Catalyst 6500 シリーズ スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Software Release 8.5
QoS の設定
QoS の設定
発行日;2012/06/27 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

QoS の設定

QoS の機能

QoS の用語

フローチャート

QoS フィーチャ セットの概要

イーサネット入力ポートの機能

レイヤ 3 スイッチング エンジンの機能

レイヤ 2 スイッチング エンジンの機能

イーサネット出力ポートの機能

単一ポート ATM OC-12 スイッチング モジュールの機能

MSFC、MSFC2、または MSFC3

イーサネット入力ポートのマーキング、スケジューリング、輻輳回避、および分類

概要

untrusted ポートでのマーキング

trusted ポートでのマーキング

イーサネット入力ポートのスケジューリングおよび輻輳回避

受信キュー

入力スケジューリング

入力輻輳回避

レイヤ 3 スイッチング エンジンにおけるイーサネット入力ポートの分類

レイヤ 3 スイッチング エンジンにおける分類、マーキング、およびポリシング

内部 DSCP 値

ACL

名前付き ACL

デフォルトの ACL

マーキング ルール

ポリサー

PFC2 のポリシング決定

のポリシング決定

ACL の付加

の出力 DSCP 変換

レイヤ 3 スイッチング エンジンの最終 CoS 値と ToS 値

レイヤ 2 スイッチング エンジン搭載の Supervisor Engine 1 における分類およびマーキング

イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング

概要

送信キュー

スケジューリングおよび輻輳回避

マーキング

QoS 統計データのエクスポート

QoS のデフォルト設定

QoS 設定時の注意事項および制限事項

QoS の設定の注意および制限事項

QoS のイネーブル化

DSCP の書き換えのイネーブル化

DSCP の書き換えのディセーブル化

ポートベースまたは VLAN ベース QoS のイネーブル化

ポートの信頼状態の設定

ポート CoS 値の設定

ポリサーの作成

ポリサーの削除

ACL の作成または変更

ACL 名

ACE 名、マーキング ルール、ポリシング、およびフィルタリングの構文

名前付き IP ACL

デフォルトの IP ACL の変更

名前付き IPX ACL の作成または変更

名前付き MAC ACL の作成または変更

デフォルトの IPX および MAC ACL の作成または変更

名前付き ACL の削除

デフォルト ACL のデフォルト値に戻す場合

コミットされていない ACL の廃棄

ACL のコミット

インターフェイスへの ACL の付加

インターフェイスからの ACL の切り離し

出力 DSCP 変換の設定

DSCP 変換マップの設定

設定済み DSCP 変換マップの消去

VLAN への DSCP 変換マップの適用

VLAN への DSCP 変換マップの消去

802.1Q トンネル ポートでの CoS/CoS マッピングの設定

CoS/CoS マップの定義

ポートでの CoS/CoS マップのイネーブル化

CoS/CoS マップの消去

ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアへの CoS 値のマッピング

ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアに割り当てられた CoS 値の削除

ブリッジド トラフィックに対するマイクロフロー ポリシングのイネーブル化およびディセーブル化

標準受信キュー テール廃棄スレッシュホールドの設定

2q2t ポート標準送信キュー テール廃棄スレッシュホールドの設定

標準キュー WRED 廃棄スレッシュホールドの設定

標準送信キュー間の帯域幅の割り当て

受信キュー容量比の設定

送信キュー容量比の設定

CoS 値と廃棄スレッシュホールドのマッピング

1q4t/2q2t ポートの対応付け

1q8t、1q2t/1p2q2t、および 1p1q4t/1p2q2t ポートの対応付け

1p1q0t/1p3q1t ポートの対応付け

1p1q8t/1p2q1t、1p3q8t、および 1p7q8t ポートの対応付け

デフォルトの CoS マッピングに戻す場合

DSCP 値マッピングの設定

受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング

受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング

内部 DSCP 値と出力 CoS 値のマッピング

DSCP マークダウン値のマッピング

QoS 情報の表示

QoS 統計情報の表示

デフォルトの QoS に戻す場合

QoS のディセーブル化

COPS サポートの設定

ポート ASIC

QoS ポリシーの概要

QoS ポリシー ソースとして COPS を選択する場合

ローカルに設定された QoS ポリシーを選択する場合

ローカルに設定された QoS ポリシーを使用できるようにする場合

ポート ロールの割り当て

ポート ASIC からのロールの削除

ロールの削除

PDP サーバの設定

PDP サーバの設定削除

COPS ドメイン名の設定

COPS ドメイン名の削除

COPS 通信パラメータの設定

RSVP サポートの設定

RSVP サポートのイネーブル化

RSVP サポートのディセーブル化

DSBM 選定への参加のイネーブル化

DSBM 選定への参加のディセーブル化

PDP サーバの設定

PDP サーバの設定削除

RSVP ポリシー タイムアウトの設定

RSVP にローカル ポリシーを使用させる設定

QoS 統計データ エクスポートの設定

QoS 統計データ エクスポートのグローバルなイネーブル化

ポート単位の QoS 統計データ エクスポートのイネーブル化

集約ポリサー単位の QoS 統計データ エクスポートのイネーブル化

集約ポリサー QoS 統計情報の消去

QoS 統計データ エクスポートの間隔の設定

QoS 統計データ エクスポートの宛先ホストおよび UDP ポートの設定

QoS 統計情報の表示

QoS の設定

この章では、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上で Quality of Service(QoS; サービス品質)を設定する方法について説明します。また、Common Open Policy Service(COPS)および Resource Reservation Protocol(RSVP)をサポートするために必要な設定情報についても説明します。


) • この章で使用しているコマンドの完全構文および使用方法の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Command Reference』を参照してください。

自動 QoS の使用方法については、「自動 QoS の使用」を参照してください。


 

次のいずれかを使用して、QoS を設定できます。

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)

COPS プロトコル

RSVP ヌル サービス テンプレートおよびレシーバー プロキシ機能

CLI(コマンドライン インターフェイス)

この章で説明する内容は、次のとおりです。

「QoS の機能」

「QoS のデフォルト設定」

「QoS の設定の注意および制限事項」

QoS の機能


) このマニュアルおよびその他すべての Catalyst 6500 シリーズ スイッチのマニュアルにおいて、QoS という用語は Catalyst 6500 シリーズの QoS 機能を意味します。


ネットワークは通常、 ベストエフォート型 の配信方式で動作します。したがって、すべてのトラフィックに等しいプライオリティが与えられ、正しいタイミングで配信される可能性も同等です。輻輳が発生した場合に廃棄される可能性についても、すべてのトラフィックで同等です。

Catalyst 6500 シリーズ スイッチの QoS は、ネットワーク トラフィックを選択し、相対的な重要度に従ってプライオリティを与え、輻輳回避技法によってプライオリティベースの処理を実行します。QoS によりネットワーク パフォーマンスが予測可能になり、帯域幅をより効率的に利用できるようになります。

QoS は、ネットワーク トラフィック内のレイヤ 2 およびレイヤ 3 の値を、設定値に設定するか、または受信したレイヤ 2 またはレイヤ 3 の値に基づく値に設定します。IP トラフィックは、スイッチから送出されるときにレイヤ 3 値を維持します。

PFC3 では、QoS は入力トラフィックと出力トラフィックの両方で設定可能です。QoS は、入力トラフィックについてはポートまたは VLAN(仮想 LAN)単位で設定できます。出力トラフィックについては VLAN 単位でのみ設定できます。

他のハードウェアでは、QoS は入力トラフィックについてポートまたは VLAN 単位で設定できます。

ここでは、QoS について説明します。

「QoS の用語」

「フローチャート」

「QoS フィーチャ セットの概要」

「イーサネット入力ポートのマーキング、スケジューリング、輻輳回避、および分類」

「レイヤ 3 スイッチング エンジンにおける分類、マーキング、およびポリシング」

「レイヤ 2 スイッチング エンジン搭載の Supervisor Engine 1 における分類およびマーキング」

「イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング」

「QoS 統計データのエクスポート」

QoS の用語

ここでは、QoS 用語をいくつか定義しておきます。

パケット ― レイヤ 3 でトラフィックを伝送します。

フレーム ― レイヤ 2 でトラフィックを伝送します。レイヤ 2 フレームは、レイヤ 3 パケットを伝送します。

ラベル ― パケットおよびフレームで伝送されるプライオリティ値です。

レイヤ 2 の Class of Service(CoS; サービス クラス)値。範囲は 0(ロー プライオリティ)~ 7(ハイ プライオリティ)です。

レイヤ 2 ISL(スイッチ間リンク)フレーム ヘッダーには、下位 3 ビットで IEEE 802.1p CoS 値を伝送する、1 バイトのユーザ フィールドがあります。

レイヤ 2 802.1Q フレーム ヘッダーには、2 バイトのタグ制御情報フィールドがあり、その上位 3 ビット(ユーザ プライオリティ ビット)で CoS 値が伝送されます。

他のフレーム タイプでは CoS 値は伝送されません。


) ISL トランクとして設定されたポート上では、すべてのトラフィックが ISL フレームに収められます。802.1Q トランクとして設定されたポートでは、ネイティブ VLAN のトラフィックを除き、すべてのトラフィックが 802.1Q フレームに収められます。


レイヤ 3 IP precedence 値 ― IP バージョン 4 の仕様では、1 バイトの Type of Service(ToS; サービス タイプ)フィールドの上位 3 ビットを IP precedence と定めています。IP precedence 値の範囲は、0(ロー プライオリティ)~ 7(ハイ プライオリティ)です。

レイヤ 3 Differentiated Services Code Point(DSCP)値 ― Internet Engineering Task Force(IETF)は、1 バイトの ToS フィールドのうち上位 6 ビットを DSCP と定めています。どの DSCP 値でどのプライオリティを表すかを設定できます。DSCP 値の範囲は 0 ~ 63 です(詳細については DSCP 値マッピングの設定 を参照)。


) レイヤ 3 の IP パケットは、IP precedence 値または DSCP 値のどちらでも伝送できます。DSCP 値は IP precedence と同じ値に設定できるので、QoS ではどちらの値でも使用できます。


分類 ― トラフィックを選択することです。

マーキング ― RFC 2475 に従い、レイヤ 3 の DSCP 値をパケットに設定する処理です。このマニュアルでは、マーキングの定義を拡大して、レイヤ 2 の CoS 値の設定までを含めています。

スケジューリング ― キューにトラフィックを割り当てることです。QoS は、CoS 値に基づいてトラフィックを割り当てます。

輻輳回避 ― プライオリティの高い CoS 値のトラフィック用に入力および出力ポート容量を QoS で確保しておく処理です。QoS では、CoS 値ベースの廃棄スレッシュホールドによって輻輳回避を実現します。廃棄スレッシュホールドは、バッファ利用率であり、この割合に達すると、特定の CoS 値のトラフィックが廃棄され、プライオリティの高い CoS 値のトラフィック用にバッファが残されます。

ポリシング ― トラフィック フローによって消費される帯域幅をスイッチで制限する処理です。ポリシングによって、トラフィックをマーキングするか、または廃棄することができます。

特に明記しないかぎり、 レイヤ 3 スイッチング エンジン は、次の両方を表します。

Layer 3 Switching Engine II(PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2

Layer 3 Switching Engine WS-F6K-PFC(PFC)を搭載した Supervisor Engine 1

Random Early Detection(RED; ランダム早期検出)は、廃棄スレッシュホールド アルゴリズムです。

Shaped Round Robin(SRR)は、デキューイング アルゴリズムです。

Weighted Random Early Detection(WRED; 重み付きランダム早期検出)は、廃棄スレッシュホールド アルゴリズムです。

Weighted Round Robin(WRR; 重み付きラウンドロビン)は、デキューイング アルゴリズムです。

Deficit Weighted Round Robin(DWRR)は、デキューイング アルゴリズムです。

フローチャート

図49-1 に、QoS 機能を使用したトラフィック フローを示します。図49-2図49-9 には、QoS 機能を使用したトラフィック フローの詳細を示します。

図49-1 PFC3 で QoS 機能を使用したトラフィック フロー

 


) PFC3 は WAN トラフィックでレイヤ 3 スイッチングを実現します。PFC3 は、Multilayer Switch Feature Card 3(MSFC3; マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード 3)によりソフトウェアで転送された入力 WAN トラフィックに QoS を提供できます。PFC3 は、LAN ポートからスイッチに入った、または MSFC3 によりソフトウェアで転送された出力 WAN トラフィックに QoS を提供できます。


図49-2 PFC および PFC2 で QoS 機能を使用したトラフィック フロー

 


) • PFC または PFC2 は、入力 WAN トラフィックのレイヤ 3 スイッチングを提供できます。

PFC または PFC2 は、WAN トラフィックには QoS を提供しません。PFC または PFC2 では、PFC QoS は WAN トラフィックの ToS バイトを変更しません。

レイヤ 3 スイッチングされた入力 LAN トラフィックは MSFC または MSFC2 を通過せず、レイヤ 3 スイッチング エンジンによって割り当てられた CoS 値を維持します。

show port capabilities コマンドを入力すると、ポートのキュー構造が表示されます(詳細については 受信キュー および 送信キュー を参照)。


 

図49-3 イーサネット入力ポートの分類、マーキング、スケジューリング、および輻輳回避

 

図49-4 PFC3 の分類、マーキング、およびポリシング

 

図49-5 PFC および PFC2 の分類、マーキング、およびポリシング

 

図49-6 レイヤ 2 スイッチング エンジンの分類およびマーキング

 

図49-7 MSFC のマーキング(MSFC および MSFC2)

 

図49-8 イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング

 

図49-9 単一ポート ATM OC-12 スイッチング モジュールのマーキング

 

QoS フィーチャ セットの概要

スイッチ上の QoS フィーチャ セットは、スーパバイザ エンジンに搭載されているスイッチング エンジンによって決まります。スイッチング エンジンの設定を表示するには、スーパバイザ エンジンに対して show module コマンドを入力します。出力には、[Sub-Type] として次のいずれかが表示されます。

PFC3B または PFC3BXL を搭載した Supervisor Engine 32(WS-SUP32-GE-3B)

PFC3A/PFC3B/PFC3BXL を搭載した Supervisor Engine 720(WS-SUP720)

Layer 3 Switching Engine II(WS-F6K-PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2(WS-X6K-SUP2-2GE)

次のいずれかを搭載した Supervisor Engine 1(WS-X6K-SUP1A-2GE または WS-X6K-SUP1-2GE)

Layer 3 Switching Engine(WS-F6K-PFC)

Layer 2 Switching Engine II(WS-F6020A)

Layer 2 Switching Engine I(WS-F6020)

Layer 3 Switching Engine(WS-F6K-PFC)および Layer 3 Switching Engine II(WS-F6K-PFC2)は、同様のフィーチャ セットをサポートしています。2 種類のレイヤ 2 スイッチング エンジンは、同じ QoS フィーチャ セットをサポートしています。

他の 2 つのレイヤ 3 スイッチング エンジンがサポートする機能に加えて、PFC3A は次の機能をサポートしています。

出力 QoS

出力 DSCP 変換

オプションの出力 DSCP の書き換え

ここでは、QoS フィーチャ セットについて説明します。

「イーサネット入力ポートの機能」

「レイヤ 3 スイッチング エンジンの機能」

「レイヤ 2 スイッチング エンジンの機能」

「イーサネット出力ポートの機能」

「単一ポート ATM OC-12 スイッチング モジュールの機能」

「MSFC、MSFC2、または MSFC3」

イーサネット入力ポートの機能

使用するスイッチング エンジンの種類に関係なく、QoS はイーサネット入力ポートでレイヤ 2 の CoS 値を使用して、分類、マーキング、スケジューリング、および輻輳回避をサポートしています。イーサネット入力ポートでの分類、マーキング、スケジューリング、および輻輳回避では、レイヤ 3 の IP precedence 値または DSCP 値は使用されません。また、設定も行われません。レイヤ 3 スイッチング エンジンでは、イーサネット入力ポートの信頼状態を設定できます。レイヤ 3 の IP precedence または DSCP 値、レイヤ 2 の CoS 値を設定するときに、スイッチング エンジンによってこの信頼状態が使用されます。詳細については、「イーサネット入力ポートのマーキング、スケジューリング、輻輳回避、および分類」を参照してください。

レイヤ 3 スイッチング エンジンの機能

PFC3A/PFC3B/PFC3BXL、PFC2、または PFC では、QoS は Access Control List(ACL; アクセス制御リスト)を使用して分類、マーキング、およびポリシングをサポートしています。

PFC3A/PFC3B/PFC3BXL は、入力トラフィックおよび出力トラフィックの両方で QoS を提供します。PFC2 および PFC は入力トラフィックでのみ QoS を提供します。

PFC3 では、QoS はマップ ベースの出力 DSCP 変換をサポートしています。これを使用すれば、出力トラフィックがポリシング ルールで処理されたあとにそれをリマークできます。さらに出力トラフィック内の受信した DSCP を保全するオプションをサポートしています。

ACL は一連の Access Control Entry(ACE; アクセス制御エントリ)からなり、ACE でレイヤ 2、3、4 の分類基準、マーキング ルール、およびポリサーを指定します。マーキングでは、レイヤ 3 の IP precedence または DSCP 値とレイヤ 2 の CoS 値を、受信した値または設定済みのレイヤ 2 またはレイヤ 3 の値に設定します。ポリシングでは、帯域幅限度を指定して、不適合トラフィックを廃棄、またはマーキングします。詳細については、「レイヤ 3 スイッチング エンジンにおける分類、マーキング、およびポリシング」を参照してください。

レイヤ 3 スイッチング エンジンは処理中に、非 IP トラフィックを含むすべてのトラフィックに DSCP 値を対応付けます。詳細については、「内部 DSCP 値」を参照してください。

レイヤ 2 スイッチング エンジンの機能

レイヤ 2 スイッチング エンジンでは、QoS はレイヤ 2 の宛先 MAC(メディア アクセス制御)アドレスおよび VLAN を使用してトラフィックを分類し、レイヤ 2 の CoS 値を使用してマーキングします。レイヤ 2 スイッチング エンジンの分類およびマーキングでは、レイヤ 3 の IP precedence または DSCP 値を使用することも設定することもありません。詳細については、「レイヤ 2 スイッチング エンジン搭載の Supervisor Engine 1 における分類およびマーキング」を参照してください。

イーサネット出力ポートの機能

使用するスイッチング エンジンの種類に関係なく、QoS はレイヤ 2 の CoS 値を使用して、イーサネット出力ポートでのスケジューリングおよび輻輳回避をサポートしています。イーサネット出力ポートのマーキングでは、レイヤ 2 の CoS 値を設定します。レイヤ 3 スイッチング エンジンでは、レイヤ 3 の DSCP 値を設定します。詳細については、「イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング」を参照してください。

単一ポート ATM OC-12 スイッチング モジュールの機能

単一ポート ATM OC-12 スイッチング モジュールからの入力インターフェイスは untrusted(信頼性がない)なので、QoS はそのインターフェイスから受信するすべてのトラフィックで、CoS を 0 に設定します。レイヤ 3 スイッチング エンジンでは、QoS は単一ポート ATM OC-12 スイッチング モジュールに送信される IP トラフィックに、レイヤ 3 の DSCP 値を使用してマーキングできます。

MSFC、MSFC2、または MSFC3

QoS は、MSFC に送信された IP トラフィックにレイヤ 3 の DSCP 値を使用してマーキングします。CoS は、MSFC から出力ポートに送信されるすべてのトラフィックで 0 です。


) レイヤ 3 スイッチングされたトラフィックは MSFC を通過せず、レイヤ 3 スイッチング エンジンによって割り当てられた CoS 値を維持します。


イーサネット入力ポートのマーキング、スケジューリング、輻輳回避、および分類

ここでは、イーサネット入力ポートのマーキング、スケジューリング、輻輳回避、および分類について説明します。

「概要」

「untrusted ポートでのマーキング」

「trusted ポートでのマーキング」

「イーサネット入力ポートのスケジューリングおよび輻輳回避」

「受信キュー」

「入力スケジューリング」

「入力輻輳回避」

「レイヤ 3 スイッチング エンジンにおけるイーサネット入力ポートの分類」

概要

イーサネット ポートの信頼状態によって、受信したトラフィックのマーキング、スケジューリング、および分類をどのように行うか、また、輻輳回避を実行するかどうかが決まります。各ポートの信頼状態は、次のキーワードのうちの 1 つで設定できます。

untrusted (デフォルト)

trust-ipprec (レイヤ 3 スイッチング エンジン専用 ― ギガビット イーサネットを除いて 1q4t ポートではサポートされません)

trust-dscp (レイヤ 3 スイッチング エンジン専用 ― ギガビット イーサネットを除いて 1q4t ポートではサポートされません)

trust-cos


1q4t ポート上では(ギガビット イーサネットを除く)、trust-cos ポート キーワードを指定するとエラー メッセージが表示され、受信キューの廃棄スレッシュホールドがアクティブになり、(エラー メッセージで示されるように)トラフィックには trust-cos の信頼状態が適用されません。trust-cos 信頼状態を適用するには、入力トラフィックに対応する trust-cos ACL を設定する必要があります。


詳細については、「ポートの信頼状態の設定」を参照してください。

上記のポート設定キーワードに加えて、レイヤ 3 スイッチング エンジンでは、QoS は trust-ipprec trust-dscp 、および trust-cos ACE キーワードを使用します。ACE キーワードとポート キーワードを混同しないでください。

untrusted キーワードを指定して設定されたポートは、「untrusted ポート」と呼ばれます。 trust-ipprec trust-dscp 、または trust-cos キーワードを指定して設定されたポートは、「trusted(信頼性のある)ポート」と呼ばれます。QoS が入力ポートの輻輳回避を実行するのは、 trust-cos キーワードを指定して設定されたポートだけです。

入力ポートのマーキング、スケジューリング、および輻輳回避では、レイヤ 2 の CoS 値が使用されます。入力ポートでのマーキング、スケジューリング、および輻輳回避では、レイヤ 3 の IP precedence 値または DSCP 値は使用されません。また、設定も行われません。

untrusted ポートでのマーキング

QoS は untrusted ポート経由で受信したすべてのフレームに、ポート CoS 値(デフォルトは 0)をマーキングします。QoS は、untrusted ポートに対して入力ポート輻輳回避を実行しません。トラフィックはそのままスイッチング エンジンに送られます。

trusted ポートでのマーキング

ISL フレームが trusted ポートを経由してスイッチに入ると、QoS がユーザ フィールドの下位 3 ビットを CoS 値として受け入れます。802.1Q フレームが trusted ポートからスイッチに入ると、QoS がユーザ プライオリティ ビットを CoS 値として受け入れます。QoS は他のフレーム タイプで受信したすべてのトラフィックに、ポートの CoS 値を使用してマーキングします。

ポート CoS 値は各イーサネット ポートについて設定できます。詳細については、「ポート CoS 値の設定」を参照してください。

イーサネット入力ポートのスケジューリングおよび輻輳回避

QoS は、 untrusted trust-ipprec 、または trust-dscp キーワードを指定して設定されたポートに対して、入力ポート輻輳回避を実行しません。トラフィックはそのままスイッチング エンジンに送られます。

QoS では、CoS 値に基づく受信キュー廃棄スレッシュホールドを使用して、 trust-cos キーワードを指定して設定されたポートからスイッチに入るトラフィックの輻輳を回避します(詳細については ポートの信頼状態の設定 を参照)。

受信キュー

show port capabilities コマンドを入力すると、ポートのキュー構造が表示されます。コマンドにより、次のいずれかが表示されます。

rx-(1q8t) は、標準キューが 1 つ、設定可能なテール廃棄スレッシュホールドが 8 つという意味です。

rx-(1q2t) は、標準キューが 1 つ、設定可能、および設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドが 1 つずつという意味です。

rx-(1q4t) は、標準キューが 1 つ、設定可能なテール廃棄スレッシュホールドが 4 つという意味です。

rx-(1p1q4t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 1 つ、設定可能なテール廃棄スレッシュホールドが 4 つという意味です。

rx-(1p1q0t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 1 つ、設定不可能なスレッシュホールドが 1 つという意味です。

rx-(1p1q8t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 1 つ、設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドが 8 つという意味です( 1p1q8t ポート上の標準キューには、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドも 1 つあります)。

完全優先キューは、他のキューより優先的に処理されます。QoS は完全優先キュー内のトラフィックを処理してから、標準キューを処理します。QoS が標準キューを処理する場合、パケットの受信後、完全優先キューにトラフィックがあるかどうかを調べます。完全優先キュー内でトラフィックを検出すると、標準キューの処理を中断し、先に完全優先キュー内のすべてのトラフィックを処理してから、標準キューに戻ります。

入力スケジューリング

QoS は CoS 値に基づき、受信キューを利用してトラフィックのスケジューリングを行います。デフォルト設定では、PFC QoS は CoS 5 を持つすべてのトラフィックを(存在する場合)完全優先キューに割り当てます。PFC QoS は他のすべてのトラフィックを標準キューに割り当てます。完全優先キューが存在しない場合、PFC QoS はすべてのトラフィックを標準キューに割り当てます。

入力輻輳回避

trust-cos キーワードを指定して設定されているポートでは、QoS は CoS 値に基づく受信キュー廃棄スレッシュホールドを適用して、受信トラフィックの輻輳を回避します。デフォルトの CoS/スレッシュホールド マッピングについては、「QoS のデフォルト設定」を参照してください。


) 一部のポート タイプでは、CoS 値をキューにマッピングするか、またはキューとスレッシュホールドにマッピングして、テール廃棄と WRED 廃棄の両方のスレッシュホールドを使用するように、標準受信キューを設定できます。スイッチは、キューだけにマッピングされた CoS 値を伝送するトラフィックに対して、テール廃棄スレッシュホールドを使用します。WRED 廃棄スレッシュホールドの使用対象となるのは、キューとスレッシュホールドにマッピングされた CoS 値を伝送するトラフィックです。詳細については、「1p1q8t 受信キュー」を参照してください。


図49-10 に、 1q4t ポートの廃棄スレッシュホールドを示します。廃棄スレッシュホールドは他の設定でも同様に機能します。

図49-10 受信キューの廃棄スレッシュホールド

 

レイヤ 3 スイッチング エンジンにおけるイーサネット入力ポートの分類

untrusted trust-ipprec trust-dscp 、および trust-cos ポート キーワードを使用すると、レイヤ 3 スイッチング エンジンによってマーキングされるトラフィックを、ポート単位で分類できます。

trust-ipprec および trust-dscp キーワードは、レイヤ 3 スイッチング エンジンでのみサポートされ、ギガビット イーサネットを除く 1q4t ポート上ではサポートされていません。 1q4t ポート上では(ギガビット イーサネットを除く)、 trust-cos ポート キーワードを指定するとエラー メッセージが表示され、受信キューの廃棄スレッシュホールドがアクティブになり、(エラー メッセージで示されるように)トラフィックには trust-cos の信頼状態が適用されません。 trust-cos 信頼状態を適用するには、入力トラフィックに対応する trust-cos ACL を設定する必要があります。

ポート単位の分類に加えて、ポートの設定に関係なく、パケット単位でトラフィックを分類する ACE(IP および Internetwork Packet Exchange [IPX] トラフィックの場合、 名前付き IP ACL および 名前付き IPX ACL の作成または変更 を参照)、またはフレーム単位でトラフィックを分類する ACE(その他のトラフィックの場合、 名前付き MAC ACL の作成または変更 を参照)を作成できます( マーキング ルール を参照)。

ポート単位の分類に基づいてトラフィックをマーキングするには、 dscp ACE キーワードを指定した ACE とトラフィックが一致しなければなりません( マーキング ルール を参照)。デフォルト ACL 内の ACE のデフォルト設定には、 dscp ACE キーワードが指定されています。 表49-1 に、ポート単位の分類とそれによって実行されるマーキング ルールを示します。

 

表49-1 ポート単位の分類に基づくマーキング

ポート
キーワード
ACE
キーワード
マーキング ルール

untrusted

dscp

ACE で指定された内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。

trust-ipprec

dscp

IP トラフィックの場合、受信したレイヤ 3 IP precedence 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。その他のトラフィックの場合、受信したレイヤ 2 CoS 値またはポートのレイヤ 2 CoS 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。

(注) trust-ipprec ポート キーワードを指定すると、QoS は IP precedence ビットだけを使用します。DSCP 値を指定されたトラフィックが、 trust-ipprec ポート キーワードを設定したポートを介してスイッチに入ると、DSCP 値の上位 3 ビットが IP precedence 値として解釈され、残りの DSCP 値は無視されます。

trust-dscp

dscp

IP トラフィックの場合、受信したレイヤ 3 DSCP 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。その他のトラフィックの場合、受信したレイヤ 2 CoS 値またはポートのレイヤ 2 CoS 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。

trust-cos

dscp

受信したレイヤ 2 CoS 値またはポートのレイヤ 2 CoS 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。

QoS は、設定可能なマッピング テーブルを使用して内部 DSCP および出力 DSCP を設定します。DSCP は、それぞれ 3 ビット値である CoS と IP precedence からなる 6 ビット値です(詳細については 内部 DSCP 値 および DSCP 値マッピングの設定 を参照)。

レイヤ 3 スイッチング エンジンにおける分類、マーキング、およびポリシング


) レイヤ 3 スイッチング エンジンを使用する Catalyst 6500 シリーズ スイッチが QoS を実行するのは、フレーム タイプが Ethernet_II、Ethernet_802.3、Ethernet_802.2、および Ethernet_SNAP の場合に限られます。


ここではレイヤ 3 スイッチング エンジンにおける分類、マーキング、およびポリシングについて説明します。

「内部 DSCP 値」

「ACL」

「名前付き ACL」

「デフォルトの ACL」

「マーキング ルール」

「ポリサー」

「PFC2 のポリシング決定」

「PFC3 のポリシング決定」

「ACL の付加」

「PFC3 の出力 DSCP 変換」

「レイヤ 3 スイッチング エンジンの最終 CoS 値と ToS 値」


) レイヤ 3 スイッチング エンジンでの分類には、レイヤ 2、3、および 4 の値が使用されます。レイヤ 3 スイッチング エンジンでのマーキングには、レイヤ 2 の CoS 値およびレイヤ 3 の IP precedence 値または DSCP 値が使用されます。


内部 DSCP 値

ここでは、内部 DSCP 値について説明します。

「内部 DSCP の作成元」

「出力 DSCP および CoS の作成元」

内部 DSCP の作成元

すべてのトラフィック(非 IP トラフィックを含む)のプライオリティは、処理中、内部 DSCP 値で表されます。QoS は、次のものに基づいて内部 DSCP 値を作成します。

trust-cos トラフィックの場合、受信したレイヤ 2 CoS 値またはポートのレイヤ 2 CoS 値(untrusted ポートからのトラフィックには、ポートの CoS 値が使用されます。untrusted ポートからのトラフィックが trust-cos ACL と一致する場合は、QoS はポートの CoS 値から内部 DSCP 値を作成します)

trust-ipprec トラフィックの場合、受信した IP precedence

trust-dscp トラフィックの場合、受信した DSCP 値

untrusted トラフィックの場合、ポートの CoS または設定された DSCP 値

トラフィックの信頼状態は、一致する ACE で特に設定されていないかぎり、入力ポートの信頼状態と同じです。


trust-cos ACL は、untrusted ポートからのトラフィックで受信した CoS を復元できません。untrusted ポートからのトラフィックには、常にポート CoS 値が含まれます。


QoS は、設定可能なマッピング テーブルを使用して 6 ビットの内部 DSCP 値を作成します。DSCP は、それぞれ 3 ビット値である CoS または IP precedence からなる 6 ビット値です(詳細については 受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング または 受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング を参照)。

出力 DSCP および CoS の作成元

出力 IP トラフィックについては、QoS は内部 DSCP 値(IP precedence の値と同じ値に設定できる)から ToS バイトを作成し、出力ポートに送信します。その ToS バイトが IP パケットに書き込まれます。 trust-dscp および untrusted IP トラフィックの場合、ToS バイトには、受信した ToS バイトの下位 2 ビットが含まれます。

すべての出力トラフィックについて、QoS は、設定可能なマッピング テーブルを使用して、トラフィックと対応付けられた内部 DSCP 値から CoS 値を作成します( 内部 DSCP 値と出力 CoS 値のマッピング を参照)。QoS はイーサネット出力ポートに CoS 値を送信し、それがスケジューリングに使用され、ISL フレームと 802.1Q フレームに書き込まれます。

ACL

QoS は、ACE からなる ACL を使用します。ACE は、分類基準、マーキング ルール、およびポリサーを指定します。QoS は受信したトラフィックと ACL 内の ACE を、一致するまで比較します。トラフィックが ACE に指定された分類基準と一致すると、QoS は ACE の指定に従ってパケットのマーキングとポリシングを行い、それ以上は比較を行いません。

ACL には、IP(レイヤ 3 スイッチング エンジンでの場合)、IPX、および MAC の 3 つのタイプがあります。QoS は各タイプ(IP、IPX、および MAC)のトラフィックを対応する ACL タイプとだけ比較します( 表49-2 を参照)。

 

表49-2 サポートする Ethertype フィールド値

ACL タイプ
Ethertype フィールド値
プロトコル

IP

0x0800

IP

IPX 1

0x8137 および 0x8138

IPX

MAC 2

0x0600 および 0x0601

XNS

0x0BAD および 0x0BAF

Banyan VINES

0x6000 ~ 0x6009 および 0x8038 ~ 0x8042

DECnet

0x809b および 0x80f3

AppleTalk

1.PFC3 は、IPX トラフィックには QoS を提供しません。

2.Ethertype パラメータを含まない QoS MAC ACL は、Ethertype フィールドのどの値を持つトラフィックとも一致します。したがって、IP および IPX を除く任意のトラフィックに、MAC レベルの QoS を適用できます。

QoS は、ユーザが作成した 名前付き ACL(ACE が順番に並べられたリストで構成されている)、およびユーザ側で設定できる デフォルト の ACL(ACE が 1 つだけ指定されている)をサポートしています。

名前付き ACL

新しい ACL 名を指定して ACE を入力すると、名前付き ACL が作成されます。既存の ACL 名を指定して ACE を入力すると、既存の ACL に ACE が追加されます。

名前付き ACL 内の ACE ごとに、分類基準を指定できます。分類基準は、具体的な値にすることも、ワイルドカードを使用することもできます(詳細については ACL の作成または変更 を参照)。

ここでは、名前付き ACL に指定できる分類基準について説明します。

「IP ACE レイヤ 3 の分類基準」

「IP ACE レイヤ 4 プロトコルの分類基準」

「IP ACE レイヤ 4 TCP の分類基準」

「IP ACE レイヤ 4 UDP の分類基準」

「IP ACE レイヤ 4 ICMP の分類基準」

「IP ACE レイヤ 4 IGMP の分類基準」

「IPX ACE の分類基準」

「MAC ACE レイヤ 2 の分類基準」

IP ACE レイヤ 3 の分類基準

次のレイヤ 3 パラメータを指定すると、特定のレイヤ 3 値を持つトラフィックと一致する IP ACE を作成できます( 名前付き IP ACL を参照)。

IP 送信元アドレスおよびマスク。具体的な値として入力するか、 any キーワードを指定するか、または host キーワードおよびホスト アドレスを指定します。

IP 宛先アドレスおよびマスク。具体的な値として入力するか、 any キーワードを指定するか、または host キーワードおよびホスト アドレスを指定します。

DSCP 値(0 ~ 63)、数値(0 ~ 7)で指定した IP precedence、または次のキーワードで指定した IP precedence

Network (IP precedence 7)

Internet (IP precedence 6)

Critical (IP precedence 5)

Flash-override (IP precedence 4)

Flash (IP precedence 3)

Immediate (IP precedence 2)

Priority (IP precedence 1)

Routine (IP precedence 0)


) DSCP または IP precedence 値パラメータが指定されていない IP ACE は、すべての DSCP または IP precedence 値と一致します。


IP ACE レイヤ 4 プロトコルの分類基準

レイヤ 4 プロトコル パラメータを指定すると、特定のレイヤ 4 プロトコル トラフィックと一致する IP ACE を作成できます( その他のレイヤ 4 プロトコル用の IP ACL を参照)。プロトコルは、数字(0 ~ 255)または次のキーワードで指定します。 ahp (51)、 eigrp (88)、 esp (50)、 gre (47)、 igrp (9)、 icmp (1)、 igmp (2)、 igrp (9)、 ip (0)、 ipinip (4)、 nos (94)、 ospf (89)、 pcp (108)、 pim (103)、 tcp (6)、 udp (17)です。


) レイヤ 4 プロトコル パラメータが指定されていない IP ACE、または ip キーワードが指定されている IP ACE は、すべての IP トラフィックと一致します。


IP ACE レイヤ 4 TCP の分類基準

TCP の送信元ポート、宛先ポート、またはその両方のパラメータを指定することにより、特定の TCP ポートのトラフィックと一致する TCP ACE を作成できます(詳細については TCP トラフィック用の IP ACE を参照)。

TCP ポート パラメータは数字(0 ~ 65535)または次のキーワードで指定します。

 

キーワード
ポート
キーワード
ポート
キーワード
ポート
キーワード
ポート

bgp

179

ftp

21

lpd

515

telnet

23

chargen

19

ftp-data

20

nntp

119

time

37

daytime

13

gopher

70

pop2

109

uucp

540

discard

9

hostname

101

pop3

110

whois

43

domain

53

irc

194

smtp

25

www

80

echo

7

klogin

543

sunrpc

111

finger

79

kshell

544

tacacs

49


) レイヤ 4 TCP ポート パラメータが指定されていない TCP ACE は、すべての TCP トラフィックと一致します。


IP ACE レイヤ 4 UDP の分類基準

UDP ポート パラメータを指定することにより、特定の UDP 送信元ポート、宛先ポート、またはその両方のポートのトラフィックと一致する UDP ACE を作成できます。詳細については、「UDP トラフィック用の IP ACE」を参照してください。

UDP ポート パラメータは数字(0 ~ 65535)または次のキーワードで指定します。

 

キーワード
ポート
キーワード
ポート
キーワード
ポート
キーワード
ポート

biff

512

echo

7

rip

520

talk

517

bootpc

68

mobile-ip

434

snmp

161

tftp

69

bootps

67

nameserver

42

snmptrap

162

time

37

discard

9

netbios-dgm

138

sunrpc

111

who

513

dns

53

netbios-ns

137

syslog

514

xdmcp

177

dnsix

195

ntp

123

tacacs

49


) レイヤ 4 UDP ポート パラメータが指定されていない UDP ACE は、すべての UDP トラフィックと一致します。


IP ACE レイヤ 4 ICMP の分類基準

Internet Control Management Protocol(ICMP)タイプ、さらに任意で ICMP コードを指定することにより、特定の ICMP メッセージが含まれているトラフィックと一致する ICMP ACE を作成できます。詳細については、「ICMP トラフィック用の IP ACE」を参照してください。

ICMP タイプとコードは数字(0 ~ 255)または次のキーワードで指定します。

 

キーワード
タイプ
コード
キーワード
タイプ
コード

administratively-prohibited

3

13

net-tos-unreachable

3

11

alternate-address 3

6

--

net-unreachable

3

0

conversion-error

31

0

network-unknown

3

6

dod-host-prohibited

3

10

no-room-for-option

12

2

dod-net-prohibited

3

9

option-missing

12

1

echo

8

0

packet-too-big

3

4

echo-reply

0

0

parameter-problem

12

0

general-parameter-problem 1

12

--

port-unreachable

3

3

host-isolated

3

8

precedence-unreachable

3

15

host-precedence-unreachable

3

14

protocol-unreachable

3

2

host-redirect

5

1

reassembly-timeout

11

1

host-tos-redirect

5

3

redirect1

5

--

host-tos-unreachable

3

12

router-advertisement

9

0

host-unknown

3

7

router-solicitation

10

0

host-unreachable

3

1

source-quench

4

0

information-reply

16

0

source-route-failed

3

5

information-request

15

0

time-exceeded1

11

--

mask-reply

18

0

timestamp-reply

14

0

mask-request

17

0

timestamp-request

13

0

mobile-redirect

32

0

traceroute

30

0

net-redirect

5

0

ttl-exceeded

11

0

net-tos-redirect

5

2

unreachable1

3

--

3.すべてのコード値と一致


) レイヤ 4 ICMP のタイプ パラメータだけを指定した ICMP ACE は、そのタイプ値に対応するすべてのコード値と一致します。レイヤ 4 ICMP のタイプおよびコード パラメータが指定されていない ICMP ACE は、すべての ICMP トラフィックと一致します。


IP ACE レイヤ 4 IGMP の分類基準

IGMP のタイプ パラメータを指定すると、特定の IGMP メッセージが含まれているトラフィックと一致する IGMP ACE を作成できます(詳細については IGMP トラフィック用の IP ACE を参照)。プロトコルは、数字(0 ~ 255)または次のキーワードで指定します。 host-query (1)、 host-report (2)、 dvmrp (3)、 pim (4)、 trace (5)です。


) • IGMP スヌーピングがイネーブルの場合、QoS はマルチキャスト トラフィックをサポートしています。

IGMP スヌーピングがイネーブルの場合、QoS は IGMP トラフィックをサポートしていません。

QoS は、バージョン 1 の 4 ビットの Type フィールドを使用した IGMP 分類をサポートしています。

レイヤ 4 IGMP タイプ パラメータが指定されていない IGMP ACE は、すべての IGMP トラフィックと一致します。


 

IPX ACE の分類基準


) PFC3 は、IPX トラフィックには QoS を提供しません。MAC ACL を使用して IPX トラフィックをフィルタリングする方法の詳細については、「MAC ACE レイヤ 2 の分類基準」を参照してください。


次のパラメータを指定すると、特定の IPX トラフィックと一致する IPX ACE を作成できます( 名前付き IPX ACL の作成または変更 を参照)。

IPX 送信元ネットワーク(-1 はすべてのネットワーク番号と一致)

プロトコル。数字(0 ~ 255)またはキーワードで指定します。 any ncp (17)、 netbios (20)、 rip (1)、 sap (4)、 spx (5)です。

IPX ACE は、次のオプション パラメータをサポートしています。

IPX 宛先ネットワーク(-1 はすべてのネットワーク番号と一致)

IPX 宛先ネットワークを指定した場合、IPX ACE は次のオプション パラメータをサポートしています。IPX 宛先ネットワーク マスク(-1 はすべてのネットワーク番号と一致)、IPX 宛先ノード、および IPX 宛先ノード マスクです。

MAC ACE レイヤ 2 の分類基準

次のレイヤ 2 パラメータを指定すると、特定のイーサネット トラフィックと一致する MAC ACE を作成できます( 名前付き MAC ACL の作成または変更 を参照)。

イーサネット送信元アドレス、宛先アドレス、およびマスク。具体的な値として入力するか、 any キーワードを指定するか、または host キーワードおよびホスト イーサネット アドレスを指定します。

任意で次のリストに含まれる Ethertype パラメータ

0x809B(または ethertalk

0x80F3(または aarp

0x6001(または dec-mop-dump

0x6002(または dec-mop-remote-console

0x6003(または dec-phase-iv

0x6004(または dec-lat

0x6005(または dec-diagnostic-protocol

0x6007(または dec-lavc-sca

0x6008(または dec-amber

0x6009(または dec-mumps

0x8038(または dec-lanbridge

0x8039(または dec-dsm

0x8040(または dec-netbios

0x8041(または dec-msdos

0x8042(キーワードなし)

0x0BAD(キーワードなし)

0x0baf(または banyan-vines-echo

0x0600(または xerox-ns-idp

PFC3A では、任意で次のリストに含まれる Ethertype パラメータ

0x8137(または ipx-arpa

非 ARPA IPX では 0xffff

Ethertype パラメータを含まない QoS MAC ACL は、Ethertype フィールドのどの値を持つトラフィックとも一致します。したがって、IP および IPX を除く任意のトラフィックに、MAC レベルの QoS を適用できます。

デフォルトの ACL

IP、さらにレイヤ 3 スイッチング エンジンでは IPX および MAC トラフィックに 1 つずつ、3 種類のデフォルト ACL があります。各 ACL には、設定可能なマーキング ルールと設定可能なポリサーを指定した ACE が 1 つだけあります。デフォルトの ACL には、すべてのトラフィックと一致する分類基準があります。この分類基準を設定することはできません。QoS は、サポート対象の Ethertype フィールド値を持ちながら、名前付き ACL と一致しないトラフィックをデフォルトの ACL と比較します。一致しない IP トラフィックは、デフォルトの IP ACL と一致します。一致しない IPX トラフィックは、デフォルトの IPX ACL と一致します。一致しないイーサネット トラフィックは、デフォルトの MAC ACL と一致します。


) デフォルトの ACL がすべてのトラフィックと一致するので、すべてのトラフィックは ACL 内の 1 つの ACE(名前付き ACL 内の ACE またはデフォルト ACL のいずれか)と一致します。


マーキング ルール


) PFC2 は、IPX または MAC トラフィックをマーキングできません。PFC3 は、IPX トラフィックに QoS を提供しません。


マーキング ルールでは、トラフィックが ACE のフィルタリング パラメータと一致したときに、QoS がトラフィックをどのようにマーキングするかを指定します( ACE 名、マーキング ルール、ポリシング、およびフィルタリングの構文 を参照)。QoS は、4 種類のマーキング ルールをサポートしています。このマーキング ルールは、 trust-dscp trust-ipprec trust-cos 、および dscp の 4 つの ACE キーワードで指定されます。各 ACE に、キーワードをどれか 1 つ指定します。

マーキング ルールは次のとおりです。

trust-dscp (IP ACL 専用) ― 受信した DSCP 値に基づいて内部 DSCP および出力 DSCP を設定するように、QoS に指示します(詳細については 内部 DSCP 値 を参照)。

trust-ipprec (IP ACL 専用) ― 受信した IP precedence 値に基づいて内部 DSCP および出力 DSCP を設定するように、QoS に指示します。


trust-ipprec ポート キーワードを指定すると、QoS は IP precedence ビットだけを使用します。DSCP 値を指定されたトラフィックが、trust-ipprec ポート キーワードを設定したポートを介してスイッチに入ると、DSCP 値の上位 3 ビットが IP precedence 値として解釈され、残りの DSCP 値は無視されます。


trust-cos (PFC2 では IPX および MAC を除くすべての ACL、PFC3 では IPX を除くすべての ACL) ― 受信した CoS 値またはポートの CoS 値に基づいて内部 DSCP および出力 DSCP を設定するように、QoS に指示します。 trust-cos キーワードを使用して設定されたポートからのトラフィックでは、QoS は ISL フレームおよび 802.1Q フレームで受信した CoS 値を使用します。それ以外の場合、QoS はポートで設定されている CoS 値を使用します(デフォルト値は 0)。

dscp (PFC2 では IPX および MAC を除くすべての ACL、PFC3 では IPX を除くすべての ACL) ― ポートの trust キーワードの指定に従ってトラフィックをマーキングするように、QoS に指示します。

trust-dscp ポート キーワードを使用して設定された入力ポートからの IP トラフィックでは、 dscp ACE キーワードが指定されていることにより、QoS は受信した DSCP 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。非 IP トラフィックの場合、QoS は受信した CoS 値またはポートの CoS 値に基づいて、DSCP を設定します。

trust-ipprec ポート キーワードを使用して設定された入力ポートからの IP トラフィックでは、 dscp ACE キーワードが指定されていることにより、QoS は受信した IP precedence 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。非 IP トラフィックの場合、QoS は受信した CoS 値またはポートの CoS 値に基づいて DSCP 値を設定します。

trust-cos ポート キーワードを使用して設定された入力ポートからの IP トラフィックでは、 dscp ACE キーワードが指定されていることにより、QoS は受信した CoS 値またはポート CoS 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。

untrusted ポート キーワードを使用して設定された入力ポートからの IP トラフィックでは、 dscp ACE キーワードが指定されていることにより、QoS は ACE の DSCP 値に基づいて内部 DSCP 値および出力 DSCP 値を設定します。


) デフォルト ACL 内の ACE のデフォルト設定には、ポート単位のトラフィック分類をサポートしている dscp ACE キーワードが指定されています。デフォルト値を使用すると、デフォルト ACL 内の ACE が、untrusted ポート キーワードを使用して設定された入力ポートからのトラフィックに、DSCP ゼロを適用します。


QoS は、設定可能なマッピング テーブルを使用して DSCP 値を設定します。DSCP 値は、それぞれ 3 ビット値である CoS と IP precedence からなる 6 ビット値です(詳細については 受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング および 受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング を参照)。

ポリサー

名前付きポリサーを作成し、帯域幅利用限度を指定できます。ACE にポリサー名を指定することにより、この限度をトラフィックに適用できます(詳細については ポリサーの作成 を参照)。

ポリシングでは、トークン バケット方式が使用されます。パケットが到着したとき、そのパケットのサイズ(バイト単位)がバケット レベルに加算されます。0.25 ミリ秒ごとに、トークン レートに等しい値がバケット レベルから差し引かれます。

帯域幅利用限度は、平均速度および最大バースト サイズで指定します。このような限度を超えるパケットは、「不適合」となります。トラフィックが平均速度で流れ、バースト サイズを超えないかぎりそのトラフィックは適合です。

PFC および PFC2 では、ポリシング レートはレイヤ 3 パケット サイズを使用します。PFC3 では、ポリシング レートはレイヤ 2 フレーム サイズを使用します。

各ポリサーで、不適合パケットを廃棄するのか、それとも新しい DSCP 値を適用するのかを指定します(新しい DSCP 値を適用することを「マークダウン」といいます)。不適合パケットは、元のプライオリティを維持しないので、適合パケットが消費した帯域幅の一部とはみなされません。

QoS はすべてのポリサーで、設定可能なテーブルを使用し、受信した DSCP 値をマークダウンされる DSCP 値にマッピングします(詳細については DSCP マークダウン値のマッピングを参照)。マークダウンが発生すると、QoS はこのテーブルからマークダウンされる DSCP 値を取得します。ユーザが個々のポリサーで、マークダウンされる DSCP 値を指定することはできません。


) デフォルトでは、マークダウンが発生しないようにマークダウン テーブルが設定されます。マークダウン DSCP 値は受信 DSCP 値と同じです。マークダウンを可能にするには、ネットワークに合わせてテーブルを適切に設定します。


ポリサーを作成するときには、ポリサーごとに固有の名前を付け、その名前を使用して、ACE にポリサーを組み込みます。同じポリサーを複数の ACE で使用できます。

次のポリサーを作成できます。

マイクロフロー(microflow) ― QoS は、マイクロフロー ポリサーで指定された帯域幅限度を、そのマイクロフロー ポリサーを使用する ACE と一致するフローごとに個別に適用します。最大 63 のマイクロフロー ポリサーを作成できます。

集約(aggregate) ― QoS は、集約ポリサーで指定された帯域幅限度を、その集約ポリサーを使用する ACE と一致するすべてのフローに累積方式で適用します。最大 1023 の集約ポリサーを作成できます。

PFC2 および PFC3A では、標準レートおよび超過レートのデュアル レート集約ポリサーを指定できます。

標準レート ― このレートを超えるパケットがマークダウンされます。

超過レート ― このレートを超えるパケットは、マークダウンされるか、廃棄指示フラグの指定に従って廃棄されます。


) 廃棄指示フラグは、超過レート ポリサーに適用され、標準レート ポリサーには設定できません。標準レート集約ポリサーに対する廃棄指示フラグの効果を実現するには、超過レートを標準レートと同じに設定し、廃棄指示フラグを設定します。または、超過レートを指定せずに標準レートを設定すると、廃棄指示フラグが使用可能状態であれば、自動的に超過レートが標準レートと同じに設定されます。


各 ACE にマイクロフロー ポリサーおよび集約ポリサーの両方を含めると、単独の帯域幅使用率と、他のフローと合算された帯域幅使用率の両方に基づいて、フローのポリシングを行うことができます。

たとえば、グループの個々のフローに適した帯域幅限度を設定して、[group_individual] というマイクロフロー ポリサーを作成し、さらにグループ全体として適切な帯域幅限度を設定して、[group_all] という集約ポリサーを作成できます。グループのトラフィックと一致する ACE に、この両方のポリサーを含めます。この組み合わせは、個々のメンバーには個別に作用し、グループには累積方式で作用します。

ACE にマイクロフロー ポリサーおよび集約ポリサーの両方が含まれている場合、QoS はどちらかのポリサーに基づいて不適合ステータスに対応し、ポリサーの指定に従って新しい DSCP 値を適用するか、またはパケットを廃棄します。両方のポリサーから不適合ステータスが返され、かつどちらかのポリサーでパケットの廃棄が指定されている場合、パケットは廃棄されます。それ以外の場合は、新しい DSCP 値が適用されます。

ポリサーの作成時には、次の注意事項に従ってください。

IP ACE には、マイクロフロー ポリサーを指定できます。マイクロフロー ポリサーは、IPX または MAC の ACE には指定できません。IPX および MAC の ACE がサポートしているのは集約ポリサーだけです。

デフォルトの設定では、マイクロフロー ポリサーは、ブリッジド トラフィックには影響しません。ブリッジド トラフィックのマイクロフロー ポリシングをイネーブルにするには、 set qos bridged-microflow-policing コマンドを入力します(詳細については ブリッジド トラフィックに対するマイクロフロー ポリシングのイネーブル化およびディセーブル化 を参照)。

Layer 3 Switching Engine II では、マイクロフロー ポリシングを実行する場合には、ブリッジド トラフィックのマイクロフロー ポリシングをイネーブルにする必要があります。

MSFC では、QoS は Multilayer Switching(MLS; マルチレイヤ スイッチング)候補フレームに対してマイクロフロー ポリサーを適用しません(MSFC2 は候補フレームおよびイネーブル フレームを使用しません)。

結果が矛盾しないように、同じ集約ポリサーを備えている ACE は、すべて同じ ACE キーワードを使用する必要があります。ACE は、 trust-dscp trust-ipprec trust-cos 、および dscp の 4 つの ACE キーワードで指定されます。ACE が dscp キーワードを使用する場合は、ACE に一致するトラフィックはすべて、同じポート キーワードが設定されたポートを通過する必要があります。ポートは、 trust-dscp trust-ipprec trust-cos 、および untrusted の 4 つのポート キーワードで指定されます。ACL を VLAN に付加する場合、VLAN 内のすべてのポートを、同じポート キーワードを使用して設定する必要があります。

PFC2 のポリシング決定

PFC2 では、ポリシング決定は次の 2 レベルからなります。

標準ポリシング レベル ― マイクロフロー ポリサーまたは集約標準レート ポリサーで不適合の決定が返される場合に設定

超過ポリシング レベル ― 集約超過レート ポリサーで不適合の決定が返される場合に設定

超過レート集約ポリサーで不適合の決定が返され、かつ廃棄指示フラグが設定されている場合、またはマイクロフロー ポリサーで不適合の決定が返され、かつ廃棄指示フラグが設定されている場合には、パケットは廃棄されます。

超過ポリシング レベルを設定すると、超過 DSCP マッピングを使用して、元の DSCP 値がマークダウンされる値に置き換えられます。標準ポリシング レベルだけを設定すると、標準 DSCP マッピングが使用されます。両方のポリシング レベルが設定されている場合には、超過ポリシング レベルのマッピング ルールが優先されます。超過ポリシング レベルは最悪の不適合違反を表すためです。

PFC3 のポリシング決定

PFC2 のポリシング決定に加えて、PFC3 は出力 QoS をサポートしています。ここでは、PFC3 のポリシング決定について説明します。

「ハードウェア転送された LAN トラフィックのポリシング」

「ソフトウェア転送された LAN トラフィックのポリシング」

「ソフトウェア転送された WAN トラフィックのポリシング」

ハードウェア転送された LAN トラフィックのポリシング

ハードウェア転送された LAN トラフィック(PFC3 によって転送されたトラフィック)は、入力と出力の両方のポリシング ルールで処理されます。LAN トラフィックが入力と出力の両方のポリシング ルールで処理される場合、QoS は両ルールを同時に評価し、最も厳しいルールを適用します。ポリシング ルールは同時に評価されるため、入力ポリシング ルールからのマークダウンが出力ポリシングのマークダウンの基礎として使用されることはありません。

ソフトウェア転送された LAN トラフィックのポリシング

ソフトウェア転送された LAN トラフィック(MSFC によりソフトウェアで転送された LAN トラフィック)は、入力と出力の両方のポリシング ルールで処理されます。ソフトウェア転送されたトラフィックが入力と出力の両方のポリシング ルールで処理される場合、QoS はルールを順番に評価します。入力ポリシング ルールからのマークダウンを、出力ポリシングのマークダウンの基礎として使用できます。

ソフトウェア転送された WAN トラフィックのポリシング

PFC3 は、ソフトウェア転送された WAN トラフィックで出力 QoS を提供できます。ソフトウェア転送された WAN トラフィックは出力ポリシング ルールでのみ処理されます。

ACL の付加

各ポートをポートベースの QoS(デフォルト)または VLAN ベースの QoS 対応として設定し( ポートベースまたは VLAN ベース QoS のイネーブル化 を参照)、特定のインターフェイスに ACL を付加できます( インターフェイスへの ACL の付加 を参照)。各ポートおよび VLAN に各タイプ(IP、IPX、イーサネット)を 1 つずつ、合計 3 つまで名前付き ACL を付加できます。

VLAN ベースの QoS 対応として設定されたポートでは、次のように名前付き ACL をポートの VLAN に付加できます。トランクの場合、次のように、トランクで認められる任意の VLAN に名前付き ACL を付加できます。

VLAN ベースの QoS 対応として設定されたポートでは、そのポート経由で受信したトラフィックが、そのポートの VLAN に付加されているすべての名前付き ACL と比較されます。ポートの VLAN に名前付き ACL を結合しなかった場合、またはトラフィックが名前付き ACL 内の ACE と一致しなかった場合、QoS はポート経由で受信したトラフィックをデフォルトの ACL と比較します。

VLAN ベースの QoS 対応として設定されたトランクでは、そのポート経由で受信したトラフィックが、そのトラフィックの VLAN に付加されているすべての名前付き ACL と比較されます。名前付き ACL が付加されていない VLAN のトラフィックの場合、またはトラフィックが名前付き ACL 内の ACE と一致しなかった場合、QoS はトラフィックをデフォルトの ACL と比較します。

ポートベースの QoS 対応として設定されたポートでは、次のように名前付き ACL をポートに付加できます。

ポートベースの QoS 対応として設定されたポートでは、そのポート経由で受信したトラフィックが、そのポートに付加されているすべての名前付き ACL と比較されます。ポートに名前付き ACL を結合しなかった場合、またはトラフィックが名前付き ACL 内の ACE と一致しなかった場合、QoS はポート経由で受信したトラフィックをデフォルトの ACL と比較します。

ポートベースの QoS 対応として設定されたトランクでは、ポート経由で受信したすべての VLAN のトラフィックが、そのポートに付加されているすべての名前付き ACL と比較されます。ポートに名前付き ACL を結合しなかった場合、またはトラフィックが名前付き ACL 内の ACE と一致しなかった場合、QoS はポート経由で受信したトラフィックをデフォルトの ACL と比較します。

PFC3 では、入力および出力 QoS を設定できます。入力 QoS を設定するには、 input キーワードにより QoS ACL をポートおよび VLAN に付加します。出力 QoS を設定するには、 output キーワードにより QoS ACL を VLAN に付加します。出力 QoS は、ポート ベースの QoS(デフォルト)または VLAN ベースの QoS 設定を使用しません。

PFC3 の出力 DSCP 変換

PFC3 は、マップ ベースの出力 DSCP 変換をサポートしています。最大 15 個の DSCP/DSCP 変換マップを設定し、そのマップを VLAN に適用できます。QoS は VLAN 内の出力トラフィックで内部 DSCP 値をリマークします。

レイヤ 3 スイッチング エンジンの最終 CoS 値と ToS 値

レイヤ 3 スイッチング エンジンでは、トラフィックと一致する ACE に指定されたマーキング ルールおよびポリサーの指定に従って、QoS が CoS 値および ToS 値をトラフィックに対応付けます( 内部 DSCP 値 を参照)。対応付けられた CoS および ToS は、イーサネット出力ポートで使用されます( イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング を参照)。

PFC3A では QoS を設定して、マーキングおよびポリシングにより作成した DSCP の代わりに、出力 ToS バイト内で受信した DSCP 値を使用できます。

レイヤ 2 スイッチング エンジン搭載の Supervisor Engine 1 における分類およびマーキング

レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 の場合、QoS は特定の MAC アドレス/VLAN ペア宛てのトラフィックを分類し、設定された CoS 値を使用してマーキングすることができます(詳細については QoS の用語 および ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアへの CoS 値のマッピング を参照)。


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 での分類およびマーキングには、レイヤ 2 の CoS 値が使用されます。レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 の分類およびマーキングでは、レイヤ 3 の IP precedence 値または DSCP 値を使用することも設定することもありません。


イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング

ここでは、イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキングについて説明します。

「概要」

「送信キュー」

「スケジューリングおよび輻輳回避」

「マーキング」

概要

QoS は送信キューを使用して、CoS 値に基づいてトラフィックをスケジューリングし、CoS 値に基づく送信キュー廃棄スレッシュホールドを使用して、イーサネット ポートから送信されるトラフィックの輻輳を回避します。


) イーサネット出力ポートのスケジューリングおよび輻輳回避では、レイヤ 2 の CoS 値が使用されます。イーサネット出力ポートのマーキングでは、レイヤ 2 の CoS 値を書き込み、さらに IP トラフィックの場合は、レイヤ 3 の ToS バイトを書き込みます。


送信キュー

show port capabilities コマンドを入力すると、ポートのキュー構造が表示されます。コマンドにより、次のいずれかが表示されます。

tx-(2q2t) は、標準キューが 2 つあり、それぞれに設定可能なテール廃棄スレッシュホールドが 2 つあるという意味です。

tx-(1p2q1t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 2 つあり、それぞれに設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドが 1 つあるという意味です( 1p2q1t ポート上の各標準キューには、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドも 1 つずつあります)。

tx-(1p2q2t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 2 つあり、それぞれに設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドが 2 つあるという意味です。

tx-(1p3q1t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 3 つあり、それぞれに設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドが 1 つあるという意味です( 1p3q1t ポート上の各標準キューには、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドも 1 つずつあります)。

tx-(1p3q8t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 3 つあり、それぞれに設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドが 8 つあるという意味です( 1p3q8t ポート上の各標準キューには、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドも 1 つずつあります)。

tx-(1p7q8t) は、完全優先キューが 1 つ、標準キューが 7 つあり、それぞれに設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドが 8 つあるという意味です( 1p7q8t ポート上の各標準キューには、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドも 1 つずつあります)。

完全優先キューを持つポート タイプでは、スイッチは完全優先送信キュー内のトラフィックを処理してから標準キューを処理します。スイッチが標準キューを処理する場合、パケットの送信後、完全優先キューにトラフィックがあるかどうかを調べます。完全優先キュー内でトラフィックを検出すると、標準キューの処理を中断し、先に完全優先キュー内のすべてのトラフィックを処理してから、標準キューに戻ります。

スケジューリングおよび輻輳回避

QoS は CoS 値ベースの送信キュー廃棄スレッシュホールドを実装し、送信トラフィックにおける輻輳を回避します。デフォルトの CoS/スレッシュホールド マッピングについては、「QoS のデフォルト設定」を参照してください。

一部のポート タイプでは、設定不可能な 100% テール廃棄スレッシュホールドと設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドの両方を使用するように、各標準送信キューを設定できます( 1p3q1t 送信キュー および 1p2q1t、1p3q8t、および 1p7q8t 送信キュー を参照)。スイッチは、キューだけにマッピングされた CoS 値を伝送するトラフィックに対して、テール廃棄スレッシュホールドを使用します。WRED 廃棄スレッシュホールドの使用対象となるのは、キューとスレッシュホールドにマッピングされた CoS 値を伝送するトラフィックです。

マーキング

スイッチからトラフィックが送信されると、QoS は IP トラフィックに ToS バイトを書き込み(レイヤ 3 スイッチング エンジンの場合のみ)、スケジューリングと輻輳回避に使用された CoS 値を ISL トラフィックまたは 802.1Q トラフィックに書き込みます(詳細については レイヤ 3 スイッチング エンジンの最終 CoS 値と ToS 値 を参照)。

QoS 統計データのエクスポート

QoS 統計データのエクスポート機能は、ポート単位および集約ポリサー単位で利用状況の情報を生成し、この情報を UDP パケットでトラフィックのモニタ、プランニング、またはアカウンティング アプリケーションに転送します。QoS 統計データのエクスポートは、ポート単位および集約ポリサー単位でイネーブルにできます。ポート単位で生成される統計データは、入出力パケット数とバイトで構成されます。集約ポリシング統計情報は、許可されたパケット数およびポリシング レートを超えるパケット数で構成されます。

QoS 統計データの収集は固定されたインターバルで定期的に発生しますが、データをエクスポートするインターバルは設定可能です。QoS 統計データの収集はデフォルトでイネーブルに設定されており、データ エクスポート機能は、すべてのポートと Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上で設定されている集約ポリシングに対して、デフォルトでディセーブルに設定されています。


) • ポート単位のカウンタ情報および利用状況の統計情報は、ATM ポートでは使用できません。

QoS 統計データのエクスポートは、TopN および NetFlow Data Export(NDE;NetFlow データ エクスポート)とは完全に別個のもので、これらの機能と相互作用することはありません。


 

QoS 統計データ エクスポートの設定手順については、「QoS 統計データ エクスポートの設定」を参照してください。

QoS のデフォルト設定

表49-3 に、QoS のデフォルト設定を示します。

 

表49-3 QoS のデフォルト設定

機能
デフォルト値

QoS イネーブル ステート

ディセーブル

(注) QoS がイネーブルで他のすべての QoS パラメータがデフォルト値の場合、QoS はスイッチから送信されたすべてのトラフィックで、レイヤ 3 の DSCP を 0 に、レイヤ 2 の CoS を 0 に設定します。

DSCP の書き換え

イネーブル

出力 DSCP 変換

ディセーブル

ポートの CoS 値

0

VLAN 内マイクロフロー ポリシング

ディセーブル

CoS/内部 DSCP のマッピング
(CoS 値に基づく内部 DSCP)

CoS 0 = DSCP 0
CoS 1 = DSCP 8
CoS 2 = DSCP 16
CoS 3 = DSCP 24
CoS 4 = DSCP 32
CoS 5 = DSCP 40
CoS 6 = DSCP 48
CoS 7 = DSCP 56

IP precedence/内部 DSCP のマッピング
(IP precedence 値に基づく内部 DSCP)

IP precedence 0 = DSCP 0
IP precedence 1 = DSCP 8
IP precedence 2 = DSCP 16
IP precedence 3 = DSCP 24
IP precedence 4 = DSCP 32
IP precedence 5 = DSCP 40
IP precedence 6 = DSCP 48
IP precedence 7 = DSCP 56

内部 DSCP/出力 CoS のマッピング
(内部 DSCP 値に基づく出力 CoS)

DSCP 0 ~ 7 = CoS 0
DSCP 8 ~ 15 = CoS 1
DSCP 16 ~ 23 = CoS 2
DSCP 24 ~ 31 = CoS 3
DSCP 32 ~ 39 = CoS 4
DSCP 40 ~ 47 = CoS 5
DSCP 48 ~ 55 = CoS 6
DSCP 56 ~ 63 = CoS 7

DSCP マップからの DSCP のマークダウン

マークダウンされる DSCP 値と元の DSCP 値が同じ(マークダウンなし)

ポリサー

なし

名前付き ACL

なし

デフォルトの ACL

ポート単位の分類およびマーキングをサポート、untrusted ポートからのトラフィックで DSCP を 0 に設定、ポリシングなし

COPS4 サポート

ディセーブル

RSVP サポート

ディセーブル

QoS 統計データのエクスポート

ディセーブル

QoS がイネーブルの場合
 

Runtime ― ポート ベースまたは VLAN ベース

ポート ベース

Config ― ポート ベースまたは VLAN ベース

ポート ベース

ポートの信頼状態

untrusted

2q2t 送信キュー容量の割合

ロー プライオリティ: 80%

ハイ プライオリティ: 20%

1p1q0t 受信キュー容量の割合

標準: 80%

完全優先: 20%

1p2q2t 送信キュー容量の割合

ロー プライオリティ: 70%

ハイ プライオリティ: 15%

完全優先: 15%

1p2q1t 送信キュー容量の割合

ロー プライオリティ: 70%

ハイ プライオリティ: 15%

完全優先: 15%

1p3q8t 送信キュー容量の割合

ロー プライオリティ: 65%

ミディアム プライオリティ: 15%

ハイ プライオリティ: 15%

完全優先: 5%

1p7q8t 送信キュー容量の割合

標準キュー 1(最低プライオリティ): 25%

標準キュー 2: 15%

標準キュー 3: 15%

標準キュー 4: 10%

標準キュー 5: 10%

標準キュー 6: 10%

標準キュー 7(最高プライオリティ): 10%

完全優先: 5%

1p3q8t 標準送信キューのロー/ミディアム/ハイ プライオリティ帯域幅割り当て比率

20:100:200

1p7q8t 標準送信キューの最低/最高プライオリティ帯域幅割り当て比率

10:20:30:40:40:70:70

1p2q1t 標準送信キューのロー/ハイ プライオリティ帯域幅割り当て比率

100:255

2q2t 1p2q2t 、および 1p2q1t 標準送信キューのロー/ハイ プライオリティ帯域幅割り当て比率

5:255

1p3q1t 標準送信キューのロー/ミディアム/ハイ プライオリティ帯域幅割り当て比率

100:150:200

1q4t / 2q2t 受信キューおよび送信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1(50%)および
送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1(80%):CoS 0 および 1

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 2(60%)および
送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 2(100%):CoS 2 および 3

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 3(80%)および
送信キュー 2/廃棄スレッシュホールド 1(80%):CoS 4 および 5

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 4(100%)および
送信キュー 2/廃棄スレッシュホールド 2(100%):CoS 6 および 7

1q2t ポートの受信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピングおよびスレッシュホールドの割合

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1:

CoS 0、1、2、3、および 4

廃棄スレッシュホールド: 80%

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 2:

CoS 5、6、および 7

廃棄スレッシュホールド:100%(設定不可能)


1p2q2t 送信キューは 1p1q4t/1p2q2t と同様


1p1q4t / 1p2q2t ポートの受信キューおよび送信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピングおよびスレッシュホールドの割合

完全優先受信キュー 1 および
完全優先送信キュー 1:CoS 5

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1 および
送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1:

CoS 0 および 1

送信キューのローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:40% および 70%

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 2 および
送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 2:

CoS 2 および 3

送信キューのローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:70% および 100%

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 3 および
送信キュー 2/廃棄スレッシュホールド 1:

CoS 4

送信キューのローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:40% および 70%

受信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 4 および
送信キュー 2/廃棄スレッシュホールド 2:

CoS 6 および 7

送信キューのローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:70% および 100%

1p1q0t 受信キューの CoS 値マッピング

受信キュー 1(標準)設定不可能 100% テール廃棄スレッシュホールド:CoS 0、1、2、3、4、6、および 7

受信キュー 2(完全優先):CoS 5

1q8t 受信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

スレッシュホールド 1:50%(CoS 0)

スレッシュホールド 2: 50%

スレッシュホールド 3:60%(CoS 1、2、3、4)

スレッシュホールド 4: 60%

スレッシュホールド 5:80%(CoS 6 および 7)

スレッシュホールド 6: 80%

スレッシュホールド 7:100%(CoS 5)

スレッシュホールド 8: 100%

1p3q8t 送信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

標準送信キュー 1(ロー プライオリティ)のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 0)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 2(ミディアム プライオリティ)のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 1 および 2)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 3(ハイ プライオリティ)のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 および 2 ― 40% および 70%

スレッシュホールド 3 および 4 ― 50% および 80%

スレッシュホールド 5 ― 60% および 90%(CoS 3 および 4)

スレッシュホールド 6 ― 60% および 90%

スレッシュホールド 7 ― 70% および 100%(CoS 6 および 7)

スレッシュホールド 8 ― 70% および 100%

完全優先送信キュー 4:CoS 5

1p7q8t 送信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

標準送信キュー 1(最低プライオリティ)のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 0)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 2 のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 1)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 3 のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 2)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 4 のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 3)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 5 のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 70% および 100%(CoS 4)

スレッシュホールド 2 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 6 のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 100% および 100%

スレッシュホールド 2 ― 70% および 100%(CoS 6)

スレッシュホールド 3 ~ 8 ― 100% および 100%

標準送信キュー 7 のローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド

スレッシュホールド 1 ― 100% および 100%

スレッシュホールド 2 ― 70% および 100%(CoS 7)

スレッシュホールド 3 ~ 8 ― 100% および 100%

完全優先送信キュー 8:CoS 5

1p3q1t 送信キューの CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

標準送信キュー 1(ロー プライオリティ)のテール廃棄スレッシュホールド:

CoS 0 および 1

ローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:70% および 100%

標準送信キュー 2(ミディアム プライオリティ)のテール廃棄スレッシュホールド:

CoS 2、3、および 4

ローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:70% および 100%

標準送信キュー 3(ハイ プライオリティ)のテール廃棄スレッシュホールド:

CoS 6 および 7

ローおよびハイ WRED 廃棄スレッシュホールド:70% および 100%

標準送信キュー 4(完全優先):CoS 5

1p1q8t 受信キューのポート CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

受信キュー 1(標準)の WRED 廃棄スレッシュホールド:
CoS 0、1、2、3、4、6、および 7

廃棄スレッシュホールド 1:CoS 0
ロー WRED スレッシュホールド:40%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 70%

廃棄スレッシュホールド 2:CoS 1
ロー WRED スレッシュホールド:40%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 70%

廃棄スレッシュホールド 3:CoS 2
ロー WRED スレッシュホールド:50%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 80%

廃棄スレッシュホールド 4:CoS 3
ロー WRED スレッシュホールド:50%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 80%

廃棄スレッシュホールド 5:CoS 4
ロー WRED スレッシュホールド:60%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 90%

廃棄スレッシュホールド 6:CoS 6
ロー WRED スレッシュホールド:60%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 90%

廃棄スレッシュホールド 6:CoS 7
ロー WRED スレッシュホールド:70%
ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 100%

受信キュー 2(完全優先):CoS 5

1p2q1t 送信キューのポート CoS 値/廃棄スレッシュホールド マッピング

標準送信キュー 1(ロー プライオリティ)の WRED 廃棄スレッシュホールド:

CoS 0、1、2、および 3

ロー WRED スレッシュホールド: 70%

ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 100%

標準送信キュー 2(ハイ プライオリティ)の WRED 廃棄スレッシュホールド:

CoS 4、6、または 7

ロー WRED スレッシュホールド: 70%

ハイ WRED 廃棄スレッシュホールド: 100%

完全優先送信キュー 3:CoS 5

QoS がディセーブルの場合
 

Runtime ― ポート ベースまたは VLAN ベース

VLAN ベース

Config ― ポート ベースまたは VLAN ベース

ポート ベース

ポートの信頼状態

trust-cos (レイヤ 2 スイッチング エンジン)
trust-dscp (レイヤ 3 スイッチング エンジン)

受信キュー廃棄スレッシュホールドの割合

すべてのスレッシュホールドを 100% に設定

送信キュー廃棄スレッシュホールドの割合

すべてのスレッシュホールドを 100% に設定

送信キューのロー プライオリティ/ハイ プライオリティ帯域幅割り当て比率

255:1

送信キュー容量の比率

ロー プライオリティ: 100%

ハイ プライオリティ:未使用

CoS 値/廃棄スレッシュホールドのマッピング

受信廃棄スレッシュホールド 1 および送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1:CoS 0 ~ 7

4.COPS = Common Open Policy Service

QoS 設定時の注意事項および制限事項

QoS は、Committed Information Rate(CIR; 認定情報速度)および Peak Information Rate(PIR; ピーク情報速度)値に次のハードウェア粒度を持ちます。

 

CIR および PIR rate 値の範囲
粒度

1 ~ 2097152 (2 Mbps)

65536 (64 KB)

2097153 ~ 4194304 (4 Mbps)

131072(128 KB)

4194305 ~ 8388608 (8 Mbps)

262144(256 KB)

8388609 ~ 16777216 (16 Mbps)

524288(512 KB)

16777217 ~ 33554432 (32 Mbps)

1048576 (1 MB)

33554433 ~ 67108864 (64 Mbps)

2097152 (2 MB)

67108865 ~ 134217728(128 Mbps)

4194304 (4 MB)

134217729 ~ 268435456(256 Mbps)

8388608 (8 MB)

268435457 ~ 536870912(512 Mbps)

16777216 (16 MB)

536870913 ~ 1073741824 (1 Gbps)

33554432 (32 MB)

1073741825 ~ 2147483648 (2 Gbps)

67108864 (64 MB)

2147483649 ~ 4294967296 (4 Gbps)

134217728(128 MB)

4294967297 ~ 8000000000 (8 Gbps)

268435456(256 MB)

各範囲内で、PFC QoS は粒度の値の倍数である rate 値で PFC ハードウェアをプログラミングします。

QoS は、CIR および PIR トークン バケット(バースト)サイズに次のハードウェア粒度を持ちます。

 

CIR および PIR トークン バケット サイズの範囲
粒度

1 ~ 32768 (32 KB)

1024 (1 KB)

32769 ~ 65536 (64 KB)

2048 (2 KB)

65537 ~ 131072(128 KB)

4096 (4 KB)

131073 ~ 262144(256 KB)

8192 (8 KB)

262145 ~ 524288(512 KB)

16384 (16 KB)

524289 ~ 1048576 (1 MB)

32768 (32 KB)

1048577 ~ 2097152 (2 MB)

65536 (64 KB)

2097153 ~ 4194304 (4 MB)

131072(128 KB)

4194305 ~ 8388608 (8 MB)

262144(256 KB)

8388609 ~ 16777216(16 MB)

524288(512 KB)

16777217 ~ 33554432(32 MB)

1048576(1 MB)

QoS の設定の注意および制限事項

ここでは、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上で QoS を設定する手順について説明します。

「QoS のイネーブル化」

「DSCP の書き換えのイネーブル化」

「DSCP の書き換えのディセーブル化」

「ポートベースまたは VLAN ベース QoS のイネーブル化」

「ポートの信頼状態の設定」

「ポート CoS 値の設定」

「ポリサーの作成」

「ポリサーの削除」

「ACL の作成または変更」

「インターフェイスへの ACL の付加」

「インターフェイスからの ACL の切り離し」

「PFC3 出力 DSCP 変換の設定」

「802.1Q トンネル ポートでの CoS/CoS マッピングの設定」

「ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアへの CoS 値のマッピング」

「ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアに割り当てられた CoS 値の削除」

「ブリッジド トラフィックに対するマイクロフロー ポリシングのイネーブル化およびディセーブル化」

「標準受信キュー テール廃棄スレッシュホールドの設定」

「2q2t ポート標準送信キュー テール廃棄スレッシュホールドの設定」

「標準キュー WRED 廃棄スレッシュホールドの設定」

「標準送信キュー間の帯域幅の割り当て」

「受信キュー容量比の設定」

「送信キュー容量比の設定」

「CoS 値と廃棄スレッシュホールドのマッピング」

「DSCP 値マッピングの設定」

「QoS 情報の表示」

「QoS 統計情報の表示」

「デフォルトの QoS に戻す場合」

「QoS のディセーブル化」

「COPS サポートの設定」

「RSVP サポートの設定」

「QoS 統計データ エクスポートの設定」


) 一部の QoS show コマンドでは、config および runtime キーワードを使用します。runtime キーワードは、ハードウェアに現在プログラミングされている QoS 値を表示する場合に使用します。QoS がディセーブルの場合、runtime キーワードを使用すると、その出力には [QoS is disabled] と表示されます。config キーワードを使用すると、入力はしたもののハードウェアにはプログラミングされていない可能性のある値が表示されます(たとえば、COPS が QoS ポリシー ソースとして選択された結果、現在は使用されていないローカル設定の QoS 値、または QoS がディセーブルのときに設定された QoS 値など)。


QoS のイネーブル化

QoS をイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

スイッチ上で QoS をイネーブルにします。

set qos { enable | disable }

次に、QoS をイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos enable
QoS is enabled.
Console> (enable)

DSCP の書き換えのイネーブル化


) このコマンドをサポートしているのは PFC3 だけです。


DSCP の書き換えでは、マーキングおよびポリシングからの DSCP 値を出力 DSCP 値として使用します。DSCP の書き換えをイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

スイッチ上で DSCP の書き換えをイネーブルにします。

set qos dscp-rewrite enable

次に、DSCP の書き換えをイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos dscp-rewrite enable
DSCP rewrite has been globally enabled.
Console> (enable)

DSCP の書き換えのディセーブル化


) このコマンドをサポートしているのは PFC3 だけです。


DSCP の書き換えでは、受信した DSCP 値を出力 DSCP 値として使用します。DSCP の書き換えをディセーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

スイッチ上で DSCP の書き換えをディセーブルにします。

set qos dscp-rewrite disable

次に、DSCP の書き換えをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos dscp-rewrite disable
DSCP rewrite has been globally disabled.
Console> (enable)

ポートベースまたは VLAN ベース QoS のイネーブル化


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


デフォルトの設定では、QoS はポートに付加された ACL を使用します。VLAN に付加された ACL を使用するように、QoS をポート単位で設定できます。ポート上で VLAN ベースの QoS をイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポート上で VLAN ベースの QoS をイネーブルにします。

set port qos mod/port { port-based | vlan-based }

ステップ 2

設定を確認します。

show port qos mod/port

詳細については、「ACL の付加」を参照してください。

次に、ポート上で VLAN ベースの QoS をイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set port qos 1/1-2 vlan-based
Hardware programming in progress...
QoS interface is set to vlan-based for ports 1/1-2.
Console> (enable)
 

ポートベースから VLAN ベースの QoS にポートの設定を変更すると、そのポートからすべての ACL が切り離されます。VLAN に付加された ACL が、ポートにただちに適用されます(詳細については インターフェイスへの ACL の付加 を参照)。

ポートの信頼状態の設定

次のコマンドで、ポートの信頼状態を設定します(詳細については イーサネット入力ポートのマーキング、スケジューリング、輻輳回避、および分類 を参照)。デフォルトの設定では、すべてのポートが untrusted です。

ポートの信頼状態を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポートの信頼状態を設定します。

set port qos trust { untrusted | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp }

ステップ 2

設定を確認します。

show port qos

ポートの信頼状態を設定する際は、次の構文に関する注意事項に留意してください。

trust-ipprec および trust-dscp キーワードは、レイヤ 3 スイッチング エンジンでのみサポートされています。

1q4t ポート(ギガビット イーサネットを除く)は、 trust-ipprec および trust-dscp のポート キーワードをサポートしていません。 trust-ipprec または trust-dscp 信頼状態を適用するには、入力トラフィックに一致する trust-ipprec または trust-dscp ACL を設定する必要があります。

1q4t ポート上では(ギガビット イーサネットを除く)、 trust-cos ポート キーワードを指定するとエラー メッセージが表示され、受信キューの廃棄スレッシュホールドがアクティブになり、(エラー メッセージで示されるように)トラフィックには trust-cos の信頼状態が適用されません。 trust-cos 信頼状態を適用するには、入力トラフィックに一致する trust-cos ACL を設定する必要があります。

次に、 trust-cos キーワードを指定してポート 1/1 を設定する例を示します。

Console> (enable) set port qos 1/1 trust trust-cos
Port 1/1 qos set to trust-cos
Console> (enable)

) CoS 値を伝送するのは、ISL フレームまたは 802.1Q フレームだけです。受信トラフィックが ISL フレームまたは 802.1Q フレームであり、かつそのフレームがネットワーク ポリシーと矛盾しないことがはっきりしている CoS 値を伝送する場合に限って、trust-cos キーワードを使用してポートを設定します。


ポート CoS 値の設定


) QoS が set port qos ... cos コマンドに適用した CoS 値を使用するかどうかは、ポートおよびポートから受信したトラフィックの信頼状態によって決まります。ポートおよびポートから受信したトラフィックの信頼状態の設定は、set port qos ... cos コマンドでは行いません。set port qos ... cos コマンドに適用した CoS 値を使用するには、入力トラフィックに一致する trust-CoS ACL を設定するか、またはタグ付けされていないトラフィックを受信するポートに trust CoS を設定する必要があります。


trusted に設定されているポートからのマーキングされてないフレーム、および untrusted に設定されているポートからのすべてのフレームには、次のコマンドで指定した CoS 値が割り当てられます。

ポートに CoS 値を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポートに CoS 値を設定します。

set port qos cos cos_value

ステップ 2

設定を確認します。

show port qos

次に、ポート 1/1 のポート CoS 値を 3 に設定する例を示します。

Console> (enable) set port qos 1/1 cos 3
Port 1/1 qos cos set to 3
Console> (enable)
 

デフォルトのポート CoS 値に戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトのポート CoS 値に戻します。

clear port qos cos

ステップ 2

設定を確認します。

show port qos

次に、ポート 1/1 の CoS 値をデフォルト値に戻す例を示します。

Console> (enable) clear port qos 1/1 cos
Port 1/1 qos cos setting cleared.
Console> (enable)

ポリサーの作成


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


ポリサーを作成するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポリサーを作成します。

set qos policer microflow microflow_name { rate rate } { burst burst_value } { drop | policed-dscp }

PFC または PFC2 の場合:
set qos policer aggregate aggregate_name { rate rate } { burst burst_value } { drop | policed-dscp }

PFC2 または PFC3A の場合:
set qos policer aggregate aggregate_name { rate rate } policed-dscp {erate erate_value } { drop | policed-dscp } burst burst_value [ eburst eburst_value ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos policer { config | runtime } { microflow | aggregate | all }

詳細については、「ポリサー」および「PFC2 のポリシング決定」を参照してください。

policer_name パラメータは大文字と小文字の区別があり、最大 31 文字です。使用できる文字は a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9、ダッシュ(-)、下線(_)、およびピリオド(.)です。ポリサーは、(数字ではなく)英字から始め、すべてのマイクロフローおよび集約ポリサー中で一意の名前でなければなりません。コマンド キーワードをポリサー名として使用することはできません。

rate および erate パラメータの有効値は、32 Kbps(32 を入力)~ 32 Gbps(32000000 を入力)です。すべてのトラフィックを不適合と分類するには、 rate パラメータを 0 に設定します。erate パラメータは、rate パラメータよりも大きい値に設定してください。PFC1 および PFC2 では、rate 値に対するハードウェアの粒度は次のようになっています。

 

rate 値の範囲
粒度
rate 値の範囲
粒度

1 ~ 1000(1 Mbps)

32768(32 KB)

64001 ~ 128000(128 Mbps)

4194304(4 MB)

1001 ~ 2000(2 Mbps)

65536(64 KB)

128001 ~ 256000(256 Mbps)

8388608(8 MB)

2001 ~ 4000(4 Mbps)

131072(128 KB)

256001 ~ 512000(512 Mbps)

16777216(16 MB)

4001 ~ 8000(8 Mbps)

262144(256 KB)

512001 ~ 1024000(1 Gbps)

33554432(32 MB)

8001 ~ 16000(16 Mbps)

524288(512 KB)

1024001 ~ 2048000(2 Gbps)

67108864(64 MB)

16001 ~ 32000(32 Mbps)

1048576(1 MB)

2048001 ~ 4096000(4 Gbps)

134217728(128 MB)

32001 ~ 64000(64 Mbps)

2097152(2 MB)

4096001 ~ 8192000(8 Gbps)

268435456(256 MB)

各範囲内で、QoS は粒度の値の倍数である rate 値でハードウェアをプログラミングします。

burst パラメータと eburst パラメータに使用できる値は、1 KB(1 と入力)~ 256 MB(256000 と入力)です。 burst eburst のパラメータを設定する際には、次の事項に注意してください。

burst キーワード、 burst_value パラメータ、オプションの eburst キーワード、 eburst_value パラメータによって、トークン バケット サイズが設定されます。

トークン バケット サイズは、0.25 ミリ秒あたりに送信できる適合バイトの最大数を定義します。

特定のレートを維持するには、最低でもトークン バケット サイズに rate を 4000 で割った値を設定します。トークンは 1/4000 秒(0.25 ミリ秒)ごとにバケットから削除され、特定のレートを維持するにはバケットの長さが少なくともバースト サイズでなければならないためです。

eburst キーワードと eburst_value パラメータを入力しないと、QoS によって、両方のトークン バケットが burst キーワードと burst_value パラメータで設定されたサイズになります。

バースト サイズより大きいパケットは不適合とみなされるので、バースト サイズはポリシングが適用される最大のパケット サイズ以上に設定してください。

QoS は、入力された値ではなく、32 K の倍数(32,768)を使用してハードウェアをプログラミングします。

drop キーワードを入力して、すべての不適合パケットが廃棄されるようにするか、 policed-dscp キーワードを入力して、すべての標準レートの不適合パケットが標準マークダウン DSCP マップの指定に従ってマークダウンされるようにします(詳細については DSCP マークダウン値のマッピング を参照)。

次に、不適合のトラフィックのマークダウンが行われるレート制限を 1 Mbps、バースト制限を 10 MB に設定して、マイクロフロー ポリサーを作成する例を示します。

Console> (enable) set qos policer microflow my-micro rate 1000 burst 10000 policed-dscp
Hardware programming in progress...
QoS policer for microflow my-micro created successfully.
Console> (enable)
 

次に、PFC2 または PFC3A の場合、64 Kbps のレート制限および 128 KB のバースト制限(これらの値を超過するトラフィックを廃棄)を使用して集約超過レート ポリサーを作成する例を示します。

Console> (enable) set qos policer aggregate test rate 64 burst 128 drop
QoS policer for aggregate test created successfully.
Console> (enable) show qos policer config aggregate test
QoS aggregate policers:
QoS aggregate policers:
Aggregate name Normal rate (kbps) Burst size (kb) Normal action
----------------------------- ------------------ --------------- -------------
test 64 128 policed-dscp
Excess rate (kbps) Burst size (kb) Excess action
------------------ --------------- -------------
64 128 drop
ACL attached
------------------------------------
Console> (enable)
 

次に、PFC2 または PFC3A の場合、64 Kbps のレート制限および 100 KB のバースト制限(標準マークダウン DSCP マップの指示に従ってすべての不適合パケットをマークダウン)を使用して、集約超過レート ポリサーを作成する例を示します。

Console> (enable) set qos policer aggregate test2 rate 64 burst 100 policed-dscp
QoS policer for aggregate test2 created successfully.
Console> (enable) show qos policer config aggregate test2
QoS aggregate policers:
Aggregate name Normal rate (kbps) Burst size (kb) Normal action
----------------------------- ------------------ --------------- -------------
test2 64 100 policed-dscp
Excess rate (kbps) Burst size (kb) Excess action
------------------ -------------- ---------------
8000000 100 policed-dscp
ACL attached
------------------------------------
 
Console> (enable)
 

次に、PFC2 または PFC3A の場合、64 Kbps のレート制限および 128 KB のバースト制限(64 Kbps の標準レートおよび 96 KB のバースト サイズを超えるトラフィックが標準のマークダウン DSCP マップの指定に従ってマークダウンされ、128 Kbps および 96 KB のバースト サイズを超えるトラフィックが廃棄される)を使用して集約超過レート ポリサーを作成する例を示します。

Console> (enable) set qos policer aggregate test3 rate 64 policed-dscp erate 128 drop burst 96
QoS policer for aggregate test3 created successfully.
Console> (enable) show qos policer config aggregate test3
QoS aggregate policers:
Aggregate name Normal rate (kbps) Burst size (kb) Normal action
----------------------------- ------------------ --------------- -------------
test3 64 96 policed-dscp
Excess rate (kbps) Burst size (kb) Excess action
------------------ --------------- ---------------
128 96 drop
ACL attached
------------------------------------
 
Console> (enable)

ポリサーの削除


) 削除できるのは、インターフェイスに付加されていないポリサーだけです(詳細については インターフェイスからの ACL の切り離し を参照)。


1 つまたはすべてのポリサーを削除するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

1 つまたはすべてのポリサーを削除します。

clear qos policer { microflow | aggregate } { policer_name | all }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos policer { config | runtime } { microflow | aggregate | all }

次に、my_micro というマイクロフロー ポリサーを削除する例を示します。

Console> (enable) clear qos policer microflow my_micro
my_micro QoS microflow policer cleared.
Console> (enable)

ACL の作成または変更


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


ここでは、ACL の作成および変更について説明します。

「ACL 名」

「ACE 名、マーキング ルール、ポリシング、およびフィルタリングの構文」

「名前付き IP ACL」

「デフォルトの IP ACL の変更」

「名前付き IPX ACL の作成または変更」

「名前付き MAC ACL の作成または変更」

「デフォルトの IPX および MAC ACL の作成または変更」

「名前付き ACL の削除」

「デフォルト ACL のデフォルト値に戻す場合」

「コミットされていない ACL の廃棄」

「ACL のコミット」

ACL 名

ACL 名は大文字と小文字の区別があり、最大 31 文字です。使用できる文字は a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9、ダッシュ(-)、下線(_)、およびピリオド(.)です。ACL 名は英字から始め、すべてのタイプのすべての QoS ACL 中で一意の名前にしなければなりません。コマンド キーワードを ACL 名として使用することはできません。

ACE 名、マーキング ルール、ポリシング、およびフィルタリングの構文

ACE コマンド構文は、次のとおりです。
ACL_command ACL_type_and_name marking_rule policing_rule filtering

たとえば、IP ACE の場合、コマンド構文は次のようになります。

set qos acl ip acl_name { dscp dscp_value | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } [ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] src_ip_spec [ precedence precedence | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

set qos acl ip acl_name ― 指定したタイプの名前付き ACL を作成するか、ACL がすでに存在する場合は、その ACL に ACE を追加します。「ACL 名」を参照してください。

{ dscp value_ dscp | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } ― マーキング ルールを選択します。「マーキング ルール」を参照してください。

[ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] ― オプションとして ACE にポリシングを設定します。「ポリサー」を参照してください。

src_ip_spec [ precedence precedence | dscp-field dscp ] ― 残りのパラメータは、 editbuffer キーワードを除いて、フィルタリングを設定します。

送信元および宛先の IP アドレスとマスク

IP ACE では、 ip_address mask の形式で、送信元および宛先の IP アドレスおよびマスクを指定します(後述の説明では、それぞれ src_ip_spec および dest_ip_spec パラメータで表します)。マスクは必須です。ワイルドカードが必要な場合は、1 ビットを使用します。連続させる必要はありません。

アドレスおよびマスクには、次のいずれかの形式を使用します。

4 つの部分からなるドット付き 10 進表記の 32 ビット値

0.0.0.0 255.255.255.255 というワイルドカード アドレスおよびワイルドカード マスクの省略形としてキーワード any

ip_address 0.0.0.0 というアドレスおよびワイルドカード マスクの省略形として host ip_address

ポート operator パラメータ

IP ACE の operator パラメータは次のいずれかです。

lt (未満)

gt (より大きい)

eq (一致)

neq (不一致)

range (ポート パラメータのペアを指定)

QoS ACL に適用される制限事項については、「レイヤ 4 演算設定時の注意事項」を参照してください。

precedence パラメータ オプション

IP ACE の precedence パラメータ キーワード オプションについては、「IP ACE レイヤ 3 の分類基準」を参照してください。

TCP トラフィック用の IP ACE

TCP トラフィック用の IP ACE を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

TCP トラフィック用の IP ACE を作成または変更します。

set qos acl ip { acl_name } {{ dscp dscp_value } | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp }
[ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] tcp { src_ip_spec } [{ operator }
{ port } [ port ]] { dest_ip_spec } [{ operator } { port } [ port ]] [established] [ precedence precedence _value | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

port パラメータ キーワード オプションについては、「IP ACE レイヤ 4 TCP の分類基準」を参照してください。

established キーワードを指定すると、ACK(確認応答)または RST(リセット)ビット セットとトラフィックが比較されます。

次に、TCP トラフィック用の IP ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ip my_IPacl trust-ipprec microflow my-micro aggregate my-agg tcp any any
my_IPacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

UDP トラフィック用の IP ACE

UDP トラフィック用の IP ACE を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

UDP トラフィック用の IP ACE を作成または変更します。

set qos acl ip { acl_name } {{ dscp dscp _value } | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp }
[ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] udp { src_ip_spec } [{ operator }
{ port } [ port ]] { dest_ip_spec } [{ operator } { port } [ port ]] [ precedence precedence _value | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

port パラメータ キーワード オプションについては、「IP ACE レイヤ 4 UDP の分類基準」を参照してください。

次に、UDP トラフィック用の IP ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ip my_IPacl trust-ipprec microflow my-micro aggregate my-agg udp any any
my_IPacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

ICMP トラフィック用の IP ACE

ICMP トラフィック用の IP ACE を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ICMP トラフィック用の IP ACE を作成または変更します。

set qos acl ip acl_name { dscp dscp | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } [ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] icmp src_ip_spec dest_ip_spec [ icmp_type [ icmp_code ] | icmp_message ] [ precedence precedence | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

icmp_code および icmp_type パラメータ キーワード オプションについては、「IP ACE レイヤ 4 ICMP の分類基準」を参照してください。

次に、ICMP echo トラフィック用の IP ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ip my_IPacl trust-ipprec microflow my-micro aggregate my-agg icmp any any echo
my_IPacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

IGMP トラフィック用の IP ACE


) IGMP スヌーピングがイネーブルの場合、QoS は IGMP トラフィックをサポートしていません。


IGMP トラフィック用の IP ACE を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

IGMP トラフィック用の IP ACE を作成または変更します。

set qos acl ip acl_name { dscp dscp _value | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } [ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] igmp src_ip_spec dest_ip_spec [ igmp_type ] [ precedence precedence _value | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

igmp_type パラメータ キーワード オプションについては、「IP ACE レイヤ 4 IGMP の分類基準」を参照してください。

次に、IGMP Protocol Independent Multicast(PIM)トラフィック用の IP ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ip my_IPacl trust-ipprec microflow my-micro aggregate my-agg igmp any any pim
my_IPacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

その他のレイヤ 4 プロトコル用の IP ACL

パラメータを追加して、すべてのレイヤ 4 プロトコルと一致する名前付き IP ACL を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

IP ACE を作成または変更します。

set qos acl ip acl_name { dscp dscp _value | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } [ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] protocol src_ip_spec dest_ip_spec [ precedence precedence _value | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]


) Release 8.3(1) 以降のソフトウェア リリースでは、 output キーワードを適用した ACL が trust-cos および trust-ipprec キーワードをサポートします。


protocol パラメータ キーワード オプションについては、「IP ACE レイヤ 4 プロトコルの分類基準」を参照してください。

次に、IPINIP トラフィック用の IP ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ip my_IPacl trust-ipprec microflow my-micro aggregate my-agg ipinip any any
my_IPacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

すべての IP トラフィック用の IP ACE

すべての IP トラフィックに一致する IP ACE を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

IP ACE を作成または変更します。

set qos acl ip acl_name { dscp dscp | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } [ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] src_ip_spec [ precedence precedence | dscp-field dscp ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

次に、IP ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ip my_IPacl trust-ipprec microflow my-micro aggregate my-agg any
my_IPacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

デフォルトの IP ACL の変更

ここでは、デフォルトの IP ACL を変更する方法について説明します。

「デフォルトの IP 入力 ACL の変更」

「デフォルトの IP 出力 ACL の変更」

デフォルトの IP 入力 ACL の変更

デフォルトの IP 入力 ACL を変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの IP ACL を変更します。

set qos acl default-action ip { dscp dscp | trust-cos | trust-ipprec | trust-dscp } [ microflow microflow_name ] [ aggregate aggregate_name ] [ input ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info default-action { ip | ipx | mac | all }


input キーワードをサポートしているのは PFC3 だけです。


詳細については、「デフォルトの ACL」を参照してください。

次に、デフォルトの IP ACL を変更する例を示します。

Console> (enable) set qos acl default-action ip dscp 5 microflow my-micro aggregate my-agg
QoS default-action for IP ACL is set successfully.
Console> (enable)

デフォルトの IP 出力 ACL の変更


) このコマンドをサポートしているのは PFC3 だけです。


デフォルトの IP 出力 ACL を変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの IP ACL を変更します。

set qos acl default-action ip { dscp dscp | trust-dscp } [ aggregate aggregate_name ] output

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info default-action ip


) デフォルトの出力 ACL では、trust-dscp キーワードにより、ACL は受信した DSCP 値ではなく、内部 DSCP 値を信頼するようになります( 内部 DSCP 値 を参照)。


詳細については、「デフォルトの ACL」を参照してください。

次に、デフォルトの IP ACL を変更する例を示します。

Console> (enable) set qos acl default-action ip dscp 5 microflow my-micro aggregate my-agg
QoS default-action for IP ACL is set successfully.
Console> (enable)

名前付き IPX ACL の作成または変更


) PFC3 は、IPX トラフィックには QoS を提供しません。MAC ACL を使用して IPX トラフィックをフィルタリングする方法の詳細については、「MAC ACE レイヤ 2 の分類基準」を参照してください。


名前付き IPX ACL を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

名前付き IPX ACL を作成または変更します。

PFC の場合:
set qos acl ipx acl_name { dscp dscp _value | trust-cos } [ aggregate aggregate_name ] protocol src_net [ dest_net [ .dest_node ] [[ dest_net_mask ]
.dest_node_mask ]] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

PFC2 の場合:
set qos acl ipx acl_name aggregate aggregate_name protocol src_net [ dest_net [ .dest_node ] [[ dest_net_mask ]
.dest_node_mask ]] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

protocol パラメータは、数字(0 ~ 255)または次のキーワードで指定します。 any ncp (17)、 netbios (20)、 rip (1)、 sap (4)、 spx (5)です。

src_net パラメータおよび dest_net パラメータは、IPX ネットワーク番号です。1 ~ FFFFFFFE の範囲(-1 はすべてのネットワーク番号と一致)で最大 8 桁の 16 進数として入力します。先行ゼロは不要です。

IPX 宛先ネットワークを指定した場合、IPX ACE は次のオプション パラメータをサポートしています。

IPX 宛先ネットワーク マスク。1 ~ FFFFFFFE の範囲(-1 はすべてのネットワーク番号と一致)で最大 8 桁の 16 進数として入力します。ワイルドカードが必要な場合は、1 ビットを使用します。連続させる必要はありません。

IPX 宛先ノード。12 桁の 16 進数(48 ビット)として入力します。形式はドットで区切った 4 桁の 16 進数が 3 組です(xxxx.xxxx.xxxx)。

IPX 宛先ノードを指定する場合、IPX ACE は 12 桁の 16 進数(48 ビット)として入力された IPX 宛先ノード マスクをサポートしています。形式はドットで区切った 4 桁の 16 進数が 3 組です(xxxx.xxxx.xxxx)。ワイルドカードが必要な場合は、1 ビットを使用します。連続させる必要はありません。

次に、IPX ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl ipx my_IPXacl trust-cos aggregate my-agg -1
my_IPXacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

名前付き MAC ACL の作成または変更

名前付き MAC ACL を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

名前付き MAC ACL を作成または変更します。

PFC、PFC2、または PFC3 の場合:
set qos acl mac acl_name { dscp dscp _value | trust-cos } [ aggregate aggregate_name ] src_mac_spec dest_mac_spec [ ethertype ] [ before editbuffer_index | modify editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all } editbuffer [ editbuffer_index ]

MAC アドレスおよびマスクとして、 src_mac_spec および dest_mac_spec パラメータを入力します。各パラメータは 12 桁の 16 進数(48 ビット)で、ダッシュで区切られたペアの形式です。ワイルドカードが必要な場合は、1 ビットを使用します。連続させる必要はありません。0-0-0-0-0-0 ff-ff-ff-ff-ff-ff という MAC アドレスおよびマスクには any キーワードを使用します。すべてゼロのマスク( mac_address 0-0-0-0-0-0)を指定する場合は、MAC アドレスとともに host キーワードを使用します。

ethertype パラメータは、 0x で始まる 4 桁の 16 進数(16 ビット)(たとえば 0x0600)、またはキーワードとして入力します( MAC ACE レイヤ 2 の分類基準 を参照)。

次に、MAC ACE を作成する例を示します。

Console> (enable) set qos acl mac my_MACacl trust-cos aggregate my-agg any any
my_MACacl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

) Ethertype パラメータを含まない QoS MAC ACL は、Ethertype フィールドのどの値を持つトラフィックとも一致します。したがって、IP および IPX を除く任意のトラフィックに、MAC レベルの QoS を適用できます。


デフォルトの IPX および MAC ACL の作成または変更


) PFC3 は、IPX トラフィックには QoS を提供しません。


デフォルトの IPX および MAC ACL を作成または変更するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの IPX ACL または MAC ACL を、作成または変更します。

PFC の場合:
set qos acl default-action { ipx | mac } { dscp dscp | trust-cos } [ aggregate aggregate_name ]

PFC2 の場合:
set qos acl default-action { ipx | mac } aggregate aggregate_name

PFC3 の場合:
set qos acl default-action mac aggregate aggregate_name

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info default-action { ip | ipx | mac | all }

詳細については、「デフォルトの ACL」を参照してください。

次に、デフォルトの IPX ACL を変更する例を示します。

Console> (enable) set qos acl default-action ipx dscp 5 aggregate my-agg
QoS default-action for IPX ACL is set successfully.
Console> (enable)

) IPX および MAC の ACL は、マイクロフロー ポリサーをサポートしていません。


名前付き ACL の削除

名前付き ACL を削除にするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

名前付き ACL を削除します。

clear qos acl acl_name [ editbuffer_index ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all }

次に、icmp_acl という名前の ACL を削除する例を示します。

Console> (enable) clear qos acl icmp_acl 1
ACL icmp_acl ACE# 1 is deleted.
icmp_acl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
Console> (enable)

デフォルト ACL のデフォルト値に戻す場合

デフォルト ACL のデフォルト値に戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルト ACL のデフォルト値に戻します。

clear qos acl default-action { ip | ipx | mac } [ tx ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl info default-action { ip | ipx | mac | all }

次に、デフォルト IP ACL のデフォルト値に戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos acl default-action ip
Hardware programming in progress...
QoS default-action for IP ACL is restored to default setting.
Console> (enable)

コミットされていない ACL の廃棄

コミットされていない新しい ACL、または既存の ACL に対するコミットされていない変更を廃棄するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

コミットされていない ACL を廃棄します。

rollback qos acl { acl_name | all }

ステップ 2

既存の ACL に対する変更を廃棄した場合は、設定を確認します。

show qos acl info { acl_name | all }

次に、まだコミットされていない my_acl という名前の ACL を廃棄する例を示します。

Console> (enable) rollback qos acl my_acl
Rollback for QoS ACL my_acl is successful.
Console> (enable)

) デフォルト ACL に対する変更はただちに有効になり、廃棄することはできません。


ACL のコミット

名前付き ACL を作成、変更、削除した場合、変更はメモリの編集バッファ内に一時的に格納されます。ACL をコミットして使用できるようにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ACL をコミットします。

commit qos acl acl_name

ステップ 2

設定を確認します。

show config qos acl { acl_name | all }

次に、my_acl という名前の ACL をコミットする例を示します。

Console> (enable) commit qos acl my_acl
Hardware programming in progress...
ACL my_acl is committed to hardware.
Console> (enable)

) インターフェイスにすでに付加されている ACL をコミットした場合、新しい値がただちに有効になります。デフォルト ACL に対する変更には、コミットは不要です。


QoS ACL の保存場所については、「VACL および QoS ACL の設定およびフラッシュ メモリへの保存」を参照してください。

インターフェイスへの ACL の付加


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


以下のことが可能です。

入力トラフィックの場合、各タイプ(IP、IPX、MAC レイヤ)の 1 つの ACL を各 VLAN に付加します。

入力トラフィックの場合、各タイプ(IP、IPX、MAC レイヤ)の 1 つの ACL を、ポート ベース QoS で設定した各ポートに付加します。VLAN ベースの QoS で設定されたポートには、ACL を付加できません(詳細については ポートベースまたは VLAN ベース QoS のイネーブル化 を参照)。

PFC3 では、出力トラフィックの場合、IP ACL を各 VLAN に付加します。

あるタイプ(IP、IPX、または MAC レイヤ)の ACL がインターフェイスにすでに付加されているときに、同じタイプの別の ACL を付加すると、以前の ACL が切り離されます。

ポートまたは VLAN に ACL を付加するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

インターフェイスに ACL を付加します。

set qos acl map acl_name { mod/port [ input ] | vlan [ input | output ]}

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl map { config | runtime } { acl _ name | mod/port | vlan | all }


input および output キーワードをサポートしているのは PFC3 だけです。



) Release 8.3(1) 以降のソフトウェア リリースでは、 output キーワードで VLAN に付加された ACL も trust-cos および trust-ipprec キーワードをサポートします。


次に、test という名前の ACL を VLAN 1 に付加して入力トラフィックをフィルタリングする例を示します。

Console> (enable) set qos acl map test 1
ACL test is successfully mapped to vlan 1 on input side.
Console> (enable)
 

次に、test2 という名前の ACL を VLAN 1 に付加して出力トラフィックをフィルタリングする例を示します。

Console> (enable) set qos acl map test2 1 output
ACL test2 is successfully mapped to vlan 1 on output side.
Console> (enable)
 

) デフォルトの ACL は、インターフェイスに付加する必要はありません。


インターフェイスからの ACL の切り離し


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


ポートまたは VLAN から ACL を切り離すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

インターフェイスから ACL を切り離します。

clear qos acl map acl_name { mod/port [ input ] | vlan [ input | output ] | all }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos acl map { config | runtime } { acl _ name | mod/port | vlan | all }


input および output キーワードをサポートしているのは PFC3 だけです。


次に、ポート 2/1 から my_acl という名前の ACL を切り離す例を示します。

Console> (enable) clear qos acl map my_acl 2/1
Hardware programming in progress...
ACL my_acl is detached from port 2/1.
Console> (enable)
 

次に、VLAN 4 から my_acl という名前の ACL を切り離す例を示します。

Console> (enable) clear qos acl map my_acl 4
Hardware programming in progress...
ACL my_acl is detached from vlan 4.
Console> (enable)
 

) デフォルトの ACL をインターフェイスから切り離すことはできません。


PFC3 出力 DSCP 変換の設定

ここでは、PFC3 出力 DSCP 変換の設定方法について説明します。

「DSCP 変換マップの設定」

「設定済み DSCP 変換マップの消去」

「VLAN への DSCP 変換マップの適用」

「VLAN への DSCP 変換マップの消去」

DSCP 変換マップの設定

PFC3 は、16 個の DSCP 変換マップをサポートしています。QoS は、デフォルト マッピング用に 1 つの変換マップを使用します。設定できる変換マップは 15 個です。この変換マップでは、内部 DSCP と出力 DSCP との関係を定義します。

DSCP 変換マップを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DSCP 変換マップを設定します。

set qos dscp-mutation-map map_id internal_dscp_list : mutated_dscp ...

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } dscp-mutation-map map_id

次に、DSCP 変換マップ 1 を設定する例を示します。

Console> (enable) set qos dscp-mutation-map 1 30:2
QoS dscp-mutation-map with mutation-table-id 1 has been set correctly.
Console> (enable)
 

次に、DSCP 変換マップ 1 を確認する例を示します。

Console> (enable) show qos maps config dscp-mutation-map 1
VLAN ID map:
Map ID VLANS
------ ----------------------------------------
1 1,78-1005,1025-4094
DSCP mutation map 1:
DSCP Policed DSCP
-------------------------------- ------------
0 0
1 1
2 1
3 1
4 1
5 1
6 1
7 1
8 1
9 9
10 1
11 11
12 12
13 13
14 14
15 15
.
.
.
59 59
60 60
61 61
62 62
63 63
Console> (enable)

設定済み DSCP 変換マップの消去

設定済みの DSCP 変換マップを消去するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

設定済みの DSCP 変換マップを消去します。

clear qos dscp-mutation-map vlan_mapped_id | all

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } dscp-mutation-map map_id

次に、DSCP 変換マップ 3 を消去する例を示します。

Console> (enable) clear qos dscp-mutation-map 3
QoS dscp-mutation-map for mutation-table-id 3 is restored to default.
Console> (enable)
 

VLAN への DSCP 変換マップの適用

DSCP 変換マップを VLAN に適用するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DSCP 変換マップを VLAN に適用します。

set qos dscp-mutation-table-map map_id vlan_list

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } mutation-table-id map_id

次に、DSCP 変換マップ 1 を VLAN 3 および 20 ~ 30 に適用する例を示します。

Console> (enable) set qos dscp-mutation-table-map 1 3,20-30
VLAN(s) 3,20-30 are mapped to mutation-table-id 1.
Console> (enable)
 

次に、VLAN/変換マップのマッピングを確認する例を示します。

Console> (enable) show qos maps config mutation-table-id 1
VLAN ID map:
Map ID VLANs
------ ----------------------------
1 1,20-30

VLAN への DSCP 変換マップの消去

DSCP 変換マップを VLAN から消去するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DSCP 変換マップを VLAN から消去します。

clear qos dscp-mutation-table-map { map_id | vlan_id | all }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } dscp-mutation-map map_id

次に、VLAN と DSCP 変換マップ 2 とのアソシエーションを消去する例を示します。

Console> (enable) clear qos dscp-mutation-table-map 2
All VLANS in mutation-table-id 2 are cleared.
 

次に、VLAN 3 ~ 33 と DSCP 変換マップとのアソシエーションを消去する例を示します。

Console> (enable) clear qos dscp-mutation-table-map 3-33
VLAN(s) 3-33 are removed from mutation-table-ids.
 

次に、すべての VLAN とすべての DSCP 変換マップとのアソシエーションを消去する例を示します。

Console> (enable) clear qos dscp-mutation-table-map all
All VLANs are removed from mutation-table-ids.

802.1Q トンネル ポートでの CoS/CoS マッピングの設定

入力 CoS/CoS マッピングは、WS-X6704-10GE、WS-X6724-SFP、WS-X6748-GE-TX スイッチング モジュールの 802.1Q トンネル ポートでサポートされています。802.1Q トンネル ポートとして設定されていないポートでは、CoS/CoS マッピングはディセーブルです。

CoS/CoS マップの定義

CoS/CoS マップを定義するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS/CoS マッピングを定義します。

set qos cos-cos-map CoS_value

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps cos-cos-map [mod/port]

次に、CoS/CoS マップを定義する例を示します。

Console> (enable) set qos cos-cos-map 3 2 1 4 5 6 7 4
QoS cos-cos-map set successfully.
Console> (enable)

ポートでの CoS/CoS マップのイネーブル化

CoS/CoS マップをポートでイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

802.1Q トンネル ポートで CoS/CoS マップをイネーブルにします。

set port qos mod/port trust trust-cos

ステップ 2

ポート QoS の信頼設定を確認します。

show port qos mod/port

Console> (enable) set port qos 1/1 trust trust-cos
Port 1/1 qos set to trust-cos
Console> (enable)

) 802.1Q トンネル ポートのポート信頼が trust-cos でない場合、CoS/CoS マップは自動的にディセーブルになります。


CoS/CoS マップの消去

CoS/CoS マップを消去するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

802.1Q トンネル ポートで CoS/CoS マップを消去します。

clear qos cos-cos-map

ステップ 2

QoS 設定を確認します。

show qos maps cos-cos-map [mod/port]

次に、CoS/CoS マッピングを消去する例を示します。

Console> (enable) clear qos cos-cos-map
QoS cos-cos-map setting restored to default.
Console> (enable)

ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアへの CoS 値のマッピング


) QoS が次のコマンドをサポートしているのはレイヤ 2 スイッチング エンジンを使用する場合に限定されます。


特定のホスト宛先 MAC アドレス/VLAN 番号値のペアを宛先とするすべてのフレームに CoS 値をマッピングするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN 番号値のペアに CoS 値をマッピングします。

set qos mac-cos dest_mac VLAN cos_value

ステップ 2

設定を確認します。

show qos mac-cos { dest_mac [ vlan ] | all }

次に、宛先 MAC アドレスおよび VLAN 525 に CoS 2 をマッピングする例を示します。

Console> (enable) set qos mac-cos 00-40-0b-30-03-48 525 2
CoS 2 is assigned to 00-40-0b-30-03-48 vlan 525.
Console> (enable)

ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN ペアに割り当てられた CoS 値の削除


) QoS が次のコマンドをサポートしているのはレイヤ 2 スイッチング エンジンを使用する場合に限定されます。


ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN 番号値のペアに割り当てられた CoS を削除するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ホスト宛先 MAC アドレス/VLAN 番号値のペアに割り当てられた CoS 値を削除します。

clear qos mac-cos { dest_mac [ vlan ] | all }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos mac-cos { dest_mac [ vlan ] | all }

次に、宛先 MAC アドレス/VLAN に割り当てられたすべての CoS を削除する例を示します。

Console> (enable) clear qos mac-cos all
All CoS to Mac/Vlan entries are cleared.
Console> (enable)

ブリッジド トラフィックに対するマイクロフロー ポリシングのイネーブル化およびディセーブル化


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


デフォルトでは、マイクロフロー ポリサーはレイヤ 3 スイッチングされるトラフィックだけに影響します。スイッチ上または特定の VLAN 上でブリッジド トラフィックに対してマイクロフロー ポリシングをイネーブルまたはディセーブルにするには、イネーブル モードで次のいずれかの作業を行います。

 

作業
コマンド

スイッチ上または特定の VLAN 上で、ブリッジド トラフィックに対するマイクロフロー ポリシングをイネーブルにします。

set qos bridged-microflow-policing { enable | disable } vlan

スイッチ上または特定の VLAN 上で、ブリッジド トラフィックに対するマイクロフロー ポリシングをディセーブルにします。

set qos bridged-microflow-policing { enable | disable } vlan

設定を確認します。

show qos bridged-microflow-policing runtime { config | runtime } vlan


) Layer 3 Switching Engine II では、マイクロフロー ポリシングを実行する場合には、ブリッジド トラフィックのマイクロフロー ポリシングをイネーブルにする必要があります。


詳細については、「ポリサー」を参照してください。

次に、VLAN 1 ~ 20 のトラフィックに対してマイクロフロー ポリシングをイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos bridged-microflow-policing enable 1-20
QoS microflow policing is enabled for bridged packets on vlans 1-20.
Console> (enable)

標準受信キュー テール廃棄スレッシュホールドの設定

スイッチ上で標準受信キュー テール廃棄スレッシュホールドを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

標準受信キュー テール廃棄スレッシュホールドを設定します。

set qos drop-threshold port_type rx queue 1 thr1 thr2 thr3 thr4

詳細については、「受信キュー」を参照してください。

QoS は、 1q2t 1q4t 、および 1p1q4t ポートに関して個別の設定を維持します。このコマンドは標準キューを設定します。キュー 1 を指定します(完全優先キューのスレッシュホールドは、存在する場合は個別に設定できないので、キュー 1 に指定されたスレッシュホールド 4 を使用します)。

スレッシュホールドはすべて割合(1 ~ 100)として指定します。10 という値は、バッファが 10% 満たされている場合のスレッシュホールドを意味します。

次に、標準受信キュー テール廃棄スレッシュホールドを設定する例を示します。

Console> (enable) set qos drop-threshold 1q4t rx queue 1 20 40 75 100
Receive drop thresholds for queue 1 set at 20% 40% 75% 100%
Console> (enable)
 

1p1q0t 受信キューには、廃棄スレッシュホールドを設定できません。


2q2t ポート標準送信キュー テール廃棄スレッシュホールドの設定

すべての 2q2t ポート上で標準送信キュー テール廃棄スレッシュホールドを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

すべての 2q2t ポート上で標準送信キュー テール廃棄スレッシュホールドを設定します。

set qos drop-threshold port_type tx queue q# thr1 thr2

キュー番号 1 はロー プライオリティ送信キュー、キュー番号 2 はハイ プライオリティ キューです。どちらのキューでも、ロー プライオリティ スレッシュホールド番号が 1、ハイ プライオリティ スレッシュホールド番号が 2 です。

スレッシュホールドはすべて割合(1 ~ 100)として指定します。10 という値は、バッファが 10% 満たされている場合のスレッシュホールドを意味します。

次に、ロー プライオリティ送信キューのテール廃棄スレッシュホールドを設定する例を示します。

Console> (enable) set qos drop-threshold 2q2t tx queue 1 40 100
Transmit drop thresholds for queue 1 set at 40% 100%
Console> (enable)
 

1p3q1t 送信キューには、テール廃棄スレッシュホールドを設定できません。


標準キュー WRED 廃棄スレッシュホールドの設定

1p1q8t ポートは、標準受信キュー内に WRED 廃棄スレッシュホールドが設定されています。

1p2q2t 1p3q1t 1p2q1t 1p3q8t 、および 1p7q8t ポートは、標準送信キュー内に WRED 廃棄スレッシュホールドが設定されています。


1p7q8t(送信)、1p3q1t(送信)、1p2q1t(送信)、および 1p1q8t(受信)ポートは、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドも備えています。


各タイプのすべてのポート上で標準キュー WRED 廃棄スレッシュホールドを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

指定のタイプのすべてのポート上で標準キュー WRED 廃棄スレッシュホールドを設定します。

set qos wred 1p1q8t rx queue q# [ thr1Lo :] thr1Hi [ thr2Lo :] thr2Hi [ thr_n_Lo :] thr_n_Hi ...[ thr8Lo :] thr8Hi

set qos wred 1p7q8t tx queue q# [ thr1Lo :] thr1Hi [ thr2Lo :] thr2Hi [ thr_n_Lo :] thr_n_Hi ...[ thr8Lo :] thr8Hi

set qos wred 1p3q8t tx queue q# [ thr1Lo :] thr1Hi [ thr2Lo :] thr2Hi [ thr_n_Lo :] thr_n_Hi ...[ thr8Lo :] thr8Hi

set qos wred 1p2q2t tx queue q# [ thr1Lo :] thr1Hi [ thr2Lo :] thr2Hi

set qos wred 1p3q1t tx queue q# [ thr1Lo :] thr1Hi

set qos wred 1p2q1t tx queue q# [ thr1Lo :] thr1Hi

1p1q8t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

キュー 1 は単一標準受信キューです。

単一標準受信キューを設定する場合は、次の事項に注意してください。

最初に入力した値によって、最下位プライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

次に入力した値によって、2 番めに高いプライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

8 番めに入力した値によって、最上位のプライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

1p7q8t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

キュー 1 は最低プライオリティ標準送信キューです。

キュー 7 は最高プライオリティ標準送信キューです。

各標準送信キューを設定する場合は、次の事項に注意してください。

最初に入力した値によって、最下位プライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

次に入力した値によって、2 番めに高いプライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

8 番めに入力した値によって、最上位のプライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

1p3q8t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

キュー 1 はロー プライオリティ標準送信キューです。

キュー 2 はミディアム プライオリティ標準送信キューです。

キュー 3 はハイ プライオリティ標準送信キューです。

各標準送信キューを設定する場合は、次の事項に注意してください。

最初に入力した値によって、最下位プライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

次に入力した値によって、2 番めに高いプライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

8 番めに入力した値によって、最上位のプライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

1p2q2t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

キュー 1 はロー プライオリティ標準送信キューです。

キュー 2 はハイ プライオリティ標準送信キューです。

各標準送信キューを設定する場合は、次の事項に注意してください。

最初に入力した値によって、ロー プライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

次に入力した値によって、ハイ プライオリティ スレッシュホールドが設定されます。

1p3q1t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

キュー 1 はロー プライオリティ標準送信キューです。

キュー 2 はミディアム プライオリティ標準送信キューです。

キュー 3 はハイ プライオリティ標準送信キューです。

各標準送信キューを設定する場合は、入力した 1 つの値によってスレッシュホールドが設定されます。

1p2q1t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

キュー 1 はロー プライオリティ標準送信キューです。

キュー 2 はハイ プライオリティ標準送信キューです。

各標準送信キューを設定する場合は、入力した 1 つの値によってスレッシュホールドが設定されます。

スレッシュホールドを設定する場合、次の事項に注意してください。

スレッシュホールドはすべて割合(0 ~ 100)として指定します。10 という値は、バッファが 10% 満たされている場合のスレッシュホールドを意味します。

下限 WRED スレッシュホールドと上限 WRED スレッシュホールドの両方を設定できます。下限スレッシュホールドは、上限スレッシュホールドよりも低い割合に設定する必要があります。

下限 WRED スレッシュホールドは、この値以下のトラフィックは廃棄されないトラフィック レベルです。上限 WRED スレッシュホールドは、この値を超えるトラフィックがすべて廃棄されるトラフィック レベルです。下限と上限の WRED スレッシュホールドの間では、キューにあるトラフィックは、キューがいっぱいになるにつれて廃棄される可能性が高くなります。デフォルトの下限 WRED スレッシュホールドは 0 です(廃棄される可能性がすべてのトラフィックにあります)。

次に、ロー プライオリティ送信キューの WRED 廃棄スレッシュホールドを設定する例を示します。

Console> (enable) set qos wred 1p2q2t queue 1 40:70 70:100
WRED thresholds for queue 1 set to 40:70 and 70:100 on all WRED-capable 1p2q2t ports.
Console> (enable)
 

) 完全優先キューのスレッシュホールドは設定できません。


標準送信キュー間の帯域幅の割り当て

スイッチはデキューイング アルゴリズムの 1 つを使用して、一度に 1 つの標準キューからフレームを送信します。デキューイング アルゴリズムは重み値を使用して、ラウンドロビン方法で処理されるように相対的な帯域幅を各キューに割り当てます。

SRR ― Supervisor Engine 32 1p3q8t ポート上のオプションとしてサポートされています。SRR をイネーブルにしない場合、DWRR が使用されます。SRR では、キューは重み値が割り当てる特定の帯域幅だけを使用できます。

DWRR ― 1p3q1t 1p2q1t 1p3q8t 、および 1p7q8t ポート上でサポートされています。DWRR は、送信の際にすべてのロー プライオリティ キューを追跡し、次のラウンドを補正します。

WRR ― 他のすべてのポートでサポートされています。WRR では、他のキューが帯域幅を使用していない場合に、キューは割り当てられている以上の帯域幅(最大でポートの総帯域幅まで)を使用できます。

キューに設定する重みが大きいほど、多くの送信帯域幅がそのキューに割り当てられます。重み値の比率によってキューの総帯域幅が分割されます。たとえば、重み値が 25:25:50 のギガビット イーサネット ポートの 3 つのキューの分配は、次のようになります。

キュー 1 ― 250 Mbps

キュー 2 ― 250 Mbps

キュー 3 ― 500 Mbps


) 実際の帯域幅の分配は、ポート ハードウェアが設定された重み値に適用する粒度によって決まります。


標準送信キュー間で帯域幅を割り当てるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

標準送信キュー間で帯域幅を割り当てます。

set qos wrr port_type queue1-weigh t q ueue2-weight [ queue3-weight ] [ srr ]

port_type パラメータの有効値は、 2q2t 1p2q2t 1p3q1t 1p2q1t 1p3q8t 、および 1p7q8t です。

QoS では、ポート タイプごとに個別の設定を維持します。このコマンドによって設定されるのは、標準キューだけです。完全優先キューは設定不要です。有効な重み値の範囲は 1 ~ 255 です。

次に、 2q2t ポートに帯域幅を割り当てる例を示します。

Console> (enable) set qos wrr 2q2t 30 70
QoS wrr ratio is set successfully.
Console> (enable)

受信キュー容量比の設定

1p1q0t ポートおよび 1p1q8t ポートの場合、ネットワーク上の標準プライオリティと完全優先トラフィックの配分を推定します(たとえば、標準プライオリティ トラフィックが 85%、完全優先トラフィックが 15% など)。推定した割合を使用して、キューの比率を指定します。1 ~ 99 の範囲で、必ず合計が 100 になるようにしてください。

受信キュー容量比を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

受信キュー 1(標準プライオリティ)と受信キュー 2(完全優先)間で受信キュー容量比を設定します。

set qos rxq-ratio { 1p1q0t | 1p1q8t } queue1-val queue2-val

次に、受信キュー容量比を設定する例を示します。

Console> (enable) set qos rxq-ratio 1p1q0t 80 20
QoS rxq-ratio is set successfully.
Console> (enable)

送信キュー容量比の設定

2q2t 1p2q2t 1p2q1t 1p3q8t 、および 1p7q8t ポートの場合、ネットワーク上の各種プライオリティのトラフィックの配分を推定します(たとえば、ロー プライオリティ トラフィックが 75%、ハイ プライオリティ トラフィックが 15%、完全優先トラフィックが 10% など)。推定した割合を使用して、キューの比率を指定します。1 ~ 99 の範囲で、必ず合計が 100 になるようにしてください。

ポート タイプごとに送信キュー容量比を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

送信キュー容量比を設定します。

set qos txq-ratio { 2q2t | 1p2q2t | 1p2q1t | 1p3q8t | 1p7q8t } queue1-val queue2-val [ queue3-val [ queue4-val ]]

次に、送信キュー容量比を設定する例を示します。

Console> (enable) set qos txq-ratio 2q2t 80 20
QoS txq-ratio is set successfully.
Console> (enable)

CoS 値と廃棄スレッシュホールドのマッピング

次のコマンドを使用して、CoS 値と送受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。QoS では、ポート タイプごとに個別の設定を維持します。

ここでは、CoS 値と廃棄スレッシュホールド間のマッピングについて説明します。

「1q4t/2q2t ポートの対応付け」

「1q8t、1q2t/1p2q2t、および 1p1q4t/1p2q2t ポートの対応付け」

「1p1q0t/1p3q1t ポートの対応付け」

「1p1q8t/1p2q1t、1p3q8t、および 1p7q8t ポートの対応付け」

「デフォルトの CoS マッピングに戻す場合」

1q4t/2q2t ポートの対応付け

1q4t / 2q2t ポート上では、受信キューと送信キューを同じコマンドで設定します。

1q4t / 2q2t ポート上で CoS 値と廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map 2q2t tx q# thr# cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config { 1q4t rx | 2q2t tx }

送受信廃棄スレッシュホールド間の関係は、次のとおりです。

受信キュー 1(標準)スレッシュホールド 1 = 送信キュー 1(標準ロー プライオリティ)スレッシュホールド 1

受信キュー 1(標準)スレッシュホールド 2 = 送信キュー 1(標準ロー プライオリティ)スレッシュホールド 2

受信キュー 1(標準)スレッシュホールド 3 = 送信キュー 2(標準ハイ プライオリティ)スレッシュホールド 1

受信キュー 1(標準)スレッシュホールド 4 = 送信キュー 2(標準ハイ プライオリティ)スレッシュホールド 2

このコマンドでは、送信キューと送信キュー廃棄スレッシュホールド値を使用します。次に、CoS 値 0 および 1 を、標準受信キュー 1/スレッシュホールド 1 および標準送信キュー 1/スレッシュホールド 1 の両方に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 2q2t tx 1 1 cos 0,1
Qos tx priority queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1q8t、1q2t/1p2q2t、および 1p1q4t/1p2q2t ポートの対応付け

1q8t 1q2t/1p2q2t 、および 1p1q4t / 1p2q2t ポート上では、受信キューと送信キューを個別に設定します。

1q8t 受信キュー

CoS 値と 1q8t 受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map 1q8t rx 1 thr# cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1q2t rx

スレッシュホールド 1 は最低プライオリティ スレッシュホールドです。プライオリティはスレッシュホールド番号とともに増加します。

次に、CoS 値 3 をスレッシュホールド 2 に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1q8t rx 1 2 cos 3
QoS rx priority queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1q2t 受信キュー

CoS 値と 1q2t 受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map 1q2t rx 1 1 cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1q2t rx

スレッシュホールド 1 はロー プライオリティ スレッシュホールドです。スレッシュホールド 2 はハイ プライオリティ スレッシュホールドであり、設定不可能です。

次に、CoS 値 3 をスレッシュホールド 1 に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1q2t rx 1 1 cos 3
QoS rx priority queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1p1q4t 受信キュー

CoS 値と 1p1q4t 受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map 1p1q4t rx q# thr# cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1p1q4t rx

キュー 1 は標準キューです。キュー 2 は完全優先キューです。

スレッシュホールドの番号の範囲は 1(ロー プライオリティ)~ 4(ハイ プライオリティ)です。

次に、完全優先受信キュー 2/スレッシュホールド 1 に CoS 値 5 を対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1p1q4t rx 2 1 cos 5
Qos rx strict queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1p2q2t 送信キュー

CoS 値と 1p2q2t 送信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と送信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map 1p2q2t tx q# thr# cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1p2q2t tx

キュー 1 は標準ロー プライオリティ、キュー 2 はハイ プライオリティ、キュー 3 は完全優先です。

スレッシュホールド 1 はロー プライオリティ、スレッシュホールド 2 はハイ プライオリティです。

次に、完全優先送信キュー 3/廃棄スレッシュホールド 1 に CoS 値 5 を対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1p2q2t tx 3 1 cos 5
Qos tx strict queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1p1q0t/1p3q1t ポートの対応付け

1p1q0t / 1p3q1t ポート上では、受信キューと送信キューを個別に設定します。

1p1q0t 受信キュー

CoS 値と 1p1q0t 受信キューを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と受信キューを対応付けます。

set qos map 1p1q0t rx q# cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1p1q0t rx

キュー 1 は標準キューです。キュー 2 は完全優先キューです。

次に、CoS 値 5 を完全優先受信キュー 2 に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1p1q0t rx 2 cos 5
QoS queue mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1p3q1t 送信キュー

1p3q1t 送信キューでは次のように、CoS 値を設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドまたは設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドと対応付けることができます。

CoS 値をテール廃棄スレッシュホールドと対応付けるには、CoS 値をキューにマッピングします。

CoS 値を WRED 廃棄スレッシュホールドと対応付けるには、CoS 値をキューおよびスレッシュホールドにマッピングします。

CoS 値と 1p3q1t 送信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と送信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map 1p3q1t tx q# [ thr# ] cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1p3q1t tx

キュー 1 は標準ロー プライオリティ、キュー 2 はミディアム プライオリティ、キュー 3 はハイ プライオリティ、キュー 4 は完全優先です。

CoS 値をテール廃棄スレッシュホールドにマッピングするには、スレッシュホールド番号を省略するか 0 を入力します。

WRED 廃棄スレッシュホールド番号は 1 です。

次に、CoS 値 0 を送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1 に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1p3q1t tx 1 1 cos 0
Qos tx strict queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1p1q8t/1p2q1t、1p3q8t、および 1p7q8t ポートの対応付け

1p1q8t / 1p2q1t および 1p3q8t ポートを設定する場合、次の事項に注意してください。

受信キューと送信キューは別々に設定します。

CoS 値は、設定不可能なテール廃棄スレッシュホールドまたは設定可能な WRED 廃棄スレッシュホールドと対応付けることができます。

CoS 値をテール廃棄スレッシュホールドと対応付けるには、CoS 値をキューにマッピングします。

CoS 値を WRED 廃棄スレッシュホールドと対応付けるには、CoS 値をキューおよびスレッシュホールドにマッピングします。

1p1q8t 受信キュー

CoS 値と 1p1q8t 受信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と受信キューを対応付けます。

set qos map 1p1q8t rx q# [ thr# ] cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1p1q8t rx

1p1q8t ポート上では、キュー 1 は標準受信キュー、キュー 2 は完全優先受信キューです。

CoS 値をテール廃棄スレッシュホールドにマッピングするには、スレッシュホールド番号を省略するか 0 を入力します。

次に、CoS 値 5 を完全優先受信キュー 2 に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1p1q8t rx 2 cos 5
QoS queue mapped to cos successfully.
Console> (enable)

1p2q1t、1p3q8t、および 1p7q8t 送信キュー

CoS 値と 1p2q1t 1p3q8t または 1p7q8t 送信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

CoS 値と送信キュー廃棄スレッシュホールドを対応付けます。

set qos map [ 1p2q1t | 1p3q8t | 1p7q8t ] tx q# [ thr# ] cos coslist

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config 1p2q1t tx

1p2q1t ポート上では、キュー 1 はロー プライオリティ標準送信キュー、キュー 2 はハイ プライオリティ標準送信キュー、キュー 3 は完全優先送信キューです。

1p3q8t ポート上では、キュー 1 はロー プライオリティ標準送信キュー、キュー 2 はミディアム プライオリティ標準送信キュー、キュー 3 はハイ プライオリティ標準送信キュー、キュー 4 は完全優先送信キューです。

1p7q8t ポート上では、キュー 1 は最低プライオリティ標準送信キュー、キュー 7 は最高プライオリティ標準送信キュー、キュー 8 は完全優先送信キューです。

CoS 値をテール廃棄スレッシュホールドにマッピングするには、スレッシュホールド番号を省略するか 0 を入力します。

次に、CoS 値 0 を送信キュー 1/廃棄スレッシュホールド 1 に対応付ける例を示します。

Console> (enable) set qos map 1p2q1t tx 1 1 cos 0
Qos tx strict queue and threshold mapped to cos successfully.
Console> (enable)

デフォルトの CoS マッピングに戻す場合

デフォルトの CoS 値/廃棄スレッシュホールドのマッピングに戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

QoS マップのデフォルトに戻します。

clear qos map { 1p1q4t rx | 1p1q0t rx | 1p2q2t tx | 2q2t tx | 1p3q1t tx | 1q8t rx | 1p3q8t tx | 1p7q8t tx }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos info config { 1q4t rx | 1p1q4t rx | 1p1q0t rx | 1p1q8t rx | 1p2q2t tx | 2q2t tx | 1p3q1t tx | 1p2q1t tx | 1q8t rx | 1p3q8t tx | 1p7q8t tx }

次に、デフォルトの QoS マッピングに戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos map 1p3q1t tx
Qos map setting cleared.
Console> (enable)

DSCP 値マッピングの設定


) レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。


ここでは、DSCP 値を他の値にマッピングする方法について説明します。

「受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング」

「受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング」

「内部 DSCP 値と出力 CoS 値のマッピング」

「DSCP マークダウン値のマッピング」

受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング

受信 CoS 値を内部 DSCP 値( 内部 DSCP 値 を参照)にマッピングするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

受信 CoS 値を内部 DSCP 値にマッピングします。

set qos cos-dscp-map dscp1 dscp2 dscp3 dscp4 dscp5 dscp6 dscp7 dscp8

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

受信 CoS 値 0 ~ 7 のマッピング先として 8 つの DSCP 値を入力します。次に、受信 CoS 値を内部 DSCP 値にマッピングする例を示します。

Console> (enable) set qos cos-dscp-map 20 30 1 43 63 12 13 8
QoS cos-dscp-map set successfully.
Console> (enable)
 

デフォルトの CoS 値/DSCP 値マッピングに戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの CoS 値/DSCP 値マッピングに戻します。

clear qos cos-dscp-map

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

次に、デフォルトの CoS 値/DSCP 値マッピングに戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos cos-dscp-map
QoS cos-dscp-map setting restored to default.
Console> (enable)

受信 CoS 値と内部 DSCP 値のマッピング

受信 IP precedence 値を内部 DSCP 値( 内部 DSCP 値 を参照)にマッピングするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

受信 IP precedence 値を内部 DSCP 値にマッピングします。

set qos ipprec-dscp-map dscp1 dscp2 dscp3 dscp4 dscp5 dscp6 dscp7 dscp8

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

受信 IP precedence 値 0 ~ 7 のマッピング先として 8 つの内部 DSCP 値を入力します。次に、受信 IP precedence 値を内部 DSCP 値にマッピングする例を示します。

Console> (enable) set qos ipprec-dscp-map 20 30 1 43 63 12 13 8
QoS ipprec-dscp-map set successfully.
Console> (enable)
 

デフォルトの IP precedence 値/DSCP 値マッピングに戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの IP precedence 値/DSCP 値マッピングに戻します。

clear qos ipprec-dscp-map

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

次に、デフォルトの QoS マッピングに戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos ipprec-dscp-map
QoS ipprec-dscp-map setting restored to default.
Console> (enable)

内部 DSCP 値と出力 CoS 値のマッピング

内部 DSCP 値を、出力ポートのスケジューリングおよび輻輳回避に使用する出力 CoS 値にマッピングするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

内部 DSCP 値を出力 CoS 値にマッピングします。

set qos dscp-cos-map dscp_list:cos ...

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

詳細については、「内部 DSCP 値」および「イーサネット出力ポートのスケジューリング、輻輳回避、およびマーキング」を参照してください。

内部 DSCP 値/出力 CoS 値のペアを、64 個まで入力します。次に、内部 DSCP 値を出力 CoS 値にマッピングする例を示します。

Console> (enable) set qos dscp-cos-map 20-25:7 33-38:3
QoS dscp-cos-map set successfully.
Console> (enable)
 

デフォルトの CoS 値/DSCP 値マッピングに戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの DSCP 値/CoS 値マッピングに戻します。

clear qos dscp-cos-map

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

次に、デフォルトの CoS 値/DSCP 値マッピングに戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos dscp-cos-map
QoS dscp-cos-map setting restored to default.
Console> (enable)

DSCP マークダウン値のマッピング

ポリサーで使用する DSCP マークダウン値をマッピングするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DSCP 値をマークダウン DSCP 値にマッピングします。

set qos policed-dscp-map dscp_list:markdown_dscp ...

ステップ 2

PFC2 で、DSCP 値をマークダウン DSCP 値にマッピングします。

set qos policed-dscp-map [ normal | excess ]
in_profile_dscp_list:policed_dscp ...

ステップ 3

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

詳細については、「ポリサー」を参照してください。

最大 64 個の DSCP 値リスト/DSCP 値のペアを入力します。

次に、DSCP マークダウン値をマッピングする例を示します。

Console> (enable) set qos policed-dscp-map 20-25:7 33-38:3
QoS dscp-dscp-map set successfully.
Console> (enable)
 

次に、超過レートを超えるパケットの DSCP マークダウン値をマッピングする例を示します。

Console> (enable) set qos policed-dscp-map 33:30
QoS normal-rate policed-dscp-map set successfully.
Console> (enable) set qos policed-dscp-map excess-rate 33:30
QoS excess-rate policed-dscp-map set successfully.
Console> (enable)
 

) マークダウン ペナルティと矛盾しない、CoS 値にマッピングするマークダウン DSCP 値を設定してください( 内部 DSCP 値と出力 CoS 値のマッピング を参照)。


デフォルトの DSCP マークダウン値マッピングに戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトの DSCP マークダウン マッピングに戻します。

clear qos policed-dscp-map [normal-rate | excess-rate]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos maps { config | runtime } [ cos-dscp-map | ipprec-dscp-map | dscp-cos-map | policed-dscp-map ]

次に、デフォルトの DSCP マークダウン マッピングに戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos policed-dscp-map
QoS dscp-cos-map setting restored to default.
Console> (enable)
 

) normal-rate または excess-rate キーワードを指定しなかった場合、clear qos policed-dscp-map コマンドは標準の policed-dscp マップだけを消去します。


QoS 情報の表示

QoS 情報を表示するには、次の作業を行います。

 

作業
コマンド

QoS 情報を表示します。

show qos info [ runtime | config ]

次に、ポート 2/1 について、QoS 実行情報を表示する例を示します。

Console> show qos info config 2/1
QoS setting in NVRAM:
QoS is enabled
Port 2/1 has 2 transmit queue with 2 drop thresholds (2q2t).
Port 2/1 has 1 receive queue with 4 drop thresholds (1q4t).
Interface type:vlan-based
ACL attached:
The qos trust type is set to untrusted.
Default CoS = 0
Queue and Threshold Mapping:
Queue Threshold CoS
----- --------- ---------------
1 1 0 1
1 2 2 3
2 1 4 5
2 2 6 7
Rx drop thresholds:
Rx drop thresholds are disabled for untrusted ports.
Queue # Thresholds - percentage (abs values )
------- -------------------------------------
1 50% 60% 80% 100%
Tx drop thresholds:
Queue # Thresholds - percentage (abs values )
------- -------------------------------------
1 40% 100%
2 40% 100%
Tx WRED thresholds:
WRED feature is not supported for this port_type.
Queue Sizes:
Queue # Sizes - percentage (abs values )
------- -------------------------------------
1 80%
2 20%
WRR Configuration of ports with speed 1000Mbps:
Queue # Ratios (abs values )
------- -------------------------------------
1 100
2 255
Console> (enable)

QoS 統計情報の表示

QoS 統計情報を表示するには、次の作業を行います。

 

作業
コマンド

QoS 統計情報を表示します。

show qos statistics { mod [/ port ] | l3stats | aggregate-policer [ policer_name ]}

次に、ポート 2/1 の QoS 統計情報を表示する例を示します。

Console> (enable) show qos statistics 2/1
On Transmit:Port 2/1 has 2 Queue(s) 2 Threshold(s)
Q # Threshold #:Packets dropped
--- -----------------------------------------------
1 1:0 pkts, 2:0 pkts
2 1:0 pkts, 2:0 pkts
On Receive:Port 2/1 has 1 Queue(s) 4 Threshold(s)
Q # Threshold #:Packets dropped
--- -----------------------------------------------
1 1:0 pkts, 2:0 pkts, 3:0 pkts, 4:0 pkts
 

次に、QoS レイヤ 3 統計情報を表示する例を示します。

Console> (enable) show qos statistics l3stats
QoS Layer 3 Statistics show statistics since last read.
Packets dropped due to policing: 0
IP packets with ToS changed: 0
IP packets with CoS changed: 26
Non-IP packets with CoS changed: 0
Console>
 

次に、QoS 集約ポリサー(aggregate policer)統計情報を表示する例を示します。

Console> (enable) show qos statistics aggregate-policer
QoS aggregate-policer statistics:
Aggregate Policer Packet Count Packets exceed Packets exceed
normal rate excess rate
-------------------------------- ------------ -------------- -----------------
test 1000 20 5

デフォルトの QoS に戻す場合


) デフォルトの設定に戻すと、QoS がディセーブルになります。QoS はディセーブルがデフォルトの設定のためです。


デフォルトの QoS に戻すには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

デフォルトの QoS に戻します。

clear qos config

次に、デフォルトの QoS に戻す例を示します。

Console> (enable) clear qos config
This command will disable QoS and take values back to factory default.
Do you want to continue (y/n) [n]? y
QoS config cleared.
Console> (enable)

QoS のディセーブル化

QoS をディセーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

スイッチ上で QoS をディセーブルにします。

set qos { enable | disable }

次に、QoS をディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos disable
QoS is disabled.
Console> (enable)

COPS サポートの設定


) • レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。

COPS で設定できる QoS は、IP トラフィック専用です。他のすべてのトラフィックに対応する QoS を設定する場合は、CLI または SNMP を使用します。

このマニュアルおよびその他すべての Catalyst 6500 シリーズ スイッチ関連のマニュアルにおいて、 COPS という用語は、Catalyst 6500 シリーズ スイッチに実装された COPS サポートを意味します。


 

ここでは、COPS サポートの設定について説明します。

「ポート ASIC」

「QoS ポリシーの概要」

「QoS ポリシー ソースとして COPS を選択する場合」

「ローカルに設定された QoS ポリシーを選択する場合」

「ローカルに設定された QoS ポリシーを使用できるようにする場合」

「ポート ロールの割り当て」

「ポート ASIC からのロールの削除」

「ロールの削除」

「PDP サーバの設定」

「PDP サーバの設定削除」

「COPS ドメイン名の設定」

「COPS ドメイン名の削除」

「COPS 通信パラメータの設定」

ポート ASIC

一部の COPS サポート機能は、ポート Application Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け IC)によって制御されるすべてのポートが対象です。ここで使用する ASIC 単位 という用語は、同一ポート ASIC 上のすべてのポートを設定する機能を表します。

ギガビット イーサネット スイッチング モジュール上のポート ASIC は、1 つのモジュール上で最大 4 ポート(1 ~ 4、5 ~ 8、9 ~ 12、および 13 ~ 16)までを制御します。

10 Mbps、10/100 Mbps、および 100 Mbps イーサネット スイッチング モジュールのポート ASIC が、すべてのポートを制御します。

10 Mbps、10/100 Mbps、および 100 Mbps イーサネット スイッチング モジュール上では、別のポート ASIC のセットがあり、12 ポートずつ制御します(1 ~ 12、13 ~ 24、25 ~ 36、および 37 ~ 48)が、COPS でこれらを設定することはできません。

EtherChannel ポートを変更すると、その EtherChannel 内のすべてのポート、および EtherChannel ポートを制御する ASIC(1 つまたは複数)の支配下にあるすべてのポートに変更が適用されます。

QoS ポリシーの概要

QoS ポリシー という用語は、ポートの信頼状態、ポートおよび VLAN に適用されている ACL など、有効となっている QoS 値を意味します。

QoS ポリシー ソースとして COPS を選択する場合

QoS は、ローカルに設定された QoS 値をデフォルトの QoS ポリシー ソースとして使用します。QoS ポリシー ソースとして COPS を選択するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

QoS ポリシー ソースとして COPS を選択します。

set qos policy-source { local | cops }

ステップ 2

QoS ポリシー ソースを確認します。

show qos policy-source

次に、QoS ポリシー ソースとして COPS を選択する例を示します。

Console> (enable) set qos policy-source cops
QoS policy source for the switch set to COPS.
Console> (enable) show qos policy-source
QoS policy source for the switch set to COPS.
Console> (enable)
 

QoS ポリシー ソースとして COPS を選択すると、次の値がローカルに設定された値から受信した COPS 値に切り替わります。

すべての DSCP マップ

名前付き ACL およびデフォルト ACL の定義

マイクロフローおよび集約ポリサー

キューへの CoS 割り当て

スレッシュホールドの設定

WRR の重みおよびバッファの設定

デフォルトのポート CoS およびインターフェイスに付加された ACL

ローカルに設定された QoS ポリシーを選択する場合

ローカルに設定された QoS ポリシーを選択するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ローカルに設定された QoS ポリシーを選択します。

set qos policy-source { local | cops }

ステップ 2

QoS ポリシー ソースを確認します。

show qos policy-source

次に、ローカルに設定された QoS ポリシーを選択する例を示します。

Console> (enable) set qos policy-source local
QoS policy source for the switch set to local.
Console> (enable) show qos policy-source
QoS policy source for the switch set to local.
Console> (enable)

ローカルに設定された QoS ポリシーを使用できるようにする場合

イネーブルの場合、COPS はすべてのポートに対してデフォルトの QoS ポリシー ソースです。ASIC 単位で、ローカルに設定された QoS ポリシーを使用できます。ポート ASIC 上でローカルに設定された QoS ポリシーを使用できるようにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ローカルに設定された QoS ポリシーをポート上で使用できるようにします。

set port qos policy-source { local | cops }

ステップ 2

ポートに対応する QoS ポリシー ソースを確認します。

show port qos

次に、ローカルに設定された QoS ポリシーを使用できるようにする例を示します。

Console> (enable) set port qos 1/1 policy-source local
QoS policy source set to local on port(s) 1/1-2.
Console> (enable)

ポート ロールの割り当て

COPS は、ポートの設定にスロット番号、ポート番号といったパラメータを使用しません。COPS は、ユーザが作成してポート ASIC に割り当てた ロール を使用します。

ロールとは、ポートの機能を説明する名前です( access mod2_1-4 など)。QoS は、1 台のスイッチで最大 64 のロールをサポートしています。1 つのポート ASIC に複数のロールを割り当てることができます( mod2ports1-12 および access など)。ただし、ロール名を結合した合計の長さが 255 文字を超える場合は、ポート ASIC に割り当てることができないという制限があります。

ロール名は最大 31 文字です。大文字と小文字は区別されませんが、大文字および小文字を含めることができます。a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9、ダッシュ(-)、下線(_)、およびピリオド(.)を使用できます。ロール名の先頭には、下線は使用できません。

ポートに新しいロールを初めて割り当てたときに、ロールが作成されます。

ポート ASIC にロールを割り当てるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポート ASIC にロールを割り当てます。

set port cops { mod/port } roles role1 [ role2 ] ...

ステップ 2

ポートのロールを確認します。

show port cops [ mod [ /port ]]

次に、ポート 2/1 を制御している ASIC に新しいロールを 2 つ割り当てる例を示します。

Console> (enable) set port cops 2/1 roles mod2ports1-12 access
New role ‘mod2ports1-12’ created.
New role ‘access’ created.
Roles added for port 2/1-12.
Console> (enable)

ポート ASIC からのロールの削除

ポート ASIC からロールを削除するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポート ASIC からロールを削除します。

clear port cops { mod/port } { all-roles | roles role1 [ role2 ] ...}

ステップ 2

ポートのロールを確認します。

show port cops [ mod [ /port ]]

次に、ポート ASIC からロールを削除する例を示します。

Console> (enable) clear port cops 3/1 roles backbone_port main_port
Roles cleared for port(s) 3/1-4.
Console> (enable)

ロールの削除

ロールを削除する(すべてのポートから削除する)には、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ロールを削除します。

clear cops { all-roles | roles role1 [ role2 ] ...}

ステップ 2

ポートのロールを確認します。

show port cops [ mod [ /port ]]

次に、ロールを削除する例を示します。

Console> (enable) clear cops roles backbone_port main_port
Roles cleared.
Console> (enable)

PDP サーバの設定


) COPS と RSVP は、同じ Policy Decision Point(PDP)サーバを使用できます。


COPS は PDP サーバから QoS ポリシーを取得します。プライマリ PDP サーバを設定し、さらに任意でバックアップ PDP サーバを設定します。

PDP サーバを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

PDP サーバを設定します。

set cops server ip_address [ port ] [ primary ] [ diff-serv | rsvp ]

ステップ 2

PDP サーバの設定を確認します。

show cops info

ip_address パラメータには、サーバの IP アドレスまたは名前を指定できます。

port 変数は PDP サーバの TCP ポート番号です。

diff-serv キーワードを使用して、COPS 専用のアドレスを設定します。

次に、PDP サーバを設定する例を示します。

Console> (enable) set cops server my_server1 primary
my_server1 added to the COPS diff-serv server table as primary server.
my_server1 added to the COPS rsvp server table as primary server.
Console> (enable)

PDP サーバの設定削除

PDP サーバの設定を削除するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

PDP サーバの設定を削除します。

clear cops server { all | ip_address [ diff-serv | rsvp ]}

ステップ 2

PDP サーバの設定を確認します。

show cops info

次に、PDP サーバの設定を削除する例を示します。

Console> (enable) clear cops server all
All COPS diff-serv servers cleared.
All COPS rsvp servers cleared.
Console> (enable)

COPS ドメイン名の設定

PDP サーバは COPS ドメイン名を使用して、スイッチなどの Policy Enforcement Point(PEP)装置と通信します。スイッチに COPS ドメイン名を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

COPS ドメイン名を設定します。

set cops domain-name domain_name

ステップ 2

COPS ドメイン名を確認します。

show cops info

次に、COPS ドメイン名を設定する例を示します。

Console> (enable) set cops domain-name my_domain
Domain name set to my_domain.
Console> (enable)

COPS ドメイン名の削除

COPS ドメイン名を削除するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

COPS ドメイン名を削除します。

clear cops domain-name

ステップ 2

設定を確認します。

show cops info

次に、COPS ドメイン名を削除する例を示します。

Console> (enable) clear cops domain-name
Domain name cleared.
Console> (enable)

COPS 通信パラメータの設定

COPS が PDP サーバとの通信に使用するパラメータを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

COPS が PDP サーバとの通信に使用するパラメータを設定します。

set cops retry-interval initial increment maximum

ステップ 2

設定を確認します。

show cops info

秒単位(0 ~ 65535 の範囲)でパラメータを入力します。必ず、 initial パラメータ値と increment パラメータ値の合計が maximum パラメータの値を超えないようにしてください。

次に、COPS が PDP サーバとの通信に使用するパラメータを設定する例を示します。

Console> (enable) set cops retry-interval 15 1 30
Connection retry intervals set.
Console> (enable)

RSVP サポートの設定


) • レイヤ 2 スイッチング エンジンを搭載した Supervisor Engine 1 は、このコマンドをサポートしていません。

このマニュアルおよび他のすべての Catalyst 6500 シリーズ スイッチ関連のマニュアルで、 RSVP は、Catalyst 6500 シリーズ スイッチに実装された RSVP ヌル サービス テンプレートおよびレシーバー プロキシ機能サポートを意味します。


 

ここでは、RSVP ヌル サービス テンプレートおよびレシーバー プロキシ機能サポートの設定について説明します。

「RSVP サポートのイネーブル化」

「RSVP サポートのディセーブル化」

「DSBM 選定への参加のイネーブル化」

「DSBM 選定への参加のディセーブル化」

「PDP サーバの設定」

「PDP サーバの設定削除」

「RSVP ポリシー タイムアウトの設定」

「RSVP にローカル ポリシーを使用させる設定」

RSVP サポートのイネーブル化

RSVP サポートをイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

スイッチ上で RSVP サポートをイネーブルにします。

set qos rsvp { enable | disable }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos rsvp info

ステップ 3

RSVP アクティビティを表示します。

show qos rsvp flow-info

次に、RSVP サポートをイネーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos rsvp enable
RSVP enabled on the switch.
Console> (enable)

RSVP サポートのディセーブル化

RSVP サポートをディセーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

スイッチ上で RSVP サポートをディセーブルにします。

set qos rsvp { enable | disable }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos rsvp info

次に、RSVP サポートをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set qos rsvp disable
RSVP disabled on the switch.
Console> (enable)

DSBM 選定への参加のイネーブル化

Catalyst 6500 シリーズ スイッチは、Designated Subnet Bandwidth Manager(DSBM)として動作できます。ポート単位で、DSBM の選定に参加できるように設定できます。


) RSVP 装置がネットワークに追加されても、DSBM は再選定されません。どの装置を DSBM にするかを制御するには、DSBM として選定されるようにする装置を除くすべての装置で選定への参加を禁止します。DSBM の選定後、ネットワーク構成に応じて、他の装置で選定に参加できるように再設定します。


DSBM の選定にポートを参加させるには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DSBM の選定にポートが参加できるようにします。

set port rsvp { mod/port } dsbm-election { disable | enable priority }

ステップ 2

ポートの設定を確認します。

show port rsvp [ mod | mod/port ]

priority パラメータの範囲は、128 ~ 255 です。

次に、DSBM の選定にポート 2/1 および 3/2 が参加できるようにする例を示します。

Console> (enable) set port rsvp 2/1,3/2 dsbm-election enable 232
DSBM enabled and priority set to 232 for ports 2/1,3/2.
Console> (enable)

DSBM 選定への参加のディセーブル化

DSBM の選定にポートが参加できないようにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DSBM の選定にポートが参加できないようにします。

set port rsvp { mod/port } dsbm-election { disable | enable priority }

ステップ 2

設定を確認します。

show port rsvp show port rsvp [ mod [ /port ]]

次に、DSBM の選定にポート 2/1 が参加できないようにする例を示します。

Console> (enable) set port rsvp 2/1 dsbm-election disable
DSBM disabled for port 2/1.
Console> (enable)

PDP サーバの設定


) COPS および RSVP は、同じ PDP サーバを使用できます。


スイッチが DSBM の場合、RSVP は PDP サーバと通信します。プライマリ PDP サーバを設定し、さらに任意でバックアップ PDP サーバを設定します。

PDP サーバを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

PDP サーバを設定します。

set cops server ip_address [ port ] [ primary ] [ diff-serv | rsvp ]

ステップ 2

PDP サーバの設定を確認します。

show cops info

ip_address パラメータには、サーバの IP アドレスまたは名前を指定できます。

port 変数は PDP サーバの TCP ポート番号です。

rsvp キーワードを使用して、RSVP 専用のアドレスを設定します。

次に、PDP サーバを設定する例を示します。

Console> (enable) set cops server my_server1 primary rsvp
my_server1 added to the COPS rsvp server table as primary server.
Console> (enable)

PDP サーバの設定削除

PDP サーバの設定を削除するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

PDP サーバの設定を削除します。

clear cops server { all | ip_address [ diff-serv | rsvp ]}

ステップ 2

PDP サーバの設定を確認します。

show cops info

rsvp キーワードを使用して、RSVP アドレスだけを削除します。

次に、PDP サーバの設定を削除する例を示します。

Console> (enable) clear cops server all
All COPS diff-serv servers cleared.
All COPS rsvp servers cleared.
Console> (enable)

RSVP ポリシー タイムアウトの設定

スイッチが DSBM であるときに、PDP サーバとの通信が切断された場合、スイッチはタイムアウト値として指定された時間だけ、キャッシュの値を使用して、DSBM としての動作を継続します。新規または変更された RSVP path メッセージに対する動作は、RSVP ローカル ポリシーの設定によって決まります。

タイムアウトの設定時間内に、PDP サーバとの通信が再び確立されなかった場合、スイッチの役割はすべてのポートに対応する Subnet Bandwidth Manager(SBM)クライアントの役割に戻り、セグメント上で新しく選定された DSBM に、RSVP メッセージを転送します。PDP サーバとの通信が行われなかった場合、スイッチは DSBM の選定に参加しません。

PDP サーバとの通信が切断されてから、スイッチが引き続き DSBM として動作する時間の長さを設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

RSVP ポリシー タイムアウトを設定します。

set qos rsvp policy-timeout timeout

ステップ 2

設定を確認します。

show qos rsvp info

分単位(0 ~ 65535 の範囲)で timeout パラメータを入力します(デフォルト値は 30)。

次に、RSVP ポリシー タイムアウトを設定する例を示します。

Console> (enable) set qos rsvp policy-timeout 45
RSVP database policy timeout set to 45 minutes.
Console> (enable)

RSVP にローカル ポリシーを使用させる設定

PDP サーバとの通信が切断されたあとの RSVP の動作を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

PDP サーバとの間で通信が行われない場合の RSVP の動作を設定します。

set qos rsvp local-policy { forward | reject }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos rsvp info

forward キーワードは、新規または変更された RSVP path メッセージをすべて転送するローカル ポリシーを設定します。 reject キーワードは、新規または変更された RSVP path メッセージの転送を拒否するローカル ポリシーを設定します。次に、新規または変更された RSVP path メッセージをすべて拒否するように、デフォルトのローカル RSVP ポリシー設定を変更する例を示します。

Console> (enable) set qos rsvp local-policy reject
RSVP local policy set to reject.
Console> (enable)

) RSVP ローカル ポリシーが使用されるのは、PDP との接続が切断されたあと、RSVP ポリシー タイムアウトが満了するまでの間だけです。RSVP ポリシー タイムアウトが満了すると、スイッチは SBM クライアントとして動作します。RSVP ローカル ポリシーの設定とは無関係に、RSVP メッセージはそのままスイッチを通過します。スイッチが PDP との接続を確立することがなければ、RSVP ローカル ポリシー設定は使用されません。


QoS 統計データ エクスポートのグローバルなイネーブル化

ポートおよび集約ポリサーに対して QoS 統計データをエクスポートするには、最初にこの機能をグローバルに設定する必要があります。

QoS 統計データ エクスポートをグローバルにイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

QoS 統計データのエクスポートをイネーブルにします。

set qos statistics export enable | disable

ステップ 2

設定を確認します。

show qos statistics export info

次に、QoS 統計データ エクスポートをグローバルにイネーブルにし、設定を確認する例を示します。

Console> (enable) set qos statistics export enable
Export is enabled.
Export destination:172.20.52.3 SYSLOG facility LOG_LOCAL6 (176), severity LOG_DE
BUG (7)
Aggregate policer export is not supported
Console> (enable) show qos statistics export info
Statistics export status and configuration information
------------------------------------------------------
Export status: enabled
Export time interval: 300
Export destination:172.20.52.3 SYSLOG facility LOG_LOCAL6 (176), severity LOG_DE
BUG (7)
Port Export
------ --------
1/1 disabled
1/2 disabled
3/1 disabled
3/2 disabled
5/1 disabled
5/2 disabled
5/3 disabled
5/4 disabled
(テキスト出力は省略)
Console> (enable)
 

ポート単位の QoS 統計データ エクスポートのイネーブル化

ポート単位で QoS 統計データ エクスポートをイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

ポート単位で QoS 統計データのエクスポートをイネーブルにします。

set qos statistics export port mod/port enable | disable

ステップ 2

設定を確認します。

show qos statistics export info


) ポート単位での設定を有効にするには、QoS 統計データのエクスポートをグローバルにイネーブルにする必要があります。


次に、ポート単位で QoS 統計データ エクスポートをイネーブルにし、設定を確認する例を示します。

Console> (enable) set qos statistics export port 5/1 enable
Port export enabled on 5/1.
Console> (enable) show qos statistics export info
Statistics export status and configuration information
------------------------------------------------------
Export status: enabled
Export time interval: 300
Export destination:172.20.52.3 SYSLOG facility LOG_LOCAL6 (176), severity LOG_DE
BUG (7)
Port Export
------ --------
1/1 disabled
1/2 disabled
3/1 disabled
3/2 disabled
5/1 enabled
5/2 disabled
(テキスト出力は省略)
Console> (enable)
 

ポート上でイネーブルにした場合、QoS 統計データ エクスポートには、デリミタ文字で区切られた次の各フィールドが含まれます。

エクスポート タイプ(ポートは [1])

スロット/ポート

入力パケット数

入力バイト数

出力パケット数

出力バイト数

タイム スタンプ

集約ポリサー単位の QoS 統計データ エクスポートのイネーブル化

集約ポリサー単位で QoS 統計データ エクスポートをイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

集約ポリサー単位で QoS 統計データのエクスポートをイネーブルにします。

set qos statistics export aggregate name { enable | disable }

ステップ 2

設定を確認します。

show qos statistics export info


) 集約ポリサー単位での設定を有効にするには、QoS 統計データのエクスポートをグローバルにイネーブルにする必要があります。


次に、特定の集約ポリサーに対する QoS 統計データ エクスポートをイネーブルにし、設定を確認する例を示します。

Console> (enable) set qos statistics export aggregate ipagg_3 enable
Statistics data export enabled for aggregate policer ipagg_3
Console> (enable) show qos statistics export info
Statistics export status and configuration information
------------------------------------------------------
Export status: enabled
Export time interval: 300
Export destination:172.20.52.3 SYSLOG facility LOG_LOCAL6 (176), severity LOG_DE
BUG (7)
Port Export
------ --------
1/1 disabled
1/2 disabled
3/1 disabled
3/2 disabled
5/1 enabled
5/2 disabled
(テキスト出力は省略)
 
Aggregate name Export
-------------- --------
ipagg_3 enabled
Console> (enable)
 

名前付き集約ポリサーに対してイネーブルにした場合、QoS 統計データ エクスポートには、デリミタ文字で区切られた次の各フィールドが含まれます。

エクスポート タイプ(集約ポリサーは [2])

集約ポリサー名

方向([in])

適合パケット数

CIR を超えたパケット数

PIR を超えたパケット数

タイム スタンプ

集約ポリサー QoS 統計情報の消去

集約ポリサー QoS 統計情報を消去するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

集約ポリサー QoS 統計情報を消去します。

clear qos statistics aggregate-policer [policer_name]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos statistics export info

次に、特定の集約ポリサーに関して、集約ポリサー QoS 統計情報を消去する例を示します。

Console> (enable) clear qos statistics aggregate-policer aggr_1
Aggregate policer 'aggr_1' statistical counters cleared.
 

集約ポリサーを指定しない場合は、すべての集約ポリサーの統計情報が消去されます。

Console> (enable) clear qos statistics aggregate-policer
QoS aggregate policers statistical counters cleared.

QoS 統計データ エクスポートの間隔の設定

QoS 統計データがエクスポートされるデフォルトの間隔は 30 秒です。QoS 統計データ エクスポートの間隔を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

QoS 統計データ エクスポートの間隔を設定します。

set qos statistics export interval interval_seconds

ステップ 2

設定を確認します。

show qos statistics export info

次に、QoS 統計データ エクスポートの間隔を設定し、その設定を確認する例を示します。

Console> (enable) set qos statistics export interval 500
Time interval set to 500
Console> (enable) show qos statistics export info
Statistics export status and configuration information
------------------------------------------------------
Export status: enabled
Export time interval: 500
Export destination:172.20.52.3 SYSLOG facility LOG_LOCAL6 (176), severity LOG_DE
BUG (7)
Port Export
------ --------
1/1 disabled
1/2 disabled
3/1 disabled
3/2 disabled
5/1 enabled
5/2 disabled
(テキスト出力は省略)
 
Aggregate name Export
-------------- --------
ipagg_3 enabled
Console> (enable)

QoS 統計データ エクスポートの宛先ホストおよび UDP ポートの設定

QoS 統計データ エクスポートの宛先ホストおよび UDP ポート番号を設定するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

QoS 統計データ エクスポートの宛先ホストおよび UDP ポート番号を設定します。

set qos statistics export destination { host_name | ip_address } [syslog [facility | severity] port ]

ステップ 2

設定を確認します。

show qos statistics export info

次に、QoS 統計データ エクスポートの宛先ホストおよび UDP ポート番号を設定し、設定を確認する例を示します。

Console> (enable) set qos statistics export destination stargate 9996
Statistics data export destination set to stargate port 9996.
Console> (enable) show qos statistics export info
Statistics export status and configuration information
------------------------------------------------------
Export status: enabled
Export time interval: 500
Export destination:Stargate, UDP port 9996
Port Export
------ --------
1/1 disabled
1/2 disabled
3/1 disabled
3/2 disabled
5/1 enabled
5/2 disabled
(テキスト出力は省略)
 
Aggregate name Export
-------------- --------
ipagg_3 enabled
Console> (enable)

QoS 統計情報の表示

集約ポリサー単位のパケットおよびバイト レートに関する QoS 統計情報を表示するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

集約ポリサー単位のパケットおよびバイト レートの QoS 統計情報を表示します。

show qos statistics aggregate-policer [ policer_name ]

次に、集約ポリサー単位のパケットおよびバイト レートに関する QoS 統計情報を表示する例を示します。

Console> show qos statistics aggregate-policer
QoS aggregate-policer statistics:
Aggregate Policer Packet Count Packets exceed Packets exceed
normal rate excess rate
-------------------------------- ------------ -------------- -----------------
test 1000 20 5
Console>