Catalyst 4500 シリーズ スイッチ Cisco IOS ソフト ウェア コンフィギュレーション ガイド
MIB サポートの設定
MIB サポートの設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/05/11 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

MIB サポートの設定

Cisco IOS リリースの MIB サポートの判断

Cisco IOS MIB ツールの使用

MIB のダウンロードおよびコンパイル

MIB を扱う際の考慮事項

MIB のダウンロード

MIB のコンパイル

SNMP サポートのイネーブル化

MIB サポートの設定

この章では、Cisco 4500 シリーズ スイッチに SNMP および MIB サポートを設定する方法について説明します。ここでは、次の内容について説明します。

「Cisco IOS リリースの MIB サポートの判断」

「Cisco IOS MIB ツールの使用」

「MIB のダウンロードおよびコンパイル」

「SNMP サポートのイネーブル化」

Cisco IOS リリースの MIB サポートの判断

Cisco 4500 シリーズ スイッチで動作する Cisco IOS リリースに含まれている MIB を調べるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の URL の Cisco MIB サポート ページにアクセスします。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

ステップ 2 [Cisco Access Products] で [Cisco 4500 switch] を選択すると、Cisco 4500 スイッチでサポートされる MIB のリストが表示されます。

ステップ 3 リスト内をスクロールして目的のリリースを探します。


 

Cisco IOS MIB ツールの使用

ここでは、Cisco MIB ツール ページにアクセスする方法について説明します。MIB Locator を使用すると、Cisco IOS ソフトウェア リリースの MIB がわかります。MIB の一般情報、SNMP Object Navigator を使用して SNMP Object Identifier(OID; オブジェクト ID)を SNMP 名に変換する方法、および Cisco MIB をロードする方法もわかります。

Cisco IOS MIB ツールのサイトには次の手順でアクセスできます。


ステップ 1 次の URL の Cisco Products and Services ページにアクセスします。

http://tools.cisco.com/ITDIT/MIBS/servlet/index

ステップ 2 [MIB Locator] をクリックしてアプリケーションを起動します。MIB Locator を使用して MIB を探すには、3 つの方法があります。

[MIB Locator] ページを利用する方法

a. ドロップダウン メニューをクリックし、目的の Cisco IOS ソフトウェア リリースを選択します。

b. [Platform Family] メニューに表示されたフィーチャ セット( CAT4500-SUP2-PLUS、CAT4500-SUP2-PLUS-TS、CAT4500-SUP3、CAT4500-SUP4、CAT4500-SUP5、CAT4500-SUP5-10gGE2、CAT4948 )から、適切なフィーチャ セットを選択します。最初にプラットフォームを選択すると、Cisco 4500 シリーズ スイッチに適用されるリリースおよびフィーチャ セットだけが表示されます。

c. [Feature Set] メニューで、[Service Provider W/VIP] を選択します。

ステップ 3 [MIB Locator] ページではイメージ名で検索できます。たとえば、次のように入力して [Submit] ボタンをクリックします。

c7200-js56i-mz.12.0-1
 

ステップ 4 [MIB Locator] ページでは、メニューに表示された MIB のリストから MIB を検索することもできます。MIB を選択することも、 Ctrl キーを押したままクリックすることによって複数の MIB を選択することもできます。そのあと、[Submit] ボタンをクリックします。


) MIB を選択したら、リンクおよび指示に従います。



 

MIB のダウンロードおよびコンパイル

次の項では、
Cisco 4500 シリーズ スイッチの MIB をダウンロードしてコンパイルする方法について説明します。

「MIB を扱う際の考慮事項」

「MIB のダウンロード」

「MIB のコンパイル」

MIB を扱う際の考慮事項

MIB を扱う際は次の点を考慮してください。

データタイプ定義のミスマッチ

データタイプ定義のミスマッチにより、コンパイラ エラーが発生したり警告メッセージが表示されることがあります。Cisco MIB データタイプ定義にはミスマッチはありませんが、一部の標準 RFC MIB にはミスマッチがあります。次に例を示します。

MIB A defines: SomeDatatype ::= INTEGER(0..100)
MIB B defines: SomeDatatype ::= INTEGER(1..50)
 

この例は小さなエラーと見なされ、MIB は警告メッセージが表示されますが正しくロードされます。

次の例は小さなエラーとは見なされず(どちらの定義も本質的に同じですが)、MIB は正しく解析されません。

MIB A defines: SomeDatatype ::= DisplayString
MIB B defines: SomeDatatype ::= OCTET STRING (SIZE(0..255))
 

MIB コンパイラがこれらをエラーとして扱う場合、または警告メッセージを消す場合は、定義が一致するようにこれと同じデータタイプを定義するいずれかの MIB を編集します。

MIB の多くは他の MIB から定義をインポートします。使用する管理アプリケーションに MIB をロードする必要があり、未定義オブジェクトに関する問題が発生する場合は、次の MIB を記載順にロードします。

SNMPv2-SMI.my
SNMPv2-TC.my
SNMPv2-MIB.my
RFC1213-MIB.my
IF-MIB.my
CISCO-SMI.my
CISCO-PRODUCTS-MIB.my
CISCO-TC.my

その他の情報や SNMP テクニカル ティップスを入手するには、[Locator] ページで [SNMP MIB Technical Tips] をクリックしてリンクをクリックするか、次の URL にアクセスします。

http://www.cisco.com/pcgi-bin/Support/browse/psp_view.plp=Internetworking:SNMP&s=Implementation_and_Configuration#Samples_and_Tips

MIB オブジェクトに割り当てられている SNMP OID のリストを入手するには、次の URL で [SNMP Object Navigator] をクリックし、リンクを参照します。

http://tools.cisco.com/ITDIT/MIBS/servlet/index


) MIB Locator にアクセスするには、Cisco CCO 名とパスワードが必要です。


Cisco MIB をダウンロードしてコンパイルする方法については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/477/SNMP/mibcompilers.html

MIB のダウンロード

システムに MIB がない場合は、次の手順でダウンロードします。


ステップ 1 前の項の考慮事項を参照してください(「MIB を扱う際の考慮事項」)。

ステップ 2 次の URL のどちらかにアクセスします。ダウンロードする MIB がない場合は、もう一方の URL にアクセスします。どちらにもない場合は、ステップ 5 の URL のどちらかにアクセスします。

ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/v2

ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/v1

ステップ 3 システムにダウンロードする MIB のリンクをクリックします。

ステップ 4 [File] > [Save] または [File] > [Save As] の順に選択し、システムに MIB を保存します。

ステップ 5 次の URL では、業界標準の MIB をダウンロードできます。

http://www.ietf.org

http://www.atmforum.com


 

MIB のコンパイル

Cisco 4500 シリーズ スイッチを SNMP ベースの管理アプリケーションと統合する場合は、そのプラットフォーム用に MIB をコンパイルする必要があります。たとえば、HP Open View を UNIX オペレーティング システム上で実行する場合は、Cisco 4500 シリーズ スイッチ MIB を HP Open View Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)でコンパイルする必要があります。手順については、NMS のマニュアルを参照してください。

SNMP サポートのイネーブル化

次に、Cisco 4500 シリーズ スイッチに SNMP サポートを設定する手順の概要について説明します。

SNMP コマンドの詳細については、次のシスコ マニュアルを参照してください。

次の URL でアクセスできる『 Cisco IOS Release 12.3 Configuration Fundamentals Configuration Guide 』の「Monitoring the Router and Network」の章

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/ffun_c/index.htm

次の URL でアクセスできる『 Cisco IOS Release 12.3 Configuration Fundamentals Command Reference 』の「Part 3: System Management Commands」の「Router and Network Configuration Commands」の項

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_2/security/command/reference/fsecur_r.html

Cisco 4500 シリーズ スイッチに SNMP サポートを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ルータの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用し、SNMP の基本設定を行います。これらの基本コンフィギュレーション コマンドは SNMPv2c に対して実行されます。SNMPv3 では SNMP ユーザおよびグループも設定する必要があります (コマンドおよび設定情報については、上記のマニュアルを参照してください)。

a. SNMP リード(read)コミュニティおよびリード/ライト(read/write)コミュニティを定義します。

Router (config)# snmp-server community Read_Only_Community_Name ro
Router (config)# snmp-server community Read_Write_Community_Name rw
 

b. SNMP ビューを設定します(他の SNMP ユーザ グループにアクセス可能にするオブジェクトの範囲を制限するため)。

Router (config)# snmp-server view view_name oid-tree {included | excluded}
 

ステップ 2 ルータから SNMP 通知を受信するホストを(IP アドレスで)指定します。

Router (config)# snmp-server host host
 

ステップ 3 ルータで通知を生成できるように設定します。キーワードを使用すると、生成するメッセージの数および種類を制限できます。

Router (config)# snmp-server enable traps [notification-type] [notification-option]
 

ステップ 4 (任意) Field Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)に関する SNMP 通知をルータで生成するように設定します。

Router (config)# snmp-server enable traps fru-ctrl
 

ステップ 5 (任意) 環境モニタリングに関する SNMP 通知をルータで生成するように設定します。

Router (config)# snmp-server enable traps envmon