Catalyst 6500 シリーズ スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
RMONの設定
RMONの設定
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

RMONの設定

RMONの機能

RMONのイネーブル化

RMONデータの表示

サポートされるRMONおよびRMON2 MIBオブジェクト

RMONの設定

この章では、Catalyst 6500シリーズ スイッチ上でRemote Monitoring(RMON)を設定する方法について説明します。


) この章で使用しているコマンドの構文および使用方法の詳細については、『Catalyst 6500 Series Switch Command Reference』を参照してください。


この章で説明する内容は、次のとおりです。

「RMONの機能」

「RMONのイネーブル化」

「RMONデータの表示」

「サポートされるRMONおよびRMON2 MIBオブジェクト」

RMONの機能

RMONは、さまざまなネットワーク エージェントおよびコンソール システムでネットワーク モニタ データを交換することができるInternet Engineering Task Force(IETF)標準モニタ仕様です。スーパバイザ エンジン ソフトウェアには、次のRMON仕様コンポーネントのサポートが組み込まれています(詳細はサポートされるRMONおよびRMON2 MIBオブジェクトを参照)。

RFC 1757に定義されているRMONグループ

イーサネット、ファスト イーサネット、Fast EtherChannel、およびギガビット イーサネット スイッチ ポートの統計情報(RMONグループ1、各ポートにつきスーパバイザ エンジンのRAMを140バイト使用)

イーサネット、ファスト イーサネット、Fast EtherChannel、およびギガビット イーサネット スイッチ ポートのヒストリ(RMONグループ2、最初の50バケットにスーパバイザ エンジンのRAMを3 KB使用、以後はバケットが1つ追加されるたびに56バイト使用)

アラーム(RMONグループ3、設定した各アラームにつきスーパバイザ エンジンのRAMを1.3 KB使用)

イベント(RMONグループ9、設定した各イベントにつきスーパバイザ エンジンのRAMを1.3 KB使用)

RFC 2021に定義されているRMON2グループ

UsrHistory(RMON2グループ18)

ProbeConfig(RMON2グループ19)

組み込みRMONエージェントにより、スイッチで専用モニタリング プローブまたはネットワーク アナライザを使用しなくても、レイヤ2で全ポートのネットワーク トラフィックを同時にモニタできます。

RMONのイネーブル化


) RMONは、デフォルトではディセーブルに設定されています。


RMONをイネーブルにするには、イネーブル モードで次の作業を行います。

 

作業
コマンド

ステップ 1

スイッチのRMONをイネーブルにします。

set snmp rmon enable

ステップ 2

RMONがイネーブルに設定されたことを確認します。

show snmp

スイッチ上でRMONをイネーブルにし、RMONがイネーブルに設定されたことを確認する例を示します。

Console> (enable) set snmp rmon enable
SNMP RMON support enabled.
Console> (enable) show snmp
RMON: Enabled
Extended RMON: Extended RMON module is not present
Traps Enabled:
Port,Module,Chassis,Bridge,Repeater,Vtp,Auth,ippermit,Vmps,config,entity,stpx
Port Traps Enabled: 1/1-2,4/1-48,5/1
Community-Access Community-String
---------------- --------------------
read-only Everyone
read-write Administrators
read-write-all Root
Trap-Rec-Address Trap-Rec-Community
---------------------------------------- --------------------
172.16.10.10 read-write
172.16.10.20 read-write-all
Console> (enable)
 

RMONデータの表示

RMONデータにアクセスできるのは、RFC 1757およびRFC 2021をサポートしているNetwork Management System(NMS;ネットワーク管理システム)からだけです( CiscoWorks2000の使用方法を参照)。スイッチのCLIからRMONデータにアクセスすることはできませんが、CLIの show コマンドにより同様の情報が得られます。

サポートされるRMONおよびRMON2 MIBオブジェクト

表 39-1 に、スーパバイザ エンジン ソフトウェアがサポートしているRMONおよびRMON2 MIBオブジェクトを示します。

 

表 39-1 スーパバイザ エンジンのRMONおよびRMON2サポート

OIDおよび説明
送信元

...mib-2(1).rmon(16).statistics(1).etherStatsTable(1)

RFC 1757(RMON-MIB)

パケット、オクテット、ブロードキャスト、エラーなどのカウンタ。

...mib-2(1).rmon(16).history(2).historyControlTable(1)
...mib-2(1).rmon(16).history(2).etherHistoryTable(2)

RFC 1757(RMON-MIB)
RFC 1757(RMON-MIB)

あとから検索できるように、統計グループ カウンタを定期的に収集して保存します。

...mib-2(1).rmon(16).alarm(3)

RFC 1757(RMON-MIB)

ネットワーク管理上、重要なRMON変数に設定できるスレッシュホールド。

...mib-2(1).rmon(16).event(9)

RFC 1757(RMON-MIB)

アラーム グループのスレッシュホールドを超過したときにSNMPトラップを生成し、イベントをログに保存します。

...mib-2(1).rmon(16).usrHistory(18)

RFC 2021(RMON2-MIB)

RMON1リンク レイヤ統計情報のヒストリ拡張情報で、RMON、RMON2、MIB-I、またはMIB-II統計が含まれます。

...mib-2(1).rmon(16).probeConfig(19)

RFC 2021(RMON2-MIB)

エージェント機能および設定のリストを表示します。