Catalyst 6500 シリーズ スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Software Release 8.5
RMON の設定
RMON の設定
発行日;2012/06/27 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

RMON の設定

RMON の機能

スイッチ上での RMON のイネーブル化

RMON データの表示

サポートされる RMON および RMON2 MIB オブジェクト

RMON の設定

この章では、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上で Remote Monitoring(RMON)を設定する方法について説明します。


) この章で使用しているコマンドの完全な構文および使用方法の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Command Reference』を参照してください。


この章で説明する内容は、次のとおりです。

「RMON の機能」

「スイッチ上での RMON のイネーブル化」

「RMON データの表示」

「サポートされる RMON および RMON2 MIB オブジェクト」

RMON の機能

RMON は、さまざまなネットワーク エージェントおよびコンソール システムでネットワーク モニタ データを交換することができる Internet Engineering Task Force(IETF)標準モニタ仕様です。スーパバイザ エンジン ソフトウェアには、次の RMON 仕様コンポーネントのサポートが組み込まれています(詳細については サポートされる RMON および RMON2 MIB オブジェクト を参照)。

RFC 1757 に定義されている RMON グループ

イーサネット、ファスト イーサネット、Fast EtherChannel、およびギガビット イーサネット スイッチ ポートの統計情報(RMON グループ 1、各ポートにつきスーパバイザ エンジンの RAM を 140 バイト使用)

イーサネット、ファスト イーサネット、Fast EtherChannel、およびギガビット イーサネット スイッチ ポートのヒストリ(RMON グループ 2、最初の 50 バケットにスーパバイザ エンジンの RAM を 3 KB 使用、以後はバケットが 1 つ追加されるたびに 56 バイト使用)

アラーム(RMON グループ 3、設定した各アラームにつきスーパバイザ エンジンの RAM を 1.3 KB 使用)

イベント(RMON グループ 9、設定した各イベントにつきスーパバイザ エンジンの RAM を 1.3 KB 使用)

RFC 2021 に定義されている RMON2 グループ

UsrHistory(RMON2 グループ 18)

ProbeConfig(RMON2 グループ 19)

組み込み RMON エージェントにより、スイッチで専用モニタリング プローブまたはネットワーク アナライザを使用しなくても、レイヤ 2 ですべてのポートのネットワーク トラフィックを同時にモニタできます。

スイッチ上での RMON のイネーブル化


) RMON は、デフォルトではディセーブルに設定されています。


RMON をイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

スイッチ上で RMON をイネーブルにします。

set snmp rmon enable

ステップ 2

RMON がイネーブルに設定されたことを確認します。

show snmp

次に、スイッチ上で RMON をイネーブルにし、RMON がイネーブルに設定されたことを確認する例を示します。

Console> (enable) set snmp rmon enable
SNMP RMON support enabled.
Console> (enable) show snmp
RMON: Enabled
Extended RMON: Extended RMON module is not present
Traps Enabled:
Port,Module,Chassis,Bridge,Repeater,Vtp,Auth,ippermit,Vmps,config,entity,stpx
Port Traps Enabled: 1/1-2,4/1-48,5/1
Community-Access Community-String
---------------- --------------------
read-only Everyone
read-write Administrators
read-write-all Root
Trap-Rec-Address Trap-Rec-Community
---------------------------------------- --------------------
172.16.10.10 read-write
172.16.10.20 read-write-all
Console> (enable)

RMON データの表示

RMON データにアクセスできるのは、RFC 1757 および RFC 2021 をサポートしている Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)からだけです( CiscoWorks2000 の使用方法 を参照)。スイッチの CLI(コマンドライン インターフェイス)から RMON データにアクセスすることはできませんが、CLI の show コマンドにより同様の情報が得られます。

サポートされる RMON および RMON2 MIB オブジェクト

表45-1 に、スーパバイザ エンジン ソフトウェアがサポートしている RMON および RMON2 MIB オブジェクトを示します。

 

表45-1 スーパバイザ エンジンの RMON および RMON2 サポート

Object Identifier(OID; オブジェクト識別子)および説明
送信元

...mib-2(1).rmon(16).statistics(1).etherStatsTable(1)

RFC 1757(RMON-MIB)

パケット、オクテット、ブロードキャスト、エラーなどのカウンタ

...mib-2(1).rmon(16).history(2).historyControlTable(1)
...mib-2(1).rmon(16).history(2).etherHistoryTable(2)

RFC 1757 (RMON-MIB)
RFC 1757 (RMON-MIB)

あとから検索できるように、統計グループ カウンタを定期的に収集して保存します。

...mib-2(1).rmon(16).alarm(3)

RFC 1757(RMON-MIB)

ネットワーク管理上、重要な RMON 変数に設定できるスレッシュホールド

...mib-2(1).rmon(16).event(9)

RFC 1757(RMON-MIB)

アラーム グループのスレッシュホールドを超過したときに SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)トラップを生成し、イベントをログに保存します。

...mib-2(1).rmon(16).usrHistory(18)

RFC 2021(RMON2-MIB)

RMON1 リンク レイヤ統計情報のヒストリ拡張情報で、RMON、RMON2、MIB-I、または MIB-II 統計情報が含まれます。

...mib-2(1).rmon(16).probeConfig(19)

RFC 2021(RMON2-MIB)

エージェント機能および設定のリストを表示します。