Catalyst 6500 Release 12.2SXH and Later Software コンフィギュレーション ガイド
電源管理および環境モニタリング
電源管理および環境モニタリング
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 12MB) | フィードバック

目次

電源管理および環境モニタリング

電源管理の概要

電源の冗長構成のイネーブル化またはディセーブル化

モジュールの電源切断および電源投入

システムの電力ステータスの確認

モジュールの電源オフ/オン

システムの所要電力の判別

システムのハードウェア容量の判別

センサーの温度しきい値の判別

環境モニタリングの概要

システム環境ステータスのモニタリング

LED 環境表示の概要

電源管理および環境モニタリング

この章では、Cisco IOS Software Release 12.2SX の電源管理および環境モニタリング機能について説明します。


) この章で使用しているコマンドの構文および使用方法の詳細については、次の URL の『Cisco IOS Software Releases 12.2SX Command References』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mcl/122sxmcl/12_2sx_mcl_book.html


この章で説明する内容は、次のとおりです。

「電源管理の概要」

「環境モニタリングの概要」

電源管理の概要

ここでは電源管理について説明します。

「電源の冗長構成のイネーブル化またはディセーブル化」

「モジュールの電源切断および電源投入」

「システムの電力ステータスの確認」

「モジュールの電源オフ/オン」

「システムの所要電力の判別」

「システムのハードウェア容量の判別」

「センサーの温度しきい値の判別」


) システムの電源装置を冗長構成にする場合は、両方の電源装置のワット数が同じでなければなりません。Catalyst 6500 シリーズ スイッチでは、同一シャーシ内で AC 入力および DC 入力電源装置の両方を使用できます。サポートされる電源構成の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Installation Guide』を参照してください。


モジュールは、所要電力がそれぞれ異なります。構成によっては、必要とされる電力が 1 台の電源装置では足りない場合があります。電源管理機能を使用すると、電源装置 2 台で搭載されたモジュールすべてに電力供給できます。ただし、両方の電源装置から供給される合計電力が 1 台の電源装置の電力容量よりも大きくなることはないので、冗長構成はこの構成ではサポートされません。ここでは、冗長および非冗長の電源構成について説明します。

システムの所要電力については、「システムの所要電力の判別」を参照してください。

電源の冗長構成のイネーブル化またはディセーブル化

冗長構成をディセーブルまたはイネーブルにするには(デフォルトでイネーブル)、グローバル コンフィギュレーション モードで power redundancy-mode combined | redundant コマンドを入力します。電源装置の構成は、いつでも冗長または非冗長に変更できます。

冗長構成をディセーブルにするには、 combined キーワードを使用します。非冗長構成では、システムで使用できる電力量は、2 台の電源装置で供給できる合計電力です。システムは合計電力量の許容範囲以内であれば、何個でもモジュールに電力を供給できます。ただし、1 台の電源装置が故障し、それまでに電力が供給されていた全モジュールに供給できる十分な電力がない場合、システムは十分な電力を供給できないモジュールの電源を切断します。

冗長構成をイネーブルにするには、 redundant キーワードを使用します。冗長構成では、両方の電源装置から供給される合計電力が、1 台の電源装置の電力容量よりも大きくなることはありません。1 台の電源装置が故障した場合、もう 1 台がシステムの負荷全体を引き継ぎます。2 台の電源装置を搭載して電源をオンにすると、それぞれの電源装置がシステムに必要な電力の約半分を同時に供給します。負荷分散と冗長構成は自動的にイネーブルになるので、ソフトウェアの設定は必要ありません。

各モジュールの現在のステートおよび使用できる総電力量を表示するには、 show power コマンドを使用します(システムの電力ステータスの確認を参照)。

表10-1 に、電源装置の構成を変更した場合のシステムへの影響について説明します。

 

表10-1 電源装置の構成を変更した場合の影響

構成の変更内容
影響

冗長から非冗長へ

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、両方の電源装置の合計電力量に増加します。

十分な電力がある場合、 show power コマンド出力の oper state フィールドで power-deny と表示されていたモジュールに電源が入ります。

非冗長から冗長へ(両方の電源装置でワット数が同じであるものとします)

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、一方の電源装置の電力量に減少します。

それまでに電力が供給されていた全モジュールに供給できる十分な電力がない場合は、一部のモジュールの電源が切断され、そのモジュールについては show power コマンド出力の oper state フィールドで power-deny と表示されます。

冗長構成がイネーブルで、同じワット数の電源装置を取り付けた場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、一方の電源装置の電力量と等しくなります。

供給できる電力量には変化がないので、モジュールのステータスは変化しません。

冗長構成がディセーブルで、同じワット数の電源装置を取り付けた場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、両方の電源装置の合計電力量に増加します。

十分な電力がある場合、 show power コマンド出力の oper state フィールドで power-deny と表示されていたモジュールに電源が入ります。

冗長構成がイネーブルで、ワット数がより大きいまたは小さい電源装置を取り付けた場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

取り付けた電源装置のワット数がすでに搭載されている電源装置のワット数より大きくても、システムはワット数の異なる電源装置の使用を認めません。新しく取り付けた電源装置はシャットダウンされます。

冗長構成がディセーブルで、ワット数がより大きいまたは小さい電源装置を取り付けた場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、両方の電源装置の合計電力量に増加します。

十分な電力がある場合、 show power コマンド出力の oper state フィールドで power-deny と表示されていたモジュールに電源が入ります。

冗長構成がイネーブルの電源装置を取り外した場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

供給できる電力量には変化がないので、モジュールのステータスは変化しません。

冗長構成がディセーブルの電源装置を取り外した場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、一方の電源装置の電力量に減少します。

それまでに電力が供給されていた全モジュールに供給できる十分な電力がない場合は、一部のモジュールの電源が切断され、そのモジュールについては show power コマンド出力の oper state フィールドで power-deny と表示されます。

冗長構成がイネーブルで、ワット数が異なる電源装置を取り付けてシステムを起動した場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムは、冗長構成ではワット数の異なる電源装置の使用を認めません。ワット数の小さい方の電源装置がシャットダウンされます。

冗長構成がディセーブルで、ワット数が等しいかまたは異なる電源装置を取り付けてシステムを起動した場合

システム ログと、Syslog メッセージが生成されます。

システムの電力が、両方の電源装置の合計電力と等しくなります。

システムは合計電力量の許容範囲以内であれば、何個でもモジュールに電力を供給できます。

モジュールの電源切断および電源投入

モジュールの電源を Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)から切断および投入するには、次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# power enable module slot_number

モジュールに電源を投入します。

Router(config)# no power enable module slot_number

モジュールの電源を切断します。


) no power enable module slot コマンドを使用してモジュールの電源を切断した場合、そのモジュールの設定は保存されません。


次に、スロット 3 のモジュールに電源投入する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# power enable module 3

システムの電力ステータスの確認

各システム コンポーネントの現在の電力ステータスを表示するには、次のように show power コマンドを使用します。

Router# show power
system power redundancy mode = redundant
system power total = 1153.32 Watts (27.46 Amps @ 42V)
system power used = 397.74 Watts ( 9.47 Amps @ 42V)
system power available = 755.58 Watts (17.99 Amps @ 42V)
Power-Capacity PS-Fan Output Oper
PS Type Watts A @42V Status Status State
---- ------------------ ------- ------ ------ ------ -----
1 WS-CAC-2500W 1153.32 27.46 OK OK on
2 none
Pwr-Requested Pwr-Allocated Admin Oper
Slot Card-Type Watts A @42V Watts A @42V State State
---- ------------------ ------- ------ ------- ------ ----- -----
1 WS-X6K-SUP2-2GE 142.38 3.39 142.38 3.39 on on
2 - - 142.38 3.39 - -
5 WS-X6248-RJ-45 112.98 2.69 112.98 2.69 on on
Router#
 

特定の電源の現在の電力ステータスを表示するには、次のように show power コマンドを使用します。

Router# show power status power-supply 2
Power-Capacity PS-Fan Output Oper
PS Type Watts A @42V Status Status State
---- ------------------ ------- ------ ------ ------ -----
1 WS-CAC-6000W 2672.04 63.62 OK OK on
2 WS-CAC-9000W-E 2773.68 66.04 OK OK on
Router#
 

電源の入力フィールドを表示するには、コマンドに電源番号を指定します。複数の出力モードを持つ電源に対し、新規の電源出力フィールド、および動作モードが表示されます。次のように show env status power-supply コマンドを入力します。

Router# show env status power-supply 1
power-supply 1:
power-supply 1 fan-fail: OK
power-supply 1 power-input 1: AC low
power-supply 1 power-output-fail: OK
Router# show env status power-supply 2
power-supply 2:
power-supply 2 fan-fail: OK
power-supply 2 power-input 1: none <<< new
power-supply 2 power-input 2: AC low <<< new
power-supply 2 power-input 3: AC high <<< new
power-supply 2 power-output: low (mode 1) <<< high for highest mode only
power-supply 2 power-output-fail: OK
 

モジュールの電源オフ/オン

モジュールの電源をオフ/オン(リセット)するには、グローバル コンフィギュレーション モードで power cycle module slot コマンドを使用します。モジュールの電源は 5 秒間オフになり、それからオンになります。

システムの所要電力の判別

電力消費の詳細については、次の URL の『 Release Notes for Cisco IOS Release 12.2(33)SXH and Later Releases 』を参照してください。

http://preview.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst6500/ios/12.2SX/release/notes/ol_14271.html

システムのハードウェア容量の判別

show platform hardware capacity コマンドを入力して、システムのハードウェア容量を判別できます。このコマンドは、ハードウェア リソースの現在のシステム利用率を表示し、現在使用可能なハードウェア容量を一覧表示します。この内容は次のとおりです。

ハードウェア転送テーブルの利用率

スイッチ ファブリックの利用率

CPU(1 つまたは複数)の利用率

メモリ装置(フラッシュ、DRAM、NVRAM [不揮発性 RAM])の利用率

次に、ルート プロセッサ、スイッチ プロセッサ、および スイッチング モジュールに対する CPU 容量とその利用率情報を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity cpu
CPU Resources
CPU utilization: Module 5 seconds 1 minute 5 minutes
1 RP 0% / 0% 1% 1%
1 SP 5% / 0% 5% 4%
7 69% / 0% 69% 69%
8 78% / 0% 74% 74%
 
Processor memory: Module Bytes: Total Used %Used
1 RP 176730048 51774704 29%
1 SP 192825092 51978936 27%
7 195111584 35769704 18%
8 195111584 35798632 18%
I/O memory: Module Bytes: Total Used %Used
1 RP 35651584 12226672 34%
1 SP 35651584 9747952 27%
7 35651584 9616816 27%
8 35651584 9616816 27%
Router#
 

次に、ルート プロセッサ、スイッチ プロセッサ、および DFC に対する EOBC 関連の統計情報を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity eobc EOBC Resources
Module Packets/sec Total packets Dropped packets
1 RP Rx: 61 108982 0
Tx: 37 77298 0
1 SP Rx: 34 101627 0
Tx: 39 115417 0
7 Rx: 5 10358 0
Tx: 8 18543 0
8 Rx: 5 12130 0
Tx: 10 20317 0
Router#
 

次に、現在、およびピーク時のスイッチング利用率を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity fabric Switch Fabric Resources
Bus utilization: current is 100%, peak was 100% at 12:34 12mar45
Fabric utilization: ingress egress
Module channel speed current peak current peak
1 0 20G 100% 100% 12:34 12mar45 100% 100% 12:34 12mar45
1 1 20G 12% 80% 12:34 12mar45 12% 80% 12:34 12mar45
4 0 20G 12% 80% 12:34 12mar45 12% 80% 12:34 12mar45
13 0 8G 12% 80% 12:34 12mar45 12% 80% 12:34 12mar45
Router#
 

次に、システム内のフラッシュおよび NVRAM リソースに対する合計容量、使用バイト数、および利用率(%)を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity flash
Flash/NVRAM Resources
Usage: Module Device Bytes: Total Used %Used
1 RP bootflash: 31981568 15688048 49%
1 SP disk0: 128577536 105621504 82%
1 SP sup-bootflash: 31981568 29700644 93%
1 SP const_nvram: 129004 856 1%
1 SP nvram: 391160 22065 6%
7 dfc#7-bootflash: 15204352 616540 4%
8 dfc#8-bootflash: 15204352 0 0%
Router#
 

次に、システム内の EARL に対する容量および利用率を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity forwarding
L2 Forwarding Resources
MAC Table usage: Module Collisions Total Used %Used
6 0 65536 11 1%
VPN CAM usage: Total Used %Used
512 0 0%
L3 Forwarding Resources
FIB TCAM usage: Total Used %Used
72 bits (IPv4, MPLS, EoM) 196608 36 1%
144 bits (IP mcast, IPv6) 32768 7 1%
 
detail: Protocol Used %Used
IPv4 36 1%
MPLS 0 0%
EoM 0 0%
 
IPv6 4 1%
IPv4 mcast 3 1%
IPv6 mcast 0 0%
 
Adjacency usage: Total Used %Used
1048576 175 1%
 
Forwarding engine load:
Module pps peak-pps peak-time
6 8 1972 02:02:17 UTC Thu Apr 21 2005
 
Netflow Resources
TCAM utilization: Module Created Failed %Used
6 1 0 0%
ICAM utilization: Module Created Failed %Used
6 0 0 0%
 
Flowmasks: Mask# Type Features
IPv4: 0 reserved none
IPv4: 1 Intf FulNAT_INGRESS NAT_EGRESS FM_GUARDIAN
IPv4: 2 unused none
IPv4: 3 reserved none
 
IPv6: 0 reserved none
IPv6: 1 unused none
IPv6: 2 unused none
IPv6: 3 reserved none
 
CPU Rate Limiters Resources
Rate limiters: Total Used Reserved %Used
Layer 3 9 4 1 44%
Layer 2 4 2 2 50%
 
ACL/QoS TCAM Resources
Key: ACLent - ACL TCAM entries, ACLmsk - ACL TCAM masks, AND - ANDOR,
QoSent - QoS TCAM entries, QOSmsk - QoS TCAM masks, OR - ORAND,
Lbl-in - ingress label, Lbl-eg - egress label, LOUsrc - LOU source,
LOUdst - LOU destination, ADJ - ACL adjacency
 
Module ACLent ACLmsk QoSent QoSmsk Lbl-in Lbl-eg LOUsrc LOUdst AND OR ADJ
6 1% 1% 1% 1% 1% 1% 0% 0% 0% 0% 1%
 
Router#
 

次に、インターフェイス リソースを表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity interface Interface Resources
Interface drops:
Module Total drops: Tx Rx Highest drop port: Tx Rx
9 0 2 0 48
 
Interface buffer sizes:
Module Bytes: Tx buffer Rx buffer
1 12345 12345
5 12345 12345
Router#
 

次に、SPAN 情報を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity monitor SPAN Resources
Source sessions: 2 maximum, 0 used
Type Used
Local 0
RSPAN source 0
ERSPAN source 0
Service module 0
Destination sessions: 64 maximum, 0 used
Type Used
RSPAN destination 0
ERSPAN destination (max 24) 0
Router#
 

次に、レイヤ 3 マルチキャスト機能の各リソースに対する容量および利用率を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity multicast
L3 Multicast Resources
IPv4 replication mode: ingress
IPv6 replication mode: ingress
Bi-directional PIM Designated Forwarder Table usage: 4 total, 0 (0%) used
Replication capability: Module IPv4 IPv6
5 egress egress
9 ingress ingress
MET table Entries: Module Total Used %Used
5 65526 6 0%
Router#
 

次に、システム電源の容量および利用率情報を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity power
Power Resources
Power supply redundancy mode: administratively combined operationally combined
System power: 1922W, 0W (0%) inline, 1289W (67%) total allocated
Powered devices: 0 total
Router#
 

次に、各 PFC および DFC に対する QoS ポリサー リソースの容量および利用率を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity qos
QoS Policer Resources
Aggregate policers: Module Total Used %Used
1 1024 102 10%
5 1024 1 1%
Microflow policer configurations: Module Total Used %Used
1 64 32 50%
5 64 1 1%
Router#
 

次に、重要なシステム リソースについての情報を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity systems System Resources
PFC operating mode: PFC3BXL
Supervisor redundancy mode: administratively rpr-plus, operationally rpr-plus
Switching Resources: Module Part number Series CEF mode
5 WS-SUP720-BASE supervisor CEF
9 WS-X6548-RJ-45 CEF256 CEF
Router#
 

次に、VLAN 情報を表示する例を示します。

Router# show platform hardware capacity vlan VLAN Resources
VLANs: 4094 total, 10 VTP, 0 extended, 0 internal, 4084 free Router#
 

センサーの温度しきい値の判別

システム センサーは、様々な温度のしきい値設定に基づいてアラームを発行します。show environment alarm threshold コマンドを使用すると、各センサーに対して許可される温度を判別できます。

次に、センサーの温度しきい値を判別する例を示します。

Router> show environment alarm threshold
environmental alarm thresholds:
 
power-supply 1 fan-fail: OK
threshold #1 for power-supply 1 fan-fail:
(sensor value != 0) is system minor alarm power-supply 1 power-output-fail: OK
threshold #1 for power-supply 1 power-output-fail:
(sensor value != 0) is system minor alarm fantray fan operation sensor: OK
threshold #1 for fantray fan operation sensor:
(sensor value != 0) is system minor alarm operating clock count: 2
threshold #1 for operating clock count:
(sensor value < 2) is system minor alarm
threshold #2 for operating clock count:
(sensor value < 1) is system major alarm operating VTT count: 3
threshold #1 for operating VTT count:
(sensor value < 3) is system minor alarm
threshold #2 for operating VTT count:
(sensor value < 2) is system major alarm VTT 1 OK: OK
threshold #1 for VTT 1 OK:
(sensor value != 0) is system minor alarm VTT 2 OK: OK
threshold #1 for VTT 2 OK:
(sensor value != 0) is system minor alarm VTT 3 OK: OK
threshold #1 for VTT 3 OK:
(sensor value != 0) is system minor alarm clock 1 OK: OK
threshold #1 for clock 1 OK:
(sensor value != 0) is system minor alarm clock 2 OK: OK
threshold #1 for clock 2 OK:
(sensor value != 0) is system minor alarm module 1 power-output-fail: OK
threshold #1 for module 1 power-output-fail:
(sensor value != 0) is system major alarm module 1 outlet temperature: 21C
threshold #1 for module 1 outlet temperature:
(sensor value > 60) is system minor alarm
threshold #2 for module 1 outlet temperature:
(sensor value > 70) is system major alarm module 1 inlet temperature: 25C
threshold #1 for module 1 inlet temperature:
(sensor value > 60) is system minor alarm
threshold #2 for module 1 inlet temperature:
(sensor value > 70) is system major alarm module 1 device-1 temperature: 30C
threshold #1 for module 1 device-1 temperature:
(sensor value > 60) is system minor alarm
threshold #2 for module 1 device-1 temperature:
(sensor value > 70) is system major alarm module 1 device-2 temperature: 29C
threshold #1 for module 1 device-2 temperature:
(sensor value > 60) is system minor alarm
threshold #2 for module 1 device-2 temperature:
(sensor value > 70) is system major alarm module 5 power-output-fail: OK
threshold #1 for module 5 power-output-fail:
(sensor value != 0) is system major alarm module 5 outlet temperature: 26C
threshold #1 for module 5 outlet temperature:
(sensor value > 60) is system minor alarm
threshold #2 for module 5 outlet temperature:
(sensor value > 75) is system major alarm module 5 inlet temperature: 23C
threshold #1 for module 5 inlet temperature:
(sensor value > 50) is system minor alarm
threshold #2 for module 5 inlet temperature:
(sensor value > 65) is system major alarm EARL 1 outlet temperature: N/O
threshold #1 for EARL 1 outlet temperature:
(sensor value > 60) is system minor alarm
threshold #2 for EARL 1 outlet temperature:
(sensor value > 75) is system major alarm EARL 1 inlet temperature: N/O
threshold #1 for EARL 1 inlet temperature:
(sensor value > 50) is system minor alarm
threshold #2 for EARL 1 inlet temperature:
(sensor value > 65) is system major alarm

環境モニタリングの概要

シャーシ コンポーネントの環境を監視することにより、コンポーネント障害の兆候を早期に発見し、安全で信頼性の高いシステム運用を実現するとともに、ネットワーク障害を防止できます。ここでは、これらの重要なシステム コンポーネントをモニタし、システム内でハードウェア関連の問題点を特定し、すみやかに修正する方法を説明します。

システム環境ステータスのモニタリング

システム ステータス情報を表示するには、 show environment [ alarm | cooling | status | temperature ] コマンドを入力します。キーワードを指定することで、次の情報が表示されます。

alarm -- 環境アラームを表示します。

status -- アラーム ステータスを表示します。

thresholds -- アラームしきい値を表示します。

cooling -- ファン トレイ ステータス、シャーシの冷却容量、周囲温度、およびスロット単位の冷却容量を表示します。

status -- Field-Replaceable Unit(FRU)の動作ステータスおよび電源と温度情報を表示します。

temperature -- FRU の温度情報を表示します。

システム ステータス情報を表示するには、次のように show environment コマンドを入力します。

Router# show environment
environmental alarms:
no alarms
 
Router# show environment alarm
environmental alarms:
no alarms
 
Router# show environment cooling
fan-tray 1:
fan-tray 1 fan-fail: failed
fan-tray 2:
fan 2 type: FAN-MOD-9
fan-tray 2 fan-fail: OK
chassis cooling capacity: 690 cfm
ambient temperature: 55C ["40C (user-specified)" if temp-controlled]
chassis per slot cooling capacity: 75 cfm
 
module 1 cooling requirement: 70 cfm
module 2 cooling requirement: 70 cfm
module 5 cooling requirement: 30 cfm
module 6 cooling requirement: 70 cfm
module 8 cooling requirement: 70 cfm
module 9 cooling requirement: 30 cfm
 
Router# show environment status
backplane:
operating clock count: 2
operating VTT count: 3
fan-tray 1:
fan-tray 1 type: WS-9SLOT-FAN
fan-tray 1 fan-fail: OK
VTT 1:
VTT 1 OK: OK
VTT 1 outlet temperature: 33C
VTT 2:
VTT 2 OK: OK
VTT 2 outlet temperature: 35C
VTT 3:
VTT 3 OK: OK
VTT 3 outlet temperature: 33C
clock 1:
clock 1 OK: OK, clock 1 clock-inuse: in-use
clock 2:
clock 2 OK: OK, clock 2 clock-inuse: not-in-use
power-supply 1:
power-supply 1 fan-fail: OK
power-supply 1 power-output-fail: OK
module 1:
module 1 power-output-fail: OK
module 1 outlet temperature: 30C
module 1 device-2 temperature: 35C
RP 1 outlet temperature: 35C
RP 1 inlet temperature: 36C
EARL 1 outlet temperature: 33C
EARL 1 inlet temperature: 31C
module 2:
module 2 power-output-fail: OK
module 2 outlet temperature: 31C
module 2 inlet temperature: 29C
module 3:
module 3 power-output-fail: OK
module 3 outlet temperature: 36C
module 3 inlet temperature: 29C
module 4:
module 4 power-output-fail: OK
module 4 outlet temperature: 32C
module 4 inlet temperature: 32C
module 5:
module 5 power-output-fail: OK
module 5 outlet temperature: 39C
module 5 inlet temperature: 34C
module 7:
module 7 power-output-fail: OK
module 7 outlet temperature: 42C
module 7 inlet temperature: 29C
EARL 7 outlet temperature: 45C
EARL 7 inlet temperature: 32C
module 9:
module 9 power-output-fail: OK
module 9 outlet temperature: 41C
module 9 inlet temperature: 36C
EARL 9 outlet temperature: 33C
EARL 9 inlet temperature: N/O
 

LED 環境表示の概要

LED は 2 種類のアラームを示します。メジャーおよびマイナーです。メジャー アラームは、システムのシャットダウンを引き起こす可能性のある重大な問題を表します。マイナー アラームは、解消されなければ重大な問題に発展する可能性のある問題を表すメッセージです。

過熱状態により、システムが(メジャーまたはマイナー)アラームを表示した場合、5 分間アラームはキャンセルされず、いかなる措置(モジュールのリセットまたはシャットダウンなど)も行われません。この間に温度がアラームしきい値より 5°C(41°F)下がると、アラームはキャンセルされます。

表10-2 に、スーパーバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールに関する環境インジケータを示します。


) スーパーバイザ エンジンの SYSTEM LED を含む、LED についての詳細は、『Catalyst 6500 Series Switch Module Installation Guide』を参照してください。


 

表10-2 スーパーバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールの環境モニタリング

コンポーネント
アラームの種類
LED 表示
アクション

スーパーバイザ エンジンの温度センサーがメジャーしきい値を超過 1

メジャー

STATUS 2 LED レッド 3

Syslog メッセージおよび SNMP トラップを生成します。

冗長構成の場合、システムは冗長スーパーバイザ エンジンに切り替え、アクティブなスーパーバイザ エンジンはシャットダウンします。

冗長構成ではなく、過熱状態が改善されない場合、システムは 5 分後にシャットダウンします。

スーパーバイザ エンジンの温度センサーが、マイナーしきい値を超過

マイナー

STATUS LED オレンジ

Syslog メッセージおよび SNMP トラップを生成します。

状態を監視します。

冗長スーパーバイザ エンジンの温度センサーがメジャーまたはマイナーしきい値を超過

メジャー


マイナー

STATUS LED レッド

STATUS LED オレンジ

Syslog メッセージおよび SNMP トラップを生成します。

メジャー アラームが生成され過熱状態が改善されない場合、システムは 5 分後にシャットダウンします。

マイナー アラームが生成された場合、状態を監視します。

スイッチング モジュールの温度センサーがメジャーしきい値を超過

メジャー

STATUS LED レッド

Syslog メッセージおよび SNMP を生成します。

モジュールの電源を切断します 4

スイッチング モジュールの温度センサーがマイナーしきい値を超過

マイナー

STATUS LED オレンジ

Syslog メッセージおよび SNMP トラップを生成します。

状態を監視します。

1.温度センサーは、主要なスーパーバイザ エンジン コンポーネント(ドーターカードも含む)を監視します。

2.STATUS LED は、スーパーバイザ エンジンの前面パネルおよびすべてのモジュールの前面パネルにあります。

3.STATUS LED は、スーパーバイザ エンジンが故障するとレッドになります。冗長構成のスーパーバイザがない場合は、SYSTEM LED もレッドになります。

4.手順については、「電源管理の概要」を参照してください。