Catalyst 4000 シリーズ インストレーション ガイド
FRUの取り外しおよび取り付け
FRUの取り外しおよび取り付け
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

FRUの取り外しおよび取り付け

電源装置の取り外しおよび取り付け

必要な工具

AC入力電源装置の取り外し

AC入力電源装置の取り付け

DC入力電源装置の取り外し

DC入力電源装置の取り付け

シャーシ ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け

必要な工具

ファン アセンブリの取り外し

ファン アセンブリの取り付け

インストレーションの確認

PEM

必要な工具

PEMの取り付け

外部電源シェルフおよび電源装置の取り付け

必要な工具

外部電源シェルフのラックへの設置

外部電源装置の取り付け

FRUの取り外しおよび取り付け


警告 システムの設置、操作、またはメンテナンスを行う前に、『Site Preparation and Safety Guide』を参照してください。このマニュアルには、システムを扱う前に理解しておく必要がある安全に関する重要事項が記載されています。


この章では、Catalyst 4000ファミリーのField-Replaceable Unit(FRU)の取り外しおよび取り付け手順を説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「電源装置の取り外しおよび取り付け」

「シャーシ ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け」

「PEM」

「外部電源シェルフおよび電源装置の取り付け」

スーパバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールの取り外しおよび取り付け手順については、『 Catalyst 4000 Family Module Installation Guide 』を参照してください。

電源装置の取り外しおよび取り付け

ここでは、Catalyst 4000シリーズ スイッチの400W AC入力電源装置、400W DC入力電源装置、および650W DC入力電源装置の取り外しおよび取り付け手順を説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。

「必要な工具」

「AC入力電源装置の取り外し」

「AC入力電源装置の取り付け」

「DC入力電源装置の取り外し」

「DC入力電源装置の取り付け」


警告 システムの稼働中はバックプレーンに電圧がかかっています。感電防止のため、電源装置ベイおよびバックプレーン周辺に手や指を触れないでください。


図 4-1図 4-2図 4-3に3種類の電源装置を示します。ご使用の電源装置と非脱落型ネジの場所を確認します。

図 4-1 400W AC入力電源装置

 

図 4-2 400W DC入力電源装置

 

図 4-3 650W DC入力電源装置

 

必要な工具

以下の手順を行うには、マイナスまたはプラスのドライバが必要です。

AC入力電源装置の取り外し

AC入力電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源コードを電源コンセントから取り外します。

ステップ 2 取り外す電源装置から、電源コードを外します。

ステップ 3 2本の非脱落型ネジ(図 4-1を参照)を緩めます。


注意 電源装置は必ず両手で持つようにしてください。

ステップ 4 片手で電源装置のハンドルを持ち、もう一方の手で電源装置の底面を支えます(図 4-4を参照)。

図 4-4 電源装置の取り扱い

 

ステップ 5 電源装置をベイから引き出し、安全な場所に置きます。


警告 ブランク前面パネルおよびカバー パネルには3つの重要な役割があります。
シャーシ内の危険な電圧および電流に触れるのを防ぐこと、他の機器を損傷する可能性のあるEMI(電磁波干渉)が外に出ないようにすること、シャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。カード、前面プレート、前面カバー、背面カバーをすべて取り付けるまではシステムを動作させないでください。


ステップ 6 電源装置ベイを空にしておく場合は、電源装置用フィラー プレートを取り付けます。2本のネジでフィラー プレートを取り付け、ドライバでネジを締めて固定してください。


 

AC入力電源装置の取り付け


) システムがアース接続されていることを確認してください。アース接続の手順については、「システムのアース接続」を参照してください。


AC入力電源装置を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 取り付ける電源装置の電源コードがコンセントに接続されていないこと、電源装置から電源コードが取り外されていることを確認します。

ステップ 2 電源装置用フィラー プレートから2本のネジを外します。

ステップ 3 電源装置用フィラー プレートを取り外し、安全な場所に置きます。


注意 電源装置は必ず両手で持つようにしてください。

ステップ 4 片手で電源装置のハンドルを持ち、もう一方の手で電源装置の底面を支えます(図 4-4を参照)。

ステップ 5 電源装置を電源装置ベイに挿入し、奥まで滑り込ませます。

ステップ 6 AC入力電源装置の前面パネルにある非脱落型ネジをドライバで締めます
図 4-1を参照)。

ステップ 7 電源装置を電源に接続する前に、『 Site Preparation and Safety Guide 』に記載されている設置場所の電力要件およびアース要件がすべて満たされているかどうかを確認してください。

ステップ 8 電源装置に電源コードを接続します。

ステップ 9 電源コードのもう一方の端を、AC入力電源コンセントに接続します。


注意 複数の電源装置が搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別のAC電源に接続してください。1つの電源に障害が起きても、別の電源が使用可能であれば、各電源装置を過電流から最大限に保護することができます。

ステップ 10 電源装置の前面パネルLEDで、電源装置の動作を調べます。

GOOD LEDがグリーンに点灯していれば正常です。

FAIL LEDが消灯していれば正常です。

ステップ 11 システム コンソールにshow systemコマンドを入力して、電源装置とシステムのステータスを確認します。コマンドの詳細については、各スイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

ステップ 12 LEDまたはshow systemコマンドが、電源の問題または他のシステム異常を示した場合には、第5章「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。


 

DC入力電源装置の取り外し


警告 次の手順を実行する前に、DC回路に電気が流れていないことを確認してください。すべての電源を確実に切断するには、分電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカを特定し、オフの位置に切り替えて、スイッチ ハンドルをオフの位置にテープで固定します。


DC入力電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 取り外す電源装置のDC回路と接続されている電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 端子ブロックからDC入力導線を外します。最後にアース線を外します。


警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に切断します。


ステップ 3 ドライバを使用し、電源装置上の非脱落型ネジを緩めて外します(図 4-2を参照)。


注意 電源装置は必ず両手で持つようにしてください。

ステップ 4 片手で電源装置のハンドルを持ち、もう一方の手で電源装置の底面を支え、電源装置ベイからゆっくり引き出します(図 4-4を参照)。


警告 ブランク前面パネルおよびカバー パネルには3つの重要な役割があります。
シャーシ内の危険な電圧および電流に触れるのを防ぐこと、他の機器を損傷する可能性のあるEMI(電磁波干渉)が外に出ないようにすること、シャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。カード、前面プレート、前面カバー、背面カバーをすべて取り付けるまではシステムを動作させないでください。


ステップ 5 電源装置ベイを空にしておく場合は、電源装置用フィラー プレートを取り付けて、ネジで固定します。フィラー プレートは、シャーシ内部を埃から守り、誤ってベイの奥の電圧に触れる危険性を防ぐために必要です。


 

DC入力電源装置の取り付け


警告 アース線または電源コードの取り付けや取り外しを行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認してください。すべての電源を確実に切断するには、分電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカを特定し、オフの位置に切り替えて、スイッチ ハンドルをオフの位置にテープで固定します。



) 端子ブロックの配線には小型のマイナス ドライバが必要です。



) システムがアース接続されていることを確認してください。アース接続の手順については、「システムのアース接続」を参照してください。


DC入力電源の取り付け、電源接続、動作確認の手順は、次のとおりです。


ステップ 1 取り付ける電源装置のDC回路と接続されている電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 片手で電源装置のハンドルを持ち、もう一方の手で電源装置の底面を支え、電源装置ベイにゆっくりと挿入します(図 4-4を参照)。

ステップ 3 ドライバを使用し、電源装置上の非脱落型ネジを締めます(図 4-2を参照)。

ステップ 4 入力導線の端から被覆を約0.2インチ(5 mm)はがし、小型のマイナス ドライバを使用して、入力端子ブロックに取り付けます。

ステップ 5 DC入力導線をDC入力電源装置のコネクタに接続します。

ステップ 6 端子ブロックにDC入力線を接続します。アースとアース、プラスとプラス、マイナスとマイナスの順に接続してください。


警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に切断します。


ステップ 7 電源装置を電源に接続する前に、『 Site Preparation and Safety Guide 』に記載されている設置場所の電力要件およびアース要件がすべて満たされているかどうかを確認してください。

ステップ 8 電源コードのもう一方の端を、DC入力電源に接続します。


注意 複数の電源装置が搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別のDC電源に接続してください。1つの電源に障害が起きても、別の電源が使用可能であれば、各電源装置を過電流から最大限に保護することができます。

ステップ 9 電源装置の前面パネルLEDで、電源装置の動作を調べます。

GOOD LEDがグリーンに点灯していれば正常です。

FAIL LEDが消灯していれば正常です。

ステップ 10 システム コンソールにshow systemコマンドを入力して、電源装置とシステムのステータスを確認します。コマンドの詳細については、各スイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

ステップ 11 LEDまたはshow systemコマンドが、電源の問題または他のシステム異常を示した場合には、第5章「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。


 

シャーシ ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け

ここでは、Catalyst 4003 and 4006 switchesのシャーシ ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け手順を説明します(Catalyst 4003のファン アセンブリは図 4-5、Catalyst 4006のファン アセンブリは図 4-6を参照)。

図 4-5 Catalyst 4003システムのファン アセンブリ

 

図 4-6 Catalyst 4006システムのファン アセンブリ

 

必要な工具

以下の手順を行うには、プラス ドライバが必要です。

ファン アセンブリの取り外し


注意 ファン アセンブリを取り外した状態、またはファンが正常に作動しない状態で、長時間システムを稼働させることは絶対に避けてください。過熱状態になった場合、機器に致命的な損傷が生じる原因になります。

シャーシ ファン アセンブリを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ファン センブリについている2本の非脱落型ネジを、左に回して緩めます。


警告 ファン トレイを取り外す際には、回転しているファン ブレードに手や指を近づけないでください。ファン ブレードが完全に止まってからファン トレイを取り外すようにしてください。


ステップ 2 両手でファン アセンブリを持って、外側に引き出します。必要な場合には、ファン アセンブリを上下にゆっくり動かして、バックプレーンから取り外します。ファン アセンブリをシャーシから完全に取り外し、安全な場所に置きます。


 

ファン アセンブリの取り付け

新しいファン アセンブリを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ファンが右側に向くようにして、両手でファン アセンブリを持ちます。

ステップ 2 ファン アセンブリをファン アセンブリ ベイの位置に置きます。ファン アセンブリを少しだけ持ち上げ、上下のガイドに合わせてはめ込みます。

ステップ 3 2本の非脱落型ネジがシャーシに接触するまで、ファン アセンブリをシャーシ内に滑り込ませます。

ステップ 4 ドライバで2本の非脱落型ネジを右に回して、しっかり締めます。


 

インストレーションの確認


) ファンの作動を確認するには、シャーシの電源を入れる必要があります。


新しいファン アセンブリが正しく作動するかどうかを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ファンの音を聞きます。作動音がすぐに聞こえるはずです。聞こえない場合は、ファン アセンブリがシャーシ内に完全に挿入され、ファンの前面プレートがスイッチの背面パネルと水平になっているかどうか確認してください。

ステップ 2 数回試してもファンが作動しない場合、または取り付け時に問題があった場合(非脱落型ネジがシャーシの穴に合わないなど)には、購入された代理店に連絡してください。


 

PEM

PEM(パワー エントリ モジュール)(図 4-7を参照)を使用することにより、
Catalyst 4006スイッチを-48Vの外部電源装置に接続できます。PEMはCatalyst 4006スイッチ シャーシの前面パネルに取り付けます。


) PEMは外部電源システムにおいて単独の障害発生源にならないように作られています。ヒューズおよび冗長回路により、1台の電源装置が故障しても、他の電源装置の故障につながることはありません。


図 4-7 PEM

 

必要な工具

以下の手順を行うには、プラス ドライバが必要です。

PEMの取り付け


注意 -48Vの外部電源装置の取り付けおよびPEMへの接続を行う前に、必ず、-48Vの外部電源装置を電源から切断しておいてください。

Catalyst 4006スイッチのシャーシにPEMを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 マイナス ドライバでPEMのパネルにある2本の非脱落型ネジを緩めます。


) PEMのパネルは、今後、PEMを取り外す場合に備えて保管しておいてください。


ステップ 2 PEMをスロットに静かに差し込みます。PEM背面の14ピン コネクタがシャーシに適切に装着されるように、位置を合わせてください(図 4-8を参照)。

図 4-8 PEMをスロットに差し込む

 

ステップ 3 PEM前面パネルの2本の非脱落型ネジを締め、Catalyst 4006スイッチの前面パネルに固定します。

ステップ 4 -48Vの外部電源装置をPEMに接続します。

ステップ 5 -48Vの外部電源装置を電源に接続します。


 

外部電源シェルフおよび電源装置の取り付け

外部電源装置(図 4-9を参照)により、Catalyst 4006スイッチ シャーシで音声電源対応のスイッチング モジュールを動作させることができます。外部電源装置は、単相、AC-DC、1050W、-52V出力の電源装置です。外部電源装置は、標準の装置ラックに収まる外部電源シェルフ(図 4-10)に搭載します。外部電源シェルフには最大3台の外部電源装置を搭載できます。

図 4-9 外部電源装置

 

図 4-10 外部電源シェルフ

 


) 外部電源装置を使用する場合は、先にPEMを取り付けておく必要があります。
PEMを取り付けていない場合には、「PEM」を参照してください。


必要な工具

以下の手順を行うには、次の工具が必要です。

12-24×3/4インチのネジ

巻き尺

水準器

外部電源シェルフのラックへの設置


) すべての電源コードをPEMおよび電源コンセントに接続できるように、外部電源シェルフはCatalyst 4006スイッチの近くに設置する必要があります。外部電源シェルフはCatalyst 4006スイッチのすぐ上、または隣り合わせのラックに搭載することを推奨します。


次の手順で、外部電源シェルフを装置ラックに搭載してください。


ステップ 1 L型ブラケットの穴を装置ラックの穴の位置に合わせます。

ステップ 2 4本(各側2本)の12-24×3/4インチ ネジをL型ブラケットの横長の穴に通し、ラック支柱の穴に固定します(図 4-11を参照)。

図 4-11 外部電源シェルフをラックに取り付ける

 

ステップ 3 巻き尺と水準器を使用して、外部電源シェルフがまっすぐ水平に取り付けられていることを確認します。


 

外部電源装置の取り付け

外部電源シェルフが装置ラックに搭載されていれば、シャーシに外部電源装置を取り付けることができます。外部電源シェルフを搭載していない場合には、「外部電源シェルフのラックへの設置」を参照してください。

次の手順で、外部電源装置を取り付けます。


ステップ 1 外部電源装置が、電源コンセントにもPEMにも接続されていないことを確認します。

ステップ 2 外部電源装置の上部左右にある取り付け板のネジを緩め、取り付け板を下げます(図 4-12を参照)。

図 4-12 外部電源装置の取り付け板

 

ステップ 3 両手で外部電源装置を持ち、一方の手でその底面を支えるようにします(図 4-13を参照)。

図 4-13 外部電源装置の取り扱い

 


注意 外部電源装置は必ず両手で持つようにしてください。

ステップ 4 外部電源装置を外部電源シェルフ ベイの奥まで挿入し、取り付け板と外部電源シェルフ上部の細長い穴を合わせます。

 

ステップ 5 左右の取り付け板を押し上げ、外部電源シェルフの細長い穴に上端を差し込んで、ドライバで各取り付け板の2本のネジを締めます(図 4-14を参照)。

図 4-14 取り付け板の締め方

 

ステップ 6 外部電源装置を電源に接続する前に、『 Site Preparation and Safety Guide 』に記載されている設置場所の電力要件およびアース要件がすべて満たされているかどうかを確認します。

ステップ 7 2ピンMolexコードの一方を外部電源装置に差し込みます(図 4-15を参照)。

図 4-15 外部電源装置とPEMの接続

 

ステップ 8 2ピンMolexコードの反対側をPEMに接続します。


) 1台のPEMに最大3台の外部電源装置を接続できます。


ステップ 9 IEC電源コードを外部電源装置に差し込みます(図 4-16を参照)。

図 4-16 電源コードの接続

 


注意 複数の外部電源装置が搭載されているシステムでは、各外部電源装置をそれぞれ別のAC電源に接続してください。1つの電源に障害が起きても、別の電源が使用可能であれば、各電源装置を過電流から最大限に保護することができます。

ステップ 10 IEC電源コードのもう一方の端を、AC入力電源コンセントに接続します。

ステップ 11 電源装置の前面パネルLEDで、外部電源装置の動作を確認します。

INPUT OK LEDが点灯していれば正常です。

OUTPUT OK LEDが点灯していれば正常です。

ステップ 12 show systemコマンドを入力して、システム コンソールから外部電源装置とシステムのステータスを確認します。コマンドの詳細については、各スイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

ステップ 13 LEDまたはshow systemコマンドが、電源の問題または他のシステム異常を示した場合には、第5章「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。