Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド リリース12.2(33)SXH以降
Call Home の設定
Call Home の設定
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 18MB) | フィードバック

目次

Call Home の設定

Call Home の概要

Smart Call Home の入手

Call Home の設定

連絡先情報の設定

宛先プロファイルの設定

宛先プロファイルのコピー

アラート グループへの加入

定期的通知の設定

メッセージ重大度しきい値の設定

Syslog パターン照合の設定

一般的な E メール オプションの設定

Call Home のイネーブル化

Call Home 通信のテスト

Call Home テスト メッセージの手動送信

Call Home アラート グループ メッセージの手動送信

分析およびレポートの要求の送信

コマンドの出力の送信

Smart Call Home の設定およびイネーブル化

Call Home コンフィギュレーション情報の表示

デフォルト設定

アラート グループのトリガ イベントおよびコマンド

メッセージの内容

ロングテキスト形式の Syslog アラート通知の例

XML 形式の Syslog アラート通知の例

Call Home の設定

この章では、Cisco IOS リリース 12.2SX で Call Home 機能を設定する手順について説明します。Call Home 機能は Release12.2(33)SXH 以降のリリースでサポートされます。


) この章で使用しているコマンドの構文および使用方法の詳細については、次の URL の『Cisco IOS Master Command List, Release 12.2SX』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mcl/122sxmcl/12_2sx_mcl_book.html


 

ここでは、次の内容を説明します。

「Call Home の概要」

「Smart Call Home の入手」

「Call Home の設定」

「連絡先情報の設定」

「宛先プロファイルの設定」

「アラート グループへの加入」

「一般的な E メール オプションの設定」

「Call Home のイネーブル化」

「Call Home 通信のテスト」

「Smart Call Home の設定およびイネーブル化」

「Call Home コンフィギュレーション情報の表示」

「デフォルト設定」

「アラート グループのトリガ イベントおよびコマンド」

「メッセージの内容」

Call Home の概要

Call Home は、重大なシステム イベントに関する E メールベースおよび Web ベースの通知を行います。ポケットベル サービス、標準の E メール、または XML ベースの自動解析アプリケーションとの最適な互換性を実現するために、多岐にわたる範囲のメッセージ形式が使用可能になっています。この機能の一般的な使用目的としては、ネットワーク サポート技術者の直接呼出し、ネットワーク オペレーション センターへの E メール通知、サポート Web サイトへの XML 配信、および Cisco Systems Technical Assistance Center(TAC)と直接ケースを作成するための Cisco Smart Call Home の利用などがあります。

Call Home 機能では、設定、診断、環境の状態、目録、および Syslog イベントに関する情報を含むアラート メッセージを配信できます。

Call Home 機能は、 Call Home 宛先プロファイル と呼ばれる複数の受信者に、設定可能メッセージ形式とコンテンツ カテゴリを持つアラートを配信できます。事前定義された宛先プロファイルは、Cisco TAC(attach@cisco.com)へのアラート送信用に提供され、独自の宛先プロファイルを定義することもできます。

柔軟なメッセージ配信と形式オプションにより、特定のサポート要件を簡単に統合することができます。複数の宛先プロファイルを設定した場合、障害が発生すると、システムは、すべての設定されたプロファイルを試してから障害メッセージを送信します。

Call Home 機能には、次の利点があります。

複数メッセージ形式オプション:

ショート テキスト:ポケットベルまたは印刷レポートに適しています。

プレーン テキスト:人が読むのに適した完全フォーマット メッセージ情報。

XML:Extensible Markup Language(XML)および Adaptive Markup Language(AML)Document Type Definitions(DTD; 文書タイプ定義)を使用する照合判読可能形式。XML 形式により、Cisco TAC とのやり取りが可能です。

複数の同時メッセージ宛先

設定、診断、環境の状態、目録、および Syslog イベントを含む複数のメッセージ カテゴリ

重大度およびパターン照合に基づくメッセージのフィルタリング

定期的メッセージ送信のスケジューリング

Smart Call Home の入手

シスコシステムズと直接サービス契約を結んでいる場合は、Smart Call Home 用のデバイスを登録できます。Smart Call Home は、ご使用のデバイスから送信された Call Home メッセージを分析し、背景情報および推奨事項を提供して、システムの問題を迅速に解決します。特に GOLD 診断機能などで既知のものとして識別される問題の場合、Cisco TAC により自動サービス リクエストが作成されます。

Smart Call Home では、次の機能を提供します。

継続的なデバイスの状態モニタリングとリアルタイムの診断アラート

ご使用のデバイスからの Call Home メッセージの分析と、必要に応じて自動サービス リクエストの生成は、問題を迅速に解決するための詳細な診断情報とともに、適切な TAC チームにルーティングされます。

セキュアなメッセージ転送が、ご使用のデバイスから直接、またはダウンロード可能な Transport Gateway(TG; 転送ゲートウェイ)集約ポイントを経由して行われます。複数のデバイスでサポートを必要としている場合、またはセキュリティ要件の関係でご使用のデバイスをインターネットに直接接続できない場合は、TG 集約ポイントを使用できます。

Call Home メッセージおよびすべての Call Home デバイスの推奨事項、目録、および設定情報への Web ベースのアクセス。関連するフィールド通知、セキュリティ アドバイスおよびサポート終了日情報にアクセスできます。

登録には、次の項目が必要です。

ご使用のスイッチの SMARTnet 契約番号

E メール アドレス

Cisco.com ID

Smart Call Home の詳細については、次の URL の Smart Call のホーム ページを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps7334/serv_home.html

Call Home の設定

Call Home の設定方法は、機能の使用目的によって異なります。Call Home を設定する前に、次の点を考慮してください。

1 つ以上の宛先プロファイル(事前定義またはユーザ定義)を設定する必要があります。使用される宛先プロファイルは、受信するのがポケットベル、E メール、または Cisco Smart Call Home などの自動サービスであるかどうかによって異なります。

宛先プロファイルが E メール メッセージ配信を使用する場合、SMTP サーバを指定する必要があります。

宛先プロファイルがセキュア HTTP(HTTPS)メッセージ転送を使用する場合、トラストポイント Certificate Authority(CA; 認証局)を設定する必要があります。

受信者が受信したメッセージの起点を判別できるように、連絡先 E メール、電話、および住所といった情報を設定する必要があります。

スイッチは、E メール サーバまたは宛先 HTTP サーバに IP 接続できる必要があります。

サーバが名前で指定される場合は、スイッチがネーム サーバに IP 接続できなければなりません。

Cisco Smart Call Home を使用する場合、有効なサービス契約で設定するデバイスをカバーする必要があります。

Call Home を設定するには、次の作業を行います。


ステップ 1 サイトの連絡先情報を設定します。

ステップ 2 宛先にする各受信者の定義プロファイルを設定します。

ステップ 3 各宛先プロファイルを 1 つ以上のグループに加入させ、アラート オプションを設定します。

ステップ 4 転送方法に従って、E メール設定または HTTPS 設定(CA 証明書を含む)を設定します。

ステップ 5 Call Home 機能をイネーブルにします。

ステップ 6 Call Home メッセージをテストします。


 


ヒント Smart Call Home Web アプリケーションから基本設定スクリプトをダウンロードすれば、Call Home 機能を Smart Call Home および Cisco TAC で使用するための設定に役立ちます。また、スクリプトは、Smart Call Home サービスとの安全な通信のためのトラストポイント CA の設定時にも役立ちます。現状のまま提供されるスクリプトは、次の URL でダウンロードできます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps7334/serv_home.html


連絡先情報の設定

各スイッチには、連絡先 E メール アドレスが設定されている必要があります。任意で電話番号、住所、契約 ID、カスタマー ID、およびサイト ID を設定できます。

連絡先情報を割り当てるには、次の作業を行います。

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# call-home

Call Home コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 3

Router(cfg-call-home)# contact-email-addr email-address

お客様の E メール アドレスを割り当てます。スペースを含まない、最大 200 文字までの E メール アドレス形式で入力します。

ステップ 4

Router(cfg-call-home)# phone-number + phone-number

(任意)お客様の電話番号を割り当てます。

)記号をつける必要があり、使用できる文字はダッシュ(-)と数字だけです。最大 16 文字を入力します。スペースを含める場合、エントリを引用符("")で囲む必要があります。

ステップ 5

Router(cfg-call-home)# street-address street-address

(任意)RMA 装置の発送先にするお客様の住所を割り当てます。最大 200 文字を入力します。スペースを含める場合、エントリを引用符("")で囲む必要があります。

ステップ 6

Router(cfg-call-home)# customer-id text

(任意)カスタマー ID を確認します。最大 64 文字を入力します。スペースを含める場合、エントリを引用符("")で囲む必要があります。

ステップ 7

Router(cfg-call-home)# site-id text

(任意)カスタマー サイト ID を確認します。最大 200 文字を入力します。スペースを含める場合、エントリを引用符("")で囲む必要があります。

ステップ 8

Router(cfg-call-home)# contract-id text

(任意)スイッチのお客様の連絡先 ID を確認します。最大 64 文字を入力します。スペースを含める場合、エントリを引用符("")で囲む必要があります。

次に、連絡先情報を設定する例を示します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)# call-home

Router(cfg-call-home)# contact-email-addr username@example.com

Router(cfg-call-home)# phone-number +1-800-555-4567

Router(cfg-call-home)# street-address "1234 Picaboo Street, Any city, Any state, 12345"

Router(cfg-call-home)# customer-id Customer1234

Router(cfg-call-home)# site-id Site1ManhattanNY

Router(cfg-call-home)# contract-id Company1234

Router(cfg-call-home)# exit

Router(config)#

宛先プロファイルの設定

宛先プロファイルには、アラート通知の必須配信情報が含まれます。1 つ以上の宛先プロファイルが必要です。1 つ以上のタイプの複数の宛先プロファイルを設定できます。

事前定義宛先プロファイルを使用することも、任意のプロファイルを定義することも可能です。新しい宛先プロファイルを定義する場合、プロファイル名を割り当てる必要があります。


) Cisco Smart Call Home サービスを使用する場合、宛先プロファイルでは XML メッセージ形式を使用する必要があります。


宛先プロファイルには、次の属性を設定できます。

プロファイル名:各ユーザ定義宛先プロファイルを一意に識別する文字列。プロファイル名は 31 文字までに制限され、大文字と小文字は区別されません。 all は、プロファイル名として使用できません。

転送方法:アラートを配信するときの転送メカニズムで、E メールまたは HTTP(HTTPS を含む)のいずれかです。

ユーザ定義の宛先プロファイルの場合、E メールがデフォルトになっていて、いずれかまたは両方の転送メカニズムをイネーブルにできます。両方の方法をディセーブルにした場合、E メールがイネーブルになります。

事前定義の Cisco TAC プロファイルの場合、いずれの転送メカニズムもイネーブルにできます。ただし、両方を同時にはイネーブルにできません。

宛先アドレス:アラートの送信先となる、転送方法に関連する実際のアドレス。

メッセージ形式:アラートの送信に使用されるメッセージ形式。

ユーザ定義の宛先プロファイルの場合、この形式オプションは、ロングテキスト、ショートテキスト、または XML のいずれかです。デフォルトは XML です。

事前定義の Cisco TAC プロファイルの場合、使用できるのは XML だけです。

メッセージ サイズ:最大宛先メッセージ サイズ。有効な範囲は、50 ~ 3,145,728 バイトで、デフォルトは 3,145,728 バイトです。

宛先プロファイルを作成および設定するには、次の作業を行います。

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# call-home

Call Home コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 3

Router(cfg-call-home)# profile name

指定した宛先プロファイルの Call Home 宛先プロファイル コンフィギュレーション サブモードを開始します。指定した宛先プロファイルが存在しない場合は、作成されます。

ステップ 4

Router(cfg-call-home-profile)# [ no ] destination transport-method { email | http }

(任意)メッセージ転送方法をイネーブルにします。方法をディセーブルにするには、 no オプションを使用します。

ステップ 5

Router(cfg-call-home-profile)# destination address { email email-address | http url }

Call Home メッセージの送信先となる宛先 E メール アドレスまたは URL を設定します。

のいずれかを含めます。宛先がセキュア サーバである場合、トラストポイント CA も設定する必要があります。

ステップ 6

Router(cfg-call-home-profile)# destination preferred-msg-format { long-text | short-text | xml }

(任意)優先メッセージ形式を設定します。デフォルトは XML です。

ステップ 7

Router(cfg-call-home-profile)# destination message-size bytes

(任意)宛先プロファイルの最大宛先メッセージ サイズを設定します。

ステップ 8

Router(cfg-call-home-profile)# active

宛先プロファイルをイネーブルにします。デフォルトでは、プロファイルは作成時にイネーブルになります。

ステップ 9

Router(cfg-call-home-profile)# exit

Call Home 宛先プロファイル コンフィギュレーション サブモードを終了し、Call Home コンフィギュレーション サブモードに戻ります。

ステップ 10

Router(cfg-call-home)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 11

Router# show call-home profile { name | all }

指定したプロファイルまたはすべての設定済みプロファイルの宛先プロファイル設定を表示します。

宛先プロファイルのコピー

既存のプロファイルをコピーして新しい宛先プロファイルを作成するには、次の作業を行います。

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# call-home

Call Home コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 3

Router(cfg-call-home)# copy profile source-profile target-profile

既存の宛先プロファイルと同じ設定を持つ新しい宛先プロファイルを作成します。

アラート グループへの加入

アラート グループとは、すべてのスイッチでサポートされる Call Home アラートの事前定義サブセットです。さまざまなタイプの Call Home アラートが、そのタイプに従って異なるアラート グループにグループ化されます。次のアラート グループが用意されています。

コンフィギュレーション

診断

環境

目録

Syslog

各アラートでトリガされるイベントは、「アラート グループのトリガ イベントおよびコマンド」に一覧になっています。また、アラート グループ メッセージの内容は、「メッセージの内容」に一覧になっています。

宛先プロファイルが受信するアラート グループを 1 つまたは複数選択できます。


) Call Home アラートは、その Call Home アラートを含むアラート グループに加入している宛先プロファイルにだけ送信されます。さらに、アラート グループがイネーブルになっている必要もあります。


宛先プロファイルをアラート グループに加入させるには、次の作業を行います。

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# call-home

Call Home コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 3

Router(cfg-call-home)# alert-group { all | configuration | diagnostic |
environment | inventory | syslog }

指定したアラート グループをイネーブルにします。キーワード all を使用すると、すべてのアラート グループがイネーブルになります。デフォルトでは、すべてのアラート グループがイネーブルになっています。

ステップ 4

Router(cfg-call-home)# profile name

指定した宛先プロファイルの Call Home 宛先プロファイル コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 5

Router(cfg-call-home-profile)# subscribe-to-alert-group configuration
[ periodic { daily hh:mm | monthly date hh:mm | weekly day hh:mm }]

この宛先プロファイルをコンフィギュレーション アラート グループに加入させます。「定期的通知の設定」の説明にあるように、コンフィギュレーション アラート グループは、定期的な通知を行うように設定できます。

Router(cfg-call-home-profile)# subscribe-to-alert-group all

すべての使用可能アラート グループに加入します。

ステップ 6

Router(cfg-call-home-profile)# subscribe-to-alert-group diagnostic
[ severity catastrophic | disaster |
fatal | critical | major | minor | warning |
notification | normal | debugging ]

この宛先プロファイルを診断アラート グループに加入させます。「メッセージ重大度しきい値の設定」の説明にあるように、診断アラート グループは、重大度に基づいてメッセージをフィルタリングするように設定できます。

ステップ 7

Router(cfg-call-home-profile)# subscribe-to-alert-group environment
[ severity catastrophic | disaster |
fatal | critical | major | minor | warning |
notification | normal | debugging ]

この宛先プロファイルを環境アラート グループに加入させます。「メッセージ重大度しきい値の設定」の説明にあるように、環境アラート グループは、重大度に基づいてメッセージをフィルタリングするように設定できます。

ステップ 8

Router(cfg-call-home-profile)# subscribe-to-alert-group inventory
[ periodic { daily hh:mm | monthly date hh:mm | weekly day hh:mm }]

この宛先プロファイルを目録アラート グループに加入させます。「定期的通知の設定」の説明にあるように、目録アラート グループは、定期的な通知を行うように設定できます。

ステップ 9

Router(cfg-call-home-profile)# subscribe-to-alert-group syslog
[ severity catastrophic | disaster |
fatal | critical | major | minor | warning |
notification | normal | debugging ]
[ pattern string ]

この宛先プロファイルを Syslog アラート グループに加入させます。「メッセージ重大度しきい値の設定」の説明にあるように、Syslog アラート グループは、重大度に基づいてメッセージをフィルタリングするように設定できます。Syslog メッセージで照合されるパターンを指定できます。パターンにスペースを含める場合、引用符("")で囲む必要があります。

ステップ 10

Router(cfg-call-home-profile)# exit

Call Home 宛先プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。

定期的通知の設定

宛先プロファイルをコンフィギュレーションまたは目録アラート グループに加入させる場合、アラート グループ メッセージを非同期的に、または指定した時刻に定期的に受け取るように選択できます。送信期間は、次のいずれかに設定できます。

毎日:24 時間形式の時:分形式 hh:mm を使用して、送信する時刻を指定します(たとえば、14:30)。

毎週:day hh:mm 形式の曜日と時刻を指定します。曜日はフルスペルで入力します(たとえば、monday)。

毎月:数字の日付(1 ~ 31)と時刻を、date hh:mm の形式で指定します。

メッセージ重大度しきい値の設定

宛先プロファイルを診断、環境、または Syslog アラート グループに加入させるとき、メッセージの重大度レベルに従ったアラート グループの送信用しきい値を設定できます。宛先プロファイルの指定しきい値より低い値のメッセージは、宛先に送信されません。

重大度しきい値は、 表 61-1 にある、最悪(レベル 9、緊急度の最高レベル)からデバッグ(レベル 0、緊急度の最低レベル)までのキーワードを使用して設定します。重大度しきい値を設定しない場合、デフォルトは通常(レベル 1)です。


) Call Home 重大度レベルは、システム メッセージのロギング重大度レベルとは異なります。


 

表 61-1 重大度と Syslog レベルのマッピング

レベル
キーワード
Syslog レベル
説明

9

最悪

該当なし

ネットワーク規模で最悪の障害

8

障害

該当なし

重大なネットワークの影響

7

重大

緊急(0)

システムは使用不能

6

クリティカル

アラート(1)

クリティカルな状況で、すぐに注意が必要

5

メジャー

クリティカル(2)

メジャー状態

4

マイナー

エラー(3)

マイナー状態

3

警告

警告(4)

警告

2

通知

通知(5)

基本的な通知および情報メッセージ。場合によっては、さほど重要ではない

1

通常

情報(6)

通常ステートに戻ることを知らせる通常イベント

0

デバッグ

デバッグ(7)

デバッグ メッセージ

Syslog パターン照合の設定

宛先プロファイルを Syslog アラート グループに加入させるとき、各 Syslog メッセージ内で照合するテキスト パターンを任意で指定できます。パターンを設定する場合、Syslog アラート グループ メッセージは、指定パターンを含んで重大度しきい値を満たすときにだけ送信されます。パターンにスペースを含める場合、設定時には引用符("")で囲む必要があります。宛先プロファイルそれぞれに対して最大 5 つまでのパターンを指定できます。

一般的な E メール オプションの設定

E メール メッセージの転送を使用するには、1 つ以上の Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)E メール サーバ アドレスを設定する必要があります。送信元および返信先 E メール アドレスを設定でき、最大 4 つまでのバックアップ E メール サーバを指定できます。また、E メールまたは HTTP メッセージでレート制限を設定することもできます。

一般的な E メール オプションを設定するには、次の作業を行います。

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# ip name-server server-address

(任意)ネーム サーバを指定します。E メール サーバを IP アドレスではなく FQDN で指定する場合は、スイッチがネーム サーバにアクセスできなければなりません。

ステップ 3

Router(config)# ip domain-lookup

(任意)スイッチがサーバ名を解決できるようにします(デフォルトではイネーブル)。

ステップ 4

Router(config)# call-home

Call Home コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 5

Router(cfg-call-home)# mail-server { ipv4-address | name } priority number

E メール サーバ アドレスと、設定済み E メール サーバ間での相対プライオリティを割り当てます。

次のいずれかを入力します。

E メール サーバの IP アドレス

64 文字以下の E メール サーバの fully qualified domain name (FQDN; 完全修飾ドメイン名)

1(最高プライオリティ)から 100(最低プライオリティ)の間のプライオリティ番号( number )を割り当てます。

ステップ 6

Router(cfg-call-home)# sender from email-address

(任意)Call Home E メール メッセージの送信元フィールドに表示される E メール アドレスを割り当てます。アドレスが指定されていない場合、連絡先 E メール アドレスが使用されます。

ステップ 7

Router(cfg-call-home)# sender reply-to email-address

(任意)Call Home E メール メッセージの返信先フィールドに表示される E メール アドレスを割り当てます。

ステップ 8

Router(cfg-call-home)# rate-limit number

(任意)1 分ごとに送信されるメッセージ数の制限を 1 ~ 60 で指定します。デフォルト値は 20 です。

一般的な E メール オプションを設定するときは、次の点に注意してください。

バックアップ E メール サーバは、異なるプライオリティ番号を使用した mail-server コマンドを繰り返して定義できます。

mail-server priority number パラメータで設定できる値は、1 ~ 100 です。プライオリティの最も高いサーバ(プライオリティの数値が最も小さいもの)への接続が最初に試みられます。

次に、プライマリおよびセカンダリ E メール サーバを含む一般的な E メール パラメータの設定例を示します。

Router(config)# ip name-server 192.168.10.123

Router(config)# ip domain-lookup

Router(config)# call-home

Router(cfg-call-home)# mail-server smtp.example.com priority 1

Router(cfg-call-home)# mail-server 192.168.0.1 priority 2

Router(cfg-call-home)# sender from username@example.com

Router(cfg-call-home)# sender reply-to username@example.com

Router(cfg-call-home)# exit

 

Call Home のイネーブル化

Call Home 機能をイネーブルまたはディセーブルにするには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# service call-home

Call Home 機能をイネーブルにします。

Call Home 通信のテスト

2 つのコマンド タイプを使用してメッセージを手動で送信すれば、Call Home 通信をテストできます。ユーザ定義 Call Home テスト メッセージを送信するには、 call-home test コマンドを使用します。特定のアラート グループ メッセージを送信するには、 call-home send コマンドを使用します。

Call Home テスト メッセージの手動送信

Call Home テスト メッセージを手動で送信するには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# call-home test [ test-message ] profile name

テスト メッセージを指定した宛先プロファイルに送信します。ユーザ定義テスト メッセージ テキストは任意ですが、スペースを含める場合は引用符("")で囲む必要があります。ユーザ定義メッセージを指定しない場合、デフォルトのメッセージが送信されます。

Call Home アラート グループ メッセージの手動送信

Call Home アラート グループ メッセージを手動でトリガするには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# call-home send alert-group configuration [ profile name ]

指定されている場合は 1 つの宛先プロファイルに、または加入済みのすべての宛先プロファイルに、コンフィギュレーション アラート グループ メッセージを送信します。

Router# call-home send alert-group diagnostic { module number | slot/subslot | slot/bay_number | switch x module number } [ profile name ]

指定されている場合は設定済み宛先プロファイルに、または加入済みのすべての宛先プロファイルに、診断アラート グループ メッセージを送信します。診断情報を送信するモジュールまたはポートを指定する必要があります。Virtual Switching System(VSS)を使用する場合は、スイッチとモジュールを指定する必要があります。

Router# call-home send alert-group inventory [ profile name ]

指定されている場合は 1 つの宛先プロファイルに、または加入済みのすべての宛先プロファイルに、目録アラート グループ メッセージを送信します。

Call Home アラート グループ メッセージを手動送信するとき、次の注意事項に従ってください。

手動送信できるのは、コンフィギュレーション、診断、および目録アラート グループだけです。

コンフィギュレーション、診断、または目録アラート グループ メッセージを手動でトリガし、宛先プロファイル名を指定している場合、メッセージはプロファイルのアクティブ ステータス、加入ステータス、または重大度設定に関係なく宛先プロファイルに送信されます。

コンフィギュレーションまたは目録アラート グループ メッセージを手動でトリガし、宛先プロファイル名を指定していない場合、メッセージは、指定アラート グループへの通常または定期的加入のいずれかが行われるすべてのアクティブ プロファイルに送信されます。

診断アラート グループ メッセージを手動でトリガし、宛先プロファイル名を指定していないとき、コマンドにより次のアクションが実行されます。

マイナーより下の重大度レベルを持つ診断イベントに加入しているアクティブ プロファイルの場合、メッセージは、モジュールまたはインターフェイスが診断イベントを調べたかどうかに関係なく送信されます。

マイナーまたはそれ以上の重大度レベルを持つ診断イベントに加入しているアクティブ プロファイルの場合、少なくとも加入済み重大度レベルの診断イベントを指定モジュールまたはインターフェイスが調べた場合にだけ送信されます。それ以外の場合、診断メッセージが宛先プロファイルに送信されることはありません。

分析およびレポートの要求の送信

使用中のシステムに固有の役に立つ情報を受信するために、 call-home request コマンドを使用して使用中のシステムに関する情報をシスコに送信できます。セキュリティの警告、既知のバグ、ベスト プラクティス、コマンド リファレンスなど、多様なレポートを要求できます。

シスコのアウトプット インタープリタ ツールからレポートと分析情報を得るための要求を送信するには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# call-home request output-analysis show-command

[ profile name ] [ ccoid user-id ]

指定した show コマンドの出力を分析用に送信します。show コマンドは、引用符("")で囲む必要があります。

Router# call-home request { config-sanity | bugs-list | command-reference | product-advisory }

[ profile name ] [ ccoid user-id ]

show running-config all show version show module (スタンドアロン)または show module switch all (VS システム)コマンドなどのあらかじめ定められているコマンド群の出力を分析用に送信します。要求するレポートのタイプを指定します。

Call Home のレポートと分析の要求を手動で送信する場合は、次の注意事項に留意してください。

profile name を指定すると、要求はプロファイルに送信されます。プロファイルを指定しなければ、要求は Cisco TAC プロファイルに送信されます。受信者プロファイルは、call-home request 用にイネーブルにする必要はありません。このプロファイルで指定する E メール アドレスでは、要求メッセージが Cisco TAC に転送され、ユーザが Smart Call Home サービスからの応答を受信できるように転送ゲートウェイが設定されている必要があります。

ccoid user-id は、Smart Call Home ユーザの登録 ID です。 user-id を指定すると、応答は登録ユーザの E メール アドレスに送信されます。 user-id を指定しなければ、応答はデバイスの連絡先 E メール アドレスに送信されます。

要求されるレポートのタイプを示すキーワードに応じて、次の情報が返されます。

config-sanity :現在の実行コンフィギュレーションと結びついたベスト プラクティスに関する情報

bugs-list :実行中のバージョンでの既知のバグと現在適用されている機能での既知のバグ

command-reference :実行コンフィギュレーションのすべてのコマンドのリファレンスへのリンク

product-advisory :使用中のネットワーク内のデバイスに影響する可能性のある Product Security Incident Response Team(PSIRT)通知、End of Life(EOL; 廃止)または End of Sales(EOS)通知、あるいは Field Notice(FN; フィールド通知)

次に、ユーザが指定した show コマンドの分析を要求する例を示します。

Router# call-home request output-analysis "show diagnostic result module all" profile TG

コマンドの出力の送信

CLI コマンドを実行し、そのコマンド出力をシスコまたは指定した E メール アドレスに送信するために、 call-home send コマンドを使用できます。

CLI コマンドを実行し、そのコマンド出力を E メールで送信するには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# call-home send command

[ email email-addr ] [ service-number SR ]

指定した CLI コマンドを実行し、その出力を E メールで送信します。

コマンドの出力を送信する場合は、次の注意事項に留意してください。

CLI コマンドには、全モジュール用のコマンドも含め、任意の実行コマンドを指定できます。コマンドは、引用符("")で囲む必要があります。

E メール アドレスを指定すると、コマンド出力はそのアドレスに送信されます。E メール アドレスを指定しなければ、出力は Cisco TAC(attach@cisco.com)に送信されます。E メールは、ロング テキスト形式で送信され、サービス番号が指定されている場合には、その番号が件名に付きます。

サービス番号は、E メール アドレスが指定されていない場合、つまり Cisco TAC の E メール アドレスが指定されている場合にだけ必要です。

次に、ユーザが指定した E メール アドレスに CLI コマンドの出力を送信する例を示します。

Router# call-home send "show diagnostic result module all" email support@example.com

Smart Call Home の設定およびイネーブル化

Cisco Smart Call Home サービスのアプリケーションおよびコンフィギュレーション情報については、次の URL の『 Smart Call Home User Guide 』の「FastStart」を参照してください。

http://www.cisco.com/go/smartcall/

ユーザ ガイドでは、デバイスから直接 Smart Call Home メッセージを送信するか、または転送ゲートウェイ(TG)集約ポイントを介して送信する設定例が説明されています。複数のデバイスでサポートを必要としている場合、またはセキュリティ要件の関係でご使用のデバイスをインターネットに直接接続できない場合は、TG 集約ポイントを使用できます。

Smart Call Home サービスは、転送方法として HTTPS を使用するため、『 Smart Call Home User Guide 』でも説明されているように、トラストポイントとして CA も設定する必要があります。

Call Home コンフィギュレーション情報の表示

設定済み Call Home 情報を表示するには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

Router# show call-home

Call Home コンフィギュレーションを要約して表示します。

Router# show call-home detail

Call Home コンフィギュレーションを詳細に表示します。

Router# show call-home alert-group

使用可能アラート グループおよびそのステータスを表示します。

Router# show call-home mail-server status

設定済み E メール サーバの可用性を確認して表示します。

Router# show call-home profile { all | name }

指定した宛先プロファイルのコンフィギュレーションを表示します。すべての宛先プロファイルのコンフィギュレーションを表示するには、キーワード all を使用します。

Router# show call-home statistics

Call Home イベントの統計を表示します。

61-1 から 61-7 では、 show call-home コマンドの異なるオプションを使用したときの結果を示します。

例 61-1 設定済み Call Home 情報

Router# show call-home
Current call home settings:
call home feature : disable
call home message's from address: switch@example.com
call home message's reply-to address: support@example.com
 
contact person's email address: technical@example.com
 
contact person's phone number: +1-408-555-1234
street address: 1234 Picaboo Street, Any city, Any state, 12345
customer ID: ExampleCorp
contract ID: X123456789
site ID: SantaClara
Mail-server[1]: Address: smtp.example.com Priority: 1
Mail-server[2]: Address: 192.168.0.1 Priority: 2
Rate-limit: 20 message(s) per minute
 
Available alert groups:
Keyword State Description
------------------------ ------- -------------------------------
configuration Disable configuration info
diagnostic Disable diagnostic info
environment Disable environmental info
inventory Enable inventory info
syslog Disable syslog info
Profiles:
Profile Name: campus-noc
Profile Name: CiscoTAC-1
 
Router#

例 61-2 設定済み Call Home 情報の詳細

Router# show call-home detail
Current call home settings:
call home feature : disable
call home message's from address: switch@example.com
call home message's reply-to address: support@example.com
 
contact person's email address: technical@example.com
 
contact person's phone number: +1-408-555-1234
street address: 1234 Picaboo Street, Any city, Any state, 12345
customer ID: ExampleCorp
contract ID: X123456789
site ID: SantaClara
Mail-server[1]: Address: smtp.example.com Priority: 1
Mail-server[2]: Address: 192.168.0.1 Priority: 2
Rate-limit: 20 message(s) per minute
 
Available alert groups:
Keyword State Description
------------------------ ------- -------------------------------
configuration Disable configuration info
diagnostic Disable diagnostic info
environment Disable environmental info
inventory Enable inventory info
syslog Disable syslog info
 
Profiles:
 
Profile Name: campus-noc
Profile status: ACTIVE
Preferred Message Format: long-text
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Transport Method: email
Email address(es): noc@example.com
HTTP address(es): Not yet set up
 
Alert-group Severity
------------------------ ------------
inventory normal
 
Syslog-Pattern Severity
------------------------ ------------
N/A N/A
 
Profile Name: CiscoTAC-1
Profile status: ACTIVE
Preferred Message Format: xml
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Transport Method: email
Email address(es): callhome@cisco.com
HTTP address(es): https://tools.cisco.com/its/service/oddce/services/DDCEService
 
Periodic configuration info message is scheduled every 1 day of the month at
09:27
 
Periodic inventory info message is scheduled every 1 day of the month at 09:
12
 
Alert-group Severity
------------------------ ------------
diagnostic minor
environment minor
 
Syslog-Pattern Severity
------------------------ ------------
.* major
 
Router#

例 61-3 使用可能 Call Home アラート グループ

Router# show call-home alert-group
Available alert groups:
Keyword State Description
------------------------ ------- -------------------------------
configuration Disable configuration info
diagnostic Disable diagnostic info
environment Disable environmental info
inventory Enable inventory info
syslog Disable syslog info
 
Router#

例 61-4 E メール サーバのステータス情報

Router# show call-home mail-server status
Please wait. Checking for mail server status ...
 
Translating "smtp.example.com"
Mail-server[1]: Address: smtp.example.com Priority: 1 [Not Available]
Mail-server[2]: Address: 192.168.0.1 Priority: 2 [Not Available]
 
Router#

例 61-5 すべて(事前定義とユーザ定義)の宛先プロファイルの情報

Router# show call-home profile all
 
Profile Name: campus-noc
Profile status: ACTIVE
Preferred Message Format: long-text
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Transport Method: email
Email address(es): noc@example.com
HTTP address(es): Not yet set up
 
Alert-group Severity
------------------------ ------------
inventory normal
 
Syslog-Pattern Severity
------------------------ ------------
N/A N/A
 
Profile Name: CiscoTAC-1
Profile status: ACTIVE
Preferred Message Format: xml
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Transport Method: email
Email address(es): callhome@cisco.com
HTTP address(es): https://tools.cisco.com/its/service/oddce/services/DDCEService
 
Periodic configuration info message is scheduled every 1 day of the month at 09:27
 
Periodic inventory info message is scheduled every 1 day of the month at 09:12
 
Alert-group Severity
------------------------ ------------
diagnostic minor
environment minor
 
Syslog-Pattern Severity
------------------------ ------------
.* major
 
Router#

例 61-6 ユーザ定義宛先プロファイルの情報

Router# show call-home profile campus-noc
 
Profile Name: campus-noc
Profile status: ACTIVE
Preferred Message Format: long-text
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Transport Method: email
Email address(es): noc@example.com
HTTP address(es): Not yet set up
 
Alert-group Severity
------------------------ ------------
inventory normal
 
Syslog-Pattern Severity
------------------------ ------------
N/A N/A
 
Router#

例 61-7 Call Home の統計

Router# show call-home statistics
Successful Call-Home Events: 1
Dropped Call-Home Events due to Rate Limiting: 0
Last call-home message sent time: 2007-04-25 11:07:04 GMT+00:00
 

デフォルト設定

表 61-2 に、デフォルトの Call Home 設定を示します。

 

表 61-2 デフォルトの Call Home 設定

パラメータ
デフォルト

Call Home 機能のステータス

ディセーブル

ユーザ定義プロファイルのステータス

アクティブ

事前定義 Cisco TAC プロファイルのステータス

非アクティブ

転送方法

E メール

メッセージ形式タイプ

XML

ロング テキスト、ショート テキスト、または XML 形式で送信されるメッセージの宛先メッセージ サイズ

3,145,728

アラート グループのステータス

イネーブル

Call Home メッセージの重大度しきい値

1(通常)

1 分ごとのメッセージのレート制限

20

アラート グループのトリガ イベントおよびコマンド

Call Home トリガ イベントは、アラート グループにグループ化され、各アラート グループは CLI コマンドに割り当てられて、イベント発生時に実行されます。CLI コマンド出力は送信されるメッセージに含まれます。 表 61-3 に、各イベントの重大度レベルおよびアラート グループに対して実行される CLI コマンドをはじめ、各アラート グループに含まれるトリガ イベントを一覧にします。

 

表 61-3 Call Home アラート グループ、イベント、およびアクション

アラート グループ
Call Home トリガ イベント
Syslog イベント
重大度
説明および実行される CLI コマンド

Syslog

Syslog に記録されるイベント (Syslog レベル 0、1、または 2 の場合にだけ TAC に送信)。

実行される CLI コマンド:

show logging

SYSLOG

LOG_EMERG

0

システムは使用不能。

SYSLOG

LOG_ALERT

1

即時対処が必要。

SYSLOG

LOG_CRIT

2

クリティカル。

SYSLOG

LOG_ERR

3

エラー。

SYSLOG

LOG_WARNING

4

警告。

SYSLOG

LOG_NOTICE

5

正常だが重大な状態。

SYSLOG

LOG_INFO

6

情報。

SYSLOG

LOG_DEBUG

7

デバッグレベル メッセージ。

環境

温度アラームなど、電源、ファン、および環境検知要素に関連するイベント (TAC に送信)。

実行される CLI コマンド:

show environment
show logging
show module
show power

FAN_
FAILURE

FANPSINCOMPAT

4

ファン トレイと電源装置 %d に互換性がありません。

ALARMCLR

4

指定したアラーム状態がクリアされ、シャットダウンがキャンセルされました。

FAN_
FAILURE

FANHIOUTPUT

4

バージョン %d 高出力ファン トレイが有効です。

FAN_
FAILURE

FANLOOUTPUT

4

バージョン %d 低出力ファン トレイが有効です。

FAN_
FAILURE

FANVERCHK

4

挿入された電源装置 %d は、バージョン %d ファン トレイとだけ互換性があります。

FAN_
FAILURE

FANTRAYFAILED

4

ファン トレイに障害が発生しました。

FAN_
FAILURE

FANTRAYOK

4

ファン トレイには異常ありません。

FAN_
FAILURE

FANCOUNTFAILED

4

必要な数のファン トレイがありません。

FAN_
FAILURE

FANCOUNTOK

4

必要な数のファン トレイが揃っています。

FAN_
FAILURE

PSFANFAIL

4

電源装置内のファンに障害が発生しました。

FAN_
FAILURE

PSFANOK

4

電源装置内のファンには異常ありません。

TEMPERATURE_ALARM

MAJORTEMPALARM

2

許容動作温度範囲を超えました。

 

MAJORTEMPALARMRECOVER

4

許容動作温度範囲に戻りました。

TEMPERATURE_ALARM

MINORTEMPALARM

4

通常動作温度範囲を超えました。

MINORTEMPALARMRECOVER

4

通常動作温度範囲に戻りました。

VTT_FAILED

VTTFAILED

4

VTT %d に障害が発生しました。

VTTOK

4

VTT %d は動作しています。

VTT_FAILED

VTTMAJFAILED

0

VTT の障害が多すぎるため、システムの動作を続行できません。

VTTMAJ

RECOVERED

2

システムの動作続行に十分な数の VTT が動作しています。

CLOCK_FAILED

CLOCKFAILED

4

クロックに障害が発生しました。

CLOCKOK

4

クロックは動作しています。

CLOCK_FAILED

CLOCKMAJFAILED

0

クロックの障害が多すぎるため、システムの動作を続行できません。

CLOCKMAJRECOVERED

2

システムの動作続行に十分な数のクロックが動作しています。

SHUTDOWN-SCHEDULED

2

スケジュールされた %s のシャットダウンを %d 秒後に行います。

SHUTDOWN_NOT_SCHEDULED

2

%s のメジャー検知アラームが無視されたため、%s はシャットダウンされません。

SHUTDOWN-CANCELLED

2

シャットダウンがキャンセルされました。

SHUTDOWN

2

%s が原因でこれから %s をシャットダウンします。

SHUTDOWN-DISABLED

1

すぐに %s をシャットダウンする必要がありますが、シャットダウン アクションはディセーブルになっています。

RESET_SCHEDULED

2

スケジュールされたシステムのリセットがまもなく行われます。

CLOCK_SWITCHOVER

2

システム スイッチング クロックが変更されています。

CLOCK_A_MISSING

4

システム内でクロック A を検出できません。

CLOCK_B_MISSING

4

システム内でクロック B を検出できません。

USE_RED_CLOCK

4

システムは冗長クロック(クロック B)を使用しています。

ENABLED

4

スロット %d のモジュールに電源投入するように設定されています。

DISABLED

4

スロット %d のモジュールへの電源が %s に設定されています。

PSOK

4

電源装置 %d に電源投入されました。

POWER_
SUPPLY_
FAILURE

PSFAIL

4

電源装置 %d 出力に障害が発生しました。

PSREDUNDANTMODE

4

電源装置は冗長モードに設定されています。

PSCOMBINEDMODE

4

電源装置は結合モードに設定されています。

PSREDUNDANTMISMATCH

4

電源装置レート出力が一致しません。

PSMISMATCH

4

電源装置レート出力が一致しません。

PSNOREDUNDANCY

4

電源装置は完全冗長ではなく、電源使用率が低電源容量を超えています。

POWER_
SUPPLY_
FAILURE

PSOCPSHUTDOWN

2

電源使用率が、電源装置 %d の許容量を超えています。

PSREDUNDANTONESUPPLY

4

電源冗長モードで、システムは 1 つの電源装置で動作しています。

PSREDUNDANTBOTHSUPPLY

4

電源冗長モードで、システムは両方の電源装置で動作しています。

POWER_
SUPPLY_
FAILURE

UNDERPOWERED

4

システムのすべての FRU を動作させるには電源が不十分です。

POWER_
SUPPLY_
FAILURE

COULDNOTREPOWER

4

FRU(スロット %d)の再電源投入が必要でしたが、実行できませんでした。

POWER_
SUPPLY_
FAILURE

POWERDENIED

4

電源が不十分なため、スロット %d 電源のモジュールが拒否されました。

UNSUPPORTED

4

スロット %d のモジュールがサポートされていないため、%s に電源投入できません。

POWER_
SUPPLY_
FAILURE

INSUFFICIENT
POWER

2

すべてのクリティカル カードを動作させるには電源が不十分であるため、すべてのモジュールの電源を切断します。

INPUTCHANGE

4

電源装置 %d 入力が変更されました。電源容量が %s W に調整されました。

PSINPUTDROP

4

電源装置 %d 入力がドロップされました。

目録

装置がコールド起動されるときは必ず、または FRU が挿入または取り外されるとき、目録ステータスを入力する必要があります。これはクリティカルではないイベントと見なされ、情報はステータスおよびエンタイトルメントに使用されます (TAC に送信)。

実行される CLI コマンド:

remote command switch show version
show diagbus
show idprom all
show install running(ION only)
show inventory
show module
show version

HARDWARE_INSERTION

INSPS

6

電源装置がスロット %d に挿入されました。

HARDWARE_REMOVAL

REMPS

6

電源装置がスロット %d から取り外されました。

HARDWARE_REMOVAL

REMCARD

6

カードがスロット %d から取り外され、インターフェイスがディセーブルになりました。

STDBY_REMCARD

6

スタンバイ スーパーバイザ エンジンの OIR 機能が、アクティブ スーパーバイザ エンジンから、プロセッサがスロット [n] から取り外されたという通知を受けました。

HARDWARE_INSERTION

INSCAR

6

カードがスロット %d に挿入され、インターフェイスがオンラインになりました。

STDBY_INSCARD

6

スタンバイ スーパーバイザ エンジンが通知を受け、カードがスロット %d でオンラインになりました。

SEQ_MISMATCH

6

SCP シーケンスがスロット %d のカードに一致しません。%s。

HARDWARE_REMOVAL

UNKNOWN

3

スロット %d に不明なカードがあり、カードはディセーブルになっています。

STDBY_UNKNOWN

3

スタンバイ スーパーバイザ エンジンが通知を受け、不明なカードがスロット %d にあります。

HARDWARE_REMOVAL

UNSUPPORTED

3

スロット %d のカードはサポートされていません。%s。

PWRCYCLE

3

モジュール %d のカードは、電源オフ/オンの %s です。

STDBY_PWRCYCLE

3

スタンバイ スーパーバイザ エンジンが通知を受け、モジュール %d のカードが電源オフ/オンの %s です。

CONSOLE

6

コンソールの所有権を %s プロセッサに変更しています。

RUNNING_CONFIG

6

スイッチオーバーの間、OIR 機能は実行コンフィギュレーション プロセッサをクリーンアップするために無効になっています。

DISALLOW

6

スーパーバイザ エンジンは、EHSA モードでセカンダリとして立ち上がろうとしていますが、許可されません。

HARDWARE_REMOVAL

REMFAN

6

ファン %d が取り外されました。

HARDWARE_INSERTION

INSFAN

6

ファン %d が挿入されました。

HARDWARE_INSERTION

PSINSERTED

4

電源装置がスロット %d に挿入されました。

診断

標準またはインテリジェント モジュールに関連するイベント (TAC に送信)。

実行される CLI コマンド:

remote command switch show version
show buffers
show diagnostic result module <slot#> detail
show diagnostic result module all
show install running(ION only)
show inventory
show logging
show logging system last 100
show module
show version

DIAGNOSTICS_FAILURE

C2PLUSWITHNODB

2

スロット %d のモジュールには、転送ドータ ボードがありません。電源は拒否されました。

DIAGNOSTICS_FAILURE

DFCMISMATCH

2

モジュール %d DFC は、スーパーバイザ エンジン DFC との互換性がありません。電源は拒否されました。

DIAGNOSTICS_FAILURE

BADFLOWCTRL

2

モジュール %d は、DFC をサポートするのに適したハードウェア バージョン レベルにはありません。電源は拒否されました。

DIAGNOSTICS_FAILURE

BADFLOWCTRL_WARN

2

警告:モジュール %d は、DFC3 をサポートするのに適したハードウェア バージョン レベルにはありません。

DIAGNOSTICS_FAILURE

BADPINN1

2

モジュール %d は、PFC3 システムと共存するのに適したハードウェア バージョン レベルにはありません。電源は拒否されました。

DIAGNOSTICS_FAILURE

FANUPGREQ

2

モジュール %d は、ファンのアップグレードを行わないとサポートされません。

DIAGNOSTICS_FAILURE

INSUFFCOO

4

モジュール %d を十分に冷却できません。

DIAGNOSTICS_FAILURE

PROVISION

6

モジュール %d は、プロビジョニング要件を満たしていないため、電源が拒否されました。

DIAGNOSTICS_FAILURE

PWRFAILURE

6

モジュール %d は、パワー コンバータの障害が原因でディセーブルになっています。

DIAGNOSTICS_FAILURE

LC_FAILURE

3

モジュール %d には、メジャー オンライン診断の障害が発生しています。

DIAGNOSTICS_FAILURE

HARD_RESET

3

モジュール %d は、スイッチオーバー エラー回復の一部としてハード リセットされています。

DIAGNOSTICS_FAILURE

SOFT_RESET

3

モジュール %d は、スイッチオーバー エラー回復の一部としてソフト リセットされています。

DOWNGRADE

6

ファブリック対応モジュール %d は、適切なハードウェア バージョン レベルになく、流入モードでだけ動作可能です。

DIAG_OK

DIAG_BYPASS

DIAGNOSTICS_FAILURE

DIAG_ERROR

DIAGNOSTICS_FAILURE

DIAG_MINOR_ERROR

DIAGNOSTICS_FAILURE

DIAG_MAJOR_ERROR

DIAG_LINE_CARD_NOT_PRESENT

DIAG_LINE_CARD_REMOVED

DIAG_INVALID_TEST_ID_RANGE

DIAG_INVALID_PORT_RANGE

DIAG_IS_BUSY

DIAG_IS_IDLE

DIAG_NO_SCHEDULE

DIAG_SCHEDULE_EXIST

DIAG_NO_TEST

DIAG_UNKNOWN

DIAG_NOT_AVAILABLE

DIAG_EXIT_ON_ERROR

DIAGNOSTICS_FAILURE

DIAG_EXIT_ON_FAIL_LIMIT_REACHED

DIAG_INVALID_SCHEDULE

DIAG_PF_DIAG_NOT_SUPORTED

DIAG_IS_STOPPED

DIAG_INVALID_DEVICE_RANGE

構成

設定用のユーザ生成要求  (TAC に送信)。

実行される CLI コマンド:

remote command switch show version
show install running(ION only)
show module
show running-config all
show startup-config
show version

テスト

TEST

ユーザ生成テスト メッセージ (TAC に送信)。

実行される CLI コマンド:

show install running(ION only)
show module
show version

メッセージの内容

次の表に、アラート グループ メッセージの内容形式を表示します。

表 61-4 に、ショート テキスト メッセージの内容フィールドを示します。

表 61-5 に、すべてのロング テキストおよび XML メッセージに共通する内容フィールドを示します。特定のアラート グループ メッセージに固有のフィールドは、共通フィールドの後に挿入されています。

表 61-6 に、リアクティブ メッセージ(TAC ケースが必要なシステム障害)およびプロアクティブ メッセージ(システム パフォーマンスの低下を招くことがある問題)の内容フィールドを示します。

表 61-7 に、目録メッセージの内容フィールドを示します。

 

表 61-4 ショート テキスト メッセージの形式

データ項目
説明

デバイス ID

設定済みデバイス名

日付/時刻スタンプ

トリガ イベントのタイム スタンプ

エラー隔離メッセージ

トリガ イベントの英語の簡単な説明

アラーム緊急度レベル

システム メッセージに適用されるようなエラー レベル

 

表 61-5 すべてのロング テキスト メッセージと XML メッセージに共通のフィールド

データ項目
(プレーン テキストおよび XML)
説明
(プレーン テキストおよび XML)
XML タグ
(XML 専用)

タイム スタンプ

ISO 時刻表記法によるイベントの日付および時刻のスタンプ:

YYYY-MM-DD T HH:MM:SS

CallHome/EventTime

メッセージ名

メッセージの名前。固有のイベント名は、「アラート グループのトリガ イベントおよびコマンド」に一覧になっています。

(ショート テキスト メッセージの場合だけ)

メッセージ タイプ

具体的には Call Home

CallHome/Event/Type

メッセージ サブタイプ

メッセージの固有のタイプ:full、delta、または test

CallHome/Event/SubType

メッセージ グループ

具体的には、リアクティブまたはプロアクティブ

(ロング テキスト メッセージの場合だけ)

重大度レベル

メッセージの重大度レベル(表 61-1を参照)

Body/Block/Severity

送信元 ID

ルーティングの製品タイプ。具体的には Catalyst 6500

(ロング テキスト メッセージの場合だけ)

デバイス ID

エンド デバイス生成メッセージの一意のデバイス ID(UDI)。メッセージがファブリック スイッチに対して特定なものではない場合、このフィールドは空になっている必要があります。形式は、 type @ Sid @ seria l です。

type は、バックプレーン IDPROM にある製品モデル番号です。

@ は、区切り文字です。

Sid は C で、シャーシのシリアル番号として識別されるシリアル ID です。

serial は、Sid フィールドで識別される番号です。

例:WS-C6509@C@12345678

CallHome/CustomerData/ContractData/DeviceId

カスタマー ID

サポート サービスが契約情報または他の ID に使用する、任意のユーザ設定可能フィールドです。

CallHome/CustomerData/ContractData/CustomerId

契約 ID

サポート サービスが契約情報または他の ID に使用する、任意のユーザ設定可能フィールドです。

CallHome/CustomerData/ContractData/ContractId

サイト ID

シスコが提供するサイト ID またはサポート サービスの変更に利用する他のデータに使用される、任意のユーザ設定可能フィールドです。

CallHome/CustomerData/ContractData/SiteId

サーバ ID

メッセージがファブリック スイッチから生成されている場合、これはスイッチの一意のデバイス ID(UDI)です。

形式は、 type @ Sid @ seria l です。

type は、バックプレーン IDPROM にある製品モデル番号です。

@ は、区切り文字です。

Sid は C で、シャーシのシリアル番号として識別されるシリアル ID です。

serial は、Sid フィールドで識別される番号です。

例:WS-C6509@C@12345678

(ロング テキスト メッセージの場合だけ)

メッセージの説明

エラーを説明するショート テキスト。

CallHome/MessageDescription

デバイス名

イベントが発生したノード。これは、デバイスのホスト名です。

CallHome/CustomerData/SystemInfo/Name

連絡先名

イベントの発生したノードに関連する問題の連絡先となっている人の名前。

CallHome/CustomerData/SystemInfo/Contact

連絡先 E メール

この装置の連絡先に指定されている人の E メール アドレス。

CallHome/CustomerData/SystemInfo/ContactEmail

連絡先電話番号

この装置の連絡先に指定されている人の電話番号。

CallHome/CustomerData/SystemInfo/ContactPhoneNumber

住所

この装置に関連する RMA 部品発送先住所を含む任意のフィールド。

CallHome/CustomerData/SystemInfo/StreetAddress

モデル名

スイッチのモデル名。これは、製品ファミリ名の一部としての特定のモデルです。

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Model

シリアル番号

装置のシャーシ シリアル番号。

CallHome/Device/Cisco_Chassis/SerialNumber

シャーシの部品番号

シャーシの上部アセンブリ番号。

CallHome/Device/Cisco_Chassis/AdditionalInformation/

AD@name="PartNumber"/

System Object ID

システムを一意に識別する System ObjectID。

CallHome/Device/Cisco_Chassis/AdditionalInformation/

AD@name="sysObjectID"

SysDesc

管理対象デバイスのシステム説明。

CallHome/Device/Cisco_Chassis/AdditionalInformation/

AD@name="sysDescr"

このアラート グループに対して複数の CLI コマンドが実行される場合、次のフィールドが繰り返されることがあります。

コマンド出力名

発行された CLI コマンドの正確な名前。

/aml/Attachments/Attachment/Name

添付ファイル タイプ

タイプ(通常はインライン)。

/aml/Attachemtents/Attachment@type

MIME タイプ

通常はテキスト/プレーンまたはエンコーディング タイプ。

/aml/attachments/attachment/Data@encoding

コマンド出力テキスト

自動的に実行されるコマンドの出力(表 61-3を参照)。

/aml/attachments/attachment/atdata

 

表 61-6 リアクティブまたはプロアクティブ イベント メッセージのフィールド

データ項目
(プレーン テキストおよび XML)
説明
(プレーン テキストおよび XML)
XML タグ
(XML 専用)

シャーシ ハードウェア バージョン

シャーシのハードウェア バージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/HardwareVersion

スーパーバイザ モジュール ソフトウェア バージョン

トップレベル ソフトウェア バージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/AdditionalInformation/

AD@name="SoftwareVersion"

影響を受ける FRU 名

イベント メッセージを生成する、影響を受ける FRU の名前

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/Model

影響を受ける FRU シリアル番号

影響を受ける FRU のシリアル番号

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/SerialNumber

影響を受ける FRU 部品番号

影響を受ける FRU の部品番号

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/PartNumber

FRU スロット

イベント メッセージを生成する FRU のスロット番号

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/

LocationWithinContainer

FRU ハードウェア バージョン

影響を受ける FRU のハードウェア バージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/HardwareVersion

FRU ソフトウェア バージョン

影響を受ける FRU で実行されているソフトウェアのバージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/SoftwareIdentity/VersionString

プロセス名

プロセスの名前

/aml/body/process/name

プロセス ID

一意のプロセス ID

/aml/body/process/id

プロセスの状態

プロセスの状態(たとえば、実行中または停止)

/aml/body/process/processState

プロセスの例外

例外または理由コード

/aml/body/process/exception

 

表 61-7 目録イベント メッセージのフィールド

データ項目
(プレーン テキストおよび XML)
説明
(プレーン テキストおよび XML)
XML タグ
(XML 専用)

シャーシ ハードウェア バージョン

シャーシのハードウェア バージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/HardwareVersion

スーパーバイザ モジュール ソフトウェア バージョン

トップレベル ソフトウェア バージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/AdditionalInformation/

AD@name="SoftwareVersion"

FRU 名

イベント メッセージを生成する、影響を受ける FRU の名前

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/Model

FRU シリアル番号

FRU のシリアル番号

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/SerialNumber

FRU 部品番号

FRU の部品番号

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/PartNumber

FRU スロット

FRU のスロット番号

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/

LocationWithinContainer

FRU ハードウェア バージョン

FRU のハードウェア バージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/HardwareVersion

FRU ソフトウェア バージョン

FRU で実行されているソフトウェアのバージョン

CallHome/Device/Cisco_Chassis/Cisco_Card/SoftwareIdentity/VersionString

ロングテキスト形式の Syslog アラート通知の例

source:MDS9000
Switch Priority:7
Device Id:WS-C6509@C@FG@07120011
Customer Id:Example.com
Contract Id:123
Site Id:San Jose
Server Id:WS-C6509@C@FG@07120011
Time of Event:2004-10-08T11:10:44
Message Name:SYSLOG_ALERT
Message Type:Syslog
Severity Level:2
System Name:10.76.100.177
Contact Name:User Name
Contact Email:admin@yourcompany.com
Contact Phone:+1 408 555-1212
Street Address:#1234 Picaboo Street, Any city, Any state, 12345
Event Description:2006 Oct 8 11:10:44 10.76.100.177 %PORT-5-IF_TRUNK_UP: %$VSAN 1%$ Interface fc2/5, vsan 1 is up
 
syslog_facility:PORT
start chassis information:
Affected Chassis:WS-C6509
Affected Chassis Serial Number:FG@07120011
Affected Chassis Hardware Version:0.104
Affected Chassis Software Version:3.1(1)
Affected Chassis Part No:73-8607-01
end chassis information:
 

XML 形式の Syslog アラート通知の例

From: example
Sent: Wednesday, April 25, 2007 7:20 AM
To: User (user)
Subject: System Notification From Router - syslog - 2007-04-25 14:19:55
GMT+00:00
 
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<aml-block:CreationDate>2007-04-25 14:19:55 GMT+00:00</aml-block:CreationDate>
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<ch:CallHome xmlns:ch="http://www.example.com/2005/05/callhome" version="1.0">
<ch:EventTime>2007-04-25 14:19:55 GMT+00:00</ch:EventTime>
<ch:MessageDescription>03:29:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console</ch:MessageDescription>
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<ch:Brand>Cisco Systems</ch:Brand>
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<ch:Email>user@example.com</ch:Email>
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<ch:CustomerId>12345</ch:CustomerId>
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<ch:ContractId>abcdefg12345</ch:ContractId>
<ch:DeviceId>WS-C6509@C@69000101</ch:DeviceId>
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<ch:SystemInfo>
<ch:Name>Router</ch:Name>
<ch:Contact></ch:Contact>
<ch:ContactEmail>user@example.com</ch:ContactEmail>
<ch:ContactPhoneNumber>+1 408 555-1212</ch:ContactPhoneNumber>
<ch:StreetAddress>270 E. Tasman Drive, San Jose, CA</ch:StreetAddress>
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<ch:Device>
<rme:Chassis xmlns:rme="http://www.example.com/rme/4.0">
<rme:Model>WS-C6509</rme:Model>
<rme:HardwareVersion>1.0</rme:HardwareVersion>
<rme:SerialNumber>69000101</rme:SerialNumber>
<rme:AdditionalInformation>
<rme:AD name="PartNumber" value="73-3438-03 01" />
<rme:AD name="SoftwareVersion" value="12.2(20070421:012711)" />
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<![CDATA[
Syslog logging: enabled (0 messages dropped, 0 messages rate-limited, 0 flushes, 0 overruns, xml disabled, filtering disabled)
Console logging: level debugging, 53 messages logged, xml disabled,
filtering disabled
Monitor logging: level debugging, 0 messages logged, xml disabled,
filtering disabled
Buffer logging: level debugging, 53 messages logged, xml disabled,
filtering disabled
Exception Logging: size (4096 bytes)
Count and timestamp logging messages: disabled
Trap logging: level informational, 72 message lines logged
Log Buffer (8192 bytes):
 
00:00:54: curr is 0x20000
 
00:00:54: RP: Currently running ROMMON from F2 region
00:01:05: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from memory by console
00:01:09: %SYS-5-RESTART: System restarted --
Cisco IOS Software, s72033_rp Software (s72033_rp-ADVENTERPRISEK9_DBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 26-Apr-07 15:54 by xxx
 
Firmware compiled 11-Apr-07 03:34 by integ Build [100]
 
 
00:01:01: %PFREDUN-6-ACTIVE: Initializing as ACTIVE processor for this switch
 
00:01:01: %SYS-3-LOGGER_FLUSHED: System was paused for 00:00:00 to ensure console debugging output.
 
00:03:00: SP: SP: Currently running ROMMON from F1 region
00:03:07: %C6K_PLATFORM-SP-4-CONFREG_BREAK_ENABLED: The default factory setting for config register is 0x2102.It is advisable to retain 1 in 0x2102 as it prevents returning to ROMMON when break is issued.
00:03:18: %SYS-SP-5-RESTART: System restarted --
Cisco IOS Software, s72033_sp Software (s72033_sp-ADVENTERPRISEK9_DBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 26-Apr-07 18:00 by xxx
00:03:18: %SYS-SP-6-BOOTTIME: Time taken to reboot after reload = 339 seconds
00:03:18: %OIR-SP-6-INSPS: Power supply inserted in slot 1
00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSOK: power supply 1 turned on.
00:03:18: %OIR-SP-6-INSPS: Power supply inserted in slot 2
00:01:09: %SSH-5-ENABLED: SSH 1.99 has been enabled
00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSOK: power supply 2 turned on.
00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSREDUNDANTMISMATCH: power supplies rated outputs do not match.
00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSREDUNDANTBOTHSUPPLY: in power-redundancy mode, system is operating on both power supplies.
00:01:10: %CRYPTO-6-ISAKMP_ON_OFF: ISAKMP is OFF
00:01:10: %CRYPTO-6-ISAKMP_ON_OFF: ISAKMP is OFF
00:03:20: %C6KENV-SP-4-FANHIOUTPUT: Version 2 high-output fan-tray is in effect
00:03:22: %C6KPWR-SP-4-PSNOREDUNDANCY: Power supplies are not in full redundancy, power usage exceeds lower capacity supply
00:03:26: %FABRIC-SP-5-FABRIC_MODULE_ACTIVE: The Switch Fabric Module in slot 6 became active.
00:03:28: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 6: Running Minimal Diagnostics...
00:03:50: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 6: Passed Online Diagnostics
00:03:50: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 6, interfaces are now online
00:03:51: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 3: Running Minimal Diagnostics...
00:03:51: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 7: Running Minimal Diagnostics...
00:03:51: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 9: Running Minimal Diagnostics...
00:01:51: %MFIB_CONST_RP-6-REPLICATION_MODE_CHANGE: Replication Mode Change Detected. Current system replication mode is Ingress
00:04:01: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 3: Passed Online Diagnostics
00:04:01: %OIR-SP-6-DOWNGRADE: Fabric capable module 3 not at an appropriate hardware revision level, and can only run in flowthrough mode
00:04:02: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 3, interfaces are now online
00:04:11: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 7: Passed Online Diagnostics
00:04:14: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 7, interfaces are now online
00:04:35: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 9: Passed Online Diagnostics
00:04:37: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 9, interfaces are now online
00:00:09: DaughterBoard (Distributed Forwarding Card 3)
 
Firmware compiled 11-Apr-07 03:34 by integ Build [100]
 
 
00:00:22: %SYS-DFC4-5-RESTART: System restarted --
Cisco IOS Software, c6lc2 Software (c6lc2-SPDBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 26-Apr-07 17:20 by xxx
00:00:23: DFC4: Currently running ROMMON from F2 region
00:00:25: %SYS-DFC2-5-RESTART: System restarted --
Cisco IOS Software, c6slc Software (c6slc-SPDBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 26-Apr-07 16:40 by username1
00:00:26: DFC2: Currently running ROMMON from F2 region
00:04:56: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 4: Running Minimal Diagnostics...
00:00:09: DaughterBoard (Distributed Forwarding Card 3)
 
Firmware compiled 11-Apr-07 03:34 by integ Build [100]
 
slot_id is 8
 
00:00:31: %FLASHFS_HES-DFC8-3-BADCARD: /bootflash:: The flash card seems to be corrupted
00:00:31: %SYS-DFC8-5-RESTART: System restarted --
Cisco IOS Software, c6lc2 Software (c6lc2-SPDBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 26-Apr-07 17:20 by username1
00:00:31: DFC8: Currently running ROMMON from S (Gold) region
00:04:59: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 2: Running Minimal Diagnostics...
00:05:12: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 8: Running Minimal Diagnostics...
00:05:13: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 1: Running Minimal Diagnostics...
00:00:24: %SYS-DFC1-5-RESTART: System restarted --
Cisco IOS Software, c6slc Software (c6slc-SPDBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)
Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 26-Apr-07 16:40 by username1
00:00:25: DFC1: Currently running ROMMON from F2 region
00:05:30: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 4: Passed Online Diagnostics
00:05:31: %SPAN-SP-6-SPAN_EGRESS_REPLICATION_MODE_CHANGE: Span Egress HW Replication Mode Change Detected. Current replication mode for unused asic session 0 is Centralized
00:05:31: %SPAN-SP-6-SPAN_EGRESS_REPLICATION_MODE_CHANGE: Span Egress HW Replication Mode Change Detected. Current replication mode for unused asic session 1 is Centralized
00:05:31: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 4, interfaces are now online
00:06:02: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 1: Passed Online Diagnostics
00:06:03: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 1, interfaces are now online
00:06:31: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 2: Passed Online Diagnostics
00:06:33: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 2, interfaces are now online
00:04:30: %XDR-6-XDRIPCNOTIFY: Message not sent to slot 4/0 (4) because of IPC error timeout. Disabling linecard. (Expected during linecard OIR)
00:06:59: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 8: Passed Online Diagnostics
00:06:59: %OIR-SP-6-DOWNGRADE_EARL: Module 8 DFC installed is not identical to system PFC and will perform at current system operating mode.
00:07:06: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 8, interfaces are now online
 
Router#]]></aml-block:Data>
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