします。

clear diagnostic monitor syslog

オンライン診断のスケジューリング情報を消去します。

clear diagnostic schedule module mod_num test { test-id | test-id-range | all } {[ port { port_num | port_range | all }] | [ device { device_num | device_range | all }]}

次に、起動オンライン診断レベルを消去する例を示します。

Console> (enable) clear diagnostic bootup level
Diagnostic level set to bypass
Console> (enable)
 

次に、オンライン診断のイベントログ サイズを消去する例を示します。

Console> (enable) clear diagnostic event-log size
Diagnostic event-log size set to default(500)
Console> (enable)
 

次に、オンライン診断のモニタリング設定を消去する例を示します。

Console> (enable) clear diagnostic monitor interval module 7 test 3
Clear diagnostic monitor interval for module 7 test 3
Console> (enable)
 
Console> (enable) clear diagnostic monitor module 7 test 1
Module 7 test 1 diagnostic monitor disable.
Console> (enable)
 
Console> (enable) clear diagnostic monitor syslog
Diagnostic monitor syslog disable.
Console> (enable)
 

モジュール 7 上のテスト 1 および 2 に対するオンライン診断のスケジューリング設定を消去します。

Console> (enable) clear diagnostic schedule module 7 test 1-2 daily 12:12
Clear diagnostic schedule at daily 12:12 for module 7 test 1-2
Console> (enable)