Catalyst 4948-10GE スイッチ インストレーション ガイド
スイッチのインストレーション
スイッチのインストレーション
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

スイッチのインストレーション

梱包内容の確認

ラックへのスイッチの設置

ラックへの設置に関する注意事項

シャーシの安全な持ち上げ方

必要な工具

Catalyst 4948-10GEスイッチのラックへの設置

Catalyst 4948-10GEスイッチへのAC電源の接続

Catalyst 4948-10GEスイッチへのDC電源の接続

スイッチのインストレーション

この章では、Catalyst 4948-10GEスイッチのインストレーションの手順について説明します。スイッチを初めて設置する場合は、次の作業を順番に行ってください。

「梱包内容の確認」

「ラックへのスイッチの設置」

「Catalyst 4948-10GEスイッチへのAC電源の接続」

「Catalyst 4948-10GEスイッチへのDC電源の接続」


) この章で説明するインストレーションの手順を開始する前に、「設置場所の準備」の設置環境チェックリストを使用して、設置場所の準備が完了しているかどうかを確認してください。


梱包内容の確認


) スイッチを開梱した後、配送用の箱は捨てないでください。配送用の箱は、畳んで保管しておいてください。スイッチを移動したり配送したりする場合、この箱が必要になります。


次の手順で、梱包品の内容を確認します。


ステップ 1 パッキング リストを参照して、アクセサリ キットの内容を確認します。以下のものも含めて、リストにあるすべての機器が揃っているかどうかを確認してください。

スイッチのハードウェア マニュアルおよびソフトウェア マニュアル(注文した場合)

注文したオプション機器(ネットワーク インターフェイス ケーブル、トランシーバ、特殊コネクタなど)

ステップ 2 インストレーションを開始するには、「ラックへのスイッチの設置」に進みます。


 

ラックへのスイッチの設置

スイッチには、標準の19インチ(48.3 cm)装置ラックに設置するための標準ラックマウント キットが含まれています。標準装置ラックには、付属物のない2本の支柱が外側に付いています。前面と背面の支柱間の奥行は、最小19.25インチ(48.9 cm)、最大32インチ(81.3 cm)です。このキットは、スイッチ作業の妨げとなるような付属物(電源ストリップなど)が付いているラックには適していません。


注意 シャーシをラックに設置する前に、「設置場所の条件」を読み、設置場所の環境条件を把握しておいてください。環境条件を読まずに作業を行うと、スイッチを正しく設置できず、システムおよびコンポーネントが損傷することがあります。


注意 これはラック マウント型装置であるため、装置自体の重量を超える重さに耐えられるようにはできていません。シャーシを3つ以上重ねて置かないでください。上に載せたシャーシの重さで、一番下のシャーシが損傷することがあります。


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が1台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


 

ラックへの設置に関する注意事項

スイッチをラックに設置する前に、次のことを確認してください。

装置ラックが適切なサイズであること

ラックの幅となる、前面の取り付け板間またはレール間の寸法は、17.75インチ(45.09 cm)でなければなりません。

ラックの奥行となる、前面と背面の取り付け板間の寸法は、最低19.25インチ(48.9 cm)で、32インチ(81.3 cm)未満でなければなりません。

ラックの縦方向に、シャーシを搭載できるだけの十分なスペースが必要です。シャーシの高さは、1.75インチ(4.45 cm)です。

装置ラックが安定し、倒れる危険性がないこと

ラックの棚で、シャーシの重量および寸法を十分に支持できるかどうかを確認してください。物理仕様は、 付録A「仕様」 を参照してください。

ラックは床面にボルトで固定することを推奨します。

ラックにこの装置だけを搭載する場合は、ラックの一番下に取り付けてください。

重たい装置はラックの下側に設置してラックの重心を低い位置にし、上部の重みでラックが倒れないようにしてください。

(ラック用の安定装置がある場合は)ラック内のスイッチの設置または保守サービスを行う前に、安定装置を取り付けてください。

装置ラックを十分に換気できること

シャーシを密閉型ラックに設置できるのは、ラックに適切な換気機能または排気ファンが付いている場合だけです。できるだけ、オープンなラックを使用してください。

ラック周囲の温度が、最大温度の40 ° C(104 ° F)を超えないことを確認してください。スイッチを密閉型ラックまたはマルチユニット ラックに設置すると、ラック周囲の温度が、設置場所の室温よりも高くなるので注意してください。

密閉型ラックの換気システムが強力すぎると、シャーシ周囲に負圧がかかり、シャーシの吸気口から空気を取り込めずに冷却が妨げられることがあります。必要に応じて、ラックの扉を開いた状態でシャーシを稼働してください。

エアフローを妨げないために、シャーシ側面の通気口の周囲に、最低3インチ(7.6 cm)のすきまを空けてください。

シャーシの冷却が促進されるように、バッフルを正しく使用してください。

ラックの下段に設置した装置の熱気が上昇し、上段の装置の吸気口から取り込まれると、ラック上部のシャーシが過熱状態になることがあります。

ラックに設置済みの装置およびケーブル配線を考慮してください。他の装置の配線が、シャーシ内部のエアフローを妨げたり、電源装置またはスイッチング モジュールの作業の妨げにならないようにしてください。装置のメンテナンスまたはアップグレードの作業中に、誤ってケーブルを外さないように、ケーブルはフィールド交換用のコンポーネントから離して配線してください。

スイッチ アセンブリのメンテナンスおよび取り外しができるように、ラックの背後に、最低3~4フィート(91.4~121.9 cm)のスペースを取ってください。ラックの移動が可能で、メンテナンス時に必要に応じて手前に引き出せる場合は、通常の使用時には背後の壁またはキャビネットから1フィート(30.45 cm)離した位置までラックを押し込んでおいてもかまいません。

シャーシの安全な持ち上げ方

シャーシは、頻繁に移動できるようには設計されていません。スイッチを設置する前に、あとで再び移動する必要がないように、設置場所の電源コンセントやネットワーク接続の状況を確認してください。

シャーシまたは重たい装置を持ち上げるときは、必ず、次の注意事項に従ってください。

足元を安定させ、両足でシャーシの重さを均等に支えるようにします。

シャーシはゆっくり持ち上げます。持ち上げるときに、急に身体を動かしたり、ひねったりしないでください。

背中をまっすぐにし、腰ではなく脚に力を入れて持ち上げます。シャーシを持ち上げるときにかがむ場合は、腰に負担がかからないように、腰ではなく、ひざを曲げます(図 3-1を参照)。

シャーシを持ち上げたり、移動したりする前に、必ず、すべての外部ケーブルを取り外してください。

図 3-1 安全でない持ち上げ方

 

必要な工具

シャーシを設置するには、次の工具および機器が必要です。

No.1、No.2プラスドライバ、3/16インチのマイナスドライバ

静電気防止用マットまたはフォーム

手持ちの静電気防止用リスト ストラップ、またはシステムに付属の使い捨て静電気防止用ストラップ

シャーシをラックに取り付けるには、次の工具および機器が必要です。

ラックマウント キット

巻き尺および水準器

Catalyst 4948-10GEスイッチのラックへの設置

Catalyst 4948-10GEスイッチをラックに設置するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 設置の準備:

a. ラックの近くの床または安定したテーブルの上にシャーシを置きます。作業がしやすいように、シャーシの周りを十分に空けておきます。

b. 巻き尺でラックの奥行を測ります。測るのは、前面の支柱の外側から背面の取り付け板の外側までの長さです。奥行は19.25インチ(48.9 cm)以上32インチ(81.3 cm)未満でなければなりません。

c. 前面の左右にある支柱間の内側の幅を測り、17.75インチ(45.09 cm)であることを確認します(シャーシの幅は17.5インチ[44 cm]で、支柱間にぴったりと収まる必要があります)。

d. ラックマウント キットを開けて次のチェックリストを参照し、すべての部品がそろっていることを確認します。

 

表 3-1 Catalyst 4948-10GEスイッチ:ラックマウント キットのチェックリスト

数量
部品
部品の有無

2

L型ブラケット

 

8

M4なべネジ

 

4

12-24 x 3/4インチのバインダヘッド ネジ

 

4

10-32 x 3/4インチのバインダヘッド ネジ

 


図 3-2に、ラックへのスイッチ前面の取り付け方を示します。ラックの構成に応じて、ラックにスイッチ背面を取り付けることもできます。


ステップ 2 シャーシをラックに取り付けるには、L型ブラケットを使用します。L型ブラケットは、ラック前面に向ける側に合わせて、シャーシの前面または背面の取り付け穴に取り付けます。


) 一部の装置ラックでは、背面の支柱のどちらかに電源ストリップが付いています。電源ストリップが付いている場合は、ストリップの位置に合わせて固定する場所を決めてください。シャーシにL型ブラケットを取り付ける前に、シャーシをラックの前面または背面のどちらから取り付けるかを決めておいてください。


ラックマウント キットに含まれている4本のM4なべネジを使用して、L型ブラケットを左右に取り付けます(図 3-2を参照)。

図 3-2 スイッチへのL型ブラケットの取り付け

 

ステップ 3 次の手順で、シャーシをラックに取り付けます。

a. 次の手順で、シャーシをラックに設置します(図 3-3を参照)。

シャーシの前面をラックの前面に取り付ける場合は、支柱の間にシャーシ背面を差し込みます。

シャーシの背面をラックの前面に取り付ける場合は、支柱の間にシャーシ前面を差し込みます。

b. L型ブラケットの穴を装置ラックの穴の位置に合わせます。

c. 4本(各側に2本ずつ)の12-24 x 3/4インチ ネジを、L型ブラケットの細長い穴に差し込み、支柱のネジ穴に取り付けます。

d. 巻き尺と水準器を使用して、シャーシがまっすぐ水平に取り付けられていることを確認します。

図 3-3 スイッチのラックへの設置

 

ステップ 4 シャーシの右側または左側にケーブル ガイドを取り付けます。

図 3-4 ケーブル ガイドの取り付け

 

ステップ 5 この時点では、まだ電源コードを接続しないでください。「Catalyst 4948-10GEスイッチへのAC電源の接続」に進みます。


 

Catalyst 4948-10GEスイッチへのAC電源の接続

次の手順および警告に従って、Catalyst 4948-10GEスイッチに電源を接続します。


ステップ 1 電源装置を電源に接続する前に、「設置場所の準備」に記載されている設置場所の電力要件およびアース要件がすべて満たされているかどうかを確認してください。


警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。


ステップ 2 電源装置に電源コードを接続します。

図 3-5 AC電源装置

 

ステップ 3 電源コードのもう一方の端を、AC電源コンセントに接続します。両方の電源装置を使用する場合は、各装置を別々のコンセントに接続してください。

ステップ 4 電源スイッチをONの位置にします。

ステップ 5 前面パネルの電源装置LEDを調べ、電源装置の動作状態を確認します。

電源装置とファンが正常に稼働すると、PS1またはPS2 LEDがグリーンに点灯します。

電源装置が正常に稼働しない場合は、PS1またはPS2 LEDがレッドに点灯します。電源装置が接続されているのにスイッチがオフになっている可能性があります。または電源装置に欠陥がありスイッチにDC電源を提供していません。ファンに欠陥がある可能性もあります。

電源装置が設定されていないと、PS1またはPS2 LEDは消灯したままです。

電源装置とシステムの状態を表示するには、システムのコンソールから、show powerコマンドを入力します。このコマンドの詳細は、『Command Reference』を参照してください。

LEDまたはshow powerコマンドの出力によって電源装置または他のシステムの問題が示された場合は、トラブルシューティング情報について、「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。


 

Catalyst 4948-10GEスイッチへのDC電源の接続

次の手順および警告に従って、Catalyst 4948-10GEスイッチにDC電源を接続します。


警告 以下の作業を行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認します。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。



警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に適合するように設置する必要があります。



警告 DC電源端子に危険な電圧またはエネルギーがかかっていることがあります。端子を使用していないときは必ずカバーを元の場所に戻してください。カバーが取り付けられているときは、絶縁されていないコンダクタに接触させないようにしてください。



注意 このシステムへのDC戻り接続は、システムのフレームおよびシャーシ(DC-I)から切り離されたままです。


注意 この装置は建物内の配線のみへの接続に適しています。


ステップ 1 電源装置を電源に接続する前に、「設置場所の準備」に記載されている設置場所の電力要件およびアース要件がすべて満たされているかどうかを確認してください。

ステップ 2 電源端子から安全カバーを取り外します。

ステップ 3 アース端子を接地します。「DCアースの要件」も参照してください。

図 3-6 DC電源装置

 

ステップ 4 No.2プラスドライバを使用してプラスおよびマイナスの電源コードを電源装置に接続します。

ステップ 5 電源端子の安全カバーを元の場所に戻します。

ステップ 6 電源コードのもう一方の端を、DC電源コンセントに接続します。両方の電源装置を使用する場合は、各装置を別々のコンセントに接続してください。


) DC電源コードはAWG No.10からAWG No.12ワイヤーを使用できます。


ステップ 7 電源をオンにします。DC電源にはオン/オフ スイッチはありません。

ステップ 8 前面パネルの電源装置LEDを調べ、電源装置の動作状態を確認します。

電源装置が正常に稼働すると、PS1またはPS2 LEDがグリーンに点灯します。

電源装置が正常に稼働しない場合は、PS1またはPS2 LEDがレッドに点灯します。

電源装置が電源に接続されていないと、PS1またはPS2 LEDは消灯したままです。

電源装置とシステムの状態を表示するには、システムのコンソールから、show powerコマンドを入力します。このコマンドの詳細は、『Command Reference』を参照してください。

LEDまたはshow powerコマンドの出力によって電源装置または他のシステムの問題が示された場合は、トラブルシューティング情報について、「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。