Catalyst 6500 シリーズ スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Software Release 8.4
DNSの設定
DNSの設定
発行日;2012/01/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

DNSの設定

DNSの機能

DNSのデフォルト設定

スイッチ上でのDNSの設定

DNSの設定およびイネーブル化

DNSサーバの消去

DNSドメイン名の消去

DNSのディセーブル化

DNSの設定

この章では、Catalyst 6500シリーズ スイッチ上でDomain Name System(DNS;ドメイン ネーム システム)を設定する方法について説明します。


) この章で使用しているコマンドの完全な構文および使用方法の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Command Reference』を参照してください。


この章で説明する内容は、次のとおりです。

「DNSの機能」

「DNSのデフォルト設定」

「スイッチ上でのDNSの設定」

DNSの機能

DNSは、DNSサーバからDNSプロトコルを使用して、ホスト名をIPアドレスにマッピングすることができる分散データベースです。スイッチにDNSを設定すると、 ping telnet upload download など、すべてのIPコマンドにおいて、IPアドレスの代わりにホスト名を使用できます。

DNSを使用するには、ネットワーク上にDNSネーム サーバが設定されていなければなりません。

スイッチには、プライマリDNSネーム サーバのほかに、2台のバックアップ サーバを指定できます。プライマリ サーバを明示的に特定しないと、最初に指定したサーバがプライマリ サーバになります。スイッチは、最初にプライマリ サーバに対してDNSクエリを送信します。プライマリ サーバへのクエリに失敗すると、バックアップ サーバにクエリが送信されます。

DNSのデフォルト設定

表28-1 に、DNSのデフォルト設定を示します。

 

表28-1 DNSのデフォルト設定

機能
デフォルト値

DNSイネーブル ステート

ディセーブル

DNSデフォルト ドメイン名

ヌル

DNSサーバ

指定なし

スイッチ上でのDNSの設定

ここでは、DNSを設定する手順について説明します。

「DNSの設定およびイネーブル化」

「DNSサーバの消去」

「DNSドメイン名の消去」

「DNSのディセーブル化」

DNSの設定およびイネーブル化

スイッチ上でDNSを設定してイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

1つまたは複数のDNSサーバのIPアドレスを指定します。

set ip dns server ip_addr [ primary ]

ステップ 2

ドメイン名を設定します。

set ip dns domain name

ステップ 3

DNSをイネーブルにします。

set ip dns enable

ステップ 4

DNSの設定を確認します。

show ip dns [ noalias ]

次に、スイッチ上でDNSを設定してイネーブルにし、設定を確認する例を示します。

Console> (enable) set ip dns server 10.2.2.1
10.2.2.1 added to DNS server table as primary server.
Console> (enable) set ip dns server 10.2.24.54 primary
10.2.24.54 added to DNS server table as primary server.
Console> (enable) set ip dns server 10.12.12.24
10.12.12.24 added to DNS server table as backup server.
Console> (enable) set ip dns domain corp.com
Default DNS domain name set to corp.com
Console> (enable) set ip dns enable
DNS is enabled
Console> (enable) show ip dns
DNS is currently enabled.
The default DNS domain name is: corp.com
 
DNS name server status
---------------------------------------- -------
dns_serv2
dns_serv1 primary
dns_serv3
Console> (enable)

DNSサーバの消去

DNSサーバ テーブルからDNSサーバを消去するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

DNSサーバ テーブルから1つまたはすべてのDNSサーバを消去します。

clear ip dns server [ ip_addr | all ]

ステップ 2

DNSの設定を確認します。

show ip dns [ noalias ]

次に、DNSサーバ テーブルからDNSサーバを消去する例を示します。

Console> (enable) clear ip dns server 10.12.12.24
10.12.12.24 cleared from DNS table
Console> (enable)
 

次に、DNSサーバ テーブルからすべてのDNSサーバを消去する例を示します。

Console> (enable) clear ip dns server all
All DNS servers cleared
Console> (enable)

DNSドメイン名の消去

デフォルトのDNSドメイン名を消去するには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

デフォルトのDNSドメイン名を消去します。

clear ip dns domain

ステップ 2

DNSの設定を確認します。

show ip dns [ noalias ]

次に、デフォルトのDNSドメイン名を消去する例を示します。

Console> (enable) clear ip dns domain
Default DNS domain name cleared.
Console> (enable)

DNSのディセーブル化

DNSをディセーブルするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

スイッチ上でDNSをディセーブルにします。

set ip dns disable

ステップ 2

DNSの設定を確認します。

show ip dns [ noalias ]

次に、スイッチ上でDNSをディセーブルにする例を示します。

Console> (enable) set ip dns disable
DNS is disabled
Console> (enable)